JP2003130196A - 車両用手動変速機の変速制御装置 - Google Patents

車両用手動変速機の変速制御装置

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JP2003130196A
JP2003130196A JP2001331018A JP2001331018A JP2003130196A JP 2003130196 A JP2003130196 A JP 2003130196A JP 2001331018 A JP2001331018 A JP 2001331018A JP 2001331018 A JP2001331018 A JP 2001331018A JP 2003130196 A JP2003130196 A JP 2003130196A
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vehicle
speed
vehicle speed
transmission
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Masayuki Kato
雅之 加藤
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動変速が可能な車両用手動変速機を備えた
車両において、手動変速モードでの走行中の急減速時に
適切なタイミングでダウン変速が自動的に行われる変速
制御装置を提供する。 【解決手段】 判定車速決定手段162により決定され
た判定車速V0 を実際の車速Vが下回る場合には、変速
制御手段174により変速機16のギヤ段が予め設定さ
れた低速側のギヤ段(第1速ギヤ段または第2速ギヤ
段)へ自動的にダウン変速させられることから、手動変
速モードでの走行中の急減速時に適切なタイミングでダ
ウン変速が行われるので、たとえば低速側ギヤ段での走
行中の急減速時において不要なダウン変速が防止され、
また高速側ギヤ段での走行中の急減速時には適切なタイ
ミングのダウン変速により再加速操作が行われたときに
十分な駆動力が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動変速が可能な車
両用手動変速機の変速制御装置に係り、特に、手動変速
モードにおいて制動や登坂などの車両減速時に現在選択
されているギヤ段から自動的にダウン変速させ、再加速
操作時の駆動力不足を防止する技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動変速が可能な車両用手動変速機が知
られている。たとえば常時噛合型平行2軸式手動変速機
に油圧シリンダなどのシフトアクチュエータを設けて自
動変速としたもの、複数組の遊星歯車装置の要素を選択
的に係合させるシフトアクチュエータにより自動的な変
速を可能とした自動変速機やベルト式無段変速機に、手
動変速操作スイッチからの指令に従って複数種類の変速
比のギヤ段を成立させる手動変速モードを設けたものな
どがそれである。そして、このような自動変速が可能な
車両用手動変速機を備えた車両において、所定の動作条
件が成立した場合には自動変速モードに切り換えられて
現在の動作条件に適したギヤ比となるように自動変速さ
せる変速制御装置が提案されている。たとえば、特表平
10−500376号公報に記載された変速制御装置が
それである。
【0003】このような従来の変速制御装置によれば、
実際のエンジン回転速度が所定の上限値例えば6300
rpmを超えたときに自動的なアップ変速が実行され、
所定の下限値例えば1050rpmを下まわったときに
自動的なダウン変速が実行されるようにすることで、エ
ンジンブレーキが強制的に禁止されたり、最も高いギア
段が選択されることが可能とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な自動変速が可能な車両用手動変速機を備えた車両で
は、手動変速モードにおける走行中に制動や登坂などに
より急な車両減速が発生する場合がある。このような場
合の再加速要求時には、手動によるダウン変速操作によ
ってダウン変速を行う必要があるため、操作煩雑である
ばかりか、ダウン変速操作完了後に再加速を行う必要が
あるために再加速が遅れるという問題があった。
【0005】これに対し、前記特表平10−50037
6号公報に記載された変速制御装置を適用し得たとして
も、一律にエンジン回転速度が下限値を下回ったときに
自動的なダウン変速が行われることから、低速側ギヤ段
での走行中の急減速時には不要に(早過ぎた)ダウン変
速が発生し、高速側ギヤ段での走行中の急減速時には遅
過ぎたダウン変速により再加速操作が行われたときに十
分な駆動力が得られないという不都合があった。
【0006】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、自動変速が可能
な車両用手動変速機を備えた車両において、手動変速モ
ードでの走行中の急減速時に適切なタイミングでダウン
変速が自動的に行われる変速制御装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、自動変速が可能な車
両用手動変速機において、車速が所定の判定車速を下ま
わると予め設定された低速側のギヤ段へ自動的にダウン
変速させる変速時制御装置であって、(a) 予め記憶され
た関係から走行中の前記変速機のギヤ段に基づいて前記
判定車速を算出する判定車速決定手段と、(b) 車速がそ
の判定車速決定手段により決定された判定車速を下回る
場合には、前記変速機のギヤ段を前記予め設定された低
速側のギヤ段へ自動的にダウン変速させる変速制御手段
とを、含むことにある。
【0008】
【発明の効果】このようにすれば、上記判定車速決定手
段により決定された判定車速を車速が下回る場合には、
変速制御手段により前記変速機のギヤ段が前記予め設定
された低速側のギヤ段へ自動的にダウン変速させられる
ことから、手動変速モードでの走行中の急減速時に適切
なタイミングでダウン変速が行われるので、たとえば低
速側ギヤ段での走行中の急減速時において不要なダウン
変速が防止され、また高速側ギヤ段での走行中の急減速
時には適切なタイミングのダウン変速により再加速操作
が行われたときに十分な駆動力が得られる。
【0009】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記予め記憶さ
れた関係は、走行中の変速機のギヤ段が高速側ギヤ段で
あるほど前記判定車速を高くするように設定されたもの
である。このようにすれば、手動変速モードで走行中の
車両の急減速時において適切なタイミングで自動的なダ
ウン変速が行われる。このため、低速側ギヤ段での走行
中の急減速時において不要なダウン変速が防止され、ま
た高速側ギヤ段での走行中の急減速時には適切なタイミ
ングのダウン変速により再加速操作が行われたときに十
分な駆動力が得られる。
【0010】また、好適には、車両の登坂走行を判定す
る登坂走行判定手段を含み、前記変速制御手段は、その
登坂走行判定手段により車両の登坂走行が判定された場
合には、最低速ギヤ段へダウン変速させるものである。
このようにすれば、自動的なダウン変速によって最低速
ギヤ段が成立させられるので、急減速の原因となった登
坂走行において十分に大きな駆動力が得られる。
【0011】また、好適には、前記車両の減速度および
スロットル開度の少なくとも一方に基づいて前記変速制
御手段によるダウン変速時期を変更するダウン変速時期
補正手段が、さらに含まれる。急減速時においては車両
の減速度が大きいほど、またスロットル開度が大きいほ
ど、速やかな或いは大きな再加速を必要としている状態
であるので、車両の減速度およびスロットル開度の少な
くとも一方に応じて適切なタイミングのダウン変速が得
られる。
【0012】また、前記ダウン変速時期補正手段は、車
両の減速度およびスロットル開度の少なくとも一方が大
きいほど前記判定車速を大きく補正するものである。急
減速時においては車両の減速度が大きいほど、またスロ
ットル開度が大きいほど、速やかな或いは大きな再加速
を必要としている状態であるので、上記のようにすれ
ば、判定車速が大きく補正されることにより、ダウン変
速が速やかに得られ、速やかな且つ大きな再加速が得ら
れる。
【0013】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の一実施例を
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0014】図1は、車両用駆動装置10の概略構成を
説明する骨子図で、FF(フロントエンジン・フロント
ドライブ)車両用のものであり、走行用駆動源としての
エンジン12、自動クラッチ14、変速機16、差動歯
車装置18を備えている。自動クラッチ14は、クラッ
チアクチュエータとして機能するクラッチレリーズシリ
ンダ34により自動的に係合或いは解放させられる乾式
単板式の摩擦クラッチであり、例えば図2に示すよう
に、エンジン12のクランクシャフト20に取り付けら
れたフライホイール22、クラッチ出力軸24に配設さ
れたクラッチディスク26、クラッチハウジング28に
配設されたプレッシャプレート30、プレッシャプレー
ト30をフライホイール22側へ付勢することによりク
ラッチディスク26を挟圧して動力伝達するダイヤフラ
ムスプリング32、クラッチレリーズシリンダ34によ
りレリーズフォーク36を介して図の左方向へ移動させ
られることにより、ダイヤフラムスプリング32の内端
部を図の左方向へ変位させてクラッチを開放(遮断)す
るレリーズスリーブ38を有して構成されている。上記
クラッチレリーズシリンダ34は、自動クラッチ14を
開放或いは継合(係合)させるためのクラッチアクチュ
エータとして機能している。
【0015】変速機16は差動歯車装置18と共に共通
のハウジング40内に配設されてトランスアクスルを構
成しており、そのハウジング40内に所定量だけ充填さ
れた潤滑油に浸漬され、差動歯車装置18と共に潤滑さ
れるようになっている。変速機16は、手動変速機とし
てよく知られた常時噛合式平行2軸型ではあるが、図示
しないセレクトシリンダおよびシフトシリンダによりギ
ヤ段が自動的に切換られることか可能な自動変速機でも
ある。この変速機16は、(a) 平行な一対の入力軸4
2、出力軸44間にギヤ比が異なる複数の変速ギヤ対4
6a〜46eが配設されるとともに、それ等の変速ギヤ
対46a〜46eに対応して複数のシンクロメッシュタ
イプの噛合クラッチ48a〜48eが設けられた2軸常
時噛合式の変速機構と、(b) それ等の噛合クラッチ48
a〜48eの3つのクラッチハブスリーブ50a、50
b、50cにそれぞれ係合させられ、変速段を切り換え
るために共通のシフトシリンダ78により択一的に駆動
される3本の互いに平行なフォークシャフト52(他の
2本は図示せず)と、(c) そのシフトシリンダ78を上
記クラッチハブスリーブ50a、50b、50cのいず
れかに連結させるためにセレクトシリンダ76により3
位置に位置決めされる図示しないセレクトシャフトとを
備えており、前進5段の変速段Gi (i=1〜5)が成
立させられるようになっている。入力軸42および出力
軸44には更に後進ギヤ対54が配設され、図示しない
カウンタシャフトに配設された後進用アイドル歯車と噛
み合わされることにより後進変速段が成立させられるよ
うになっている。なお、入力軸42は、スプライン嵌合
継手55を介して前記自動クラッチ14のクラッチ出力
軸24に連結されているとともに、出力軸44には出力
歯車56が配設されて差動歯車装置18のリングギヤ5
8と噛み合わされている。
【0016】上記クラッチハブスリーブ50bは噛合ク
ラッチ48bおよび48cに共通のものであり、クラッ
チハブスリーブ50cは噛合クラッチ48dおよび48
eに共通のものである。フォークシャフト52は、軸心
まわりの回動可能且つ軸方向の移動可能に配設され、図
示しないセレクトシリンダにより軸心まわりの3位置、
すなわち前記クラッチハブスリーブ50cと係合可能な
第1セレクト位置、クラッチハブスリーブ50bと係合
可能な第2セレクト位置、およびクラッチハブスリーブ
50aと係合可能な第3セレクト位置に位置決めされ
る。また、図示しないシフトシリンダにより軸方向の3
位置、すなわち噛合クラッチ48a〜48eが何れも遮
断され且つ後進変速段も成立しない中央の中立位置(図
1の状態)と、その軸方向における両側の第1シフト位
置(図1の右側)および第2シフト位置(図1の左側)
とに位置決めされる。中立位置では、入力軸42と出力
軸44との間の動力伝達が遮断される動力伝達遮断状態
になる。
【0017】上記第1セレクト位置の第1シフト位置で
は、噛合クラッチ48eが連結されることにより変速比
e(=入力軸42の回転数NIN/出力軸44の回転数N
OUT)が最も大きい第1変速段G1 が成立させられ、第
1セレクト位置の第2シフト位置では、噛合クラッチ4
8dが連結されることにより変速比eが2番目に大きい
第2変速段G2 が成立させられる。第2セレクト位置の
第1シフト位置では、噛合クラッチ48cが連結される
ことにより変速比eが3番目に大きい第3変速段G3
成立させられ、第2セレクト位置の第2シフト位置で
は、噛合クラッチ48bが連結されることにより変速比
eが4番目に大きい第4変速段G4 が成立させられる。
この第4変速段G4 の変速比e4 は略1である。第3セ
レクト位置の第1シフト位置では、噛合クラッチ48a
が連結されることにより変速比eが最も小さい第5変速
段G5 が成立させられ、第3セレクト位置の第2シフト
位置では後進変速段が成立させられる。フォークシャフ
ト52を移動させるセレクトシリンダおよびシフトシリ
ンダは、運転者の操作力を要しないで変速機16のギヤ
段を自動的に切換えるシフトアクチュエータ或いは変速
アクチュエータとして機能している。
【0018】前記差動歯車装置18は傘歯車式のもので
あり、一対のサイドギヤ80R、80Lにはそれぞれド
ライブシャフト82R、82Lがスプライン嵌合などに
よって連結され、左右の前輪(駆動輪)84R、84L
を回転駆動する。
【0019】前記クラッチレリーズシリンダ34、セレ
クトシリンダ、シフトシリンダは、油圧回路(HPU:
Hydraulic Power Unit)によって油圧が供給されるよう
になっている。油圧回路は、リザーバーから作動油を汲
み上げて吐出する電動式の油圧ポンプ94、油圧ポンプ
94から吐出された作動油を蓄積するアキュムレータ、
クラッチレリーズシリンダ(スレーブシリンダ)34に
対する作動油の供給、排出を切り換えるクラッチソレノ
イドバルブ98、セレクトシリンダ、シフトシリンダに
対する作動油の供給、排出を切り換えるマスターソレノ
イドバルブ100、セレクトソレノイドバルブ102、
シフトソレノイドバルブ104を備えている。また、1
10は作動油の油圧PO を検出する油圧センサである。
【0020】ここで、上記クラッチソレノイドバルブ9
8は、自動クラッチ14を開放或いは継合(係合)させ
るためのクラッチレリーズシリンダ34の作動を制御す
るために切換えられるとともに、クラッチレリーズシリ
ンダ34の作動速度すなわち自動クラッチ14の継合時
間或いは継合速度を制御するために可変のデューティ比
により所定の周波数でオンオフ駆動(デューティ駆動)
される。これにより、クラッチレリーズシリンダ34に
供給され或いはそれから排出される作動油の流量制御が
行われて、変速期間内において自動クラッチ14の開放
速度或いは継合速度すなわち開放時間或いは継合時間が
可変とされるようになっている。
【0021】図3は、本実施例の車両用駆動装置10の
制御系統を説明するブロック線図であり、相互に通信回
線により接続されたエンジン用ECU(Electronic Con
trolUnit)114、変速機用ECU116、およびAB
S(Antilock Brake System)用ECU118を備えてい
るとともに、それ等の間で必要な情報をやり取りする。
これ等のECU114、116、118は、何れもマイ
クロコンピュータを含んで構成されており、RAMの一
時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログ
ラムに従って信号処理を行う。エンジン用ECU114
には、イグニッションスイッチ120、エンジン回転数
(NE )センサ122、車速(V)センサ124、スロ
ットル弁開度(θTH)センサ126、吸入空気量(Q)
センサ128、吸入空気温(TA )センサ130、エン
ジン冷却水温(TW )センサ132などが接続され、そ
れぞれイグニッションスイッチ120の操作位置、エン
ジン回転数NE 、車速V(出力軸44の回転数NOUT
対応)、スロットル弁開度θTH、吸入空気量Q、吸入空
気温(外気温)TA 、エンジン冷却水温TW などを表す
信号が供給されるようになっており、それ等の信号に従
ってスタータ(電動モータ)134を回転駆動してエン
ジン12を始動したり、燃料噴射弁136の燃料噴射量
や噴射時期を制御したり、イグナイタ138により点火
プラグの点火時期を制御したりする。イグニッションス
イッチ120は、「ON」および「スタート」位置を備
えており、「スタート」位置へ操作されることによりエ
ンジン用ECU114はスタータ134を作動させてエ
ンジン12を始動する。
【0022】変速機用ECU116は、変速制御装置と
して機能するものであって、それには、油圧回路内の変
速用の作動油温度(TOIL )センサ133、レバーポジ
ション(PL )センサ140、アップシフトスイッチ1
42、ダウンシフトスイッチ143、ブレーキスイッチ
144、入力回転数(NIN:入力軸42の回転数)セン
サ146、ギヤ位置(PG )センサ148、クラッチス
トローク(SCL)センサ150、前記油圧(PO )セン
サ110などが接続され、それぞれ作動油温度TOIL
シフトレバー160(図4参照)の操作レンジであるレ
バーポジションPL 、マニュアルシフトによるアップダ
ウン(±)、ブレーキのON、OFF、入力回転数
IN、変速機16の変速段であるギヤ位置PG (=G1
〜G5 )、自動クラッチ14のストロークすなわちクラ
ッチレリーズシリンダ34のストロークSCL、油圧回路
の油圧PO などを表す信号が供給されるようになってい
る。そして、それ等の信号や、前記エンジン制御用EC
U114、ABS用ECU118から必要な信号を取り
込むことにより、前記油圧ポンプ94の作動を制御した
り、クラッチソレノイドバルブ98、マスターソレノイ
ドバルブ100、セレクトソレノイドバルブ102、シ
フトソレノイドバルブ104を切換え制御したりするこ
とにより、変速機16の変速制御(前後進切換え制御を
含む)を行うとともに、その変速等に対応して自動クラ
ッチ14の遮断、接続制御を行う。
【0023】シフトレバー160は、例えば運転席の横
に配設されており、図4に示すように「R(リバー
ス)」、「N(ニュートラル)」、および「S(シーケ
ンシャル)」の3つの操作レンジに選択操作されて位置
決め保持されるようになっており、レバーポジションセ
ンサ140は、例えば各操作レンジに配設された複数の
ON−OFFスイッチ等によってその操作レンジを検出
する。そして、シフトレバー160が「R」レンジへ操
作されると、変速機16は後進変速段に切り換えられ、
「N」レンジへ操作されると動力伝達遮断状態に切り換
えられる。また、「S」レンジは複数の前進変速段Gi
を手動操作で変更できるレンジであって、「S」レンジ
の上下、すなわち車両の前後方向位置には、「(+)」
位置および「(−)」位置が設けられており、その
「(+)」位置または「(−)」位置へシフトレバー1
60が操作されると、そのことがアップシフトスイッチ
142またはダウンシフトスイッチ143によって検出
され、変速機16の複数の前進変速段Gi がアップダウ
ンされる。「(+)」位置はアップ位置で、一回の操作
毎に変速段Gi はアップすなわち変速比eが小さい高速
段側へ1段ずつ変速される一方、「(−)」位置はダウ
ン位置で、一回の操作毎に変速段Gi はダウンすなわち
変速比eが大きい低速段側へ1段ずつ変速される。アッ
プシフトスイッチ142およびダウンシフトスイッチ1
43は、「(+)」位置、「(−)」位置に配設された
一対の自動復帰型スイッチなどによって構成される。
【0024】上記「R」レンジと「N」レンジとの間、
「N」レンジと「S」レンジとの間にはそれぞれ節度機
構が設けられ、スプリング等の付勢装置およびカムなど
により必要操作力の山が付与されることにより、シフト
レバー操作に節度感が与えられるようになっている。ま
た、「S」レンジの前後に設けられた「(+)」位置、
「(−)」位置は何れも不安定で、それ等の「(+)」
位置、「(−)」位置へ操作されたシフトレバー160
はスプリング等の付勢装置により自動的に「S」レンジ
へ戻される。本実施例では、シトフレバー160および
その操作レンジを検出するレバーポジションセンサ14
0によってモード選択装置が構成されており、「N」レ
ンジ、「S」レンジはそれぞれニュートラルモード、マ
ニュアルシフトモードに相当する。
【0025】図3において、前記ABS用ECU118
には、4本の車輪にそれぞれ配設された車輪速(NW
センサ152から車輪速NW を表す信号が供給され、そ
れ等の車輪速NW を比較することによりスリップの有無
を検出し、ブレーキ油圧制御弁154を制御して各車輪
のブレーキ油圧を制御することによりスリップの発生を
抑制する。
【0026】次に、前記変速機用ECU116の制御機
能の要部を図5を用いて説明する。図5において、判定
車速決定手段162は、たとえば図6に示す予め記憶さ
れた関係から走行中における実際の変速機16のギヤ段
iに基づいて判定車速V0 を決定する。この図6の関係
は、ギヤ比iを示すギヤ段軸と判定車速V0 を示す判定
車速軸との2次元座標において、手動変速モードにおけ
るコースト走行において低速ギヤ段からの早期の不要な
ダウン変速や高速ギヤ段からの遅いダウン変速による再
加速時の駆動力不足が解消されるように、ギヤ比i(=
入力軸回転速度/出力軸回転速度)が大きくなるほど
(低速ギヤ段となるほど)判定車速V0 が小さく(低
く)なるように、換言すればギヤ比iが小さくなるほど
(高速ギヤ段となるほど)判定車速V0 が大きく(高
く)なるように設定されている。
【0027】判定車速補正手段すなわちダウン変速時期
補正手段163は、運転者による要求駆動力(加速度)
や車両の減速度Gが大きい場合には速やかにダウン変速
が発生させられるように、スロットル開度センサ126
によって検出されたスロットル開度θTHおよび/または
減速度センサ164により検出された車両減速度Gに基
づいて上記判定車速決定手段162によって決定された
判定車速V0 を補正する。すなわち、上記スロットル開
度θTHおよび/または車両減速度Gが大きくなるほど判
定車速V0 が大きくなるように補正する。
【0028】車速判定手段166は、手動変速モード判
定手段168により手動変速モードであると判定され且
つコースト走行判定手段170によりコースト走行が判
定されている走行中において、急減速判定手段としても
機能する登坂走行判定手段172により車両の登坂走行
(急減速走行)が判定された場合は、車速センサ124
によって検出された実際の車速Vが上記判定車速決定手
段162により算出された判定車速V0 を下回ったか否
かを判定する。
【0029】変速制御手段174は、手動変速モードが
選択されている場合は、通常は、シフトレバー160の
操作に従って変速機16のギヤ段をアップ変速またはダ
ウン変速させる。しかし、この手動変速モードにおい
て、上記車速判定手段166により、車速センサ124
によって検出された実際の車速Vが上記判定車速決定手
段162により算出された判定車速V0 を下回ったと判
定されると、変速制御手段174は、変速機16のギヤ
段を第1速ギヤ段または第2速ギヤ段のような予め設定
された低速側のギヤ段へ自動的にダウン変速させる。特
に、急減速判定手段としても機能する登坂走行判定手段
172により車両の登坂走行(急減速走行)が判定され
た場合は、最低速ギヤ段である第1速ギヤ段へダウン変
速させる。
【0030】以下、前記変速機用ECU116の制御作
動の要部すなわち手動変速モードにおける急減速時ダウ
ン変速制御を図7のフローチャートを用いて説明する。
図7に示すルーチンはたとえば数m乃至十数m秒の周期
などの所定のサイクルタイムで繰り返し実行される。
【0031】図7において、手動変速モード判定手段1
68に対応するステップ(以下、ステップを省略する)
S1では、変速機16の手動変速モードが選択されてい
るか否かがシフトレバー160の操作位置に基づいて判
断される。このS1の判断が否定される場合は本ルーチ
ンが終了させられるが、肯定される場合は、前記コース
ト走行判定手段170に対応するS2において、非加速
走行であるコースト走行であるか否かがたとえばスロッ
トル開度θTHが零%であるか否かに基づいて判断され
る。このS2の判断が否定される場合は本ルーチンが終
了させられるが、肯定される場合は、判定車速決定手段
162に対応するS3において実際の変速機16のギヤ
比がiとして読み込まれるとともに、たとえば図6に示
す予め記憶された関係から実際の変速機16のギヤ比i
に基づいて判定車速V0 が決定される。
【0032】次いで、前記車速判定手段166に対応す
るS4において、実際の車速Vが上記判定車速V0 を下
まわったか否かが判断される。このS4の判断が否定さ
れる場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定される
場合は、前記変速制御手段174に対応するS5におい
て、それまでのギヤ段から第1速ギヤ段または第2速ギ
ヤ段などの低速側ギヤ段へ自動的にダウン変速される。
図示しないステップによって登坂走行などの急減速走行
が判定される場合には、最低速ギヤ段すなわち第1速ギ
ヤ段へダウン変速される。
【0033】上述のように、本実施例によれば、判定車
速決定手段162(S3)により決定された判定車速V
0 を実際の車速Vが下回る場合には、変速制御手段17
4(S5)により変速機16のギヤ段が予め設定された
低速側のギヤ段(第1速ギヤ段または第2速ギヤ段)へ
自動的にダウン変速させられることから、手動変速モー
ドでの走行中の急減速時に適切なタイミングでダウン変
速が行われるので、たとえば低速側ギヤ段での走行中の
急減速時において不要なダウン変速が防止され、また高
速側ギヤ段での走行中の急減速時には適切なタイミング
のダウン変速により再加速操作が行われたときに十分な
駆動力が得られる。
【0034】また、本実施例によれば、予め記憶された
関係は、走行中の変速機16のギヤ段が高速側ギヤ段で
あるほどすなわちギヤ比iが小さくなるほど判定車速V
0 を高くするように設定されたものであることから、手
動変速モードで走行中の車両の急減速時において適切な
タイミングで自動的なダウン変速が行われる。このた
め、低速側ギヤ段での走行中の急減速時において不要な
ダウン変速が防止され、また高速側ギヤ段での走行中の
急減速時には適切なタイミングのダウン変速により再加
速操作が行われたときに十分な駆動力が得られる。
【0035】また、本実施例によれば、車両の登坂走行
を判定する登坂走行判定手段172を含み、前記変速制
御手段174は、その登坂走行判定手段172により車
両の登坂走行が判定された場合には、最低速ギヤ段へダ
ウン変速させるものであることから、その自動的なダウ
ン変速によって最低速ギヤ段すなわち第1速ギヤ段が成
立させられるので、急減速の原因となった登坂走行にお
いて十分に大きな駆動力が得られる。
【0036】また、本実施例によれば、車両の減速度G
およびスロットル開度θTHの少なくとも一方に基づいて
変速制御手段174によるダウン変速時期を補正するダ
ウン変速時期補正手段163が、さらに含まれることか
ら、急減速時においては車両の減速度が大きいほど、ま
たスロットル開度が大きいほど、速やかな或いは大きな
再加速を必要としている状態であるので、車両の減速度
およびスロットル開度の少なくとも一方に応じて適切な
タイミングのダウン変速が得られる。
【0037】また、上記ダウン変速時期補正手段163
は、車両の減速度Gおよびスロットル開度θTHの少なく
とも一方が大きいほど判定車速V0 を大きく補正するも
のであることから、急減速時においては車両の減速度G
が大きいほど、またスロットル開度θTHが大きいほど、
速やかな或いは大きな再加速を必要としている状態であ
るので、上記のようにすれば、判定車速V0 が大きく補
正されることにより、ダウン変速が速やかに得られ、速
やかな且つ大きな再加速が得られる。
【0038】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加
えた態様で実施することができる。
【0039】たとえば、前述の実施例の変速機16は、
常時噛合式平行2軸型の手動変速機であったが、複数組
の遊星歯車装置の要素を選択的に係合させるシフトアク
チュエータにより自動的な変速を可能とした自動変速機
や、有効径が可変な一対の可変プーリに伝動ベルトが巻
き掛けられて自動変速可能なベルト式無段変速機に、シ
フトレバーや手動変速操作スイッチからの手動変速指令
に従って複数種類の変速比のギヤ段を選択的に成立させ
る手動変速モードを設けたものなどがそれである。
【0040】また、前述の実施例では、自動クラッチ1
4は油圧で駆動されるクラッチレリーズシリンダ34に
よって開放継合作動させられていたが、電動モータなど
の他のアクチュエータによって作動させられるものであ
ってもよい。同様に、変速機16は油圧で駆動されるセ
レクトシリンダおよびシフトシリンダにより切換作動さ
せられていたが、電動モータなどの他のアクチュエータ
によって作動させられるものであってもよい。
【0041】また、前述の図5の登坂走行判定手段17
2、ダウン変速時期補正手段163は、必ずしも設けら
れていなくてもよい。
【0042】なお、上述したのはあくまでも本発明の一
実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である車両用変速機の変速制
御装置を備えている車両用駆動装置の概略構成を示す骨
子図である。
【図2】図1の車両用駆動装置の自動クラッチの一例を
説明する図である。
【図3】図1の車両用駆動装置の制御系統を説明するブ
ロック線図である。
【図4】図1の車両用駆動装置のシフトレバーの一例を
示す斜視図である。
【図5】図3の変速機用電子制御装置の制御機能の要部
を説明する機能ブロック線図である。
【図6】図5の判定車速決定手段において判定車速の決
定のために用いられる予め記憶された関係を説明する図
である。
【図7】図3の変速機用電子制御装置の制御作動の要部
を説明するフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
12:エンジン 16:変速機(手動変速機) 162:判定車速決定手段 163:ダウン変速時期補正手段 166:車速判定手段 172:登坂走行判定手段 174:変速制御手段
フロントページの続き Fターム(参考) 3J552 MA04 MA13 MA19 NA01 NB01 PA20 RB19 RB22 SA27 SB10 SB33 SB38 TA01 TB01 VA03Z VA32Z VA48Z VA52Z VA62Z VA68Z VA80Z VB01W VB16Z VC01Z VC03W VC05Z VC07Z VD18Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速が可能な車両用手動変速機にお
    いて、車速が所定の判定車速を下まわると予め設定され
    た低速側のギヤ段へ自動的にダウン変速させる変速時制
    御装置であって、 予め記憶された関係から走行中の前記変速機のギヤ段に
    基づいて前記判定車速を決定する判定車速決定手段と、 車速が該判定車速決定手段により算出された判定車速を
    下回る場合には、前記変速機のギヤ段を前記予め設定さ
    れた低速側のギヤ段へ自動的にダウン変速させる変速制
    御手段とを、含むことを特徴とする車両用手動変速機の
    変速制御装置。
  2. 【請求項2】 前記予め記憶された関係は、走行中の変
    速機のギヤ段が高速側ギヤ段であるほど前記判定車速を
    高くするように設定されたものである請求項1の車両用
    手動変速機の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 車両の登坂走行を判定する登坂走行判定
    手段を含み、 前記変速制御手段は、該登坂走行判定手段により車両の
    登坂走行が判定された場合には、最低速ギヤ段へダウン
    変速させるものである請求項1または2の車両用手動変
    速機の変速制御装置。
  4. 【請求項4】 前記車両の減速度およびスロットル開度
    の少なくとも一方に基づいて前記変速制御手段によるダ
    ウン変速時期を補正するダウン変速時期補正手段を、さ
    らに含むものである請求項1乃至3のいずれかの車両用
    手動変速機の変速制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ダウン変速時期補正手段は、車両の
    減速度およびスロットル開度の少なくとも一方が大きい
    ほど前記判定車速を大きく補正するものである請求項4
    の車両用手動変速機の変速制御装置。
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