JP2000249217A - 車両用自動クラッチの変速時制御装置 - Google Patents

車両用自動クラッチの変速時制御装置

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JP2000249217A JP11056468A JP5646899A JP2000249217A JP 2000249217 A JP2000249217 A JP 2000249217A JP 11056468 A JP11056468 A JP 11056468A JP 5646899 A JP5646899 A JP 5646899A JP 2000249217 A JP2000249217 A JP 2000249217A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギヤ段の切換時間が長くなっても自動クラッ
チの再継合時のショックを抑制できる車両用自動クラッ
チの変速時制御装置を提供する。 【解決手段】 継合時間変更手段166により、ギヤ段
切換時間算出手段164により算出されたギヤ段切換時
間tSHの増加に応じて自動クラッチ14の継合時間が長
くなる側へ変更されることから、ギヤ段の切換時間tSH
が長くなって運転者の体が前方側へ移動させられるほ
ど、自動クラッチ14が緩やかに再継合させられるの
で、自動クラッチ14の再継合時に運転者が受けるショ
ックが好適に抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用自動クラッチ
の変速時制御装置に係り、特に、変速機のギヤ段の切替
えに要したギヤ段切換時間に応じて自動クラッチの継合
時間を変更する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンと変速機との間に設けられ、ク
ラッチアクチュエータによって開放作動或いは継合作動
が行われる車両用自動クラッチが知られている。変速機
が手動操作によりギヤ段が直接的に切換られる手動変速
機である場合には、シフトレバーによる変速開始操作に
関連してこの自動クラッチが開放させられるとともにシ
フトレバーによる変速終了操作に関連して自動クラッチ
が継合させられる。また、変速機が油圧シリンダなどの
変速アクチュエータによりギヤ段が切り換えられる自動
変速機である場合には、シフトレバーによる変速指令操
作に関連して実行される一連の変速動作、すなわち自動
クラッチが開放させられた後、ギヤ段の切換が変速アク
チェウータによって行われ、次いで自動クラッチが継合
完了させられることにより、変速が終了させられるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シフトレバ
ーにより変速操作が行われる車両の変速に際しては、た
とえばパワーオン走行において自動クラッチの開放によ
って動力伝達系統が遮断されると、運転者が前方へ向か
う慣性力を受けることから、ギヤ段の切換時間が長くな
るほど運転者の体が前方側へ移動させられるので、自動
クラッチの再継合時において受けるショックが上記ギヤ
段の切換時間が長くなるほど大きくなるという欠点があ
った。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、ギヤ段の切換時
間が長くなっても自動クラッチの再継合時のショックを
抑制できる車両用自動クラッチの変速時制御装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、エンジンと変速機と
の間に設けられた車両用自動クラッチにおいて、その変
速機の変速時に該自動クラッチの係合を制御するための
変速時制御装置であって、(a) 前記変速機のギヤ段切換
時間を算出するギヤ段切換時間算出手段と、(b) そのギ
ヤ段切換時間算出手段により算出されたギヤ段切換時間
の増加に応じて前記自動クラッチの継合時間を増加側へ
変更する継合時間変更手段とを、含むことにある。
【0006】
【発明の効果】このような車両用自動クラッチの変速時
制御装置によれば、継合時間変更手段により、ギヤ段切
換時間算出手段により算出されたギヤ段切換時間の増加
に応じて前記自動クラッチの継合時間が増加側すなわち
長くなる側へ変更されることから、ギヤ段の切換時間が
長くなって運転者の体が前方側へ移動させられるほど、
自動クラッチが緩やかに再継合させられるので、自動ク
ラッチの再継合時に運転者が受けるショックが好適に抑
制される。
【0007】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の一実施例を
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0008】図1は、車両用駆動装置10の概略構成を
説明する骨子図で、FF(フロントエンジン・フロント
ドライブ)車両用のものであり、走行用駆動源としての
エンジン12、自動クラッチ14、変速機16、差動歯
車装置18を備えている。自動クラッチ14は、例えば
図2に示す乾式単板式の摩擦クラッチで、エンジン12
のクランクシャフト20に取り付けられたフライホイー
ル22、クラッチ出力軸24に配設されたクラッチディ
スク26、クラッチハウジング28に配設されたプレッ
シャプレート30、プレッシャプレート30をフライホ
イール22側へ付勢することによりクラッチディスク2
6を挟圧して動力伝達するダイヤフラムスプリング3
2、クラッチレリーズシリンダ34によりレリーズフォ
ーク36を介して図の左方向へ移動させられることによ
り、ダイヤフラムスプリング32の内端部を図の左方向
へ変位させてクラッチを開放(遮断)するレリーズスリ
ーブ38を有して構成されている。上記クラッチレリー
ズシリンダ34は、自動クラッチ14を開放或いは継合
(係合)させるためのクラッチアクチュエータとして機
能している。
【0009】変速機16は差動歯車装置18と共に共通
のハウジング40内に配設されてトランスアクスルを構
成しており、そのハウジング40内に所定量だけ充填さ
れた潤滑油に浸漬され、差動歯車装置18と共に潤滑さ
れるようになっている。変速機16は、セレクトシリン
ダ76およびシフトシリンダ78によりギヤ段が自動的
に切換られる常時噛合式の有段変速機であって、(a) 平
行な一対の入力軸42、出力軸44間にギヤ比が異なる
複数の変速ギヤ対46a〜46eが配設されるととも
に、それ等の変速ギヤ対46a〜46eに対応して複数
のシンクロメッシュタイプの噛合クラッチ48a〜48
eが設けられた2軸常時噛合式の変速機構と、(b) それ
等の噛合クラッチ48a〜48eの3つのクラッチハブ
スリーブ50a、50b、50cにそれぞれ係合させら
れ、変速段を切り換えるために共通のシフトシリンダ7
8により択一的に駆動される3本の互いに平行なフォー
クシャフト52(他の2本は図示せず)と、(c) そのシ
フトシリンダ78を上記クラッチハブスリーブ50a、
50b、50cのいずれかに連結させるためにセレクト
シリンダ76により3位置に位置決めされる図示しない
セレクトシャフトとを備えており、前進5段の変速段G
i (i=1〜5)が成立させられるようになっている。
入力軸42および出力軸44には更に後進ギヤ対54が
配設され、図示しないカウンタシャフトに配設された後
進用アイドル歯車と噛み合わされることにより後進変速
段が成立させられるようになっている。なお、入力軸4
2は、スプライン嵌合継手55を介して前記自動クラッ
チ14のクラッチ出力軸24に連結されているととも
に、出力軸44には出力歯車56が配設されて差動歯車
装置18のリングギヤ58と噛み合わされている。
【0010】上記クラッチハブスリーブ50bは噛合ク
ラッチ48bおよび48cに共通のもので、クラッチハ
ブスリーブ50cは噛合クラッチ48dおよび48eに
共通のものである。フォークシャフト52は、軸心まわ
りの回動可能且つ軸方向の移動可能に配設され、図3に
示すセレクトシリンダ76により軸心まわりの3位置、
すなわち前記クラッチハブスリーブ50cと係合可能な
第1セレクト位置、クラッチハブスリーブ50bと係合
可能な第2セレクト位置、およびクラッチハブスリーブ
50aと係合可能な第3セレクト位置に位置決めされ
る。また、図3に示すシフトシリンダ78により軸方向
の3位置、すなわち噛合クラッチ48a〜48eが何れ
も遮断され且つ後進変速段も成立しない中央の中立位置
(図1の状態)と、その軸方向における両側の第1シフ
ト位置(図1の右側)および第2シフト位置(図1の左
側)とに位置決めされる。中立位置では、入力軸42と
出力軸44との間の動力伝達が遮断される動力伝達遮断
状態になる。
【0011】上記第1セレクト位置の第1シフト位置で
は、噛合クラッチ48eが連結されることにより変速比
e(=入力軸42の回転数NIN/出力軸44の回転数N
OUT)が最も大きい第1変速段G1 が成立させられ、第
1セレクト位置の第2シフト位置では、噛合クラッチ4
8dが連結されることにより変速比eが2番目に大きい
第2変速段G2 が成立させられる。第2セレクト位置の
第1シフト位置では、噛合クラッチ48cが連結される
ことにより変速比eが3番目に大きい第3変速段G3
成立させられ、第2セレクト位置の第2シフト位置で
は、噛合クラッチ48bが連結されることにより変速比
eが4番目に大きい第4変速段G4 が成立させられる。
この第4変速段G4 の変速比e4 は略1である。第3セ
レクト位置の第1シフト位置では、噛合クラッチ48a
が連結されることにより変速比eが最も小さい第5変速
段G5 が成立させられ、第3セレクト位置の第2シフト
位置では後進変速段が成立させられる。フォークシャフ
ト52を移動させるセレクトシリンダ76およびシフト
シリンダ78は、運転者の操作力を要しないで変速機1
6のギヤ段を自動的に切換えるシフトアクチュエータ或
いは変速アクチュエータとして機能している。
【0012】前記差動歯車装置18は傘歯車式のもの
で、一対のサイドギヤ80R、80Lにはそれぞれドラ
イブシャフト82R、82Lがスプライン嵌合などによ
って連結され、左右の前輪(駆動輪)84R、84Lを
回転駆動する。
【0013】前記クラッチレリーズシリンダ34、セレ
クトシリンダ76、シフトシリンダ78は、図3に示す
油圧回路(HPU:Hydraulic Power Unit)90によっ
て油圧が供給されるようになっている。油圧回路90
は、リザーバー92から作動油を汲み上げて吐出する電
動式の油圧ポンプ94、油圧ポンプ94から吐出された
作動油を蓄積するアキュムレータ96、クラッチレリー
ズシリンダ(スレーブシリンダ)34に対する作動油の
供給、排出を切り換えるクラッチソレノイドバルブ9
8、セレクトシリンダ76、シフトシリンダ78に対す
る作動油の供給、排出を切り換えるマスターソレノイド
バルブ100、セレクトソレノイドバルブ102、シフ
トソレノイドバルブ104を備えている。また、図中の
106はリリーフ弁、108は逆止弁、110は作動油
の油圧PO を検出する油圧センサ、112はストレーナ
である。
【0014】ここで、上記クラッチソレノイドバルブ9
8は、自動クラッチ14を開放或いは継合(係合)させ
るためのクラッチレリーズシリンダ34の作動を制御す
るために切換えられるとともに、クラッチレリーズシリ
ンダ34の作動速度すなわち自動クラッチ14の継合時
間或いは継合速度を制御するために可変のデューティ比
により所定の周波数でオンオフ駆動(デューティ駆動)
される。これにより、クラッチレリーズシリンダ34に
供給され或いはそれから排出される作動油の流量制御が
行われて、変速期間内において自動クラッチ14の開放
速度或いは継合速度すなわち開放時間或いは継合時間が
可変とされるようになっている。
【0015】図4は、本実施例の車両用駆動装置10の
制御系統を説明するブロック線図で、相互に通信回線に
より接続されたエンジン用ECU(Electronic Control
Unit)114、変速機用ECU116、およびABS
(Antilock Brake System)用ECU118を備えている
とともに、それ等の間で必要な情報をやり取りする。こ
れ等のECU114、116、118は、何れもマイク
ロコンピュータを含んで構成されており、RAMの一時
記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラ
ムに従って信号処理を行う。エンジン用ECU114に
は、イグニッションスイッチ120、エンジン回転数
(NE )センサ122、車速(V)センサ124、スロ
ットル弁開度(θTH)センサ126、吸入空気量(Q)
センサ128、吸入空気温(TA )センサ130、エン
ジン冷却水温(TW )センサ132などが接続され、そ
れぞれイグニッションスイッチ120の操作位置、エン
ジン回転数NE 、車速V(出力軸44の回転数NOUT
対応)、スロットル弁開度θTH、吸入空気量Q、吸入空
気温(外気温)TA 、エンジン冷却水温TW などを表す
信号が供給されるようになっており、それ等の信号に従
ってスタータ(電動モータ)134を回転駆動してエン
ジン12を始動したり、燃料噴射弁136の燃料噴射量
や噴射時期を制御したり、イグナイタ138により点火
プラグの点火時期を制御したりする。イグニッションス
イッチ120は、「ON」および「スタート」位置を備
えており、「スタート」位置へ操作されることによりエ
ンジン用ECU114はスタータ134を作動させてエ
ンジン12を始動する。
【0016】変速機用ECU116は、変速制御装置と
してだけでなく、自動クラッチ14の変速時制御装置と
して機能するものであって、それには、油圧回路90内
の変速用の作動油温度(TOIL )センサ133、レバー
ポジション(PL )センサ140、アップシフトスイッ
チ142、ダウンシフトスイッチ143、ブレーキスイ
ッチ144、入力回転数(NIN:入力軸42の回転数)
センサ146、ギヤ位置(PG )センサ148、クラッ
チストローク(SCL)センサ150、前記油圧(PO
センサ110などが接続され、それぞれ作動油温度T
OIL 、シフトレバー160(図5参照)の操作レンジで
あるレバーポジションPL 、マニュアルシフトによるア
ップダウン(±)、ブレーキのON、OFF、入力回転
数NIN、変速機16の変速段であるギヤ位置PG (=G
1 〜G5 )、自動クラッチ14のストロークすなわちク
ラッチレリーズシリンダ34のストロークSCL、油圧回
路90の油圧PO などを表す信号が供給されるようにな
っている。そして、それ等の信号や、前記エンジン制御
用ECU114、ABS用ECU118から必要な信号
を取り込むことにより、前記油圧ポンプ94の作動を制
御したり、クラッチソレノイドバルブ98、マスターソ
レノイドバルブ100、セレクトソレノイドバルブ10
2、シフトソレノイドバルブ104を切換え制御したり
することにより、変速機16の変速制御(前後進切換え
制御を含む)を行うとともに、その変速等に対応して自
動クラッチ14の遮断、接続制御を行う。
【0017】シフトレバー160は、例えば運転席の横
に配設されており、図5に示すように「R(リバー
ス)」、「N(ニュートラル)」、および「S(シーケ
ンシャル)」の3つの操作レンジに選択操作されて位置
決め保持されるようになっており、レバーポジションセ
ンサ140は、例えば各操作レンジに配設された複数の
ON−OFFスイッチ等によってその操作レンジを検出
する。そして、シフトレバー160が「R」レンジへ操
作されると、変速機16は後進変速段に切り換えられ、
「N」レンジへ操作されると動力伝達遮断状態に切り換
えられる。また、「S」レンジは複数の前進変速段Gi
を手動操作で変更できるレンジで、「S」レンジの上
下、すなわち車両の前後方向位置には、「(+)」位置
および「(−)」位置が設けられており、その
「(+)」位置または「(−)」位置へシフトレバー1
60が操作されると、そのことがアップシフトスイッチ
142またはダウンシフトスイッチ143によって検出
され、変速機16の複数の前進変速段Giがアップダウ
ンされる。「(+)」位置はアップ位置で、一回の操作
毎に変速段Gi はアップすなわち変速比eが小さい高速
段側へ1段ずつ変速される一方、「(−)」位置はダウ
ン位置で、一回の操作毎に変速段Gi はダウンすなわち
変速比eが大きい低速段側へ1段ずつ変速される。アッ
プシフトスイッチ142およびダウンシフトスイッチ1
43は、「(+)」位置、「(−)」位置に配設された
一対の自動復帰型スイッチなどによって構成される。
【0018】上記「R」レンジと「N」レンジとの間、
「N」レンジと「S」レンジとの間にはそれぞれ節度機
構が設けられ、スプリング等の付勢装置およびカムなど
により必要操作力の山が付与されることにより、シフト
レバー操作に節度感が与えられるようになっている。ま
た、「S」レンジの前後に設けられた「(+)」位置、
「(−)」位置は何れも不安定で、それ等の「(+)」
位置、「(−)」位置へ操作されたシフトレバー160
はスプリング等の付勢装置により自動的に「S」レンジ
へ戻される。本実施例では、シトフレバー160および
その操作レンジを検出するレバーポジションセンサ14
0によってモード選択装置が構成されており、「N」レ
ンジ、「S」レンジはそれぞれニュートラルモード、マ
ニュアルシフトモードに相当する。
【0019】図4において、前記ABS用ECU118
には、4本の車輪にそれぞれ配設された車輪速(NW
センサ152から車輪速NW を表す信号が供給され、そ
れ等の車輪速NW を比較することによりスリップの有無
を検出し、ブレーキ油圧制御弁154を制御して各車輪
のブレーキ油圧を制御することによりスリップの発生を
抑制する。
【0020】次に、前記変速機用ECU116の制御機
能の要部を図6を用いて説明する。図6において、エン
ジン出力制御手段162は、変速機16における一連の
変速動作内の自動クラッチ14の開放動作、或いは自動
クラッチ14の継合動作に伴って、スロットル弁開度θ
TH、燃料噴射量などを所定値以下に減少させることによ
りエンジン12の出力を一時的に低下させたり、或いは
上記スロットル弁開度θTH、燃料噴射量などをアクセル
ペダル操作量に対応した値へ増加させることによりエン
ジン12の出力を緩やかに復帰させる。
【0021】ギヤ段切換時間算出手段164は、セレク
トシリンダ76およびシフトシリンダ78による変速機
16のギヤ段切換時間tSHを、たとえばそれまでのギヤ
段を成立させるために噛合わされていた噛合クラッチを
引き抜くシフトシリンダ78のロッドの移動開始点から
変速後のギヤ段を成立させるための噛合クラッチを噛合
わすシフトシリンダ78のロッドの移動終了点までの時
間をカウンタなどを用いてクロック信号を積算すること
により算出する。
【0022】継合時間変更手段166は、予め記憶され
た関係から実際のギヤ段切換時間t SH、スロットル開度
θTH、車速V、作動油温度TOIL 、気温TA 、変速機1
6の実際のギヤ段Gi などに基づいて自動クラッチ14
の継合時間T3 を算出することにより、上記ギヤ段切換
間算出手段164により算出されたギヤ段切換時間t SH
に応じて、そのギヤ段切換時間tSHが長くなるほど長く
なるように、自動クラッチ14の継合時間T3 を変更す
る。
【0023】手動変速制御手段168は、上記シフトレ
バー160によるアップシフトスイッチ142或いはダ
ウンシフトスイッチ143に対する入力操作があった場
合には、油圧回路90およびエンジン出力制御手段16
2を用いて、エンジン12の出力トルクを低下させつつ
自動クラッチ14を開放動作させ、ギヤ段を切り換え、
エンジン12の出力トルクを実際のアクセルペダル踏込
量すなわちスロットル弁開度θTHに応じた値に復帰させ
つつ自動クラッチ14を継合動作させるという一連の変
速動作を実行させることにより変速を行わせるととも
に、上記継合時間変更手段166により変更された継合
時間T3 で、自動クラッチ14の継合動作を実行させ
る。
【0024】以下、前記変速機用ECU116の制御作
動の要部を図7および図8のフローチャートを用いて説
明する。図7は、シフトレバー160の操作に従って変
速機16の変速を一連の作動に従って実行させる手動変
速制御ルーチンであり、所定のサイクルタイムで繰り返
し実行される。図8は、図7内のシーケンシャル制御を
示している。
【0025】図7のステップ(以下、ステップを省略す
る)S1では、レバーポジションセンサ140から供給
される信号に基づいて、シフトレバー160が「N」レ
ンジへ操作されているか否かが判断される。このS1の
判断が肯定される場合すなわち「N」レンジである場合
は、S2において、前記油圧回路90内のシフトソレノ
イドバルブ104を切り換えるなどしてシフトシリンダ
78が中立位置とされることにより、変速機16が動力
伝達遮断(ニュートラル)状態とされる。
【0026】上記S1の判断が否定される場合は、S3
において「S」レンジか否かが判断される。このS3の
判断が肯定される場合すなわち「S」レンジである場合
は、S4において、走行中に「N」レンジから「S」レ
ンジへ切り換えられたか否かが判断される。このS4の
判断が肯定された場合、例えば車速V>0で且つ新たに
「N」レンジから「S」レンジへ切り換えられた場合
は、S5が実行されるが、上記S4の判断が否定された
場合、例えば車速V=0或いは「S」レンジが継続して
いる場合はS6が実行される。
【0027】「N」レンジで変速機16が動力伝達遮断
状態とされた惰性走行中に「S」レンジへ切り換えられ
た場合に実行される上記S5では、たとえば車速Vおよ
びエンジン回転速度NE に基づいてエンジンストールを
生じることがないように適切に決定されたギヤ段が選択
される。また、例えば車速V=0或いは「S」レンジが
継続している場合に実行される上記S6では、シフトレ
バー160の「(+)」位置へのアップ操作、
「(−)」位置へのダウン操作に従って、変速機16の
変速段Gi を、エンジン12の出力トルクを低下させつ
つ自動クラッチ14を開放動作させ、ギヤ段を切り換
え、エンジン12の出力トルクを実際のアクセルペダル
踏込量すなわちスロットル弁開度θTHに応じた値に復帰
させつつ自動クラッチ14を継合動作させるという一連
の変速動作に従ってアップ変速或いはダウン変速が行わ
れる。なお、車両停止時に最初にシフトレバー160が
「S」レンジへ操作された場合は、変速比eが最も大き
い第1変速段G1 が成立させられる。
【0028】また、前記S3の判断が否定される場合、
すなわちシフトレバー160の操作位置が「N」レンジ
でも「S」レンジでもない場合は、S7において、シフ
トレバー160の操作位置が「R」レンジか否かが判断
される。このS7の判断が否定される場合は本ルーチン
が終了させられるが、肯定される場合すなわち「R」レ
ンジの場合は、S8において、油圧回路90が切り換え
られるなどして後進変速段が成立させられる。
【0029】図8は、上記S6のシーケンシャル制御を
詳しく説明する図である。図8において、SA1では、
アップシフトスイッチ142またはダウンシフトスイッ
チ143がオン(ON)状態へ切換えられたか否かが判
断される。このSA1の判断が否定される場合は本ルー
チンが終了させられるが、肯定される場合は、SA2に
おいて自動クラッチ14の開放がクラッチレリーズシリ
ンダ34により行われると同時にエンジン12の出力が
低下させられる。図9のt1 時点はこの状態を示してい
る。次いで、SA3では、自動クラッチ14の開放作動
が完了したか否かが、たとえばクラッチレリーズシリン
ダ34の出力ロッドがその開放側ストローク端に到達し
たことを図示しないスイッチにより検出したことに基づ
いて判断される。
【0030】当初は上記SA3の判断が否定されるの
で、SA2以下が繰り返し実行される。しかし、そのS
A2が繰り返し実行されるうちに自動クラッチ14の開
放作動が完了してSA3の判断が肯定されると、SA4
において、ギヤ段切換時間tSHを計数するためのカウン
タの計数作動が開始させられるとともに、それまでのギ
ヤ段からアップシフトスイッチ142またはダウンシフ
トスイッチ143により指示されたギヤ段への変速が、
セレクトシリンダ76およびシフトシリンダ78により
実行される。図9のt2 時点はこの状態を示している。
この変速では、それまでのギヤ段を成立させるために噛
合わされていた噛合クラッチを引き抜くようにシフトシ
リンダ78が作動させられた後、前記クラッチハブスリ
ーブ50cと係合可能な第1セレクト位置、クラッチハ
ブスリーブ50bと係合可能な第2セレクト位置、およ
びクラッチハブスリーブ50aと係合可能な第3セレク
ト位置に3位置のうち、上記アップシフトスイッチ14
2またはダウンシフトスイッチ143により指示された
ギヤ段を達成させるためのセレクト位置に位置させるよ
うにセレクトシリンダ76によりフォークシャフト52
が位置決めされ、そして、上記上記アップシフトスイッ
チ142またはダウンシフトスイッチ143により指示
されたギヤ段を達成させるように、シフトシリンダ78
により噛合クラッチがかみ合わせられる。
【0031】次いで、SA5では、ギヤ段切換作動の終
了すなわち上記シフトシリンダ78による噛合クラッチ
を噛み合わせる作動の終了が、たとえばそのシフトシリ
ンダ78の出力ロッドのストローク端への到達を図示し
ないスイッチで検出することにより判断される。当初
は、上記SA5の判断が否定されるので、SA4以下が
繰り返し実行される。
【0032】しかし、シフトシリンダ78によるギヤ段
切換作動が終了して上記SA5の判断が肯定されると、
SA6において、前記カウンタの計数内容に基づいてギ
ヤ段切換時間tSHが算出される。図9のt3 時点はこの
状態を示している。次いで、SA7において、予め記憶
された関係から上記実際のギヤ段切換時間tSH、スロッ
トル開度θTH、車速V、作動油温度TOIL 、気温TA
変速機16の実際のギヤ段Gi に基づいて、変速期間内
の一連の変速作動のうちの自動クラッチ14の継合時間
3 が決定されることにより変更される。この関係は、
自動クラッチ14の再継合時に運転者が受ける変速ショ
ックを抑制するように予め求められたものであり、ギヤ
段切換時間tSHが長くなるほど継合時間T3 を長くする
ものである。また、上記関係は、自動クラッチ14の再
継合時に運転者が受ける変速ショックを抑制するよう
に、スロットル開度θTHが大きくなるほど継合時間T3
を長くし、車速Vが高くなるほど継合時間T3 を短く
し、作動油温度TOIL が低くなるほど継合時間T3 を長
くし、気温TA が低くなるほど継合時間T3 を長くし、
変速機16の実際のギヤ段Gi が低くなるほど継合時間
3 を長くするように設定されており、自動クラッチ1
4の継合時間T3 の値は、上記スロットル開度θ TH、車
速V、作動油温度TOIL 、気温TA 、実際のギヤ段Gi
により修正されるようになっている。
【0033】そして、SA8では、自動クラッチ14が
上記SA7において変更された継合時間T3 で継合作動
するように継合させられるとともに、エンジン12の出
力がそのときのアクセルペダル操作量に対応する値とな
るように復帰させられる。この自動クラッチ14の継合
期間或いは図9のt4 乃至t5 区間の継合速度は、上記
ギヤ段切換時間tSHに応じてそれが長くなるほど長く或
いは高くされる。本実施例では、上記SA6がギヤ段切
換時間算出手段164に対応し、上記SA7が前記継合
時間変更手段166に対応し、上記SA2、SA4、S
A8が前記手動変速制御手段168に対応している。
【0034】上述のように、本実施例の車両用自動クラ
ッチの変速時制御装置によれば、継合時間変更手段16
6(SA7)により、ギヤ段切換時間算出手段164
(SA6)により算出されたギヤ段切換時間tSHの増加
に応じて自動クラッチ14の継合時間が長くなる側へ変
更される。たとえば、変速期間内において自動クラッチ
14の開放期間T1 の後に実行されるギヤ段切換に要し
た時間tSHが図9のAに示す比較的短い値であった場合
には、その後の自動クラッチ14の継合は実線に示すよ
うに速やかに行われて継合期間T3 は比較的短いものと
されるが、上記ギヤ段切換に要した時間tSHが図9のB
に示す比較的長い値であった場合には、図9の破線に示
すように緩やかに行われて継合期間T3 は比較的長いも
のとされる。従って、変速期間中のギヤ段の切換時間t
SHが長くなって運転者の体が前方側へ移動させられるほ
ど、自動クラッチ14が緩やかに再継合させられるの
で、自動クラッチ14の再継合時に運転者が受けるショ
ックが好適に抑制される。
【0035】また、通常、気温が低下して油圧回路90
内の作動油の粘性が高くなるほど変速機16のギヤ段の
切換時間tSHが長くなることから、本実施例によれば、
凍結路或いは圧雪路などの低摩擦路面での走行時におい
て自動クラッチ14が緩やかに再継合させられるので、
車両の挙動が安定化する利点がある。
【0036】また、本実施例の継合時間変更手段166
によれば、スロットル開度θTHが大きくなるほど継合時
間T3 を長くする関係から実際のスロットル開度θTH
基づいてギヤ段の切換時間tSHが変更されるので、自動
クラッチ14の再継合時に運転者が受ける変速ショック
が一層好適に抑制される。
【0037】また、本実施例の継合時間変更手段166
によれば、車速Vが高くなるほど継合時間T3 を短くす
る関係から実際の車速Vに基づいてギヤ段の切換時間t
SHが変更されるので、自動クラッチ14の再継合時に運
転者が受ける変速ショックが一層好適に抑制される。
【0038】また、本実施例の継合時間変更手段166
によれば、作動油温度TOIL が低くなるほど継合時間T
3 を長くする関係から実際の作動油温度TOIL に基づい
てギヤ段の切換時間tSHが変更されるので、自動クラッ
チ14の再継合時に運転者が受ける変速ショックが一層
好適に抑制される。
【0039】また、本実施例の継合時間変更手段166
によれば、気温TA が低くなるほど継合時間T3 を長く
する関係から実際の気温TA に基づいてギヤ段の切換時
間t SHが変更されるので、自動クラッチ14の再継合時
に運転者が受ける変速ショックが一層好適に抑制され
る。
【0040】また、本実施例の継合時間変更手段166
によれば、変速機16の実際のギヤ段Gi が低くなるほ
ど継合時間T3 を長くする関係から実際のギヤ段Gi
基づいてギヤ段の切換時間tSHが変更されるので、自動
クラッチ14の再継合時に運転者が受ける変速ショック
が一層好適に抑制される。
【0041】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、
本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加
えた態様で実施することができる。
【0042】たとえば、前述の実施例の変速機16は、
変速アクチュエータとして機能するセレクトシリンダ7
6およびシフトシリンダ78によりギヤ段が切り換えら
れるものであったが、シフトレバーの手動操作によって
噛合クラッチが選択的に作動させられることによりギヤ
段が直接的に切り換えられる形式のものであってもよ
い。このような場合には、シフトレバーによる変速開始
操作に関連してこの自動クラッチ14が開放させられる
とともにシフトレバーによる変速終了操作に関連して自
動クラッチ14が継合させられる。
【0043】また、前述の実施例の継合時間変更手段1
66では、ギヤ段切換時間算出手段164により算出さ
れたギヤ段切換時間tSHに応じて、そのギヤ段切換時間
SHが長くなるほど自動クラッチ14の継合時間T3
長くなるように変更されていたが、その継合時間T3
代えて、その継合時間T3 に密接に関連する継合速度、
クラッチレリーズシリンダ34への作動油流量、或いは
クラッチソレノイドバルブ98の駆動デューティ比が、
上記ギヤ段切換時間tSHが長くなるほど自動クラッチ1
4の継合時間T3 が長くなるように変更されてもよい。
要するに、自動クラッチ14の再継合時における変速シ
ョックが抑制されるように継合時間T3が変更されるも
のであればよいのである。
【0044】また、前述の実施例では、アップシフトス
イッチ142およびダウンシフトスイッチ143が設け
られていたが、いずれか一方だけが設けられていても差
し支えない。また、上記アップシフトスイッチ142お
よびダウンシフトスイッチ143は、運転者の手で直接
操作可能にステアリングホイールに設けられていてもよ
い。
【0045】また、前述の実施例では、自動クラッチ1
4は油圧で駆動されるクラッチレリーズシリンダ34に
よって開放継合作動させられていたが、電動モータなど
の他のアクチュエータによって作動させられるものであ
ってもよい。同様に、変速機16は油圧で駆動されるセ
レクトシリンダ76およびシフトシリンダ78により切
換作動させられていたが、電動モータなどの他のアクチ
ュエータによって作動させられるものであってもよい。
【0046】また、前述の実施例の変速機16は、常時
噛合型平行2軸式の有段変速機であったが、複数組の遊
星歯車装置を備えてそれらの構成要素が油圧式摩擦係合
装置を介して相互に或いはハウジングに連結させられる
遊星歯車式有段変速機であってもよい。この場合の変速
時間は、変速判断或いは変速出力から変速に関与する油
圧式摩擦継合装置の係合完了までの時間として定義され
る。
【0047】また、前述の実施例では、クラッチレリー
ズシリンダ34を制御するクラッチソレノイドバルブ9
8がデューティ駆動されることにより変速時間が可変と
されていたが、上記クラッチレリーズシリンダ34に供
給され或いはそれから排出される作動油の流量を制御す
る流量制御弁が設けられていもよい。
【0048】また、前述の実施例では、変速機16の変
速に関して、手動操作に関連してギヤ段が切換えられる
マニアル変速モードだけが設けられていたが、予め記憶
された変速線図から実際の車速Vおよびスリットル弁開
度θTHに基づいて自動的にギヤ段を切換える自動変速モ
ードが選択可能に設けられていてもよい。
【0049】また、前述の図8のSA4およびSA6
は、加速走行時の変速操作すなわちパワーオン変速操作
時において実行されるものであってもよい。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である車両用自動クラッチの
変速時制御装置を備えている車両用駆動装置の概略構成
を示す骨子図である。
【図2】図1の車両用駆動装置の自動クラッチの一例を
説明する図である。
【図3】図1の車両用駆動装置に備えられている変速用
の油圧回路を説明する回路図である。
【図4】図1の車両用駆動装置の制御系統を説明するブ
ロック線図である。
【図5】図1の車両用駆動装置のシフトレバーの一例を
示す斜視図である。
【図6】図4の変速機用電子制御装置の制御機能の要部
を説明する機能ブロック線図である。
【図7】図4の変速機用電子制御装置の制御作動の要部
を説明するフローチャートであって、手動変速制御ルー
チンを示している。
【図8】図7のシーケンシャル制御のステップを詳しく
説明する図である。
【図9】図7のシーケンシャル制御の作動を説明するタ
イムチャートである。
【符号の説明】
12:エンジン 14:自動クラッチ 16:変速機 164:ギヤ段切換時間算出手段 166:継合時間変更手段
フロントページの続き Fターム(参考) 3D041 AA53 AB01 AC11 AC17 AC18 AD02 AD04 AD05 AD10 AD12 AD14 AD31 AD35 AD39 AD44 AD48 AD51 AE04 AE07 AE09 AE17 AE32 AE43 AF01 3J052 AA01 CA05 CA14 EA03 FB33 FB34 HA03 KA01 KA15 KA16 LA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと変速機との間に設けられた車
    両用自動クラッチにおいて、該変速機の変速時に該自動
    クラッチの係合を制御するための変速時制御装置であっ
    て、 前記変速機のギヤ段切換時間を算出するギヤ段切換時間
    算出手段と、 該ギヤ段切換時間算出手段により算出されたギヤ段切換
    時間の増加に応じて前記自動クラッチの継合時間を増加
    させる継合時間変更手段とを、含むことを特徴とする車
    両用自動クラッチの変速時制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006153157A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Hino Motors Ltd 変速機制御装置
JP2010196867A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Nissan Motor Co Ltd 車両のクラッチ制御装置
KR101234645B1 (ko) 2010-12-01 2013-02-19 기아자동차주식회사 드라이브 샤프트 보호장치 및 방법
JP2013050129A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Aisin Ai Co Ltd 車両用デュアルクラッチ式変速機
JP2014000950A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Dr Ing Hcf Porsche Ag 自動車の走行運転時にオイル供給を制御するための方法と,自動車のためのパワートレイン

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