JPH05344267A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH05344267A
JPH05344267A JP4151701A JP15170192A JPH05344267A JP H05344267 A JPH05344267 A JP H05344267A JP 4151701 A JP4151701 A JP 4151701A JP 15170192 A JP15170192 A JP 15170192A JP H05344267 A JPH05344267 A JP H05344267A
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Withdrawn
Application number
JP4151701A
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English (en)
Inventor
Hideo Muramatsu
英男 村松
Akio Nakajima
昭夫 中島
Hiroyuki Suzuki
浩之 鈴木
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿が反転されて載置台に置かれていてもオ
ペレータの介入なしで自動的に正常に原稿を送信できる
ファクシミリ装置を提供する。 【構成】 ファクシミリ装置の送信データ処理において
画像メモリへ1ライン毎に符号化データが作成され黒デ
ータ量が積算されて符号メモリに書込まれる(S305
6〜S3061)。次いで全ラインのデータ圧縮が完了
すると(S3055でYes)、その原稿の黒データ量
が所定値より多いか否かが判断される(S3063)。
ここで黒データ量が所定値以下であると判断されると
(S3063でYes)、原稿が裏返しで置かれている
と判定されて反転フラグが1にされ(S3065)、原
稿が反転される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はファクシミリ装置に関
し、特に裏返しの原稿が送信されることのないファクシ
ミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明に興味のあるファクシミリ装置
がたとえば特公昭61−27938号公報に開示されて
いる。同公報によれば、送信原稿の画パターンが判断さ
れ、それが不適正な場合にはオペレータに警告される。
すなわち、送信原稿に画像データがあるか否かが判断さ
れそれによって画像がないと判断されると警告音が発せ
られるためオペレータは送信原稿を適正に置かなかった
ことを知ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の送信原稿が正常
に置かれているかどうかを判断できるファクシミリ装置
は上記のように構成されていた。したがって、原稿が反
転されて載置台に置かれたような場合には、それによっ
てファクシミリ装置が警告を発するためオペレータがフ
ァクシミリ装置上の原稿を反転する必要があった。
【0004】この発明は上記のような問題を解消するた
めになされたもので、原稿が反転されて載置台に置かれ
ていてもオペレータの介入なしで自動的に正常に原稿を
送信できるファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るファクシミリ装置は、原稿画像を読取る画像読取手段
と、原稿を反転する反転手段と、読取った原稿画像の黒
データ量を検出する検出手段と、検出手段の検出結果を
所定の値と比較する比較手段と、比較手段が黒データ量
の値が所定値以下であると判断したとき原稿を反転手段
で反転し、再度画像読取手段で読取るよう反転手段およ
び画像読取手段を制御する制御手段とを含む。
【0006】この発明の請求項2に係るファクシミリ装
置は、複数の原稿画像を読取る画像読取手段と、原稿を
反転する反転手段と、読取った原稿画像の黒データ量を
検出する検出手段と、検出手段の検出結果を所定の値と
比較する比較手段と、比較手段が複数の原稿画像のうち
の1枚目の原稿画像の黒データ量の値が所定値以下であ
ると判断したとき2枚目以降の前記原稿を前記反転手段
で反転し、前記画像読取手段で読取るよう前記反転手段
および画像読取手段を制御する制御手段とを含む。
【0007】
【作用】請求項1に係るファクシミリ装置においては、
原稿が読取られたときその原稿画像の黒データ量が検出
手段によって検出され比較手段によって原稿上の黒デー
タ量の値が所定値以下であると判断されたときはその原
稿は反転手段で反転されて再度画像読取手段で読取られ
る。すなわち、原稿が反転されて読取られたときは、そ
の原稿は反転されて再度読取られる。
【0008】請求項2に係るファクシミリ装置において
は、1枚目の原稿が読取られたときその原稿画像の黒デ
ータ量が検出手段によって検出され比較手段によって原
稿上の黒データ量の値が所定値以下であると判断された
ときは2枚目以降の原稿は反転手段で反転されて画像読
取手段で読取られる。すなわち、1枚目の原稿が反転さ
れて読取られたときは、その原稿の群は裏向きに載置さ
れているとして、その後は反転されて再度読取られる。
【0009】
【実施例】以下図面を参照してこの発明の一実施例につ
いて説明する。図1は本発明が適用されるデジタル複写
機の概略の構成を示す模式図であり、図18はデジタル
複写機を斜め上方から見た斜視図であり、図2は操作パ
ネルの概略図である。
【0010】図1および図18を参照して、デジタル複
写機は走査系10、画像信号処理部20、印字処理部4
0、光学系60、作像系70、操作パネル300、原稿
搬送部500および再給紙部600より構成されてい
る。
【0011】まず走査系について説明する。走査系10
は、原稿台ガラス18上に置かれた原稿を露光走査し、
そこからの反射光を光電変換素子によって電気信号とし
て取出す機能を有している。電気信号への変換は2つの
光電変換素子により特定色とそれ以外の色について行な
われる。
【0012】走査系10は、原稿を照射する露光ランプ
11と、原稿からの反射光の光路を変えるミラー12,
13と、反射光を集光するレンズ14と、色判別のため
に2つの光電変換素子へ光を導くハーフミラー15と、
受光した光に応じて電気信号を発生する光電変換素子1
6,17とを含む。スキャナー19は、原稿台ガラスに
平行に移動し、図の矢印方向への移動のときに原稿を露
光走査する。
【0013】画像信号処理部20は、2つの光電変換素
子16,17から出力されてくる画像信号を処理し、特
定色とそれ以外の色に識別し、印字部40へ色情報付画
像データとして出力する。以下、黒と赤の2色を含む原
稿を例にして説明するが、これは別に黒と別の一色、あ
るいは青と赤というような組合せでも同様の機能を発揮
する。
【0014】印字処理部40は、送られてきた色情報付
画像データに応じて2つの半導体レーザへ画像データを
振り分けるとともに、2つのレーザの位置ずれの分だけ
画像データを遅延させて第2のレーザへ送り込む機能を
有する。
【0015】図19は光学系60、作像系70の概略構
成を示す模式図である。図1および図19を参照して、
光学系60は、レーザ光によって感光体ドラム(以下P
/Cドラムと略す)71上に静電潜像を形成する機能を
有する。光学系60は、半導体レーザ61,62と、コ
リメータレンズと、合成用ハーフミラー63と、ポリゴ
ンミラー65と、レンズ69と、ミラー67aと、2つ
のレーザ光を分離するミラー68と、各ビームをP/C
ドラム71上へ導くミラー67b,67cとを含む。
【0016】半導体レーザ61,62は、印字処理部4
0より出力されてくる画像データで変調されたレーザ光
を独立に発生し、それぞれのレーザ光はハーフミラー6
3によって合成される。合成レーザ光はポリゴンモータ
64によって回転されているポリゴンミラー65でP/
Cドラム71上ライン方向に走査するように向きを変え
られる。偏向された合成レーザ光は、P/Cドラム71
上に結像するようにレンズ69によって集光され、ミラ
ー67aで向きを変えられ、さらに分離ミラー68によ
って2つのレーザ光に分けられ、それぞれの光路中にあ
るミラー67b,67cでP/Cドラム71上に至る。
【0017】次に作像系70について説明する。作像系
70は、P/Cドラム71上に形成された静電潜像を現
像し、用紙上に転写定着させる機能を有し、現像転写系
70Aと、搬送系70Bと、定着系70Cとを含む。
【0018】現像転写系70Aには、P/Cドラム71
と、P/Cドラム71表面を一様に帯電する第1帯電チ
ャージャ72a、赤トナーを収納する現像器73a、第
2露光に備え、再度P/Cドラム71を帯電させる第2
帯電チャージャ72b、黒トナーを収納する現像器73
b、現像されたトナー像を用紙上に転写するための転写
チャージャ74、P/Cドラム71表面に残留するトナ
ーを除去するためのクリーニング部76などがある。
【0019】搬送系70Bは、プリント用紙の供給搬送
を行なうものであり、用紙を収納するカセット80a,
80b、カセット80a,80bから取出された用紙を
導く用紙ガイド81、用紙の転写部への搬送タイミング
を調整するタイミングローラ82、定着系70Cへ用紙
を搬送するベルト83などを含む。また、再給紙部60
0より搬入された用紙は、水平搬送ローラ86a,86
b,86cを通ってタイミングローラ82に送られる。
【0020】定着系70Cは、プリント用紙上に転写さ
れているトナー像を定着ローラ84間で熱圧着するもの
であり、トナーが定着された用紙は排出ローラ85によ
って機械より排出される。
【0021】次に原稿搬送部500について説明する。
原稿搬送部500は、原稿給紙トレイ510上にセット
された用紙を自動的に原稿台ガラス18上にセットし、
読取り後原稿排出部511へと排出する機能を持つ。原
稿搬送部500は、原稿の片面のみをプリントする片面
モードと原稿の両面を読取る両面モードの両方に対処が
できるよう構成されている。
【0022】次に同じく図1を参照して再給紙部600
について説明する。再給紙部600は、プリントされた
用紙に再度その裏面または同一面にプリントを行なうた
めの収納と再給紙を行なう。プリントされた用紙の裏面
にプリントを行なう場合は両面モードとなり、同一面へ
プリントする場合は合成モードとなる。両面でも合成で
もない、通常モード時および両面、合成モードの再給紙
においては、用紙は切換え爪601の上方を通り、排出
トレイ610へ排出される。
【0023】次に図2を参照して複写装置の操作パネル
300について説明する。操作パネル300の手前側に
は、複写装置をコピヤとして使用する場合に押すコピー
モードキー316と、ファクシミリとして使用する場合
に押すFAXモードキー317と、複写枚数、電話番号
などを置数するテンキー301〜310と、置数の解除
およびマルチコピーの中断を指示するクリア/ストップ
キー311と、複写スタートや送信スタートを指令する
スタートキー312が配置されている。また操作パネル
300の右側の面には、複写モードメニューなどの選択
を行なうジョイボール313、ジョイボール313にて
選択された複写モードメニューなどを確定させるセット
キー314、セットキー314により確定された内容を
解除するキャンセルキー315がジョイボール313を
操作しながら押圧できるように近接して配置されてい
る。さらに操作パネル300の中央には操作に関するす
べての内容を表示するマトリックス型(640×400
ドット)の液晶表示パネル222が配置されている。ま
たその左側には、操作パネル面上の明るさを検知する外
光センサ318が配置されている。
【0024】図3はジョイボール313近傍の概略側面
図であり、図4はジョイボール313の斜視図である。
【0025】ジョイボール313は、360°のすべて
の方向にわたってある角度θだけ倒れることができるス
ティック部313aと、スティック部313aの上部に
取付けられた球の一部をなすボール部313bとから構
成されている。ボール部313bは操作パネル300の
外装面からその一部が露出されていて、ジョイボール3
13に回転が与えられると、操作パネル300の外装面
に覆われている部分が露出されるようになっている。な
お、スティック部313aは図示しないスプリングに
て、直立状態(θ=30°)に自動復帰するようになっ
ている。スティック部313aのX方向、Y方向各々の
回転角度は、2個の可変抵抗器にて検知されており(図
4参照)、A/D変換によりデジタルデータに変換さ
れ、各種の制御が行なわれる。
【0026】図5は電源投入時およびコピーモードキー
316によりコピヤとしての動作を指定した場合の液晶
表示パネル222の表示内容を示す模式図である。図に
おいてメニューカーソルは当初ホームポジション位置4
01に置かれる。また各メニュー402a〜402hの
左端には、メニューカーソルの点灯位置401a〜40
1hが設けられている。ジョイボール313の操作に
て、任意のメニューが選択されると、この選択されたメ
ニューに対応する位置401a〜401hの1つが黒く
反転する。なお、図5では、メニューカーソルがホーム
ポジションにある位置を示している。
【0027】またテンキー301〜310にて設定され
る複写枚数は複写枚数表示403にたとえば1〜99の
数字で表示される。「倍率指定」メニュー402aの機
能にて決定された倍率は複写倍率表示404に表示さ
れ、「用紙指定」メニュー402bの機能にて選択され
ている給紙トレイ50内の用紙サイズは複写用紙サイズ
表示405に表示される。また、そのときの複写装置の
状態、または複写装置に対して施すべき処理はインフォ
メーション表示406に文字、絵文字などにて表示され
る。「濃度調整」メニュー402cの機能にて選択設定
された複写濃度は複写濃度レベル表示407に表示さ
れ、マニュアルで設定できる7段階と自動設定に分けら
れている。
【0028】図6はFAXモードキー317によりファ
クシミリとしての動作を指定した場合の液晶表示パネル
222の表示内容を示す模式図である。
【0029】メニューカーソルの点灯位置412a〜4
12hには、コピーモード時とは異なるメニューが表示
されているが選択方法は同様である。
【0030】ダイヤル情報はダイヤル情報表示エリア4
13に表示される。スピードダイヤルはスピードダイヤ
ルメニュー(412a)を選択し、さらにダイヤル情報
表示エリア413内でメニューカーソルを移動して相手
先を選択するとそのナンバーがダイヤルされるものであ
る。
【0031】解像度の選択対象と選択状態はエリア41
4に左から標準、ファイン、スーパーファイン、中間調
の順で表示される。送信画像濃度を示すレベルはエリア
415にマニュアルによる7段階と自動設定が表示され
る。各種メッセージはエリア416に表示され、次の動
作指示、現在日時、符号メモリ残量が示される。送信予
想時間はすべての原稿を読取り終了したときにその値が
表示される。
【0032】スピードダイヤルメニューの選択も相手先
の選択もジョイボール313とセットキー314のみの
操作によって行なわれる。
【0033】メニューカーソルを411aに移動してセ
ットキー314をONすると、ダイヤル情報エリア41
3内のメニューカーソルがジョイボール313により可
動となる。メニューの移動はジョイボールの回転角度θ
がある角度の範囲では全メニューを角度に応じたスピー
ドで移動するが、ある範囲では、あ行,か行,さ行,な
行,は行,ま行,や行,わ行,ん、それぞれの先頭のみ
を移動するようになる。
【0034】相手先は登録モード412g内のスピード
ダイヤルメニューで登録され、内部処理にて、あいうえ
お順にソーティングされたものがダイヤル情報エリア4
13に表示される。メニューカーソルがこのように動く
ため、ジョイボールの回転量のみで迅速に相手先を選択
でき、登録数が多くなっても選択にもどかしさを感じる
ことがない。
【0035】図7はコピーモードのときにモード設定を
選択したときの表示内容を示す図である。図2でジョイ
ボール313を手前(Y(−))に回転してから、右
(X(+))へ回転させ、メニューカーソルを401h
へ移動し、セットキー314をONすることによって表
示される。
【0036】両面マークおよびプリント情報および優先
モードに対するメニュー421〜423が表示され、そ
れぞれ「印字する」および「時刻指定」が指定されてい
る。エリア424には、装置の設定状態を示すメッセー
ジが表示される。
【0037】図8はファクシミリモードのときにモード
設定を選択したときの表示内容を示す図である。
【0038】着信印字、プリント情報、FAXマーク、
発信元印字、夜間一括、および優先モードに対するメニ
ュー431〜433が表示され、それぞれ「印字する」
が指定されている。また夜間一括処理モードに対しては
照度指定433eが選択されている。優先モードはコピ
ーモード時と同様に設定可能で、「時刻指定」433f
が選択されている。
【0039】次に図9を参照して、この発明に係るファ
クシミリ装置の制御回路について説明する。図9は制御
回路のブロック図であり、8つのCPUを中心に構成さ
れている。
【0040】CPU1は、操作パネル300のスイッチ
やテンキー群よりの信号や通信によって送られてきたデ
ータを解析し、表示を行なったり、入力されたデータを
送信したりする処理を実行する。
【0041】CPU2は、光電変換素子16,17から
の画像データを入力し、シェーディング補正、変倍、デ
ィザ処理などの通常の画像処理を行なう。さらに、CP
U2は、原稿の色を判別し、カラー(赤)・黒のトナー
現像に対応する書込信号に変換し、印字処理部40へデ
ータを出力する。
【0042】CPU3は、走査系10の動作を制御する
CPUである。
【0043】CPU4は、作像系70、光学系60を制
御するCPUで、P/Cドラム71の第1、第2帯電制
御、印字処理部40と協同して、発生する画像データの
書込動作、カラー(赤)・黒の2色トナーの現像動作、
給紙制御などのプリント関連動作の制御を実行する。
【0044】CPU5は、ファクシミリ装置全体として
のまとめ役の制御をするものであり、相互のタイミング
を調整したり、動作モードの決定を行なう。
【0045】CPU6は、ファクシミリ部、つまり通信
ブロックの制御を行なうものであり、画像データ←→符
号データの交換、通信プロトコルの送受、およびNCU
部の変換などを行なう。
【0046】図10に示したCPU7,8は、CPU6
などと同様にCPU5とシリアル通信を行なっており、
それぞれ原稿搬送と再給紙の制御を行なう。
【0047】次にフローチャートを参照して各CPUの
動作について説明する。
【0048】まず図11を参照して、CPU1の動作に
ついて説明する。CPU1によって操作パネル300上
のスイッチやキーの入力、表示部への表示などのメイン
ルーチンが制御される。
【0049】まず初期設定が行なわれ(S401)、内
部タイマがスタートし(S402)、入力制御S403
では操作パネル300上の入力信号に応じ、大きくはコ
ピーモードとファクシミリモードの動作モードの制御が
行なわれる。次に表示制御S404でそれらのデータが
操作パネル300上の表示部222などへ出力される。
またシリアルI/Oによって他のCPUのトラブルデー
タを受信すれば、それに応じた表示もこのルーチンで行
なわれる。
【0050】次いでその他の制御(S405)が行なわ
れ、内部タイマの終了を待って(S406)、プログラ
ムはS402へ戻る。
【0051】なおCPU1は割込処理で通信制御を行な
う(S407)。
【0052】次に図12を参照してCPU4の動作につ
いて説明する。CPU4は現像・転写系70Aの制御、
搬送70B系の制御、定着系70Cの制御を行なってい
る。
【0053】まず初期設定が行なわれ、内部タイマがス
タートされると現像・転写系70Aの制御が行なわれる
(S700〜S702)。次に現像・転写系70Aの制
御内容について説明する。
【0054】P/Cドラム71が矢印方向に1回転する
間に、帯電→第1露光→第1現像→第2帯電→第2露光
→第2現像→転写の各工程を行ない、2色の複写動作を
制御する。次いでP/Cドラム71の表面を均一に帯電
チャージャ72aで電位V0 1 にする。レーザ光を照射
して露光し、第1潜像を形成する。第1現像器73aに
よりバイアス電圧を印加してカラートナーを反転現像す
る。第2帯電チャージャ72bを用い、P/Cドラム7
1の表面電位を均一にV02にする。さらにレーザ光で第
2露光し、第2潜像を形成する。第2現像器73bによ
り、バイアス電圧をかけ、黒トナーを反転現像する。最
後に得られた2色のトナー像を転写チャージャ74で用
紙上に転写する。
【0055】次いで搬送70Bの制御が行なわれる(S
703)。ここでは用紙が収納されているカセット80
a,80bからの給紙、トナー像の先端と用紙の先端を
合わせるタイミングローラ82の起動、転写終了後の用
紙を定着部へ搬送などの制御が行なわれる。
【0056】次に定着系70Cの制御が行なわれる(S
704)。ここでは用紙上に転写された像(2色のトナ
ー像)の熱圧着による定着、定着ローラ84の温度制
御、定着後の排出などの制御が行なわれる。
【0057】次いで印字処理部の制御が行なわれ、その
他の処理を経て内部タイマの終了を待って(S705〜
S707)、プログラムはS701へ戻る。
【0058】次にFAX用CPU6の動作について図
9、図13を参照して説明する。
【0059】まず送信動作について説明する。初期設
定、内部タイマスタート、文字写込みが終了して(S3
01〜S303)、送信モードか否かが判断される(S
304)。S304で送信モードであると判断される
と、操作パネル300からの電話番号、通信モード等の
入力に応じて、イメージリーダ部からの画像データを画
像メモリに書込み、同時に符号器によって画像データを
符号データに直し、符号メモリ105に書込む(S30
5)。さらにNCU104から所定の宛先にダイヤルを
行なう。後は所定のプロトコルによって送信動作を行な
う(S306,S307)。
【0060】次に受信動作について説明する。NCU1
04から着信信号が検出されると(S304でNo,S
310でYes)、所定のプロトコルにより符号データ
を符号メモリ102に書込む(S311)。次に符号メ
モリ102から符号データを読出し、符号器103によ
って画像データに直し、画像メモリ105に書込む(S
312)。さらに画像メモリ105からLD駆動回路1
07へ画像データを送り(S313)、受信データが記
録される(S314)。
【0061】次に画像メモリ105の構成について説明
する。画像メモリ105は1頁分のドットデータつまり
400DPI相当のA3サイズの容量を有し、1ライン
毎に黒ラインか赤ラインかを示すサインビットを含む。
黒ラインの場合にはサインビットは0、色ラインの場合
には1をたてるように決める。メモリからデータを読出
し、プリンタへ転送するとき、このサインビットによっ
て黒で記録するか赤で記録するかを判断する。あるいは
読取った画像データを書込む場合には、黒か赤かのサイ
ンビットを画像データと共に書込む。コピーモードの場
合、プリント情報、両面マークを写し込まないときには
画像データは画像メモリ105を通過して直接プリンタ
に送られる。
【0062】次にS303で述べた文字写込みについて
説明する。以下に示すようなモードにおいて、図9によ
って示されるフォントROM101より文字またはある
フォーマットデータを参照して画像メモリ105への展
開を行なう。
【0063】(i) 発信元印字モード:送信時に画像
メモリ中の読取られた原稿画像データの先頭へ自局番
号、日時、頁数などを写込む。
【0064】(ii) 着信印字モード:受信画像デー
タを画像メモリへ展開した後、その後端へ相手先番号、
受信日時、頁数などを写込む。
【0065】(iii) FAXマークモード:受信画
像をプリントしたものの裏面へプリントする画像データ
としてFAXであることを示すマークを赤ラインとして
画像メモリへ展開する。
【0066】(iv) 両面マークモード:両面コピー
モードでプリントするときの表面に裏面を見落とさない
よう両面コピーであることを示すマークを赤ラインとし
て画像メモリ上の原稿読取画像へ付加する。
【0067】(v) プリント情報モード:コピーから
の出力か、FAX受信画像の出力かの明示およびその出
力日時などを画像メモリ105上の原稿読取画像へ付加
する。
【0068】次に図14を参照して、図13のS305
で示した送信データ処理サブルーチンの内容について説
明する。
【0069】まずステートSが0(初期設定時0に設定
される)のときは(S3051でYes)、走査系10
の動作に基づく読取データを待って、画像メモリ105
へデータを転送する。1頁分の読取が完了すると、ステ
ートSが1にされる(S3052でYes,S305
4)。
【0070】次にデータの圧縮(符号化)が行なわれて
符号メモリ102へ蓄積される(S3056〜S306
1)。このとき、画像データ中の黒データの量がカウン
トされる(S3060)。黒データのカウントは符号化
データの内容により判断される。符号化方式の例を図1
5に示す。これはCCITT勧告T.4のMH方式の例
である。ここではたとえば、黒が2ドット連続(次は
白)している場合、“11”と符号化されることを示し
ている。
【0071】1頁分のデータの圧縮が完了すると(S3
055でYes)、その画像が送信原稿の1枚目かそれ
以降なのか、黒データの量がある所定値より小さくて原
稿の裏と判定されたか、その原稿に対して反転して2回
目の読取りを行なった結果の画像データなのか(2回目
のフラグ=1)、ということに応じて反転フラグと2回
目フラグを決定する(S3062−S3066)。ここ
で反転フラグが1にされると、原稿搬送部内の処理(図
16)により原稿が反転されて読取られることになる。
【0072】また1枚目原稿が両面とも「白」と判断さ
れた場合や、2枚目以降で1枚目の原稿面と同じ面が
「白」と判断された場合には、発呼動作を行なわず、オ
ペレータに警告する(S3062でNo,S3075,
S3076,S3064でNo,S3068−S307
0)。
【0073】次に受信データ処理、伸長処理について説
明する。図13へ戻って受信動作中は受信データ処理
(S312)により、受信画像データをライン数をカウ
ントしながら符号メモリ102へ蓄積していく。その受
信画像データは伸長処理サブルーチン(S313)より
伸長され、記録処理サブルーチン(S314)によりプ
リントされる。
【0074】次に図17のS105で示した原稿の反転
/排出のサブルーチンについて図1および図16を参照
して説明する。
【0075】反転ローラ507への進入直前に原稿検知
を行なう排出センサ513が設けられており、搬送ベル
トにより搬送されてきた原稿の検出を行なって、反転ソ
レノイドをON/OFFすることで反転/排紙切換え爪
508の位置を切換えて原稿を再度搬送ベルト506下
へ持ってくるか、原稿排紙部511へ排出するかを制御
している。
【0076】コピーモードで両面原稿のとき(S105
2でYes,S1053でYes)、またはFAXモー
ドで反転フラグが1のとき(S1052でNo,S10
55でYes)、反転ソレノイドがONされ(S105
4)、原稿が反転される。それ以外のときは原稿は排出
される。なお、反転ソレノイドON時、原稿後端が排出
センサを抜けて(S1051でNo)、反転ソレノイド
がOFFになっても原稿先端は搬送ベルトに達してお
り、搬送上の支障はない。
【0077】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、原稿画
像の黒データ量が検出されその値が所定値以下であると
判断されたときは原稿は裏返して置かれたと判断され反
転手段で反転されて再度または2枚目以降の原稿が読取
られて送信される。
【0078】その結果、原稿が反転されて原稿読取用の
載置台に置かれてもオペレータの介入なしで自動的に原
稿が正常に読取られて送信できるファクシミリ装置が提
供できる。
【0079】その結果、誤って原稿の裏面を送信して無
駄な回線料金を払うことも送信相手先が無駄なプリント
アウトをすることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるデジタル複写機の概要を
示す模式図である。
【図2】複写機の操作パネルの平面図である。
【図3】ジョイボール近傍の概略側面図である。
【図4】ジョイボールの斜視図である。
【図5】液晶表示パネルの表示内容を示す模式図であ
る。
【図6】ファクシミリとしての動作を指定した場合の液
晶表示パネルの表示内容を示す図である。
【図7】コピーモードのときの液晶表示パネルの表示内
容を示す図である。
【図8】ファクシミリモードのときにモード設定を選択
したときの液晶表示パネルの表示内容を示す図である。
【図9】制御回路のブロック図である。
【図10】制御回路のブロック図である。
【図11】メインルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図12】CPU4の行なう動作を示すフローチャート
である。
【図13】FAX用CPUの動作を示すフローチャート
である。
【図14】送信データ処理の内容を示すフローチャート
である。
【図15】符号化方式の例を示す図である。
【図16】原稿反転/排出処理の内容を示すフローチャ
ートである。
【図17】原稿搬送制御を行なうCPU7の動作を示す
フローチャートである。
【図18】デジタル複写機を斜め上方から見た斜視図で
ある。
【図19】光学系、作像系の概略構成を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
10 走査系 20 画像信号処理部 40 印字処理部 60 光学系 70 作像系 102 符号メモリ 103 符号キー 105 画像メモリ 500 原稿搬送部 507 反転ローラ 508 反転/排紙切換え爪 513 排出センサ CPU6 FAX用CPU CPU7 原稿搬送用CPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読取る画像読取手段と、 前記原稿を反転する反転手段と、 前記読取った原稿画像の黒データ量を検出する検出手段
    と、 前記検出手段の検出結果を所定の値と比較する比較手段
    と、 前記比較手段が前記黒データ量の値が所定値以下である
    と判断したとき前記原稿を前記反転手段で反転し、再度
    前記画像読取手段で読取るよう前記反転手段および画像
    読取手段を制御する制御手段とを含む、ファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の原稿画像を読取る画像読取手段
    と、 前記原稿を反転する反転手段と、 前記読取った原稿画像の黒データ量を検出する検出手段
    と、 前記検出手段の検出結果を所定の値と比較する比較手段
    と、 前記比較手段が前記複数の原稿画像のうちの1枚目の原
    稿画像の前記黒データ量の値が所定値以下であると判断
    したとき2枚目以降の前記原稿を前記反転手段で反転
    し、前記画像読取手段で読取るよう前記反転手段および
    画像読取手段を制御する制御手段とを含む、ファクシミ
    リ装置。
JP4151701A 1992-06-11 1992-06-11 ファクシミリ装置 Withdrawn JPH05344267A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007251431A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007251431A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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