JP2003084534A - 現像カートリッジ及びプロセスカートリッジ及びトナーカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像カートリッジ及びプロセスカートリッジ及びトナーカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JP2003084534A
JP2003084534A JP2001277733A JP2001277733A JP2003084534A JP 2003084534 A JP2003084534 A JP 2003084534A JP 2001277733 A JP2001277733 A JP 2001277733A JP 2001277733 A JP2001277733 A JP 2001277733A JP 2003084534 A JP2003084534 A JP 2003084534A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インラインカラー画像形成装置において、プ
ロセスカートリッジとトナー補給容器の各装着部に確実
に該当するプロセスカートリッジとトナー補給容器を着
脱させる。 【解決手段】 プロセスカートリッジ10に非互換キー
16を設け、装置本体側にも非互換レール200を設け
る。各ステーションであらかじめ設定されたカートリッ
ジであれば該当するステーションに着脱可能に構成させ
る。非互換レール200は独立した構成にして装置本体
上に取り付け、簡易な方法で間違いなくそれぞれのカー
トリッジを装置本体に着脱させることが可能である。ト
ナー補給容器についても同様である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザーなどの光
源より発せられる光を感光体に照射して潜像を形成し、
各異なるトナーにより現像し転写紙上に転写して画像を
得るカラープリンター等の電子写真画像形成装置であっ
て、現像カートリッジ及びプロセスカートリッジ及びト
ナーカートリッジ及びトナー補給容器を着脱可能な電子
写真画像形成装置に関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ、例え
ば、レーザビームプリンタ、LEDプリンタ等、ファク
シミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とする
ものである。および、帯電手段、現像手段、クリーニン
グ手段の少なくとも1つと電子写真感光体とを一体的に
カートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可
能とするものである。更に、少なくとも現像手段と電子
写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子
写真画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及
び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画
像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ
方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式
によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらず
ユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を
向上させることができる。そのため、このプロセスカー
トリッジ方式は電子写真画像形成装置において広く用い
られている。
【0005】従来、カラー画像を出力するプリンター
は、4色のトナーを有するカートリッジが装置本体に着
脱できるように構成されている。
【0006】それぞれのカートリッジは、例えばブラッ
クK、シアンC、マゼンダM、イエローYのトナーが充
填されていてそれぞれのトナーを有するカートリッジ
は、所定の挿入場所に挿入されて装置が動作することで
カラー画像が出力できるように構成されている。
【0007】これら充填されているトナーの色が異なる
カートリッジは、所定の位置に挿入されて所定の画像が
出力される。通常、画像出力時にトナーが転写される順
番はイエローY、マゼンダM、シアンC、ブラックKの
順番であり、この順番に沿ってトナーが転写されること
で最も良い画質、最も良い色調の画像が出力できように
構成されている。
【0008】つまり、このカートリッジを装置本体に挿
入する順番を変えて配置して画像を出力することは可能
だが、所定の画像を得ることは難しい。
【0009】また、あらかじめ装置本体に挿入されたカ
ートリッジのトナーの色を認識させ出力画像を出すこと
は可能だが、先に述べたように重ね合わせた画像の順番
によっても所定の画像が出力されず当初設定された画像
を得ることは難しくなる。
【0010】また、カートリッジはトナーを充填した現
像剤容器と現像部材を有する現像手段と帯電手段などの
プロセス手段を有するプロセスカートリッジを複数有す
るものと、このプロセスカートリッジ以外にトナー補給
容器をトナーカートリッジとして装置本体に有する装置
もある。
【0011】これは、トナーの供給をトナーカートリッ
ジによって補給させるようにさせているので、出力画像
1枚当たりのランニングコストを下げることを目的とし
ている。 つまり、このような構成の装置では、トナー
カートリッジのトナーとプロセスカートリッジは常に同
色のトナーであることを必要となる。
【0012】異なる色のトナーカートリッジとプロセス
カートリッジでは、所定枚数画像出力した後突然色味が
変化した画像が出力されることになる。
【0013】よって、装置本体にイエローY、マゼンダ
M、シアンC、ブラックKの順番で挿入されているトナ
ーカートリッジとプロセスカートリッジは同じステーシ
ョンに配置されなければいけない。
【0014】所定のステーションに所定のプロセスカー
トリッジとトナーカートリッジを装着させるために、こ
れらプロセスカートリッジとトナーカートリッジ毎にト
ナーの色が何であるかといった表示がなされている。
【0015】図18(従来例)は、プロセスカートリッ
ジ500とトナー補給容器510を示した図である。
【0016】通常これらのカートリッジは、同じ装置本
体であれば同一の容器を使用していて、例えばトナー補
給容器510であれば同じ容器に色の異なるトナーが充
填され、それぞれのカートリッジにはこのカートリッジ
の上面側に何色のトナーのカートリッジであるかを示す
色識別用のシール550が貼られていることで色につい
て識別できるようになっている。
【0017】また、図示しない装置本体にはプロセスカ
ートリッジ500とトナー補給容器510がどのステー
ションに挿入されることが必要であるかを識別すること
が可能な設定がなされている。よって、作業者はプロセ
スカートリッジ500とトナー補給容器510のシール
550の色を見て、装置本体のいずれのステーションに
挿入するかを判別して装置本体にプロセスカートリッジ
500とトナー補給容器510を装着する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、作業者がプロセスカートリッジ500や
トナー補給容器510のシール550を見ることなく装
置本体に挿入すると、先に述べたように所定の画質の画
像を得ることができない場合が生ずる。また、作業者は
カートリッジを挿入し間違えた認識がないので、次の交
換時まで画質の劣化した画像を出力することになる。
【0019】特に問題なのは、例えばマゼンダMのトナ
ーが充填されているトナー補給容器510がシアンCの
トナーのプロセスカートリッジ500が適合するステー
ションにセットされ、プロセスカートリッジ500が混
色したプロセスカートリッジになってしまうことであ
る。
【0020】また、故意に色の異なるプロセスカートリ
ッジ500とトナー補給容器510を装置本体に挿入さ
れて画像を出力されても同様の問題が発生する。
【0021】本出願に係る発明の目的は、不用意に色の
異なるトナーを有するプロセスカートリッジとトナー補
給容器が同じステーションに装着できないようにして、
出力画像が画像劣化のしないためのトナーカートリッ
ジ、現像カートリッジ、プロセスカートリッジ及びカラ
ー電子写真画像形成装置を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段及び作用】主要な本発明は
請求項と対応する番号を付して示せば以下のとおりであ
る。
【0023】本出願に係る第1の発明は夫々が電子写真
感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手段
と、を有する複数のプロセスカートリッジと、複数のト
ナー補給容器と、を着脱可能で複数の該感光体に画像を
形成させる光学系を有する光学ユニットを有し、感光体
上に描かれた画像を、順次中間転写体ユニットに転写し
画像を記録媒体に形成するカラー電子写真画像形成装置
において、略一列に配置されたプロセスカートリッジの
隣り合うステーション間を仕切る壁であって、この壁
は、それぞれ異なる形状にて形成され複数のプロセスカ
ートリッジを隣り合う壁間に択一して装着可能としてい
ることを特徴とするカラー電子写真画像形成装置であ
る。
【0024】本出願に係る第11の発明は夫々が電子写
真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手
段を有する複数のプロセスカートリッジと、複数のトナ
ー補給容器と、を着脱可能で複数の該感光体に画像を形
成させる光学系を有する光学ユニットを有し、感光体上
に描かれた画像を、順次中間転写体ユニットに転写し画
像を記録媒体に形成するカラー電子写真画像形成装置に
おいて、隣り合う位置に複数配置されたトナー補給容器
と光学箱を仕切る1枚の仕切りにあらかじめ指定された
ステーションにあらかじめ指定したトナー補給容器が挿
入できるように構成されていて、異なるトナー補給容器
が挿入されようとするとトナー補給容器に設けられたキ
ーが仕切りの一部かもしくは仕切りとは別の部材で構成
されたキーに当接して、トナー補給容器が挿入できない
ように構成されたカラー電子写真画像形成装置である。
【0025】本出願に係る第12の発明は複数の現像カ
ートリッジを装着するための複数の開口部と、前記複数
の現像カートリッジを各々装着するための複数の案内部
材と、各現像カートリッジに対応して各々特定の一つの
現像カートリッジのみの装着可能な形状をした識別形状
部を有する複数の現像カートリッジ装着部と、を有する
画像形成装置本体に着脱可能な現像カートリッジにおい
て、電子写真感光体に形成された静電潜像をトナーを用
いて現像する現像部材と、前記現像部材へ供給するトナ
ーを収納するトナー収納部と、画像形成装置本体に装着
する際、画像形成装置本体の一つの識別形状部を通過可
能で他の識別形状部を通過できない識別子と、を有し、
前記現像カートリッジは前記画像形成装置本体の対応す
る所定位置のみに装着されることを特徴とした現像カー
トリッジである。
【0026】本出願に係る第17の発明は複数のプロセ
スカートリッジを装着するための複数の開口部と、前記
複数のプロセスカートリッジを装着するための複数の案
内部材と、各プロセスカートリッジに対応して各々特定
の一つのプロセスカートリッジのみ装着可能な形状をし
た識別形状部を有する複数のプロセスカートリッジ装着
部と、を有する画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
カートリッジにおいて、電子写真感光体ドラムと、前記
電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、画像
形成装置本体に装着する際画像形成装置本体の一つの識
別形状部を通過可能で、他の識別形状部を通過できない
識別子と、を有し、前記プロセスカートリッジは前記画
像形成装置本体の対応する所定位置のみに装着されるこ
とを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0027】本出願に係る第22の発明は複数のトナー
カートリッジを装着するための複数の開口部と、前記複
数のトナーカートリッジを各々装着するための複数の案
内部材と、各トナーカートリッジに対応して各々特定の
一つのトナーカートリッジのみ装着可能な形状とした識
別形状部を有する複数のトナーカートリッジ装着部と、
を有する画像形成装置本体に着脱可能なトナーカートリ
ッジにおいて、トナー収納部と、撹拌手段と、現像手段
へとトナーを供給する供給口と、画像形成装置本体へ装
着する際、画像形成装置本体の一つの形状識別部を通過
可能で他の形状識別部を通過できない識別子と、を有
し、前記トナーカートリッジは前記装置本体の対応する
所定位置のみに装着されることを特徴とするトナーカー
トリッジである。
【0028】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、実施の形態の符号を付して解説すると、装置本体9
9に、プロセスカートリッジ10の装着を案内するガイ
ドレール57を設け、このガイドレール57に設けられ
た凸部と凹部形状に、挿入されるプロセスカートリッジ
10のキーが合致すればこのプロセスカートリッジ10
は装置本体99に挿入され、合致しなければプロセスカ
ートリッジ10を挿入できないように構成した。
【0029】上記の構成によれば、プロセスカートリッ
ジ10があらかじめ定められた画像形成ステーション
(以下ステーションともいう)以外の場所に挿入されよ
うとすると、ガイドレール57に設けられた凹凸部にプ
ロセスカートリッジ10のキーが当接するのでプロセス
カートリッジ10に設けられたプロセスカートリッジ1
0の色を示すシールを見落としても、装置本体99のス
テーションへ異なるプロセスカートリッジ10を挿入す
ることを防止できる。
【0030】この構成にすることで、装置本体99にプ
ロセスカートリッジ10を装着するために必ず必要とな
る案内部材材を用いるため、誤装着防止用のみのために
部品を増やす必要がなくなり、コストを増すことなく、
確実に装着ミスを防ぐことが出来る。
【0031】また、所定の位置のみにプロセスカートリ
ッジ10の挿入が可能なので、画像の品質が劣化するこ
とのないカラー画像形成装置を提供することが可能とな
った。
【0032】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕以下、本発明に
係わるカラー電子写真画像形成装置を図面に沿って説明
する。以下の説明で長手方向とは記録媒体の搬送方向に
直交する方向で、電子写真感光体(以下、感光ドラム1
2という)の軸線方向と同一な方向をいう。また、左右
とは記録媒体の搬送方向を上からみての左右である。さ
らに上、下はカートリッジの装着状態における、上、下
である。
【0033】[画像形成装置の全体の説明]まずカラー
電子写真画像形成装置の全体構成について、図1を参照
して概略説明する。
【0034】図1はカラートナー画像形成装置の一形態
であるカラーレーザービームプリンタの全体構成説明図
である。
【0035】このカラーレーザービームプリンタの画像
形成部は、像担持体である感光ドラム12を備えた4つ
のプロセスカートリッジ10Y,10M,10C,10
K(イエロー色、マゼンダ色、シアン色、ブラック色)
と、このプロセスカートリッジ10Y,10M,10
C,10Kの上方に、各色に対応した露光手段25Y,
25M,25C,25K(レーザビーム光学走査系)が
夫々並列配置されている。
【0036】上記画像形成部の下方には、転写材Pを送
り出す給送手段と、感光ドラム12上に形成されたトナ
ー像を転写する中間転写ベルト34a、及び中間転写ベ
ルト30a上のトナー像を転写材Pに転写する2次転写
ローラ30dが配置されている。
【0037】更に、トナー画像を転写された転写材Pを
定着する定着手段、転写材Pを装置外へ排出し積載する
排出手段が配置されている。
【0038】ここで転写材Pとしては、例えば用紙、O
HPシート、あるいは布等である。
【0039】本実施の形態1の画像形成装置はクリーナ
レスシステムの装置であり、感光ドラム12上に残存し
た転写残トナーは現像手段に取り込んでおり、転写残ト
ナーを回収貯蔵する専用のクリーナーはプロセスカート
リッジ内には配置していない。
【0040】次に上記画像形成装置の各部の構成につい
て順次詳細に説明する。
【0041】[給紙部]給紙部は、画像形成部へ転写材
Pを給送するものであり、複数枚の転写材Pを積載収納
した給紙カセット41と、給紙ローラ41b、重送防止
のリタードローラ41c、給送ガイド41d、レジスト
ローラ41gから主に構成される。
【0042】給紙ローラ41bは画像形成動作に応じて
駆動回転し、給紙カセット41内の転写材Pを一枚ずつ
分離給送する。転写材Pは、給送ガイド41dによって
ガイドされ、搬送ローラ41e,41fを経由してレジ
ストローラ41gに搬送される。
【0043】転写材Pが搬送された直後は、レジストロ
ーラ41gは回転を停止しており、このニップ部に突き
当たることにより転写材Pは斜行が矯正される。
【0044】画像形成動作中にレジストローラ41g
は、転写材Pを静止待機させる非回転の動作と、転写材
Pを中間転写ベルト30aに向けて搬送する回転の動作
とを所定のシーケンスで行い、次工程である転写工程時
のトナー像と転写材Pとの位置合わせを行う。
【0045】[プロセスカートリッジ]図2に示すよう
にプロセスカートリッジ10Y,10M,10C,10
Kは、像担持体である感光ドラム12の周囲に、帯電手
段13と現像手段を配置し、一体的に構成している。そ
して、このプロセスカートリッジ10は装置本体99に
対して、ユーザが容易に取り外しでき、感光ドラム12
が寿命に至った場合に交換する。
【0046】本実施の形態1においては、例えば、感光
ドラム12の回転回数をカウントし、所定カウント数を
越えた場合に、プロセスカートリッジ10が寿命に至っ
たことを報知するようにしている。
【0047】本実施の形態1の感光ドラム12は負帯電
の有機感光体で、直径約30mmのアルミニウム製のド
ラム基体上に、通常用いられる感光体層を有しており、
最表層に電荷注入層を設けている。そして、所定のプロ
セススピード、本実施の形態1では約117mm/se
cで回転駆動される。
【0048】電荷注入層は、絶縁性樹脂のバインダーに
導電性微粒子として、例えばSn2超微粒子を分散した
材料の塗工層を用いている。
【0049】図4に示すように、プロセスカートリッジ
10の挿入方向で見て感光ドラム12の奥側端部にはド
ラムフランジ12bが固定され、手前端部には非駆動フ
ランジ12dが固定されている。ドラムフランジ12b
と非駆動フランジ12dの中心にはドラム軸12aが貫
通しており、ドラム軸12aとドラムフランジ12b及
び非駆動フランジ12dは一体となって回転される。す
なわち、感光ドラム12はドラム軸12aの軸を中心に
回転される。
【0050】ドラム軸12aの手前側端部は軸受12e
に回転自在に支持され、軸受12eは軸受ケース12c
に対して固定されている。そして軸受ケース12cはプ
ロセスカートリッジ10のフレームの側板154bに対
して固定されている。なお、プロセスカートリッジ10
の枠体(カートリッジ枠体)はフレーム本体154c
と、フレーム本体154cの長手方向の両端に固定した
側板154a,154bで主として構成されている。
【0051】[帯電手段]帯電手段13は接触帯電方法
を用いたものである。本実施の形態1においては、帯電
部材として帯電ローラ13aを用いている。
【0052】図2に示すように、この帯電ローラ13a
は芯金13bの両端部をそれぞれ不図示の軸受部材によ
り回転自在に保持させると共に、押しバネ13dによっ
て感光ドラム12方向に付勢して感光ドラム12の表面
に対して所定の押圧力をもって圧接させており、感光ド
ラム12の回転に従動して回転する。
【0053】13cは帯電ローラクリーニング部材であ
り、本実施の形態では可撓性を持つクリーニングフィル
ム13eである。このクリーニングフィルム13eは帯
電ローラ13aの長手方向に並行に配置され、かつ同長
手方向に対し一定量の往復運動をする支持部材13fに
一端を固定され、自由端側近傍の面において帯電ローラ
13aと接触ニップを形成するように配置されている。
支持部材13fが図示しない駆動手段により長手方向に
一定量往復駆動されて帯電ローラ表面がクリーニングフ
ィルム13eで摺擦される。これにより帯電ローラ表面
の付着物(微粉トナー、外添剤など)の除去がなされ
る。
【0054】なお本実施の形態1の画像形成装置はクリ
ーナレスシステムを採用している。このクリーナレスシ
ステムに関して説明する。
【0055】[クリーナレスシステム]本実施の形態1
の画像形成装置におけるクリーナレスシステムの概要を
まず説明すると、転写後の感光ドラム12上の転写残ト
ナーを、引き続く感光ドラム12の回転に伴い帯電部
a、露光部bを通過させ現像部cに持ち運び、現像装置
14により現像同時クリーニング(回収)するものであ
る。
【0056】感光ドラム12面上の転写残トナーは露光
部bを通るので露光工程はその転写残トナー上からなさ
れるが、転写残トナーの量は少ないため、大きな影響は
現れない。
【0057】ただ転写残トナーには正規極性のもの、逆
極性のもの(反転トナー)、帯電量が少ないものが混在
しており、その内の反転トナーや帯電量が少ないトナー
が帯電部aを通過する際に帯電ローラ13aに付着する
ことで帯電ローラ13aが許容以上にトナー汚染して帯
電不良を生じる事になる。
【0058】また感光ドラム12面上の転写残トナーの
現像装置14による現像同時クリーニングを効果的に行
わせるためには、現像部cに持ち運ばれる感光ドラム1
2上の転写残トナーの帯電極性が正規極性であり、かつ
その帯電量が現像装置14によって感光ドラム12の静
電潜像を現像できる帯電量である事が必要である。反転
トナーや帯電量が適切でないトナーについては感光ドラ
ム上から現像装置14に除去・回収できず、不良画像の
原因となってしまう。
【0059】また近年のユーザニーズの多様化に伴い、
写真画像などといった高印字率の画像などの連続印字動
作などにより、一度に大量の転写残トナーが発生し、上
述したような問題を更に助長させてしまうのである。
【0060】そこで本実施の形態1においては、転写部
dよりも感光ドラム12の周面の移動方向の下流側の位
置において、感光ドラム12の転写残トナーを均一化す
るための、転写残トナー(残留現像剤像)均一化手段1
3gを設け、この転写残トナー均一化手段13gよりも
感光ドラム12の周面の移動方向下流側で帯電部aより
も感光ドラム12の周面の移動方向上流側の位置におい
て、転写残トナーの帯電極性を正規極性である負極性に
揃えるためのトナー(現像剤)帯電制御手段13hを設
けている。
【0061】転写残トナー均一化手段13gを設けるこ
とにより、転写部dからトナー帯電制御手段13hへ持
ち運ばれる感光ドラム12上のパターン上の転写残トナ
ーはトナー量が多くても、そのトナーが感光ドラム12
面に分散分布化され、非パターン化されるので、トナー
帯電制御手段13hの一部にトナーが集中することがな
くなり、該トナー帯電制御手段13hによる転写残トナ
ーの全体的な正規極性帯電化処理が常に十分になされ
て、転写残トナーの帯電ローラ13aへの付着防止が効
果的になされる。また転写残トナー像パターンのゴース
ト像の発生も防止される。
【0062】本実施の形態1では上記転写残トナー均一
化手段13gとトナー帯電制御手段13hは、適度の導
電性を持ったブラシ状部材であり、ブラシ部を感光ドラ
ム12面上に接触させて配置してある。
【0063】またこれらの手段は、図示しない駆動源に
より感光ドラム12の長手方向に移動(往復運動)する
ようになっている。このようにすることで、転写残トナ
ー均一化手段13gとトナー帯電制御手段13hが感光
ドラム12上で同一個所に位置し続けることがなくな
り、たとえばトナー帯電制御手段13hの抵抗ムラによ
る過帯電部、帯電不足部が存在したとしても、常に同じ
感光ドラム12面部分で起こるわけではないため、極小
的な転写残トナーの過帯電によって感光ドラム12上に
融着が発生すること、また帯電不足によって帯電ローラ
13aに転写残トナーが付着することが防止あるいは緩
和される。
【0064】[露光手段]本実施の形態1においては、
上記感光ドラム12への露光は、レーザー露光手段を用
いて行っている。即ち、装置本体99から画像信号が送
られてくると、この信号に対応して変調されたレーザー
光Lが、感光ドラム12の一様帯電面に対して走査露光
される。そして、感光ドラム12面には画像情報に対応
した静電潜像が選択的に形成される。
【0065】レーザー露光手段は、固体レーザー素子
(不図示)、ポリゴンミラー25a、結像レンズ25
b、反射ミラー25c等から構成されている。入力され
た画像信号に基づき発光信号発生器(不図示)により固
体レーザー素子が所定タイミングでON/OFF発光制
御される。固体レーザー素子から放射されたレーザー光
Lは、コリメーターレンズ系(不図示)により略平行な
光束に変換され、高速回転するポリゴンミラー25aに
より走査される。そして、結像レンズ25b、反射ミラ
ー25cを介して感光ドラム12にスポット状に結像さ
れる。
【0066】この様に感光ドラム12面上には、レーザ
ー光走査による主走査方向の露光と、更に感光ドラム1
2が回転することによる副走査方向の露光がなされ、画
像信号に応じた露光分布が得られる。
【0067】即ち、レーザー光Lの照射及び非照射によ
り、表面電位が落ちた明部電位と、そうでない暗部電位
が形成される。そして、明部電位と暗部電位間のコント
ラストにより、画像情報に対応した静電潜像が形成され
る。
【0068】[現像手段]現像手段である現像装置14
は、2成分接触現像装置(2成分磁気ブラシ現像装置)
であり、図2に示すように、マグネットローラ14bを
内包した現像剤担持体である現像スリーブ14a上にキ
ャリアとトナーからなる現像剤を保持している。現像ス
リーブ14aには所定間隙を有して、規制ブレード14
cが設けられ、現像スリーブ14aの矢印方向への回転
に伴い、現像スリーブ14a上に薄層の現像剤を形成す
る。
【0069】現像スリーブ14aは、図4に示すよう
に、その両側の縮径されたジャーナル部14a1に外径
が現像スリーブ14aよりも大きな円筒形のスペーサ1
4kを回転可能に嵌合させスペーサ14kを感光ドラム
12に圧接することで感光ドラム12と所定間隙を有す
るように配置され、現像時においては現像スリーブ14
a上に形成された現像剤が、感光ドラム12に対して接
触する状態で現像できるように設定されている。現像ス
リーブ14aは現像部cにおいて感光ドラム12の回転
方向に対して現像スリーブ周面が感光ドラム周面の移動
方向にカウンター方向である矢示の反時計方向に所定の
周速度で回転駆動される。
【0070】本実施の形態1において用いたトナーは、
平均粒径6μmのネガ帯電トナーを用い、磁性キャリア
としては飽和磁化が205emu/cm3の平均粒径3
5μmの磁性キャリアを用いた。また、トナーとキャリ
アを重量比6:94で混合したものを現像剤として用い
ている。
【0071】現像剤が循環している現像剤収納部14h
は、両端部を除いて長手方向の隔壁14dで2つに仕切
られている。そして、撹拌スクリュー14e1,14e
2がこの隔壁14dを挟んで配置されている。
【0072】トナー補給容器60から補給されたトナー
は、図4に示すように、撹拌スクリュー14e2の奥側
に落下し、長手方向の前側に送られながら撹拌され、前
側端の隔壁14dのない部分を通過する。そして、撹拌
スクリュー14e1で更に長手方向の奥側に送られ、奥
側の隔壁14dのない部分を通り、撹拌スクリュー14
e2で送られながら撹拌され、循環を繰り返している。
【0073】ここで感光ドラム12に形成された静電潜
像を、現像装置14を用いて2成分磁気ブラシ法により
顕像化する現像工程と現像剤の循環系について説明す
る。
【0074】現像スリーブ14aの回転に伴い、現像剤
収納部内の現像剤がマグネットローラ14bの汲み上げ
極で現像スリーブ14a面に汲み上げられて搬送され
る。
【0075】その搬送される過程において、現像剤は現
像スリーブ14aに対して垂直に配置された規制ブレー
ド14cによって層厚が規制され、現像スリーブ14a
上に薄層現像剤が形成される。薄層現像剤が現像部cに
対応する現像極に搬送されると、磁気力によって穂立ち
が形成される。感光ドラム12面の静電潜像は、この穂
状に形成された現像剤中のトナーによってトナー像とし
て現像される。本実施の形態1においては、静電潜像は
反転現像される。
【0076】現像部cを通過した現像スリーブ14a上
の薄層現像剤は引き続き現像スリーブ14aの回転に伴
い現像剤収納部内に入り、搬送極の反発磁界によって現
像スリーブ14a上から離脱して現像剤収納部内の現像
剤溜りに戻される。
【0077】現像スリーブ14aには、不図示の電源か
ら直流(DC)電圧および交流(AC)電圧が印加され
る。本実施の形態1では、−500Vの直流電圧と、周
波数2000Hzでピーク間電圧1500Vの交流電圧
が印加され、感光ドラム12の露光部にのみ選択的に現
像している。
【0078】一般に2成分現像法においては交流電圧を
印加すると現像効率が増し画像は高品位になるが、逆に
かぶりが発生しやすくなるという危険も生じる。このた
め、通常、現像スリーブ14aに印加する直流電圧と感
光ドラム12の表面電位間に電位差を設けることによっ
て、かぶりを防止することを実現している。より具体的
には、感光ドラム12の露光部の電位と非露光部の電位
との間の電位のバイアス電圧を印加している。
【0079】現像によりトナーが消費されると、現像剤
中のトナー濃度が低下する。本実施の形態1では、撹拌
スクリュー14e2の外周面に近接した位置にトナー濃
度を検知するセンサー14gを配置している。現像剤内
のトナー濃度が所定の濃度レベルよりも低下したことを
センサー14gで検知すると、トナー補給容器60から
現像装置14内にトナーを補給する命令が出される。こ
のトナー補給動作により現像剤のトナー濃度が常に所定
のレベルに維持管理される。
【0080】[トナー補給容器]トナー補給容器60
Y,60M,60C,60K(代表符号60カートリッ
ジ化されておりトナーカートリッジともいう)は、プロ
セスカートリッジ10Y,10M,10C,10K(代
表符号10)の上方に並列配置されており、装置本体9
9正面より装着される。
【0081】図2に示すように、トナー補給容器60の
内部に撹拌軸60cに固定された撹拌板60bとスクリ
ュー60sが配置され、容器底面にはトナーを排出する
排出開口部60fが形成されている。スクリュー60s
と撹拌軸60cは図5に示すように、その両端を軸受6
0dで回転可能に支持され、片方の最端部には駆動カッ
プリング(凹)60eが配置されている。駆動カップリ
ング(凹)60eは装置本体99の駆動カップリング
(凸)67bから駆動伝達を受け、回転駆動される。ス
クリュー60sの外形部は、らせんリブ形状となってお
り、排出開口部60fを中心に、らせんのねじれ方向を
反転させている。駆動カップリング(凸)67bの回転
により、所定の回転方向にスクリュー60sは回転され
る。そして、排出開口部60fに向かってトナーは搬送
され、排出開口部60fの開口よりトナーを自由落下さ
せ、プロセスカートリッジ10にトナーを補給する。撹
拌板60bの回転半径方向の先端部は傾斜しており、ト
ナー補給容器60の壁面と摺接する際には、上記先端部
はある角度をもって当接される。具体的には、撹拌板6
0bの先端側はねじられて、らせん状態になる。このよ
うに、撹拌板60bの先端側がねじれ傾斜することによ
り軸方向への搬送力が発生し、トナーが長手方向に送ら
れる。
【0082】なお、本実施の形態1のトナー補給容器
は、2成分現像法に限らず、1成分現像法を用いるプロ
セスカートリッジまたは現像カートリッジにおいても補
給可能であり、またトナー補給容器内に収納される粉体
は、トナーだけに限らず、トナー及び磁性キャリアが混
合された、いわゆる現像剤であってもよいことは言うま
でもない。
【0083】[転写手段]転写手段である中間転写体ユ
ニット30は、感光ドラム12から順次に1次転写され
て重ねられた複数のトナー像を、一括して転写材Pに2
次転写するものである。
【0084】中間転写体ユニット30は、矢印方向に走
行する中間転写ベルト30aを備えており、矢印の時計
方向に感光ドラム12の外周速度と略同じ周速度で走行
している。この中間転写ベルト30aは、周長約940
mmの無端状ベルトであり、駆動ローラ30b、2次転
写対向ローラ30g、従動ローラ30cの3本のローラ
により掛け渡されている(図1参照)。
【0085】さらに、中間転写ベルト30a内には、転
写帯電ローラ30fY,30fM,30fC,30fK
が夫々感光ドラム12の対向位置に回転可能に配置さ
れ、感光ドラム12の中心方向に加圧されている。
【0086】転写帯電ローラ30fY,30fM,30
fC,30fKは不図示の高圧電源より給電され、中間
転写ベルト30aの裏側からトナーと逆極性の帯電を行
い、感光ドラム12上のトナー像を順次中間転写ベルト
30aの上面に1次転写する。
【0087】2次転写部には転写部材として2次転写ロ
ーラ30dが、2次転写対向ローラ30gに対向した位
置で中間転写ベルト30aに圧接している。2次転写ロ
ーラ30dは、図示上下に揺動可能で且つ回転する。こ
の時同時に中間転写ベルト30aには、バイアス電圧が
印加されるので中間転写ベルト30a上のトナー像は転
写材Pに転写される。
【0088】ここで中間転写ベルト30aと2次転写ロ
ーラ30dは各々駆動されている。転写材Pが2次転写
部に突入すると、所定のバイアスが2次転写ローラ30
dに印加され、中間転写ベルト30a上のトナー像は転
写材Pに2次転写される。
【0089】この時、両者に挟まれた状態の転写材Pは
転写工程が行われると同時に、図示左方向に所定の速度
で搬送され次工程である定着ユニット50にむけて搬送
される。
【0090】転写工程の最下流側である中間転写ベルト
30aの所定位置には、中間転写ベルト30aの表面に
接離可能なクリーニングユニット26が設けてあり、2
次転写後に残った転写残トナーを除去する。
【0091】クリーニングユニット26内には、転写残
トナーを除去するためのクリーニングブレード26aが
配置されている。クリーニングユニット26は不図示の
回転中心で揺動可能に取りつけられており、クリーニン
グブレード26aは中間転写ベルト30aに食い込む方
向に圧接している。クリーニングユニット26内に取り
こまれた転写残トナーは、送りスクリュー26bにより
除去トナータンク(不図示)へ搬送され貯蔵される。
【0092】ここで中間転写ベルト30aとしてはポリ
イミド樹脂からなるものを用いることができる。その他
の材質としてはポリイミド樹脂に限定されるものではな
く、ポリカーボネイト樹脂や、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂、ポリエチレンナ
フタレート樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポ
リエーテルサルフォン樹脂、ポリウレタン樹脂などのプ
ラスチックや、フッ素系、シリコン系のゴムを好適に用
いることができる。
【0093】[定着部]前記現像手段によって感光ドラ
ム12に形成されたトナー像は、中間転写ベルト30a
を介して転写材P上に転写される。そして、定着ユニッ
ト50は、転写材Pに転写されたトナー像を熱を用いて
転写材Pに定着させる。
【0094】図1に示すように、定着ユニット50は、
転写材Pに熱を加えるための定着ローラ51と転写材P
を定着ローラ51に圧接させるための加圧ローラ52を
備えており、各ローラは中空ローラである。その内部に
それぞれヒータ(不図示)を有している。そして、回転
駆動されることによって同時に転写材Pを搬送する。
【0095】即ちトナー像を保持した転写材Pは定着ロ
ーラ51と加圧ローラ52とにより搬送されると共に、
熱及び圧力を加えられることによりトナー像が転写材P
に定着される。定着後の転写材Pは、排出ローラ41
h,41jにより排出され、装置本体99上の排紙トレ
イ56に積載される。
【0096】[プロセスカートリッジ及びトナー補給容
器の装着]次に、プロセスカートリッジ10及びトナー
補給容器60の装着手順を図2、図3、図4及び図5を
用いて説明する。図3に示すように装置本体99の正面
には、開閉自在な前ドア58が配置されており、この前
ドア58を手前に開くと、プロセスカートリッジ10
Y,10M,10C,10K及びトナー補給容器60
Y,60M,60C,60Kを挿入する開口部310が
露出される。
【0097】プロセスカートリッジ10Y,10M,1
0C,10Kを挿入する開口部310には、回動可能に
支持されたフタ部材59が配置されており、プロセスカ
ートリッジ10Y,10M,10C,10Kを挿抜する
場合は、このフタ部材59を開放した後に行う。
【0098】図2に示すように装置本体99内には、プ
ロセスカートリッジ10の装着を案内するガイドレール
57と、トナー補給容器60の装着を案内するガイドレ
ール61が固定されている。一方、プロセスカートリッ
ジ10Y,10M,10C,10Kにはガイドレール5
7に案内されるガイド部としてリブ119がカートリッ
ジ枠体上部左右に設けてある。また、トナー補給容器6
0Y,60M,60C,60Kにはガイドレール61に
案内されるガイド部60g1が容器本体60gに一体に
設けてある。
【0099】プロセスカートリッジ10及びトナー補給
容器60の装着方向は、感光ドラム12の軸線方向と平
行な方向であり、ガイドレール57,61も同様な方向
に配置されている。プロセスカートリッジ10及びトナ
ー補給容器60は、一旦、上記ガイドレール57,61
に沿って装置本体99内の手前から奥側にスライドされ
挿入される。
【0100】プロセスカートリッジ10が最奥部まで挿
入されると、図4に示すようにドラムフランジ12bの
中心穴12fに装置本体99の芯決め軸66が挿入さ
れ、感光ドラム12の奥側の回転中心位置が装置本体9
9に対して決められる。またこれと同時にドラムフラン
ジ12bに形成された駆動伝達部12gと駆動カップリ
ング(凹)67aが連結され、感光ドラム12の回転駆
動が可能となる。本発明の実施の形態1で用いた駆動伝
達部12gはねじれた三角柱形状をなしており、装置本
体99の駆動カップリング(凹)67aの中心のねじれ
た三角柱形状の穴にゆるく嵌合する。装置本体99から
の駆動力が駆動カップリング(凹)67aに加わること
で駆動が駆動伝達部12gへ伝達されると共に、感光ド
ラム12を奥側に引き込む力を発生させている。
【0101】さらに、装置本体99の後側板65には、
プロセスカートリッジ10を位置決めする支持ピン63
が配置されており、この支持ピン63がプロセスカート
リッジ10のフレームの側板154aに挿入され、プロ
セスカートリッジ10のフレーム10aの位置が位置決
めされて固定される。図7に示すようにプロセスカート
リッジ10の側板154aには駆動伝達部12gと併せ
て現像スリーブ14aに回転を伝える現像スリーブ駆動
力受け部91、帯電ローラ13aに回転を伝える帯電ロ
ーラ駆動力受け部92が設けてある。
【0102】プロセスカートリッジ10が装置本体99
へ装着されると現像スリーブ駆動力受け部91、帯電ロ
ーラ駆動力受け部92はそれぞれ装置本体99の駆動カ
ップリング(不図示)と連結され回転力を受けることが
可能となる。
【0103】図4に示すように装置本体99の手前側に
は、回動可能なフタ部材59が配置されており、このフ
タ部材59の穴に対してプロセスカートリッジ10の軸
受ケース12cが嵌合して支持固定される。これら一連
の挿入動作により、感光ドラム12とプロセスカートリ
ッジ10Y,10M,10C,10Kは夫々装置本体9
9に対して位置決めされる。
【0104】一方、図5に示すようにトナー補給容器6
0は最奥部まで挿入されると、後側板65から突出した
支持ピン64に嵌合して固定される。またこれと同時に
駆動カップリング(凹)60eと駆動カップリング
(凸)67bが連結され、スクリュー60sおよび撹拌
軸60cの回転駆動が可能となる。
【0105】本実施の形態1では、プロセスカートリッ
ジ10を、プロセスカートリッジ10に内包される感光
ドラム12の軸線方向(図6矢印V方向)に装置本体9
9に装着する。このとき、装置本体99には、4色のプ
ロセスカートリッジ10の装着を案内するガイドレール
57があり、このガイドレール57は、プロセスカート
リッジ10が装置本体99内に装着されたときにそれぞ
れのプロセスカートリッジ10を仕切るように設けられ
ている。また、このガイドレール57に設けられた案内
部材57a,57b上を、プロセスカートリッジ10に
設けたリブ119が沿いプロセスカートリッジ10を装
置本体位置決め部へと導く構成になっている。案内部材
57a,57bは各画像形成部を通じて同一高さにあ
り、同形状、同一寸法である。
【0106】このとき、色毎のプロセスカートリッジ1
0が装置本体99の所定の位置に間違いが無く装着でき
るように、プロセスカートリッジ10の側板154aに
各色位置を変えた非互換キー120(図8参照)を設け
る。この非互換キー120は一つの特定のプロセスカー
トリッジ10を識別するための識別子である。図8に示
すように、4色のプロセスカートリッジ10K〜10Y
にそれぞれ色毎に非互換キー位置を120K〜120Y
のように片側のリブ119の下方において上下の位置を
夫々が異なるように変化させる。また図9に示すよう
に、ガイドレール57にはこの色毎に変更したプロセス
カートリッジ10Y,10M,10C,10Kに設けた
非互換キー120に対応した位置に凹部形状57dを設
ける。この凹部形状57dは各プロセスカートリッジ1
0Y,10M,10C,10Kに対応して各々特定の一
つのプロセスカートリッジのみ装着可能な形状をした識
別形状部である。図9のように、ブラックKのプロセス
カートリッジ10Kには120K位置に非互換キーを設
け、装置本体99のブラックKステーションには、非互
換キー120K位置に対応した凹部形状57dを設けた
ガイドレール57Kを配置し、マゼンダMのプロセスカ
ートリッジ10Mには120M位置に非互換キーを設
け、装置本体99のマゼンダMステーションには、非互
換キー120M位置に対応した凹部形状57dを設けた
ガイドレール57Mを配置する事で、装置本体99に
は、所定の色ステーションには、その色に対応したプロ
セスカートリッジのみが装着される。同様にイエローY
ステーション、シアンCステーションにはガイドレール
57Y,57Cを設ける。
【0107】また、本実施の形態1のようにプロセスカ
ートリッジ10の長手方向から装置本体99に対し着脱
を行う場合の他に、短手方向から着脱を行う場合であっ
ても、装置本体99に設けたプロセスカートリッジ10
を着脱する場合に用いる案内部材(ガイドレール)とプ
ロセスカートリッジ10に設けた非互換キー120とで
行う色識別は有効である。
【0108】図10、図11はプロセスカートリッジ1
0Y,10M,10C,10Kを装置本体99に対して
短手方向(感光ドラム12の軸線方向に直角で矢印Wの
方向)から着脱する構成を示す図である。
【0109】各プロセスカートリッジ10Y,10M,
10C,10Kの側板154aには横方向で夫々位置を
異にして長手方向へ突出するピン130Y,130M,
130C,130Kが設けてある。一方装置本体99に
は図11に示すようにその内壁に対向してガイド150
Y,150M,150C,150Kと151Y,151
M,151C,151Kが設けてある。これらガイドは
夫々上下方向の溝の位置決めガイド溝141,142が
設けられている。ガイド150Y,150M,150
C,150Kには夫々異なる位置に上下方向の溝である
ガイド溝140Y,140M,140C,140Kが設
けてある。ここで、ガイド溝140Y,140M,14
0C,140Kが異なる位置ということは、各位置決め
ガイド溝141は図1の感光ドラム12間と同じ間隔で
装置本体99に配されており、夫々ガイド150Y,1
50M,150C,150Kの夫々のガイド溝140
Y,140M,140C,140Kとガイド溝141と
の水平方向の距離が互いに異なるということである。
【0110】感光ドラム12の軸線上には図11に示す
ように側板154bに側板154bから突出する位置決
めガイド153を設けてある。また、側板154aには
感光ドラム12の軸線上にドラム駆動伝達部90が設け
てある。ドラム駆動伝達部90は駆動伝達部13g(図
4参照)と同様であり、その周縁には駆動伝達部90と
同心で位置決めガイド152が側板154aに設けられ
ている。
【0111】プロセスカートリッジ10Y,10M,1
0C,10Kを装置本体99へ装着する際は位置決めガ
イド152,153を夫々位置決めガイド溝141,1
42に嵌入する。その際、プロセスカートリッジ10Y
をガイド部150Y,151Yに装着するとピン130
Yはガイド溝140Yに一致するのでプロセスカートリ
ッジ10Yは装置本体99に装着できる。しかし、他の
プロセスカートリッジ10M,10C,10Kをガイド
150Y,151Yに装着しようとすると、プロセスカ
ートリッジ10M,10C,10Kの位置決めガイド1
53はガイド溝142に嵌入し得るが、位置決めガイド
152をガイド溝141に合せるとピン130M,13
0C,130Kはガイド溝140Yに一致しないのでプ
ロセスカートリッジ10M,10C,10Kは装置本体
99のイエローYステーションへ装着できない。同様に
ガイド150Mのガイド溝140Mにはプロセスカート
リッジ10Mのピン130Mが嵌入できるが、プロセス
カートリッジ10Y,10M,10Kのピン130Y,
130C,130Kは嵌入できない。またガイド150
Cのガイド溝140Cにはプロセスカートリッジ10C
のピン130Cがが嵌入できるがプロセスカートリッジ
10Y,10M,10Kのピン130Y,130M,1
30Kは嵌入できない。更に、又ガイド150Kの溝1
40Kにはプロセスカートリッジ10Kのピン130K
が嵌入できるがプロセスカートリッジ10Y,10M,
10C,のピン130Y,130M,130Cは嵌入で
きない。
【0112】上述のように構成してあるので、各ガイド
150Y,150M,150C,150Kにはプロセス
カートリッジ10Y,10M,10C,10Kのうち対
応するプロセスカートリッジ10のみ装着可能である。
従って、使用者がプロセスカートリッジ10の装置本体
99への装着を誤ることはない。
【0113】実施の形態は1プロセスカートリッジにつ
いてのべたが現像剤を収納した現像剤容器と現像部材を
一体のカートリッジとして画像形成装置本体に着脱可能
な現像カートリッジ及びトナーカートリッジについても
同様に適用される。
【0114】〔実施の形態2〕図12から図14は、本
発明の実施の形態2を示したものである。まず、図12
により本発明の実施の形態2が具現化されるカラー画像
形成装置について説明する。
【0115】本実施の形態のカラー画像形成装置は4色
分のプロセスカートリッジ10Y,10M,10C,1
0Kを対応する各画像形成ステーションに着脱可能であ
って、レーザー光を照射可能な光学ユニット20Y,2
0M,20C,20K(代表符号20)、中間転写体ユ
ニット30、転写材搬送ユニット40、および定着ユニ
ット50などを備えている。
【0116】各プロセスカートリッジ10Y,10M,
10C,10Kは同一構造とされ、それぞれ電子写真感
光体である感光ドラム12、帯電手段13、現像装置1
4及びクリーニング装置15が一体的に構成されてい
る。
【0117】中間転写体ユニット30は、無端ベルト体
である中間転写ベルト30a、中間転写ベルト30aを
回転可能に支持する3つのローラー30b,30c,3
0g、各感光ドラム12に形成されたトナー像を中間転
写ベルト30aに転写する一次転写帯電ローラ30f、
及び中間転写ベルト30a上に転写されたトナー像を更
に転写材Pに転写する二次転写ローラ30dを備えてい
る。
【0118】転写材搬送ユニット40は、各給紙カセッ
ト41あるいは給紙トレイ42から転写材Pを二次転写
領域に搬送する給紙ローラ41b、リタードローラ41
c、搬送ローラ41f、およびレジストローラ41gな
どを備えている。
【0119】定着ユニット50は、定着ローラ51およ
び加圧ローラ52を備え、転写材P上のトナー像に熱と
圧を加えることで定着を行う。
【0120】上記構成において、まず1色目例えばブラ
ックKのプロセスカートリッジ10Kにおいて、感光体
ドラム12Kが帯電手段13Kによって一様に帯電され
た後光学ユニット20Kから照射されたレーザー光Lに
よって潜像が形成され、この潜像が現像装置14Kによ
って現像されてトナー像が形成される。
【0121】感光体ドラム12K上に形成されたトナー
像は、一次転写帯電ローラ30Kの作用によって中間転
写ベルト30a上に一次転写される。一次転写が終了し
た感光ドラム12Kはクリーニング装置15Kによって
クリーニングされ、次の画像形成に供される。同様の画
像形成工程がイエローY、マゼンダM、シアンC用の各
プロセスカートリッジ10Y,10M,10Cにおいて
も行われて各色のトナー像が形成され、先に形成された
トナー像に順番に重ね転写される。
【0122】一方、転写材Pが給紙カセット41または
給紙トレイ42から転写材搬送ユニット40によって2
次転写領域に搬送され、2次転写ローラ30dの作用に
よって中間転写ベルト30a上に形成されたトナー像が
転写材Pに転写される。トナー像を転写された転写材P
は定着ユニット50に搬送され、定着ローラ51と加圧
ローラ52のニップ部にてトナー像が定着され、排紙ロ
ーラ41h,41jによって排紙トレー56上に排紙さ
れる。
【0123】つぎに、本発明の特徴部分であるプロセス
カートリッジ10Y,10M,10C,10Kとトナー
補給容器60Y,60M,60C,60K(代表符号6
0)の装置本体99への着脱について説明する。図13
に示すように各プロセスカートリッジ10(10Y,1
0M,10C,10K)に対して夫々トナーを補給する
トナー補給容器60Y,60M,60C,60Kを備え
ている。
【0124】なお、各プロセスカートリッジ10(10
Y,10M,10C,10K)とトナー補給容器60
(60Y,60M,60C,60K)は同一の構造を備
えているので、つぎの説明においては各プロセスカート
リッジ10、トナー補給容器60として説明する。
【0125】図13から図15は、本発明の内容をもっ
とも良く表す図であり、まず図13においてプロセスカ
ートリッジ10M,10Cとトナー補給容器60M,6
0Cと光学ユニット20M,20Cの装置本体99への
配置について説明する。図13ではマゼンダMとシアン
Cの画像形成ステーションについてのべるが隣接する画
像形成ステーション間において同様な関係が成立つよう
にしてある。
【0126】図13において、100は複数の光学ユニ
ット20を保持する光学ステーでトナー補給容器60を
保持し、光学ユニット20の光路を形成する仕切り11
0(110M,110C,110K)が小ねじ止めされ
るように構成されている。仕切り110はトナー補給容
器60が装置本体99に挿入されるときのガイドとなる
トナー補給容器レール部112と、同じくプロセスカー
トリッジ10が挿入されるときのガイドとなるプロセス
カートリッジレール部114(114M,114C,1
14K)を有していて、光学ステー100に等間隔に配
置されその間に光学ユニット20が配置されるように構
成されている。レール部114の詳細については後述す
る。
【0127】また、光学ユニット20はL字型に構成さ
れ、レーザー光などの光源21から発せられた光がミラ
ー22、レンズ23を通ってプロセスカートリッジ10
の感光ドラム12(12M,12C)に照射するように
構成されている。
【0128】次に図13を参照しながら詳細に説明す
る。
【0129】まず、この図13はカラー画像形成装置の
光学ユニット20とプロセスカートリッジ10等の画像
形成部の一部を表していており、各画像形成ステーショ
ン(イエローY、マゼンダM、シアンC、ブラックK)
の構成は同様に構成されている。以下画像形成ステーシ
ョンをステーションともいう。
【0130】また、この図でマゼンダMステーションと
シアンCステーション間について説明する。
【0131】光学ステー100上に複数配置される光学
ユニット20はL字状に形成されているので光学ユニッ
ト20Mの一部が光学ステー100の開口穴102Mの
部分に挿入されるように構成されていて、同様に光学ユ
ニット20Cは開口穴102Cに挿入される。この開口
穴102Mと102Cの夫々両側に隣り合う位置に仕切
り110Mと110C(図中には110Kも記載)が配
置され、図示しない前後の側板などによって位置決めさ
れるとともに前側の側板にはプロセスカートリッジ10
Mとトナー補給容器60Mの挿入口が開けられている
が、光学ユニット20のこの図の前方側は前側の側板に
て塞がれている。
【0132】仕切り110M,110Cは、夫々が一枚
の板金で構成され一部に曲げを施すことでトナー補給容
器60M,60Cのトナー補給容器レール部112を形
成し、このトナー補給容器レール部112に沿ってトナ
ー補給容器60M,60Cの前後方向に長いガイド部6
0aが案内されトナー補給容器60M,60Cは着脱さ
れる。
【0133】また、光学ユニット20は図中シアンCス
テーションでは仕切り110Cと110Kの間に位置す
るように配置されることになっているので、前後の側板
とこの左右の仕切り110C,110Kによって光路が
形成され所定の範囲以外への光漏れがないように構成さ
れている。
【0134】また、仕切り110M,110Cはプロセ
スカートリッジ10Mが挿入されるときのガイドとなる
プロセスカートリッジレール部114(114M,11
4C)を夫々有している。このプロセスカートリッジレ
ール部114は仕切り110とは別部材で構成されてい
て、仕切り110に小ねじ止め等の手段で固定されてい
る(後述)。
【0135】プロセスカートリッジ10Cは図中シアン
Cステーションでは、仕切り110Cのプロセスカート
リッジレール部114Cと仕切り110Kのプロセスカ
ートリッジレール部114Kの2つの画像形成ステーシ
ョンの仕切りのカートリッジレール部114C,114
Kにまたがって保持される。他の画像形成ステーション
のプロセスカートリッジ10についても同様である。
【0136】また、仕切り110は図13中に示すよう
にプロセスカートリッジ10の横幅の約半分の大きさに
構成されているので、仕切り110のレール部を有さな
い側における仕切り110の端部116はプロセスカー
トリッジ10に当接しないように短く構成され、プロセ
スカートリッジ10と仕切り110の端部116の間に
隙間が生じるとしても、もう一方は長くなるように構成
されているのでプロセスカートリッジ10と仕切り11
0間には隙間は生じない。即ち、プロセスカートリッジ
10と仕切り110によって光学部と外部は光が出入り
しないようになっている。
【0137】このように配置されたプロセスカートリッ
ジ10とトナー補給容器60と光学ユニット20のう
ち、プロセスカートリッジ10とトナー補給容器60は
装置本体99から着脱可能に配置されている。
【0138】(トナー補給容器の非互換キー)まず、ト
ナー補給容器60は仕切り110に挿入されるときに、
仕切り110に設けられた非互換キー118によってそ
の画像形成ステーションにあらかじめ挿入可能であれば
挿入され、あらかじめ挿入不可能であれば挿入できない
ように構成されている。
【0139】非互換キー118は仕切り110と一体で
構成され、各画像形成ステーション毎に配置される位置
が異なる。
【0140】例えば、マゼンダMステーションに配置さ
れた仕切り110Mの非互換キー118Mは、図中トナ
ー補給容器60Mの左上側に配置されている。一方、シ
アンCステーションに配置された仕切り110Cの非互
換キー118Cは図中トナー補給容器60Cの右上側に
配置されている。
【0141】また、マゼンダMステーションに挿入可能
なトナー補給容器60Mは、トナー補給容器60Mの左
上側に凹部62Mを有していてトナー補給容器60Mを
このステーションに挿入すると非互換キー118Mにト
ナー補給容器60Mが当接することなく挿入される。
【0142】このマゼンダMステーションにトナー補給
容器60Cが挿入されるとトナー補給容器60Cと非互
換キー118Mが当接し、トナー補給容器60Cは該マ
ゼンダMステーションに挿入することはできない。同様
にマゼンダMステーションにトナー補給容器60Y,6
0Kを挿入しようとしても挿入できない。
【0143】また、シアンCステーションに挿入可能な
トナー補給容器60Cは、トナー補給容器60Cの右上
側に凹部62Cを有していてトナー補給容器60Cをこ
のステーションに挿入すると非互換キー118Cにトナ
ー補給容器60Cが当接することなく挿入される。
【0144】このシアンCステーションに他の色のトナ
ー補給容器60Y,60M,60Kを挿入しようとして
も先に述べたときと同様に該画像形成ステーション以外
には挿入できないように構成されている。
【0145】非互換キー118は仕切り110と別体の
部材で構成されて、画像形成ステーション毎に配置位置
を変えて配置されても同様の効果を得ることが可能であ
り、仕切り110を共通の部品で構成できるという効果
もある。なお、非互換キー118は仕切り110の入口
側に備えると共に凹部62はトナー補給容器60の装着
方向前方に備えるようにすれば、トナー補給容器60を
装着始めに装着の可否が分かる。
【0146】(プロセスカートリッジの非互換キー)次
に図14と図15を参照しながら、プロセスカートリッ
ジ10が挿入される画像形成ステーションに配置された
プロセスカートリッジ10の非互換レール200(図1
4には200M,200Cのみを示す)についてプロセ
スカートリッジ10Mをガイドする場合を説明する。図
14において、一組の板金部210Mと樹脂部212
M、板金部210Cと樹脂部212Cは夫々組付けられ
て一体的となるが、図14においては形状を分り易くす
るため夫々の組みとして分解した状態で示してある。板
金部210(210M,210C)はプロセスカートリ
ッジ10Mの長手方向(図14の紙面に直交する方向)
で図の形状をして延在している。この板金部210M,
210Cのプロセスカートリッジ10Mの挿入方向の手
前側に、板金部210M,210Cに丁度合うように樹
脂部212M,210Cが夫々重ねて固定されている
(図17参照)。
【0147】図14の(a)はマゼンダMステーション
の非互換レールを表し板金部210Mに樹脂部212M
を組み付けたものを符号200M、図14の(b)はシ
アンCステーションの非互換レールを表し、板金部21
0Cに樹脂部212Cを組み付けたものを符号200C
としている。この非互換レール200は図13において
説明したプロセスカートリッジレール部114(114
M,114C,114K)を具体的に示すものであり、
以下、プロセスカートリッジレール部については非互換
レールについて説明する。
【0148】図15はプロセスカートリッジ10Mの一
部を表している。図19はプロセスカートリッジ10
M,10Cを奥側から手前側へ向って見る斜視図を示
す。3Mはプロセスカートリッジ10Mを装置本体99
に着脱するときのプロセスカートリッジ10Mのガイド
部で、16Mはプロセスカートリッジ10Mの非互換キ
ーである。この非互換キー16Mはプロセスカートリッ
ジ10を装置本体99へ装着する方向の先側に設けてあ
る。同様にプロセスカートリッジ10Y(不図示),1
0Cは非互換キー16Y,16C,16Kを備える。
【0149】まず図14中、非互換レール200Mはプ
ロセスカートリッジ10Yとプロセスカートリッジ10
Mの間に配置され、また、非互換レール200Cはプロ
セスカートリッジ10Mとプロセスカートリッジ10C
の間に配置されている。プロセスカートリッジ10Mは
非互換レール200M,200C間に挿入可能である。
非互換レール樹脂部212(212M,212C)は板
金部210(210M,210C)にプロセスカートリ
ッジ挿入方向手前側で、プロセスカートリッジ10(1
0Y,10M,10C)の挿入口に配置されている。
【0150】また、板金部210(210M,210
C)はプロセスカートリッジガイド部3Mがガイドされ
るレール面210M−1,210C−2を前後方向の平
行な線上に有していて、プロセスカートリッジ10Mを
挿入するときにプロセスカートリッジ10Mのガイド部
3Mがレール面210M−1,210C−2をガイドに
して挿入されることになる。なお、非互換レール樹脂部
212M,212Cもレール面210M−1,210C
−2と一致するレール面212M−4,212C−2が
設けてある。
【0151】なお、プロセスカートリッジ10Mを保持
する上で、非互換レール200Mのレール面210M−
1と非互換レール200Cのレール面210C−2のレ
ール面で保持するするように構成されている。
【0152】既にのべたように図14はそれぞれの非互
換レール200は2部品で構成されていて、板金部21
0とモールドなどの樹脂部212で構成されている。
【0153】板金部210と樹脂部212は小ねじ止め
などの手段でユニット化されている。
【0154】樹脂部212Mは、図15で説明したプロ
セスカートリッジ10Mの非互換キー16Mによって該
当する画像形成ステーションへの挿入の可否を判断する
凹部と凸部からなる凹凸部212M−1を有している
(図20参照)。即ち、本例では非互換キー16Mはプ
ロセスカートリッジ10Mから突出しており、樹脂部2
12Mの凹部212M−5に非互換キー16Mが丁度嵌
入して正面より見て空間がないように補完している。
【0155】この凹凸部212−1は各画像形成ステー
ションによって形状が異なるように構成されているの
で、凹凸部212M−1と212C−1は位置と形状が
異なっている。
【0156】例えば、図14中樹脂部212Mと212
Cでは例えばA線を基準に樹脂部212Mは上に凹部2
12M−5を有し、樹脂部212Cは下に凹部212C
−5を有している。凸部については212M−6はA線
より下側に構成され、212C−6はA線より上側に構
成されている。
【0157】先に説明したようにプロセスカートリッジ
10は、装置本体99に挿入するときのガイドとなるガ
イド部3を有していて、装置本体99にプロセスカート
リッジ10を着脱するときにこのガイド部3をガイドに
して着脱される。
【0158】このガイド部3の位置は各色のプロセスカ
ートリッジ10において同一の位置に配置されている。
【0159】非互換キー16は、ガイド部3の下方に配
置されていてプロセスカートリッジ10の一方の側面に
配置されており、各色で配置する位置を変えて取り付け
られている。
【0160】この非互換キー16(16Y,16M,1
6C,16K)は、プロセスカートリッジ10と別部材
で構成され同一の形状で形成されている。
【0161】また、この非互換キー16は各色で異なる
形状で形成されていても同様の効果が得られる。
【0162】また、この非互換キー16はプロセスカー
トリッジ10の両方の側面に配置されていても同様の効
果が得られる。
【0163】次に、プロセスカートリッジ10Mが挿入
されようとするとプロセスカートリッジ10Mは、プロ
セスカートリッジ10Mのガイド部3Mが装置本体側の
非互換レール200のレール面212M−4,210M
−1と212C−2,210C−2に沿って挿入され
る。
【0164】図20に示すようにプロセスカートリッジ
10Mの非互換キー16Mは、非互換レール200Mの
凹凸部212M−1の凸部に当接することの無いように
構成されているので、スムーズにマゼンダMステーショ
ンにプロセスカートリッジ10Mが挿入される。
【0165】しかし、プロセスカートリッジ10Mを隣
り合う位置のシアンCステーションに挿入しようとする
と、非互換キー16Mが非互換レールの樹脂部212C
の凹凸部212C−1に当接して挿入する事ができない
ので、作業者がこのシアンCステーションにプロセスカ
ートリッジ10Mを入れることができない。
【0166】非互換レール200は装置本体99に取り
付けるときの小ねじ穴を板金部210に有していて、こ
こでは、図14に示す上部に構成された小ねじ穴214
で図16に示す仕切り110に小ねじ止めされ、下部に
構成された小ねじ穴215で前側板に小ねじ止めされ
る。
【0167】なお、先述したように仕切り110は前側
板等に小ねじ止めされて保持されている。
【0168】一方、樹脂部212に対して板金部210
は共通の形状で構成されている。すなわち、共通の板金
部210にステーション毎に異なる樹脂部212を小ね
じ止めすると、マゼンダMステーションの非互換レール
200Mと、シアンCステーションの非互換レール20
0Cが形成されることになり、他のイエローYステーシ
ョン、ブラックKステーションの非互換レール200に
ついても同様である(図20参照)。
【0169】また、前側板にこれら非互換レール200
を取り付けるときの位置決め軸212−3を非互換レー
ル200の樹脂部212に形成している。
【0170】この位置決め軸212−3(212M−
3,212C−3)も各画像形成ステーションで異なる
位置に配置されるように構成している。位置決め軸21
2−3の配置が、例えば非互換レール200Mと非互換
レール200Cで配置されている位置が異なっているの
で、装置本体99に非互換レール200を組みつけると
きにステーション間で非互換レール200を組間違える
ことが無いように構成する事が可能である。
【0171】次にプロセスカートリッジ10に設けられ
た非互換キー16の配置について図19を使って説明す
る。
【0172】非互換キー16はプロセスカートリッジ1
0の長手方向のいずれの位置に配置されていても良い
が、作業者がプロセスカートリッジ10を挿入すると
き、より早く該ステーションに異なるプロセスカートリ
ッジ10を挿入していることを気付くようにプロセスカ
ートリッジ10の後側即ち、プロセスカートリッジ10
の挿入側に設けられている。
【0173】つまり、挿入するプロセスカートリッジ1
0の挿入側に配置されていることで、作業者は該画像形
成ステーションに正しいプロセスカートリッジ10を挿
入しようとしているか否かを瞬時に判断する事が可能と
なる。
【0174】次に図16、図17を使って、板金部21
0と樹脂部212からなる非互換レール200によって
補強される前側板について説明する。装置本体99の手
前側には前側板300が設けてある。
【0175】図中に示す前側板300は、4つのプロセ
スカートリッジ10Y,10M,10C,10Kとトナ
ー補給容器60の挿入口によって大きな開口部310が
開けられた構成になっている。
【0176】この開口部310に沿って仕切り110が
配置されこの仕切り110は装置本体99に小ねじ止め
されている。仕切り110の装置本体99への小ねじ止
めだけでは、プロセスカートリッジ10の挿入部分の強
度は上がらないので非互換レール200の板金部210
をプロセスカートリッジ10の間に配置し、板金部21
0を仕切り110と前側板300に小ねじ止めしてい
る。
【0177】また、非互換レール200は板金部210
が前側板300に上下とも小ねじ止めしても差し支えな
い。
【0178】一方、非互換レール200は板金部210
とモールドなどの樹脂部212で構成されている。樹脂
部212は先に述べたようにプロセスカートリッジ10
との間で非互換キーを形成しているが、板金部210は
前後方向の剛性があるので前側板300の開口部310
に配置すると前側板300の強度を向上させることがで
きる。
【0179】なお、図16中はシアンCステーションの
非互換レールのみを非互換レール200として表し、他
のステーションは板金部210を表している。
【0180】この開口部310は前側板300の略中心
部に構成されているので、前側板300の強度が落ち
る。強度が落ちることでプロセスカートリッジ10の感
光ドラム12を支持するドラム軸12a(図15参照)
を保持する精度が落ち、装置本体99の振動などによっ
てプロセスカートリッジ10のドラム軸12aを正確に
保持する機能が落ちる。インラインカラー機ではプロセ
スカートリッジ10のドラム軸12aすなわち感光ドラ
ム12の位置と先述した光学ユニット20の位置関係を
正確に位置出しする事が必要となっている。よって、説
明したように非互換レール200を板金部210とモー
ルドなどの樹脂部212によって構成することで、非互
換レール200の強度を増し一部を前側板300に小ね
じ止めして且つ一方を仕切り110に小ねじ止めする事
で最終的に前側板300の開口部310を繋ぎ合わせる
ような構成にして前側板300の強度を向上させること
で色ズレの少ない画像形成装置を提供できる。
【0181】また、樹脂部212は板金部210を覆う
ように構成されていて、断面を図示した図17に示すよ
うな樹脂部212の凹部に入り込んで板金の端部である
破断面がプロセスカートリッジ10の着脱時に触れない
ように構成している。
【0182】樹脂部212の取り付け面218に板金部
210は取り付けられていて、板金部210の端部は樹
脂部212でもって覆われていて、外部に露出はしな
い。
【0183】つまり、図16に示しているシアンCステ
ーションの非互換レール200Cのように作業者がプロ
セスカートリッジ10Cを挿入するときに板金部210
の端面を触ることが無いように構成されているので、プ
ロセスカートリッジ10の着脱時に怪我などの防止を行
っている。
【0184】なお、上記説明においてプロセスカートリ
ッジ10の非互換キー16を同一面側に配置して説明し
てきたが、両側面を利用して非互換キー16を配置して
も同様の効果が得られる。
【0185】ここで、プロセスカートリッジ10と装置
本体99の非互換部材の配置についてのべる。図20に
示すように装置本体側99の非互換キーである凹凸部2
12Y−1,212M−1,212C−1を設ける範囲
1Y,1M,1C,(代表符号1)は上下方向で一定
で、又幅も一定であり、且つ、レール面212−1との
関係位置は同様である。プロセスカートリッジ10の非
互換キー16Y,16M,16Cは上下方向の幅が一定
であって、ガイド部3に対して一定の範囲にある。この
範囲とはプロセスカートリッジ10を装置本体99へ装
着した際に、上述した装置本体99の非互換キーのある
範囲1内である。
【0186】ブラックKステーションの非互換キーとな
る凹凸部212K−1は範囲1Kにわたって凸部となっ
ている。一方、プロセスカートリッジ10Kの範囲1K
には非互換キー16は有しない。一方プロセスカートリ
ッジ10Y,10M,10Cに非互換キー16を夫々有
するのでブラックKステーションにはプロセスカートリ
ッジ10Y,10M,10Cを装着できない。
【0187】イエローYステーションの凹凸部212Y
−1,マゼンダMステーションの凹凸部212M−1,
シアンCステーションの凹凸部212C−1の夫々の凹
部は上下方向の位置を異にし、その上下方向の幅はプロ
セスカートリッジ10の非互換キー16の上下寸法より
わずかに大きく一定である。そして、各プロセスカート
リッジ10Y,10M,10Cの非互換キー16Y,1
6M,16Cは装置本体99の凹凸部212Y−1,2
12M−1,212C−1の凹部に一致するのでプロセ
スカートリッジ10Y,10M,10Cは夫々カートリ
ッジ装着部2Y,2M,2Cに夫々装着できる(図16
参照)。
【0188】しかし、プロセスカートリッジ10Y,1
0M,10Cの各非互換キー16Y,16M,16Cは
夫々上下の位置を異にしているため、プロセスカートリ
ッジ10Yはカートリッジ装着部2M,2Cに装着でき
ない。また、プロセスカートリッジ10Mはカートリッ
ジ装着部2Y,2Mに装着できない。また、プロセスカ
ートリッジ10Cはカートリッジ装着部2Y,2Mに装
着できない。
【0189】処で、プロセスカートリッジ10Kにはブ
ラックKステーション以外のイエローY、マゼンダM、
シアンC各ステーションの樹脂部212Y,212M,
212Cに設けた凸部212Y−6,121M−6,2
12C−6に当る位置に非互換キー16Kを設けている
ので、プロセスカートリッジ10Kはブラック以外の画
像形成ステーションのカートリッジ装着部2Y,2M,
2Cに装着することは不可能である。
【0190】ブラックKのプロセスカートリッジ装着部
2Kに設けるプロセスカートリッジ10Kのガイド部3
Kのガイドレール220は図20に示すようにガイドレ
ール220のみで非互換凹凸部を有しない。
【0191】以上説明したように、装置本体99にプロ
セスカートリッジ10を着脱する開口部310に、プロ
セスカートリッジ10を着脱するときに挿入口の手前側
に各画像形成ステーション毎に非互換キーである凹凸部
212Y−1,212M−1,212C−1,212K
−1を装置本体99に設ける。また、プロセスカートリ
ッジ10に非互換キー16を設ける。
【0192】この非互換キーとなる凹凸部は各画像形成
ステーションで挿入されるプロセスカートリッジ10の
色毎に形状を異ならせているので、あらかじめ設定され
たプロセスカートリッジ10以外は該当するステーショ
ンにプロセスカートリッジ10を挿入できないようにす
る事が可能で、作業者が誤って異なる色のプロセスカー
トリッジ10を装置本体に挿入することがないように防
止することが可能となった。
【0193】次に図21を用いて非互換レール200と
プロセスカートリッジ10を挿入の際の本体ガイドレー
ル400の関係について説明する。
【0194】図21は、図14を右側面方向から見た図
であり図中矢印Xの方向からプロセスカートリッジ10
Mは挿入される。
【0195】非互換レール200Cの後方にはプロセス
カートリッジの10Mをガイドする本体ガイドレール4
00が配置されている。本体ガイドレール400は、プ
ロセスカートリッジ10Mを挿入する際の本体ガイドレ
ール部401を有しており、図中斜線部に示されるよう
に非互換レール200Cのプロセスカートリッジ10M
挿入時にガイドとなるレール面212C−4とほぼ同一
高さとなるように構成されている。よって、プロセスカ
ートリッジ10Mはこの非互換レール200Cと本体ガ
イドレール400の本体ガイドレール部401に沿って
挿入されるように構成されている。それぞれの非互換レ
ール200のレール面212ー4と、それに対応する本
体ガイドレール400の本体ガイドレール部401は、
上述と同様の構成となっている。
【0196】また、図示しないプロセスカートリッジ1
0Mのもう一方の面を保持するレール面210M−1を
図21の紙面奥側に有している。
【0197】また、この非互換レール200Cは各ステ
ーションで同様な配置で配置されている。
【0198】また、この非互換レール200Cが無い状
態でも本体ガイドレール400だけでもプロセスカート
リッジ10Mは挿入できるように構成されている。
【0199】以上説明したように、装置本体99のプロ
セスカートリッジ10の挿入のためのカートリッジ装着
部にプロセスカートリッジ10を着脱するためのガイド
となる本体ガイドレール400とともに各ステーション
毎に設けられた非互換レール200を配置する。
【0200】非互換レール200は各ステーション毎に
形状が異なり、該当する色のプロセスカートリッジ10
の非互換キー16が合致すればそのステーションにプロ
セスカートリッジ10を挿入することが可能であるよう
に構成されている。
【0201】一方、プロセスカートリッジ10の非互換
キー16が非互換レール200に合致しなければその画
像形成ステーションにプロセスカートリッジ10は挿入
できないように構成されている。
【0202】以上の構成により作業がプロセスカートリ
ッジを交換するときに誤って異なるステーションにプロ
セスカートリッジを挿入して装置本体の作動・画像出力
を行うことが無いので、常に所定の画像を出力可能な画
像形成装置を提供できる。
【0203】また、異なる画像形成ステーションにプロ
セスカートリッジを挿入することができないので、あら
かじめ非互換の機能によって挿入されているトナー補給
容器から該プロセスカートリッジに異なった色のトナー
を供給して、混色した画像を出力することがないように
構成が可能となった。
【0204】プロセスカートリッジを着脱するためのガ
イドレールと別の部材で非互換レールを構成したので、
各ステーション毎に非互換の機構を構成するのが簡単で
安価である。
【0205】また、非互換レール自身を板金部と樹脂部
に分けて構成しているので、板金部が前側板の補強の機
能を果たすとともに樹脂部が板金部を覆うように構成し
ているのでプロセスカートリッジを着脱するときに作業
者が板金部の端部で怪我をすることが無いような構成に
なっている。
【0206】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプロセス
カートリッジ及び電子写真画像形成装置は、複数のプロ
セスカートリッジの非互換を、装置本体側のプロセスカ
ートリッジの装着案内部材材で行うことにより、装置本
体側は非互換のために部材を追加することがないため容
易に、更に省スペースで確実に誤装着を防止することが
出来る。現像カートリッジ、トナーカートリッジについ
ても同効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置本体の
縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るプロセスカートリッ
ジ及びトナー補給容器の縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係わる画像形成装置本体
の概略斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係わるプロセスカートリ
ッジの長手断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るトナー補給容器の長
手断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るプロセスカートリッ
ジの画像装置本体装着を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るプロセスカートリッ
ジの概略斜視図である。
【図8】(a)(b)(c)(d)は本発明の実施の形
態に係るプロセスカートリッジの概略斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るプロセスカートリッ
ジの装着を示す正面断面図である。
【図10】(a)(b)(c)(d)は他の実施の形態
のプロセスカートリッジの端部を示す斜視図である。
【図11】他の実施の形態のプロセスカートリッジの装
置本体への装着を示す斜視図である。
【図12】インラインのカラー画像形成装置の縦断面図
である。
【図13】プロセスカートリッジとトナー補給容器の配
置と非互換レールとの関係を摸式的に表す正面断面図で
ある。
【図14】非互換レールを説明する正面図である。
【図15】プロセスカートリッジの正面図である。
【図16】プロセスカートリッジ及びトナー補給容器の
装着部の正面図である。
【図17】非互換レールの正面断面図である。
【図18】従来例のプロセスカートリッジ及びトナー補
給装置の斜視図である。
【図19】プロセスカートリッジの斜視図である。
【図20】装置本体に装着されたプロセスカートリッジ
の正面図である。
【図21】図14における非互換レールを説明する右側
面図である。
【符号の説明】
1,1Y,1M,1C,1K…範囲 2,2Y,2M,2C,2K…カートリッジ装着部 3,3Y,3M,3C,3K…ガイド部 10,10Y,10M,10C,10K…プロセスカー
トリッジ 10a2…位置決め穴 12,12Y,12M,12C,12K…感光ドラム
12a…ドラム軸 12b…ドラムフランジ 12c…軸受ケース 12d
…非駆動フランジ 12e…軸受 12f…中心穴 1
2g…駆動伝達部 13,13Y,13M,13C,13K…帯電手段 3
a…帯電ローラ 3b…芯金 3c…帯電ローラクリーニング部材 3d
…押しバネ 3e…クリーニングフィルム 3f…支持部材 3g…
転写残トナー均一化手段 3h…トナー帯電制御手段 14,14Y,14M,14C,14K…現像装置 4
a…現像スリーブ 4a1…ジャーナル部 4b…マグネットローラ 4c
…規制ブレード 4d…隔壁 4e1,4e2…攪拌スクリュー 4g…
センサー 4k…スペーサ 15,15Y,15M,15C,15K…クリーニング
装置 16,16Y,16M,16C,16K…非互換キー
(プロセスカートリッジ側) 20,20Y,20M,20C,20K…光学ユニット 21…光源 22…ミラー 23…レンズ 25Y,25M,25C,25K…露光手段 25a…
ポリゴンミラー 25b…結像レンズ 25c…反射ミラー 26…クリーニングユニット 26a…クリーニングブ
レード 26b…送りスクリュー 30…中間転写体ユニット 30a…中間転写ベルト
30b…駆動ローラ 30c…従動ローラ 30d…2次転写ローラ 30fY,30fM,30fC,30fK…転写帯電ロ
ーラ 30g…2次転写対向ローラ 40…転写材搬送ユニット 41…給紙カセット 41b…給紙ローラ 41c…リ
タードローラ 41d…給送ガイド 41e,41f…搬送ローラ 4
1g…レジストローラ 41h,41j…排出ローラ 42…給紙トレイ 43…ピックアップローラー 44…給紙ローラー 45…搬送ローラー 46…レジストローラー 50…定着ユニット 51…定着ローラ 52…加圧ローラ 56…排紙トレイ 57,57Y,57M,57C,57K…ガイドレール 57a,57b…案内部材 57d…凹部形状 58…前ドア 59…フタ部材 60,60Y,60M,60C,60K…トナー補給容
器 60a…ガイド部 60b…攪拌板 60c…攪拌軸 60d…軸受 60e…駆動カップリング(凹) 60f…排出開口部
60g…容器本体 60g1…ガイド部 60s…スクリュー 61…ガイドレール 62M,62C…凹部 63,64…支持ピン 65…後側板 66…芯決め板 67a,67b…駆動カップリング 90…ドラム駆動伝達部 91…現像スリーブ駆動力受け部 92…帯電ローラ駆動力受け部 99…装置本体 100…光学ステー 102M,102C…開口穴(光学ユニット用) 110,110M,110C,110K…仕切り 112…トナー補給容器レール部 114,114M,114C,114K…プロセスカー
トリッジレール部 116…端部 118,118M,118C…非互換キー(トナー補給
容器側) 119…リブ 120,120Y,120M,120C,120K…非
互換キー 130Y,130M,130C,130K…ピン 140Y,140M.140C,140K…ガイド溝 141,142…位置決めガイド溝 150Y,150M,150C,150K…ガイド 151Y,151M,151C,151K…ガイド 152,153…位置決めガイド 154a,154b…側板 154c…フレーム本体 200,200M,200C…非互換レール(装置本体
側) 210,210M,210C…板金部 210M−1,210C−1,210M−2,210C
−2…レール面 212,212Y,212M,212C,212K…樹
脂部 212−1,121Y−1,212M−1,21
2C−1,212K−1…凹凸部 212−2,212M−2,212C−2…レール面 212−3,212M−3,212C−3…位置決め軸 212M−4,212C−4…レール面 212M−5,212C−5…凹部 212M−6,212C−6…凸部 214,215…小ねじ穴 218…取り付け面 220…ガイドレール 300…前板金 310…開口部(プロセスカートリッジとトナー補給容
器用) 400…本体ガイドレール 401…本体ガイドレール部 500…プロセスカートリッジ 510…トナー補給容器 550色識別のシール A…基準線 a…帯電部 b…露光部 C…シアン c…現像部 d…転写部 K…ブラック L…レーザー光 M…マゼンダ P…転写材 V,W,X…矢印 Y…イエロー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AA06 AA07 AB02 AD01 AD16 BB71 2H071 BA03 BA04 BA13 BA19 BA22 BA29 BA32 DA06 DA08 DA15 EA04 2H077 AA02 AB02 AB14 AB15 AB18 AC02 AD02 AD06 AD13 AE06 BA08 BA09 BA10 EA03 GA13

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々が電子写真感光体と、前記電子写真
    感光体に作用するプロセス手段と、を有する複数のプロ
    セスカートリッジと、複数のトナー補給容器と、を着脱
    可能で複数の該感光体に画像を形成させる光学系を有す
    る光学ユニットを有し、感光体上に描かれた画像を、順
    次中間転写体ユニットに転写し画像を記録媒体に形成す
    るカラー電子写真画像形成装置において、略一列に配置
    されたプロセスカートリッジの隣り合うステーション間
    を仕切る壁であって、この壁は、それぞれ異なる形状に
    て形成され複数のプロセスカートリッジを隣り合う壁間
    に択一して装着可能としていることを特徴とするカラー
    電子写真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記プロセスカートリッジのステーショ
    ン間を仕切る壁は、あらかじめ指定されたステーション
    にあらかじめ指定したプロセスカートリッジが挿入でき
    るように構成されていて、異なるプロセスカートリッジ
    が挿入されようとするとプロセスカートリッジに設けら
    れたキーが仕切りの壁の一部に当接してプロセスカート
    リッジが挿入できないように構成された請求項1に記載
    のカラー電子写真画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記プロセスカートリッジのステーショ
    ン間を仕切る壁は、板金と樹脂などのモールド部材の2
    部品で構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のカラー電子写真画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記2部品で構成されている仕切りの壁
    は、板金の部分は共通の形状で構成され、樹脂などのモ
    ールド部材の部分はそれぞれ異なる形状を有しているこ
    とを特徴とする請求項3に記載のカラー電子写真画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記2部品で構成されている仕切りの壁
    は、少なくともいずれか一方の面の樹脂などのモールド
    部材で構成された部分に、プロセスカートリッジのキー
    に合致するような補完形状を有することを特徴とする請
    求項3又は4に記載のカラー電子写真画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記2部品で構成されている仕切りの壁
    は、板金で構成された部分がプロセスカートリッジを挿
    入するために開けられた側板の開口部の上下を小ねじ止
    めなど固定手段で連結するように構成された請求項3か
    ら5の何れか1つに記載のカラー電子写真画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記2部品で構成されている仕切りの壁
    は、樹脂などのモールド部材で構成された部分が板金で
    構成された部分の端部を覆うように構成された請求項3
    から6の何れか1つに記載のカラー電子写真画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記2部品で構成されている仕切りの壁
    は、少なくともプロセスカートリッジの挿入方向と平行
    な板金の端面を樹脂などのモールド部材が覆っているこ
    とを特徴とする請求項7に記載のカラー電子写真画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】 前記隣り合うステーション間を仕切る壁
    は互いに非互換に画像形成装置本体に取り付けられるこ
    とを特徴とする請求項1から8の何れか1つに記載のカ
    ラー電子写真画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記隣り合うステーション間を仕切る
    壁は、プロセスカートリッジ挿入側の前方に取り付けら
    れプロセスカートリッジを奥まで挿入する際のガイドレ
    ールとは異なる部材で構成された請求項1から9の何れ
    か1つに記載のカラー電子写真画像形成装置。
  11. 【請求項11】 夫々が電子写真感光体と、前記電子写
    真感光体に作用するプロセス手段を有する複数のプロセ
    スカートリッジと、複数のトナー補給容器と、を着脱可
    能で複数の該感光体に画像を形成させる光学系を有する
    光学ユニットを有し、感光体上に描かれた画像を、順次
    中間転写体ユニットに転写し画像を記録媒体に形成する
    カラー電子写真画像形成装置において、隣り合う位置に
    複数配置されたトナー補給容器と光学箱を仕切る1枚の
    仕切りにあらかじめ指定されたステーションにあらかじ
    め指定したトナー補給容器が挿入できるように構成され
    ていて、異なるトナー補給容器が挿入されようとすると
    トナー補給容器に設けられたキーが仕切りの一部かもし
    くは仕切りとは別の部材で構成されたキーに当接して、
    トナー補給容器が挿入できないように構成されたカラー
    電子写真画像形成装置。
  12. 【請求項12】 複数の現像カートリッジを装着するた
    めの複数の開口部と、前記複数の現像カートリッジを各
    々装着するための複数の案内部材と、各現像カートリッ
    ジに対応して各々特定の一つの現像カートリッジのみの
    装着可能な形状をした識別形状部を有する複数の現像カ
    ートリッジ装着部と、を有する画像形成装置本体に着脱
    可能な現像カートリッジにおいて、 電子写真感光体に形成された静電潜像をトナーを用いて
    現像する現像部材と、 前記現像部材へ供給するトナーを収納するトナー収納部
    と、 画像形成装置本体に装着する際、画像形成装置本体の一
    つの識別形状部を通過可能で他の識別形状部を通過でき
    ない識別子と、 を有し、前記現像カートリッジは前記画像形成装置本体
    の対応する所定位置のみに装着されることを特徴とする
    現像カートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記現像カートリッジに設けた識別部
    は、前記現像カートリッジに対応したトナーの種類に応
    じて設定されたことを特徴とする請求項12に記載の現
    像カートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記現像カートリッジに設けた識別部
    は、前記現像カートリッジの現像手段の長手方向に関し
    一端部に設けられたことを特徴とする請求項12に記載
    の現像カートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記現像カートリッジに設けた識別部
    は、前記現像カートリッジの外部から外方へ突出する凸
    形状であることを特徴とする請求項12に記載の現像カ
    ートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記現像カートリッジは、前記画像形
    成装置本体に対し、現像手段の長手方向と同方向に装着
    されることを特徴とする請求項12に記載の現像カート
    リッジ。
  17. 【請求項17】 複数のプロセスカートリッジを装着す
    るための複数の開口部と、前記複数のプロセスカートリ
    ッジを装着するための複数の案内部材と、各プロセスカ
    ートリッジに対応して各々特定の一つのプロセスカート
    リッジのみ装着可能な形状をした識別形状部を有する複
    数のプロセスカートリッジ装着部と、を有する画像形成
    装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 画像形成装置本体に装着する際画像形成装置本体の一つ
    の識別形状部を通過可能で、他の識別形状部を通過でき
    ない識別子と、 を有し、前記プロセスカートリッジは前記画像形成装置
    本体の対応する所定位置のみに装着されることを特徴と
    するプロセスカートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記プロセスカートリッジに設けた識
    別部は、前記プロセスカートリッジに対応したトナーの
    種類に応じて設定されたことを特徴とする請求項17に
    記載のプロセスカートリッジ。
  19. 【請求項19】 前記プロセスカートリッジに設けた識
    別部は、前記プロセスカートリッジの電子写真感光体長
    手方向に関し一端側に設けられたことを特徴とする請求
    項17に記載のプロセスカートリッジ。
  20. 【請求項20】 前記プロセスカートリッジに設けた識
    別部は、前記プロセスカートリッジの外部から外方へ突
    出するより凸形状であることを特徴とする請求項17に
    記載の現像カートリッジ。
  21. 【請求項21】 前記プロセスカートリッジは、前記画
    像形成装置本体に対し、前記電子写真感光体ドラムの長
    手方向と同方向に装着されることを特徴とする請求項1
    7に記載のプロセスカートリッジ。
  22. 【請求項22】 複数のトナーカートリッジを装着する
    ための複数の開口部と、 前記複数のトナーカートリッジを各々装着するための複
    数の案内部材と、各トナーカートリッジに対応して各々
    特定の一つのトナーカートリッジのみ装着可能な形状と
    した識別形状部を有する複数のトナーカートリッジ装着
    部と、を有する画像形成装置本体に着脱可能なトナーカ
    ートリッジにおいて、 トナー収納部と、 撹拌手段と、 現像手段へとトナーを供給する供給口と、 画像形成装置本体へ装着する際、画像形成装置本体の一
    つの形状識別部を通過可能で他の形状識別部を通過でき
    ない識別子と、 を有し、前記トナーカートリッジは前記装置本体の対応
    する所定位置のみに装着されることを特徴とするトナー
    カートリッジ。
  23. 【請求項23】 前記トナーカートリッジに設けた識別
    子は、前記トナーカートリッジに対応したトナーの種類
    に応じて設定されたことを特徴とする請求項22に記載
    のトナーカートリッジ。
  24. 【請求項24】 前記トナーカートリッジに設けた識別
    子は、前記トナーカートリッジの撹拌手段の長手方向に
    関し一端側に設けられたことを特徴とする請求項22に
    記載のトナーカートリッジ。
  25. 【請求項25】 前記トナーカートリッジに設けた識別
    子は、前記トナーカートリッジの外部から外方へ突出す
    るより凸形状であることを特徴とする請求項22に記載
    のトナーカートリッジ。
  26. 【請求項26】 前記トナーカートリッジは、前記画像
    形成装置本体に対し、前記攪拌手段の長手方向と同方向
    に装着されることを特徴とする請求項22に記載のトナ
    ーカートリッジ。
  27. 【請求項27】 複数の現像カートリッジを装着するた
    めの複数の開口部と、 複数の現像カートリッジを装着するための複数の案内部
    材を有し、請求項12に記載の現像カートリッジを着脱
    可能なことを特徴とする電子写真画像形成装置。
  28. 【請求項28】 前記案内部材は、前記複数の現像カー
    トリッジの各々を仕切る位置に設けられたことを特徴と
    する請求項27に記載の電子写真画像形成装置。
  29. 【請求項29】 複数のプロセスカートリッジを装着す
    るための複数の開口部と、 複数のプロセスカートリッジを装着するための複数の案
    内部材を有し、請求項17に記載のプロセスカートリッ
    ジを着脱可能なことを特徴とする電子写真画像形成装
    置。
  30. 【請求項30】 前記案内部材は、前記複数のプロセス
    カートリッジを各々仕切る位置に設けられたことを特徴
    とする請求項29に記載の電子写真画像形成装置。
  31. 【請求項31】 複数のトナーカートリッジを装着する
    ための複数の開口部と、複数のトナーカートリッジを装
    着するための複数の案内部材を有し、請求項22に記載
    のトナーカートリッジを着脱可能なことを特徴とする電
    子写真画像形成装置。
  32. 【請求項32】 前記案内部材は、前記複数のトナーカ
    ートリッジの各々を仕切る位置に設けられたことを特徴
    とする請求項31記載の電子写真画像形成装置。
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