JP2005188519A - スクロール圧縮機の製造方法 - Google Patents

スクロール圧縮機の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005188519A
JP2005188519A JP2005052343A JP2005052343A JP2005188519A JP 2005188519 A JP2005188519 A JP 2005188519A JP 2005052343 A JP2005052343 A JP 2005052343A JP 2005052343 A JP2005052343 A JP 2005052343A JP 2005188519 A JP2005188519 A JP 2005188519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
support frame
fixed scroll
fixed
rotating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005052343A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Sugimoto
和禧 杉本
Yasunori Kiyokawa
保則 清川
Yoshinori Nobori
義典 登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2005052343A priority Critical patent/JP2005188519A/ja
Publication of JP2005188519A publication Critical patent/JP2005188519A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

【課題】 ラップ間クリアランスの縮小と均一化を簡単に行うことができるスクロール圧縮機の製造方法を提供する。
【解決手段】 回転軸5に揺動スクロール8を組み合わせ、固定スクロール7と支持フレーム4に相対向してそれぞれ形成したピン孔34、32内に位置決めピン31を挿入した状態で、固定スクロール7をネジ36により支持フレーム4に仮固定する工程と、次に、固定スクロール7に設けられた吐出口14から加圧流体を流し込む工程と、この加圧流体の圧力で揺動スクロール8を旋回運動させながら、固定スクロール7と支持フレーム4の位置を調整し、ネジ36を締結することにより固定スクロール7と支持フレーム4を固定する工程とを実行する。
【選択図】 図10

Description

この発明は固定スクロールと揺動スクロールとを噛み合わせて圧縮を行うスクロール圧縮機の製造方法に関するものである。
従来よりこの種スクロール圧縮機は、特許文献1に開示している如く、表面にインボリュート曲線からなる渦巻き状のラップを立設した鏡板を有する固定スクロールと、表面にインボリュート曲線からなる渦巻き状のラップを立設すると共に背面に一対のキー溝とボス孔部とを設けた鏡板を有して前記固定スクロールに向かい合ってかみ合う揺動スクロールと、この揺動スクロールと固定スクロールとで形成された複数の圧縮空間を外側から内側へ向かって次第に縮小させて圧縮を行うように揺動スクロールを固定スクロールに対して旋回させる電動要素と、前記揺動スクロールのキー溝と係合する一対のキーを有して前記揺動スクロールを固定スクロールに対して自転しないように公転させるオルダムリング(継手手段)とを備えて構成されている。
また、前記電動要素は、固定子と、中央に回転軸を有する回転子から構成されており、回転軸の先端に軸心と偏心して設けられたピン部を揺動スクロールのボス孔部に係合させ、回転軸を回転させることによって揺動スクロールを旋回駆動する。更に、この電動要素の回転軸は支持フレームにより軸支されると共に、固定スクロールはこの支持フレームに固定される構造とされていた。また、固定スクロールと揺動スクロールのラップ間、及び、ラップと鏡板間の潤滑とシールは、回転軸内を伝って供給されるオイルによって成される構造とされていた。
特開平8−210264号公報
ここで、固定スクロールと揺動スクロールのラップ間のクリアランスはスクロール圧縮機の性能上極めて重要な問題となる。即ち、このクリアランスが大きすぎればラップ間からガス漏れが生じ、クリアランスがなくなるとラップ同士が当たって騒音が大きくなる。そこで、従来よりスイングリングと称される可動偏心機構を採用する方法があるが、これでは構造が複雑化して部品点数も増大し、コストの高騰を引き起こす問題があった。
そのため、従来では基準となるピン孔を固定スクロールと支持フレームに形成し、これらピン孔に位置決めピンを挿入して固定スクロールと支持フレームの位置を規定することで、上記クリアランスを確定する方法が考えられたが、クリアランスに影響する誤差としては、回転軸の偏心量、固定スクロールの渦巻き形状精度、揺動スクロールの渦巻き形状精度及び渦巻き同軸度、固定スクロールのピン孔位置公差、支持フレームのピン孔位置公差、揺動スクロールの軸受クリアランス、支持フレームの軸受クリアランス、固定スクロールの位置決めピンクリアランス、支持フレームの位置決めピンクリアランス、位置決めピン径寸法などの多数ファクターが存在するため、如何に位置決めピン及びピン孔の精度を向上させても、公差幅は例えば200μm程度となり、ラップ間クリアランスが拡大してガス漏れが増大してしまうため、性能(COP)の向上も望めなくなる。
そこで、近年では係る位置決めピンを用いること無く、固定スクロールを支持フレームにネジにて仮固定しておき、固定スクロールの吐出孔から加圧流体を流し込んで揺動スクロールを逆に旋回運動させ、固定スクロールと支持フレームの位置調整を行った後に固定スクロールを支持フレームに締結する方法が考えられているが、この方法で上記位置決めピン関連の誤差は排除できるものの、ラップ間クリアランスは、上記の例の場合で例えば0〜100μmの範囲で不均一に生じ、100μmのところではガス漏れが、0のところではラップ同士の干渉が発生する問題が依然存在していた。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、ラップ間クリアランスの縮小と均一化を簡単に行うことができるスクロール圧縮機の製造方法を提供するものである。
本発明のスクロール圧縮機の製造方法は、密閉容器内にスクロール圧縮要素と、中央に前記電動要素の回転軸を軸支するための軸受部を有する支持フレームとを設けると共に、前記スクロール圧縮要素を、前記支持フレームに固定され、鏡板の表面に渦巻き状のラップが立設された固定スクロールと、該固定スクロールに対して前記回転軸により旋回運動され、鏡板の一方の面に渦巻き状のラップが立設された揺動スクロールとから構成し、前記両ラップを互いに噛み合わせて形成される複数の圧縮空間を、外側から内側に向かって次第に縮小させることにより圧縮を行うスクロール圧縮機の製造方法であって、
(1)前記回転軸に揺動スクロールを組み合わせ、前記固定スクロールと支持フレームに相対向してそれぞれ形成したピン孔内に位置決めピンを挿入した状態で、前記固定スクロールを固定具により前記支持フレームに仮固定する工程と、
(2)次に、前記固定スクロールに設けられた吐出口から加圧流体を流し込む工程と、
(3)該加圧流体の圧力で前記揺動スクロールを旋回運動させながら、前記固定スクロールと前記支持フレームの位置を調整し、前記固定具を締結することにより前記固定スクロールと支持フレームを固定する工程と、
を実行することを特徴とする。
本発明によれば、加圧流体による旋回により、揺動スクロールのラップが固定スクロールのラップを押し戻すため、固定スクロールはそのラップ全周に渡って揺動スクロールのラップと接触しない位置に落ち着くようになる。従って、位置決めピンと固定スクロール及び支持フレームのピン孔間のクリアランスを所定の許容範囲内に設定して置くことにより、両スクロールのラップ間クリアランスを、この位置決めピンとピン孔間のクリアランスで制限される許容範囲内で、全周に渡って均一化することが可能となる。
これにより、位置決めピン関連の精度を厳密に規定しなくとも、ラップ間クリアランスを全周に渡って縮小しながら均一化し、スクロール圧縮機の性能の著しい改善と騒音の低減を図ることができるようになるものである。
以上詳述した如く本発明によれば、加圧流体による旋回により、揺動スクロールのラップが固定スクロールのラップを押し戻すため、固定スクロールはそのラップ全周に渡って揺動スクロールのラップと接触しない位置に落ち着くようになる。従って、位置決めピンと固定スクロール及び支持フレームのピン孔間のクリアランスを所定の許容範囲内に設定して置くことにより、両スクロールのラップ間クリアランスを、この位置決めピンとピン孔間のクリアランスで制限される許容範囲内で、全周に渡って均一化することが可能となる。
これにより、位置決めピン関連の精度を厳密に規定しなくとも、ラップ間クリアランスを全周に渡って縮小しながら均一化し、スクロール圧縮機の性能の著しい改善と騒音の低減を図ることができるようになるものである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明を適用するスクロール圧縮機Sの縦断側面図(図2におけるA−A線方向断面)、図2は図1のスクロール圧縮機Sの一部切欠上面図、図3は密閉容器1のエンドキャップ1Bとボトムキャップ1Cを除くスクロール圧縮機Sの縦断側面図、図4は図3のスクロール圧縮機Sの上面図、図5は図1のスクロール圧縮機SのターミナルT部分の正面図、図6は図4からスクロール圧縮要素2を除いた状態の上面図、図7は図1のスクロール圧縮機Sのスクロール圧縮要素2の縦断側面図、図8は図7のスクロール圧縮要素2の下面図、図9は図1のスクロール圧縮機Sの電動要素3及び支持フレーム4の縦断側面図である。
各図において、1は密閉容器であり、この密閉容器1は円筒状の本体1Aと、この本体1Aの上下両端にそれぞれ溶接固定された椀状のエンドキャップ1B及びボトムキャップ1Cとから構成されている。そして、係る密閉容器1内には上側にスクロール圧縮要素2が、下側にこのスクロール圧縮要素2を駆動するための駆動手段としての電動要素3がそれぞれ収納されている。このスクロール圧縮要素2と電動要素3間の密閉容器1内には支持フレーム4が収納されており、この支持フレーム4には中央に回転軸5を軸支する軸受部6が下方に突出して形成されている。
前記スクロール圧縮要素2は、固定スクロール7と揺動スクロール8とで構成されている。固定スクロール7は、周囲を密閉容器1のエンドキャップ1Bの内面に焼嵌めされ、この密閉容器1内を高圧室9と低圧室10とに区画する円板状の鏡板11と、この鏡板11の一方の面(下側の表面)に立設されたインボリュート状、又は、これに近似した曲線からなる渦巻き状のラップ13とで構成されている。固定スクロール7の鏡板11の中央部には密閉容器1内の高圧室9に連通する吐出孔14が形成されている。そして、固定スクロール7はラップ13の突出方向を下方とされる。
揺動スクロール8は円板状の鏡板15と、この鏡板15の一方の面(上側の表面)に立設されたインボリュート状、又は、これに近似した曲線からなる渦巻き状のラップ16と、鏡板15の他方の面(下側の面)の中央に突出形成されたボス孔部17とで構成されている。そして、揺動スクロール8はラップ16の突出方向を上方として、このラップ16が固定スクロール7のラップ13に180度回し、向かい合って噛み合うように配置され、内部のラップ13、16間に複数の圧縮空間18を形成するようにしている。
19は回転軸5の先端(上端)に設けられて揺動スクロール8のボス孔部17内に挿入されるピン部で、このピン部19の中心は回転軸5の軸心と偏心して設けられている。20はオルダムリングであり、揺動スクロール8下側の支持フレーム4との間に位置している。このオルダムリング20には相対向する位置に上側に突出して形成された一対のキー21、21と、これらキー21、21と90度ずれた位置に相対向して形成された一対のキー溝22、22を有している。
一方、揺動スクロール8の他方の面(下側の面)周縁部には一対のキー溝23、23が形成されており、このキー溝23、23内にオルダムリング20のキー21、21が摺動自在に係合する。また、固定スクロール7の周縁部には断面略L字状の一対のキー部材24、24が下方に突出してネジ止めされており、このキー部材24、24がオルダムリング20のキー溝22、22に摺動自在に係合する。このとき、キー部材24、24は後述する支持フレーム4のスラスト軸受面26より下方まで突出する。そして、このような係合関係によりオルダムリング20は揺動スクロール8を固定スクロール7に対して自転しないように旋回させ、円軌道上を公転させるものである。
前記支持フレーム4の中央部には前記揺動スクロール8を支持する前記スラスト軸受面26が形成されており、このスラスト軸受面26の外側は90度ずれた位置で周縁部から内方に向かって4カ所切り欠かれており、これら4カ所の切欠部27・・・によってスラスト軸受面26から外方及び下方に突出する取付腕部28・・・が90度位置がずれた状態でそれぞれ形成されている。そして、これら取付腕部28・・・の周縁部の上面にはネジ孔29がそれぞれ2カ所ずつ形成されている。更に、相対向する一対の取付腕部28、28のネジ孔29、29間には、位置決めピン31を挿入するためのピン孔32、32がそれぞれ形成されている。
尚、この支持フレーム4の取付腕部28・・・の外径、即ち、支持フレーム4の外径は密閉容器1の本体1Aの内径よりも小さく設定されている。
一方、固定スクロール7の鏡板11の周縁部にも前記支持フレーム4のネジ孔29・・・に対応する位置にネジ孔33が合計8カ所貫通形成されると共に、鏡板11の一方の面(下側の表面)周縁部にも前記ピン孔32、32に対応する位置にピン孔34、34がそれぞれ形成されている。
尚、位置決めピン31と各ピン孔32、34間にはクリアランス(ガタ)が構成され、このクリアランスは実施例では30μm〜70μmの範囲に設定されている。
そして、これらの一対のピン孔32と34内に前記位置決めピン31をそれぞれ挿入した状態で、固定具としてのネジ36をネジ孔33・・に挿入し、支持フレーム4のネジ孔29・・・に螺合して締結することにより、固定スクロール7は支持フレーム4に固定される。これにより、支持フレーム4は固定スクロール7を介して密閉容器1のエンドキャップ1Bに固定されることになる。
他方、前記電動要素3は固定子(ステータ)38と、この固定子38内で回転する回転子39とから構成されており、この回転子39の中心に前記回転軸5が嵌合され、回転子39の一部を構成する。回転軸5の上端側(一端側)であって、回転軸5先端のピン部19下側には、支持フレーム4の軸受部6に軸支されるクランク部41が形成されており、この回転軸5の下部(回転子39の下方)は副軸受42に軸支されている。この副軸受42は密閉容器1の本体1A内面に圧入されている。
この副軸受42にはネジ孔43が複数箇所貫通形成されており、電動要素3の固定子38にもネジ孔43に対応する位置に貫通孔44が形成されている。更に、支持フレーム4の取付腕部28・・・の下面にも貫通孔44に対応する位置にネジ孔46が形成されている。そして、ネジ47を副軸受42のネジ孔43に挿入し、固定子38の貫通孔44を貫通させて支持フレーム4のネジ孔46に螺合させることにより、副軸受42と電動要素3及び支持フレーム4とは一体化され、電動要素3及び支持フレーム4は副軸受42を介して密閉容器1の本体1Aに固定されることになる。
上記副軸受42の下側の密閉容器1内にはオイルが貯溜され、回転軸5の下端はこのオイル内に没する。そして、オイルはこの回転軸5内を通って軸受部及びスクロール圧縮要素2内に供給され、クランク部41と軸受部6間、ピン部19とボス孔部17間、ラップ13、16間及びラップ13、16と鏡板15、11間の潤滑とシールを行う。
密閉容器1の本体1Aには、図5に示すような形状の平坦な座押部49が形成されている。この座押部49は本体1Aを外側から内方に向けて座押することによって構成されており、この座押部49には電動要素3に結線されたターミナルTが取り付けられる。この座押部49は電動要素3の上方の支持フレーム4の高さ(側方)に位置させる必要があるが、図6に示す如くこの座押部49が支持フレーム4の切欠部27内に位置するように支持フレーム4は取り付けられる。他方、固定スクロール7のキー部材24、24は、この座押部49が位置する切欠部27と90度ずれた位置にある切欠部27、27内に位置するように、即ち、ターミナルTの取り付けられた座押部49と略90度ずれた位置に固定スクロール7のキー部材24、24が位置するように固定スクロール7や揺動スクロール8、オルダムリング20を配置する。
前述の如き固定スクロール7のキー部材24、24は支持フレーム4のスラスト軸受面26より下方まで突出するため、このキー部材24の位置がターミナルTの方向に位置すると、キー部材24とターミナルTとが干渉してしまうため、その分スクロール圧縮要素2の位置を高くしてスクロール圧縮機Sの寸法を高くする必要が出てくるが、前述の如くキー部材24とターミナルTは90度程ずれた配置としているので、係る干渉は生じず、係る寸法拡大を防止できるようになる。
また、座押部49を座押した際、本体1Aには変形が生じるが、前述の如く支持フレーム4の外径を密閉容器1の本体1Aの内径よりも小さく設定しているので、支持フレーム4を係る本体1A内に挿入しても、変形した本体1Aによって支持フレーム4が圧迫され、歪みが生じる危険性も無くなる。
51は密閉容器1の本体1A下部に取り付けられた吸込管であり、この吸込管51は電動要素3の下方で密閉容器1内の低圧室10に連通している。52は密閉容器1のエンドキャップ1Bに取り付けられた吐出管であり、この吐出管52は密閉容器1内の高圧室9に連通している。そして、前記支持フレーム4の切欠部27・・・が低圧室10からスクロール圧縮要素2に冷媒を導く通路となる。
54、56は電動要素3の回転子39の回転軸5に焼嵌め若しくは圧入によって取り付けられたバランサ(バランスウエイト)であり、上側のバランサ54は回転軸5の軸心に対してピン部19と対称の位置の回転子39上端のコイルエンドより上側の回転軸5に取り付けられ、下側のバランサ56はピン部19と同じ側の回転子39下端のコイルエンドと副軸受42間の回転軸5に取り付けられている。
特に、上側のバランサ54は、回転子39のコイルエンドから上方に延在し、更に、支持フレーム4の軸受部6外周の空間を利用し、固定子39のコイルエンドより上方ではその外径は回転子39の外径よりも大きくなるように拡張され、上部は支持フレーム4の軸受部6の外周に位置している。これにより、バランサ54の偏心部分の重心位置(図9に黒丸で示す)を上に移動させ、ピン部19及び揺動スクロール8に近付けて軸受部6の外周(同じ高さ)に位置させる。また、重心位置が回転軸5の軸心から離れるため、軸心から重心位置までの距離R(図9)も従来より長くする。
これによって、バランサ54を軽くしても、モーメントの関係でピン部19の偏心運動に伴う振動の発生を効果的に解消できるようになる。また、軸受部6の外周に重心位置がくるために、回転軸5の撓みも少なくなり、クランク部41が軸受部6に片当たりする不都合も抑制できるようになる。また、バランサ54は回転子39より支持フレーム4側の回転軸5に固定されるので、軸受部6外周まで拡張しても十分なる取付強度を維持できる。
次に、61は固定スクロール7の鏡板11の他方の面(ラップ13とは反対側の上側の表面)に取り付けられた吐出弁である。この吐出弁61は、鏡板11の吐出孔14に対応してネジ62、62にて取り付けられた断面略門型の枠体63と、この枠体63内に側方及び下方に開放して形成された移動空間部64内に上下移動自在に保持された円盤状の弁体66とから構成されている。この弁体66の中心は吐出孔14の中心に合致する。そして、枠体63の移動空間部64の上面には当接面67が構成されている。
また、枠体63の上壁には第1及び第2の連通路68、69が計二本貫通形成されており、各連通路68、69の下端は当接面67にて開口し、上端は高圧室9に開口している。両連通路68、69は垂直方向に延在すると共に、第1の連通路68は弁体66の中心から外れた位置に対応する部分の当接面67に開口している。他方、第2の連通路69はエンドキャップ1Bの中心下方に対応する位置にあり、更にエンドキャップ1Bの中心には貫通孔71が形成されている。そして、第2の連通路69には図示しない温度検出装置の一部となるパイプ72が差し込まれ、このパイプ72は貫通孔71を通過して外部に引き出されている。このパイプ72内には温度検出装置の感温部が内蔵される。
次に、本発明のスクロール圧縮機Sの組立手順を説明する。先ず、電動要素3の回転子39に回転軸5を嵌合し、各バランサ54、56を圧入若しくは焼嵌めによって回転軸5に取り付けて組み立てておく。そして、副軸受42上に電動要素3の固定子38を載置し、貫通孔44をネジ孔43に合致させる。次に、回転軸5及びバランサ54、56が組み立てられた回転子39を固定子38内に挿入し、回転軸5の下部を副軸受42に軸支させる。次に、支持フレーム4を固定子38に被せ、ネジ孔46を貫通孔44に合致させると共に、回転軸5のクランク部41を軸受部6に挿入して軸支させる。そして、前述の如くネジ47を副軸受42側からネジ孔43、貫通孔44、ネジ孔46の順で差し込んで行き、最終的にネジ孔46に螺合させることによって支持フレーム4、電動要素3及び副軸受42を予め組み立て、一体化しておく。これが図9に示す状態である。このような手順で組み立てることで、バランサ54が拡大されていても支障無く組み立てられる。
尚、上記のような手順とは逆に、回転軸5及びバランサ54、56を備えた回転子39の回転軸5のクランク部41を最初に支持フレーム4の軸受部6に軸支させ、次に、回転子39を固定子38内に挿入し、その後、回転軸5の下端(他端)側を副軸受42に軸支させてもよい。係る手順でもバランサ54が邪魔となること無く組み立てることができる。
一方、固定スクロール7を、ラップ13を上向きとして載置し、その上にラップ16を下向きとした揺動スクロール8を被せてラップ13と16を噛み合わせる。次に、オルダムリング20を、キー21、21を下側として揺動スクロール8上に載置し、キー21、21を揺動スクロール8のキー溝23、23内に係合させる。次に、このキー21、21及びキー溝23、23と90度ずれた位置の固定スクロール7にキー部材24、24をネジ止めし、オルダムリング20より上側に突出させた状態で各キー溝22、22内に係合させる。このようにして図7に示すようなスクロール圧縮要素2を組み立てておく。
次に、図9の如く支持フレーム4、電動要素3及び副軸受42を予め組み立てたものに上から密閉容器1の本体1Aを被せ、全体を本体1A内に挿入し、副軸受42を本体1Aの内面に圧入して固定する。次に、前述の如く位置決めピン31、31を支持フレーム4のピン孔32、32内に差し込む。次に、図7の如く予め組み立てたスクロール圧縮要素2のオルダムリング20側を下として本体1Aに被せ、位置決めピン31、31を固定スクロール7のピン孔34、34内に差し込み、ネジ孔33・・・を支持フレーム4のネジ孔29・・・に合致させ、回転軸5のピン部19を揺動スクロール8のボス孔部17内に係合させて揺動スクロール8を回転軸5に組み合わせる。
そして、前述の如くネジ36を固定スクロール7側からネジ孔33・・・に差し込み、支持フレーム4のネジ孔29・・・に螺合させるが、この時点ではネジ36を支持フレーム4のネジ孔29に締結せずに仮固定状態としておく。
この状態で、次に、各スクロール7、8のラップ13、16間のクリアランス調整を行う。図10は係る調整装置90の構成図を示している。この調整装置90は、圧縮空気や窒素などの加圧流体を生成するための例えばポンプ91と、高圧レギュレータ93と、定圧レギュレータ94と、切替弁96と、接続カプラ97及びこれらを連結する配管92などから構成されている。
そして、先ず前述の如く固定スクロール7を仮固定した状態のものを図10の如く固定台98上にセットし、密閉容器1の本体1Aを固定する。そして、接続カプラ97を固定スクロール7の吐出口14に接続してポンプ91を作動させる。そして、切替弁96により高圧レギュレータ93で一定の圧力P1に調整された圧縮空気、窒素などの加圧流体を、接続カプラ97を介して吐出口14から圧縮室18内に流し込む。
この流体の圧力により、揺動スクロール8は通常の冷媒圧縮運転時に冷媒ガスを圧縮する旋回方向とは逆の旋回を始める。そして、仮固定された固定スクロール7が仮固定時に正規の位置に組まれなかった場合でも、揺動スクロール8の旋回によって揺動スクロール8のラップ16が、固定スクロール7のラップ13を塗布した組立油などを介して押し戻し、固定スクロール7はラップ13全周に渡ってラップ16と接触しない位置に落ち着く。この状態で、ネジ36を均等に締め上げ、固定スクロール7を最適な位置で支持フレーム4に固定する。
このとき、固定スクロール7を位置決めするための位置決めピン31と各ピン孔32、34間のクリアランスは、前述の如く30μm〜70μmの範囲に設定してあるので、係る逆旋回によって固定スクロール7のラップ13が押し戻される範囲は、この位置決めピン31とピン孔32、34間のクリアランスにて制限され、前述の従来の回転位置決め方法において、例えばクリアランスが0〜100μmとなった場合において、クリアランスを上記30μmとした場合には35μm〜65μm、上記70μmとした場合には15μm〜85μmの範囲となる。
これにより、位置決めピン31とピン孔32、34の精度を厳密に規定しなくとも、ラップ13、16間のクリアランスを全周に渡って従来(0〜200μm、又は、0〜200μm)より縮小し、且つ、均一化することができるようになり、スクロール圧縮機Sの性能の著しい改善と運転時の騒音の低減を図ることができるようになる。
このように固定スクロール7と支持フレーム4とをネジ36の所定の締め付け力で固定した後、吐出口14から流し込む加圧流体の圧力を、切替弁96、低圧レギュレータ94(加圧流体を一定の圧力まで減圧する手段)を用いることで一定の圧力P2まで減圧する。
このとき、固定スクロール7が適正でない位置で支持フレーム4に締結された場合には、各スクロール7、8のラップ13、16間の側壁同士が近接或いは接触し、摺動抵抗が大きくなり、揺動スクロール8の旋回が停止してしまう。また、支持フレーム4の軸受部6と副軸受42との同軸が出ていない場合も摺動抵抗が大きくなって揺動スクロール8の旋回は停止してしまう。
従って、圧力P2を許容できる摺動抵抗により決定し、揺動スクロール8及びクランク部41が圧力P2により回転し続けることができるかどうかを、音、回転速度などを検出するセンサなど(旋回状態の良否を検定できる手段)を用いて検出することで、組立精度を検定する。これにより、従来の如き高価なトルク計などを用いること無く、固定スクロール7が支持フレーム4に訂正な位置で締結されたか否かを検定することができるようになる。
このようにして固定スクロール7と支持フレーム4との締結と検定が終了した後、接続カプラ97を固定スクロール7から外し、吐出弁61を固定スクロール7の鏡板11の吐出孔14に対応させ、ネジ62、62にて鏡板11に固定し、連通路69に上からパイプ72を差し込む。この状態が図3の状態である。
次に、エンドキャップ1Bを固定スクロール7の鏡板11の周囲に焼嵌めし、高低圧のシールをして本体1Aに被せるものであるが、そのときは先ず図3の如く起立しているパイプ72をエンドキャップ1Bの貫通孔71に差し込んでからエンドキャップ1Bを鏡板11に焼嵌めし、本体1Aに被せる。このとき、前述の如く連通路69はエンドキャップ1Bの中心に対応する位置にあるので、パイプ72もエンドキャップ1Bの中心に対応し、貫通孔71に差し込んだ状態でエンドキャップ1Bを本体1Aに被せることで、本体1Aに対するエンドキャップ1Bの位置決めがなされ、組み付けが容易となる。また、焼嵌め時の回転方向の規制も緩和される。
このように、固定スクロール7の鏡板11の周囲をエンドキャップ1Bの内面に焼嵌めし、エンドキャップ1Bを本体1Aに被せた後、エンドキャップ1Bの周囲を本体1Aに溶接して固定する。その後、ボトムキャップ1Cを本体1Aの下端に被せ、周囲を溶接して固定する。そして、他の配管を密閉容器1に取り付けてスクロール圧縮機Sを完成する。この状態で、上から順にスクロール圧縮要素2、支持フレーム4、電動要素3及び副軸受42は一体化され、固定スクロール7の鏡板11周囲の焼嵌め箇所と副軸受42の圧入箇所の二点で密閉容器1に保持されることになる。
次に、本発明のスクロール圧縮機Sの動作を説明する。ターミナルTからの給電によって電動要素3の回転子39が回転すると、その回転力が回転軸5を介して揺動スクロール8に伝えられる。
即ち、揺動スクロール8は回転軸5のピン部19にこの回転軸5の軸心に対して偏心して挿入されたボス孔部17で駆動され、オルダムリング20で固定スクロール7に対して自転しないように円軌道上を公転させられる。そして、固定スクロール7と揺動スクロール8とはこれらのラップ13、16間に形成された圧縮空間18を外方から内方へ向かって次第に縮小させ、吸込管51から密閉容器1内の低圧室10に流入して電動要素3を通り、支持フレーム4の切欠部27・・・を流れる冷媒ガスを圧縮していく。
この圧縮された冷媒は固定スクロール7の吐出孔14から高圧室9内に吐出されるものであるが、吐出弁61の弁体66は下側の吐出孔14から吐出される高圧の冷媒によって持ち上げられ、吐出孔14から離間して当該吐出孔14を開くと共に、当接面67に密着する。吐出孔14から吐出された冷媒は移動空間部64の側方開口から高圧室9内に入り、吐出管52から密閉容器1外に吐出される。
一方、電動要素3が停止して回転子39の回転が止まると、前述の如き圧縮作用は停止するので、圧力を均衡させようと吐出孔14を通してガスが逆流しようとする。しかも当接面67には連通路68が開口し、高圧室9に連通しているので、この高圧室9内の圧力が背圧となって弁体66は当接面67から引き剥がされ、下方に落下して吐出孔14を閉塞する。このとき、連通路68は弁体66の中心からずれた位置の当接面67にて開口しているので、弁体66はその縁部に近い位置から剥がされるかたちとなる。これにより、弁体66による吐出孔14の閉鎖は迅速に行われるようになる。
また、パイプ72内には温度検出装置の感温部が内蔵されており、この感温部が検出する吐出温度(吐出冷媒温度)が所定の異常高温となった場合に、図示しない制御装置は電動要素3を停止する保護動作を実行する。このとき温度検出装置は、吐出冷媒温度を吐出孔14の直後にて感知することができるので、スクロール圧縮機Sの吐出温度を正確に感知して、異常高温によりスクロール圧縮機Sに損傷が生じる不都合を的確に回避することができるようになる。
尚、実施例では支持フレーム4に取付腕部28を90度位置ずれした状態で4カ所形成したが、切欠部27を3カ所(120度位置ずれ)形成して取付腕部28を3カ所形成してもよく、或いは、取付腕部28を5カ所以上形成してもよい。但し何れの場合にも、前述の如くターミナルTとキー部材24は合致しないように切欠部27内に配置するものとする。
本発明を適用するスクロール圧縮機の縦断側面図(図2におけるA−A線方向断面)である。 図1のスクロール圧縮機の一部切欠上面図である。 図1のスクロール圧縮機の密閉容器のエンドキャップとボトムキャップを除く縦断側面図である。 図3のスクロール圧縮機の上面図である。 図1のスクロール圧縮機のターミナル部分の正面図である。 図4からスクロール圧縮要素を除いた状態の上面図である。 図1のスクロール圧縮機のスクロール圧縮要素の縦断側面図である。 図7のスクロール圧縮要素の下面図である。 図1のスクロール圧縮機の電動要素及び支持フレームの縦断側面図である。 図1のスクロール圧縮機の各スクロールのラップ間のクリアランス調整を行う調整装置の構成図である。
符号の説明
S スクロール圧縮機
1 密閉容器
1A 本体
1B エンドキャップ
1C ボトムキャップ
2 スクロール圧縮要素
3 電動要素
4 支持フレーム
5 回転軸
6 軸受部
7 固定スクロール
8 揺動スクロール
9 高圧室
10 低圧室
11、15 鏡板
14 吐出孔
13、16 ラップ
17 ボス孔部
18 圧縮空間
19 ピン部
20 オルダムリング
21 キー
22、23 キー溝
24 キー部材
31 位置決めピン
32、34 ピン孔
38 固定子
39 回転子
41 クランク部
42 副軸受
61 吐出弁
90 調整装置
91 ポンプ
93 高圧レギュレータ
94 低圧レギュレータ
96 切替弁
97 接続カプラ

Claims (1)

  1. 密閉容器内にスクロール圧縮要素と、中央に前記電動要素の回転軸を軸支するための軸受部を有する支持フレームとを設けると共に、前記スクロール圧縮要素を、前記支持フレームに固定され、鏡板の表面に渦巻き状のラップが立設された固定スクロールと、該固定スクロールに対して前記回転軸により旋回運動され、鏡板の一方の面に渦巻き状のラップが立設された揺動スクロールとから構成し、前記両ラップを互いに噛み合わせて形成される複数の圧縮空間を、外側から内側に向かって次第に縮小させることにより圧縮を行うスクロール圧縮機の製造方法であって、
    (1)前記回転軸に揺動スクロールを組み合わせ、前記固定スクロールと支持フレームに相対向してそれぞれ形成したピン孔内に位置決めピンを挿入した状態で、前記固定スクロールを固定具により前記支持フレームに仮固定する工程と、
    (2)次に、前記固定スクロールに設けられた吐出口から加圧流体を流し込む工程と、
    (3)該加圧流体の圧力で前記揺動スクロールを旋回運動させながら、前記固定スクロールと前記支持フレームの位置を調整し、前記固定具を締結することにより前記固定スクロールと支持フレームを固定する工程と、
    を実行することを特徴とするスクロール圧縮機の製造方法。
JP2005052343A 2005-02-28 2005-02-28 スクロール圧縮機の製造方法 Pending JP2005188519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005052343A JP2005188519A (ja) 2005-02-28 2005-02-28 スクロール圧縮機の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005052343A JP2005188519A (ja) 2005-02-28 2005-02-28 スクロール圧縮機の製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001261898A Division JP2003065253A (ja) 2001-08-30 2001-08-30 スクロール圧縮機の製造方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005188519A true JP2005188519A (ja) 2005-07-14

Family

ID=34792847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005052343A Pending JP2005188519A (ja) 2005-02-28 2005-02-28 スクロール圧縮機の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005188519A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012127753A1 (ja) * 2011-03-24 2012-09-27 三洋電機株式会社 スクロール圧縮装置、及び、スクロール圧縮装置における組み立て方法
CN103477077A (zh) * 2011-03-24 2013-12-25 三洋电机株式会社 涡旋压缩装置及涡旋压缩装置的磁化方法
US9388808B2 (en) 2011-03-24 2016-07-12 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Scroll compression device
US9494155B2 (en) 2011-03-24 2016-11-15 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Scroll compression device
CN108869280A (zh) * 2017-05-08 2018-11-23 日立江森自控空调有限公司 涡旋压缩机

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63192977A (ja) * 1987-02-05 1988-08-10 Mitsubishi Electric Corp スクロ−ル圧縮機の組立方法
JPH11182457A (ja) * 1997-12-15 1999-07-06 Sanyo Electric Co Ltd スクロール式圧縮機の組立方法および組立装置、スクロール式圧縮機の組立精度検査方法および検査装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63192977A (ja) * 1987-02-05 1988-08-10 Mitsubishi Electric Corp スクロ−ル圧縮機の組立方法
JPH11182457A (ja) * 1997-12-15 1999-07-06 Sanyo Electric Co Ltd スクロール式圧縮機の組立方法および組立装置、スクロール式圧縮機の組立精度検査方法および検査装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012127753A1 (ja) * 2011-03-24 2012-09-27 三洋電機株式会社 スクロール圧縮装置、及び、スクロール圧縮装置における組み立て方法
CN103429898A (zh) * 2011-03-24 2013-12-04 三洋电机株式会社 涡旋压缩装置及涡旋压缩装置的组装方法
CN103477077A (zh) * 2011-03-24 2013-12-25 三洋电机株式会社 涡旋压缩装置及涡旋压缩装置的磁化方法
CN103429898B (zh) * 2011-03-24 2016-01-13 三洋电机株式会社 涡旋压缩装置及涡旋压缩装置的组装方法
US9388808B2 (en) 2011-03-24 2016-07-12 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Scroll compression device
US9494155B2 (en) 2011-03-24 2016-11-15 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Scroll compression device
US9581160B2 (en) 2011-03-24 2017-02-28 Panasonic Intellectual Property Management Co. Ltd. Scroll compression device
US10227982B2 (en) 2011-03-24 2019-03-12 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Scroll compression device
CN108869280A (zh) * 2017-05-08 2018-11-23 日立江森自控空调有限公司 涡旋压缩机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003074480A (ja) スクロール圧縮機及びその製造方法
JP2005188516A (ja) スクロール圧縮機の製造方法
KR102027695B1 (ko) 스크롤 압축기
JP2003074482A (ja) スクロール圧縮機
JP2005188519A (ja) スクロール圧縮機の製造方法
JPH0874753A (ja) スクロール型圧縮機
JP2006207594A (ja) スクロール圧縮機
JP2003065257A (ja) スクロール圧縮機
JP4007780B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2005264931A (ja) スクロール圧縮機
JP2005140128A (ja) スクロール圧縮機の製造装置
JPWO2002061284A1 (ja) スクロール圧縮機
JP4651567B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2003065255A (ja) スクロール圧縮機
JP2003065253A (ja) スクロール圧縮機の製造方法及び装置
JP2000337276A (ja) スクロール圧縮機及びスクロール圧縮機の組立方法
JP2006207593A (ja) スクロール圧縮機
JP2003065256A (ja) スクロール圧縮機
JP3895956B2 (ja) スクロール圧縮機の製造方法
JP3649885B2 (ja) スクロール式圧縮機の組立方法および組立装置、スクロール式圧縮機の組立精度検査方法および検査装置
JP4727468B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2005140135A (ja) スクロール圧縮機
JP3556741B2 (ja) スクロール型流体機械のチップ隙間調整方法
JPS63205481A (ja) スクロ−ル圧縮機
US11939976B2 (en) Scroll compressor

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051226

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100526

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20101026

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110621