JP2002203426A - 光源冷却装置 - Google Patents

光源冷却装置

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JP2002203426A
JP2002203426A JP2000402739A JP2000402739A JP2002203426A JP 2002203426 A JP2002203426 A JP 2002203426A JP 2000402739 A JP2000402739 A JP 2000402739A JP 2000402739 A JP2000402739 A JP 2000402739A JP 2002203426 A JP2002203426 A JP 2002203426A
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JP
Japan
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light source
time
cooling fan
turned
xenon lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000402739A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kusumoto
弘 楠本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源点灯時間に応じて冷却ファンを制御する
光源冷却装置を提供する。 【解決手段】 冷却ファン42は、キセノンランプ1に
送風できる場所に設置されている。キセノンランプ1が
点灯すると、時間計測部は点灯時間を計測する。この点
灯時間が、所定の時間(T1)以上となった場合に、冷
却ファン動作制御部は、冷却ファン42に送風させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源点灯時間に応
じて冷却ファンを制御する光源冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲンランプやキセノンランプ等を光
源として利用するスキャナやコピー機等の装置が、高速
で画像処理するためには、光源の光量を上げなければな
らない。これには、光源に多くの電流を流すことが必要
である。従って、光源の温度上昇を避けることができな
い。しかし、一定時間程度、光源が高温となる場合は、
それが低温である場合に比べて、光源が破損しやすくな
る。そこで、光源を冷却する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光源が
高温になるか否は、画像読取装置の利用状況に応じて大
きく異なる。すなわち、画像読取する原稿量が多く、ユ
ーザの利用頻度が高い場合には、光源は高温になりやす
いが、画像読取する原稿量が少なく、ユーザの利用頻度
が低い場合では、光源は高温になりにくい。従って、上
記のような画像読取装置の利用状況の違いにかかわらず
光源を冷却すると、画像読取する原稿量が少ない場合等
ではエネルギーが無駄に消費され、光源を冷却する際の
エネルギー効率が悪くなってしまう。そこで、ユーザの
利用状況に対応して、無駄なく光源の冷却を実施するこ
とが必要となる。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、連続して光源を点灯する時間が一定値以下であ
ったり、単位時間における光源点灯回数が一定値以下で
ある場合に、光源の冷却を行わないようにすることで、
無駄な光源の冷却を防止できる光源冷却装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を解決するた
めに、請求項1記載の光源冷却装置は、光源に対して送
風する冷却ファンと、光源の点灯時間を計測する第一の
計測手段と、その点灯時間が、予め登録された時間以上
となった後、冷却ファンに送風させる第一の制御手段と
を有することを特徴とする。
【0006】請求項2記載の光源冷却装置は、光源に対
して送風を行う冷却ファンと、光源消灯時から、次の光
源点灯時までの時間を計測する計測手段と、前記時間
が、予め登録された時間以内であるとき、光源点灯時
に、冷却ファンに送風させる制御手段とを有することを
特徴とする。
【0007】請求項3記載の光源冷却装置は、請求項1
の発明に、光源消灯時から、次の光源点灯時までの時間
を計測する第二の計測手段と、第二の計測手段によって
計測された時間が、予め登録された時間以内であると
き、光源点灯時に、冷却ファンに送風させる第二の制御
手段とを更に有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照にしながら詳細に説明する。図1は、本発明
の光源冷却装置をスキャナにおいて実施した場合の一実
施例を説明するためのスキャナの概略断面図である。ま
た、図2は、図1の実施例におけるスキャナの駆動部を
説明するための構成図である。
【0009】まず、本発明における光源冷却装置は、冷
却ファン42と、図示しない時間計測部と冷却ファン動
作制御部を有する。
【0010】また、本発明における光源冷却装置を設置
したスキャナは、少なくとも、キセノンランプ1、ラン
プドライバ41、第1ミラー12、第2キャリッジ1
5、第2ミラー16、第3ミラー17、スキャナモータ
22、ワイヤ20、上記の光源冷却装置、及び、図示し
ないレンズ部とCCDを有する。
【0011】このスキャナにおける第1キャリッジ11
は、キセノンランプ1、ランプドライバー41及び第1
ミラー12を有する。第2キャリッジ15は、第2ミラ
ー16と第3ミラー17を有する。スキャナモータ22
とワイヤ20は、第1キャリッジと第2キャリッジを動
かす機能を有する。
【0012】キセノンランプ1は、光源としての機能を
有する。キセノンランプ1から発した光は、画像読取し
ようとする原稿を照射する。その原稿にあたった光に対
する反射光は、第1キャリッジにある第1ミラー12、
第2キャリッジにある第2ミラー16、第3ミラー17
の順序で反射される。第3ミラー17による反射光は、
図示しないレンズ部を通ってCCDに入る。CCDは、
入ってきた光の情報を画像データに変換する。
【0013】また、ランプドライバ41は、キセノンラ
ンプ1が点灯する際のインバータとしての機能を有す
る。
【0014】冷却ファン42は、キセノンランプ1に対
して送風することによって、その近傍を冷却する。図1
のスキャナにおいて、キセノンランプ1が設置されてい
る方を上側、スキャナモータ22が設置されている方を
下側とすると、冷却ファンは、キセノンランプ1に対し
て真下近傍に設置されている。
【0015】なお、冷却ファン42の設置場所は、図1
に示す位置には限定されない。例えば、図示しない左右
のスキャナ側板部に冷却ファン42を設置し、キセノン
ランプ1に向かって送風してもよい。また、冷却ファン
42を外部に設置して、第1キャリッジ11近傍まで、
冷却ファンが動作することで発生した風を導いてもよ
い。
【0016】光源冷却装置の時間計測部と冷却ファン動
作制御部の設置場所は、特に限定しない。時間計測部
は、キセノンランプ1が点灯あるいは消灯してから経過
した時間を計測する計測手段を有する。冷却ファン動作
制御部は、キセノンランプ1が点灯状態であるかについ
て判断し、時間計測部によって計測された時間と所定の
時間に応じて冷却ファン42を制御する制御手段を有す
る。なお、所定の時間は、予め光源冷却装置内に登録さ
れていてもよいし、ユーザが図示しない表示部より入力
することで設定されてもよい。以下に、この光源冷却装
置の具体的動作方法について説明する。
【0017】まず、図3を参照にして、本発明に係る第
一の光源冷却装置の動作例を説明する。キセノンランプ
1が点灯してから、冷却ファン42が動作するまでの時
間は、予め設定されている。この時間は、T1とする。
【0018】スキャナが画像読取を開始すると、キセノ
ンランプ1が点灯する(ステップS101)。次に、冷
却ファン動作制御部は、時間計測部によって計測された
時間がT1以上であるか判断する(ステップS10
2)。その時間がT1以上である場合(ステップS10
2/Yes)、キセノンランプ1が点灯していれば(ス
テップS103/Yes)、冷却ファン動作制御部は、
冷却ファン42による送風を開始させる(ステップS1
04)。キセノンランプ1が消灯すれば(ステップS1
05/Yes)、冷却ファン動作制御部は、冷却ファン
42による送風を停止する(ステップS106)。
【0019】次に、図4を参照にして、本発明に係る第
二の光源冷却装置の動作例を説明する。キセノンランプ
1が消灯してから、次にキセノンランプ1が点灯するま
での時間の間隔は、T2として予め設定されている。キ
セノンランプ1が消灯した後、T2以内にキセノンラン
プ1が点灯すれば、その点灯後、キセノンランプ1に対
して冷却ファン42が送風する。
【0020】スキャナが画像読取を行わないとき、キセ
ノンランプ1は消灯している(ステップS201)。こ
の状態からT2以内で(ステップS202/No)、ス
キャナが画像読取を開始すると、キセノンランプ1が点
灯する(ステップS203/Yes)。このとき、冷却
ファン動作制御部は、冷却ファン42による送風を開始
させる(ステップS204)。キセノンランプ1が消灯
すれば(ステップS205/Yes)、冷却ファン動作
制御部は、冷却ファン42による送風を停止する(ステ
ップS206)。
【0021】次に、図5を参照にして、本発明に係る第
三の光源冷却装置の動作例を説明する。第三の光源冷却
装置は、第一の光源冷却装置に、更に第二の光源冷却装
置の機能を有する。
【0022】すなわち、第三の光源冷却装置は、第一の
光源冷却装置に、更に、キセノンランプ1が消灯してか
ら、次にキセノンランプ1が点灯するまでの時間の間隔
は、T2として予め設定されている。第3の光源冷却装
置は、キセノンランプ1が消灯した後T2以内でキセノ
ンランプ1が点灯し、更に、この状態がT1以上経過し
た場合に、キセノンランンプ1に対して冷却ファン42
に送風させる。
【0023】スキャナが画像読取を行わないとき、キセ
ノンランプ1は消灯している(ステップS301)。こ
の状態からT2以内で(ステップS302/No)、ス
キャナが画像読取を開始すると、キセノンランプ1が点
灯する(ステップS303/Yes)。この状態でT1
以上経過し(ステップS304/Yes)、その後もこ
の状態が続く場合(ステップS305/Yes)、冷却
ファン動作制御部は、冷却ファン42による送風を開始
させる(ステップS306)。キセノンランプ1が消灯
すれば(ステップS307/Yes)、冷却ファン動作
制御部は、冷却ファン42による送風を停止する(ステ
ップS308)。
【0024】なお、本発明の実施の形態を説明する一例
として取り上げたスキャナにおける上下左右の関係は、
図1に限定されなくてもよい。また、光源は、キセノン
ランプ1に限定しなくてもよい。
【0025】更に、上記冷却ファン動作制御部は、上記
スキャナの図示しない制御部に内蔵されてもよい。ま
た、上記冷却ファン動作制御部は、冷却ファン42を、
光源が消灯した後、所定の時間が経過した後に停止させ
てもよいし、T1やT2に応じて停止する時間を変動さ
せてもよい。
【0026】また、本発明における光源冷却装置は、ス
キャナ内部に限らず、コピー機、ファクシミリ等の画像
読取部を有した装置のように、光源を使用する機器の全
てを対象としてよい。例えば、本発明における光源冷却
装置は、画像読取装置に限らず、画像映写装置等に利用
してもよい。また、本発明における光源冷却装置は、独
立した機器であってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、光源点灯時間が一定値以下であ
れば、光源に対する冷却ファンによる送風が行われない
ため、無駄に光源を冷却することが防止できる。例え
ば、画像読取しようとする原稿の枚数が少ない場合に、
画像読取装置に光源冷却装置が設置されていれば、無駄
に光源の冷却を防ぐことができる。一方、原稿枚数が多
い場合に、光源点灯時間が一定値以上を超えれば、光源
に対する冷却ファンによる送風が行われ、光源を冷却す
ることができる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、1度で画像
読取しようとする原稿の枚数が少ないが、頻繁に画像読
取をしようとする場合に、冷却ファンにより画像読取装
置に設置された光源を無駄なく冷却することができる。
【0029】すなわち、上記の場合は、連続して光源を
点灯する時間が一定値以下であっても、消灯している時
間の間隔が点灯している時間と比較して極めて短い時間
となる場合がある。このとき、時間の間隔を開けずに光
源が点灯している場合と大差がなくなる。本発明によれ
ば、このような場合でも、消灯している時間の間隔が一
定値以下である場合に、光源に対する冷却ファンによる
送風を行うことで、無駄なく光源を冷却することができ
る。
【0030】請求項3記載の発明によれば、消灯してい
る時間の間隔が一定値以下であって、1度に連続して点
灯する時間が一定値以上である場合に、光源に対する冷
却ファンによる送風を行うことで、無駄なく光源を冷却
することができる。一方で、一定時間以上あけて光源点
灯が行われる場合や、1度に連続して光源を点灯する時
間が一定値以下である場合は、冷却ファンによる送風が
行われないため、無駄な光源の冷却を防止することがで
きる。
【0031】更に、請求項1から3について、一定の場
合に冷却ファンによる送風が行われないために、連続し
て冷却ファンによる送風が行われる場合と比べて、光源
にゴミが付着しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における光源冷却装置をスキャナ内に設
置した一実施例の概略断面図である。
【図2】本発明における光源冷却装置をスキャナ内に設
置した一実施例の駆動部の概略構成図である。
【図3】本発明における第一の光源冷却装置の動作例の
概略フローチャートである。
【図4】本発明における第二の光源冷却装置の動作例の
概略フローチャートである。
【図5】本発明における第三の光源冷却装置の動作例の
概略フローチャートである。
【符号の説明】
1 キセノンランプ 2 コンタクトガラス 3 レンズブロック 4 光学冷却ファン 5 SBICU 6a、6b APSセンサ 7 スキャナヒータ 8 基準白板 11 第1キャリッジ 12 第1ミラー 15 第2キャリッジ 16 第2ミラー 17 第3ミラー 20 ワイヤ 21 スキャナHPセンサ 22 スキャナモータ 41 ランプドライバ 42 冷却ファン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源に対して送風する冷却ファンと、 光源の点灯時間を計測する第一の計測手段と、 前記点灯時間が、予め登録された時間以上となった後、
    冷却ファンに送風させる第一の制御手段と、 を有することを特徴とする光源冷却装置。
  2. 【請求項2】 光源に対して送風を行う冷却ファンと、 光源消灯時から、次の光源点灯時までの時間を計測する
    計測手段と、 前記時間が、予め登録された時間以内であるとき、光源
    点灯時に、冷却ファンに送風させる制御手段と、 を有することを特徴とする光源冷却装置。
  3. 【請求項3】 光源消灯時から、次の光源点灯時までの
    時間を計測する第二の計測手段と、 第二の計測手段によって計測された時間が、予め登録さ
    れた時間以内であるとき、光源点灯時に、冷却ファンに
    送風させる第二の制御手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の光源冷却装
    置。
JP2000402739A 2000-12-28 2000-12-28 光源冷却装置 Pending JP2002203426A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008131213A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Kyocera Mita Corp 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2013098762A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Sharp Corp 画像読取装置
JP2016091728A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 株式会社小糸製作所 車両用灯具システムおよび制御部

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