JPH07111554A - 複合ファクシミリ装置 - Google Patents

複合ファクシミリ装置

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JPH07111554A
JPH07111554A JP5278998A JP27899893A JPH07111554A JP H07111554 A JPH07111554 A JP H07111554A JP 5278998 A JP5278998 A JP 5278998A JP 27899893 A JP27899893 A JP 27899893A JP H07111554 A JPH07111554 A JP H07111554A
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JP5278998A
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Fumihiko Nakamura
中村  文彦
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリの画像記録部をファクシミリ受
信情報以外の入力情報の記録に用いる複合ファクシミリ
装置において、ファクシミリ通信によるファクシミリ受
信文書とコンピュータ等からの入力によるプリンタ出力
文書とを容易に識別可能な装置を提供することを目的と
する。 【構成】 ファクシミリ受信文書もしくはプリンタ出力
文書に、その種類を識別するための文字またはマーク等
の識別情報またはスタンプを付与するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ機能とプ
リンタ機能とを有する複合ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理システムの発達に伴っ
て、種々の情報処理機器が開発されている。これら機器
のうち、ファクシミリ装置やプリンタ等の記録装置は、
オフィスのみならず、一般家庭においても広く使用され
るようになっている。
【0003】ところで、これら情報処理機器は、それぞ
れの機能に対し、個々に設置することが必要なため、設
置面積を広く使用していた。
【0004】しかし、近年では、それぞれの情報処理機
器を一体化させることで省スペース化を図っている。例
えば、ファクシミリ装置とプリンタを同一の記録手段で
行うことで一体化を図っている(以下、複合ファクシミ
リ装置という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記複
合ファクシミリ装置においては、同一記録手段で記録を
行うことから、共通の排紙スタックにファクシミリ通信
によるファクシミリ受信文書とコンピュータ等からの入
力によるプリンタ出力文書とを混載するようになってい
る。このため、ファクシミリ受信文書とその他のプリン
タ出力文書との判別がつけづらいという欠点があった。
【0006】本発明は、上述のような複合ファクシミリ
装置において、ファクシミリ通信によるファクシミリ受
信文書とコンピュータ等からの入力によるプリンタ出力
文書とを容易に識別可能であり、無用な混乱を回避で
き、ユーザにとって使い易く、品質をより向上させた装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファクシミリ
受信文書もしくはプリンタ出力文書に、その種類を識別
するための文字またはマーク等の情報を付与するよう構
成したものである。
【0008】これにより、排紙場所を増やすことなく、
ファクシミリ受信文書とプリンタ出力文書とを間違える
こと無く容易に判別することができ、複合ファクシミリ
装置の大型化やコストアップ等も生じることがない。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例における複合フ
ァクシミリ装置の全体構造を示す断面図であり、図2
は、同装置の全体構造の他の状態を示す断面図である。
【0010】なお、以下の各実施例に係る複合ファクシ
ミリ装置の記録系としては、一般にインクジェット記録
装置と称されるものを採用している。
【0011】まず、図1および図2により複合ファクシ
ミリ装置の全体構成を説明する。
【0012】この複合ファクシミリ装置は、図1に示す
ように、記録シートを供給する給紙系Aと、記録装置と
しての記録系Bと、原稿に記載された画像を読み取るた
めの読取系Cと、各種入力等を行う操作部Dとから構成
されている。
【0013】給紙系Aは、給紙カセット1に載置された
記録シート2を、給紙ローラ3およびこれと圧接する給
紙片4とから成る給紙部で1枚ずつ分離給送し、その記
録シート2をフィードローラ対5a、5bによって搬送
し、後述する記録系Bに供給する。
【0014】さらに、記録系Bの手前近傍には、記録シ
ート2の先端位置を検出するフォトセンサ、マイクロス
イッチ等の先端センサ6が設けられている。
【0015】給紙カセット1は、本体7に対して脱着可
能に設けられており、また、給紙ローラ3、給紙片4、
フィードローラ5a、5b、先端センサ6は、本体7に
設けられている。
【0016】また、記録系Bは、他機からファクシミリ
伝送された画信号、あるいは後述する読取系Cから伝送
された画信号、あるいは後述するコンピュータ等から出
力されるデータに応じて、給紙系Aより供給された記録
シート2に画像を記録するものである。
【0017】詳細には、記録系Bのプラテンローラ8に
より記録シート2を搬送し、上記画信号あるいはデータ
に応じて、インクジェットカートリッジ9より吐出され
たインク滴が記録シート2に付着することにより、画像
を形成するものである。
【0018】そして、所定の画像を形成した記録シート
2を、さらに矢印a方向に搬送し、排出ローラ対10
a、10bによって搬送して、装置外へ排出し、記録ト
レー11により積載される。
【0019】上記プラテンローラ8、排出ローラ対10
a、10bは、それぞれ装置本体7に設けられている。
【0020】また、インクジェットカートリッジ9は、
記録カバー12を図2に示す矢印c方向に開放すること
により、矢印d方向に装置本体7から脱着可能に構成さ
れている。
【0021】一方、読取系Cは、原稿13に光を照射し
て、その反射光を電気信号に変換し、この信号を操作モ
ードに応じて他機に伝送し、または自己の記録系Bに伝
送するものである。
【0022】詳細には、原稿載置台14と原稿トレー1
5に原稿13を複数枚載置し、この原稿13を分離ロー
ラ16aおよびこれに圧接する圧接片16bによって一
枚ずつ分離給送し、その原稿13を搬送ローラ対17
a、17bおよび排出ローラ対18a、18bによって
搬送して、装置外に排出するように構成している。そし
て、上記原稿13が搬送される間にコンタクトセンサ等
の光電変換素子19と白ローラ20で構成される読取部
にて画情報を読み取り、その画信号をコピーモードの場
合には自己の記録系に伝送し、送信モードの場合は他機
の記録系に伝送するように構成している。
【0023】上記原稿載置台14、原稿トレー15、分
離ローラ16a、搬送ローラ17a、排出ローラ18
a、光電変換素子19、白ローラ20は、それぞれ装置
本体7に設けられている。
【0024】操作部Dは、上記モード切り換え操作、コ
ピー操作、送信操作、プリンタ操作等の操作を行うため
のものである。各種操作に応じたキーが設けられてい
る。
【0025】この操作部Dは、読取系Cにおける原稿搬
送機構の上部に設けられており、装置本体7に対して、
図2に示す矢印e方向に回動可能に構成されている。な
お、操作部Dの一方端側には、送信、受信を行う図示し
ない電話機のハンドセットが装備されている。
【0026】次に、図3は、本実施例装置の電装系配置
と外観を示す斜視図である。
【0027】本装置では、システム基板21aを装置底
に設け、装置右側に電源ユニット21bを設けている。
その他は、操作部Dをコントロールする基板21c、中
継基板21d、電話機および電話回線をコントロールす
る基板21e、およびプリンタインターフェース21f
1を載せた基板21fで構成している。
【0028】次に、本実施例装置の給紙部について具体
的に説明する。
【0029】給紙ローラ3は、シリコンゴムなどの摩擦
係数の高い材質からなるローラで、図1の矢印方向に回
転することで、給紙カセット1の記録シート2のうち、
最上部の1枚を繰り出すものである。
【0030】給紙片4は、コルクを含有したウレタンゴ
ムなどのシート部4aを、図示しないアーム部で回動可
能に支持しており、図示しないバネなどにより、給紙ロ
ーラ3方向へ押圧している。
【0031】従って、図示しない駆動源により給紙ロー
ラ3が回転すると、給紙ローラ3が記録シート2に接す
ることで、最上部の記録シート2を1枚繰り出す。この
時、複数の記録シート2が繰り出された場合、下部の記
録シート2はシート部4aとの接触摩擦で搬送を阻止さ
れるため、最上部の記録シート2の1枚だけがフィード
ローラ対5a、5bへと送られ、これ以後、記録シート
2は、フィードローラ対5a、5bにより搬送される。
【0032】次に、記録シート2としては、普通紙やプ
ラスチックシート等およびその他の材質であって、イン
クを転写し得るものを用いることが可能である。本実施
例では、B4サイズまたはA4サイズにカットされた普
通紙を記録シート2として用いる。そして、記録シート
2を載置した給紙カセット1は、装置本体7の所定位置
(図1の位置)に収納している。
【0033】次に、図4は、本実施例装置の制御系を示
すブロック図である。
【0034】図4において、この複合ファクシミリ装置
全体を制御する制御部21と、この複合ファクシミリ装
置全体に電力を供給する電源ユニット21bと、モデム
基板ユニット33と、電話機を接続するNCU基板ユニ
ット21eと、操作部21cから入力した内容等を表示
する表示部32と、周辺コンピュータ30からのデータ
を得るためのプリンタインターフェース21f1等が配
置されている。
【0035】上記制御部21は、本装置全体の制御を行
うCPU21a1と、各種プログラムや各種データ等を
格納したROM21a2と、上記CPU21a1のワー
クエリアとして使用されるとともに、記録枚数等の各種
データの一時保存を行うRAM21a3と、ファクシミ
リとプリンタとの切り分けを行う入出力切換インターフ
ェース21a7等を有する。
【0036】また、ラインメモリ21a4は、画像デー
タの各ラインのイメージを格納するものであって、原稿
の送信もしくはコピーの場合、原稿読取系Cからの1ラ
イン分のイメージデータが格納され、画像データの受信
の場合には、複号された1ライン分のデータが格納され
る。そして、上記ラインメモリ21a4に格納された画
像データは、CPU21a1を通り記録系制御コードを
追加して入出力切換インターフェース21a7から記録
系Bの有するCPUB1に出力され、CPUB1が上記
記録系制御コードを解読することによって、画像記録が
行われる。
【0037】また、符号化/複号化部21a5は、送信
する画像情報をMH符号化等のより符号化したり、受信
した符号化画像データを複号化してイメージデータに変
換するものである。バッファメモリ21a6は、送受信
された符号化画像データを格納するものである。
【0038】次に、プリント機能の制御について説明す
る。
【0039】まず、周辺コンピュータからデータおよび
記録系制御コードが、プリンタインターフェース21f
1より本装置に取り込まれる。そして、入出力切換イン
ターフェース21a7から記録系BのCPUB1に出力
され、このCPUB1が上記記録系制御コードを解読す
ることによって、プリント記録が行われる。
【0040】この時、制御部21のCPU21a1は、
プリント記録の制御は行わないよう構成されている。こ
うすることで、ファクシミリとプリンタとの切り分けを
単純にしている。
【0041】また、本実施例では、ファクシミリ受信し
た画像データについては、制御部21のCPU21a1
が画像データ以外の識別情報(文字、マーク)を画像デ
ータの中に追加して入出力切換インターフェース21a
7から記録系BのCPUB1に出力し、CPUB1が上
記記録系制御コードを解読することによって、画像記録
を行うものである。
【0042】図5は、このような画像データ以外の識別
情報2a(本実施例では文字「FAX」)を記録シート
2に記録した状態を示している。このようにして、ファ
クシミリ受信文書には、「FAX」の識別情報が付加さ
れ、コンピュータ等からのプリント出力文書と容易に区
別することができる。
【0043】次に、本発明の第2実施例による複合ファ
クシミリ装置について説明する。
【0044】前述した第1実施例では、ファクシミリ受
信した画像データに制御部21のCPU21a1が画像
データ以外の識別情報「FAX」を画像データの中に追
加して入出力切換インターフェース21a7から記録系
BのCPUB1に出力し、CPUB1が上記記録系制御
コードを解読することによって、記録シート2に画像記
録を行う方式を示したが、この第2実施例では、図6に
示すように、周辺コンピュータからのプリント出力文書
に「PRINTER」の識別情報を付加するものであ
る。
【0045】まず、周辺コンピュータからプリントデー
タおよび記録系制御コードが、プリンタインターフェー
ス21f1より本装置に取り込まれる。そして、入出力
切換インターフェース21a7から本装置内の制御部2
1のCPU21a1を通り、このCPU21a1がプリ
ントデータ以外の識別情報(文字、マーク)をプリント
データの中に追加して入出力切換インターフェース21
a7に戻して記録系BのCPUB1に出力し、記録系の
CPUB1が上記記録系制御コードを解読することによ
って、プリント記録が行われる。
【0046】この一連の動作により、図6に示すよう
に、プリントデータ以外の情報2b(本実施例では、文
字「PRINTER」)を記録シート2に記録してい
る。
【0047】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0048】なお、以下の各実施例は、上記第1、第2
実施例の識別情報の代わりに、ファクシミリ受信文書も
しくはプリンタ出力文書に、判別するために印をスタン
プするよう構成したものである。これにより、複合ファ
クシミリ装置本体を大型化することなく、ファクシミリ
受信文書とプリンタ出力文書とを間違えることなく容易
に判別することかできる。
【0049】図7は、この第3実施例に係る複合ファク
シミリ装置の全体構造を示す断面図である。なお、図1
と共通の要素については同一符号を付して説明する。
【0050】この複合ファクシミリ装置は、上記第1実
施例と同様に、記録シートを供給する給紙系Aと、記録
装置としての記録系Bと、原稿に記載された画像を読み
取るための読取系Cと、操作部Dによって構成されてい
る。
【0051】給紙系Aは、給紙カセット1に載置された
記録シート2を、給紙ローラ3およびこれと圧接する給
紙片4とからなる給紙部で1枚ずつ分離給送し、その記
録シート2をフィードローラ対5a、5bによって搬送
し、後述する記録系Bに供給する。
【0052】さらに、記録系Bの手前近傍には、記録シ
ート2の先端位置を検出するフォトセンサやマイクロス
イッチ等の先端センサ6が設けられている。
【0053】給紙カセット1は、本体7に対して脱着可
能に設けられており、また、給紙ローラ3、給紙片4、
フィードローラ5a、5b、先端センサ6は、本体7に
設けられている。
【0054】さらに、本実施例を構成するために必須で
あるスタンプ22が図示しないソレノイド等を駆動源と
して上記先端センサ6より記録シート2の搬送方向上流
側に設けられている。また、スタンプ22と図示しない
ソレノイド等は、本体7に設けられている。
【0055】記録系Bは、他機からファクシミリ伝送さ
れた画信号、あるいは後述する読取系Cから伝送された
画信号に、あるいは後述するコンピュータ等から出力さ
れるデータに応じて、給紙系Aより供給された記録シー
ト2に画像を記録するものである。すなわち、記録系B
のプラテンローラ8により記録シート2を搬送し、上記
画信号あるいはデータに応じて、インクジェットカート
リッジ9より吐出されたインク滴が記録シート2に付着
することにより、画像を形成する。
【0056】そして、所定の画像を形成した記録シート
2をさらに矢印a方向に搬送し、排出ローラ対10a、
10bによって搬送して装置外へ排出し、記録紙トレー
11に積載する。
【0057】上記プラテンローラ8、排出ローラ対10
a、10bは、それぞれ装置本体7に設けられている。
【0058】また、インクジェットカートリッジ9は、
記録カバー12を上記図2に示す矢印c方向に開放する
ことで、矢印D方向に装置本体7より脱着可能に構成さ
れている。
【0059】一方、読取系Cは、原稿13に光を照射し
てその反射光を電気信号に変換し、この信号を操作モー
ドに応じて他機に伝送し、または自己の記録系Bに伝送
するものである。まお、その詳細は、上記実施例と同様
である。
【0060】上記原稿載置台14、原稿トレー15、分
離ローラ16a、搬送ローラ17a、排出ローラ18
a、光電変換素子19、および白ローラ20は、それぞ
れ装置本体7に設けられている。
【0061】この操作部Dは、読取系Cにおける原稿搬
送機構の上部に設けられており、装置本体7に対して図
2に示す矢印e方向に回動可能に構成されている。な
お、操作部Dの一方端側には送信、受信を行う図示しな
い電話機のハンドセットが装備されている。
【0062】次に、本実施例の電装系配置および外観
は、上記図3と共通である。すなわち、本装置のシステ
ム基板21aを装置底に設け、装置右側に電源ユニット
21bを設けている。また、操作部Dをコントロールす
る基板21c、中継基板21d、電話機および電話回線
をコントロールする基板21e、プリンタインターフェ
ース21f1等が配置されている。
【0063】また、給紙部および記録シートについて
は、上記第1実施例と共通であるので説明は省略する。
また、制御系についても、基本的には上記第1実施例
(図4)と共通であるので、説明は省略する。
【0064】また、この第3実施例においても、上記第
1実施例と同様のプリント機能の制御を行う。
【0065】すなわち、まず、周辺コンピュータからデ
ータおよび記録系制御コードがプリンタインターフェー
ス21f1より本装置に取り込まれる。そして、入出力
切換インターフェース21a7から記録系BのCPUB
1に出力され、CPUB1が上記記録系制御コードを解
読することによって、プリント記録が行われる。この
時、制御部21のCPU21a1はプリント記録の制御
は行わないよう構成されている。こうすることで、ファ
クシミリとプリンタとの切り分けを単純にしている。
【0066】次に、図8は、この第3実施例の特徴とな
る画像出力時のスタンプ動作を示すフローチャートであ
る。
【0067】まず、出力文書の種類(ファクシミリ受信
文書、コピー画像、プリンタ出力文書)を制御部21の
CPU21a1が判断して、前述した給紙動作を行う
(S1〜S4)。
【0068】そして、記録シート2が記録シート先端セ
ンサ6により検出され(S5)、記録部Bへと搬送され
る。この時、ファクシミリ受信文書のみにスタンプ22
より印が押される(S7)。
【0069】その後の出力文書は、記録動作が行われ
(S8)、終了後には、装置外へと排出される。
【0070】また、本実施例においては、記録シート2
が無い場合に、スタンプ22が空打ちして本体7内を汚
さないように、スタンプ22を記録シート先端センサ6
より記録シート2の搬送方向上流側に設けている。そし
て、S5において、先端センサ6が記録シート2を検出
しない場合には、記録シート2の装填(S6)を待って
処理を再開する。
【0071】また、本実施例においては、印字記録面の
裏面に印をスタンプするようスタンプ22を設けてお
り、印字記録面は通常通りの画質と何等変わりないよう
に構成している。
【0072】なお、前述した第3実施例では、印字記録
面の裏面に印をスタンプするようスタンプ22を構成し
ていたが、第4実施例として、図9に示すように、スタ
ンプ22を印字記録面と同一面に印をスタンプするよう
構成し、出力文書を裏返すことなく判別するように構成
することも可能である。
【0073】また、前述した第3実施例では、出力文書
がファクシミリ受信文書のときにスタンプを押すように
構成したが、第5実施例として、コピー画像のときにス
タンプを押すように構成することも可能である。
【0074】図10は、この場合の動作を示すフローチ
ャートである。
【0075】まず、従来と同様の操作により、操作部D
からコピー動作入力を行い、読取部Cで原稿13を読み
取る。
【0076】そして、この画像情報は、制御部21のラ
インメモリ21a4からメモリバッファ21a6を通
り、CPU21a1へと送られる。そして、上記制御部
21のCPU21a1がコピー画像と判断し、前述した
給紙動作を行う(S11〜S14)。
【0077】そして、記録シート2が記録シート先端セ
ンサ6により検出され(S15)、記録部Bへと搬送さ
れる。この時、コピー画像のみにスタンプ22より印が
押される(S17)。
【0078】その後の出力文書は、記録動作が行われ
(S18)、終了後には装置外へと排出される。
【0079】また、前述した第3実施例では、出力文書
がファクシミリ受信文書のときにスタンプを押すように
構成したが、第6実施例として、プリンタ出力文書のと
きにスタンプを押すように構成することも可能である。
【0080】図11は、この場合の動作を示すフローチ
ャートである。
【0081】まず、周辺コンピュータからプリントデー
タおよび記録系制御コードがプリンタインターフェース
21f1より本装置に取り込まれる。そして、入出力切
換インターフェース21a7から本装置内の制御部21
のCPU21a1を通り、このCPU21a1がプリン
タ出力文書であることを判断し、前述給紙動作を行う
(S21〜S24)。
【0082】そして、記録シート2が記録シート先端セ
ンサ6により検出され(S25)、記録部Bへと搬送さ
れる。この時、プリンタ出力文書のみにスタンプ22よ
り印が押される(S27)。
【0083】その後は、プリントデータを入出力切換イ
ンターフェース21a7に戻し、そして記録系BのCP
UB1に出力し、記録系のCPUB1が上記記録系制御
コードを解読することによって、プリント記録が行われ
る(S28)。そして、記録動作の終了後、装置外へと
排出される。
【0084】なお、前述した各実施例では、インクジェ
ット記録方式を記録手段として構成したが、トナーを使
用する電子写真記録方式(レーザービームプリンタ)、
もしくはインクシートとサーマルヘッドを使用する熱転
写記録方式等で構成してもよいことは勿論である。
【0085】また、前述した実施例では、CSを読取手
段として構成したが、CCDを使用した光学系で構成す
る読取手段でも同等の効果が得られることは勿論であ
る。
【0086】また、前述した第3〜第6実施例におい
て、スタンプ22を出力文書の種類(ファクシミリ受信
文書、コピー画像、プリンタ出力文書)に応じて、個々
に設けて構成してもよいことは勿論である。
【0087】
【発明の効果】本発明の請求項1〜4によれば、ファク
シミリ受信文書またはプリンタ出力文書に、その種類を
識別できる識別情報を付与するよう構成することによ
り、排紙部に混載するファクシミリ受信文書とプリンタ
出力文書とを容易に判別できるようにすることが可能と
なる。
【0088】特に、ファクシミリ受信文書とプリンタ出
力文書とで排紙部を別にする必要がなく、装置本体を大
型化したり、コストを上げることなく、目的を達成でき
る利点がある。
【0089】また、本発明の請求項5〜8によれば、フ
ァクシミリ受信文書またはプリンタ出力文書に、その種
類を識別できる印をスタンプするよう構成することによ
り、排紙部に混載するファクシミリ受信文書とプリンタ
出力文書とを容易に判別できるようにすることが可能と
なる。
【0090】特に、ファクシミリ受信文書とプリンタ出
力文書とで排紙部を別にする必要がなく、装置本体を大
型化することなく、目的を達成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構造を示す断面図で
ある。
【図2】上記第1実施例において、図1と異なる状態を
示す断面図である。
【図3】上記第1実施例における電装系の配置と装置外
観を示す斜視図である。
【図4】上記第1実施例における制御系を示すブロック
図である。
【図5】上記第1実施例におけるファクシミリ出力文書
を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例におけるプリンタ出力文書
を示す説明図である。
【図7】本発明の第3実施例の全体構造を示す断面図で
ある。
【図8】上記第3実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】本発明の第4実施例の全体構造を示す断面図で
ある。
【図10】本発明の第5実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図11】本発明の第6実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
A…給紙系、 B…記録系、 C…読取系、 D…操作部、 2…記録シート、 2a、2b…識別情報、 6…先端センサ、 22…スタンプ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る読取手段と、ファクシミ
    リ受信情報を記録媒体に記録する記録手段とを有し、か
    つ上記記録手段をファクシミリ受信情報以外の入力情報
    の記録に用いるプリンタ機能を搭載した複合ファクシミ
    リ装置において、 上記ファクシミリ受信情報に、それがファクシミリ受信
    情報であることを示す識別情報を付加する機能を有する
    ことを特徴とする複合ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿を読み取る読取手段と、ファクシミ
    リ受信情報を記録媒体に記録する記録手段とを有し、か
    つ上記記録手段をファクシミリ受信情報以外の入力情報
    の記録に用いるプリンタ機能を搭載した複合ファクシミ
    リ装置において、 ファクシミリ受信文書の記録の際に、それがファクシミ
    リ受信文書であることを示す識別情報を当該ファクシミ
    リ受信文書に記録することを特徴とする複合ファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取る読取手段と、ファクシミ
    リ受信情報を記録媒体に記録する記録手段とを有し、か
    つ上記記録手段をファクシミリ受信情報以外の入力情報
    の記録に用いるプリンタ機能を搭載した複合ファクシミ
    リ装置において、 上記ファクシミリ受信情報以外のプリント出力データ
    に、それがプリント出力データであることを示す識別情
    報を付加する機能を有することを特徴とする複合ファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】 原稿を読み取る読取手段と、ファクシミ
    リ受信情報を記録媒体に記録する記録手段とを有し、か
    つ上記記録手段をファクシミリ受信情報以外の入力情報
    の記録に用いるプリンタ機能を搭載した複合ファクシミ
    リ装置において、 上記ファクシミリ受信文書以外のプリンタ出力文書の記
    録の際に、それがプリンタ出力文書であることを示す識
    別情報を当該プリンタ出力文書に記録することを特徴と
    する複合ファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 原稿を読み取る読取手段と、ファクシミ
    リ受信情報を記録媒体に記録する記録手段とを有し、か
    つ上記記録手段をファクシミリ受信情報以外の入力情報
    の記録に用いるプリンタ機能を搭載した複合ファクシミ
    リ装置において、 上記記録媒体に印をスタンプする機能を有することを特
    徴とする複合ファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記記録媒体に印をスタンプする機能は、上記記録媒体
    の先端を検出するセンサより、上記記録媒体の搬送方向
    上流側に設けたものであることを特徴とする複合ファク
    シミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 上記記録媒体に印をスタンプする機能は、ファクシミリ
    受信文書に印をスタンプすることを特徴とする複合ファ
    クシミリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項5において、 上記記録媒体に印をスタンプする機能は、プリンタ出力
    文書に印をスタンプすることを特徴とする複合ファクシ
    ミリ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980077974A (ko) * 1997-04-24 1998-11-16 윤종용 팩스 페이지 인쇄방법
KR19980086046A (ko) * 1997-05-30 1998-12-05 윤종용 복합기에서의 출력물 분류 방법

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KR19980077974A (ko) * 1997-04-24 1998-11-16 윤종용 팩스 페이지 인쇄방법
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