JP2003134275A - 記録装置およびそれを用いたファクシミリ装置 - Google Patents

記録装置およびそれを用いたファクシミリ装置

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JP2003134275A
JP2003134275A JP2001331205A JP2001331205A JP2003134275A JP 2003134275 A JP2003134275 A JP 2003134275A JP 2001331205 A JP2001331205 A JP 2001331205A JP 2001331205 A JP2001331205 A JP 2001331205A JP 2003134275 A JP2003134275 A JP 2003134275A
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Yukito Nishio
幸人 西尾
Yoshihiko Kunoki
佳彦 久軒
Norifumi Sugimura
憲史 杉村
Takeshi Arai
健 荒井
Hideyuki Ko
英幸 廣
Ryuichi Nakajima
竜一 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像情報が記録された複数の記録用紙の
仕分けを容易に行うことができる記録装置を提供する。 【解決手段】 記録装置は、通信回線に接続され、画像
情報をアドレス情報とともに受信する受信部と、受信さ
れた画像情報を記録用紙に記録する記録部と、前記アド
レス情報に対応する識別子を受信された画像情報ととも
に記録用紙に記録するマーキング部とを備え、マーキン
グ部が、予め設定された複数のアドレス情報および各ア
ドレス情報に対応するそれぞれの識別子を格納する格納
部と、受信したアドレス情報に対応する識別子を格納部
から読み出し、読み出された識別子を記録部によって記
録用紙に記録させる制御部とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置およびそ
れを用いたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連する従来技術として、特開
平8−37565号公報には、受信された画像情報を記
録用紙に記録する記録手段と、一通信中はこの記録手段
により記録が行われる記録用紙端部のほぼ同一位置にマ
ーキングを行うマーキング手段と、このマーキング手段
に対し一通信毎にマーキング位置を違える指示を出力す
るマーキング指示手段とを具備し、前記マーキング手段
によりマーキングされる記録用紙の端部は記録用紙の長
手方向であることを特徴とするファクシミリ装置が提示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ファクシミリ
装置は、画像情報を受信してこれを記録用紙に記録し、
この後、画像情報が記録された記録用紙を排紙トレイ上
に排出し、順次これを積載していくようになっている。
受信者は通常、積載されたこれらの記録用紙を排紙トレ
イから取り出し、通信毎に整理する。受信者が不在の間
に異なった複数の通信情報を受信したような場合には、
排紙トレイに積載されたこれらの記録用紙を通信内容に
応じて、例えば、送信元毎にあるいは送信先の部署毎に
仕分けが行われる。
【0004】近年、ファクシミリ通信は高速化され、一
定時間内に行われる通信回数は増大する傾向にある。こ
の結果、異なった複数の通信情報を記録した記録用紙が
次々と多量に積載されてしまう可能性が高くなり、仕分
け作業に要する労力が増大しつつある。特に、夜間のよ
うに受信者が長時間にわたって不在となる場合には、大
量の記録用紙が排紙トレイ上に溜まり、仕分け作業はさ
らに労力を要するものとなっている。
【0005】この発明は上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、画像情報が記録された複数の記録用紙の仕分
けを容易に行うことができる記録装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、通信
回線に接続され、画像情報をアドレス情報とともに受信
する受信部と、受信された画像情報を記録用紙に記録す
る記録部と、前記アドレス情報に対応する識別子を受信
された画像情報とともに記録用紙に記録するマーキング
部とを備え、マーキング部が、予め設定された複数のア
ドレス情報および各アドレス情報に対応するそれぞれの
識別子を格納する格納部と、受信したアドレス情報に対
応する識別子を格納部から読み出し、読み出された識別
子を記録部によって記録用紙に記録させる制御部とから
なる記録装置が提供される。
【0007】すなわち、受信したアドレス情報に対応す
る識別子を格納部から読み出し、読み出された識別子を
記録部によって記録用紙に記録させるので、受信した画
像情報の仕分けが目視により簡単に行えるとともに、識
別子を記録するマーキング手段を画像情報を記録する記
録部と別途に設ける必要がない。したがって、仕分け作
業が容易に行えるとともに装置の構成が簡略化される。
また、記録用紙上の任意の位置に識別子を記録すること
ができるとともに、複数の種類の識別子を記録すること
ができるので、多数の仕分けが必要な状況でもその状況
に応じて容易に対応することができる。
【0008】この発明における通信回線としては、公衆
交換回線網やGPSやPHSなどに用いられる情報回線
網および構内情報回線網が挙げられる。この発明の記録
装置としては、前記通信回線に接続され画像情報をアド
レス情報とともに送信する送信部を加えてなるファクシ
ミリ装置や前記通信回線を介してパーソナルコンピュー
タに接続されたプリンタ装置に用いることができる。上
記のファクシミリ装置としては、プリンタ機能およびコ
ピー機能を備えた多機能ファクシミリ装置が挙げられ
る。上記のプリンタ装置としては、通信回線上で共有し
て使用するプリンタ装置や上記の多機能ファクシミリ装
置が挙げられる。
【0009】この発明における画像情報としては、複数
の画素によって表現され、上記の通信回線で伝送が可能
な文字情報および図形情報を意味する。この発明におけ
るアドレス情報は、上記の通信回線を介して送られる送
信元アドレスおよび/または送信先アドレスであり、具
体的には、発呼者番号通知サービスによる発呼者番号
や、スキャナ(アドレス情報読取部)によって読み取ら
れる送信元IDあるいは送信先IDが挙げられる。この
発明における格納部としては、ROM、RAM、ハード
ディスク、フレキシブルディスク等の記憶素子や記憶媒
体が用いられる。
【0010】この発明における記録用紙としては、PP
C印刷用紙や感熱紙等が挙げられる。この発明における
記録部としては、インクジェット式の印字ヘッドや感熱
式の印字ヘッド等が挙げられる。この発明におけるマー
キング部は、画像情報を記録する記録部を用いて識別子
の記録を行う。したがって、上記の印字ヘッドを記録部
と共用することになる。印字ヘッドが、異なる色のイン
クを収容するそれぞれのタンクと、これらのタンクに収
容されたインクを吐出するそれぞれのノズルとを有する
印字ヘッドからなる構成であれば、ノズルから複数のカ
ラーインクを選択的に吐出させることにより、色の異な
る識別子を構成することができる。
【0011】この発明における識別子とは、受信後に多
数枚重なった記録用紙をアドレス情報に対応して1通信
ごとに容易に仕分けすることができるように、画像情報
とともに記録部によって上記の記録用紙上に記録される
仕分け用の符号(マーク)を意味する。識別子として
は、1つの単純図形または単純文字を構成単位とし、前
記構成単位の記録用紙上における記録位置、色および数
量またはこれらの組み合わせによって互いに異なるもの
が挙げられる。単純図形または単純文字としては、円
形、楕円形、三角形、四角形等の図形(輪郭線のみの図
形およびこれらの内側を塗りつぶした図形を含む)や、
画像情報に含まれる文字とは異なる大きさあるいは書体
の、平仮名、片仮名、アルファベット等の文字が挙げら
れる。このように、単純で見分けが容易な識別子を用
い、記録位置、色および数量を組み合わせることによっ
て多数の仕分けが可能になる。また、新たに仕分けを追
加する際にも迅速な対応が可能になる。
【0012】制御部が、識別子を記録用紙の表側の外縁
部に記録させるので、受信した画像情報の仕分けが目視
により簡単に行える。記録用紙の表の外縁部とは、記録
用紙の進行方向(記録部が印字ヘッドの場合は、印字ヘ
ッドの副走査方向)の記録用紙の先端部領域あるいは両
端部領域を意味する。つまり、識別子は、画像情報が記
録される記録領域から離れた位置に記録され、かつ記録
用紙上において画像情報と顕著な差異を有するマークと
して構成することにより、各通信ごとに記録用紙を容易
に仕分けることができる。
【0013】マーキング部が、外部からの操作によって
入力される識別子を設定し、設定された識別子を記録部
によって記録用紙に記録させる設定入力部をさらに具備
してなるので、仕分けの際に識別子を新たに追加したり
変更したりすることができる。特に、記録装置が通信回
線上で共有して使用するプリンタ装置の場合、記録用紙
に記録される識別子の記録位置、色および数量またはこ
れらの組み合わせや記録時の設定条件等をドライバー上
で指定できるので、上記の設定を行うことによって自分
の指定した画像情報が記録された記録用紙をそれ以外の
記録された記録用紙と容易に識別することができる。
【0014】この発明では、前記の記録用紙の仕分けを
容易にするために、以下のような形態の記録時の識別子
の設定条件を設けることができる。すなわち、記録部が
画像情報を複数の記録用紙に連続して記録する際、
(1)これらの連続する記録用紙の所定枚数毎に識別子
を記録させる、(2)これらの連続する記録用紙どうし
の境界で、両記録用紙にわたって識別子を記録させる、
(3)これらの連続する記録用紙の1枚ずつまたは所定
枚数毎に識別子を略等間隔でずらせて記録させる。
【0015】また、記録部が1つの通信分の画像情報を
複数の記録用紙に連続して記録する際、制御部は、これ
らの連続する記録用紙のそれぞれに、または先頭頁と最
終頁のみに識別子を記録させる。さらに、記録部が複数
の通信分の画像情報を複数の記録用紙に連続して記録す
る際、制御部は、第1の通信に係る連続する記録用紙の
最終頁と第2の通信に係る連続する記録用紙の先頭頁と
の境界で、これら両頁にわたって識別子を記録させる。
【0016】前記した所定枚数毎に識別子を略等間隔で
ずらせて記録させる場合は、1つの通信分の画像情報が
記録される記録用紙の枚数に応じて、識別子の間隔を設
定することができる。このような構成により、記録装置
がプリンタ装置であって、複数部の印字を行う場合に
は、現在の印字進行状態が印字すべき印字部数のどこま
で終了しているかを簡単かつ明瞭に知ることができる。
さらに、上記のような識別子の設定条件を設けることに
より、前記の記録用紙の仕分けをアドレス情報毎にある
いは通信毎に容易に行うことができるようになる。
【0017】なお、設定入力部では、予め設定されて格
納部に格納されたアドレス情報に対応する識別子を記録
用紙に記録させるか、あるいは新たに追加したり変更し
たりした識別子を記録用紙に記録させるかが、外部から
の入力操作によって決定される。
【0018】識別子の色が黄色であれば、画像情報を白
黒複写する際に黄色の記録された領域は複写されないの
で、この識別子を複写した記録用紙上に表示させないよ
うにすることができる。制御部は、画像情報の記録に先
立って識別子を記録用紙に記録させることにより、識別
子が記録用紙に最初に記録されるので、識別子のインク
が乾きやすい。したがって、識別子を記録したインクが
仕分け作業者に付着するのを防止できる。
【0019】マーキング部は、印字ヘッドが記録領域に
画像情報を記録する際に吐出するインクの吐出量よりも
多量のインクを、記録用紙の端縁部に吐出して識別子を
記録させるので、複数枚の記録用紙が積載され、その最
上位の記録用紙に上記の識別子を記録させる場合、記録
用紙の外縁部からその外側の端縁部にかけてインクで滲
んだ識別子が形成されるので、これらの記録用紙のサイ
ドから識別子を認識できるようになる。
【0020】マーキング部は、受信されたアドレス情報
を光学的に読み取るアドレス情報読取部をさらに備え、
制御部は、アドレス情報読取部によって読み取られたア
ドレス情報に対応する識別子を格納部から読み出し、読
み出された識別子を記録部によって記録用紙に記録させ
るので、送信元のみならず送信先のアドレス情報をも読
み取ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
てこの発明の実施の形態を説明する。これによってこの
発明が限定されるものではない。
【0022】図1は、この発明による記録装置の実施例
としてのファクシミリ装置の制御系のブロック図であ
る。なお、このファクシミリ装置は、装置機能としてグ
ループ3ファクシミリ装置機能、プリンタ機能および複
写機能を備えたものである。
【0023】同図において、制御部101は、このファ
クシミリ装置の各部の制御処理、およびマーキング機能
(後述)を含むファクシミリ伝送制御手順処理を行うも
のであり、システムメモリ102は、制御部101が実
行する制御処理プログラムと、このプログラムを実行す
るときに必要な各種データなどを記憶するとともに、制
御部101のワークエリアを構成する。スキャナ部10
3は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのもので
ある。
【0024】印字部104は、給紙部120により供給
される用紙に所定の解像度で画像を記録出力するための
ものであり、図2に示すように、黒(K)インクを吐出
する黒インクヘッド141と、マゼンダ(M)、黄
(Y)、シアン(C)からなるカラーインクを吐出する
カラーインクヘッド142とを備える。これらのヘッド
141および142は、それぞれが図示しないキャリッ
ジに搭載され、図2中の矢印方向に移動される。
【0025】操作表示部105は、このファクシミリ装
置を操作するためのもので、各種の操作キーおよび各種
の表示器からなる。符号化復号化部106は、画像デー
タを符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画
像データを元の画像データに復号化するためのものであ
り、画像メモリ107は、符号化圧縮された状態の画像
データを多数記憶するためのものである。グループ3フ
ァクシミリモデム108は、グループ3ファクシミリの
モデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号
をやりとりするための低速モデム機能および、おもに画
情報をやりとりするための高速モデム機能を備えてい
る。
【0026】マーキングメモリ119は、アドレス情報
に対応する識別子とその記録形態(以下、マーキングと
称する)をテーブル上で任意に設定し、記憶するための
マーキングプログラムを格納するRAMを備えている。
マーキングプログラムは、操作表示部105での入力操
作に基づいてマーキングメモリ119から呼び出され、
制御部101の制御処理プログラムによって実行され
る。マーキングの設定変更は操作表示部105での入力
操作により可能である。
【0027】網制御装置109は、このファクシミリ装
置を公衆電話回線網に接続するためのものであり、アド
レス情報を認識して発着信を行う自動発着信機能を備え
ている。また、画像処理部110は、スキャナ部103
で読み取った原稿画像データおよび符号化復号化部10
6で復号化された画像データと、網制御装置109で認
識されたアドレス情報とに所定の処理を施し、印刷用画
像データに変換する。
【0028】制御部101、システムメモリ102、ス
キャナ部103、印字部104、操作表示部105、符
号化復号化部106、画像メモリ107、ファクシミリ
モデム108、網制御装置109、画像処理部110、
マーキングメモリ119および給紙部120は、システ
ムバス111に接続されており、これらの各要素間での
データのやりとりは、主としてこのシステムバス111
を介して行われている。また、網制御装置109とファ
クシミリモデム108との間のデータのやりとりは、直
接行われる。
【0029】次に、このファクシミリ装置における通信
手順を図3を用いて説明する。まず、発呼側からデータ
を送信する場合、被呼側は、CNG(コーリングトー
ン)を検出すると、CED(被呼局識別信号)を送出
し、続いて、NSF(非標準機能信号)、CIS(被呼
端末識別信号)、DIS(ディジタル識別信号)を送出
する。
【0030】次に、これらの信号に対して、NSS(非
標準機能設定信号)、TIS(送信端末識別信号)、D
CS(ディジタル命令信号)が送出されて来る。TIS
は、発呼者番号通知サービスに基づいて得られる。続い
て、被呼側は、TCF(トレーニングチェック信号)を
受けると、CFR(受信標準確認信号)を返信して、画
像データ(PIX)を受信する。ここでは、画像データ
を受信後に、MPS(マルチ頁信号)を受け、MCF
(メッセージ確認信号)を返信して、次頁(第2頁)の
画像データを受信する場合を示している。そして、EO
P(手順終了信号)を受け、すべての画像データを受信
したことを確認すれば、MCFを返信し、DCN(切断
命令信号)を受けて、通信を終了する。
【0031】図4は、このファクシミリ装置の本体の構
成を示す構成説明図である。同図において、本体100
の上面には透明なガラス製の原稿台1が配置されてお
り、本体100の内部においては原稿台1の下方に、ス
キャナ部103が配置されている。
【0032】スキャナ部103は、露光ランプ3,ミラ
ー4、5、6,レンズ7および光電変換素子8(以下C
CDという)を備え、露光ランプ3およびミラー4、
5、6を原稿台1の下面において、水平方向に往復運動
させて原稿台1の上面に載置された原稿の画像を露光ラ
ンプ3から照射された光によって露光走査する。
【0033】露光ランプ3による原稿の画像面からの反
射光は、ミラー4、5、6およびレンズ7を介してCC
D8の受光面に結像し、CCD8は受光面における受光
量に応じた信号を出力する。このCCD8の出力信号
は、デジタルデータに変換された後に画像処理部110
(図1)において所定の処理が施され、印刷用画像デー
タとして出力される。
【0034】本体100の内部中央部には、感光体ドラ
ム22が矢印A方向に回転可能に支持されており、この
感光体ドラム22の周囲に、帯電器18,画像書き込み
ユニット16,現像装置23,転写器19およびクリー
ナー17が配置されて印字部104を構成している。
【0035】また、本体100の最下部には、記録用紙
P(以下、用紙Pと称する)をそれぞれ収納した給紙カ
セット25a,25bが装着されている。さらに、給紙
カセット25a,25bから作像部を経由して排紙トレ
イ24に至る給紙部120が形成されている。
【0036】給紙部120は、排紙経路29、反転経路
30、搬送ローラ15、切換爪11、排紙検知スイッチ
10、切断装置31、給紙ローラ21a,21b,搬送
ローラ14,レジストローラ20,定着ローラ13、排
紙ローラ9および手差しローラ26を備えている。な
お、給紙カセット25aと25bは、それぞれ用紙Pの
有無を検出する用紙検知センサ32a,32bを備え、
A4サイズ用紙とA3サイズ用紙とを収容している。
【0037】画像形成時において、矢印A方向に回転す
る感光体ドラム22の表面に対して、帯電器18が単一
極性の電荷を均一に付与した後、画像書き込みユニット
16が画像処理部110から出力された印刷用画像デー
タに基づいて変調した画像光を照射し、感光体ドラム2
2の表面に光導電作用による静電潜像を作成する。現像
装置23は感光体ドラム22の表面に現像剤を供給し、
静電潜像を現像剤画像に顕像化する。感光体ドラム22
の回転に先立って、給紙ローラ21a又は21bの回転
によって給紙カセット25a,25b内の用紙Pが、1
枚ずつ用紙搬送路内に給紙されており、給紙された用紙
Pは、搬送ローラ14により、レジストローラ20へ搬
送される。用紙Pは前端部をレジストローラ20に当接
させた状態で停止する。
【0038】レジストローラ20は、感光体ドラム22
と転写器19との間において、用紙Pの前端部が感光体
ドラム22の表面に担持された現像剤画像の前端に対向
するタイミングで回転を開始し、用紙Pを作像部に導
く。
【0039】転写器19は、感光体ドラム22に担持さ
れた現像剤画像を用紙Pの表面に転写し、クリーナー1
7は、感光体ドラム22の表面に残留したトナーを除去
する。現像剤画像が転写された用紙Pは、定着ローラ1
3を通過する間に加熱および加圧され、現像剤画像が溶
融して用紙Pの第1面(片面)に固着する。第1面に現
像剤画像を固着した用紙Pは、排紙ローラ9の回転によ
って排紙経路29を介して排紙トレイ24に排出される
ことで、ユーザへ片面に画像形成された印刷物を提供す
る。
【0040】なお、用紙Pは必要に応じて排出経路29
の切断装置31により切断される。また、ユーザが手差
しトレイ12を意図的に用いた場合には、手差しトレイ
12上に載置された用紙が手差しローラ26により給紙
され、前記の片面印字処理が行われる。さらに、定着ロ
ーラ13を通過した後、第1面に現像剤画像を固着した
用紙Pは、排紙ローラ9にその後端をニップした状態で
一端停止した後、用紙Pの第2面(裏面)にも画像形成
が可能である(この両面画像形成については説明を省略
する)。
【0041】このような構成を有するファクシミリ装置
が、受信側として機能する場合の動作を図5に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。図5において、着呼つま
りCNGが検出されると(ステップS1)、図2に示す
手順で受信処理が行われる(ステップS2)。この時、
受信された符号化圧縮画像データは画像メモリ107に
格納された後、符号化復号化部106によって画像デー
タに復号化され、さらに画像処理部110によって印刷
用画像データに変換される。受信処理が行われると、マ
ーキングプログラム制御部101の制御処理プログラム
によってマーキングプログラムの初期化が実行され、次
いで受信処理時に検出されたTIS(送信端末識別信
号)が、マーキングメモリ119に格納された識別子に
対応するアドレス情報であるか否かを判断する(ステッ
プS3〜S4)。
【0042】TISが、マーキングメモリ119に格納
された識別子に対応するアドレス情報であると判断した
場合は、このアドレス情報に対応する上記の識別子とそ
のマーキングをマーキングメモリ119から呼び出し、
上記のマーキングに従って記録される識別子を画像デー
タに付加する(ステップS5〜S6)。なお、上記のマ
ーキングに従って記録される識別子の位置は、用紙Pに
おける画像データの設定印字領域から離れた非印字領域
であり、ヘッドが移動して印字可能な領域である。次い
で、給紙カセット25a又は25bに受信サイズの用紙
Pが存在することが確認されると(ステップS7)、受
信サイズの用紙Pに印字処理が行われる(ステップS
8)。受信サイズの用紙Pが存在することが確認されな
いときは、画像あるいは音声によって、前記用紙Pの補
充が促される(ステップS9)。
【0043】ステップS4において、マーキングメモリ
119に格納された識別子に対応するアドレス情報がT
ISにはないと判断した場合は、ステップS10に移行
し登録外の識別子を付加するか否かを判断する。登録外
の識別子を付加すると判断した場合は、アドレス情報が
登録外の場合に付加されるように予め設定された識別子
とそのマーキングをマーキングメモリ119から呼び出
し、上記のマーキングに従って前記の登録外の識別子を
印字対象の画像データに付加する(ステップS5〜S
6)。一方、ステップS10において登録外の識別子を
付加しないと判断した場合は、ステップS7に移行す
る。
【0044】印刷用画像データが印字部104に供給さ
れ、画像書き込みユニット16,現像装置23,給紙部
120が前記のように作動し、最終頁の印刷が終了する
まで各頁の印刷が順次行われる(ステップS10)。
【0045】以下に、マーキングの実施の形態を図6〜
図16に基づいて説明する。図6は、受信したアドレス
情報に対応する識別子を用紙Pに記録する実施の一形態
を示す。この例では、記録する識別子は、送り元1〜5
のそれぞれに対応する1つの色、例えば、赤、黄・・緑
のインクが1色だけ用いられ、この1色のインクで塗り
つぶされた1つの丸印である。識別子の位置は、用紙P
の先端部または用紙Pの左右端部に近い、いずれも用紙
Pの表の外縁部である。なお、用紙Pに示した実線矢印
は用紙Pの搬送方向を示し、前記の印字ヘッド142
(図示しない)はこの搬送方向と直交する方向に移動さ
れる。したがって、用紙Pの先端側から後端側に向かっ
て印字ヘッド142による識別子Rおよび画像情報の印
字が行われる。
【0046】図7は、受信したアドレス情報に対応する
識別子を用紙Pに記録する実施の一形態を示す。この例
では、記録する識別子Rとして、送り元1〜5のそれぞ
れに対応する2色、例えば赤と緑、緑と青、・・青と赤
のインクが2色だけ用いられ、この2色のインクで塗り
つぶされた2つの丸印である。ここでは、1色のインク
で塗りつぶされた2つの丸印で、例えば、赤と赤、ある
いは緑と緑の丸印のように、同色の2つの丸印も識別子
に含まれる。識別子Rの位置は、用紙Pの先端部または
用紙Pの左右端部に近い、いずれも用紙Pの表の外縁部
であり、2つの丸印はともに用紙Pの表の外縁部に沿う
ように記録される。
【0047】図8は、このファクシミリ装置の操作表示
部105に配設された識別子の設定入力部を示す。この
設定入力部は、通信回線を介して接続された送信部から
送信される1通信分の画像情報を定形サイズの用紙Pの
複数枚にわたって記録する際に、外部からの入力による
識別子の設定を許容し、設定された識別子を印字ヘッド
141および142によって用紙Pに記録させることが
できる。図9〜図11は、上記の設定入力部からの入力
により設定される識別子のマーキングの実施の形態を示
す。
【0048】図8において、設定入力部は、識別子の
「色」、識別子の「位置」、識別子が記録される用紙P
の間隔を示す「部数毎」の各条件を設定する各入力操作
ボタン51と、「印字枚数」および入力操作ボタンによ
って設定された各条件を表示する条件表示部52と、条
件表示部52に表示された条件の決定またはキャンセル
等の入力を行う入力スイッチ53とを有する。
【0049】識別子の「色」は、例えば、図6に示した
ように、例えば、赤、黄・・緑の識別子を送り元1〜5
のそれぞれに対応させ、対応する送り元の番号を設定す
る入力操作ボタンである。識別子の「位置」は、例え
ば、図6に示したように、用紙Pの先端部または用紙P
の左右端部に近い、用紙Pの表の外縁部の複数の部位の
それぞれに対応させ、対応する送り元の番号を設定する
入力操作ボタンである。
【0050】例えば、入力操作ボタン51により、「印
字枚数」n、識別子の「色」赤、識別子の「位置」先端
部の右端部、「部数毎」1の各条件が設定され、条件表
示部52に表示された条件の決定の入力が入力スイッチ
53により行われると、図9に示すように、第1部〜第
n部の各用紙Pの表の先端部の右端部に、赤インクで塗
りつぶされた1つの丸印で識別子Rがそれぞれ記録され
る。
【0051】また、例えば、入力操作ボタン51によ
り、「印字枚数」4、識別子の「色」赤、識別子の「位
置」先端部の右端部〜先端部の左端部、「部数毎」4の
各条件が設定され、条件表示部52に表示された条件の
決定の入力が入力スイッチ53により行われると、図1
0に示すように、第1部〜第n部の各用紙Pの表の先端
部の右端部から先端部の左端部に向かって等間隔で、赤
インクで塗りつぶされた1つの丸印で識別子Rが順に記
録される。
【0052】さらに、例えば、入力操作ボタン51によ
り、「印字枚数」n、識別子の「色」赤、識別子の「位
置」先端部の右端部〜先端部の左端部、「部数毎」1の
各条件が設定され、条件表示部52に表示された条件の
決定の入力が入力スイッチ53により行われると、図1
1に示すように、第1部〜第n部のすべての用紙Pの表
の先端部の右端部から先端部の左端部に向かって等間隔
で、赤インクで塗りつぶされた1つの丸印で識別子が順
に記録される。
【0053】このファクシミリ装置における識別子のマ
ーキングの1つの形態を図12の側面図および図13の
平面図を用いて説明する。図12に示すように、印字ヘ
ッド142が1通信分の画像情報を定形サイズの用紙P
の複数枚にわたって記録する際に、1通信と2通信の境
界または1通信の1枚目と2枚目の境界に識別子Rのマ
ーキングを行うことができる。この例では、記録する識
別子Rは、送り元1〜5のそれぞれに対応する1色、例
えば、黄のインクが1色だけ用いられ、この1色のイン
クで塗りつぶされた1つの黄色丸印である。
【0054】識別子の「位置」は、例えば、図13に示
したように、用紙Pの先端部の右端部に近い、用紙Pの
表側の外縁部である。図12中の左方に示すように、画
像情報の印字では1か所に1滴のインクを吐出するが、
識別子Rの印字では1か所に複数滴のインクを吐出す
る。これにより、吐出されたインクは用紙Pの表側の外
縁部から用紙Pの側部に滲み出る。したがって、用紙P
の横方向から識別子Rを容易に確認でき仕分けが容易に
なる。
【0055】図14は、このファクシミリ装置における
識別子のマーキングの他の形態を示す。ここでは、印字
ヘッド142が1つの通信分の画像情報を複数の用紙P
に連続して記録する際、設定入力部から入力された設定
に基づいて、これらの記録用紙の所定枚数毎に識別子を
記録させ、かつ識別子Rが、1つの通信分の画像情報が
記録される用紙Pの枚数に応じて、用紙Pの表の外縁部
に略等間隔に記録される。このような構成により、この
ファクシミリ装置がプリンタモードで用いられ、複数部
の印字を行う場合には、現在の印字進行状態が印字すべ
き印字部数のどこまで終了しているかを迅速かつ簡単に
知ることが出来る。
【0056】図15は、このファクシミリ装置における
識別子のマーキングのさらに他の形態を示す。ここで
は、印字ヘッド142が、同一の送信元から送信された
複数の通信分の画像情報を、複数の用紙Pに連続して記
録する際、設定入力部から入力された設定に基づいて、
1つの通信分の画像情報が記録される用紙Pの1枚ずつ
に、識別子Rを用紙Pの表側の外縁部に少しずつ記録位
置をずらせながら記録される。このような構成により、
同一の送信元から送信された複数の通信分の画像情報を
通信毎に容易に仕分けることができる。
【0057】図16は、このファクシミリ装置における
識別子のマーキングのさらに他の形態を示す。ここで
は、印字ヘッド142が、同一の送信元から送信された
複数の通信分の画像情報を、複数の用紙Pに連続して記
録する際、設定入力部から入力された設定に基づいて、
第1の通信分の画像情報が記録される用紙Pの1枚ずつ
に、識別子Rを用紙Pの表の外縁部に同じ色(例えば、
赤)で記録される。次いで、第2の通信分の画像情報が
記録される用紙Pの1枚ずつに、第1の通信分から記録
位置をずらせて識別子Rを用紙Pの表側の外縁部に第1
の通信分と同じ色(赤)で記録する。このような構成に
より、同一の送信元から送信された複数の通信分の画像
情報を通信毎に容易に仕分けることができる。
【0058】図17は、このファクシミリ装置における
識別子のマーキングのさらに他の形態を示す。ここで
は、印字ヘッド142が、1つの通信分の画像情報を複
数の用紙Pに連続して記録する際、これらの連続する用
紙Pの境界で両用紙Pにわたって識別子Rを記録させる
ことができる。これにより、仕分けが容易になる。ま
た、複数の通信分の画像情報を複数の用紙Pに連続して
記録する際、識別子Rを第1の通信に係るこれら用紙P
の最終の記録用紙と、第2の通信に係るこれら記録用紙
の先頭の記録用紙との境界で両用紙Pにわたって識別子
Rを記録させることもできる。
【0059】なお、前記したそれぞれの識別子のマーキ
ングの形態において、識別子Rの色が黄色であれば、画
像情報を白黒複写する際に黄色の記録された領域は複写
されないので、この識別子Rを複写した用紙P上に表示
させないようにすることができる。また、識別子のマー
キングにカラーインク用の印字ヘッド142のみを用い
たが、黒インク用の印字ヘッド141を用いることがで
きる。
【0060】このファクシミリ装置では、スキャナ部1
03を、受信されたアドレス情報を光学的に読み取るア
ドレス情報読取部として用いることができるので、用紙
P上に表示されたアドレス情報をスキャナ部103によ
って読み取り、このアドレス情報に対応する識別子を格
納部から読み出し、読み出された識別子を印字ヘッド1
42によって用紙Pに記録させることができる。したが
って、送信元のみならず送信先のアドレス情報に対して
も識別子を付することができる。
【0061】
【発明の効果】この発明では、アドレス情報に対応して
予め登録された識別子を、画像情報を記録する記録部を
用いて記録する構成としたので、受信した画像情報の仕
分けが目視により簡単に行えるとともに、識別子を記録
するマーキング手段を画像情報を記録する記録部と別途
に設ける必要がない。したがって、仕分け作業が容易に
行えるとともに装置の構成が簡略化される。また、記録
用紙上の任意の位置に識別子を記録することができると
ともに、複数の種類の識別子を記録することができるの
で、多数の仕分けが必要な状況でもその状況に応じて容
易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のファクシミリ装置の一実施例の制御
系を示すブロック図である。
【図2】図1の印字ヘッドの正面図である。
【図3】この発明におけるファクシミリ送受信の手順を
説明する説明図である。
【図4】この発明のファクシミリ装置本体の構成説明図
である。
【図5】図4に示すファクシミリ装置の受信動作を示す
フローチャートである。
【図6】この発明における識別子のマーキングの一形態
を示す説明図である。
【図7】この発明における識別子のマーキングの他の形
態を示す説明図である。
【図8】図1の操作表示部に配設された設定入力部を示
す説明図である。
【図9】この発明における識別子のマーキングのさらに
他の形態を示す説明図である。
【図10】この発明における識別子のマーキングのさら
に他の形態を示す説明図である。
【図11】この発明における識別子のマーキングのさら
に他の形態を示す説明図である。
【図12】この発明における識別子のマーキングのさら
に他の形態を示す説明図である。
【図13】図12に示すマーキングの形態を示す平面図
である。
【図14】この発明における識別子のマーキングのさら
に他の形態を示す説明図である。
【図15】この発明における識別子のマーキングのさら
に他の形態を示す説明図である。
【図16】この発明における識別子のマーキングのさら
に他の形態を示す説明図である。
【図17】この発明における識別子のマーキングのさら
に他の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
100 ファクシミリ装置本体 101 制御部 102 システムメモリ 103 スキャナ部 104 印字部(記録部) 105 操作表示部 107 符号化複合化部 108 ファクシミリモデム 109 網制御装置 110 画像処理部 119 マーキングメモリ(格納部) 120 給紙部 141 印字ヘッド(記録部) 142 印字ヘッド(記録部) P 用紙 R 識別子
フロントページの続き (72)発明者 杉村 憲史 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 荒井 健 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 廣 英幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中島 竜一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AB22 AB42 AE03 AF01 AF16 BA00 BA04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線に接続され、画像情報をアドレ
    ス情報とともに受信する受信部と、受信された画像情報
    を記録用紙に記録する記録部と、前記アドレス情報に対
    応する識別子を受信された画像情報とともに記録用紙に
    記録するマーキング部とを備え、マーキング部が、予め
    設定された複数のアドレス情報および各アドレス情報に
    対応する識別子のそれぞれを格納する格納部と、受信し
    たアドレス情報に対応する識別子を格納部から読み出
    し、読み出された識別子を記録部によって記録用紙に記
    録させる制御部とからなる記録装置。
  2. 【請求項2】 記録部が、異なる色のインクを収容する
    それぞれのタンクと、これらのタンクに収容されたイン
    クを吐出するそれぞれのノズルとを有し、識別子が、1
    つの単純図形または単純文字を構成単位とし、前記構成
    単位の記録用紙上における記録位置、色および数量また
    はこれらの組み合わせによって互いに異なる請求項1に
    記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 制御部が、識別子を記録用紙の表側の外
    縁部に記録させる請求項1に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 マーキング部は、外部からの操作によっ
    て入力される識別子を設定し、設定された識別子を記録
    部によって記録用紙に記録させる設定入力部をさらに具
    備してなる請求項1に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 記録部が画像情報を複数の記録用紙に連
    続して記録する際、これらの連続する記録用紙の所定枚
    数毎に識別子を記録させる請求項1に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 記録部が画像情報を複数の記録用紙に連
    続して記録する際、これらの連続する記録用紙どうしの
    境界で、両記録用紙にわたって識別子を記録させる請求
    項1に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 記録部が画像情報を複数の記録用紙に連
    続して記録する際、これらの連続する記録用紙の1枚ず
    つまたは所定枚数毎に識別子を略等間隔でずらせて記録
    させる請求項1に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 記録部が1つの通信分の画像情報を複数
    の記録用紙に連続して記録する際、制御部は、これらの
    連続する記録用紙のそれぞれに、または先頭頁と最終頁
    のみに識別子を記録させる請求項1に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 記録部が複数の通信分の画像情報を複数
    の記録用紙に連続して記録する際、制御部は、第1の通
    信に係る連続する記録用紙の最終頁と第2の通信に係る
    連続する記録用紙の先頭頁との境界で、これら両頁にわ
    たって識別子を記録させる請求項1に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 識別子の色が黄色である請求項1に記
    載の記録装置。
  11. 【請求項11】 制御部は、記録用紙に対し、画像情報
    の記録に先立って識別子を記録させる請求項1に記載の
    記録装置。
  12. 【請求項12】 制御部は、記録部が記録領域に画像情
    報を記録する際に吐出するインクの吐出量よりも多量の
    インクを、記録用紙の端縁部に吐出して識別子を記録さ
    せる請求項2に記載の記録装置。
  13. 【請求項13】 受信されたアドレス情報を光学的に読
    み取るアドレス情報読取部をさらに備え、制御部は、ア
    ドレス情報読取部によって読み取られたアドレス情報に
    対応する識別子を格納部から読み出し、読み出された識
    別子を記録部によって記録用紙に記録させる請求項1に
    記載の記録装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれか1つに記
    載の記録装置を備えたファクシミリ装置。
JP2001331205A 2001-10-29 2001-10-29 記録装置およびそれを用いたファクシミリ装置 Pending JP2003134275A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011035745A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Fuji Xerox Co Ltd 印刷画像形成装置及びプログラム
US8755078B2 (en) 2009-08-04 2014-06-17 Fuji Xerox Co., Ltd. Print image forming apparatus, computer readable medium storing program and method for forming print image having an overt identifier

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