JP2003131510A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 少なくとも芯金と弾性層と中間層と表層から成るローラであって、前記中間層及び前記表層が、各々フッ素樹脂を含む塗料の塗工膜であり、且つ、前記中間層に無機フィラーが分散されていることを特徴とするローラ。
2. 前記無機フィラーが、扁平状である請求項１記載のローラ。
3. 加圧ローラである請求項１又は２記載のローラ。
4. 加熱ローラである請求項１又は２記載のローラ。
5. 前記中間層が少なくともフッ素樹脂を含有させたゴム（ラテックス）を含む請求項１又は２記載のローラ。
6. 前記中間層が変成フッ素樹脂を含む請求項１又は２記載のローラ。
7. 前記中間層の形成用の塗料中のフッ素樹脂粒子の粒径が前記無機フィラーの長径より小さい請求項１又は２記載のローラ。
8. 前記表層の形成用の塗料中のフッ素樹脂粒子の粒径が前記無機フィラーの長径より小さい請求項１又は２記載のローラ。
9. 前記中間子が、その表層側にフッ素樹脂層を有している請求項１又は２記載のローラ。
10. 前記表層の形成用の塗料中のフッ素樹脂粒子の粒径が１μｍ以下である請求項１又は２記載のローラ。
11. 前記無機フィラーの長径が前記中間層の厚みより大きい請求項１又は２記載のローラ。
12. 定着部にて未定着画像を担持した転写材を挟持搬送し、加熱源を内包する一対の回転体を圧接するように配設され、未定着画像を転写材に永久定着させる加熱定着装置において、
    前記一対の回転体のうち少なくとも一方の回転体として請求項１〜１１の何れか１つに記載のローラを具備することを特徴とする加熱定着装置。
13. 芯金、弾性層、中間層及び表層をこの順に有している電子写真用ローラの製造方法であって、
    フッ素樹脂粒子及び該フッ素樹脂粒子の粒径よりも大きい長径を有する無機フィラーを含んでいる中間層の形成用の塗料を用いてフッ素樹脂及び無機フィラーを含んでいる中間層を形成する工程と、
    フッ素樹脂を含んでいる表層の形成用の塗料を該中間層上に塗工してフッ素樹脂を含んでいる表層を形成する工程と、
    を有していることを特徴とする電子写真用ローラの製造方法。
14. 芯金、弾性層、中間層及び表層をこの順に有している電子写真用ローラの製造方法であって、
    フッ素樹脂粒子及び無機フィラーを含んでいる中間層の形成用の塗料を用いてフッ素樹脂及び無機フィラーを含んでいる中間層を形成する工程と、
    該無機フィラーの長径よりも小さい粒径のフッ素樹脂微粒子を含んでいる表層の形成用の塗料を該中間層上に塗工してフッ素樹脂を含んでいる表層を形成する工程と、
    を有していることを特徴とする電子写真用ローラの製造方法。