JP2003106266A - スクロール式流体機械 - Google Patents

スクロール式流体機械

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JP2003106266A JP2001302400A JP2001302400A JP2003106266A JP 2003106266 A JP2003106266 A JP 2003106266A JP 2001302400 A JP2001302400 A JP 2001302400A JP 2001302400 A JP2001302400 A JP 2001302400A JP 2003106266 A JP2003106266 A JP 2003106266A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各部品に位置合わせ穴を設けることにより、
その組立時に位置合わせ穴を用いて組立精度を向上し、
耐久性、信頼性を向上させる。 【解決手段】 ケーシング1には位置合わせ穴3,4を
設け、固定スクロール5には位置合わせ穴8,9を設
け、旋回スクロール12には位置合わせ穴17,18,
19,20を設ける。そして、空気圧縮機の組立時に
は、ケーシング1と旋回スクロール12とを組立補助ピ
ン22により位置合わせした状態で組付け、旋回スクロ
ール12と固定スクロール5とを組立補助ピン23によ
り位置合わせした状態で組付ける。これにより、旋回ス
クロール12を基準としてケーシング1と固定スクロー
ル5とを正確に位置合わせすることができ、これらの組
付精度を向上できると共に、その組立作業を効率よく行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば空気圧縮
機、真空ポンプ等に用いて好適なスクロール式流体機械
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スクロール式流体機械は、支持
フレームとなるケーシングと、該ケーシングに設けら
れ、鏡板に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロー
ルと、ケーシングに回転可能に支持された駆動軸と、ケ
ーシング内で該駆動軸の先端側に旋回可能に設けられ、
鏡板に渦巻状のラップ部が立設された旋回スクロールと
を備えたものが知られている(例えば、特開平2−26
4180号公報等)。
【0003】この種の従来技術によるスクロール式流体
機械は、例えば端部側が開口した筒状のケーシングを有
し、その開口側には、ねじ止め等の手段により固定スク
ロールが固定されている。また、旋回スクロールは、ケ
ーシング内で固定スクロールと対面して配置され、その
ラップ部は、固定スクロールのラップ部に対して所定の
寸法分だけ偏心した状態で該ラップ部と重なり合うよう
に配置されると共に、これらのラップ部間には複数の圧
縮室が画成されている。
【0004】そして、スクロール式流体機械は、外部か
ら駆動軸を回転駆動し、旋回スクロールを固定スクロー
ルに対して所定の偏心寸法をもって旋回運動させること
により、固定スクロールの外周側に設けた吸込口から空
気等の流体を吸込みつつ、この流体を各圧縮室内で順次
圧縮し、固定スクロールの中心部に設けた吐出口から圧
縮流体を外部に向けて吐出するものである。
【0005】また、スクロール式流体機械を組立てると
きには、まずケーシング内に駆動軸等を取付け、旋回ス
クロールをケーシング内に配置して駆動軸と連結する。
そして、固定スクロールをケーシングの開口側に仮止め
状態で取付け、そのラップ部を旋回スクロールのラップ
部と重ね合わせる。
【0006】次に、固定スクロールの中心をケーシング
(駆動軸)の軸線に対して正確に位置合わせするため、
固定スクロールの取付位置を調整する。そして、この調
整作業では、まず旋回スクロールを固定スクロールに対
して試験的に旋回運動させることにより、これらのラッ
プ部を互いに摺動させる。そして、作業者等により各ラ
ップ部の摺接状態等を確認しつつ、ケーシングと旋回ス
クロールとに対する固定スクロールの位置を少しずつ調
整する。
【0007】これにより、各ラップ部が良好な摺接状態
を保持しているときには、固定スクロールと旋回スクロ
ールとの間の偏心寸法が所定の大きさに設定されている
ので、固定スクロールがケーシングに対して同軸に配置
されたものと判断し、固定スクロールをねじ止め等によ
ってケーシングに固定する。
【0008】また、従来技術では、固定スクロールの取
付位置を調整した後にケーシングと固定スクロールとに
わたってピン穴を穿設し、これらのピン穴に位置決めピ
ン等を挿嵌する場合もある。そして、この場合には、例
えばメンテナンス作業時にケーシングから取外した固定
スクロールを、位置決めピンを基準として再び正確な位
置に取付けることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、スクロール式流体機械を組立てるときに、
旋回スクロールを固定スクロールに対して旋回運動させ
ることにより、これらの位置関係に応じて固定スクロー
ルの取付位置を調整する構成としている。
【0010】しかし、旋回スクロールは、ケーシングに
駆動軸等を介して支持された可動部品であり、しかも固
定スクロールの取付位置は、旋回スクロールを旋回動作
させることによって調整される。従って、この調整作業
時には、固定スクロールのラップ部と旋回スクロールの
ラップ部との位置関係を一時的に適切に調整したとして
も、例えばケーシング、駆動軸、旋回スクロール等を含
めた各部品の加工誤差や組立誤差等が累積することによ
り、固定スクロールの中心位置がケーシングの軸線に対
して微小にずれていることがある。
【0011】このため、従来技術では、スクロール式流
体機械を使用しているうちに、固定スクロールの中心位
置と旋回スクロールの旋回軌道との間に位置ずれが生じ
易くなり、これらのラップ部間に画成される圧縮室の気
密性が低下したり、旋回スクロールの旋回動作が不安定
となることがあり、圧縮性能や耐久性、信頼性が低下す
るという問題がある。
【0012】しかも、スクロール式流体機械の組立ライ
ン等では、個々の機械において固定スクロールの取付位
置を調整するために旋回スクロールを試験的に旋回運動
させる必要があり、調整作業に手間がかかる。また、こ
の調整作業後にケーシングと固定スクロールに位置合わ
せ用のピン穴を穿設したとしても、これらのピン穴は調
整作業時の誤差を含んだ位置に形成されているため、上
述した問題を解決することはできない。
【0013】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、支持フレーム、固定ス
クロール及び旋回スクロールを正確に位置合わせした状
態で組立てることができ、その組立作業を効率よく実行
できると共に、圧縮性能や耐久性、信頼性を向上できる
ようにしたスクロール式流体機械及びその組立方法を提
供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、支持フレームと、該支持フレームに設
けられ鏡板に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロ
ールと、前記支持フレームに回転可能に支持された駆動
軸と、該駆動軸の先端側に旋回可能に設けられ鏡板に前
記固定スクロールのラップ部と重なり合って複数の圧縮
室を画成する渦巻状のラップ部が立設された旋回スクロ
ールとからなるスクロール式流体機械に適用される。
【0015】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、支持フレームにはフレーム側位置合わせ穴を設
け、固定スクロールには固定スクロール側位置合わせ穴
を設け、旋回スクロールには、前記支持フレームのフレ
ーム側位置合わせ穴と位置合わせする第1の旋回スクロ
ール側位置合わせ穴と、前記固定スクロールの固定スク
ロール側位置合わせ穴と位置合わせする第2の旋回スク
ロール側位置合わせ穴とを設ける構成としたことにあ
る。
【0016】このように構成することにより、スクロー
ル式流体機械の組立時には、支持フレーム側位置合わせ
穴と第1の旋回スクロール側位置合わせ穴とにわたって
ピン部材等を挿嵌でき、これによって支持フレームと旋
回スクロールとを位置合わせした状態で組立てることが
できる。そして、この状態で固定スクロール側位置合わ
せ穴と第2の旋回スクロール側位置合わせ穴とにわたっ
て他のピン部材等を挿嵌でき、旋回スクロールと固定ス
クロールとを位置合わせした状態で組立てることができ
るから、旋回スクロールを基準として支持フレームと固
定スクロールとを正確に組立てることができる。
【0017】また、請求項2の発明によると、支持フレ
ームにはフレーム側位置合わせ穴を設け、固定スクロー
ルには固定スクロール側位置合わせ穴を設け、旋回スク
ロールには、前記支持フレームのフレーム側位置合わせ
穴と前記固定スクロールの固定スクロール側位置合わせ
穴とに位置合わせする旋回スクロール側位置合わせ穴を
設ける構成としている。
【0018】これにより、スクロール式流体機械の組立
時には、支持フレーム、固定スクロール及び旋回スクロ
ールの各位置合わせ穴にわたってピン部材等を挿嵌で
き、これらを位置合わせした状態で組立てることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
スクロール式流体機械及びその組立方法を、添付図面に
従って詳細に説明する。
【0020】ここで、図1ないし図11は本発明の第1
の実施の形態を示し、本実施の形態では、スクロール式
空気圧縮機を例に挙げて述べる。
【0021】1はスクロール式空気圧縮機の外枠を構成
する支持フレームとしてのケーシングで、該ケーシング
1は、例えば軸方向の一側が開口した有底筒状に形成さ
れ、後述する駆動軸10の軸線O1−O1とほぼ等しい中
心軸を有している。そして、ケーシング1は、軸方向の
他側に位置する環状の底部1Aと、該底部1Aの外周側
から後述の固定スクロール5側に向けて延びた筒部1B
と、底部1Aの中央に突設された軸受部1Cとを含んで
構成されている。また、筒部1Bには、後述の取付ねじ
6が螺着される複数のねじ穴2(図7参照)と、後述の
如く空気圧縮機の組立時に用いられるケーシング側位置
合わせ穴3,4とが設けられている。
【0022】3,4はケーシング1の筒部1Bに穿設さ
れた例えば2個のフレーム側位置合わせ穴としてのケー
シング側位置合わせ穴で、該ケーシング側位置合わせ穴
3,4は、図1、図3に示す如く、筒部1Bを径方向に
貫通し、軸方向に延びた長穴として形成されている。ま
た、位置合わせ穴3,4は、例えばケーシング1の中心
(軸線O1−O1)を通る1つの直径を基準の直線L−L
としたときに、この基準の直線L−L上に位置して直径
方向の両側に配置されている。
【0023】そして、空気圧縮機の組立時には、図1中
に仮想線で示す如く、ケーシング1の位置合わせ穴3,
4と旋回スクロール12の位置合わせ穴17,18との
間に2本の組立補助ピン22を挿嵌することにより、こ
れらを互いに位置合わせした状態で組立てるものであ
る。
【0024】5は複数の取付ねじ6を用いてケーシング
1の開口側に固定された固定スクロールで、該固定スク
ロール5は、図1、図2に示す如く、略円板状に形成さ
れた鏡板5Aと、該鏡板5Aの表面に軸方向に立設され
た渦巻状のラップ部5Bと、鏡板5Aの外周側からラッ
プ部5Bを取囲むように軸方向に突出した筒部5Cと、
該筒部5Cから径方向外向きに突設され、外周側がケー
シング1の筒部1Bに衝合された環状のフランジ部5D
とを含んで構成されている。そして、フランジ部5Dに
は、周方向に離間した複数のねじ挿通穴7と、後述の固
定スクロール側位置合わせ穴8,9とが設けられてい
る。
【0025】そして、固定スクロール5は、その鏡板5
A、ラップ部5B等の中心Oa(図4参照)が駆動軸1
0の軸線O1−O1上に位置するように、ケーシング1に
対して同軸に位置合わせされ、この状態でフランジ部5
Dが各取付ねじ6を用いてケーシング1の筒部1Bに締
着されているものである。
【0026】8,9は固定スクロール5のフランジ部5
Dに穿設された例えば2個の固定スクロール側位置合わ
せ穴で、該固定スクロール側位置合わせ穴8,9は、図
1、図4に示す如く、フランジ部5Dを軸方向に貫通し
て形成されている。また、位置合わせ穴8,9は、前述
した基準の直線L−L上に位置して固定スクロール5の
中心Oaを挟んだ直径方向の両側に配置されている。
【0027】そして、空気圧縮機の組立時には、図1中
に仮想線で示す如く、固定スクロール5の位置合わせ穴
8,9と旋回スクロール12の位置合わせ穴19,20
との間に2本の組立補助ピン23を挿嵌することによ
り、これらを互いに位置合わせした状態で組立てるもの
である。
【0028】10はケーシング1の軸受部1Cに軸受1
1を介して回転可能に支持された駆動軸で、該駆動軸1
0は、図1に示す如く、その基端側が例えば電動モータ
等の駆動源(図示せず)に連結され、先端側はクランク
10Aとなってケーシング1内に延びている。そして、
クランク10Aは、その軸線O2−O2が駆動軸10の軸
線に対して図1中の寸法ε分だけ偏心している。
【0029】12は固定スクロール5と対面してケーシ
ング1内に旋回可能に設けられた旋回スクロールで、該
旋回スクロール12は、略円板状に形成された鏡板12
Aと、該鏡板12Aの表面側内周に軸方向に立設された
渦巻状のラップ部12Bと、鏡板12Aの背面中央に突
設され、旋回軸受13を用いて駆動軸10のクランク1
0Aに回転可能に取付けられたボス部12Cとを含んで
構成されている。
【0030】ここで、鏡板12A、ラップ部12B等
は、クランク10Aの軸線O2−O2と同軸に配置される
中心Ob(図5参照)を有している。また、鏡板12A
の外周側には、ケーシング1の位置合わせ穴3,4と固
定スクロール5の位置合わせ穴8,9に対応して後述の
旋回スクロール側位置合わせ穴17,18,19,20
が設けられている。また、ラップ部12Bは、固定スク
ロール5のラップ部5Bに対して例えば180度だけず
らした状態で重なり合うように配設され、これらのラッ
プ部5B,12B間には複数の圧縮室14が画成されて
いる。
【0031】そして、スクロール式空気圧縮機は、旋回
スクロール12が駆動軸10により旋回駆動されると、
固定スクロール5に設けられた吸込口15から外周側の
圧縮室14内に空気を吸込みつつ、中心側の圧縮室14
から固定スクロール5に設けられた吐出口16を介して
外部に圧縮空気を吐出する。
【0032】この場合、旋回スクロール12が旋回動作
を行うときには、後述の図6中に示す如く、その中心O
bが駆動軸10の軸線O1−O1を中心とした旋回軌道S
に沿って移動し、このときの旋回軌道Sは、クランク1
0Aの偏心寸法εを旋回半径とした円軌道となる。
【0033】17,18は旋回スクロール12の鏡板1
2Aに例えば2個穿設された第1の旋回スクロール側位
置合わせ穴で、該第1の旋回スクロール側位置合わせ穴
17,18は、鏡板12Aの外周面から径方向内向きに
形成され、基準の直線L−L上に位置して鏡板12Aの
中心Obを挟んだ直径方向の両側に配置されている。
【0034】そして、空気圧縮気の組立時には、ケーシ
ング1の位置合わせ穴3,4に対して旋回スクロール1
2の位置合わせ穴17,18を一致させると、図3、図
6に示す如く、旋回スクロール12の中心Ob(軸線O
2−O2)が旋回軌道S上の所定位置に位置合わせされる
構成となっている。ここで、この旋回軌道S上の所定位
置とは、例えば基準の直線L−Lと旋回スクロール12
の旋回軌道Sとの交点のうち一方の位置合わせ穴3に近
い交点として定義されるものである。
【0035】19,20は旋回スクロール12の鏡板1
2Aに例えば2個穿設された第2の旋回スクロール側位
置合わせ穴で、該第2の旋回スクロール側位置合わせ穴
19,20は、図1、図3に示す如く、鏡板12Aを軸
方向に貫通して形成され、例えば基準の直線L−L上に
位置して直径方向の両側に配置されると共に、固定スク
ロール5の位置合わせ穴8,9と対応している。
【0036】この場合、固定スクロール5の一方の位置
合わせ穴8は、図4に示す如く、その中心Oaから寸法
aだけ離れた位置に形成され、他方の位置合わせ穴9
は、中心Oaから寸法bだけ離れた位置に形成されると
共に、旋回スクロール12の位置合わせ穴19,20
は、図5に示す如く、その中心Obから等しい寸法cだ
け離れた位置に形成されている。そして、これらの寸法
a,b,cは、図6に示す如く、クランク10Aの偏心
寸法εに対して下記数1の式を満たすように予め設定さ
れている。
【0037】
【数1】 a=c−ε b=c+ε
【0038】これにより、空気圧縮気の組立時には、ケ
ーシング1側に組付けた旋回スクロール12の位置合わ
せ穴19,20に対して固定スクロール5の位置合わせ
穴8,9を一致させると、図2に示す如く、固定スクロ
ール5の中心Oaが旋回軌道Sの中心O1に位置合わせ
され、旋回スクロール12を基準としてケーシング1と
固定スクロール5とを同軸に位置合わせした状態で組立
てることができる構成となっている。
【0039】一方、21はケーシング1の底部1Aと旋
回スクロール12との間に設けられたオルダム継手で、
該オルダム継手21は、旋回スクロール12が旋回運動
するときに、その背面側で互いに直交する2軸方向に摺
動し、旋回スクロール12の自転を防止するものであ
る。
【0040】本実施の形態によるスクロール式空気圧縮
機は上述の如き構成を有するもので、次にその作動につ
いて説明する。
【0041】まず、駆動軸10を回転駆動すると、旋回
スクロール12は、オルダム継手21等により自転を規
制された状態で寸法εの旋回半径をもった円運動(旋回
運動)を行う。これにより、固定スクロール5と旋回ス
クロール12のラップ部5B,12B間では、各圧縮室
14が径方向外側から内側に向けて連続的に縮小する。
このため、吸込口15から吸込んだ外気は各圧縮室14
で順次圧縮され、圧縮空気となって吐出口16から外部
の空気タンク(図示せず)等に貯留される。
【0042】次に、図4ないし図11を参照しつつ、ス
クロール式空気圧縮機の組立方法について述べる。
【0043】まず、図4、図5等に示す位置合わせ穴形
成工程では、ケーシング1に位置合わせ穴3,4を形成
し、固定スクロール5に位置合わせ穴8,9を形成する
と共に、旋回スクロール12に位置合わせ穴17,1
8,19,20を形成する。このとき、これらの位置合
わせ穴3,4,8,9,17,18,19,20は、図
6に示す位置及び寸法関係を満たすように形成する。
【0044】次に、図7及び図8に示す旋回スクロール
組付工程では、まず旋回スクロール12をケーシング1
内に配置して軸受部1Cを駆動軸10のクランク10A
に取付け、2本の組立補助ピン22を径方向外側からケ
ーシング1の位置合わせ穴3,4と旋回スクロール12
の位置合わせ穴17,18とにわたって挿嵌する。これ
により、旋回スクロール12を図6中に示す旋回軌道S
上の所定位置に配置した状態でケーシング1に取付ける
ことができる。
【0045】次に、図9及び図10に示す固定スクロー
ル組付工程では、まず旋回スクロール12の位置合わせ
穴19,20に2本の組立補助ピン23を一部だけ挿嵌
しておく。そして、固定スクロール5をケーシング1の
開口側に衝合しつつ、その位置合わせ穴8,9に各組立
補助ピン23の突出端側を挿嵌する。
【0046】これにより、固定スクロール5と旋回スク
ロール12とを所定の寸法εだけ偏心した状態で衝合で
き、この旋回スクロール12を基準としてケーシング1
と固定スクロール5とを同軸に位置合わせした状態で組
付けることができる。
【0047】そして、図11に示す位置決め工程では、
ケーシング1と固定スクロール5とを各取付ねじ6によ
って締着し、その後に組立補助ピン22,23を取外
し、位置合わせ穴3,4,8,9,17,18,19,
20を必要に応じて閉塞することにより、空気圧縮機を
組立てることができる。
【0048】かくして、本実施の形態によれば、ケーシ
ング1に位置合わせ穴3,4を設け、固定スクロール5
に位置合わせ穴8,9を設け、旋回スクロール12に
は、これらに対応する位置合わせ穴17,18,19,
20を設ける構成としたので、空気圧縮機の組立時に
は、ケーシング1と旋回スクロール12の位置合わせ穴
3,17間、位置合わせ穴4,18間にそれぞれ組立補
助ピン22を挿嵌することにより、旋回スクロール12
をケーシング1に対して所定の位置に位置合わせするこ
とができ、これらを正確に組立てることができる。
【0049】そして、この状態で固定スクロール5と旋
回スクロール12の位置合わせ穴8,19間、位置合わ
せ穴9,20間にそれぞれ組立補助ピン23を挿嵌する
ことにより、固定スクロール5を旋回スクロール12に
対して所定の位置に位置合わせすることができ、この位
置で固定スクロール5をケーシング1に固定することに
より、旋回スクロール12を基準としてケーシング1側
の軸線O1−O1と固定スクロール5の中心Oaとを正確
に一致させることができる。
【0050】従って、位置合わせ穴3,4,8,9,1
7,18,19,20を形成して組立補助ピン22,2
3を挿嵌するだけの簡単な作業によりケーシング1、固
定スクロール5及び旋回スクロール12を高い精度で組
立てることができ、その組立作業を効率よく実行するこ
とができる。また、空気圧縮機の使用時には、固定スク
ロール5と旋回スクロール12のラップ部5B,12B
を長期間にわたって良好な状態で摺接させることがで
き、その圧縮性能や耐久性、信頼性を向上させることが
できる。
【0051】次に、図12ないし図14は本発明による
第2の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、旋回
スクロール側位置合わせ穴を、支持フレーム側位置合わ
せ穴と固定スクロール側位置合わせ穴の両方に位置合わ
せする構成としたことにある。なお、本実施の形態では
前記第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略するものとする。
【0052】31,32はケーシング1の底部1Aに設
けられた例えば2個のフレーム側位置合わせ穴としての
ケーシング側位置合わせ穴で、該ケーシング側位置合わ
せ穴31,32は、底部1Aを軸方向に貫通して形成さ
れ、駆動軸10を挟んで底部1Aの直径方向の両側に穿
設されている。
【0053】また、位置合わせ穴31,32は、後述の
固定スクロール側位置合わせ穴33,34と旋回スクロ
ール側位置合わせ穴35,36と互いに同軸に配置さ
れ、これらは後述の組立補助ピン37を挿嵌する構成と
なっている。
【0054】33,34は固定スクロール5のフランジ
部5Dに設けられた例えば2個の固定スクロール側位置
合わせ穴で、該固定スクロール側位置合わせ穴33,3
4は、前記第1の実施の形態とほぼ同様に、フランジ部
5Dを軸方向に貫通して形成されている。
【0055】35,36は旋回スクロール12の鏡板1
2Aの外周側に設けられた例えば2個の旋回スクロール
側位置合わせ穴で、該旋回スクロール側位置合わせ穴3
5,36は、前記第1の実施の形態とほぼ同様に、鏡板
12Aを軸方向に貫通して形成されている。
【0056】そして、図13及び図14を参照しつつ、
空気圧縮の組立方法について述べると、まず図13に示
す旋回スクロール組付工程では、ケーシング1の位置合
わせ穴31,32に2本の組立補助ピン37を一部だけ
挿嵌しておく。そして、旋回スクロール12をケーシン
グ1内に配置しつつ、その位置合わせ穴35,36に各
組立補助ピン37の突出端側を挿嵌する。この場合、旋
回スクロール12をケーシング1に組付けた状態では、
各組立補助ピン37が旋回スクロール12の位置合わせ
穴35,36から突出した状態となる。
【0057】次に、図14に示す固定スクロール組付工
程では、固定スクロール5をケーシング1の開口側に衝
合しつつ、その位置合わせ穴33,34に各組立補助ピ
ン37の突出端側を挿嵌する。
【0058】これにより、固定スクロール5と旋回スク
ロール12とを所定の寸法εだけ偏心した状態で衝合で
き、この旋回スクロール12を基準としてケーシング1
と固定スクロール5とを同軸に位置合わせした状態で組
付けることができる。
【0059】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得
ることができる。そして、特に本実施の形態では、空気
圧縮機の組立作業中に、ケーシング1、固定スクロール
5及び旋回スクロール12を組立補助ピン37により軸
方向に対して安定的に固定できるから、その組立作業を
より正確に行うことができる。
【0060】なお、前記各実施の形態では、ケーシング
1に2個の位置合わせ穴3,4(31,32)を設け、
固定スクロール5に2個の位置合わせ穴8,9(33,
34)を設け、旋回スクロール12にはこれらに対応す
る位置合わせ穴17〜20,35,36を設ける構成と
したが、本発明はこれに限らず、例えばケーシング1や
固定スクロール5に1個または3個以上の位置合わせ穴
を設け、この位置合わせ穴に対応して旋回スクロール側
位置合わせ穴を設ける構成としてもよい。
【0061】また、前記各実施の形態では、スクロール
式流体機械として空気圧縮機を例に挙げて説明したが、
本発明はこれに限らず、例えば真空ポンプ、冷媒圧縮機
等にも広く適用できるものである。
【0062】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、支持フレームにフレーム側位置合わせ穴を設け、
固定スクロールに固定スクロール側位置合わせ穴を設
け、旋回フレームには、フレーム側位置合わせ穴,固定
スクロール側位置合わせ穴に位置合わせする第1,第2
の旋回スクロール側位置合わせ穴を設ける構成としたの
で、空気圧縮機の組立時には、支持フレームと旋回スク
ロールの位置合わせ穴にピン部材等を挿嵌することによ
り、旋回スクロールを支持フレームに対して所定の位置
に位置合わせすることができ、この状態で固定スクロー
ルと旋回スクロールの位置合わせ穴にピン部材等を挿嵌
することにより、旋回スクロールを基準として支持フレ
ームと固定スクロールとを正確に組立てることができ
る。従って、簡単な作業により支持フレーム、固定スク
ロール及び旋回スクロールを高い精度で組立てることが
でき、その組立作業を効率よく実行することができる。
また、空気圧縮機の使用時には、固定スクロールと旋回
スクロールのラップ部を長期間にわたって良好な状態で
摺接させることができ、その圧縮性能や耐久性、信頼性
を向上させることができる。
【0063】また、請求項2の発明によれば、支持フレ
ームにフレーム側位置合わせ穴を設け、固定スクロール
に固定スクロール側位置合わせ穴を設け、旋回フレーム
には、フレーム側位置合わせ穴と固定スクロール側位置
合わせ穴の両方に位置合わせする旋回スクロール側位置
合わせ穴を設ける構成としたので、空気圧縮機の組立時
には、支持フレーム、固定スクロール及び旋回スクロー
ルの位置合わせ穴にピン部材等を挿嵌することにより、
これらを正確に組立てることができ、その組立作業を効
率よく実行できると共に、スクロール式流体機械の圧縮
性能や耐久性、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるスクロール式
空気圧縮機を示す縦断面図である。
【図2】図1中の矢示II-II方向からみた空気圧縮機の
横断面図である。
【図3】図1中の矢示III-III方向からみた空気圧縮機
の横断面図である。
【図4】固定スクロールを単体で示す平面図である。
【図5】旋回スクロールを単体で示す平面図である。
【図6】ケーシング、固定スクロール及び旋回スクロー
ルの位置関係を示す説明図である。
【図7】旋回スクロール組付工程でケーシングに旋回ス
クロールを組付ける状態を示す斜視図である。
【図8】ケーシングと旋回スクロールとの間に組立補助
ピンを取付けた状態を示す斜視図である。
【図9】固定スクロール組付工程でケーシングに固定ス
クロールを組付ける状態を示す斜視図である。
【図10】固定スクロールと旋回スクロールとの間に組
立補助ピンを取付けた状態を示す斜視図である。
【図11】ケーシングと固定スクロールとを固定して組
立補助ピンを取外した状態を示す斜視図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態によるスクロール
式空気圧縮機を示す縦断面図である。
【図13】旋回スクロール組付工程でケーシングに旋回
スクロールを組付ける状態を示す斜視図である。
【図14】固定スクロール組付工程でケーシングに固定
スクロールを組付ける状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング(支持フレーム) 1A 底部 1B 筒部 1C 軸受部 2 ねじ穴 3,4,31,32 ケーシング側位置合わせ穴(フレ
ーム側位置合わせ穴) 5 固定スクロール 5A,12A 鏡板 5B,12B ラップ部 5C 筒部 5D フランジ部 6 取付ねじ 7 ねじ挿通穴 8,9,33,34 固定スクロール側位置合わせ穴 10 駆動軸 10A クランク 11 軸受 12 旋回スクロール 12C ボス部 13 旋回軸受 14 圧縮室 15 吸込口 16 吐出口 17,18,19,20,35,36 旋回スクロール
側位置合わせ穴 21 オルダム継手 22,23,37 組立補助ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末藤 和孝 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 (72)発明者 原島 寿和 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 Fターム(参考) 3H029 AA02 AA17 AB02 AB06 BB32 CC03 CC04 CC05 CC16 CC17 3H039 AA02 AA09 AA12 BB08 CC02 CC03 CC08 CC09 CC10 CC12 CC19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持フレームと、該支持フレームに設け
    られ鏡板に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロー
    ルと、前記支持フレームに回転可能に支持された駆動軸
    と、該駆動軸の先端側に旋回可能に設けられ鏡板に前記
    固定スクロールのラップ部と重なり合って複数の圧縮室
    を画成する渦巻状のラップ部が立設された旋回スクロー
    ルとからなるスクロール式流体機械において、 前記支持フレームにはフレーム側位置合わせ穴を設け、 前記固定スクロールには固定スクロール側位置合わせ穴
    を設け、 前記旋回スクロールには、前記支持フレームのフレーム
    側位置合わせ穴と位置合わせする第1の旋回スクロール
    側位置合わせ穴と、前記固定スクロールの固定スクロー
    ル側位置合わせ穴と位置合わせする第2の旋回スクロー
    ル側位置合わせ穴とを設ける構成したことを特徴とする
    スクロール式流体機械。
  2. 【請求項2】 支持フレームと、該支持フレームに設け
    られ鏡板に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロー
    ルと、前記支持フレームに回転可能に支持された駆動軸
    と、該駆動軸の先端側に旋回可能に設けられ鏡板に前記
    固定スクロールのラップ部と重なり合って複数の圧縮室
    を画成する渦巻状のラップ部が立設された旋回スクロー
    ルとからなるスクロール式流体機械において、 前記支持フレームにはフレーム側位置合わせ穴を設け、 前記固定スクロールには固定スクロール側位置合わせ穴
    を設け、 前記旋回スクロールには、前記支持フレームのフレーム
    側位置合わせ穴と前記固定スクロールの固定スクロール
    側位置合わせ穴とに位置合わせする旋回スクロール側位
    置合わせ穴を設ける構成したことを特徴とするスクロー
    ル式流体機械。
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