JP2593229Y2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2593229Y2 JP1993022239U JP2223993U JP2593229Y2 JP 2593229 Y2 JP2593229 Y2 JP 2593229Y2 JP 1993022239 U JP1993022239 U JP 1993022239U JP 2223993 U JP2223993 U JP 2223993U JP 2593229 Y2 JP2593229 Y2 JP 2593229Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、合成樹脂よりモールド
成形されたハウジングに埋設されるとともに先部が該ハ
ウジングから突出される導電板と、該導電板の両側でハ
ウジング上にそれぞれ固定される一対の固定接点と、両
固定接点に個別に接触可能な接触部を外端にそれぞれ有
する一対の傾斜部が略V字状に連設されて成るとともに
一方の傾斜部が導電板の端部に揺動可能に支承される
可動接点と、該可動接点の揺動軸線と平行な軸線まわり
に揺動可能な作動部材と、前記可動接点側にばね付勢さ
れて作動部材に支承される押圧ピンとを備え、作動部材
の揺動作動に応じた押圧ピンの可動接点への接触位置の
変化に応じて両固定接点への両接触部の接・離を択一的
に切換可能なスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるスイッチ装置は、たとえば
実開昭60−35441号公報等により既に知られてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
可動接点を揺動可能に支承するための構造が図6で示す
ように構成されている。すなわち導電板21′の両側で
ハウジング13′上にそれぞれ固定される一対の固定接
点22′,23′に個別に接触可能な接触部24′,2
5′を外端にそれぞれ有する一対の傾斜部26′,2
7′が略V字状に連設されて成る可動接点29′におい
て、一方の傾斜部26′の両側には切欠き45,45が
設けられる。一方、導電板21′の端部はそれらの切
欠き45,45に係合すべく略U字状に形成されるとと
もに、前記一方の傾斜部26′にほぼ直交するように屈
曲されている。しかも導電板21′が合成樹脂から成る
ハウジング13′に埋設されるものであり、導電板2
1′をハウジング13′にモールド結合する際の樹脂成
形型の型抜きの関係上、導電板21′の端部を曲げ加
工するのは、上記モールド結合終了後となるものであ
り、曲げ加工操作が煩雑であり、組立作業能率が劣って
いた。
【0004】本考案は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、導電板の曲げ加工を不要として、導電板の
端部で可動接点を揺動可能に支承し得るようにして組立
作業能率を向上させたスイッチ装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案によれば、合成樹脂よりモールド成形された
ハウジングに埋設されるとともに先部が該ハウジングか
ら突出される導電板と、該導電板の両側でハウジング上
にそれぞれ固定される一対の固定接点と、両固定接点に
個別に接触可能な接触部を外端にそれぞれ有する一対の
傾斜部が略V字状に連設されて成るとともに一方の傾斜
部が導電板の先端部に揺動可能に支承される可動接点
と、該可動接点の揺動軸線と平行な軸線まわりに揺動可
能な作動部材と、前記可動接点側にばね付勢されて作動
部材に支承される押圧ピンとを備え、作動部材の揺動作
動に応じた押圧ピンの可動接点への接触位置の変化に応
じて両固定接点への両接触部の接・離を択一的に切換可
能なスイッチ装置において、前記導電板の先部は、屈曲
部のない平坦な帯板状に形成されて、可動接点を横切る
ように配置され、その導電板の先端部には、中央の切欠
き部と、その切欠き部の左右両側に同一高さで連なる左
右一対の支点部とが形成され、可動接点の一方の傾斜部
の左右両側には、その可動接点が前記左右一対の支点部
回りに揺動し得るように、それら支点部にそれぞれ支承
される左右一対の支承部が一体に設けられ、その各支承
部は、前記一方の傾斜部から側方に張出して前記支点部
にその板厚よりも長い摺動ストロークを以て摺動可能に
当接する張出部と、その張出部の両側端にそれぞれ連設
されて前記支点部に係合し得るように導電板側に起立し
た一対の係合板部とを備える
【0006】
【実施例】以下、図面により本考案の一実施例について
説明する。
【0007】図1ないし図5は本考案の一実施例を示す
ものであり、図1は乗用車両のパワーウインド用マスタ
スイッチの平面図、図2は図1の2−2線に沿う断面
図、図3は図2の3−3線拡大断面図、図4は両スイッ
チ機構の配置を示す斜視図、図5は可動接点および導電
板の分解斜視図である。
【0008】先ず図1において、このスイッチ装置は、
乗用車両におけるドライバ側ドアに配設されるパワーウ
インド用マスタスイッチであり、ノブNFRの操作により
ドライバ側ドアたとえば右前側ドアのウインドガラスを
昇降可能であり、ノブNFLの操作により左前側ドアのウ
インドガラスを昇降可能であり、ノブNRRの操作により
右後側ドアのウインドガラスを昇降可能であり、ノブN
RLの操作により左後側ドアのウインドガラスを昇降可能
であり、ノブNM の操作により各ドアにおいて個別にウ
インドガラスを昇降可能とする状態並びにドライバ側ド
アを除く全てのドアにおけるウインドガラスの個別昇降
を禁止する状態を切換可能である。
【0009】図2および図3を併せて参照して、ドライ
バ側ドアには合成樹脂により車両の前後方向に長い矩形
の函状に形成されるケーシング5が取付けられる。この
ケーシング5には、その上部を覆うようにして矩形の函
状に形成される合成樹脂製ガーニッシュ6が固定され、
該ガーニッシュ6に、前記ノブNFR〜NRLを個別に臨ま
せる4つの操作用開口部7…と、前記ノブNM を臨ませ
る操作用開口部8とが設けられる。
【0010】一方、ケーシング5には、該ケーシング5
の天井板部5aより下方でケーシング5内に収納される
ようにして支持板9が固定されており、この支持板9の
下面にはプリント基板10が固定され、さらにプリント
基板10よりも下方でケーシング5の下端開口部が裏蓋
11で閉塞される。
【0011】ケーシング5には、各操作用開口部7…に
対応して上方に延びる横断面矩形の筒部12…が一体に
設けられる。また各筒部12…に対応する位置で支持板
9には、ハウジング13…がそれぞれ係合、固定されて
おり、支持板9をケーシング5に固定したときに各ハウ
ジング13…は、ケーシング5の天井板部5aおよび支
持板9間に挟持される。
【0012】ハウジング13は、合成樹脂により上部が
開放した函形に形成されるものであり、このハウジング
13の両側部には、ケーシング5の筒部12内に嵌合す
る支持壁部14,14が三角形状にして立設される。こ
れらの支持壁部14,14には、車両の前後方向に傾動
可能として作動部材15…がそれぞれ支承される。すな
わち支持壁部14,14には、ケーシング5の幅方向に
沿う支持孔16,16が設けられており、作動部材15
は、その両側に一体に突設される突起17,17を前記
支持孔16,16に嵌合させるまで両支持壁部14,1
4間に嵌合される。
【0013】各作動部材15…の上部には、上方に延び
る嵌合突部18…がそれぞれ一体に突設されており、各
筒部12…の上部を覆うようにしてガーニッシュ6の各
操作用開口部7…に配置されるノブNFR,NFL,NRR
RLにそれぞれ設けられる嵌合筒部19…に前記嵌合突
部18…が嵌合、係止される。したがって各作動部材1
5…には各ノブNFR,NFL,NRR,NRLがそれぞれ連結
され、各操作用開口部7…に臨むノブNFR,NFL
RR,NRLを操作することにより各作動部材15…が車
両の前後方向に揺動することになる。
【0014】ところで、各ノブNFR,NFL,NRR,NRL
の操作に応じた作動部材15…の揺動作動により、第1
および第2スイッチ機構201 ,202 がそれぞれスイ
ッチング作動するものであり、両スイッチ機構201
202 は基本的には同一の構成を有するものであるの
で、以下、ノブNRLによりスイッチング作動せしめられ
る第1スイッチ機構201 についてその構造を詳細に説
明し、ノブNRLによりスイッチング作動せしめられる第
2スイッチ機構202 については、第1スイッチ機構2
1 の構成要素に対応する部分について添字「2」を付
して図示するのみとする。
【0015】図4および図5を併せて参照して、第1ス
イッチ機構201 は、ハウジング13に基部が埋設され
るとともに端が該ハウジング13から突出される共通
接点としての導電板211 と、該導電板211 の両側で
ハウジング13上にそれぞれ固定される一対の固定接点
221 ,231 と、両固定接点221 ,231 への択一
的な接・離を切換可能として導電板211 端部に支
承される可動接点291 と、該可動接点291 側にばね
付勢されて作動部材15に支承される押圧ピン301
を備える。
【0016】作動部材15の下部には、下端を開放した
案内孔311 が上下に延びて設けられるとともに、その
案内孔311 の側部を開放させる窓321 が上下に延び
て設けられる。案内孔311 には、窓321 に係止する
係止突部331 を上端に有する有底筒状の押圧ピン30
1 が摺動自在に嵌合され、案内孔311 の上端閉塞部と
押圧ピン301 との間にはばね341 が縮設される。し
たがって押圧ピン301 は、作動部材15から下方に突
出するようにばね付勢されることになり、可動接点29
1 に弾発的に当接される。而して係止突部331 が窓3
1 の下縁に係止することにより押圧ピン301 の作動
部材15からの脱落が阻止される。
【0017】可動接点291 は、固定接点221 ,23
1 に個別に接触可能な接触部241,251 を外端にそ
れぞれ有する一対の傾斜部261 ,271 が連設部28
1 で略V字状に連設されて成るものであり、該可動接点
291 における一方の傾斜部261 の連設部281 寄り
の部分が導電板211 端部で揺動可能に支承され
る。
【0018】接触部241 の下方でハウジング13には
固定接点221 が固定されており、接触部251 の下方
でハウジング13には固定接点231 が固定される。し
かも一方の固定接点221 は、他方の固定接点231
りも高レベル位置でハウジング13に固定されている。
【0019】両固定接点22 1 ,23 1 間でハウジング
13に基部が埋設される導電板21 1 は、それの、ハウ
ジング13から突出した先部が、屈曲部を有しない平坦
な帯板状に形成されていて、可動接点29 1 を横切るよ
うに配置されている。その導電板21 1 の先端部には、
中央の略V字状の切欠き部40と、その切欠き部40の
左右両側に同一高さで水平に連なる左右一対の支点部3
9とが形成される。
【0020】傾斜部261 の連設部281 寄りの部分に
おける左右両側には、可動接点29 1 が左右一対の支点
部39,39回りに揺動し得るように、それら支点部3
9,39にそれぞれ支承される左右一対の支承部35 1
が一体に設けられる。その各支承部35 1 は、傾斜部2
1 から側方に張出して前記支点部39にその板厚より
も長い摺動ストロークを以て摺動可能に当接する張出部
36と、その張出部36の一端に連設されて傾斜部2
1 側に延びるとともに張出部36から離反するにつれ
て傾斜部261 から離れるように傾斜した支持板部37
と、張出部36の他端に連設される規制板部38とで
台形状に形成される。而して前記支持板部37及び規制
板部38は、張出部36の両側端にそれぞれ連設されて
前記支点部39に係合し得るように導電板21 1 ,21
2 側に起立した一対の係合板部を構成している。
【0021】而してノブNRLが中立位置にあるときには
押圧ピン301 は可動接点291 の連設部281 に弾発
的に当接しており、この状態で、可動接点291 は、接
触部251 を固定接点231 に接触せしめるとともに接
触部241 を固定接点221から離反せしめる状態に在
り、両支承部351 ,351 の規制板部38は、導電板
211 における固定接点231 側の側面に当接し、また
支持板部37は前記支点部39に係合している。
【0022】ところで、ハウジング13の幅方向(図3
の左右方向)中間部には隔壁41が設けられており、第
1スイッチ機構201 は該隔壁41の一側に配設され
る。また第2スイッチ機構202 は、隔壁41の他側に
配設されるものであり、第2スイッチ機構202 におけ
る導電板212 、一対の固定接点222 ,232 および
可動接点292 は、隔壁41の幅方向および長手方向の
中心点に関して第1スイッチ機構201 の導電板2
1 、一対の固定接点221 ,231 および可動接点2
1 と点対称に配設されている。
【0023】また図2で示すように、図示しない光源か
らの光を導く導光部材42が、その端部を筒部12内に
臨ませるようにして支持板9上に固定されており、各ノ
ブNM ,NFR,NFL,NRR,NRLには、前記導光部材4
2からの光を受けるレンズ43がそれぞれ外面に臨んで
取付けられている。
【0024】次にこの実施例の作用について説明する
と、中立位置にあるノブNRLの前端(図2の左端)を押
下げるように操作すると、作動部材15が図2の反時計
方向に揺動し、それに応じて第1スイッチ機構201
は、押圧ピン301 が可動接点291 の傾斜部261
乗り上げるようになり、それにより可動接点291 が図
2の時計方向に揺動(この揺動に伴い支点部39に対し
可動接点29 1 の前記支承部35(特に張出部38)を
多少とも摺動させることが可能)し、接触部241 が固
定接点221 に接触せしめられるとともに接触部251
が固定接点231から離反せしめられる。一方、第2ス
イッチ機構202 では、押圧ピン302 が可動接点29
2 の傾斜部272 に乗り上げるようになり、接触部25
2 が固定接点232 に接触した状態が保持される。この
状態では、傾斜部261 ,272 への押圧ピン301
302 の接触によりばね341 …が圧縮されていること
により、作動部材15は押圧ピン301 ,302 が傾斜
部261 ,272 上を滑動して連設部281 ,282
戻る方向に付勢されていることになり、ノブNRLから手
を放すと、作動部材15は、両押圧ピン301 ,302
を連設部281 ,282 に接触させる中立位置に速やか
に戻ることになる。
【0025】また中立位置にあるノブNRLの後端(図2
の右端)を押下げるように操作すると、作動部材15が
図2の時計方向に揺動し、それに応じて第1スイッチ機
構201 では、押圧ピン301 が可動接点291 の傾斜
部271 に乗り上げるようになって接触部251 が固定
接点231 に接触した状態が保持され、第2スイッチ機
構202 では、押圧ピン302 が可動接点292 の傾斜
部262 に乗り上げるようになり、接触部242 が固定
接点222 に接触せしめられるとともに接触部252
固定接点232 から離反せしめられる。このときにもノ
ブNRLから手を放すと、作動部材15は、両押圧ピン3
1 ,302 を連設部281 ,282 に接触させる中立
位置に速やかに戻る。
【0026】このようなスイッチ装置において、ハウジ
ング13に埋設される導電板211,212 端部
は、ハウジング13から屈曲されない平板状で突出せし
められるものであり、これらの導電板211 ,212
端部で揺動可能に支承されるようにして可動接点29
1 ,292 の両側に支承部351 ,351 ;352 ,3
2 が一体に設けられる。このためハウジング13との
モールド結合後に導電板211 ,212 端部を屈曲
加工する必要がなく、支承部351 ,351 ;352
352 は可動接点291 ,292 の成形時に同時に形成
可能であるので、煩雑な曲げ加工作業を行なう必要がな
く、組立作業能率を向上させることができる。
【0027】以上、本考案の実施例を詳述したが、本考
案は上記実施例に限定されるものではなく、実用新案登
録請求の範囲に記載された本考案を逸脱することなく種
々の設計変更を行なうことが可能である。
【0028】たとえば作動部材15の揺動作動により一
対のスイッチ機構201 ,202 をスイッチング作動せ
しめるようにしたが、作動部材15で単一のスイッチ機
構を作動せしめるようにしてもよい。
【0029】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、導電板
の、ハウジングから突出した先部は、屈 曲部のない平坦
な帯板状に形成されて、可動接点を横切るように配置さ
れ、その導電板の先端部には、中央の切欠き部と、その
切欠き部の左右両側に同一高さで連なる左右一対の支点
部とが形成され、可動接点の一方の傾斜部の左右両側
は、その可動接点が前記左右一対の支点部回りに揺動し
得るように、それら支点部にそれぞれ支承される左右一
対の支承部が一体に設けられるので、導電板のハウジン
グとのモールド結合後に導電板の端部を曲げ加工する
ことが不要となり、それだけ組立作業能率を向上するこ
とができる。しかも可動接点を横切るように配置される
導電板先端部の中央に、その両側の左右一対の支点部に
挟まれた切欠き部を配設したため、可動接点自体の成形
誤差や、可動接点へ押圧ピンから加わる押圧力等に起因
して可動接点の導電板対応部位に多少の変形や歪みが生
じても、その可動接点の左右両側の支承部を対応する支
点部にそれぞれ的確に当接支承させることができ、従っ
て可動接点の支持が常に安定し、それの揺動に基づくス
イッチの切換動作を常にスムーズ且つ的確に行わせるこ
とができる。また1つの可動接点に対し、これを横切る
ように配置される只1つの導電板を用意するだけで該可
動接点に対する支持を支障なく行えるため、その支持構
造の簡素化が図られる。
【0030】また特に上記各支承部は、可動接点の一方
の傾斜部から側方に張出して導電板の前記支点部にその
板厚よりも長い摺動ストロークを以て摺動可能に当接す
る張出部と、その張出部の両側端にそれぞれ連設されて
前記支点部に係合し得るように導電板側に起立した一対
の係合板部とを備えるので、スイッチ切換えのために前
記支点部回りに可動接点を揺動させるのに伴い、その支
点部に対し可動接点の前記支承部(特に張出部)を多少
とも摺動させることができ、従ってその摺動によって、
可動接点と固定接点の相互、或いは可動接点と導電板の
相互の接触面をそれぞれ摺接させることができて、その
摺接効果によりそれら接触面の酸化被膜を効果的に除去
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用車両のパワーウインド用マスタスイッチの
平面図である。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図である。
【図3】図2の3−3線拡大断面図である。
【図4】両スイッチ機構の配置を示す斜視図である。
【図5】可動接点および導電板の分解斜視図である。
【図6】従来技術を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
13・・・ケーシング 15・・・作動部材 211 ,212 ・・・導電板 221 ,222 ,231 ,232 ・・・固定接点 241 ,242 ,251 ,252 ・・・接触部 261 ,262 ,271 ,272 ・・・傾斜部 291 ,292 ・・・可動接点 301 ,302 ・・・押圧ピン 351 ,352 ・・・支承部36・・・張出部 37,38・・・係合板部としての支持板部,規制板部 39・・・支点部 40・・・切欠き部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂よりモールド成形されたハウジ
    ング(13)に埋設されるとともに先部が該ハウジング
    (13)から突出される導電板(211 ,212 )と、
    該導電板(211 ,212 )の両側でハウジング(1
    3)上にそれぞれ固定される一対の固定接点(221
    231 ;222 ,232 )と、両固定接点(221 ,2
    1 ;222 ,232 )に個別に接触可能な接触部(2
    1 ,251 ;242 ,252 )を外端にそれぞれ有す
    る一対の傾斜部(261 ,271;262 ,272 )が
    略V字状に連設されて成るとともに一方の傾斜部(26
    1,262 )が導電板(211 ,212 )の端部に揺
    動可能に支承される可動接点(291 ,292 )と、該
    可動接点(291 ,292 )の揺動軸線と平行な軸線ま
    わりに揺動可能な作動部材(15)と、前記可動接点
    (291 ,292 )側にばね付勢されて作動部材(1
    5)に支承される押圧ピン(301 ,302 )とを備
    え、作動部材(15)の揺動作動に応じた押圧ピン(3
    1 ,302 )の可動接点(291 ,292 )への接触
    位置の変化に応じて両固定接点(221 ,231 ;22
    2 ,232 )への両接触部(241 ,251 ;242
    252 )の接・離を択一的に切換可能なスイッチ装置に
    おいて、前記導電板(21 1 ,21 2 )の先部は、屈曲部のない
    平坦な帯板状に形成されて、可動接点(29 1 ,2
    2 )を横切るように配置され、 その導電板(21 1 ,21 2 )の先端部には、中央の切
    欠き部(40)と、その切欠き部(40)の左右両側に
    同一高さで連なる左右一対の支点部(39)とが形成さ
    れ、 可動接点(291 ,292 )の一方の傾斜部(261
    262 の左右両側には、その可動接点(29 1 ,29
    2 )が前記左右一対の支点部(39)回りに揺し得る
    ように、それら支点部(39,39)にそれぞれ支承さ
    れる左右一対の支承部(35 1 ,35 2 )が一体に設け
    られ、 その各支承部(35 1 ,35 2 )は、前記一方の傾斜部
    (26 1 ,26 2 )から側方に張出して前記支点部(3
    9)にその板厚よりも長い摺動ストロークを以 て摺動可
    能に当接する張出部(36)と、その張出部(36)の
    両側端にそれぞれ連設されて前記支点部(39)に係合
    し得るように導電板(21 1 ,21 2 )側に起立した一
    対の係合板部(37,38)とを備える ことを特徴とす
    る、スイッチ装置。
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