JP2003094970A - 作業車の動力取出し装置 - Google Patents

作業車の動力取出し装置

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JP2003094970A
JP2003094970A JP2001291190A JP2001291190A JP2003094970A JP 2003094970 A JP2003094970 A JP 2003094970A JP 2001291190 A JP2001291190 A JP 2001291190A JP 2001291190 A JP2001291190 A JP 2001291190A JP 2003094970 A JP2003094970 A JP 2003094970A
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pto
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瑞哉 松藤
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雅史 稲永
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    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60Y2200/00Type of vehicle
    • B60Y2200/40Special vehicles
    • B60Y2200/41Construction vehicles, e.g. graders, excavators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2121/00Type of actuator operation force
    • F16D2121/02Fluid pressure

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PTOクラッチの切り状態で該クラッチのク
ラッチハウジングを制動するブレーキのブレーキシュー
を、機体端部の開口部を閉鎖するカバー部材に支持させ
て、機体内への組込みを容易とする。 【解決手段】 ブレーキシュー61を回動可能に支持す
るブレーキ支軸60の端部を、機体端部の開口部を閉鎖
するカバー部材33に支持させ、ブレーキ作動用の油圧
シリンダ63を機体一側壁に装着して、該シリンダのピ
ストン64を、ブレーキシューの自由端部に接当させ
た。カバー部材はPTOクラッチのクラッチハウジング
を装備するクラッチ軸26及びPTO軸の各端部も支持
するもので、ブレーキ支軸とクラッチ軸とPTO軸と
を、カバー部材にサブアセンブリとして支持させ、該カ
バー部材を機体端に装着することでサブアセンブリを機
体内に組込める。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は作業車の動力取出
し装置、特に機体の軸線方向の端面に開口部を設け、こ
の開口部を閉鎖するカバー部材に、クラッチハウジング
を装備するクラッチ軸の端部と機体内から延出させたP
TO軸の端部を支持させ、該PTO軸に対する動力の入
断を行う油圧作動型のPTOクラッチを、上記クラッチ
ハウジング内に設置する一方、このPTOクラッチの切
り状態で上記クラッチハウジングを制動するためのブレ
ーキシューを備えたブレーキを設けてある動力取出し装
置に、関するものである。 【0002】 【発明の背景】このような作業車の動力取出し装置は、
実公昭63−23222号公報及び特開平10−217
785号公報に記載されているように公知である。被制
動体として上記クラッチハウジングを選択したブレーキ
は、クラッチ軸を介してPTO軸を制動するするための
ブレーキとして最も単純な構造のものと目される。 【0003】ところで実公昭63−23222号公報に
記載されたブレーキは、ブレーキシューを回動可能に支
持する支軸を機体の一側壁内面上の突部に支持させて設
けると共に、ブレーキ作動用の油圧シリンダを上記一側
壁に着脱可能に装着して、該油圧シリンダのピストンと
ブレーキシューの自由端とをリンクによって接続してあ
るものに、構成されている。このためクラッチ軸上のク
ラッチハウジング内にPTOクラッチを予め組込み、機
体端の開口部を閉鎖するカバー部材に該クラッチ軸及び
PTO軸の端部を支持させた状態で、これらのクラッチ
軸及びPTO軸を、カバー部材を機体端に装着するのと
同時に機体内に組込むのに先立って、機体内にブレーキ
を組込みピストンとブレーキシュー自由端をリンクによ
り接続することが必要となり、組立工程が多いという欠
点があった。 【0004】また特開平10−217785号公報に記
載されたブレーキは、ブレーキシューを回動可能に支持
する支軸を、機体上面の開口部内で機体に装着するプレ
ート部材に支持させて設けると共に、ブレーキ作動用の
油圧シリンダを該プレート部材に装着して、該油圧シリ
ンダのピストンをブレーキシューの自由端部に接当させ
てあるものに、構成されている。したがって上記したの
と同様にクラッチ軸上のクラッチハウジング内にPTO
クラッチを予め組込み、機体端の開口部を閉鎖するカバ
ー部材に該クラッチ軸及びPTO軸の端部を支持させた
状態で、これらのクラッチ軸及びPTO軸を、カバー部
材を機体端に装着するのと同時に機体内に組込んだ上
で、上記プレート部材を機体に装着してブレーキを組込
む必要があり、組立工程が多いと共にプレート部材とい
った余分の部品を必要としていた。 【0005】そこでこの発明は最初に述べた構造の動力
取出し装置であって、組立て作業を単純とすると共に余
分の部品を必要としないものを提供しようとするもので
ある。 【0006】 【発明の要約】この発明の動力取出し装置は、機体の軸
線方向の端面に開口部を設け、この開口部を閉鎖するカ
バー部材(33)に、クラッチハウジング(38)を装
備するクラッチ軸(26)の端部と機体内から延出させ
たPTO軸(28)の端部を支持させ、該PTO軸(2
8)に対する動力の入断を行う油圧作動型のPTOクラ
ッチ(27)を、上記クラッチハウジング(38)内に
設置する一方、このPTOクラッチ(27)の切り状態
で上記クラッチハウジング(38)を制動するためのブ
レーキシュー(61)を備えたブレーキ(59)を設け
てある作業車において、機体軸線方向に沿わせたブレー
キ支軸(60)を、その端部で前記カバー部材(33)
に支持させて設け、このブレーキ支軸(60)に前記ブ
レーキシュー(61)を回動可能に支持させると共に、
前記ブレーキ(61)を作動させるための油圧シリンダ
(63)を機体の一側壁に着脱可能に装着して、この油
圧シリンダ(63)のピストン(64)を、前記ブレー
キシュー(61)の自由端側に接当させたことを特徴と
する。 【0007】この発明の動力取出し装置は、カバー部材
(33)に端部を支持させたブレーキ支軸(60)にブ
レーキシュー(61)を支持させる一方、ブレーキ作動
用の油圧シリンダ(63)のピストン(64)を、該ブ
レーキシューの自由端部に接当させるものに構成されて
いるから、ブレーキシューと油圧シリンダとが完全に分
離されていて、ブレーキシューは予めブレーキ支軸に支
持させた状態として、クラッチ軸上のクラッチハウジン
グ内にPTOクラッチを組込み、機体端の開口部を閉鎖
するカバー部材に該ブレーキ支軸、クラッチ軸及びPT
O軸の端部を支持させた状態で、これらのブレーキ支
軸、クラッチ軸及びPTO軸をカバー部材に支持させた
サブアセンブリを、カバー部材を機体端に装着するのと
同時に機体内に組込めることとなり、組立てを簡単に行
える。油圧シリンダ(63)は同サブアセンブリの組込
みの前又は後に、機体一側壁に装着できる。余分の部品
は何ら必要としない。 【0008】 【実施例】図1は、図示トラクタに設けられた伝動機構
を示している。図示のトラクタの機体は前部ハウジング
1、ミッションケース2及び後部ハウジング3を、前後
に連設してなる。前部ハウジング1内の最前部にはエン
ジン・フライホィール4が設置され、このエンジン・フ
ライホィール4に緩衝接手5を介して接続された原動軸
6が、前部ハウジング1の前半部内に設けられている。 【0009】前部ハウジング1の前半部内には、原動軸
6とその下方に配置した伝動軸7との間に配置された前
後進切替え装置8が設けられている。前部ハウジング1
の後半部内には、伝動軸7に連結された駆動軸9と原動
軸6と同心配置の中空従動軸10との間に配置された高
低速切替え装置11が設けられている。ミッションケー
ス2の前半部内には、上記従動軸10に連結された駆動
軸12と上記駆動軸9と同心配置の従動軸13との間に
配置された主変速装置14が設けられている。ミッショ
ンケース2の後半部内には、上記従動軸13と該軸13
と同心配置したプロペラ軸16との間に配置された副変
速装置17であって上記駆動軸12と同心配置の中空の
カウンタ軸15を含む副変速装置17が、設けられてい
る。プロペラ軸16の後端は後部ハウジング3内に延出
させてあって、左右の後輪車軸間に配置された差動装置
(以上、図示せず)の大径の入力歯車18に対し噛合わ
されたベベルピニオン19を装備している。左右の後輪
の他に必要に応じ左右の前輪も駆動することとされてお
り、そのためにはミッションケース2の底部に前輪駆動
力取出しケース20を装着してある。この前輪駆動力取
出しケース20には、プロペラ軸16によって前輪駆動
クラッチ21を介し駆動される前輪駆動軸22を装備さ
せてある。 【0010】原動軸6はカップリング23を介し、中空
の従動軸10、駆動軸12及びカウンタ軸15を貫通さ
せてある伝動軸24へと連結されている。後部ハウジン
グ3内で伝動軸24には他の伝動軸25を連結してあ
り、この伝動軸25とその後方に配置したクラッチ軸2
6との間に、PTOクラッチ27を配置してある。後部
ハウジング3内から機体後方へ延出させたPTO軸28
が設けられており、クラッチ軸26と該PTO軸28間
にはPTO変速装置29を設けてある。PTO軸28を
車速に比例した速度で駆動するためのグランドPTO機
構も設けられており、このグランドPTO機構はプロペ
ラ軸16によって駆動される伝動軸30を、後部ハウジ
ング3内でPTO軸28の前端部位置まで延出させてあ
るものに構成されている。後部ハウジング3の上面上に
はPTO軸28によって駆動される作業機(図示せず)
を昇降させるための、左右のリフトアーム31aを備え
た油圧リフト装置31を設置してある。 【0011】後部ハウジング3内の中途には該ハウジン
グ3と一体の支壁部32が設けられ、また後部ハウジン
グ3の後端には開口を設けて該開口をカバー部材33に
よって閉鎖してある。図2に明瞭に示すように伝動軸2
5の後端部は支壁部32に支持され、またクラッチ軸2
6は伝動軸25端の軸支承穴とカバー部材33とに両端
部を支持されている。図示のPTO軸28は両端部に作
業機側のユニバーサルジョイント(図示せず)への、互
いにピッチを異にする連結用スプライン28a,28b
を形成してあるものに構成されており、後端側を中空と
した伝動軸34に前後を入れ替えて挿入し、中央のスプ
ライン部28cで伝動軸34に対し一体回転するように
結合するものとされている。そして伝動軸34は、支壁
部32とカバー部材33とに両端部を支持させてある。
カバー部材33内で伝動軸34上には歯輪35を固定設
置してあり、この歯輪35に対設した回転ピックアップ
36をカバー部材33に支持させてある。回転ピックア
ップ36は伝動軸34の回転数、したがってPTO軸2
8の回転数を検出する。 【0012】同様に図2に示すようにPTOクラッチ2
7は、伝動軸25の後端部上に固定設置した回転支持金
物37とクラッチ軸26の前端部上に固定設置したクラ
ッチハウジング38とに複数枚宛の摩擦エレメントを、
摺動自在ではあるが相対回転不能に支持させてあるもの
に構成されている。クラッチハウジング38内にはピス
トン39を、戻しスプリング40により後退方向に移動
付勢して設けてあり、PTOクラッチ27は油圧の作用
によって該ピストン39を前進させることで摩擦エレメ
ント間を圧接させてクラッチ係合を得る、摩擦多板式の
油圧クラッチに構成されている。クラッチ軸26内には
ピストン39の背後に開口させた作動油通路41を、そ
の基端をクラッチ軸26の背面に開口させて形成してあ
る。またクラッチ軸26にはPTOクラッチ27の摩擦
エレメント部に対し潤滑油を供給するための潤滑油通路
42を、該通路42のクラッチハウジング38内への開
口端が図示のクラッチ切り状態ではピストン39によっ
て閉鎖され同ピストン39が前進したクラッチ入れ状態
ではピストン39に形成した油穴39aによって開放さ
れるようにして、形成してある。潤滑油通路42はクラ
ッチ軸26前端部の支持部にも潤滑油を供給するように
設けられており、また同通路42の基端は、クラッチ軸
26とカバー部材33間に形成された環状油室43に開
口させてあり、該油室43に、カバー部材33に設けた
潤滑油ポート44を連ねてある。 【0013】図2に示すようにPTO変速装置29は、
クラッチ軸26上に一体回転するように設けられた3個
の歯車46,47,48と伝動軸34上に遊転自在に設
けられた3個の歯車49,50,51とを、それぞれ噛
合わせてあるものに構成されている。伝動軸34上には
スプライン筒52が嵌着され、該スプライン筒52上に
シフタスリーブ53が、相対回転不能に設けられてい
る。シフタスリーブ53は、歯車49,51の各ボス部
に形成された歯部49a,51aに対しそれぞれ噛合わ
せ得るスプライン歯を内周面に有すると共に、歯車50
のボス部内周面に形成された歯部50aに対し噛合わせ
得る歯部を外周面に有する。以上によりシフタスリーブ
53をそれに係合するシフトフォーク54によって図示
の中立位置から選択的に摺動変位させ、歯部49aでも
って歯車49を伝動軸34に対し結合することにより1
速、歯部50aでもって歯車50を伝動軸34に対し結
合することにより2速、歯部51aでもって歯車51を
伝動軸34に対し結合することにより3速の変速比を、
伝動軸34に選択的に得ることができる。 【0014】グランドPTO機構の前記伝動軸30は、
該伝動軸30の後端部上に歯車55を遊嵌設置すると共
に伝動軸34の前端部上に歯車56を固定設置してこれ
らの歯車55,56を互いに噛合わせ、伝動軸30上に
クラッチ金物57を摺動自在ではあるが相対回転不能に
設けて、クラッチ金物57の歯部57aを歯車55の内
周面上の歯部55aに対し選択的に噛合わせることによ
って、伝動軸34に対し結合可能とされている。 【0015】PTOクラッチ27の切り状態で該クラッ
チ27従動側の慣性回転を速やかに停止させると共に潤
滑油による摩擦エレメント間の連れ回りを防止するため
に、図3,4に示すようにPTOクラッチ27の切り状
態で前記クラッチハウジング38を制動するブレーキ5
9を設けてある。すなわち前記伝動軸26に平行させた
ブレーキ支軸60を、支壁部32とカバー部材33とに
両端で支持させて設け、このブレーキ支軸60にブレー
キシュー61を、クラッチハウジング38の外周面に対
し接触及び離間する向きで回動自在に支持させている。
ブレーキシュー61はブレーキ支軸60に巻回し一端を
該ブレーキシュー61に、他端を支壁部32の上面に、
それぞれ係合させてあるトルクスプリング62によっ
て、クラッチハウジング38から離間する向きに回動付
勢されている。 【0016】後部ハウジング3の一側壁に形成した穴に
は外端を封止した油圧シリンダ63を油密に挿入して、
ボルト63Aによって該一側壁に固定してあり、この油
圧シリンダ63に嵌合させたピストン64を、その先端
でブレーキシュー61の自由端に接当させてある。ピス
トン64は油圧シリンダ63内に設けたスプリング65
によって後退方向に移動付勢されており、該ピストン6
4を前進させるための油室66を油圧シリンダ63内に
設けて、油室66に作用させる油圧によってピストン6
4を前進させ、もってブレーキシュー61をクラッチハ
ウジング38へと圧接させてブレーキ59の作動を得る
こととされている。油室66に開口する油路67を後部
ハウジング3の上記一側壁に形成してあり、PTOクラ
ッチ27の切り状態で該油路67を介し油室66に油圧
を作用させることとされている。 【0017】図3−5に示すようにPTO軸28及び伝
動軸34に平行させた2本のフォークシャフト68,6
9を、支壁部32とカバー部材33とに両端で摺動自在
に支持させて設けてあり、フォークシャフト68には、
PTO変速装置29における前記シフトフォーク54を
固定支持させてある。またフォークシャフト69には、
グランドPTO機構における前記伝動軸30上のクラッ
チ金物57に対し係合させてあるシフトフォーク70を
固定支持させてある。これらのシフトフォーク54,7
0には、後部ハウジング3の側壁を貫通させてある回転
操作軸71,72の内端に取付けたアーム73,74を
それぞれ係合させてある。回転操作軸71,72はその
外端で図外の操作レバーに対しそれぞれ接続されてお
り、回転操作軸71,72の回転操作によってシフトフ
ォーク54,70を、フォークシャフト68,69ごと
それぞれ摺動変位させ、シフタスリーブ53及びクラッ
チ金物57の所要の変位を得ることとされている。 【0018】図5,6に示すようにフォークシャフト6
8には、PTOクラッチ27の係合状態で該フォークシ
ャフト68の摺動変位を不能とするシフトロック機構7
5を付設してある。このシフトロック機構75は、フォ
ークシャフト68に4個の溝穴76N,76I,76I
I,76IIIを形成し、該溝穴の1個に対し選択的に
臨むボール77を、ロッド78上のスプリング79によ
り付勢させてカバー部材33内に設けてあるものに構成
されている。スプリング79の基端はカバー部材33の
穴内に設けたピストン80に受けさせてあり、該穴の開
口端を蓋81にて閉鎖して穴内に油室82を形成してあ
る。油室82には油路83を開口させてあり、PTOク
ラッチ27の係合状態で該油路83を介して油室82に
油圧を作用させることとしてある。同油圧によってピス
トン80が、該ピストン80とボール77間でロッド7
8が移動不能となる位置まで前進せしめられ、これによ
ってボール77が何れかの溝穴76N,76I,76I
I又は76IIIに対し、フォークシャフト68の摺動
変位を不能とするように嵌合せしめられる。これによっ
てフォークシャフト68が中立位置、1速位置、2速位
置又は3速位置に拘束されて、PTO変速装置29がシ
フト操作不能にロックされる。油室82に油圧が作用し
ていないPTOクラッチ27の切り状態ではボール77
及びスプリング79によってフォークシャフト68は解
除可能に位置拘束されるもので、該ボール77及びスプ
リング79によってデテント機構が提供されている。 【0019】フォークシャフト68,69間には、PT
O変速装置29のシフタスリーブ53とグランドPTO
機構のクラッチ金物57とを同時に作動位置に移すのを
防止するための重複噛合い防止機構を配置してある。す
なわち同様に図5,6に示すようにフォークシャフト6
8,69には該シャフト68,69の中立位置で互いに
対向する溝穴84,85を設けてあり、これらの溝穴8
4,85間でボール86を、カバー部材33内で両フォ
ークシャフト68,69間に設けてある。このボール8
6は何れかのフォークシャフト68又は69が中立位置
から摺動操作されると、該フォークシャフト68又は6
9の外周面に押されて他方のフォークシャフト69又は
68の溝穴85又は84内に、該フォークシャフト69
又は68の変位を不能とするように嵌合されて、フォー
クシャフト69又は68の変位を不能とする。 【0020】フォークシャフト69を解除可能に拘束す
るデテント機構も設けられており、このデテント機構は
同様に図5,6に示すように、スプリング87に付勢さ
れてフォークシャフト69の溝穴88N,88C内に臨
むボール89を備えている。 【0021】図4,6に示すようにPTOクラッチ27
用の電磁方向切換弁90は、カバー部材33にその上面
から形成した穴に挿入されたスプールでもって構成され
ており、その入力ポート91はカバー部材33の一側面
に開口させてある。また電磁方向切換弁90を中立位置
から作用位置へと切換えた時点からPTOクラッチ27
に対する作用油圧を漸増させるためのモジュレート型リ
リーフ弁92は図2,4,5に示すように、カバー部材
33の背面上に横向きに設置されており、カバー部材3
3と該リリーフ弁92間にはプレート部材93を介装し
てある。 【0022】図4−6に示すように電磁方向切換弁90
の出力ポートは、上方側のクラッチポート94と下方側
のブレーキポート95でもって構成されている。このう
ちクラッチポート94はカバー部材33内の油路96、
プレート部材93の油穴97、プレート部材93とリリ
ーフ弁92間に形成された油路98、及びプレート部材
93の油穴99を介してクラッチ軸26端に開口され、
クラッチ軸26内の前記作動油通路41へと連通させて
ある。プレート部材93とリリーフ弁92間に形成され
た上記油路98はまたプレート部材93の油穴100を
介し、シフトロック機構75のピストン80背後の油室
82に連なる前記油路83に連通させてある。ブレーキ
ポート95はカバー部材33内の油路101と後部ハウ
ジング3内の前記油路67とを介し、ブレーキ59を作
動させるシリンダ63の前記油室66へと連通させてあ
る。電磁方向切換弁90のタンクポート102はカバー
部材33に、後部ハウジンング3内に開口させて形成し
てあり、同方向切換弁90は、図示の中立位置ではブレ
ーキポート95を入力ポート91に連通させると共にク
ラッチポート94をタンクポート102に連通させ、ま
たソレノイド90aの励磁によって移される上方の作用
位置ではクラッチポート94を入力ポート91に連通さ
せると共にブレーキポート95をタンクポート102に
連通させるものに、構成されている。 【0023】図7はモジュレート型リリーフ弁92の縦
断面を示しており、該リリーフ弁92は通例のように弁
体103と制御ピストン104とを有し、その間に2個
の油圧設定用スプリング105を設けてある。図4に示
すようにプレート部材93とリリーフ弁92間に形成さ
れた油路98端にリリーフ弁92の油圧入力ポート10
6を設けてあり、弁体103はその背後の油室107に
対し油圧入力ポート106を連通させる油穴108を有
する。弁体103は油室107に作用する油圧によって
油圧入力ポート106からリリーフポート109へと油
をリリーフする。リリーフポート109は図4,6に示
すように、プレート部材93の油穴110とカバー部材
33の油路111とを介し後部ハウジング3内に連通さ
せてある。上記油路98は油圧入力ポート106の反対
側で制御ピストン104背後の油室112に対し、絞り
113を介して連通させてある。モジュレート型リリー
フ弁92は、方向切換弁90の作用位置への切換え時点
から該絞り113を介しての油圧の作用で制御ピストン
104が、段部114にて規制される位置まで徐々に前
進し油圧設定用スプリング105の力を徐々に高めるこ
とによって、クラッチ作用油圧を漸増させる。リリーフ
弁92には油圧設定用スプリング105の設置空間から
油をドレンするためのドレンポート115も設けてあ
り、該ドレンポート115は図6に示すカバー部材33
内の油路116を介し後部ハウジング3内に連通させて
ある。 【0024】図示トラクタの他の部分について概略説明
すると、図1に示すように前部ハウジング1内には前後
進切替え装置8の前方で仕切り壁1aが設けられ、該仕
切り壁1aの前面側には、前記原動軸6にて駆動される
ギア式油圧ポンプ120を装着してある。前後進切替え
装置8は、原動軸6と伝動軸7との間に前進歯車列12
1及び後進歯車列122を設け、これらの歯車列におい
て原動軸6に遊嵌した歯車を該原動軸6に選択的に結合
するための前進用及び後進用の油圧クラッチ123F,
123Rを原動軸6上に設けてある、油圧クラッチ式の
ものに構成されている。 【0025】高低速切替え装置11は、駆動軸9と従動
軸10間に高速歯車列124及び低速歯車列125を設
け、これらの歯車列において駆動軸9に遊嵌した歯車を
該駆動軸9に選択的に結合するための高速用及び低速用
の油圧クラッチ126H及び126Lを駆動軸9上に設
けてある、油圧クラッチ式のものに構成されている。低
速用油圧クラッチ126Lは特に、スプリングの作用に
よって入れられ油圧の作用によって切られるスプリング
ロード型のものに構成されており、駆動軸9内の単一の
油路を介して両油圧クラッチ126H,126Lに対し
同時に作動油を供給して、変速が行われる。 【0026】主変速装置14は駆動軸12と従動軸13
間に4組の変速歯車列を設け、これらの変速歯車列にお
いて従動軸13に遊嵌した歯車を、2組の複式同期クラ
ッチ127,128によって選択的に該従動軸13へと
結合して、4段の変速を得るものに構成されている。 【0027】副変速装置17における前記カウンタ軸1
5は、主変速装置14の従動軸13へと減速歯車列12
9によって接続されており、該カウンタ軸15上の1変
速歯車によって歯車減速機構130を介し駆動される変
速歯車131を、カウンタ軸15外に設けてある。プロ
ペラ軸16上にはシフト歯車132と複式クラッチ13
3とを設けてあり、副変速装置17は、これらのシフト
歯車132及び複式クラッチ133を選択的に摺動させ
て4段の変速を得るものに構成されている。 【0028】図8,9は油圧回路を示している。図8に
示すようにエンジン135によって駆動される前記油圧
ポンプ120及び他2個の油圧ポンプ136,137を
設けてあり、このうち油圧ポンプ120は、前後進切替
え装置8の油圧クラッチ123F,123Rに対し油圧
を供給するために用いられている。油圧ポンプ136は
左右の前輪138を旋回させるパワーステアリング機構
139の切換弁140へと油圧を供給し、その余剰油を
回路141を介して、図9に図示のPTOクラッチ27
等に供給する。油圧ポンプ137は、トラクタに付設さ
れた外部アクチュエータの駆動回路142へと油圧を供
給する。 【0029】図8に示すように油圧ポンプ120の吐出
回路143は油路遮断弁144、減圧弁145及び方向
切換弁146を介して前進用及び後進用の油圧クラッチ
123F,123Rに接続されている。これらの弁を含
む前後進切替え装置8用の回路構造は、例えば特開平1
1−294580号公報に記載されているように既に周
知である。方向切換弁146は中立位置N、前進用油圧
クラッチ123Fを作動させる前進作用位置F、及び後
進用油圧クラッチ123Rを作動させる後進作用位置R
を有する。 【0030】パワーステアリング機構139からの回路
141は図9に示すように、図1に示した前記前輪駆動
クラッチ21を操作するための油圧シリンダ148、左
右後輪用の差動装置149に付設したデフロッククラッ
チ150を操作するための油圧シリンダ151、図1に
示した高低速切替え装置11の油圧クラッチ126H,
126L、及びPTOクラッチ27とブレーキ用シリン
ダ63に対し、それぞれ油圧を供給するために用いられ
ている。回路141の油圧はリリーフ弁152によって
設定され、その二次側には潤滑油圧設定用のリリーフ弁
153を設けてある。 【0031】図9に示すように前輪駆動クラッチ21
は、スプリングの作用によって入れられ油圧シリンダ1
48の作動によって切られるものに構成されており、そ
の方向切換弁154はクラッチ切り位置Iとクラッチ入
れ位置IIとを有する。デフロッククラッチ150は、
スプリングの作用によって常時は切られ油圧シリンダ1
51の作動によって入れられるものに構成されており、
その方向切換弁155はクラッチ切り位置Iとクラッチ
入れ位置IIとを有する。 【0032】高低速切替え装置11は前記したように、
両油圧クラッチ126H,126Lに対し同時に油圧を
作用させることで高速用油圧クラッチ126Hを作動さ
せるのと同時に低速用油圧クラッチ126Lを切り、ま
た両油圧クラッチ126H,126Lに対する油圧作用
の解除で高速用油圧クラッチ126Hを切るのと同時に
低速用油圧クラッチ126Lを作動させるものに、構成
されており、その方向切換弁156は図9に示すよう
に、高速用油圧クラッチ126Hを作動させる高速位置
Hと低速用油圧クラッチ126Lを作動させる低速位置
Lとを有する。両リリーフ弁152,153間から潤滑
油供給回路157を導き出してあり、この潤滑油供給回
路157を、それぞれ作動中の油圧クラッチ126H,
126Lに対してのみより多量の潤滑油を供給すること
とする流量制御弁158H,158Lを介して、油圧ク
ラッチ126H,126Lへと接続してある。 【0033】PTOクラッチ27に対する油圧供給構造
は前述した通りのものに構成されており、電磁方向切換
弁90は、PTOクラッチ27へ導かれたクラッチ回路
160を油タンクである後部ハウジング3内へと接続す
ると共にブレーキ用シリンダ67へ導かれたブレーキ回
路161を回路141に対し接続してPTOクラッチ2
7を切ると共にブレーキ59を作動させる中立位置I
と、クラッチ回路160を回路141に対し接続すると
共にブレーキ回路161を後部ハウジング3内に接続し
てPTOクラッチ27を作動させると共にブレーキ59
を非作動とする作用位置IIとを有する。モジュレート
型リリーフ弁92は、クラッチ回路160に接続されて
いる。 【0034】クラッチ回路160にはシフトロック回路
163も接続してあり、このシフトロック回路163
を、シフトロック機構75を作動させる前記油室82へ
と導いてある。前記潤滑油供給回路157は前記潤滑油
ポート44にも接続して、PTOクラッチ27へと潤滑
油を供給するものに構成されている。図2について前述
したようにクラッチ軸26内の潤滑油通路42をPTO
クラッチ27のピストン39にて、PTOクラッチ27
の作動状態でのみ開放させることとする流量制御弁16
4を、PTOクラッチ27への潤滑油供給機構中に設け
てある。 【0035】図10はブレーキ59に係る他の実施例を
示すもので、本実施例ではブレーキシュー61を回動さ
せるための油圧シリンダ63を、ピストン64背後の皿
ばね65Aによってブレーキシュー61をブレーキ作動
方向に回動付勢すると共に皿ばね65A反対側の油室6
6に対する油圧の作用でブレーキシュー61をブレーキ
解除方向に移動させるものに、構成している。前記トル
クスプリング62に対応するスプリングは設けられてい
ない。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例を装備したトラクタの伝動
機構を示す機構図である。 【図2】同トラクタの機体後部の縦断側面図である。 【図3】同後部の横断正面図である。 【図4】同後部の縦断平面図である。 【図5】同後部の一部の、図2とは異なった縦断面に沿
う縦断側面図である。 【図6】同後部の横断背面図である。 【図7】図4のVII−VII線に沿う拡大断面図であ
る。 【図8】油圧回路を示す回路図である。 【図9】図8に図示の油圧回路に引続く油圧回路を示す
回路図である。 【図10】他の実施例を示す一部の拡大横断正面図であ
る。 【符号の説明】 3 後部ハウジング 25 伝動軸 26 クラッチ軸 27 PTOクラッチ 28 PTO軸 32 支壁部 33 カバー部材 34 伝動軸 37 回転支持金物 38 クラッチハウジング 39 ピストン 40 戻しスプリング 41 作動油通路 59 ブレーキ 60 ブレーキ支軸 61 ブレーキシュー 63 油圧シリンダ 63A ボルト 64 ピストン 65 スプリング 65A 皿ばね 66 油室 67 油路 90 電磁方向切換弁 95 ブレーキポート 101 油路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D043 AA06 AB07 AB12 BA06 BB02 BC02 BC16 BC18 BD05 3J058 AA03 AA06 AA13 AA17 AA23 AA28 AA33 AA37 BA64 CA08 CC03 CC35 FA11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 機体の軸線方向の端面に開口部を設け、
    この開口部を閉鎖するカバー部材(33)に、クラッチ
    ハウジング(38)を装備するクラッチ軸(26)の端
    部と機体内から延出させたPTO軸(28)の端部を支
    持させ、該PTO軸(28)に対する動力の入断を行う
    油圧作動型のPTOクラッチ(27)を、上記クラッチ
    ハウジング(38)内に設置する一方、このPTOクラ
    ッチ(27)の切り状態で上記クラッチハウジング(3
    8)を制動するためのブレーキシュー(61)を備えた
    ブレーキ(59)を設けてある作業車において、 機体軸線方向に沿わせたブレーキ支軸(60)を、その
    端部で前記カバー部材(33)に支持させて設け、この
    ブレーキ支軸(60)に前記ブレーキシュー(61)を
    回動可能に支持させると共に、前記ブレーキ(61)を
    作動させるための油圧シリンダ(63)を機体の一側壁
    に着脱可能に装着して、この油圧シリンダ(63)のピ
    ストン(64)を、前記ブレーキシュー(61)の自由
    端側に接当させたことを特徴とする動力取出し装置。
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