JP2003106930A - リーク検出装置 - Google Patents

リーク検出装置

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JP2003106930A JP2001298897A JP2001298897A JP2003106930A JP 2003106930 A JP2003106930 A JP 2003106930A JP 2001298897 A JP2001298897 A JP 2001298897A JP 2001298897 A JP2001298897 A JP 2001298897A JP 2003106930 A JP2003106930 A JP 2003106930A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素早い応答(リーク検査の時間短縮)、ガス
漏れ検知感度の向上を実現するリーク検出装置を提供す
る。 【解決手段】 昇降可能な真空容器1と、この真空容器
1と協同で閉鎖空間を形成する被試験計測台5とを備え
る。真空容器1の内側に複数個の排出口10aを有する
パージ配管10を付設し、真空引き時に被検査体100
の膨張を抑えるために被検査体100の上面を押圧する
上下動可能な押さえ板20を配置する。押さえ板20に
は、複数個のガス吸引口21a,21bを有するサンプ
リング配管20を付設する。被検査体100からガスが
漏れていないかどうか検査する時、押さえ板20を下げ
て被検査体100に接触させる。被検査体100からガ
スが漏れている場合は、漏洩ガスは真空容器1内で拡散
することなく直ちにガス吸引口21a,21bから吸引
され、配管系を通じて分析計に達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、包装パック等の
包装品バリア袋に生じるリーク(ガス漏れ)の有無を検
出するリーク検出装置に関し、詳細には製品を多数個収
納した段ボール箱(製品の最終出荷姿)の外側より多数
個の内部製品を一括してリーク検査するリーク検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば医薬品では雑菌の侵入防止や腐敗
防止のため、薬品においては組成変化の防止のため、そ
れらを収容した製品(バリア袋)には、保護ガス(ヘリ
ウムガス、その他の不活性ガス)が封入されているもの
が多い。
【0003】そのため、包装のバリア袋にピンホール等
によるガス漏れが無いかどうか検査を行っている。例え
ば、被検査体(多数個の製品を収納した段ボール箱)を
順に搬送するコンベヤの上部に、真空容器が上下移動機
構により上下動可能に設置され、この真空容器に配管系
を介して真空弁及び真空引きポンプが接続され、配管系
に分析計が設けられた装置を用いてリークの有無を検出
している。
【0004】この装置では、真空容器が上昇した状態で
真空容器の直下に被検査体を位置させ、真空容器を下降
させて真空容器を密閉した後、真空引きポンプにより真
空引きして真空容器内部を真空状態とし、被検査体、即
ち段ボール箱内の個々の製品から保護ガスが漏れていな
いかどうかを検査する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、被検査体から漏れた保護ガスを吸引する
ガス吸引口は真空容器内の被検査体よりも離れた所の或
る箇所にだけ設けられているため、実際にガス漏れがあ
った場合に、被検査体からの漏洩ガスがガス吸引口から
分析計に到達するまでに時間が掛かり、分析結果が出る
までに時間を要し、応答性が悪くなるという問題があ
る。
【0006】また、ガス漏れが微量である場合には、漏
洩ガスがガス吸引口から吸引されるまでに真空容器内で
拡散してしまうので、漏洩ガスの濃度が低下し、それに
より分析計でのガス漏れ検知の感度が低下し、しかも応
答時間が長く掛かるという問題がある。
【0007】この発明は、そのような問題点に着目して
なされたものであって、素早い応答(リーク検査の時間
短縮)、ガス漏れ検知感度の向上を実現するリーク検出
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の請求項1記載のリーク検出装置は、被検
査体から漏れたガスを吸引するガス吸引口を有すると共
に被検査体を出入自在とした真空容器と、この真空容器
を真空引きする真空手段と、真空容器内で真空引きされ
た被検査体からのガス漏れを検知する分析計とを備えた
ものにおいて、前記ガス吸引口が真空容器内における被
検査体の周りに複数箇所設けられていることを特徴とす
る。
【0009】この装置では、被検査体の周りにガス吸引
口が設けられているので、真空容器内に被検査体を配置
して真空引きしたとき、被検査体からガス漏れがある
と、被検査体から出た漏洩ガスが直ちにガス吸引口から
吸引され、分析計でガス漏れが検知される。従って、漏
洩ガスが真空容器内で拡散せずに分析計に取り込まれる
ので、ガス漏れが有った場合の応答が早くなり、延いて
はリーク検査の時間が短縮されるだけでなく、被検査体
からの漏洩ガスが薄められずに分析計に到達するのでガ
ス漏れの検知感度が向上する。
【0010】この構成において、ガス吸引口は被検査体
に対して進退可能とすれば、被検査体の形状や大きさに
かかわらず、ガス吸引口を被検査体に近接させることが
できる。
【0011】また、真空引き時に被検査体の膨張を抑え
るために被検査体の少なくとも1面を押圧できるように
被検査体に対して進退可能な押さえ板を真空容器内に配
置し、この押さえ板にガス吸引口を設けることにより、
押さえ板により被検査体の膨張が抑えられるため被検査
体からガスが出やすくなり、低真空でもガスをよく絞り
出すことができる。また、押さえ板にガス吸引口が接す
るため、ガス漏れが有る場合に被検査体からの漏洩ガス
がより素早く分析計まで到達するようになり、応答が一
層早くなり、ガス漏れの検知感度も更に高まる。更に、
押さえ板により被検査体の外装にダメージを与えなくな
る。
【0012】押さえ板を使用する場合、押さえ板は被検
査体の上面側及び側面側にそれぞれ配置することとすれ
ば、被検査体(多数個の製品を収納した段ボール箱)に
おいて、収納されたどの製品で(段ボール箱内のどの箇
所で)ガス漏れが起きても、漏洩ガスが被検査体からガ
ス吸引口に吸い込まれる時間がより一様になり、各被検
査体にかかわらず、応答の安定性が更に増し、検知感度
が一層安定する。
【0013】一方、真空容器と分析計とを連絡する配管
系に前記真空手段とは別個の漏洩ガス検出用の低真空漏
洩ガス吸引手段を設け、予め真空手段により被検査体を
真空引きし、その後に複数個のガス吸引口から低真空漏
洩ガス吸引手段により吸引し、被検査体からのガス漏れ
を分析計により検知するようにすることで、即ち真空引
きを真空手段により行うのとは別途に、リーク検査のた
めのガス吸引を低真空漏洩ガス吸引手段で行うことで、
ガス漏れ検査を効率良く行うことができる。
【0014】他方、この種の装置ではリーク検査を繰り
返し行うため、ガス漏れが有った場合は、真空容器内及
びガス吸引口から分析計に至る配管系に漏洩ガスが残留
し、この残留ガスの影響を受け易くなる。そこで、分析
計によりガス漏れが検知された場合は、真空容器内及び
ガス吸引口から分析計の手前までの配管系内にクリーニ
ング用のガスを導入してクリーニングを行い、その後に
新鮮な空気をクリーニング時と同経路内に導入してクリ
ーニングを行うようにすればよい。これにより、1回毎
のリーク検査を効率良く行え、測定時間サイクルを短縮
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明を更に詳細に説明する。
【0016】その一実施形態に係るリーク検出装置の概
略構成図を図1(真空容器及び配管系の一部)、図2
(真空容器の一部及び配管系の残部)、図3(配管系の
残部)及び図4(配管系の残部)に示す。
【0017】まず図1において、被検査体(多数個の製
品を収納した段ボール箱)100を出入自在とする真空
容器1は、底部が開口したもので、真空容器昇降用のエ
アシリンダ3のピストンロッド3aの先端部に取付けら
れ、エアシリンダ3により上下動可能に支持されてい
る。この真空容器1に対向して、その下方には被試験計
測台5が配置されている。また、真空容器1の下部周囲
端面には環状のパッキン7が設けられると共に、被試験
計測台5の対応部分にも環状のパッキン8が設けられて
いる。従って、真空容器1が下降して被試験計測台5に
接触することで、パッキン7,8同士が密着し、真空容
器1と被試験計測台5による密閉空間が形成される。但
し、パッキン7,8に代えて、真空容器1の下部周囲端
面にのみOリングを設けてもよい。
【0018】真空容器1の内側には、新鮮な空気を導入
するためのパージ配管10が真空容器1の内壁に沿って
適当なパターンで配置され、パージ配管10は一定間隔
毎に複数個の排出口10aを有する。このパージ配管1
0の更に内側には、真空引き時に被検査体100の膨張
を抑えるために被検査体100の上面を押圧するための
平板状の押さえ板20が配置されている。押さえ板20
は、押さえ板駆動用の2個のエアシリンダ25のピスト
ンロッド25aの先端部に取付けられ、エアシリンダ2
5により上下動可能である。
【0019】この押さえ板20には、被検査体100に
封入されたガス(例えばヘリウムガス)の漏れ検査のた
めの吸引及びクリーニングのためのN2 ガス排出を行う
ためのサンプリング配管21が縦横に付設され、その一
部は真空容器1の底部開口に向かって延びている。サン
プリング配管21は、押さえ板20以外の部分及び押さ
え板20の部分にそれぞれ一定間隔を置いて複数個のガ
ス吸引口21a,21bを有する。
【0020】なお、図1では、押さえ板20とサンプリ
ング配管21は、便宜上離して示されているが、押さえ
板20上のサンプリング配管21部分は、実際には押さ
え板20に固定されている。押さえ板20とサンプリン
グ配管21との固定関係は、押さえ板20内部にサンプ
リング配管21を埋設し、そのガス吸引口21bを押さ
え板20の表面(下面)から露出させてもよいし、或い
は押さえ板20の下面にサンプリング配管21を付設し
てもよい。また、押さえ板20にガス吸引口21bが示
されているが、これも便宜上のもので、実際にはサンプ
リング配管21のガス吸引口21bが押さえ板20から
現出している。
【0021】一方、被試験計測台5側においても、一定
間隔毎に複数個の排出口11aを有するパージ配管11
が、被試験計測台5の上壁に沿って適当なパターンで配
置されている。このパージ配管11の更に上側には、コ
ンベヤ(図示せず)により順に搬送されてくる被検査体
100を載せる平板状の支持板30が配置されている。
支持板30は、支持板駆動用の2個のエアシリンダ35
のピストンロッド35aの先端部に取付けられ、エアシ
リンダ35により上下動可能である。
【0022】この支持板30にも、上記押さえ板20と
同様に、一定間隔毎に複数個のガス吸引口22aを有す
るサンプリング配管22が縦横に付設されている。ここ
でも、支持板30とサンプリング配管22は離して示さ
れているが、前記と同様に実際にはサンプリング配管2
2は支持板30に固定されており、ガス吸引口22aが
支持板30の上面から現出する。
【0023】パージ配管10,11は同じ配管系A(エ
ア配管系,図3及び図4参照)に接続され、その配管系
Aにそれぞれエアパージ弁50,51が設けられてい
る。この配管系Aとは別系統でサンプリング配管21,
22は配管系B(測定配管系、図3及び図4参照)に接
続され、その配管系Bにそれぞれサンプリング弁60,
61が設けられている。また、真空容器1の内部の真空
圧を測定するための真空計35が設けられている。
【0024】図2において、真空容器1の内部を真空引
きする真空ポンプ(真空手段)40が設けられ、真空ポ
ンプ40は、この真空ポンプ40の真空元の真空圧を測
定するための真空計41と、粗引弁(真空弁)42を介
して真空容器1の内部に接続されている。更に、真空容
器1は、大気開放弁(リーク弁)44を介して外部(屋
外)に連通すると共に、大気維持弁(パージ保持用弁)
46と大気維持圧調整用絞りボール式弁47を介しても
屋外に連通している。
【0025】図3及び図4において、真空容器1の昇降
用エアシリンダ3はエアシリンダ駆動パイロット弁53
に接続され、エアシリンダ駆動パイロット弁53は、パ
ージ配管10,11が接続された配管系Aに接続されて
いる。その配管系Aには、パージ圧を測定する圧力計5
4、パージ用減圧調圧弁55、空気圧元減圧調圧弁56
が設けられ、外部装置(図示せず)により空気圧が供給
される。また、配管系Aには、空気圧パージ監視流量計
57が設けられている。
【0026】一方、サンプリング配管21,22が接続
された配管系Bでは、ストップ弁63とサンプリングポ
ンプ(漏洩ガス検出用の低真空漏洩ガス吸引手段)64
が直列接続され、これと並列にN2 パージバイパス弁6
5が接続されている。更に、配管系Bには、パージ切換
弁66及びスニファ弁67を介して、漏洩ヘリウムガス
を吸い込むためのスニファユニット(スニファとポンプ
で構成されたもの)70及びヘリウムガスの有無を検知
するための分析計(Heリークデテクタ)71が設けら
れている。
【0027】また、パージ切換弁66とスニファ弁67
との間には、スニファ用として大気吸込み流量調整用絞
り弁68が設けられている。スニファユニット70は、
サンプリング確認流量計73を介して屋外に接続されて
いる。
【0028】ストップ弁63とサンプリングポンプ64
との間からは、N2 ガスパージ用の配管系B′が分岐
し、その配管系B′には、クリーニング弁80、パージ
監視用流量計81、N2 ガスパージ圧を測定する圧力計
82を介して、N2 ガスパージ用ボンベ(図示せず)が
接続されている。
【0029】次に、上記のように構成したリーク検出装
置の動作について、図5及び図6の動作概念図と図7及
び図8のタイムチャートを参照して説明する。但し、こ
こでは、被検査体100のマーカーガスとしてヘリウム
ガスを、クリーニング用のガスとしてN2 ガスを使用す
るものとする。また、図6に示された時間(SEC)を
表す数値は一例であり、これに限定されない。
【0030】なお、図5の動作概念図において、*注1
は、クリーニング時間を表し、クリーニングは分析計7
1が漏洩ヘリウムガスを計測しきい値のα%以上検出し
たとき動作し、漏洩ヘリウムガスを検知したとき(NG
判定したとき)動作する。*注3は、クリーニング時間
の後半の時間、即ち真空容器1が上昇してからクリーニ
ング設定時間がタイムアップするまでの時間を表す。*
注4は、NG判定した時のNG処理時間とNG多漏れ時
の処理時間を表す。*注2は無い。
【0031】真空容器昇降用のエアシリンダ3により真
空容器1が上昇して上限に位置し、支持板昇降用のエア
シリンダ35により支持板30が下降した状態におい
て、コンベヤにより被検査体100が搬送され、支持板
30上に載せられると、検査(テスト)が開始する。ま
ずエアシリンダ3により真空容器1が下降し、被試験計
測台5に接触する。これにより、真空容器1のパッキン
7と被試験計測台5のパッキン8が密接し、真空容器1
と被試験計測台5により閉鎖空間が形成される。このと
き、大気維持弁46が開いているので、真空容器1を被
試験計測台5に接触させるときに空気抵抗は受けない。
【0032】真空容器1の下降が終了すると、粗引弁4
2が開き、真空ポンプ40により真空容器1が真空引き
される。この段階では、まだ大気維持弁46が開いたま
まであるが、絞りボール式弁47により真空容器1の内
部は低い真空の状態になる(大気維持時間)。
【0033】大気維持時間が終了すると、エアパージ弁
50,51が開から閉に、サンプリング弁60,61も
開から閉に切り換わると共に、大気維持弁46が閉じ
る。これにより、真空容器1は完全な密閉状態になり、
真空容器1が真空引きされる。また、ストップ弁63が
開き、N2 パージバイパス弁65が閉じ、サンプリング
ポンプ64がONになる。
【0034】これと併行して、押さえ板20が押さえ板
昇降用エアシリンダ25により下降し、押さえ板20が
被検査体100の上面を適度の力で押圧し、真空引きに
よる被検査体100の膨張が阻止される。この状態で真
空引きが続行され、真空容器1の真空圧が真空計35の
測定により所定値に達すると、ガス漏れ検査が開始す
る。
【0035】ガス漏れ検査が開始すると、粗引弁42が
閉じ、真空ポンプ40に係る真空引き回路が閉止し、サ
ンプリング弁60,61が閉から開に変わり、スニファ
弁67が開く。但し、真空ポンプ40は運転を継続す
る。この状態のまま、しばらくは計測時間のうちの検出
開始時間となる。
【0036】検出開始時間が終了した後の計測時間中
は、真空容器1内のガス(空気や被検査体100から漏
れたヘリウムガス)は、サンプリング配管21のガス吸
引口21a,21bとサンプリング配管22のガス吸引
口22aから吸引され、配管系Bを通じて分析計71に
到達する。即ち、ガスは、配管系Bにおいて、ストップ
弁63、サンプリングポンプ64、パージ切換弁66、
スニファ弁67を順に通過し、スニファユニット70に
達し、更に分析計71に至る。
【0037】被検査体100からヘリウムガスが外に漏
れ出した場合は、分析計71によりヘリウムガスが検知
されるので、リーク有(ガス漏れNG)と判定される。
この場合は、NG処理(*注1)が行われる。このNG
処理は、ヘリウムガスの室内飛散防止と配管系Bのクリ
ーニングを目的として、真空容器1の密閉状態で装置内
の漏れたヘリウムガスを室外に放出するために行われ
る。ここでは、N2 ガスを装置内に取り込み、真空引き
によりN2 ガスでヘリウムガスを追い出すようにする。
なお、NG処理時間は10〜20秒程度である。
【0038】つまり、NG処理を行うときは、粗引弁4
2が開、大気開放弁44が開、大気維持弁46が開とな
る。また、ストップ弁63が閉、N2 パージバイパス弁
65が開、サンプリングポンプ64がOFF、クリーニ
ング弁80が開、パージ切換弁66が閉、スニファ弁6
7が閉となる。この状態で、真空ポンプ40による真空
引きが行われると、配管系Bから分岐する配管系B′を
通じてN2 ガスがN2パージ用ボンベから装置内に導入
される。
【0039】N2 ガスは、配管系B′において、パージ
監視用流量計81、クリーニング弁80を通過して配管
系Bに流入し、更に配管系Bにおいて、サンプリングポ
ンプ64、N2 パージバイパス弁65を通過し、サンプ
リング配管21のガス吸引口21a,21bとサンプリ
ング配管22のガス吸引口22aから真空容器1内に噴
射される。真空容器1内に入ったN2 ガスは、更に真空
容器1内から粗引弁42を通って真空ポンプ40により
屋外に排出される。このN2 ガスが屋外に排出されるこ
とで、N2 ガスにより配管系B、サンプリング配管2
1,22及び真空容器1内部がクリーニングされ、それ
らに残留する漏洩ヘリウムガスが屋外に排出される。
【0040】NG処理が終了すると、換言するとヘリウ
ムガスの漏れが検出されない場合は、GOOD判定とな
り、大気開放と同時にクリーニングが行われる。このク
リーニング時には、粗引弁42が閉、大気開放弁44が
開、大気維持弁46が開、ストップ弁63が閉、N2
ージバイパス弁65が開、サンプリングポンプ64がO
FF、クリーニング弁80が開、パージ切換弁66が閉
となる。
【0041】このクリーニングでは、粗引弁42が閉
じ、真空ポンプ40による真空引きは行われず、大気開
放弁44及び大気維持弁46が共に開状態であるため、
真空容器1は大気開放され、大気圧と平衡する。同時
に、N2 パージ用ボンベからのN 2 ガスは、NG処理と
同様に配管系B′から配管系Bに流入し、サンプリング
配管21,22から真空容器1内に入る。このN2 ガス
によるクリーニングは、上記NG処理に比べて、真空ポ
ンプ40による真空引きが行われない点だけが異なる。
【0042】クリーニング中に、大気開放時間が終わる
と、真空容器1がエアシリンダ3により上昇し始める。
真空容器1が上限位置に達すると、大気開放弁44が
閉、エアパージ弁50,51が開、大気維持弁46が閉
となる。これにより、空気が配管系Aに導入される。即
ち、配管系Aにおいて、空気は空気圧元減圧調圧弁5
6、パージ用減圧調圧弁55、エアパージ弁50,51
を順に通過し、パージ配管10の排出口10aとパージ
配管11の排出口11aから噴射される。また、押さえ
板20がエアシリンダ25により上昇する。
【0043】真空容器1が上限位置に達してから、パー
ジ切換弁66が開き、更にその後にクリーニングが終了
する。但し、真空容器1が上限に位置してからクリーニ
ングが終了するまでの時間(*注2)は、真空容器1が
上昇してからクリーニング設定時間がタイムアップする
までの時間である。
【0044】また、真空容器1が上限位置に達した後、
支持板30上の被検査体100が搬出されると共に、次
の新たな被検査体が搬入され、支持板30上に載せられ
る。そして、前記したリーク検出動作が同様に繰り返さ
れる。
【0045】このリーク検出装置では、真空ポンプ40
による真空引きを行った後、サンプリングポンプ64に
より真空容器1内のガスを引くとき、特にサンプリング
配管21,22が被検査体100の周囲に位置するの
で、被検査体100からヘリウムガスが漏れている場
合、ヘリウムガスは、真空容器1内で拡散することなく
直ちにガス吸引口21a,21b,22aから吸引さ
れ、配管系Bの分析計71に達する。このため、ヘリウ
ムガス漏れが有った場合に、分析計71による分析結果
が早く出ることになり、応答が早くなり、リーク検査に
要する時間が短縮され、リーク検査を効率良く繰り返す
ことができる。しかも、被検査体100からのヘリウム
ガスが薄められずに分析計71に到達するので、ヘリウ
ムガス漏れの検知感度が向上する。
【0046】また、押さえ板20及び支持板30が被検
査体100に接触し、押さえ板20及び支持板30にガ
ス吸引口21b,22aが有るので、即ちガス吸引口2
1b,22aが被検査体100に接するので、ヘリウム
ガス漏れが有る場合に、ヘリウムガスがより素早く分析
計71まで到達するようになり、応答が一層早くなり、
検知感度も更に高まる。
【0047】更には、押さえ板20が昇降可能であるの
で、ガス吸引口21a,21bも被検査体100に対し
て進退可能であり、被検査体100の形状や大きさにか
かわらず、ガス吸引口21a,21bを被検査体100
に近接させることができる。
【0048】上記実施形態では、押さえ板20は被検査
体100の上面(1面)側だけに配置されているが、上
面側以外にも配置してもよい。その一例を図9に示す。
図9では、被検査体100の両側面(2面)側にも押さ
え板90が配置されている。押さえ板90は、エアシリ
ンダ95のピストンロッド95aの先端部に取付けら
れ、横方向に移動可能である。勿論、押さえ板90にも
サンプリング配管21が付設され、そのガス吸引口21
bが押さえ板90から現出している。その他の構成は上
記実施形態と同じである。
【0049】この場合、被検査体100(多数個の製品
を収納した段ボール箱)において、収納されたどの製品
で(段ボール箱内のどの箇所で)ガス漏れが起きても、
漏洩ガスが被検査体100からガス吸引口21bに吸い
込まれる時間がより一様になり、各被検査体100にか
かわらず、応答の安定性が更に増し、検知感度が一層安
定する。
【0050】他方、上記実施形態では、エア配管系Aと
測定配管系Bは別系統になっているが、配管系Bに切換
弁を設け、配管系Bを介して空気を送るようにしてもよ
い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載のリーク検出装置によれば、被検査体の周りにガス
吸引口が設けられているので、被検査体からガス漏れが
あると、被検査体から出た漏洩ガスが直ちにガス吸引口
から吸引され、分析計でガス漏れが検知される。従っ
て、漏洩ガスが真空容器内で拡散せずに分析計に取り込
まれるので、ガス漏れが有った場合の応答が早くなり、
延いてはリーク検査の時間が短縮される。また、被検査
体からの漏洩ガスが薄められずに分析計に到達するの
で、ガス漏れの検知感度が向上する。
【0052】請求項2の構成とすれば、被検査体の形状
や大きさにかかわらず、ガス吸引口を被検査体に近接さ
せることができる。
【0053】請求項3の構成とすれば、押さえ板により
被検査体の膨張が抑えられるため被検査体からガスが出
やすくなり、低真空でもガスをよく絞り出すことができ
る。また、押さえ板にガス吸引口が接するため、ガス漏
れが有る場合に被検査体からの漏洩ガスがより素早く分
析計まで到達するようになり、応答が一層早くなり、ガ
ス漏れの検知感度も更に高まる。更に、押さえ板により
被検査体の外装にダメージを与えなくなる。
【0054】請求項4の構成とすれば、被検査体(多数
個の製品を収納した段ボール箱)において、収納された
どの製品で(段ボール箱内のどの箇所で)ガス漏れが起
きても、漏洩ガスが被検査体からガス吸引口に吸い込ま
れる時間がより一様になり、各被検査体にかかわらず、
応答の安定性が更に増し、検知感度が一層安定する。
【0055】請求項5の構成とすれば、ガス漏れ検査を
効率良く行うことができる。
【0056】請求項6の構成とすれば、1回毎のリーク
検査を効率良く行え、測定時間サイクルを短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係るリーク検出装置の概略構成図
(真空容器及び配管系の一部)である。
【図2】同リーク検出装置の概略構成図(真空容器の一
部及び配管系の残部)である。
【図3】同リーク検出装置の概略構成図(配管系の残
部)である。
【図4】同リーク検出装置の概略構成図(配管系の残
部)である。
【図5】同リーク検出装置の動作概念図(一部)であ
る。
【図6】図5の動作概念図に続く図(残部)である。
【図7】同リーク検出装置の動作のタイムチャート(一
部)である。
【図8】図7のタイムチャートに続くチャート(残部)
である。
【図9】別実施形態に係るリーク検出装置の概略構成図
(真空容器及び配管系の一部)である。
【符号の説明】
1 真空容器 3,25,35 エアシリンダ 5 被試験計測台 10,11 パージ配管 10a,11a 排出口 20,90 押さえ板 21,22 サンプリング配管 21a,21b ガス吸引口 22a ガス吸引口 30 支持板 40 真空ポンプ(真空手段) 64 サンプリングポンプ(低真空漏洩ガ
ス吸引手段) 71 分析計 100 被検査体 A,B,B′ 配管系
フロントページの続き (72)発明者 杭田 嗣郎 京都市中京区西ノ京下合町26 島津計装株 式会社内 (72)発明者 前川 博士 徳島県徳島市川内町北原7番地 (72)発明者 竹内 和成 徳島県板野郡松茂町中喜来字中瀬西ノ越36 番地の9 (72)発明者 庄司 英生 徳島県板野郡北島町新喜来字二分1の10 Fターム(参考) 2G067 AA47 BB04 CC12 DD18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査体から漏れたガスを吸引するガス吸
    引口を有すると共に被検査体を出入自在とした真空容器
    と、この真空容器を真空引きする真空手段と、真空容器
    内で真空引きされた被検査体からのガス漏れを検知する
    分析計とを備えたリーク検出装置において、 前記ガス吸引口は、真空容器内における被検査体の周り
    に複数箇所設けたことを特徴とするリーク検出装置。
  2. 【請求項2】前記ガス吸引口は、被検査体に対して進退
    可能であることを特徴とする請求項1記載のリーク検出
    装置。
  3. 【請求項3】前記真空引き時に被検査体の膨張を抑える
    ために被検査体の少なくとも1面を押圧できるように被
    検査体に対して進退可能な押さえ板を真空容器内に配置
    し、この押さえ板にガス吸引口を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載のリーク検出装置。
  4. 【請求項4】前記押さえ板は、被検査体の上面側及び側
    面側にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項
    3記載のリーク検出装置。
  5. 【請求項5】前記真空容器と分析計とを連絡する配管系
    に前記真空手段とは別個の漏洩ガス検出用の低真空漏洩
    ガス吸引手段を設け、予め真空手段により被検査体を真
    空引きし、その後に複数個のガス吸引口から低真空漏洩
    ガス吸引手段により吸引し、被検査体からのガス漏れを
    分析計により検知するようにしたことを特徴とする請求
    項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載のリーク検
    出装置。
  6. 【請求項6】前記分析計によりガス漏れが検知された場
    合は、真空容器内及びガス吸引口から分析計の手前まで
    の配管系内にクリーニング用のガスを導入してクリーニ
    ングを行い、その後に新鮮な空気をクリーニング時と同
    経路内に導入してクリーニングを行うようにしたことを
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又
    は請求項5記載のリーク検出装置。
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