JP2003106030A - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置

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JP2003106030A JP2001303148A JP2001303148A JP2003106030A JP 2003106030 A JP2003106030 A JP 2003106030A JP 2001303148 A JP2001303148 A JP 2001303148A JP 2001303148 A JP2001303148 A JP 2001303148A JP 2003106030 A JP2003106030 A JP 2003106030A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開き状態を自動的に係止できる機能をコンパ
クトに組込んだヒンジ装置を提供する。 【解決手段】 ヒンジ一側部材21に回動支軸28を介して
ヒンジ他側部材27を回動自在に連結する。ヒンジ一側部
材21に係止体37を一体に設け、ヒンジ他側部材27に係合
リンク42の基端を回動自在に軸支する。係合リンク42に
係止体37と嵌合する一連の嵌合溝44および係止溝45を設
ける。嵌合溝44は、ヒンジ他側部材27の開き方向動作お
よび閉じ方向動作により係止体37に対し摺動する溝であ
り、係止溝45は、ヒンジ他側部材27の全開位置で係止体
37と係合してヒンジ他側部材27の閉じ方向動作を係止す
る溝である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開き状態を自動的
に保てるヒンジ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、油圧ショベルなどの建設機械の
エンジンフードの開口部にヒンジを介し扉体を開閉自在
に取付けた場合は、開き状態の扉体を係止するための支
え棒を開口部の枠部と扉体との間に挟んで、メンテナン
ス作業をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、支え棒をセ
ットする手間が必要であるとともに、開口部の枠部と扉
体との間に介在された支え棒は開口部より外側へ突出す
るので、作業を煩雑にしている。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、開き状態を自動的に係止できる機能がコンパクト
に組込まれたヒンジ装置を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、ヒンジ一側部材と、ヒンジ一側部材に回動支軸を
介して回動自在に連結されたヒンジ他側部材と、ヒンジ
一側部材に一体に設けられた係止体と、ヒンジ他側部材
に基端を回動自在に軸支されヒンジ他側部材の開き方向
動作および閉じ方向動作により係止体に対し摺動すると
ともにヒンジ他側部材の全開位置で係止体と係合してヒ
ンジ他側部材の閉じ方向動作を係止する一連の溝を有す
る係合リンクとを具備したヒンジ装置であり、ヒンジ一
側部材に対するヒンジ他側部材の開き状態を自動的に係
止できる係止体および係合リンクがヒンジ装置内にコン
パクトに組込まれているので、従来の支え棒のように、
係合リンクをセット操作する必要がないとともに、ヒン
ジ装置内の係合リンクは作業を煩雑にすることもなく、
作業性が向上する。
【0006】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載のヒンジ一側部材が、ヒンジ他側部材に取付けられた
扉体の一部が開き方向動作で挿入されるとともに閉じ方
向動作で係合リンクの先端側が挿入される収納凹部を具
備したヒンジ装置であり、ヒンジ一側部材に対するヒン
ジ他側部材の開き方向動作では、扉体の一部が収納凹部
に挿入され、閉じ方向動作では、替わって係合リンクが
収納凹部に挿入されるため、収納凹部は常にデッドスペ
ースとなることなく、有効に利用される。
【0007】請求項3に記載された発明は、請求項2記
載のヒンジ一側部材が、このヒンジ一側部材の回動支軸
側に切欠形成され収納凹部へ挿入される係合リンクが嵌
合された凹溝を具備したヒンジ装置であり、ヒンジ一側
部材の凹溝を通して係合リンクをコンパクトに組込む。
【0008】請求項4に記載された発明は、請求項3記
載の凹溝が、ヒンジ他側部材の嵌合が可能な大きさに形
成されたヒンジ装置であり、凹溝によりヒンジ他側部材
がヒンジ一側部材と干渉することを防止し、ヒンジ他側
部材の形状や回動角度に自由度を持たせる。
【0009】請求項5に記載された発明は、請求項1乃
至4のいずれか記載のヒンジ一側部材が、取付対象面に
固定される取付基部と、取付基部から一体に突設された
複数の腕部とを備え、ヒンジ他側部材は、複数の腕部の
先端に回動支軸を介してそれぞれ連結されたヒンジ装置
であり、共通の取付基部から突設された複数の腕部と、
これらの腕部の先端に回動支軸を介してそれぞれ連結さ
れたヒンジ他側部材とにより、単一のヒンジ装置で扉体
などを取付けることが可能となり、部品点数を削減する
とともに、ヒンジ装置の取付に要する手間を軽減する。
【0010】請求項6に記載された発明は、請求項1乃
至5のいずれか記載の係合リンクが、回動支軸側を凹状
に形成したものであり、回動支軸側を凹状に形成した係
合リンクは回動支軸と干渉しにくいので、ヒンジ一側部
材に対しヒンジ他側部材を十分に回動させることが可能
となる。
【0011】請求項7に記載された発明は、請求項1乃
至6のいずれか記載の係合リンクが、この係合リンクの
先端に折曲形成されヒンジ他側部材の全開位置における
閉方向動作の係止を解除する係止解除操作部を具備した
ヒンジ装置であり、係止解除操作部を指先などで操作し
て、係合リンクを係止解除操作することで、ヒンジ他側
部材を閉方向に動作させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示された一
実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図4は、小型の油圧ショベルの機体部分を
示し、下部走行体11上に旋回可能に設けられた上部旋回
体12には、エンジンフード13により覆われたエンジン
(図示せず)が搭載されている。エンジンフード13には
開口部14が設けられている。
【0014】この開口部14の上部には、ヒンジ装置15を
介して扉体16の上部が開閉自在に取付けられている。開
口部14の下部には止金17が設けられ、扉体16の下部に
は、扉体16を閉じたときに止金17と係合するラッチ18が
設けられている。このラッチ18は外部からの操作により
係合解除可能である。
【0015】図1および図2は、前記扉体16を開閉自在
に取付けるヒンジ装置15を示し、開口部14の枠部に固定
されるヒンジ一側部材21は、取付対象面に固定される取
付基部22と、この共通の取付基部22から一体に突設され
た複数(一対)の腕部23とを備えている。取付基部22に
は、一対の取付穴24が穿設されている。
【0016】各腕部23は、取付基部22に対しほぼ水平に
折曲された水平部23aと、この水平部23aに対しほぼ垂直
に折曲された垂直部23bと、この垂直部23bに対し水平部
23a上に斜めに折返された折返部23cとを有している。取
付基部22と各水平部23aとの間は、補強部材25により連
結されている。
【0017】これらの腕部23の垂直部23bから折返部23c
の先端部にわたって凹溝26がそれぞれ切欠形成され、こ
れらの凹溝26内に扉体取付用のヒンジ他側部材27がそれ
ぞれ嵌合され、これらの各ヒンジ他側部材27は、回動支
軸28により、ヒンジ一側部材21の各腕部23の先端部にそ
れぞれ回動自在に連結されている。
【0018】各ヒンジ他側部材27は、L形に折曲された
板部材であり、これらのヒンジ他側部材27の先端側に
は、図3に示されるようにボルト31によりスペーサ32を
介し扉体16を取付けるための取付穴33がそれぞれ設けら
れている。
【0019】各回動支軸28は、図2に示されるようにヒ
ンジ一側部材21の折返部23cの先端を円筒形に加工した
一対の軸受筒部34と、これらの軸受筒部34の間に嵌合さ
れたヒンジ他側部材27の基端を円筒形に加工した軸受筒
部35とにそれぞれ挿嵌されている。また、これらの回動
支軸28の一端部および他端部には、軸方向の力で潰され
て拡径した抜止部36が形成されている。
【0020】また、ヒンジ一側部材21の図1左側の折返
部23c上には、ピン状の係止体37が溶接付けなどにより
一体に設けられている。
【0021】一方、図1左側のヒンジ他側部材27の折曲
部内面からこの折曲部内面に溶接付けされた軸41が、係
止体37と同側に突設され、この軸41により係合リンク42
の基端が回動自在に軸支され、軸41の径方向に挿入され
た割ピン43により係合リンク42がヒンジ他側部材27の側
面に保たれている。
【0022】この係合リンク42の基端側から先端側にわ
たって、図1(a)に示されるように一連の溝としての
嵌合溝44および係止溝45が設けられ、これらの嵌合溝44
から係止溝45にわたって係止体37が相対的に移動自在に
嵌合されている。
【0023】嵌合溝44は、ヒンジ他側部材27の開き方向
動作および閉じ方向動作により係止体37に対し摺動する
溝であり、係止溝45は、ヒンジ他側部材27の全開位置で
係止体37と係合してヒンジ他側部材27の閉じ方向動作を
係止する溝である。
【0024】ヒンジ一側部材21には、図3に示されるよ
うに水平部23a、垂直部23bおよび折返部23cにより囲ま
れた収納凹部46が形成されている。
【0025】この収納凹部46には、図3および図4に示
されるようにヒンジ他側部材27に取付けられた扉体16の
一部16aが開き方向動作で挿入されるとともに、図1
(a)に示されるように閉じ方向動作で係合リンク42の
先端側が挿入される。
【0026】ヒンジ一側部材21の図1左側に位置する腕
部23の回動支軸28側に切欠形成された凹溝26は、ヒンジ
他側部材27の嵌合が可能であるとともに、収納凹部46へ
挿入される係合リンク42の嵌合が可能の大きさに形成さ
れ、また、ヒンジ一側部材21の図1右側に位置する腕部
23の回動支軸28側に切欠形成された凹溝26は、ヒンジ他
側部材27の嵌合が可能な大きさに形成されている。
【0027】係合リンク42は、図2および図3に示され
るように回動支軸28側が凹状に形成されている。すなわ
ち、回動支軸28との干渉を防止するために、係合リンク
42はほぼ「ヘ」字形に形成され、内部の嵌合溝44も同様
に形成されている。
【0028】図2に示されるように、係合リンク42の先
端には、ヒンジ他側部材27の全開位置における閉方向動
作の係止を解除する係止解除操作部47が、凹溝26の範囲
内で右方へ折曲形成されている。
【0029】次に、この実施の形態の作用を説明する。
【0030】図4に示されるように、エンジンまたはそ
の周辺機器のメンテナンスなどのために、エンジンフー
ド13の開口部14の扉体16を開くと、図1から図2へと示
されるように、定位置の係止体37に対し係合リンク42の
嵌合溝44が摺動して、図3に実線で示されるように最終
的に係合リンク42の右端部が自動的に落ちて、その係止
溝45が係止体37と係合するので、係合リンク42がヒンジ
一側部材21に対するヒンジ他側部材27の支え棒として機
能し、扉体16の自重が閉じ方向に作用しても、その閉じ
動作を係合リンク42により自動的に係止する。
【0031】一方、扉体16を閉じるときは、係合リンク
42の係止解除操作部47を指先などで上方へ操作すると、
係止体37が相対的に係止溝45の下方へ移動して、係止溝
45から嵌合溝44へと外れるので、蓋体16を閉じ操作する
ことで、係止体37は相対的に嵌合溝44に沿って軸41側に
移動し、最終的に、図3に2点鎖線で示される位置にヒ
ンジ他側部材27が回動するとともに、係合リンク42が収
納凹部46内に収納される。
【0032】次に、この実施の形態の効果を説明する。
【0033】全開状態にした扉体16を自動的に係止でき
る係止体37および係合リンク42がヒンジ装置15内にコン
パクトに組込まれているので、従来の開口部14の枠部と
扉体16との間に設けた支え棒のように、係合リンク42を
セット操作する必要がないとともに、ヒンジ装置15内に
コンパクトに組込まれた係合リンク42は作業を煩雑にす
ることもなく、作業性を向上できる。
【0034】図3に実線で示されるように扉体16の一部
16aは、開き方向動作で収納凹部46に挿入され、閉じ方
向動作では収納凹部46より抜出されてなくなるが、替わ
って図3に2点鎖線で示されるように係合リンク42が収
納凹部46に挿入されるため、収納凹部46を常にデッドス
ペースとすることなく、有効に利用できる。
【0035】ヒンジ一側部材21の凹溝26を通して係合リ
ンク42をヒンジ一側部材21の腕部23内にコンパクトに組
込むことができる。
【0036】ヒンジ一側部材21の凹溝26によりヒンジ他
側部材27がヒンジ一側部材21と干渉することを防止した
ので、ヒンジ一側部材21との関係にとらわれずに、ヒン
ジ他側部材27を必要な形状に形成できるとともに、必要
な角度だけ回動できる。
【0037】共通の取付基部22から突設された複数の腕
部23と、これらの腕部23の先端に回動支軸28を介してそ
れぞれ連結されたヒンジ他側部材27とにより、単一のヒ
ンジ装置15で扉体16を取付けることが可能となり、1つ
の扉体16に2個以上のヒンジを用いる従来例と比べて、
部品点数を削減できるとともに、ヒンジ装置15の取付に
要する手間を軽減できる。
【0038】回動支軸28側を凹状に形成した係合リンク
42は回動支軸28と干渉しにくいので、ヒンジ一側部材21
に対しヒンジ他側部材27を十分に回動できる。
【0039】係合リンク42は、それ自体を把持するなど
して操作してもよいが、係止解除操作部47を指先などで
操作すれば、係止体37と係合リンク42の係止溝45との係
合を簡単に解除でき、ヒンジ他側部材27を容易に閉方向
に動作させることができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ヒンジ一
側部材に対するヒンジ他側部材の開き状態を自動的に係
止できる係止体および係合リンクがヒンジ装置内にコン
パクトに組込まれているので、従来の支え棒のように、
係合リンクをセット操作する必要がないとともに、係合
リンクが作業を煩雑にすることもなく、作業性を向上で
きる。
【0041】請求項2記載の発明によれば、ヒンジ一側
部材に対するヒンジ他側部材の開き方向動作では、扉体
の一部が収納凹部に挿入され、閉じ方向動作では、替わ
って係合リンクが収納凹部に挿入されるため、収納凹部
を常にデッドスペースとすることなく、有効に利用でき
る。
【0042】請求項3記載の発明によれば、ヒンジ一側
部材の凹溝を通して係合リンクをヒンジ装置内にコンパ
クトに組込むことができる。
【0043】請求項4記載の発明によれば、凹溝により
ヒンジ他側部材がヒンジ一側部材と干渉することを防止
でき、ヒンジ他側部材の形状や回動角度に自由度を持た
せることができる。
【0044】請求項5記載の発明によれば、共通の取付
基部から突設された複数の腕部と、これらの腕部の先端
に回動支軸を介してそれぞれ連結されたヒンジ他側部材
とにより、単一のヒンジ装置で扉体などを取付けること
が可能となり、部品点数を削減できるとともに、ヒンジ
装置の取付に要する手間を軽減できる。
【0045】請求項6記載の発明によれば、係合リンク
の回動支軸側を凹状に形成したので、係合リンクと回動
支軸とを干渉させることなく、ヒンジ一側部材に対しヒ
ンジ他側部材を十分に回動できる。
【0046】請求項7記載の発明によれば、係合リンク
の係止解除操作部を指先などで操作して、係止体と係合
リンクとの係合を簡単に解除でき、ヒンジ他側部材を閉
方向に容易に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係るヒンジ装置の一実施形態
を示す閉じ状態の斜視図、(b)はその平面図、(c)
はその正面図である。
【図2】(a)は同上ヒンジ装置の開き状態の斜視図、
(b)はその平面図、(c)はその正面図である。
【図3】同上ヒンジ装置の作用を示す側面図である。
【図4】同上ヒンジ装置のエンジンフード用の扉体への
適用例を示す斜視図である。
【符号の説明】
16 扉体 16a 扉体の一部 21 ヒンジ一側部材 22 取付基部 23 腕部 26 凹溝 27 ヒンジ他側部材 28 回動支軸 37 係止体 42 係合リンク 44 溝としての嵌合溝 45 溝としての係止溝 46 収納凹部 47 係止解除操作部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ一側部材と、 ヒンジ一側部材に回動支軸を介して回動自在に連結され
    たヒンジ他側部材と、 ヒンジ一側部材に一体に設けられた係止体と、 ヒンジ他側部材に基端を回動自在に軸支されヒンジ他側
    部材の開き方向動作および閉じ方向動作により係止体に
    対し摺動するとともにヒンジ他側部材の全開位置で係止
    体と係合してヒンジ他側部材の閉じ方向動作を係止する
    一連の溝を有する係合リンクとを具備したことを特徴と
    するヒンジ装置。
  2. 【請求項2】 ヒンジ一側部材は、 ヒンジ他側部材に取付けられた扉体の一部が開き方向動
    作で挿入されるとともに閉じ方向動作で係合リンクの先
    端側が挿入される収納凹部を具備したことを特徴とする
    請求項1記載のヒンジ装置。
  3. 【請求項3】 ヒンジ一側部材は、 このヒンジ一側部材の回動支軸側に切欠形成され収納凹
    部へ挿入される係合リンクが嵌合された凹溝を具備した
    ことを特徴とする請求項2記載のヒンジ装置。
  4. 【請求項4】 凹溝は、 ヒンジ他側部材の嵌合が可能な大きさに形成されたこと
    を特徴とする請求項3記載のヒンジ装置。
  5. 【請求項5】 ヒンジ一側部材は、 取付対象面に固定される取付基部と、 取付基部から一体に突設された複数の腕部とを備え、 ヒンジ他側部材は、 複数の腕部の先端に回動支軸を介してそれぞれ連結され
    たことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のヒ
    ンジ装置。
  6. 【請求項6】 係合リンクは、回動支軸側を凹状に形成
    したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の
    ヒンジ装置。
  7. 【請求項7】 係合リンクは、この係合リンクの先端に
    折曲形成されヒンジ他側部材の全開位置における閉方向
    動作の係止を解除する係止解除操作部を具備したことを
    特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載のヒンジ装
    置。
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