JP2003177272A - 光合分波器とその製造方法及び光合分波モジュール - Google Patents
光合分波器とその製造方法及び光合分波モジュールInfo
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Abstract
を正確に決めることが容易にでき、小型化が可能で量産
性に優れた光合分波器並びに光合分波器モジュールを提
供することを目的の1つとする。 【解決手段】 本発明は、基板2の一側に垂直回折格子
3が基板2に一体に形成され、基板2の他側に垂直回折
格子3からの光を導出するか垂直回折格子3に光を導入
するファイバが一対以上設置され、ファイバと垂直回折
格子3との間にレンズ部材20が配置され、基板の他側
には、複数のファイバ15、16、17、18、19の
位置決めを行う位置決め手段7が基板2と一体に形成さ
れ、垂直回折格子3と複数のファイバとの間の空間が光
の導波路とされてなる。
Description
機器の合分波器等に用いられる光合分波器及びその製造
方法に関するものである。
ハーフミラー式の誘電体フィルタを複数配置した多層構
造の誘電体フィルタ式のものと、グレーチング構造の光
ファイバを多数接続して構成したFBG(Fiber Gragg
Grating)と称される構造のものと、複数の光ファイバ
にバルク状の回折格子を接続してなる構造(Bulk Diffr
action Grating)のものと、光ファイバの途中に光導波
グレーチング構造を組み込んでなるAWD(Arrayed Wa
veguide Grating)と称されている構造が研究されてい
る。しかしながら、誘電体フィルタ式の光合分波器は信
号の多チャンネル化に限界があり、チャンネル数の増加
によりコストが上昇する問題があり、FBG構造の光合
分波器では高価なサーキュレータと称される部品が必要
となる問題があり、バルク状の回折格子を接続した構造
にあっては、光コネクションの信頼性が問題となり易
く、素子のアッセンブル化が困難な問題があり、AWD
構造の場合は挿入損失が大きく、素子に温度依存性が出
易く、温度制御が必要であり、冷却のためにペルチェ素
子が必要である等の問題がある。
の研究開発が進められているが、先の誘電体フィルタ式
のものと、FBG構造のものと、AWD構造のものは、
高コストであること、挿入損失が大きいなどの解決する
ことが難しい問題点を有しているがために、本発明者
は、回折格子を用いた光合分波器について着目し、研究
を行っている。図24は、この種従来の回折格子を用い
た光分光器の一例として知られているもので、入力光フ
ァイバ100と出力光ファイバ101、102、103
と第1のレンズ105、106、107、108と半導
体レーザ110、111、112、113と第2のレン
ズ115、116、117、118と、回折格子120
を備えて光分光器121が構成されている。
の入力光ファイバ100と出力光ファイバ101、10
2、103は整列配置されていて、入力光ファイバ10
0の光入射方向に対して出力光ファイバ101、10
2、103の光出射方向が180゜反対方向とされてい
る。前記入力光ファイバ100の前方側には、第1のレ
ンズ105と半導体レーザ110とが配置されている。
また、前記出力光ファイバ101の光出射方向後方側に
は第1のレンズ106と半導体レーザ111と第2のレ
ンズ116が順に配置され、出力光ファイバ102の後
方側には第1のレンズ107と半導体レーザ112と第
2のレンズ117が順に配置され、出力光ファイバ10
3の後方側には第1のレンズ108と半導体レーザ11
3と第2のレンズ118が順に配置されている。そし
て、先の第2のレンズ115〜118に対向するように
回折格子120が備えられている。
については、まず、入力光ファイバ100から3つの異
なる波長λ1、λ2、λ3を含む光を第1のレンズ10
5を介して半導体レーザ110に入射する。半導体レー
ザ110にてこの入射光を増幅し、第2のレンズ115
を介して回折格子120に入射する。回折格子120で
は波長毎に異なった角度で光を反射するので、先の波長
λ1、λ2、λ3の光は各々第2のレンズ116、11
7、118を通り、それぞれに対応する半導体レーザ1
11、112、113にて増幅されて第1のレンズ10
6、107、108を通過し、各出力光ファイバ10
1、102、103から出力される。
合分波器121は、多チャンネル化が可能であり、サー
キュレータ等の高価な部品が不要でコスト上昇の制約を
受け難い反面、素子構成のアッセンブリ化が困難で、小
型化が困難な問題があった。即ち、入力光ファイバ10
0から第1のレンズ105、第2のレンズ115を介し
て回折格子120に至る光経路、並びに、回折格子12
0から第2のレンズ116、117、118と第1のレ
ンズ106、107、108のそれぞれを介して出力光
ファイバ101、102、103に至る光経路を厳密に
位置合わせする必要があるので、光合分波器を構成する
これら各部品の位置合わせ等を含めた組み立て工程が極
めて繁雑となり易く、量産的には難しい構造とされてい
た。
もので、回折格子と光ファイバの位置関係を正確に決め
ることが容易にでき、小型化が可能で量産性に優れた光
合分波器並びに光合分波器モジュールを提供することを
目的の1つとする。本願発明は前述の背景に基づいてな
されたもので、回折格子と光ファイバの位置関係を正確
に決めることが容易にでき、小型化が可能で量産性に優
れた光合分波器を製造する方法を提供することを目的の
1つとする。
垂直回折格子を該基板に一体に形成し、前記基板の他側
に前記垂直回折格子からの光を導出するか前記垂直回折
格子に光を導入するファイバを一対以上設置し、前記フ
ァイバと前記垂直回折格子との間にレンズ部材を配置す
るとともに、前記基板の他側に、前記複数のファイバの
位置決めを行う位置決め手段を基板と一体に形成してな
り、前記垂直回折格子と前記ファイバとの間の空間を光
の導波路としてなることを特徴とする。垂直回折格子を
基板の一側に一体的に形成したので基板に対して垂直回
折格子が正確に位置決めされる。また、基板の他側にフ
ァイバの位置決め手段を基板と一体に形成したのでファ
イバの位置決めも基板に対して正確になされる。従って
光ファイバと垂直回折格子の位置決めも正確になされ
る。また、垂直回折格子と位置決め手段を基板と一体構
成とすることで、組立とアッセンブリも簡易化すること
ができ、光合分波器全体の小型化もなし得る。
り垂直回折格子が形成され、前記基板の他側に複数の位
置決め溝がメッキ材により形成され、各位置決め溝に前
記各ファイバが設置されて前記各ファイバの前記垂直回
折格子に対する位置決めがなされてなることを特徴とす
る。メッキ材により垂直回折格子と位置決め溝が基板上
に形成されるので、垂直回折格子と位置決め溝が基板上
に高精度で形成される。位置決め溝にはファイバが設置
されるので、ファイバは位置決め溝に沿って高精度で正
確に設置される結果として垂直回折格子に対しても高精
度で正確に位置決めされる。
刻してなる垂直回折格子が形成され、前記基板の他側に
複数の位置決め溝が前記基板の一部を蝕刻することで形
成され、各位置決め溝に前記各ファイバが設置されて前
記各ファイバの前記垂直回折格子に対する位置決めがな
されてなることを特徴とする。基板をエッチング等の方
法で蝕刻することで垂直回折格子と位置決め溝が基板上
に形成されるので、垂直回折格子と位置決め溝が基板上
の所望の位置に高精度で形成される。位置決め溝にはフ
ァイバが設置されるので、ファイバは位置決め溝に沿っ
て高精度で正確に設置される結果として垂直回折格子に
対しても高精度で正確に位置決めされる。
前記基板を蝕刻してなる垂直回折格子が形成され、前記
基板の他側に複数の位置決め溝が、メッキまたは前記基
板の一部を蝕刻することで形成され、前記各位置決め溝
に前記各ファイバが設置されて前記各ファイバの前記垂
直回折格子に対する位置決めがなされてなることを特徴
とする。基板を蝕刻するか、基板にメッキすることで垂
直回折格子と位置決め溝が基板上に形成されるので、垂
直回折格子と位置決め溝が基板上の所望の位置に高精度
で形成される。位置決め溝にはファイバが設置されるの
で、ファイバは位置決め溝に沿って高精度で正確に設置
される結果として垂直回折格子に対しても高精度で正確
に位置決めされる。
該Si基板の垂直回折格子と位置決め手段が形成された
面が、Si基板の(100)面あるいは(110)面と
されたことを特徴とする。Si基板の(100)面ある
いは(110)面であるならば、エッチング等の基板蝕
刻手段により正確な溝加工等の加工が可能であり、垂直
回折格子と位置決め溝を基板上に高精度で形成できる。
膜が形成されてなることを特徴とする。垂直回折格子に
光反射膜を設けることで垂直回折格子としての反射率が
向上し光の損失が少なくなる。
ァイバに位置合わせして設けられた複数のレンズ本体か
らなるレンズアレイであることを特徴とする。光入力が
多チャンネルである場合にそれに合わせてファイバが複
数本設けられていても、レンズアレイ構成とすること
で、1つのファイバに位置合わせすることで複数のファ
イバに全てのレンズ本体を正確に位置合わせできる。よ
って組立工程の簡略化に寄与する。
子との間の前記基板上に一体的に前記レンズ部材の固定
手段が形成されてなることを特徴とする。基板上に一体
的に形成した固定手段であるならば、形成位置を正確に
することができるので、レンズ部材の位置合わせが正確
になされる。
側に垂直回折格子が該基板に一体に形成され、前記基板
の他側に前記垂直回折格子からの光を導出するか前記垂
直回折格子に光を導入するファイバが一対以上設置さ
れ、前記ファイバと前記垂直回折格子との間にレンズ部
材が配置されるとともに、前記基板の他側には、前記複
数のファイバの位置決めを行う位置決め手段が基板と一
体に形成されてなり、前記垂直回折格子と前記ファイバ
との間の空間が光の導波路とされて光合分波器が構成さ
れ、前記基板と前記垂直回折格子と前記ファイバの位置
決め部分と前記レンズ部材と前記導波路の部分がケーシ
ングで覆われ、該ケーシングから引き出されたファイバ
の先端部にファイバジョイント部が形成されてなること
を特徴とする。本発明の光合分波モジュールは、光合分
波器の垂直回折格子を基板の一側に一体的に形成したの
で基板に対して垂直回折格子が正確に位置決めされる。
また、基板の他側にファイバの位置決め手段を基板と一
体に形成したのでファイバの位置決めも基板に対して正
確になされる。従って光ファイバと垂直回折格子の位置
決めも正確になされた光合分波器を備えたモジュールと
される。
一側に垂直回折格子が該基板に一体に形成され、前記基
板の他側に前記垂直回折格子からの光を導出するか前記
垂直回折格子に光を導入するファイバが一対以上設置さ
れ、前記ファイバと前記垂直回折格子との間にレンズ部
材が配置されるとともに、前記基板の他側には、前記複
数のファイバの位置決めを行う位置決め手段が基板と一
体に形成されてなり、前記垂直回折格子と前記ファイバ
との間の空間が光の導波路とされてなる光合分波器を製
造するに際し、基板に、レジストを塗布し、該レジスト
に露光と現像を施して基板上に垂直回折格子形成用のパ
ターンとファイバ位置決め部材形成用のパターンと前記
レンズ部材取付部形成用のパターンを形成し、この後に
前記基板にメッキ処理を施して前記各パターンに沿って
メッキ材からなる垂直回折格子とレンズ部材取付部とフ
ァイバ位置決め部材とを基材上に形成することを特徴と
する。基板にレジスト塗布と露光現像を行って垂直回折
格子形成用とファイバ位置決め部材形成用のパターンを
形成し、これを基にメッキ材により垂直回折格子とファ
イバ位置決め部材を形成するので、フォトリソパターン
に沿ったフォトリソパターン形成精度でメッキ材を形成
することができ、垂直回折格子とファイバ位置決め部材
を精度良く基板上に一体的に形成できる。
一側に垂直回折格子が該基板に一体に形成され、前記基
板の他側に前記垂直回折格子からの光を導出するか前記
垂直回折格子に光を導入するファイバが一対以上設置さ
れ、前記ファイバと前記垂直回折格子との間にレンズ部
材が配置されるとともに、前記基板の他側には、前記複
数のファイバの位置決めを行う位置決め手段が基板と一
体に形成されてなり、前記垂直回折格子と前記ファイバ
との間の空間が光の導波路とされてなる光合分波器を製
造するに際し、少なくとも表面を導電性とした基板に、
レジストを塗布し、該レジストに露光と現像を施して基
板上に垂直回折格子形成用のパターンとファイバ位置決
め部材形成用のパターンと前記レンズ部材取付部形成用
のパターンを形成し、この後に前記パターンを介して前
記基板表面をエッチングして蝕刻し、前記各パターンに
沿った蝕刻により基板上部に垂直回折格子とレンズ部材
取付部とファイバ位置決め部材とを形成することを特徴
とする。基板にレジスト塗布と露光現像を行って垂直回
折格子形成用とファイバ位置決め部材形成用のパターン
を形成し、これを基にエッチングにより垂直回折格子と
ファイバ位置決め部材を基板蝕刻から形成するので、フ
ォトリソパターンに沿ったフォトリソパターン形成精度
で基板蝕刻を行って形成することができ、垂直回折格子
とファイバ位置決め部材を精度良く基板上に一体的に形
成できる。
直回折格子を先に記載したメッキによる方法により形成
し、前記ファイバ位置決め部材を先に記載した蝕刻によ
る方法により形成することを特徴とする。本発明の光合
分波器の製造方法は、前記垂直回折格子を先に記載した
蝕刻による方法により形成し、前記ファイバ位置決め部
材を先に記載したメッキによる方法により形成すること
を特徴とする。メッキ法あるいは蝕刻法のいずれによっ
ても、垂直回折格子あるいはファイバ位置決め部材を基
板上に正確に形成できる。
説明する。なお、以下の図においては各部の構成を明瞭
にするため、各部位の縮尺を図示し易い大きさに適宜変
更して記載している。図1は、本発明の第1の実施の形
態の4チャンネル型の光分波器Aを示す斜視図であり、
この形態の光合分波器Aは、一側を幅狭に他側を幅広に
形成した平面視略台形状の基板2を備え、基板2の一側
に垂直回折格子3を基板2と一体的に形成し、基板2の
他側にファイバの位置決め部材5を基板2と一体的に形
成してなる基本構成とされている。前記基板2はSi基
板、エッチングによる加工が可能な基板、あるいは、表
面にメッキが可能なSi基板、アルチック等の基板から
構成されている。
cとされていて、基板2の一側の端部に垂直回折格子3
が先の接続部2cの上面よりも上方に突出するように形
成され、この垂直回折格子3の接続部2c側には、微細
な3角凹凸形状の回折反射面3aが形成されている。な
お、図面においては回折反射面3aの凹凸形状を目視で
きる程度に拡大して示したが、実際の凹凸形状は波長毎
に異なった角度で反射させる光の回折反射を行うもので
あるため、微細な凹凸形状とされる。また、この回折反
射面3aに銀コート層などの光反射層を被覆形成して反
射効率を向上させた高反射性の回折反射面として構成し
ても差し支えない。
字溝形状のファイバ位置決め手段7が形成されている。
この位置決め手段7は、この例では基板2の接続部2c
よりも肉厚になるように形成された位置決め部材5の上
面に先の垂直回折格子3側に一端部を向けるように相互
に平行に形成されたV字溝状の5本の位置決め溝9、1
0、11、12、13から構成されている。位置決め溝
9〜13の垂直回折格子3側の各端部9a、10a、1
1a、12a、13aは基板2の接続部2cの上面より
も若干上方に位置されている。
には出力用のファイバ15、16、17、18が溝底部
に沿って正確に設置され、位置決め溝13には入力用の
ファイバ19が溝底部に沿って正確に設置され、それぞ
れが接着等の固定手段により固定されている。先のファ
イバ19は4つの異なる波長を含む光が入力されるもの
であり、ファイバ15、16、17、18は垂直回折格
子3からの回折光を出力するものである。更に、厚肉の
位置決め部材5において接続部2c側の端部には、段部
2eが形成されており、この段部2eに沿う形でレンズ
部材(レンズアレイ)20が接着固定されている。この
レンズ部材20は、1枚の横長の基板20aに5つのレ
ンズ本体20A、20B、20C、20D、20Eを整
列形成して構成されたものであり、レンズ本体20Aが
ファイバ15に位置合わせされ、レンズ本体20Bがフ
ァイバ16に位置合わせされ、レンズ本体20Cがファ
イバ17に位置合わせされ、レンズ本体20Dがファイ
バ18に位置合わせされ、レンズ本体20Eがファイバ
19に位置合わせされている。また、この形態において
はファイバ15、16、17、18、19と垂直回折格
子3との間の空間部、より詳細にはレンズ部材20と垂
直回折格子3との間の空間部が導波路とされている。
バ19から4つの異なる波長λ1、λ2、λ3、λ4を含む
光を導入し、この光を垂直回折格子3の回折反射面3a
にレンズ本体20Eを介して照射すると、回折反射面3
aにおいてこれらの異なる波長の光が波長毎に異なった
反射角度で個々に回折反射され、波長λ1の光がレンズ
本体20Aを介してファイバ15に、波長λ2の光がレ
ンズ本体20Bを介してファイバ16に、波長λ3の光
がレンズ本体20Cを介してファイバ17に、波長λ4
の光がレンズ本体20Dを介してファイバ18に入射さ
れて各ファイバ15、16、17、18を介して波長毎
の光を取り出すことができる。よって光分波器Aを4チ
ャンネル型の光分波器として使用することができる。
垂直回折格子3とファイバの位置決め手段である位置決
め溝9〜13を一体に形成しているので、光分波器Aと
してのモノリシック構成を採用しており、光分波器Aと
しての小型化、軽量化を実現できる。そして、入力用の
ファイバ19から回折反射面3aに入射させた光の波長
毎の回折反射角度を予め求め、波長毎の反射角度に応じ
て対応する位置に各レンズ本体20A〜20Eが位置す
るように設計したレンズ本体20A〜20Eを備えたレ
ンズ部材20を製造しておくことで、レンズ部材20の
基板2に対する位置決めを正確に行えば、レンズ本体2
0A〜20Eの個々の位置決めを正確に行うことができ
る。この位置決めについては、基板2に形成する段部2
eの位置を正確に形成しておき、この段部2eを基準と
してレンズ部材20を取り付けることで達成できる。
わせするように位置決め溝9〜13の位置を正確に基板
2に形成しておくことで、各レンズ本体20A〜20E
とファイバ15〜19の位置決めも正確に行うことがで
きる。位置決め溝9〜13においては形状がV字状であ
るので、外形が丸い形状のファイバ15〜19を正確に
位置決めするには好ましい形状であるが、位置決め溝9
〜13の形状は4角形状等その他の形状でも差し支えな
い。
チャンネル型の光分波器Bを示すもので、この形態にお
いて先の第1の形態と異なるのは、必要な波長チャンネ
ル数(nは整数を示す。)に合致する数の出力用のファ
イバ30A〜N(Nは整数を示す。)を位置決め部材5
0上に配置し、ファイバ数に合致するレンズ本体を備え
たレンズ部材20'を配置した点であり、その他の構成
において先の実施の形態と同一部分には同一符号を付し
てそれらの部分の説明を省略する。これらのファイバに
おいてファイバ30Aは入力用、ファイバ30B、30
C、30D…30Nは入力用である。この実施の形態で
は必要な波長チャンネル数に合致した数のV字溝状の位
置決め溝31と入力用のファイバ用の位置決め溝31を
位置決め部材50の上面に形成し、これらの位置決め溝
31に位置決めされるようにファイバ30A〜30Nを
設置する。図2ではこのnチャンネルのファイバについ
ては4本のみの記載に止めて他のファイバを略している
が、チャンネル数に合致した必要数のファイバを設置す
れば良い。
Aからnチャンネルの波長を含む光を入射することで垂
直回折格子3により波長毎に異なる角度で回折反射さ
せ、必要数の出力用のファイバ30B〜30Nから波長
毎の出力光を得ることができる。よってこの形態の光分
波器Bをnチャンネル型の光分波器として使用すること
ができる。
チャンネル型の光合波器Cを示すもので、この形態にお
いて先の第1、第2の形態と異なるのは、必要な波長チ
ャンネル数(nは整数を示す。)に合致する数のファイ
バ40A〜N(Nは整数を示す。)を基板40の位置決
め部材50上に配置し、ファイバ数に合致するレンズ本
体を備えたレンズ部材20'を配置した点である。これ
らのファイバにおいてファイバ40Aは出力用、ファイ
バ40B、40C、40D…40Nは入力用である。そ
の他の構成において先の実施の形態と同一部分には同一
符号を付してそれらの部分の説明を省略する。この形態
では必要な波長チャンネル数に合致した数のV字溝状の
位置決め溝31と出力用のファイバ用の位置決め溝31
を基台部の上面に形成し、これらに位置決めされるよう
にファイバ40A〜Nを設置する。以上の構成により、
入力用のファイバ40B〜40Nから個々に1チャンネ
ルずつ、合計nチャンネルの波長の光を別々に垂直回折
格子3に入射することで垂直回折格子3により波長毎に
回折させて合成しつつ反射させ、1つの出力用のファイ
バ40Aからnチャンネル分の波長の光が合成された出
力光を得ることができる。よってこの形態の光合波器C
をnチャンネル型の光合波器として使用することができ
る。
の形態においては、ファイバを位置決め保持する手段と
して、V字状の位置決め溝を用いたが、ファイバを位置
決め保持する手段として、図4に示すように基板45上
にメッキ法により突部41、42をファイバ43の直径
とほぼ同等の間隔をあけて突設し、突部41、42が構
成する凹部44にファイバ43を接着固定させる構造を
採用しても良い。また、図5に示すように基板46の上
面にサインカーブ状の断面の凹凸部を複数形成し、それ
らのうちの凸部47、47の間に区画される凹部48に
ファイバ49を設置してこれらを接着固定しても良い。
板において、断面V字状の位置決め溝を形成する方法の
一例について以下に説明する。Si基板を用いて断面V
字状の位置決め溝を形成するには、Si基板の(10
0)面を表面に出した(100)面方位の図6に示すよ
うなSi基板25を用い、この表面において溝を形成し
ない部分のみにプラズマCVD法等の成膜法によりSi
O2からなる第1のエッチングマスク26とSiNXから
なる第2のエッチングマスク27とを積層し、この後に
KOH等のエッチング液を用いてSi基板25のエッチ
ングを行えば良い。ここでこれらのエッチングマスク2
6、27のKOHによるエッチングレートはSi(10
0)面のエッチングレートの1/1000以下であるの
で、これらのエッチングマスク26、27で覆われた部
分はほとんどエッチングされずに、エッチングマスク2
6、27で覆われていない部分のみが選択的にエッチン
グされるとともに、KOHによるSi基板エッチングレ
ートの結晶方位による違いから、図6に示すような断面
構造のV字状の位置決め溝28が形成される。従って前
記酸化膜26、27で覆わない部分の幅を先のファイバ
15の直径に合わせて直径よりも若干大きく設定してお
くならば、位置決め溝28を先の実施の形態のファイバ
位置決め用の位置決め溝9〜13あるいは位置決め溝3
1として用いることができる。
元に示したSi(100)方位に限らず、図7に示すよ
うにSi(110)面を表面に出した(110)面方位
のSi基板29を用いて製造しても良い。この場合、K
OH等によるウエットエッチングで形成された溝形状は
図7に示すようになる。図7に示す断面構造の位置決め
溝29においても溝幅を保持用のファイバとほぼ等幅と
して溝底部にファイバを押し込み設置し、接着等の固定
手段で固定することで、ファイバを正確に位置決めする
ことができる。また、図面では略するが、図7で底部が
平坦な形状の溝については、プラズマエッチング等でも
形成できる。この場合はSi基板の面方位は任意であ
る。
用いた化学エッチング、あるいはプラズマエッチング等
の物理的エッチングにより位置決め溝9〜13あるいは
位置決め溝31を形成するならば、ミクロンオーダーあ
るいはサブミクロンオーダーの精度で位置決め溝9〜1
3あるいは位置決め溝31を基板上に正確に形成するこ
とができる。これは、従来から位置合わせを厳密に行う
必要のあった光合分波器に対して、必要十分な精度を確
保できるので、化学エッチングあるいは物理的エッチン
グにより高精度でファイバを支持できる位置決め溝28
あるいは29Aを形成することができる。
る方法の一例について以下に図8〜図14を参照して説
明する。図8〜図14を基に以下に説明する製造方法に
より製造するのは、図12に構成を示す形態の光合波器
Eであり、この形態の光合波器Eは、Siの基板50の
上面一側中央部にメッキ材からなる垂直回折格子51が
突出形成され、この垂直回折格子51の回折反射面51
aが基板50の中央部側に向けて形成され、基板50上
に前記回折反射面51aに斜め一側から向かうように入
力用のファイバ52が後述する位置決め手58により固
定され、基板50上に前記回折反射面51aに斜め他方
から向かうように出力用のファイバ53、54、55、
56が後述する位置決め手段59により固定され、前記
回折反射面51aと前記ファイバ53、54、55、5
6との間の基板50上に位置するように板状のレンズ部
材(レンズアレイ)57が後述する固定手段(位置決め
手段)75により固定されている。
決め手段58において、基板50上に図13にも示すよ
うにファイバ52の直径とほぼ同じ間隔をあけて突出形
成されたメッキ材からなる保持凸部60、60が設けら
れ、これら保持凸部60、60の高さはファイバ52の
直径とほぼ同じ高さに形成され、保持凸部60、60間
の位置決め溝60Aにファイバ52が挟まれ、保持凸部
60、60とファイバ52の上にパイレックス(登録商
標)ガラス(耐熱ガラス)等の透明の固定部材62が載
置され、保持凸部60、60と固定部材62とが門型に
組まれるとともに、保持凸部60、60とファイバ52
と固定部材62が紫外線硬化型の樹脂等からなる接着層
61を介して一体に接着されて保持凸部60、60間の
位置決め溝60Aにファイバ52が固定されている。
9において、基板50上に突出形成されたメッキ材から
なる平面視略三角型の保持凸部63、64、65、6
6、67が設けられ、これら保持凸部63〜67の高さ
はファイバ53〜56の各直径とほぼ同じ高さとされ、
保持凸部63〜67の間の4つの位置決め溝63a、6
4a、65a、66aにファイバ53〜56が個々に挿
入され、更に保持凸部63〜67の上部に被さるように
パイレックス(登録商標)ガラス(耐熱ガラス)等の透
明の固定部材68が載置され、保持凸部63〜67とフ
ァイバ53〜56と固定部材68とが紫外線硬化型の樹
脂等からなる接着層69を介して一体に接着されて保持
凸部63〜67間の位置決め溝63A〜66Aにファイ
バ53〜56が位置決め固定されている。先の保持凸部
63、64、65、66、67間の位置決め溝63a、
64a、65a、66aに位置決め固定されたファイバ
53〜56はそれらの先端部側を内向きに後端部側を外
向きに広げるように平面視扇形に配置され、垂直回折格
子51に向けられている。
記垂直回折格子51と保持凸部63〜67との間に位置
するように基板50上に突出形成されたメッキ材からな
る4つの突起状の保持凸部76からなり、これらの保持
凸部76は相互に隣接する2つの保持凸部76により横
長の板状のレンズ部材57の両端部を挟持できるよう
に、保持凸部76、76間に位置決め溝76A’が形成
されている。このレンズ部材57は板状のガラス本体5
7aに一列整列状態で4つのレンズ部57bが形成され
た構成のものであり、レンズ部材57が保持凸部76、
76間で支持された状態において各ファイバ53〜56
に各レンズ部57bが位置合わせされるように構成され
ており、垂直回折格子51の回折反射面51aから回折
反射された波長毎の光を各ファイバ53〜56に集光し
て導入する作用を奏する。
には、図8に示すようなSiからなる基板50の上面を
洗浄し、基板50の上面全部にクロム等の金属からなる
導電薄膜をスパッタ法、蒸着法等の成膜法にて形成し
(図8においては金属薄膜を略した)、その後にレジス
ト層を均一塗布し、これをプリベークした後、露光、現
像処理を行ない、ポストベークを行って図9に示す平面
形状のレジスト層77を形成する。ここでは、レジスト
層77に対して最終形成目的とする垂直回折格子51と
保持凸部60、60、63、64、65、66、67と
保持凸部76、76、76、76を形成するための、こ
れらの各部の平面形状と平面視相似形の凹部51A、6
0A、60A、63a、64A、65A、66A、67
A、76A、76A、76A、76Aが形成された平面
形状のレジスト層77を形成するものとする。
複合層あるいはNi/Cr複合層のいずれかを形成する
ためのメッキ処理を行い、先の凹部にメッキ材を図10
に示すように埋め込み、レジスト層77を剥離液にて剥
離することにより図11に示すように基板50上に垂直
回折格子51と保持凸部60、60と保持凸部63、6
4、65、66、67と保持凸部76、76、76、7
6が形成される。なお、先の製造方法においてメッキ材
としてAuを用いない場合、垂直回折格子51の回折反
射面51aには斜方蒸着等の成膜手段により高反射率の
Au層、Au/Cr複合層、Ag層などの高反射率の金
属層を形成しておくことが好ましい。
ファイバ52を挿入し、図13に示すように紫外線硬化
型の接着層を介して固定部材62を載置し、紫外線を照
射することで接着層を硬化し、ファイバ52を位置決め
固定する。また、先の保持凸部63〜67間の間隙にフ
ァイバ53〜56を順次挿入し、図12に示す固定部材
68を紫外線硬化型の接着層を介して載置し、紫外線を
照射することで接着層を硬化し、ファイバ53〜56を
位置決め固定する。これらの位置決め固定において、保
持凸部60、60、63〜67はいずれも先に説明した
レジスト層77を露光現像してエッチング処理するとい
うフォトリソ工程により形成するので、フォトリソ工程
の限界精度、即ち、ミクロンオーダー(例えば1〜2μ
m精度)あるいは露光方法によってはサブミクロンオー
ダーの精度で保持凸部60、60、63〜67を基板5
0の上の所望の位置に形成することができる。従って、
これらの保持凸部60、60、63〜67を基準として
ファイバ52とファイバ53〜56を位置決めすること
で、これらのファイバの位置決め精度を高精度とした光
合波器Eを得ることができる。また、垂直回折格子51
に対してファイバ52からの入射光を垂直回折格子51
の回折反射面51aの正確な位置に入射することができ
るとともに、回折反射面51aから回折反射されてくる
回折反射光を波長毎にファイバ53〜56に正確に導い
て出力させることができる。
る方法の他の例について以下に図15〜図21を参照し
て説明する。図15〜図21を基に以下に説明する製造
方法により製造するのは、図19に構成を示す形態の光
合波器Fであり、この形態の光合波器Fは、Siの基板
80の上面一側中央部に基板の構成材料からなる垂直回
折格子81が突出形成され、この垂直回折格子81の一
面側に形成された凹凸部に高反射率金属材料膜の回折反
射面81aが基板80の中央部側に向くように形成さ
れ、基板80上において前記回折反射面81aに斜め一
側から向かうように入力用のファイバ82が後述する位
置決め手段88により固定され、基板80上に前記回折
反射面81aに斜め他方から向かうように出力用のファ
イバ83、84、85、86が後述の位置決め手段89
により固定され、前記回折反射面81aと前記ファイバ
83、84、85、86との間の基板80上に位置する
ように板状のレンズ部材(レンズアレイ)87が設置さ
れている。
決め手段88においては、図20に示すように基板80
上にファイバ82の直径とほぼ同じ間隔をあけて突出形
成された基板構成材料からなる保持凸部90、90が設
けられ、これらの保持凸部90、90の高さはファイバ
82の直径とほぼ同じ高さに形成され、保持凸部90、
90間の位置決め溝90Aにファイバ82が挟まれ、保
持凸部90、90とファイバ82の上にパイレックス
(登録商標)ガラス(耐熱ガラス)等の透明の固定部材
92が載置され、保持凸部90、90と固定部材92と
が門型に組まれるとともに、保持凸部90、90とファ
イバ82と固定部材92が紫外線硬化型の樹脂等からな
る接着層91を介して一体に接着されて保持凸部90、
90間の位置決め溝90Aにファイバ82が固定されて
いる。
89において、図19に示すように基板80上に突出形
成された基板構成材料からなる平面視略三角型の保持凸
部93、94、95、96、97が設けられ、これら保
持凸部93〜97の高さはファイバ83〜86の各直径
とほぼ同じ高さとされ、保持凸部93〜97の間の4つ
の位置決め溝93a、94a、95a、96aにファイ
バ83〜86が個々に挿入され、更に保持凸部93〜9
7の上部に被せられるようにパイレックス(登録商標)
ガラス(耐熱ガラス)等の透明の固定部材98が載置さ
れ、保持凸部93〜97とファイバ83〜86と固定部
材98が紫外線硬化型の樹脂等からなる接着層91を介
して一体に接着されて保持凸部93〜97間の位置決め
溝93a、94a、95a、96aにファイバ83〜8
6が固定されている。
手段)99は、前記垂直回折格子81と保持凸部93〜
97との間に位置するように基板80上に突出形成され
た基板構成材料からなる4つのブロック状の保持凸部1
26からなり、これらの保持凸部126は相互に隣接す
る2つの保持凸部126により板状のレンズ部材87の
両端部を支持できるように、保持凸部126間に位置決
め溝126A’が形成されている。このレンズ部材87
は板状のガラス本体87aに一列整列状態で4つのレン
ズ本体87bが形成された構成のものであり、レンズ部
材87が保持凸部126、126で支持された状態にお
いて各ファイバ83〜86に各レンズ部材87が位置合
わせされるように構成されており、垂直回折格子81の
回折反射面81aから回折反射された波長毎の光を各フ
ァイバ83〜86に導入する作用を奏する。
には、図15に示すようなSiからなる基板130の上
面を洗浄し、基板130上にレジスト層を均一塗布し、
これをプリベークした後、露光、現像処理を行ない、ポ
ストベークを行って図15に示す断面構造であり、図1
6に示す平面形状の複数のレジスト層を形成する。ここ
では、レジスト層に対して最終形成目的とする垂直回折
格子81と保持凸部90、90と保持凸部126、12
6、126、126と保持凸部93、94、95、9
6、97を形成するための、これらの各部の平面形状と
平面視相似形の凸部81A、60B、60B、93A、
94A、95A、96A、97A、126A、126
A、126A、126Aを形成した平面形状とする。
これらの凸部以外の基板部分を蝕刻するをドライエッチ
ング処理を施し、先の凸部の周囲の基板を所定の深さま
で削り取り、図17に示すように、基板構成材料の一部
からなる垂直回折格子81と保持凸部60、60と保持
凸部83、84、85、86、87と保持凸部93、9
4、95、96、97を形成し、次いでレジストを剥離
する。なお、先の製造方法において垂直回折格子81の
回折反射面81aには斜方蒸着等の手段により高反射率
のAu層、Au/Cr複合層、Ag層などの金属層を形
成しておく必要がある。
の構造の場合と同ように、保持凸部90、90、93〜
97はいずれも先に説明したレジスト層を介してドライ
エッチング処理するというフォトリソ工程により形成す
るので、フォトリソ工程の限界精度、例えば、ミクロン
オーダー(1〜2μm程度)あるいは露光方法によって
はサブミクロンオーダーの精度で保持凸部90、90、
93〜97を基板80の上の所望の位置に形成すること
ができる。従って、これらの保持凸部90、90、93
〜97を基準としてファイバ82とファイバ93〜96
を位置決めすることで、これらのファイバの位置決め精
度を高精度とした光合波器Fを得ることができる。ま
た、垂直回折格子81に対してファイバ82からの入射
光を垂直回折格子81の回折反射面81aの正確な位置
に入射することができるとともに、回折反射面81aか
ら回折反射されてくる回折反射光を波長毎にファイバ9
3〜96に正確に導いて出力させることができる。
Eを備えた光合波モジュール150を示すものである。
この例の光合波モジュール150は内部に設けた光合波
器Eをケーシング(シャーシ)151で覆い、ケーシン
グ151の外部まで入力用のファイバ52を引き出して
設け、ファイバ52の先端部に光コネクタ154を設け
るとともに、ケーシング151の外部まで出力用のファ
イバ83、84、85、86を設け、ファイバ83〜8
6の先端部にファイバジョイント部(光コネクタ)15
5、156、157、158を設けた構造とされてい
る。この構成により先の光合波器Eが有する特徴を備え
た光合波モジュール150を提供できる。なお、先の形
態で説明した光分波器Fをこの例の光合波器Eの代わり
に備えるならば、光分波器モジュールとすることができ
る。従って、光合波器E又は光分波器Fを先のケーシン
グ151に収納することで光合波モジュール又は光分波
モジュールを提供することができ、勿論、光合波器Eと
光分波器Fの両方をケーシングに収納してそれぞれファ
イバジョイント部を設けることで光合分波モジュールと
することもできる。
ば、光合分波器を製造する場合に、メッキ法のみによ
り、あるいは、蝕刻法のみにより垂直回折格子、保持凸
部を形成する方法について説明したが、両方の組み合わ
せの方法を採用しても良いのは勿論である。即ち、メッ
キ法により垂直回折格子を形成し、保持凸部を蝕刻法に
より形成したり、蝕刻法により垂直回折格子を形成し、
メッキ法により保持凸部を形成したり、垂直回折格子と
複数の保持凸部のうちの一部を蝕刻法により形成し残り
の部分をメッキ法により形成するようにして光合分波器
を製造しても良いのは勿論である。
格子と複数のファイバの位置決めを行う位置決め手段を
基板と一体に形成してなるので基板に対して垂直回折格
子を正確に位置決めできるとともに、基板の他側にファ
イバの位置決め手段を基板と一体に形成したのでファイ
バの位置決めも基板に対して正確にできる。従って光フ
ァイバと垂直回折格子の位置決めを正確にできる。ま
た、垂直回折格子と位置決め手段を基板と一体構成とす
ることで、垂直回折格子や位置決め手段を別部材として
いた従来構造に比べ、垂直回折格子の微細な位置合わせ
を含めた組立と、垂直回折格子とファイバと位置決め手
段を含め全体のアッセンブリも簡易化することができ、
光合分波器全体の小型化もなし得る。
るか、メッキ材により形成してなる垂直回折格子を形成
し、基板の他側に複数の位置決め溝を基板の一部を蝕刻
するかメッキ材で形成するので、各位置決め溝にファイ
バを正確に設置できる。基板を蝕刻するか、メッキ材に
より垂直回折格子と位置決め溝を形成するならば、ファ
イバの位置決めと垂直回折格子との位置決めを、正確に
行うことができ、垂直回折格子とファイバとの位置決め
精度の良好な光合分波器を提供できる。
(100)面あるいは(110)面とするならば、エッ
チング等の基板蝕刻手段により正確な溝加工等の加工が
可能であり、垂直回折格子と位置決め溝を基板上に高精
度で形成できる。本発明において、垂直回折格子表面に
光反射膜を形成するならば、垂直回折格子としての反射
率が向上し、光合分波器としての光の損失が少なくな
る。
レンズ本体からなるレンズアレイであるならば、光入力
が多チャンネルである場合にそれに合わせてファイバが
複数本設けられていても、レンズ本体相互間の間隔を予
め規定してレンズ部材を製造しておくことで、1つのフ
ァイバに位置合わせすることで他の複数のファイバに全
てのレンズ本体を正確に位置合わせできる。よって組立
工程の簡略化に寄与する。本発明において、レンズ部材
の固定を基板上に一体的に形成した固定手段とするなら
ば、形成位置を正確にすることができるので、レンズ部
材の位置合わせが正確かつ容易にできる。
ト塗布と露光現像を行って垂直回折格子形成用とファイ
バ位置決め部材形成用のパターンを形成し、これを基に
メッキ材により垂直回折格子とファイバ位置決め部材を
形成するならば、フォトリソパターンに沿ったフォトリ
ソパターン形成精度、例えば数ミクロンの精度でメッキ
材を形成することができ、垂直回折格子とファイバ位置
決め部材を精度良く基板上に一体的に形成できる。
ト塗布と露光現像を行って垂直回折格子形成用とファイ
バ位置決め部材形成用のレジストパターンを形成し、こ
れを基にエッチングにより垂直回折格子とファイバ位置
決め部材を基板蝕刻から形成するので、フォトリソパタ
ーンに沿ったフォトリソパターン形成精度で、例えば数
ミクロン精度で基板蝕刻を行って形成することができ、
垂直回折格子とファイバ位置決め部材を精度良く基板上
に一体的に形成できる。また、本発明方法によれば、メ
ッキ法あるいは蝕刻法のいずれによっても、垂直回折格
子あるいはファイバ位置決め部材を基板上に正確に形成
できる。
形態を示す斜視図である。
形態を示す斜視図である。
形態を示す斜視図である。
用される保持凸部の一例を示す断面図である。
用される保持凸部の他の例を示す断面図である。
用される位置決め溝の一例を示す断面図である。
用される位置決め溝の他の例を示す断面図である。
例において、基板上にレジストを形成した状態を示す断
面図である。
一例において、基板上に形成したレジストをパターニン
グした状態を示す平面図である。
の一例において、レジストをパターニングした部分に対
してメッキ材をメッキした状態を示す断面図である。
の一例において、レジストを除去してメッキ材により保
持凸部と垂直回折格子を形成した状態を示す断面図であ
る。
の一例において、得られる光合波器の一例を示す平面図
である。
ァイバを位置決めした部分の構造を示す断面図である。
ラス部材を位置決めした部分の構造を示す断面図であ
る。
の一例において、基板上に形成したレジストをパターニ
ングした状態を示す断面図である。
の一例において、基板上に形成したレジストをパターニ
ングした状態を示す平面図である。
の一例において、レジストをパターニングした部分を介
して基板をイオンビームエッチングした状態を示す断面
図である。
の一例において、レジストを除去してメッキ材により保
持凸部と垂直回折格子を形成した状態を示す断面図であ
る。
の一例において、得られる光合波器の一例を示す平面図
である。
ァイバを位置決めした部分の構造を示す断面図である。
ラス部材を位置決めした部分の構造を示す断面図であ
る。
合波器モジュールの一例を示す斜視図である。
ある。
図である。
3、51、81…垂直回折格子、7…位置決め手段、
9、10、11、12、13、28、29A、31…位
置決め溝、15、16、17、18、19…ファイバ、
30A、30B、30C、30N…ファイバ、40A、
40B、40C、40N…ファイバ、20、20'、5
7、87…レンズ部材、63a、64a、65a、66
a…位置決め溝、93a、94a、95a、96a…位
置決め溝、151…ケーシング、154、155、15
6、157、158…ファイバジョイント部。
Claims (13)
- 【請求項1】 基板の一側に垂直回折格子が該基板に一
体に形成され、前記基板の他側に前記垂直回折格子から
の光を導出するか前記垂直回折格子に光を導入するファ
イバが一対以上設置され、前記ファイバと前記垂直回折
格子との間にレンズ部材が配置されるとともに、前記基
板の他側には、前記複数のファイバの位置決めを行う位
置決め手段が基板と一体に形成されてなり、前記垂直回
折格子と前記ファイバとの間の空間が光の導波路とされ
てなることを特徴とする光合分波器。 - 【請求項2】 前記基板の一側にメッキ材により垂直回
折格子が形成され、前記基板の他側に複数の位置決め溝
がメッキ材により形成され、各位置決め溝に前記各ファ
イバが設置されて前記各ファイバの前記垂直回折格子に
対する位置決めがなされてなることを特徴とする請求項
1に記載の光合分波器。 - 【請求項3】 前記基板の一側に前記基板を蝕刻してな
る垂直回折格子が形成され、前記基板の他側に複数の位
置決め溝が前記基板の一部を蝕刻することで形成され、
各位置決め溝に前記各ファイバが設置されて前記各ファ
イバの前記垂直回折格子に対する位置決めがなされてな
ることを特徴とする請求項1記載の光合分波器。 - 【請求項4】 前記基板の一側にメッキまたは前記基板
を蝕刻してなる垂直回折格子が形成され、前記基板の他
側に複数の位置決め溝が、メッキまたは前記基板の一部
を蝕刻することで形成され、前記各位置決め溝に前記各
ファイバが設置されて前記各ファイバの前記垂直回折格
子に対する位置決めがなされてなることを特徴とする請
求項1記載の光合分波器。 - 【請求項5】 前記基板がSi基板からなり、該Si基
板の垂直回折格子と位置決め手段が形成された面が、S
i基板の(100)面あるいは(110)面とされたこ
とを特徴とする請求項1記載の光合分波器。 - 【請求項6】 前記垂直回折格子表面に光反射膜が形成
されてなることを特徴とする請求項1記載の光合分波
器。 - 【請求項7】 前記レンズ部材が前記複数のファイバに
位置合わせして設けられた複数のレンズ本体からなるレ
ンズアレイであることを特徴とする請求項1記載の光合
分波器。 - 【請求項8】 前記ファイバと前記垂直回折格子との間
の前記基板上に一体的に前記レンズ部材の固定手段が形
成されてなることを特徴とする請求項1記載の光合分波
器。 - 【請求項9】 基板の一側に垂直回折格子が該基板に一
体に形成され、前記基板の他側に前記垂直回折格子から
の光を導出するか前記垂直回折格子に光を導入するファ
イバが一対以上設置され、前記ファイバと前記垂直回折
格子との間にレンズ部材が配置されるとともに、前記基
板の他側には、前記複数のファイバの位置決めを行う位
置決め手段が基板と一体に形成されてなり、前記垂直回
折格子と前記ファイバとの間の空間が光の導波路とされ
て光合分波器が構成され、前記基板と前記垂直回折格子
と前記ファイバの位置決め手段と前記レンズ部材と前記
導波路の部分がケーシングで覆われ、該ケーシングから
引き出されたファイバの先端部にファイバジョイント部
が形成されてなることを特徴とする光合分波モジュー
ル。 - 【請求項10】 基板の一側に垂直回折格子が該基板に
一体に形成され、前記基板の他側に前記垂直回折格子か
らの光を導出するか前記垂直回折格子に光を導入するフ
ァイバが一対以上設置され、前記ファイバと前記垂直回
折格子との間にレンズ部材が配置されるとともに、前記
基板の他側には、前記複数のファイバの位置決めを行う
位置決め手段が基板と一体に形成されてなり、前記垂直
回折格子と前記ファイバとの間の空間が光の導波路とさ
れてなる光合分波器を製造するに際し、 少なくとも表面を導電性とした基板に、レジストを塗布
し、該レジストに露光と現像を施して基板上に垂直回折
格子形成用のパターンとファイバ位置決め部材形成用の
パターンと前記レンズ部材取付部形成用のパターンを形
成し、この後に前記基板にメッキ処理を施して前記各パ
ターンに沿ってメッキ材からなる垂直回折格子とレンズ
部材取付部とファイバ位置決め部材とを基材上に形成す
ることを特徴とする光合分波器の製造方法。 - 【請求項11】 基板の一側に垂直回折格子が該基板に
一体に形成され、前記基板の他側に前記垂直回折格子か
らの光を導出するか前記垂直回折格子に光を導入するフ
ァイバが一対以上設置され、前記ファイバと前記垂直回
折格子との間にレンズ部材が配置されるとともに、前記
基板の他側には、前記複数のファイバの位置決めを行う
位置決め手段が基板と一体に形成されてなり、前記垂直
回折格子と前記ファイバとの間の空間が光の導波路とさ
れてなる光合分波器を製造するに際し、 基板に、レジストを塗布し、該レジストに露光と現像を
施して基板上に垂直回折格子形成用のパターンとファイ
バ位置決め部材形成用のパターンと前記レンズ部材取付
部形成用のパターンを形成し、この後に前記パターンを
介して前記基板表面をエッチングして蝕刻し、前記各パ
ターンに沿った蝕刻により基板上部に垂直回折格子とレ
ンズ部材取付部とファイバ位置決め部材とを形成するこ
とを特徴とする光合分波器の製造方法。 - 【請求項12】 前記垂直回折格子を請求項10に記載
したメッキによる方法により形成し、前記ファイバ位置
決め部材を請求項11に記載した蝕刻による方法により
形成することを特徴とする光合分波器の製造方法。 - 【請求項13】 前記垂直回折格子を請求項11に記載
した蝕刻による方法により形成し、前記ファイバ位置決
め部材を請求項10に記載したメッキによる方法により
形成することを特徴とする光合分波器の製造方法。
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