JP2003107278A - 光モジュール及び光モジュールの作製方法 - Google Patents
光モジュール及び光モジュールの作製方法Info
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- G02B6/28—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
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- G02B6/32—Optical coupling means having lens focusing means positioned between opposed fibre ends
- G02B6/325—Optical coupling means having lens focusing means positioned between opposed fibre ends comprising a transparent member, e.g. window, protective plate
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ファイバの光軸が調整された光ファイバモ
ジュールおよびこのモジュールを作製する方法を提供す
る。 【解決手段】 光分割手段12で分割された物体光を光
ファイバ23に入射せしめ、光ファイバ23から出射し
た物体光をホトリフラクティブポリマー層6に入射せし
める。一方、光分割手段12で分割された参照光を反対
側からホトリフラクティブポリマー層6に照射する。す
ると、ホトリフラクティブポリマー層6において物体光
と参照光とが重なり合って光強度の強弱に対応した干渉
縞が回折格子4としてホトリフラクティブポリマー層6
に記録される。この回折格子4は光ファイバ23から出
射した物体光を参照光の方向に、即ち、光ファイバ23
の光軸と平行に出射する特性を発揮する。
ジュールおよびこのモジュールを作製する方法を提供す
る。 【解決手段】 光分割手段12で分割された物体光を光
ファイバ23に入射せしめ、光ファイバ23から出射し
た物体光をホトリフラクティブポリマー層6に入射せし
める。一方、光分割手段12で分割された参照光を反対
側からホトリフラクティブポリマー層6に照射する。す
ると、ホトリフラクティブポリマー層6において物体光
と参照光とが重なり合って光強度の強弱に対応した干渉
縞が回折格子4としてホトリフラクティブポリマー層6
に記録される。この回折格子4は光ファイバ23から出
射した物体光を参照光の方向に、即ち、光ファイバ23
の光軸と平行に出射する特性を発揮する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバブロッ
クと回折格子を備えた光モジュールとその作製方法に関
する。
クと回折格子を備えた光モジュールとその作製方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバブロックとマイクロレンズ基
板とを結合した光モジュールが光通信用デバイスとして
用いられている。この光モジュールは発光素子からの光
を光ファイバを介してマイクロレンズに入射せしめてコ
リメート光として取り出したり、コリメートされた光を
マイクロレンズを介して光ファイバに入射せしめるもの
であり、具体的な構造を図8(a)〜(c)に示す。
板とを結合した光モジュールが光通信用デバイスとして
用いられている。この光モジュールは発光素子からの光
を光ファイバを介してマイクロレンズに入射せしめてコ
リメート光として取り出したり、コリメートされた光を
マイクロレンズを介して光ファイバに入射せしめるもの
であり、具体的な構造を図8(a)〜(c)に示す。
【0003】図8(a)に示す光モジュールは、光ファ
イバ101を挿着した光ファイバブロック102とマイ
クロレンズ103を形成したマイクロレンズ基板104
が透明スペーサ105を介して一体化され、同図(b)
に示す光モジュールは、光ファイバブロック102がマ
イクロレンズ基板104に直接固着され、同図(c)に
示す光モジュールは、ベース106に光ファイバブロッ
ク102とマイクロレンズ基板104とが固着されてい
る。
イバ101を挿着した光ファイバブロック102とマイ
クロレンズ103を形成したマイクロレンズ基板104
が透明スペーサ105を介して一体化され、同図(b)
に示す光モジュールは、光ファイバブロック102がマ
イクロレンズ基板104に直接固着され、同図(c)に
示す光モジュールは、ベース106に光ファイバブロッ
ク102とマイクロレンズ基板104とが固着されてい
る。
【0004】また、図9は光ファイバブロック102に
複数の光ファイバ101を挿着し、マイクロレンズ基板
104に上記複数の光ファイバ101に対応した複数の
マイクロレンズ103を形成しており、この構成は例え
ば特開平2−123301号公報に開示されている。
複数の光ファイバ101を挿着し、マイクロレンズ基板
104に上記複数の光ファイバ101に対応した複数の
マイクロレンズ103を形成しており、この構成は例え
ば特開平2−123301号公報に開示されている。
【0005】前記マイクロレンズ基板104は、ガラス
基板の表面にマスクを介してイオン交換して屈折率の異
なる領域を形成する方法、エッチングによって形成した
凹部に高屈折率樹脂を埋め込む方法、紫外線硬化樹脂を
ガラス基板の表面にプレス成形する2P成形法更にはゾ
ルゲル法などによって製作される。
基板の表面にマスクを介してイオン交換して屈折率の異
なる領域を形成する方法、エッチングによって形成した
凹部に高屈折率樹脂を埋め込む方法、紫外線硬化樹脂を
ガラス基板の表面にプレス成形する2P成形法更にはゾ
ルゲル法などによって製作される。
【0006】一方、光ファイバブロック102はシリコ
ン基板などに一定間隔でV溝を形成し、これらV溝内に
光ファイバを固定している。またこの構造以外にステン
レス基板やガラス基板に予め孔を形成しておき、この孔
に光ファイバを挿入固定したものも知られている。
ン基板などに一定間隔でV溝を形成し、これらV溝内に
光ファイバを固定している。またこの構造以外にステン
レス基板やガラス基板に予め孔を形成しておき、この孔
に光ファイバを挿入固定したものも知られている。
【0007】光モジュールは、光ファイバとマイクロレ
ンズの光軸が一致していることが通信精度を向上する上
で不可欠であり、光軸がずれていると図8及び図9に示
すように物体光が光軸と平行にならない。
ンズの光軸が一致していることが通信精度を向上する上
で不可欠であり、光軸がずれていると図8及び図9に示
すように物体光が光軸と平行にならない。
【0008】このようなモジュールの光軸調整法とし
て、特開平9−061666号公報に開示される方法が
提案されている。この先行技術には、光ファイバブロッ
クおよびコリメーションレンズアレイ(マイクロレンズ
基板)の配列ピッチと同配列ピッチのメッシュ状パター
ンを有するマスクを光ビーム形状を検出する検出器の前
に置き、光ファイバブロックを介してコリメーションレ
ンズアレイに入射せしめ、更にコリメーションレンズア
レイから出射してきた光のうち、前記マスクに遮られず
に通過してきた光を検出器で感知し、各光ファイバに相
当する光ビームの形状が均等になるように光ファイバブ
ロックおよびコリメーションレンズアレイの相対位置を
調整するようにしたものである。
て、特開平9−061666号公報に開示される方法が
提案されている。この先行技術には、光ファイバブロッ
クおよびコリメーションレンズアレイ(マイクロレンズ
基板)の配列ピッチと同配列ピッチのメッシュ状パター
ンを有するマスクを光ビーム形状を検出する検出器の前
に置き、光ファイバブロックを介してコリメーションレ
ンズアレイに入射せしめ、更にコリメーションレンズア
レイから出射してきた光のうち、前記マスクに遮られず
に通過してきた光を検出器で感知し、各光ファイバに相
当する光ビームの形状が均等になるように光ファイバブ
ロックおよびコリメーションレンズアレイの相対位置を
調整するようにしたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−06166
6号公報に限らず従来の光軸調整方法は、いずれも光フ
ァイバブロックまたはマイクロレンズ基板のいずれか一
方を動かすことで調整を行うので、特別な移動装置を必
要とし、また調整自体も極めてラフになってしまう。
6号公報に限らず従来の光軸調整方法は、いずれも光フ
ァイバブロックまたはマイクロレンズ基板のいずれか一
方を動かすことで調整を行うので、特別な移動装置を必
要とし、また調整自体も極めてラフになってしまう。
【0010】特に、光モジュールには多数の光ファイバ
と多数のマイクロレンズとを結合したものがあり、マイ
クロレンズ基板については比較的高精度に多数のマイク
ロレンズを1次元または2次元状に配列することができ
るが、光ファイバブロックについては、溝を形成したり
孔を穿設する工程が必須であり、また、光ファイバ自身
の外径のばらつき、光ファイバ外径に対するコア位置の
ばらつきがあるので高精度に多数の光ファイバを1次元
または2次元状に配列することができない。
と多数のマイクロレンズとを結合したものがあり、マイ
クロレンズ基板については比較的高精度に多数のマイク
ロレンズを1次元または2次元状に配列することができ
るが、光ファイバブロックについては、溝を形成したり
孔を穿設する工程が必須であり、また、光ファイバ自身
の外径のばらつき、光ファイバ外径に対するコア位置の
ばらつきがあるので高精度に多数の光ファイバを1次元
または2次元状に配列することができない。
【0011】また、多数の光ファイバからなる光ファイ
バブロックにあっては、図8に示したように、個々の光
ファイバのズレの方向及び量がまちまちであり、1つの
光ファイバに合わせて光軸調整しても、他の光ファイバ
の光軸調整が悪化することが生じる。
バブロックにあっては、図8に示したように、個々の光
ファイバのズレの方向及び量がまちまちであり、1つの
光ファイバに合わせて光軸調整しても、他の光ファイバ
の光軸調整が悪化することが生じる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
第1発明に係る光モジュールは、光ファイバが保持され
た光ファイバブロックと、この光ファイバブロックに一
面が密接する透明ブロックとを備え、この透明ブロック
の光ファイバブロックと反対側面に回折格子が設けら
れ、この回折格子は前記光ファイバから出射する一方の
光学系からの光を他方の光学系に向けて光ファイバの光
軸と平行または所定の角度で出射せしめるか、または他
方の光学系から入射した光を光ファイバ端面に向けて集
光する構成とした。
第1発明に係る光モジュールは、光ファイバが保持され
た光ファイバブロックと、この光ファイバブロックに一
面が密接する透明ブロックとを備え、この透明ブロック
の光ファイバブロックと反対側面に回折格子が設けら
れ、この回折格子は前記光ファイバから出射する一方の
光学系からの光を他方の光学系に向けて光ファイバの光
軸と平行または所定の角度で出射せしめるか、または他
方の光学系から入射した光を光ファイバ端面に向けて集
光する構成とした。
【0013】また第2発明に係る光モジュールは、光フ
ァイバが保持された光ファイバブロックと、この光ファ
イバブロックと所定距離離間して配置される透明ブロッ
クとを備え、この透明ブロックの光ファイバブロックと
対向する面に回折格子が設けられ、この回折格子は前記
光ファイバから出射する一方の光学系からの光を他方の
光学系に向けて光ファイバの光軸と平行または所定の角
度で出射せしめるか、または他方の光学系から入射した
光を光ファイバ端面に向けて集光する構成とした。
ァイバが保持された光ファイバブロックと、この光ファ
イバブロックと所定距離離間して配置される透明ブロッ
クとを備え、この透明ブロックの光ファイバブロックと
対向する面に回折格子が設けられ、この回折格子は前記
光ファイバから出射する一方の光学系からの光を他方の
光学系に向けて光ファイバの光軸と平行または所定の角
度で出射せしめるか、または他方の光学系から入射した
光を光ファイバ端面に向けて集光する構成とした。
【0014】前記光ファイバが複数の場合、回折格子も
光ファイバに対応して複数とされるが、個々の光ファイ
バの位置ズレに対応するため、個々の回折格子の屈折率
が相違する。
光ファイバに対応して複数とされるが、個々の光ファイ
バの位置ズレに対応するため、個々の回折格子の屈折率
が相違する。
【0015】回折格子は例えばホトリフラクティブ(光
屈折率)材料から構成される。この回折格子は本発明の
場合、個々の光ファイバごとに特性が変更できるので、
個々に光軸調整を行ったと同一の結果が得られる。
屈折率)材料から構成される。この回折格子は本発明の
場合、個々の光ファイバごとに特性が変更できるので、
個々に光軸調整を行ったと同一の結果が得られる。
【0016】また、本発明に係る光モジュールの作製方
法は、光ファイバが保持された光ファイバブロックと、
一面にホトリフラクティブ材料層を形成した透明ブロッ
クとを当該ホトリフラクティブ材料層が光ファイバと反
対側になるように密接せしめ、またレーザ光源からのレ
ーザ光を物体光と参照光に分割し、物体光を光ファイバ
ブロックに保持された光ファイバに入射せしめ、この光
ファイバからの物体光と前記参照光とを前記ホトリフラ
クティブ材料層において重ね合わせ、この重ね合せによ
って生じる光強度の強弱に対応する回折格子を前記ホト
リフラクティブ材料層に形成する。
法は、光ファイバが保持された光ファイバブロックと、
一面にホトリフラクティブ材料層を形成した透明ブロッ
クとを当該ホトリフラクティブ材料層が光ファイバと反
対側になるように密接せしめ、またレーザ光源からのレ
ーザ光を物体光と参照光に分割し、物体光を光ファイバ
ブロックに保持された光ファイバに入射せしめ、この光
ファイバからの物体光と前記参照光とを前記ホトリフラ
クティブ材料層において重ね合わせ、この重ね合せによ
って生じる光強度の強弱に対応する回折格子を前記ホト
リフラクティブ材料層に形成する。
【0017】また、本発明に係る光モジュールの別の作
製方法は、光ファイバが保持された光ファイバブロック
と、一面にホトリフラクティブ材料層を形成した透明ブ
ロックとを当該ホトリフラクティブ材料層が光ファイバ
ブロックと対向するように一定の間隔をあけて配置し、
またレーザ光源からのレーザ光を物体光と参照光に分割
し、物体光を光ファイバブロックに保持された光ファイ
バに入射せしめ、この光ファイバからの物体光と前記参
照光とを前記ホトリフラクティブ材料層において重ね合
わせ、この重ね合せによって生じる光強度の強弱に対応
する回折格子を前記ホトリフラクティブ材料層に形成す
る。
製方法は、光ファイバが保持された光ファイバブロック
と、一面にホトリフラクティブ材料層を形成した透明ブ
ロックとを当該ホトリフラクティブ材料層が光ファイバ
ブロックと対向するように一定の間隔をあけて配置し、
またレーザ光源からのレーザ光を物体光と参照光に分割
し、物体光を光ファイバブロックに保持された光ファイ
バに入射せしめ、この光ファイバからの物体光と前記参
照光とを前記ホトリフラクティブ材料層において重ね合
わせ、この重ね合せによって生じる光強度の強弱に対応
する回折格子を前記ホトリフラクティブ材料層に形成す
る。
【0018】前記参照光としては、透明ブロック全体の
有効面積をカバーする光束断面積を有するコリメート光
とするか、透明ブロックに形成される個々の回折格子の
有効面積をカバーする光束断面積を有するコリメート光
とする。
有効面積をカバーする光束断面積を有するコリメート光
とするか、透明ブロックに形成される個々の回折格子の
有効面積をカバーする光束断面積を有するコリメート光
とする。
【0019】尚、個々の回折格子の有効面積をカバーす
るような分割された参照光とするには、前記とはマイク
ロレンズアレイを用意し、このマイクロレンズアレイに
別の光ファイバブロックを用いて参照光を入射し、前記
マイクロレンズアレイの各マイクロレンズを介して、光
モジュールを構成する個々の回折格子に有効面積をカバ
ーする光束断面積のコリメート光を照射する。
るような分割された参照光とするには、前記とはマイク
ロレンズアレイを用意し、このマイクロレンズアレイに
別の光ファイバブロックを用いて参照光を入射し、前記
マイクロレンズアレイの各マイクロレンズを介して、光
モジュールを構成する個々の回折格子に有効面積をカバ
ーする光束断面積のコリメート光を照射する。
【0020】なお、前記コリメートされた参照光のガウ
シアンビームウエストを、形成される回折格子から所定
距離離れた位置とし、また、前記参照光は形成される回
折格子から所定距離離れた位置から発散する発散球面波
とすることが好ましい。
シアンビームウエストを、形成される回折格子から所定
距離離れた位置とし、また、前記参照光は形成される回
折格子から所定距離離れた位置から発散する発散球面波
とすることが好ましい。
【0021】上記した構成とすることで、光ファイバと
光軸との間に多少のずれがあっても、回折格子によって
光束の方向を偏向させ、所望の方向に物体光を射出せし
めることができる。また、個々の回折格子は予め固定さ
れた光ファイバを前提に、参照光を用いて記録されるの
で、個々のズレに対応して物体光を参照光の方向に偏向
させることができる。したがって、特に光ファイバブロ
ックでの光ファイバの配列精度が必ずしも正確でなくと
も、方向の揃ったビームアレイを射出させることができ
る。しかも複数の光ファイバとそれに対応する複数の回
折格子について、同時に且つ個々に調整ができる。
光軸との間に多少のずれがあっても、回折格子によって
光束の方向を偏向させ、所望の方向に物体光を射出せし
めることができる。また、個々の回折格子は予め固定さ
れた光ファイバを前提に、参照光を用いて記録されるの
で、個々のズレに対応して物体光を参照光の方向に偏向
させることができる。したがって、特に光ファイバブロ
ックでの光ファイバの配列精度が必ずしも正確でなくと
も、方向の揃ったビームアレイを射出させることができ
る。しかも複数の光ファイバとそれに対応する複数の回
折格子について、同時に且つ個々に調整ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図1(a)及び(b)は本発明に係る光モジュー
ルのうち、光ファイバとマイクロレンズが単数の場合の
一例を示す断面図であり、図1(a)に示す光モジュー
ル1は、光ファイバブロック2と透明ブロック3を密接
して構成され、光ファイバブロック2はシリコン基板2
1に溝または孔22を形成し、この溝または孔22に単
一モード光ファイバ23を固定している。光ファイバブ
ロック2としてはこの構造に限らず、例えば、ステンレ
ス基板やガラス基板に予め孔を形成しておき、この孔に
光ファイバを挿入固定するものでもよい。
する。図1(a)及び(b)は本発明に係る光モジュー
ルのうち、光ファイバとマイクロレンズが単数の場合の
一例を示す断面図であり、図1(a)に示す光モジュー
ル1は、光ファイバブロック2と透明ブロック3を密接
して構成され、光ファイバブロック2はシリコン基板2
1に溝または孔22を形成し、この溝または孔22に単
一モード光ファイバ23を固定している。光ファイバブ
ロック2としてはこの構造に限らず、例えば、ステンレ
ス基板やガラス基板に予め孔を形成しておき、この孔に
光ファイバを挿入固定するものでもよい。
【0023】透明ブロック3の光ファイバブロック2と
反対側面には回折格子4を設け、物体光が光軸と平行に
出射するようにしている。本実施例では回折格子4は物
体光の光路を光軸と平行にするとともに平行光として出
射する集光レンズとしての作用も発揮する。
反対側面には回折格子4を設け、物体光が光軸と平行に
出射するようにしている。本実施例では回折格子4は物
体光の光路を光軸と平行にするとともに平行光として出
射する集光レンズとしての作用も発揮する。
【0024】また、図1(b)に示す光モジュール1
は、ベース5に光ファイバブロック2と透明ブロック3
とを固着し、透明ブロック3の光ファイバ23の出射端
に対向する面に回折格子4を設けている。
は、ベース5に光ファイバブロック2と透明ブロック3
とを固着し、透明ブロック3の光ファイバ23の出射端
に対向する面に回折格子4を設けている。
【0025】上記の回折格子4を形成する手段を図2に
基づいて説明する。光モジュール1としては図1(a)
に示したものを例にとる。先ず、透明ブロック3と光フ
ァイバブロック2とを密着せしめる。また、透明ブロッ
ク3の光ファイバブロック2とは反対側面には予めホト
リフラクティブポリマー層6を形成しておく。ホトリフ
ラクティブポリマー層6は照射光の強度に応じて屈折率
が変化し、光照射停止後その変化が固定される特性を有
している材料である。このような特性を有しているホト
リフラクティブ(光屈折率)材料であれば、他の材料を
用いることもできる。
基づいて説明する。光モジュール1としては図1(a)
に示したものを例にとる。先ず、透明ブロック3と光フ
ァイバブロック2とを密着せしめる。また、透明ブロッ
ク3の光ファイバブロック2とは反対側面には予めホト
リフラクティブポリマー層6を形成しておく。ホトリフ
ラクティブポリマー層6は照射光の強度に応じて屈折率
が変化し、光照射停止後その変化が固定される特性を有
している材料である。このような特性を有しているホト
リフラクティブ(光屈折率)材料であれば、他の材料を
用いることもできる。
【0026】また、図2において、11は発光源である
半導体レーザ、12は半導体レーザからのレーザ光を物
体光と参照光に分割する光分割手段、13は参照光を光
軸に平行な光にして物体光と反対側からホトリフラクテ
ィブポリマー層6に入射せしめるレンズである。
半導体レーザ、12は半導体レーザからのレーザ光を物
体光と参照光に分割する光分割手段、13は参照光を光
軸に平行な光にして物体光と反対側からホトリフラクテ
ィブポリマー層6に入射せしめるレンズである。
【0027】前記参照光はレンズ13にてホトリフラク
ティブポリマー層6に形成される回折格子4の有効面積
をカバーする光束断面積を有するコリメート光とされ、
またコリメートされた参照光のガウシアンビームのビー
ムウエストは、ホトリフラクティブポリマー層6から所
定距離離れた位置となるようにされ、更に参照光はホト
リフラクティブポリマー層6から所定距離離れた位置か
ら発散する発散球面波である。
ティブポリマー層6に形成される回折格子4の有効面積
をカバーする光束断面積を有するコリメート光とされ、
またコリメートされた参照光のガウシアンビームのビー
ムウエストは、ホトリフラクティブポリマー層6から所
定距離離れた位置となるようにされ、更に参照光はホト
リフラクティブポリマー層6から所定距離離れた位置か
ら発散する発散球面波である。
【0028】このように、光分割手段12で分割された
物体光を光ファイバ23に入射せしめ、光ファイバ23
から出射した物体光をホトリフラクティブポリマー層6
に入射せしめる。一方、光分割手段12で分割された参
照光を反対側からホトリフラクティブポリマー層6に照
射する。
物体光を光ファイバ23に入射せしめ、光ファイバ23
から出射した物体光をホトリフラクティブポリマー層6
に入射せしめる。一方、光分割手段12で分割された参
照光を反対側からホトリフラクティブポリマー層6に照
射する。
【0029】すると、ホトリフラクティブポリマー層6
において物体光と参照光とが重なり合って干渉縞が形成
される。この干渉縞は光強度の強弱に対応するものであ
り、前記したようにホトリフラクティブポリマーは照射
光の強度に応じて屈折率が変化し、その変化が照射光停
止後も固定される特性を有しているので、干渉縞に対応
する回折格子4がホトリフラクティブポリマー層6に記
録される。
において物体光と参照光とが重なり合って干渉縞が形成
される。この干渉縞は光強度の強弱に対応するものであ
り、前記したようにホトリフラクティブポリマーは照射
光の強度に応じて屈折率が変化し、その変化が照射光停
止後も固定される特性を有しているので、干渉縞に対応
する回折格子4がホトリフラクティブポリマー層6に記
録される。
【0030】このようにして記録された回折格子4は光
ファイバ23から出射した物体光を参照光の方向に、即
ち、光ファイバ23の光軸と平行に出射する特性を発揮
する。(ホログラフィの原理に従って、物体光と参照光
で記録された回折格子は、物体光が入射したとき、それ
を元の参照光の方向に回折することになる。)なお、図
1(b)に示した光モジュールも同様の方法にて作製さ
れる。
ファイバ23から出射した物体光を参照光の方向に、即
ち、光ファイバ23の光軸と平行に出射する特性を発揮
する。(ホログラフィの原理に従って、物体光と参照光
で記録された回折格子は、物体光が入射したとき、それ
を元の参照光の方向に回折することになる。)なお、図
1(b)に示した光モジュールも同様の方法にて作製さ
れる。
【0031】図3は本発明に係る光モジュールのうち、
光ファイバとマイクロレンズが複数の場合の断面図、図
4は図3のA−A方向矢示図であり、この実施例にあっ
ては光ファイバブロック2に1次元または2次元に配列
された光ファイバ23を保持し、光ファイバブロック2
の一面側に透明ブロック3を密着せしめ、この透明ブロ
ック3に各光ファイバ23に対応する回折格子4を設け
ている。なお、光モジュールとしては図1(b)に示し
た構成のものでもよい。
光ファイバとマイクロレンズが複数の場合の断面図、図
4は図3のA−A方向矢示図であり、この実施例にあっ
ては光ファイバブロック2に1次元または2次元に配列
された光ファイバ23を保持し、光ファイバブロック2
の一面側に透明ブロック3を密着せしめ、この透明ブロ
ック3に各光ファイバ23に対応する回折格子4を設け
ている。なお、光モジュールとしては図1(b)に示し
た構成のものでもよい。
【0032】光ファイバ23が複数の場合、光ファイバ
23のズレは各々異なっているので、各ファイバ23か
ら出射する物体光を光軸と平行にする各々の回折格子4
も各部分で特性が異なっている。
23のズレは各々異なっているので、各ファイバ23か
ら出射する物体光を光軸と平行にする各々の回折格子4
も各部分で特性が異なっている。
【0033】図5は図3の光モジュールの作製方法を説
明した図であり、この作製方法にあっては、光分割手段
7で分割された物体光を光ファイバ8を介してファイバ
ブロック2の各光ファイバ23に入射せしめ、一方、参
照光については光分割手段9及びマイクロレンズアレイ
10を介してホトリフラクティブポリマー層6に入射せ
しめ、前記実施例と同様に、ホトリフラクティブポリマ
ー層6において、物体光と参照光との干渉縞に対応する
回折格子4を形成する。
明した図であり、この作製方法にあっては、光分割手段
7で分割された物体光を光ファイバ8を介してファイバ
ブロック2の各光ファイバ23に入射せしめ、一方、参
照光については光分割手段9及びマイクロレンズアレイ
10を介してホトリフラクティブポリマー層6に入射せ
しめ、前記実施例と同様に、ホトリフラクティブポリマ
ー層6において、物体光と参照光との干渉縞に対応する
回折格子4を形成する。
【0034】図示例では、参照光の光束断面積をホトリ
フラクティブポリマー層6の各回折格子4の有効面積を
カバーするようにしているが、マイクロレンズアレイ1
0の代わりに1つのコリメートレンズを用いてホトリフ
ラクティブポリマー層6全体の有効面積をカバーする光
束断面積を有するコリメート光としてもよい。
フラクティブポリマー層6の各回折格子4の有効面積を
カバーするようにしているが、マイクロレンズアレイ1
0の代わりに1つのコリメートレンズを用いてホトリフ
ラクティブポリマー層6全体の有効面積をカバーする光
束断面積を有するコリメート光としてもよい。
【0035】図6は光モジュールの別実施例を示す図で
あり、この実施例にあっては、透明ブロック3の外側に
透明カバー15を配置し、回折格子4を保護している。
なお、この場合、回折格子4の外側をハーメチックシー
ル材16で封止している。
あり、この実施例にあっては、透明ブロック3の外側に
透明カバー15を配置し、回折格子4を保護している。
なお、この場合、回折格子4の外側をハーメチックシー
ル材16で封止している。
【0036】以上の実施例では、回折格子を形成するこ
とで、光モジュール1から出射する物体光が光軸と平行
になる例を示したが、本発明によれば積極的に光軸に対
し所定の角度で物体光を出射せしめることができる。即
ち、図7は光モジュールの作製方法の別実施例を説明し
た図であり、この実施例では参照光を光ファイバ23の
光軸に対して所定の角度をもって入射せしめている。回
折格子4を記録形成するときの参照光が実使用状態で出
射する光と同一方向になるので、参照光を所定の角度で
入射せしめれば当該入射角に対応した回折格子4が形成
される。
とで、光モジュール1から出射する物体光が光軸と平行
になる例を示したが、本発明によれば積極的に光軸に対
し所定の角度で物体光を出射せしめることができる。即
ち、図7は光モジュールの作製方法の別実施例を説明し
た図であり、この実施例では参照光を光ファイバ23の
光軸に対して所定の角度をもって入射せしめている。回
折格子4を記録形成するときの参照光が実使用状態で出
射する光と同一方向になるので、参照光を所定の角度で
入射せしめれば当該入射角に対応した回折格子4が形成
される。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
回折格子によって光束の方向を偏向させ且つ集光するこ
とで、レンズを用いることなく所望の方向に物体光を平
行光として射出せしめることができる。また、個々の回
折格子は予め固定された光ファイバを前提に、参照光を
用いて記録されるので、光ファイバの個々のズレに対応
して物体光を参照光の方向に偏向させることができる。
したがって、特に光ファイバブロックでの光ファイバの
配列精度が必ずしも正確でなくとも、方向の揃ったビー
ムを射出させることができる。
回折格子によって光束の方向を偏向させ且つ集光するこ
とで、レンズを用いることなく所望の方向に物体光を平
行光として射出せしめることができる。また、個々の回
折格子は予め固定された光ファイバを前提に、参照光を
用いて記録されるので、光ファイバの個々のズレに対応
して物体光を参照光の方向に偏向させることができる。
したがって、特に光ファイバブロックでの光ファイバの
配列精度が必ずしも正確でなくとも、方向の揃ったビー
ムを射出させることができる。
【0038】特に、光ファイバブロックが多数の光ファ
イバを保持している場合でも、個々の光ファイバのズレ
に対応した個別の回折格子が同時に作製されるので、極
めて効果的である。
イバを保持している場合でも、個々の光ファイバのズレ
に対応した個別の回折格子が同時に作製されるので、極
めて効果的である。
【図1】(a)及び(b)は本発明に係る光モジュール
のうち、光ファイバとマイクロレンズが単数の場合の一
例を示す断面図
のうち、光ファイバとマイクロレンズが単数の場合の一
例を示す断面図
【図2】図1(a)に示す光モジュールの作製方法を説
明した図
明した図
【図3】本発明に係る光モジュールのうち、光ファイバ
とマイクロレンズが複数の場合の一例を示す断面図
とマイクロレンズが複数の場合の一例を示す断面図
【図4】図3のA−A方向矢示図
【図5】図3に示す光モジュールの作製方法を説明した
図
図
【図6】光モジュールの別実施例を示す図
【図7】光モジュールの作製方法の別実施例を説明した
図
図
【図8】従来の光モジュールの不具合を説明した図
【図9】従来の光モジュールの不具合を説明した図
1…光モジュール、2…光ファイバブロック、21…シ
リコン基板、22…溝又は孔、23…光ファイバ、3…
透明ブロック、4…回折格子、5…ベース、6…ホトリ
フラクティブポリマー層、7…光分割手段、8…光ファ
イバ、9…光分割手段、10…マイクロレンズアレイ、
11…半導体レーザ、12…光分割手段、13…レン
ズ、15…カバー、16…ハーメチック材。
リコン基板、22…溝又は孔、23…光ファイバ、3…
透明ブロック、4…回折格子、5…ベース、6…ホトリ
フラクティブポリマー層、7…光分割手段、8…光ファ
イバ、9…光分割手段、10…マイクロレンズアレイ、
11…半導体レーザ、12…光分割手段、13…レン
ズ、15…カバー、16…ハーメチック材。
Claims (12)
- 【請求項1】 一方の光学系から入射した光を他方の光
学系に向けて出射する光モジュールにおいて、この光モ
ジュールは、光ファイバが保持された光ファイバブロッ
クと、この光ファイバブロックに一面が密接する透明ブ
ロックとを備え、この透明ブロックの光ファイバブロッ
クと反対側面に回折格子が設けられ、この回折格子は前
記光ファイバから出射する一方の光学系からの光を他方
の光学系に向けて光ファイバの光軸と平行または所定の
角度で出射せしめるか、または他方の光学系から入射し
た光を光ファイバ端面に向けて集光する構成であること
を特徴とする光モジュール。 - 【請求項2】 一方の光学系から入射した光を他方の光
学系に向けて出射する光モジュールにおいて、この光モ
ジュールは、光ファイバが保持された光ファイバブロッ
クと、この光ファイバブロックと所定距離離間して配置
される透明ブロックとを備え、この透明ブロックの光フ
ァイバブロックと対向する面に回折格子が設けられ、こ
の回折格子は前記光ファイバから出射する一方の光学系
からの光を他方の光学系に向けて光ファイバの光軸と平
行または所定の角度で出射せしめるか、または他方の光
学系から入射した光を光ファイバ端面に向けて集光する
構成であることを特徴とする光モジュール。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の光モジ
ュールにおいて、前記光ファイバブロックには1本の光
ファイバが保持され、前記透明ブロックには当該1本の
光ファイバに対応する1つの回折格子が形成されている
ことを特徴とする光モジュール。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の光モジ
ュールにおいて、前記光ファイバブロックには複数の光
ファイバが1次元または2次元状に配列保持され、前記
透明ブロックには当該複数の光ファイバに対応する回折
格子が1次元または2次元状に配列形成されていること
を特徴とする光モジュール。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4に記載の光モジュ
ールにおいて、前記光ファイバブロック及び透明ブロッ
クはベースに固着されていることを特徴とする光モジュ
ール。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5に記載の光モジュ
ールにおいて、前記回折格子は光の強度に応じて屈折率
が変化しそれが固定されるホトリフラクティブ材料から
なることを特徴とする光モジュール。 - 【請求項7】 一方の光学系から入射した光を他方の光
学系に向けて出射する光モジュールの作製方法であっ
て、光ファイバが保持された光ファイバブロックと、一
面にホトリフラクティブ材料層を形成した透明ブロック
とを当該ホトリフラクティブ材料層が光ファイバと反対
側になるように密接せしめ、またレーザ光源からのレー
ザ光を物体光と参照光に分割し、物体光を光ファイバブ
ロックに保持された光ファイバに入射せしめ、この光フ
ァイバからの物体光と前記参照光とを前記ホトリフラク
ティブ材料層において重ね合わせ、この重ね合せによっ
て生じる光強度の強弱に対応する回折格子を前記ホトリ
フラクティブ材料層に形成することを特徴とする光モジ
ュールの作製方法。 - 【請求項8】 一方の光学系から入射した光を他方の光
学系に向けて出射する光モジュールの作製方法であっ
て、光ファイバが保持された光ファイバブロックと、一
面にホトリフラクティブ材料層を形成した透明ブロック
とを当該ホトリフラクティブ材料層が光ファイバブロッ
クと対向するように一定の間隔をあけて配置し、またレ
ーザ光源からのレーザ光を物体光と参照光に分割し、物
体光を光ファイバブロックに保持された光ファイバに入
射せしめ、この光ファイバからの物体光と前記参照光と
を前記ホトリフラクティブ材料層において重ね合わせ、
この重ね合せによって生じる光強度の強弱に対応する回
折格子を前記ホトリフラクティブ材料層に形成すること
を特徴とする光モジュールの作製方法。 - 【請求項9】 請求項7または請求項8に記載の光モジ
ュールの作製方法において、前記参照光は透明ブロック
全体の有効面積をカバーする光束断面積を有するコリメ
ート光であることを特徴とする光モジュールの作製方
法。 - 【請求項10】 請求項7または請求項8に記載の光モ
ジュールの作製方法において、前記参照光は透明ブロッ
クの個々の回折格子の有効面積をカバーする光束断面積
を有するコリメート光であることを特徴とする光モジュ
ールの作製方法。 - 【請求項11】 請求項9または請求項10に記載の光
モジュールの作製方法において、前記コリメートされた
参照光のガウシアンビームウエストは、形成される回折
格子から所定距離離れた位置となるようにしたことを特
徴とする光モジュールの作製方法。 - 【請求項12】 請求項9または請求項10に記載の光
モジュールの作製方法において、前記参照光は形成され
る回折格子から所定距離離れた位置から発散する発散球
面波であることを特徴とする光モジュールの作製方法。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001299352A JP2003107278A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 光モジュール及び光モジュールの作製方法 |
CA002396410A CA2396410A1 (en) | 2001-07-31 | 2002-07-29 | Optical module and method of forming the optical module |
TW091117068A TW594087B (en) | 2001-07-31 | 2002-07-30 | Optical module and method of forming the optical module |
US10/209,780 US6847761B2 (en) | 2001-07-31 | 2002-07-31 | Optical module and method of forming the optical module |
EP02255366A EP1281992A3 (en) | 2001-07-31 | 2002-07-31 | Optical module and method for forming the optical module |
US10/256,764 US20030063859A1 (en) | 2001-09-28 | 2002-09-26 | Optical module and method of forming the optical module |
TW091122394A TW557379B (en) | 2001-09-28 | 2002-09-27 | Optical module and method of forming the optical module |
CA002405646A CA2405646A1 (en) | 2001-09-28 | 2002-09-27 | Optical module and method of forming the optical module |
EP02256770A EP1298468A3 (en) | 2001-09-28 | 2002-09-27 | Optical module and method of forming the optical module |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001299352A JP2003107278A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 光モジュール及び光モジュールの作製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003107278A true JP2003107278A (ja) | 2003-04-09 |
Family
ID=19120118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001299352A Pending JP2003107278A (ja) | 2001-07-31 | 2001-09-28 | 光モジュール及び光モジュールの作製方法 |
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---|---|
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EP (1) | EP1298468A3 (ja) |
JP (1) | JP2003107278A (ja) |
CA (1) | CA2405646A1 (ja) |
TW (1) | TW557379B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4198117A (en) * | 1976-12-28 | 1980-04-15 | Nippon Electric Co., Ltd. | Optical wavelength-division multiplexing and demultiplexing device |
US4111524A (en) * | 1977-04-14 | 1978-09-05 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Wavelength division multiplexer |
DE2916184A1 (de) * | 1979-04-21 | 1980-10-30 | Philips Patentverwaltung | Optischer leistungsteiler |
DE2916234A1 (de) * | 1979-04-21 | 1980-10-30 | Philips Patentverwaltung | Kopplungsvorrichtung zum ein- bzw. auskoppeln von optischen signalen in eine bzw. aus einer uebertragungsglasfaser |
US4836634A (en) * | 1980-04-08 | 1989-06-06 | Instruments Sa | Wavelength multiplexer/demultiplexer using optical fibers |
FR2519148B1 (fr) * | 1981-12-24 | 1985-09-13 | Instruments Sa | Selecteur de longueurs d'ondes |
FR2530393A1 (fr) * | 1982-07-16 | 1984-01-20 | Instruments Sa | Multiplexeur-demultiplexeur de longueurs d'ondes compact et a filtrage adaptable |
FR2543768A1 (fr) * | 1983-03-31 | 1984-10-05 | Instruments Sa | Multiplexeur-demultiplexeur de longueurs d'onde, et procede de realisation d'un tel ensemble |
DE3509132A1 (de) * | 1985-03-14 | 1986-09-18 | Fa. Carl Zeiss, 7920 Heidenheim | Wellenlaengenmultiplexer oder -demultiplexer |
FR2579333B1 (fr) * | 1985-03-20 | 1987-07-03 | Instruments Sa | Multiplexeur-demultiplexeur de longueurs d'ondes corrige des aberrations geometriques et chromatiques |
JPS61272774A (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-03 | Fujitsu Ltd | 光部品作製方法 |
GB2198548A (en) * | 1986-12-09 | 1988-06-15 | Stc Plc | Hologram manufacture |
US5412506A (en) * | 1992-03-09 | 1995-05-02 | At&T Corp. | Free-space optical interconnection arrangement |
US5999672A (en) * | 1997-12-13 | 1999-12-07 | Light Chip, Inc. | Integrated bi-directional dual axial gradient refractive index/diffraction grating wavelength division multiplexer |
US6289155B1 (en) * | 1997-12-13 | 2001-09-11 | Lightchip, Inc. | Wavelength division multiplexing/demultiplexing devices using dual high index of refraction crystalline lenses |
FR2779535B1 (fr) * | 1998-06-04 | 2000-09-01 | Instruments Sa | Multiplexeur compact |
US6108471A (en) * | 1998-11-17 | 2000-08-22 | Bayspec, Inc. | Compact double-pass wavelength multiplexer-demultiplexer having an increased number of channels |
US6415080B1 (en) * | 1999-09-03 | 2002-07-02 | Zolo Technologies, Inc. | Echelle grating dense wavelength division multiplexer/demultiplexer |
US6496616B2 (en) * | 2000-04-28 | 2002-12-17 | Confluent Photonics, Inc. | Miniature monolithic optical demultiplexer |
US6563977B1 (en) * | 2000-06-27 | 2003-05-13 | Bayspec, Inc. | Compact wavelength multiplexer-demultiplexer providing low polarization sensitivity |
US6978062B2 (en) * | 2001-02-21 | 2005-12-20 | Ibsen Photonics A/S | Wavelength division multiplexed device |
JP2003177272A (ja) * | 2001-12-12 | 2003-06-27 | Alps Electric Co Ltd | 光合分波器とその製造方法及び光合分波モジュール |
JP2004013113A (ja) * | 2002-06-11 | 2004-01-15 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光信号処理器 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001299352A patent/JP2003107278A/ja active Pending
-
2002
- 2002-09-26 US US10/256,764 patent/US20030063859A1/en not_active Abandoned
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- 2002-09-27 EP EP02256770A patent/EP1298468A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
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---|---|
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TW557379B (en) | 2003-10-11 |
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