JP2003076831A - 情報収集方法およびシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーコードナンバーなどの特定アクセス情報
で複数の機能（Ｗｅｂページリンク、電子メールなど）
と複数の情報収集機能（リスク管理、アンケート、キャ
ンペーン、ブランド調査など）を実現できる情報収集技
術を提供する。 【解決手段】 インターネット上に構築された、顧客端
末、Ｗｅｂサーバ、メールサーバ、データベースサー
バ、クライアント企業端末などから構成されるバーコー
ドナンバーを活用した情報収集システムであって、ステ
ップＳ１〜Ｓ１７に従い、商品に付与されているバーコ
ードナンバーを入力し、目的選択ページから所望の目的
（緊急の連絡、アンケート、キャンペーン、ブランド調
査）を選択し、宛先に目的別メールアドレスが設定され
ているメーラーを起動し、顧客のメールアドレスと選択
された目的の質問情報に対する回答情報とを取得し、こ
れらの情報を商品の情報収集に活用する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、情報収集技術に関
し、特にＪＡＮ（Ｊａｐａｎｅｓｅ Ａｒｔｉｃｌｅ
Ｎｕｍｂｅｒ）コードを始め、ＵＰＣ（Ｕｎｉｖｅｒｓ
ａｌ Ｐｒｏｄｕｃｔ Ｃｏｄｅ）、ＥＡＮ（Ｅｕｒｏ
ｐｅａｎ Ａｒｔｉｃｌｅ Ｎｕｍｂｅｒ）などのよう
な商品に付与されているバーコードナンバーや、クライ
アント企業との間を仲介し、各クライアント企業のイン
ターネットアドレスに割り当てられた特定のナンバー、
各クライアント企業との間の窓口となる特定のインター
ネットアドレスなどを活用した情報収集の仕組みに適用
して有効な技術に関する。

【０００２】

【従来の技術】本発明者が検討したところによれば、情
報収集技術に関しては、以下のような技術が考えられ
る。たとえば、商品に付与されているバーコードを活用
した情報収集技術として、バーコードによるＷｅｂペー
ジにリンクさせる仕組みが存在する。この仕組みを実現
したシステムは、本、雑誌、広告看板、チラシなどに掲
載された商品、企業などのインターネットサイトページ
へ誘導案内のためにバーコードを表示し、このバーコー
ドをＰＣ（パーソナルコンピュータ）、モバイル上から
バーコード読取機器などを使用して入力させ、インター
ネットサイトページにリンクさせるようにした技術であ
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような、バーコードによるＷｅｂページにリンクさせる
仕組みについて、本発明者が検討した結果、以下のよう
なことが明らかとなった。たとえば、前記のような仕組
みを実現したシステムでは、バーコード読取機器を使用
しないとシステムの利用ができない。また、バーコード
と商品が１対１の関係で、しかも商品のＷｅｂページへ
のリンクのみに限られている。

【０００４】そこで、本発明は、バーコード読取機器を
使用せず、またＷｅｂページへのリンクのみならず、１
バーコードナンバーに複数の機能を持たせる仕組みを考
え付いた。このバーコードナンバーとは、ＪＡＮコード
を始め、ＵＰＣ、ＥＡＮなどのような、商品を識別する
ために付けるバーコード・シンボルの上下左右に記載さ
れているナンバーを意味する。

【０００５】すなわち、本発明では、１バーコードナン
バーで、ネットワーク環境において必要となるＷｅｂペ
ージへのリンクや電子メールなどの複数の通信機能と、
商品メーカが必要とするリスク管理、アンケート、キャ
ンペーン、ブランド調査などの複数の情報収集機能の仕
組みを構築するものである。

【０００６】そこで、本発明の目的は、商品に付与され
ているバーコードナンバーを活用し、１バーコードナン
バーで複数の機能（Ｗｅｂページリンク、電子メールな
ど）と複数の情報収集機能（リスク管理、アンケート、
キャンペーン、ブランド調査など）を実現することがで
きる情報収集技術を提供することにある。

【０００７】さらに、本発明の他の目的は、バーコード
ナンバーに限らず、クライアント企業との間を仲介し、
各クライアント企業のインターネットアドレスに割り当
てられた特定のナンバーや、各クライアント企業との間
の窓口となる特定のインターネットアドレスなどを活用
して、前記同様に複数の機能と複数の情報収集機能を実
現することができる情報収集技術を提供することにあ
る。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、情報収集技術として、以下のような特徴
を有するものである。

【０００９】（１）本発明による情報収集方法は、ネッ
トワーク上に構築された、顧客端末と、Ｗｅｂサーバ
と、メールサーバと、データベースサーバとを有する構
成において実現され、以下のようなステップを有するも
のである。顧客端末を通じて特定アクセス情報を入力し
てＷｅｂサーバに送信し、Ｗｅｂサーバは特定アクセス
情報に対応した目的選択ページを送信し、各目的別にメ
ールアドレスを付加して顧客端末に表示し、顧客端末を
通じて目的選択ページから所望の目的を選択し、宛先に
目的別メールアドレスが設定されているメーラーを起動
してメールサーバに送信し、メールサーバは送信された
メールから顧客のメールアドレスを取得し、選択された
目的の質問情報とそれに対する回答情報とを送信して顧
客端末に表示し、顧客端末を通じて選択された目的の質
問情報に対する回答情報をメールサーバに送信し、メー
ルサーバは選択された目的の質問情報に対する回答情報
を取得し、顧客のメールアドレスと選択された目的の質
問情報に対する回答情報とを転送してデータベースサー
バのデータベースに保存する、各ステップを有し、デー
タベースサーバのデータベースに保存された顧客のメー
ルアドレスと選択された目的の質問情報に対する回答情
報とを商品の情報収集に活用するものである。

【００１０】（２）本発明による他の情報収集方法は、
ネットワーク上に構築された、顧客端末と、Ｗｅｂサー
バと、メールサーバと、データベースサーバとを有する
構成において実現され、以下のようなステップを有する
ものである。顧客端末を通じて特定アクセス情報を入力
してＷｅｂサーバに送信し、Ｗｅｂサーバは特定アクセ
ス情報に対応した目的選択ページを送信し、各目的別に
メールアドレスと本文とを付加して顧客端末に表示し、
顧客端末を通じて目的選択ページから所望の目的を選択
し、宛先に目的別メールアドレスが設定され、本文に選
択された目的の質問情報とそれに対する回答情報とが設
定されているメーラーを起動してメールサーバに送信
し、メールサーバは送信されたメールから顧客のメール
アドレスと選択された目的の質問情報に対する回答情報
とを取得し、顧客のメールアドレスと選択された目的の
質問情報に対する回答情報とを転送してデータベースサ
ーバのデータベースに保存する、各ステップを有し、デ
ータベースサーバのデータベースに保存された顧客のメ
ールアドレスと選択された目的の質問情報に対する回答
情報とを商品の情報収集に活用するものである。

【００１１】（３）前記（１）または（２）の情報収集
方法において、さらにネットワーク上に構築されたクラ
イアント企業端末を有し、クライアント企業端末に、顧
客のメールアドレスと選択された目的の質問情報に対す
る回答情報とを元に自動集計・統計処理した処理結果を
提供するステップを有するものである。

【００１２】（４）前記（３）の情報収集方法におい
て、目的選択ページの目的は、緊急の連絡を目的とする
ものであり、顧客端末を通じて緊急の連絡が選択された
場合に、情報提供者からの情報提供により商品の特定と
顧客の特定を行うようにしたものである。

【００１３】（５）前記（４）の情報収集方法におい
て、特定された商品に対する情報提供者からの情報提供
件数に応じて緊急度合を自動的にチェックし、商品のメ
ーカに通知を行うようにしたものである。

【００１４】（６）前記（３）の情報収集方法におい
て、目的選択ページの目的は、アンケート、キャンペー
ン、またはブランド調査を目的とするものであり、顧客
端末を通じてアンケート、キャンペーン、またはブラン
ド調査が選択された場合に、情報提供者からの情報提供
件数によりアンケート、キャンペーン、またはブランド
調査の商品の知名度、認知度を自動的に評価するように
したものである。

【００１５】（７）前記（１）または（２）の情報収集
方法において、特定アクセス情報は、商品に付与されて
いるバーコードナンバーを活用するようにしたものであ
る。

【００１６】（８）前記（１）または（２）の情報収集
方法において、特定アクセス情報は、クライアント企業
との間を仲介し、クライアント企業のインターネットア
ドレスに割り当てられた特定のナンバーを活用するよう
にしたものである。

【００１７】（９）前記（１）または（２）の情報収集
方法において、特定アクセス情報は、クライアント企業
との間の窓口となる特定のインターネットアドレスを活
用するようにしたものである。

【００１８】（１０）本発明による情報収集システム
は、ネットワーク上に構築された、顧客端末と、Ｗｅｂ
サーバと、メールサーバと、データベースサーバとを有
し、それぞれ以下のような手段を有するものである。顧
客端末は、特定アクセス情報を入力してＷｅｂサーバに
送信する手段と、目的選択ページから所望の目的を選択
し、宛先に目的別メールアドレスが設定されているメー
ラーを起動してメールサーバに送信する手段と、選択さ
れた目的の質問情報に対する回答情報をメールサーバに
送信する手段とを有する。Ｗｅｂサーバは、特定アクセ
ス情報に対応した目的選択ページを送信し、各目的別に
メールアドレスを付加して顧客端末に表示する手段を有
する。メールサーバは、送信されたメールから顧客のメ
ールアドレスを取得し、選択された目的の質問情報とそ
れに対する回答情報とを送信して顧客端末に表示する手
段と、選択された目的の質問情報に対する回答情報を取
得し、顧客のメールアドレスと選択された目的の質問情
報に対する回答情報とを転送してデータベースサーバの
データベースに保存する手段とを有する。データベース
サーバは、顧客のメールアドレスと選択された目的の質
問情報に対する回答情報とを保存する手段を有する。

【００１９】（１１）本発明による他の情報収集システ
ムは、ネットワーク上に構築された、顧客端末と、Ｗｅ
ｂサーバと、メールサーバと、データベースサーバとを
有し、それぞれ以下のような手段を有するものである。
顧客端末は、特定アクセス情報を入力してＷｅｂサーバ
に送信する手段と、目的選択ページから所望の目的を選
択し、宛先に目的別メールアドレスが設定され、本文に
選択された目的の質問情報とそれに対する回答情報とが
設定されているメーラーを起動してメールサーバに送信
する手段とを有する。Ｗｅｂサーバは、特定アクセス情
報に対応した目的選択ページを送信し、各目的別にメー
ルアドレスと本文とを付加して顧客端末に表示する手段
を有する。メールサーバは、送信されたメールから顧客
のメールアドレスと選択された目的の質問情報に対する
回答情報とを取得し、顧客のメールアドレスと選択され
た目的の質問情報に対する回答情報とを転送してデータ
ベースサーバのデータベースに保存する手段を有する。
データベースサーバは、顧客のメールアドレスと選択さ
れた目的の質問情報に対する回答情報とを保存する手段
を有する。

【００２０】（１２）前記（１０）または（１１）の情
報収集システムにおいて、さらにネットワーク上に構築
されたクライアント企業端末を有し、クライアント企業
端末は、顧客のメールアドレスと選択された目的の質問
情報に対する回答情報とを元に自動集計・統計処理した
処理結果が提供される手段を有するものである。

【００２１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一の機能を有する構成要素に
は同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。

【００２２】（実施の形態１）図１は本発明の実施の形
態１の情報収集システムを示す概略構成図、図２は本実
施の形態の情報収集システムにおいて、情報収集方法の
処理の流れを示すフロー図、図３はバーコードナンバー
入力によるメーラー起動の仕組みを示す説明図である。

【００２３】まず、図１により、本実施の形態の情報収
集システムの構成の一例を説明する。本実施の形態で
は、特定アクセス情報の一例として、バーコードナンバ
ーを活用した情報収集システムを例に示す。

【００２４】本実施の形態のバーコードナンバーを活用
した情報収集システムは、たとえばネットワークの一例
としてのインターネット上に構築された、顧客端末１
と、Ｗｅｂサーバ２と、メールサーバ３と、データベー
スサーバ４と、クライアント企業端末５などから構成さ
れている。

【００２５】顧客端末１は、顧客がＷｅｂサーバ２との
間で情報の送受信を行うとともに、メールサーバ３との
間でメール情報の送受信を行うための端末装置であり、
特に商品に付与されているバーコードナンバーを入力し
てＷｅｂサーバ２に送信する手段、目的選択ページから
所望の目的を選択し、宛先に目的別メールアドレスが設
定されているメーラーを起動してメールサーバ３に送信
する手段、選択された目的の質問情報に対する回答情報
をメールサーバ３に送信する手段などの各種機能が備え
られている。この顧客端末１には、特に限定されるもの
ではないが、たとえばＰＣ、携帯電話、モバイルなどの
端末が用いられる。

【００２６】Ｗｅｂサーバ２は、顧客による顧客端末１
との間で情報の送受信を行うとともに、データベースサ
ーバ４との間で情報の送受信を行い、各種処理を仲介す
るためのサーバであり、特にバーコードナンバーに対応
した目的選択ページを送信し、各目的別にメールアドレ
スを付加して顧客端末１に表示する手段などの各種機能
が備えられている。

【００２７】メールサーバ３は、顧客による顧客端末１
との間でメール情報の送受信を行うとともに、データベ
ースサーバ４との間でメール情報の送受信を行い、各種
処理を仲介するためのサーバであり、特に送信されたメ
ールから顧客のメールアドレスを取得し、選択された目
的の質問情報とそれに対する回答情報とを送信して顧客
端末１に表示する手段、目的の質問情報に対する回答情
報を取得し、顧客のメールアドレスと選択された目的の
質問情報に対する回答情報とをデータベースサーバ４の
データベースに保存する手段などの各種機能が備えられ
ている。

【００２８】データベースサーバ４は、Ｗｅｂサーバ２
との間で送受信を行う情報や、メールサーバ３との間で
送受信を行うメール情報を保存するためのデータベース
を有するサーバであり、特に顧客のメールアドレスと選
択された目的の質問情報に対する回答情報とを保存する
データベースが備えられている。また、データベースに
は、予めバーコードナンバーと、目的選択ページおよび
目的選択ページの各目的別のメールアドレスとが対応付
けされて保存されている。さらに、目的別の質問情報を
記載したメール本文などもデータベースに保存されてい
る。

【００２９】クライアント企業端末５は、メールサーバ
３との間でメール情報の送受信を行うための端末装置で
あり、特に顧客のメールアドレスと選択された目的の質
問情報に対する回答情報とを元に自動集計・統計処理し
た処理結果が提供される手段などの各種機能が備えられ
ている。また、クライアント企業端末５は、Ｗｅｂサー
バ２との間で情報の送受信を行うことも可能である。

【００３０】次に、図１および図２により、図３を参照
しながら、本実施の形態の情報収集システムにおいて、
情報収集方法の処理の流れの一例を説明する。

【００３１】（１）顧客は、顧客端末１を通じて商品に
付与されているバーコードナンバーをハッチＢｏｘ（イ
ンターネットナンバー（株）のソフトウェア技術：ハッ
チインサイド）またはブラウザから入力し、このバーコ
ードナンバーをＷｅｂサーバ２に送信する（ステップＳ
１，Ｓ２）。このバーコードナンバーは、たとえば図３
に一例を示すように、ＪＡＮコードを始め、ＵＰＣ、Ｅ
ＡＮなどのような、商品を識別するために付けるバーコ
ード・シンボルの下（または上左右）に記載されている
ナンバーであり、ここでは「４９４００７６２」を示し
ている。

【００３２】（２）Ｗｅｂサーバ２は、バーコードナン
バーに対応した目的選択ページをデータベースサーバ４
から取得し、このバーコードナンバーに対応した目的選
択ページを送信し、各目的別にメールアドレスを付加し
て顧客端末１に表示する（ステップＳ３，Ｓ４，Ｓ
５）。この目的選択ページには、たとえば一例として、
緊急の連絡、アンケート、キャンペーン、ブラ
ンド調査が任意に選択可能な目的として記載されてい
る。

【００３３】（３）顧客は、顧客端末１を通じて目的選
択ページから所望の目的を選択し、宛先に目的別メール
アドレスが設定されているメーラーを起動してメールサ
ーバ３に送信する（ステップＳ６，Ｓ７，Ｓ８）。この
ステップＳ７において、Ｗｅｂページへのリンクから電
子メールの送受信機能に移行する。このとき、顧客は、
緊急の連絡（宛先：ｋｉｎｋｙｕｕ＠・・・）、ア
ンケート（宛先：ａｎｋｅｔｏ＠・・・）、キャンペ
ーン（宛先：ｃａｎｐｅｎ＠・・・）、ブランド調査
（宛先：ｂｕｒａｎｄｏ＠・・・）の何れかの目的を選
択し、何も入力せずに送信する。

【００３４】（４）メールサーバ３は、送信されたメー
ルから選択された目的、顧客のメールアドレスを取得
し、この選択された目的の質問情報を記載したメール本
文をデータベースサーバ４から取得し、このメール本文
を返信して顧客端末１に表示する（ステップＳ９，Ｓ１
０，Ｓ１１）。

【００３５】（５）顧客は、顧客端末１を通じて選択さ
れた目的の質問情報を記載したメール本文に対する回答
情報として必要事項を記入し、メールサーバ３に送信す
る（ステップＳ１２，Ｓ１３）。この選択された目的の
質問情報として、たとえば図３に一例を示すように、緊
急の連絡の場合は、「症状をお聞かせ下さい」という問
い掛けに対して、気分が悪い、腹痛がする、味が
変、異臭がする、などを選択し、また「お客様の情
報」として、ご連絡先、郵便番号、お名前などを記入し
て回答する。

【００３６】（６）メールサーバ３は、選択された目的
の質問情報に対する回答情報を取得し、顧客のメールア
ドレスと選択された目的の質問情報に対する回答情報と
を転送し、これらの情報をデータベースサーバ４のデー
タベースに保存する（ステップＳ１４）。

【００３７】（７）データベースサーバ４のデータベー
スに保存された、顧客のメールアドレスと選択された目
的の質問情報に対する回答情報とを商品の情報収集に活
用することができる。

【００３８】たとえば、データベースサーバ４では、デ
ータベースに保存された顧客のメールアドレス、選択さ
れた目的の質問情報に対する回答情報をバッチ処理し、
この処理結果をメールサーバ３を介してレポートなどを
クライアント企業端末５に送信し、商品のクライアント
企業に提供する（ステップＳ１５，Ｓ１６，Ｓ１７）。

【００３９】このデータベースサーバ４におけるバッチ
処理では、定期的に各目的別の質問情報に対する回答情
報を記載したメールの内容を解析してデータベース化処
理したり、たとえば図３に一例を示すように、データか
ら自動集計・統計処理を行ってクライアント企業端末５
にレポートを任意のタイミングで配信する、などの各種
の処理を行うことができる。

【００４０】また、クライアント企業においては、クラ
イアント企業端末５を通じてＷｅｂページを閲覧するこ
とが可能であり、この際には、パスワード、ＩＤなどを
入力することで、処理結果を見ることができる。さら
に、自動集計・統計処理による処理結果を見ることで、
緊急の連絡の場合の緊急レベルを管理することも可能と
なる。

【００４１】従って、本実施の形態によれば、インター
ネットを通じて接続された、顧客端末１と、Ｗｅｂサー
バ２と、メールサーバ３と、データベースサーバ４と、
クライアント企業端末５などから構成される情報収集シ
ステムを構築し、商品に付与されているバーコードナン
バーを活用することにより、以下のような効果を得るこ
とができる。

【００４２】（１）顧客は、いつでも、どこでも、バー
コード読取機器を使用せず、またＵＲＬページへのリン
クのみならず、１バーコードナンバーで、ネットワーク
環境において必要となるＷｅｂページへのリンクや電子
メールなどの複数の通信機能を実現でき、また商品メー
カが必要とするリスク管理、アンケート、キャンペー
ン、ブランド調査などの複数の情報収集機能を実現する
ことができる。この際に、バーコードナンバーをハッチ
Ｂｏｘから入力することで簡単に対応できる。

【００４３】（２）緊急の連絡では、従来は電話、メー
ルアドレスの入力による顧客からの情報提供で、商品の
情報を入手し、情報提供者を特定していたが、本実施の
形態では、商品に付与されているバーコードナンバーの
入力による方法なので、商品の特定が容易に可能であ
り、また情報提供者も容易に特定できる。

【００４４】（３）携帯電話やモバイルからの入力も可
能なので、即時性があり、緊急の連絡では、情報提供者
からのメールの受信数に応じて、自動的に商品のメーカ
担当者、責任者に通知を行うことができる。さらに、同
一のバーコードナンバーの受信メール数により、緊急度
合を自動的にチェックできる。

【００４５】（４）アンケート、キャンペーン、ブラン
ド調査では、それぞれへの受信メール数により、入力さ
れたバーコードナンバーの商品の知名度、認知度のバロ
メータを自動的に評価できる。

【００４６】（５）アンケート、キャンペーン、ブラン
ド調査では、顧客のメールアドレスを確実に取得するこ
とができるので、次回のアンケート、キャンペーン、ブ
ランド調査の告知を行うなどして顧客との関係を継続で
きる。さらに、これらの情報提供者にお礼メールを出し
たり、抽選で賞品が当たるチャンスなどを設けること
で、より一層、顧客との関与度を向上することができ
る。

【００４７】（実施の形態２）図４は本発明の実施の形
態２の情報収集システムを示す概略構成図、図５は本実
施の形態の情報収集システムにおいて、情報収集方法の
処理の流れを示すフロー図である。

【００４８】本実施の形態の情報収集システムは、前記
実施の形態１と同様に、たとえば図４に一例を示すよう
に、特定アクセス情報の一例としてバーコードナンバー
を活用し、ネットワークの一例としてのインターネット
上に構築された、顧客端末１と、Ｗｅｂサーバ２と、メ
ールサーバ３と、データベースサーバ４と、クライアン
ト企業端末５などから構成されている。この情報収集シ
ステムを構成する各装置の各種機能は前記実施の形態１
とほぼ同様であるので、ここでの詳細な説明は省略す
る。

【００４９】本実施の形態と前記実施の形態１との相違
点は、情報収集方法の処理においてメーラーを起動する
際に、宛先に目的別メールアドレスが設定され、本文に
選択された目的の質問情報に対する回答情報が設定され
ているようにした点である。すなわち、本実施の形態の
情報収集システムおける情報収集方法の処理の流れは、
図４および図５に一例を示すように、以下のようにして
行われる。

【００５０】（１）顧客は、顧客端末１を通じて商品に
付与されているバーコードナンバーをハッチＢｏｘまた
はブラウザから入力し、このバーコードナンバーをＷｅ
ｂサーバ２に送信する（ステップＳ２１，Ｓ２２）。

【００５１】（２）Ｗｅｂサーバ２は、バーコードナン
バーに対応した目的選択ページをデータベースサーバ４
から取得し、このバーコードナンバーに対応した目的選
択ページを送信し、各目的別にメールアドレスと本文と
を付加して顧客端末１に表示する（ステップＳ２３，Ｓ
２４，Ｓ２５）。

【００５２】（３）顧客は、顧客端末１を通じて目的選
択ページから所望の目的を選択し、宛先に目的別メール
アドレスが設定され、本文に選択された目的の質問情報
に対する回答情報が設定されているメーラーを起動し、
本文に対する回答情報として必要事項を記入し、メール
サーバ３に送信する（ステップＳ２６，Ｓ２７，Ｓ２
８，Ｓ２９）。

【００５３】（４）メールサーバ３は、送信されたメー
ルから顧客のメールアドレス、選択された目的の質問情
報に対する回答情報を取得し、顧客のメールアドレスと
選択された目的の質問情報に対する回答情報とを転送
し、これらの情報をデータベースサーバ４のデータベー
スに保存する（ステップＳ３０）。

【００５４】（５）データベースサーバ４では、データ
ベースに保存された顧客のメールアドレス、選択された
目的の質問情報に対する回答情報をバッチ処理し、この
処理結果をメールサーバ３を介してレポートなどをクラ
イアント企業端末５に送信し、商品のクライアント企業
に提供する（ステップＳ３１，Ｓ３２，Ｓ３３）。

【００５５】従って、本実施の形態においても、前記実
施の形態１と同様の効果を得ることができる。特に、本
実施の形態においては、メーラーを起動する際に、宛先
に目的別メールアドレスが設定され、本文に選択された
目的の質問情報に対する回答情報が設定されているの
で、一度に選択した目的の質問に対して回答することが
できるので、メールの送受信回数を減らすことができ
る。

【００５６】（実施の形態３）図６は本発明の実施の形
態３の情報収集システムを示す概略構成図、図７は本実
施の形態の情報収集システムにおいて、情報収集方法の
処理の流れを示すフロー図、図８はキャンペーンの仕組
みを示す説明図である。

【００５７】本実施の形態の情報収集システムは、特に
キャンペーンの具体的な仕組みを実現する例を示すもの
であり、たとえば図８に一例を示すように、マスメディ
アや店頭などでの告知により大勢の顧客がキャンペーン
を認知し、これにより顧客は抽選で当たる場合、必ず当
たる場合などのキャンペーンに参加することができる。

【００５８】たとえば、抽選で当たる場合に参加すると
きは、商品を実際に購入した購入者、実際に使った使用
者、商品のバーコードナンバーを教えてもらった認知者
などが参加できる。この場合は、前記実施の形態１およ
び２と同様に、商品のバーコードナンバーを端末から入
力し、抽選で当たる目的選択ページから所望のコースを
選択し、メーラーを起動して自動返信メールを送信する
ことでキャンペーンに応募することができる。このキャ
ンペーンに応募した顧客に対しては、抽選の結果、当選
した顧客に対しては商品が提供される。

【００５９】また、必ず当たる場合に参加するときは、
商品を実際に購入した購入者のみが対象となり、この場
合には前記実施の形態１および２とは異なり、図６に示
すような情報収集システムの構成において、図６および
図７に示すような情報収集方法の処理により実現され
る。以下において、図６および図７により、図８を参照
しながら、本実施の形態の情報収集システム、情報収集
方法の処理の流れの一例を説明する。

【００６０】本実施の形態の情報収集システムは、たと
えば図６に一例を示すように、ネットワークの一例とし
てのインターネット上に構築された、顧客端末１と、Ｗ
ｅｂサーバ２と、メールサーバ３と、データベースサー
バ４と、クライアント企業端末５などから構成されてい
る。この情報収集システムを構成する各装置の各種機能
は前記実施の形態１および２とほぼ同様であるので、こ
こでの詳細な説明は省略する。

【００６１】本実施の形態では、たとえば図６に示すよ
うに、キャンペーン（必ず当たる）の一例として、顧客
１１が商品販売店（Ａ）１２から商品を購入して応募シ
ールを入手し、必要枚数の応募シールを応募用紙に貼っ
て商品販売店（Ｂ）１３に持っていき、特定アクセス情
報が印刷されているもの、たとえばスクラッチカードを
入手することから始まり、このキャンペーンによる情報
収集方法の処理の流れは、図６および図７に一例を示す
ように、以下のようにして行われる。なお、特定アクセ
ス情報が印刷されているものは、スクラッチカードに限
定されるものではなく、たとえば剥離後に再接着のでき
ないような葉書など、特に顧客の手に渡るまで特定アク
セス情報の秘匿性が保てるものに広く適用可能である。

【００６２】（１）顧客１１は、商品販売店（Ａ）１２
に行って所望の商品を購入し、その商品に貼られている
応募シールを入手し、この応募シールを応募用紙に貼
り、この応募用紙を商品販売店（Ｂ）１３に渡す（ステ
ップＳ４１，Ｓ４２）。この応募用紙は、たとえば図８
に一例を示すように、１枚の応募用紙に３枚の応募シー
ルを貼るなど、複数枚単位あるいは１枚でも応募可能な
ものとする。なお、応募用紙は、商品を購入した商品販
売店（Ａ）１２とは異なる商品販売店（Ｂ）１３に持参
したが、商品販売店（Ａ）１２に持参してもよい。

【００６３】（２）商品販売店（Ｂ）１３は、応募シー
ルが貼られた応募用紙を受け取り、スクラッチ部分にア
クセスナンバーが印刷されているスクラッチカードを顧
客１１に渡す（ステップＳ４３）。このアクセスナンバ
ーは、店舗識別コード込みのユニークなコードであり、
ここではたとえば図８に一例を示すように「４９４００
７６２」としている。

【００６４】（３）顧客１１は、スクラッチカードのス
クラッチ部分をひっかいてアクセスナンバーを認識し、
顧客端末１を通じてスクラッチカードに印刷されている
アクセスナンバーをハッチＢｏｘまたはブラウザから入
力し、このアクセスナンバーをＷｅｂサーバ２に送信す
る（ステップＳ４４）。

【００６５】（４）Ｗｅｂサーバ２は、アクセスナンバ
ーに対応したキャンペーンのプレゼントコース選択ペー
ジをデータベースサーバ４から取得し、このアクセスナ
ンバーに対応したプレゼントコース選択ページを送信
し、選択に応じたメールアドレスと入力されたアクセス
ナンバー（本文）とを付加して顧客端末１に表示する
（ステップＳ４５，Ｓ４６，Ｓ４７）。

【００６６】（５）顧客１１は、顧客端末１を通じてプ
レゼントコース選択ページから所望の目的を選択し、宛
先に目的別メールアドレスが設定され、本文にアクセス
ナンバーが設定されているメーラーを起動し、何も入力
せずにメールサーバ３に送信する（ステップＳ４８，Ｓ
４９，Ｓ５０）。たとえば図８に一例を示すように、必
ず当たる目的選択ページから所望のコースを選択し、宛
先：ｃａｎｐｅｎ＠・・・に自動返信メールを送信して
キャンペーンに応募する。

【００６７】（６）メールサーバ３は、送信されたメー
ルから顧客１１のメールアドレスを取得し、このアドレ
スに対応した登録ＵＲＬのメール本文をデータベースサ
ーバ４から取得し、この登録ＵＲＬリンク付きのメール
本文を返信して顧客端末１に表示する（ステップＳ５
１，Ｓ５２，Ｓ５３）。

【００６８】（７）顧客１１は、顧客端末１を通じて登
録ＵＲＬをクリックし、Ｗｅｂサーバ２にアクセスする
（ステップＳ５４）。この登録ＵＲＬにおけるＳＳＬは
保護される。

【００６９】（８）Ｗｅｂサーバ２は、登録ＵＲＬに対
応する登録ページを送信して顧客端末１に表示する（ス
テップＳ５５）。

【００７０】（９）顧客１１は、顧客端末１を通じて登
録ページに住所などのデータを入力し、Ｗｅｂサーバ２
に送信する（ステップＳ５６）。

【００７１】（１０）Ｗｅｂサーバ２は、登録ページに
入力された住所などのデータを送信し、これらのデータ
をデータベースサーバ４のデータベースに保存する（ス
テップＳ５７）。

【００７２】（１１）データベースサーバ４では、デー
タベースに保存されたアクセスナンバー、顧客のメール
アドレス、住所などのデータをデータベース化し、アク
セスナンバー管理、顧客管理などを行う（ステップＳ５
８）。

【００７３】（１２）メールサーバ３は、キャンペーン
のプレゼントコースの選択に対する結果をクライアント
企業端末５に送信する（ステップＳ５９）。

【００７４】（１３）クライアント企業は、キャンペー
ンにおいて、顧客１１が選択したプレゼントコースの商
品を顧客１１に発送する（ステップＳ６０）。これによ
り、キャンペーンに応募した顧客１１に対して商品が提
供される。

【００７５】従って、本実施の形態においては、バーコ
ードナンバーに加えてアクセスナンバーを活用すること
で、前記実施の形態１および２と同様の効果を得ること
ができる。特に、本実施の形態においては、バーコード
ナンバーに限らず、顧客が入力する特定アクセス情報と
してアクセスナンバーを用いることによってもメールア
ドレスや顧客情報の取得が可能となり、さらにキャンペ
ーンにおける商品販売の増加、商品認知度の向上、販売
店への集客を実現することができる。

【００７６】また、顧客が入力する特定アクセス情報と
しては、たとえばクライアント企業との間を仲介し、各
クライアント企業のインターネットアドレスに割り当て
られた特定のナンバー（インターネットナンバー（株）
のソフトウェア技術）や、各クライアント企業との間の
窓口となる特定のインターネットアドレス（ＵＲＬ）な
どを用いることも可能である。たとえば、特定のナンバ
ーを用いる場合には、この特定ナンバーでのアクセスの
際に、ホームページを見る、キャンペーンに参加、緊急
連絡などの目的選択ページにアクセスさせる方法を用い
ることによって実現できる。また、特定のインターネッ
トアドレス（ＵＲＬ）を用いる場合には、この特定のＵ
ＲＬ（本システム専用）にアクセスし、用意した入力域
に会社名、商品名、記号などを入力させるような同様の
システムを構築することで実現することができる。

【００７７】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき一例を具体的に説明したが、本発
明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうま
でもない。

【００７８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報収集
技術によれば、以下のような効果を得ることができる。

【００７９】（１）商品に付与されているバーコードナ
ンバーを活用することで、１バーコードナンバーで複数
の機能（Ｗｅｂページリンク、電子メールなど）と複数
の情報収集機能（リスク管理、アンケート、キャンペー
ン、ブランド調査など）を実現することが可能となる。

【００８０】（２）緊急の連絡では、商品に付与された
バーコードナンバーの入力によって商品の特定、および
情報提供者の特定が容易に可能となる。また、携帯電話
やモバイルからの入力によって即時性を図り、情報提供
者からのメールの受信数に応じて自動的に商品のクライ
アント企業に通知を行うことが可能となる。さらに、同
一のバーコードナンバーの受信数によって緊急度合を自
動的にチェックすることが可能となる。

【００８１】（３）アンケート、キャンペーン、ブラン
ド調査では、それぞれへの受信数によって入力されたバ
ーコードナンバーの商品の知名度、認知度のバロメータ
を自動的に評価することが可能となる。また、顧客のメ
ールアドレスを確実に取得することができるので、次回
の告知や、情報提供者へのお礼、抽選による賞品当選の
チャンスなどを設けることで、顧客との関係を継続して
関与度を向上することが可能となる。

【００８２】（４）バーコードナンバーに限らず、クラ
イアント企業との間を仲介し、各クライアント企業のイ
ンターネットアドレスに割り当てられた特定のナンバー
や、各クライアント企業との間の窓口となる特定のイン
ターネットアドレスなどを活用することで、前記（１）
と同様に複数の機能と複数の情報収集機能を実現するこ
とができ、さらに前記（２），（３）と同様の効果を得
ることできる情報収集技術を提供することが可能とな
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態１の情報収集システムを示
す概略構成図である。

【図２】本発明の実施の形態１の情報収集システムにお
いて、情報収集方法の処理の流れを示すフロー図であ
る。

【図３】本発明の実施の形態１の情報収集システムにお
いて、バーコードナンバー入力によるメーラー起動の仕
組みを示す説明図である。

【図４】本発明の実施の形態２の情報収集システムを示
す概略構成図である。

【図５】本発明の実施の形態２の情報収集システムにお
いて、情報収集方法の処理の流れを示すフロー図であ
る。

【図６】本発明の実施の形態３の情報収集システムを示
す概略構成図である。

【図７】本発明の実施の形態３の情報収集システムにお
いて、情報収集方法の処理の流れを示すフロー図であ
る。

【図８】本発明の実施の形態３の情報収集システムにお
いて、キャンペーンの仕組みを示す説明図である。

【符号の説明】

１ 顧客端末 ２ Ｗｅｂサーバ ３ メールサーバ ４ データベースサーバ ５ クライアント企業端末 １１ 顧客 １２ 商品販売店（Ａ） １３ 商品販売店（Ｂ）

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネットワーク上に構築された、顧客端末
   と、Ｗｅｂサーバと、メールサーバと、データベースサ
   ーバとを有し、 前記顧客端末を通じて特定アクセス情報を入力して前記
   Ｗｅｂサーバに送信するステップと、 前記Ｗｅｂサーバは前記特定アクセス情報に対応した目
   的選択ページを送信し、各目的別にメールアドレスを付
   加して前記顧客端末に表示するステップと、 前記顧客端末を通じて前記目的選択ページから所望の目
   的を選択し、宛先に目的別メールアドレスが設定されて
   いるメーラーを起動して前記メールサーバに送信するス
   テップと、 前記メールサーバは前記送信されたメールから顧客のメ
   ールアドレスを取得し、前記選択された目的の質問情報
   とそれに対する回答情報とを送信して前記顧客端末に表
   示するステップと、 前記顧客端末を通じて前記選択された目的の質問情報に
   対する回答情報を前記メールサーバに送信するステップ
   と、 前記メールサーバは前記選択された目的の質問情報に対
   する回答情報を取得し、前記顧客のメールアドレスと前
   記選択された目的の質問情報に対する回答情報とを転送
   して前記データベースサーバのデータベースに保存する
   ステップとを有し、 前記データベースサーバのデータベースに保存された前
   記顧客のメールアドレスと前記選択された目的の質問情
   報に対する回答情報とを商品の情報収集に活用すること
   を特徴とする情報収集方法。
2. 【請求項２】 ネットワーク上に構築された、顧客端末
   と、Ｗｅｂサーバと、メールサーバと、データベースサ
   ーバとを有し、 前記顧客端末を通じて特定アクセス情報を入力して前記
   Ｗｅｂサーバに送信するステップと、 前記Ｗｅｂサーバは前記特定アクセス情報に対応した目
   的選択ページを送信し、各目的別にメールアドレスと本
   文とを付加して前記顧客端末に表示するステップと、 前記顧客端末を通じて前記目的選択ページから所望の目
   的を選択し、宛先に目的別メールアドレスが設定され、
   本文に前記選択された目的の質問情報とそれに対する回
   答情報とが設定されているメーラーを起動して前記メー
   ルサーバに送信するステップと、 前記メールサーバは前記送信されたメールから顧客のメ
   ールアドレスと前記選択された目的の質問情報に対する
   回答情報とを取得し、前記顧客のメールアドレスと前記
   選択された目的の質問情報に対する回答情報とを転送し
   て前記データベースサーバのデータベースに保存するス
   テップとを有し、 前記データベースサーバのデータベースに保存された前
   記顧客のメールアドレスと前記選択された目的の質問情
   報に対する回答情報とを商品の情報収集に活用すること
   を特徴とする情報収集方法。
3. 【請求項３】 請求項１または２記載の情報収集方法に
   おいて、 前記ネットワーク上に構築されたクライアント企業端末
   を有し、 前記クライアント企業端末に、前記顧客のメールアドレ
   スと前記選択された目的の質問情報に対する回答情報と
   を元に自動集計・統計処理した処理結果を提供するステ
   ップを有することを特徴とする情報収集方法。
4. 【請求項４】 請求項３記載の情報収集方法において、 前記目的選択ページの目的は、緊急の連絡を目的とする
   ものであり、 前記顧客端末を通じて前記緊急の連絡が選択された場合
   に、情報提供者からの情報提供により商品の特定と顧客
   の特定を行うことを特徴とする情報収集方法。
5. 【請求項５】 請求項４記載の情報収集方法において、 前記特定された商品に対する前記情報提供者からの情報
   提供件数に応じて緊急度合を自動的にチェックし、前記
   商品のメーカに通知を行うことを特徴とする情報収集方
   法。
6. 【請求項６】 請求項３記載の情報収集方法において、 前記目的選択ページの目的は、アンケート、キャンペー
   ン、またはブランド調査を目的とするものであり、 前記顧客端末を通じて前記アンケート、前記キャンペー
   ン、または前記ブランド調査が選択された場合に、情報
   提供者からの情報提供件数により前記アンケート、前記
   キャンペーン、または前記ブランド調査の商品の知名
   度、認知度を自動的に評価することを特徴とする情報収
   集方法。
7. 【請求項７】 請求項１または２記載の情報収集方法に
   おいて、 前記特定アクセス情報は、商品に付与されているバーコ
   ードナンバーであることを特徴とする情報収集方法。
8. 【請求項８】 請求項１または２記載の情報収集方法に
   おいて、 前記特定アクセス情報は、クライアント企業との間を仲
   介し、前記クライアント企業のインターネットアドレス
   に割り当てられた特定のナンバーであることを特徴とす
   る情報収集方法。
9. 【請求項９】 請求項１または２記載の情報収集方法に
   おいて、 前記特定アクセス情報は、クライアント企業との間の窓
   口となる特定のインターネットアドレスであることを特
   徴とする情報収集方法。
10. 【請求項１０】 ネットワーク上に構築された、顧客端
    末と、Ｗｅｂサーバと、メールサーバと、データベース
    サーバとを有し、 前記顧客端末は、特定アクセス情報を入力して前記Ｗｅ
    ｂサーバに送信する手段と、目的選択ページから所望の
    目的を選択し、宛先に目的別メールアドレスが設定され
    ているメーラーを起動して前記メールサーバに送信する
    手段と、前記選択された目的の質問情報に対する回答情
    報を前記メールサーバに送信する手段とを有し、 前記Ｗｅｂサーバは、前記特定アクセス情報に対応した
    目的選択ページを送信し、各目的別にメールアドレスを
    付加して前記顧客端末に表示する手段を有し、 前記メールサーバは、前記送信されたメールから顧客の
    メールアドレスを取得し、前記選択された目的の質問情
    報とそれに対する回答情報とを送信して前記顧客端末に
    表示する手段と、前記選択された目的の質問情報に対す
    る回答情報を取得し、前記顧客のメールアドレスと前記
    選択された目的の質問情報に対する回答情報とを転送し
    て前記データベースサーバのデータベースに保存する手
    段とを有し、 前記データベースサーバは、前記顧客のメールアドレス
    と前記選択された目的の質問情報に対する回答情報とを
    保存する手段を有することを特徴とする情報収集システ
    ム。
11. 【請求項１１】 ネットワーク上に構築された、顧客端
    末と、Ｗｅｂサーバと、メールサーバと、データベース
    サーバとを有し、 前記顧客端末は、特定アクセス情報を入力して前記Ｗｅ
    ｂサーバに送信する手段と、目的選択ページから所望の
    目的を選択し、宛先に目的別メールアドレスが設定さ
    れ、本文に前記選択された目的の質問情報とそれに対す
    る回答情報とが設定されているメーラーを起動して前記
    メールサーバに送信する手段とを有し、前記Ｗｅｂサー
    バは、前記特定アクセス情報に対応した目的選択ページ
    を送信し、各目的別にメールアドレスと本文とを付加し
    て前記顧客端末に表示する手段を有し、 前記メールサーバは、前記送信されたメールから顧客の
    メールアドレスと前記選択された目的の質問情報に対す
    る回答情報とを取得し、前記顧客のメールアドレスと前
    記選択された目的の質問情報に対する回答情報とを転送
    して前記データベースサーバのデータベースに保存する
    手段を有し、 前記データベースサーバは、前記顧客のメールアドレス
    と前記選択された目的の質問情報に対する回答情報とを
    保存する手段を有することを特徴とする情報収集システ
    ム。
12. 【請求項１２】 請求項１０または１１記載の情報収集
    システムにおいて、 前記ネットワーク上に構築されたクライアント企業端末
    を有し、 前記クライアント企業端末は、前記顧客のメールアドレ
    スと前記選択された目的の質問情報に対する回答情報と
    を元に自動集計・統計処理した処理結果が提供される手
    段を有することを特徴とする情報収集システム。