JP2003103810A - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

印刷装置及び印刷方法

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JP2003103810A JP2001298310A JP2001298310A JP2003103810A JP 2003103810 A JP2003103810 A JP 2003103810A JP 2001298310 A JP2001298310 A JP 2001298310A JP 2001298310 A JP2001298310 A JP 2001298310A JP 2003103810 A JP2003103810 A JP 2003103810A
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健一 荒木
Yosuke Jojima
陽介 城島
Hiroyuki Mori
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送不良及び転写不良の発生を防止するととも
に、被転写媒体の所定位置に確実に所定情報を印刷/転
写することが可能であり、被転写媒体の表面状態にかか
わらず安定して高画質な印刷を行うことができる印刷装
置及び印刷方法を提供することを目的とする。 【解決手段】所定パターンを有する転写層を備えた中間
転写リボン28を搬送する送出軸30及び巻取軸31
と、搬送された中間転写リボン28の転写層上に所定情
報を印刷する印刷部3と、印刷された所定情報を転写層
とともに被転写媒体1に転写する転写部4と、を備え、
被転写媒体1と中間転写リボン28とを被転写媒体1の
厚さによらず一定の圧力で圧着する加圧機構50を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷装置及び印
刷方法に係り、特に、通帳類等の被転写媒体に所定情報
を印刷する印刷装置及び印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カード類や通帳類などの被転写媒
体の表面状態になるべく影響を受けることなく高画質な
印刷を行う印刷装置が求められれている。この印刷装置
の一つとして、中間転写媒体としての中間転写リボンを
用いるものが知られている。この印刷装置は、印刷部と
転写部とを備えている。印刷部は、サーマルヘッド及び
インクリボンを有している。転写部は、ヒートローラ及
びバックアップローラを有している。
【0003】中間転写リボンは、印刷部に送り込まれ
る。この印刷部では、サーマルヘッドが所定情報に応じ
て発熱してインクリボンのインクを溶融することによ
り、中間転写リボンの表面に文字やバーコードなどの所
定情報が印刷される。
【0004】所定情報が印刷された中間転写リボンは、
転写部のヒートローラとバックアップローラとの間に送
り込まれる。このとき、同時に、転写面が中間転写リボ
ンに対向するように配置された被転写媒体がヒートロー
ラとバックアップローラとの間に送り込まれる。
【0005】この状態からヒートローラが回転されて中
間転写リボン及び被転写媒体がバックアップローラに押
し付けられるとともに加熱されることにより、所定情報
が被転写媒体の表面に転写される。中間転写リボンは、
長尺の基材フィルムと、この基材フィルム上の塗布され
た転写層とにより構成され、転写部においては、転写層
上に印刷された所定情報とともに転写層が被転写媒体に
転写される。
【0006】ところで、転写層上または被転写媒体上に
は、光学的に読み取られる所定情報が印刷されることが
ある。一方、被転写媒体上の固有の所定情報を偽造防止
するために、所定パターンを有する透明ホログラム層を
付与した保護膜を被転写媒体上にオーバコートすること
がある。上述したような印刷装置は、被転写媒体への所
定情報の印刷と、表面の保護膜付与とを同時に行うこと
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】同種類の被転写媒体で
あっても、その厚みが異なる場合、転写時にバックアッ
プローラを押し下げる量(バネ力)が被転写媒体の厚み
の差だけ変わってしまう。これは、転写時の圧力が被転
写媒体の厚みに応じて変化することを意味している。被
転写媒体によって転写時の圧力が変化してしまうと、被
転写媒体または中間転写リボンの搬送不良や、所定情報
の被転写媒体への転写不良を発生するおそれがある。
【0008】また、同じ被転写媒体であっても、開いて
いる頁(転写する頁)が異なる場合、厚みがわかってし
まうため、この厚みの差だけ転写時の圧力(バネの縮み
量)が変化してしまう。このため、搬送不良や、転写不
良を発生するおそれがある。
【0009】さらに、被転写媒体の開いた頁に転写する
場合、頁の綴じ目に膨らみ(たるみ)が発生するおそれ
がある。この状態で転写した場合、転写開始前あるいは
転写開始時に、被転写媒体の表面と中間転写リボンとが
接触してしまい、被転写媒体の転写エリア外、例えば膨
らみやすい綴じ目付近に中間転写リボンの保護膜が付着
してしまい、転写不良を発生するおそれがある。
【0010】そこで、この発明は、上述した問題点に鑑
みなされたものであって、その目的は、搬送不良及び転
写不良の発生を防止するとともに、被転写媒体の所定位
置に確実に所定情報を印刷/転写することが可能であ
り、被転写媒体の表面状態にかかわらず安定して高画質
な印刷を行うことができる印刷装置及び印刷方法を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の印刷装置は、所定パ
ターンを有する転写層を備えた中間転写媒体と、被転写
媒体とを、被転写媒体の厚さによらず一定の圧力で圧着
する加圧手段と、前記加圧手段により圧着された中間転
写媒体の転写層を転写層上の印刷情報とともに被転写媒
体に転写する転写手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の印刷装置は、所定パター
ンを有する転写層を備えた中間転写媒体と、被転写媒体
とを所定圧力で圧着する加圧手段と、被転写媒体の厚さ
に応じて、前記加圧手段により加えられる前記所定圧力
を一定に維持するように調整する調整手段と、前記加圧
手段により圧着された中間転写媒体の転写層を転写層上
の印刷情報とともに被転写媒体に転写する転写手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項10に記載の印刷方法は、所定パタ
ーンを有する転写層を備えた中間転写媒体と、被転写媒
体とを、被転写媒体の厚さによらず一定の圧力で圧着
し、圧着された中間転写媒体の転写層を転写層上の印刷
情報とともに被転写媒体に転写する、ことを特徴とす
る。
【0014】請求項11に記載の印刷方法は、所定パタ
ーンを有する転写層を備えた中間転写媒体と、被転写媒
体とを所定圧力で圧着し、被転写媒体の厚さに応じて、
前記所定圧力を一定に維持するように調整し、圧着され
た中間転写媒体の転写層を転写層上の印刷情報とともに
被転写媒体に転写する、ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
係る印刷装置及び印刷方法について図面を参照して説明
する。この印刷装置は、カード類や通帳類などの被転写
媒体への所定情報の印刷と、印刷面の保護膜付与とを同
時に行う中間転写方式の印刷装置である。
【0016】図1に示すように、印刷装置20は、印刷
手段として機能する印刷部3と、この印刷部3の下方部
に設けられた転写手段として機能する転写部4とを備え
て構成されている。
【0017】印刷部3は、サーマルヘッド5、このサー
マルヘッド5に対向配置されたプラテンローラ6などを
備えている。サーマルヘッド5とプラテンローラ6との
間には、例えばイエロー(Y),マゼンタ(M),シア
ン(C),ブラック(K)の各色の溶融インクを有した
インクリボン7が介在されている。
【0018】このインクリボン7は、その一端部が送出
軸8に巻き付けられ、その他端部が巻取軸9に巻き付け
られている。送出軸8及び巻取軸9の少なくとも一方
は、正逆両方向に独立に駆動可能である。送出軸8から
送出されたインクリボン7の中途部は、ガイドシャフト
21,22に掛け渡されている。
【0019】なお、インクリボン7としては、単色イン
クのみのリボンでも良く、また、紫外線によって発光す
る蛍光顔料インク、さらに、光沢面も持つ印刷用の金属
薄膜(アルミ蒸着)層、或いは、印刷用のホログラム層
等の機能を有するリボン材料を有していても良い。
【0020】サーマルヘッド5は、所定の印刷位置にお
いて、中間転写媒体として機能する中間転写リボン28
の印刷開始位置から固有の所定情報、すなわち識別情報
や顔画像情報などを印刷する。プラテンローラ6は、正
逆両方向に独立に駆動可能である。このプラテンローラ
6は、中間転写リボン28を所定の速度で搬送する第1
搬送手段として機能する。
【0021】転写部4は、転写ローラとしてのヒートロ
ーラ26、このヒートローラ26に対向配置されたバッ
クアップローラ27などを備えている。このヒートロー
ラ26とバックアップローラ27との間には、中間転写
リボン28が介在されている。
【0022】ヒートローラ26は、所定の転写位置にお
いて、中間転写リボン28の転写開始位置から中間転写
リボン28上に印刷された所定情報を被転写媒体に転写
する。中間転写リボン28は、その一端側が印刷部3の
上部側に設けられた送出軸30に巻き付けられ、その他
端側が印刷部3の下部側に設けられた巻取軸31に巻き
付けられている。
【0023】送出軸30及び巻取軸31の少なくとも一
方は、正逆両方向に独立に駆動可能である。また、これ
ら送出軸30及び巻取軸31は、印刷部3における印刷
位置及び転写部4における転写位置に向けて中間転写リ
ボン28を所定速度で搬送する第1搬送手段として機能
する。送出軸30から送出された中間転写リボン28の
中途部は、ガイドシャフト31a〜31cに掛け渡され
ているとともに、テンションローラ32に掛け渡されて
ほぼ一定のテンションに維持されている。
【0024】また、転写部4は、第1搬送ローラ対13
A、及び第2搬送ローラ対13Bを備えている。第1搬
送ローラ対13Aは、ヒートローラ26より搬送方向上
流側に配置されている。また、第2搬送ローラ対13B
は、ヒートローラ26より搬送方向下流側に配置されて
いる。
【0025】これら第1及び第2搬送ローラ対13A及
び13Bは、取込口2から挿入された被転写媒体(この
実施の形態では印刷頁が開かれた通帳類)1を搬送路1
1に沿ってヒートローラ26による所定の転写位置まで
搬送する第2搬送手段として機能する。これら第1搬送ロ
ーラ対13A及び第2搬送ローラ対13Bは、正逆両方
向に独立に駆動可能である。
【0026】すなわち、これら第1及び第2搬送ローラ
対13A及び13Bは、共に正方向に回転し、取込口2
から挿入された被転写媒体1の印刷頁における転写開始
位置がヒートローラ26による転写位置に整合するよう
に被転写媒体1を搬送する。また、これら第1及び第2
搬送ローラ対13A及び13Bは、共に逆方向に回転
し、転写部4における転写動作が終了した被転写媒体1
を取込口2に向けて排出するよう搬送する。
【0027】さらに、転写部4は、中間転写リボン28
の供給路に沿って配置された第1センサS1及び第2セ
ンサS2を備えている。第1センサS1及び第2センサ
S2は、後述する中間転写リボン28の有効領域の外側
に配置されたバーマークを検知するための出力信号を出
力する。
【0028】また、転写部4は、被転写媒体1の搬送路
11に沿って配置された第3センサS3及び第4センサ
S4を備えている。第3センサS3及び第4センサS4
は、取込口2から挿入された被転写媒体1の有無を検知
するための出力信号を出力する。
【0029】なお、これら第1乃至第4センサS1乃至
S4は、例えば透過型センサであり、一対の発光部及び
受光部を備えて構成されているが、反射型センサによっ
て構成されてもよい。
【0030】図2に示すように、ヒートローラ26は、
回転軸に対して垂直な平面において、ほぼ半円形状の断
面を有している。すなわち、このヒートローラ26は、
芯金35を有している。この芯金35は、その一部の外
周面に平面状にカットされたカット面35Aを有してい
る。芯金35の内部には、加熱減としてのヒータ65が
設けられている。芯金35の円弧部35Bの外周面に
は、厚さ1mm〜2mmの耐熱性ゴム36が被覆されて
いる。
【0031】なお、耐熱性ゴム36は、芯金35の円弧
部35Bのみならず、カット面35Aを含む全周を覆っ
ても良い。また、ヒートローラ26は、耐熱性ゴムがな
くて芯金のみでもよい。この場合、ヒートローラ表面に
は、汚れの付着防止のテフロン(登録商標)加工などを
行うことが望ましい。また、ヒートローラ26は、その
円弧部35Bの周方向に沿った長さが被転写媒体1の転
写エリアの長さと略等しく形成されている。
【0032】ヒートローラ26は、印刷待機時において
は、図2に示すように、そのカット面35Aを搬送路1
1に対してほぼ並行に対向して配置されている。これに
より、ヒートローラ26とバックアップローラ27との
間には、被転写媒体1を配置可能な隙間が形成されてい
る。このとき、中間転写リボン28は、ヒートローラ2
6及びバックアップローラ27に接触しないとともに、
印刷開始時に進入してくる被転写媒体1の表面にも接触
しない位置に配置されることが望ましい。
【0033】これらヒートローラ26及びバックアップ
ローラ27は、転写位置における転写時おいて、加圧手
段として機能する加圧機構50により、中間転写リボン
28と被転写媒体1とを、被転写媒体1の厚さによらず
一定の圧力で圧着するように構成されている。
【0034】すなわち、この加圧機構50は、その一端
部を支点51Aとして上下動自在に設けられたアーム5
1と、アーム51とバックアップローラ27との間に配
置されバックアップローラ27を転写時に必要な所定圧
力でヒートローラ26に向けて付勢するばね52とを備
えて構成されている。
【0035】また、この加圧機構50は、被転写媒体1
の厚さに応じて加圧機構50により加えられる所定圧力
を一定に維持するように調整する調整手段として、アー
ム51の他端部に設けられたカムフォロワ53、カムフ
ォロワ53に係合し回転自在に設けられたカム54、及
び、カム54を回転させる駆動モータ55を備えてい
る。
【0036】この加圧機構50では、被転写媒体1の厚
さに対応した情報に基づいて、駆動モータ55の駆動が
制御され、カム54を所定角度だけ回転させる。カム5
4が回転することにより、カムフォロワ53が追従し、
アーム51が支点51Aを軸として上下方向に回動す
る。これに伴って、ばね52を介してバックアップロー
ラ27は上下方向、すなわちヒートローラ26に対して
近接または離間する方向に遥動する。これにより、被転
写媒体1の厚さに応じて、ヒートローラ26とバックア
ップローラ27との間のギャップが変更される。
【0037】図3に示すように、印刷装置20は、装置
全体を制御する制御手段として機能するCPU100を
備えている。
【0038】このCPU100には、メモリ部101、
インタフェース部102、入力部62などが接続されて
いる。インタフェース部102は、ホストコンピュータ
などの外部機器から印刷に必要な印刷データを受信す
る。入力部62は、被転写媒体1の厚さに対応した厚さ
情報を取得する情報取得手段として機能し、例えばオペ
レータによる被転写媒体1の厚さに対応する情報の入力
を受け付ける。
【0039】メモリ部101は、装置全体の駆動を制御
するための制御プログラムなどを記憶している。また、
メモリ部101は、インタフェース部102を介して受
信した印刷データや、入力部62を介して取得した被転
写媒体の厚さに対応したデータを一時的に記憶する。さ
らに、メモリ部101は、被転写媒体1の厚さに対し
て、ヒートローラ26とバックアップローラ27との間
に最適なギャップを形成するためのカム54の回転角度
に関するデータテーブルを記憶している。
【0040】また、CPU100には、さらに、サーマ
ルヘッド制御回路103、印刷部搬送制御回路104、
ヒータ温度制御回路105、ヒートローラ回転制御回路
106、転写部搬送制御回路107、媒体搬送制御回路
108、センサ入力回路109、加圧機構制御回路11
0などが接続されている。
【0041】サーマルヘッド制御回路103は、印刷デ
ータに基づいてサーマルヘッド5の印刷動作を制御す
る。印刷部搬送制御回路104は、印刷部3における搬
送機構として機能する送出軸8及び巻取軸9の駆動を制
御する。ヒータ温度制御回路105は、ヒートローラ2
6内部のヒータ65を駆動して、ヒートローラ26を所
定の温度に維持するよう制御する。
【0042】ヒートローラ回転制御回路106は、ヒー
トローラ26の回転駆動を制御する。すなわち、ヒート
ローラ回転制御回路106は、被転写媒体の転写開始位
置と、ヒートローラ26による中間転写リボン28上に
印刷された所定情報の転写位置とを整合した状態で、ヒ
ートローラ26のカット面35Aのエッジ部を転写開始
位置に当接させた後、所定方向にヒートローラ26を回
転させることにより、中間転写リボン28上の所定情報
を被転写媒体1に転写する。
【0043】転写部搬送制御回路107は、転写部4に
おける第1搬送機構として機能するプラテンローラ6、
送出軸30、及び、巻取軸31の駆動を制御する。媒体
搬送制御回路108は、第2搬送機構として機能する搬
送ローラ対13A及び13Bの駆動を制御する駆動制御
手段として機能して、被転写媒体1を取込口2から取り
込み、所定の転写位置まで搬送し、転写完了した被転写
媒体1を取込口2から排出する。この媒体搬送制御回路
108は、所定の印刷位置に搬送された被転写媒体1に
対して、所定の印刷ページが開かれた被転写媒体1のペ
ージの綴じ目のたるみを抑えるよう、第1搬送ローラ対
13A及び第2搬送ローラ対13Bを互いに逆回転させ
る。
【0044】センサ入力回路109は、第1センサS1
及び第2センサS2から出力信号に基づいて中間転写リ
ボン28のバーマークを検知する。また、センサ入力回
路109は、第3センサS3及び第4センサS4から出
力信号に基づいて被転写媒体1の有無を検知する。
【0045】また、センサ入力回路109には、被転写
媒体1の厚さ(所定の印刷頁を開いた通帳類が被転写媒
体である場合、印刷頁の厚さ)を検知するための出力信
号を出力する検知手段として機能する厚さ検知センサ6
0が接続されている。センサ入力回路109は、厚さ検
知センサ60からの出力信号に基づいて被転写媒体1の
厚さを検知する。
【0046】加圧機構制御回路110は、入力部62を
介して取得した被転写媒体1の厚さに対応するデータ
や、厚さ検知センサ60を介して検知した被転写媒体1
の厚さに応じて、メモリ部101に記憶されたデータテ
ーブルを参照し、ヒートローラ26とバックアップロー
ラ27との間に最適なギャップを形成するよう駆動モー
タ55の駆動を制御し、カム54を所定の回転角度だけ
回転させる。これにより、ヒートローラ26及びバック
アップローラ27は、これらの間に介在される中間転写
リボン28と被転写媒体1とを被転写媒体1の厚さにか
かわらず一定の圧力で加圧することが可能となる。
【0047】次に、上述した印刷装置に適用される印刷
方法について説明する。
【0048】この印刷方法によれば、図4に示すよう
に、被転写媒体1の少なくとも一部、例えば通帳類1に
おける印刷頁10の印刷エリア10Aに、所定パターン
を有する透明ホログラム層を付与した保護膜をオーバコ
ートする。
【0049】すなわち、この印刷方法では、まず、印刷
エリア10Aに、固有の識別情報や顔画像情報などの所
定情報が印刷される。そして、所定パターンを有する透
明ホログラム層を付与した保護膜が、印刷頁10の搬送
方向に沿った長さb、且つ、幅w全体にわたってオーバ
コートされる。
【0050】次に、上述した印刷装置に適用される中間
転写リボンの構造について説明する。
【0051】すなわち、図6の(a)に示すように、中
間転写リボン28は、例えば3層構造であり、ベース層
40、ベース層40上に配置されたホログラム層41、
ホログラム層41上に配置された受像層として機能する
接着層42を備えて構成されている。接着層42上に
は、印刷部3により所定情報が印刷される。
【0052】中間転写リボン28の3層のうち、ホログ
ラム層41及び接着層42は、転写層として機能し、転
写部に4において、接着層42上に印刷された所定情報
とともに被転写媒体1上に転写される。被転写媒体1上
に転写された時に最上層に配置されるホログラム層41
は、保護膜として機能する。
【0053】なお、中間転写リボン28は、図6の
(a)に示した構造に限らず、図6の(b)に示したよ
うに、ベース層40とホログラム層41との間に剥離層
43を配置した構造であっても良い。このような構造の
場合、剥離層43、ホログラム層41、及び接着層42
が転写層として機能する。
【0054】また、中間転写リボン28は、図6の
(c)に示したように、ベース層40上に剥離層43、
保護層44、ホログラム層41、及び接着層42をこの
順に積層した構造であっても良い。このような構造の場
合、剥離層43、保護層44、ホログラム層41、及び
接着層42が転写層として機能する。
【0055】図5及び図6の(a)に示すように、中間
転写リボン28のホログラム層41は、所定パターンの
透明ホログラム層からなる第1領域28Aと、無地の透
明な第2領域28Bと、マージンに相当する第3領域2
8Cと、を備えている。これら第1領域28A、第2領
域28B、及び第3領域28Cは、中間転写リボン28
の搬送方向に沿って順に配置され、単位パターンを構成
している。
【0056】また、中間転写リボン28のホログラム層
41は、第1領域41A、第2領域41B、及び第3領
域41Cからなる単位パターンを規定するためのバーマ
ーク41Dを有している。このバーマーク41Dは、中
間転写リボン28の有効領域28−1の外側の領域28
−2に配置されている。
【0057】すなわち、ホログラム層41の第1領域2
8Aは、所定の第1方向から入射した光を第2方向に回
折する回折効果を有する領域であり、パターンそのもの
は文字、絵柄、ロゴなど自由にデザインできるが、印刷
された所定情報の偽造防止効果を考慮すると、なるべく
全面にパターンが形成されていることが望ましい。
【0058】第2領域28Bは、ホログラム層41内に
おいて可視光域及びその近傍の周波数帯域の光を回折す
る効果はなく、目視でほぼ透明な領域である。第3領域
28Cは、転写位置ズレなどを考慮したマージンに相当
する領域であり、第2領域28Bと同様に回折効果はな
く、目視でほぼ透明な領域である。
【0059】バーマーク41Dは、単位パターン毎に繰
り返し配置され、回折効果を有する所定パターンを有し
ている。このバーマーク41Dは、印刷装置の第1セン
サS1及び第2センサS2によって検知される。すなわ
ち、印刷装置は、このバーマーク41Dを検知すること
により、中間転写リボン28の位置を検知することが可
能となる。
【0060】また、このバーマーク41Dは、有効領域
28−1の外側の領域28−2に配置されている。すな
わち、この外側領域28−2は、回折効果がない目視で
ほぼ透明な領域であり、中間転写リボン28の搬送方向
に沿ってバーマーク41D以外は配置されていない。こ
のため、印刷装置は、中間転写リボン28の外側領域2
8−2に対向して配置された第1センサS1及び第2セ
ンサS2からの出力信号に基づいてバーマーク41Dを
確実に検知することが可能となる。
【0061】図5に示すように、第1領域41A、第2
領域41B、及び第3領域41Cからなる単位パターン
は、中間転写リボン28の搬送方向に沿ってピッチPで
配置されている。
【0062】第1領域41Aは、搬送方向に沿った長さ
A及び有効領域28−1の幅W1にわたって長方形状に
形成されている。第1領域41Aは、最大転写長さに相
当する被転写媒体1における印刷エリア10Aの搬送方
向長さよりやや長めの長さAを有している。また、第1
領域41Aの幅W1は、被転写媒体の幅wとほぼ同等か
それ以上の長さを有している。
【0063】第2領域41Bは、搬送方向に沿った長さ
B及び中間転写リボン28の幅W1にわたって長方形状
に形成されている。第3領域41Cは、搬送方向に沿っ
た長さC及び有効領域28−1の幅W1にわたって長方
形状に形成されている。
【0064】このように、第1ないし第3領域の長さ及
び幅を設定することにより、被転写媒体1の印刷エリア
10Aを確実に所定パターンのホログラム層41を付与
した保護膜で覆うことが可能となる。
【0065】次に、印刷装置の印刷部3による中間転写
リボン28への印刷動作について説明する。
【0066】すなわち、印刷装置のCPU100は、印
刷開始指示を受信したのに基づいて、転写部搬送制御回
路107を制御して、第1搬送機構としてのプラテンロ
ーラ6、送出軸30、及び巻取軸31を駆動し、中間転
写リボン28を送出する。そして、CPU100は、セ
ンサ入力回路109を介して第1センサS1からの出力
信号に基づいて、送出された中間転写リボン28のバー
マーク41Dを検知する。
【0067】続いて、CPU100は、検知したバーマ
ーク41Dの位置を基準とし、印刷データに基づいてバ
ーマーク41Dの基準位置からの中間転写リボン28の
送出量を算出する。すなわち、CPU100は、第1セ
ンサS1の位置でバーマーク41Dを検知してから、中
間転写リボン28における所定の印刷開始位置がサーマ
ルヘッド5による印刷位置に到達するまでの中間転写リ
ボン28の送出量を算出する。
【0068】続いて、CPU100は、算出した送出量
に基づいて転写部搬送制御回路107を制御して、プラ
テンローラ6、送出軸30、及び巻取軸31を駆動し、
中間転写リボン28を所定の送出量だけ送出し、中間転
写リボン28の所定の印刷開始位置をサーマルヘッド5
による印刷位置に到達させる。
【0069】続いて、CPU100は、図7に示すよう
に、印刷データに基づいてサーマルヘッド制御回路10
3を制御し、サーマルヘッド5を駆動して、中間転写リ
ボン28の接着層42上における印刷開始位置からイン
クリボン7のインクを転写してカラーまたは黒色の所定
情報を印刷する。すなわち、サーマルヘッド5は、印刷
データに基づいて発熱することにより、インクリボン7
のインクが溶融されて中間転写リボン28の接着層42
表面に転写される。
【0070】印刷される所定情報は、黒などの単色印刷
でも良く、また、Y、M、C、Kの4色を重ね合わせた
カラー印刷でも良い。必要に応じて、インクリボンを単
色や複数色繰り返し塗布すればよい。また、文字印刷の
ために溶融黒インクを使用し、カラー印刷のためにY、
M、C、Kの昇華染料が繰り返し塗布されても良い。複
数色の重ね合わせ印刷の場合は、中間転写リボン28が
サーマルヘッド5を色数と同じ回数だけ往復することで
行われる。中間転写リボン28の搬送は、主にプラテン
ローラ6によって搬送速度が決まり行われるため、プラ
テンローラ6の駆動は、5相ステッピングモータと減速
機構とを組み合わせて正確に行われる。また印刷される
所定情報は、反転画像であるという特徴がある。
【0071】次に、印刷装置の転写部4による被転写媒
体1への所定情報の転写動作について説明する。この実
施の形態では、印刷部3で印刷された所定情報を有する
中間転写リボン28の接着層42と被転写媒体としての
通帳類1の該当印刷頁10とを重ね合わせて、所定情報
とともに接着層42及びホログラム層41を通帳類1上
に同時に転写する。
【0072】すなわち、図8の(a)に示すように、印
刷装置のCPU100は、センサ入力回路109を介し
て第4センサS4からの出力信号に基づいて取込口2か
ら挿入されたことを検知したのに基づいて、媒体搬送制
御回路108を制御し、搬送機構としての第1搬送ロー
ラ対13A及び第2搬送ローラ対13Bを同一方向(共
に正方向)に駆動し、印刷頁10が開かれた通帳類1を
転写位置まで搬送する。
【0073】このとき、通帳類1は、綴じ目に対して垂
直な方向に搬送される。また、このとき、ヒートローラ
26は、図2に示すような印刷待機状態となっており、
カット面35Aを搬送路11に対してほぼ平行に対向し
て配置されている。さらに、このとき、バックアップロ
ーラ27は、ヒートローラ26から所定の距離だけ離間
した待避位置に配置されている。
【0074】続いて、図8の(b)に示すように、印刷
装置のCPU100は、センサ入力回路109を介して
第3センサS3からの出力信号に基づいて通帳類1の先
端部を検知したのに基づいて、媒体搬送制御回路108
を制御し、第1搬送ローラ対13A及び第2搬送ローラ
対13Bの駆動を一端停止する。
【0075】そして、CPU100は、印刷データなど
に基づいて通帳類1上における転写開始位置と転写部4
における転写位置とを整合するよう媒体搬送制御回路1
08を制御し、第1搬送ローラ対13A及び第2搬送ロ
ーラ対13Bを共に正方向または逆方向に駆動すること
により通帳類1の位置を微調整する。すなわち、通帳類
1は、ヒートローラ26が回転した際に、ヒートローラ
26におけるカット面35Aのエッジ部が印刷頁10の
綴じ目の近傍に当接されるよう位置決めされる。
【0076】一方、CPU100は、印刷開始指示を受
信したのに基づいて、転写部搬送制御回路107を制御
して、プラテンローラ6、送出軸30、及び巻取軸31
を駆動し、印刷部3において所定情報が印刷された中間
転写リボン28を送出する。そして、CPU100は、
センサ入力回路109を介して第2センサS2からの出
力信号に基づいて送出された中間転写リボン28のバー
マーク41Dを検知する。
【0077】続いて、CPU100は、検知したバーマ
ーク41Dの位置を基準とし、印刷データに基づいてバ
ーマーク41Dの基準位置からの中間転写リボン28の
送出量を算出する。すなわち、CPU100は、第2セ
ンサS2の位置でバーマーク41Dを検知してから、中
間転写リボン28における所定の転写開始位置がヒート
ローラ26による転写位置に到達するまでの中間転写リ
ボン28の送出量を算出する。
【0078】続いて、CPU100は、算出した送出量
に基づいて転写部搬送制御回路107を制御して、プラ
テンローラ6、送出軸30、及び巻取軸31を駆動し、
中間転写リボン28を所定の送出量だけ送出し、中間転
写リボン28の所定の転写開始位置を転写部4における
転写位置に到達させる。
【0079】続いて、図8の(c)に示すように、CP
U100は、ヒータ温度制御回路105を制御して、ヒ
ータ65を駆動し、ヒートローラ26を所定の温度に加
熱する。そして、CPU100は、所定のタイミングで
ヒートローラ回転制御回路106を制御して、ヒートロ
ーラ26を回転させる。
【0080】すなわち、互いに位置決めされた中間転写
リボン28及び通帳類1は、円周の一部が切り欠かれた
形状のカット面35Aを有するヒートローラ26の回転
とともに重ね合わされる。このとき、中間転写リボン2
8の搬送方向に直交する幅方向に対して、通帳類1の印
刷頁10の綴じ目部が平行となるよう互いに重ね合わせ
て転写を開始する。
【0081】これと同時に、搬送ローラ対13A及び1
3Bによる通帳類1の搬送と、送出軸30、巻取軸3
1、及びプラテンローラ6による中間転写リボン28の
搬送とが行われる。このとき、ヒートローラ26及びバ
ックアップローラ27により、中間転写リボン28及び
通帳類1は、加圧されながら加熱される。
【0082】これにより、所定情報が印刷された接着層
24及びホログラム層41が通帳類1の印刷面10に転
写される。なお、この実施の形態では、ヒートローラ2
6は、DCサーボモータもしくはステッピングモータに
より正確な一定速度で駆動が可能であり、回転自由なバ
ックアップローラとの間にはコイルバネで発生された圧
力がかかるようになっている。
【0083】この転写工程をより詳細に説明すると、C
PU100は、入力部62を介して取得した通帳類1の
印刷頁の厚さに対応する厚さ情報、または、厚さ検知セ
ンサ60を介して検知した通帳類1の印刷頁の厚さに基
づいて、メモリ部101に記憶されたデータテーブルを
参照し、加圧機構制御回路110を制御する。
【0084】そして、加圧機構制御回路110は、CP
U100の制御に基づいて駆動モータ55を駆動し、カ
ム54を所定の回転角度だけ回転させる。カム54が回
転することにより、カムフォロワ53が追従し、アーム
51が支点51Aを軸として上方向に回動する。これに
伴って、ばね52を介してバックアップローラ27は、
待避位置から上方向、すなわちヒートローラ26に対し
て近接する方向に遥動する。そして、ヒートローラ26
を回転させる。
【0085】このように、通帳類1の厚みの差によって
生じる圧力(ばねの縮み量)の差は、バックアップロー
ラ27の上下位置を変えることで吸収することが可能と
なる。
【0086】すなわち、厚みの薄い被転写媒体1、例え
ば通帳類1の薄い印刷頁に中間転写リボン28上に印刷
された所定情報を転写する場合、図9の(a)に示すよ
うに、カム54及びカムフォロワ53により、アーム5
1の上方向への回動量を大きくし、バックアップローラ
27をよりヒートローラ26に近接させる。これによ
り、ヒートローラ26とバックアップローラ27とのギ
ャップを相対的に狭くする。そして、転写時には、ばね
52によりバックアップローラ27を付勢し、所定圧力
でヒートローラ26との間の中間転写リボン28と通帳
類1の印刷頁とを圧着する。
【0087】これに対して、厚みの厚い被転写媒体1、
例えば通帳類1の厚い印刷頁に中間転写リボン28上に
印刷された所定情報を転写する場合、図9の(b)に示
すように、カム54及びカムフォロワ53により、アー
ム51の上方向への回動量を図9の(a)に示した場合
より小さくし、ヒートローラ26とバックアップローラ
27とのギャップを相対的に広くする。そして、転写時
には、ばね52によりバックアップローラ27を付勢
し、図9の(a)に示した薄い被転写媒体1の場合と同
程度の所定圧力でヒートローラ26との間の中間転写リ
ボン28と通帳類1の印刷頁とを圧着する。
【0088】このとき、ヒートローラ26による転写
は、通帳類1の綴じ目側近傍から開始される。そして、
ヒートローラ26の円弧部35Bにより、中間転写リボ
ン28における接着層42上に印刷された所定情報が通
帳類1の印刷頁10上に圧着される。これにより、ホロ
グラム層41、接着層42、及び接着層42上に印刷さ
れた所定情報が通帳類1の印刷頁10に転写される。
【0089】なお、所定の印刷頁が開かれた通帳類1が
被転写媒体1である場合、綴じ目近傍から転写動作を開
始する際に、図10の(a)に示すように、印刷頁1の
表面、特に綴じ目付近に膨らみ(たるみ)が発生するお
それがある。これに対処するために、この実施の形態で
は、転写動作を開始する前に、CPU100は、媒体搬
送制御回路108を制御して、第1搬送ローラ対13A
及び第2搬送ローラ対13Bを互いに逆方向に回転させ
る。
【0090】すなわち、媒体搬送制御回路108は、C
PU100の制御に基づいて、第1搬送ローラ対13A
を被転写媒体1を装置内部に取り込む際と同様に正方向
に回転させ、第2搬送ローラ対13Bを被転写媒体1を
装置内部から排出する際と同様に逆方向に回転させる。
これにより、図10の(b)に示すように、通帳類1表
面のたるみを抑え、平滑な印刷頁10上に転写を行うこ
とが可能となる。
【0091】続いて、図8の(d)に示すように、CP
U100は、媒体搬送制御回路108を制御して、第1
搬送ローラ対13A及び第2搬送ローラ対13Bを駆動
し、転写が完了した通帳類1を取込口2から排出させ
る。
【0092】上述したような印刷動作及び転写動作によ
り、被転写媒体1の印刷頁10上に所定情報を印刷する
とともに、固有の所定情報が印刷された印刷エリア10
A全面は、回折効果を有する保護膜で覆うことが可能と
なる。
【0093】次に、上述した印刷装置を備えた印刷シス
テムについて説明する。
【0094】すなわち、この印刷システムは、図11に
示すように、閉じた状態の複数通の通帳類1を積層状態
で収容し、一通ずつ取込む通帳取込部12、及びこの通
帳取込部12から図中右方に延びた搬送路11を有して
いる。搬送路11上には、通帳取込部12から取込まれ
た通帳類1を正逆両方向に搬送するための複数の搬送ロ
ーラ対13…が配設されている。以下の説明では、通帳
取込部12から印刷部20に向う図中右方向を正方向と
し、反対方向を逆方向とする。
【0095】また、この印刷システムは、搬送路11に
沿って、通帳類1の開かれた印刷頁10を検知するため
のページ検知センサ14、及びページめくり機構15を
有するページめくり部16、さらに、ページめくり部1
6にて所定の印刷頁が開かれた通帳類1に対して所定の
情報を印刷する印刷部20を備えている。この印刷部2
0は、上述した印刷装置20と同一の構成であるため詳
細な説明は省略する。
【0096】ページ検知センサ14は、通帳類1の開か
れた印刷頁の画像を検出し、その画像データに基づい
て、当該頁の所定位置に付与された図示しないバーコー
ドを読取り、通帳類1の開かれたページを認識する。
【0097】ページめくり機構15は、搬送路11の下
方に配設されたバックアッププレート17、搬送路11
の上方に配設されためくりローラ18、及びバックアッ
ププレート17の揺動の中心に設けられた支点19aを
中心に揺動自在であるとともに、その揺動の先端にめく
りローラ18を回動自在に取付けた揺動軸19を有して
いる。揺動軸19が図中破線で示す位置に図示しないモ
ータによって揺動されると、めくりローラ18が揺動さ
れるとともにバックアッププレート17がそれに連動し
て揺動される。また、めくりローラ18は、図示しない
モータによって時計回り或いは反時計回り方向に回転可
能となっている。
【0098】このページめくり機構15によって通帳類
1の頁をめくる場合、まず、通帳類1をページめくり機
構15内の所定位置まで搬送して停止させ、例えば図中
破線で示すように揺動軸19を図中左方向へ揺動してめ
くりローラ18を通帳類1の上に押し当てる。このと
き、揺動軸19の揺動にともない、バックアッププレー
ト17も揺動され、傾いたバックアッププレート17に
よって通帳1の背面が上方へ押し上げられる。
【0099】この状態で、通帳類1の搬送方向上流側の
頁に押し当てられためくりローラ18を回転し、通帳類
1の最上端の頁のめくり動作を開始する。このめくり動
作によって当該ページがせり上がるように膨らみ、ある
程度めくられたところでめくりローラ18を停止する。
さらに、この状態から揺動軸19を図中実線で示す位置
に戻した後、めくりローラ18を再度回転し、当該ペー
ジをめくりローラ18上に完全にめくり上げる。
【0100】そして、通帳類1を逆方向に搬送し、ロー
ラ上にめくり上げた頁を完全に開くとともに、開いた頁
の画像データをページ検知センサ14を介して検出し、
バーコードを読取って開いた頁を確認する。これによ
り、通帳類1の所望する頁を自動的に開くことができる
とともに開いた頁を認識することができる。このように
して、その種類が認識されて所望する頁が開かれた通帳
類1は、印刷部20へ搬送されて所定の情報が印刷され
るとともにその表面に保護膜が転写される。
【0101】尚、ページめくり機構15を上述した動作
と逆に動作させることにより、通帳1のページを逆方向
にも開くことができる。
【0102】印刷部20において所定情報が印刷された
通帳類1は、さらに搬送方向下流側に向けて搬送され、
通帳排出部に排出される。
【0103】このような印刷システムにより、所定情報
が印刷された通帳類1を連続して自動的に作成すること
が可能となる。
【0104】以上説明したように、この印刷装置及び印
刷方法によれば、中間転写媒体の受像層(接着層)上に
所定情報を印刷し、この所定情報とともに接着層を被転
写媒体上に転写することにより、被転写媒体の表面状態
に影響を受けることなく安定して高画質な印刷を行うこ
とが可能となる。
【0105】また、転写時には、被転写媒体の厚さによ
らず被転写媒体と中間転写媒体とを一定の圧力で圧着す
ることが可能となり、被転写媒体や中間転写媒体の搬送
不良、中間転写媒体上に印刷された所定情報の被転写媒
体への転写不良の発生を防止することが可能となる。し
たがって、被転写媒体の所定位置に確実に所定情報を印
刷し、転写することが可能となる。
【0106】さらに、転写時には、被転写媒体表面の膨
らみを抑えることにより、転写不良の発生を防止するこ
とが可能となる。
【0107】なお、上述した実施の形態では、バックア
ップローラをヒートローラに対して近接する/離間する
方向に移動させて被転写媒体の厚さによらず一定の圧力
を加えるように加圧機構を構成したが、同様に、バック
アップローラを固定し、ヒートローラをバックアップロ
ーラに対して近接する/離間する方向に移動させて被転
写媒体の厚さによらず一定の圧力を加えるように加圧機
構を構成してもよい。また、ヒートローラ及びバックア
ップローラを共に移動可能とし、被転写媒体の厚さによ
らず一定の圧力を加えるように加圧機構を構成してもよ
い。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、搬送不良及び転写不良の発生を防止するとともに、
被転写媒体の所定位置に確実に所定情報を印刷/転写す
ることが可能であり、被転写媒体の表面状態にかかわら
ず安定して高画質な印刷を行うことができる印刷装置及
び印刷方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施の形態に係る印刷装
置の構成を概略的に示す図である。
【図2】図2は、図1に示した印刷装置に適用されるヒ
ートローラの構成を概略的に示す図である。
【図3】図3は、図1に示した印刷装置における制御系
統の構成を概略的に示す図である。
【図4】図4は、それぞれ図1に示した印刷装置によっ
て印刷/転写された所定情報と保護膜とを有する被転写
媒体の一例を示す図である。
【図5】図5は、図1に示した印刷装置に適用される中
間転写リボンの構成を概略的に示す平面図である。
【図6】図6の(a)乃至(c)は、それぞれ図1に示
した印刷装置に適用可能な中間転写リボンの構成を概略
的に示す断面図である。
【図7】図7は、図1に示した印刷部による中間転写リ
ボン上に所定情報を印刷する印刷動作を説明するための
図である。
【図8】図8の(a)乃至(d)は、図1に示した転写
部による中間転写リボン上の所定情報を被転写媒体に転
写する転写動作を説明するための図である。
【図9】図9(a)は、厚みの薄い被転写媒体上に転写
する際の転写動作を説明するための図であり、(b)
は、厚みの厚い被転写媒体上に転写する際の転写動作を
説明するための図である。
【図10】図10の(a)は、印刷頁を開いた被転写媒
体に転写する際の綴じ目近傍に発生する膨らみを説明す
るための図であり、図10の(b)は、綴じ目近傍の膨
らみを抑える動作を説明するための図である。
【図11】図11は、図1に示した印刷装置が適用され
た印刷システムの構成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1…通帳類(被転写媒体) 3…印刷部(印刷手段) 4…転写部(転写手段) 6…プラテンローラ(第1搬送手段) 13A…第1搬送ローラ対(第2搬送手段) 13B…第2搬送ローラ対(第2搬送手段) 26…ヒートローラ(転写手段) 27…バックアップローラ(転写手段) 28…中間転写リボン(中間転写媒体) 30…送出軸(第1搬送手段) 31…巻取軸(第1搬送手段) 50…加圧機構(加圧手段) 54…カム(調整手段) 55…駆動モータ(調整手段) 60…厚さ検知センサ(検知手段) 62…入力部(情報取得手段) 100…CPU(制御手段) 110…加圧機構制御回路(駆動制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 浩之 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 東芝ソシ オエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2C065 AB09 AD07 CJ02 CJ03 CJ07 DA37

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定パターンを有する転写層を備えた中間
    転写媒体と、被転写媒体とを、被転写媒体の厚さによら
    ず一定の圧力で圧着する加圧手段と、 前記加圧手段により圧着された中間転写媒体の転写層を
    転写層上の印刷情報とともに被転写媒体に転写する転写
    手段と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】所定パターンを有する転写層を備えた中間
    転写媒体と、被転写媒体とを所定圧力で圧着する加圧手
    段と、 被転写媒体の厚さに応じて、前記加圧手段により加えら
    れる前記所定圧力を一定に維持するように調整する調整
    手段と、 前記加圧手段により圧着された中間転写媒体の転写層を
    転写層上の印刷情報とともに被転写媒体に転写する転写
    手段と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】所定パターンを有する転写層を備えた中間
    転写媒体と、被転写媒体とを所定圧力で圧着する加圧手
    段と、 被転写媒体の厚さに対応した厚さ情報を取得する情報取
    得手段と、 前記情報取得手段により取得した被転写媒体の厚さ情報
    に基づいて、前記加圧手段により加えられる前記所定圧
    力を一定に維持するように調整する調整手段と、 前記加圧手段により圧着された中間転写媒体の転写層を
    転写層上の印刷情報とともに被転写媒体に転写する転写
    手段と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】所定パターンを有する転写層を備えた中間
    転写媒体と、被転写媒体とを所定圧力で圧着する加圧手
    段と、 被転写媒体の厚さを検知する検知手段と、 前記検知手段により検知された被転写媒体の厚さに基づ
    いて、前記加圧手段により加えられる前記所定圧力を一
    定に維持するように調整する調整手段と、 前記加圧手段により圧着された中間転写媒体の転写層を
    転写層上の印刷情報とともに被転写媒体に転写する転写
    手段と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】所定パターンを有する転写層を備えた中間
    転写媒体を搬送する第1搬送手段と、 前記第1搬送手段により搬送された中間転写媒体の転写
    層上に所定情報を印刷する印刷手段と、 被転写媒体を搬送する第2搬送手段と、 前記第1搬送手段により搬送された中間転写媒体と、前
    記第2搬送手段により搬送された被転写媒体とを所定圧
    力で圧着する加圧手段と、 被転写媒体の厚さに応じて、前記加圧手段により加えら
    れる前記所定圧力を一定に維持するように調整する調整
    手段と、 前記加圧手段により圧着された中間転写媒体の転写層を
    転写層上に印刷された所定情報とともに被転写媒体に転
    写する転写手段と、 を備えたことを特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】前記転写手段は、内部に加熱源を備えたヒ
    ートローラと、このヒートローラに対向して配置された
    バックアップローラとを備え、 前記調整手段は、被転写媒体の厚さに応じてヒートロー
    ラとバックアップローラとのギャップを変更する機構を
    備えたことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項
    に記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】前記被転写媒体は、所定の印刷頁が開かれ
    た通帳類であり、 前記転写手段は、中間転写媒体の搬送方向に交差する幅
    方向に対して、前記通帳類の印刷頁の綴じ目部が平行と
    なるよう互いに重ね合わせて転写を開始することを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷装
    置。
  8. 【請求項8】前記転写手段は、その一部の外周面に平面
    状のカット面を有するとともに内部に加熱源を備えたヒ
    ートローラを備え、 前記ヒートローラは、そのカット面のエッジ部を所定の
    印刷頁が開かれた被転写媒体の頁の綴じ目の近傍に当接
    させて転写を開始することを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1項に記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】前記第2搬送手段は、 前記転写手段に対して被転写媒体の搬送方向上流側に配
    置された第1搬送ローラ対と、 搬送方向下流側に配置された第2搬送ローラ対と、 所定の印刷頁が開かれた被転写媒体の頁の綴じ目のたる
    みを抑えるよう前記第1搬送ローラ対と前記第2搬送ロ
    ーラ対とを互いに逆回転させる駆動制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  10. 【請求項10】所定パターンを有する転写層を備えた中
    間転写媒体と、被転写媒体とを、被転写媒体の厚さによ
    らず一定の圧力で圧着し、 圧着された中間転写媒体の転写層を転写層上の印刷情報
    とともに被転写媒体に転写する、 ことを特徴とする印刷方法。
  11. 【請求項11】所定パターンを有する転写層を備えた中
    間転写媒体と、被転写媒体とを所定圧力で圧着し、 被転写媒体の厚さに応じて、前記所定圧力を一定に維持
    するように調整し、 圧着された中間転写媒体の転写層を転写層上の印刷情報
    とともに被転写媒体に転写する、 ことを特徴とする印刷方法。
  12. 【請求項12】所定パターンを有する転写層を備えた中
    間転写媒体と、被転写媒体とを所定圧力で圧着し、 被転写媒体の厚さに対応した厚さ情報を取得し、 取得した被転写媒体の厚さ情報に基づいて、前記所定圧
    力を一定に維持するように調整し、 圧着された中間転写媒体の転写層を転写層上の印刷情報
    とともに被転写媒体に転写する、 ことを特徴とする印刷方法。
  13. 【請求項13】所定パターンを有する転写層を備えた中
    間転写媒体と、被転写媒体とを所定圧力で圧着し、 被転写媒体の厚さを検知し、 検知された被転写媒体の厚さに基づいて、前記所定圧力
    を一定に維持するように調整し、 圧着された中間転写媒体の転写層を転写層上の印刷情報
    とともに被転写媒体に転写する、 ことを特徴とする印刷方法。
  14. 【請求項14】所定パターンを有する転写層を備えた中
    間転写媒体を搬送し、 搬送された中間転写媒体の転写層上に所定情報を印刷
    し、 被転写媒体を搬送し、 搬送された中間転写媒体と、被転写媒体とを所定圧力で
    圧着し、 被転写媒体の厚さに応じて、前記所定圧力を一定に維持
    するように調整し、 圧着された中間転写媒体の転写層を転写層上に印刷され
    た所定情報とともに被転写媒体に転写する、 ことを特徴とする印刷方法。
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