JP2003129653A - 足場用階段の開口部ガード - Google Patents

足場用階段の開口部ガード

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JP2003129653A
JP2003129653A JP2001332011A JP2001332011A JP2003129653A JP 2003129653 A JP2003129653 A JP 2003129653A JP 2001332011 A JP2001332011 A JP 2001332011A JP 2001332011 A JP2001332011 A JP 2001332011A JP 2003129653 A JP2003129653 A JP 2003129653A
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Kaoru Aoyama
馥 青山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足場用階段のための開口部周辺を包囲すると
とともに取り付けの容易な足場用階段の開口部ガードを
提供すること。 【解決手段】 仮設足場の階段の昇降のために同階段位
置に形成される長方形形状の開口部45の周囲に配置さ
れる開口部ガードにおいて、開口部45の長辺に沿って
配置され、少なくとも2本の脚によって立設される第1
の手すり部11と、第1の手すり部11の一端寄りに形
成され開口部45の短辺に沿って配置される第2の手す
り部12とを備え、第1の手すり部11の脚15の下端
には布材42上に固着される係止金具17を装着し、脚
16の下端には足場板の側部の所望位置に対して固定可
能なスライド体19を装着し、第2の手すり部12には
同第2の手すり部12を前記支柱41に固定するための
クランプ35を装着するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、建築現場等に
仮設される足場に設置される階段の昇降のために開口さ
れる開口部周囲に配設される足場用階段の開口部ガード
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 一般に建築現場等に仮設される足場に
は上下方向の移動のために階段(階段用踏み板と支持材
によってユニット化されている)が設置されている。通
常足場の各階は足場板によって床面が構築されるがこの
階段が設置される位置においては作業者が階段を昇降で
きるように足場板を外して開口部が形成されている。一
般の仮設ではない建造物では階段の開口部周囲は壁面に
て包囲されるため開口部から落下してしまうことはない
のであるが仮設される足場では壁面を配置するわけには
いかない。したがって、開口部周辺には現場において手
すり用の布材をクランプ等の固定部材を使用して配置す
るようにして開口部からの落下の防止を図っているのが
実態である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 ところが、現場にお
いては必ずしも手すり用の布材を固定させるのにちょう
どよい位置に支持用の支柱や布材が配置されているわけ
ではない。つまり、手すり用の布材は単に開口部周辺の
手頃な支柱や布材を利用して現場作業で装着しているに
すぎず、場合によっては手すり用の布材を本来手すりと
して必要な開口部周辺以外の位置まで長く延出せざるを
得ないケースもありうる。すると、通行の支障になった
り階段を昇降する際に頭上に注意したりする必要が生じ
仮設足場での作業に支障を来す場合があった。本発明は
上記課題を解決するためのものである。その目的は、足
場用階段のための開口部周辺を包囲するととともに取り
付けの容易な足場用階段の開口部ガードを提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、請求項1に記載の発明では、多数の支柱と布材
とを立体的に組み合わせるとともに隣接する水平な同布
材間に長方形板状の足場板を渡して構築する建築現場に
仮設される足場であって、同足場に設けられる階段の昇
降のために同階段位置に形成される長方形形状の開口部
の周囲に配置される足場用階段の開口部ガードにおい
て、前記開口部の長辺に沿って配置され、少なくとも2
本の脚によって立設される第1の手すり部と、同第1の
手すり部の一端寄りに形成され開口部の短辺に沿って配
置される第2の手すり部とを備え、同第1の手すり部の
第1の脚の下端には前記布材上に固着される第1の固定
部材を装着するとともに第2の脚の下端には足場板の側
部の所望位置に対して固定可能な移動式固定部材を装着
し、前記第2の手すり部には同第2の手すり部を前記支
柱に固定するための第2の固定部材を装着するようにし
たことをその要旨とする。上記の構成では、階段位置に
形成される長方形形状の階段用開口部の周囲において開
口部の長辺に沿って第1の手すり部が配置され短辺に沿
って第2の手すり部が配置される。第1の手すり部の第
1の脚は布材上に第1の固定部材によって固定される。
この第1の脚の固定位置を基準として足場板の側部の所
望位置に対して第2の脚を移動式固定部材によって固定
することができる。これによって第1の手すり部が立設
される。一方、第2の手すり部を第2の固定部材を介し
て支柱に固定する。
【0005】また、請求項2に記載の発明では、多数の
支柱と布材とを立体的に組み合わせるとともに隣接する
水平な同布材間に長方形板状の足場板を渡して構築する
建築現場に仮設される足場であって、同足場に設けられ
る階段の昇降のために同階段位置に形成される長方形形
状の開口部の周囲に配置される足場用階段の開口部ガー
ドにおいて、前記開口部の長辺に沿って配置され、少な
くとも2本の脚によって立設される第1の手すり部と、
同第1の手すり部の一端寄りに形成され開口部の短辺に
沿って配置される第2の手すり部とを備え、同第1の手
すり部の両脚の下端には足場板の側部の所望位置に対し
て固定可能な移動式固定部材を装着し、前記第2の手す
り部には同第2の手すり部を前記支柱に固定するための
第2の固定部材を装着するようにしたことをその要旨と
する。上記の構成では、階段位置に形成される長方形形
状の階段用開口部の周囲において開口部の長辺に沿って
第1の手すり部が配置され短辺に沿って第2の手すり部
が配置される。第1の手すり部の両脚は布材上に移動式
固定部材によって固定される。これによって第1の手す
り部が立設される。一方、第2の手すり部を第2の固定
部材を介して支柱に固定する。
【0006】請求項3に記載の発明では請求項1又は2
の発明の構成に加え、前記移動式固定部材は同固定部材
が装着される前記脚に対して着脱可能としたことをその
要旨とする。このような構成では上記請求項1又は2の
発明の作用に加え、先に足場板側に移動式固定部材を固
定させることによって足場用階段の開口部ガードの取り
付け作業を簡略化することが可能となる。請求項4に記
載の発明では請求項3の発明の構成に加え、前記移動式
固定部材は前記脚を立設状態に保持する保持手段を備え
るようにしたことをその要旨とする。このような構成で
は上記請求項3の発明の作用に加え、第1の手すり部は
移動式固定部材の保持手段によって作業者が支持しなく
とも自立可能となる。また、請求項5に記載の発明では
請求項1〜4のいずれかの発明の構成に加え、前記第2
の手すり部を前記第2の固定部材を固定させる前記支柱
方向に対して伸縮可能としたことをその要旨とする。こ
のような構成では上記請求項1〜4のいずれかの発明の
作用に加え、開口部の幅に合わせて第2の手すり部の長
さを調整することが可能となる。また、請求項6に記載
の発明では請求項1〜5のいずれかの発明の構成に加
え、前記第1の手すり部を前記開口部の長辺に沿って伸
縮可能としたことをその要旨とする。このような構成で
は請求項1〜5のいずれかの発明の作用に加え、開口部
の長さに合わせて第1の手すり部の長さを調整すること
が可能となる。また、請求項7に記載の発明では請求項
1〜6のいずれかの発明の構成に加え、前記第2の手す
り部を前記第1の手すり部に対して水平方向に回動可能
に片持ち支持させるようにしたことをその要旨とする。
このような構成では請求項1〜6のいずれかの発明の作
用に加え、支持可能な支柱の位置に合わせて第2の手す
り部を回動させることが可能となる。
【0007】
【発明の効果】 上記各発明によれば互いに交差する方
向に延出される第1及び第2の手すり部をそれぞれ固定
することで最低限の固定位置でしっかりと固定すること
ができる。また、固定位置が少ないため作業が容易とな
る。更に移動式固定部材によって足場板の所望の位置で
固定できるため足場を構成する部材の設計変更にも対応
しやすく汎用性に富む。
【0008】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の一実施の形態で
ある足場用階段の開口部ガードについて図面に基づいて
説明する。尚、本実施の形態においては図2における左
右方向を左右として説明する。 (実施の形態1)図1〜図4に示すように、開口部ガー
ドは第1の手すり部11と第2の手すり部12から構成
されている。第1の手すり部11は水平に延出される上
下二段の手すりフレーム13と同両手すりフレーム13
を連結する縦フレーム14と長短の脚フレーム15,1
6とより構成されている。これら各フレーム13,1
4,15,16は中空の金属製のパイプ製とされる。脚
フレーム16の下端には第1の固定部材としての係止金
具17が固着されている。係止金具17は脚フレーム1
6の下端から斜めに延出される二股に分岐した長短の脚
片17a、17bから構成されており両脚片17a、1
7b間に凹部18が形成されている。
【0009】脚フレーム15の下端には着脱可能な移動
式固定部材としての金属製のスライド体19が装着され
ている。図5及び図6に示すように、スライド体19は
天板20a,側板20b及び底板20cからなる本体2
0を備えている。図6に示すように本体20の側面形状
は略逆L字状とされ、天板20a,側板20b及び底板
20cによって包囲される把持部21が形成されてい
る。天板20a上には脚フレーム15が内筒として嵌合
される外筒22が立設されている。外筒22の上部寄り
には180度対向する位置に一対の円孔23が透設され
ている。天板20aの外筒21に隣接する位置には締結
ねじ24が配設されている。締結ねじ24はつまみ26
を回動させることで天板20aの裏面側に突出された押
さえ金具25が進退するようになっている。図6に示す
ように、脚フレーム15の下端寄りには180度対向す
る位置に一対のピン27が配設されており、それらの先
端が脚フレーム15の外周面から外方に突出させられて
いる。両ピン27は内部のコイルスプリング28によっ
てそれぞれ外方に付勢されている。両ピン27は脚フレ
ーム15の下端側を外筒21に挿入させることで円孔2
3に納めることが可能となっている。
【0010】第2の手すり部12は第1の手すり部11
の左寄りであって上下二段の手すりフレーム13間に片
持ち状に支持されている。図1〜図4に示すように、第
2の手すり部12は水平に延出される上部の手すりフレ
ーム30と同手すりフレーム30と連結されたL字フレ
ーム31とより構成されている。これら各フレーム3
0,31は中空の金属製のパイプ製とされる。手すりフ
レーム30の基端は前記第1の手すり部11側の上部側
の手すりフレーム13の裏面において回動軸32によっ
て水平方向に回動可能に軸支され、L字フレーム31の
基端は下部側の手すりフレーム13の裏面において回動
軸32によって水平方向に回動可能に軸支されている。
上下の回動軸32は垂直に配置されている。その結果、
第2の手すり部12は回動軸32を中心に水平方向に回
動可能とされ、第1の手すり部11の二本の縦フレーム
14間に形成される空間(通路)を通過して前後方向に
行き来することが可能とされている。図1、図3及び図
4に示すように、手すりフレーム30の先端には同手す
りフレーム30を外筒として内筒となるスライド棒33
が挿入されている。スライド棒33は伸縮位置固定手段
としての締結ねじ34によって所定位置に固定されるよ
うになっている。スライド棒33の先端には第2の固定
部材としてのクランプ35が固着されている。
【0011】次にこのように構成された実施の形態1の
足場用階段の開口部ガードの使用方法について説明す
る。図1に示すように支柱41、布材42及び足場板4
3を組み合わせて(これに補助的に筋交い等の部材を使
用することもある)仮設足場を構築する。仮設足場には
上下方向の移動のための階段ユニット44が設置され、
階段ユニット44の設置位置においては昇降のために足
場板43が外されて開口部45が形成されている。開口
部45は長辺及び短辺からなる長方形形状の開口であっ
て、本実施の形態では長辺は足場板43の側面と布材4
2とにより区画され、短辺は布材42によって区画され
ている(図面では妻側のみ図示されている)。開口部4
5の角部の少なくとも一角には支柱41が立設されるこ
ととなる。足場用階段の開口部ガードは開口部45の周
囲に配置される。本実施の形態ではまず図6に示すよう
に開口部45に面した足場板43に対してスライド体1
9を第1の手すり部11の長さに応じた位置に装着す
る。足場板43の開口部45側に面した端部にスライド
体19の把持部21を嵌合させ締結ねじ24のつまみ2
6を用いて押さえ金具25によって固定させる。この状
態で第1の手すり部11を開口部45の長手方向に配置
させる。脚フレーム15をスライド体19の外筒22に
挿入させるとともに脚フレーム16下端の係止金具17
の凹部18を妻側に配置された布材42に係合させる。
脚フレーム15は外筒22に挿入されて両者はピン27
と円孔23の係合関係で固定される。この段階で作業者
が支えずとも脚フレーム15が外筒22に嵌合されてい
ることから第1の手すり部11は取りあえず自立するこ
ととなる。しかし、未だ第2の手すり部12が固定され
ていないためしっかりと立設されているわけではない。
次いで第2の手すり部12を回動させてその先端のクラ
ンプ35を開口部45の角部に立設された支柱41に固
定する。この時に開口部45の妻方向の長さ(開口部の
短辺)に応じてスライド棒33を進退させ締結ねじ34
によって固定する。
【0012】このように構成することにより本実施の形
態1の足場用階段の開口部ガードは以下のような効果を
奏する。 (1)第1の手すり部11に対して第2の手すり部12
を交差する方向に延出させて支柱41に固定させるよう
にしたため少ない固定数にもかかわらずしっかりと足場
用階段の開口部ガードを開口部45の周囲に配置するこ
とが可能となっている。 (2)先にスライド体19を所定位置に配置させてから
スライド体19の外筒22に第1の手すり部11の脚フ
レーム15を嵌合させることで作業者が手を離しても自
立させることが可能となり、作業効率が向上する。 (3)例えば脚フレーム15の下端に脚フレーム16の
下端に形成された係止金具17のような係止手段を設け
るとした場合、つまり隣接する二本の布材42間に係止
させる場合には第1の手すり部11の左右方向の長さは
必然的に二本の布材42の間隔を前提として決まってし
まう。ところが、本実施の形態ではスライド体19は足
場板43の長手方向の所望の位置に固定させることが可
能であるため第1の手すり部11の左右方向の長さにか
かわらずが第1の手すり部11を立設させることが可能
となる。 (4)第2の手すり部12の長さはスライド棒33をス
ライドさせることで調整することが可能であるため、種
々の幅の開口部45に対応させることが可能である。 (5)第2の手すり部12は水平に回動させることで第
1の手すり部11の前後方向いずれの方向にも延出させ
ることが可能である。そのため、上記図1のような配置
と対称となる位置に開口部ガードを設置することも可能
となる。 (6)脚フレーム15は外筒21に挿入した際にピン2
7によって円孔23と係合するため容易に抜けてしまう
ことはなく、一方で分解する場合にはピン27をコイル
スプリング28の付勢力に抗して押し込むことで脚フレ
ーム15を容易に上方にスライドさせて抜き取ることが
可能となっている。
【0013】(実施の形態2)実施の形態2では図7及
び図8に示すように実施の形態1の構成において第1の
手すり部11を構成する上下の手すりフレーム13が同
じ位置で切断され第1の手すり部11は左右に分割され
た分割体51,52とされている。右側の分割体51の
手すりフレーム13にはスライド棒53が固着されてお
り、左側の分割体52の手すりフレーム13内に挿入可
能とされている。第1の手すり部11はスライド棒53
を介して伸縮可能とされている。その他の構成は実施の
形態1と同様である。スライド棒53は伸縮位置固定手
段としての締結ねじ54によって所定位置に固定される
ようになっている。このように構成することにより本実
施の形態2の足場用階段の開口部ガードは上記実施の形
態1の効果に加えて以下のような効果を奏する。 (1)開口部45の長さに応じて第1の手すり部11を
伸縮させることが可能となり、種々の長さの開口部45
に対応することが可能である。
【0014】(実施の形態3)実施の形態3では図9に
示すように実施の形態1の構成において第1の手すり部
11の脚フレーム16の下端に固着される係止金具17
の代わりに脚フレーム15と同様にその下端にスライド
体19を装着するようになっている。スライド体19の
構成は図5に示す通りである。これによって第1の手す
り部11の左右の脚フレーム15,16は二つのスライ
ド体19を介して立設されることとなる。実施の形態3
の足場用階段の開口部ガードではまず脚フレーム15,
16の間隔に応じた間隔で二つのスライド体19の把持
部21を足場板43の開口部45側に面した端部に嵌合
させ締結ねじ24のつまみ26を用いて押さえ金具25
によって固定させるようにする。そして、それぞれのス
ライド体19の外筒22に脚フレーム15,16を嵌合
させて第1の手すり部11を自立させる。その後、上記
実施の形態1と同様に第2の手すり部12を支柱41に
固定する。このように構成することにより本実施の形態
3の足場用階段の開口部ガードは上記実施の形態1の効
果に加えて以下のような効果を奏する。 (1)布材42の有無や位置にかかわらず開口部45を
構成する足場板43に第1の手すり部11を装着するこ
とができるため、開口部ガードの取り付けパターンに広
がることとなる。
【0015】なお、この発明は前記実施の形態に限定さ
れるものではなく、次のように変更して具体化すること
も可能である。 ・開口部45を構成する支柱41、布材42及び足場板
43の組み合わせは本実施の形態の図面のものに限定さ
れない。例えば上記では開口部45の長辺は一方を布材
42で他方を足場板43によってその輪郭が構成されて
いたが、これは両側とも足場板43であっても構わな
い。 ・上記実施の形態では外筒22に対する脚フレーム15
の脱落防止手段としてピン27と円孔23との係合関係
で実行されていた。しかし、これは他の手段であっても
構わない。 ・スライド体19は要は足場板43の側部の所望の位置
に固定できれば形状は限定されるものではない。また、
固定手段は上記締結ねじ24に限定されない。 ・上記実施の形態では第1の手すり部11は最低限必要
な二本の脚フレーム15,16を備えるようにしていた
が、場合によっては三本以上にしても構わない。 ・第1の手すり部11及び第2の手すり部12の形状は
上記実施の形態に限定されない。 ・上記第2の手すり部12はスライド棒33によって長
さが調整可能であったが固定式であっても構わない。 ・第2の固定手段としてのクランプ35はL字フレーム
31先端(つまりスライド棒33の先端)に装着されて
いたが、必ずしも先端位置でなくともよい。 ・上記実施の形態では保持手段としてスライド体19の
外筒22が内筒としての脚フレーム15を保持して第1
の手すり部11を自立させるようになっていた。しか
し、内筒と外筒の関係は逆でも構わない。また、他の保
持手段を採用して第1の手すり部11を自立させるよう
にしても構わない。 ・その他、材質を変更したり、第1の手すり部11及び
第2の手すり部12を折り畳んだ状態で開かないように
緊縛ベルトを取り付けたり等、本発明はその態様を変更
して実施することは自由である。
【0016】本発明の目的を達成するために上記実施の
形態から把握できるその他の技術的思想について下記に
付記として説明する。 (1)前記脚と移動式固定部材との装着は外筒と内筒と
の嵌合関係によって実行されるようにすること。 (2)外筒と内筒との間には装着した状態で脱落が防止
される脱落防止手段が形成されていること (3)前記第2の固定部材は足場板の側部に対してスラ
イド移動可能に遊着できること
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の足場用階段の開口部ガー
ドを足場の開口部周辺に取り付けた状態を説明する説明
図。
【図2】同じ実施の形態の足場用階段の開口部ガードの
正面図。
【図3】同じ実施の形態の足場用階段の開口部ガードの
側面図。
【図4】同じ実施の形態の足場用階段の開口部ガードの
平面図。
【図5】同じ実施の形態の足場用階段の開口部ガードに
おける脚のスライド体への取り付け状態を説明する斜視
図。
【図6】同じ脚のスライド体への取り付け状態を説明す
る一部断面側面図。
【図7】他の実施の形態の足場用階段の開口部ガードを
足場の開口部周辺に取り付けた状態を説明する説明図。
【図8】他の実施の形態の足場用階段の開口部ガードの
側面図。
【図9】他の実施の形態の足場用階段の開口部ガードを
足場の開口部周辺に取り付けた状態を説明する説明図。
【符号の説明】
11…第1の手すり部、12…第2の手すり部、15,
16…脚、17…第1の固定部材としての係止金具、1
9…移動式固定部材としてのスライド体、22…保持手
段としての外筒、35…第2の固定部材としてのクラン
プ、41…支柱、42…布材、43…足場板、44…階
段ユニット、45…開口部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の支柱と布材とを立体的に組み合わ
    せるとともに隣接する水平な同布材間に長方形板状の足
    場板を渡して構築する建築現場に仮設される足場であっ
    て、同足場に設けられる階段の昇降のために同階段位置
    に形成される長方形形状の開口部の周囲に配置される足
    場用階段の開口部ガードにおいて、 前記開口部の長辺に沿って配置され、少なくとも2本の
    脚によって立設される第1の手すり部と、同第1の手す
    り部の一端寄りに形成され開口部の短辺に沿って配置さ
    れる第2の手すり部とを備え、同第1の手すり部の第1
    の脚の下端には前記布材上に固着される第1の固定部材
    を装着するとともに第2の脚の下端には足場板の側部の
    所望位置に対して固定可能な移動式固定部材を装着し、
    前記第2の手すり部には同第2の手すり部を前記支柱に
    固定するための第2の固定部材を装着するようにしたこ
    とを特徴とする足場用階段の開口部ガード。
  2. 【請求項2】 多数の支柱と布材とを立体的に組み合わ
    せるとともに隣接する水平な同布材間に長方形板状の足
    場板を渡して構築する建築現場に仮設される足場であっ
    て、同足場に設けられる階段の昇降のために同階段位置
    に形成される長方形形状の開口部の周囲に配置される足
    場用階段の開口部ガードにおいて、 前記開口部の長辺に沿って配置され、少なくとも2本の
    脚によって立設される第1の手すり部と、同第1の手す
    り部の一端寄りに形成され開口部の短辺に沿って配置さ
    れる第2の手すり部とを備え、同第1の手すり部の両脚
    の下端には足場板の側部の所望位置に対して固定可能な
    移動式固定部材を装着し、前記第2の手すり部には同第
    2の手すり部を前記支柱に固定するための第2の固定部
    材を装着するようにしたことを特徴とする足場用階段の
    開口部ガード。
  3. 【請求項3】 前記移動式固定部材は同固定部材が装着
    される前記脚に対して着脱可能とされていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の足場用階段の開口部ガー
    ド。
  4. 【請求項4】 前記移動式固定部材は前記脚を立設状態
    に保持する保持手段を備えていることを特徴とする請求
    項3に記載の足場用階段の開口部ガード。
  5. 【請求項5】 前記第2の手すり部を前記第2の固定部
    材を固定させる前記支柱方向に対して伸縮可能としたこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の足場用
    階段の開口部ガード。
  6. 【請求項6】 前記第1の手すり部を前記開口部の長辺
    に沿って伸縮可能としたことを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の足場用階段の開口部ガード。
  7. 【請求項7】 前記第2の手すり部は前記第1の手すり
    部に対して水平方向に回動可能に片持ち支持されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の足場
    用階段の開口部ガード。
JP2001332011A 2001-10-30 2001-10-30 足場用階段の開口部ガード Pending JP2003129653A (ja)

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