JP2003104423A - 湯切り機能付の蓋材 - Google Patents
湯切り機能付の蓋材Info
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Abstract
傾けるだけで確実に残余の熱湯を湯切りすることができ
る、蓋材20と容器30との隙間から熱湯がこぼれだす
などの恐れがない、湯切り孔の形成が簡単であって、残
余の熱湯の湯切りが確実で安全な、長期保存性が優れた
湯切り機能付の蓋材を提供する。 【解決手段】蓋材20の開蓋方向の下流部分に、紙材料
層3を貫通した、複数列のミシン目線a、a、a、…を
設けて、紙材料層3の下層と熱融着樹脂層4とアルミニ
ウム層5とイージーピール層6とを貫通した、多数の円
形切れ目b、b、b、…を設けて、また紙材料層3の下
面側の円形切れ目b、b、b、…の内側を除いた部分
に、剥離ニス層7を設けた湯切り機能付の蓋材におい
て、紙材料層3の表面側に、防湿性などが優れた樹脂フ
ィルム層2を積層した。
Description
するトレー焼そば用などの、傾けるだけで確実に残余の
熱湯を湯切りすることができる、湯切り孔の形成が簡単
であって、残余の熱湯の湯切りが確実で安全な湯切り機
能付の蓋材に関する。
焼そば用などの、傾けるだけで確実に残余の熱湯を湯切
りすることができる、図3に示すような、上質紙や片面
アート紙などの、表面に美麗な印刷をした紙材料層3
と、低密度ポリエチレン(LDPE)などの熱融着樹脂層4
と、7μm程度のアルミニウム箔などの、各種バリアー
性が優れたアルミニウム層5と、エチレンーメタアクリ
ル酸共重合体(EMAA)やエチレンー酢酸ビニル共重合体(E
VA )などの、熱融着した後に剥がすことができるイージ
ーピール層6とを、図示していない接着剤層を介するな
どして適宜に積層して成る、つまみ21付の円形状又は
角を丸めた直方体状の、例えば図1Cに示す蓋材20で
あって、蓋材20の開蓋方向の下流部分に、紙材料層3
を貫通した、開蓋方向に直交する方向に延びる複数列の
ミシン目線a、a、a、…を設けて、このミシン目線
a、a、a、…と下流端辺との間の蓋材20の熱融着す
る周辺部22を除いた部分に、紙材料層3の下層と熱融
着樹脂層4とアルミニウム層5とイージーピール層6と
を貫通した、湯切り孔になる多数の円形切れ目b、b、
b、…を設けて、またミシン目線a、a、a、…と下流
端辺との間の、紙材料層3の下面側の円形切れ目b、
b、b、…の内側を除いた部分に、湯切り孔を形成する
剥離ニス層7を設けた湯切り機能付の蓋材が、図2に示
すように、図示していないインスタント焼そばなどを収
容した、発泡スチロール製などのトレー容器30に被せ
て、この容器30のフランジ31に蓋材20の周辺部2
2を熱融着して、図示していないシュリンク包装をする
などして用いられている。
ー容器30に被せて熱融着した、図2、図3に示す湯切
り機能付の蓋材においては、蓋材20のつまみ21をや
ゝ強く引張って、蓋材20を中央付近まで開蓋して、熱
湯を注いで調理( 閉蓋して3分間程度放置 )した後に、
紙材料層3を貫通した複数列のミシン目線a、a、a、
…を切断しながら、紙材料層3の下面側の剥離ニス層7
を剥離して、このミシン目線a、a、a、…と下流端辺
との間の紙材料層3を除去するだけで、円形切れ目b、
b、b、…の剥離ニス層7を除いた内側が、紙材料層3
の下面側に接着したまま除去されて開孔して、簡単に多
数の湯切り孔を形成することができるものであって、続
いてトレー容器30を開蓋方向の下流側に傾けるだけ
で、この多数の湯切り孔から、確実に残余の熱湯を湯切
りすることができる、蓋材20と容器30との隙間から
熱湯がこぼれだすなどの恐れがない、湯切り孔の形成が
簡単であって、残余の熱湯の湯切りが確実で安全な湯切
り機能付の蓋材である。
に示す湯切り機能付の蓋材については、複数列のミシン
目線a、a、a、…と下流端辺との間の、蓋材20の熱
融着する周辺部22を除いた部分に、紙材料層3の下層
と、それぞれ防湿性などを有する熱融着樹脂層4とアル
ミニウム層5とイージーピール層6とを貫通した、湯切
り孔になる多数の円形切れ目b、b、b、…を設けたこ
とによって、図2に示すように、図示していないインス
タント焼そばなどを収容した、発泡スチロール製などの
トレー容器30に被せて、この容器30のフランジ31
に蓋材20の周辺部22を熱融着した時に、図示してい
ないシュリンク包装をしたとしても、蓋材20の残され
た紙材料層3の上層、中間層に防湿性がないために、こ
の湯切り孔になる多数の円形切れ目b、b、b、…から
吸湿して、収容したインスタント焼そばなどが変質する
などの、湯切り機能付の蓋材の長期保存性に問題があっ
た。
理するトレー焼そば用などの、傾けるだけで確実に残余
の熱湯を湯切りすることができる、蓋材20と容器30
との隙間から熱湯がこぼれだすなどの恐れがない、湯切
り孔の形成が簡単であって、残余の熱湯の湯切りが確実
で安全な、長期保存性が優れた湯切り機能付の蓋材を提
供することにある。
蓋材は、図1、図2に示すように、紙材料層3と熱融着
樹脂層4とアルミニウム層5とイージーピール層6とを
適宜に積層( 図3を参照 )して成る、つまみ21付の円
形状又は角を丸めた直方体状( 図1Cでは円形状 )の蓋
材20であって、蓋材20の開蓋方向( 図1A、B、
C、図2では右から左の方向、以下同じ )の下流部分
に、紙材料層3を貫通した、開蓋方向に直交する方向に
延びる複数列( 図1A、Cでは4列、以下同じ )のミシ
ン目線a、a、a、…を設けて、このミシン目線a、
a、a、…と下流端辺との間の、蓋材20の熱融着する
周辺部22を除いた部分に、紙材料層3の下層と熱融着
樹脂層4とアルミニウム層5とイージーピール層6とを
貫通した、湯切り孔になる多数(図1Cでは15個 )の
円形切れ目b、b、b、…を設けて、またミシン目線
a、a、a、…と下流端辺との間の、紙材料層3の下面
側の円形切れ目b、b、b、…の内側を除いた部分に、
湯切り孔を形成する剥離ニス層7を設けた湯切り機能付
の蓋材において、紙材料層3の表面側に、防湿性を有す
る樹脂フィルム層2を積層したことを特徴とする湯切り
機能付の蓋材である。
図3に示す前述した従来の熱湯を注いで調理するトレー
焼そば用などの傾けるだけで確実に残余の熱湯を湯切り
することができる、湯切り機能付の蓋材において、紙材
料層3の表面側に、防湿性などが優れた樹脂フィルム層
2を積層したことによって、複数列のミシン目線a、
a、a、…と下流端辺との間の、蓋材20の熱融着する
周辺部22を除いた部分に、紙材料層3の下層と、それ
ぞれ防湿性などを有する熱融着樹脂層4とアルミニウム
層5とイージーピール層6とを貫通した、湯切り孔にな
る多数の円形切れ目b、b、b、…を設けたにもかかわ
らず、蓋材20の残された紙材料層3の防湿性がない上
層、中間層の表面側に、防湿性を有する樹脂フィルム層
2を積層したために、この湯切り孔になる多数の円形切
れ目b、b、b、…から吸湿して、収容したインスタン
ト焼そばなどが変質することがない、長期保存性が優れ
た湯切り機能付の蓋材を提供することができる。
おいては、図2に示すように、図示していないインスタ
ント焼そばなどを収容した、発泡スチロール製などのト
レー容器30に被せて、この容器30のフランジ31に
蓋材20の周辺部22を熱融着した時に、蓋材20のつ
まみ21をやゝ強く引張って、蓋材20を中央付近まで
開蓋して、熱湯を注いで閉蓋して3分間程度放置した後
に、紙材料層3を貫通した複数列のミシン目線a、a、
a、…を、ミシン目線a、a、a、…を設けていない樹
脂フィルム層2とともに切断しながら、紙材料層3の下
面側の剥離ニス層7を剥離して、図1Bに示すように、
このミシン目線a、a、a、…と下流端辺との間の樹脂
フィルム層2と紙材料層3とを除去するだけで、円形切
れ目b、b、b、…の剥離ニス層7を除いた内側が、紙
材料層3の下面側に接着したまま除去されて開孔して、
簡単に多数の湯切り孔を形成することができるものであ
って、続いてトレー容器30を開蓋方向の下流側に傾け
るだけで、この多数の湯切り孔から、確実に残余の熱湯
を湯切りすることができる、従来と同様に湯切り孔の形
成が簡単で残余の熱湯の湯切りが確実な、長期保存性が
優れた湯切り機能付の蓋材を得ることができる。
いては、容器30のフランジ31に蓋材20の周辺部2
2を熱融着したまま、図1Bに示すように、ミシン目線
a、a、a、…と下流端辺との間の樹脂フィルム層2と
紙材料層3とのみを除去したために、蓋材20と容器3
0との隙間から熱湯がこぼれだして、手に火傷を負うな
どの恐れがない、従来と同様に残余の熱湯の湯切りが安
全な、長期保存性が優れた湯切り機能付の蓋材を得るこ
とができる。
る、紙材料層3の表面側に積層した、例えばポリエステ
ル(PET )や延伸ナイロン(O-NY)や延伸ポリプロピレン(O
-PP)などの、耐熱性や保香性や防湿性などが優れた樹脂
フィルム層2については、一般に巻取りの流れ方向に引
裂き方向性があるために、紙材料層3を貫通した、開蓋
方向に直交する複数列のミシン目線a、a、a、…に、
この樹脂フィルム層2の引裂き方向を一致させることに
よって、紙材料層3を貫通した複数列のミシン目線a、
a、a、…を、ミシン目線a、a、a、…を設けていな
い樹脂フィルム層2とともに、問題なく切断することが
できる。
材20の開蓋方向の下流部分に、樹脂フィルム層2に紙
材料層3と同じ位置に、開蓋方向に直交する方向に延び
る複数列のミシン目線a、a、a、…を設けたことを特
徴とする湯切り機能付の蓋材である。
蓋材20の開蓋方向の下流部分に、樹脂フィルム層2に
紙材料層3と同じ位置に、開蓋方向に直交する方向に複
数列のミシン目線a、a、a、…を設けたことによっ
て、紙材料層3の表面側に積層した、前述した防湿性な
どが優れた樹脂フィルム層2の引裂き方向が、開蓋方向
に直交する複数列のミシン目線a、a、a、…に一致し
ていない場合であっても、樹脂フィルム層2と紙材料層
3とを貫通した複数列のミシン目線a、a、a、…を、
問題なく切断しながら、紙材料層3の下面側の剥離ニス
層7を剥離して、図1Bに示すように、このミシン目線
a、a、a、…と下流端辺との間の樹脂フィルム層2と
紙材料層3とを除去するだけで、簡単に多数の湯切り孔
を形成することができる、従来と同様に湯切り孔の形成
が簡単な、長期保存性が優れた湯切り機能付の蓋材を提
供することができる。
る、樹脂フィルム層2と紙材料層3とを貫通した複数列
のミシン目線a、a、a、…については、防湿性などが
優れた樹脂フィルム層2を貫通していても、それぞれ防
湿性などを有する熱融着樹脂層4とアルミニウム層5と
イージーピール層6とを貫通していないために、この複
数列のミシン目線a、a、a、…から吸湿して、収容し
たインスタント焼そばなどが変質することはない。
は、蓋材20の複数列のミシン目線a、a、a、…の一
方の端部に、逆U字状や半円状などのつまみcとI字状
やV字状などの切欠きdとを設けたことによって、この
半円状などのつまみcを軽く引張るだけで、簡単にV字
状などの切欠きdから、蓋材20の複数列のミシン目線
a、a、a、…を切断しながら、紙材料層3の下面側の
剥離ニス層7を剥離して、図1Bに示すように、このミ
シン目線a、a、a、…と下流端辺との間の樹脂フィル
ム層2と紙材料層3とを除去して、簡単に多数の湯切り
孔を形成することができる、従来より湯切り孔の形成が
簡単な、長期保存性が優れた湯切り機能付の蓋材を提供
することができる。
態における、湯切り機能付の蓋材の断面説明図であっ
て、図1Cは、湯切り機能付の蓋材の平面図である。ま
た図2は、本発明の実施の形態における、湯切り機能付
の蓋材を、トレー容器30に被せて熱融着した状態を示
す断面図である。
は、樹脂フィルム層2と紙材料層3と熱融着樹脂層4と
アルミニウム層5とイージーピール層6とを適宜に積層
して成る、つまみ21付の円形状の蓋材20であって、
蓋材20の開蓋方向( 右から左の方向 )の下流部分に、
紙材料層3を貫通した開蓋方向に直交する方向に延びる
4列( 実際は縦に並べた2列の多数の逆ハ字状 )のミシ
ン目線a、a、a、aを設けて、このミシン目線a、
a、a、aと下流端辺との間の、蓋材20の熱融着する
周辺部22を除いた部分に、紙材料層3の下層と熱融着
樹脂層4とアルミニウム層5とイージーピール層6とを
貫通した、湯切り孔になる15個の円形切れ目b、b、
b、…を設けて、またミシン目線a、a、a、aと下流
端辺との間の、紙材料層3の下面側の円形切れ目b、
b、b、…の内側を除いた部分に、湯切り孔を形成する
剥離ニス層7を設けて、さらに蓋材20の4列のミシン
目線a、a、a、aの一方の端部に、半円状のつまみc
とV字状の切欠きdとを設けた湯切り機能付の蓋材であ
る。
る、樹脂フィルム層2と紙材料層3と熱融着樹脂層4と
アルミニウム層5とイージーピール層6とを適宜に積層
して成る、図1Aに示す蓋材20については、6〜30
μmのポリエステル(PET )や延伸ナイロン(O-NY)や延伸
ポリプロピレン(O-PP)などの、耐熱性や保香性や防湿性
などが優れた樹脂フィルム層2と、60〜130g/m
2 の上質紙や片面アート紙などの、表面に美麗な印刷
をして下面側に目止め加工をした紙材料層3と、13〜
30μmの低密度ポリエチレン(LDPE)などの熱融着樹脂
層4と、6〜15μmのアルミニウム箔やアルミニウム
合金などの、各種バリアー性が優れたアルミニウム層5
と、20μm以上のエチレンーメタアクリル酸共重合体
(EMAA)やエチレンー酢酸ビニル共重合体(EVA )などの、
熱融着した後に剥がすことができるイージーピール層6
とを、樹脂フィルム層2と紙材料層3との間は、図示し
ていないウレタン系などの接着剤層を介して、通常のド
ライラミネーシヨン方法で、また紙材料層3と熱融着樹
脂層4とアルミニウム層5とイージーピール層6との間
は、熱融着樹脂層4とイージーピール層6とをそれぞれ
熱溶融して、通常の押出しラミネーシヨン方法で、それ
ぞれ巻取り状に積層することができる。
る、開蓋方向に直交する4列のミシン目線a、a、a、
aについては、それぞれ巻取り状に積層する前の蓋材2
0の、表面に美麗な印刷をした紙材料層3の開蓋方向の
直径の3/4程度の下流部分に、通常の金属打抜刃工程
や炭酸ガスレーザー工程などで、この紙材料層3を貫通
した、開蓋方向に直交する4列の、間隔が1mm程度で
切断率が60%程度のミシン目線a、a、a、aを、特
に制約なく設けることができる。
る、湯切り孔になる15個の円形切れ目b、b、b、…
については、それぞれ巻取り状に積層した蓋材20の、
前述したミシン目線a、a、a、aと下流端辺との間
の、熱融着する幅が8mm程度の周辺部22を除いた部
分に、通常の金属打抜刃を用いた打抜工程で、紙材料層
3の下層と熱融着樹脂層4とアルミニウム層5とイージ
ーピール層6とを貫通した、湯切り孔になる15個の、
直径が6mm程度の円形切れ目b、b、b、…を、イー
ジーピール層6側から設けることができる。
る、湯切り孔を形成する剥離ニス層7については、それ
ぞれ巻取り状に積層する前の蓋材20の、前述したミシ
ン目線a、a、a、aと下流端辺との間の、紙材料層3
の目止め加工をした下面側の円形切れ目b、b、b、…
の内側を除いた部分に、湯切り孔を形成するシリコン系
などの剥離ニス層7を、目止め加工と同時に印刷して設
けることができる。
で、前述したミシン目線a、a、a、aと前述した円形
切れ目b、b、b、…と前述した剥離ニス層7とを設け
て、それぞれ巻取り状に積層した蓋材20の、4列のミ
シン目線a、a、a、aの一方の端部に、半円状のつま
みcとV字状の切欠きdとを切断して設けて、同時に周
辺を適宜に切断して除去して、図1Cに示すつまみ21
付の、直径が180mmの円形状の蓋材20を、特に制
約なく作製することができる。
状の蓋材20を、図2に示すように、図示していない1
00g( 1食分 )のインスタント焼そばを収容した、収
容部の直径と深さとが約15×4cmの発泡スチロール
製のトレー容器30に被せて、この容器30のフランジ
31に蓋材20の周辺部22を熱融着したところ、蓋材
20のつまみ21をやゝ強く引張って、蓋材20を中央
付近まで開蓋して、熱湯を注いで調理( 閉蓋して3分間
程度放置 )した後に、蓋材20の半円状のつまみcを軽
く引張るだけで、簡単にV字状の切欠きdから、紙材料
層3を貫通した4列のミシン目線a、a、a、aを、ミ
シン目線a、a、a、aを設けていない樹脂フィルム層
2とともに切断しながら、紙材料層3の下面側の剥離ニ
ス層7を剥離して、図1Bに示すように、このミシン目
線a、a、a、aと下流端辺との間の樹脂フィルム層2
と紙材料層3とを除去することができるものであって、
しかも円形切れ目b、b、b、…の剥離ニス層7を除い
た内側が、紙材料層3の下面側に接着したまま除去され
て開孔して、簡単に15個の湯切り孔を形成することが
できるものであって、続いてトレー容器30を開蓋方向
の下流側に傾けるだけで、この15個の湯切り孔から、
確実に残余の熱湯を湯切りすることができる、蓋材20
と容器30との隙間から熱湯がこぼれだすなどの恐れが
ない、湯切り孔の形成が簡単であって、残余の熱湯の湯
切りが確実で安全な湯切り機能付の蓋材を得ることがで
きた。
に示す湯切り機能付の蓋材においては、蓋材20の紙材
料層3の表面側に、耐熱性や保香性や防湿性などが優れ
た樹脂フィルム層2を積層したことによって、4列のミ
シン目線a、a、a、aと下流端辺との間の、蓋材20
の熱融着する周辺部22を除いた部分に、紙材料層3の
下層と、それぞれ防湿性などを有する熱融着樹脂層4と
アルミニウム層5とイージーピール層6とを貫通した、
湯切り孔になる15個の円形切れ目b、b、b、…を設
けたにもかかわらず、蓋材20の残された紙材料層3の
防湿性がない上層、中間層の表面側に、防湿性などが優
れた樹脂フィルム層2を積層したために、この湯切り孔
になる15個の円形切れ目b、b、b、…から吸湿し
て、収容したインスタント焼そばなどが変質することが
ない、長期保存性が優れた湯切り機能付の蓋材を得るこ
とができた。
発明の湯切り機能付の蓋材においては、熱湯を注いで調
理するトレー焼そば用などの、傾けるだけで確実に残余
の熱湯を湯切りすることができる、蓋材20と容器30
との隙間から熱湯がこぼれだすなどの恐れがない、湯切
り孔の形成が簡単であって、残余の熱湯の湯切りが確実
で安全な、長期保存性が優れた湯切り機能付の蓋材を提
供することができる。
切り機能付の蓋材の断面説明図であって、図1Cは、湯
切り機能付の蓋材の平面図である。
能付の蓋材をトレー容器30に被せて熱融着した状態を
示す断面図である。
る。
5…アルミニウム層 6…イージーピール層 7…剥離ニス層 20…蓋材 21…つまみ 22…周辺部 30…容器
31…フランジ a…ミシン目線 b…円形切れ目 c…つまみ d…切
欠き
Claims (2)
- 【請求項1】紙材料層と熱融着樹脂層とアルミニウム層
とイージーピール層とを積層して成り、開蓋用つまみを
有する蓋材であって、該蓋材の開蓋方向の下流部分に、
紙材料層3貫通した開蓋方向に直交する方向に延びる複
数列のミシン目線を設けて、このミシン目線と下流端辺
との間の蓋材の熱融着する周辺部を除いた部分に、紙材
料層の下層と熱融着樹脂層とアルミニウム層とイージー
ピール層とを貫通した湯切り孔になる多数の円形切れ目
を設け、またミシン目線と下流端辺との間の紙材料層の
下面側の円形切れ目の内側を除いた部分に、剥離ニス層
を設けた湯切り機能付の蓋材において、紙材料層の表面
側に、防湿性を有する樹脂フィルム層を積層したことを
特徴とする湯切り機能付の蓋材。 - 【請求項2】前記樹脂フィルム層に紙材料層と同じ位置
に、開蓋方向に直交する方向に延びる複数列のミシン目
線を設けたことを特徴とする請求項1に記載の湯切り機
能付の蓋材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001299044A JP2003104423A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 湯切り機能付の蓋材 |
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JP2001299044A JP2003104423A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 湯切り機能付の蓋材 |
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