JP2003084187A - 光学装置のレンズ駆動構造 - Google Patents

光学装置のレンズ駆動構造

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JP2003084187A
JP2003084187A JP2001273436A JP2001273436A JP2003084187A JP 2003084187 A JP2003084187 A JP 2003084187A JP 2001273436 A JP2001273436 A JP 2001273436A JP 2001273436 A JP2001273436 A JP 2001273436A JP 2003084187 A JP2003084187 A JP 2003084187A
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lens barrel
lens
barrel
movable
movable cam
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JP2001273436A
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Tetsuo Morii
哲郎 森井
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃力が加わった場合であっても、簡単な構
成によりガイドピンやカム溝の損傷を防止できる光学装
置のレンズ駆動構造を提供すること。 【解決手段】 第1の可動カム筒16の外周面にはガイ
ドピン20が突設され、このガイドピン20は固定鏡筒
12の内面のカム溝22に係合している。第1の可動カ
ム筒16がモータにより回転され、ガイドピン20及び
カム溝22の係合により第1の可動カム筒16が回転し
ながら光軸L方向に移動する。第1の可動カム筒16の
外周部には固定鏡筒12の先端面1202に当接する凸
部24が設けられ、固定鏡筒12に対して第1の可動カ
ム筒16が最も伸長した状態で、第1の可動カム筒16
の凸部24が固定鏡筒12の先端面1202に当接して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム式カメラ
や、デジタルカメラ、8ミリビデオカメラ、デジタルビ
デオカメラ、双眼鏡、望遠鏡などのような光学装置のレ
ンズ駆動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、デジタルカメラやデジタルビデ
オカメラなどのようなカメラでは、カメラ本体に固定さ
れた固定鏡筒と、この固定鏡筒に対して光軸方向に移動
可能に結合された可動鏡筒とを備えている。あるいは、
カメラ本体に対して光軸方向に移動可能に結合された可
動鏡筒と、この可動鏡筒に対して光軸方向に移動可能に
結合された別の可動鏡筒を備えている。レンズは、前記
可動鏡筒に連動して光軸方向に移動できるようにレンズ
保持枠などを介して配設され、所謂沈胴レンズが構成さ
れ、固定鏡筒や可動鏡筒を介してレンズを光軸方向に動
かすことで、例えば、ズーム動作やピント調整などが行
われるように構成されている。そして、多くの場合、鏡
筒どうしの結合にカム溝とガイドピンが用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、カメラの使用者
は、使用時に、あるいは、持ち運びや保管時などの非使
用時に、カメラを不用意に落としてしまうことが考えら
れる。そして、鏡筒どうしの結合に上述のカム溝とガイ
ドピンが用いられたカメラでは、落下の際の衝撃力がそ
のままガイドピンに集中し、例えば、ガイドピンが破損
したり、あるは、ガイドピンがカム溝を乗り越えてカム
溝を損傷したりするなどし、正確なレンズ伸長動作やレ
ンズ保持枠の位置決めがなされなくなることが考えられ
る。このような不具合を解消するため、ガイドピンやカ
ム溝を複数にした従来技術も提案されているが、部品点
数、組み立て工数が増大し、コストダウンを図る上で不
利があった。本発明は前記事情に鑑み案出されたもので
あって、本発明の目的は、落下などの際に衝撃力が加わ
った場合であっても、簡単な構成によりガイドピンやカ
ム溝の損傷を防止できる光学装置のレンズ駆動構造を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、第1の鏡筒と、前記第1の鏡筒に対してカ
ム溝とガイドピンを介して光軸方向に移動可能に結合さ
れた第2の鏡筒とを有し、前記鏡筒を介してレンズを光
軸方向に移動させる光学装置のレンズ駆動構造におい
て、前記第1の鏡筒と第2の鏡筒とが最も伸長した状態
において、第1の鏡筒または第2の鏡筒の一方に設けら
れた凸部が、第1の鏡筒または第2の鏡筒の他方に設け
られた凸部に当接し、双方の鏡筒の縮小する方向の動き
が阻止されるように構成されていることを特徴とする。
このような発明によれば、鏡筒を最も伸長させた状態で
不用意に光学装置を落としてしまった場合、落下の際の
衝撃力を双方の凸部で受け、したがって、ガイドピンに
は落下の際の衝撃力は伝達されない。また、本発明は、
第1の鏡筒と、前記第1の鏡筒に対してカム溝とガイド
ピンを介して光軸方向に移動可能に結合された第2の鏡
筒とを有し、前記鏡筒を介してレンズを光軸方向に移動
させる光学装置のレンズ駆動構造において、前記第1の
鏡筒と第2の鏡筒とが最も伸長した状態において、前記
ガイドピンが位置するカム溝箇所に、双方の鏡筒の縮小
する方向で光軸方向に沿ったガイドピンの直線移動を許
容する逃げ溝が連通接続されていることを特徴とする。
このような本発明によれば、鏡筒を最も伸長した状態で
不用意に光学装置を落としてしまった場合、ガイドピン
が逃げ溝内を直線移動でき、したがって、ガイドピンに
は落下の際の衝撃力は伝達されない。
【0005】また、本発明は、第1の鏡筒と、前記第1
の鏡筒に対してカム溝とガイドピンを介して光軸方向に
移動可能に結合された第2の鏡筒とを有し、前記鏡筒を
介してレンズを光軸方向に移動させる光学装置のレンズ
駆動構造において、前記第1の鏡筒と第2の鏡筒とが最
も縮小した状態において、前記ガイドピンが前記カム溝
の端部に至る前に、第1の鏡筒または第2の鏡筒の一方
に設けられた凸部が、第1の鏡筒または第2の鏡筒の他
方に当接し、双方の鏡筒の縮小する方向の動きが阻止さ
れるように構成されていることを特徴とする。このよう
な発明によれば、鏡筒を最も縮小させた状態で不用意に
光学装置を落としてしまった場合、落下の際の衝撃力を
凸部と鏡筒で受け、したがって、ガイドピンには落下の
際の衝撃力は伝達されない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態が適用された固定鏡筒、可動カム筒部分の概略断
面図を示す。この第1の実施の形態では、光学装置はカ
メラであり、固定鏡筒12がカメラ本体14で支持さ
れ、固定鏡筒12の径方向内側に第1の可動カム筒16
が配設され、この第1の可動カム筒16の径方向内側に
第2の可動カム筒18が配設されており、図1は、固定
鏡筒12に対して第1の可動カム筒16が最も伸長し、
第1の可動カム筒16に対して第2の可動カム筒18が
最も伸長した状態を示している。前記第1の可動カム筒
16の外周面にはガイドピン20が突設され、このガイ
ドピン20は固定鏡筒12の内周面のカム溝22に係合
している。そして、第1の可動カム筒16がモータによ
り回転され、ガイドピン20及びカム溝22の係合によ
り第1の可動カム筒16が回転しながら光軸L方向に移
動するように構成されている。
【0007】前記第2の可動カム筒18は、第1の可動
カム筒16および固定鏡筒12に対して不図示のガイド
ピン、カム溝などにより係合しており、第2の可動カム
筒18は、前記第1の可動カム筒16の移動に追従して
光軸L方向に移動すると共に、第1の可動カム筒16が
伸び切った状態で、第1の可動カム筒16に対して光軸
L方向の前方(カメラ本体14から離れる方向)に移動
できるように配設されている。そして、不図示のレンズ
が、レンズ保持枠などを介して前記第2の可動カム筒1
8に連動して光軸L方向に移動できるように配設され、
所謂沈胴レンズが構成され、固定鏡筒12、第1の可動
カム筒16、第2の可動カム筒18を介してレンズを光
軸L方向に動かすことで、例えば、ズーム動作やピント
調整などが行われるように構成されている。なお、本実
施の形態では、第1の可動カム筒16と第2の可動カム
筒18がそれぞれ特許請求の範囲の可動鏡筒に相当して
いる。
【0008】前記固定鏡筒12の先端の内周部には、固
定鏡筒12の径方向内方に突出する凸部23が設けら
れ、前記第1の可動カム筒16の先端寄りの外周部に
は、可動カム筒16の径方向外方に突出し固定鏡筒12
の凸部23に当接可能な凸部24が設けられている。そ
して、第1の可動カム筒16の凸部24の後面が固定鏡
筒12の凸部23の前面に当接した状態で、固定鏡筒1
2に対して第1の可動カム筒16が最も伸長した状態が
形成されている。より詳細には、固定鏡筒12に対して
第1の可動カム筒16が最も伸長した際に、固定鏡筒1
2の凸部23の前方に至るように第1の可動カム筒16
が回転し、このようにして第1の可動カム筒16の凸部
24の後面が固定鏡筒12の凸部23の前面に当接する
と、以後、第1の可動カム筒16は固定鏡筒12に対し
て直進動によっては没入できないように形成されてい
る。なお、第1の可動カム筒16の没入の際には、凸部
24が固定鏡筒12の凸部23から離れるように第1の
可動カム筒16が回転してからカメラ本体14側に移動
していく。
【0009】なお、凸部23、24の形状は任意であ
り、鏡筒どうしの連結構造に対応して適宜決定され、ま
た、個数も任意であり、例えば、凸部23、24を周方
向に間隔をおいた複数箇所に設けてもよい。
【0010】このような第1の実施の形態によれば次の
ような効果が奏される。カメラの使用時、固定鏡筒12
に対して第1の可動カム筒16、第2の可動カム筒18
が最も伸長した状態とされる。そして、このような使用
時に不用意にカメラを落としてしまった場合、可動カム
筒16の凸部24が固定鏡筒12の凸部23に予め当接
しているので、剛性の大きい凸部23、24との間で衝
撃力を受けることになり、ガイドピン20には落下の際
の衝撃力は伝達されない。したがって、カメラを落とし
た場合であっても、ガイドピン20の破損やカム溝22
の損傷を防止でき、正確なレンズ伸長動作やレンズ保持
枠の位置決めが長期にわたって保証されることになる。
また、以上の効果を単に可動カム筒16の凸部24を固
定鏡筒12の凸部23に当接させるといった簡単な構成
により達成でき、部品点数、組み立て工数を増大させる
ことはなく、コストダウンを図る上でも有利となる。
【0011】次に、第2の実施の形態について説明す
る。図2は本発明の第2の実施の形態が適用された可動
カム筒部分の概略断面図を示す。この第2の実施の形態
でも、光学装置はカメラであり、第1の可動カム筒32
の径方向内側に第2の可動カム筒34が配設され、第2
の可動カム筒34の径方向内側に第3の可動カム筒36
が配設され、この第3の可動カム筒36がカメラ本体3
8で光軸L方向に移動可能に支持されている。前記第2
の可動カム筒34の外周面にはガイドピン40が突設さ
れ、このガイドピン40は第1の可動カム筒32の内面
のカム溝42に係合している。そして、第3の可動カム
筒36がモータにより回転され、不図示のギヤ結合によ
り第2の可動カム筒34が回転しながら光軸L方向に移
動し、第1の可動カム筒32がガイドピン40、カム溝
42の係合を介して第2の可動カム筒34に連動して回
転しながら光軸L方向に移動するように構成されてい
る。
【0012】そして、不図示のレンズが、レンズ保持枠
などを介して第3の可動カム筒36で支持されると共に
前記第1の可動カム筒32で支持され、これら可動カム
筒32、36で支持されたレンズはこれらの可動カム筒
32、36に連動して光軸L方向に移動できるように配
設され、所謂沈胴レンズが構成され、第1の可動カム筒
32、第2の可動カム筒34、第3の可動カム筒36を
介してレンズを光軸L方向に動かすことで、例えば、ズ
ーム動作やピント調整などが行われるように構成されて
いる。なお、本実施の形態では、第1の可動カム筒3
2、第2の可動カム筒34、第3の可動カム筒36がそ
れぞれ特許請求の範囲の可動鏡筒に相当している。
【0013】図2は、第1の可動カム筒32、第2の可
動カム筒34、第3の可動カム筒36が最も伸長した状
態を示している。前記第1の可動カム筒32の先端寄り
の内周部には、径方向内方に突出する凸部44が設けら
れ、また、第2の可動カム筒34の基端寄りの外周部に
は、径方向外方に突出し前記凸部44に当接する凸部4
6が設けられている。そして、第2の可動カム筒34の
凸部46の後面が第1の可動カム筒32の凸部44の前
面に当接した状態で、第1の可動カム筒32、第2の可
動カム筒34、第3の可動カム筒36が最も伸長した状
態が形成されている。より詳細には、第1の可動カム筒
32に対して第2の可動カム筒34が最も伸長した際
に、凸部46が凸部44の前方に至るように第1の可動
カム筒32または第2の可動カム筒34が回転し、この
ようにして凸部46の後面が凸部44の前面に当接する
と、以後、第1の可動カム筒32に対して第2の可動カ
ム筒34が直進動によっては没入できないように形成さ
れている。なお、第2の可動カム筒34の没入の際に
は、凸部46が凸部44から離れるように第1の可動カ
ム筒32または第2の可動カム筒34が回転してからカ
メラ本体38側に移動していく。
【0014】このような第2の実施の形態によっても前
記第1の実施の形態と同様な効果が奏される。すなわ
ち、カメラの使用時、第1の可動カム筒32、第2の可
動カム筒34、第3の可動カム筒36が最も伸長した状
態とされる。そして、このような使用時に不用意にカメ
ラを落としてしまった場合、第2の可動カム筒34の凸
部46と第1の可動カム筒32の凸部44は予め当接し
ているので、剛性の大きい凸部44,46間で衝撃力を
受けることになり、ガイドピン40には落下の際の衝撃
力は伝達されない。したがって、カメラを落とした場合
であっても、ガイドピン40の破損やカム溝42の損傷
を防止でき、正確なレンズ伸長動作やレンズ保持枠の位
置決めが長期にわたって保証されることになる。また、
以上の効果を単に互いに当接する凸部44、46を可動
カム筒32、34に設けるといった簡単な構成により達
成でき、部品点数、組み立て工数を増大させることはな
く、コストダウンを図る上でも有利となる。
【0015】次に、第3の実施の形態について説明す
る。図3は本発明の第3の実施の形態が適用された固定
鏡筒、可動カム筒部分の概略断面図を示す。この第3の
実施の形態でも、光学装置はカメラであり、固定鏡筒1
2がカメラ本体14で支持され、固定鏡筒12の径方向
内側に第1の可動カム筒16が配設され、この第1の可
動カム筒16の径方向内側に第2の可動カム筒18が配
設されている。前記第1の可動カム筒16の外周面には
ガイドピン20が突設され、このガイドピン20は固定
鏡筒12の内周面のカム溝22に係合している。そし
て、第1の可動カム筒16がモータにより回転され、ガ
イドピン20及びカム溝22の係合により第1の可動カ
ム筒16が回転しながら光軸L方向に移動するように構
成されている。
【0016】前記第2の可動カム筒18は、第1の可動
カム筒16および固定鏡筒12に対して不図示のガイド
ピン、カム溝などにより係合しており、第2の可動カム
筒18は、前記第1の可動カム筒16の移動に追従して
光軸L方向に移動すると共に、第1の可動カム筒16が
伸び切った状態で、第1の可動カム筒16に対して光軸
L方向に移動できるように配設されている。そして、不
図示のレンズが、レンズ保持枠などを介して前記第2の
可動カム筒18に連動して光軸L方向に移動できるよう
に配設され、所謂沈胴レンズが構成され、固定鏡筒1
2、第1の可動カム筒16、第2の可動カム筒18を介
してレンズを光軸L方向に動かすことで、例えば、ズー
ム動作やピント調整などが行われるように構成されてい
る。なお、本実施の形態では、第1の可動カム筒16と
第2の可動カム筒18がそれぞれ特許請求の範囲の可動
鏡筒に相当している。
【0017】図3は、固定鏡筒12に対して第1の可動
カム筒16が最も縮小した状態を示している。前記第1
の可動カム筒16の先端寄りの外周部には、可動カム筒
16の径方向外方に突出し固定鏡筒12の先端面120
2に当接する凸部24が設けられている。より詳細に
は、第1の可動カム筒16の凸部24の後面が固定鏡筒
12の先端面1202に当接した状態で、固定鏡筒12
に対して第1の可動カム筒16が最も縮小した状態が形
成されており、言い換えると、第1の可動カム筒16の
凸部24の後面が固定鏡筒12の先端面1202に当接
すると、以後、第1の可動カム筒16は固定鏡筒12に
対してそれ以上没入できないように形成されている。ま
た、固定鏡筒12に対して第1の可動カム筒16が最も
縮小した状態で、ガイドピン20は、カム溝22の端部
の手前の箇所に位置している。
【0018】なお、ガイドピン20がカム溝22の端部
の壁面に当接すると同時に、第1の可動カム筒16の凸
部24の後面が固定鏡筒12の先端面1202に当接す
るように構成することも考えられるが、この場合には困
難な調整作業が必要となる。例えば、組み立て調整の際
に、ガイドピン20がカム溝22の端部の壁面に当接し
ているが、第1の可動カム筒16の凸部24が固定鏡筒
12の先端面1202から離れている状態が形成される
場合も多くなる。したがって、量産性を考慮した場合、
固定鏡筒12に対して第1の可動カム筒16が最も縮小
した状態で、第1の可動カム筒16の凸部24の後面が
固定鏡筒12の先端面1202に当接し、ガイドピン2
0は、カム溝22の端部の手前の箇所に位置しているよ
うに構成することが、組み立て上も最適となる。なお、
凸部24の形状は任意であり、鏡筒どうしの連結構造に
対応して適宜決定される。例えば、凸部24を第1の可
動カム筒16の1箇所に設けてもよく、周方向に間隔を
おいた複数箇所に設けてもよく、あるいは、周方向に連
続する環板状に設けてもよい。また、凸部24は固定鏡
筒12側に設けてもよく、あるいは、互いに当接する凸
部を固定鏡筒12と第1の可動カム筒16との双方に設
けるようにしてもよい。
【0019】このような第3の実施の形態によれば次の
ような効果が奏される。カメラの非使用時、例えば、持
ち運びや保管時などでは、固定鏡筒12に対して第1の
可動カム筒16、第2の可動カム筒18が没入して最も
縮小した状態とされる。そして、このような非使用時に
不用意にカメラを落としてしまった場合、可動カム筒1
6の凸部24が固定鏡筒12の先端面1202に予め当
接しているので、剛性の大きい凸部24と先端面120
2との間で衝撃力を受けることになり、ガイドピン20
には落下の際の衝撃力は伝達されない。したがって、カ
メラを落とした場合であっても、ガイドピン20の破損
やカム溝22の損傷を防止でき、正確なレンズ伸長動作
やレンズ保持枠の位置決めが長期にわたって保証される
ことになる。また、以上の効果を単に可動カム筒16の
凸部24を固定鏡筒12の先端面1202に当接させる
といった簡単な構成により達成でき、部品点数、組み立
て工数を増大させることはなく、コストダウンを図る上
でも有利となる。
【0020】次に、第4の実施の形態について説明す
る。図4は本発明の第4の実施の形態が適用された可動
カム筒部分の概略断面図を示す。この第4の実施の形態
でも、光学装置はカメラであり、第1の可動カム筒32
の径方向内側に第2の可動カム筒34が配設され、第2
の可動カム筒34の径方向内側に第3の可動カム筒36
が配設され、この第3の可動カム筒36がカメラ本体3
8で光軸L方向に移動可能に支持されている。前記第2
の可動カム筒34の外周面にはガイドピン40が突設さ
れ、このガイドピン40は第1の可動カム筒32の内面
のカム溝42に係合している。そして、第3の可動カム
筒36がモータにより回転され、不図示のギヤ結合によ
り第2の可動カム筒34が回転しながら光軸L方向に移
動し、第1の可動カム筒32がガイドピン40、カム溝
42の係合を介して第2の可動カム筒34に連動して回
転しながら光軸L方向に移動するように構成されてい
る。
【0021】そして、不図示のレンズが、レンズ保持枠
などを介して第3の可動カム筒36で支持されると共に
前記第1の可動カム筒32で支持され、これら可動カム
筒32、36で支持されたレンズはこれらの可動カム筒
32、36に連動して光軸L方向に移動できるように配
設され、所謂沈胴レンズが構成され、第1の可動カム筒
32、第2の可動カム筒34、第3の可動カム筒36を
介してレンズを光軸L方向に動かすことで、例えば、ズ
ーム動作やピント調整などが行われるように構成されて
いる。なお、本実施の形態では、第1の可動カム筒3
2、第2の可動カム筒34、第3の可動カム筒36がそ
れぞれ特許請求の範囲の可動鏡筒に相当している。
【0022】図4は、第1の可動カム筒32、第2の可
動カム筒34、第3の可動カム筒36が最も縮小した状
態を示している。前記第1の可動カム筒32の先端寄り
の内周部には、径方向内方に突出する凸部44が設けら
れ、また、第2の可動カム筒34の先端寄りの外周部に
は、径方向外方に突出し前記凸部44に当接する凸部4
6が設けられている。より詳細には、第2の可動カム筒
34の凸部46の後面が第1の可動カム筒32の凸部4
4の前面に当接した状態で、第1の可動カム筒32、第
2の可動カム筒34、第3の可動カム筒36が最も縮小
した状態が形成されており、言い換えると、双方の凸部
44,46が当接すると、以後、第1の可動カム筒32
は前方に移動できず、また、第2の可動カム筒34は後
方に移動できないように形成されている。また、双方の
凸部44,46が当接し、第1の可動カム筒32、第2
の可動カム筒34、第3の可動カム筒36が最も縮小し
た状態で、ガイドピン40は、カム溝42の端部の手前
の箇所に位置している。
【0023】このような第4の実施の形態によっても前
記第3の実施の形態と同様な効果が奏される。すなわ
ち、カメラの非使用時、例えば、持ち運びや保管時など
では、第1の可動カム筒32、第2の可動カム筒34、
第3の可動カム筒36が最も縮小した状態とされる。そ
して、このような非使用時に不用意にカメラを落として
しまった場合、第2の可動カム筒34の凸部46と第1
の可動カム筒32の凸部44は予め当接しているので、
剛性の大きい凸部44,46間で衝撃力を受けることに
なり、ガイドピン40には落下の際の衝撃力は伝達され
ない。したがって、カメラを落とした場合であっても、
ガイドピン40の破損やカム溝42の損傷を防止でき、
正確なレンズ伸長動作やレンズ保持枠の位置決めが長期
にわたって保証されることになる。また、以上の効果を
単に互いに当接する凸部44、46を可動カム筒32、
34に設けるといった簡単な構成により達成でき、部品
点数、組み立て工数を増大させることはなく、コストダ
ウンを図る上でも有利となる。
【0024】次に、第5の実施の形態について説明す
る。図5は本発明の第5の実施の形態が適用されたガイ
ドピン、カム溝部分の概略断面図を示す。この第5の実
施の形態では、カメラ本体52に固定鏡筒54が支持さ
れており、固定鏡筒54の径方向内側に可動カム筒56
が配設され、可動カム筒56の外周に立設されたガイド
ピン58が固定鏡筒54の内周面のカム溝60に係合し
ており、可動カム筒56は不図示のスプリングによりカ
メラの前方に付勢されている。前記可動カム筒56がモ
ータにより回転され、ガイドピン58、カム溝60の係
合を介して可動カム筒56が回転しながら光軸L方向に
移動するように構成されている。そして、不図示のレン
ズが、レンズ保持枠などを介して可動カム筒56で支持
され、可動カム筒56に連動して光軸L方向に移動でき
るように配設され、所謂沈胴レンズが構成され、可動カ
ム筒56を介してレンズを光軸L方向に動かすことで、
例えば、ズーム動作やピント調整などが行われるように
構成されている。
【0025】図5は、固定鏡筒54に対して可動カム筒
56が最も伸長した状態を示しており、この状態で、ガ
イドピン58はカム溝60の端部に位置している。そし
て、前記カム溝60の端部には、光軸L方向に沿ってカ
メラの後方に直線的に延在する逃げ溝62が連通接続さ
れている。したがって、この逃げ溝62により、カム溝
60の端部に位置したガイドピンは、この箇所から光軸
方向に沿ってカメラの後方に直線移動できるようになっ
ている。
【0026】この第5の実施の形態によれば、可動カム
筒56を最も伸長させた状態で、不用意にカメラを落と
してしまった場合、ガイドピン58が逃げ溝62内を、
固定鏡筒54に対して可動カム筒56が縮小する方向に
直線移動できるので、例えば、地面に可動カム筒56が
当たって可動カム筒56が固定鏡筒54内に没入し、固
定鏡筒54の先端が地面に衝突してこの衝撃力を剛性の
比較的大きい固定鏡筒54自体で受けることができ、ガ
イドピン20には落下の際の衝撃力は伝達されない。し
たがって、可動カム筒56を最も伸長させた状態でカメ
ラを落とした場合であっても、ガイドピン58の破損や
カム溝60の損傷を防止でき、正確なレンズ伸長動作や
レンズ保持枠の位置決めが長期にわたって保証されるこ
とになる。また、以上の効果を単に逃げ溝62を設ける
といった簡単な構成により達成でき、部品点数、組み立
て工数を増大させることはなく、コストダウンを図る上
でも有利となる。
【0027】なお、第1の実施の形態や第2の実施の形
態は、第3の実施の形態や第4の実施の形態に付加して
適用するようにしてもよく、また、第5の実施の形態
は、第3の実施の形態や第4の実施の形態に付加して適
用するようにしてもよく、あるいは、第3の実施の形態
や第4の実施の形態とは別に第5の実施の形態のみを光
学装置に適用するようにしてもよい。また、本発明が適
用される光学装置は、カメラに限らず、鏡筒を用いるそ
の他の各種の光学装置に適用される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、衝
撃力が加わった場合であっても、簡単な構成によりガイ
ドピンやカム溝の損傷を防止できる光学装置のレンズ駆
動構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態が適用された固定鏡
筒、可動カム筒部分の概略断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態が適用された可動カ
ム筒部分の概略断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態が適用された固定鏡
筒、可動カム筒部分の概略断面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態が適用された可動カ
ム筒部分の概略断面図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態が適用されたガイド
ピン、カム溝部分の概略断面図である。
【符号の説明】
12,54……固定鏡筒、14,38,52……カメラ
本体、16,18,32,34,36,56……可動カ
ム筒、20,40,58……ガイドピン、22,42,
60……カム溝、23,24,44,46……凸部、6
2……逃げ溝。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の鏡筒と、前記第1の鏡筒に対して
    カム溝とガイドピンを介して光軸方向に移動可能に結合
    された第2の鏡筒とを有し、前記鏡筒を介してレンズを
    光軸方向に移動させる光学装置のレンズ駆動構造におい
    て、 前記第1の鏡筒と第2の鏡筒とが最も伸長した状態にお
    いて、第1の鏡筒または第2の鏡筒の一方に設けられた
    凸部が、第1の鏡筒または第2の鏡筒の他方に設けられ
    た凸部に当接し、双方の鏡筒の縮小する方向の動きが阻
    止されるように構成されている、 ことを特徴とする光学装置のレンズ駆動構造。
  2. 【請求項2】 前記光学装置は、前記光学装置の装置本
    体に固定された固定鏡筒と、前記固定鏡筒に対して光軸
    方向に移動可能に結合された可動鏡筒とを備え、前記第
    1の鏡筒は前記固定鏡筒であり、前記第2の鏡筒は前記
    可動鏡筒であることを特徴とする請求項1記載の光学装
    置のレンズ駆動構造。
  3. 【請求項3】 前記光学装置は、前記光学装置の装置本
    体に固定された固定鏡筒と、前記固定鏡筒に対して光軸
    方向に移動可能に結合された可動鏡筒と、この可動鏡筒
    に対して移動可能に結合された別の可動鏡筒とを備え、
    前記第1の鏡筒は前記2つの可動鏡筒のうちの一方の可
    動鏡筒であり、前記第2の鏡筒は前記2つの可動鏡筒の
    うちの他方の可動鏡筒であることを特徴とする請求項1
    記載の光学装置のレンズ駆動構造。
  4. 【請求項4】 前記光学装置は、前記光学装置の装置本
    体に対して光軸方向に移動可能に結合された可動鏡筒
    と、この可動鏡筒に対して移動可能に結合された別の可
    動鏡筒とを備え、前記第1の鏡筒は前記2つの可動鏡筒
    のうちの一方の可動鏡筒であり、前記第2の鏡筒は前記
    2つの可動鏡筒のうちの他方の可動鏡筒であることを特
    徴とする請求項1記載の光学装置のレンズ駆動構造。
  5. 【請求項5】 第1の鏡筒と、前記第1の鏡筒に対して
    カム溝とガイドピンを介して光軸方向に移動可能に結合
    された第2の鏡筒とを有し、前記鏡筒を介してレンズを
    光軸方向に移動させる光学装置のレンズ駆動構造におい
    て、 前記第1の鏡筒と第2の鏡筒とが最も伸長した状態にお
    いて、前記ガイドピンが位置するカム溝箇所に、双方の
    鏡筒の縮小する方向で光軸方向に沿ったガイドピンの直
    線移動を許容する逃げ溝が連通接続されている、 ことを特徴とする光学装置のレンズ駆動構造。
  6. 【請求項6】 第1の鏡筒と、前記第1の鏡筒に対して
    カム溝とガイドピンを介して光軸方向に移動可能に結合
    された第2の鏡筒とを有し、前記鏡筒を介してレンズを
    光軸方向に移動させる光学装置のレンズ駆動構造におい
    て、 前記第1の鏡筒と第2の鏡筒とが最も縮小した状態にお
    いて、前記ガイドピンが前記カム溝の端部に至る前に、
    第1の鏡筒または第2の鏡筒の一方に設けられた凸部
    が、第1の鏡筒または第2の鏡筒の他方に当接し、双方
    の鏡筒の縮小する方向の動きが阻止されるように構成さ
    れている、 ことを特徴とする光学装置のレンズ駆動構造。
  7. 【請求項7】 前記光学装置は、前記光学装置の装置本
    体に固定された固定鏡筒と、前記固定鏡筒に対して光軸
    方向に移動可能に結合された可動鏡筒とを備え、前記第
    1の鏡筒は前記固定鏡筒であり、前記第2の鏡筒は前記
    可動鏡筒であることを特徴とする請求項6記載の光学装
    置のレンズ駆動構造。
  8. 【請求項8】 前記光学装置は、前記光学装置の装置本
    体に固定された固定鏡筒と、前記固定鏡筒に対して光軸
    方向に移動可能に結合された可動鏡筒と、この可動鏡筒
    に対して移動可能に結合された別の可動鏡筒とを備え、
    前記第1の鏡筒は前記2つの可動鏡筒のうちの一方の可
    動鏡筒であり、前記第2の鏡筒は前記2つの可動鏡筒の
    うちの他方の可動鏡筒であることを特徴とする請求項6
    記載の光学装置のレンズ駆動構造。
  9. 【請求項9】 前記光学装置は、前記光学装置の装置本
    体に対して光軸方向に移動可能に結合された可動鏡筒
    と、この可動鏡筒に対して移動可能に結合された別の可
    動鏡筒とを備え、前記第1の鏡筒は前記2つの可動鏡筒
    のうちの一方の可動鏡筒であり、前記第2の鏡筒は前記
    2つの可動鏡筒のうちの他方の可動鏡筒であることを特
    徴とする請求項6記載の光学装置のレンズ駆動構造。
  10. 【請求項10】 前記第1の鏡筒と第2の鏡筒とが最も
    伸長した状態において、前記ガイドピンが位置するカム
    溝箇所に、双方の鏡筒の縮小する方向で光軸方向に沿っ
    たガイドピンの直線移動を許容する逃げ溝が連通接続さ
    れていることを特徴とする請求項6記載の光学装置のレ
    ンズ駆動構造。
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