JP2003122273A - 電気光学装置、カラーフィルタ基板及び電子機器 - Google Patents

電気光学装置、カラーフィルタ基板及び電子機器

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JP2003122273A JP2002188602A JP2002188602A JP2003122273A JP 2003122273 A JP2003122273 A JP 2003122273A JP 2002188602 A JP2002188602 A JP 2002188602A JP 2002188602 A JP2002188602 A JP 2002188602A JP 2003122273 A JP2003122273 A JP 2003122273A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射型表示と透過型表示の双方を可能にする
表示装置に用いた場合に、反射型表示の明るさと透過型
表示の彩度とを共に確保することの可能な電気光学装置
及びカラーフィルタ基板を提供する。 【解決手段】 第1基板211上には、画素毎に開口部
212aを備えた反射層212が形成され、その上にカ
ラーフィルタを構成する着色層214が形成されてい
る。着色層214の上には表面保護層215が形成さ
れ、さらにその上に透明電極216が形成される。着色
層214は開口部212aを平面的に覆うように構成さ
れているが、画素内の反射面の一部にのみ平面的に重な
るように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気光学装置、カラ
ーフィルタ基板及び電子機器に係り、特に、反射層を有
するカラー電気光学装置の構造として好適な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、外光を利用した反射型表示
と、バックライト等の照明光を利用した透過型表示との
いずれをも視認可能とした反射半透過型の液晶表示パネ
ルが知られている。この反射半透過型の液晶表示パネル
は、そのパネル内に外光を反射するための反射層を有
し、この反射層をバックライト等の照明光が透過できる
ように構成したものである。この種の反射層としては、
液晶表示パネルの画素毎に所定面積の開口部(スリッ
ト)を備えたものがある。
【0003】図20は、従来の反射半透過型の液晶表示
パネル100の概略構造を模式的に示す概略断面図であ
る。この液晶表示パネル100は、基板101と基板1
02とがシール材103によって貼り合せられ、基板1
01と基板102との間に液晶104を封入した構造を
備えている。
【0004】基板101の内面上には、画素毎に開口部
111aと反射部111bとを有する反射層111が形
成され、この反射層111の上に着色層112r,11
2g,112b及び表面保護層112pを備えたカラー
フィルタ112が形成されている。カラーフィルタ11
2の表面保護層112pの表面上には透明電極113が
形成されている。
【0005】一方、基板102の内面上には透明電極1
21が形成され、対向する基板101上の上記透明電極
113と交差するように構成されている。なお、基板1
01上や基板102上には、配向膜や硬質透明膜などが
必要に応じて適宜に形成される。
【0006】また、上記の基板102の外面上には位相
差板(1/4波長板)105及び偏光板106が順次配
置され、基板101の外面上には位相差板(1/4波長
板)107及び偏光板108が順次配置される。
【0007】以上のように構成された液晶表示パネル1
00は、携帯電話、携帯型情報端末などの電子機器に設
置される場合、その背後にバックライト109が配置さ
れた状態で取付けられる。この液晶表示パネル100に
おいては、昼間や屋内などの明るい場所では反射経路R
に沿って外光が液晶104を透過した後に反射部111
bにて反射され、再び液晶104を透過して放出される
ので、反射型表示が視認される。一方、夜間や野外など
の暗い場所ではバックライト109を点灯させることに
より、バックライト109の照明光のうち開口部111
aを通過した光が透過経路Tに沿って液晶表示パネル1
00を通過して放出されるので、透過型表示が視認され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の反射半透過型の液晶表示パネル100においては、
上記反射経路Rでは光がカラーフィルタ112を2回通
過するのに対し、上記透過経路Tでは光がカラーフィル
タ112を一度だけ通過するため、透過型表示の明度に
較べて反射型表示の明度が低下し、また、反射型表示の
彩度に対して透過型表示における彩度が悪くなるという
問題点がある。すなわち、反射型表示では一般的に表示
の明るさが不足しがちであるので、カラーフィルタ11
2の光透過率を高く設定して表示の明るさを確保する必
要があるが、このようにすると、透過型表示において十
分な彩度を得ることができなくなる。
【0009】また、上記のように反射型表示と透過型表
示とにおいては光がカラーフィルタを通過する回数が異
なるので、反射型表示の色彩と、透過型表示の色彩とが
大きく異なってしまうため、違和感を与えるという問題
点もある。
【0010】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、反射型表示と透過型表示の双方を
可能にする表示装置に用いた場合に、反射型表示の明る
さと透過型表示の彩度とを共に確保することの可能なカ
ラーフィルタ基板を提供することにある。また、反射型
表示の明るさと透過型表示の彩度とを共に確保すること
の可能な反射半透過型の電気光学装置を提供することに
ある。さらに、反射型表示と透過型表示との間の色彩の
差異を低減することのできる表示技術を実現することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明者は、反射層の一部にのみ着色層が平面的に重
なるように構成し、反射層のその他の部分には着色層が
重ならないように構成することにより、当該反射層によ
って反射される反射光の明るさを確保することができる
ことを見出した。
【0012】特に、反射半透過型の電気光学装置の場合
には、光学的開口を備えた反射層を設けた上で、光学的
開口には着色層が少なくとも部分的に重なるように構成
する一方、反射層の一部にのみ着色層が重なるように構
成することにより、反射型表示の明るさを確保しつつ透
過型表示の彩度を向上させることができる。
【0013】より具体的には、着色層を光学的開口に重
ねた状態で透過型表示が良好に得られるように、予め着
色層を所定の色濃度に設定しておき、その後、着色層が
反射層と重なる割合を調節することによって反射型表示
の明るさを確保することができる。
【0014】本発明の電気光学装置は、一対の基板間に
配置された電気光学物質層(例えば液晶層)と、前記一
対の基板のうち一方の基板と前記電気光学物質層との間
に配置された着色層と、前記電気光学物質層および前記
着色層を通過した光を反射する反射部と開口部とを有す
る反射層とを備え、前記着色層は前記開口部上に配置さ
れているとともに、前記反射部上の一部にのみ配置され
ていることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、着色層が開口部上に配
置されているとともに反射部上の一部にのみ配置されて
いることにより、着色層の反射層に対する重なり割合に
応じて反射光の明るさを調整することが可能になる一
方、このような調整は着色層と光学的開口との重なり状
態には無関係であるので、透過光の色彩には影響を与え
ないようにすることができる。したがって、反射光に対
する着色層の影響と透過光に対する着色層の影響を相互
に独立して設定することが可能になる。
【0016】ここで、前記反射層の面積に対する前記着
色層と重なる前記反射部の部分の面積の比(以下、単に
「反射着色比」という。)は、前記開口部の面積に対す
る前記着色層と重なる前記開口部の部分の面積の比(以
下、単に「透過着色比」という。)よりも小さいことが
好ましい。反射光は着色層を2回透過するのに対して光
学的開口を通過する透過光は着色層を1回だけ透過する
ので、通常であれば反射光の明度は透過光より低くな
り、透過光の彩度は反射光の彩度より低くなるが、反射
着色比を透過着色比よりも小さくすることにより、反射
光の明るさを高めることができるともに透過光の彩度を
相対的に向上させることができ、反射光と透過光との間
の色彩の相違を低減することができる。
【0017】また、前記着色層が前記開口部を完全に覆
うように配置されていることが好ましい。着色層が光学
的開口を完全に覆うように配置されていることにより、
透過光の彩度をさらに高めることができる。
【0018】ここで、前記反射層及び前記着色層は前記
一対の基板のうち一方の前記基板上に配置されている場
合があり、また、前記反射層は前記一対の基板のうち一
方の前記基板上に配置され、前記着色層は前記一対の基
板のうち他方の基板上に配置されている場合もある。い
ずれの場合であっても、光学的に同様の作用効果を得る
ことができる。
【0019】また、前記着色層は前記開口部上から前記
開口部周囲の前記反射部上に張り出すように配置されて
いることが好ましい。開口部上からその周囲の反射部上
に張り出すように着色層が配置されていることにより、
着色層を一体のものとして形成することが可能になる。
したがって、着色層のパターンをそれほど細かく形成す
る必要がなくなり、より容易にしかも高い歩留まりで製
造することができる。
【0020】また、本発明の別の電気光学装置は、複数
の画素上に配置された電気光学物質層と、各々の前記画
素上に配置された着色層と、各々の前記画素上に配置さ
れ、前記電気光学物質層および前記着色層を通過した光
を反射する反射部と開口部とを有する反射層とを備え、
前記着色層は前記開口部上に配置されているとともに、
前記反射部上の一部にのみ配置されていることを特徴と
する。
【0021】本発明によれば、複数の画素において、着
色層が開口部上に配置されているとともに反射部上の一
部にのみ配置されていることにより、着色層の反射層に
対する重なり割合に応じて反射光の明るさを画素毎に調
整することが可能になる一方、このような調整は着色層
と光学的開口との重なり状態には無関係であるので、透
過光の色彩には影響を与えないようにすることができ
る。したがって、反射光に対する着色層の影響と透過光
に対する着色層の影響を画素毎に相互に独立して設定す
ることが可能になる。
【0022】ここで、各々の前記画素において、前記反
射部の全面積に対する前記着色層と重なる前記反射部の
部分の面積の比は、前記開口部の全面積に対する前記着
色層と重なる前記開口部の部分の面積の比よりも小さい
ことが好ましい。反射光は着色層を2回透過するのに対
して光学的開口を通過する透過光は着色層を1回だけ透
過するので、通常であれば反射光の明度は透過光より低
くなり、透過光の彩度は反射光の彩度より低くなるが、
反射着色比を透過着色比よりも小さくすることにより、
画素毎に反射光の明るさを高めることができるともに透
過光の彩度を相対的に向上させることができ、反射光と
透過光との間の色彩の相違を画素毎に低減することがで
きる。
【0023】また、前記着色層が前記開口部を完全に覆
うように配置されていることが好ましい。着色層が光学
的開口を完全に覆うように配置されていることにより、
透過光の彩度をさらに高めることができる。
【0024】さらに、前記電気光学物質層を挟持した一
対の基板を備え、前記反射層及び前記着色層は前記一対
の基板のうち一方の基板上に配置されている場合があ
り、また、前記反射層は前記一対の基板のうち一方の前
記基板上に配置され、前記着色層は前記一対の基板のう
ち他方の前記基板上に配置されている場合もある。いず
れの場合であっても、光学的に同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0025】また、各々の前記画素において、前記着色
層は前記開口部上から前記開口部周囲の前記反射部上に
張り出すように配置されていることが好ましい。これに
よれば、画素毎に、開口部に平面的に重なる領域から周
囲の前記反射層上に張り出した一体構造となるように着
色層を設けることができるので、着色層のパターンをそ
れほど細かく形成する必要がなくなり、より容易に、し
かも高い歩留まりで製造することができる。
【0026】また、本発明の異なる電気光学装置は、一
対の表示用電極と、前記一対の表示用電極の間に配置さ
れた電気光学物質層と、前記一対の表示用電極の平面的
な重なり領域に対応して配設された複数の画素と、各々
の前記画素内に配置された着色層と、各々の前記画素内
に配置され、前記電気光学物質層および前記着色層を通
過した光を反射する反射部と開口部とを有する反射層と
を備え、前記着色層は前記開口部上に配置されていると
ともに、前記反射部上の一部に配置されていることを特
徴とする。
【0027】この場合に、前記複数の画素のそれぞれに
対応する前記開口部の面積は、互いに実質的に同一であ
り、前記複数の画素の少なくとも一つに対応する前記着
色層の面積は、その他の前記複数の画素に対応する前記
着色層の面積とは異なることが好ましい。
【0028】さらに、本発明の別の電気光学装置は、複
数の画素上に配置された電気光学物質層と、前記画素上
に配置された、相互に異なる色を有する複数種類の着色
層と、各々の前記画素上に配置され、前記電気光学物質
層および前記着色層を通過した光を反射する反射部と開
口部とを有する反射層とを備え、前記着色層は前記開口
部及び前記反射部上に配置されているとともに、前記複
数種類の着色層のうちの少なくとも一種の前記着色層が
前記反射部上の一部にのみ配置されていることを特徴と
する。
【0029】本発明において、前記反射層の開口部の面
積は、異なる色の前記着色層を備えた前記画素間で同一
に構成されていることが好ましい。反射層の開口部の面
積が異なる色の着色層を備えた画素間で同一に構成され
ていることにより、各色の画素において入射光量を等し
くすることができるため、透過表示の色調整を比較的簡
単に行うことが可能になる。また、反射部の面積につい
ても異なる色の着色層を備えた画素間で同一に構成され
るので、反射表示の色調整を行う際に、各色に対する着
色層の反射部上の面積を調整しやすくなる。
【0030】本発明において、前記着色層の前記反射部
上の被覆面積率(上記の反射着色比と同等)は、少なく
とも2つの異なる色の前記着色層を備えた前記画素間で
異なることが好ましい。これにより、開口部の透過光に
よって実現される透過表示の色を最適化するように各色
の着色層の光学特性を調整するとともに、反射部と重な
る各色の着色層の被覆面積率を調整することにより反射
表示の色を最適化するといったことが可能になる。した
がって、各色についてそれぞれ透過表示の色と反射表示
の色とを独立に調整することができる。
【0031】本発明において、赤、緑、青の各色の前記
着色層を備え、緑の前記着色層の前記被覆面積率は赤及
び青の前記着色層の前記被覆面積率よりも小さいことが
好ましい。透過表示は、開口部と重なる領域において着
色層を1回だけ透過した光により構成されるが、反射表
示は、反射部と重なる領域において着色層を2回透過す
る光により主として構成され、部分的に開口部と重なる
領域における着色層による反射光にも影響される。した
がって、一般的に反射表示は透過表示よりも彩度が高く
なる反面、暗くなりやすい。ところで、比視感度は黄緑
の波長領域にピークを有するため、赤及び青の光の彩度
が上がると暗くなるのに対して、緑の光の彩度を上げて
も暗くなりにくい。これにより、反射表示において明度
を高めようとすれば、特に赤や青の彩度が低下しやすく
なる。したがって、赤や青の画素においては、被覆面積
率を高くして(すなわち、着色層と重ならない反射部の
面積をなくすか、或いは、少なくして)彩度を確保し、
緑の画素においては被覆面積率を低くする(すなわち、
着色層と重ならない反射部の面積を増大させる)ことに
より反射光量をかせぐようにすれば、反射表示の色再現
性を確保しつつ、明度を大幅に増大させることが可能に
なる。
【0032】本発明において、緑の前記着色層の前記被
覆面積率は30〜50%であり、赤及び青の前記着色層
の前記被覆面積率は60〜100%であることが好まし
い。緑の被覆面積率と赤及び青の被覆面積率を上記範囲
に設定することにより、透過表示の色再現性を確保しつ
つ、反射表示の色再現性及び明度を向上させることがで
きる。特に、緑の着色層の被覆面積率としては35〜4
5%、赤及び青の着色層の被覆面積率としては85〜1
00%の範囲であることが最も望ましい。
【0033】本発明において、前記反射部は前記開口部
の全周囲に配置されていることが好ましい。これによ
り、反射層において開口部が反射部により取り囲まれた
状態に形成されていることとなるため、着色層と反射層
との間に多少の位置ずれが発生したとしても、着色層で
覆われない領域が開口部に生じないようにすることがで
きる。特に、前記開口部は前記反射層の略中央に形成さ
れていることが望ましい。
【0034】本発明において、前記開口部による前記反
射層に対する開口率は、30〜70%であることが好ま
しい。一般に、反射層の開口率が大きくなると透過表示
は明るくなるが、反射表示は逆に暗くなるので、透過表
示と反射表示のバランスを採るように反射層の開口率を
設定する必要がある。より具体的には、開口率が小さす
ぎると、バックライトの照度を高くする必要があり、バ
ックライトの消費電力が増大する。また、開口率が大き
すぎると、反射表示が暗くなり視認しにくくなる。本実
施形態では、反射部の一部に着色層と重ならない領域が
設けられることにより反射表示の明るさをかせぐことが
できるので、反射層全体に着色層を重ねた構造を採用す
る場合に較べて、開口率が大きい上記範囲で透過表示と
反射表示のバランスをとることが可能になり、透過表示
と反射表示の双方において良好なカラー品位を実現する
ことができる。開口率が上記範囲を下回ると、透過表示
の明度を確保する必要から消費電力が増大するので携帯
電話等の携帯型電子機器には採用しにくくなる。また、
開口率が上記範囲を上回ると、反射表示における明度と
彩度の両立が困難になり、反射表示におけるカラー品位
を確保することが難しくなる。
【0035】本発明の電子機器は、上記いずれかの電気
光学装置と、この電気光学装置を制御する制御手段とを
有することを特徴とする。特に、電気光学装置としての
カラー表示可能な液晶表示装置を備えた電子機器、例え
ば、携帯電話、携帯型情報端末、液晶表示機能を有する
撮像装置など、が挙げられる。これによって、電子機器
の表示部として電気光学装置を用いる場合には、反射型
表示と透過型表示との色彩の相違を低減し、高い表示品
位を実現することができる。
【0036】なお、反射型表示と透過型表示にはそれぞ
れに適した色彩の発色態様があり、それぞれに別個のカ
ラーフィルタを設けることができるのであればよいが、
実際には、共通のカラーフィルタで双方の表示を実現し
なければならない。本発明においては、上記のように反
射着色比と透過着色比とを相互に変えることによって、
着色層が共通であっても反射型表示の着色態様と透過型
表示の着色態様とを別々に設定することが可能になる。
【0037】次に、本発明のカラーフィルタ基板は、基
板と、前記基板上に配置され、光を反射する反射部と開
口部とを有する反射層と、前記基板上に配置された着色
層とを備え、前記着色層は前記開口部上に配置されると
ともに、前記反射部上の一部にのみ配置されていること
を特徴とする。
【0038】本発明によれば、着色層が開口部上に配置
されているとともに反射部上の一部にのみ配置されてい
ることにより、着色層の反射層に対する重なり割合に応
じて反射光の明るさを調整することが可能になる一方、
このような調整は着色層と光学的開口との重なり状態に
は無関係であるので、透過光の色彩には影響を与えない
ようにすることができる。したがって、反射光に対する
着色層の影響と透過光に対する着色層の影響を相互に独
立して設定することが可能になる。
【0039】ここで、前記反射部の全面積に対する前記
着色層が配置されている前記反射部の面積の比は、前記
開口部の全面積に対する前記着色層が配置されている前
記開口部の面積の比よりも小さいことが好ましい。反射
光は着色層を2回透過するのに対して光学的開口を通過
する透過光は着色層を1回だけ透過するので、通常であ
れば反射光の明度は透過光より低くなり、透過光の彩度
は反射光の彩度より低くなるが、反射着色比を透過着色
比よりも小さくすることにより、画素毎に反射光の明る
さを高めることができるともに透過光の彩度を相対的に
向上させることができ、反射光と透過光との間の色彩の
相違を画素毎に低減することができる。
【0040】また、前記着色層が前記的開口部を完全に
覆うように配置されていることが好ましい。着色層が光
学的開口を完全に覆うように配置されていることによ
り、透過光の彩度をさらに高めることができる。
【0041】さらに、前記着色層は前記開口部上から前
記開口部周囲の前記反射部上に張り出すように配置され
ていることが好ましい。開口部上からその周囲の反射部
上に張り出すように着色層が配置されていることによ
り、着色層を一体のものとして形成することが可能にな
る。したがって、着色層のパターンをそれほど細かく形
成する必要がなくなり、より容易にしかも高い歩留まり
で製造することができる。
【0042】また、本発明の別のカラーフィルタ基板
は、画素が設定された基板と、前記画素に合わせて前記
基板上に配置された着色層と、前記画素に合わせて基板
上に配置され、光を反射する反射部と開口部とを有する
反射層とを備え、前記着色層は前記開口部上に配置され
るとともに、前記反射部上の少なくとも一部に配置され
ていることを特徴とする。
【0043】この発明によれば、着色層が開口部上に配
置されているとともに反射部上の一部にのみ配置されて
いることにより、着色層の反射層に対する重なり割合に
応じて反射光の明るさを画素毎に調整することが可能に
なる一方、このような調整は着色層と光学的開口との重
なり状態には無関係であるので、透過光の色彩には影響
を与えないようにすることができる。したがって、反射
光に対する着色層の影響と透過光に対する着色層の影響
を相互に独立して設定することが可能になる。
【0044】ここで、前記反射部の全面積に対する前記
着色層が配置された前記反射部の面積の比は、前記開口
部の全面積に対する前記着色層が配置された前記開口部
の面積の比よりも小さいことが好ましい。反射光は着色
層を2回透過するのに対して光学的開口を通過する透過
光は着色層を1回だけ透過するので、通常であれば反射
光の明度は透過光より低くなり、透過光の彩度は反射光
の彩度より低くなるが、反射着色比を透過着色比よりも
小さくすることにより、画素毎に反射光の明るさを高め
ることができるともに透過光の彩度を相対的に向上させ
ることができ、反射光と透過光との間の色彩の相違を画
素毎に低減することができる。
【0045】また、前記着色層が前記開口部を完全に覆
うように配置されていることが好ましい。着色層が光学
的開口を完全に覆うように配置されていることにより、
透過光の彩度をさらに高めることができる。
【0046】さらに、前記着色層は前記開口部上から前
記開口部周囲の前記反射部上に張り出すように配置され
ていることが好ましい。開口部上からその周囲の反射部
上に張り出すように着色層が配置されていることによ
り、着色層を一体のものとして形成することが可能にな
る。したがって、着色層のパターンをそれほど細かく形
成する必要がなくなり、より容易にしかも高い歩留まり
で製造することができる。
【0047】次に、本発明の別のカラーフィルタ基板
は、画素が設定された基板と、前記画素に合わせて前記
基板上に配置された、相互に異なる色を有する複数種類
の着色層と、前記画素に合わせて前記基板上に配置さ
れ、光を反射する反射部と開口部とを有する反射層とを
備え、前記着色層は前記開口部及び前記反射部上に配置
されるとともに、前記複数種類の着色層のうちの少なく
とも一種の前記着色層が前記反射部上の一部にのみ配置
されていることを特徴とする。
【0048】本発明において、前記反射層の開口部の面
積は、異なる色の前記着色層を備えた前記画素間で同一
に構成されていることが好ましい。反射層の開口部の面
積が異なる色の着色層を備えた画素間で同一に構成され
ていることにより、各色の画素において入射光量を等し
くすることができるため、透過表示の色調整を比較的簡
単に行うことが可能になる。また、反射部の面積につい
ても異なる色の着色層を備えた画素間で同一に構成され
るので、反射表示の色調整を行う際に、各色に対する着
色層の反射部上の面積を調整しやすくなる。
【0049】また、前記着色層の前記反射部上の被覆面
積率は、少なくとも2つの異なる色の前記着色層を備え
た前記画素間で異なることが好ましい。これにより、開
口部の透過光によって実現される透過表示の色を最適化
するように各色の着色層の光学特性を調整するととも
に、反射部と重なる各色の着色層の被覆面積率を調整す
ることにより反射表示の色を最適化するといったことが
可能になる。したがって、各色についてそれぞれ透過表
示の色と反射表示の色とを独立に調整することができ
る。
【0050】この場合に、赤、緑、青の各色の前記着色
層を備え、緑の前記着色層の前記被覆面積率は赤及び青
の前記着色層の前記被覆面積率よりも小さいことが望ま
しい。透過表示は、開口部と重なる領域において着色層
を1回だけ透過した光により構成されるが、反射表示
は、反射部と重なる領域において着色層を2回透過する
光により主として構成され、部分的に開口部と重なる領
域における着色層による反射光にも影響される。したが
って、一般的に反射表示は透過表示よりも彩度が高くな
る反面、暗くなりやすい。ところで、比視感度は黄緑の
波長領域にピークを有するため、赤及び青の光の彩度が
上がると暗くなるのに対して、緑の光の彩度を上げても
暗くなりにくい。これにより、反射表示において明度を
高めようとすれば、特に赤や青の彩度が低下しやすくな
る。したがって、赤や青の画素においては、被覆面積率
を高くして(すなわち、着色層と重ならない反射部の面
積をなくすか、或いは、少なくして)彩度を確保し、緑
の画素においては被覆面積率を低くする(すなわち、着
色層と重ならない反射部の面積を増大させる)ことによ
り反射光量をかせぐようにすれば、反射表示の色再現性
を確保しつつ、明度を大幅に増大させることが可能にな
る。
【0051】さらに、緑の前記着色層の前記被覆面積率
は30〜50%であり、赤及び青の前記着色層の前記被
覆面積率は60〜100%であることが好ましい。緑の
被覆面積率と赤及び青の被覆面積率を上記範囲に設定す
ることにより、透過表示の色再現性を確保しつつ、反射
表示の色再現性及び明度を向上させることができる。特
に、緑の着色層の被覆面積率としては35〜45%、赤
及び青の着色層の被覆面積率としては85〜100%の
範囲であることが最も望ましい。
【0052】また、前記反射部は前記開口部の全周囲に
配置されていることが好ましい。これにより、反射層に
おいて開口部が反射部により取り囲まれた状態に形成さ
れていることとなるため、着色層と反射層との間に多少
の位置ずれが発生したとしても、着色層で覆われない領
域が開口部に生じないようにすることができる。特に、
前記開口部は前記反射層の略中央に形成されていること
が望ましい。
【0053】さらに、前記開口部による前記反射層に対
する開口率は、30〜70%であることが好ましい。一
般に、反射層の開口率が大きくなると透過表示は明るく
なるが、反射表示は逆に暗くなるので、透過表示と反射
表示のバランスを採るように反射層の開口率を設定する
必要がある。より具体的には、開口率が小さすぎると、
バックライトの照度を高くする必要があり、バックライ
トの消費電力が増大する。また、開口率が大きすぎる
と、反射表示が暗くなり視認しにくくなる。本実施形態
では、反射部の一部に着色層と重ならない領域が設けら
れることにより反射表示の明るさをかせぐことができる
ので、反射層全体に着色層を重ねた構造を採用する場合
や、反射部に重なる部分と開口部に重なる部分とで異な
る光学特性の着色層を構成する場合などに較べて、開口
率が大きい上記範囲で透過表示と反射表示のバランスを
とることが可能になり、透過表示と反射表示の双方にお
いて良好なカラー品位を実現することができる。開口率
が上記範囲を下回ると、透過表示の明度を確保する必要
から消費電力が増大するので携帯電話等の携帯型電子機
器には採用しにくくなる。また、開口率が上記範囲を上
回ると、反射表示における明度と彩度の両立が困難にな
り、反射表示におけるカラー品位を確保することが難し
くなる。
【0054】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る電気光学装置、カラーフィルタ基板及び電子機器
の実施形態について詳細に説明する。
【0055】[第1実施形態]図1は、本発明に係る第
1実施形態の電気光学装置を構成する液晶パネル200
の外観を示す概略斜視図であり、図2(a)は、液晶パ
ネル200の模式的な概略断面図、図2(b)は、液晶
パネル200を構成するカラーフィルタ基板210の拡
大部分平面図である。
【0056】この電気光学装置は、いわゆる反射半透過
方式のパッシブマトリクス型構造を有する液晶パネル2
00に対して、必要に応じて図示しないバックライトや
フロントライト等の照明装置やケース体などを適宜に取
付けてなる。
【0057】図1に示すように、液晶パネル200は、
ガラス板や合成樹脂板等からなる透明な第1基板211
を基体とするカラーフィルタ基板210と、これに対向
する同様の第2基板221を基体とする対向基板220
とがシール材230を介して貼り合わせられ、シール材
230の内側に注入口230aから液晶232が注入さ
れた後、封止材231にて封止されてなるセル構造を備
えている。
【0058】第1基板211の内面(第2基板221に
対向する表面)上には複数並列したストライプ状の透明
電極216が形成され、第2基板221の内面上には複
数並列したストライプ状の透明電極222が形成されて
いる。また、上記透明電極216は配線218Aに導電
接続され、上記透明電極222は配線228に導電接続
されている。透明電極216と透明電極222とは相互
に直交し、その交差領域はマトリクス状に配列された多
数の画素を構成し、これらの画素配列が液晶表示領域A
を構成している。
【0059】第1基板211は第2基板221の外形よ
りも外側に張り出してなる基板張出部210Tを有し、
この基板張出部210T上には、上記配線218A、上
記配線228に対してシール材230の一部で構成され
る上下導通部を介して導電接続された配線218B、及
び、独立して形成された複数の配線パターンからなる入
力端子部219が形成されている。また、基板張出部2
10T上には、これら配線218A,218B及び入力
端子部219に対して導電接続されるように、液晶駆動
回路等を内蔵した半導体IC261が実装されている。
また、基板張出部210Tの端部には、上記入力端子部
219に導電接続されるように、フレキシブル配線基板
263が実装されている。
【0060】この液晶パネル200において、図2に示
すように、第1基板211の外面には位相差板(1/4
波長板)240及び偏光板241が配置され、第2基板
221の外面には位相差板(1/4波長板)250及び
偏光板251が配置されている。
【0061】<カラーフィルタ基板210の構造>次
に、図2(a)及び(b)を参照して、カラーフィルタ
基板210の構造を詳細に説明する。第1基板211の
表面には反射層212が形成され、上記画素毎に開口部
212aが設けられている。この反射層212のうち、
開口部212a以外の部分が実質的に光を反射する反射
部212bである。本実施形態の場合には画素毎に開口
部212aと反射部212bとを有する反射層212が
形成されている。もっとも、反射層212を液晶表示領
域A全体に形成し、開口部212aのみを画素毎に形成
してもよい。
【0062】反射層212の上には着色層214が形成
され、その上を透明樹脂等からなる表面保護層(オーバ
ーコート層)215が被覆している。この着色層214
と表面保護層215とによってカラーフィルタが形成さ
れる。
【0063】着色層214は、通常、透明樹脂中に顔料
や染料等の着色材を分散させて所定の色調を呈するもの
とされている。着色層の色調の一例としては原色系フィ
ルタとしてR(赤)、G(緑)、B(青)の3色の組合
せからなるものがあるが、これに限定されるものではな
く、補色系その他の種々の色調で形成できる。通常、基
板表面上に顔料や染料等の着色材を含む感光性樹脂から
なる着色レジストを塗布し、フォトリソグラフィ法によ
って不要部分を除去することによって、所定のカラーパ
ターンを有する着色層を形成する。ここで、複数の色調
の着色層を形成する場合には上記工程を繰り返す。
【0064】なお、着色層の配列パターンとして、図2
(b)に示す図示例ではストライプ配列を採用している
が、このストライプ配列の他に、デルタ配列や斜めモザ
イク配列等の種々のパターン形状を採用することができ
る。また、上記RGBの各着色層の周囲には、着色層の
一部として、画素間領域の遮光を行うための遮光膜(ブ
ラックマトリクス或いはブラックマスク)を形成するこ
とができる。
【0065】表面保護層215の上には、ITO(イン
ジウムスズ酸化物)等の透明導電体からなる透明電極2
16が形成されている。透明電極216は図2(b)の
図示上下方向に伸びる帯状に形成され、複数の透明電極
216が相互に並列してストライプ状に構成されてい
る。透明電極216の上にはポリイミド樹脂等からなる
配向膜217が形成されている。
【0066】本実施形態においては、図2(b)に示す
ように、カラーフィルタを構成する着色層214が、各
画素内において反射層212の開口部212aを完全に
覆うように平面的に重なっているとともに、開口部21
2aと平面的に重なる領域から周囲へ向けて、開口部2
12aの周囲の反射部212b上に張り出すように一体
に形成されている。
【0067】また、着色層214は、各画素全体に形成
されているのではなく、反射層212の一部にのみ重な
るように形成されている。すなわち、反射層212に
は、着色層214と平面的に重なる領域(図示例では開
口部212aに臨む内周領域)と、着色層214と平面
的に重ならない領域(図示例では外周領域)とが存在す
る。
【0068】一方、上記液晶パネル200において、上
記カラーフィルタ基板210と対向する対向基板220
は、ガラス等からなる第2基板221上に、上記と同様
の透明電極222、SiOやTiOなどからなる硬
質保護膜223、上記と同様の配向膜224を順次積層
させたものである。
【0069】以上のように構成された本実施形態におい
て、対向基板220側から反射部212bに入射した外
光は一部が着色層214を透過した後に反射部212b
にて反射し、一部が着色層214を通過することなく反
射部212bにて反射し、再び対向基板220を透過し
て出射する。このとき、着色層214を透過する外光は
着色層214を2回通過するが、着色層214を透過し
ない外光は着色層214を通過することなく出射する。
したがって、着色層214が画素内の反射層212全体
を覆っている場合に較べて反射型表示の明度を向上させ
ることができる。
【0070】一方、着色層214は反射層212の開口
部212aを全て覆っているので、例えばカラーフィル
タ基板210の背後にバックライト等を配置して、背後
から照明光を照射した場合には、当該照明光の一部が開
口部212aを通過して着色層214を透過し、液晶2
32及び対向基板220を通過して出射する。したがっ
て、透過光は着色層214を1回だけ透過するため、着
色層214の色濃度(光を透過させた場合に可視光領域
のスペクトル分布に偏りを与える度合)に応じた透過型
表示の色彩が得られる。このとき、反射光の彩度は上記
のように着色層を通過しない反射光成分が含まれている
ために低下するので、透過型表示の彩度は相対的に高ま
る。
【0071】本実施形態では、着色層214の光学的特
性を透過型表示に対応するように形成し、着色層214
と平面的に重なる反射部212bの反射面積を調整する
ことにより、反射型表示の色彩、特に明度、を確保する
ことができる。したがって、反射型表示の明るさを確保
しながら透過型表示の彩度を高めることができる。ま
た、反射型表示と透過型表示との色彩(特に彩度と明
度)の差異を低減することもできる。
【0072】上記の効果は、通常のカラーフィルタの製
造工程と同様に、着色層を全体的にほぼ一様の色濃度に
(例えば顔料や染料等の着色材の濃度をほぼ一様に)形
成するとともに、着色層を全体的にほぼ一様の厚さに形
成する場合には特に好適である。この場合には、着色層
214における開口部212aに平面的に重なる領域
と、着色層214における反射部212bに平面的に重
なる領域との光学的特性がほぼ一致するので、従来構造
では反射型表示の色彩と透過型表示の色彩との間に必然
的に大きな彩度や明度の相違が生ずるから、本発明の効
果が特に顕著なものとなる。
【0073】反射型表示と透過型表示にはそれぞれに適
した色彩の発色態様があり、それぞれに別個のカラーフ
ィルタを設けることができるのであればよいが、実際に
は、共通のカラーフィルタで双方の表示を実現すること
が製造上好ましい。本実施形態では、上記のように反射
着色比と透過着色比とを相互に変えることによって、着
色層が共通であっても反射型表示の着色態様と透過型表
示の着色態様とを別々に設定することが可能になった。
【0074】[第2実施形態]次に、図3(a)及び
(b)を参照して本発明に係る第2実施形態について説
明する。この実施形態の液晶パネル300では、上記第
1実施形態と同様の第1基板311、第2基板321、
着色層314、表面保護層315、透明電極316、配
向膜317、透明電極322、硬質保護膜323、配向
膜324、シール材330、液晶332、位相差板34
0,350、偏光板341,351を有しているので、
これらについては説明を省略する。
【0075】本実施形態の液晶パネル300において
は、反射層312が液晶表示領域内にほぼ全面的に一体
に形成されており、画素毎に開口部312aが設けられ
ている。この反射層312のうち、開口部312a以外
の部分が実質的に光を反射する反射部312bである。
また、画素間領域には黒色樹脂等からなる黒色遮光膜3
14BMが形成されている。黒色樹脂としては、黒色の
顔料や染料等の着色材を透明樹脂中に分散させたもの、
或いは、R(赤)、G(緑)及びB(青)の3色の着色
材を共に混合させて透明樹脂中に分散させたものなどが
用いられる。
【0076】本実施形態では反射層312を複数の画素
に亘って一体に形成されたものとしたが、第1実施形態
のように画素毎に反射層を形成し、反射層の間に上記黒
色遮光膜を形成してもよい。
【0077】[第3実施形態]次に、図4(a)及び
(b)を参照して本発明に係る第3実施形態について説
明する。この実施形態の液晶パネル400は、上記第2
実施形態と同様の第1基板411、第2基板421、開
口部412aと反射部412bとを有する反射層41
2、透明電極416、配向膜417、透明電極422、
配向膜423、シール材430、液晶432、位相差板
440,450、偏光板441,451を有しているの
で、これらについては説明を省略する。
【0078】本実施形態においては、図4(a)に示す
ように、反射層412の形成された第1基板421では
なく、第2基板421上にカラーフィルタが形成されて
いる。より具体的には、第2基板421上には着色層4
24が画素毎に形成され、画素間領域には第2実施形態
と同様の黒色遮光膜424BMが形成されている。着色
層424及び黒色遮光膜424BMの上には透明な表面
保護層425が形成されている。
【0079】上記表面保護層425上には透明電極42
2が形成され、この透明電極422の上には配向膜42
3が形成されている。
【0080】図4(b)に示すように、反射層412の
形成された反射基板410に対して、カラーフィルタ基
板420の着色層424(図示一点鎖線)は、反射層4
12の開口部412aと平面的に重なり、開口部412
aを完全に覆うように構成されている。また、着色層4
24は開口部412aと平面的に重なる領域から周囲に
向けて反射層412の反射部412bと重なる領域に張
り出すように一体に構成されている。すなわち、反射層
412は、着色層424と平面的に重なる領域(図示例
では内周領域)と、着色層424と平面的に重ならない
領域(図示例では外周領域)とを備えている。
【0081】本実施形態のように反射層412と着色層
424とが異なる基板上に形成されていても、反射層4
12と着色層424の平面的な重なり態様が上記のよう
に構成されていれば、第1実施形態及び第2実施形態と
同様の作用効果を奏することができる。
【0082】[その他の構成例]次に、図5(a)〜
(d)及び図6(a)〜(d)を参照して、上記各実施
形態に適用可能なその他の構成例について説明する。以
下に説明する各構成例では、反射層と着色層との平面的
な位置関係についてのみ図示し、説明する。
【0083】(構成例1) 図5(a)に示す構成例1
においては、各画素において、開口512aを備えた反
射層512上に、R(赤)の色相を呈する着色層514
rと、G(緑)の色相を呈する着色層514gと、B
(青)の色相を呈する着色層514bとがそれぞれ平面
的に重なるように形成されている。この構成例では、上
記各実施形態と同様に、各画素内の着色層514r,5
14g,514bがそれぞれ開口部512aを完全に覆
うように構成され、開口部512aと平面的に重なる領
域から周囲の反射面と平面的に重なる領域に張り出すよ
うに、一体に構成されている。
【0084】(構成例2) 図5(b)に示す構成例2
においては、各画素において、開口部612aを備えた
反射層612上に、R(赤)の色相を呈する着色層61
4rと、G(緑)の色相を呈する着色層614gと、B
(青)の色相を呈する着色層614bとがそれぞれ平面
的に重なるように形成されている。この構成例では、各
着色層614r,614g,614bが開口部612a
を完全に覆ってはおらず、開口部612aの一部に着色
層と平面的に重ならない領域が存在する。
【0085】この構成例2では、反射型表示と透過型表
示との色彩の差異を低減させるために、反射着色比(反
射層612の全反射面積に対する着色層と平面的に重な
る領域の面積比)が透過着色比(開口部612aの全開
口面積に対する着色層と平面的に重なる領域の面積比)
よりも小さくなるように構成されている。この結果、反
射表示の明度は向上し、透過型表示の彩度は相対的に高
まる。
【0086】(構成例3) 図5(c)に示す構成例3
においては、各画素において、開口部712aを備えた
反射層712上にそれぞれ平面的に重なるように、それ
ぞれ複数の、R(赤)の色相を呈する着色層714r,
715r,716rと、G(緑)の色相を呈する着色層
714g,715g,716gと、B(青)の色相を呈
する着色層714b,715b,716bとが形成され
ている。
【0087】この構成例では、着色層714r,714
g,714bが開口部712aと平面的に重なり、それ
以外の着色層715r,715g,715b,716
r,716g,716bが反射層712の反射面上にの
み平面的に重なるように構成されている。このように各
画素においてそれぞれ複数の着色層が平面的に重なるよ
うに構成されていても構わない。
【0088】(構成例4) 図5(d)に示す構成例4
においては、開口部812aを備えた反射層812上
に、R(赤)の色相を呈する着色層814rと、G
(緑)の色相を呈する着色層814gと、B(青)の色
相を呈する着色層814bとがそれぞれ平面的に重なる
ように形成されている。この構成例では、着色層812
r,812g,812bが相互に異なった面積になるよ
うに構成され、その結果、反射着色比(画素内の全反射
面積に対する着色層と平面的に重なった反射面積の比)
が、着色層の色相R(赤)、G(緑)及びB(青)に応
じて相互に異なった値になっている。より一般的に言え
ば、上記反射着色比と、透過着色比(画素内の全開口面
積に対する着色層と平面的に重なった開口面積の比)と
の比が色毎に相互に異なった値となっている。
【0089】本構成例4によれば、上記実施形態や他の
構成例のように反射型表示と透過型表示の色彩を別々に
設定できるだけでなく、上記反射着色比(或いは反射着
色比と透過着色比との比)を色毎に設定することによ
り、各色の着色層の材質に応じて適切な色彩を得ること
ができる。
【0090】(構成例5) 図6(a)に示す構成例5
においては、反射層912において画素毎に複数(図示
例では2つ)の開口部912aが設けられている。この
反射層912のうち、開口部912a以外の部分が実質
的に光を反射する反射部912bである。そして、この
反射層912と平面的に重なる着色層914r,914
g,914bは、それぞれ複数の開口部912aを覆う
とともに、反射部912bの一部のみに平面的に重なる
ように構成されている。
【0091】(構成例6) 図6(b)に示す構成例6
においては、開口部1012aと反射部1012bとを
有する反射層1012と平面的に重なる複数(図示例で
は3つ)の着色層1014r,1014g,1014
b,1015r,1015g,1015b,1016
r,1016g,1016bが設けられている。ここ
で、着色層1014r,1014g,1014bは開口
部1012aと平面的に重なるように構成され、着色層
1015r,1015g,1015b,1016r,1
016g,1016bは反射部の一部にのみ平面的に重
なるように構成されている。そして、着色層1014
r,1014g,1014bは着色層1015r,10
15g,1015b,1016r,1016g,101
6bよりも高い色濃度を有するように、すなわち、顔料
や染料等の着色材をより高濃度に含むように、構成され
ている。
【0092】この構成例6では、開口部1012aと平
面的に重なる着色層1014r,1014g,1014
bの光濃度が高く、反射部1012bの一部にのみ平面
的に重なるように構成された着色層1015r,101
5g,1015b,1016r,1016g,1016
bの光濃度が低いので、上記各実施形態の場合に較べ
て、透過光の彩度は相対的にさらに高くなり、反射光は
さらに明るくなる。
【0093】以上のように、本発明においては、着色層
の光濃度が部分的に異なるように構成する場合を排除し
ない。特に、着色層については、反射層の光学的開口と
平面的に重なる領域の光濃度を高く、それ以外の反射層
と平面的に重なる領域の光濃度を低くすることが望まし
い。
【0094】(構成例7) 図6(c)に示す構成例7
においては、開口部1112aと反射部1112bとを
有する反射層1112と平面的に重なる複数(図示例で
は2つ)の着色層1114r,1114g,1114
b,1115r,1115g,1115bが設けられて
いる。着色層1114r,1114g,1114bと着
色層1115r,1115g,1115bとは相互に積
層配置されているか、或いは、相互に平面的に重なるよ
うに別々に配置されている。なお、図6(d)は、この
構成例7において、反射層1112、着色層1114
r,1114g,1114b及び着色層1115r,1
115g,1115bを相互に積層して形成させた場合
の断面図を示すものである。
【0095】この構成例7においては、着色層1114
r,1114g,1114bと着色層1115r,11
15g,1115bとが平面的に重なる領域、すなわ
ち、開口部1112aと平面的に重なる領域において
は、着色層の厚さが実質的に厚く、着色層1114r,
1114g,1114bが形成されている領域内であっ
て着色層1115r,1115g,1115bと平面的
に重ならない領域、すなわち反射部1112bと平面的
に重なる領域においては、着色層の厚さが実質的に薄く
なるように構成されている。したがって、透過光の彩度
は厚い着色層によってさらに向上し、反射光の明度は薄
い着色層が部分的に形成されていることによりさらに向
上する。
【0096】以上のように、本発明においては、着色層
が部分的に厚さを変えて形成されている場合を排除する
ものではない。特に、着色層については、反射層の光学
的開口と平面的に重なる領域において実質的に厚く、そ
れ以外の反射層と平面的に重なる領域において実質的に
薄く形成することが望ましい。
【0097】ここで、上記効果をより高めるために、開
口部1112aと平面的に重なる着色層1115r,1
115g,1115bの色濃度を高く、開口部1012
aと平面的に重なる領域から反射面の一部に平面的に重
なる領域に張り出すように構成された着色層1114
r,1114g,1114bの色濃度を低くしてもよ
い。
【0098】(構成例8) 図7には構成例8の構成を
模式的に示す。この構成例8では、R画素及びB画素に
おいては反射層1212上に全面的に着色層1214
r,1214bが形成されているが、G画素においては
反射層1212の一部にのみ重なるように着色層121
4gが形成されている。着色層1214gは、開口部1
212aを全面的に覆うとともに、その開口縁に張り出
すように広がり、これによって着色層1214gは反射
部1212bの一部にのみ重なるように構成される。
【0099】この構成例8においては、反射層1212
の開口率(反射層1212の全面積に対する開口部12
12aの面積の比)は、RGB各画素に共通で30〜7
0%である。また、G画素の被覆面積率(反射部121
2bの面積に対する着色層1214gの面積の比)は4
0〜80%である。
【0100】上記のように構成することにより、R画素
及びB画素においては反射部1212bに対する着色層
1214r,1214bの被覆面積率(反射部1212
の面積に対する反射部1212に重なる着色層の面積の
比、すなわち反射着色比)を100%とすることで彩度
を確保し、また、G画素においては反射部1212bに
対する着色層1214gの被覆面積率を低くすることに
よって明度を高めるようにしている。このようにする
と、R及びBの彩度を実質的にあまり低下させることな
く、反射表示の明るさを高めることが可能になる。
【0101】(構成例9) 図8には、構成例9の構成
を模式的に示す。この構成例9においては、B画素では
反射層1312上を全面的に着色層1314bが被覆し
(被覆面積率100%)、R画素では着色層1314r
が反射層1312の一部を露出する開口部1314ra
を備えている。さらに、G画素では着色層1314gが
反射層1312の開口部1312aと完全に重なるとと
もに、その周囲に張り出すように構成されて反射部13
12b上の一部にのみ重なっている。
【0102】また、この構成例9においては、反射層1
312の開口率は、RGB各画素に共通で30〜70%
である。また、R画素の被覆面積率は60〜100%、
G画素の被覆面積率は40〜80%である。
【0103】(構成例10) 図9には、構成例10の
構成を模式的に示す。この構成例10においては、B画
素では反射層1412上を全面的に着色層1414bが
被覆し(被覆面積率100%)、R画素では着色層14
14rが反射層1412の一部を露出する開口部141
4raを備えている。この例では開口部1414raは
2つ設けられている。さらに、G画素では着色層141
4gが反射層1412の開口部1412aと完全に重な
るとともに、その周囲に張り出すように構成されて反射
部1412b上の一部にのみ重なっている。
【0104】また、この構成例10においては、反射層
1412の開口率は、RGB各画素に共通で30〜70
%である。また、R画素の被覆面積率は60〜100
%、G画素の被覆面積率は40〜80%である。
【0105】(構成例11) 図10には、構成例11
の構成を模式的に示す。この構成例11においては、B
画素では着色層1514bが反射層1512の一部を露
出する開口部1514baを備えている。この例では開
口部1514baは2つ設けられている。また、R画素
では着色層1514rが反射層1512の一部を露出す
る開口部1514raを備えている。この例では開口部
1514raは2つ設けられている。さらに、G画素で
は着色層1514gが反射層1512の開口部1512
aと完全に重なるとともに、その周囲に張り出すように
構成されて反射部1512b上の一部にのみ重なってい
る。
【0106】また、この構成例11においては、反射層
1512の開口率は、RGB各画素に共通で30〜70
%である。また、B画素の被覆面積率は70〜100
%、R画素の被覆面積率は60〜100%、G画素の被
覆面積率は40〜80%である。
【0107】(構成例12) 図11には、構成例12
の構成を模式的に示す。この構成例12においては、B
画素では着色層1614bが反射層1612の一部を露
出する開口部1614baを備えている。この例では開
口部1614baは2つ設けられている。また、R画素
では着色層1614rが反射層1612の一部を露出す
る開口部1614raを備えている。この例では開口部
1614raは2つ設けられている。さらに、G画素で
は着色層1614gが反射層1612の開口部1612
aと完全に重なるとともに、その周囲に張り出すように
構成されて反射部1612b上の一部にのみ重なってい
る。
【0108】また、この構成例12においては、反射層
1612の開口率は、RGB各画素に共通で30%であ
る。また、B画素の被覆面積率は65.3%、R画素の
被覆面積率は65.3%、G画素の被覆面積率は30.
2%である。
【0109】(構成例13) 図12には、構成例13
の構成を模式的に示す。この構成例13においては、B
画素では着色層1714bが反射層1712の一部を露
出する開口部1714baを備えている。この例では開
口部1714baは2つ設けられている。また、R画素
では着色層1714rが反射層1712の一部を露出す
る開口部1714raを備えている。この例では開口部
1714raは2つ設けられている。さらに、G画素で
は着色層1714gが反射層1712の開口部1712
aと完全に重なるとともに、その周囲に張り出すように
構成されて反射部1712b上の一部にのみ重なってい
る。
【0110】また、この構成例13においては、反射層
1712の開口率は、RGB各画素に共通で30%であ
る。また、B画素の被覆面積率は75.4%、R画素の
被覆面積率は75.4%、G画素の被覆面積率は40.
2%である。
【0111】(構成例14) 図13には、構成例14
の構成を模式的に示す。この構成例14においては、B
画素では着色層1814bが反射層1812の一部を露
出する開口部1814baを備えている。この例では開
口部1814baは2つ設けられている。また、R画素
では着色層1814rが反射層1812の一部を露出す
る開口部1814raを備えている。この例では開口部
1814raは2つ設けられている。さらに、G画素で
は着色層1814gが反射層1812の開口部1812
aと完全に重なるとともに、その周囲に張り出すように
構成されて反射部1812b上の一部にのみ重なってい
る。
【0112】また、この構成例14においては、反射層
1812の開口率は、RGB各画素に共通で50%であ
る。また、B画素の被覆面積率は75.4%、R画素の
被覆面積率は75.4%、G画素の被覆面積率は47.
7%である。
【0113】(構成例15) 図14には、構成例15
の構成を模式的に示す。この構成例15においては、各
画素の反射層1912は、左右一対の反射部1912b
が分離された状態で設けられ、その間に開口部1912
aが形成される。また、B画素及びR画素では着色層1
914b,1914rが反射層1912を全面的に被覆
している。さらに、G画素では着色層1914gが反射
層1912の開口部1912aと完全に重なるととも
に、その周囲に張り出すように構成されて反射部191
2b上の一部にのみ重なっている。すなわち、反射部1
912bは、着色層1914gに設けられた開口部19
14gaにより部分的に露出した状態となっている。
【0114】また、この構成例15においては、反射層
1912の開口率は、RGB各画素に共通で70%であ
る。また、B画素及びR画素の被覆面積率は100%、
G画素の被覆面積率は50.0%である。
【0115】(光学特性) 次に、上記の構成例8乃至
構成例11の光学特性を図15に示す。図15は、19
31CIEのxyz表色系におけるxy色度図上におい
て、上記各構成例のRGB画素の透過光及び反射光の色
データを示すものである。一般に、xy色度図において
は、図16に示すように、可視光領域の単波長光の色味
(色相及び彩度)を境界線とする釣鐘形状の範囲内に現
実に視認される色味が配置されるようになっている。ま
た、3色(例えばRGB)の着色層を用いてカラー表示
を行う場合には、各着色層RGBのデータ点を結ぶこと
によって形成される3角形内の色味を形成することが可
能である。基本的には上記3角形の面積が大きい程カラ
ー表示の品位が向上することになる。
【0116】図15には、上記構成例8〜11の透過表
示の色データ(図示一点鎖線で囲まれたデータ点)と、
反射表示の色データ(図示二点鎖線で囲まれたデータ
点)とを併記してある。ここで、菱形は構成例8のデー
タ点を、正方形は構成例9のデータ点を、三角形は構成
例10のデータ点を、×印は構成例11のデータ点を示
す。また、図示Hは白色表示のデータ点を示す。
【0117】図15においては、上記構成例の色データ
と比較するために、反射層の開口率を30%とし、RG
B各色に対してそれぞれ開口部に重なる透過部着色層
と、反射部に重なる反射部着色層とを別々に形成し、6
回のパターニングを行う6段プロセスにて形成したカラ
ーフィルタ基板を用いた場合についても測定し、比較例
として図示黒点で示してある。ここで、図17(a)に
は上記透過部着色層の分光透過率を示し、図17(b)
には上記反射部着色層の分光透過率を示す。透過領域
(開口部)では光は1回のみ透過部着色層を透過するの
に対して、反射領域(反射部)では光は往復するために
2回反射部着色層を透過するため、透過部着色層は図1
7(a)に示すように比較的彩度の高い光学特性を示す
(平均透過率Tは低い)ものを採用し、反射部着色層は
図17(b)に示すように比較的彩度が低いが平均透過
率Tは高い光学特性を示すものを採用している。これに
より、透過表示の彩度を確保しつつ、反射表示の明るさ
を向上できる。
【0118】本発明に係る構成例8〜11においては、
上記6段プロセスの比較例の透過部着色層と同一の光学
特性、すなわち図17(a)に示す分光透過率を呈する
着色層を用いた。その結果、図15に示すように、上記
比較例に近い反射表示のカラー品位を得ることができ
た。特に、構成例11は、上記比較例と実質的にほぼ等
しい色相及び彩度を有する構成となっている。このよう
に、本発明においては、透過領域と反射領域のフィルタ
部分の光学特性を別々に設定する場合と同等のカラー品
位を実現することができる。そして、上記比較例に対し
ては、RGB各色についてそれぞれ2回ずつのパターニ
ング(例えばフォトリソグラフィ・プロセス)を必要と
しないので、製造コストを大幅に低減できるという利点
を有する。
【0119】上記構成例8〜15に示すように、前記反
射層の開口部の面積は、異なる色の前記着色層を備えた
前記画素間で同一に構成されていることが好ましい。こ
れは、反射層の開口部の面積が異なる色の着色層を備え
た画素間で同一に構成されていることにより、各色の画
素において入射光量を等しくすることができるため、透
過表示の色調整を比較的簡単に行うことが可能になるか
らである。例えば、透過領域を構成する開口面積がRG
B各色で相互に同一であるため、色の発現態様は透過型
表示装置と同様であるから、RGB各色の着色層につい
て、透過型表示装置に用いられるカラーフィルタの色材
を基準にして適宜調整して色材の光学特性を設定するこ
とができる。また、反射部の面積についても異なる色の
着色層を備えた画素間で同一に構成されるので、反射表
示の色調整を行う際に、各色に対する着色層の反射部上
の面積を調整しやすくなる。例えば、反射領域を構成す
る反射部面積がRGB各色で相互に同一であるため、色
の発現態様は反射型表示装置と同様であるから、RGB
各色の着色層について、反射型表示装置に用いられるカ
ラーフィルタを基準にして適宜調整して被覆面積率を設
定することができる。
【0120】上記構成例では、前記着色層の前記反射部
上の被覆面積率は、少なくとも2つの異なる色の前記着
色層を備えた前記画素間で異なっている。これにより、
開口部の透過光によって実現される透過表示の色を最適
化するように各色の着色層の光学特性を調整するととも
に、反射部と重なる各色の着色層の被覆面積率を調整す
ることにより反射表示の色を最適化するといったことが
可能になる。したがって、各色についてそれぞれ透過表
示の色と反射表示の色とを独立に調整することができ
る。
【0121】赤、緑、青の各色の着色層を備えている場
合には、緑の着色層の被覆面積率を赤及び青の着色層の
被覆面積率よりも小さくすることにより、反射表示にお
ける彩度の低下を抑制しつつ明るさを向上することがで
きる。透過表示は、開口部と重なる領域において着色層
を1回だけ透過した光により構成されるが、反射表示
は、反射部と重なる領域において着色層を2回透過する
光により主として構成され、開口部と重なる領域にある
着色層の部分で反射された反射光にも部分的に影響され
るので、一般的に反射表示は透過表示よりも彩度が高く
なる反面、暗くなりやすい。したがって、反射表示にお
いては、着色層の光学特性として、彩度を多少低下させ
ても、明度を高める必要がある。
【0122】ところが、特に、比視感度は波長555n
mでピークを有することから同じ光エネルギー量であっ
ても緑色や黄色は赤色や青色よりも明るく見えることに
なるため、各色毎に彩度と明度との関係は異なる。例え
ば、赤(R画素)や青(B画素)の着色層を明るくする
ためには、赤や青の波長域の光エネルギーを大幅に増大
させない限り、赤や青以外の光(比視感度の高い緑色や
黄色の光)を増やすしか方法はないから、全体の光量が
限られている場合には、明度の向上に値しない大幅な彩
度の低下を招いてしまう。これに対して、比視感度の高
い波長域を主体とする緑(G画素)の場合には彩度を上
げても暗くなりにくいため、明度を高めても彩度が大幅
に低下することはない。
【0123】本発明の場合には、着色層の反射部上の被
覆面積率を調整することによって、反射表示における彩
度と明度の両立を図っている。この場合、R画素やB画
素においては、被覆面積率を大きく低下させると明るく
はなるものの彩度が急激に低下するため、被覆面積率は
60〜100%と高く設定することが好ましい。一方、
G画素においては、被覆面積率を低下させることによ
り、反射光に緑以外の赤や青の波長域の光が含まれるこ
ととなるが、これらの他の波長域に対して比視感度に大
きな差があるためにそれほど彩度は低下しないので、被
覆面積率としては35〜50%と低く設定することが好
ましい。緑の被覆面積率と赤及び青の被覆面積率を上記
範囲に設定することにより、透過表示の色再現性を確保
しつつ、反射表示の色再現性及び明度を向上させること
ができる。
【0124】上記構成例においてはいずれも反射部が開
口部の全周囲に配置されている。すなわち、反射層にお
いて開口部が反射部により取り囲まれた状態に形成され
ている。したがって、着色層と反射層との間に多少の位
置ずれが発生したとしても、着色層で覆われない領域が
開口部に生じないようにすることができる。特に、開口
部が反射層の略中央に形成されていることにより、反射
層の中央部分及びその周囲に重なるように着色層を形成
することができるため、パターニング誤差等に対してカ
ラーフィルタの光学性能が影響を受け難くなり、安定し
た生産が可能になる。
【0125】開口部による反射層に対する開口率は30
〜70%であることが好ましい。一般に、反射層の開口
率が大きくなると透過表示は明るくなるが、反射表示は
逆に暗くなるので、透過表示と反射表示のバランスを採
るように反射層の開口率を設定する必要がある。より具
体的には、開口率が小さすぎると、バックライトの照度
を高くする必要があり、バックライトの消費電力が増大
する。また、開口率が大きすぎると、反射表示が暗くな
り視認しにくくなる。本実施形態では、反射部の一部に
着色層と重ならない領域が設けられることにより反射表
示の明るさをかせぐことができるので、反射層全体に着
色層を重ねた構造を採用する場合に較べて、開口率が大
きい上記範囲で透過表示と反射表示のバランスをとるこ
とが可能になり、透過表示と反射表示の双方において良
好なカラー品位を実現することができる。開口率が上記
範囲を下回ると、透過表示の明度を確保する必要から消
費電力が増大するので携帯電話等の携帯型電子機器には
採用しにくくなる。また、開口率が上記範囲を上回る
と、反射表示における明度と彩度の両立が困難になり、
反射表示におけるカラー品位を確保することが難しくな
る。
【0126】[電子機器の実施形態]上記液晶パネルを
含む電気光学装置を電子機器の表示装置として用いる場
合の実施形態について説明する。図18は、本実施形態
の全体構成を示す概略構成図である。ここに示す電子機
器は、上記と同様の液晶パネル200と、これを制御す
る制御手段1200とを有する。ここでは、液晶パネル
200を、パネル構造体200Aと、半導体IC等で構
成される駆動回路200Bとに概念的に分けて描いてあ
る。また、制御手段1200は、表示情報出力源121
0と、表示処理回路1220と、電源回路1230と、
タイミングジェネレータ1240とを有する。
【0127】表示情報出力源1210は、ROM(Read
Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等か
らなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスク等
からなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同
調出力する同調回路とを備え、タイミングジェネレータ
1240によって生成された各種のクロック信号に基づ
いて、所定フォーマットの画像信号等の形で表示情報を
表示情報処理回路1220に供給するように構成されて
いる。
【0128】表示情報処理回路1220は、シリアル−
パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回
路、ガンマ補正回路、クランプ回路等の周知の各種回路
を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像
情報をクロック信号CLKと共に駆動回路200Bへ供
給する。駆動回路200Bは、走査線駆動回路、データ
線駆動回路及び検査回路を含む。また、電源回路123
0は、上述の各構成要素にそれぞれ所定の電圧を供給す
る。
【0129】図19は、本発明に係る電子機器の一実施
形態である携帯電話を示す。この携帯電話2000は、
ケース体2010の内部に回路基板2001が配置さ
れ、この回路基板2001に対して上述の液晶パネル2
00が実装されている。ケース体2010の前面には操
作ボタン2020が配列され、また、一端部からアンテ
ナ2030が出没自在に取付けられている。受話部20
40の内部にはスピーカが配置され、送話部2050の
内部にはマイクが内蔵されている。
【0130】ケース体2010内に設置された液晶パネ
ル200は、表示窓2060を通して表示面(上記の液
晶表示領域A)を視認することができるように構成され
ている。
【0131】尚、本発明の電気光学装置及び電子機器
は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。例えば、上記各実施形態に示す液
晶パネルは単純マトリクス型の構造を備えているが、T
FT(薄膜トランジスタ)やTFD(薄膜ダイオード)
等のアクティブ素子(能動素子)を用いたアクティブマ
トリクス方式の液晶装置にも適用することができる。ま
た、上記実施形態の液晶パネルは所謂COGタイプの構
造を有しているが、ICチップを直接実装する構造では
ない液晶パネル、例えば液晶パネルにフレキシブル配線
基板やTAB基板を接続するように構成されたものであ
っても構わない。
【0132】上述した実施形態では、電気光学装置とし
て、液晶装置に適用した場合について説明したが、本発
明はこれに限定されず、エレクトロルミネッセンス装
置、特に、有機エレクトロルミネッセンス装置、無機エ
レクトロルミネッセンス装置等や、プラズマディスプレ
イ装置、FED(フィールドエミッションディスプレ
イ)装置、LED(発光ダイオード)表示装置、電気泳
動表示装置、薄型のブラウン管、液晶シャッター等を用
いた小型テレビ、デジタルマイクロミラーデバイス(D
MD)を用いた装置などの各種の電気光学装置に適用で
きる。
【0133】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
反射型表示の明るさを確保しつつ透過型表示の彩度を向
上できる。また、反射型表示と透過型表示との間の色彩
の差異を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電気光学装置の第1実施形態に
おける液晶パネル200の外観を示す液晶パネルの概略
斜視図である。
【図2】 第1実施形態の断面構造を模式的に示す概略
断面図(a)及びカラーフィルタ基板の概略拡大平面図
(b)である。
【図3】 本発明に係る電気光学装置の第2実施形態に
おける液晶パネル300の断面構造を模式的に示す概略
断面図(a)及びカラーフィルタ基板の概略拡大平面図
(b)である。
【図4】 本発明に係る電気光学装置の第3実施形態に
おける液晶パネル400の断面構造を模式的に示す概略
断面図(a)及びカラーフィルタ基板の概略拡大平面図
(b)である。
【図5】 その他の構成例1〜4の反射層と着色層との
重なり状態を模式的に示す概略説明図(a)〜(d)で
ある。
【図6】 その他の構成例5〜7の反射層と着色層との
重なり状態を模式的に示す概略説明図(a)〜(c)、
及び構成例7の概略断面図(d)である。
【図7】 本発明に係る構成例8の構成を模式的に示す
概略説明図である。
【図8】 本発明に係る構成例9の構成を模式的に示す
概略説明図である。
【図9】 本発明に係る構成例10の構成を模式的に示
す概略説明図である。
【図10】 本発明に係る構成例11の構成を模式的に
示す概略説明図である。
【図11】 本発明に係る構成例12の構成を模式的に
示す概略説明図である。
【図12】 本発明に係る構成例13の構成を模式的に
示す概略説明図である。
【図13】 本発明に係る構成例14の構成を模式的に
示す概略説明図である。
【図14】 本発明に係る構成例15の構成を模式的に
示す概略説明図である。
【図15】 構成例8〜11の着色層と6段プロセスの
比較例の色データとを比較して示すxy色度図である。
【図16】 1931CIExyz表色系の色度図であ
る。
【図17】 着色層の分光透過率を示すグラフ(a)及
び(b)である。
【図18】 本発明に係る電子機器の実施形態のブロッ
ク構成を示す概略構成図である。
【図19】 同電子機器の実施形態の外観を示す概略斜
視図である。
【図20】 従来の反射半透過型液晶パネルの構造を模
式的に示す概略断面図である。
【符号の説明】
200 液晶パネル 211 第1基板 212 反射層 212a 開口部 212b 反射部 214 着色層 215 表面保護層 216 透明電極 221 第2基板 222 透明電極 230 シール材 240,250 偏光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1335 520 G02F 1/1335 520 G09F 9/35 G09F 9/35 Fターム(参考) 2H042 AA09 AA15 AA26 2H048 BA02 BA45 BB02 BB07 BB08 BB10 BB37 BB42 2H091 FA02Y FA14Y FD06 GA01 KA10 5C094 AA07 AA08 BA43 DA13 EA06 EB02 ED03 ED11 FB01 JA01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気光学装置において、 一対の基板間に配置された電気光学物質層と、 前記一対の基板のうち一方の基板と前記電気光学物質層
    との間に配置された着色層と、 前記電気光学物質層および前記着色層を通過した光を反
    射する反射部と開口部とを有する反射層とを備え、 前記着色層は前記開口部上に配置されているとともに、
    前記反射部上の一部にのみ配置されていることを特徴と
    する電気光学装置。
  2. 【請求項2】 前記反射部の面積に対する前記着色層が
    配置されている前記反射部の面積の比は、前記開口部の
    面積に対する前記着色層が配置されている前記開口部の
    面積の比よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載
    の電気光学装置。
  3. 【請求項3】 前記着色層は前記開口部を完全に覆うよ
    うに配置されていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の電気光学装置。
  4. 【請求項4】 前記着色層は前記開口部上から前記開口
    部周囲の前記反射部上に張り出すように配置されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気光
    学装置。
  5. 【請求項5】 電気光学装置において、 一対の表示用電極と、 前記一対の表示用電極の間に配置された電気光学物質層
    と、 前記一対の表示用電極の平面的な重なり領域に対応して
    配設された複数の画素と、 各々の前記画素内に配置された着色層と、 各々の前記画素内に配置され、前記電気光学物質層およ
    び前記着色層を通過した光を反射する反射部と開口部と
    を有する反射層とを備え、 前記着色層は前記開口部上に配置されているとともに、
    前記反射部上の一部に配置されていることを特徴とする
    電気光学装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の画素のそれぞれに対応する前
    記開口部の面積は、互いに実質的に同一であり、前記複
    数の画素の少なくとも一つに対応する前記着色層の面積
    は、その他の前記複数の画素に対応する前記着色層の面
    積とは異なることを特徴とする請求項5に記載の電気光
    学装置。
  7. 【請求項7】 電気光学装置において、 複数の画素上に配置された電気光学物質層と、 前記画素上に配置された、相互に異なる色を有する複数
    種類の着色層と、 各々の前記画素上に配置され、前記電気光学物質層およ
    び前記着色層を通過した光を反射する反射部と開口部と
    を有する反射層とを備え、 前記着色層は前記開口部及び前記反射部上に配置されて
    いるとともに、前記複数種類の着色層のうちの少なくと
    も一種の前記着色層が前記反射部上の一部にのみ配置さ
    れていることを特徴とする電気光学装置。
  8. 【請求項8】 前記反射層の開口部の面積は、異なる色
    の前記着色層を備えた前記画素間で同一に構成されてい
    ることを特徴とする請求項7に記載の電気光学装置。
  9. 【請求項9】 前記着色層の前記反射部上の被覆面積率
    は、少なくとも2つの異なる色の前記着色層を備えた前
    記画素間で異なることを特徴とする請求項7に記載の電
    気光学装置。
  10. 【請求項10】 赤、緑、青の各色の前記着色層を備
    え、緑の前記着色層の前記被覆面積率は赤及び青の前記
    着色層の前記被覆面積率よりも小さいことを特徴とする
    請求項9に記載の電気光学装置。
  11. 【請求項11】 緑の前記着色層の前記被覆面積率は3
    0〜50%であり、赤及び青の前記着色層の前記被覆面
    積率は60〜100%であることを特徴とする請求項1
    0に記載の電気光学装置。
  12. 【請求項12】 前記反射部は前記開口部の全周囲に配
    置されていることを特徴とする請求項1、5又は7に記
    載の電気光学装置。
  13. 【請求項13】 前記開口部による前記反射層に対する
    開口率は、30〜70%であることを特徴とする請求項
    1、5又は7に記載の電気光学装置。
  14. 【請求項14】 請求項1、5又は7に記載の電気光学
    装置と、該電気光学装置を制御する制御手段とを有する
    ことを特徴とする電子機器。
  15. 【請求項15】 カラーフィルタ基板において、 基板と、 前記基板上に配置され、光を反射する反射部と開口部と
    を有する反射層と、 前記基板上に配置された着色層とを備え、 前記着色層は前記開口部上に配置されるとともに、前記
    反射部上の一部にのみ配置されていることを特徴とする
    カラーフィルタ基板。
  16. 【請求項16】 カラーフィルタ基板において、 画素が設定された基板と、 前記画素に合わせて前記基板上に配置された着色層と、 前記画素に合わせて前記基板上に配置され、光を反射す
    る反射部と開口部とを有する反射層とを備え、 前記着色層は前記開口部上に配置されるとともに、前記
    反射部上の少なくとも一部に配置されていることを特徴
    とするカラーフィルタ基板。
  17. 【請求項17】 カラーフィルタ基板において、 画素が設定された基板と、 前記画素に合わせて前記基板上に配置された、相互に異
    なる色を有する複数種類の着色層と、 前記画素に合わせて前記基板上に配置され、光を反射す
    る反射部と開口部とを有する反射層とを備え、 前記着色層は前記開口部及び前記反射部上に配置される
    とともに、前記複数種類の着色層のうちの少なくとも一
    種の前記着色層が前記反射部上の一部にのみ配置されて
    いることを特徴とするカラーフィルタ基板。
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