JP2009157183A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザスキャナユニットの下部に近接して電源ユニットを配置しても熱分布を均一化でき、装置を小型化し、かつ、色ズレを抑制できる画像形成装置の提供。
【解決手段】レーザスキャナユニット1の下部に電源ユニット14を配置し、冷却ファン19の駆動により生じる電源ユニット14内の空気の流れがレーザスキャナユニット1のレーザビームの走査方向と略平行であるよう構成され、電源ユニット14内の発熱量の大きい部材が空気の流れの上流側に配置され、発熱量の小さい部材が空気の流れの下流側に配置される構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、冷却手段により主に電源ユニット内の熱分布を均一化し、小型でレーザビームの走査による色ズレを軽減した画像形成装置に関するものである。
従来の画像形成装置では、プリントされた画像の色ズレは、次のような原因によって発生する。例えば、レーザビームを走査するレーザスキャナユニット内の温度分布が不均一になるとレーザスキャナユニット内に設けられているレンズ群や折り返しミラー群の取り付け部材の膨潤により取り付け角度のズレが発生し色ズレが発生する。また、レンズ群の屈折率などが変化し焦点位置や焦点のズレが生じ、プリントされた画像の色ズレの原因となっていた。このような状況を回避すべく画像形成装置内の発熱の高い電源ユニットはレーザスキャナユニットへの熱の影響を受けない箇所に設けられている(例えば、特許文献1参照)。ここでは、電源ユニットの配置箇所について説明を行なう。
図10は、従来例における画像形成装置のユニットの配置を示す斜視図である。
初めに静電潜像形成からシート材への転写までの説明を行なう。1は、レーザビームを感光ドラム上(感光体上)へ走査するためのレーザスキャナユニットであり、所望の信号に基づき感光ドラムY 2、感光ドラムM 3、感光ドラムC 4、感光ドラムK 5へ静電潜像を形成する。なお、ここで、Y,M,C,Kはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色を示す。感光ドラムY 2から感光ドラムK 5(以下、単に感光ドラム2〜5とも記す)上に形成された静電潜像は、それぞれのトナーを感光ドラム2〜5に現像され、中間転写を行なう中間転写ベルト6上に転写される。中間転写ベルト6上に転写されたトナーは、転写ローラ7によって、シート材8に転写される。
続いてシート材8の搬送について説明する。9は、シート材8を格納しておくカセットであり、プリント命令を受信すると、シート材8を搬送路10へ給紙する給紙ローラ15によりシート材8が給紙される。やがてシート材8は、シート材8先端を検出するレジセンサ11まで搬送される。前述した中間転写ベルト6に形成された像の先端と、シート材8の所望の位置が一致するようにシート材8は搬送され、転写ローラ7でトナーがシート材8に転写される。続いて、熱定着を行なう定着器12にシート材8は搬送され、転写されたトナーをシート材8へ熱定着し、熱定着されたシート材8は、シート材8を格納する排紙トレイ13に積載される。14は、電源ユニットであり画像形成装置へ電力の供給を行なう。
図11(a)はレーザスキャナユニット1の側面図、図11(b)はレーザスキャナユニット1の上面図である。16は、不図示のレーザ光源から照射されたレーザビームを走査する走査手段としてのポリゴンミラーを回転駆動させる駆動手段としてのスキャナモータである。なお、走査手段としてはポリゴンミラーに限らず、例えば、振動ミラーを用いた走査方式を用いることもできる。振動ミラーを用いる場合の駆動手段としてはモータ駆動の他、磁気力による駆動等の駆動方式を採用することができる。スキャナモータ69の回転によりレーザビームは走査される。そして、感光ドラム2〜5上で像を結ばせる各色のレンズ群55、56、57、58、59、60、61、62(以下、レンズ群55〜62とする)と折り返しミラー群49、50、51、52、53、54(以下、折り返しミラー群49〜54とする)を経由する。このようにして、レーザビームにより感光ドラム2〜5上に像を形成する。
前述したようにレーザスキャナユニット1内に温度差が生じた場合、色ズレが発生する。具体的には、走査開始の箇所と終端の箇所で温度差が発生した場合は、レンズ群55〜62や折り返しミラー群49〜54の取り付け部材が熱膨張し、走査開始の箇所と終端の箇所で焦点位置のズレが生じる。また、レンズ群55〜62に関しては、焦点のズレも発生する。このようにして結果的に、色ズレが発生する。そこで、レーザスキャナユニット1に対して熱的に影響が少ないような位置に電源ユニットを配置する必要性が出てくる。従来例では、電源ユニット14は図10の手前側に配置する。
特開平06−250459号公報
しかしながら、上記従来例では以下に示す問題点があった。
発熱部材を有する電源ユニット14をレーザスキャナユニット1から熱の影響を受けない位置に配置した場合、本体の側面や、天面など本体のサイズを大きくせざるを得ない場所へ配置することになる。従来例では、レーザスキャナユニット1の下部に配置できる空間が存在するが、発熱部材がレーザスキャナユニット1の下部に配置されると前述したように色ズレが発生してしまう。
本願発明の課題は、レーザスキャナユニット下部に近接して電源ユニットを配置し、色ズレの発生を抑制し、画像形成装置の小型化を実現することである。
すなわち、本発明の課題とするところは、レーザスキャナユニットの下部に近接して電源ユニットを配置しても熱分布を均一化でき、装置を小型化し、かつ、色ズレを抑制できる画像形成装置を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、以下の構成を備える。
(1)レーザ光源から照射されたレーザビームを走査する走査手段を駆動する駆動手段と、前記走査手段により走査されたレーザビームを感光体上で像を結ばせるためのレンズ群及び折り返しミラー群と、を有するレーザスキャナユニットと、画像形成装置への電力を供給する電源ユニットと、前記電源ユニットを冷却する冷却手段と、を備える画像形成装置であって、前記レーザスキャナユニットの下部に前記電源ユニットを配置し、前記冷却手段の駆動により生じる前記電源ユニット内の空気の流れが前記レーザスキャナユニットのレーザビームの走査方向と略平行であるよう構成され、前記電源ユニット内の発熱量の大きい部材が前記空気の流れの上流側に配置され、発熱量の小さい部材が前記空気の流れの下流側に配置されることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、レーザスキャナユニットの下部に近接して電源ユニットを配置しても熱分布を均一化でき、装置を小型化し、かつ、色ズレを抑制できる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1は、実施例1における画像形成装置のユニットの配置を示す斜視図である。なお、従来例で説明した図10と同じものには同じ符号を使用するものとし、詳細な説明は省略する。
本実施例では、電源ユニット14をレーザスキャナユニット1の下部に配置し、従来未使用だった空間を有効に利用し画像形成装置本体のサイズをコンパクトにすることが目的である。しかし、レーザスキャナユニット1の下部に近接して発熱部材が多い電源ユニット14を配置した場合、背景技術で述べたように電源ユニット14の熱がレーザスキャナユニット1へ影響し、色ズレが発生してしまう。以下に、色ズレを抑制する構成の説明を行なう。19は、主に電源ユニット14を冷却するための冷却ファン(冷却手段)で、電源ユニット14内の空気を排気させ電源ユニット14の冷却を行なっている。詳しくは、冷却ファン19の駆動により生じる電源ユニット14内の空気の流れがレーザスキャナユニット1のレーザビームの走査方向と略平行であるように構成されている。
図2は、実施例1における画像形成装置のブロック図である。
63は、商業用AC電源から電力を取るACコンセントである。電源ユニット14内には、電力系に電力を供給するためのパワーコンバータ64と、小信号系に電力を供給するロジックコンバータ65が設けられる。パワーコンバータ64の出力66は、まず、感光ドラムY 2、感光ドラムM 3、感光ドラムC 4、感光ドラムK 5を駆動するためのドラムモータ67、中間転写ベルト6を駆動するためのベルトモータ68へ電力を供給する。またパワーコンバータ64の出力66は、定着器12を駆動するための定着モータ73と、レーザビームを走査するためのスキャナモータ69、及び、給紙ローラ15を駆動するための給紙モータ70の駆動を行なう給紙モータドライバ71にも電力を供給する。さらに、冷却ファン19の駆動を行なうファン駆動回路72へも電力を供給する。
81は、画像形成装置の制御を行なう部品が実装されているDCコントロールユニットであり、画像形成装置の制御を行なうCPU74、給紙モータドライバ71、ファン駆動回路72等、画像形成に必要な部品が設けられている。CPU74(回転数可変手段)はPWM信号発生回路を内蔵している。CPU74からは、ドラムモータ67、ベルトモータ68、スキャナモータ69、給紙モータ70、定着モータ73、冷却ファン19の回転数を制御する回転数制御信号(パルス)75、76、77、78、79、80がそれぞれのモータに対して出力されている。82は、給紙モータドライバ71の出力であり、給紙モータ70の回転数信号に基づいて給紙モータ70へ電力を供給する。また、83は、ファン駆動回路72の出力であり、DC電圧が冷却ファン19へ出力される。
続いて、ファン駆動回路72の説明を行なう。図3は、ファン駆動回路72の回路図である。80は冷却ファン19の回転数制御信号であり、ファン駆動回路72には設定された周波数のオンデューティ(ON Duty)可変なパルス状の波形が入力される。このON Duty可変のパルスとは、オン時間の期間が可変のパルス信号を意味する。つまり、オン時間の期間が短いパルス信号であれば回転数が小さくなり、逆にオン時間の期間が長いパルス信号であれば回転数が大きくなる。このオン時間の期間としてCPU74のROM(不図示)内に予め複数個の値(時間の期間を示す値)を設定しておけばよい。84は、パワーコンバータ64の出力66をスイッチングするパワートランジスタであり、電流を一時的に磁気エネルギーへ変換するチョークコイル85へのスイッチングを行なっている。86はパワートランジスタ84がオフ(OFF)の時にチョークコイル85の逆起電力を回生するための回生ダイオードである。87は、チョークコイルの出力を平滑するための平滑コンデンサ87である。また、88はパワートランジスタ84を駆動するために電圧レベル変換をしているロジックトランジスタである。また、ロジックトランジスタ88を駆動するに際し、ベース電流を設定するためのロジックトランジスタ用ベース抵抗89、ロジックトランジスタ88のターンオフ(OFF)を高速化するためのロジックトランジスタ用B−E間抵抗90で構成される。またパワートランジスタ84を駆動するに際し、ベース電流を設定するためのパワートランジスタ用ベース抵抗91、パワートランジスタ84のターンOFFを高速化するためのパワートランジスタ用B−E間抵抗92で構成される。冷却ファンモータの回転数制御信号80に、所定のON Dutyのパルス波形が入力されると、ON Dutyとパワーコンバータ64の出力66で積算された電圧がファン駆動回路72の出力83に生成される。
図4(a)は、電源ユニット14内の発熱部材の配置を説明する図であり、図4(b)〜図4(e)はある時刻での電源ユニット14内の温度分布を示す図である。図4(a)に電源ユニット14内の部品レイアウトを示す。冷却ファン19が駆動されると、電源ユニット14内に電源ユニット14内から電源ユニット14外へと流れる空気の流れが発生する(図4(a)の上流から下流への空気の流れ)。この空気の流れを冷却風とする。冷却風の流れの上流には、発熱の高い(すなわち発熱量の大きい(以下同様))トランジスタアレイ40、発熱の高い電源トランス41、発熱の高いダイオードアレイ42を配置する。一方、冷却風の流れの下流には、発熱の低い(すなわち発熱量の小さい(以下同様))部品を配置する。具体的には、電界コンデンサ43、発熱の低い電源制御用IC 44、発熱の低いFET1 45−1、発熱の低いFET2 45−2、発熱の低いチョークコイル1 46−1、発熱の低いチョークコイル2 46−2、を配置する。つまり、発熱の高い部品を冷却風の流れの上流に配置し、発熱の低い部品を冷却風の流れの下流に配置する。
このような状態では、冷却ファン19を切った(オフ(OFF)した)状態の電源ユニット14内の雰囲気温度は、図4(b)のように、発熱の大きな部品の周囲が高い状態になる(時刻t=t0)。この状態から冷却ファン19を駆動させると、図4(c)に示すように、上流にあった温度の高い空気が下流に流され、上流と下流の雰囲気温度差が小さくなっていく(時刻t=t1)。さらに、冷却ファン19を駆動し続けた場合、図4(d)に示すように、上流にあった温度の高い空気は下流側へ移動し、また、上流側は冷えた空気が送り込まれるため、上流側の雰囲気温度が、下流側よりも低い状態となる(時刻t=t2)。この状態で冷却ファン19の風量を下げると、図4(e)に示すように、再び上流側の雰囲気温度が上昇し、上流側と下流側の温度差が小さくなっていく(時刻t=t3)。ここで、電源ユニット14内の上流に上流温度検出センサ26(上流側の温度を検出するための温度検出手段)と下流に下流温度検出センサ27(下流側の温度を検出するための温度検出手段)とを設ける。
図5は、冷却ファン19の駆動により生じた冷却風の流れの上流と下流で温度差が少なくなるように、すなわち、電源ユニット内の熱を均一化する制御を行なうフローチャートである。CPU74はマルチタスク制御を行なっており、図5はその中の冷却ファン制御タスクを示すものである。上流温度検出センサ26の出力をTa1、下流温度検出センサ27の出力をTa2、上流と下流の温度差がほぼ均一と見なせる温度幅をΔT(所定値)とする。ここで、レーザスキャナユニット1の下部に電源ユニット14を配置する本実施例における構成で実験を行なったところ、温度幅ΔTが3℃以下で色ズレ等の現象が発生しなかったことが検証された。また、冷却ファン19の回転数をn1>n2とする。前述したようにn1>n2なので、冷却ファンモータの回転数制御信号80のパルス波形のON Dutyは、n1の方がn2よりも大きくなる。すなわち冷却ファン19に印加される直流電圧であるファン駆動回路72の出力83は、「回転数n1時の電圧>回転数n2時の電圧」となる。
図5のフローチャートに従い説明する。ステップ101(以下、S101と記す)でプリント信号を受信すると、各駆動ユニットの動作が開始され、回転数n1で冷却ファン19が駆動し(S102)、電源ユニット14の冷却を開始する。そして、上流温度検出センサ26の出力Ta1と下流温度検出センサ27の出力Ta2の差分の絶対値が温度幅ΔT以内か否かの判断を行なう。ここで、Ta1とTa2の差分の絶対値が温度幅ΔT以内であれば(S103 Yes)、冷却ファン19の回転数はn1に維持される。また、S103で、Ta1とTa2の差分の絶対値が温度幅ΔTより大きい場合は、S104の処理に進む。S104でTa1>Ta2、すなわち電源ユニット14内の上流側の雰囲気温度が下流側の雰囲気温度に比べて高いという状態では(S104 Yes)、冷却ファン19の回転数はn1に設定される(S105)。この場合、電源ユニット14内の雰囲気温度の分布は、まだ図4(b)のような状態と考えられる。なお、S107については後述するが、S107で、冷却ファン19をオフ(OFF)しない場合は、S103の処理に戻る。
冷却ファン19の回転数がn1に維持されることで、電源ユニット14内の温度分布は、一時的に図4(c)に示すような状態となるが、上流側にあった温度の高い空気が下流側に流されることで、図4(d)のような状態になる。このような状態では、Ta2の方がTa1よりも大きくなり、Ta1とTa2の差分の絶対値が温度幅ΔTよりも大きくなる(S103 No)。そうすると、S104でTa1>Ta2の分岐(S104 No)へ移行し、冷却ファン19の回転数をn2に設定する(S106)。そして、再び図4(e)のような状態となり、Ta1とTa2の差分の絶対値が温度幅ΔT以内であれば(S103 Yes)、冷却ファン19の回転数はn2に維持される。
このように、2つの温度センサの差分に対して基準となる温度幅ΔTを設けることにより安定した温度制御を行なう。冷却ファン19の駆動はプリント動作中及び、電源ユニット14が冷却する必要性のある期間持続される。また、冷却ファン19は、冷却風の流れの上流側と下流側の温度差を少なくする目的と同時に電源ユニット14の冷却も目的となっているため、電源ユニット14を冷却する必要がある期間は、設定された最低回転数以上の回転数で常に駆動をしている。また、プリント動作が停止した後、電源ユニット14内の部品の温度上昇を抑える必要がなくなった場合は、冷却ファン19をオフ(OFF)させる。オフさせるタイミングは、冷却ファン19の駆動回転数をn1に設定するS105や、駆動回転数をn2に設定するS106の後に行なうとよい。すなわち、S107やS108で、冷却ファン19のオフ判断を行ない、冷却ファン19の駆動オフ判断で、オフ(OFF)である判断の場合は(S107 Yes)、冷却ファン19がオフされる(S108)。なお、冷却ファン19の駆動をオフしない場合は、S103の処理に戻る。
前述した制御を行なうことで、電源ユニット14の冷却風の流れの上流と下流で温度差を抑え、電源ユニット14上部のレーザスキャナユニット1の温度分布を均一に抑える。温度分布を均一に抑えられたレーザスキャナユニット1では、感光ドラムに像を結ぶレンズ群55〜62及び、折り返しミラー群49〜54の取り付け角度や、レンズ群55〜62の焦点距離に走査開始前後で相対的に同じズレが発生する。このため、色ズレが抑制された所望の画像を得ることができる。
また、図6は上流温度検出センサ26と下流温度検出センサ27を電源ユニット14内の代わりにレーザスキャナユニット1内に配置した場合を示す上面図である。冷却ファン19により電源ユニット14内にできる冷却風の流れの上流位置の上方向のレーザスキャナユニット1内に上流温度検出センサ26(上流に対応する位置の温度を検出するための温度検出手段)を配置する。一方、下流位置の上方向のレーザスキャナユニット1内に下流温度検出センサ27(上流に対応する位置の温度を検出するための温度検出手段)を配置する。このように構成した場合、直接レーザスキャナユニット1内の温度分布を制御できるため、より正確にレーザスキャナユニット1内の温度分布を均一化できる。
実施例1では、冷却ファン19の回転数を、上流温度検出センサ26と下流温度検出センサ27の温度差が少なくなるように制御し、レーザスキャナユニット1内の温度分布を均一にしていた。本実施例では、電源ユニット14内に、冷却ファン19の駆動により生じた空気の流れの向きを変更するための風路調整ルーバを設け、上流温度検出センサ26と下流温度検出センサ27の温度差が少なくなるように風路調整ルーバの位置を調節する。また、実施例1と異なる箇所の説明のみを行なう。このため、本実施例においては実施例1で説明に使用した符号を用いて以下説明を行なう。
図7は、実施例2における画像形成装置のブロック図である。
実施例1と同じ構成については説明を省略し、本実施例に特徴的な箇所だけ説明を行なう。96は、本実施例における冷却ファン19を駆動するためのファン駆動回路である。また、97は冷却ファン19のオン、オフ切り替え(ON/OFF)を行なう冷却ファンON/OFF信号97である。33は、風路調整ルーバ(風路調整部材)であり、CPU74(制御手段)からの風路調整ルーバ33の開閉を行なう風路調整ルーバ開閉信号98により、風路調整ルーバ33の方向を変更する。
図8(a)は、実施例2における電源ユニット14内の発熱部材と風路調整ルーバの配置を説明する図、図8(b)〜図8(e)はそれぞれの時刻の温度分布を示す図である。冷却ファン19の風路調整ルーバ33は、本実施例では、発熱の高いトランジスタアレイ40の下流側に設ける。風路調整ルーバ33は、可動式でAの位置とBの位置に切り替え可能とする。初期の設定では、Aの位置にある。実施例1と同じく発熱の高い部品を冷却風の流れの上流に配置し、発熱の低い部品を下流へ配置する。冷却ファン19をオフした状態の電源ユニット14内の雰囲気温度は、図8(b)のように、発熱の大きな部品の周囲が高い状態になる(時刻t=t0)。この状態から冷却ファン19を駆動させると、図8(c)に示すように、上流にあった温度の高い空気が下流に流され、上流と下流の雰囲気温度差が小さくなっていく(時刻t=t1)。さらに、冷却ファン19を駆動し続けた場合、図8(d)に示すように、上流にあった温度の高い空気は下流側へ移動し、また、上流側は冷えた空気が送り込まれるため、上流側の雰囲気温度が、下流側よりも低い状態となる(時刻t=t2)。この状態で風路調整ルーバ33の位置をAの位置からBの位置へ変更し、上流の暖かい空気をダクト(図8(a)参照)を通して外気へ排気する。このようにすると、図8(e)に示すように、電源ユニット14内で下流へ暖かい空気が流れなくなり下流側の雰囲気温度の上昇が抑えられ、再び上流側と下流側の温度差が小さくなっていく(時刻t=t3)。
図9は、冷却ファン19の駆動により生じた冷却風の流れの上流と下流で温度差が少なくなるように、すなわち、電源ユニット14内の熱を均一化する制御を行なう処理の説明を行なうフローチャートである。上流温度検出センサ26の出力をTa1、下流温度検出センサ27の出力をTa2、上流と下流の温度差がほぼ均一と見なせる温度幅をΔTとする。ここで、レーザスキャナユニット1の下部に電源ユニット14を配置する本実施例における構成で実験を行なったところ、温度幅ΔTが3℃以下で色ズレ等の現象が発生しなかったことが検証された。
図9のフローチャートの説明をする。まず、ステップ201(以下、S201と記す)でプリント信号が受信されると、冷却ファン19が駆動し(オン(ON)し)(S202)、電源ユニット14の冷却を開始する。Ta1>Ta2のイニシャル状態(図8(b)参照)では、風路調整ルーバ33はAの位置にある(S203 No,S204 Yes、S205)。電源ユニット14内の雰囲気温度はまだ均一化されていないので、後述するS207の処理では冷却ファン19はオフせずにS203の処理に戻る。そして電源ユニット14内の温度分布は、図8(c)のようになり、Ta1とTa2の差分の絶対値が温度幅ΔT以内となって(S203 Yes)、Aの位置に風路調整ルーバ33を維持される。やがて、Ta2の方がTa1よりも大きくなり(図8(d)参照)、Ta1とTa2の差分の絶対値が温度幅ΔTよりも大きくなると(S203 No)、Ta1>Ta2かどうかを判断する分岐(S204)へ移行する。ここで、Ta2の方がTa1よりも大きいので(S204 No)、Bの位置に風路調整ルーバ33を切り換える(S206)。これは、下流側の温度が上流側より高くなったため(図8(d)参照)、上流の暖かい空気を下流側に流さないようにするためである。風路調整ルーバ33がBの位置に切り換わったことで、上流側の暖かい空気は、下流に流れることなく、ダクトを通じて外部へ排出される。そして、Ta1とTa2の差分の絶対値が温度幅ΔT以内であれば(S203 Yes)、風路調整ルーバ33をBの位置に維持する。
このように、2つの温度センサの差分に対して基準となる温度幅ΔTを設けることにより安定した温度制御を行なう。また、プリント動作が停止した後、電源ユニット14内の部品の温度上昇を抑える必要がなくなった場合は、冷却ファン19をオフさせる。冷却ファン19をオフさせるタイミングは、例えば、風路調整ルーバ33の位置Aの設定時(S205)や、風路調整ルーバ33の位置Bの設定時(S206)の後に行なうとよい。S207で冷却ファン19のオフ判断を行ない、冷却ファン19駆動オフ判断でオフである判断の場合は(S207 Yes)、冷却ファン19がオフされる(S208)。
前述した制御を行なうことで、電源ユニット14の冷却風の流れの上流と下流で温度差を抑え、電源ユニット14上部のレーザスキャナユニット1の温度分布を均一に抑える。温度分布を均一に抑えられたレーザスキャナユニット1では、感光ドラムに像を結ぶレンズ群55〜62及び折り返しミラー群49〜54の取り付け角度や、レンズ群55〜62の焦点距離に走査開始前後で相対的に同じズレが発生する。このため、色ズレが抑制された所望の画像を得ることができる。
また、図6は上流温度検出センサ26と下流温度検出センサ27を電源ユニット14内の代わりにレーザスキャナユニット1内に配置した場合を示す上面図である。冷却ファン19により電源ユニット14内にできる冷却風の流れの上流位置の上方向のレーザスキャナユニット1内に上流温度検出センサ26を配置し、下流位置の上方向のレーザスキャナユニット1内に下流温度検出センサ27を配置する。このように構成した場合、直接レーザスキャナユニット1内の温度分布を制御できるため、より正確にレーザスキャナユニット1内の温度分布を均一化できる。
[その他の実施例]
実施例1、実施例2では、冷却ファン19の駆動により生じる空気の流れの上流側に上流温度検出センサ26を配置し、下流側に下流温度検出センサ27を配置する構成とした。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、上流側、下流側それぞれに少なくとも1つの温度検出センサを備えていればよい。すなわち、上流側、下流側にそれぞれ複数の温度検出センサを備える構成としてもよい。この場合は、例えば、複数の上流側温度検出センサの平均値と複数の下流温度検出センサの平均値との差分を温度幅ΔTと比較し判断する構成としてもよい。また、複数の上流温度検出センサ及び複数の下流温度検出センサは、電源ユニット14内に配置する構成でも、レーザスキャナユニット1内に配置する構成でも、いずれでもよい。
以上のような構成によっても、レーザスキャナユニット1の下部に近接して電源ユニット14を配置しても熱分布を均一化でき、装置を小型化し、かつ、色ズレを抑制できる。
実施例1、実施例2における画像形成装置のユニットの配置を示す斜視図 実施例1における画像形成装置のブロック図 実施例1におけるファン駆動回路の回路図 (a)実施例1における電源ユニット内の発熱部材の配置を説明する図、(b)時刻t=t0の温度分布を示す図、(c)時刻t=t1の温度分布を示す図、(d)時刻t=t2の温度分布を示す図、(e)時刻t=t3の温度分布を示す図 実施例1における電源ユニット内の熱を均一化する制御を行なうフローチャート 実施例1、実施例2におけるレーザスキャナユニット内の温度センサの配置を説明する上面図 実施例2における画像形成装置のブロック図 (a)実施例2における電源ユニット内の発熱部材と風路調整ルーバの配置を説明する図、(b)時刻t=t0の温度分布を示す図、(c)時刻t=t1の温度分布を示す図、(d)時刻t=t2の温度分布を示す図、(e)時刻t=t3の温度分布を示す図 実施例2における電源ユニット内の熱を均一化する制御を行なうフローチャート 従来例における画像形成装置のユニットの配置を示す斜視図 (a)レーザスキャナユニットの側面図、(b)レーザスキャナユニットの上面図
符号の説明
1 レーザスキャナユニット
2 感光ドラムY(感光体)
3 感光ドラムM(感光体)
4 感光ドラムC(感光体)
5 感光ドラムK(感光体)
6 中間転写ベルト
7 転写ローラ
8 シート材
9 カセット
10 搬送路
11 レジセンサ
12 定着器
13 排紙トレイ
14 電源ユニット
15 給紙ローラ
19 冷却ファン(冷却手段)
26 上流温度検出センサ(上流側の温度を検出するための温度検出手段)(上流に対応する位置の温度を検出するための温度検出手段)
27 下流温度検出センサ(上流側の温度を検出するための温度検出手段)(上流に対応する位置の温度を検出するための温度検出手段)
33 風路調整ルーバ(風路調整部材)
40 トランジスタアレイ
41 電源トランス
42 ダイオードアレイ
43 電界コンデンサ
44 電源制御用IC
45−1 FET1
45−2 FET2
46−1 チョークコイル1
46−2 チョークコイル2
49〜54 レンズ
55〜62 折り返しミラー
63 ACコンセント
64 パワーコンバータ
65 ロジックコンバータ
67 ドラムモータ
68 ベルトモータ
69 スキャナモータ(駆動手段)
70 給紙モータ
71 給紙モータドライバ
72 ファン駆動回路
73 定着モータ
74 CPU(回転数制御手段)(制御手段)
81 DCコントロールユニット
84 パワートランジスタ
85 チョークコイル
86 回生ダイオード
87 平滑コンデンサ
88 ロジックトランジスタ
89 ロジックトランジスタ用ベース抵抗
90 ロジックトランジスタ用B−E間抵抗
91 パワートランジスタ用ベース抵抗
92 パワートランジスタ用B−E間抵抗
96 ファン駆動回路

Claims (5)

  1. レーザ光源から照射されたレーザビームを走査する走査手段を駆動する駆動手段と、前記走査手段により走査されたレーザビームを感光体上で像を結ばせるためのレンズ群及び折り返しミラー群と、を有するレーザスキャナユニットと、画像形成装置への電力を供給する電源ユニットと、前記電源ユニットを冷却する冷却手段と、を備える画像形成装置であって、
    前記レーザスキャナユニットの下部に前記電源ユニットを配置し、前記冷却手段の駆動により生じる前記電源ユニット内の空気の流れが前記レーザスキャナユニットのレーザビームの走査方向と略平行であるよう構成され、前記電源ユニット内の発熱量の大きい部材が前記空気の流れの上流側に配置され、発熱量の小さい部材が前記空気の流れの下流側に配置されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記電源ユニットは、前記空気の流れの上流側に少なくとも1つの該空気の流れの上流側の温度を検出するための温度検出手段と、前記電源ユニット内の前記空気の流れの下流側に少なくとも1つの該空気の流れの下流側の温度を検出するための温度検出手段と、を有し、
    前記冷却手段の回転数を制御する回転数制御手段を備え、
    前記回転数制御手段は、前記上流側の温度を検出するための温度検出手段の出力と前記下流側の温度を検出するための温度検出手段の出力との差が所定値に比べて小さくなるように前記回転数を制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記レーザスキャナユニットは、前記空気の流れの上流に対応する位置に少なくとも1つの該空気の流れの上流に対応する位置の温度を検出するための温度検出手段と、前記空気の流れの下流に対応する位置に少なくとも1つの該空気の流れの下流に対応する位置の温度を検出するための温度検出手段と、を有し、
    前記冷却手段の回転数を制御する回転数制御手段を備え、
    前記回転数制御手段は、前記上流に対応する位置の温度を検出するための温度検出手段の出力と前記下流に対応する位置の温度を検出するための温度検出手段の出力との差が所定値に比べて小さくなるように前記回転数を制御することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記電源ユニットは、前記空気の流れの上流側に少なくとも1つの該空気の流れの上流側の温度を検出するための温度検出手段と、前記空気の流れの下流側に少なくとも1つの該空気の流れの下流側の温度を検出するための温度検出手段と、前記空気の流れの向きを変更できる風路調整部材と、を有し、
    前記風路調整部材を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記上流側の温度を検出するための温度検出手段の出力と前記下流側の温度を検出するための温度検出手段の出力との差が所定値に比べて小さくなるように前記風路調整部材を制御し前記空気の流れの向きを変更することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記レーザスキャナユニットは、前記空気の流れの上流に対応する位置に少なくとも1つの該空気の流れの上流に対応する位置の温度を検出するための温度検出手段と、前記空気の流れの下流に対応する位置に少なくとも1つの該空気の流れの下流に対応する位置の温度を検出するための温度検出手段と、を有し、
    前記電源ユニットは、前記空気の流れの向きを変更できる風路調整部材を有し、
    前記風路調整部材を制御する制御手段を備え、
    前記制御手段は、前記上流に対応する位置の温度を検出するための温度検出手段の出力と前記下流に対応する位置の温度を検出するための温度検出手段の出力との差が所定値に比べて小さくなるように前記風路調整部材を制御し前記空気の流れの向きを変更することを特徴とする画像形成装置。
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JP2015056135A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 Necプラットフォームズ株式会社 電源ユニット、電子装置、および、方法
JP2015191159A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 ブラザー工業株式会社 送風手段を備えた電気機器及び該電気機器における送風制御方法

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