JP6722851B1 - ゴンドラ用タラップ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
構築物の外壁に沿って昇降するゴンドラに備えられるタラップ装置であって、
前記ゴンドラから水平方向に突出する態様と垂直方向に退避する態様をとることができる踏み板と、
一端を前記構築物の床面に接触させた状態で前記踏み板の先端縁に立てかけることができるタラップと、
前記タラップと前記踏み板を繋ぎ止める連結構造と、を有し、
前記連結構造は、タラップと前記踏み板を暫定的に繋ぎ止め、必要に応じて繋ぎ止めを解除できる着脱構造であることを最も主要な特徴とする。
図1は、本発明に係るゴンドラ用タラップ装置の実施例の全体を概略的に示す。図1に示すゴンドラ1は、ビルの建設現場または外壁改修現場などで使用するゴンドラの例である。ゴンドラ1は、ビルやマンションなどの構築物の外壁に沿って昇降する。構築物は、外壁から突出したバルコニー70を有し、また、ゴンドラ1の昇降をガイドするガイドレール80を有している。
図2、図3において、ゴンドラ1は枠型の本体を有する。この枠型の本体は、平面形状が横長の長方形で、底板11と、前後一対の上梁12と、前後一対の中間梁13と、左右両側の縦枠14と、左右両側の側梁15と、を有してなる。ゴンドラ1の本体の構造はこのような構造に限られるものではない。例えば、底板と前後左右の枠板で構成してもよい。ゴンドラ1の下部周囲は、載置物の脱落を防止するために幕板で囲まれている。
一対の柱20は、図5、図6および図8に示すように、横断面形状が正方形の筒型である。図2〜図5に示すように、一対の柱20はそれぞれ水平方向の支持軸26の各端部を支持している。支持軸26は、平面形状が四角形の踏み板30の一端部を水平に貫き、踏み板30を垂直面内において回転可能に支持している。踏み板30は、一対の柱20の間において支持軸26を中心に回転可能である。支持軸26は、図12に示すように左右個別に設けられている。左右の支持軸26は中心軸線が共通であり、共通の軸線を中心にして踏み板30が回転する。
踏み板30の回転範囲は、柱20と踏み板30の間に介在している左右一対の支持体40によって90度の範囲に制限される。図4に示すように、各支持体40は、第1レバー41と第2レバー42を有してなる。第1レバー41と第2レバー42はほぼ同じ長さになっていて、それぞれの一端部が連結軸43によって互いに回転可能に連結されている。第1レバー41の他方の端部は柱20に前記支持軸26の上方で軸24により柱20に回転可能に連結されている。第2レバー42の他方の端部は軸25によって踏み板30の側面に連結されている。
図5乃至図7に示すように、タラップ50は、一対の縦木51とこれらの縦木51を連結する複数の横木52を有してなる。周知のとおり、作業者は、横木52に足を乗せながら、また、縦木51または横木52に手を添えながら上り下りすることができる。一対の縦木51は、それぞれフック53を有している。
タラップ50を使用しないとき、すなわちゴンドラ1を使用しないときまたはゴンドラ1を昇降させるときは、タラップ50をゴンドラ1の所定に収納場所に収納する。また、踏み板30を、一対の支柱20の前後の面をつないで形成される仮想的な空間内に退避させた態様にする。このようなタラップ50の収納態様および踏み板30の退避態様でゴンドラ1を昇降させることができる。
以上説明した実施例によれば、必要に応じて踏み板30の突出態様と退避態様をとることができるとともに、踏み板30に対してタラップ50を連結構造によって任意に着脱することができる。そのため、タラップ50の設置および撤収が容易であり、設置と撤収を頻繁に行う必要があるゴンドラ用タラップ装置としての利便性が高まる。
踏み板30にタラップ50を繋ぎ止めるための連結構造は、図示の実施例の構造に代えて、踏み板30に設けたスリットにタラップ50のフックを落とし込み、このフックを踏み板30に繋ぎ止める構造にしてもよい。
踏み板30を水平方向の突出態様に維持する踏み板支持構造は、図示の実施例のようなリンク機構類似の構造に限られるものではない。例えば、レバーの一端を踏み板30に回転可能に連結し、レバーの他端は柱20の長さ方向に設けたスリットを移動できるようにし、スリットの下端でレバーの移動を規制したとき踏み板30が水平方向の突出態様になるようにしてもよい。また、踏み板30が水平方向の突出態様にあるとき、踏み板30と柱20をロッドによって繋ぎ止め、踏み板30の水平態様を維持するようにしてもよい。
本発明装置は、全体を金属で制作することを想定しており、全体の重量が重くなりがちであることから、できるだけ軽量化する工夫をするのが望ましい。図示の実施例は軽量化のための工夫がなされている。そのほかの軽量化のための工夫として、例えば、軽い材質を選定する、荷重がかからない部分は肉抜きする、などが考えられる。
14 縦枠
15 側梁
20 柱
24 軸
30 踏み板
32 横棒
34 ワイヤメッシュ
40 支持体
41 第1レバー
42 第2レバー
43 連結軸
50 タラップ
51 縦木
52 横木
53 フック
60 連結構造
Claims (9)
- 構築物の外壁に沿って昇降するゴンドラが備えるタラップ装置であって、
前記ゴンドラに水平方向の軸により回転可能に支持されて前記ゴンドラから水平方向に突出する態様と垂直方向に退避する態様をとることができる踏み板と、
一端を前記構築物の床面に接触させた状態で前記踏み板の先端縁に立てかけることができるタラップと、
前記タラップと前記踏み板を繋ぎ止める連結構造と、を有し、
前記連結構造は、タラップと前記踏み板を暫定的に繋ぎ止め、必要に応じて繋ぎ止めを解除できる着脱構造であり、前記踏み板に対して前記タラップを立てかける位置は横方向に調節可能であるゴンドラ用タラップ装置。 - 前記連結構造は、前記タラップが有するフックと、前記踏み板が有する前記フックの掛け止め部と、を有してなる請求項1記載のゴンドラ用タラップ装置。
- 前記タラップは、一対の縦木とこれらの縦木を連結する複数の横木を有してなり、一対の前記縦木はそれぞれ前記フックを有し、前記掛け止め部は、一対の前記縦木の前記フックを掛け止めることができる横棒を有する請求項2記載のゴンドラ用タラップ装置。
- 前記横棒への前記フックの掛け止め位置は、前記横棒の長さ方向に調節可能である請求項3記載のゴンドラ用タラップ装置。
- 前記フックは、前記縦木への取り付け位置を前記縦木の長さ方向に変更可能である請求項3記載のゴンドラ用タラップ装置。
- 前記踏み板は、前記ゴンドラに固定した一対の柱が支持する前記水平方向の軸で回転可能に支持されて前記ゴンドラから突出する態様と退避する態様をとることができる請求項1乃至5のいずれかに記載のゴンドラ用タラップ装置。
- 前記踏み板と前記一対の柱との間に介在し、前記踏み板の前記ゴンドラからの突出態様を維持する支持体をさらに有する請求項6記載のゴンドラ用タラップ装置。
- 前記支持体は、一端部が互いに回転可能に連結された第1レバーと第2レバーを有し、前記第1レバーと第2レバーの一方の他端が前記柱に、前記第1レバーと第2レバーの他方の他端が前記踏み板にそれぞれ回転可能に連結されている請求項7記載のゴンドラ用タラップ装置。
- 前記第1レバーと第2レバーは、相対角度をもった態様で相対回転が規制されることにより前記踏み板の突出態様を維持する請求項8記載のゴンドラ用タラップ装置。
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JP2019199578A JP6722851B1 (ja) | 2019-11-01 | 2019-11-01 | ゴンドラ用タラップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019199578A JP6722851B1 (ja) | 2019-11-01 | 2019-11-01 | ゴンドラ用タラップ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP6722851B1 true JP6722851B1 (ja) | 2020-07-15 |
JP2021071024A JP2021071024A (ja) | 2021-05-06 |
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Family Applications (1)
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JP2019199578A Active JP6722851B1 (ja) | 2019-11-01 | 2019-11-01 | ゴンドラ用タラップ装置 |
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JP (1) | JP6722851B1 (ja) |
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2019
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JP2021071024A (ja) | 2021-05-06 |
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