JP2003081139A - 自動車部品取付用部材 - Google Patents

自動車部品取付用部材

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JP2003081139A JP2001278582A JP2001278582A JP2003081139A JP 2003081139 A JP2003081139 A JP 2003081139A JP 2001278582 A JP2001278582 A JP 2001278582A JP 2001278582 A JP2001278582 A JP 2001278582A JP 2003081139 A JP2003081139 A JP 2003081139A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空成形されたパネル状のサイドエアダム1
をサイドシル部5に内部に空間部11を有して取り付け
る際、安価に且つ容易に取り付けることを可能にする。
また、車両の美観を損なわないようにする。 【解決手段】 サイドエアダム1の裏面の一端部に両面
接着テープ19を介して固着する第1固着部15と、空
間部11においてサイドシル部5の表面に沿って延びる
ように第1固着部15と一体的に形成され、空間11に
おいてサイドシル部5の外面に固着する第2固着部17
とを有する自動車部品取付用部材13を用いてサイドエ
アダム1をサイドシル部5に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車部品取付用
部材に関する。
【0002】
【従来の技術】サイドシルに装着されるサイドエアダ
ム、フロントバンパーに装着されるフロントエアダム等
の自動車部品は、走行中のはね石による損傷防止や空気
抵抗の低減及び車両のスタイル上の装飾等のために設け
られている。従来、自動車部品を車体に取り付けるため
の取付部材としては、特開平9−118271号公報や
実開平3−64184公報に開示されたものがある。
【0003】特開平9−118271号公報には、サイ
ドエアダムを車体側部のサイドシルに取り付けるための
取付構造が開示されている。その取付構造は、サイドエ
アダムの裏面にフック体を一体に突設し、このフック体
をサイドシルの取付孔に挿入係止するようにしたもので
ある。
【0004】実開平3−64184号公報には、フロン
トエアダムをフロントバンパーに取り付ける取付構造が
開示されている。その取付構造は、フロントエアダムの
裏面にリブを一体に突設し、ボディを構成するフロント
スカートパネルに固着したブラケットと上記リブとを締
結するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如く
フック体をサイドエアダムの裏面に一体に突設したり、
リブをフロントエアダムの裏面に一体に突設する成形方
法としては、射出成形方法が一般に採用されている。し
かし、射出成形方法では射出成形機が必要であり、設備
費が高くなる。したがって、そのような設備のいらない
真空成形方法でエアダム等の自動車部品を成形すること
が、経費節減の点からは望ましい。
【0006】しかし、真空成形方法により自動車部品を
成形する場合、型とパネル状の樹脂材との間の空気を排
除し真空圧によって樹脂材を型に密着させて自動車部品
を成形するため、射出成形方法により成形した場合と異
なり、自動車部品の裏面にフック体やリブ等の突起を一
体に形成することができない。よって、上記突起の代わ
りに、図13に示すように、車体100の表面に沿って
延びるように自動車部品101の端部を変形し、この端
部にボルト、ファスナ等の係止具102を取り付けるた
めの取付部103を形成しなければならない。
【0007】だが、この場合、取付部103を設けるた
め自動車部品101の端部を変形しているため、自動車
部品101を車体100の表面に取り付けたときに、上
記端部及び係止具102が剥き出しになる。ここで、係
止具102が自動車部品101を車体100の底部表面
に取り付けるためのものであれば、上記端部や係止具1
02は死角に位置するため、人の目に触れにくい。しか
し、サイドエアダムやフロントエアダム等の自動車部品
101では、その端部を車体側部や車体前部などの人の
目に付きやすい部分に係止させなければならない。その
ため、上記端部を車体100の表面に取り付けるための
係止具102は人の目に触れ易く、また、上記取付部1
03が曲折されており、車両装飾上の観点から好ましく
ない。したがって、従来は、真空成形方法により成形さ
れたサイドエアダム等の自動車部品を車両の美観を損な
わないように取り付けることは困難であった。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、自動車部品の端部を
変形することなく、車体の外面に自動車部品を安価に且
つ容易に取り付け、また、車両の美観を損なわないこと
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、パネ
ル状の樹脂材を真空成形して成る自動車部品を被取付体
に対し内部に空間部を有するように取り付ける自動車部
品取付用部材であって、上記自動車部品の裏面の一端部
に接着材を介して固着される第1固着面と、上記空間部
において上記被取付体の表面に接着材を介して固着され
る第2固着面とを有するものである。
【0010】これにより、真空成形方法で自動車部品を
成形した場合において、自動車部品取付用部材を用いる
ことにより、ボルト、ファスナ等の係止具を取り付ける
ための取付部を形成するために自動車部品の端部を変形
する必要がなくなり、かつ、上記取付部が不要となる。
したがって、車両の外面に露出するボルト、ファスナ等
の係止具を使用する必要がなくなり、車両の美観が保た
れる。また、上記自動車部品取付用部材を用いた場合、
第1固着面を自動車部品の裏面の一端部に接着材を介し
て固着し且つ第2固着面を空間部において被取付体の表
面に接着材を介して固着するという簡易な作業で、自動
車部品を被取付体に取り付けることができる。
【0011】請求項2の発明は、上記第1固着面を有す
る板状の第1固着部と、上記第1固着部の上記被取付体
側に一体に連続して形成され、上記第2固着面を有し且
つ上記被取付体の表面に沿って延びる板状の第2固着部
と、を更に有するものである。
【0012】これにより、第1固着面を有する第1固着
部及び第2固着面を有する第2固着部は板状であり、自
動車部品の裏面及び被取付体の表面に固着するための必
要最小限の構成を有することになるため、自動車部品取
付用部材の軽量化を図ることができ、また、自動車部品
取付用部材の材料費を抑えることができる。
【0013】請求項3の発明は、更に上記第1固着部及
び上記第2固着部に一体に形成され且つ上記第1固着部
と上記第2固着部とを結ぶ架橋部を有し、上記第1固着
部、上記第2固着部及び上記架橋部に包囲された部分に
中空部が形成されたものである。
【0014】これにより、自動車部品の取り付けの際、
自動車部品を取り付けるために自動車部品の側部あるい
は正面から押圧力を加えたとき、上記押圧力は、第1固
着部と第2固着部とが連続する部位にあたる第1連続部
と、第2固着部と架橋部とが連続する部位にあたる第2
連続部とに分散される。
【0015】ところで、架橋部が設けられていないと
き、上記押圧力は、上記第1連続部付近に集中する。よ
って、上記第1連続部付近の第2固着面が被取付体側に
圧されることにより、上記第1連続部付近の第2固着面
と被取付体との接着の強度は高められる。一方、上記第
1連続部から遠ざかるにつれ、上記押圧力の第2固着面
に対する影響は小さくなる。
【0016】しかし、架橋部を設けると、上記押圧力は
上記第1連続部と上記第2連続部とに分散される。よっ
て、上記押圧力は上記第1連続部のみでなく上記第2連
続部にも加わることとなる。したがって、第2固着面と
被取付体との接着の強度は、接着部位の全体的にわたっ
て平均的に高められることとなる。
【0017】請求項4の発明は、自動車部品取付部材は
上記被取付体の長手方向に長尺に形成され且つ可撓性を
有する樹脂材で成形されている。
【0018】これにより、自動車部品取付用部材は長手
方向にも可撓性を有するので、自動車部品が湾曲してい
る場合、あるいは、被取付体が湾曲している場合におい
ても、自動車部品取付用部材を自動車部品の形状、ある
いは、被取付体の形状に沿うように取り付けることがで
きる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、自動車部品取
付用部材を設けたため、自動車部品を真空成形方法で成
形した場合においても、ボルト、ファスナ等の係止具を
取り付けるための取付部を形成するために自動車部品の
端部を変形する必要はない。よって、係止具が車両の表
面に露出することがなく、また、上記端部の変形もな
く、車両デザイン上の観点から優れている。
【0020】請求項2の発明によれば、第1固着部及び
第2固着部が板状であるため、自動車部品取付用部材の
軽量化を図ることができ、また、自動車部品取付用部材
の材料費を抑えることができる。
【0021】請求項3の発明によれば、架橋部を設けた
ため、自動車部品の取り付けの際に加える押圧力は第1
固着部と第2固着部との連続部及び第2固着部と架橋部
との連続部に分散される。したがって、第2固着部と被
取付体との接着の強度は、接着部位の全体にわたって、
バランス良く高められることとなる。
【0022】請求項4の発明によれば、自動車部品また
は被取付体が長手方向に湾曲している場合、自動車部品
取付用部材を自動車部品または被取付体の形状に合わせ
て取り付けることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は、本発明に
係る自動車部品取付用部材13によって取り付けられた
サイドエアダム1を採用した自動車を示している。図2
は、図1のA−A線の横断面図である。
【0024】図2に示すように、サイドシル3は、サイ
ドシル部5(車体)と、自動車の空気抵抗を少なくする
ためのパネル状の自動車部品としてのサイドエアダム1
とを備える。
【0025】サイドエアダム1は、薄板状の樹脂材を真
空成形することにより形成されている。サイドエアダム
1は、車両の長手方向に延びる板状の整流部7と車両の
長手方向に延びる板状の底部9とを有する。整流部7は
鉛直方向に、底部9は水平方向に延びている。サイドエ
アダム1は、サイドシル部5の側方に固定されている。
そして、整流部7、底部9及びサイドシル部5に包囲さ
れた部分には、空間部11が形成されている。
【0026】図3は、図2の自動部品取付用部材13近
傍の拡大図である。サイドエアダム1をサイドシル部5
に取り付けるために用いられる自動車部品取付用部材1
3は、PVC(ポリ塩化ビニル)、EPDM(エチレン
・プロピレン・ジエン共重合体)、TPO(サーモプラ
スチックオレフィン)等の樹脂材を押出し成形すること
により成形されている。自動車部品取付用部材13は、
サイドシル部5の長手方向にわたって連続して設けられ
ている。自動車部品取付用部材13は、第1固着面18
を有する板状の第1固着部15と第2固着面20を有す
る板状の第2固着部17とを備える。第1固着部は15
は、サイドエアダム1の裏面の一端部を第1固着面18
において固着するために形成されたものである。また、
サイドエアダム1の長手方向に沿う一端部(図2におい
て上端部)は、第1固着部15とともにサイドエアダム
1の一端部を包容するように設けられた突起部16に接
している。第2固着部17は、第2固着面20が空間部
11においてサイドシル部5の表面に沿って下方へ延び
るように、第1固着部15に連続して形成されたもので
ある。また、空間部11外においてサイドシル部5の表
面に沿って上方へ延びる延長部14が、第1固着部15
及び第2固着部17と一体に連続して形成されている。
なお、サイドエアダム1の長手方向に沿う他端部は、図
2に示すように、ボルト及びナットからなる締結具10
によりサイドシル部5に固定されている。
【0027】ここで、サイドエアダム1の、サイドシル
部5への固定方法について説明する。
【0028】まず、図3に示すように、サイドエアダム
1の整流部7の一端の裏面を、第1固着部15に両面接
着テープ19Aで接着する。しかる後、第2固着部17
に両面接着テープ19Bを貼り付ける。このとき、両面
接着テープ19Bの外面(サイドシル部5側)には紙テ
ープ(図示せず)が付着されている。次に、上記両面接
着テープ19Bから上記紙テープを剥がし、第2固着部
17がサイドシル部5の表面の所定位置に接触するよう
に位置合わせを行い、サイドエアダム1を自動車部品取
付用部材13とともにサイドシル部5に押し付ける。そ
の後、図2に示すように、第2固着部17は、サイドシ
ル部5の表面に接着される。その後、サイドエアダム1
の底部9の他端を、締結具10によりサイドシル部5に
固定することによりサイドエアダム1の取付けが終了す
る。
【0029】本実施形態によれば、自動車部品取付用部
材13を介してサイドエアダム1をサイドシル部5の表
面に取り付けるため、サイドエアダム1を真空成形方法
で成形した場合、サイドエアダム1の端部を変形する必
要がないので、車両の美観が保たれる。また、サイドエ
アダム1を真空成形方法により成形したため、射出成形
方法で成形した場合に比べ、サイドエアダム1の製作費
を抑えることができる。
【0030】なお、本実施形態では、第2固着部17が
サイドシル部5の表面に沿うように延びて成形されてい
るが、図9の想像線に示すように、第2固着部17をサ
イドシル部5側に湾曲するように下方に延びて成形して
いてもよい。
【0031】これにより、サイドエアダム1をサイドシ
ル部5に取り付けるために、サイドシル部5にサイドエ
アダム1を自動車部品取付用部材13とともに押し付け
たとき、図9の実線が示すように、サイドシル部5側に
湾曲した第2固着部17はサイドシル部5の表面に沿う
ように変形する。しかし、第2固着部17は復元力によ
り元の形状に戻ろうとするため、第2固着部17はサイ
ドシル部5を圧することになる。したがって、接着面の
圧力が大きくなり、第2固着部17とサイドシル部5と
の接着の強度は高められる。
【0032】また、サイドエアダム1のサイドシル部5
への取付け順序は上記実施例に限定されず種々ある。例
えば、自動車部品取付用部材13の第1固着面18及び
第2固着面20に両面接着テープ19A,19Bを接着
する。このとき、両面接着テープ19A,19Bの外面
には紙テープが付着状態にある。その後、両面接着テー
プ19Aの紙テープを剥がし、サイドエアダム1の一端
部裏面に両面接着テープ19Aを介して 第1固着部1
5を固着する。その後は上記実施例に準じて取り付け
る。
【0033】(実施形態2)図4は、本発明に係る自動
車部品取付用部材13によって取り付けられたフロント
エアダム21を採用したフロントバンパー23を示して
いる。図5は、図4のB−B線の横断面図である。
【0034】図5に示すように、フロントバンパー23
は、上壁部25a、縦壁部25b及び底壁部25cを有
する被取付体としての断面略コの字状のバンパー本体2
5と、自動車の空気抵抗を少なくするためのパネル状の
自動車部品としてのフロントエアダム21とを備える。
バンパー本体25は、例えば、射出成形方法により成形
されたものである。図4に示すように、バンパー本体2
5の車幅方向両端寄りには、一対のフォグランプ格納口
27が設けられている。フォグランプ格納口27各々の
上方には、ヘッドランプ格納口29が設けられている。
バンパー本体25の正面には、エンジンルームにエアを
導入するエア導入口31が設けられている。
【0035】一方、フロントエアダム21は、真空成形
方法により成形されたものである。フロントエアダム2
1の車幅方向両端寄りには、フォグランプが挿入される
一対のフォグランプ格納口33が、バンパー本体25の
フォグランプ格納口27に対応するように形成されてい
る。両フォグランプ格納口27の間には、エンジンルー
ムにエアを導入するエア導入口35が、バンパー本体2
5のエア導入口31に対応するように形成されている。
エア導入口31の上方には、ナンバープレートを取り付
けるナンバープレート取付部37が形成されている。
【0036】図6は、図5の自動部品取付用部材13近
傍の拡大図である。本実施形態の自動車部品取付用部材
13は、図6に示すように、第1固着部15の先端部と
第2固着部17の先端部との間に、第1固着部15及び
第2固着部17と一体に連続して形成された架橋部39
を有し、第1固着部15、第2固着部17及び架橋部3
9によって包囲された部分に中空部41が形成されてい
る。その他は、実施形態1の自動車部品取付用部材と同
様である。
【0037】本実施形態によれば、実施形態1と同様の
効果が得られる。それとともに、架橋部39を設けたた
め、フロントエアダム21を取り付けるためにフロント
エアダム21の正面部(図6の左側)から加えられた押
圧力は、第1固着部15と第2固着部17とが連続する
部位にあたる第1連続部43と、第2固着部17と架橋
部39とが連続する部位にあたる第2連続部45とに分
散される。したがって、上記押圧力は第1連続部43の
みでなく第2連続部45にも加わるため、第2固着部1
7と縦壁部25bとの接着の強度は、接着部位の全体に
わたって、平均的に高められることとなる。
【0038】なお、架橋部39は、図7に示すように、
中空部41側に凸起するように形成してもよい。これに
より、フロントエアダム21を取り付けるためにフロン
トエアダム21の側部から加えられた押圧力は、余すと
ころなく第1連続部43及び第2連続部45に伝わるた
め、第2固着部17と縦壁部25bとの接着の強度は、
さらに高められることとなる。
【0039】また、本実施形態では、図6に示すよう
に、第1固着部15、第2固着部17及び架橋部39に
包囲された部分に中空部41が形成されているが、図8
に示すように、中空部41が形成されていない中実体で
あってもよい。
【0040】図5において、フロントエアダム21の下
端部はブラケット(図示せず)によりフロントバンパー
23に取付けられている。
【0041】(実施形態3)図10は、本発明に係る自
動車部品取付用部材13によって取り付けられたオーバ
ーフェンダ47を示している。
【0042】オーバーフェンダ47は、泥除けの役割を
果たす車体のフェンダ48に取付けたものである。オー
バーフェンダ47は、車体のフェンダ48にアクセント
をつけ、車に精悍なイメージを与える目的で付けられる
場合も多い。オーバーフェンダ47は、厚板状の樹脂材
を真空成形することにより成形されている。オーバーフ
ェンダ47は、表面側に膨らんだ形状となっている。
【0043】図11は、図10のC−C線の横断面図で
ある。図12(a)は、図11のX方向から見た、第2
固着部17の側面図である。
【0044】本実施形態の自動車部品取付用部材13
は、図12(a)に示すように、第2固着部17の長手
方向に複数の切り欠け部49が形成されている以外は、
実施形態1の自動車部品取付部材と同様である。
【0045】本実施形態によれば、実施形態1と同様の
効果が得られる。また、第2固着部17の長手方向に複
数の切り欠け部49が形成されているため、図12
(b)に示すように、自動車部品取付用部材13は長手
方向に可撓性を有する。したがって、湾曲したオーバー
フェンダ47に沿って、自動車部品取付用部材13を取
り付けることができる。
【0046】なお、上記各実施形態では、真空成形され
たサイドエアダム1をサイドシル部5に取り付ける場
合、真空成形したフロントエアダム21をバンパー本体
25に取り付ける場合、あるいは、真空成形したオーバ
ーフェンダ47を車体のフェンダに取り付ける場合を示
したが、これに限らず、例えば、真空成形したプロテク
タモールをドアに取り付ける場合等にも適用することが
できる。
【0047】また、上記各実施形態では、接着材として
両面接着テープ19を用いたが、接着剤等の他の接着材
を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の斜視図で、本発明の実施形態1に係る
サイドエアダムの自動車部品取付用部材の、サイドシル
部への適用状態を示す図である。
【図2】図1のA−A線の横断面図である。
【図3】図2の自動車部品取付用部材の拡大断面図であ
る。
【図4】自動車のフロントバンパの正面図であり、本発
明の実施形態2に係るフロントエアダムの自動車部品取
付用部材のフロントバンパへの適用状態を示す図であ
る。
【図5】図4のB−B線の横断面図である。
【図6】本発明の実施形態2に係る自動車部品取付用部
材の拡大断面図である。
【図7】本発明の実施形態2に係る自動車部品取付用部
材の変形例の断面図である。
【図8】本発明の実施形態2に係る自動車部品取付用部
材の変形例の断面図である。
【図9】本発明の実施形態1に係る自動車部品取付用部
材の変形例の断面図である。
【図10】自動車のオーバーフェンダの正面図であり、
本発明の実施形態3に係るオーバーフェンダの自動車取
付用部材のフェンダへの適用状態を示す図である。
【図11】図10のC−C線の横断面図である。
【図12】本発明の実施形態3に係る自動車部品取付用
部材の第2固着部側からの側面図である。
【図13】従来の自動車部品の取付構造を示す断面図で
あって、自動車部品の端部を変形して、自動車部品を車
体の表面に取り付けた図である。
【符号の説明】
1 サイドエアダム(自動車部品) 5 サイドシル部(被取付体) 7 整流部 9 底部 11 空間部 13 自動車部品取付用部材 15 第1固着部 17 第2固着部 19 両面接着テープ(接着材) 21 フロントエアダム(自動車部品) 25 バンパー本体(被取付体) 25b 縦壁部 39 架橋部 41 中空部 43 第1連続部 45 第2連続部 47 オーバーフェンダ(自動車部品) 48 フェンダ(被取付体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 25/16 B62D 25/16 E 25/20 25/20 F Fターム(参考) 3D003 AA02 AA11 BB02 CA02 CA17 CA55 DA14 3D023 AA01 AC22 AD02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル状の樹脂材を真空成形して成る自
    動車部品を被取付体に対し内部に空間部を有するように
    取り付ける自動車部品取付用部材であって、 上記自動車部品の裏面の一端部に接着材を介して固着さ
    れる第1固着面と、 上記空間部において上記被取付体の表面に接着材を介し
    て固着される第2固着面とを有する自動車部品取付用部
    材。
  2. 【請求項2】 上記第1固着面を有する板状の第1固着
    部と、 上記第1固着部の上記被取付体側に一体に連続して形成
    され、上記第2固着面を有し且つ上記被取付体の表面に
    沿って延びる板状の第2固着部と、を有する請求項1に
    記載の自動車部品取付用部材。
  3. 【請求項3】 上記第1固着部及び上記第2固着部に一
    体に形成され且つ上記第1固着部と上記第2固着部とを
    結ぶ架橋部を有し、 上記第1固着部、上記第2固着部及び上記架橋部に包囲
    された部分に中空部が形成された請求項2に記載の自動
    車部品取付用部材。
  4. 【請求項4】 上記被取付体の長手方向に長尺に形成さ
    れ且つ可撓性を有する樹脂材で成形されている、請求項
    1〜3のいずれかに記載の自動車部品取付用部材。
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