JP2003129270A - 基体上に金属層を堆積させるためのメッキ浴および方法 - Google Patents

基体上に金属層を堆積させるためのメッキ浴および方法

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JP2003129270A
JP2003129270A JP2002289419A JP2002289419A JP2003129270A JP 2003129270 A JP2003129270 A JP 2003129270A JP 2002289419 A JP2002289419 A JP 2002289419A JP 2002289419 A JP2002289419 A JP 2002289419A JP 2003129270 A JP2003129270 A JP 2003129270A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】寿命が長く、基体上に良好な物理−機械的特性
を有する均一で光沢性の高い金属層を提供するメッキ浴
の提供。 【解決手段】添加剤消費を抑制するアルコールおよび、
銅、金、銀、パラジウム、白金、コバルト、カドミウ
ム、クロム、ビスマス、インジウム、ロジウム、ルテニ
ウム、およびイリジウムからなる金属から選択される金
属の塩を含む金属メッキ浴。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、基体上の金属の堆積を向上させ
るメッキ浴および方法に関する。より詳細には、本発明
はメッキ浴添加剤の分解を防止するアルコールをメッキ
浴中に組み入れることにより基体上の金属の堆積を向上
させるメッキ浴および方法に関する。
【0002】基体上へ金属を堆積させることは、さまざ
まな工業用途、たとえば、電鋳、電解精錬、銅粉の製
造、電気メッキ、無電解メッキなどにおいて用いられ
る。基体を金属でメッキするプロセスは、衛生用品、自
動車部品、宝石および家具の装飾品、多くの電気装置お
よび回路、たとえば、プリント配線板および回路板、電
解ホイル、シリコンウェハメッキなどの製造において用
いられる。基体上にメッキすることができる金属の例と
しては、銅、金、銀、パラジウム、白金、亜鉛、スズ、
ニッケル、鉛、コバルトおよびその合金が挙げられる。
装飾品および電気装置の製造におけるメッキにおいて多
くの金属を用いることができるが、銅がメッキされる金
属のうち、最も一般的なもののひとつである。電子産業
では、プリント配線板および回路板、ならびに他の電子
製品の製造における金属として銅が広く用いられてい
る。
【0003】電子産業では、プリント配線板上の銅堆積
物について多くの必要条件がある。たとえば、銅層は熱
ショック(288℃の液体スズ/鉛はんだ中少なくとも
1回10秒間浸漬)を受けた場合に亀裂を生じてはなら
ない。加えて、銅層はなめらかでなければならず、コー
トされた表面のすべての位置で均一の厚さでなければな
らない。さらに、堆積法は操作が簡単で、経済的でなけ
ればならない。
【0004】電気メッキ中に分解する陽極、たとえば、
銅陽極が、銅の電気メッキにおいて用いられることが多
い。このような陽極は、可溶性陽極として該産業におい
て公知である。可溶性陽極は、プレート、バーまたは球
状の形態であってもよい。プレートおよびバーは適当な
固定手段により電源に連結される。球体は多くの場合チ
タンでできているバスケット中に入れる。球は適当な固
定手段で電源に連結される。このような陽極は堆積中に
銅が堆積浴から析出するのとほぼ同じ速度で分解し、堆
積溶液中の銅の量はほぼ一定である。したがって、銅の
補充は必要でない。
【0005】もう一つのタイプの陽極は、不溶性陽極で
ある。不溶性陽極の外寸は、金属堆積プロセス中に変化
しない。このような陽極は、高い陽極の過電圧を防止す
るために、白金などの触媒金属でコートされることので
きるチタンまたは鉛などの不活性物質からなる。不溶性
陽極はプリント配線板および回路板の製造において可溶
性陽極よりも好ましい。不溶性陽極を用いる電気メッキ
プロセスは、消耗電極を用いたものよりも融通が利き、
より高いメッキ速度が可能になり、必要とする装置サイ
ズがより小さくてすみ、メンテナンスが容易であり、溶
液流れおよび撹拌が向上され、陽極を陰極の近くに設置
することが可能になる。特に有利なのは、不溶性陽極の
サイズが変わらないことである(すなわち、セルの構造
が一定のままである)。したがって、より均一なメッキ
が得られる。加えて、銅の供給源を提供するために使用
される銅塩は、多くの場合銅メッキされた装置の製造に
関連したエッチング法の産物として利用可能である。た
とえば、回路板の製造において、銅層を絶縁基体の全表
面上に置き、銅の一部をエッチングで除去して、目的と
する回路板を製造する。、
【0006】基体上のメッキ金属、たとえば銅を用いた
電気メッキはさまざまな製造工程において広範囲に使用
される。銅メッキは、さらなる金属層の結合層としてさ
まざまな表面(すなわち、鉄表面)上の腐食を防止し、
導電性および熱伝導性を増大させ、多くの電気的用途に
おける導電路を提供するために用いられる。銅を用いる
電気メッキは、電気装置、たとえば、回路板、集積回
路、電気接触面などの製造において使用される。
【0007】金属のメッキは、メッキ浴中に複数の成分
を含む複雑なプロセスである。金属源を提供する金属
塩、pH調節剤および界面活性剤または湿潤剤に加え
て、多くのメッキ浴、たとえば電気メッキ浴は、メッキ
プロセスのさまざまな態様を向上させる化合物を含む。
このような化合物または添加剤は、金属メッキの光沢、
特に延性およびミクロ均一電着性(micro−thr
owing power)に関するメッキされた金属の
物理的特性ならびに電気メッキ浴のマクロ均一電着性を
向上するために使用される補助的な浴成分である。主な
関心事は、光沢のある仕上がり、表面上の金属堆積の水
平化および均一性に影響を与える添加剤である。許容差
内でこのような添加剤の浴濃度を維持することは高品質
の金属堆積物を得るために重要である。このような添加
剤は金属メッキ中に分解する。添加剤の分解は、陽極で
の酸化、陰極での還元および化学的分解による。添加剤
がメッキ中に分解する場合、分解生成物の結果、金属層
堆積物特性が工業的基準に満たないものになる場合があ
る。産業界における作業員により確立された添加剤の最
適濃度を試行し、維持するための経験則に基づいた添加
剤の標準的添加が採用されてきた。しかしながら、添加
剤がメッキ浴中非常に低い濃度、すなわち溶液のppm
濃度で存在するので、金属メッキを向上させる添加剤の
濃度をモニターすることは非常に困難である。また、添
加剤およびメッキ中に添加剤から形成される分解生成物
の複雑な混合物も補充プロセスを複雑にする。さらに、
特定の添加剤の消耗は時間または使用される浴に関して
必ずしも一定であるとは限らない。したがって、特定の
添加剤の濃度は正確にはわからず、浴中の添加剤の量
は、最終的に許容範囲から逸脱する範囲まで減少または
増大する。添加剤含量が許容範囲をはるかに逸脱するな
らば、金属堆積物の品質は悪化し、堆積物は外観が鈍く
なる、および/または構造が脆いかまたは粉末状にな
る。他の結果としては、低い均一電着性および/または
不良なレベリングを伴うメッキフォールドが挙げられ
る。多層プリント回路板の製造におけるスルーホール連
結の電気メッキは、高品質のメッキが必要とされる例で
ある。
【0008】メッキ浴の安定性および寿命は非常に重要
である。添加剤の安定性の増大は金属メッキを向上さ
せ、メッキ浴の寿命の延長につながる。寿命の長いメッ
キ浴は経済的に非常に重要である。前記のようにメッキ
浴を頻繁に取り替えること、ならびに劣化した添加剤を
含む浴を廃棄することにより金属メッキ操作が中断され
る。このような中断は生成物収率を低下させる。したが
って、添加剤の分解が防止または低減されている安定な
メッキ浴が非常に望ましい。
【0009】米国特許第4469564号は、電気メッ
キ浴寿命を延長すると思われる銅電気メッキプロセスを
開示する。該特許は、可溶性または不溶性陽極を用いて
該プロセスを使用することができることを記載してい
る。有機添加物が陽極と接触し、陽極により酸化される
ことを防止するために、カチオン透過膜で陽極を包み込
む。かかるプロセスの欠点は、カチオン透過膜が腐食性
化学物質に長時間暴露され、これにより膜の分解が起こ
ることである。たとえば、浴のpHは1.0未満から1
1.0以上までの範囲である。また、浴pH範囲は、浴
成分が消費されるかまたは分解するので時間によって上
下する。したがって、当該分野の作業員は、電気メッキ
中のpHの変動により分解しない化学組成を有する膜を
選択しなければならない。加えて、前記のように、電気
メッキ浴はさまざまな成分を含む。成分、たとえば有機
添加剤またはその分解生成物はカチオン透過膜の孔をふ
さぎ、浴へのカチオンの通路を妨害する。したがって、
作業員は電気メッキプロセスを停止し、膜を取り替えな
ければならない。孔の閉塞およびプロセスの停止により
金属メッキが不十分になる。
【0010】日本国特開昭63−014886A2は、
塩化物イオンを有し、さらに0.01−100g/lの
量において遷移金属イオンを含む酸銅電気メッキ浴を開
示している。電気メッキ浴は有機添加剤消費の欠点はな
いようである。かかる有機添加剤としては、光沢剤、レ
ベリング剤、硬化剤、展性および延性改良剤、および堆
積改良剤が挙げられる。
【0011】EP0402896は、酸銅電気メッキ浴
における有機添加剤、たとえば光沢剤を安定化させる方
法を開示する。該プロセスは、チタンバスケット中の銅
チップの可溶性陽極を使用する。マンガン、鉄、クロ
ム、およびチタンの遷移金属塩を5g/l以下の濃度に
おいて電気メッキ溶液に添加する。遷移金属は少なくと
も2つの陽性酸化状態において存在するが、実質的にそ
の最低の一般的な陽性酸化状態において溶液中に存在す
る。遷移金属イオンの陽性酸化状態の溶液中の存在は有
機添加剤を安定化させるようである。
【0012】米国特許第6099711号は、可逆性レ
ドックス系の形態の金属イオンジェネレーターを使用す
ることにより電気メッキ浴において金属イオン、たとえ
ば、銅イオンが補給される不溶性陽極を使用した電気メ
ッキプロセスを開示している。可溶性陽極のかわりに不
溶性陽極が使用されるので、金属イオンは陽極の溶解に
より浴中に補給されない。したがって、可逆性レドック
ス系が金属イオンを補給する。鉄(II)および鉄(I
II)化合物が電気化学的可逆性レドックス系として使
用される。該特許において開示されている他のレドック
ス系としては、チタン、セリウム、バナジウム、マンガ
ンおよびクロムの金属があげられる。かかる金属は、硫
酸鉄(II)五水和物、硫酸鉄(II)九水和物、チタ
ニル−硫酸、硫酸セリウム(IV)、メタバナジウム酸
ナトリウム、硫酸マンガン(II)またはクロム酸ナト
リウムの形態において銅堆積溶液に添加される。該特許
は、レドックス系は組み合わせることができることを記
載している。
【0013】電気メッキ浴における金属イオンの補給に
加えて、該特許は、該プロセスが有機添加剤の劣化を相
当な程度まで防止することを記載している。浴中の大量
の有機添加剤の劣化は、陽極電位のために陽極で電解に
より起こる。当該分野における作業員は、鉄(II)の
鉄(III)へのレドックス反応の電位(SCEに対し
て約0.530V)により、陽極での光沢剤酸化を防止
できるほど低い陽極電位が得られると考えている。した
がって、光沢剤消費が低減される。そのような有機添加
剤としては、光沢剤、レベラー、および湿潤剤があげら
れる。使用される光沢剤としては、水溶性硫黄化合物お
よび酸素含有高分子量化合物が挙げられる。他の添加剤
化合物としては、窒素含有硫黄化合物、ポリマー窒素化
合物および/またはポリマーフェナゾニウム化合物が挙
げられる。
【0014】該特許は金属イオンを補給し、光沢剤消費
を低減することを主張しているが、米国特許第6099
711号において開示されているプロセスは欠点を有す
る。可逆性レドックス反応において、銅が銅(II)に
酸化される代わりに、鉄(III)が鉄(II)に還元
される。加えて、鉄が経時的に系中に蓄積し、操作の停
止およびクリーニングを必要とする。かかる操作は、プ
ロセスの効率を減少させ、プロセスのコストを増大させ
る。該プロセスについてのもうひとつの欠点は、レドッ
クス系における化合物の濃度を、一定の金属イオンの濃
度が堆積溶液中で維持されるようにレドックス系を調整
しなければならないことである。したがって、プロセス
を操作するためには堆積溶液中レドックス化合物の濃度
における誤差の範囲は狭いかまたはほとんどない。した
がって、レドックス化合物の濃度におけるわずかな変化
がプロセスの操作を妨害する可能性がある。
【0015】日本国特開平08−199385号は、フ
ッ化物系界面活性剤および有機添加剤、たとえば光沢剤
を含む電気メッキ法および液を開示している。
【0016】金属メッキ浴における添加剤の劣化を防止
する方法が存在するが、浴添加剤の劣化を防止するさら
なる方法が依然として必要とされている。
【0017】本発明は、メッキ浴における添加剤の劣化
を防止するアルコールを含有するメッキ浴、およびメッ
キ浴を用いて基体上に金属をメッキする方法に関する。
かかるアルコールとしては、アルキル、アルケニル、お
よびアルキニルアルコールならびに芳香族および非芳香
族環状アルコールがあげられる。かかるアルコールは非
置換であってもよいし、置換されていてもよい。
【0018】本発明のアルコールは、金属メッキ浴にお
いて、銅、金、銀、パラジウム、白金、コバルト、カド
ミウム、クロム、ビスマス、インジウム、イリジウム、
ルテニウム、およびロジウムをメッキするために金属メ
ッキ浴において用いることができる。
【0019】有利には、添加剤消費を抑制するアルコー
ルをメッキ浴に添加することにより、寿命の長いメッキ
浴が得られ、非常に有効な金属メッキ法が得られる。さ
らに、本発明のアルコールは添加剤の劣化を抑制するの
で、本発明のメッキ浴は、基体上に良好な物理−機械的
特性を有する均一で光沢性の高い金属層を提供する。
【0020】本発明の金属メッキ浴は、金属メッキする
ことができる任意の基体上に金属層をメッキするために
使用することができる。本発明の金属メッキ法は、溶解
させたメッキ金属、浴添加剤および1またはそれ以上の
本発明の添加剤消費抑制アルコールを含む浴中に浸漬さ
せた陰極および陽極の2つの電極間に電流を通すことを
含む。基体が所望の厚さの金属でメッキされるまで電流
を浴に通す。
【0021】本発明の添加剤消費を抑制するアルコール
および方法は、金属メッキが使用される産業において用
いることができる。たとえば、金属メッキ浴は、電子装
置、たとえばプリント回路板および配線板、集積回路、
電気接触面およびコネクター、電解ホイル、マイクロチ
ップ用途のシリコンウェハ、半導体および半導体パッケ
ージング、リードフレーム、オプトエレクトロニクス製
品およびオプトエレクトロニクスパッケージング、たと
えばウェハ上のソルダーバンプなどの製造において用い
ることができる。さらに、金属メッキ浴は、宝石類、家
具類、自動車部品、衛生器具などの装飾品を金属メッキ
するために使用することができる。さらに、本発明のア
ルコールは、廃棄物処理法において使用することができ
る。
【0022】本発明はまた、電力源、陽極、陰極、およ
び本発明の添加剤消費を抑制するアルコールを含む金属
メッキ浴からなる装置も包含する。装置の陰極は、金属
メッキされる物品である。装置は、垂直または水平金属
メッキ装置であってもよい。
【0023】本発明の第一の目的は、金属メッキ浴にお
ける添加剤の劣化を抑制するアルコールを提供すること
である。
【0024】本発明のもうひとつ目的は、寿命の長い金
属メッキ浴を提供することである。
【0025】本発明のさらなる目的は、基体上に金属を
メッキする有効な方法を提供することである。
【0026】本発明のさらなる目的は、基体上に、良好
な物理−機械的特性を有する均一で光沢度の高い金属層
をメッキする方法を提供することである。
【0027】さらに、本発明のさらなる目的は、添加剤
消費を抑制するアルコールを含む金属メッキ浴を含む装
置を提供することである。
【0028】当業者は本発明の詳細な説明および添付の
請求の範囲を読むと本発明のさらなる目的を確認するこ
とができるであろう。
【0029】図1は、本発明にしたがった垂直法による
製品の処理を示す図である。図2は、本発明にしたがっ
た水平法による製品を処理する装置を表す図である。
【0030】本発明の金属メッキ浴は、基体上の金属堆
積を向上させるために金属メッキ浴に添加される添加剤
の劣化を抑制するアルコールを含む。かかるアルコール
としては、アルキル、アルケニルおよびアルキニルアル
コール(非分岐または分岐)、ならびに芳香族アルコー
ル、および非芳香族環状アルコールが挙げられる。かか
るアルコールとしてはさらに、複素環式アルコールが挙
げられる。本発明の範囲内のアルコールは、1またはそ
れ以上のヒドロキシル基を有することができる。本発明
のアルコールはまた、非置換であってもよいし、置換さ
れていてもよい。置換されているとは、炭素の1または
それ以上の水素が1またはそれ以上の置換基により置換
されていることを意味する。好ましいアルコールは、式
I:
【化11】 (式中、R、R、RおよびRは独立して、水素;
−OH;ヒドロキシ(C −C20)直鎖、分枝、また
は環状アルキル;ヒドロキシ(C−C20)直鎖、ま
たは分枝アルケニル;ヒドロキシ(C−C20)直
鎖、または分枝アルキニル;ヒドロキシ(C
20)直鎖、または分枝アルコキシ;ヒドロキシアリ
ール;(C−C20)直鎖、分枝、または環状アルキ
ル;(C−C20)直鎖、または分枝アルケニル;
(C−C20)直鎖、または分枝アルキニル;(C
−C20)直鎖、または分枝アルコキシ;アリール;ハ
ロゲン;チエニル;−CN;SCN;−C=NS;−S
H;−NO;SOH;−SOM;シラン;シリ
ル;−Si(OH);POM;−P(R;ア
ミニル;アミニルハライド;ヒドロキシアミニル;エス
テル;ケト;またはアシルハライドである;ただし、
R、R、R、またはRの少なくとも1つは−O
H;ヒドロキシ(C−C20)アルキル、ヒドロキシ
(C−C20)アルケニル、ヒドロキシ(C−C
20)アルキニル、ヒドロキシ(C−C20)アルコ
キシ、またはヒドロキシアリールであり;Rは水素ま
たはハロゲンであり;Mは水素またはアルカリ金属、た
とえば、Li、Na、K、Rb、またはCsであり;ヒ
ドロキシ(C−C20)アルキル、ヒドロキシ(C
−C20)アルケニル、ヒドロキシ(C−C20)ア
ルキニル、ヒドロキシ(C−C20)アルコキシ、ヒ
ドロキシアリール、(C−C20)アルキル、(C
−C20)アルケニル、(C−C20)アルキニルで
あり、アリール基は置換されているかまたは置換されて
いないとする;あるいはRおよびRは一緒になって
炭素−炭素結合を形成するか;またはRおよびR
これらが結合している原子と一緒になって、5〜7員炭
素環を形成する;または5〜7員炭素環は任意に1また
はそれ以上の5または6員炭素環と縮合していてもよ
い;該5〜7員環および1またはそれ以上の5または6
員環はそれぞれ環において任意に1またはそれ以上のカ
ルボニルを含んでもよい;あるいは5〜7員環、あるい
は1またはそれ以上の5または6員縮合環はそれぞれ任
意に複素原子、たとえば酸素または窒素を含んで、複素
環を形成する;該複素環は、環中にカルボニル基を含ん
でもよい;5〜7員環、5〜6員縮合環および複素環は
非置換であってもよいし、または置換されていてもよ
い;RおよびRは前記定義の通りである)を有する化
合物を包含する。RおよびRは一緒になって結合ま
たは環構造を形成する場合には、該化合物には少なくと
も1つのOH基が存在する
【0031】置換基は、−OH;−SOM;−PO
M;−SOH;−NO;アミニル;アミニルハライ
ド;ヒドロキシアミニル;−SH;−CN;−SCN;
−C=NS;−P(R(式中、Rは前記定義の
とおりである);シリル;シラン;−Si(OH)
アリール;アシルハライド;エステル;ケト;またはア
ルコキシから選択される。5〜7員環、5〜6員縮合環
および複素環はさらに任意に(C−C)直鎖または
分枝アルキル;ヒドロキシ(C−C)直鎖または分
枝アルキル;ヒドロキシ(C−C)直鎖または分枝
アルケニル;−OH、ハロゲンまたは(C−C)ア
ルコキシで置換されているかまたは置換されていないフ
ェニル;1またはそれ以上のペントースまたはヘキソー
ス基;あるいは−SH基で置換されていてもよい。ハロ
ゲンとしては、F、Cl、BrまたはIが挙げられる。
アリールとしては、これに限定されないが、フェニル、
ナフチル、アンスリル、フェナンスリル、フラニル、ピ
リジニル、およびピリミジニルが挙げられる.最も好ま
しいアリール基は、フェニルまたはナフチルである。
【0032】本発明のアルコールの例としては、これに
限定されないが、クロチルアルコール、2−メチレン−
1,3−プロパンジオール、3−ブテン−1−オール、
および1,4−アンヒドロ−エリスリトールが挙げられ
る。好ましいアルコールは、不飽和アルコールである。
【0033】RおよびRが一緒になって、さらなる
6員環と縮合した6員環を形成する化合物の例は、ナフ
タレンおよびナフタレン誘導体である。本発明を実施す
るために用いることができるこのような化合物は、以下
の一般式II:
【化12】 (式中、R、R、R、およびRはそれぞれ独立
して前記のようなR、またはRから選択される)を有
する。ナフタレン化合物の水和物、半水和物およびアル
カリ金属塩も含まれる。かかるアルカリ金属としては、
ナトリウムおよびカリウム塩が挙げられ、一ナトリウム
および二ナトリウム塩が好ましい。
【0034】かかるナフタレン誘導体の例としては、
1,2−ジヒドロキシナフタレン、1,3−ジヒドロキ
シナフタレン、2,3−ジヒドロキシナフタレン、2,
4−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナ
フタレン、2,6−ジヒドロキシナフタレン、4,5−
ジヒドロキシナフタレン−2,7−ジスルホン酸二ナト
リウム塩、6,7−ジヒドロキシナフタレン−2,7−
ジスルホン酸、6−ヒドロキシ−2−ナフタレンスルホ
ン酸、4−アミノ−5−ヒドロキシ−2,7−ナフタレ
ンジスルホン酸一ナトリウム塩、1,5−ジヒドロキシ
−1,2,3,4−テトラヒドラ−ナフタレン、2,6
−ジヒドロキシナフタレン、1,5−ジヒドロキシナフ
タレン、1−ナフトール−3,6−ジスルホン酸二ナト
リウム塩水和物、デカヒドロ−2−ナフトール、1,
2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフトール、2−ナフ
タレンメタノール、1,6−ジヒドロキシナフタレン、
6,7−ジヒドロキシ−2−ナフタレンスルホン酸半水
和物、および4−ヒドロキシ−1−ナフタレンスルホン
酸ナトリウム塩が挙げられる。
【0035】好ましいナフタレン誘導体としては、1,
2−ジヒドロキシナフタレン、1,3−ジヒドロキシナ
フタレン、2,3−ジヒドロキシナフタレン、2,4−
ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタ
レン、2,6−ジヒドロキシナフタレン、4,5−ジヒ
ドロキシナフタレン−2,7−ジスルホン酸二ナトリウ
ム塩、6,7−ジヒドロキシナフタレン−2,7−ジス
ルホン酸、6−ヒドロキシ−2−ナフタレンスルホン
酸、4−アミノ−5−ヒドロキシ−2,7−ナフタレン
ジスルホン酸一ナトリウム塩、および1,5−ジヒドロ
キシ−1,2,3,4−テトラヒドラ−ナフタレンが挙
げられる。
【0036】最も好ましいナフタレン誘導体は、環の2
および7炭素、2および3炭素、1および8炭素、また
は環の2および8炭素でのR、R、およびRが−
OH基、または−SOH基である誘導体である。最も
好ましいナフタレン誘導体の例としては、これに限定さ
れないが、2,7−ジヒドロキシナフタレンおよび2,
3−ジヒドロキシナフタレンが挙げられる。
【0037】RおよびRが一緒になって5または6
員環を形成する式Iの範囲に含まれる他の化合物として
は、これに限定されないが、アルコール、酸および酸素
が複素原子である複素環式化合物が挙げられる。好まし
い芳香族アルコールとしては、5−メトキシレゾルシノ
ール、4−クロロレゾルシノール、2−ニトロレゾルシ
ノール、2−アリルフェノール、1,2,4−ベンゼン
トリオール、イソオイゲノール、α,α,α−トリフル
オロ−m−クレゾール、4−tert−ブチルカテコー
ル、3−ヒドロキシ−1−ベンジルアルコール、4−ヒ
ドロキシベンジルアルコール、フロログルシノール二水
和物および無水物、オリベトール、および3−クロロフ
ェノールが挙げられる。
【0038】他の適当なアルコールの例としては、1,
2−ベンゼンジメタノール、1,3−ベンゼンジメタノ
ール、4−アミノフェノール、4−メトキシフェノー
ル、4−エチルレゾルシノール、ヒドロキノン、クロロ
キノン、ヒドロキノンスルホン酸カリウム塩、4−(メ
チルチオ)ベンジルアルコール、ベンジルアルコール、
コニフェリルアルコール、3−メトキシカテコール、4
−メルカプト−フェノール、4,4’−チオジフェノー
ル、3−メトキシフェノール、フェノール、クレゾー
ル、およびオルシノール一水和物が挙げられる。
【0039】他の好ましい化合物としては、これに限定
されないが、2’,4’,6’−トリヒドロキシアセト
フェノン一水和物、2,5−ジヒドロキシ−1,4−ベ
ンゾキノン、およびテトラヒドロキシ−1,4−キノン
水和物が挙げられる。
【0040】複素環式化合物としては、飽和ラクトンあ
るいは1またはそれ以上の二重結合を有するラクトンが
挙げられる。好ましいラクトンは、アスコルビン酸およ
びα−ヒドロキシ−γ−ブチロラクトンである。ナトリ
ウム、カリウムおよび鉄塩などのこのようなラクトンの
金属塩も含まれる。他の好ましい複素環式化合物の例と
しては、2−ヒドロキシベンゾフラン、5,6−ジヒド
ロ−4−ヒドロキシ−6−メチル−2H−ピラン−2−
オン、2−ヒドロキシベンゾフラン、ナリンギン水和
物、セサモール、2,4−ジヒドロキシ−6−メチルピ
リミジン、および1,2,4−トリアゾロ(1,5−
A)−ピリミジンが挙げられる。
【0041】他の適当な化合物の例としては、3−フラ
ンメタノール、2,4,5−トリヒドロキシ−ピリミジ
ン、5,6−イソプロピリデンアスコルビン酸およびデ
ヒドロアスコルビン酸が挙げられる。本発明の範囲内に
含まれるアルコールは、高分子量ポリマー、たとえば、
以下に列挙する抑制物質として使用される酸素含有高分
子量化合物を除外する。
【0042】前記化合物は、銅、金、銀、パラジウム、
白金、コバルト、クロム、カドミウム、ビスマス、イン
ジウム、ロジウム、イリジウム、およびルテニウムのメ
ッキのために金属メッキ浴において使用することができ
る。好ましくは、前記化合物は、銅、金、銀、白金、パ
ラジウム、イリジウム、およびルテニウムからなる群か
ら選択される金属メッキ浴において用いることができ
る。さらに好ましくは、前記添加剤消費を抑制する化合
物は、銅、イリジウム、またはルテニウムからなる群か
ら選択される金属をメッキするための浴において使用さ
れる。最も好ましくは、前記添加剤消費を抑制する化合
物は、銅をメッキするためにメッキ浴において使用する
ことができる。
【0043】本発明の1またはそれ以上のアルコールを
金属メッキ浴に添加することにより、金属メッキ浴にお
ける添加剤の劣化が防止または軽減される。好ましく
は、金属メッキ浴は電気メッキ浴である。好ましくは本
発明の金属メッキ浴は水性である。アルコールは、一般
に浴1Lあたり約0.001g〜約100gの量におい
て添加される。好ましくは、アルコールは一般にメッキ
浴において約0.01g/L〜約20.0g/Lで使用
される。
【0044】添加剤消費を抑制するアルコールは、浴に
成分を添加するために使用される任意の適当な方法によ
りメッキ浴に添加することができる。一方法は、アルコ
ールをメッキ浴中に他の浴成分および添加剤と混合する
ことである。
【0045】アルコールがその分解を抑制する添加剤と
しては、これに限定されないが、光沢剤、レベラー、湿
潤剤、展性、延性および堆積改良剤、抑制物質などが挙
げられる。このような添加剤は主に有機化合物である。
添加剤消費を抑制するアルコールは、光沢剤およびレベ
ラーの消費の抑制に特に有効である。本発明の範囲内で
定義される添加剤としては、本発明の消費抑制アルコー
ル以外の金属メッキ浴に添加することができる任意の化
合物、塩または液体が挙げられる。
【0046】理論に限定されないが、本発明のアルコー
ルは以下のメカニズムの1つまたは組合せにより添加剤
消費を抑制すると考えられる。多くの添加剤が陽極で分
解して、酸化生成物になる。本発明のアルコールは添加
剤よりも競合的に陽極上に吸着し、添加剤の代わりに酸
化される。多くの金属メッキ浴は塩化物を含む。塩化物
はしばしばHClの形態で金属メッキ浴に添加される。
塩化物は陽極で酸化されて塩素になる。塩素は次に浴添
加剤を酸化し、金属メッキ浴中の添加剤の有効性を低下
させる。1またはそれ以上のアルコールを金属メッキ浴
に添加することにより、塩素は添加剤よりも1またはそ
れ以上のアルコールを酸化する。言い換えれば、アルコ
ールは犠牲種として役割を果たす。もう一つの考えられ
るメカニズムにおいては、アルコールは陽極表面で、塩
化物と競合するか、または塩化物および添加剤のどちら
とも競合する。このように、アルコールは陽極で塩化物
よりも、あるいは塩化物と添加剤の両方よりも酸化され
る。
【0047】本発明のメッキ浴において使用される適当
な光沢剤の例としては、これに限定されないが、構造
式:HOS−R11−SH、HOS−R11−S−
S−R 11−SOH(式中、R11はC−Cまた
はアリール基である)、およびHOS−Ar−S−S
−Ar−SOH(式中、Arはフェニルまたはナフチ
ルである)を含む化合物が挙げられる。アルキルおよび
アリール基の置換基は、たとえば、アルキル、ハロおよ
びアルコキシである。このような光沢剤の例としては、
3−メルカプト−プロピルスルホン酸(ナトリウム
塩)、2−メルカプト−エタンスルホン酸(ナトリウム
塩)、およびビススルホプロピルジスルフィド(BSD
S)である。このような化合物は、米国特許第3770
598号、第4374709号、第4376685号、
第4555315号および第4673469号に記載さ
れ、これらはすべて本発明の一部として参照される。こ
のようなポリスルフィドも、堆積した金属の延性を増大
させるために使用することができる。
【0048】メッキ浴において使用することができるレ
ベラーの例としては、これに限定されないが、アルキル
化ポリアルキレンイミンおよび有機スルホスルホネート
が挙げられる。これらの化合物の例としては、1−(2
−ヒドロキシエチル)−2−イミダゾリジンチオン(H
IT)、4−メルカプトピリジン、2−メルカプトチア
ゾリン、エチレンチオ尿素、チオ尿素およびアルキル化
ポリアルキレンイミンが挙げられる。このような化合物
は、米国特許第4376685号、第4555315号
および第3770598号に開示され、その開示は全体
として本発明の一部として参照される。
【0049】本発明の範囲内のメッキ浴において光沢剤
として機能することができる他の添加剤の例としては、
これに限定されないが、硫黄化合物、たとえば、3−
(ベンズチアゾリル−2−チオ)−プロピルスルホン酸
ナトリウム塩、3−メルカプトプロパン−1−スルホン
酸ナトリウム塩、エチレンジチオジプロピルスルホン酸
ナトリウム塩、ビス−(p−スルホフェニル)ジスルフ
ィド二ナトリウム塩、ビス−(ω−スルホブチル)−ジ
スルフィド二ナトリウム塩、ビス−(ω−スルホヒドロ
キシプロピル)−ジスルフィド二ナトリウム塩、ビス−
(ω−スルホプロピル)−ジスルフィド二ナトリウム
塩、ビス−(ω−スルホプロピル)−スルフィドジナト
リウム塩、メチル−(ω−スルホプロピル)−ジスルフ
ィドナトリウム塩、メチル−(ω−スルホプロピル)−
トリスルフィド二ナトリウム塩、O−エチル−ジチオカ
ルボン酸−S−(ω−スルホプロピル)−エステル、カ
リウム塩チオグリコール酸、チオリン酸−O−エチル−
ビス−(ω−スルホプロピル)エステル二ナトリウム
塩、チオリン酸−トリス(ω−スルホプロピル)−エス
テル三ナトリウム塩、N,N−ジメチルジチオカルバミ
ン酸(3−スルホプロピル)エステル、ナトリウム塩
(DPS)、(O−エチルジチオカルボナート)−S−
(3−スルホプロピル)−エステル、カリウム塩(OP
X)、3−[(アミノ−イミノメチル)−チオ]−1−
プロパンスルホン酸(UPS)、3−(2−ベンズチア
ゾリルチオ)−1−プロパンスルホン酸、ナトリウム塩
(ZPS)、ビススルホプロピルジスルフィドのチオー
ル(MPS)などが挙げられる。
【0050】抑制物質として使用することができる酸素
含有高分子量化合物の例としては、カルボキシメチルセ
ルロール、ノニルフェノールポリグリコールエーテル、
オクタジオールビス−(ポリアルキレングリコールエー
テル)、オクタノールポリアルキレングリコールエーテ
ル、オレイン酸ポリグリコールエステル、ポリエチレン
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリ
エチレングリコールジメチルエーテル、ポリオキシプロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリビ
ニルアルコール、ステアリン酸ポリグリコールエステ
ル、ステアリルアルコールポリグリコールエーテルなど
が挙げられる。
【0051】堆積物の光沢度を向上させるために芳香族
および脂肪族第四アミンもメッキ浴に添加することがで
きる。フェナジンクラス(サフラニンタイプ)の染料お
よびフェナジンアゾ染料(Janus Green B
タイプ)をレベラーとして使用することができる。金属
メッキの厚さおよび均一性を向上させるためにポリエー
テルが使用される。
【0052】光沢剤およびレベラーは、メッキ浴に、約
1ppbから約1g/Lの量において添加される。光沢
剤およびレベラーは、約10ppbから約500ppm
の範囲であることが多い。浴成分の範囲は、各浴の組成
によって異なる。したがって、有機添加物についての前
記範囲は一般的な範囲である。
【0053】本発明のメッキ浴に用いられる適当な湿潤
剤または界面活性剤の例としては、非イオン性界面活性
剤、たとえば、フェノキシポリエトキシエタノールが挙
げられる。複数のオキシエチレン基を含む他の適当な湿
潤剤も使用できる。このような湿潤剤としては、20か
ら150個の繰り返し単位を有するポリオキシエチレン
ポリマーの化合物が挙げられる。このような化合物も抑
制物質として機能する。さらに、ポリオキシエチレンお
よびポリオキシプロピレンのブロックコポリマーもこの
ポリマーのクラスに含まれる。界面活性剤および湿潤剤
は公知量において添加される。
【0054】添加剤に加えて、金属イオン供給源とし
て、pH調節剤、たとえば無機酸、ならびにハライドイ
オンの供給源などの他のメッキ浴成分もメッキ浴中に含
まれる。一般に、メッキ浴は水性である。浴のpHは0
〜約14の範囲であり、好ましくは、0〜約8である。
メッキ浴において用いられる湿潤剤およびかかる浴にお
いて用いられる量は、当該分野においては周知である。
使用される無機酸としては、硫酸、塩酸、硝酸、リン酸
などが挙げられるが、これに限定されない。硫酸が好ま
しい酸である。ハロゲンイオンは任意である。メッキ浴
において用いられるハロゲンイオンとしては、好ましく
はクロリド、フルオリド、およびブロミドが挙げられ
る。このようなハライドは、水溶性塩として浴中に添加
される。クロリドが好ましく、浴中に、好ましくはHC
lとして添加される。金属の水溶性塩は、基体上にメッ
キされる金属の供給源を提供する。このような水溶性塩
としては、銅、クロム、金、銀、カドミウム、白金、パ
ラジウム、コバルト、ビスマス、インジウム、ロジウ
ム、ルテニウム、およびイリジウムの金属塩が挙げられ
る。
【0055】本発明の浴でメッキされる最も好ましい選
択される金属は銅で構成される。好ましくは、銅は電気
メッキされる。有用な銅は、任意の溶液可溶性銅化合物
の形態であってよい。好適な銅化合物としては、ハロゲ
ン化銅、硫酸銅、アルカンスルホン酸銅、アルカノール
スルホン酸銅などが挙げられるが、これに限定されな
い。ハロゲン化銅が使用される場合、クロリドが好まし
いハライドである。好ましい銅化合物は、硫酸銅、アル
カンスルホン酸銅、またはその混合物である。より好ま
しいのは、硫酸銅、メタンスルホン酸銅またはその混合
物である。本発明において有用な銅化合物は、一般に商
業的に入手可能であるか、または文献において公知の方
法により調製することができる。銅が基体上でメッキさ
れる場合、浴のpHは0〜約14.0の範囲である。好
ましくは、浴のpHは0〜約8.0の範囲である。
【0056】金属イオンは、メッキ浴中の濃度が約0.
010g/L〜約200g/Lの範囲であり、好ましく
は、約0.5g/L〜約100.0g/Lである。銅が
使用される場合、銅の量は約0.01g/L〜約100
g/Lの範囲である。好ましくは、銅は、約0.10g
/L〜約50g/Lの範囲である。本発明の浴が非高速
メッキプロセスにおいて使用される場合、浴中に存在す
る銅の量は、約0.02g/L〜約25g/Lの範囲で
ある。本発明の浴が、高速メッキプロセスにおいて使用
される場合、浴中に存在する銅の量は、約1.0g/L
〜約100g/Lの範囲であり、好ましくは約2.0g
/L〜約50g/Lの範囲である。
【0057】ハライドイオンは、0mg/L〜約1g/
L、好ましくは約1.0mg/L〜約150mg/Lの
濃度範囲である。pHを約0〜約8.0にするために酸
をメッキ浴に添加する。したがって、酸は約10g/L
〜約600g/L、好ましくは約15g/L〜約500
g/Lの量において添加される。
【0058】本発明を実施するための酸銅電気メッキ浴
の例は、次のような組成を有する: 銅イオン(硫酸銅として) 0.01〜50g/L (濃)硫酸 15から500g/L クロリドイオン(塩化ナトリウムとして)1ppmから150ppm 添加剤 適宜 添加剤保存化合物 0.1〜10g/L 水 1リットルにする量
【0059】基体が金属メッキされる適当なメッキ浴に
おいて添加剤の分解を防止するために選択された化合物
を使用することができるが、好ましくは添加剤保存化合
物を電気メッキ浴において使用する。このような電気メ
ッキ浴は、プリント配線板およびマイクロチップ用途に
おいて使用されるシリコンウェハの製造、ならびに電気
装置の他の部品の製造においてなど、基体上への金属の
電着において使用することができる。電着プロセスは、
基体を所望の厚さまで金属メッキするために十分な時
間、陽極、電気メッキ液、および陰極に電流を流すこと
を含む。陽極は、可溶性陽極(メッキが起こると溶解し
て、電気メッキ浴を補充する銅などの金属からなる)で
あってもよい。別法として、不溶性陽極(不活性物質、
たとえば、白金、白金化チタン、鉛などからなる)を使
用することもできる。好ましくは、本発明は、可溶性陽
極を使用したプロセスよりも、電気メッキ速度が大き
く、添加剤消費に関連する問題(陽極での酸化であるこ
とが多い)が大きい不溶性陽極を使用するメッキプロセ
スにおいて使用される。
【0060】有用な不溶性陽極の例は、イリジウムおよ
びタンタルの酸化物を有する表面を有する陽極である。
このような陽極は、約20から約90モル%のイリジウ
ムを有し、残りはタンタルである。約60から約90モ
ル%のイリジウムと残りがタンタルであるのが好まし
い。陽極は、イリジウムおよびタンタルを導電性基体、
たとえば、チタン基体上にコーティングすることにより
製造される。
【0061】他の適当な陽極としては、少なくとも約1
0モル%のVIII族金属、少なくとも約10モル%の
バルブ金属および少なくとも約5モル%のバインダー金
属からなる陽極が挙げられる。VIII族金属として
は、コバルト、ニッケル、ルテニウム、ロジウム、パラ
ジウム、イリジウムおよび白金が挙げられる。バルブ金
属としては、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナ
ジウム、ニオブおよびタンタルが挙げられる。バインダ
ー金属としては、ベリリウム、カルシウム、ストロンチ
ウム、バリウム、スカンジウム、イットリウム、ランタ
ンおよび原子番号58から71の希土類が挙げられる。
特に有用なのは、約5〜約20モル%のバリウムの酸化
組成物であり、イリジウムとタンタルの比は約1/4〜
約4である。このような組成は、約5モル%のバリウ
ム、約30から約40モル%のイリジウムと残りがタン
タルである。加えて、オスミウム、銀および金または他
の酸化物を不溶性陽極において用いることができる。
【0062】前記のように、本発明のメッキ浴は、金属
が基体上にメッキされる任意の適当なメッキプロセスに
おいて用いることができる。本発明のメッキ浴は、プリ
ント配線板産業などの電子装置の製造およびマイクロプ
ロセッシングにおけるシリコンウェハの製造において基
体をメッキするのに特に好適である。
【0063】電気メッキプロセスにおいて、メッキされ
る基体が陰極として使用される。可溶性または好ましく
は不溶性陽極は、前記のように、第二の電極として使用
される。パルスメッキ、またはDC(直流)メッキ、あ
るいはパルスメッキとDCメッキの組合せが用いられ
る。このようなメッキ法は当該分野においては一般的で
ある。電流密度および電極表面電位は、メッキされる具
体的基体によって変わる。一般に、陽極および陰極電流
密度は約1〜約1000アンペア/ft(ASF)ま
で変化しうる。メッキ浴は約20℃〜約110℃の範囲
の温度に維持される。具体的金属についての温度範囲は
さまざまである。銅浴は、約20℃〜約80℃の温度範
囲に維持され、酸銅浴は約20℃〜約50℃の温度に維
持される。メッキは所望の厚さの堆積物が形成されるた
めに十分な時間継続される。一般に、回路板についての
メッキ時間は約45分〜約8時間である。回路板製造に
関しては、所望の厚さは約0.5〜約3.0milであ
る。層の厚さは約1.0〜約1.5milであることが
多い。
【0064】垂直および水平メッキプロセスのどちらも
用いることができる。垂直プロセスにおいて、基体、た
とえば、プリント回路または配線板を本発明のメッキ浴
液を入れた容器中に垂直な位置において沈める。陰極と
して機能する基体は、少なくとも一つの陽極、好ましく
は不溶性陽極と反対の垂直な位置に設置される。基体お
よび陽極は電源に連結されている。電源で電流を調節す
る代わりに、基体と陽極間の電圧が調節されるような電
圧調節も可能である。ポンプなどの輸送装置によりメッ
キ液を連続して容器に向かわせる。
【0065】垂直法により基体または製品を処理するの
に適した配置および装置の例を図1に示す。装置10
は、添加剤消費抑制アルコールを含む金属メッキ浴14
を有する容器12を有する。該金属メッキ浴14は、た
とえば銅メッキに用いることができ、すでに記載した成
分および添加剤を含む。
【0066】製品16(陰極)、たとえば回路板、およ
び陽極18、たとえば二酸化イリジウムでコートされた
不溶性チタン陽極は金属メッキ浴14中に浸漬されてい
る。製品16および陽極18は電源20に電気的に連結
されている。電源で電流を調節する代わりに、製品16
と陽極18間の電圧を調節するために電圧配列(vol
tage arrangement)(図示せず)を用
いることができる。金属メッキ浴14はポンプなどの輸
送手段(図示せず)により連続して第二の容器または貯
蔵槽22に向けられる。金属メッキ浴14が流れる貯蔵
槽22は、銅塩、光沢剤、レベラー、添加剤消費抑制ア
ルコールなどの金属メッキ浴14中の金属浴成分および
添加剤を補充する。
【0067】水平メッキプロセスにおいて、基体は水平
方向に移動してコンベヤーユニットを通して水平な位置
において輸送される。メッキ液を連続して基体の下およ
び/または上からスプラッシュノズルまたはフラッドパ
イプにより注入する。陽極は基体に関して間隔をおいて
配列され、適当な装置によりメッキ浴と接触させられ
る。基体はローラーまたはプレートにより輸送される。
【0068】本発明を実施するために用いることができ
る水平法および装置の一例を図2に示す。装置46のス
プレーチャンバー24は、金属メッキされる回路板パネ
ルなどのパネル28が連続して輸送されてチャンバー2
4に入り、出ていくために両末端にスロット26を有す
るように形成されている。回路板パネルを図示したが、
水平装置によりメッキすることができる任意の適当な表
面が本発明の範囲内に含まれる。パネル28はアイドラ
ーローラー30により矢印の方向に移動される。一連の
ローラーブラシ32はパネル28の上面および下面と接
触する位置にあり、一連の陽極34はパネル28から離
れてアイドラーローラー30の側のローラーブラシ32
と接触する位置にある。陽極34は任意の適当な金属、
たとえば、二酸化イリジウムでコートされたチタンで形
成されている。任意の好適な陽極を使用できるが、不溶
性陽極、たとえば、二酸化イリジウムでコートされたチ
タンが好ましい。陽極34は、陽極が上側からアイドラ
ーローラー34の上側の組に接触し、下側からアイドラ
ーローラー30の下側の組と接触する位置にある。陽極
34は電源36の正端子と並列に電気的に接続されてい
る。電極36の負端子はメッキされるパネル28(陰
極)と連結されている。ライン44により金属メッキ液
40を含む貯蔵槽42と連結されているスプレージェッ
ト38は、下方向に陽極34とローラーブラシ32なら
びにパネル28上に金属メッキ液40をスプレーするた
めにローラーブラシ32間に配列されている。矢印は金
属浴がライン44を通って流れる方向を示す。金属メッ
キ液40は、貯蔵槽42への機械的連結においてポンピ
ング手段(図示せず)により貯蔵槽42からライン44
を通ってポンプ輸送される。パネル28の輸送機械手段
(図示せず)は、電源36の負極とパネル28間の電気
的接触を維持しながら、チャンバー24を通ってパネル
28を連続して移動させるコンベアタイプの機械であ
る。
【0069】添加剤分解の量を防止するかまたは実質的
に減少させることにより、選択された化合物はメッキさ
れた金属の光沢を向上させ、メッキされた金属の物理的
性質を向上させる。本発明の浴でメッキされた金属層は
構造が脆かったり、粉末状になりやすくない。さらに、
本発明の浴でメッキされた金属層は良好な均一電着性を
有し、メッキ皺がない。金属層のこのような性質はプリ
ント回路および配線板におけるスルーホールに特に望ま
しい。加えて、選択された化合物は金属メッキ中におけ
る有機添加剤の分解を防止するかまたは実質的にその量
を減少させるので、有機添加剤の補充は必要であっても
まれである。さらに、有機添加剤の分解を防止すること
により浴を交換せずに金属メッキ操作の長期間継続が許
容される。さらに、選択された化合物は有機添加剤の分
解を防止するので、メッキ中の装置からコストのかかる
半透過性膜を除去することができる。このように、選択
された化合物を含むメッキ浴は、選択された化合物を含
まない浴よりも有効で経済的な金属メッキ法を提供す
る。したがって、本発明の金属メッキ浴は、向上された
金属メッキプロセスを提供する。本発明におけるすべて
の数の範囲は両端を含み、組合せ可能である。
【0070】本発明をプリント配線板産業におけるメッ
キプロセスに重点をおいて記載したが、本発明は任意の
適当なメッキプロセスにおいて用いることができる。化
合物はプリント回路および配線板、集積回路、電気接触
面およびコネクター、電解ホイル、マイクロチップ用途
のシリコンウェハ、半導体および半導体パッケージン
グ、リードフレーム、オプトエレクトロニクスおよびオ
プトエレクトロニクスパッケージング、ウェハ上などの
ソルダーバンプなどの電気装置の製造における金属メッ
キ浴において用いることができる。加えて、金属メッキ
浴を、宝石、家具類、自動車部品、衛生用品などの装飾
品の金属メッキに用いることができる。さらに、本発明
の添加剤消費抑制化合物は、廃棄物処理法において用い
ることができる。
【0071】以下の実施例は本発明にをよりよく説明す
るために提供し、本発明の範囲を制限することを意図す
るものではない。
【0072】実施例1 光沢剤消費をハルセル(Hull Cell)を用いて
電気メッキ浴において測定した。使用した各ハルセルは
流体力学的に制御されたハルセル(HCHC)であっ
た。浴は以下の成分を含む銅メッキ浴であった。 硫酸銅五水和物 80g/L (濃)硫酸 225g/L 塩化物(塩化ナトリウムとして) 50ppm ビススルホプロピルジスルフィド(光沢剤) 1mg/L 水 1Lにする量
【0073】第一のハルセル実験は可溶性銅陽極および
銅クラッド陰極を使用した。第二および第三のハルセル
実験は可溶性銅陽極の代わりに二酸化イリジウム不溶性
陽極を使用した。前記浴成分に加えて、第三のハルセル
は約1g/Lのl−アスコルビン酸ナトリウム塩を含ん
でいた。光沢剤消費をマット(%)として測定した。マ
ットとはメッキされた銅上の曇った、あるいは非反射性
表面である。
【0074】各ハルセル実験を約3アンペアで約2分間
行って光沢剤消費を測定し、その後約10分間行って光
沢剤消費を測定した。
【0075】次の表に記載した結果は、l−アスコルビ
ン酸を浴へ添加することにより光沢剤消費が軽減される
ことを示す。
【表1】
【0076】約2分後、約32%のメッキされた銅は外
見がマットで、約10分後、約34%のメッキされた銅
はマットな表面を有していた。したがって、光沢剤消費
は2分および10分間の操作について本質的に同じであ
った。不溶性二酸化イリジウム陽極を使用したハルセル
実験は約2分後33%マットであった。光沢剤消費は、
可溶性陽極について2分間行った場合と本質的に同じで
あった。しかしながら、約10分後、銅表面は不溶性二
酸化イリジウム陽極を用いたメッキプロセスにおいて約
100%マットであった。したがって、浴中のほとんど
すべての光沢剤が消費された。光沢剤消費は、不溶性陽
極を使用した場合に特に問題であった。
【0077】不溶性二酸化イリジウム陽極を使用した浴
にl−アスコルビン酸を添加した場合、約2分後わずか
約25%のメッキされた銅表面がマットであった。約1
0分後、わずか約27%のメッキされた銅表面がマット
であった。したがって、光沢剤消費は、不溶性陽極につ
いて10分の操作後も2分操作と本質的に同じであっ
た。l−アスコルビン酸を浴に添加することにより、光
沢剤消費が抑制された。
【0078】実施例2 本発明の範囲内の化合物を、銅メッキ浴における光沢剤
消費を抑制する能力について試験した。光沢剤消費を防
止する化合物の能力を測定するために流体力学的に制御
されたハルセルを使用した。光沢剤を補充しないで約5
−90ASF電流密度範囲において製造される、完全に
光沢のある陰極の数を記録することにより化合物の光沢
剤消費を抑制する能力を測定した。
【0079】試験において使用した銅メッキ浴は以下の
とおりである: 浴成分 量 硫酸銅五水和物 80g/L (濃)硫酸 225g/L 塩化物(塩化ナトリウムとして) 50ppm ポリエチレンオキシド(抑制物質) 1g/L ビススルホプロピルジスルフィド(光沢剤) 1ppm 水 1Lになる量
【0080】試験した化合物を結果と共に以下の表に記
載する。各化合物を約0.1g/Lの量においてメッキ
浴に添加した。光沢剤保護添加剤を含まない対照浴も試
験した。各ハルセル実験は、陰極として機能する銅クラ
ッドFR4/ガラス−エポキシ、および陽極(不溶性陽
極)として機能する二酸化イリジウムコートチタンメッ
シュに関して行った。陰極を約3アンペアで約10分間
DC整流器を用いて電気メッキした。約10分後、陰極
堆積物が約5−90ASF電流密度範囲において光沢が
あるならば、新しい銅陰極を浸漬し、電気メッキした。
陰極堆積物が約5−90ASF電流密度範囲においてマ
ットになるまでプロセスを繰り返した。約7gの硫酸銅
七水和物を約30分ごとにメッキ浴に添加して銅イオン
を補充した。マットな堆積物が記録されたら、光沢剤は
浴から枯渇したことになる。
【0081】光沢剤保護添加剤を含まないメッキ浴対照
例は約5−90ASF電流密度範囲において光沢のある
陰極を生じなかった。多くの異なる光沢剤保護化合物か
ら生じた光沢のある陰極の数を次の表に記載する: 化合物 光沢のあるハルセルの数 2,7−ジヒドロキシナフタレン 15 2,3−ジヒドロキシナフタレン 10 5−メトキシレゾルシノール 10 フロログルシノール二水和物 10 4−クロロレゾルシノール 8 1,2,4−ベンゼントリオール 8 クロチルアルコール 7 2−メチレン−1,3−プロパンジオール 6 2,5−ジヒドロキシ−1,4−ベンゾキノン 6 6,7−ジヒドロキシナフタレン−2,7−ジスルホン酸 5 3−ブテン−1−オール 5 オリベトール 3 2−ニトロレゾルシノール 3 3−クロロフェノール 3 2,4−ジヒドロキシ−6−メチルピリミジン 3 L−アスコルビン酸 3 ナリンギン水和物 3 D−エリスロニック−ガンマ−ラクトン 3未満 対照(化合物を添加しない) 1未満 ナフタレン構造の2および7位の炭素でヒドロキシル置
換を有する置換ナフタレン化合物について最良の結果が
得られた。試験したすべての化合物は、銅浴成分のみか
らなる対照と比較して、幾分かの光沢剤保持能を示し
た。したがって、光沢剤消費を抑制するために前記の化
合物を銅メッキ浴に添加することができる。
【0082】実施例3 本発明の範囲内の化合物を銅メッキ浴における光沢剤消
費を抑制するその能力に関して試験した。化合物の光沢
剤消費を抑制する能力を測定するために流体力学的に制
御されたハルセルを使用した。光沢剤消費を抑制する化
合物の能力は、光沢剤を補充しないで約5−90ASF
電流密度範囲において生じる完全に光沢のある陰極の数
を記録することにより測定した。
【0083】試験において使用した銅メッキ浴は次の通
りであった: 浴成分 量 硫酸銅五水和物 80g/L (濃)硫酸 225g/L 塩化物(塩化ナトリウムとして) 50ppm ポリエチレンオキシド(抑制物質) 1g/L ビススルホプロピルジスルフィド(光沢剤) 1ppm 水 1Lにする量
【0084】試験した化合物を以下の表に結果とともに
記載する。各化合物を約1g/Lの量においてメッキ浴
に添加した。光沢剤保護添加剤を含まない対照浴も試験
した。各ハルセル実験を、陰極として機能する銅クラッ
ドFR4/ガラス−エポキシ、および陽極(不溶性陽
極)として機能する二酸化イリジウムコートチタンメッ
シュに関して行った。陰極を約3アンペアで約10分間
DC整流器を用いて電気メッキをした。約10分後、陰
極堆積物が5−90ASF電流密度範囲において光沢が
あるならば、新しい銅陰極を浸漬し、電気メッキした。
合計メッキ時間約30分まで、すなわち3つの連続した
光沢のあるハルセルパネルで、陰極堆積物が約5−90
ASF電流密度範囲においてマットになるまで、プロセ
スを繰り返した。マットな堆積物が記録されたときに、
光沢剤が浴から消耗していた。
【0085】光沢剤保護添加剤を含まないメッキ浴対照
例は約5−90ASF電流密度範囲において光沢のある
陰極を生じなかった。多くの異なる光沢剤保護化合物か
ら生じた光沢のある陰極の数を次の表に記載する: 化合物 光沢のあるハルセルパネルの数 2,7−ジヒドロキシナフタレン 3 2,3−ジヒドロキシナフタレン 3 5−メトキシレゾルシノール 3 フロログルシノール二水和物 3 4−クロロレゾルシノール 3 1,4−ペンタジエン−3−オール 3 クロチルアルコール 3 2−メチレン−1,3−プロパンジオール 3 2,5−ジヒドロキシ−1,4−ベンゾキノン 3 オルシノール一水和物 3 3−ブテン−1−オール 3 オリベトール 3 2−ニトロレゾルシノール 3 3−クロロフェノール 3 2,4−ジヒドロキシ−6−メチルピリミジン 3 4−エチルレゾルシノール 3 ナリンギン水和物 3 d−エリスロニック−ガンマ−ラクトン 3 1,3−プロパンジオール 2 1,3−シクロヘキサンジオール 2 カテコール 1 トランス−2−ペンテノール 1 対照(化合物を添加しない) 1未満 試験したすべての化合物は、銅浴成分のみからなる対照
と比較して、幾分かの光沢剤保持能を示した。したがっ
て、光沢剤消費を抑制するために前記の化合物を銅メッ
キ浴に添加することができる。
【0086】実施例4 以下の比較試験は、本発明の光沢剤消費抑制化合物は光
沢剤消費を抑制するための鉄レドックス法よりも改良さ
れていることを示す。
【0087】4つの金属メッキ浴を調製し、すべて、約
80g/Lの硫酸銅五水和物、約225g/Lの硫酸、
約1g/Lのポリエチレンオキシドおよび約1ppmの
ビススルホプロピルジスルフィド(光沢剤)を含んでい
た。硫酸鉄(II)七水和物を異なる量において4つの
浴のうちの3つの添加した。1つの浴は約1g/Lの硫
酸鉄(II)七水和物を含み、第二の浴は、約10g/
Lの硫酸鉄(II)七水和物を含み、第三の浴は約20
0g/Lの硫酸鉄(II)七水和物を含んでいた。標準
的ハルセルにおいて銅クラッドFR4/ガラス−エポキ
シパネル上に銅をメッキする間の光沢剤消費を防止する
硫酸鉄(II)七水和物の能力を試験するために、硫酸
鉄(II)七水和物を各浴に添加した。第四の浴は対照
である。ハルセルは二酸化イリジウム(IrO)メッ
シュタイプ不溶性陽極を含んでいた。銅クラッドFR4
/ガラス−エポキシパネルは陰極として機能した。各ハ
ルセルを約3アンペアで約10分間操作した。
【0088】さまざまな量の硫酸鉄(II)の存在下で
約10分電気メッキした後、完全に光沢のあるパネルは
約5−90ASFの電流密度で生じなかった。したがっ
て、相当量の光沢剤がメッキ中に消費された。しかしな
がら、電流密度が約0−12ASFの範囲にある場合、
光沢剤の保護において若干の改善が見られた。半光沢パ
ネルが生じた。電流密度が約0−60ASF範囲まで減
少した場合、鉄を含まない対照パネルは半光沢性表面を
有していた。
【0089】前記実施例2の添加剤消費を抑制する化合
物は、約5−90ASFの電流密度で鉄塩と比較して改
善された光沢剤保護を示した。鉄塩を含むメッキ浴中お
よび対照浴中の光沢剤は、約10分後に実質的に消費さ
れ、添加剤消費抑制化合物をメッキ浴に添加すると多く
の光沢のあるパネルが生じた実施例2のメッキ浴と対照
的に、完全に光沢のあるパネルは得られなかった。
【0090】実施例5 鉄に加えて他の遷移金属を、酸銅メッキ浴における光沢
剤消費を防止する能力について試験した。
【0091】80g/Lの硫酸銅五水和物、約225g
/Lの硫酸、約1g/Lのポリエチレンオキシドおよび
約1ppmのビススルホプロピルジスルフィド(光沢
剤)を用いて5つの浴を調製した。1つの浴は約10g
/LのNaMoOを含み、第二の浴は約10g/L
のMnSOを含み、第三の浴は約1g/LのMnSO
を含み、第四の浴は約1g/LのTeOを含んでい
た。第五の浴は対照として機能し、遷移金属化合物を含
んでいなかった。光沢剤消費を陰極として銅クラッドF
R4/ガラス−エポキシパネルおよびIrOコートチ
タン陽極を用いてハルセルにおいて試験した。電気メッ
キを約10分間約3アンペアでDC整流器を用い、空気
撹拌をしながら行った。電流密度は約5−90ASFの
範囲であった。
【0092】遷移元素を含む浴は対照パネルと対照的に
半光沢のパネルを生じたが、どの浴も約5−90ASF
電流密度範囲において完全に光沢のある陰極を生じなか
った。実施例4の硫酸鉄(II)と同様に、遷移金属塩
を含む浴は対照よりも若干光沢のある銅堆積物を提供し
た。
【0093】前記実施例2に示すように、本発明の添加
剤消費抑制化合物は、本実施例の遷移金属塩と対照的に
改良された光沢剤保存活性を有していた。遷移元素を含
む浴ではなかったのに対し、実施例2の添加剤消費抑制
化合物を含むメッキ浴を用いていくつかの完全に光沢の
あるパネルが生じた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にしたがった垂直法による製品の処理
を示す図である。
【図2】 本発明にしたがった水平法による製品を処理
する装置を表す図である。
【符号の説明】
10:装置 12:容器 14:金属メッキ浴 16:製品 18:陽極 20:電源 22:貯蔵槽 24:スプレーチャンバー 26:スロット 28:パネル 30:アイドラーローラー 32:ローラーブラシ 34:陽極 36:電極 38:スプレージェット 40:金属メッキ液 42:貯蔵槽 44:ライン 46:装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デービッド・アール・ゲイブ イギリス,ラフバラ州,エルイー11・3テ ィーエー,タインデール・ロード・35 (72)発明者 アンドリュー・ジェイ・コブリー イギリス,コベントリー州,シーブイ5・ 9イーワイ,アレズリー・ビレッジ,ヘン ダーソン・クローズ・7 (72)発明者 レオン・アール・バースタッド アメリカ合衆国マサチューセッツ州02767, レイナム,リーガン・サークル・8 (72)発明者 マーク・ジェイ・カペッカス アメリカ合衆国マサチューセッツ州01752, マルボロ,ブロード・ストリート・33 (72)発明者 エリック・レディントン アメリカ合衆国マサチューセッツ州01721, アッシュランド,アネッタ・ロード・24 (72)発明者 ウェイド・ソンネンバーグ アメリカ合衆国マサチューセッツ州02539, エドガータウン,アールアール1・472シ ー (72)発明者 トーマス・バックリー アメリカ合衆国マサチューセッツ州02026, デドハム,ワシントン・ストリート・736 Fターム(参考) 4K023 AA11 AA13 AA16 AA19 AA24 AA25 AA26 AA27 AA28 AA29 AA30 BA06 BA07 BA12 BA21 CB05 DA02

Claims (73)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 添加剤消費を抑制するアルコールおよ
    び、銅、金、銀、パラジウム、白金、コバルト、カドミ
    ウム、クロム、ビスマス、インジウム、ロジウム、ルテ
    ニウム、およびイリジウムからなる金属から選択される
    金属の塩を含む金属メッキ浴。
  2. 【請求項2】 添加剤消費を抑制するアルコールが、以
    下の式: 【化1】 (式中、R、R、RおよびRは独立して、水素;
    −OH;ヒドロキシ(C −C20)直鎖、分枝、また
    は環状アルキル;ヒドロキシ(C−C20)直鎖、ま
    たは分枝アルケニル;ヒドロキシ(C−C20)直
    鎖、または分枝アルキニル;ヒドロキシ(C
    20)直鎖、または分枝アルコキシ;ヒドロキシアリ
    ール;(C−C20)直鎖、分枝、または環状アルキ
    ル;(C−C20)直鎖、または分枝アルケニル;
    (C−C20)直鎖、または分枝アルキニル;(C
    −C20)直鎖、または分枝アルキニル;アリール;ハ
    ロゲン;チエニル;シラン;シリル;−Si(O
    H);アミニル;アミニルハライド;ヒドロキシアミ
    ニル;−CN;SCN;−C=NS;−SH;−N
    ;SOH;−SOM;POM;ケト;エステ
    ル;−P(R)(ただし、Rは、水素またはハロゲ
    ンである);またはアシルハライドである;ただし、
    R、R、RおよびRの少なくとも1つは−OH、
    ヒドロキシ(C−C20)アルキル、ヒドロキシ(C
    −C20)アルケニル、ヒドロキシ(C−C20
    アルキニル、ヒドロキシ(C−C20)アルコキシ、
    またはヒドロキシアリールであり;Mは水素またはアル
    カリ金属;ヒドロキシ(C−C20)アルキル、ヒド
    ロキシ(C−C20)アルケニル、ヒドロキシ(C
    −C20)アルキニル、ヒドロキシ(C−C20)ア
    ルコキシ、ヒドロキシアリール、(C−C20)アル
    キル、(C−C20)アルケニル、(C−C20
    アルキニルであり、アリール基は置換されているかまた
    は置換されていないとする;あるいはRおよびR
    一緒になって結合を形成するか;またはRおよびR
    はこれらが結合している原子と一緒になって、任意に1
    またはそれ以上の5または6員炭素環と縮合していても
    よい5〜7員環を形成する;該5〜7員環および1また
    はそれ以上の5〜6員縮合環はそれぞれ環において任意
    に1またはそれ以上のカルボニルを含む;あるいは5〜
    7員環、あるいは1またはそれ以上の5または6員縮合
    環はそれぞれ任意に複素原子、たとえば酸素または窒素
    を含んで、複素環を形成する;該複素環は、環中にカル
    ボニル基を含んでもよい;5〜7員環、5〜6員縮合環
    および複素環は非置換であってもよいし、あるいは置換
    されていてもよい;RおよびRは前記定義の通りであ
    る;RおよびRは一緒になって結合を形成するかま
    たは環構造を形成する場合には、該化合物には少なくと
    も1つのOH基が存在する)を有する化合物である請求
    項1記載の金属メッキ浴。
  3. 【請求項3】 ヒドロキシ(C−C20)アルキル、
    ヒドロキシ(C−C20)アルケニル、ヒドロキシ
    (C−C20)アルキニル、ヒドロキシ(C −C
    20)アルコキシ、ヒドロキシアリール、(C−C
    20)アルキル、(C−C20)アルコキシ、(C
    −C20)アルケニル、(C−C20)アルキニル、
    アリール、5〜7員環、5〜6員縮合環、または複素環
    が、ハロゲン、シリル、シラン、−Si(OH)、ア
    ミニル、アミルハライド、ヒドロキシアミニル、−O
    H、CN、−SCN、−C=NS、−SH、−NO
    −SOH、−SOM、−POM、P(R)、エ
    ステル、ケト、アルコキシ、ペントース、ヘキソース、
    またはその組合せである1またはそれ以上の置換基で置
    換されている請求項2記載の金属メッキ浴。
  4. 【請求項4】 添加剤消費を抑制する化合物が、以下の
    式: 【化2】 (式中、R、R、R、およびRはそれぞれ独立
    してRから選択される)を有するナフタレン化合物であ
    る請求項3記載の金属メッキ浴。
  5. 【請求項5】 ナフタレン誘導体が、1,2−ジヒドロ
    キシナフタレン、1,3−ジヒドロキシナフタレン、
    2,3−ジヒドロキシナフタレン、2,4−ジヒドロキ
    シナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2,
    6−ジヒドロキシナフタレン、4,5−ジヒドロキシナ
    フタレン−2,7−ジスルホン酸二ナトリウム塩、6,
    7−ジヒドロキシナフタレン−2,7−ジスルホン酸、
    6−ヒドロキシ−2−ナフタレンスルホン酸、4−アミ
    ノ−5−ヒドロキシ−2,7−ナフタレンジスルホン酸
    一ナトリウム塩、1,5−ジヒドロキシ−1,2,3,
    4−テトラヒドラ−ナフタレン、2,6−ジヒドロキシ
    ナフタレン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、1−ナ
    フトール−3,6−ジスルホン酸二ナトリウム塩水和
    物、デカヒドロ−2−ナフトール、1,2,3,4−テ
    トラヒドロ−1−ナフトール、2−ナフタレンメタノー
    ル、1,6−ジヒドロキシナフタレン、6,7−ジヒド
    ロキシ−2−ナフタレンスルホン酸半水和物または4−
    ヒドロキシ−1−ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩を
    含む請求項3記載の金属メッキ浴。
  6. 【請求項6】 添加剤消費を抑制する化合物が、5−メ
    トキシレゾルシノール、4−クロロレゾルシノール、2
    −ニトロレゾルシノール、2−アリルフェノール、1,
    2,4−ベンゼントリオール、イソオイゲノール、α、
    α、α−トリフルオロ−m−クレゾール、クレゾール、
    4−tert−ブチルカテコール、3−ヒドロキシ−1
    −ベンジルアルコール、4−ヒドロキシベンジルアルコ
    ール、フロログルシノール二水和物、無水物、オリベト
    ール、3−クロロフェノール、1,2−ベンゼンジメタ
    ノール、1,3−ベンゼンジメタノール、4−アミノフ
    ェノール、4−メトキシフェノール、4−エチルレゾル
    シノール、ヒドロキノン、クロロキノン、ヒドロキノン
    スルホン酸カリウム塩、4−(メチルチオ)−ベンジル
    アルコール、ベンジルアルコール、コニフェリルアルコ
    ール、3−メトキシカテコール、4−メルカプトフェノ
    ール、4,4’−チオジフェノール、3−メトキシフェ
    ノール、フェノール、またはオルシノール一水和物を含
    む請求項3記載の金属メッキ浴。
  7. 【請求項7】 添加剤消費を抑制する化合物が、アスコ
    ルビン酸、α−ヒドロキシ−γ−ブチロラクトン、ある
    いはそのナトリウム、カリウム、または鉄塩を含む請求
    項3記載の金属メッキ浴。
  8. 【請求項8】 添加剤消費を抑制する化合物が、2−ヒ
    ドロキシベンゾフラン、5,6−ジヒドロ−4−ヒドロ
    キシ−6−メチル−2H−ピラン−2−オン、2−ヒド
    ロキシベンゾフラン、ナリンギン水和物、セサモール、
    または2,4−ジヒドロキシ−6−メチルピリミジンを
    含む請求項3記載の金属メッキ浴。
  9. 【請求項9】 添加剤消費を抑制する化合物が、クロチ
    ルアルコール、2−メチレン−1,3−プロパンジオー
    ル、3−ブテン−1−オール、または1,4−アンヒド
    ロ−エリスリトールを含む請求項3記載の金属メッキ
    浴。
  10. 【請求項10】 添加剤消費を抑制する化合物が、浴1
    Lあたり約0.001g〜約100gである請求項1の
    金属メッキ浴。
  11. 【請求項11】 さらに、光沢剤、レベラー、硬化剤、
    湿潤剤、展性改良剤、延性改良剤、堆積改良剤、または
    抑制物質を含む請求項1記載の金属メッキ浴。
  12. 【請求項12】 光沢剤が、式:HO−S−R11
    SH;HO−S−R11−S−S−R11−SO
    (式中、R11はC−Cアルキルまたはアリール基
    である);あるいはHOS−Ar−S−S−Ar−S
    H(式中、Arはフェニルまたはナフチルである)
    を有する化合物を含み、アルキルおよびアリール基はア
    ルキル基、ハロまたはアルコキシ基で置換されていても
    よいし、あるいは置換されていなくてもよい請求項11
    記載の金属メッキ浴。
  13. 【請求項13】 光沢剤が、3−メルカプト−プロピル
    スルホン酸ナトリウム塩、2−メルカプト−エタンスル
    ホン酸ナトリウム塩、ビススルホプロピルジスルフィ
    ド、またはその混合物を含む請求項12記載の金属メッ
    キ浴。
  14. 【請求項14】 レベラーが、アルキル化ポリアルキレ
    ンイミン、オルガノスルホスルホン、フェナジンクラス
    の染料、フェナジンアゾ染料、またはその混合物を含む
    請求項11記載のメッキ浴。
  15. 【請求項15】 さらに、添加剤3−(ベンズチアゾリ
    ル−2−チオ)−プロピルスルホン酸ナトリウム塩、3
    −メルカプトプロパン−1−スルホン酸ナトリウム塩、
    エチレンジチオジプロピルスルホン酸ナトリウム塩、ビ
    ス−(p−スルホフェニル)−ジスルフィド二ナトリウ
    ム塩、ビス−(ω−スルホブチル)−ジスルフィド二ナ
    トリウム塩、ビス−(ω−スルホヒドロキシプロピル)
    −ジスルフィド二ナトリウム塩、ビス−(ω−スルホプ
    ロピル)−ジスルフィド二ナトリウム塩、ビス−(ω−
    スルホプロピル)−スルフィド二ナトリウム塩、メチル
    −(ω−スルホプロピル)ナトリウム塩、メチル−(ω
    −スルホプロピル)−トリスルフィド二ナトリウム塩、
    O−エチル−ジチオカルボン酸−S−(ω−スルホプロ
    ピル)−エステル、カリウム塩チオグリコール酸、チオ
    リン酸−O−エチル−ビス−(ω−スルホプロピル)−
    エステル二ナトリウム塩、チオリン酸−トリ(ω−スル
    ホプロピル)−エステル三ナトリウム塩、N,N−ジメ
    チルジチオカルバミン酸(3−スルホプロピル)エステ
    ルナトリウム塩、(O−エチルジチオカルボナート)−
    S−(3−スルホプロピル)エステルカリウム塩、3−
    [(アミノ−イミノメチル)−チオ]−1−プロパンス
    ルホン酸、3−(2−ベンズチアゾリルチオ)−1−プ
    ロパンスルホン酸ナトリウム塩、またはその混合物を含
    む請求項11記載のメッキ浴。
  16. 【請求項16】 さらに、添加剤カルボキシメチルセル
    ロース、ノニルフェノールポリグリコールエーテル、オ
    クタンジオールビス−(ポリアルキレングリコールエー
    テル)、オクタノールポリアルキレングリコールエーテ
    ル、オレイン酸ポリグリコールエステル、ポリエチレン
    プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリ
    エチレングリコールジメチルエーテル、ポリオキシプロ
    ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリビ
    ニルアルコール、ステアリン酸ポリグリコールエステ
    ル、ステアリルアルコールポリグリコールエーテル、ま
    たはその混合物を含む請求項11記載のメッキ浴。
  17. 【請求項17】 浴のpHが0〜約8.0の範囲である
    請求項1記載の金属メッキ浴。
  18. 【請求項18】 銅塩、および添加剤消費を抑制するア
    ルコールを含む銅金属メッキ浴。
  19. 【請求項19】 添加剤消費を抑制するアルコールが、
    式: 【化3】 (式中、R、R、RおよびRは独立して、水素;
    −OH;ヒドロキシ(C −C20)直鎖、分枝、また
    は環状アルキル;ヒドロキシ(C−C20)直鎖、ま
    たは分枝アルケニル;ヒドロキシ(C−C20)直
    鎖、または分枝アルキニル;ヒドロキシ(C
    20)直鎖、または分枝アルコキシ;ヒドロキシアリ
    ール;(C−C20)直鎖、分枝、または環状アルキ
    ル;(C−C20)直鎖、または分枝アルケニル;
    (C−C20)直鎖、または分枝アルキニル;(C
    −C20)直鎖、または分枝アルコキシ;アリール;ハ
    ロゲン;チエニル;シリル;シラン;−Si(O
    H);−CN;SCN;−C=NS;−SH;−NO
    ;SOH;−SOM;POM;−P
    (R;アミニル;アミニルハライド;ヒドロキシ
    アミニル;ケト;エステル;またはアシルハライドであ
    る;ただし、R、R、RおよびRの少なくとも1
    つは−OH;ヒドロキシ(C−C20)アルキル、ヒ
    ドロキシ(C−C20)アルケニル、ヒドロキシ(C
    −C20)アルキニル、ヒドロキシ(C−C20
    アルコキシ、またはヒドロキシアリールであり;R
    水素またはハロゲンであり;Mは水素またはアルカリ金
    属;ヒドロキシ(C−C20)アルキル、ヒドロキシ
    (C−C20)アルケニル、ヒドロキシ(C−C
    20)アルキニル、ヒドロキシアリール、ヒドロキシ
    (C−C20)アルコキシ、(C−C20)アルキ
    ル、(C−C20)アルケニル、(C−C20)ア
    ルキニル、(C−C20)アルコキシであり、アリー
    ル基は置換されていてもよいし、あるいは置換されてい
    なくてもよい;あるいはRおよびRは一緒になって
    結合を形成するか;またはRおよびRはこれらが結
    合している原子と一緒になって5〜7員環を形成する;
    該5〜7員炭素環は1以上のカルボニル基を含んでもよ
    い;該5〜7員炭素環は任意に1以上の5〜6員環と縮
    合してもよく、該1以上の5または6員縮合環は環中に
    1以上のカルボニル基を含んでもよい;該5〜7員環ま
    たは1以上の5〜6員縮合環は環において炭素が複素原
    子と置換されて複素環を形成してもよく、該複素原子は
    酸素または窒素であつてもよく;5〜7員環、縮合5ま
    たは6員環、または複素環は置換されていなくてもよい
    し、置換されていてもよい;RおよびRは前記定義の
    通りである;RおよびRが一緒になって結合または
    環を形成する場合には、該化合物には少なくとも1つの
    OH基が存在する)を有する化合物である請求項18記
    載の金属銅メッキ浴。
  20. 【請求項20】 ヒドロキシ(C−C20)アルキ
    ル、ヒドロキシ(C−C20)アルケニル、ヒドロキ
    シ(C−C20)アルキニル、ヒドロキシ(C−C
    20)アルコキシ、ヒドロキシアリール、(C−C
    20)アルキル、(C−C20)アルケニル、(C
    −C20)アルキニル、(C−C20)アルコキシ、
    アリール、5〜7員環、5〜6員縮合環、および複素環
    が、ハロゲン、シリル、シラン、−Si(OH)、ア
    ミニル、アミニルハライド、ヒドロキシアミニル、アシ
    ルハライド、OH、−CN、−SCN、−C=NS、S
    H、−NO、SOH、−SOM、POM、−P
    (R、ケト、エステル、またはアルコキシを含む
    1またはそれ以上の置換基で置換されていてもよい請求
    項19記載の銅金属メッキ浴。
  21. 【請求項21】 添加剤消費を抑制する化合物が、以下
    の式: 【化4】 (式中、R、R、R、およびRはそれぞれ独立
    してRから選択される)を有するナフタレン化合物を含
    む請求項20記載の銅金属メッキ浴。
  22. 【請求項22】 ナフタレン化合物が、1,2−ジヒド
    ロキシナフタレン、1,3−ジヒドロキシナフタレン、
    2,3−ジヒドロキシナフタレン、2,4−ジヒドロキ
    シナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2,
    6−ジヒドロキシナフタレン、4,5−ジヒドロキシナ
    フタレン−2,7−ジスルホン酸二ナトリウム塩、6,
    7−ジヒドロキシナフタレン−2,7−ジスルホン酸、
    6−ヒドロキシ−2−ナフタレンスルホン酸、4−アミ
    ノ−5−ヒドロキシ−2,7−ナフタレンジスルホン酸
    一ナトリウム塩、1,5−ジヒドロキシ−1,2,3,
    4−テトラヒドラナフタレン、2,6−ジヒドロキシナ
    フタレン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、1−ナフ
    トール−3,6−ジスルホン酸二ナトリウム塩水和物、
    デカヒドロ−2−ナフトール、1,2,3,4−テトラ
    ヒドロ−1−ナフトール、2−ナフタレンメタノール、
    1,6−ジヒドロキシナフタレン、6,7−ジヒドロキ
    シ−2−ナフタレンスルホン酸半水和物、または4−ヒ
    ドロキシ−1−ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩を含
    む請求項21記載の銅金属メッキ浴。
  23. 【請求項23】 添加剤消費を抑制する化合物が、5−
    メトキシレゾルシノール、4−クロロレゾルシノール、
    2−ニトロレゾルシノール、2−アリルフェノール、
    1,2,4−ベンゼントリオール、イソオイゲノール、
    α,α,α−トリフルオロ−m−クレゾール、クレゾー
    ル、4−tert−ブチルカテコール、3−ヒドロキシ
    −1−ベンジルアルコール、フェニルメチル、フロログ
    ルシノール二水和物、無水物、オリベトール、3−クロ
    ロフェノール、1,2−ベンゼンジメタノール、1,3
    −ベンゼンジメタノール、4−アミノフェノール、4−
    メトキシフェノール、4−エチルレゾルシノール、ヒド
    ロキノン、クロロキノン、ヒドロキノンスルホン酸カリ
    ウム塩、4−(メチルチオ)−ベンジルアルコール、ベ
    ンジルアルコール、コニフェリルアルコール、3−メト
    キシカテコール、4−メルカプトフェノール、4,4’
    −チオジフェノール、3−メトキシフェノール、オルシ
    ノール一水和物、またはその混合物を含む請求項20記
    載の銅金属メッキ浴。
  24. 【請求項24】 添加剤消費を抑制する化合物が、2−
    ヒドロキシベンゾフラン、5,6−ジヒドロ−4−ヒド
    ロキシ−6−メチル−2H−ピラン−2−オン、2−ヒ
    ドロキシベンゾフラン、ナリンギン水和物、セサモー
    ル、または2,4−ジヒドロキシ−6−メチルピリミジ
    ン、またはその混合物を含む請求項20記載の銅金属メ
    ッキ浴。
  25. 【請求項25】 添加剤消費を抑制する化合物が、クロ
    チルアルコール、2−メチレン−1,3−プロパンジオ
    ール、3−ブテン−1−オール、または1,4−アンヒ
    ドロエリスリトールを含む請求項20記載の銅金属メッ
    キ浴。
  26. 【請求項26】 添加剤消費を抑制するアルコールが浴
    1Lあたり約0.001g〜約100gである請求項1
    8記載の銅金属メッキ浴。
  27. 【請求項27】 銅塩が、ハロゲン化銅、硫酸銅、アル
    カンスルホン酸銅、アルカノールスルホン酸銅、または
    その混合物を含む請求項18記載の銅金属メッキ浴。
  28. 【請求項28】 浴のpHが0〜約8.0である請求項
    18記載の銅金属メッキ浴。
  29. 【請求項29】 さらに、光沢剤、レベラー、硬化剤、
    湿潤剤、展性改良剤、延性改良剤、堆積改良剤、抑制物
    質、またはその混合物を含む添加剤を含む請求項18記
    載の銅金属メッキ浴。
  30. 【請求項30】 光沢剤が、式:HO−S−R11
    SH;HO−S−R11−S−S−R11−SO
    (式中、R11はC−Cアルキルまたはアリール基
    である);あるいはHOS−Ar−S−S−Ar−S
    H(式中、Arはフェニルまたはナフチルであり、
    該アルキルおよびアリール基はアルキル基、ハロ、また
    はアルコキシで置換されていても、置換されていなくて
    もよい)を含む請求項29記載の銅金属メッキ浴。
  31. 【請求項31】 レベラーが、アルキル化ポリアルキレ
    ンイミン、オルガノスルホスルホン、フェナジンクラス
    の染料、フェナジンアゾ染料、またはその混合物を含む
    請求項29記載の銅金属電気メッキ浴。
  32. 【請求項32】 基体を金属メッキ浴と接触させ;十分
    な電流密度を金属メッキ浴にかけて、金属を基体上に堆
    積させることを含み;金属メッキ浴が、添加剤消費を抑
    制するアルコールおよび、銅、金、銀、パラジウム、白
    金、コバルト、カドミウム、クロム、ビスマス、インジ
    ウム、ロジウム、ルテニウム、およびイリジウムからな
    る金属から選択される金属の塩を含む、基体上に金属を
    メッキする方法。
  33. 【請求項33】 添加剤消費を抑制するアルコールが、
    式: 【化5】 (式中、R、R、RおよびRは独立して、水素;
    −OH;ヒドロキシ(C −C20)直鎖、分枝、また
    は環状アルキル;ヒドロキシ(C−C20)直鎖、ま
    たは分枝アルケニル;ヒドロキシ(C−C20)直
    鎖、または分枝アルキニル;ヒドロキシ(C
    20)直鎖、または分枝アルコキシ;ヒドロキシアリ
    ール;(C−C20)直鎖、または分枝アルキル;
    (C−C20)直鎖または分枝アルケニル;(C
    20)直鎖または分枝アルキニル;(C−C20
    直鎖または分枝アルコキシ;アリール;ハロゲン;チエ
    ニル;−CN;−SCN;−C=NS;−SH;−NO
    ;SOH;−SOM;POM;−P(R);
    シリル;シラン;−Si(OH);アミニル;アミニ
    ルハライド;ヒドロキシアミニル;またはアシルハライ
    ドである;ただし、R、R、R およびRの少なく
    とも1つは−OH;ヒドロキシ(C−C20)アルキ
    ル、ヒドロキシ(C−C20)アルケニル、ヒドロキ
    シ(C−C20)アルキニル、ヒドロキシ(C−C
    20)アルコキシ、またはヒドロキシアリールであり;
    は、水素またはハロゲンである;Mは水素またはア
    ルカリ金属である;あるいはRおよびRは一緒にな
    って結合を形成するか;またはRおよびRはこれら
    が結合している原子と一緒になって5〜7員環を形成す
    る;該5〜7員炭素環はカルボニル基を含んでもよい;
    あるいは5〜7員炭素環は5〜6員環と縮合してもよ
    く、5または6員縮合環は環中にカルボニル基を含んで
    もよい;該5〜7員環または5〜6員縮合環は環におい
    て炭素が複素原子と置換されていてもよく、複素原子は
    酸素または窒素である;5〜7員環および縮合5または
    6員環は置換されていていなくてもよいし、置換されて
    いてもよい;RおよびRは前記定義の通りである;R
    およびRは一緒になって結合または環を形成し、該
    化合物には少なくとも1つのOH基が存在する)を有す
    る化合物である請求項32記載の方法。
  34. 【請求項34】 ヒドロキシ(C−C20)アルキ
    ル、ヒドロキシ(C−C20)アルケニル、ヒドロキ
    シ(C−C20)アルキニル、ヒドロキシ(C−C
    20)アルコキシ、ヒドロキシアリール、(C−C
    20)アルキル、(C−C20)アルケニル、(C
    −C20)アルキニル、(C−C20)アルコキシ、
    アリール、5〜7員環、5〜6員環および複素環が、ハ
    ロゲン、−OH、−CN、−SCN、−C=NS、−S
    H、NO、−SOH、−SOM、−POM、−
    P(R、シリル、シラン、−Si(OH)、ケ
    ト、エステル、アミニル、アミニルハライド、ヒドロキ
    シアミニル、ペントース、またはヘキソースを含む1ま
    たはそれ以上の置換基で置換されている請求項33記載
    の方法。
  35. 【請求項35】 添加剤消費を抑制する化合物が、以下
    の式: 【化6】 (式中、R、R、R、およびRはそれぞれ独立
    してRから選択される)を有するナフタレン化合物を含
    む請求項33記載の方法。
  36. 【請求項36】 ナフタレン化合物が、1,2−ジヒド
    ロキシナフタレン、1,3−ジヒドロキシナフタレン、
    2,3−ジヒドロキシナフタレン、2,4−ジヒドロキ
    シナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2,
    6−ジヒドロキシナフタレン、4,5−ジヒドロキシナ
    フタレン−2,7−ジスルホン酸二ナトリウム塩、6,
    7−ジヒドロキシナフタレン−2,7−ジスルホン酸、
    6−ヒドロキシ−2−ナフタレンスルホン酸、4−アミ
    ノ−5−ヒドロキシ−2,7−ナフタレンジスルホン酸
    一ナトリウム塩、1,5−ジヒドロキシ−1,2,3,
    4−テトラヒドラ−ナフタレン、2,6−ジヒドロキシ
    ナフタレン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、1−ナ
    フトール−3,6−ジスルホン酸二ナトリウム塩水和
    物、デカヒドロ−2−ナフトール、1,2,3,4−テ
    トラヒドロ−1−ナフトール、2−ナフタレンメタノー
    ル、1,6−ジヒドロキシナフタレン、6,7−ジヒド
    ロキシ−2−ナフタレンスルホン酸半水和物、または4
    −ヒドロキシ−1−ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩
    を含む請求項35記載の方法。
  37. 【請求項37】 添加剤消費を抑制する化合物が、5−
    メトキシレゾルシノール、4−クロロレゾルシノール、
    2−ニトロレゾルシノール、2−アリルフェノール、
    1,2,4−ベンゼントリオール、イソオイゲノール、
    α,α,α−トリフルオロ−m−クレゾール、クレゾー
    ル、4−tert−ブチルカテコール、3−ヒドロキシ
    −1−ベンジルアルコール、4−ヒドロキシベンジルア
    ルコール、フロログルシノール二水和物、オリベトー
    ル、3−クロロフェノール、1,2−ベンゼンジメタノ
    ール、1,3−ベンゼンジメタノール、4−アミノフェ
    ノール、4−メトキシフェノール、4−エチルレゾルシ
    ノール、ヒドロキノン、クロロキノン、ヒドロキノンス
    ルホン酸カリウム塩、4−(メチルチオ)−ベンジルア
    ルコール、ベンジルアルコール、コニフェリルアルコー
    ル、3−メトキシカテコール、4−メルカプトフェノー
    ル、4,4’−チオフェノール、3−メトキシフェノー
    ル、フェノール、またはオルシノール一水和物を含む請
    求項33記載の方法。
  38. 【請求項38】 添加剤消費を抑制する化合物が、アス
    コルビン酸、α−ヒドロキシ−γ−ブチロラクトン、あ
    るいはそのナトリウム、カリウムまたは鉄塩を含む請求
    項33記載の方法。
  39. 【請求項39】 添加剤消費を抑制する化合物が、2−
    ヒドロキシベンゾフラン、5,6−ジヒドロ−4−ヒド
    ロキシ−6−メチル−2H−ピラン−2−オン、2−ヒ
    ドロキシベンゾフラン、ナリンギン水和物、セサモー
    ル、または2,4−ジヒドロキシ−6−メチルピリミジ
    ンを含む請求項33記載の方法。
  40. 【請求項40】 添加剤消費を抑制する化合物が、クロ
    チルアルコール、2−メチレン−1,3−プロパンジオ
    ール、3−ブテン−1−オール、または1,4−アンヒ
    ドロエリスリトールを含む請求項33記載の方法。
  41. 【請求項41】 添加剤消費を抑制する化合物が、浴1
    Lあたり約0.001g〜約100gである請求項33
    記載の方法。
  42. 【請求項42】 浴が0〜約8.0のpHを有する請求
    項32記載の方法。
  43. 【請求項43】 さらに、光沢剤、レベラー、硬化剤、
    湿潤剤、展性改良剤、延性改良剤、堆積改良剤、抑制物
    質、またはその混合物を含む請求項32記載の方法。
  44. 【請求項44】 光沢剤が、式:HO−S−R11
    SH;HO−S−R11−S−S−R11−SO
    (式中、R11はC−Cアルキルまたはアリール基
    である);あるいはHOS−Ar−S−S−Ar−S
    H(式中、Arはフェニルまたはナフチルであり、
    該アルキルおよびアリール基はアルキル基、ハロ、また
    はアルコキシで置換されていても、置換されていなくて
    もよい)を有する化合物を含む請求項43記載の方法。
  45. 【請求項45】 基体が、プリント配線板、集積回路、
    電気接触面、コネクター、電解ホイル、シリコンウェ
    ハ、半導体、リードフレーム、オプトエレクトロニクス
    部品、ソルダーバンプ、装飾品、衛生用品などを含む請
    求項32記載の方法。
  46. 【請求項46】 基体を銅メッキ浴と接触させる段階;
    および十分な電流密度を銅メッキ浴にかけて、金属銅を
    基体上に堆積させる段階を含み;銅金属メッキ浴が銅塩
    および添加剤消費を抑制するアルコールを含む、基体上
    に金属銅をメッキする方法。
  47. 【請求項47】 添加剤の消費を抑制するアルコール
    が、以下の式: 【化7】 (式中、R、R、RおよびRは独立して、水素;
    −OH;ヒドロキシ(C −C20)直鎖、分枝、また
    は環状アルキル;ヒドロキシ(C−C20)直鎖、ま
    たは分枝アルケニル;ヒドロキシ(C−C20)直
    鎖、または分枝アルキニル;ヒドロキシ(C
    20)直鎖、または分枝アルコキシ;ヒドロキシアリ
    ール;(C−C20)直鎖、または分枝アルキル;
    (C−C20)直鎖、または分枝アルケニル;(C
    −C20)直鎖、または分枝アルキニル;(C −C
    20)直鎖、または分枝アルコキシ;アリール;ハロゲ
    ン;チエニル;シリル;シラン;−Si(OH);ア
    ミニル;アミニルハライド;ヒドロキシアミニル;−C
    N;SCN;−C=NS;−SH;−NO;SO
    H;−SOM;−POM;−P(R;ケ
    ト;エステル;またはアシルハライドである;ただし、
    R、R、RおよびRの少なくとも1つは−OH;
    ヒドロキシ(C−C20)アルキル、ヒドロキシ(C
    −C20)アルケニル、ヒドロキシ(C−C20
    アルキニル、ヒドロキシ(C−C20)アルコキシ、
    またはヒドロキシアリールであり;Rは水素またはハ
    ロゲンであり;Mは水素またはアルカリ金属;ヒドロキ
    シ(C−C20)アルキル、ヒドロキシ(C−C
    20)アルケニル、ヒドロキシ(C−C20)アルキ
    ニル、ヒドロキシ(C−C20)アルコキシ、ヒドロ
    キシアリール、(C−C20)アルキル、(C −C
    20)アルケニル、(C−C20)アルキニル、(C
    −C20)アルコキシであるか、あるいはアリール基
    は置換されていなくてもよいし、あるいは置換されてい
    てもよい;あるいはRおよびRは一緒になって結合
    を形成するか;またはRおよびRはこれらが結合し
    ている原子と一緒になって5〜7員環を形成する;該5
    〜7員炭素環はカルボニル基を含んでもよい;または5
    〜6員環と縮合した5〜7員炭素環を形成し、該5〜6
    員環はカルボニル基を含んでもよい;該5〜7員環また
    は5〜6員縮合環は複素原子を含有して複素環を形成し
    てもよく、環内の複素原子は酸素または窒素であつても
    よく;5〜7員環、縮合5または6員環、または複素環
    は置換されていなくてもよいし、置換されていてもよ
    い;RおよびRは前記定義の通りである;Rおよび
    が一緒になって結合または環を形成する場合には、
    該化合物には少なくとも1つのOH基が存在する)を有
    する化合物である請求項46記載の方法。
  48. 【請求項48】 ヒドロキシ(C−C20)アルキ
    ル、ヒドロキシ(C−C20)アルケニル、ヒドロキ
    シ(C−C20)アルキニル、ヒドロキシ(C−C
    20)アルコキシ、ヒドロキシアリール、(C−C
    20)アルキル、(C−C20)アルケニル、(C
    −C20)アルキニル、(C−C20)アルコキシ、
    アリール、5〜7員環、5〜6員縮合環、または複素環
    が、ハロゲン、−OH、CN、−SCN、−C=NS、
    −SH、−NO、−SOH、−SOM、−PO
    M、P(R、ケト、エステル、シリル、シラン、
    −Si(OH)、アミニル、アミルハライド、ヒドロ
    キシアミニル、ペントース、ヘキソース、またはその組
    合せからなる1またはそれ以上の置換基で置換されてい
    る請求項47記載の方法。
  49. 【請求項49】 添加剤消費を抑制する化合物が、以下
    の式: 【化8】 (式中、R、R、R、およびRはそれぞれ独立
    してRから選択される)を有するナフタレン化合物であ
    る請求項47記載の方法。
  50. 【請求項50】 ナフタレン化合物が、1,2−ジヒド
    ロキシナフタレン、1,3−ジヒドロキシナフタレン、
    2,3−ジヒドロキシナフタレン、2,4−ジヒドロキ
    シナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2,
    6−ジヒドロキシナフタレン、4,5−ジヒドロキシナ
    フタレン−2,7−ジスルホン酸二ナトリウム塩、6,
    7−ジヒドロキシナフタレン−2,7−ジスルホン酸、
    6−ヒドロキシ−2−ナフタレンスルホン酸、4−アミ
    ノ−5−ヒドロキシ−2,7−ナフタレンジスルホン酸
    一ナトリウム塩、1,5−ジヒドロキシ−1,2,3,
    4−テトラヒドラ−ナフタレン、2,6−ジヒドロキシ
    ナフタレン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、1−ナ
    フトール−3,6−ジスルホン酸二ナトリウム塩水和
    物、デカヒドロ−2−ナフトール、1,2,3,4−テ
    トラヒドロ−1−ナフトール、2−ナフタレンメタノー
    ル、1,6−ジヒドロキシナフタレン、6,7−ジヒド
    ロキシ−2−ナフタレンスルホン酸半水和物または4−
    ヒドロキシ−1−ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩を
    含む請求項49記載の方法。
  51. 【請求項51】 添加剤消費を抑制する化合物が、5−
    メトキシレゾルシノール、4−クロロレゾルシノール、
    2−ニトロレゾルシノール、2−アリルフェノール、
    1,2,4−ベンゼントリオール、イソオイゲノール、
    α、α、α−トリフルオロ−m−クレゾール、クレゾー
    ル、4−tert−ブチルカテコール、3−ヒドロキシ
    −1−ベンジルアルコール、4−ヒドロキシベンジルア
    ルコール、フロログルシノール二水和物、オリベトー
    ル、3−クロロフェノール、1,2−ベンゼンジメタノ
    ール、1,3−ベンゼンジメタノール、4−アミノフェ
    ノール、4−メトキシフェノール、4−エチルレゾルシ
    ノール、ヒドロキノン、クロロキノン、ヒドロキノンス
    ルホン酸カリウム塩、4−(メチルチオ)−ベンジルア
    ルコール、ベンジルアルコール、コニフェリルアルコー
    ル、3−メトキシカテコール、4−メルカプトフェノー
    ル、4,4’−チオフェノール、3−メトキシフェノー
    ル、フェノール、またはオルシノール一水和物またはそ
    の混合物を含む請求項47記載の方法。
  52. 【請求項52】 添加剤消費を抑制する化合物が、アス
    コルビン酸、α−ヒドロキシ−γ−ブチロラクトン、あ
    るいはそのナトリウム、カリウム、または鉄塩を含む請
    求項47記載の方法。
  53. 【請求項53】 添加剤消費を抑制する化合物が、2−
    ヒドロキシベンゾフラン、5,6−ジヒドロ−4−ヒド
    ロキシ−6−メチル−2H−ピラン−2−オン、2−ヒ
    ドロキシベンゾフラン、ナリンギン水和物、セサモー
    ル、または2,4−ジヒドロキシ−6−メチルピリミジ
    ンを含む請求項47記載の方法。
  54. 【請求項54】 添加剤消費を抑制する化合物が、クロ
    チルアルコール、2−メチレン−1,3−プロパンジオ
    ール、3−ブテン−1−オール、または1,4−アンヒ
    ドロ−エリスリトール、またはその混合物を含む請求項
    47記載の方法。
  55. 【請求項55】 添加剤消費を抑制する化合物が、浴1
    Lあたり約0.001g〜約100gである請求項46
    の方法。
  56. 【請求項56】 浴が0〜約8.0のpHを有する請求
    項46記載の方法。
  57. 【請求項57】 さらに、光沢剤、レベラー、硬化剤、
    湿潤剤、展性改良剤、延性改良剤、堆積改良剤、または
    抑制物質を含む請求項46記載の方法。
  58. 【請求項58】 光沢剤が、式:HO−S−R11
    SH;HO−S−R11−S−S−R11−SO
    (式中、R11はC−Cアルキルまたはアリール基
    である);あるいはHOS−Ar−S−S−Ar−S
    H(式中、Arはフェニルまたはナフチルである)
    を有する化合物を含み、アルキルおよびアリール基がア
    ルキル基、ハロまたはアルコキシ基で置換されているか
    または置換されていない請求項57記載の方法。
  59. 【請求項59】 プリント配線板、集積回路、電気接触
    面、コネクター、電解ホイル、シリコンウェハ、半導
    体、リードフレーム、オプトエレクトロニクス部品、ソ
    ルダーバンプ、装飾品、衛生用品などの製造において基
    体にメッキするために電気メッキ法が用いられる請求項
    46記載の方法。
  60. 【請求項60】 電流が不溶性陽極および陰極に流れる
    ように、また不溶性陽極および陰極が、銅、金、銀、パ
    ラジウム、白金、コバルト、カドミウム、クロム、ビス
    マス、インジウム、ロジウム、イリジウム、およびルテ
    ニウムからなる群から選択される金属の塩、および添加
    剤消費を抑制するアルコールを含む金属メッキ浴と接触
    するように、不溶性陽極および陰極と電気的に連結され
    た電源を含む、基体を電気メッキする装置。
  61. 【請求項61】 添加剤消費を抑制する化合物が、以下
    の式: 【化9】 (式中、R、R、RおよびRは独立して、水素;
    −OH;ヒドロキシ(C −C20)直鎖、分枝、また
    は環状アルキル;ヒドロキシ(C−C20)直鎖、ま
    たは分枝アルケニル;ヒドロキシ(C−C20)直
    鎖、または分枝アルキニル;ヒドロキシ(C
    20)直鎖、または分枝アルコキシ;ヒドロキシアリ
    ール;(C−C20)直鎖、または分枝アルキル;
    (C−C20)直鎖、または分枝アルケニル;(C
    −C20)直鎖、または分枝アルキニル;アリール;ハ
    ロゲン;チエニル;−CN;SCN;−C=NS;−S
    H;−NO;−SOH;−SOM;−POM;
    −P(R;−Si(OH);シラン;シリル;
    アミニル;アミニルハライド;ヒドロキシアミニル;ケ
    ト;エステル;またはアシルハライドである;ただし、
    R、R、RおよびRの少なくとも1つは−OH;
    ヒドロキシ(C−C20)アルキル、ヒドロキシ(C
    −C20)アルケニル、ヒドロキシ(C−C20
    アルキニル、ヒドロキシ(C−C20)アルコキシ、
    またはヒドロキシアリールであり;Rは水素またはハ
    ロゲンであり;Mは水素またはアルカリ金属である;あ
    るいはRおよびRは一緒になって結合を形成する
    か;またはRおよびRはこれらが結合している原子
    と一緒になって5〜7員環を形成する;または1以上の
    5〜6員炭素環と縮合した5〜7員炭素環を形成する;
    該5〜7員環および1以上の5〜6員炭素環はそれぞれ
    環中に1以上のカルボニル基を含んでもよい;該5〜7
    員環または1以上の5〜6員縮合環は環において炭素が
    複素原子と置換されて複素環を形成してもよく、該複素
    原子は酸素または窒素であつてもよく;5〜7員環、ま
    たは縮合5または6員環は置換されていなくてもよい
    し、置換されていてもよい;RおよびRは前記定義の
    通りである;RおよびRが一緒になって結合または
    環を形成する場合には、該化合物には少なくとも1つの
    OH基が存在する)を有する化合物である請求項60記
    載の装置。
  62. 【請求項62】 ヒドロキシ(C−C20)アルキ
    ル、ヒドロキシ(C−C20)アルケニル、ヒドロキ
    シ(C−C20)アルキニル、ヒドロキシ(C−C
    20)アルコキシ、ヒドロキシアリール、(C−C
    20)アルキル、(C−C20)アルケニル、(C
    −C20)アルキニル、(C−C20)アルコキシ、
    アリール、5〜7員環、5〜6員縮合環、および複素環
    が、ハロゲン、−OH、CN、−SCN、−C=NS、
    −SH、−NO、−SOH、−SOM、−PO
    M、−Si(OH)、シリル、シラン、アミニル、ア
    ミルハライド、ヒドロキシアミニル、ペントース、ヘキ
    ソース、ケト、またはエステルである1またはそれ以上
    の置換基で置換されている請求項61記載の装置。
  63. 【請求項63】 添加剤消費を抑制する化合物が、以下
    の式: 【化10】 (式中、R、R、R、およびRはそれぞれ独立
    してRから選択される)を有するナフタレン化合物であ
    る請求項61記載の装置。
  64. 【請求項64】 添加剤消費を抑制する化合物が浴1L
    あたり約0.001g/L〜約100.0gである請求
    項60記載の装置。
  65. 【請求項65】 金属メッキ浴がさらに、光沢剤、レベ
    ラー、硬化剤、湿潤剤、展性改良剤、延性改良剤、堆積
    改良剤、または抑制物質を含む請求項60記載の装置。
  66. 【請求項66】 金属メッキ浴が、0〜約8.0のpH
    を有する請求項60記載の装置。
  67. 【請求項67】 金属塩が、ハロゲン化銅、硫酸銅、ア
    ルカンスルホン酸銅、アルカノールスルホン酸銅、また
    はその混合物を含む請求項60記載の装置。
  68. 【請求項68】 不溶性陽極が、コバルト、ニッケル、
    ルテニウム、ロジウム、パラジウム、イリジウム、また
    は白金の金属を含む請求項60記載の装置。
  69. 【請求項69】 不溶性陽極が、さらにチタン、ジルコ
    ニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオブ、またはタン
    タルの金属を含む請求項68記載の装置。
  70. 【請求項70】 不溶性陽極が、さらにベリリウム、カ
    ルシウム、ストロンチウム、バリウム、スカンジウム、
    イットリウム、ランタン、または希土類元素を含む請求
    項69記載の装置。
  71. 【請求項71】 不溶性陽極が、二酸化イリジウムを含
    む請求項60記載の装置。
  72. 【請求項72】 陰極が、配線板、集積回路、電気接触
    面、コネクター、電解ホイル、シリコンウェハ、半導
    体、リードフレーム、オプトエレクトロニクス部品、ソ
    ルダーバンプ、装飾品、衛生用品などを含む請求項60
    記載の装置。
  73. 【請求項73】 不溶性陽極および陰極が約1〜約10
    00アンペア/ft の電流密度を有する請求項60記
    載の装置。
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