JPH11164086A - 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置

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JPH11164086A
JPH11164086A JP9328802A JP32880297A JPH11164086A JP H11164086 A JPH11164086 A JP H11164086A JP 9328802 A JP9328802 A JP 9328802A JP 32880297 A JP32880297 A JP 32880297A JP H11164086 A JPH11164086 A JP H11164086A
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image
reading
image reading
sheet
roller
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JP9328802A
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Fumihiko Nakamura
中村  文彦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外光の影響を防ぐことのできる画像読取装置
及びこれを備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 シートの画像を読み取る画像読取手段1
5と、読み取りが終わったシートを外部に排出する排出
口との間に、読み取りが終わったシートを排出口に搬送
するシート搬送手段15a,15bを配する一方、この
シート搬送手段15a,15bの搬送方向と直交する幅
方向の長さL2を画像読取手段15の読取領域の幅方向
L1の長さと同一以上とすることにより、排出口から侵
入する外光をシート搬送手段15a,15bによって遮
光し、画像読取手段15に対する外光の影響を防ぐよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置及び
これを備えた画像形成装置に関し、特に画像読取り時に
おける外光の影響を防ぐための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、情報処理システムの発達に伴い、
種々の情報処理機器が開発されている。そして、これら
機器のうち画像読取装置や、この画像読取装置を備えた
ファクシミリ装置等の画像形成機器は、オフィスのみな
らず一般家庭においても広く使用されるようになってい
る。
【0003】ところで、これら画像読取装置に用いられ
る画像読取部は、原稿像を縮小してCCD等の光電変換
素子に導く縮小光学系と、CCDを原稿に近接させて原
稿像をCCDに等倍のまま導く等倍光学系との大きく2
つに分けられる。
【0004】図7は、このような従来の、例えば等倍光
学系を用いた原稿読取装置の一例を示すものであり、こ
の画像読取装置は、制御基板201、主電源202等の
電気基板、読取部203、オペレーション部204等に
よって構成されている。
【0005】ここで、画像読取部203は、シートであ
る原稿211をセットし積載するための原稿トレー20
5、原稿搬送路を形成する上原稿ガイド206及び下原
稿ガイド207、複数枚の原稿を1枚ずつ分離して順次
送り出す原稿分離部208、光電変換素子を用いたコン
タクトセンサ209、コンタクトセンサ209の対向上
面に配されて原稿の背景色(バックグランドカラー)と
なる読取基準板210等を備えている。
【0006】そして、原稿トレー205に積載された原
稿211は、まず原稿分離ローラ212と予備搬送板バ
ネ213とに挟まれた摩擦片214により、1枚ずつ分
離されて搬送される。この後、給送ローラ215と対向
コロ216によりコンタクトセンサ209と読取基準板
210との間を通過した後、排紙ローラ217と対向コ
ロ218により矢印方向に排出される。なお、コンタク
トセンサ209は本体フレーム219に保持され、読取
基準板210の自重もしくは、図示しないバネ等により
コンタクトセンサ209側に付勢されている。
【0007】ところで、原稿読取装置は、室内の照明も
しくは窓から入り込む日差し等により、明るい環境にて
使用される。なお、普通の室内であれば約1000lu
x前後の明るさとなり、直射日光では約3〜7万1ux
程度の明るさとなる。
【0008】そして、このような環境下にて原稿読取装
置を使用する際、原稿排出方向から室内照明や太陽光が
読取部まで入り込んだり、また排出された原稿に反射し
て読取部にまで光が入り込む場合がある。なお、このよ
うな光は通常外光、迷光と呼ばれる。
【0009】一方、原稿読取装置では、原稿を読み始め
る前に読取基準板の白基準の出力波形を取り込み、その
白色出力を絶対的な白とすると共に、この白色出力を基
準として原稿の画像を取り込む動作を行うが、上述した
ように読取部にまで光が入り込んだ場合には、読み取っ
た白の出力よりも非常に大きな出力となってしまう。こ
れは、通常、読取部は光電変換素子を用いて原稿に照射
し、その反射光を取り込むため、外光、迷光に対して反
応してしまうからである。
【0010】なお、図8の(a)、(b)は外光、迷光
の影響のない読取基準板の白基準を読取った場合と、外
光、迷光の影響を受けて読取った場合の、コンタクトセ
ンサ209の出力波形を示すものである。ここで、図8
(b)のcが外光により高くなってしまった出力成分で
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、外光の影響
を防ぐことのできる画像読取装置及びこれを備えた画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートの画像
を画像読取手段にて読み取り、読み取りが終わった前記
シートを排出口より外部に排出する画像読取装置におい
て、前記読み取りが終わったシートを前記排出口に搬送
するよう該排出口と前記画像読取手段との間にシート搬
送手段を配する一方、該シート搬送手段の搬送方向と直
交する幅方向の長さを前記画像読取手段の読取領域の幅
方向の長さと同一以上とすることを特徴とするものであ
る。
【0013】また本発明は、前記シート搬送手段は、ロ
ーラ対であることを特徴とするものである。
【0014】また本発明は、前記画像読取手段は、前記
シートを照明する光源と、前記シートから得られる光像
を読取る読取素子とを有するものであることを特徴とす
るものである。
【0015】また本発明は、前記画像読取手段は、カラ
ー読取り機能を有するものであることを特徴とするもの
である。
【0016】また本発明は、画像形成部と、画像読取装
置とを備えた画像形成装置において、前記画像読取装置
は、前記請求項1乃至4のいずれかに記載の画像読取装
置であることを特徴とするものである。
【0017】また本発明は、画像形成装置において、フ
ァクシミリ機能と、画像を他の装置に取り込むことので
きるスキャナー機能とを有するものであることを特徴と
するものである。
【0018】また本発明は、前記他の装置は、パソコン
であることを特徴とするものである。
【0019】また本発明のように、シートの画像を読み
取る画像読取手段と、読み取りが終わったシートを外部
に排出する排出口との間に、読み取りが終わったシート
を排出口に搬送するシート搬送手段を配する一方、この
シート搬送手段の搬送方向と直交する幅方向の長さを画
像読取手段の読取領域の幅方向の長さと同一以上とする
ことにより、排出口から侵入する外光をシート搬送手段
によって遮光し、画像読取手段に対する外光の影響を防
ぐようにする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
画像読取装置の全体構造を示す断面図である。
【0022】同図において、50は画像読取装置(以
下、装置という)、1は装置50の本体シャーシ、2は
装置50の制御を行う制御基板、3は装置50へ電力供
給を行う電源ユニット、4は装置50の操作を行う操作
パネル、5は操作パネル4の制御基板、7はシートであ
る原稿6を積載するための原稿台、8は原稿補助台であ
る。
【0023】そして、複数枚ある原稿6は、原稿台7と
原稿補助台8とに積載される一方、幅規制板9により幅
方向を規制されると共に、搬送時には幅規制板9により
ガイドされるようになっている。また、原稿6は、不図
示の駆動モータにより矢印方向に回転する分離ローラ1
0と、分離ローラ10に向けて付勢されている予備搬送
板11とにより、摩擦片12と分離ローラ10とのくさ
び形状の場所まで搬送されるようになっている。
【0024】この後、摩擦片12により複数枚ある原稿
6は1枚ずつ捌かれた後、不図示の駆動モータにより矢
印方向に回転する給送ローラ13aと、この給送ローラ
13aに圧接している補助コロ13bとにより画像読取
手段であるコンタクトセンサ15まで搬送されるように
なっている。なお、同図において、14aは原稿搬送下
ガイドであり、この原稿搬送下ガイド14aは、分離ロ
ーラ10からコンタクトセンサ15まで原稿6をガイド
するものである。
【0025】ここで、このコンタクトセンサ15はカラ
ー読取り機能を有する一方、コンタクトセンサ取付板1
5aに取り付けられており、内部には原稿6を照射する
図示しない光源(本実施の形態ではLEDを使用)を配
置している。さらに、このコンタクトセンサ15の上部
には原稿6のバックグランドカラーとなり、また読み取
りの際、白基準となる読取基準板16が配されている。
なお、この読取基準板16は、コンタクトセンサ15の
読取幅全域を覆うような幅を有している。
【0026】そして、原稿搬送下ガイド14aによりコ
ンタクトセンサ15までガイドされた原稿6は、コンタ
クトセンサ15により読取られた後、不図示の駆動モー
タにより矢印方向に回転する排紙ローラ17aと、この
排紙ローラ17aに圧接している補助コロ17bとによ
り矢印a方向に搬送され、排出口51より装置外に排出
されるようになっている。
【0027】ところで、シート搬送手段であるこの排紙
ローラ17aと補助コロ17bとは、同図に示すように
コンタクトセンサ15と排出口51との間に配されると
共に、その軸方向(幅方向)の長さL2は、図2に示す
ようにコンタクトセンサ15の読み取り領域の幅方向の
長さL1と同じか、またはそれよりも長くなっている。
【0028】ここで、排紙ローラ17aと補助コロ17
bの軸方向の長さをこのような長さとすることにより、
排出口51から侵入する外光、迷光がコンタクトセンサ
15のセンサガラス15bの原稿搬送方向下流側端面1
5b1へ入り込まない構成になっている。
【0029】そして、このようにコンタクトセンサ15
に外光、迷光が入り込まないようにすることより、既述
した図8(b)に示すように絶対的な白の出力が高くな
ることを防ぐことができる。
【0030】これにより、室内照明に照らされるオフィ
ス、家の中や太陽光が差し込む通常の使用環境であって
も、外光、迷光の読取出力ヘの影響、即ち原稿の白色が
見かけ上低くなって暗い画像となるのを防ぐことがで
き、またカラー読取を行う場合でも画像の色味の劣化を
防ぐことができる。さらにこれに伴い、ユーザーが装置
50を外光の影響の受けない場所に移動させる手間を省
くことができると共に、装置50を大型化することな
く、また新たな部品を追加することなく品質をより向上
させることができる。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0032】図3は、本実施の形態に係る画像読取装置
を備えた画像形成装置の一例であるファクシミリ装置の
全体構造を示す断面図であり、図4は同装置の外観斜視
図である。なお、このファクシミリ装置は、ファクシミ
リ機能と外部PC(パソコン)に取り込むことのできる
スキャナー機能を有する複合装置である。
【0033】図3、図4において、60はファクシミリ
装置(以下、装置という)であり、この装置60は記録
紙120を供給する給紙系Aと、記録装置としての記録
系Bと、原稿に記載された画像を読み取るための画像読
取装置としての読取系Cと、操作部Dとによって構成さ
れると共に、本体上カバー101と、本体下カバー10
2と装置60の制御を行う制御基板102aと、装置6
0に電力供給する電源ユニット102bとを備えてい
る。
【0034】次に、この装置60の給紙系A、記録系
B、読取系C及び操作部Dについて説明する。
【0035】まず給紙系Aについて説明する。
【0036】給紙系Aは、記録系Bに記録紙120を給
紙するものであり、給紙する記録紙120としては、普
通紙やプラスチックシート等及びその他の材質であって
インクを転写し得るものを用いている。なお、本実施の
形態では、B4サイズ又はA4サイズにカットされた普
通紙を記録紙120として用いている。
【0037】ところで、この記録紙120は、本体上カ
バー101の背面に設けてある記録紙高さ規制板101
aによって記録紙トレー121及び矢印方向に引出し可
能な記録紙補助トレー122に所定枚数収納積載され
る。また、記録紙サイドガイド123により幅方向の移
動が規制されている。
【0038】なお、124は不図示の回動軸を中心に記
録紙トレー121に回動可能に支持されている圧板であ
り、記録紙120は、この圧板124に積載されると共
に、圧板124の搬送端に設けられた圧板ばね124a
により、不図示の駆動系により1回転制御される給紙ロ
ーラ125の方向に押圧されている。
【0039】そして、給紙ローラ125が矢印方向に回
転して記録紙120に当接すると、圧板ばね124aに
より給紙ローラ125の方向に押圧されている記録紙1
20は、給紙ローラ125の回転に伴って爪分離により
捌かれた後、1枚ずつ記録部Bへと搬送されるようにな
る。
【0040】次に記録系Bについて説明する。
【0041】記録系Bは他機から伝送された画信号、或
いは後述する読取系Cから伝送された画信号に応じて、
給紙系Aより供給された記録紙120に画像を記録する
ものである。なお、本装置60の記録系としては、一般
にインクジェット記録装置と称されるものを採用してい
る。
【0042】ところで、126は記録紙押えであり、こ
の記録紙押え126は、LFローラ127側に押圧され
て給紙系Aより搬送された記録紙120の上ガイドを兼
ねながらピンチローラ126aをLFローラ127に対
向させている(?)。
【0043】そして、記録紙120はLFローラ127
により記録カートリッジ128とプラテン板129との
間に搬送された後、この記録紙120に対し記録カート
リッジ128により記録動作が行われるようになってい
る。なお、本実施の形態において、この記録カートリッ
ジ128は、装置60に着脱自在に装着されると共に、
不図示のモータ及び駆動系により記録紙120の幅方向
に対して移動しながらシリアル印字する構成のものであ
る。
【0044】さらに、このように印字記録が行われた
後、記録紙120は、排紙ローラ130aと、この排紙
ローラ130aと対向する拍車ローラ130bとにより
印字面を汚さないようにして矢印e方向に搬送され、排
紙カバー131と排紙補助トレー132に積載されるよ
うになっている。
【0045】ここで、この排紙補助トレー132は、図
5に示す矢印方向に移動可能となっている。なお、同図
に示すように原稿積載台104は、本体上カバー101
の不図示の回動中心により回動可能に支持されており、
記録カートリッジ128を取り外す場合は、本体上カバ
ー101を矢印g方向に回動した後、記録カートリッジ
128を矢印h方向に引き出すようにしている。
【0046】次に、読取系Cについて説明する。
【0047】読取系Cはシートである原稿103に光を
照射してその反射光を電気信号に変換し、この信号を操
作モードに応じて他機に伝送し、又は自己の記録系Bに
伝送するものである。
【0048】原稿103は原稿台104と原稿補助トレ
ー105に積載されると共に、原稿幅規制板106a,
106bにより搬送時、幅方向の斜行等が防止されてい
る。また、複数枚ある原稿103は、不図示の駆動モー
タにより図3に示す矢印方向に回転する分離ローラ10
7と、分離ローラ107に向けて付勢されている予備搬
送板108とにより摩擦片109と分離ローラ107と
のくさび形状の場所まで搬送されるようになっている。
【0049】そしてこの後、摩擦片109により複数枚
ある原稿103は1枚ずつ捌かれ、不図示の駆動モータ
により矢印方向に回転する給送ローラ110aと、この
給送ローラ110aに圧接している補助コロ110bと
によりコンタクトセンサ112まで搬送される。なお、
同図において、111aは原稿搬送下ガイドであり、こ
の原稿搬送下ガイド111aは、分離ローラ107から
コンタクトセンサ112まで原稿103をガイドするも
のである。
【0050】ここで、このコンタクトセンサ112は、
コンタクトセンサ取付板112aに取り付けられてお
り、内部には原稿103を照射する不図示の光源(本実
施の形態ではLEDを使用)を配置している。さらに、
このコンタクトセンサ112の上部には、原稿のバック
グランドカラーとなり、また読み取りの際、絶対白とな
る読取基準板113が配されている。なお、この読取基
準板113は、コンタクトセンサ112の読取幅全域を
覆うような幅を有している。
【0051】そして、原稿搬送下ガイド111aにより
コンタクトセンサ112までガイドされた原稿103
は、コンタクトセンサ112に読取られた後、不図示の
駆動モータにより矢印方向に回転する排紙ローラ114
aと、この排紙ローラ114aに圧接している補助コロ
114bとにより矢印d方向に搬送され、排出口61よ
り装置外に排出されるようになっている。
【0052】さらに、この排出された原稿103は、こ
の後、原稿排紙トレー115に積載される。なお、この
原稿排紙トレー115は図4に示す矢印方向に移動可能
に構成しており、読取動作以外の時は装置内に収納する
ことができるようになっている。
【0053】次に操作部Dについて説明する。
【0054】操作部Dは、コピー操作、送信操作、スキ
ャナー操作等の操作を行うためのものである。操作カバ
ー116には、図4に示すようにダイアルキー116a
等各種操作に応じたキーや表示部116bが設けられて
いる。なお、同図において、102c1は、送信・受信
を行う電話回線用モジュラである。
【0055】また、この操作部Dは、読取系Cにおける
原稿搬送機構の上部に設けられると共に、装置60に対
して図5に示す矢印f方向に回動可能に構成されてお
り、このように操作部Dを回動すると原稿搬送上ガイド
111bも開放される。そして、この回動動作により原
稿通紙によるセンサガラス112bの表面や読取基準板
113の通紙面側の汚れを清掃することができるように
なっている。
【0056】ところで、図6は装置60の制御系を示す
ブロック図であり、同図に示すように、制御部102a
は、本装置全体の制御を行うCPU102a2と、各種
プログラムや各種データ等を格納したR0M102a3
と、CPU102a2のワークエリアとして使用される
と共に記録枚数等の各種データの一時保存及び各種デー
タの保管登録を行うRAM102a4、また入出力切換
インターフェース102a8とを有している。
【0057】さらに、制御部102aは、画像データの
各ラインのイメージを格納するラインメモリ102a5
を有しており、このラインメモリ102a5には原稿の
送信若しくはコピーの場合は原稿読取系Cからの1ライ
ン分のイメージデータが格納され、画像データの受信の
場合には複号された1ライン分のデータが格納されるよ
うになっている。
【0058】さらに、このラインメモリ102a5に格
納された画像データは、CPU102a2を通り、記録
系制御コードを追加して入出力切換インターフェース1
02a8から記録系Bの有するCPUB1に出力され、
CPUB1が記録系制御コードを解読することによって
画像記録が行われるようになっている。
【0059】なお、同図において、102a6は送信す
る画像情報をMH符号化等により符号化したり、受信し
た符号化画像データを復号化してイメージデータに変換
する符号化/復号化部である。また、102a7は送受
信された符号化画像データを格納するバッファメモリで
ある。
【0060】さらに、102a1はモデム基板ユニッ
ト、102cは電話機を接続する通信基板ユニット、1
16bは操作部Dから入力した内容等を表示する表示部
である。また、102a9はプリンタインターフェース
であり、このプリンタインターフェース102a9を介
して周辺コンピュータEからの画像データやテキストデ
ータを記録系Bへと出力でき、また読取系Cより読取っ
た画像データを周辺コンピュータEへと取り込むことが
できる。
【0061】ところで、既述した読取系Cにおいて、排
紙ローラ114aと補助コロ114bは、既述した第1
の実施の形態の排紙ローラ17aと補助コロ17bと同
様、コンタクトセンサ112と排出口61との間に配さ
れると共に、軸方向(幅方向)の長さはコンタクトセン
サ112の読み取り領域の幅方向の長さと同じか、また
はそれよりも長くなっている(図2参照)。
【0062】そして、排紙ローラ114aと補助コロ1
14bの軸方向の長さをこのような長さとすることによ
り、排出口61から進入する外光、迷光がコンタクトセ
ンサ112のセンサガラス112bの、図3に示す原稿
搬送方向下流側端面112b1へ入り込まないようにす
ることができる。これにより、既述した第1の実施の形
態と同様に効果を得ることができる。
【0063】なお、これまでの説明においては、記録手
段としてはインクジェット記録方式を用いた場合につい
て説明したが、本発明はこれに限らず、トナーを使用す
る電子写真記録方式(レーザービームプリンター)、若
しくはインクシートとサーマルヘッドを使用する熱転写
記録方式等を用いてもよいことは当然である。
【0064】また、読取手段としてコンタクトセンサを
用いた場合について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、光源とCCDを用いた縮小光学系を用いてもよいこ
とは当然である。さらに、給紙系において爪分離方式を
用いた場合について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、摩擦分離やリタード分離等の他の分離方式を用いて
もよいことは当然である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像読取手段と排出口との間に配されたシート搬送手段の
幅方向の長さを画像読取手段の読取領域の幅方向の長さ
と同一以上として排出口から侵入する外光を遮光するこ
とにより、画像読取手段に対する外光の影響を防ぐこと
ができ、これにより室内照明に照らされるオフィス、家
の中や太陽光が差し込む通常の使用環境に対して、外光
の影響を受けずに常に色味の安定した画像をユーザーに
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置
の全体構造を示す断面図。
【図2】上記画像読取装置の要部拡大斜視図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る画像読取装置
を備えた画像形成装置の一例であるファクシミリ装置の
全体構造を示す断面図。
【図4】上記ファクシミリ装置の外観斜視図。
【図5】上記ファクシミリ装置の構造説明図。
【図6】上記ファクシミリ装置における記録制御のブロ
ック説明図。
【図7】従来の画像読取装置の全体構造を示す断面図。
【図8】従来の画像読取装置における(a)は外光の影
響を受けていない読取出力波形、(b)は外光の影響を
受けている読取出力波形を示す図。
【符号の説明】
6,103 原稿 15,112 コンタクトセンサ 16,113 読取基準板 17a 排紙ローラ 17b 補助コロ 50,60 装置 51,61 排出口 114a 排紙ローラ 114b 補助コロ C 読取系

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの画像を画像読取手段にて読み取
    り、読み取りが終わった前記シートを排出口より外部に
    排出する画像読取装置において、 前記読み取りが終わったシートを前記排出口に搬送する
    よう該排出口と前記画像読取手段との間にシート搬送手
    段を配する一方、該シート搬送手段の搬送方向と直交す
    る幅方向の長さを前記画像読取手段の読取領域の幅方向
    の長さと同一以上とすることを特徴とする画像読取装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シート搬送手段は、ローラ対である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記画像読取手段は、前記シートを照明
    する光源と、前記シートから得られる光像を読取る読取
    素子とを有するものであることを特徴とする請求項1又
    は2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記画像読取手段は、カラー読取り機能
    を有するものであることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 画像形成部と、画像読取装置とを備えた
    画像形成装置において、 前記画像読取装置は、前記請求項1乃至4のいずれかに
    記載の画像読取装置であることを特徴とする画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 ファクシミリ機能と、画像を他の装置に
    取り込むことのできるスキャナー機能とを有するもので
    あることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記他の装置は、パソコンであることを
    特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002057845A (ja) * 2000-08-07 2002-02-22 Nisca Corp 画像読取装置
US6695427B2 (en) 1997-08-06 2004-02-24 Seiko Epson Corporation Multifunction device and control method for the same
US6983885B2 (en) 2001-06-22 2006-01-10 Seiko Epson Corporation Print media processing apparatus and control method for the same
US7483180B2 (en) 2002-05-21 2009-01-27 Seiko Epson Corporation Scanner unit and a hybrid apparatus using it

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