JP2003100826A - 検査データ解析プログラムと検査装置と検査システム - Google Patents

検査データ解析プログラムと検査装置と検査システム

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JP2003100826A
JP2003100826A JP2001292781A JP2001292781A JP2003100826A JP 2003100826 A JP2003100826 A JP 2003100826A JP 2001292781 A JP2001292781 A JP 2001292781A JP 2001292781 A JP2001292781 A JP 2001292781A JP 2003100826 A JP2003100826 A JP 2003100826A
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Makoto Ono
眞 小野
Hisafumi Iwata
尚史 岩田
Kanako Harada
香奈子 原田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】半導体集積回路などの基板の異物やパターン欠
陥の検査において,電気的に問題のない虚報を発見す
る。 【解決手段】対象製品の欠陥検査装置の検査データ読み
込みステップ11,対象製品の回路レイアウト情報読み
込みステップ12の後,変数Nにゼロ代入ステップ1
3,変数Nに1を加算するステップ14を実行し,ステ
ップ15で変数Nの値がステップ11で読み込んだ検査
データ数より大きければステップ19へ進み,検査デー
タ数以下ならばステップ16へ進む。ステップ16で,
欠陥番号Nの検査データと回路レイアウトの関係から特
徴量を計算し,ステップ17で虚報データベース内に格
納の特徴量と比較し,一致した特徴量があればステップ
18へ進み,なければステップ14へ戻る。ステップ1
8で欠陥番号Nを虚報と判定し,検査データの欠陥番号
Nの欄にマークをつけ,虚報と判定したものを含む検査
データを出力するステップ19を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,半導体集積回路な
ど電子デバイスの製造過程で活用される検査装置や検査
システム,およびその内部で実行されるプログラムに関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の製造を例に以下,従来
技術を説明する。半導体集積回路は,一般にシリコンウ
ェーハ上に回路パターンなどの層が多層化されて複数の
チップ(素子)を製造する前工程と,チップ毎に切り離
し,製品を完成させる後工程に分かれている。製造中に
発生する不良の大半は,微細加工を伴う長大な前工程で
発生し,前工程での歩留り向上が,低コスト生産には重
要である。ここで,前工程での歩留りとは,前工程の最
終試験である電気検査の結果で決まる良品率,すなわ
ち,ウェーハ上の全チップ数に対する良品チップの割合
のことである。
【0003】前工程の不良は,機能不良とパラメトリッ
ク不良に大別できる。機能不良とは,製造途中に発生す
る異物やパターン欠陥(以降,総称して欠陥)が主な原
因で,回路パターンの断線や短絡などを引き起こし,回
路が正常に動作しない不良である。一方,パラメトリッ
ク不良とは,加工寸法,酸化膜厚などのプロセスの微妙
なばらつきが原因で,トランジスタの動作速度が設計仕
様を満たさない不良である。
【0004】機能不良の原因となる異物やパターン欠陥
を検出する目的で,前工程製造ラインでは,異物検査装
置や外観検査装置といった欠陥検査装置が使われる。異
物検査装置とは,ウェーハの斜め上方からウェーハにレ
ーザ光を照射し,その散乱光を検出する装置が一般的で
ある。外観検査装置とは,ウェーハ上の回路パターンを
画像として撮像し,正常なパターンの画像と異常個所を
含むパターンの画像の差異を検出する装置である。外観
検査装置には,検出器の違いで,光学式や電子線式など
がある。
【0005】一般に製造ラインでは,欠陥検査装置で検
出される欠陥データを,次に示すような方法で,歩留り
向上に活用している。 (1)特開平10−115594号などに記載があるよ
うに,欠陥数の時系列な推移や,欠陥数と歩留りの相関
など一般的な品質管理手法を用いて管理する。 (2)特開2000−223385号などに記載がある
ように,欠陥データと電気検査の結果をウェーハ面内の
座標を基に照合し,欠陥の歩留り低下への影響度を計算
し,欠陥源の分析に活用する。 (3)特開平10−209230号などに記載があるよ
うに,欠陥データのウェーハ面内の座標分布を解析し,
欠陥源の分析に活用する。 (4)特開平7−201946号などに記載があるよう
に,欠陥データから数個の欠陥を選出し,レビュー装置
と呼ばれる画像撮像装置で,個々の欠陥の画像を撮像
し,欠陥源の分析に活用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来,上述した欠陥デ
ータの活用には,欠陥検査装置で検出されたものは,す
べて欠陥であるという仮定に基づいている。しかし,実
際の欠陥検査装置の出力には,虚報と呼ばれる電気的に
不良の原因になる欠陥とは無関係なものが多数含まれて
いる。虚報には,実際には異物でもパターン欠陥でもな
く,回路パターンの多少の色むら,回路パターン上のグ
レインと呼ばれる突起状のもの,回路パターンに照射さ
れる光の過度な反射,回路パターンの微妙な線幅の変化
などを検出したものが含まれる。虚報は,擬似欠陥と呼
ばれる場合もある。
【0007】近年,半導体集積回路は,微細化が益々進
み,微細な欠陥でも機能不良になることが多い。そのた
め,欠陥検査装置は,微細な欠陥を検出することが要求
され,装置スペックの限界で活用することが多く,この
ような活用時に虚報が出力されやすい。
【0008】このような虚報を含んだデータは,誤った
判断の原因となる。例えば,上述の(1)において,欠
陥数の推移が上昇したとしても,ただ単に虚報が増加し
ただけで,実際の欠陥は,増加していない場合がある。
このようなことがあると,製造ラインでは欠陥数の推移
を管理することが無意味になる。
【0009】また,上述の(4)において,虚報を含ん
だデータを,レビュー装置で画像を撮像したとしても,
そこには対策すべき欠陥が写っておらず,時間の浪費と
なる。
【0010】そこで,本発明の目的は,欠陥検査装置の
出力に含まれる虚報を,効率かつ効果的に発見し,デー
タとして解析対象外にする装置,システム,計算機プロ
グラムなどを提供することである。
【0011】過去にこのような虚報を除外する方法とし
ては,特開平5−47887号に記載がある。これは,
ウェーハ面内に形成されるLSIチップ内の同じ場所に
繰返し発生するものは,虚報であると仮定し,除外する
といったものであった。
【0012】
【課題を解決するための手段】我々は,虚報の発生位置
を過去の検査データで調査した。
【0013】図6は,欠陥検査装置から出力された虚報
のLSIチップ内での位置分布の一例である。同図は,
LSIチップの回路レイアウト(回路パターンの図面情
報)の概略図52に,欠陥検査装置で検出した虚報のデ
ータを打点したものである。黒丸が個々の虚報を表わ
す。B1からB4の四角い枠は,それぞれ回路ブロック
1から回路ブロック4の位置である。ここで,回路ブロ
ックとは,LSIの中で個別の機能を処理する単位で,
入出力ブロック,A/D変換ブロック,メモリブロッ
ク,プロセッサブロックなどであり,また,各回路ブロ
ックは,さらに小さな回路ブロックの集まりとして構成
されている。回路ブロックの最小単位は,一般に組合せ
回路や順序回路である。同図から,虚報の発生位置は,
回路ブロックと回路ブロックの境界,回路ブロックの端
部,ある特定の回路ブロック内など,回路レイアウトに
依存していることがわかった。また,このようにLSI
チップ内の位置分布でみると,虚報は単独ではあまり存
在せず,いくつかの虚報が近傍に発生することがわかっ
た。
【0014】以上のことから,欠陥検査装置から出力さ
れたものの中から,虚報を選出し,データから除外する
ためには,虚報と回路レイアウト(回路パターンの図面
情報)の関係をデータベースとして保存し,保存された
情報と新たに欠陥検査装置で出力されたものを照合する
方法が課題解決になると考えた。
【0015】課題解決の1つの手段は,被検査対象の異
物ないしはパターン欠陥を検出するために活用された検
査装置の出力データから,虚報を判定するために実行す
るプログラムであって,検査装置が出力した座標や大き
さの情報を含む検査データを読み込む検査データ入力ス
テップと,被検査対象の製品の図面データを読み込む図
面データ入力ステップと,該検査データ入力ステップで
入力された検査データの個々の座標や大きさの情報と,
該図面データ入力ステップで入力された図面データとか
ら,それら相互の関係を示す情報を含む特徴量を抽出す
る特徴量抽出ステップと,該特徴量抽出ステップで抽出
された特徴量と,予め登録された過去の特徴量とを照合
し,虚報を判定する虚報判定ステップとを実行させるこ
とである。
【0016】より具体的には,特許請求の範囲に記載の
とおりに構成したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0018】図1は,本発明を実行するプログラムのフ
ローチャートの一例である。まず,ステップ11で欠陥
検査装置から出力された検査データを読み込み,ステッ
プ12で検査データの対象製品の回路レイアウト情報の
読み込む。次に,ステップ13で,変数Nにゼロを代入
する。ステップ14では,変数Nの値に1を加算する。
ステップ15では,変数Nの値が,ステップ11で読み
込んだ検査データ数より大きければ,ステップ19へ進
み,検査データ数と等しいか小さければ,ステップ16
へ進む。ステップ16では,欠陥番号Nの検査データと
回路レイアウトの関係から特徴量を計算する。特徴量の
計算方法など詳細については,後述する。ステップ17
では,虚報データベース内に格納された登録済みの特徴
量とマッチングを行い,マッチングできた特徴量が存在
すれば,ステップ18へ進み,存在しなければ,ステッ
プ14へ戻る。ステップ18では,欠陥番号Nを虚報と
判定し,検査データの欠陥番号Nの欄にマークをつけ
る。また,ステップ19では,虚報と判定したものを含
む検査データを出力し,プログラムの実行を完了する。
【0019】図2は,図1のステップ1で読み込んだ検
査データの一例である。検査データ31は,品種名,ロ
ット番号,ウェーハ番号,検査工程と,欠陥番号,チッ
プ列,チップ行,チップ内の座標X,チップ内の座標
Y,欠陥の大きさから構成され,この場合,欠陥検査装
置が9個の欠陥候補を検出したことを意味する。本例で
は,座標や大きさの単位は,ナノメートルであるが,こ
れに限ったものではない。
【0020】図3は,図2の検査データ31の座標をウ
ェーハマップ状に描いたものである。円32は,ウェー
ハを表し,円32内にある四角は,LSIチップを表
す。また,黒点41から49は,検査データ31の欠陥
番号1から9に対応する。
【0021】図4は,図1のステップ2で読み込んだ回
路レイアウト情報の一例である。同図は,半導体業界標
準の回路レイアウトのCADフォーマットをブロック図
で示したものである。回路レイアウト情報は,ツリー構
造でルートからそれぞれ回路の機能毎に枝分かれして構
成されている。B1,B2,B3,B4は,それぞれ別
々の回路ブロックで,B1の中には,B11とB12の
回路ブロックがあり,さらに,B12の中には,B12
1の回路ブロックが含まれていることを意味する。回路
ブロックの最小単位は,一般に組合せ回路や順序回路で
ある。回路レイアウト情報は,通常,LSIの積層構造
の層毎には構成されておらず,本例も同様である。ただ
し,本発明のプログラムは,検査データ31に記された
検査工程に対応する層の情報だけでも実行できる。
【0022】図5は,図4の回路レイアウト情報のB
1,B2,B3,B4をLSIチップの平面図として描
いたものである。四角51は,LSIチップの外周を表
し,その内部にB1,B2,B3,B4の回路ブロック
があることを示している。回路ブロックROOTの範囲
は,外周と51と同じである。図示しなかったが,B
1,B2,B3,B4には,図4の枝先の回路ブロック
がそれぞれ含まれている。
【0023】次に,図1のステップ16での検査データ
と回路レイアウトの関係から特徴量を計算する実施形態
の一例を説明する。まず,我々が,虚報の発生位置を過
去の検査データで調査した結果を図6に示す。同図は,
欠陥検査装置から出力された虚報のLSIチップ内での
位置分布の一例である。同図は,LSIチップの回路レ
イアウト51に,欠陥検査装置で検出した虚報のデータ
を打点したものである。黒丸が個々の虚報を表わす。7
1a〜71cは,回路ブロックと回路ブロックの境界に
発生し,虚報の大きさは,様々であった。72a〜72
cは,回路ブロックの端部に発生し,虚報の大きさは,
様々であった。73a〜73cは,回路ブロックの端部
からおよそ10マイクロメータ内側に発生し,虚報の大
きさは1マイクロメータ以下の小さいものだけであっ
た。74a,74bは,虚報を検出した近辺の回路パタ
ーンが同一で,虚報の大きさは1マイクロメータ以下の
小さいものであった。この結果から,虚報の発生位置
は,回路ブロックと回路ブロックの境界,回路ブロック
の端部,ある特定の回路ブロック内など,回路レイアウ
トにかなり依存していることがわかった。また,虚報の
発生位置に依存して,虚報が小さいものに限られる場合
があることもわかった。
【0024】図7は,検査データと回路レイアウトの関
係から特徴量を計算するステップ16の詳細な処理手順
の一例である。まず,ステップ81では,検査データの
欠陥番号Nの座標情報を抽出し,ステップ82では,同
様に大きさの情報を抽出する。このデータを仮に,虚報
候補と称することにする。次に,ステップ83では,検
査データの中で,欠陥番号Nを除いた欠陥番号1からN
−1,および欠陥番号N+1以降の座標情報から,虚報
候補の座標との間の距離を計算し,距離がしきい値以下
の近傍データ数を抽出する。ステップ84では,虚報候
補の座標が存在する回路ブロック情報を抽出する。次
に,ステップ85で変数Mにゼロを代入し,ステップ8
6では変数Mの値に1を加算する。ステップ87では,
ステップ84で抽出した回路ブロック数より変数Mの値
が大きければ,ステップ89へ進み,変数Mの値が等し
いか小さければ,ステップ88に進む。ステップ88
は,虚報候補の座標が属する回路ブロック毎に,虚報候
補の座標から回路ブロックの端部までの距離を計算して
抽出する。ステップ89では,虚報候補の座標の近傍の
ビットマップデータを計算して抽出する。ステップ90
では,抽出した特徴量をXML形式で出力し,本処理の
実行を完了する。
【0025】ここで,図7に示した処理を,図2の検査
データの欠陥番号1(すなわち,N=1)に対して実行
した例を示す。まず,ステップ81では,虚報候補の座
標として,X=5000000,Y=7000000が
抽出される。ステップ82では,虚報候補の大きさとし
て,1000が抽出される。次に,ステップ83では,
しきい値を200マイクロメータとした場合,欠陥番号
2から欠陥番号9のうち,欠陥番号3だけが抽出され,
近傍データ数は虚報候補自身(欠陥番号1)を含めて2
とする。ちなみに,虚報候補の座標から欠陥番号3まで
の距離は,141マイクロメータであった。ステップ8
4では,虚報候補の座標から,この位置には,回路ブロ
ックROOT内かつ回路ブロックB2内であり,この2
つの回路ブロックの情報が抽出される。例えば,回路ブ
ロックROOTのサイズは,X方向に10ミリメート
ル,Y方向に10ミリメートル,回路ブロックB2のサ
イズは,X方向に6ミリメートル,Y方向に7ミリメー
トルのように抽出される。ステップ88は,これら2つ
の回路ブロックに対して,それぞれ実行される。虚報候
補の座標が,回路ブロックROOT,回路ブロックB2
の内部での位置を計算する。
【0026】図8は,回路ブロックB2を例に計算方法
を示したものである。外枠は,回路ブロックB2を意味
し,アスタリスクマーク101が,回路ブロックB2内
での虚報候補の位置である。アスタリスクマーク101
の中心から,外枠までの距離をそれぞれLENGTH_
LEFT,LENGTH_RIGHT,LENGTH_
UP,LENGTH_DOWNとして,計算する。LE
NGTH_LEFTとLENGTH_RIGHTを足し
たものは,回路ブロックB2のX方向の長さ,LENG
TH_UPとLENGTH_DOWNを足したものは,
回路ブロックB2のY方向の長さである。次に,ステッ
プ89では,虚報候補の座標の近傍の回路パターンのビ
ットマップデータを抽出する。図9は,虚報候補の座標
を中心に,その近傍の回路パターン110であり,X方
向10マイクロメータ,Y方向10マイクロメータの大
きさを拡大した図である。黒で示した図形111が,回
路部(配線部)で,白で示した部分が,回路部以外であ
る。図10の1と0をカンマで区切った羅列113は,
図9の回路パターン110をマトリクス状に,縦横それ
ぞれ20等分し,回路部が存在するビットを1,それ以
外のビットを0とした2値のビットマップデータであ
る。本例では,紙面サイズの都合で,縦横20等分の図
を示したが,より細かく分割することで,より詳細な回
路パターンを表現できる。
【0027】以上のステップの実行し,ステップ90
で,出力する特徴量が,図11と図12ある。図11と
図12は,紙面サイズの都合で,分割して記したが,連
続した1つのXMLデータである。同図は,検査データ
31の欠陥番号1に対する特徴量である。OBJECT
タグは,PRODUCTタグに品種名,LOTタグにロ
ット番号,WAFERタグにウェーハ番号,LAYER
タグに欠陥検査を実施したときのLSI積層構造の層名
を記し,DETECTIONタグとLAYOUTタグが
欠陥番号1の特徴量である。DETECTIONタグに
は,ステップ81で抽出された虚報候補の座標X,Y,
ステップ82で抽出された虚報候補の大きさ,ステップ
83でのしきい値と抽出された近傍データ数が記されて
いる。LAYOUTタグには,ステップ84からステッ
プ89で抽出された回路ブロック情報や虚報候補座標の
近傍のビットマップデータが記されている。LAYOU
Tタグ内のCIRCUIT_BLOCKタグには,抽出
された回路ブロック毎に,回路ブロック名,回路ブロッ
ク内での虚報候補の位置(LENGHT_LEFT,L
ENGTH_RIGHT,LENGTH_UP,LEN
GTH_DOWN)が記されている。CIRCUIT_
PATTERNタグには,枝端の回路ブロック名,ビッ
トマップデータとして抽出した回路パターンの範囲(大
きさ),分割数,ビットマップデータ自身が記されてい
る。
【0028】次に,図1のステップ17での虚報データ
ベース内の特徴量とステップ16で抽出した特徴量のマ
ッチングについて実施形態を詳細に説明する。
【0029】図13と図14は,それぞれ虚報データベ
ース内の特徴量データ(虚報判定条件データ)の一例で
ある。虚報データベースは,過去に欠陥検査装置で出力
された検査データ内の虚報と,その回路レイアウト情報
の特徴量を基に登録されたものである。虚報データベー
スに登録された特徴量データと,同一又は類似の特徴量
データが,図11,12で示したような検査データから
抽出されたら,それを虚報と判定する。
【0030】図13のデータは,過去に虚報が発生した
座標の近傍のビットマップデータが登録された一例であ
る。条件はRULEタグに記されている。まず,ASI
C3の文字列ではじまる品種名で,かつ層名がMETA
L1である検査データが対象である。また,登録されて
いるビットマップデータは,X方向のサイズが10マイ
クロメータ(10000ナノメートル),Y方向のサイ
ズが10マイクロメータ(10000ナノメートル)で
あり,それを20×20分割したデータであり,BIT
MAPタグにビットマップデータが記されている。この
ビットマップデータをテンプレートとして,図7のステ
ップ90で出力した虚報候補のデータとマッチングを行
う。マッチング時には,縦横2ビットずつシフトするこ
と,また,マッチング率が90%から100%であれば
(回路パターンの特徴量に関する同一又は類似の範
囲),虚報であると判定することが記されている。例え
ば,本虚報データベース内の特徴量と,図11から図1
2に記した虚報候補の特徴量をマッチングでは,図13
のビットマップを左に1ビットシフトすると,マッチン
グが100%(回路パターンの特徴量に関して同一)に
なる。
【0031】図14のデータは,過去に虚報が発生した
回路ブロックと,回路ブロック内での虚報の位置が登録
された一例である。まず,図13と同様に,ASIC3
の文字列ではじまる品種名で,かつ層名がMETAL1
である検査データが対象である。また,虚報候補のデー
タは,大きさが0から2マイクロメートル(2000ナ
ノメートル)であり,200マイクロメートル以内に,
虚報候補のデータを含めて,2個以上のデータが存在す
ることが条件である。さらに,回路ブロックB2内のL
ENGHT_LEFTが3ミリメートル,LENGTH
_UPが1ミリメートルの位置を中心に,X方向に±2
0マイクロメートル,Y方向に±10マイクロメートル
の範囲に,虚報候補のデータが存在する場合に,それを
虚報であると判定する。
【0032】次に,図15に,図1のステップ19で出
力される虚報判定結果付きの検査データの一例を示す。
出力データ33は,検査データ31に虚報判定フラグが
付加されている。虚報の列で1が記されているデータ
が,虚報であると判定されたものである。この例では,
欠陥番号1と欠陥番号3が虚報と判定されたことを意味
している。
【0033】以上,説明したように,欠陥検査装置が検
出した検査データから,虚報データベースを用いて,虚
報を判定する。
【0034】虚報の判定方法としては,上述のように虚
報データベースに記憶される特徴量データ(虚報判定条
件データ)とのマッチングに限らず,他の方法によって
も判定することができる。例えば,図11,図12に示
すような検査データの欠陥データを欠陥毎に集計し、そ
れぞれの欠陥の特徴量が同一又は類似の範囲となる欠陥
データが所定のしきい値(10個以上、50%以上等)
を超える場合には、虚報と判定することもできる。
【0035】次に,本発明における虚報データベースの
作成方法の一例を説明する。
【0036】図16は,虚報データベース作成用のグラ
フィカルユーザインターフェース(GUI)の一例であ
る。画面120には,LSIチップの回路レイアウト1
21を表示し,その中に過去の虚報の発生位置を黒丸で
打点している。虚報の判定は,過去にレビュー装置を用
いて判定しておいたものである。打点された虚報は,マ
ウス122でクリックでき,クリックした虚報と,その
回路レイアウトの情報がそれぞれ表示される。例えば,
情報欄124には,LSIの品種名や検査工程の層名,
情報欄125には,虚報のチップ内の座標,大きさ,近
傍判定のしきい値,近傍データ数など,情報欄126に
は,回路ブロック名や回路ブロック内の虚報位置,ま
た,虚報の近傍の回路パターン123などが表示され
る。回路パターン123の表示範囲は,情報欄127内
で指定したサイズである。ここで,選択した虚報に対し
て,虚報データベースに登録する条件を,情報欄124
から情報欄127のデータを入力あるいは編集する。こ
れらのうち,Vマーク(チェックマーク)を付けたデー
タが,SAVEボタン128をクリックすることで登録
される。Vマークをつけていない項目は,入力不要であ
る。一度登録したデータは,LOADボタン129をク
リックし,読み出し,再度編集することもできる。本例
は,図13のデータを作成するものである。そのため,
情報欄124のPRODUCTは,虚報データを読み込
むときは,ASIC3100などの品種名であったが,
それをASIC3*と編集した。また,情報欄125の
近傍判定のしきい値や近傍データ数は,Vマークをつけ
ず,不要なデータとした。同様に,情報欄126の回路
ブロック内の虚報の位置も不要なデータとした。一方,
回路パターン123を登録するため,情報欄127のマ
ッチングのシフト範囲やマッチング率などを入力し,V
マークをつけた。この状態で,SAVEボタン128を
クリックすると,図13のデータが作成され,虚報デー
タベースに登録される。
【0037】次に,本発明のプログラムを実行するハー
ドウェア構成の一例を示す。ここでは,検査システムの
一例と検査装置の一例を示す。
【0038】図17は,検査システムの一例である。欠
陥データ解析ユニット140,欠陥検査装置141,レ
ビュー装置142,CADデータ管理装置143が,そ
れぞれローカルエリアネットワーク(LAN)144を
介して接続されている。欠陥データ解析ユニット140
は,ネットワークインターフェース151,制御部15
2,2次記憶装置153,主記憶装置154,演算部1
55,ユーザインターフェース156を備える。ここ
で,図2で示した欠陥検査装置で検出された検査データ
31は,欠陥検査装置141から欠陥データ解析ユニッ
ト140に転送される。ここで,2次記憶装置153に
予め格納された検査データ受信用プログラムが,主記憶
装置154に読み出され,演算部155で実行される
と,検査データ31は,ネットワークインターフェース
151を介して,2次記憶装置153に格納される。ま
た,図4に示した回路レイアウト情報は,CADデータ
管理装置143から欠陥データ解析ユニット140に転
送される。ここで,2次記憶装置153に予め格納され
た回路レイアウト情報受信用プログラムが,主記憶装置
154に読み出され,演算部155で実行されると,回
路レイアウト情報は,ネットワークインターフェース1
51を介して,2次記憶装置153に格納される。本発
明のプログラムは,予め2次記憶装置153に格納され
ている。本プログラムは,2次記憶装置153から主記
憶装置154に読み出され,図1に示した処理を実行す
る。その際,ステップ11やステップ12の処理で,検
査データ31や回路レイアウト情報は,2次記憶装置1
53から主記憶装置154に読み出される。図1の処理
では,ステップ19で,図15の検査データ33を2次
記憶装置153に格納してプログラムを終了する。ま
た,図13や図14の虚報データベースは,2次記憶装
置153に格納されている。また,図16に示した虚報
データベースの作成は,ユーザインタフェース156の
ディスプレイを用いて行う。また,2次記憶装置153
に,特開平10−115594号などに記載の欠陥デー
タ解析用プログラムを格納しておき,虚報判定後の検査
データ33を用いて,そのプログラムを実行するとLS
Iの歩留り向上に効果的である。同様に,虚報判定後の
検査データ33を用いて,虚報と判定されなかった検査
データに対して,レビュー装置142で欠陥の分析を行
うと効果的である。
【0039】図18は,欠陥検査装置の一例である。欠
陥検査装置160は,図17の欠陥データ解析ユニット
と同様に,ネットワークインターフェース151,制御
部152,2次記憶装置153,主記憶装置154,演
算部155,ユーザインターフェース156を備え,さ
らに,リムーバブル記憶装置161,欠陥検査ユニット
162を備える。リムーバブル記憶装置161とは,コ
ンパクトディスクや光ディスクなどの取り外し可能な記
憶媒体を用いて,回路レイアウト情報のように,容量の
大きいデータの入出力が可能なものである。欠陥検査ユ
ニット162は,照明,画像検出部やXYステージなど
を有した欠陥検査が可能なユニットである。欠陥検査
は,欠陥検査ユニット162で行われ,検出された検査
データ31は,2次記憶装置153に格納される。回路
レイアウト情報は,LANを介してネットワークインタ
ーフェース151から入力し,2次記憶装置153に格
納してもよいし,リムーバブル記憶装置161を用いて
2次記憶装置153に格納してもよい。本発明のプログ
ラムは,図17の検査システムの例と同様に実行され
る。
【0040】以上,説明したように,本発明のプログラ
ムは,検査システムや検査装置の内部の演算部や主記憶
装置を用いて実行し,欠陥検査装置が検出した検査デー
タから虚報を判定する。虚報の判定結果を用いて,欠陥
の詳細な解析に活用することで,LSIの歩留り向上に
役立てることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば,過去の虚報とその回路
レイアウト情報を用いて,虚報データベースを作成し,
新たに欠陥検査装置が出力する検査データから虚報を効
率的に発見できる。また,虚報を除外した検査データを
欠陥解析に用いることで,半導体集積回路を代表とする
電子デバイスの歩留り向上活動を効果的に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で虚報を判定する処理手順を示すフロー
チャートの一例である。
【図2】検査データの一例である。
【図3】検査データをウェーハマップとして表した一例
である。
【図4】回路レイアウト情報の構造を示した一例であ
る。
【図5】回路レイアウト情報の回路ブロックを平面図で
記した一例である。
【図6】回路レイアウト情報の回路ブロックの平面図
に,虚報の発生位置を打点した一例である。
【図7】検査データと回路レイアウト情報から特徴量を
抽出する処理手順を示すフローチャートの一例である。
【図8】回路ブロック内の虚報候補の位置の表現方法の
一例である。
【図9】虚報候補の近傍の回路パターンの一例である。
【図10】回路パターンのビットマップデータの一例で
ある。
【図11】虚報候補の特徴量データの一例である。
【図12】虚報候補の特徴量データの一例である。
【図13】虚報データベース内の特徴量データの一例で
ある。
【図14】虚報データベース内の特徴量データの一例で
ある。
【図15】虚報判定情報付きの検査データの一例であ
る。
【図16】虚報データベース作成用グラフィカルユーザ
インターフェースの一例である。
【図17】本発明のプログラムを適用した検査システム
の一例である。
【図18】本発明のプログラムを適用した欠陥検査装置
の一例である。
【符号の説明】
11…検査データ読み込みステップ,12…回路レイア
ウト情報読み込みステップ,13…変数Nにゼロを代入
するステップ,14…変数Nに1を加算するステップ,
15…検査データ数によるループ終了の条件分岐,16
…欠陥番号Nの検査データと回路レイアウトの特徴量抽
出ステップ,17…虚報データベース内の特徴量と照合
して条件判定するステップ,18…欠陥番号Nを虚報と
判定するステップ,19…虚報判定結果付き検査データ
出力ステップ,31…検査データ,32…検査データの
ウェーハマップ表示,33…虚報判定付き検査データ,
41〜47…検査データの個々の位置,51,52…L
SIチップ,71a,71b,71c,72a,72
b,72c,73a,73b,73c,74a,74b
…虚報の位置,81…検査データから欠陥番号Nの座標
情報抽出ステップ,82…検査データから欠陥番号Nの
大きさ情報抽出ステップ,83…欠陥番号N以外の近傍
データ数の抽出ステップ,84…回路レイアウト情報か
ら座標情報が属する回路ブロック情報を抽出するステッ
プ,85…変数Mにゼロを代入するステップ,86…変
数Mに1を加算するステップ,87…回路ブロック数に
よるループ終了の条件分岐,88…属する回路ブロック
の端部までの距離情報を抽出するステップ,89…座標
情報の近傍の回路パターンのビットマップを抽出するス
テップ,90…抽出した特徴量の出力ステップ,101
…虚報の位置,110…回路パターン,111…回路
部,112…回路以外,113…回路パターンのビット
マップデータ,120…虚報データベース作成用グラフ
ィカルユーザインターフェース,121…LSIチップ
内の虚報位置分布,122…マウス,123…回路パタ
ーン,124〜127…情報欄,128…SAVEボタ
ン,129…LOADボタン,140…欠陥データ解析
ユニット,141…欠陥検査装置,142…レビュー装
置,143…CADデータ管理装置,144…ローカル
エリアネットワーク,151…ネットワークインターフ
ェース,152…制御部,153…2次記憶装置,15
4…主記憶装置,155…演算部,156…ユーザイン
ターフェース,160…欠陥検査装置,161…リムー
バブル記憶装置,162…欠陥検査ユニット,B1〜B
4,B11〜B54213…回路ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 香奈子 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 Fターム(参考) 4M106 AA01 CA39 CA41 DB21 DJ39

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査対象の異物ないしはパターン欠陥を
    検出するために活用された検査装置の出力データから,
    虚報を判定するためにハードウェア上で実行されるプロ
    グラムであって,検査装置が出力した座標や大きさの情
    報を含む検査データを読み込む検査データ入力ステップ
    と,被検査対象の製品の図面データを読み込む図面デー
    タ入力ステップと,該検査データ入力ステップで入力さ
    れた検査データの個々の座標や大きさの情報と,該図面
    データ入力ステップで入力された図面データとの関係を
    示す情報を含む特徴量を抽出する特徴量抽出ステップ
    と,該特徴量抽出ステップで抽出された特徴量と,予め
    登録された判定基準となる特徴量とを照合し,虚報を判
    定する虚報判定ステップと,を実行させることを特徴と
    する検査データ解析プログラム。
  2. 【請求項2】前記図面データ入力ステップで読みこむ図
    面データが,CADで作成された回路レイアウトデータ
    であることを特徴とする請求項1記載の検査データ解析
    プログラム。
  3. 【請求項3】前記特徴量抽出ステップで抽出する特徴量
    には,該図面データ内の回路ブロック内における座標情
    報を含むことを特徴とする請求項1記載の検査データ解
    析プログラム。
  4. 【請求項4】前記特徴量抽出ステップで抽出する特徴量
    には,該検査データの個々の大きさを含むことを特徴と
    する請求項1記載の検査データ解析プログラム。
  5. 【請求項5】前記特徴量抽出ステップで抽出する特徴量
    には,該図面データ内の回路パターンのビットマップデ
    ータを含むことを特徴とする請求項1記載の検査データ
    解析プログラム。
  6. 【請求項6】前記特徴量抽出ステップで抽出する特徴量
    には,該検査データの近傍のデータ数を含むことを特徴
    とする請求項1記載の検査データ解析プログラム。
  7. 【請求項7】前記検査データ解析プログラムの実行前
    に,虚報を登録するために実行するプログラムであっ
    て,虚報と判定された検査データの座標や大きさの情報
    を読み込む虚報データ入力ステップと,被検査対象の製
    品の図面データを読み込む図面データ入力ステップと,
    該虚報データ入力ステップで入力された虚報データの個
    々の座標や大きさの情報と,該図面データ入力ステップ
    で入力された図面データとの関係を示す情報を含む特徴
    量を抽出する虚報特徴量抽出ステップとを実行させ,グ
    ラフィカルユーザインターフェースを用いて,該虚報特
    徴量抽出ステップで抽出された特徴量から,ユーザが必
    要な特徴量を選択する選択ステップと,該選択ステップ
    で選択した特徴量をデータベースに格納する格納ステッ
    プとを実行させることを特徴とする検査データ解析プロ
    グラム。
  8. 【請求項8】前記図面データ入力ステップで読みこむ図
    面データが,CADで作成された回路レイアウトデータ
    であることを特徴とする請求項7記載の検査データ解析
    プログラム。
  9. 【請求項9】前記虚報特徴量抽出ステップで抽出する特
    徴量には,該図面データ内の回路ブロック内における座
    標情報を含むことを特徴とする請求項7記載の検査デー
    タ解析プログラム。
  10. 【請求項10】前記虚報特徴量抽出ステップで抽出する
    特徴量には,該虚報データの個々の大きさを含むことを
    特徴とする請求項7記載の検査データ解析プログラム。
  11. 【請求項11】前記虚報特徴量抽出ステップで抽出する
    特徴量には,該図面データ内の回路パターンのビットマ
    ップデータを含むことを特徴とする請求項7記載の検査
    データ解析プログラム。
  12. 【請求項12】前記虚報特徴量抽出ステップで抽出する
    特徴量には,該虚報データの近傍のデータ数を含むこと
    を特徴とする請求項7記載の検査データ解析プログラ
    ム。
  13. 【請求項13】被検査対象の異物ないしはパターン欠陥
    を検出する検査装置と,被検査対象の製品の図面データ
    を格納するCADデータ管理装置と,該検査装置および
    該CADデータ管理装置とネットワークを介して接続さ
    れ,該検査装置が検出した座標や大きさの情報を含む検
    査データと,該CADデータ管理装置が管理する図面デ
    ータを収集する入力手段と,該検査データと,該図面デ
    ータと,過去の検査データと図面データから予め抽出し
    ておいた特徴量を含む虚報データとを格納する記憶手段
    と,該記憶手段に格納された該検査データの個々の座標
    や大きさの情報と,該図面データとの関係を示す情報を
    含む特徴量を抽出する特徴量抽出手段と,該特徴量抽出
    手段で抽出された特徴量と,該記憶手段に予め格納され
    た過去の特徴量とを照合し,虚報を判定する虚報判定手
    段とを有する欠陥データ解析ユニットとを備えることを
    特徴とする検査システム。
  14. 【請求項14】被検査対象の異物ないしはパターン欠陥
    を検出する欠陥検査ユニットと,被検査対象の製品の図
    面データを入力する入力ユニットと,該欠陥検査ユニッ
    トが検出した座標や大きさの情報を含む検査データと,
    該入力ユニットから入力した図面データと,過去の検査
    データと図面データから予め抽出しておいた特徴量を含
    む虚報データとを格納する記憶手段と,該記憶手段に格
    納された該検査データの個々の座標や大きさの情報と,
    該図面データとの関係を示す情報を含む特徴量を抽出す
    る特徴量抽出手段と,該特徴量抽出手段で抽出された特
    徴量と,該記憶手段に予め格納された過去の特徴量とを
    照合し,虚報を判定する虚報判定手段とを有する欠陥デ
    ータ解析ユニットとを備えることを特徴とする検査装
    置。
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