JP4910788B2 - 光モジュール及び光導波路の製造方法 - Google Patents

光モジュール及び光導波路の製造方法 Download PDF

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本発明は、レンズと光導波路を結合した光モジュール及びレンズと結合される光導波路の製造方法に関する。詳しくは、光導波路と結合されるレンズの裏面側のレンズ側接合面に形成された位置合わせマーカーと、レンズと結合されるコアの端面を露出させた光導波路の導波路側接合面に形成された位置合わせマーカーにより、レンズと光導波路の位置合わせを行うことで、レンズと光導波路の高精度な位置合わせを、容易に行なえるようにしたものである。
従来より、電子機器内のボード間、チップ間等の情報伝達は電気信号により行われてきたが、更に超高速、大容量の情報伝送を実現するために、光配線技術が注目されている。
光配線を実現するための技術としては、光信号が伝送される伝送手段として、光ファイバや光ファイバを平面状に束ねたファイバアレイが用いられ、ファイバアレイ同士をレンズアレイを介して結合する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ファイバアレイは、光ファイバが所定のピッチで並列したものが市販されており、複数本の光ファイバを一括して実装可能となっている。これに対して、レンズアレイの各レンズのピッチは、市販されているようなファイバアレイのピッチより広い。このため、汎用のファイバアレイが使用できず、光ファイバを1本ずつ実装しなければならないので、実装工程が煩雑であった。
一方、ファイバアレイと平面型の光導波路を結合する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。このような光導波路では、コアでマーカー用導波路を形成し、マーカー用導波路から出射された光で調芯しながら、光ファイバと光導波路の位置合わせをできるようにしている。
更に、光導波路にレンズを一体に形成した技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。このような技術を組み合わせると、光導波路に一体に形成されたレンズとファイバアレイを結合させることが可能となる。
特開2001−30717号公報 特開平8−160235号公報 特開平11−248953号公報
光導波路にレンズを一体で形成するには、光導波路の平面にレンズを形成する構成とすれば作製が容易である。このため、光導波路の端面には反射面を形成し、光導波路に対して垂直方向から光が入出射する構成として、反射面に対向した光導波路の平面にレンズを一体で形成している。
しかし、光導波路に反射面を形成して光路を曲げる構成とすると、損失が大きくなるという問題がある。一方、光導波路の端面にレンズを形成するのは困難であるという問題がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、光導波路とレンズを別に作製し、かつ、光導波路とレンズを、簡単な構成で高精度な位置合わせを可能とした光モジュール及びレンズと結合される光導波路の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の光モジュールは、少なくとも1個のレンズが形成されると共に、レンズの裏面側にレンズ側接合面が形成され、所定の波長の光が透過されるレンズ部材と、レンズ部材のレンズ側接合面に形成され、レンズ部材のレンズが形成された表面側から視認されるレンズ側位置合わせマーカーと、光が伝搬される少なくとも1本のコアを有すると共に、コアの伸びる方向に沿った一方の端部に、レンズの配置に合わせてコアの端面が露出され、レンズ部材のレンズ側接合面と当接される導波路側接合面が形成された光導波路と、光導波路の導波路側接合面に形成されて、導波路側接合面にレンズ側接合面が当接されたレンズ部材のレンズが形成された表面側から視認され、レンズ部材のレンズ側位置合わせマーカーに位置が合わせられると、レンズ部材のレンズと光導波路の前記コアの位置が合わせられる導波路側位置合わせマーカーとを備えた
そして、導波路側位置合わせマーカーは、コアと同一平面にコアと同一材料で作製される。
本発明の光モジュールでは、レンズ部材のレンズ側接合面と光導波路の導波路側接合面が当接されると、レンズ部材のレンズが形成された表面側からレンズ側位置合わせマーカーと導波路側位置合わせマーカーが視認可能となり、レンズ部材と光導波路の位置を確認できる。そして、レンズ側位置合わせマーカーと導波路側位置合わせマーカーの位置が合わせられると、レンズ部材のレンズと光導波路のコアの光軸位置が合わせられる。
本発明の光導波路の製造方法は、基板上にクラッドを形成する導波路材料及びコアを形成する導波路材料を成膜して、アンダークラッド、少なくとも1本のコア及びコアを覆うオーバークラッドを作製すると共に、コアを作製するプロセスで、マーカー形成薄膜を成膜して導波路シートを作製し、コア及びマーカー形成薄膜を横切る所定の位置で導波路シートを切断して、コアの端面が露出すると共に、マーカー形成薄膜の端面が露出して導波路側位置合わせマーカーが形成された導波路側接合面を備えた光導波路を作製することを特徴とする。
本発明の光導波路の製造方法では、基板上にクラッドを形成する導波路材料を成膜して、アンダークラッドが形成される。次に、コアを形成する導波路材料を成膜して、コアが形成される。このコアの作製プロセスで、コアを形成する導波路材料を成膜して、マーカー形成薄膜が形成される。次に、クラッドを形成する導波路材料を成膜して、コア及びマーカー形成薄膜を覆うオーバークラッドが形成される。
そして、コア及びマーカー形成薄膜が形成された導波路シートを、コア及びマーカー形成薄膜を横切る所定の位置で切断して、コアの端面が露出すると共に、マーカー形成薄膜の端面が露出して導波路側位置合わせマーカーが形成された導波路側接合面を備えた光導波路が作製される。
コアの作製プロセスで、コアとマーカー形成薄膜は、同一のマスクで一度にパターンを形成できるようにすれば、導波路側位置合わせマーカーの精度をコアの精度に合わせることが可能となる。
本発明の光モジュールによれば、別々の部品として作製された光導波路とレンズを、簡単な構成で高精度に位置合わせを行うことが可能となり、光導波路の端面にレンズを備えることができる。これにより、光導波路の伝送経路中にレンズと結合するための反射面が不要で、損失を低減することができる。
本発明の光導波路の製造方法によれば、光導波路とレンズとの位置合わせに利用される導波路側位置合わせマーカーを、コアの精度に合わせて高精度に作製することができる。これにより、レンズと光導波路を高精度に位置合わせてして結合することができ、損失を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の光モジュール及び光導波路の製造方法の実施の形態について説明する。
<本実施の形態の光モジュールの構成例>
図1は、本実施の形態の光モジュールの構成の一例を示す分解斜視図、図2は、本実施の形態の光モジュールの構成の一例を示す正面図、図3は、本実施の形態の光モジュールの構成の一例を示す側断面図である。
本実施の形態の光モジュール1Aは、レンズアレイ2と光導波路3と光ファイバ4を備え、レンズアレイ2と光ファイバ4が、本例ではピッチ変換機能を有する光導波路3を介して接続される。
レンズアレイ2はレンズ部材の一例で、レンズ20とレンズ側位置合わせマーカー21を備える。レンズアレイ2は、所定の波長の光を透過する例えば透明な樹脂材料で構成され、板状のレンズ基板の一方の面に、本例では複数のレンズ20が所定のピッチで1列に並べられて一体に形成される。
また、レンズアレイ2は、レンズ20が形成された面の裏面側の平面で構成されるレンズ側接合面22を備え、レンズ側接合面22の所定の位置にレンズ側位置合わせマーカー21が形成される。
レンズ側位置合わせマーカー21は、例えばチタン等の金属薄膜で作製され、レンズ20の形成位置の外側で、本例では、一列に並んだレンズ20の両側に形成されて、レンズアレイ2のレンズ20が形成された表面側から、レンズ20を通すことなく視認が可能である。
レンズアレイ2は、レンズ20が凸レンズで構成され、レンズ側接合面22が光の入出射面となって、例えば、レンズ側接合面22から入射された所定の放射角で拡がる光が、レンズ20を透過することでコリメートされ、平行光がレンズ20から出射される。また、レンズ20から入射された平行光が、レンズ20を透過することで集光されて、レンズ側接合面22から出射される。
光導波路3は、レンズアレイ2の各レンズ20と光ファイバ4を光学的に結合する本例では複数本のコア30と、コア30を覆うクラッド31を備えたフィルム状の導波路部材で、例えばシリコン(Si)で作製された実装基板5の表面に接着等により実装される。
コア30及びクラッド31は、例えば感光性を有したアクリル系の高分子材料で作製され、クラッド31は、バッファークラッド31a上にアンダークラッド31bが形成される。また、複数本のコア30が、アンダークラッド31b上に所定のパターンで配置され、アンダークラッド31b上のコア30が、クラッド31を形成するオーバークラッド31cで覆われて、埋め込み型の導波路を構成している。
光導波路3は、コア30の屈折率がクラッド31の屈折率より若干大きくなるように構成され、コア30に結合された光が、コア30に閉じ込められて伝送される。
光導波路3は四角形状で、コア30の伸びる方向に沿った一方の端面に、レンズアレイ2のレンズ側接合面22と当接される導波路側接合面32を備える。
導波路側接合面32は、光導波路3の平面に対して略垂直な平面で構成され、光が入射または出射されるコア30の一方の端面30aが、レンズアレイ2のレンズ20の配置に合わせて同一面に露出される。
光導波路3は、導波路側接合面32に導波路側位置合わせマーカー33を備える。導波路側位置合わせマーカー33は、例えばコア30の形成プロセスでコア材料により作製され、光導波路3の導波路側接合面32側の一部、または、光導波路3の両端まで達して形成されて、導波路側位置合わせマーカー33の端面が導波路側接合面32に露出される。
これにより、導波路側位置合わせマーカー33は、光導波路3の導波路側接合面32にレンズアレイ2のレンズ側接合面22が当接されると、レンズアレイ2のレンズ20が形成された表面側から視認が可能である。そして、導波路側位置合わせマーカー33は、レンズアレイ2のレンズ側位置合わせマーカー21の位置が合わせられると、レンズアレイ2の各レンズ20と光導波路3の各コア30の光軸が合わせられる位置に形成される。
光導波路3は、コア30の伸びる方向に沿った他方の端面に、光ファイバ4が挿入されるファイバガイド溝34を備える。ファイバガイド溝34は、断面形状が四角形で、光導波路3の他方の端面に開口が形成されて、コア30から直線状に伸びる。ファイバガイド溝34の終端は、コア30に対して垂直な面で、コア30の他方の端面が露出している。
ファイバガイド溝34は、光導波路3の厚み方向において、オーバークラッド31cの上面から、アンダークラッド31bの下面まで到達し、バッファークラッド31aでファイバガイド溝34の底面を形成しており、ファイバガイド溝34の深さは、光ファイバ4の直径より若干浅く構成される。また、ファイバガイド溝34の幅は、光ファイバ4の直径と略同等に構成される。
これにより、光導波路3は、ファイバガイド溝34に光ファイバ4が挿入されると、光ファイバ4の外周面とファイバガイド溝34の内壁面との間にはほとんど隙間が形成されず、光ファイバ4の径方向の移動が規制される。
そして、光導波路3は、光ファイバ4がファイバガイド溝34に挿入されると、光導波路3のコア30と、光ファイバ4のコア40の光軸が合うように、ファイバガイド溝34の形成位置等が設定される。
従って、光導波路3は、光ファイバ4がファイバガイド溝34に挿入されると、光ファイバ4のコア40が、コア30に対して光軸が一致するように位置調芯されて、光ファイバ4とコア30が光学的に結合される構成となっており、光導波路3と光ファイバ4との結合を、機械的な位置決め精度によるパッシブアライメントで行うことが可能である。
さて、ファイバアレイとして市販されている光ファイバ4のピッチは、例えば約250μmである。これに対して、レンズアレイ2の各レンズ20は、直径が250μmあるいは250μm以上の大径のレンズで構成されている。これは、レンズ20を大径にすることで、光モジュール1A同士を結合する際の結合トレランスが緩和されるためである。
光導波路3の各コア30は、導波路側接合面32側ではレンズアレイ2の各レンズ20と結合されるため、導波路側接合面32側における各コア30のピッチは、レンズ20のピッチと等しく構成される。レンズ20の直径が250μmであると、各レンズ20の間に隙間を形成する必要がある場合等、レンズ20のピッチは250μm以上となる。また、レンズ20の直径が250μm以上であると、レンズ20のピッチは250μm以上となる。
一方、光導波路3の各コア30は、ファイバガイド溝34側では光ファイバ4と結合されるため、ファイバガイド溝34側における各コア30のピッチは、光ファイバ4のピッチと等しく構成される。
これにより、本例の光モジュール1Aでは、光導波路3におけるコア30のピッチが、ファイバガイド溝34側より導波路側接合面32側の方が広く構成されている。
このため、各コア30は、ファイバガイド溝34側から導波路側接合面32に向かうに従って、徐々に間隔が広がるように曲線部分を有したS字型導波路である。なお、各コア30は、曲線部分での損失を抑えるため、損失が大きくなるような半径が小さい曲線部分や、角度がきつい折り曲げ部分が光路中に存在しない滑らかな曲線で繋がった形状である。
更に、ファイバガイド溝34のピッチは、コア30のピッチと等しく構成されることでファイバガイド溝34を直線状として、各光ファイバ4のファイバガイド溝34に挿入される部分には曲線部分を形成することなく、光ファイバ4と光導波路3を接続することが可能となる。
<本実施の形態におけるレンズアレイと光導波路の位置合わせの動作例>
図4は、本実施の形態の光モジュールにおける位置合わせマーカーを使用した位置合わせ動作の詳細を示す動作説明図である。光導波路3の導波路側位置合わせマーカー33は、十字形状で構成される。一方、レンズアレイ2のレンズ側位置合わせマーカー21は、導波路側位置合わせマーカー33の十字形状を囲う4個の四角形状で構成される。
レンズアレイ2と光導波路3の位置合わせは、図3に示すように、光導波路3の導波路側接合面32にレンズアレイ2のレンズ側接合面22を当接させて、図2に示すように、レンズアレイ2のレンズ20が形成された表面側から視認する。
このとき、図4(a)に示すように、導波路側位置合わせマーカー33の4頂点33aと、各レンズ側位置合わせマーカー21の頂点21aが一致し、かつ、導波路側位置合わせマーカー33のL字状の辺33bと、各レンズ側位置合わせマーカー21のL字状の辺21bが一致するように、レンズアレイ2と光導波路3の位置を調整することで、レンズアレイ2の各レンズ20と光導波路3の各コア30の光軸が合わせられる。
一方、光導波路3に対してレンズアレイ2が回転している場合等は、図4(b)に示すように、導波路側位置合わせマーカー33のL字状の辺33bと、各レンズ側位置合わせマーカー21のL字状の辺21bが平行にならず、隙間が形成されたり重なったりすることで、位置ずれが容易に確認できる。
なお、導波路側位置合わせマーカー33を四角形状としても、レンズアレイ2と光導波路3の位置合わせは可能であるが、位置合わせマーカーを図4に示すような形状とすることで、位置ずれの方向や角度が容易に確認できるようになり、位置合わせ作業を短時間で行うことが可能となる。
また、レンズ側位置合わせマーカー21と導波路側位置合わせマーカー33が、一列に並んだレンズ20の両側に形成されることで、光導波路3に対してレンズアレイ2が回転している場合等、例えば、一方のレンズ側位置合わせマーカー21と導波路側位置合わせマーカー33の位置ずれ量が大きくなって、位置ずれの確認が容易にできる。
更に、導波路側位置合わせマーカー33はコア材料で作製されることで、光が伝搬される。そこで、導波路側位置合わせマーカー33を光導波路3の両端に到達させる形態とすると、光導波路3のファイバガイド溝34側の端面に露出した導波路側位置合わせマーカー33に光(可視光)を入射すれば、導波路側位置合わせマーカー33内を光が導波される。
これにより、導波路側接合面32で導波路側位置合わせマーカー33が発光し、レンズアレイ2の表面側から導波路側位置合わせマーカー33がはっきりと見えるようになって、レンズアレイ2と光導波路3の位置合わせが容易になる。
また、レンズ側位置合わせマーカー21がレンズ側接合面22に形成されることで、レンズアレイ2の厚み分の視差を無くし、正確な位置合わせが可能となる。更に、レンズ側位置合わせマーカー21をレンズ20の外側に形成することで、レンズ20を通して位置合わせマーカーが拡大されたり歪んだりせず、正確な位置合わせが可能となる。
レンズアレイ2と光導波路3は、所定の波長の光を透過し、接着性を考慮してクラッド31と同等の屈折率を有したアクリル系接着剤、例えば紫外線(UV)硬化型の接着剤で固定される。レンズアレイ2と光導波路3を固定する際には、レンズアレイ2のレンズ側接合面22と光導波路3の導波路側接合面32の間に紫外線硬化型接着剤を塗布し、上述したように、位置合わせマーカーを使用して位置合わせを行った後、紫外線を照射して接着剤を硬化させる。
これにより、レンズアレイ2の各レンズ20と光導波路3の各コア30の光軸が合わせられて、レンズアレイ2と光導波路3が接着固定される。そして、レンズアレイ2のレンズ側接合面22と光導波路3の導波路側接合面32との間に屈折率が同等の接着剤が介在することで、接合面での反射が抑えられ、結合損失を低減させることができる。
また、光導波路3と光ファイバ4も、所定の波長の光を透過するアクリル系接着剤で固定される。ここで、アンダークラッド31bの下面にバッファークラッド31aを形成して、ファイバガイド溝34の底面が、実装基板5に露出しないような構成とすると、光ファイバ4を接着固定する工程において、光導波路3と実装基板5との間への接着剤の回り込みを防ぎ、光導波路3の実装基板5からの剥離を防止することが可能となる。
<本実施の形態の光モジュールの動作例>
上述したように構成された光モジュール1Aは、例えば一対の光モジュール1Aをレンズ20を対向させて配置して、光コネクタを構成する。
光モジュール1Aの動作の一例を説明すると、一方の光モジュール1Aが光ファイバ4を介して図示しない送信装置と接続されている構成では、図示しない送信装置から出力され、光ファイバ4を伝送された光信号は、光導波路3のコア30に入射して、コア30を伝送される。コア30を伝送される光は、導波路側接合面32に露出したコア30の端面30aから出射し、レンズアレイ2のレンズ20を通りコリメートされて、平行光が出射される。
一方の光モジュール1Aのレンズ20から出射された光信号(平行光)は、対向する他方の光モジュール1Aのレンズ20に入射する。レンズ20に入射した光は、レンズアレイ2を通り導波路側接合面32に露出したコア30の端面30aに集光され、コア30に入射する。
コア30に入射した光信号は、コア30を伝送されて、ファイバガイド溝34に接続された光ファイバ4に入射し、光ファイバ4を伝送されて、図示しない対向機器で受信される。
<本実施の形態の光導波路の製造工程例>
本実施の形態の光導波路3は、例えばフォトリソグラフィプロセスによってコア30、導波路側位置合わせマーカー33及びファイバガイド溝34を形成して作製される。
図5〜図11は、本実施の形態の光導波路の製造工程の一例を示す説明図で、図5〜図7は、コア30とファイバガイド溝34の製造方法を示し、図8〜図11は、導波路側位置合わせマーカー33の製造方法を示す。
まず、コア30とファイバガイド溝34の製造方法について説明すると、図5(a)に示すように、バッファークラッド31aを構成する紫外線硬化型のアクリル系高分子材料により、ウェハ基板60上にバッファークラッド形成薄膜61aを所定の膜厚で塗布する。バッファークラッド31aは、本例では、クラッド31を構成する材料で作製する。なお、バッファークラッド31aは、コア30を構成する材料で作製しても良い。
そして、バッファークラッド形成薄膜61aに紫外線(UV)を照射して硬化させ、熱処理を行って、バッファークラッド31aを形成する。
次に、図5(b)に示すように、バッファークラッド31aの表面の所定の位置に、マスク等の位置合わせ用のチタン(Ti)マーカー62を形成する。
次に、図5(c)に示すように、ウェハ基板60上に形成されたバッファークラッド31a上に、アンダークラッド31bを構成する紫外線硬化型のアクリル系高分子材料により、アンダークラッド形成薄膜61bを所定の膜厚で塗布する。
次に、図1で説明したようなファイバガイド溝34のパターンが形成されたフォトマスク63aを位置合わせして配置し、フォトマスク63aを介してアンダークラッド形成薄膜61bに紫外線を照射し、ファイバガイド溝34を形成する部位以外のアンダークラッド形成薄膜61bを硬化させる。
そして、図5(d)に示すように、例えば溶液現像によって、ファイバガイド溝34の形成部位を除去し、熱処理を行って、アンダークラッド31bを形成する。ここで、溶液現像で使用される現像液としては、例えばTMAH(Tetramethyl ammonium hydroxide)水溶液を使用する。
次に、図6(a)に示すように、バッファークラッド31a上に形成されたアンダークラッド31b上に、コア30を構成する紫外線硬化型のアクリル系高分子材料により、コア形成薄膜64を所定の膜厚で塗布する。
次に、図1に示すようなコア30のパターンが形成されたフォトマスク63bを位置合わせして配置し、図6(b)に示すように、フォトマスク63bを介してコア形成薄膜64に紫外線を照射し、コア30を形成する部位のコア形成薄膜64を硬化させる。そして、図6(c)に示すように、溶液現像によって、コア30の形成部位以外を除去し、熱処理を行って、図1に示すような所定のパターンでコア30を形成する。
次に、図7(a)に示すように、バッファークラッド31a上に形成されたアンダークラッド31b及びコア30上に、オーバークラッド31cを構成する紫外線硬化型のアクリル系高分子材料により、オーバークラッド形成薄膜61cを所定の膜厚で塗布する。
次に、ファイバガイド溝34のパターンが形成されたフォトマスク63aを位置合わせして配置し、フォトマスク63aを介してオーバークラッド形成薄膜61cに紫外線を照射し、ファイバガイド溝34を形成する部位以外のオーバークラッド形成薄膜61cを硬化させる。そして、図7(b)に示すように、溶液現像によって、ファイバガイド溝34の形成部位を除去し、熱処理を行って、オーバークラッド31cを形成する。
次に、導波路側位置合わせマーカー33の製造方法について説明すると、図8(a)に示すように、バッファークラッド31aを構成する紫外線硬化型のアクリル系高分子材料により、ウェハ基板60上にバッファークラッド形成薄膜61aを所定の膜厚で塗布する。
そして、バッファークラッド形成薄膜61aに紫外線(UV)を照射して硬化させ、熱処理を行って、バッファークラッド31aを形成する。
次に、図8(b)に示すように、バッファークラッド31aの表面の所定の位置に、マスク等の位置合わせ用のチタン(Ti)マーカー62を形成する。
次に、図8(c)に示すように、ウェハ基板60上に形成されたバッファークラッド31a上に、アンダークラッド31bを構成する紫外線硬化型のアクリル系高分子材料により、アンダークラッド形成薄膜61bを所定の膜厚で塗布する。
次に、図5(c)で説明したファイバガイド溝34の形成工程で、図1で説明したような導波路側位置合わせマーカー33のパターンが形成されたフォトマスク65aを位置合わせして配置し、フォトマスク65aを介してアンダークラッド形成薄膜61bに紫外線を照射し、導波路側位置合わせマーカー33を形成する部位以外のアンダークラッド形成薄膜61bを硬化させる。
そして、図8(d)に示すように、溶液現像によって、導波路側位置合わせマーカー33の形成部位を除去し、熱処理を行って、マーカー形成溝66が開口したアンダークラッド31bを形成する。
次に、図6(a)で説明したコア30の形成工程で、図9(a)に示すように、バッファークラッド31a上に形成されたアンダークラッド31b上及びマーカー形成溝66に、コア30を構成する紫外線硬化型のアクリル系高分子材料により、コア形成薄膜64を所定の膜厚で塗布する。
次に、図6(b)で説明したコア30の形成工程で、図1に示すような導波路側位置合わせマーカー33のパターンが形成されたフォトマスク65bを位置合わせして配置し、図9(b)に示すように、フォトマスク65bを介してコア形成薄膜64に紫外線を照射し、導波路側位置合わせマーカー33を形成する部位のコア形成薄膜64を硬化させる。そして、図9(c)に示すように、溶液現像によって、導波路側位置合わせマーカー33の形成部位以外を除去し、熱処理を行って、導波路側位置合わせマーカー33の一部を構成するマーカー形成薄膜67aを形成する。
次に、図10(a)に示すように、バッファークラッド31a上に形成されたアンダークラッド31b及びマーカー形成薄膜67a上に、オーバークラッド31cを構成する紫外線硬化型のアクリル系高分子材料により、オーバークラッド形成薄膜61cを所定の膜厚で塗布する。
次に、図10(b)に示すように、導波路側位置合わせマーカー33のパターンが形成されたフォトマスク65aを位置合わせして配置し、フォトマスク65aを介してオーバークラッド形成薄膜61cに紫外線を照射し、導波路側位置合わせマーカー33を形成する部位以外のオーバークラッド形成薄膜61cを硬化させる。そして、図10(c)に示すように、溶液現像によって、導波路側位置合わせマーカー33の形成部位を除去し、熱処理を行って、マーカー形成溝66が開口したオーバークラッド31cを形成する。
次に、図11(a)に示すように、オーバークラッド31cに形成されたマーカー形成溝66に、コア30を構成する紫外線硬化型のアクリル系高分子材料により、マーカー形成薄膜67bを所定の膜厚で塗布し、マーカー形成薄膜67bに紫外線を照射して硬化させる。
これにより、コア30の形成位置では、図7(b)に示すように、アンダークラッド31b上にコア30が所定のパターンで形成されると共に、ファイバガイド溝34の形成位置では、バッファークラッド31aより上側にファイバガイド溝34が形成され、更に、導波路側位置合わせマーカー33の形成位置では、図11(b)に示すように、断面形状が十字形状の導波路側位置合わせマーカー33が形成された導波路シート68が、ウェハ基板60上に作製される。
なお、図示しないが、コア30及び導波路側位置合わせマーカー33を横切る導波路シート68の所定の位置を、断面形状が垂直な刃部を有するダイシングブレードによりカットすることで、導波路シート68は、端面が略90度にカットされた1枚ずつの光導波路3として分割され、図1で説明した導波側接合面32が形成される。
以上のプロセスにより、コア材料を使用してコアの作製プロセスで導波路側位置合わせマーカー33を作製することができ、コア30を形成するため膜厚の精度及びマスクの精度で導波路側位置合わせマーカー33を作製することができる。
すなわち、図5(c)で説明したファイバガイド溝34のパターンが形成されたフォトマスク63aと、図8(c)で説明した導波路側位置合わせマーカー33のパターンが形成されたフォトマスク65aを一体に形成する。
また、図6(b)で説明したコア30のパターンが形成されたフォトマスク63bと、図9(b)で説明した導波路側位置合わせマーカー33のパターンが形成されたフォトマスク65bを一体に形成する。
更に、図7(a)で説明したファイバガイド溝34のパターンが形成されたフォトマスク63aと、図10(b)で説明した導波路側位置合わせマーカー33のパターンが形成されたフォトマスク65aを一体に形成する。
これにより、導波路側位置合わせマーカー33を作製するためのマスクの精度を、コア30を作製するマスクの精度及びファイバガイド溝34を作製するマスクの精度に合わせることができ、水平方向の精度をコア30に合わせて、導波路側位置合わせマーカー33を作製することができる。
また、導波路側位置合わせマーカー33の十字形状の幅の広い部分は、コア層で形成されることで、コア30と同一平面に形成されるので、高さ方向の精度をコア30に合わせて、導波路側位置合わせマーカー33を作製することができる。
このように、導波路側位置合わせマーカー33をコア30の精度で製作できるようにすることで、コア30に対する導波路側位置合わせマーカー33の誤差を排除して、レンズアレイ2と光導波路3の位置合わせを行うことができ、レンズ20とコア30の光軸を高精度に位置合わせすることができる。
以上のように作製された光導波路3の外形寸法は、例えば、コア30の伸びる方向の長さを4mm、コア30の並列する方向の長さ5mmとした。
光導波路3のコア30、クラッド31及びファイバガイド溝34の寸法は、図7(b)に示すように、各コア30のコア径は約40×40μmで、バッファークラッド31aの厚みは約20μm、アンダークラッド31bの厚みは約40μm、オーバークラッド31cのコア30より上側の部分の厚みは約30μmとした。
また、ファイバガイド溝34は、本例では、オーバークラッド31cの上面からバッファークラッド31aの上面まで到達しているので、ファイバガイド溝34の深さは、約115μmである。
更に、光ファイバ4として、基本モードと少なくとも1つ以上の高次のモードが伝送されるマルチモードの光ファイバを用いるため、ファイバガイド溝34の幅は約125μmとした。
導波路側位置合わせマーカー33は、アンダークラッド層、コア層及びオーバークラッド層を作製するプロセスを利用して十字形状の断面形状を得ているので、図11(b)に示すように、アンダークラッド層で形成される十字形状の下側の部分の高さは約40μmである。アンダークラッド層で形成される十字形状の下側の部分の幅は約50μmとした。
また、コア層で形成される十字形状の幅の広い部分の高さは約40μmである。十字形状の側方に突出した部分の長さは約50μmとした。更に、オーバークラッド層で形成される十字形状の上側の部分の高さは約30μmである。また、オーバークラッド層で形成される十字形状の上側の部分の幅は約50μmとした。
導波路側位置合わせマーカー33の寸法を上述したように設定したので、レンズ側位置合わせマーカー21の寸法は、図4に示すように、それぞれが縦約30μm、横約50μmの四角形とした。これにより、導波路側位置合わせマーカー33とレンズ側位置合わせマーカー21の位置が合わせられると、縦が約110μm、横が約150μmの四角形となり、CCDカメラ等で撮像して位置合わせを行う作業に十分な大きさである。
図12は、本実施の形態のレンズアレイの製造工程の一例を示す説明図で、次に、レンズアレイ2の製造方法について説明する。
まず、図12(a)に示すように、シリコン基板71に所望の凹状のレンズ形成部72を作製する。本例では、直径は約250μm、深さは約30μmのレンズ形成部72を作製した。
次に、図12(b)に示すように、シリコン基板71のレンズ形成部72側の面に、光導波路3のクラッド材料と同等のアクリル系樹脂材料を塗布し、薄膜73を形成する。本例では、薄膜73の厚さは約200μmとした。ここで、レンズアレイ2をクラッド材料で構成するのは、上述したように、レンズアレイ2と光導波路3を接着する際、レンズ側接合面22に接する面積は、光導波路3のコア30よりクラッド31の方が大きいので、レンズアレイ2と光導波路3の接着性が向上するためである。
次に、図12(c)に示すように、レンズアレイ2のレンズ側接合面22になる薄膜73の表面に、蒸着等によるチタンマーカーでレンズ側位置合わせマーカー21を作製する。レンズ側位置合わせマーカー21は、蒸着等で作製されることで、形状及び位置の精度は十分に高い。
次に、図12(d)に示すように、シリコン基板71から薄膜73を剥離して、レンズ20及びレンズ側位置合わせマーカー21が形成されたレンズアレイ2を作製する。なお、本例では、レンズアレイ2を作製する型にシリコン基板を利用したが、ガラス基板や樹脂基板でも良い。
<本実施の形態の光モジュールの変形例>
以上説明した光モジュール1Aでは、光導波路3を構成する導波路材料は、アクリル系高分子材料に限らず、エポキシ系高分子材料、その他無機高分子材料でも良い。また、光導波路3の形状は上述した例に限らず、どのような形状のものでも良い。
更に、本実施の形態の光モジュール1Aでは、レンズと光ファイバを光導波路を介して光学的に結合する例で説明したが、光導波路において、導波路側接合面と反対側のコアの伸びる方向に沿った他方の端部に発光素子や受光素子等の光素子を実装して、レンズと光素子を光導波路を介して結合する構成でも良い。
本発明は、電子機器のボード間やチップ間の光通信モジュールや、光ファイバを利用した通信ケーブルのコネクタ等に適用される。
本実施の形態の光モジュールの構成の一例を示す分解斜視図である。 本実施の形態の光モジュールの構成の一例を示す正面図である。 本実施の形態の光モジュールの構成の一例を示す側断面図である。 本実施の形態の光モジュールにおける位置合わせマーカーを使用した位置合わせ動作の詳細を示す動作説明図である。 コアとファイバガイド溝の製造方法を示す本実施の形態の光導波路の製造工程説明図である。 コアとファイバガイド溝の製造方法を示す本実施の形態の光導波路の製造工程説明図である。 コアとファイバガイド溝の製造方法を示す本実施の形態の光導波路の製造工程説明図である。 導波路側位置合わせマーカーの製造方法を示す本実施の形態の光導波路の製造工程説明図である。 導波路側位置合わせマーカーの製造方法を示す本実施の形態の光導波路の製造工程説明図である。 導波路側位置合わせマーカーの製造方法を示す本実施の形態の光導波路の製造工程説明図である。 導波路側位置合わせマーカーの製造方法を示す本実施の形態の光導波路の製造工程説明図である。 本実施の形態のレンズアレイの製造工程の一例を示す説明図である。
符号の説明
1A:光モジュール、2・・・レンズアレイ、20・・・レンズ、21・・・レンズ側位置合わせマーカー、22・・・レンズ側接合面、3・・・光導波路、30・・・コア、31・・・クラッド、32・・・導波路側接合面、33・・・導波路側位置合わせマーカー、34・・・ファイバガイド溝、4・・・光ファイバ、5・・・実装基板

Claims (5)

  1. 少なくとも1個のレンズが形成されると共に、前記レンズの裏面側にレンズ側接合面が形成され、所定の波長の光が透過されるレンズ部材と、
    前記レンズ部材の前記レンズ側接合面に形成され、前記レンズ部材の前記レンズが形成された表面側から視認されるレンズ側位置合わせマーカーと、
    光が伝搬される少なくとも1本のコアを有すると共に、前記コアの伸びる方向に沿った一方の端部に、前記レンズの配置に合わせて前記コアの端面が露出され、前記レンズ部材の前記レンズ側接合面と当接される導波路側接合面が形成された光導波路と、
    前記光導波路の前記導波路側接合面に形成されて、前記導波路側接合面に前記レンズ側接合面が当接された前記レンズ部材の前記レンズが形成された表面側から視認され、前記レンズ部材の前記レンズ側位置合わせマーカーに位置が合わせられると、前記レンズ部材の前記レンズと前記光導波路の前記コアの位置が合わせられる導波路側位置合わせマーカーとを備え
    前記導波路側位置合わせマーカーは、前記コアと同一平面に前記コアと同一材料で作製される
    光モジュール。
  2. 前記レンズ部材と前記光導波路は、前記レンズ側接合面と前記導波路側接合面が当接され、前記レンズ側位置合わせマーカーと前記導波路側位置合わせマーカーの位置が合わせられて、接着固定される
    請求項1記載の光モジュール。
  3. 前記導波路側位置合わせマーカーは、前記光導波路の前記コアの伸びる方向に沿った他方の端部に到達する長さを有し、前記光導波路の他方の端部側から入射された光で、前記導波路側接合面で前記導波路側位置合わせマーカーが照射される
    請求項1または2に記載の光モジュール。
  4. 基板上にクラッドを形成する導波路材料及びコアを形成する導波路材料を成膜して、アンダークラッド、少なくとも1本のコア及び前記コアを覆うオーバークラッドを作製すると共に、
    前記コアを作製するプロセスで、マーカー形成薄膜を成膜して導波路シートを作製し、
    前記コア及び前記マーカー形成薄膜を横切る所定の位置で前記導波路シートを切断して、前記コアの端面が露出すると共に、前記マーカー形成薄膜の端面が露出して導波路側位置合わせマーカーが形成された導波路側接合面を備えた光導波路を作製する
    光導波路の製造方法。
  5. 前記導波路シートはフォトリソグラフィプロセスで前記コアが作製され、前記コアを作製するプロセスで、前記コアのパターンと前記導波路側位置合わせマーカーのパターンが一体に形成されたフォトマスクを使用して、前記コアと前記マーカー形成薄膜を作製する
    請求項記載の光導波路の製造方法。
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