JP2003087501A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及び画像形成装置

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JP2003087501A
JP2003087501A JP2001276505A JP2001276505A JP2003087501A JP 2003087501 A JP2003087501 A JP 2003087501A JP 2001276505 A JP2001276505 A JP 2001276505A JP 2001276505 A JP2001276505 A JP 2001276505A JP 2003087501 A JP2003087501 A JP 2003087501A
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JP
Japan
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light source
motor
reflecting mirror
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image
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JP2001276505A
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English (en)
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Hideo Yamane
秀夫 山根
Yuuho Ho
有宝 彭
Hiroyuki Watanabe
裕之 渡辺
Tomoshi Sakata
智志 坂田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却ファンや放熱板を設けることなく、モー
タやドライバの発熱を抑えることが可能であって、原価
低減に寄与する画像読取装置。 【解決手段】 走査光学系を構成する光源及び反射鏡を
ドライバ及びモータにより駆動させる画像読取装置にお
いて、前記光源及び前記反射鏡の移動動作に要する各々
の電力量を積算する電力量積算手段と、前記電力量積算
手段により積算した積算電力量に対して第1の閾値を設
け、積算電力量が前記第1の閾値を越えたときは、前記
光源及び前記反射鏡の戻り動作時における前記モータの
平均電流値を減少させべく制御する制御手段と、を備え
たこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査光学系を構成
する光源及び反射鏡を連続して駆動したときにドライバ
やモータの発熱を抑えることが可能な画像読取装置及び
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像読取装置において、本等
の原稿を原稿台に置いて各ページを次々と読み取らせる
ようにすると、走査光学系を構成する光源や反射鏡を駆
動するモータを僅かな休止時間で長時間作動させること
になる。
【0003】このようにモータを長時間作動させると、
モータやモータを駆動するドライバが発熱して加熱さ
れ、やがて破損温度に達してしまう。これを避けるた
め、従来はモータやドライバを冷却する冷却ファンや、
放熱性を高める放熱板を設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の如き冷
却ファンや放熱板を設けると原価高になって、画像読取
装置をより廉価に提供することが困難になる。
【0005】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、冷却ファンや放熱板を設けることなく、モータ
やドライバの発熱を抑えることが可能であって、原価低
減に寄与する画像読取装置及び画像形成装置を提案する
ことを発明の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は下記の手段に
より達成される。
【0007】走査光学系を構成する光源及び反射鏡をド
ライバ及びモータにより駆動させる画像読取装置におい
て、前記光源及び前記反射鏡の移動動作に要する各々の
電力量を積算する電力量積算手段と、前記電力量積算手
段により積算した積算電力量に対して第1の閾値を設
け、積算電力量が前記第1の閾値を越えたときは、前記
光源及び前記反射鏡の戻り動作時における前記モータの
平均電流量を減少させるべく制御する制御手段と、を備
えたことを特徴とする画像読取装置。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の画像読取装置に係わる実
施の形態を図を参照して説明する。
【0009】先ず、図1に基づいて画像読取装置につい
て説明する。図1は画像読取装置等の縦断面図である。
【0010】画像読取装置Aの上部には原稿を自動搬送
する自動原稿送り装置が設けられていて、原稿載置台1
1上に載置された原稿は、原稿搬送ローラ12によって
1枚宛分離搬送され読み取り位置13aにて画像が読み
取られる。原稿読み取りが終了した原稿は原稿搬送ロー
ラ12によって原稿排紙皿14上に排出される。
【0011】一方、プラテンガラス13上に置かれた原
稿は、走査光学系を構成する照明ランプ及び第1ミラー
からなる第1ミラーユニット15とV字状に配置された
第2ミラーと第3ミラーからなる第2ミラーユニット1
6との右方への移動によって画像が読み取られる。な
お、第1ミラーユニット15の移動速度に対して第2ミ
ラーユニット16の移動速度は1/2になる。そして、
第1ミラーユニット15と第2ミラーユニット16との
右方への移動によって画像が読み取られた後は、第1ミ
ラーユニット15と第2ミラーユニット16とは左方に
移動して、原位置に戻る。
【0012】読み取られた画像は、投影レンズ17を通
してラインセンサである撮像素子CCDの受光面に結像
される。撮像素子CCD上に結像されたライン状の光学
像は順次電気信号に光電変換された後、図示していない
画像処理部にて画像処理される。
【0013】ここで、第1ミラーユニット15の移動速
度と、第1ミラーユニット15等を駆動するモータに流
れる電流との関係を図2及び図3に示す。図2は画像を
読み取る往きの動作の図であり、図3は戻りの動作の図
である。
【0014】第1ミラーユニット15の往きの動作にお
いては、モータに3.5Aの電流を流して加速し、その
後、電流を1.5Aに減らして400mm/secの速
度の安定した状態で原稿の画像の読み取り動作を行う。
読み取り動作を行った後は、減速して停止させる。
【0015】読み取りが終了した後は、モータに3.5
Aの電流を流して加速して、戻り速度が往きの速度より
早い620mm/secになるようにし、その後1.5
Aに落として、短時間で戻り動作が終了するようにす
る。
【0016】なお、図2における往きの動作の時間は約
1.5secであり、図3における戻りの動作の速度は
約1secである。
【0017】なお、図2は等倍の画像読み取り動作時の
図であり、縮小時には読み取り速度が速くなり、拡大時
には読み取り速度が遅くなる。
【0018】以上の如き構成にて原稿の画像の読み取り
動作を行うが、従来の技術で述べたように本等の原稿を
原稿台に置いて各ページを次々と読み取らせて、光源や
反射鏡を駆動するモータを長時間作動させると、モータ
やモータを駆動するドライバが発熱して加熱され、やが
て破損温度に達してしまう。
【0019】依って、このような問題を解決するために
モータを制御する実施の形態を以下に述べる。
【0020】図4は画像読取装置のブロック図である。
モータ21は上述の第1ミラーユニット15及び第2ミ
ラーユニット16を駆動するモータであり、ステッピン
グモータである。モータドライバ22は電源23から電
源が供給され、モータ21に駆動信号を送る。制御回路
24はモータドライバ22にクロック信号(CLK)、
正転・逆転信号(F/R)及び電流量の信号を送る。ま
た、制御回路24は電力量積算回路25に電流量の信号
と時間信号を送り、電力量積算回路25は電流量の信号
と時間信号に基づいて電力量の積算値を演算する。
【0021】このようにして電力量積算回路25が積算
した電力量のグラフの一例を図5に示す。
【0022】図5において、横軸は時間で縦軸は積算し
た電力量である。本図においては、上述の第1ミラーユ
ニット15及び第2ミラーユニット16を駆動して等倍
の読み取りを行った後に、各ユニットを原位置に戻す動
作を行い、次に縮小の読み取りを行った後に、各ユニッ
トを原位置に戻す動作を行い、次に拡大の読み取りを行
った後に、各ユニットを原位置に戻す動作を行ってい
る。これによって、電力量は積算されて増加し、モータ
21やモータドライバ22の発熱量も次第に増加する。
その後、読み取り動作を行わなければ、積算された電力
量は次第に減少し、モータ21やモータドライバ22の
発熱量も減少する。
【0023】なお、縮小読み取りは短時間であるので、
等倍読み取りより電力量の増加は少なく、拡大読み取り
は長時間であるので、等倍読み取りより電力量の増加は
大きい。
【0024】例えば、等倍読み取りの電力量は6.7W
・sec、50%縮小読み取りの電力量は4.4W・s
ec、400%拡大読み取りの電力量は16.8W・s
ecである。
【0025】このようにして、連続した読み取りに伴っ
て電力量の積算値が増加するが、本発明においては図6
に示す如く、電力量の所定の積算値に対して発熱危険温
度に相当する閾値1及び発熱異常温度に相当する閾値2
を設けてある。閾値1及び閾値2は画像読み取り装置に
おける各種の条件によって変化するので、予め実験を行
って、その画像読取装置に最適な閾値を適宜設定してお
けばよい。
【0026】一例として等倍の読み取り動作を繰り返し
たとき、閾値1まで約3300W・sec(約170
回)、閾値2まで約4400W・sec(約255回)
となる。
【0027】そして、図6の如く電力量の積算値が閾値
1を越えたときは、次に読み取った後の戻り動作におい
て流す電流量を小さくして戻り時間を遅くする。この一
例を図7の戻り動作の図に示す。戻り開始時には2.0
Aの電流を流して加速した後、1.5Aまで電流を小さ
くする。このとき、モータ21は通常のトルクが得られ
ないので、図3の如き速度に達することはできない。そ
のために通常の速度より遅い300m/secにして戻
り動作を行う。即ち、戻り時間は約2secとなって、
図3の場合の約2倍の動作時間になる。この結果、消費
電力量が減少して、モータ21やモータドライバ22の
発熱を抑制することができる。
【0028】しかし、このようにしても電力量の積算値
は微増してゆくので、閾値1よりも大きい閾値2を設
け、閾値2を越えたときは強制的に読み取り動作を行わ
ないようにする。すると、電力量の積算値は次第に減少
するので、閾値1より小さくなったときに再び読み取り
動作が行えるようにする。
【0029】なお、以上の閾値1及び閾値2を越えたと
きの制御は制御回路24が行う。
【0030】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の画像読取装置及び
請求項4に記載の画像形成装置によれば、多数の原稿を
連続して読み取らせたとき、冷却ファンや放熱板を設け
なくても、モータやドライバの発熱を抑えることが可能
であって、原価低減に寄与することになるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像読取装置等の縦断面図である。
【図2】画像を読み取る往きの動作の図である。
【図3】戻りの動作の図である。
【図4】画像読取装置のブロック図である。
【図5】積算した電力量のグラフである。
【図6】積算した電力量のグラフである。
【図7】閾値1を越えたときの戻りの動作の図である。
【符号の説明】
15 第1ミラーユニット 16 第2ミラーユニット 21 モータ 22 モータドライバ 24 制御回路 25 電力量積算回路
フロントページの続き (72)発明者 坂田 智志 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 5B047 AA01 BA02 BB02 BC05 BC09 BC11 BC14 CA08 CB30 5C051 AA01 BA03 DA03 DB01 DB22 DB24 DB28 DB34 DE09 5C072 AA01 BA12 CA02 DA02 DA04 EA05 MB03 XA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査光学系を構成する光源及び反射鏡を
    ドライバ及びモータにより駆動させる画像読取装置にお
    いて、前記光源及び前記反射鏡の移動動作に要する各々
    の電力量を積算する電力量積算手段と、前記電力量積算
    手段により積算した積算電力量に対して第1の閾値を設
    け、積算電力量が前記第1の閾値を越えたときは、前記
    光源及び前記反射鏡の戻り動作時における前記モータの
    平均電流量を減少させるべく制御する制御手段と、を備
    えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記積算電力量が前記第1の閾値より大
    きい第2の閾値を越えたときは、前記制御手段は前記光
    源及び前記反射鏡の移動動作を禁止することを特徴とす
    る請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記積算電力量が前記第1の閾値より小
    さくなったときは、前記制御手段は前記光源及び前記反
    射鏡の移動動作の禁止を解除することを特徴とする請求
    項2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項に記載の画像
    読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2001276505A 2001-09-12 2001-09-12 画像読取装置及び画像形成装置 Pending JP2003087501A (ja)

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