JP2014055494A - 階段開口部用手摺枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易な構成で安全性を高めることのできる階段開口部用手摺枠を提供する。
【解決手段】本発明の階段開口部用手摺枠1は、支柱4が立設される仮設足場に用いられ、支柱4間同士に配される腕木材5に仮設足場用階段2が設置されることによって生じる開口部3の周囲に設置されるものであって、その両端につかみ部材11a,12aを有し、腕木材5と他の腕木材5とに掛け渡される布地材11と、布地材11から上方に延びた支柱材13〜15に連結されて布地材11に平行に設けられた第1及び第2手摺材16,18と、第1及び第2手摺材16,18によって支持されて仮設足場の妻側に延出された妻側手摺枠20とを備える。第1及び第2手摺材16,18は、一端同士が他の腕木材5の上方位置まで延出されており、妻側手摺枠20は、一方端が第1及び第2手摺材16,18の一端近傍の部位で支持されており、他方端が支柱4のいずれかに取付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば建築現場等で組み立てられる仮設足場に用いられ、仮設足場用階段によって生じる開口部の周囲に設置される階段開口部用手摺枠に関する。
従来、マンション等の増改築や改修工事(塗装、タイル貼り、防水補修又はひび補修等)が実施される建築現場においては、建築物の周囲に現場作業者が高所作業を行うための仮設足場が組み立てられる。仮設足場では、図11に示すように、水平方向に配された腕木材40に床付き布枠41が掛止されることにより複数の層が組み立てられ、さらに現場作業者が異なる層に移動するための仮設足場用階段42が設置される。
仮設足場では、仮設足場用階段42が設置されると、その設置された層において開口部43が生じる。そのため、現場作業者はその層を歩行する際、開口部43から下方へ落下するおそれがある。したがって、開口部43の周囲には、通常、階段開口部用の手摺枠44が設置される。
階段開口部用手摺枠44は、両端につかみ金具が設けられた布地材45を有し、布地材45に複数の支柱材46を介して2本の手摺材47が水平方向に並設されている。そして、一方端の支柱材46には、現場作業者が開口部43の妻側から落下するのを防止するための妻側手摺枠48が支持されている。
図11は仮設足場のうち枠組足場を示す図であり、枠組足場においては鳥居型の建枠49が設置される。建枠49には、腕木方向に沿って補鋼材50が形成されているため、階段開口部用手摺枠44が設置されると、妻側手摺枠48が通路を塞ぐようになる。そのため、図11及び図12に示すように、妻側手摺枠48を平面視で斜めに取付ける必要がある(なお、図12では、床付き布枠41及び仮設足場用階段42を省略している。)。
しかしながら、妻側手摺枠48が斜めに取付けられると、妻側手摺枠48の下方に平面視で略三角形状の開口部51(図12参照)が生じることになり、現場作業員が歩行する上で、安全上好ましくないといった問題点があった。
一方、近年では、図13に示すように、仮設足場の各部材を連結する場合にくさび部材が用いられたくさび緊結式足場が知られている(例えば特許文献1参照)。
くさび緊結式足場では、枠組足場の建枠49に代えて、複数のポケット体52が形成された支柱53が立設される。くさび緊結式足場においても仮設足場用階段42が設置されると、開口部43が生じ、この開口部43の周囲に階段開口部用手摺枠54が設置される。くさび緊結式足場では、枠組足場のように建枠49の補鋼材50が設けられていないため、妻側手摺枠55を補鋼材50と干渉することなく取付けることができる。
この場合、階段開口部用手摺枠54では、上記した略三角形状の開口部51(図12参照)をなくすために、妻側手摺枠55をくさび緊結式足場の腕木材56の上方に位置するようにすればよい。
しかしながら、階段開口部用手摺枠54では、布地材45のつかみ金具57がくさび緊結式足場の腕木材56に掛止される。また、妻側手摺枠55は、一方端の支柱材46に支持され、支柱材46は、布地材45の中央寄りの位置から上方に延びるように構成されている。
そのため、妻側手摺枠55を支柱53に取付けると、図13及び図14(なお、図14では、床付き布枠41及び仮設足場用階段42を省略している。)に示すように、枠組足場の場合と同様に、妻側手摺枠55が斜めに取付けられることになる。よって、くさび緊結式足場でも、妻側手摺枠55の下方に平面視で略三角形状の開口部58がなお生じることになり、現場作業員が歩行する上で、安全上好ましくないといった問題点があった。
特開2006−291473号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、容易な構成で安全性を高めることのできる階段開口部用手摺枠を提供することを、その課題とする。
課題を解決するための手段
本発明によって提供される階段開口部用手摺枠は、複数の支柱が立設される仮設足場に用いられ、前記いずれかの支柱間同士に配される腕木材に仮設足場用階段が掛止されることによって生じる開口部の周囲に設置される階段開口部用手摺枠であって、その両端につかみ部材を有し、前記腕木材とそれに対向して配される他の腕木材とに掛け渡される布地材と、前記布地材から上方に延びた複数の支柱材に連結されて前記布地材に対して平行に設けられた複数の手摺材と、前記複数の手摺材によって支持されて前記仮設足場の妻側に延出された妻側手摺枠とを備え、前記複数の手摺材は、それらの一端同士が前記他の腕木材の上方位置まで延出されており、前記妻側手摺枠は、その一方端が前記複数の手摺材の一端近傍の部位で支持されており、その他方端が前記支柱のいずれかに取付けられていることを特徴としている。
本発明の階段開口部用手摺枠において、前記妻側手摺枠は、水平方向に延びた妻側手摺材を少なくとも有し、前記妻側手摺材の基端は、前記いずれかの手摺材の一端近傍の部位で回動自在に支持されており、前記妻側手摺材の至端には、進退自在なスライド部材が設けられており、前記スライド部材の先端には、前記支柱に取付けるための略U字状の把持部材が設けられているとよい。
本発明の階段開口部用手摺枠において、前記把持部材は、前記支柱に対して上下方向に変位自在とされているとよい。
発明の効果
本発明の階段開口部用手摺枠によると、妻側手摺枠は、一端同士が腕木材の上方位置まで延出されている複数の手摺材に支持され、かつ一方端が複数の手摺材の一端近傍の部位で支持されており、他方端が支柱に取付けられている。そのため、妻側手摺枠は、腕木材の上方でそれに平行に配置することができるので、従来の構成のように、妻側手摺枠が斜めに取付けられることにより平面視で略三角形状の開口部が生じることをなくすことができ、安全性の高い階段開口部用手摺枠を提供することができる。
本発明に係る階段開口部用手摺枠を示す斜視図である。 図1に示す階段開口部用手摺枠の正面図である。 図1に示す階段開口部用手摺枠の側面図である。 図1に示す階段開口部用手摺枠とくさび式緊結足場との位置関係を示す平面図である。 階段開口部用手摺枠の妻側手摺枠を折り畳んだ状態を示す正面図である。 階段開口部用手摺枠の妻側手摺枠を折り畳んだ状態を示す平面図である。 階段開口部用手摺枠の変形例を示す図である。 階段開口部用手摺枠の他の変形例を示す図である。 階段開口部用手摺枠の他の変形例を示す図である。 階段開口部用手摺枠の他の変形例を示す図である。 枠組足場に従来の階段開口部用手摺枠が設置された場合の斜視図である。 図11に示す階段開口部用手摺枠と枠組足場との位置関係を示す平面図である。 くさび式緊結足場に従来の階段開口部用手摺枠が設置された場合の斜視図である。 図13に示す階段開口部用手摺枠とくさび式緊結足場との位置関係を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係る階段開口部用手摺枠を示す斜視図であり、仮設足場に設置される場合の一例を示すものである。図2は、図1に示す階段開口部用手摺枠の正面図であり、図3は、同じく右側面図であり、図4は、同じく平面図である。
本実施形態に係る階段開口部用手摺枠1(以下、単に「手摺枠1」という。)は、例えば建築現場等の仮設足場に用いられ、仮設足場用階段2(以下、単に「階段2」という。)が設置されることによって生じる開口部3から現場作業者が落下することを防止するためのものである。階段2は、現場作業者が仮設足場の上層と下層との間を昇降するために用いられるものである。
手摺枠1は、本実施形態においては仮設足場のうちくさび緊結式仮設足場において用いられる。くさび緊結式仮設足場は、図1に示すように、複数の支柱4とそれらに取付られる複数の腕木材5や布地材6とを備え、水平方向に並設される腕木材5同士間に例えば床付き布枠7が設置される。現場作業者は、この床付き布枠7上を歩行して仮設足場内を移動することができる。
くさび緊結式足場における各支柱4には、上下方向に所定間隔を隔てて複数のポケット体8が形成されている。上記腕木材5や布地材6等は、それらの両端に形成されるくさび部材(図略)が各ポケット体8に楔着されることにより、支柱4に取付けられる。なお、ポケット体8は、図1に示すように、2つの上部ポケット体8aと、その高さ分だけ下げられた位置に取付けられた2つの下部ポケット体8bとからなる。
階段2は、例えば地面と仮設足場の二層目との間に配置される。あるいは、階段2は、例えば二、三層目の間といったように連続する層同士間に配置される。階段2は、複数の踏板部材9と、これらの踏板部材9を左右から支持するための一対の支持部材10とによって概略構成される。複数の踏板部材9は、その踏面が略水平方向に沿うようにして等間隔に並列配置されている。一対の支持部材10の両端には、つかみ金具10aがそれぞれ連結されている。
手摺枠1は、開口部3の周囲に設置され、長尺状の布地材11を有している。布地材11の一端側は、伸縮自在とされており、すなわち布地材11の一端には、図2に示すように、布地材11に対して進退自在とされたスライド布地材12が嵌合されている。スライド布地材12が進退されることにより(図2の矢印A参照)、手摺枠1を、長手方向に平行に並設される腕木材5同士の間隔に合わせて配することができる。また、スライド布地材12の先端には、つかみ金具12aが設けられている一方、布地材11の他端には、つかみ金具11aが設けられている。
布地材11には、第1ないし第3支柱材13〜15が上下方向に延びて連結されている。第1支柱材13は、布地材11の一端近傍であってスライド布地材12側(階段2の昇り口側)に連結されている。第2支柱材14は、第1支柱材13に比べて約半分の長さとされ、布地材11の中央に連結されている。第3支柱材15は、第2支柱材14と同様に、第1支柱材13に比べて約半分の長さとされ、布地材11の他端近傍であってつかみ金具11a側に連結されている。
第2及び第3支柱材14,15の両上端には、水平方向にかつ布地材11と平行に配された第1手摺材16が連結されている。第1手摺材16の一端は、第1支柱材13の中央部側面に連結されている。第1手摺材16の他端は、第3支柱材15の連結部分より外側に延出されている。なお、第2支柱材14は、布地材11と第1手摺材16との間を連結する補間材として機能する。
第1手摺材16の中央上面には、第4支柱材17が上下方向に延びて連結されている。第4支柱材17は、第2及び第3支柱材14,15とほぼ同じ長さとされている。第4支柱材17の上端には、水平方向にかつ第1手摺材16と平行に配された第2手摺材18が連結されている。第2手摺材18の一端は、第1支柱材13の上端部近傍側面に連結されている。なお、第4支柱材17は、第1手摺材16と第2手摺材18との間を連結する補強材として機能する。
ここで、第1手摺材16及び第2手摺材18は、ほぼ同じ長さとされ、図2に示すように、平面視で布地材11のつかみ金具11aの内周部(つかみ部分)付近まで延びた長さとされている。
第1及び第2手摺材16,18の間であって第3支柱材15側の端部には、図1及び図3に示すように、妻側手摺枠20が支持されている。妻側手摺枠20は、開口部3の短手方向の端部側から現場作業者が落下するのを防止するためのものである。
妻側手摺枠20は、第2手摺材18の一端近傍から水平方向に延びた第3手摺材21と、第1手摺材16の一端近傍から略L字状に延びた第4手摺材22とを有している。第4手摺材22は、途中で湾曲されて形成され、その先端が第3手摺材21の先端下表面に連結されている。また、第3及び第4手摺材21,22は、それらの基端側近傍において上下方向に延びた第5支柱材23を介して連結されている。
第3手摺材21は、その一端上表面が第2手摺材18の一端下表面に当接している。また、第4手摺材22は、その一端下表面が第1手摺材16の一端上表面に当接している。すなわち、妻側手摺枠20は、第1及び第2手摺材16,18の間の内側部分に配されて設けられている。そして、第3及び第4手摺材21,22は、第1及び第2手摺材16,18の一端近傍の回動軸B(図1及び図4参照)を中心にして回動自在とされている(図4の矢印C参照)。
第3手摺材21の先端側は伸縮自在とされており、すなわち第3手摺材21の先端には、これに対して進退自在とされたスライド手摺材24が嵌合されている。このスライド手摺材24が進退されることにより(図3の矢印D参照)、妻側手摺枠20は、短手方向に並んで並設される支柱4同士の間隔に合わせて配される。
スライド手摺材24の先端には、図4に示すように、支柱4に取付けるための取付部材25が設けられ、取付部材25には、断面視で略U字状の把持部材26が設けられている。把持部材26は、妻側手摺枠20を支柱4に固定させるためのものであり、支柱4に把持された後に抜脱することを防止するためのねじ部材27を備えている。
本実施形態の手摺枠1によれば、妻側手摺枠20は、第1及び第2手摺材16,18の端部において回動自在に支持されている。この場合、その回動軸Bは、図4に示すように、例えば第3支柱材15の軸上に位置するのではなく、第1及び第2手摺材16,18の他端近傍であって第3支柱材15の立設部分より外側に位置している。
よって、妻側手摺枠20は、腕木材5の上方でそれに平行に配置することができるので、図11ないし図14で示した従来の構成のように、平面視で略三角形状の開口部51,58を生じさせることがなく、現場作業者が開口部3に脚を踏み入れる可能性を極力なくすことができる。そのため、安全性の高い手摺枠1を提供することができる。
また、妻側手摺枠20は、第1及び第2手摺材16,18に対して回動自在とされているため、手摺枠1を梱包したり搬送したりするときには、図5及び図6に示すように、妻側手摺枠20を第1及び第2手摺材16,18側に折り畳むようにすれば、手摺枠1を平面視で略直線状にすることができる。したがって、複数の手摺枠1を梱包、搬送する場合、複数の手摺枠1を小スペースで積み重ねることができ、梱包時のスペースの小型化を図ることができる。
図7は、上記妻側手摺枠の変形例を示す図である。図7に示すように、変形例としての妻側手摺枠20Aは、支柱4に把持するための把持部材26が2つ設けられている。すなわち、第4手摺材22Aが略直線状に形成され、その先端にスライド手摺材24Aが第4手摺材22Aに対して進退自在に嵌合され、スライド手摺材24Aの先端に取付部材25及び把持部材26が設けられている。この場合、第3手摺材21及び第4手摺材22Aの間には、第6支柱材28が連結されている。また、スライド手摺材24,24Aの間には、第7支柱材29が連結されている。
この妻側手摺枠20Aによれば、図3に示した妻側手摺枠20に比べ、スライド手摺材24Aによって妻側手摺枠20Aにおける妻側平面をさらに遮ることができるので、現場作業者の開口部3からの落下の可能性をより少なくすることができる。また、把持部材26が2つ設けられているので、妻側手摺枠20Aを支柱4に強固に取付けることができる。
図8は、上記妻側手摺枠の変形例を示す図である。図8に示すように、第7支柱材29の中央に取付部材25及び把持部材26が設けられていてもよい。この変形例の妻側手摺枠20Bによれば、図7に示す妻側手摺枠20Aに比べ部品点数を少なくすることができるので、部品コストの低減化を図ることができる。
図9は、上記妻側手摺枠の他の変形例を示す図である。この変形例としての妻側手摺枠20Cは、支柱4Aに対するポケット体8の配置位置に対応したものとされている。すなわち、支柱4Aは、上下方向に配置されるポケット体8同士の間隔が上記した実施形態の支柱4と異なるものであり、図3に示す妻側手摺枠20を用いると、把持部材26がポケット体8と干渉してしまうことがある。そのため、この変形例としての妻側手摺枠20Cでは、把持部材26の支柱4に対する取付位置が変更可能な構成とされている。
すなわち、この妻側手摺枠20Cは、取付部材25及び把持部材26が変位自在とされている。より具体的には、スライド手摺材24の先端にボルト部材30及びそれに取付けられた支持部材31が回動自在に嵌合されている。そして、支持部材31に取付部材25及び把持部材26が設けられている。
上記構成によれば、把持部材26とポケット体8とが干渉する場合には、図10に示すように、ボルト部材30及び支持部材31を回動軸Eを中心にして回動させて把持部材26を下側に変位させる。このようにすれば、ポケット体8同士の取付間隔が異なる支柱4Aが用いられたとしても、把持部材26をポケット対8と干渉することを回避することができる。
なお、上記構成では、ボルト部材30及び支持部材31を回動させて把持部材26を支柱4に対して変位自在とされたが、支持部材31は、スライド手摺材24の先端において上下方向にスライドすることにより、支柱4に対して変位自在とされてもよい。また、上記のように取付部材25及び把持部材26が変位自在とされ、ポケット体8との干渉を回避可能な構成は、上述の図7に示した妻側手摺枠20Aに適用するようにしてもよい。あるいは、図8に示した妻側手摺枠20Bに適用するようにしてもよい。
なお、本発明の範囲は上述した実施の形態に限定されるものではなく、発明の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。例えば上記実施形態では、各妻側手摺枠は2段の手摺材を含んでいたが、これに代えて3段以上の手摺材を含んでいてもよい。また、妻側手摺枠の手摺材は、上記実施形態では、第1及び第2手摺材16,18の内側に支持されていたが、これに代えて、第1及び第2手摺材16,18の外側で支持されていてもよい。また、上記各手摺材、各支柱材、スライド手摺材、取付部材及び把持部材等は上記した実施形態の形状、大きさ、数量及び位置関係等に限るものではない。
1 階段開口部用手摺枠
2 仮設足場用階段
3 開口部
4 支柱
5 腕木材
11 布地材
12 スライド布地材
13 第1支柱材
14 第2支柱材
15 第3支柱材
16 第1手摺材
17 第4支柱材
18 第2手摺材
20 妻側手摺枠
21 第3手摺材
22 第4手摺材
23 第5支柱材
24 スライド手摺材
25 取付部材
26 把持部材

Claims (3)

  1. 複数の支柱が立設される仮設足場に用いられ、前記いずれかの支柱間同士に配される腕木材に仮設足場用階段が掛止されることによって生じる開口部の周囲に設置される階段開口部用手摺枠であって、
    その両端につかみ部材を有し、前記腕木材とそれに対向して配される他の腕木材とに掛け渡される布地材と、
    前記布地材から上方に延びた複数の支柱材に連結されて前記布地材に対して平行に設けられた複数の手摺材と、
    前記複数の手摺材によって支持されて前記仮設足場の妻側に延出された妻側手摺枠とを備え、
    前記複数の手摺材は、
    それらの一端同士が前記他の腕木材の上方位置まで延出されており、
    前記妻側手摺枠は、
    その一方端が前記複数の手摺材の一端近傍の部位で支持されており、
    その他方端が前記支柱のいずれかに取付けられていることを特徴とする、階段開口部用手摺枠。
  2. 前記妻側手摺枠は、
    水平方向に延びた妻側手摺材を少なくとも有し、
    前記妻側手摺材の基端は、前記いずれかの手摺材の一端近傍の部位で回動自在に支持されており、
    前記妻側手摺材の至端には、進退自在なスライド部材が設けられており、
    前記スライド部材の先端には、前記支柱に取付けるための略U字状の把持部材が設けられている、請求項1に記載の階段開口部用手摺枠。
  3. 前記把持部材は、
    前記支柱に対して上下方向に変位自在とされている、請求項2に記載の階段開口部用手摺枠。
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