JP4577376B2 - 光導波路の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバが挿入されるファイバガイド溝が形成された光導波路を備えた光モジュール及び光導波路に関する。詳しくは、光ファイバを光導波路に固定する接着剤の浸透性を向上させたものである。
従来から、電子機器内のボード間、チップ間等の情報伝達は電気信号により行われてきたが、更に超高速、大容量の情報伝送を実現するために、光配線技術が注目されており、光配線技術として平面型の光導波路を用いた導波路型の光モジュールが提案されている。
このような導波路型の光モジュールとしては、シリコン基板上に平面型の光導波路を形成すると共に、光導波路に光結合される光ファイバが挿入されるファイバガイド溝をシリコン基板に形成した技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これに対して、光導波路を高分子材料で作製し、高分子材料の導波路中にファイバガイド溝を形成して、シリコン基板でファイバガイド溝を形成する構成と比較して、コストの上昇を抑えた光導波路が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
このような高分子材料で作製された光導波路は、例えば、光素子と共にシリコン基板に実装されて光モジュールが構成される。
さて、高分子材料で作製された光導波路を備えた光モジュールでは、有機材料からなる光導波路と、無機金属からなるシリコン基板との熱膨張係数の差により急激な熱衝撃が加わると、光導波路と光素子の位置ずれが生じたり、光導波路にクラックが発生するという問題があった。
そこで、高分子材料で作製された光導波路に形成されたファイバガイド溝に挿入された光ファイバと光導波路を、熱膨張係数が小さくかつ耐熱性の高いガラス等の透明無機材料からなる固定部材で一括して固定できるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許第2893093号公報 特開2007−178852号公報 特開2007−072007号公報
従来の光モジュールでは、ファイバガイド溝に挿入された光ファイバと光導波路を固定部材で一括して固定することで、使用中の光導波路の変形やクラックの発生を抑えることができた。
一方、ファイバガイド溝に挿入された光ファイバを接着剤で光導波路に固定する際に、感光性の接着剤を利用することで、光導波路に熱が加わることを防止している。すなわち、固定部材で光ファイバを押さえた状態でファイバガイド溝に接着剤を浸透させ、光を照射することで接着剤を硬化させて、光ファイバを光導波路に固定していた。
しかし、接着剤を浸透させる際に、ファイバガイド溝に挿入されている光ファイバの先端部分に気泡が混入するという問題があった。気泡が混入した状態で接着剤が硬化されると、光ファイバと光導波路が光結合される部分での損失が増加するという問題があった。
また、ファイバガイド溝の本数が多くなると、接着剤の浸透に時間が掛かるという問題があった。ファイバガイド溝への接着剤の浸透が不十分であると、光ファイバの接着強度が低下し、浸透に長い時間を掛けると、作業効率が低下するという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、光ファイバを光導波路に固定する接着剤の浸透性を向上させるための光導波路の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の光導波路の製造方法は、光が伝搬される複数の導波コアと導波コアに光を閉じ込めるクラッドを有し、導波コアと光結合される光ファイバが挿入される複数のファイバガイド溝が並列された光導波路の製造方法であって、ファイバガイド溝の側壁部と、ファイバガイド溝に交差する方向に延在すると共に複数のファイバガイド溝の一端同士をつなぐための接着剤浸透溝とを、フォトリソグラフィプロセスにより導波コアと同時に形成するものである。
本発明によれば、光ファイバの先端とファイバガイド溝との間への気泡の混入を防ぐことができ、結合損失を低減することができる。
また、並列したファイバガイド溝の間で、接着剤浸透溝を通して接着剤が浸透されることで、接着剤の浸透に要する時間を短縮することができ、作業効率を向上させることができる。また、ファイバガイド溝への接着剤の浸透が十分に行えるので、光ファイバの接着強度を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の光モジュール及び光導波路の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態の光モジュール及び光導波路の構成例>
図1は、第1の実施の形態の光モジュールの一例を示す平面図、図2は、第1の実施の形態の光モジュールの側断面を示す図1のA−A線断面図である。また、図3は、第1の実施の形態の光導波路の一例を示す平面図、図4は、第1の実施の形態の光導波路の一例を示す斜視図である。
第1の実施の形態の光モジュール1Aは、面発光型半導体レーザ(VCSEL)等の発光素子またはフォトダイオード(PD)等の受光素子で構成される面型の光素子2と、光素子2と光ファイバ3を接続する光導波路4Aを備え、光素子2と光導波路4Aが実装基板5に実装される。
光素子2は、例えば、複数の発光素子が所定の間隔で並列されて一体に形成されたレーザアレイ、または、複数の受光素子が所定の間隔で並列されて一体に形成されたフォトダイオードアレイである。なお、光素子2は、単一の発光素子または受光素子を並列した構成、あるいは、単一の発光素子と受光素子を組み合わせて並列した構成でも良い。
光導波路4Aは、所望の波長の光を透過する材料で構成され、光が伝搬される複数本の導波コア40と、導波コア40に光を閉じ込めるクラッド41を備える。導波コア40とクラッド41は、例えば感光性を有したアクリル系の高分子材料が使用され、フォトリソグラフィプロセスにより所定の形状で一体に形成される。
光導波路4Aは、クラッド41を構成するバッファークラッド41aの上にアンダークラッド41bが形成され、アンダークラッド41bの上に、クラッド41より屈折率が若干大きくされた導波コア40が形成される。本例では、4本の直線状の導波コア40が平行なパターンで形成される。
また、光導波路4Aは、導波コア40が形成されたアンダークラッド41bの上に、クラッド41を構成するオーバークラッド41cが形成される。これにより、埋め込み型の光導波路4Aが構成され、光導波路4Aは、導波コア40に入射した光が導波コア40に閉じ込められて伝搬される。
本例では、導波コア40のコア径は、約40×40μm、バッファークラッド41aの厚みは約20μm、アンダークラッド41bの厚みは約40μm、オーバークラッド41cの導波コア40より上側部分の厚みは約30μmとした。
光導波路4Aは、導波コア40の伸びる方向に沿った一の端面に、光ファイバ3が挿入されるファイバガイド溝42Aを備える。ファイバガイド溝42Aは、光導波路4Aの一の端面に開口が形成されて、導波コア40から直線状に伸びる。ファイバガイド溝42Aの先端は、導波コア40に対して垂直な面で、導波コア40の端面が露出している。本例では、光導波路4Aは4本の導波コア40が形成されているので、各導波コア40に対応して4本のファイバガイド溝42Aが形成される。
ファイバガイド溝42Aは、光ファイバ3を支持し、導波コア40に対して位置合わせして光結合させる支持凸部43aと、光ファイバ3の外周面とファイバガイド溝42Aとの間に接着剤を浸透させる空隙を形成する接着凹部43bを有した側壁部43を備える。
支持凸部43aは、ファイバガイド溝42Aの対向する側壁面から突出し、ファイバガイド溝42Aの伸びる方向に沿った複数箇所に形成されて、支持凸部43aの間に溝幅が広くなる接着凹部43bが形成される。
ファイバガイド溝42Aは、支持凸部43aの形成位置での幅は、光ファイバ3の直径と略同等に構成され、接着凹部43bの形成位置での幅は、光ファイバ3の直径より若干大きく構成される。また、ファイバガイド溝42Aの深さは、光ファイバ3の直径より若干浅く構成される。
これにより、光導波路4Aは、ファイバガイド溝42Aに光ファイバ3が挿入されると、光ファイバ3を支持する支持凸部43aと、光ファイバ3の外周面との間にはほとんど隙間が形成されず、光ファイバ3の径方向の移動が規制される。
そして、光導波路4Aは、光ファイバ3がファイバガイド溝42Aに挿入されると、光導波路4Aの導波コア40と、光ファイバ3のコア30の光軸が合うように、ファイバガイド溝42Aの形成位置及び支持凸部43aの突出高さ等が設定される。
従って、光導波路4Aは、光ファイバ3がファイバガイド溝42Aに挿入されると、光ファイバ3のコア30が、導波コア40に対して光軸が一致するように位置調芯されて、光ファイバ3と導波コア40が光学的に結合される構成となっており、光導波路4Aと光ファイバ3との接続を、機械的な位置決め精度によるパッシブアライメントで行うことが可能である。
第1の実施の形態の光導波路4Aでは、ファイバガイド溝42Aは、側壁部43の支持凸部43aと接着凹部43bが、導波コア40を構成するコア材で一体に形成される。光導波路4Aの形成プロセスで、側壁部43は、導波コア40の形成プロセスで作製され、光ファイバ3を支持する支持凸部43aが、導波コア40と同じ精度で形成される。
これにより、ファイバガイド溝42Aに挿入される光ファイバ3の導波コア40に対する位置合わせの精度を向上させることができる。
光導波路4Aは、ファイバガイド溝42Aの先端に接着剤浸透溝44を備える。接着剤浸透溝44は、ファイバガイド溝42Aと交差する方向に伸びて、並列されたファイバガイド溝42Aの先端部分の間をつなぐ。また、並列方向の両端に位置するファイバガイド溝42Aの先端部分では、並列するファイバガイド溝42Aとの反対側まで接着剤浸透溝44が伸ばされる。これにより、光ファイバ3が突き当てられるファイバガイド溝42Aの先端部分では、対向する側壁面が凹状に形成される。
本例では、接着剤浸透溝44の溝幅、すなわち、ファイバガイド溝42Aの伸びる方向に沿った幅は、約100μmとした。
光導波路4Aは、導波コア40の伸びる方向に沿った他の端面に反射面45を備える。反射面45は、光導波路4Aの他の端面に形成された傾斜が約45°の斜面に、各導波コア40のコア端面を露出させて形成される。
これにより、光導波路4Aは、反射面45と対向する下側に入出射面45aが形成され、反射面45に向かって入出射面45aに略垂直方向から入射された光が、空気との境界となる反射面45で全反射されて光路が略90°変換され、導波コア40に入射される。一方、反射面45に向かって導波コア40を伝搬される光は、反射面45で全反射されて光路が略90°変換され、入出射面45aから略垂直方向に出射される。
なお、光導波路4Aは、導波コア40の並列する方向に沿った左右両側に、応力緩和溝46を備えても良い。応力緩和溝46としては、例えば、光導波路4Aの側面からの深さが約110μmの開口を形成して構成される。
光導波路4Aは、実装基板5に実装される。実装基板5は、例えばシリコン(Si)で作製され、光素子2の実装位置に素子実装凹部50が形成されて、実装基板5に実装された光導波路4Aの反射面45と対向する入出射面45aの下側に、光素子2が実装される空間が形成される。
これにより、光導波路4Aは、反射面45の下側に光素子2が実装され、光素子2が発光素子である場合、光導波路4Aは、反射面45が光素子2の図示しない発光部に位置が合わせられ、光素子2が受光素子である場合、反射面45が光素子2の図示しない受光部に位置が合わせられて、光導波路4Aは、反射面45によって導波コア40が光素子2と光学的に結合される。
実装基板5に実装された光導波路4Aと、光導波路4Aのファイバガイド溝42Aに挿入された光ファイバ3は、固定蓋部6で一括して被覆固定される。
固定蓋部6は固定部材の一例で、例えばガラス等の透明無機材料から構成され、光導波路4Aの外形形状に合わせて本例では四角形である。
そして、固定蓋部6は、ファイバガイド溝42Aに挿入された光ファイバ3と、光ファイバ3の先端とファイバガイド溝42Aが突き当てられた光ファイバ3と導波コア40との結合位置と、光素子2と光導波路4Aが結合される反射面45側の端部の近傍を一括して被覆できる大きさを有する。
固定蓋部6及び光ファイバ3は、接着剤7で光導波路4Aに固定される。接着剤7は、固定蓋部6の下面全体と光導波路4Aの上面との間、及びファイバガイド溝42Aに挿入された光ファイバ3の周囲に浸透される。
更に、接着剤7は、ファイバガイド溝42Aに挿入された光ファイバ3の先端と、導波コア40の端面が露出するファイバガイド溝42Aの先端との間にも浸透される。
このため、接着剤7としては、光ファイバ3のコア30及び光導波路4Aの導波コア40と屈折率が近いものが使用される。
光ファイバ3がファイバガイド溝42Aに挿入されると、光ファイバ3のコア30の端面と光導波路4Aの導波コア40の端面が対向するが、光ファイバ3のコア30と光導波路4Aの導波コア40との間に屈折率が近い接着剤7を介在させることで、光ファイバ3と光導波路4Aとの結合箇所での結合損失が抑えられる。
固定蓋部6を接着剤7で光導波路4Aに実装する工程では、光導波路4Aに熱が加わらないようにするため、熱硬化型の接着剤ではなく、例えば、紫外線硬化型の接着剤が使用される。固定蓋部6は紫外線を透過するので、実装基板5に実装された光導波路4Aのファイバガイド溝42Aに光ファイバ3を挿入した後に、紫外線を照射することで、固定蓋部6と光導波路4Aとの間の接着剤7を硬化させて、固定蓋部6と光ファイバ3を光導波路4Aに固定することができる。
<第1の実施の形態の光導波路の製造工程例>
第1の実施の形態の光導波路4Aは、例えばフォトリソグラフィプロセスによってファイバガイド溝42Aを形成して作製される。
図5〜図9は、第1の実施の形態の光導波路の製造工程の一例を示す説明図で、以下に、ファイバガイド溝42Aを備えた光導波路4Aの製造工程について説明する。
まず、図5に(a)で示すように、例えば紫外線硬化型のアクリル系高分子材料を使用して、ウェハ基板80上にバッファークラッド層形成薄膜141aを所定の膜厚で塗布する。バッファークラッド層形成薄膜141aは、本例では図2等で説明したクラッド41を構成する材料で作製する。
次に、バッファークラッド層形成薄膜141aに紫外線UVを照射して硬化させ、熱処理を行って、図2等で説明したクラッド41を構成するバッファークラッド41aを形成する。
次に、図5に(b)で示すように、ウェハ基板80上に形成されたバッファークラッド41a上に、クラッド41を構成する紫外線硬化型のアクリル系高分子材料により、アンダークラッド層形成薄膜141bを所定の膜厚で塗布する。
次に、図6に(c)で示すように、図3等で説明したファイバガイド溝42Aの形成位置を開口させるパターンが形成されたフォトマスク81aを介してアンダークラッド層形成薄膜141bに紫外線UVを照射し、ファイバガイド溝42Aを形成する部位以外のアンダークラッド層形成薄膜141bを硬化させる。
そして、図6に(d)で示すように、例えば溶液現像によって、ファイバガイド溝形成領域142を除去し、熱処理を行って、クラッド41を構成するアンダークラッド41bを形成する。ここで、溶液現像で使用される現像液としては、例えばTMAH(Tetramethyl ammonium hydroxide)水溶液を使用する。
次に、図7に(e)で示すように、バッファークラッド41a上に形成されたアンダークラッド41b上に、導波コア40とファイバガイド溝42Aの側壁部43を構成する紫外線硬化型のアクリル系高分子材料により、コア形成薄膜140を所定の膜厚で塗布する。
次に、図7に(f)で示すように、図3等で説明した導波コア40とファイバガイド溝42Aの側壁部43のパターンが形成されたフォトマスク81bを介してコア形成薄膜140に紫外線UVを照射し、導波コア40とファイバガイド溝42Aの側壁部43を形成する部位のコア形成薄膜140を硬化させる。
そして、図8に(g)で示すように、溶液現像によって導波コア40とファイバガイド溝42Aの側壁部43の形成部位以外を除去し、熱処理を行って、図3等に示すような所定のパターンで導波コア40及び支持凸部43aと接着凹部43bを有した側壁部43を形成する。
次に、図8に(h)で示すように、バッファークラッド41a上に形成されたアンダークラッド41b及び導波コア40とファイバガイド溝42Aの側壁部43上に、クラッド41を構成する紫外線硬化型のアクリル系高分子材料により、オーバークラッド層形成薄膜141cを所定の膜厚で塗布する。
次に、図9に(i)で示すように、ファイバガイド溝42Aの形成位置を開口させるパターンが形成されたフォトマスク81aを介してオーバークラッド層形成薄膜141cに紫外線UVを照射し、ファイバガイド溝42Aを形成する部位以外のオーバークラッド層形成薄膜141cを硬化させる。そして、図9に(j)で示すように、溶液現像によって、ファイバガイド溝形成領域142を除去し、熱処理を行って、オーバークラッド41cを形成する。
これにより、導波コア40とファイバガイド溝42Aが所定のパターンで形成された導波路シート47が、ウェハ基板80上に作製される。なお、図1等で説明した応力緩和溝46を形成する場合は、クラッド41の形成プロセスで作製される。
ここで、導波路シート47に図2等で説明した反射面45を形成するため、断面形状がV字型の刃部を有する図示しないダイシングブレードで導波路シート47の所定の位置をカットする。これにより、導波コア40を横切って導波路シート47の端面が略45度の傾斜でカットされて、反射面45が形成される。
また、反射面45を形成しない他のカット位置は、断面形状が垂直な刃部を有する図示しないダイシングブレードによりカットする。これにより、反射面45を形成しない他のカット位置では、導波路シート47の端面が略90度にカットされて、導波路シート47が1枚ずつの光導波路4Aとして分割される。
そして、光導波路4Aとして分割された導波路シート47をウェハ基板80から剥離する。これにより、フォトリソグラフィプロセスで形成された導波コア40を備えると共に、導波コア40の形成プロセスで、光ファイバ3を支持する支持凸部43aと接着凹部43bを有した側壁部43がコア材で形成されたファイバガイド溝42Aを備えた光導波路4Aが作製される。
<第1の実施の形態の光モジュールの製造工程例>
次に、第1の実施の形態の光モジュール1Aの製造工程について、各図を参照して説明する。
第1の実施の形態の光モジュール1Aは、実装基板5に光素子2を実装し、光素子2が実装された実装基板5に光導波路4Aを実装し、更に、実装基板5に実装された光導波路4Aに光ファイバ3と固定蓋部6を実装することで作製される。
上述した光モジュール1Aの製造工程の一例について説明すると、まず、実装基板5の素子実装凹部50の所定の位置に、図示しないマーカを基準位置にして光素子2を実装する。
光素子2が実装された実装基板5に、バッファークラッド41aを下側として光導波路4Aを載せる。光導波路4Aは光を透過するので、例えば光素子2の上面に形成された基準位置を示す図示しないマーカを、光導波路4Aの反射面45の側から画像認識等を利用して確認して、光素子2が発光素子である場合、光導波路4Aの反射面45を、光素子2の図示しない発光部の位置に合わせる。また、光素子2が受光素子である場合、反射面45を光素子2の図示しない受光部の位置に合わせる。
これにより、実際に光を出力させることなく、光導波路4Aを実装基板5の面に沿って動かしながら、光導波路4Aと光素子2の位置合わせをパッシブアライメントで行うことができる。
光素子2が実装された実装基板5に光導波路4Aを載せて、光導波路4Aの光素子2に対する位置合わせを行った後に、光導波路4Aと実装基板5との間に紫外線硬化型の接着剤を浸透させ、紫外線を照射することで、光導波路4Aと実装基板5との間の接着剤を硬化させる。
これにより、光導波路4Aは、反射面45によって導波コア40と光素子2が光学的に結合される位置で、実装基板5に固定される。
光導波路4Aを実装基板5に実装した後、光導波路4Aのファイバガイド溝42Aに光ファイバ3を挿入して、光ファイバ3の先端をファイバガイド溝42Aの先端に突き当てる。そして、ファイバガイド溝42Aに挿入された光ファイバ3を、固定蓋部6で押さえる。
ファイバガイド溝42Aは、光ファイバ3が挿入されると、光ファイバ3の外周面と支持凸部43aとの間にはほとんど隙間が形成されず、光ファイバ3の径方向の移動が規制される。
また、ファイバガイド溝42Aの深さは、光ファイバ3の直径より若干小さく構成されている。これにより、ファイバガイド溝42Aに光ファイバ3を挿入して、固定蓋部6で押さえると、光ファイバ3のコア30が、導波コア40に対して光軸が一致するように位置調芯される。これにより、光導波路4Aと光ファイバ3との接続を、実際に光を出力させることなく、機械的な位置決め精度によるパッシブアライメントで行うことができる。
ファイバガイド溝42Aに挿入された光ファイバ3を押さえた固定蓋部6と光導波路4Aとの間に、紫外線硬化型の接着剤7を注入することで、固定蓋部6の下面全体と光導波路4Aの上面との間、及びファイバガイド溝42Aに挿入された光ファイバ3の周囲、更に、ファイバガイド溝42Aに挿入された光ファイバ3の先端と、導波コア40の端面が露出するファイバガイド溝42Aの先端との間に、接着剤7が浸透される。
固定蓋部6と光導波路4Aとの隙間から注入される接着剤7は、固定蓋部6の周囲からファイバガイド溝42Aに浸透されるが、隣り合うファイバガイド溝42Aの間では、接着剤7が接着剤浸透溝44を通る。
これにより、接着剤7の注入位置から遠いファイバガイド溝42Aに対して、固定蓋部6と光導波路4Aとの隙間だけでなく、接着剤浸透溝44を通して接着剤7を浸透させることができ、ファイバガイド溝42Aの本数が多くなっても、各ファイバガイド溝42Aに短時間で接着剤7が浸透される。
また、ファイバガイド溝42Aに挿入された光ファイバ3の先端を、導波コア40の端面が露出するファイバガイド溝42Aの先端に突き当てた際に、接着剤7中の気泡がファイバガイド溝42Aの間の接着剤浸透溝44に逃がされ、光ファイバ3の先端とファイバガイド溝42Aの先端との間に浸透される接着剤7への気泡の混入が防止される。
更に、固定蓋部6と光導波路4Aとの隙間から注入される接着剤7は、ファイバガイド溝42Aに挿入された光ファイバ3の外周面と、ファイバガイド溝42Aの接着凹部43bとの隙間を通り、ファイバガイド溝42Aの底面側へ浸透される。
そして、紫外線を照射することで、固定蓋部6と光導波路4Aとの間の接着剤7を硬化させる。これにより、光ファイバ3は、コア30が光導波路4Aの導波コア40と光学的に結合される位置で、光導波路4Aに固定される。また、光導波路4Aは、実装基板5に固定蓋部6で被覆固定される。
上述したように、ファイバガイド溝42Aの先端部分に接着剤浸透溝44が備えられることで、光ファイバ3の先端とファイバガイド溝42Aの先端との間に浸透される接着剤7への気泡の混入が防止され、接着剤7が硬化した際に、ファイバガイド溝42Aの先端部分で対向する光ファイバ3のコア30の端面と光導波路4Aの導波コア40の端面との間に気泡が残らない。
また、フォトリソグラフィプロセスで四角形状の溝を形成する工程では、溝の深さ等に応じて角の部分に丸みが生じることがある。光ファイバが挿入されるファイバガイド溝の先端の角の部分に丸みが生じていると、光ファイバの先端をファイバガイド溝の先端に突き当てた際に隙間が生じる。
これに対して、光導波路4Aは、ファイバガイド溝42Aの先端部分が、接着剤浸透溝44で溝幅が拡げられた形状とされることで、光ファイバ3の先端が突き当てられる部分は垂直な平面で構成され、光ファイバ3の先端をファイバガイド溝42Aの先端に突き当てた際に、隙間の発生が抑えられる。
これにより、光ファイバ3と光導波路4Aが光結合される部分での損失を低減することができる。ここで、接着剤浸透溝44の溝幅は、本例では約100μmとしたが、約50〜150μmが好ましい。これは、接着剤浸透溝44の溝幅が50μm以下では、フォトリソグラフィプロセスでの作製が難しく、150μm以上では、光ファイバ3の先端部分の固定が不十分になるためである。
また、ファイバガイド溝42Aに挿入された光ファイバ3は、ファイバガイド溝42Aの上面開口に露出する部分だけでなく、外周面全体に接着剤7が浸透されることで、接着強度が増加される。
更に、光導波路4Aにおいて、光ファイバ3を支持する支持凸部43aと接着凹部43bを有したファイバガイド溝42Aの側壁部43は、導波コア40の形成プロセスで同じマスクを利用して作製されるので、導波コア40と同じ精度で形成される。
これにより、ファイバガイド溝42Aに挿入された光ファイバ3が支持凸部43aで支持されることで、光導波路4Aの導波コア40に対する光ファイバ3の位置調芯が高精度に行われる。
このような工程で、実装基板5に光素子2と光導波路4Aが実装され、光導波路4Aに光ファイバ3が接続された光モジュール1Aが作製される。
<第2の実施の形態の光導波路の構成例>
図10は、第2の実施の形態の光導波路の一例を示す平面図、図11は、第2の実施の形態の光導波路の一例を示す斜視図である。なお、第2の実施の形態の光導波路を備えた光モジュールは、図1及び図2説明した構成と同様で良い。
第2の実施の形態の光導波路4Bは、導波コア40の伸びる方向に沿った一の端面に、図1等で説明した光ファイバ3が挿入されるファイバガイド溝42Bを備え、導波コア40の伸びる方向に沿った他の端面に反射面45を備える。
ファイバガイド溝42Bは、光ファイバ3を支持し、導波コア40に対して位置合わせして光結合させる支持凸部43aと、光ファイバ3の外周面とファイバガイド溝42Bとの間に接着剤を浸透させる空隙を形成する接着凹部43bを有した側壁部43を備える。また、ファイバガイド溝42Bの先端に、並列された各ファイバガイド溝42Bの先端部分の間をつなぐ接着剤浸透溝44を備える。
第2の実施の形態の光導波路4Bでは、ファイバガイド溝42Bは、側壁部43の支持凸部43aが、導波コア40を構成するコア材で形成され、接着凹部43bが、コア材とクラッド材で形成される。光導波路4Bの形成プロセスで、ファイバガイド溝42Bの支持凸部43aは、導波コア40の形成プロセスで作製され、光ファイバ3を支持する支持凸部43aが、導波コア40と同じ精度で形成される。なお、第2の実施の形態の光導波路4Bの製造工程は、図5〜図9で説明した工程と同様である。
これにより、第2の実施の形態の光導波路4Bでも、ファイバガイド溝42Bに挿入される光ファイバ3の導波コア40に対する位置合わせの精度を向上させることができる。また、接着剤浸透溝44を備えることで、光ファイバ3の実装時のファイバガイド溝42Bへの接着剤の浸透速度を向上させると共に、光ファイバ3の先端とファイバガイド溝42Bの先端との間への気泡の混入を防ぐことができる。
<第3の実施の形態の光導波路の構成例>
図12は、第3の実施の形態の光導波路の一例を示す斜視図、図13は、第3の実施の形態の光導波路の一例を示す断面図である。なお、第3の実施の形態の光導波路を備えた光モジュールは、図1及び図2説明した構成と同様で良い。
第3の実施の形態の光導波路4Cは、導波コア40の伸びる方向に沿った一の端面に、図1等で説明した光ファイバ3が挿入されるファイバガイド溝42Cを備え、導波コア40の伸びる方向に沿った他の端面に反射面45を備える。
ファイバガイド溝42Cは、光ファイバ3を支持し、導波コア40に対して位置合わせして光結合させる側壁部48を備える。また、ファイバガイド溝42Cの先端に、並列された各ファイバガイド溝42Cの先端部分の間をつなぐ接着剤浸透溝44を備える。
第3の実施の形態の光導波路4Cでは、ファイバガイド溝42Cは、直線状に伸びる側壁部48が導波コア40を構成するコア材と、バッファークラッド41a、アンダークラッド41b及びオーバークラッド41cを構成するクラッド材で形成され、側壁部48において、光ファイバ3を支持する支持部48aはコア材で形成される。光導波路4Cの形成プロセスで、ファイバガイド溝42Cの側壁部48は、支持部48aが導波コア40の形成プロセスで作製され、光ファイバ3を支持する支持部48aが、導波コア40と同じ精度で形成される。なお、第3の実施の形態の光導波路4Cの製造工程は、図5〜図9で説明した工程と同様である。
これにより、第3の実施の形態の光導波路4Cでも、ファイバガイド溝42Cに挿入される光ファイバ3の導波コア40に対する位置合わせの精度を向上させることができる。また、フォトリソグラフィプロセスでファイバガイド溝42Cを形成するマスクを、単純な形状で実現できる。更に、接着剤浸透溝44を備えることで、光ファイバ3の実装時のファイバガイド溝42Cへの接着剤の浸透速度を向上させると共に、光ファイバ3の先端とファイバガイド溝42Cの先端との間への気泡の混入を防ぐことができる。
<第4の実施の形態の光導波路の構成例>
図14は、第4の実施の形態の光導波路の一例を示す斜視図、図15は、第4の実施の形態の光導波路の一例を示す断面図である。なお、第4の実施の形態の光導波路を備えた光モジュールは、図1及び図2説明した構成と同様で良い。
第4の実施の形態の光導波路4Dは、導波コア40の伸びる方向に沿った一の端面に、図1等で説明した光ファイバ3が挿入されるファイバガイド溝42Dを備え、導波コア40の伸びる方向に沿った他の端面に反射面45を備える。
ファイバガイド溝42Dは、光ファイバ3を支持し、導波コア40に対して位置合わせして光結合させる側壁部49を備える。また、ファイバガイド溝42Dの先端に、並列された各ファイバガイド溝42Dの先端部分の間をつなぐ接着剤浸透溝44を備える。
第4の実施の形態の光導波路4Dでは、ファイバガイド溝42Dは、直線状に伸びる側壁部49が、バッファークラッド41a、アンダークラッド41b及びオーバークラッド41cを構成するクラッド材で形成される。
これにより、第4の実施の形態の光導波路4Dでは、フォトリソグラフィプロセスでファイバガイド溝42Dを形成するマスクを、単純な形状で実現できる。また、接着剤浸透溝44を備えることで、光ファイバ3の実装時のファイバガイド溝42Dへの接着剤の浸透速度を向上させると共に、光ファイバ3の先端とファイバガイド溝42Dの先端との間への気泡の混入を防ぐことができる。
<本発明を適用した光導波路と従来の光導波路の対比>
図16は、比較例として従来の光導波路の一例を示す平面図である。従来の光導波路100は、比較例1では、ファイバガイド溝101はクラッド102を構成するクラッド材で形成され、接着剤浸透溝は備えられていない。比較例2では、ファイバガイド溝101は導波コア103を構成するコア材で形成され、接着剤浸透溝は備えられていない。
一方、本発明を適用した光導波路としては、実施例1では、図1等で説明した第1の実施の形態の光導波路4Aを使用し、実施例2では、図14等で説明した第4の実施の形態の光導波路4Dを使用した。
実施例1,2と比較例1,2のいずれの場合も、ファイバガイド溝に光ファイバを挿入して、固定蓋部で押さえると共に、光ファイバの先端をファイバガイド溝の先端に突き当てて、固定蓋部と光導波路との隙間から接着剤を注入したときの、接着剤の浸透の様子を観察した。結果を以下の表1に示す。
Figure 0004577376
表1に示すように、実施例1及び実施例2の光導波路(4A,4D)では、光ファイバの先端とファイバガイド溝の先端との間に気泡の混入は見られず、また、各ファイバガイド溝への接着剤の浸透速度も速かった。
これに対して、比較例1及び比較例2の光導波路では、光ファイバの先端とファイバガイド溝の先端との間に気泡の混入が見られ、また、各ファイバガイド溝への接着剤の浸透速度も遅かった。
以上のことから、本発明を適用した光導波路では、光ファイバの実装に要する時間が短縮できると共に、光ファイバとの結合損失を低減させることができることがわかる。
本発明は、電子機器のボード間やチップ間の光通信モジュールや、光ファイバを利用した通信ケーブルのコネクタ等に適用される。
第1の実施の形態の光モジュールの一例を示す平面図である。 第1の実施の形態の光モジュールの側断面を示す図1のA−A線断面図である。 第1の実施の形態の光導波路の一例を示す平面図である。 第1の実施の形態の光導波路の一例を示す斜視図である。 本実施の形態の光導波路の製造工程の一例を示す説明図である。 本実施の形態の光導波路の製造工程の一例を示す説明図である。 本実施の形態の光導波路の製造工程の一例を示す説明図である。 本実施の形態の光導波路の製造工程の一例を示す説明図である。 本実施の形態の光導波路の製造工程の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態の光導波路の一例を示す平面図である。 第2の実施の形態の光導波路の一例を示す斜視図である。 第3の実施の形態の光導波路の一例を示す斜視図である。 第3の実施の形態の光導波路の一例を示す断面図である。 第4の実施の形態の光導波路の一例を示す斜視図である。 第4の実施の形態の光導波路の一例を示す断面図である。 比較例として従来の光導波路の一例を示す平面図である。
符号の説明
1A・・・光モジュール、2・・・光素子、3・・・光ファイバ、30・・・コア、4A〜4D・・・光導波路、40・・・導波コア、41・・・クラッド、42A〜42D・・・ファイバガイド溝、43・・・側壁部、43a・・・支持凸部、43b・・・接着凹部、44・・・接着剤浸透溝、45・・・反射面、5・・・実装基板、6・・・固定蓋部、7・・・接着剤

Claims (1)

  1. 光が伝搬される複数の導波コアと前記導波コアに光を閉じ込めるクラッドを有し、前記導波コアと光結合される光ファイバが挿入される複数のファイバガイド溝が並列された光導波路の製造方法であって、
    前記ファイバガイド溝の側壁部と、前記ファイバガイド溝に交差する方向に延在すると共に前記複数のファイバガイド溝の一端同士をつなぐための接着剤浸透溝とを、フォトリソグラフィプロセスにより前記導波コアと同時に形成する
    光導波路の製造方法。
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