JP2003077370A - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JP2003077370A
JP2003077370A JP2001262312A JP2001262312A JP2003077370A JP 2003077370 A JP2003077370 A JP 2003077370A JP 2001262312 A JP2001262312 A JP 2001262312A JP 2001262312 A JP2001262312 A JP 2001262312A JP 2003077370 A JP2003077370 A JP 2003077370A
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  • Tumbler Switches (AREA)
  • Slide Switches (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 節度溝を可動接点側に設けながら、節度溝の
高さ、形状設定の自由度を広げることができ、しかもコ
ストアップを招くことなく操作感を向上させる。 【解決手段】 スイッチノブ25,27,29の揺動操
作によりスチールボール123が可動片53a,53
b,55a,55b,57a,57b上を移動して可動
片53a,53b,55a,55b,57a,57bを
揺動させ可動接点を固定接点に接離させるスイッチにお
いて、可動片53a,53b,55a,55b,57
a,57bは、導電材製の接点部及び端縁に節度溝を有
した樹脂製の扁平な節度部を備え、節度部をハウジング
6に対し立設配置し、スチールボール123をコイルス
プリング125を介してボール支持部に収容し、ボール
支持部の開口に、可動片53a,53b,55a,55
b,57a,57bの節度部端縁に遊嵌する嵌合溝を設
けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のパワーウ
インドウスイッチ等に用いられるシーソー型スイッチ、
又はレバースイッチ等のスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシーソー型スイッチとしては、例
えば実開平3−20844号公報に記載された図12,
図13に示すようなものがある。図12は分解斜視図で
あり、図13は断面図である。
【0003】図12,図13のように、従来のシーソー
型スイッチ201は、端子板203に固定端子205,
207及び共通固定端子209が設けられている。前記
共通固定端子209には、可動接片211が揺動自在に
支持されている。可動接片211の両端には、可動接点
213,215が設けられている。前記可動接片211
は板材で形成され、板面が上向きとなるように配置され
ている。この可動接片211の上面にピン217が弾接
している。このピン217は摺動体219にコイルスプ
リング221を介して収容されている。
【0004】従って、スイッチノブの操作により摺動体
219が図13の状態に移動すると、一方の可動接点2
13が一方の固定接点205に接触し、一方の固定接点
205と共通固定接点209との導通が行われる。又、
スイッチノブ操作によって摺動体219が図13の右側
へ移動すると、ピン217が可動接片211の上面をそ
の弾接により滑らかに摺動しながら共通固定接点209
の右側へ移動する。このピン217の移動により、可動
接片211は図13において時計方向に回転し、他方の
可動接点215が他方の固定接点207に接触する。こ
れによって他方の固定接点207と共通固定接点209
との導通が行われる。
【0005】こうしてスイッチノブの操作により可動接
片211をシーソー動作させ、可動接点213,215
を固定接点205,207に対し接離させることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車のパ
ワーウインドウスイッチでは、スイッチ操作の昇降位
置、中立位置の区別を操作感として操作者に与えるため
に、スイッチノブの操作に節度感を与えるようにしてい
る。
【0007】しかし、上記の構造では、可動接片211
側で良好な節度感を与えることはできないので、別にス
イッチノブとスイッチケースとの間などに、節度溝を有
した部分と、該節度溝に弾接するスチールボールと、該
スチールボールを付勢するコイルスプリングを設けなけ
ればならない。このため、前記ピン217及びコイルス
プリング221の他に節度用のスチールボール及びコイ
ルスプリングを必要とし、部品点数が多く、組み付け、
部品管理が煩雑となり、コストアップを招く原因となっ
ていた。
【0008】また、従来からシーソー型スイッチの節度
部材には、可動接片211上を摺動しても摺動体219
から脱落しないように上下方向に長いピン217が使用
されている。該ピン217は、可動接片211の摺動が
大きく、スチールボールでは摺動体219から脱落して
使用できない場合に使用されている。該ピン217は、
先端が球面上になっているので、金属では大量に加工す
るのが困難であるため樹脂で金型成形したものが一般に
使用されている。しかしながら、樹脂製のピン217で
は、スチールボールと比較して耐久性が無く、高価であ
るという問題点がある。
【0009】これに対し、本願出願人は、例えば、実開
昭63−145232号公報に記載されているような構
造を既に提案している。この構造は、可動接片をプレス
成形により折り曲げて節度山を形成し、スライダに支持
されたスチールボールをコイルスプリングの付勢力によ
り可動接片に弾接させるようにしたものである。そし
て、スイッチノブ操作によりスライダを連携移動させ、
スチールボールが節度山を乗り越えることによりスイッ
チノブに節度感を与えることができる。
【0010】しかしながら、可動接片のプレス成形によ
る節度山の形成では、プレス成型時の可動接片のスプリ
ングバックにより正確な節度山の形成が難しく、また節
度山の高さ、形状設定の自由度が狭いという問題があっ
た。さらに、金属製の可動接片と金属製のスチールボー
ルとの摺動であるため、摩耗粉が発生して接点不良が発
生したり、摺動の滑らかさを得るために可動接片の表面
の仕上げ精度を大幅に高める必要があり、コストアップ
の原因となっていた。
【0011】また、前記スチールボールが摺動する可動
接点板は、該スチールボールがホルダーから脱落しない
ようにするために山部を低くし、且つ谷部を浅く形成し
なければならず、ノブを揺動操作したときの操作力の変
化(節度感)が小さくなる。このため、スチールボール
を使用しているシーソー型スイッチでは、操作フィーリ
ングが悪く、またOFF位置からON位置へ小さな操作
力で変わるので誤操作が起き易いという問題がある。
【0012】本発明は、節度溝を可動接点側に設けなが
ら、節度溝の高さ、形状設定の自由度を広げることがで
き、しかもコストアップを招くことなく操作感を向上さ
せることができるシーソー型スイッチやレバースイッチ
などのスイッチの提供を課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ハウ
ジングに固定支持された固定接点と、前記ハウジング側
に揺動自在に支持され前記固定接点に対し接離する可動
接点を有した可動片と、前記ハウジング側に揺動自在に
支持され前記可動片に弾接する弾接部材を移動操作する
スイッチノブとを備え、前記スイッチノブの揺動操作に
より前記弾接部材が前記可動片上を移動して該可動片を
揺動させ前記可動接点を前記固定接点に接離させるスイ
ッチにおいて、前記可動片は、導電材製の接点部及び節
度溝を有した樹脂製の節度部を備えたことを特徴とす
る。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載のスイッ
チであって、前記可動片の節度部は、扁平に形成される
と共に前記節度溝を端縁に有し且つ前記節度溝に前記弾
接部材が弾接するように前記可動片の節度部を前記ハウ
ジングに対し立設配置し、前記弾接部材を、スチールボ
ールで形成し、前記スチールボールを付勢部材を介して
収容し端部に開口を有する筒状のボール支持部を設け、
前記ボール支持部の開口に、前記可動片の節度部端縁に
遊嵌する嵌合溝を設けたことを特徴とする。
【0015】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
スイッチであって、前記節度溝は、断面が前記スチール
ボールの球形外面に応じて凹状に形成されていることを
特徴とする。
【0016】請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか
に記載のスイッチであって、前記ハウジングに設けられ
前記固定接点周囲を囲む収容壁部と、前記弾接部材を支
持して前記スイッチノブの揺動操作により移動するスラ
イダと、前記収容壁部に係脱自在に取り付けられ該収容
壁部との間に前記スライダ及び可動片を収容する収容空
間を形成して前記スライダを移動可能に覆うスライダカ
バーとを備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明では、ハウジングに揺動
自在に支持されたスイッチノブによって可動片に弾接す
る弾性部材を移動操作することができる。前記可動片は
ハウジング側に揺動自在に支持され、前記弾接部材が前
記可動片上を移動すると、該可動片が揺動し、その可動
接点をハウジングに固定支持された固定接点に接離させ
ることができる。
【0018】そして、前記可動片は、導電材製の接点部
及び節度溝を有した樹脂製の節度部を備えたため、節度
溝を可動接点側の節度部に無理なく形成することができ
る。また樹脂製の節度部に節度溝を設けたため、節度溝
の高さ、形状設定の自由度を大幅に広げることができ
る。前記節度溝は、樹脂製の節度部に設けているため、
特別な表面仕上げを施すことなく弾接部材の接触を滑ら
かに行わせることができ、コストアップを招くことなく
スイッチノブの操作感の向上を図ることができる。
【0019】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、前記可動片の節度部は、扁平に形成されると
共に前記節度溝を端縁に有し且つ前記節度溝に前記弾接
部材が弾接するように前記可動片の節度部を前記ハウジ
ングに対し立設配置し、前記弾接部材をスチールボール
で形成し、前記スチールボールを付勢部材を介して収容
し端部に開口を有する筒状のボール支持部を設け、前記
ボール支持部の開口に、前記可動片の節度部端縁に遊嵌
する嵌合溝を設けたため、可動片の端縁によりボール支
持部の開口を閉止することができる。従って、スチール
ボールが可動片上を移動する際にボール支持部から脱落
するのを抑制することができると共に、可動片の倒れを
抑制することができる。こうして、可動片の揺動を確実
に行わせ、固定接点に対する可動接点の接離をより確実
に行わせることができると共に、節度溝の横幅を狭くし
て省スペースやスイッチの小型化を図ることができる。
【0020】また、可動片の扁平な節度部を前記ハウジ
ングに対し立設配置したため、節度溝の高さ設定の自由
度を確実に広げることができる。
【0021】さらに、スチールボールは球状なため摩擦
係数が小さく、樹脂製の節度ピンと比較して安価で、硬
く耐久性に優れ、金属製の節度ピンと比較しても製造し
易く、規格品のため安価である。前記ボール支持部の嵌
合溝が嵌合する可動片の節度部は、樹脂製であり、表面
仕上げ加工することなく滑らかな面にすることができ、
ボール支持部と可動片との間の動きを滑らかなものにす
ると共に金属同志が接触し合わないので摩耗粉の発生を
防止し、節度溝を有する可動片の耐久性を向上させると
共にスイッチノブの操作感を向上させることができる。
【0022】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明の効果に加え、前記節度溝は、断面が前記スチールボ
ールの球形外面に応じて凹状に形成されているため、該
凹状の湾曲面がスチールボールを凹状の中心線の方向に
ガイドしてスチールボールを節度溝に確実に保持させる
ことができ、スチールボールに外力が加えられてもスチ
ールボールの脱落を防止することができると共に、常に
スチールボールを凹状の中を移動させることができるの
で、このスチールボールで可動片をハウジング側に押し
付けるように支えて脱落を防止し、節度溝のスチールボ
ールに対する摺動をより円滑に行わせ、摩擦抵抗を減少
させてスイッチノブの操作感覚をより向上させることが
できる。
【0023】請求項5の発明では、請求項1〜3の何れ
かの発明の効果に加え、前記ハウジングに設けられ前記
固定接点周囲を囲む収容壁部と、前記弾接部材を支持し
て前記スイッチノブの揺動操作により移動するスライダ
と、前記収容壁部に係脱自在に取り付けられ該収容壁部
との間に前記スライダ及び可動片を収容する収容空間を
形成して前記スライダを移動可能に覆うスライダカバー
とを備えたため、収容壁部及びスライダカバーにより収
容空間内への塵芥等の侵入を抑制し、可動片の動作を確
実に行わせることができると共に、固定接点及び可動接
点の接離をより確実に行わせることができる。前記固定
接点、可動接点、スライダ、スライダカバー、及び収容
壁部は、小型スイッチを構成し、且つ前記固定接点及び
収容壁部を前記ハウジングに形成しているので、部品点
数及び組み付け工数を削減し、コスト低減を図ることが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
スイッチとして、例えば自動車用パワーウインドウスイ
ッチ1の分解斜視図を示している。この自動車用パワー
ウインドウスイッチ1は、右ハンドル車のものを示して
おり、例えば自動車の運転席のドアのアームレストやド
アの車室側に設置されている。尚、後述する各部位、部
材の位置、方向は、添付した図面における方向を示すも
のであり、上下左右前後の向きは自動車用パワーウイン
ドウスイッチ1の自動車への取付状態で変わるものであ
り、図示に限定されるものではない。以下、添付した図
面の図示した任意の状態を基準として、本実施形態を詳
述する。
【0025】前記自動車用パワーウインドウスイッチ1
は、ケース3とターミナルブロック5とを備えている。
前記ケース3とターミナルブロック5とは、相互に結合
されてハウジング6を構成する。
【0026】前記ケース3は、樹脂で形成され、その下
面が開放された箱型を呈し、上面に複数のノブ取付部
7,9,11,13,15,17が設けられている。こ
のケース3の左右側壁3a(図1では、左側壁のみ示
す)には、前記ターミナルブロック5に係脱自在に取り
付けるための係合窓30がそれぞれ2ヶ所ずつ設けられ
ている。前記各ノブ取付部7,9,11,13,15,
17には、それぞれスイッチノブ19,21,23,2
5,27,29が支持されている。
【0027】前記スイッチノブ19は、ドアをロック操
作する部材であり、前記ケース3のノブ取付部7に軸支
され、該ケース3に揺動自在に取り付けられている。前
記スイッチノブ21は、前記ケース3のノブ取付部9に
上下動自在に組み付けられ、ウインドウをロック操作す
るプッシュロックスイッチである。前記スイッチノブ2
3は、前記ケース3のノブ取付部11に軸支され、該ケ
ース3に揺動自在に取り付けられ、運転席のウインドウ
を開閉操作する2段階シーソー型スイッチである。
【0028】前記スイッチノブ25は、前記ケース3の
ノブ取付部13に軸支され、該ケース3に揺動自在に取
り付けられ、助手席側のウインドウを開閉操作する本発
明の一実施形態を適用したシーソー型スイッチである。
前記スイッチノブ27は、前記ケース3のノブ取付部1
5に軸支され、該ケース3に揺動自在に取り付けられ、
後席運転席側のウインドウを開閉操作する本発明の一実
施形態を適用したシーソー型スイッチである。前記スイ
ッチノブ29は、前記ケース3のノブ取付部17に軸支
され、該ケース3に揺動自在に取り付けられ、後席助手
席側のウインドウを開閉操作する本発明の一実施形態を
適用したシーソー型スイッチである。
【0029】前記ターミナルブロック5は、端子及び固
定接点に導通した複数の導電板31を絶縁樹脂でインサ
ート成形したものである。このターミナルブロック5に
は、前記スイッチノブ19に対応した固定接点支持部3
3、前記スイッチノブ21に対応した収容壁部35、前
記スイッチノブ23に対応した収容壁部36、前記スイ
ッチノブ25に対応した収容壁部37、前記スイッチノ
ブ27に対応した収容壁部39、前記スイッチノブ29
に対応した収容壁部41がそれぞれ設けられている。
【0030】前記収容壁部35には、ムービングブロッ
ク43が配置され、前記収容壁部36にはオートスイッ
チ45が配置され、前記収容壁部37,39,41には
スライダ47,49,51がそれぞれ配置されている。
【0031】前記スライダ47は、一対の可動片53
a,53bと共に収容壁部37に収容され、該収容壁部
37に対しスライダカバー59が係脱自在に取り付けら
れている。同様に前記スライダ49は、一対の可動片5
5a,55bと共に収容壁部39内に収容され、該収容
壁部39に対しスライダカバー61が係脱自在に取り付
けられている。前記スライダ51も、一対の可動片57
a,57bと共に収容壁部41内へ収容され、該収容壁
部41に対しスライダカバー63が係脱自在に取り付け
られている。これらスライダ47,49,51に対し、
前記スイッチノブ25,27,29が対応して連携する
構造となっている。
【0032】すなわち、前記スライダ47,49,51
は、後述する弾接部材を支持してスイッチノブ25,2
7,29の揺動操作により移動するものである。また、
スライダカバー59,61,63は、前記収容壁部3
7,39,41にそれぞれ取り付けられ、該収容壁部3
7,39,41との間に前記スライダ47,49,51
及び可動片53a,53b、55a,55b、57a,
57bをそれぞれ収容する後述する収容空間を形成し、
前記スライダ47,49,51を前後方向へ移動可能に
覆う構成となっている。
【0033】前記ターミナルブロック5には、その左右
壁面に係合突起42がそれぞれ2カ所ずつ設けられ、前
記ケース3の係合窓30が係脱自在に係合する。但し、
図1では、係合突起42は、左壁において1箇所のみ示
されている。
【0034】前記ターミナルブロック5の上には、回路
基板65が支持されている。この回路基板65には、光
源として発光素子(LED)67又はランプが設けられ
ている。この回路基板65は、前記ターミナルブロック
5の上側開口部に嵌合されている。前記ターミナルブロ
ック5から上方向に向けて突出した端子69,71はス
ルーホール73,75に挿入され、端子69,71をス
ルーホール73,75に半田付けして、前記回路基板6
5が前記ターミナルブロック5固定されている。
【0035】図2は、前記ターミナルブロック5の平面
図を示し、図3は図2のSA−SA矢視断面図を示して
いる。この図2,図3のように、前記収容壁部37,3
9,41は、ほぼ同一の構成となっており、それぞれ中
壁77,79,81によって左右部に区画されている。
【0036】前記収容壁部37,41の中壁77,81
の左側(図2において下側)は、上昇用の接点を収容
し、同右側は下降用の接点を収容している。前記収容壁
部39の中壁79の左側(図2において下側)は、下降
用の接点を収容し、同右側は上昇用の接点を収容してい
る。すなわち、前記収容壁部37内の左右にはそれぞれ
固定接点83a,83b、固定当接部85a,85b、
支点兼用固定接点87a,87bが設けられている。同
様に、前記収容壁部39内には、固定接点89a,89
b、固定当接部91a,91b、支点兼用固定接点93
a,93bが設けられている。前記収容壁部41内に
は、固定接点95a,95b、固定当接部97a,97
b、支点兼用固定接点99a,99bが設けられてい
る。これら固定接点83a,83b、89a,89b、
95a,95b、支点兼用固定接点87a,87b、9
3a,93b、99a,99b、固定当接部85a,8
5b、91a,91b、97a,97bは、前記導電体
31に適宜導通しスイッチ回路を構成している。前記収
容壁部37,39,41の左右外壁面にはそれぞれ前記
スライダカバー59,61,63を係脱させる係合爪1
01が設けられている。
【0037】図4は、前記図2のSB−SB矢視におけ
る組立状態の一部省略要部断面図,図5は、同SC−S
C矢視における組立状態の要部断面図である。この図
4,図5において、本発明実施形態のシーソー型スイッ
チの詳細をさらに説明する。尚、図4,図5は、収容壁
部39における断面を示しているが、他の収容壁部3
7,41におけるシーソー型スイッチの構成もほぼ同様
であるため、図4,図5の断面図を代表して説明する。
【0038】図4,図5のように、収容壁部39の底壁
100には、前記固定接点89a、89b、固定当接部
91a、91b、支点兼用固定接点93a、93bが支
持されている。前記収容壁部39の一側には、ガイド部
103が上方へ突設されている。このガイド部103に
はガイド面107が傾斜形成されている。前記収容壁部
39には、ガイド部103の反対側においてガイド壁1
05が設けられている。このガイド壁105にもガイド
面107が傾斜形成されている。前記ガイド部103,
ガイド壁105よりも内側において収容壁部39の前後
にはカバー支持面109が設けられている。このカバー
支持面109に対し前記スライダカバー61の前後の壁
部111が当接する構造となっている。
【0039】前記スライダカバー61は、樹脂で形成さ
れている。このスライダカバー61は、図6の分解断面
図をも参照すると明らかなように、左右壁部113に係
合孔115がそれぞれ2個設けられている。この係合孔
115は、スライダー61を収容壁部39に押し込むこ
とでガイド面107に案内されて前記収容壁部39の係
合爪101に係合する。従って、スライダカバー61
は、前記収容壁部39に係脱自在に取り付けられてい
る。これによって収容壁部39とスライダカバー61と
の間に収容空間117が形成されている。この収容空間
117内に、前記スライダ49及び可動片55a,55
bが収容されている。前記スライダカバー61には、窓
119が設けられている。
【0040】前記スライダ49は樹脂で形成され、この
スライダ49には、左右一対のボール支持部121が設
けられている。これらボール支持部121には、弾接部
材としてのスチールボール123が付勢部材としてのコ
イルスプリング125を介して収容され、端部に開口1
27を有している。
【0041】前記スライダ49には、スライダカバー6
1の下面側において前後方向にスライダ板部129が突
設されている。このスライダ板部129により、窓11
9から収容壁部39内へ塵埃等が侵入するのを阻止する
ことができる。前記スライダ49の左右側には、スライ
ダ突部131が突設されている。このスライダ突部13
1は、前記収容壁部39のカバー支持面109とスライ
ダカバー61の下面との間に介在され、スライドガイド
されるようになっている。
【0042】前記スライダ49には、頭部133が設け
られている。この頭部133は、前記ボール支持部12
1の上部側と共に前記スライダカバー61の窓119か
らスイッチノブ27側へ突出している。前記頭部133
には、操作凹部135が設けられている。この操作凹部
135には、前記スイッチノブ27の操作レバー部13
7が嵌合している。
【0043】前記スイッチノブ27は、前記ノブ取付部
15の凸部139に軸支されている。すなわち、スイッ
チノブ27はハウジング6に揺動自在に支持され、該揺
動により前記スライダ49を移動させ、前記可動片55
a,55bに弾接する弾接部材としてのスチールボール
123を移動操作する構成となっている。
【0044】前記可動片55aは、前記支点兼用固定接
点93aに揺動自在に支持されている。この可動片55
aの前後方向一方には可動接点141が設けられ、他方
には可動当接部143が設けられている。前記可動接点
141は、可動片55aの揺動により固定接点89aに
対し接離する構成となっている。
【0045】前記スライダ49のスチールボール123
は、可動片55a上を移動して該可動片55aを揺動さ
せ、前記可動接点141を前記固定接点89aに接離さ
せる構成となっている。この可動片55a及びその周辺
の構造を図7〜図10を用いてさらに説明する。
【0046】図7は可動片55a及びその周辺構造の分
解斜視図、図8は、図7のSD方向から見た接点接触状
態の側面図、図9は、可動片の平面図、図10は、スチ
ールボールとの関係で示す可動片の断面図である。
【0047】図7〜図10のように、前記可動片55a
は、接点部145及び節度部147とを備えている。
【0048】前記接点部145は、導電材製であり、例
えば銅等の導電性金属の板材をプレス成形している。こ
の接点部145は、両端の可動接点141、可動当接部
143の僅かな折り曲げを除き、全体的に平板状に形成
されている。前記接点部145の両端下面には銀などの
薄板の張り付け或いは銀メッキなどにより前記可動接点
141及び可動当接部143が設けられている。前記可
動接点141及び可動当接部143に銀が用いられるの
は、接触の信頼性を高めるためである。前記可動接点1
41の接触点141a(図8,図9)及び前記可動当接
部143の当接点143a(図9)は、接点部145の
幅方向及び節度部147の厚み方向中央を通る線上に位
置している。この接点部145には、中間よりやや可動
接点141寄りに揺動係合凹部148が設けられてい
る。この揺動係合凹部148は、前記接点部145の幅
方向両側に設けられている。
【0049】前記節度部147は、樹脂によって導電材
製の接点部145に一体に成形されている。この成形
は、前記接点部145を型にはめ込み、樹脂を流し込む
ことにより行われている。この成形は、前記接点部14
5が全体的に平板状であることにより容易となってい
る。前記節度部147は、基部149が僅かに幅広に形
成されているが、全体的に扁平に形成されている。
【0050】前記節度部147の端縁151には、節度
溝153が設けられ、該節度溝153にはグリースが塗
られている。この節度溝153は、前記スチールボール
123の弾接移動に際し節度を与え、スイッチノブ27
の操作に節度感を付与するものである。前記節度溝15
3は、中央にV字状にカットされた斜面155、157
と、その前後に若干傾斜が緩くなった斜面159,16
1とによって形成されている。
【0051】前記節度溝153は、断面が図10のよう
に曲面の凹状に形成されている。この節度溝153の凹
状は、前記スチールボール123の球形外面に応じて形
成されている。従って、スチールボール123は、節度
溝153に弾接すると、その球形外面が節度溝153に
嵌合する形態となり、節度溝153の幅方向においてス
チールボール123が脱落するのを抑制することができ
る。このため、スチールボール123を節度溝153に
組み付けるとき、スチールボール123の中心線と節度
溝153の凹状の中心線とが多少ずれていても、スチー
ルボール123が節度溝153の凹状に嵌合しているの
で、節度部147の横幅を短くして、板状にすることが
可能となる。節度部147は、樹脂で形成されているの
で、表面が滑らかな凹状を金型で容易に射出成形するこ
とができる。また、節度部147が樹脂であることと、
節度溝153の凹状断面とが相俟って、節度溝153の
スチールボール123に対する摺動をより円滑に行わ
せ、スイッチノブ27の操作感を確実に向上させること
ができる。
【0052】前記可動片55aは、前記揺動係合凹部1
48が前記支点兼用固定接点93aに係合することによ
って、ハウジングを構成するターミナルブロック5側に
揺動自在に支持された構成となっている。すなわち、前
記支店兼用固定接点93aは、一対の係止部163a,
163bを備えている。この係止部163a,163b
は、前記左右揺動係合凹部148間の距離h(図9)に
対応した間隔H(図7)を有している。この形態により
前記可動片55aは、前記支店兼用固定接点93a上に
載置支持されると共に、前記各揺動係合凹部148が各
係止部163a,163bに嵌合することで揺動自在と
なっている。
【0053】かかる構成の可動片55aは、前記節度溝
153に前記スチールボール123が弾接するように、
節度部147が前記スイッチノブ27に向けて、ハウジ
ング6に対し立設配置されている。前記スライダ49の
ボール支持部121には、嵌合溝165が前後に設けら
れている。この嵌合溝165は、前記可動片55aの端
縁151に遊嵌する構成となっている。
【0054】このような構造は、可動片55aに並設さ
れる可動片55b側においても同様である。但し、昇降
動作を行わせるために可動片55b側では、可動接点1
41及び固定接点89bと可動当接部143及び固定当
接部91bとの配置関係が逆であり、図4の状態で見
て、可動片55bでは、可動接点141及び固定接点8
9bが右側となり、可動当接部143及び固定接点91
bが左側となっている。
【0055】図11は前記スライダ49の断面を示して
いる。このスライダ49のボール支持部121の開口1
27は、その開口縁127aがスチールボール123の
径よりも小径に形成されている。従って、スチールボー
ル123は、前記開口127から該開口127を弾性変
形させつつ押し込めて収容させる構成となっている。
【0056】組付に際しては、図7に示すように前記可
動片55aを支点兼用固定接点93aに揺動支持させ
る。この揺動支持は、可動片55aの揺動係合凹部14
8を支点兼用固定接点93aの係止部163a,163
bに嵌合係止させることによって行う。この揺動支持に
おいて、支点兼用固定接点93aを境とし、可動当接部
143側に重心があり、可動当接部143が固定当接部
91aに当接し、安定する。前記可動片55bも同様に
収納される。
【0057】前記スライダ49においては、各ボール支
持部121の各開口127から各コイルスプリング12
5を挿入すると共に、各スチールボール123を所定の
押圧力で押し込める。このとき開口縁127aがスチー
ルボール123の押し込めによって拡がると共に、スチ
ールボール123がボール支持部121内に入り込んだ
ときに弾性力によって元の径に復元する。従って、コイ
ルスプリング125によって付勢されるスチールボール
123は、開口127からその一部が露出するが、開口
127から外部へ脱落することはない。従って、組込に
際し、スライダ49を把持するだけで、コイルスプリン
グ125及びスチールボール123を一体に取り扱うこ
とができ、組付が極めて容易である。スチールボール1
23は、節度溝153の凹状に常に圧嵌しているので、
可動片55aを支点兼用固定接点93a、93bに押し
付けて、可動片55aが外力で脱落することを防止でき
る。
【0058】このスライダ49は、その頭部133がボ
ール支持部121の上部側と共にスライダカバー61の
窓119から臨ませ、図6のようにして組み合わせる。
図6において可動片55a,55bは示されていない
が、可動片55a,55bは、支点兼用固定接点93
a、93bに上記のように揺動自在に支持されている。
この状態でスライダ49及びスライダカバー61を下降
させ、スライダカバー61を収容壁部39上に組み付け
る。この組付に際し、斜面107がガイドとなり、スラ
イダカバー61を収容壁部39上に容易に組み付けるこ
とができる。これによってスライダカバー61の前後の
壁部111が収容壁部39のカバー支持面109上に当
接すると共に、スライダカバー61の係合孔115が収
容壁部39の係合爪101に係合し、スライダカバー6
1が図4、図5のように収容壁部39上に組み付けられ
る。
【0059】このようにスライダカバー61は、ガイド
部103、ガイド壁105に案内されて係合爪101で
ワンタッチで収容壁部39に固定されるので、スライダ
カバー61を収容壁部39に組み付けるときは、図6に
示すようにスライダカバー61を収容壁部39に落とし
て押圧するだけで組み付けることができ、機械により簡
単に自動組み付けを行うことができる。
【0060】この状態で、前記スライダ49の各スチー
ルボール123は、前記可動片55a,55bの斜面1
55,157間にそれぞれ弾接する。また、スライダ4
9のボール支持部121の各嵌合溝165が可動片55
a,55bの端縁151にそれぞれ遊嵌した状態とな
る。
【0061】こうして、前記スイッチノブ27及び可動
片55a,55b間は相互に位置決められ、可動片55
a側では、可動接点141が固定接点89aから離れ、
可動当接部143が固定当接部91aに当接し、中立位
置でスイッチ操作の待機状態となる。このとき図8のよ
うに前記可動当接部143の当接点143aが、接点部
145の幅方向及び節度部147の厚み方向中央を通る
線上に位置しているため、力が垂直に釣り合っており、
可動片55aは安定状態となっている。前記可動片55
b側も対称で同様な待機状態となる。
【0062】前記スライダ47、可動片53a,53
b、スライダ51、可動片57a,57bなども、それ
ぞれの固定接点83a,83b、95a,95bに応じ
て同様な関係で組み付ける。また、その他ムービングブ
ロック43、オートスイッチ45なども組み付ける。
【0063】前記スライダカバー59,61,63と、
スライダ47,49,51と、コイルスプリング125
と、スチールボール123と、可動片53a,53b,
55a,55b,57a,57bと、収容壁部37,3
9,41と、固定接点83a,83b、89a,89
b,95a,95bとは、オートスイッチ45のような
小型スイッチを構成している。前記スライダカバー5
9,61,63は、その各小型スイッチの上ケースを構
成する。前記収容壁部37,39,41は、その各小型
スイッチの3つの下ケースを構成する。3つの小型スイ
ッチの極盤を構成する固定接点83a,83b、89
a,89b,95a,95b及び収容壁部37,39,
41は、1つの部材で成るターミナルブロック5にイン
サート成形され、ターミナルブロック5が各小型スイッ
チの下側ケースや極盤の役目を兼備しているので、部品
点数及び組み付け工数を大幅に削減することができると
共に、コストの低減を図ることができる。
【0064】次に、回路基板65をターミナルブロック
5の開口部に嵌合すると共に、端子69,71をスルー
ホール73,75に挿入して半田付け固定する。前記ス
イッチノブ19,21,23,25,27,29は、そ
れぞれケース3のノブ取付部7,9,11,13,1
5,17に支持させる。このケース7をターミナルブロ
ック5の上から嵌合させ、ケース3の各係合窓30をタ
ーミナルブロック5の係合突起42に係合させることに
よって組付が完了する。
【0065】この組付状態において、例えばスイッチノ
ブ27の部分で示すと、図4のように操作レバー部13
7がスライダ49の操作凹部135に嵌入して、スイッ
チ操作ができる連携状態となる。この関係はスイッチノ
ブ25,29とスライダ47,51との関係においても
同様である。
【0066】次に、スイッチ操作を述べる。このスイッ
チ操作はスイッチノブ25,27,29において同様と
なっているため、スイッチノブ27において説明する。
スイッチノブ27によってパワーウインドウを上昇させ
るときには、スイッチノブ27の操作部27aを引き上
げ、スイッチノブ27を図4において時計方向に回転さ
せる。これによって操作レバー部137が操作凹部13
5に係合し、スライダ49を図4において左方向に移動
させる。スチールボール123は、節度溝153におい
て斜面155から斜面159へ移行し、可動片55aを
支点兼用固定接点93aを中心に反時計方向へ揺動させ
る。この揺動によって、可動接点141が固定接点89
aに接触し、固定接点89a、可動接点141、接点部
145、支点兼用固定接点93aの閉回路が構成され、
パワーウインドウを上昇させることができる。
【0067】前記スライダ49の移動に際し、スライダ
49のボール支持部121の嵌合溝165(図7)が可
動片55aの端縁151に遊嵌した状態を維持するた
め、スチールボール123がボール支持部121から脱
落するのを防止できると共に、可動片55aの側方への
倒れも防止することができる。また、スチールボール1
23は、節度溝153に弾接すると、その球形外面が節
度溝153の凹状の面に嵌合する形態となり、かかる点
からも節度溝153の幅方向においてスチールボール1
23が脱落するのを抑制することができると共に、スチ
ールボール123が端縁151に圧接して、摩擦抵抗が
増大することを防止できる。
【0068】前記可動接点141が固定接点89aに接
触するとき、スチールボール123のコイルスプリング
125による付勢を介した弾接によって、所定の接点圧
力が維持されることになり、可動接点141と固定接点
89aとの接触を確実に維持することができる。このと
き図8のように、スチールボール123、可動片55
a、固定接点89aの関係は、接点部145の幅方向,
節度部147の厚み方向中央を通る一直線状態になるの
で、固定接点89aからの反力を節度部147に沿って
作用させることができる。従って、スチールボール12
3の付勢力と固定接点89aからの反力とが節度部14
7の厚み内ほぼ中央で相殺されることになり、可動片5
5aの倒れをより確実に抑制して、がたつきを防止する
と共に、可動接点141と固定接点89aとの接触をよ
り確実に行わせることができる。
【0069】前記スイッチノブ27から手を離すと、コ
イルスプリング125の付勢力によってスチールボール
123が斜面159から斜面155,157間へ自動的
に復帰する。この復帰により、上記とは逆の作用によっ
て可動接点141が固定接点89aから図4のように離
間した状態となり、可動当接部143が固定当接部91
aに当接した中立状態となる。この状態は、スチールボ
ール123が傾斜の大きなV字カットの斜面155,1
57間に入り込むことによって確実に維持することがで
きる。またこのような斜面155,157の設定によっ
て、スイッチノブ27の操作の節度感を確実に出すこと
ができる。
【0070】前記スチールボール123が斜面155,
157間へ移行したとき、スチールボール123はボー
ル支持部121の開口127からより突出した状態とな
るが、このときもスライダ49のボール支持部121の
嵌合溝165(図7)が可動片55aの端縁151に遊
嵌した状態を維持するため、可動片55aの倒れ及びス
チールボール123がボール支持部121から脱落する
のを防止できる。
【0071】パワーウインドウを下降させるときには、
スイッチノブ27の操作部27aを押圧して、スイッチ
ノブ27を図4の状態において反時計方向に回転させ
る。このときスライダ49は図4において右方向へ移動
し、スチールボール123は可動当接部143側におい
て斜面157から斜面161へ移動する。この移動があ
っても可動当接部143は固定当接部91aに当接した
ままの状態、即ち可動片55aは図4の状態を維持す
る。
【0072】尚、この場合においてもボール支持部12
1の嵌合溝165が可動片55aの端縁151に対する
遊嵌状態を維持し、上記同様可動片55aの倒れとスチ
ールボール123の脱落とを確実に防止することができ
る。また、スチールボール123、可動片55a、固定
当接部91aの関係は、上記同様一直線状態となるの
で、上記同様な反力相殺効果を得ることができる。
【0073】この状態において、可動片55a側では、
可動接点141が固定接点89aから離間したままであ
るが、可動片55aに対しほぼ対称に配置されている可
動片55b側では、可動片55aとは逆の動きを行い、
可動片55bの可動接点141が固定接点89bに接触
して上記同様閉回路が形成され、パワーウインドウを下
降させることができる。
【0074】また、スイッチノブ27を離せば、上記同
様スイッチノブ27は自動的に復帰し、スチールボール
123が節度溝153の斜面155,157間に位置決
められ、中立位置において操作の待機状態に戻る。この
状態で可動片55bの可動当接部143は固定当接部9
1bに当接する。
【0075】なお、前記可動当接部143、固定当接部
91a,91bの回路は、助手席側ドア或いは後席ドア
に設けられたスイッチノブが操作されたときに昇降の閉
回路として利用される。
【0076】上記のように、前記可動片53a,53
b,55a,55b,57a,57bは、導電材製の接
点部145、及び節度溝153を有した樹脂製の節度部
147を備えたため、節度溝153を可動接点141側
の節度部147に無理なく形成することができる。また
樹脂製の節度部147に節度溝153を設けたため、節
度溝153の高さ、形状設定の自由度を大幅に広げるこ
とができ、特に扁平な節度部147をハウジング6に対
し立設配置したため、前記自由度を確実に広げることが
できる。前記節度溝153は、樹脂製の節度部147に
設けているため、特別な表面仕上げを施すことなく弾接
部材の接触を滑らかに行わせることができ、コストアッ
プを招くことなくスイッチノブの操作感の向上を図るこ
とができる。
【0077】前記節度溝153に前記スチールボール1
23が弾接するように前記節度部147を前記スイッチ
ノブ25,27,29へ向けてハウジング6に対し立設
配置したため、可動片53a,53b,55a,55
b,57a,57bが占める幅方向スペースを著しく小
さくして複数の可動片53a,53b,55a,55
b,57a,57bを並設することも可能であり、スイ
ッチを幅方向に小型化することができる。特に、自動車
用パワーウインドウスイッチ等のようにアームレスト等
に設置される場合には、車室内幅方向スペース確保の要
求から、その幅方向スペースを極力小さくする必要があ
り、このような場合に極めて有利なスイッチとなる。
【0078】前記可動片53a,53b,55a,55
b,57a,57bの端縁151によりボール支持部1
21の開口127を閉止することができ、スチールボー
ル123が可動片53a,53b,55a,55b,5
7a,57b上を移動する際にボール支持部121から
脱落するのを抑制することができると共に、可動片53
a,53b,55a,55b,57a,57bの倒れを
抑制することができる。こうして、可動片53a,53
b,55a,55b,57a,57bの揺動を確実に行
わせ、固定接点83a,83b、89a,89b、95
a,95bに対する可動接点141の接離をより確実に
行わせることができる。
【0079】さらに、スチールボール123は球状なた
め摩擦係数が小さく、樹脂製の節度ピンと比較して安価
で、硬く耐久性に優れ、金属製の節度ピンと比較しても
製造し易く、規格品のため安価である。前記ボール支持
部121の嵌合溝が嵌合する可動片53a,53b,5
5a,55b,57a,57bの節度部147は、樹脂
製であり、表面の加工を行わなくても表面荒さが小さく
滑らかで、且つ金属の接触による摩耗粉の発生がないの
で、ボール支持部121と可動片53a,53b,55
a,55b,57a,57bとの間の動きを滑らかなも
のとし、節度溝153を有する可動片53a,53b,
55a,55b,57a,57bの耐久性を向上させる
と共にスイッチノブ25,27,29の操作感を向上さ
せることができる。
【0080】前記固定接点83a,83b、89a,8
9b、95a,95b周囲を囲む収容壁部37,39,
41にスライダカバー59,61,63を係脱自在に取
り付けて収容空間117を形成し、スライダ47,4
9,51及び可動片53a,53b,55a,55b,
57a,57bを収容するため、収容空間117内への
塵芥等の侵入を抑制し、固定接点83a,83b、89
a,89b、95a,95b及び可動接点141、固定
当接部85a,85b、91a,91b、99a,99
b及び可動当接部143の接離等をより確実に行わせる
ことができる。
【0081】前記固定接点83a,83b、89a,8
9b、95a,95b、固定当接部85a,85b、9
1a,91b、99a,99b、可動接点141、可動
当接部143、スライダ47,49,51、スライダカ
バー59,61,63、及び収容壁部37,39,41
は、小型スイッチを構成し、且つ前記固定接点83a,
83b、89a,89b、95a,95b、固定当接部
85a,85b、91a,91b、99a,99b及び
収容壁部37,39,41を前記ハウジング6に形成し
ているので、部品点数及び組み付け工数を削減し、コス
ト低減を図ることができる。
【0082】尚、上記実施形態では、節度部147を金
型を用いて前記接点部145に一体的に形成したが、節
度部147を樹脂により予め別体に形成し、この節度部
147を接点部145に接着などにより固着する構造に
することもできる。この場合、節度部147は、型を用
いた成形により、或いは、樹脂の板材を削ることにより
予め形成することができる。
【0083】本発明の一実施形態としてパワーウインド
ウスイッチ1等の揺動型スイッチを説明したが、本発明
は、スイッチノブ27が軸である凸部139を中心に操
作部27aが回動する構造であればよく、操作部27a
を長く突出させることで、レバー型スイッチ又は、シー
ソー型スイッチとしても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を適用したパワーウインド
ウスイッチの分解斜視図である。
【図2】一実施形態に係り、ターミナルブロックの平面
図である。
【図3】一実施形態に係り、図2のSA−SA矢視断面
図である。
【図4】一実施形態に係り、図2のSB−SB矢視にお
ける組立状態の一部省略要部断面図である。
【図5】一実施形態に係り、図2のSC−SC矢視にお
ける組立状態の要部断面図である。
【図6】一実施形態に係り、スライダカバーと収容壁部
との係合関係を示す分解断面図である。
【図7】一実施形態に係り、可動片及びその周辺の分解
斜視図である。
【図8】一実施形態に係り、図7のSD方向から見た接
点接触状態の概略側面図である。
【図9】一実施形態に係り、可動片の平面図である。
【図10】一実施形態に係り、可動片とスチールボール
との関係を示す断面図である。
【図11】一実施形態に係り、スライダとスチールボー
ルとの関係を示す断面図である。
【図12】従来例に係るスイッチの固定端子と可動端子
との関係を示す分解斜視図である。
【図13】従来例に係り、組立状態の断面図である。
【符号の説明】
3 ケース 5 ターミナルブロック 6 ハウジング 25,27,29 スイッチノブ 37,39,41 収容壁部 47,49,51 スライダ 53a,53b,55a,55b,57a,57b 可
動片 59,61,63 スライダカバー 89a 固定接点 121 ボール支持部 123 スチールボール(弾接部材) 125 コイルスプリング(付勢部材) 127 開口 141 可動接点 145 接点部 147 節度部 151 端縁 153 節度溝 165 嵌合溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに固定支持された固定接点
    と、 前記ハウジング側に揺動自在に支持され前記固定接点に
    対し接離する可動接点を有した可動片と、 前記ハウジング側に揺動自在に支持され前記可動片に弾
    接する弾接部材を移動操作するスイッチノブとを備え、 前記スイッチノブの揺動操作により前記弾接部材が前記
    可動片上を移動して該可動片を揺動させ前記可動接点を
    前記固定接点に接離させるスイッチにおいて、 前記可動片は、導電材製の接点部及び節度溝を有した樹
    脂製の節度部を備えたことを特徴とするスイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスイッチであって、 前記可動片の節度部は、扁平に形成されると共に前記節
    度溝を端縁に有し且つ前記節度溝に前記弾接部材が弾接
    するように前記可動片の節度部を前記ハウジングに対し
    立設配置し、 前記弾接部材を、スチールボールで形成し、 前記スチールボールを付勢部材を介して収容し端部に開
    口を有する筒状のボール支持部を設け、 前記ボール支持部の開口に、前記可動片の節度部端縁に
    遊嵌する嵌合溝を設けたことを特徴とするスイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のスイッチであっ
    て、 前記節度溝は、断面が前記スチールボールの球形外面に
    応じて凹状に形成されていることを特徴とするスイッ
    チ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載のスイッチ
    であって、 前記ハウジングに設けられ前記固定接点周囲を囲む収容
    壁部と、 前記弾接部材を支持して前記スイッチノブの揺動操作に
    より移動するスライダと、 前記収容壁部に係脱自在に取り付けられ該収容壁部との
    間に前記スライダ及び可動片を収容する収容空間を形成
    して前記スライダを移動可能に覆うスライダカバーとを
    備えたことを特徴とするスイッチ。
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