JP2003092060A - 電子源の製造装置及び製造方法 - Google Patents

電子源の製造装置及び製造方法

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JP2003092060A
JP2003092060A JP2001281635A JP2001281635A JP2003092060A JP 2003092060 A JP2003092060 A JP 2003092060A JP 2001281635 A JP2001281635 A JP 2001281635A JP 2001281635 A JP2001281635 A JP 2001281635A JP 2003092060 A JP2003092060 A JP 2003092060A
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container
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gas
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Kazuhiro Oki
一弘 大木
Shigeto Kamata
重人 鎌田
Akihiro Kimura
明弘 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程中の不良を低減させ、小型化と操作
性の簡易化を図り、製造スピードが向上し量産性に適
し、電子放出特性の優れた電子源を製造する。 【解決手段】 電子源が形成される電子源基板10を処
理対象とし、気体の導入口15及び気体の排気口16を
有し電子源基板10の一部の領域を覆う容器12を備
え、電子源基板10と、容器12との間にシール部材1
8がある。このシール部材18は、金属、合金、または
ガラスのいずれであってもよい。容器12には、シール
部材18の温度を調節し、該シール部材18を溶融した
後冷却し固化させるための温度調節手段があってもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子源の製造装置
及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子源を構成する電子放出素子と
しては、大別して熱電子放出素子と冷陰極電子放出素子
との2種類のものが知られている。冷陰極電子放出素子
には、電界放出型、金属/絶縁層/金属型や表面伝導型
電子放出素子等がある。
【0003】表面伝導型電子放出素子は、基板上に形成
された小面積の薄膜に、膜面に並行に電流を流すことに
より、電子放出が生ずる現象を利用するものである。そ
の基本的な構成、製造方法などは、例えば、特開平7−
235255号公報、及び特開平8−171849号公
報などに開示されている。
【0004】表面伝導型電子放出素子は、基板上に、対
向する一対の素子電極と、該一対の素子電極に接続され
その一部に電子放出部を有する導電性膜とを有してなる
ことを特徴とするものである。上記導電性膜の一部には
亀裂が形成されている。また、上記亀裂の端部には、炭
素または炭素化合物の少なくとも一方を主成分とする堆
積膜が形成されている。
【0005】このような電子放出素子を基板上に複数個
配置し、各電子放出素子を配線で結ぶことにより、複数
個の表面伝導型電子放出素子を備える電子源を作成する
ことができる。また、上記電子源と蛍光体とを組み合わ
せることにより、画像形成装置の表示パネルを形成する
ことができる。
【0006】従来、このような電子源のパネルの製造は
以下のように行われていた。即ち、第1の製造方法とし
ては、まず、基板上に、導電性膜及び該導電性膜に接続
された一対の素子電極からなる複数の素子と、該複数の
素子を接続した配線とが形成された電子源基板を作成す
る。次に、作成した電子源基板全体を真空チャンバ内に
設置する。次に、真空チャンバ内を排気した後、外部端
子を通じて上記各素子に電圧を印加し各素子の導電性膜
に亀裂を形成する。更に、該真空チャンバ内に有機物質
を含む気体を導入し、有機物質の存在する雰囲気下で前
記各素子に再び外部端子を通じて電圧を印加し、該亀裂
近傍に炭素あるいは炭素化合物を堆積させる。
【0007】また、第2の製造方法としては、まず、基
板上に、導電性膜及び該導電性膜に接続された一対の素
子電極からなる複数の素子と、該複数の素子を接続した
配線とが形成された電子源基板を作成する。次に、作成
した電子源基板と蛍光体が配置された基板とを支持枠を
挟んで接合して画像形成装置のパネルを作成する。その
後、該パネル内をパネルの排気管を通じて排気し、パネ
ルの外部端子を通じて上記各素子に電圧を印加し各素子
の導電性膜に亀裂を形成する。更に、該パネル内に該排
気管を通じて有機物質を含む気体を導入し、有機物質の
存在する雰囲気下で前記各素子に再び外部端子を通じて
電圧を印加し、該亀裂近傍に炭素あるいは炭素化合物を
堆積させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上の製造方法が採ら
れていたが、第1の製造方法は、とりわけ、電子源基板
が大きくなるに従い、より大型の真空チャンバ及び高真
空対応の排気装置が必要になる。また、第2の製造方法
は、画像形成装置のパネル内空間からの排気及び該パネ
ル内空間への有機物質を含む気体の導入に長時間を要す
る。
【0009】本発明は、製造工程中の不良を低減させ、
小型化と操作性の簡易化が可能な電子源の製造装置を提
供することを目的とする。また、本発明は、製造スピー
ドが向上し量産性に適した電子源の製造方法を提供する
ことを目的とする。また、本発明は、電子放出特性の優
れた電子源を製造し得る電子源の製造装置及び製造方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電子源が形成される電子源基板を処理対
象とし、気体の導入口及び気体の排気口を有し前記電子
源基板の少なくとも一部の領域を覆う容器を備える電子
源の製造装置において、前記電子源基板と、前記容器と
の間にシール部材があることを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る電子源の製造装置は、
導電体が形成された基板を支持する支持体と、気体の導
入口及び気体の排気口を有し、前記基板面の一部の領域
を覆う容器と、前記気体の導入口に接続され、前記容器
内に気体を導入する手段と、前記気体の排気口に接続さ
れ、前記容器内を排気する手段と、前記導電体に電圧を
印加する手段と、を備えることを特徴としてもよい。
【0012】また、本発明は、電子源が形成される電子
源基板を処理対象とし、気体の導入口及び気体の排気口
を有する容器を用いる電子源の製造方法において、前記
電子源基板の少なくとも一部の領域を前記容器で覆っ
て、前記電子源基板と前記容器との間に配置したシール
部材でシールして該容器内を密閉する工程と、密閉され
た該容器内で前記電子源基板に電子源を形成する処理を
施す工程とを有することを特徴としてもよい。
【0013】また、前記電子源の製造装置及び製造方法
のいずれの場合も、前記シール部材は、金属、合金、又
はガラスのどれで構成されていてもよく、前記容器には
前記シール部材の温度を調節するための温度調節手段を
備えることが好ましい。
【0014】本発明について、以下に更に詳述する。本
発明を一層具体化した場合の製造装置は、まず、予め導
電体が形成された基板を支持するための支持体と、該支
持体にて支持された該基板上を覆う容器とを具備する。
ここで、該容器は、該基板表面の一部の領域を覆うもの
であり、これにより該基板上の導電体に接続され該基板
上に形成されている配線の一部分が該容器外に露出され
た状態で該基板上に気密な空間を形成し得る。また、該
容器には、気体の導入口と気体の排気口が設けられてお
り、これら導入口及び排気口にはそれぞれ該容器内に気
体を導入するための手段及び該容器内の気体を排出する
ための手段が接続されている。これにより該容器内を所
望の雰囲気に設定することができる。また、前記導電体
が予め形成された基板は、電気的処理を施すことで該導
電体に電子放出部を形成し電子源となす基板である。よ
って、本発明の一層具体的な製造装置は、更に、電気的
処理を施すための手段、例えば、該導電体に電圧を印加
する手段をも具備する。以上の製造装置にあっては、小
型化が達成され、上記電気的処理における電源との電気
的接続などの操作性の簡易化が達成されるほか、上記容
器の大きさや形状などの設計の自由度が増し容器内への
気体の導入、容器外への気体の排出を短時間で行うこと
が可能となる。
【0015】また、本発明に係る一層具体的な製造方法
は、まず、予め基板に導電体と該導電体に接続された配
線とを形成しておき、その基板を支持体上に配置し、前
記配線の一部分を除き前記基板上の導電体を容器で覆
う。これにより、該基板上に形成されている配線の一部
分が該容器外に露出された状態で、前記導電体は、該基
板上に形成された気密な空間内に配置されることとな
る。次に、前記容器内を所望の雰囲気とし、前記容器外
に露出された一部分の配線を通じて前記導電体に電気的
処理、例えば、前記導電体への電圧の印加がなされる。
ここで、前記所望の雰囲気とは、例えば、減圧された雰
囲気、あるいは、特定の気体が存在する雰囲気である。
また、前記電気的処理は、前記導電体に電子放出部を形
成し電子源となす処理である。また、上記電気的処理
は、異なる雰囲気下にて複数回なされる場合もある。例
えば、前記配線の一部分を除き前記基板上の導電体を容
器で覆い、まず、前記容器内を第1の雰囲気として上記
電気的処理を行う工程と、次に、前記容器内を第2の雰
囲気として上記電気的処理を行う工程とがなされ、以上
により前記導電体に良好な電子放出部が形成され電子源
が製造される。ここで、上記第1及び第2の雰囲気は、
好ましくは、後述する通り、第1の雰囲気が減圧された
雰囲気であり、第2の雰囲気が炭素化合物などの特定の
気体が存在する雰囲気である。以上の製造方法にあって
は、上記電気的処理における電源との電気的接続などが
容易に行うことが可能となる。また、上記容器の大きさ
や形状などの設計の自由度が増すので容器内への気体の
導入、容器外への気体の排出を短時間で行うことがで
き、製造スピードが向上するほか、製造される電子源の
電子放出特性の再現性、とりわけ複数の電子放出部を有
する電子源における電子放出特性の均一性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施形態
を示す。図1、図2及び図3は、本発明の実施形態に係
る電子源の製造装置を示しており、図1は第1の実施形
態に係る製造装置の断面図及び配管等の接続図、図2は
図1及び図3における電子源基板の周辺部分を示す斜視
図である。また、図3は本発明の第2の実施形態に係る
製造装置の断面図及び配管等の接続図である。
【0017】図1、図2及び図3において、6は電子放
出素子となる導電体、7はX方向配線、8はY方向配
線、10は電子源基板、11は支持体、12は真空容
器、15は真空容器12内への気体の導入口、16は排
気口、18は電子源基板10と真空容器12との間に配
置されるシール部材、19は容器12内に配置された拡
散板、20は支持体11に配設したヒータ、21は容器
に入れられた水素、または有機物質ガス、22は容器に
入れられたキャリアガス、23は水分除去フィルタ、2
4はガス流量制御装置、25a〜25fはバルブ、26
は真空ポンプ、27は真空計、28は配管、30は取り
出し配線、32(32a,32b)は電源及び電流制御
系からなる駆動ドライバ、31(31a,31b)は電
子源基板10の取り出し配線30と駆動ドライバ32と
を接続する配線、33は拡散板19の開口部、41は熱
伝導部材である。また、46は昇降軸、47は支持体1
1を昇降させる昇降駆動ユニット、48は支持体11の
昇降を制御する昇降制御装置である。
【0018】支持体11は、電子源基板10を保持して
固定するものであり、真空チャッキング機構、静電チャ
ッキング機構若しくは固定冶具などにより、機械的に電
子源基板10を固定する機構を有する。支持体11は、
内部に、ヒータ20が設けられており、必要に応じて熱
伝導部材41を介して、電子源基板10を加熱すること
ができる。
【0019】熱伝導部材41は、支持体11上に設置さ
れ、電子源基板10を保持して固定する機構の障害にな
らないように、支持体11と電子源基板10の間で挟持
されるか、あるいは、支持体11に埋め込まれるように
設置されていてもよい。
【0020】熱伝導部材41は、電子源基板10の反
り、うねりを吸収し、電子源基板10への電気的処理工
程における発熱を、確実に支持体11へ伝え、放熱する
ことができ、電子源基板10のクラックや、破損の発生
を防ぐことができ、歩留まりの向上に寄与できる。
【0021】また、熱伝導部材41は、電気的処理工程
における発熱を素早く、確実に放熱することにより、温
度分布による導入ガスの濃度分布の低減、基板熱分布が
影響する素子の不均一性の低減に寄与することができ、
これにより、均一性に優れた電子源の製造が可能とな
る。
【0022】熱伝導部材41は、シリコングリスや、シ
リコンオイル、ジェル状物質等の粘性液状物質を使用し
て形成することができる。粘性液状物質である熱伝導部
材41が支持体11上を移動する弊害がある場合、支持
体11は、粘性液状物質が所定の位置及び領域、すなわ
ち、少なくとも電子源基板10の導電体6形成領域下で
滞留するように、その領域に合わせて、滞留機構を設置
してあってもよい。これは、例えば、O−リングや、あ
るいは、耐熱性の袋に粘性液状物質を入れ、密閉した熱
伝導部材とした構成とすることができる。
【0023】Oリングなどを設置して粘性液状物質を滞
留させる場合において、基板との間に空気層ができて正
しく接しないのを回避するためには、熱伝導部材41
は、空気抜けの通孔や、電子源基板10を設置後に粘性
液状物質を該基板と支持体11の間に注入する方法を採
って構成することができる。
【0024】図3は、本発明の第2の実施形態に係る電
子源の製造装置を示す概略断面図である。この製造装置
は、粘性液状物質が所定の領域で滞留するように、O−
リングと、粘性液状物質導入口に連通する導入管45と
を備えている。
【0025】この場合の粘性液状物質は、支持体11及
び電子源基板10間で挟持し、かつ温度制御を行いなが
ら循環させる機構が付与されれば、ヒータ20に替わ
り、電子源基板10の加熱手段、あるいは、冷却手段と
なる。また、この手段は、目的温度に対する温度調節が
行える、例えば、循環型温度調節装置と液状媒体などか
らなる機構を付与することができる。
【0026】熱伝導部材41は、弾性部材であってもよ
い。弾性部材は、その材料として、テフロン(登録商
標)樹脂などの合成樹脂材料、シリコンゴム等のゴム材
料、アルミナなどのセラミック材料、銅やアルミニウム
の金属材料等を使用することができる。これらは、シー
ト状、あるいは、分割されたシート状で使用されていて
もよい。あるいは、円柱状、角柱状等の柱状、電子源基
板の配線に合わせたX方向、あるいは、Y方向に伸びた
線状、円錐状などの突起状、球体や、ラグビーボール状
(楕円球状体)などの球状体、あるいは、球状体表面に
突起が形成されている形状の球状体などが支持体11上
に設置されていてもよい。
【0027】真空容器12は、ガラスやステンレス鋼製
の容器であり、容器からの放出ガスの少ない材料からな
るものが好ましい。真空容器12は、電子源基板10の
取り出し配線部を除き、導電体6が形成された領域を覆
い、かつ、少なくとも、1.33×10-1Pa(1×1
-3Torr)から大気圧までの圧力範囲に耐えられる
構造のものである。
【0028】シール部材18は、電子源基板10と真空
容器12との気密性を保持するためのものであり、Oリ
ングやゴム性シートなどが用いられる。
【0029】有機物質ガス21には、後述する電子放出
素子の活性化に用いられる有機物質、または、有機物質
を窒素、ヘリウム、アルゴンなどで希釈した混合気体が
用いられる。また、後述するフォーミングの通電処理を
行う際には、導電性膜への亀裂形成を促進するための気
体、例えば、還元性を有する水素ガス等を真空容器12
内に導入することも可能である。このように他の工程で
気体を導入する際には、その気体導入系は、導入配管、
及びバルブ25eを用いて、真空容器12を配管28に
接続すれば、使用することができる。
【0030】上記電子放出素子の活性化に用いられる有
機物質としては、アルカン、アルケン、アルキンの脂肪
族炭化水素類、芳香族炭化水素類、アルコール類、アル
デヒド類、ケトン類、アミン類、ニトリル類、フェノー
ル、カルボン、スルホン酸等の有機酸類などを挙げるこ
とができる。より具体的には、メタン、エタン、プロパ
ンなどのCn H2n+2で表される飽和炭化水素、エチレ
ン、プロピレンなどのCn H2n等の組成式で表される不
飽和炭化水素、ベンゼン、トルエン、メタノール、エタ
ノール、アセトアルデヒド、アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルアミン、エチルアミン、フェノール、ベン
ゾニトリル、アセトニトリル等が使用できる。
【0031】有機物質ガス21は、有機物質が常温で気
体である場合にはそのまま使用することができ、有機物
質が常温で液体、または固体の場合は、容器内で蒸発ま
たは昇華させて用いる、或いは更にこれを希釈ガスと混
合するなどの方法で用いることができる。キャリアガス
22には、窒素またはアルゴン、ヘリウムなどの不活性
ガスが用いられる。
【0032】有機物質ガス21と、キャリアガス22と
は、一定の割合で混合されて、真空容器12内に導入さ
れる。両者の流量、及び混合比は、ガス流量制御装置2
4によって制御される。ガス流量制御装置24は、マス
フローコントローラ及び電磁弁等から構成される。これ
らの混合ガスは、必要に応じて配管28の周囲に設けら
れた図示しないヒータによって適当な温度に加熱された
後、導入口15より、真空容器12内に導入される。混
合ガスの加熱温度は、電子源基板10の温度と同等にす
ることが好ましい。
【0033】なお、配管28の分岐管の途中に、水分除
去フィルタ23を設けて、導入ガス中の水分を除去する
ことがより好ましい。水分除去フィルタ23は、シリカ
ゲル、モレキュラーシーブ、水酸化マグネシウム等の吸
湿材を用いて構成することができる。
【0034】真空容器12に導入された混合ガスは、排
気口16を通じて、真空ポンプ26により一定の排気速
度で排気され、真空容器12内の混合ガスの圧力は一定
に保持される。本実施形態で用いられる真空ポンプ26
は、ドライポンプ、ダイヤフラムポンプ、スクロールポ
ンプ等、低真空用ポンプであり、オイルフリーポンプが
好ましく用いられる。
【0035】活性化に用いる有機物質の種類にもよる
が、本実施形態において、上記混合気体の圧力は、混合
気体を構成する気体分子の平均自由行程λが真空容器1
2の内側のサイズに比べて十分小さくなる程度の圧力以
上であることが、活性化工程の時間の短縮や均一性の向
上の点で好ましい。これは、いわゆる粘性流領域であ
り、数百Pa(数Torr)から大気圧までの範囲の圧
力である。
【0036】また、真空容器12の気体導入口15と電
子源基板10との間に拡散板19を設けると、混合気体
の流れが制御され、基板全面に均一に有機物質が供給さ
れるため、電子放出素子の均一性が向上し好ましい。
【0037】電子源基板10の取り出し配線30は、真
空容器12の外部にあり、TAB配線やプローブなどを
用いて配線31と接続し、駆動ドライバ32に接続す
る。
【0038】本実施形態、さらには後述する実施形態に
おいても同様であるが、真空容器12は、電子源基板1
0上の導電体6のみを覆えばよいため、装置の小型化が
可能である。また、電子源基板10の配線部が真空容器
12外に有るため、電子源基板10と電気的処理を行う
ための電源装置(駆動ドライバ)との電気的接続を容易
に行うことができる。
【0039】以上のようにして真空容器12内に有機物
質を含む混合ガスを流した状態で、駆動ドライバ32を
用い、配線31を通じて基板10上の各電子放出素子と
なる導電体6にパルス電圧を印加することにより、電子
放出素子の活性化を行うことができる。
【0040】以上述べた製造装置を用いての電子源の製
造方法の具体例に関しては、以下の実施例にて詳述す
る。上記電子源と画像形成部材とを組み合わせることに
より、図4に示すような画像形成装置を形成することが
できる。図4は画像形成装置の概略図である。図4にお
いて、6は電子放出素子、61は電子源基板10を固定
したリアプレート、62は支持体、66はガラス基板6
3とメタルバック64及び蛍光体65からなるフェース
プレート、67は高圧端子、68は画像形成装置であ
る。
【0041】画像形成装置68において、各電子放出素
子6には、X方向の容器外端子Dx1乃至Dxm、及びY方
向の容器外端子Dy1乃至Dynを通じて、走査信号及び変
調信号を図示しない信号発生手段によりそれぞれ印加す
ることにより、電子を放出させ、高圧端子67を通じ
て、メタルバック64、あるいは、図示しない透明電極
に5kVの高圧を印加し、電子ビームを加速し、蛍光体
65に衝突させて励起し、発光させることで画像を表示
する。
【0042】なお、電子源基板10自体がリヤプレート
を兼ねて、1枚基板で構成される場合もある。また、走
査信号配線は、例えば、容器外端子Dx1に近い電子放出
素子と遠い電子放出素子との間で印加電圧降下の影響の
無い素子数であれば、図4で示すような、片側走査配線
で構わないが、素子数が多く、電圧降下の影響がある場
合には、配線幅を広くするか、配線厚を厚くするか、あ
るいは、両側から電圧を印加する手法等を採ることがで
きる。
【0043】本発明は、以上述べた実施の形態で、特に
真空容器12の部分に関するものである。特に本発明
は、電子源基板10と真空容器12とのシール部に異物
が残留し、前に説明したような画像形成装置68を製作
する際、フェースプレート66を接合する後工程におい
て、接合不良を発生させるという課題を解決するもので
ある。特に、本発明はそのために、前記電子源基板10
と、前記真空容器12との間にシール部材18があるこ
とを特徴とするものである。また、前記シール部材18
は、金属、合金、又はガラスのいずれで構成されていて
もよい。前記容器12には温度調節手段があることが好
ましい。
【0044】
【実施例】以下、具体的な実施例を挙げて本発明を詳し
く説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の目的が達成される範囲内での各要素
の置換や設計変更がなされたものをも包含する。
【0045】[実施例1]本実施例は、本発明に係る製
造装置を用いて図5及び図6に示される表面伝導型電子
放出素子を複数備える図7に示される電子源を製造する
ものである。尚、図5〜図7において10は基板、2,
3は素子電極、4は導電性膜、29は炭素膜、5は炭素
膜29の間隙、Gは導電性膜4の間隙である。
【0046】ガラス基板(サイズ350×300mm、
厚さ5mm)上にオフセット印刷法によりPtペースト
を印刷し、加熱焼成して、図8に示される厚み50nm
の素子電極2,3を形成した。また、スクリーン印刷法
により、Agペーストを印刷し、加熱焼成することによ
り、図8に示されるX方向配線7(240本)及びY方
向配線8(720本)を形成し、X方向配線7とY方向
配線8の交差部には、スクリーン印刷法により、絶縁性
ペーストを印刷し、加熱焼成して絶縁層9を形成した。
【0047】次に、素子電極2,3間にバブルジェット
(登録商標)方式の噴射装置を用いて、パラジウム錯体
溶液を滴下し、350℃で30分間加熱して酸化パラジ
ウムの微粒子からなる図8に示される導電性膜4を形成
した。導電性膜4の膜厚は、20nmであった。以上の
ようにして、一対の素子電極2,3及び導電性膜4から
なる導電体6の複数がX方向配線7及びY方向配線8に
てマトリクス配線された電子源基板10を作成した。
【0048】基板の反り、うねりに付いて観察したとこ
ろ、基板そのものが持っていた反り、うねり及び上記ま
での加熱工程によって生じたと思われる基板の反り、う
ねりによって、基板中央部に対して、0.5mmほど周
辺が反った状態であった。
【0049】作成した電子源基板10を、図1及び図2
に示した製造装置の支持体11上に固定した。支持体1
1と電子源基板10との間には、熱伝導部材41とし
て、厚さ1.5mmの熱伝導性ゴムシートが挟持され
る。
【0050】図10は図2及び図9に示した真空容器1
2周辺を模式的に示した断面図であり、501は温度調
節ブロック、502は温度調節ブロック501の温度を
制御する温度調節装置、503は温度調節ブロック50
1と温度調節装置502とを結ぶケーブルである。図1
1は図10における電子源基板10、シール部材18を
模式的に示した斜視図である。図2、図9、図10、及
び図11において、予め、電子源基板10上の所定の位
置にIn合金(Inはんだ)からなるシール部材18を
加熱ディスペンス法を用いて設置しておき、ステンレス
鋼製真空容器12を、取り出し配線30が該真空容器1
2の外に出るようにして、電子源基板10上に設置し
た。電子源基板10上には、温度調節装置502を用い
て温度調節ブロック501を160〜175℃に加温
し、In合金(Inはんだ)からなるシール部材18を
溶融させた。次に、同様に温度調節装置502を用いて
温度調節ブロック501を60〜70℃に冷却し、シー
ル部材18を固化させた。こうして、電子源基板10、
シール部材18、温度調節ブロック501、及び真空容
器12により形成された内部空間は密閉された。
【0051】排気口16側のバルブ25fを開け、真空
容器12内を真空ポンプ26(ここではスクロールポン
プ)で1.33×10-1Pa(1×10-3Torr)程
度に排気した後、排気装置の配管や、電子源基板10に
付着していると考えられる水分を除去するため、図示し
ない配管用のヒータと電子源基板10用のヒータ20を
用いて、120℃まで昇温させ、2時間保持してから、
室温まで徐冷した。
【0052】基板の温度が室温に戻った後、図2に示す
配線31を介して取り出し配線30に接続された駆動ド
ライバ32を用いて、X方向配線7及びY方向配線8を
通じて、各電子放出素子6の素子電極2,3間に電圧を
印加し、図6に示す導電性膜4をフォーミング処理し、
この導電性膜4に間隙Gを形成した。
【0053】続いて、同装置を用いて活性化処理を行っ
た。図1に示す気体供給用のバルブ25a乃至25d及
び気体の導入口15側のバルブ25eを開け、有機物質
ガス21とキャリアガス22との混合気体を真空容器1
2内に導入した。有機物質ガス21には、1%エチレン
混合窒素ガスを用い、キャリアガス22には、窒素ガス
を用いた。両者の流量は、それぞれ40sccm及び4
00sccmとした。排気口16側の真空計27の圧力
を見ながら、バルブ25fの開閉度を調整し、真空容器
12内の圧力が133×10+2Pa(100Torr)
となるようにした。
【0054】有機物質ガス導入開始から約30分後、駆
動ドライバ32を用いて、X方向配線7及びY方向配線
8を通じて各電子放出素子6の電極2,3間に電圧を印
加して活性化処理を行った。電圧は10Vから17Vま
で約25分で昇圧するように制御し、パルス幅は1ms
ec、周波数は100Hzとし、活性化時間は30分と
した。なお、活性化は、Y方向配線8全部及び、X方向
配線7の非選択ラインを共通としてGnd(接地電位)
に接続し、X方向配線7の10ラインを選択し、1ライ
ンずつ1msecのパルス電圧を順次印加する方法で行
い、上記方法を繰り返すことにより、X方向の全ライン
に付いて活性化を行った。上記方法で行ったため、全ラ
インの活性化には12時間を要した。
【0055】活性化処理終了時の素子電流If(電子放
出素子の素子電極間に流れる電流)を各X方向配線毎に
測定し、素子電流If値を比較したところ、その値は、
約1.35A乃至1.56A、平均で1.45A(1素
子当たり約2mAに相当)であり、その配線毎のバラツ
キは約8%であり、良好な活性化処理を行うことができ
た。
【0056】活性化処理終了後、再び温度調節装置50
2を用いて温度調節ブロック501を160〜175℃
に加温し、In合金(Inはんだ)からなるシール部材
18を溶融させ、電子源基板10及びシール部材18と
温度調節ブロック501及び真空容器12を離脱させ、
図11に示した様な初期の状態に戻した。
【0057】上記活性化処理が終了した電子放出素子に
は、図5及び図6に示すように間隙5を隔てて炭素膜2
9が形成された。
【0058】また、上記活性化処理時に、図示しない差
動排気装置付きのマススペクトラム測定装置を用いて、
排気口16側のガス分析を行ったところ、上記混合ガス
導入と同時に、窒素及びエチレンのマスNo.28とエ
チレンのフラグメントのマスNo.26が瞬間的に増加
して飽和し、両者の値は活性化処理中一定であった。図
4は画像形成装置の概略図である。図4において、6は
電子放出素子、61は電子源基板10を固定したリアプ
レート、62は支持体、66はガラス基板63とメタル
バック64及び蛍光体65からなるフェースプレート、
67は高圧端子、68は画像形成装置である。
【0059】図4において、前述した本装置を用いて作
成した図11に示す様な電子源基板10及びシール部材
18を、リアプレート61上に固定した後、電子源基板
10及びシール部材18の5mm上方に、シール部材1
8と同質のIn合金(Inはんだ)を、加熱ディスペン
ス法によって所定の位置に形成させた支持枠18を、更
に上方にフェースプレート66を配置し、160〜17
5℃に加温し、In合金(Inはんだ)のシール部材1
8を溶融させた。次に、同様に温度調節装置502を用
いて温度調節ブロック501を60〜70℃に冷却し、
シール部材18を固化させた。
【0060】こうして、内部空間は密閉することがで
き、前述の電子源基板10と真空容器12とのシール部
に異物が残留し、接合不良を発生させることなく、図4
に示す様な画像形成装置を形成することができた。
【0061】前述の実施形態と同様の図8に示す電子源
基板10を、画像形成装置の概略図である図4に示すよ
うな、リヤプレート61上に固定した後、電子源基板1
0の5mm上方に、フェースプレート66を、支持枠6
2及び内径10mm、外径14mmの図示しない排気管
及びゲッタ材料を介して配置し、電子源基板10と支持
枠62及びフェースプレート66と支持枠62の間をフ
リットガラスを用いてアルゴン雰囲気中で420℃にて
封着を行い、図4に示すような画像形成装置の形態を作
成した。上記のフォーミング処理工程、及び活性化処理
工程を行う場合、電子源基板10と真空容器12との間
に上記シール部材18と異種な部材を用いた場合に比べ
て、製造工程に要する時間が短縮でき、電子源の各電子
放出素子の特性の均一性が向上する。
【0062】また、基板サイズが大きくなった場合の基
板の反りは、歩留まりの低下や、特性のバラツキを招き
易いが、実施例1による熱伝導部材41の設置により、
歩留まりの向上と特性のバラツキ低減を実現することが
できた。
【0063】[実施例2]実施例2は、実施例1と同様
の図8に示す電子源基板10を処理対象とし、図1及び
図2に示す製造装置を用い、真空容器12、温度調節ブ
ロック501と電子源基板10との間のシール部材18
を、低融点ガラス(封着温度320℃)を用いて封着し
た以外は、実施例1と同様の方法で電子源を製造した例
である。更に、本実施例では、実施例1と同様に図4に
示す画像形成装置68を作成した。本実施例において
も、実施例1と同様な結果が得られた。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、製造工程中の不良を低
減させ、小型化と操作性の簡易化が可能な電子源の製造
装置を提供することができる。また、本発明によれば、
製造スピードが向上し量産性に適した電子源の製造方法
を提供することができる。更に、本発明によれば、電子
放出特性の優れた電子源を製造し得る電子源の製造装置
及び製造方法を提供することができる。
【0065】更に、本発明によれば、画像品位の優れた
画像形成装置を提供することができる。更に、本発明に
よれば、電子源基板と真空容器とのシール部に異物が残
留したり、接合不良を発生させることなく、画像形成装
置の製造工程中の不良を低減させた電子源の製造装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る電子源の製造
装置の構成を示す断面図及び配管等の接続図である。
【図2】 図1及び図3における電子源基板の周辺部分
を示す一部破断斜視図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態に係る電子源の製造
装置の構成を示す断面図及び配管等の接続図である。
【図4】 本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成
を、一部を破断して示す斜視図である。
【図5】 本発明の実施例に係る電子放出素子の構成を
示す平面図である。
【図6】 本発明の実施例に係る電子放出素子の構成を
示す図5のB−B断面図である。
【図7】 本発明の実施例に係る電子源を示す平面図で
ある。
【図8】 本発明の実施例に係る電子源の製造方法を説
明するための平面図である。
【図9】 本発明の実施例に係る電子源の製造装置の構
成を示す断面図及び配管等の接続図である。
【図10】 本発明の実施例に係る電子源の製造装置の
構成を、一部を破断して模式的に示した断面図である。
【図11】 本発明の実施例に係る電子源の製造装置の
構成を、一部を破断して模式的に示した斜視図である。
【符号の説明】 1:基板、2,3:素子電極、4:導電性膜、5:電子
放出部(間隙)、6:電子放出素子(導電体)、7:X
方向配線、8:Y方向配線、9:絶縁層、10:電子源
基板、11:支持体、12:真空容器、15:気体の導
入口、16:排気口、18:シール部材、19:拡散
板、20:ヒータ、21:有機物質ガス、22:キャリ
アガス、23:水分除去フィルタ、24:ガス流量制御
装置、25(25a〜25f):バルブ、26:真空ポ
ンプ、27:真空計、28:配管、29:炭素膜、3
0:取り出し配線、31(31a,31b):電子源基
板の取り出し配線30と駆動ドライバ32とを接続する
配線、32(32a,32b):電源、電流測定装置及
び電流−電圧制御系装置からなる駆動ドライバ、33:
拡散板19の開口部、41:熱伝導部材、61:電子源
基板10を固定したリヤプレート、62:支持枠、6
3:ガラス基板、64:メタルバック、65:蛍光体、
66:フェースプレート、67:高圧端子、68:画像
形成装置、501:温度調節ブロック、502:温度調
節装置、503:ケーブル。
フロントページの続き (72)発明者 木村 明弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 5C012 AA05 BC03 BC04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子源が形成される電子源基板を処理対
    象とし、気体の導入口及び気体の排気口を有し前記電子
    源基板の少なくとも一部の領域を覆う容器を備える電子
    源の製造装置において、前記電子源基板と、前記容器と
    の間にシール部材があることを特徴とする電子源の製造
    装置。
  2. 【請求項2】 前記シール部材は、金属、合金、及びガ
    ラスのいずれかで構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の電子源の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記容器には前記シール部材の温度を調
    節するための温度調節手段があることを特徴とする請求
    項1または2に記載の電子源の製造装置。
  4. 【請求項4】 電子源が形成される電子源基板を処理対
    象とし、気体の導入口及び気体の排気口を有する容器を
    用いる電子源の製造方法において、前記電子源基板の少
    なくとも一部の領域を前記容器で覆って、前記電子源基
    板と前記容器との間に配置したシール部材でシールして
    該容器内を密閉する工程と、密閉された該容器内で前記
    電子源基板に電子源を形成する処理を施す工程とを有す
    ることを特徴とする電子源の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記シール部材は、金属、合金、及びガ
    ラスのいずれかで構成されていることを特徴とする請求
    項4に記載の電子源の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記シール部材でシールして前記容器内
    を密閉する工程では、前記シール部材を温度調節手段で
    温度調節することが可能であることを特徴とする電子源
    の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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