JP2004094589A - 商品情報配信システム、商品情報配信方法、商品情報表示端末、ならびに、センタサーバ - Google Patents
商品情報配信システム、商品情報配信方法、商品情報表示端末、ならびに、センタサーバ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】商品情報を表示するとともに、顧客の商品選択に関する情報を収集することができる商品情報配信システム及び商品情報配信方法を提供する。
【解決手段】商品情報表示端末3は、商品1に貼付又は取り付けられたタグ7から商品識別読取手段31が読み取った商品1の商品識別情報及び顧客情報読取手段32が読み取った顧客識別情報を店舗サーバ4へ送信し、店舗サーバ4は、これらの情報をセンタサーバ5へ送信する。センタサーバ5が商品識別情報及び顧客識別情報を受信すると、データ制御手段52は、画面情報をデータベース6から読み出すとともに、顧客識別情報に対応する顧客情報内に商品識別情報を書き込む。センタサーバ5は、データ制御手段52が読み出した画面情報を店舗サーバ4へ送信する。店舗サーバ4は、画面情報を商品情報表示端末3へ受け渡し、商品情報表示端末3の出力手段34は、画面情報を出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】商品情報表示端末3は、商品1に貼付又は取り付けられたタグ7から商品識別読取手段31が読み取った商品1の商品識別情報及び顧客情報読取手段32が読み取った顧客識別情報を店舗サーバ4へ送信し、店舗サーバ4は、これらの情報をセンタサーバ5へ送信する。センタサーバ5が商品識別情報及び顧客識別情報を受信すると、データ制御手段52は、画面情報をデータベース6から読み出すとともに、顧客識別情報に対応する顧客情報内に商品識別情報を書き込む。センタサーバ5は、データ制御手段52が読み出した画面情報を店舗サーバ4へ送信する。店舗サーバ4は、画面情報を商品情報表示端末3へ受け渡し、商品情報表示端末3の出力手段34は、画面情報を出力する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、商品の情報を表示するとともに、顧客の商品選択に関する情報を収集する商品情報配信システム及び商品情報配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、店舗では、顧客に対して購買を働きかけるための広告であるPOP(Point of Purchase advertising:購買時点広告)を掲示し、購買意欲を促進していた。例えば、商品の情報があらかじめ書かれたカードやポスターなどを商品の近くに掲示したり、商品に関する動画を掲示したりしていた。そして、特開2000−76351においては、顧客プロフィールに応じて商品情報メッセージを表示するためのシステム及び方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したシステムは、顧客のプロフィールに応じて商品情報メッセージに含まれる情報の表示の方法、例えば、言語や重量寸法単位、表示の大きさを変化させて顧客に商品の情報を提供している。しかし、顧客がどのような商品に興味を持ったかの情報を収集するものではなかった。
【0004】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、商品の情報を表示するとともに、顧客の商品選択に関する情報を収集することができる商品情報配信システム及び商品情報配信方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、顧客及び商品に関する情報を管理するセンタサーバと、前記センタサーバとネットワークにより接続され、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する商品情報表示端末とからなる商品情報配信システムであって、前記商品情報表示端末は、顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報を読み取る商品識別読取手段と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報を読み取る顧客識別読取手段と、前記商品識別読取手段が読み取った商品識別情報と前記顧客識別読取手段が読み取った顧客識別情報とを前記センタサーバへ送信する通信手段と、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する出力手段とを備え、前記センタサーバは、顧客の商品選択に関する情報からなる顧客情報と、画面情報とを記憶するデータベースと、前記商品情報表示端末から商品識別情報及び顧客識別情報を受信し、前記データベースから該商品識別情報と該顧客識別情報との両方または一方に対応する画面情報を読み出して前記商品情報表示端末へ送信するとともに、該顧客識別情報に対応する前記データベース内の顧客情報に該商品識別情報を書き込むデータ制御手段とを備える、ことを特徴とする商品情報配信システムである。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の商品情報配信システムであって、前記商品情報表示端末は、さらに、前記出力手段が出力した画面情報に応じて顧客が入力した入力情報を得て、前記センタサーバへ通知する入力手段を備え、前記データ制御手段は、前記商品情報表示端末から受信した入力情報を前記データベースに書き込む、ことを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の商品情報配信システムであって、前記顧客情報は、さらに、顧客に対して特典を提供するために使用するポイントからなり、前記データ制御手段は、商品識別情報により示される商品を選択した、あるいは、入力情報を入力した顧客の顧客識別情報に対応して前記データベースに記憶されている顧客情報内のポイントを加算する、ことを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかの項に記載の商品情報配信システムであって、前記画面情報は、前記出力手段に商品の広告またはアンケートを出力するための情報であることを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、顧客及び商品に関する情報を管理するセンタサーバと、前記センタサーバとネットワークにより接続され、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する商品情報表示端末とからなる商品情報配信システムに用いられる商品情報配信方法であって、前記商品情報表示端末が、顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報とを読み取り、読み取った前記商品識別情報及び前記顧客識別情報を前記センタサーバへ送信し、前記センタサーバが、前記商品情報表示端末から商品識別情報及び顧客識別情報を受信し、顧客の商品選択に関する情報からなる顧客情報と、画面情報とを記憶するデータベースから、前記商品識別情報と前記顧客識別情報との両方または一方に対応する画面情報を読み出して前記商品情報表示端末へ送信し、前記顧客識別情報に対応する前記データベース内の顧客情報に前記商品識別情報を書き込み、前記商品情報表示端末が、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する、ことを特徴とする商品情報配信方法である。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の商品情報配信方法であって、前記商品情報表示端末が、出力した画面情報に応じて顧客が入力した入力情報を得て、前記センタサーバへ通知し、前記センタサーバは、前記商品情報表示端末から受信した入力情報を前記データベースに書き込む、ことを特徴とする。
【0011】
請求項7に記載の発明は、センタサーバとネットワークにより接続され、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する商品情報表示端末であって、顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報を読み取る商品識別読取手段と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報を読み取る顧客識別読取手段と、前記商品識別読取手段が読み取った商品識別情報と前記顧客識別読取手段が読み取った顧客識別情報とを前記センタサーバへ送信する通信手段と、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする商品情報表示端末である。
【0012】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の商品情報表示端末であって、さらに、前記出力手段が出力した画面情報に応じて顧客が入力した入力情報を得て、前記センタサーバへ通知する入力手段を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項9に記載の発明は、顧客及び商品に関する情報を管理し、ネットワークにより接続される商品情報表示端末へ画面情報を出力するセンタサーバであって、顧客の商品選択に関する情報からなる顧客情報と、画面情報とを記憶するデータベースと、前記商品情報表示端末から顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報とを受信し、前記データベースから該商品識別情報と該顧客識別情報との両方または一方に対応する画面情報を読み出して前記商品情報表示端末へ送信するとともに、該顧客識別情報に対応する前記データベース内の顧客情報に該商品識別情報を書き込むデータ制御手段と、を備えることを特徴とするセンタサーバである。
【0014】
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のセンタサーバであって、前記データ制御手段は、前記商品情報表示端末から受信した顧客からの入力情報を前記データベースに書き込むことを特徴とする。
【0015】
請求項11に記載の発明は、センタサーバとネットワークにより接続され、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する商品情報表示端末に用いられる商品情報表示方法であって、顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報とを読み取り、読み取った前記商品識別情報及び前記顧客識別情報を前記センタサーバへ送信し、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する、ことを特徴とする商品情報表示方法である。
【0016】
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の商品情報表示方法であって、出力した画面情報に応じて顧客が入力した入力情報を得て、前記センタサーバへ通知することを特徴とする。
【0017】
請求項13に記載の発明は、顧客及び商品に関する情報を管理し、ネットワークにより接続される商品情報表示端末へ画面情報を出力するセンタサーバに用いられる商品情報通知方法であって、顧客の商品選択に関する情報からなる顧客情報と、画面情報とを記憶するデータベースを用意し、顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報とを受信し、前記データベースから前記商品識別情報と前記顧客識別情報との両方または一方に対応する画面情報を読み出して前記商品情報表示端末へ送信し、前記顧客識別情報に対応する前記データベース内の顧客情報に前記商品識別情報を書き込む、ことを特徴とする商品情報通知方法である。
【0018】
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の商品情報通知方法であって、前記商品情報表示端末から受信した顧客からの入力情報を前記データベースに書き込むことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施の形態による商品情報配信システムの構成を示すブロック図であり、本発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。
【0020】
商品1は、店舗が販売する商品であり、商品の種別を識別するための商品識別情報が備えられている。商品識別情報は、商品1に直接貼付されるか、または、取り付け紐などで商品1に取り付けられるタグ7に記憶されており、このタグは、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)タグである。
主として無線周波数を通信に利用するRFID(Radio Frequency Identification)タグは、データの記録用のメモリと、データの処理回路、データを無線周波数で搬送するためのアンテナとを備え、樹脂製や紙製の容器に入れられたもの、全体を樹脂封止されたものや、樹脂や紙からなるシートに挟持したラベルなど、多様な形状に製作されたものである。RFIDタグの電源は、外部からデータの搬送波として利用する電磁波から必要な電力を取り出すか、RFIDタグに内蔵する電池に依存する。
カードやラベルの形状の場合、その表面には、文字や写真、絵柄などの目視情報、バーコードや二次元バーコード等の可視光、赤外線などにより読み取り可能な光学情報、MICR(Magnetic Ink Character Reader)文字や磁気ストライプ、磁気バーコードなどの磁気情報を設けてもよい。
なお、電磁波以外で商品に貼付された商品情報を読み取る場合は、それぞれの読み取り方式に該当する読取装置を設ける必要がある。
【0021】
ICカード2は、顧客の保有する顧客情報記録媒体であり、ICカード2内のICチップには、顧客を識別するための顧客識別情報が記憶されている。ICカード2は、接触型あるいは非接触型ICカードのどちらであってもよいが、本実施の形態においては、非接触型のICカードであるとする。
【0022】
商品情報表示端末3は、商品1を販売する店舗が保有し、商品1を陳列している棚、ショーケース、清算所、店舗の出口付近、あるいは、顧客が会計所へ商品1を運ぶためのカートなどに設置される。商品情報表示端末3は、商品識別読取手段31、顧客識別読取手段32、通信手段33、出力手段34及び入力手段35からなる。
商品識別読取手段31は、商品1が備える商品識別情報を読み取る機能を有し、具体的には、RFIDタグリーダーである。
顧客識別読取手段32は、顧客の保有する顧客情報記録媒体内に記録されている顧客識別情報を読み取る機能を有し、具体的には、ICカード2内のICチップが記憶しているデータを読み取るICカードリーダである。
通信手段33は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を備え、10Base−T/100Base−Tや無線LAN(Local Area Network)などを使用してLAN(Local Area Network)などのプライベートネットワークと接続され、店舗サーバ4と通信する機能を有する。
出力手段34は、CRT(cathode ray tube)やLCD(liquid crystal display)などのディスプレイに画像を表示する機能と、スピーカーに音声を出力する機能を有する。
入力手段35は、タッチパネル、キーあるいはボタンなどであり、顧客が入力した情報を取得するための機能を有する。
【0023】
店舗サーバ4は、店舗の例えば事務所内に設置されたサーバであり、TCP/IPを備え、専用線やブロードバンド回線によりインターネットなどの公衆網であるネットワークNと接続され、データセンタのセンタサーバ5と通信する機能を有する。また、10Base−T/100Base−Tなどを使用してLANなどのプライベートネットワークと接続され、店舗内に設置された複数の商品情報表示端末3と通信する機能を有する。そして、ネットワークNに配置されたセンタサーバ5とプライベートネットワークに配置された商品情報表示端末3との通信を仲介するゲートウェイサーバの機能を有する。
【0024】
センタサーバ5は、データセンタが保有するサーバであり、通信手段51及びデータ制御手段52からなる。
通信手段51は、TCP/IPを備え、専用線やブロードバンド回線によりネットワークNと接続され、複数の店舗が各々備える店舗サーバ4と通信する機能を有する。また、10Base−T/100Base−Tなどを使用してデータセンタ内のプライベートネットワークと接続され、データベース6と通信する機能を有する。
データ制御手段52は、通信手段51を介してデータベース6内のデータの読み出し、及び、書き込みを行う機能を有する。
【0025】
データベース6は、データセンタが保有するデータベースサーバであり、10Base−T/100Base−Tなどを使用してデータセンタ内のプライベートネットワークと接続され、センタサーバ5と通信する機能を有する。
データベース6は、以下のデータを記憶する。
【0026】
<顧客情報>
顧客情報は、顧客の商品選択に関する情報であり、以下の情報からなる。
・顧客識別情報:顧客を一意に識別するための情報である。
・個人情報:顧客の氏名、住所、性別、年齢などの情報である。
・ポイント:顧客に対して特典を提供するために使用する情報である。例えば、ポイントがある一定の数値以上になった場合に、割引サービスやプレゼント商品を顧客に提供するなどの用途に使用する。ポイントは、商品情報表示端末3へ商品1の読込みを行った、あるいは、商品情報表示端末3において表示されるアンケートに回答したなどのイベント毎に加算される。
・商品選択履歴情報:顧客が商品1を選択した履歴を示す。顧客が商品情報表示端末3へ読み込みを行った商品1の商品識別情報、商品1の読み込みを行った日時、商品1の読み込みを行った商品情報表示端末3の識別情報、及び、商品情報表示端末3を収容する店舗サーバ4の識別情報が含まれる。店舗サーバ4の識別情報は、店舗を識別するための情報として使用される。
【0027】
<商品情報>
商品情報は、商品1に関する情報であり、以下の情報からなる。
・商品識別情報:商品1の種別を一意に識別するための情報である。
・広告画面情報:商品情報表示端末3の出力手段34へ出力する画面情報であり、商品1の広告や商品説明が含まれている。なお、画面情報には、ディスプレイに表示される画像と、画像に付随した音声が含まれる。
・加算ポイント:商品1を選択した顧客のポイントに加算するポイント数を示す。
【0028】
<アンケート情報>
アンケート情報は、顧客又は商品1のアンケートに関する情報であり、以下の情報からなる。
・アンケート種別:商品1に関するアンケート(商品アンケート)であれば商品識別情報が設定される。商品に依存しないアンケート(顧客アンケート)であれば、顧客アンケートである旨を示す情報が設定される。
・アンケートスクリプト情報:商品情報表示端末3の出力手段34へ表示するアンケートの画面情報、及び、アンケートの回答に対応して次にどの画面情報を表示するかの情報からなる。
・アンケート回答情報:アンケートに回答した顧客の顧客識別情報、アンケートを行った商品情報表示端末3の識別情報、商品情報表示端末3を収容する店舗サーバ4の識別情報、アンケートを行った時刻、アンケートの回答として顧客が商品情報表示端末3の入力手段35に入力した入力情報、入力情報がどのアンケートの画面情報に対するものであるかを示す情報からなる。
・加算ポイント:アンケートに回答した顧客のポイントに加算するポイント数を示す。
【0029】
次に、同実施の形態による広告表示の動作について説明する。図2は、同実施の形態による広告表示の動作フローを示す図である。
まず、店舗で買い物をしている顧客は商品1を購入するために、あるいは、商品1に興味を持ったことにより、商品1を手に取り、商品情報表示端末3の商品識別読取手段31へタグ7が貼付されている商品1をかざすか、商品識別読取手段31の読取可能範囲内において商品1が陳列されている商品棚やショーケースから商品1を取り上げる。すると、商品情報表示端末3の商品識別読取手段31は、タグ7内の商品1の商品識別情報、すなわち、RFIDに記録された情報を読み取る。これと同時に、商品情報表示端末3の顧客識別読取手段32は、顧客が保持するICカード2内にあるICチップ(図示しない)に記憶されている顧客識別情報を読み取る(ステップS100)。
商品情報表示端末3の通信手段33は、商品識別読取手段31が読み取った商品識別情報及び顧客識別読取手段32が読み取った顧客識別情報を店舗サーバ4へ送信する(ステップS105)。店舗サーバ4は、商品情報表示端末3から受信した商品識別情報及び顧客識別情報、ならびに、商品情報表示端末3の識別情報、自身が内部に記憶している店舗サーバ4の識別情報をセンタサーバ5へ送信する(ステップS110)。商品情報表示端末3の識別情報は、例えば、店舗サーバ4が商品情報表示端末3のIPアドレスに対応して記憶しているか、あるいは、商品情報表示端末3が内部に記憶している自身の識別情報を店舗サーバ4に送信することで得られる。
【0030】
センタサーバ5の通信手段51は、ネットワークNを介して店舗サーバ4から商品識別情報、顧客識別情報、商品情報表示端末3の識別情報、及び、店舗サーバ4の識別情報を受信すると、データ制御手段52へ受け渡す。
データ制御手段52は、受け取った商品識別情報に対応する商品情報内の広告画面情報及び加算ポイントをデータベース6から読み出す。次に、データベース6に記憶され、受け取った顧客識別情報に対応する顧客情報内の商品選択履歴情報に、商品識別情報、商品情報表示端末3の識別情報、店舗サーバ4の識別情報、及び、現在時刻を書き込む。さらに、顧客情報内のポイントに読み出した加算ポイントで示されるポイント数を加算して、更新する(ステップS115)。続いて、データ制御手段52は、読み出した広告画面情報を通信手段51に受け渡し、通信手段51は、ネットワークNを介して店舗サーバ4へ広告画面情報を返送する(ステップS120)。
【0031】
店舗サーバ4は、広告画面情報を受信すると、商品情報表示端末3へ送信する(ステップS125)。商品情報表示端末3の出力手段34は、通信手段33から広告画面情報を受信すると、広告画面情報に含まれる画像をディスプレイに表示するとともに、音声をスピーカーから出力する(ステップS130)。顧客は、商品情報表示端末3の出力手段34から選択した商品に関する広告や説明を得ることができる。
【0032】
次に、同実施の形態による商品アンケートの動作について説明する。図3は、同実施の形態による商品アンケートの動作フローを示す図である。
図3におけるステップS200〜ステップS210は、図2におけるステップS100〜ステップ110と同様である。
【0033】
センタサーバ5の通信手段51は、ネットワークNを介して店舗サーバ4から商品識別情報、顧客識別情報、商品情報表示端末3の識別情報、及び、店舗サーバ4の識別情報を受信すると、データ制御手段52へ受け渡す。
データ制御手段52は、受け取った商品識別情報に対応するアンケート情報内のアンケートスクリプト情報及び加算ポイントをデータベース6から読み出し、内部に記憶する。さらに、顧客識別情報、商品情報表示端末3の識別情報、店舗サーバ4の識別情報、及び、現在時刻をアンケート情報内のアンケート回答情報に書き込む(ステップS215)。続いて、データ制御手段52は、読み出したアンケートスクリプト情報に従い、アンケートの画面情報を通信手段51に受け渡し、通信手段51は、ネットワークNを介して店舗サーバ4へアンケートの画面情報を返送する(ステップS220)。
【0034】
店舗サーバ4は、アンケートの画面情報を受信すると、商品情報表示端末3へ送信する(ステップS225)。商品情報表示端末3の出力手段34は、通信手段33からアンケートの画面情報を受信すると、アンケートの画面情報に含まれる画像をディスプレイに表示するとともに、音声をスピーカーから出力する(ステップS230)。顧客は、ディスプレイに表示されたアンケートに従って、商品情報表示端末3の入力手段35であるタッチパネルに触れることにより、アンケートの回答を入力する(ステップS235)。入力手段35は、顧客が入力した情報、すなわち、入力情報を認識すると通信手段33へ受け渡し、通信手段33は入力情報を店舗サーバ4へ送信する(ステップS240)。店舗サーバ4は、ネットワークNを介して、商品情報表示端末3から受信した入力情報をセンタサーバ5へ送信する(ステップS245)。
【0035】
センタサーバ5のデータ制御手段52は、通信手段51から入力情報を受信すると、ステップS220において送信したアンケートの画面情報を識別する情報と、受信した入力情報をデータベース6内のアンケート回答情報に書き込む。続いて、内部に記憶していたアンケートスクリプト情報を読み出し(ステップS250)、受信した入力情報を基に、さらに質問があるか否かを判断する(ステップS255)。さらに、質問があると判断した場合には、次のアンケートの画面情報を通信手段51に受け渡し、ステップS220〜ステップS255を繰り返す。
【0036】
ステップS255において、データ制御手段52が次の質問がないと判断した場合には、データベース6にアクセスし、顧客識別情報で識別される顧客情報内のポイントに、ステップS215において内部に記憶していた加算ポイントで示されるポイント数を加算して書き込む(ステップS260)。そして、アンケートスクリプト情報内に記憶されているアンケート終了の画面情報を通信手段51に受け渡し、通信手段51は、ネットワークNを介して店舗サーバ4へアンケート終了の画面情報を返送する(ステップS265)。
【0037】
店舗サーバ4は、アンケート終了の画面情報を受信すると、商品情報表示端末3へ送信する(ステップS270)。商品情報表示端末3の出力手段34は、通信手段33からアンケート終了の画面情報を受信すると、画像をディスプレイに表示するとともに、音声をスピーカーから出力する(ステップS275)。顧客は、商品情報表示端末3の出力手段34が出力する情報により、アンケートが終了したことを認識する。
【0038】
次に、同実施の形態による顧客アンケートの動作について説明する。顧客アンケートの動作は図3に示す商品アンケートの動作と同様である。ただし、商品情報表示端末3は、商品1の商品識別情報を読み取ることはせず、ICカード2の顧客識別情報のみを読み取って店舗サーバ4に送信する。従って、店舗サーバ4は、センタサーバ5に商品識別情報を送信しない。センタサーバ5は、顧客アンケート用のアンケート情報をデータベース6から読み出すことで、以降、図3のステップS215以下と同様の動作を行う。
【0039】
なお、データベース6内に蓄積されたデータは、様々なマーケティングのために使用される。例えば、顧客情報内の商品選択履歴情報から、顧客の嗜好を分析し、嗜好にあった商品に関するダイレクトメールを送るために使用したり、あるいは、アンケート情報内のアンケート回答情報から、性別、年代別の人気商品や顧客のニーズを分析するために使用することも可能である。
【0040】
なお、センタサーバ5は、店舗サーバ4を介さずに商品情報表示端末3と直接接続されてもよい。また、店舗内に、センタサーバ5及びデータベース6が設置されていてもよい。
また、商品識別情報は、商品1に直接印刷されるか、あるいは、商品1に取り付けられた値札などに印刷されたバーコードであってもよい。このとき、商品識別読取手段31は、バーコードリーダーである。また、商品識別読取手段31は、商品1に直接印刷されるか、あるいは、商品1に取り付けられた値札などに印刷された商品識別情報である文字を読み取るOCR(optical character reader)であってもよい。
また、顧客識別読取手段32は、顧客識別情報を読み取る手段であればICカードリーダーに限定するものではない。例えば、顧客情報記録媒体が携帯電話であった場合、顧客識別読取手段32は携帯電話が発信する電波を受信して信号内容を読み取る手段であり、顧客の保有する携帯電話から発信される携帯電話の識別情報を取得し、顧客識別情報として使用してもよい。
また、商品情報表示端末3にICカードのライタなどの書込手段を備えてもよい。例えば、センタサーバ5は顧客のポイントが加算されたときに店舗サーバ4を介してポイントを商品情報表示端末3に通知し、商品情報表示端末3はICカードライタにより、顧客のICカードにポイントを書き込んでもよい。
【0041】
なお、センタサーバ5は、広告表示あるいはアンケートのため、商品識別情報や顧客識別情報の読み込みを待ち受けているときに表示すべき画面情報を商品情報表示端末3に供給してもよい。
また、センタサーバ5は、顧客の性別、年齢などの個人情報により、異なる広告画面情報やアンケートの画面情報を送信してもよい。
また、選択した商品1に関する広告表示やアンケート以外に、商品検索などに応用することも可能である。すなわち、センタサーバ5は、顧客の所望する商品のキーワードを入力する画面情報を商品情報表示端末3へ送信し、商品情報表示端末3から顧客が入力したキーワードが設定された入力情報を受信する。そして、受信したキーワードにより、顧客の所望する商品に合致する商品の広告画面情報を選択して、商品情報表示端末3に返送してもよい。
また、センタサーバ5は、例えば、ポイントを多く加算したり、景品をプレゼントするなど特別な特典を顧客に与えるために、広告表示あるいはアンケートを行った顧客に対して予め決められた確率やアルゴリズムに従って抽選を行ってもよい。また、抽選に当選した場合には、商品情報表示端末3へ当選した旨の画面情報を送信してもよい。
また、顧客情報内のポイントに加算するポイントは、商品毎やアンケート毎ではなく、予め決められた一定のポイント数や、店舗毎に決められたポイント数であってもよい。
【0042】
なお、店舗で買い物をしている顧客が商品1を陳列棚や陳列ケースから取り出した時に自動的に商品1に備えられている商品識別情報を読み取れるような位置に商品情報表示端末3の商品識別読取手段31を設置し、顧客が商品1を取り出す度に商品識別情報をセンタサーバ5へ通知してもよい。このとき、サーバ5は顧客が手にとった商品1の個数をデータベース6に記憶する。
【0043】
なお、上述の商品情報表示端末3、店舗サーバ4、センタサーバ5及びデータベース6は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した商品情報表示端末3、店舗サーバ4、センタサーバ5及びデータベース6の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
【0044】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0045】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0046】
【発明の効果】
請求項1及び請求項5の発明によれば、センタサーバを備えるデータセンタは、人気のある商品の情報や、顧客が興味を持った商品の情報など、マーケティングに活用するための情報を収集することができる。よって、データセンタは、店舗や商品の製造メーカーなどに収集した情報から得たマーケティング情報を提供することが可能となる。さらに、顧客に対して興味を持った商品の広告を選択的に提供することができるため、広告の効果があがる。
また、商品情報表示端末を備える店舗は、センタサーバを備えるデータセンタから、商品に関する広告や説明を取得することが可能となり、店舗毎に膨大な商品のPOPを用意する煩雑さが解消されるとともに、顧客の購買意欲を高める効果がある。加えて、データセンタからマーケティング情報を享受することが可能となる。
また、顧客は、興味を持った商品に関する広告や説明を簡易に見ることができる。
【0047】
請求項2、請求項4及び請求項6の発明によれば、センタサーバを備えるデータセンタは、きめ細かな顧客のニーズを収集することが可能となる。よって、マーケティングに効果的な情報を収集することが可能となり、商品情報表示端末を備える店舗は、効果的なマーケティング情報を得ることが可能となる。
請求項3の発明によれば、広告を見た顧客や、アンケートに答えた顧客は様々な特典を得ることが可能になる。従って、センタサーバを備えるデータセンタは、より多くの広告を顧客に提供したり、より多くのアンケートを収集することが可能となる。また、商品情報表示端末を備える店舗は、集客力をあげることが可能となる。
【0048】
請求項7及び請求項11の発明によれば、店舗は、センタサーバを備えるデータセンタから、商品に関する広告や説明を取得することが可能となり、店舗毎に膨大な商品のPOPを用意する煩雑さが解消されるとともに、顧客の購買意欲を高める効果がある。また、顧客は、興味を持った商品に関する広告や説明を簡易に見ることができる。
請求項8及び請求項12の発明によれば、顧客の入力情報に応じて、適切な画面情報を表示することが可能となる。
請求項9及び請求項13の発明によれば、データセンタは、人気のある商品の情報や、顧客が興味を持った商品の情報など、マーケティングに活用するための情報を収集することができる。よって、データセンタは、店舗や商品の製造メーカーなどに収集した情報から得たマーケティング情報を提供することが可能となる。さらに、顧客に対して興味を持った商品の広告を選択的に提供することができるため、広告の効果があがる。
請求項10及び請求項14の発明によれば、データセンタは、きめ細かな顧客ニーズを収集することが可能となり、マーケティングに効果的な情報を収集することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態による商品情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態による広告表示の動作フローを示す図である。
【図3】同実施の形態による商品アンケートの動作フローを示す図である。
【符号の説明】
1…商品
2…ICカード(顧客情報記録媒体)
3…商品情報表示端末
4…店舗サーバ
5…センタサーバ
6…データベース
7…タグ
31…商品識別読取手段
32…顧客識別読取手段
33、51…通信手段
34…出力手段
35…入力手段
52…データ制御手段
【発明の属する技術分野】
この発明は、商品の情報を表示するとともに、顧客の商品選択に関する情報を収集する商品情報配信システム及び商品情報配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、店舗では、顧客に対して購買を働きかけるための広告であるPOP(Point of Purchase advertising:購買時点広告)を掲示し、購買意欲を促進していた。例えば、商品の情報があらかじめ書かれたカードやポスターなどを商品の近くに掲示したり、商品に関する動画を掲示したりしていた。そして、特開2000−76351においては、顧客プロフィールに応じて商品情報メッセージを表示するためのシステム及び方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したシステムは、顧客のプロフィールに応じて商品情報メッセージに含まれる情報の表示の方法、例えば、言語や重量寸法単位、表示の大きさを変化させて顧客に商品の情報を提供している。しかし、顧客がどのような商品に興味を持ったかの情報を収集するものではなかった。
【0004】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、商品の情報を表示するとともに、顧客の商品選択に関する情報を収集することができる商品情報配信システム及び商品情報配信方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、顧客及び商品に関する情報を管理するセンタサーバと、前記センタサーバとネットワークにより接続され、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する商品情報表示端末とからなる商品情報配信システムであって、前記商品情報表示端末は、顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報を読み取る商品識別読取手段と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報を読み取る顧客識別読取手段と、前記商品識別読取手段が読み取った商品識別情報と前記顧客識別読取手段が読み取った顧客識別情報とを前記センタサーバへ送信する通信手段と、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する出力手段とを備え、前記センタサーバは、顧客の商品選択に関する情報からなる顧客情報と、画面情報とを記憶するデータベースと、前記商品情報表示端末から商品識別情報及び顧客識別情報を受信し、前記データベースから該商品識別情報と該顧客識別情報との両方または一方に対応する画面情報を読み出して前記商品情報表示端末へ送信するとともに、該顧客識別情報に対応する前記データベース内の顧客情報に該商品識別情報を書き込むデータ制御手段とを備える、ことを特徴とする商品情報配信システムである。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の商品情報配信システムであって、前記商品情報表示端末は、さらに、前記出力手段が出力した画面情報に応じて顧客が入力した入力情報を得て、前記センタサーバへ通知する入力手段を備え、前記データ制御手段は、前記商品情報表示端末から受信した入力情報を前記データベースに書き込む、ことを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の商品情報配信システムであって、前記顧客情報は、さらに、顧客に対して特典を提供するために使用するポイントからなり、前記データ制御手段は、商品識別情報により示される商品を選択した、あるいは、入力情報を入力した顧客の顧客識別情報に対応して前記データベースに記憶されている顧客情報内のポイントを加算する、ことを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかの項に記載の商品情報配信システムであって、前記画面情報は、前記出力手段に商品の広告またはアンケートを出力するための情報であることを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、顧客及び商品に関する情報を管理するセンタサーバと、前記センタサーバとネットワークにより接続され、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する商品情報表示端末とからなる商品情報配信システムに用いられる商品情報配信方法であって、前記商品情報表示端末が、顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報とを読み取り、読み取った前記商品識別情報及び前記顧客識別情報を前記センタサーバへ送信し、前記センタサーバが、前記商品情報表示端末から商品識別情報及び顧客識別情報を受信し、顧客の商品選択に関する情報からなる顧客情報と、画面情報とを記憶するデータベースから、前記商品識別情報と前記顧客識別情報との両方または一方に対応する画面情報を読み出して前記商品情報表示端末へ送信し、前記顧客識別情報に対応する前記データベース内の顧客情報に前記商品識別情報を書き込み、前記商品情報表示端末が、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する、ことを特徴とする商品情報配信方法である。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の商品情報配信方法であって、前記商品情報表示端末が、出力した画面情報に応じて顧客が入力した入力情報を得て、前記センタサーバへ通知し、前記センタサーバは、前記商品情報表示端末から受信した入力情報を前記データベースに書き込む、ことを特徴とする。
【0011】
請求項7に記載の発明は、センタサーバとネットワークにより接続され、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する商品情報表示端末であって、顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報を読み取る商品識別読取手段と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報を読み取る顧客識別読取手段と、前記商品識別読取手段が読み取った商品識別情報と前記顧客識別読取手段が読み取った顧客識別情報とを前記センタサーバへ送信する通信手段と、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする商品情報表示端末である。
【0012】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の商品情報表示端末であって、さらに、前記出力手段が出力した画面情報に応じて顧客が入力した入力情報を得て、前記センタサーバへ通知する入力手段を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項9に記載の発明は、顧客及び商品に関する情報を管理し、ネットワークにより接続される商品情報表示端末へ画面情報を出力するセンタサーバであって、顧客の商品選択に関する情報からなる顧客情報と、画面情報とを記憶するデータベースと、前記商品情報表示端末から顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報とを受信し、前記データベースから該商品識別情報と該顧客識別情報との両方または一方に対応する画面情報を読み出して前記商品情報表示端末へ送信するとともに、該顧客識別情報に対応する前記データベース内の顧客情報に該商品識別情報を書き込むデータ制御手段と、を備えることを特徴とするセンタサーバである。
【0014】
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のセンタサーバであって、前記データ制御手段は、前記商品情報表示端末から受信した顧客からの入力情報を前記データベースに書き込むことを特徴とする。
【0015】
請求項11に記載の発明は、センタサーバとネットワークにより接続され、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する商品情報表示端末に用いられる商品情報表示方法であって、顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報とを読み取り、読み取った前記商品識別情報及び前記顧客識別情報を前記センタサーバへ送信し、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する、ことを特徴とする商品情報表示方法である。
【0016】
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の商品情報表示方法であって、出力した画面情報に応じて顧客が入力した入力情報を得て、前記センタサーバへ通知することを特徴とする。
【0017】
請求項13に記載の発明は、顧客及び商品に関する情報を管理し、ネットワークにより接続される商品情報表示端末へ画面情報を出力するセンタサーバに用いられる商品情報通知方法であって、顧客の商品選択に関する情報からなる顧客情報と、画面情報とを記憶するデータベースを用意し、顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報とを受信し、前記データベースから前記商品識別情報と前記顧客識別情報との両方または一方に対応する画面情報を読み出して前記商品情報表示端末へ送信し、前記顧客識別情報に対応する前記データベース内の顧客情報に前記商品識別情報を書き込む、ことを特徴とする商品情報通知方法である。
【0018】
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の商品情報通知方法であって、前記商品情報表示端末から受信した顧客からの入力情報を前記データベースに書き込むことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施の形態による商品情報配信システムの構成を示すブロック図であり、本発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。
【0020】
商品1は、店舗が販売する商品であり、商品の種別を識別するための商品識別情報が備えられている。商品識別情報は、商品1に直接貼付されるか、または、取り付け紐などで商品1に取り付けられるタグ7に記憶されており、このタグは、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)タグである。
主として無線周波数を通信に利用するRFID(Radio Frequency Identification)タグは、データの記録用のメモリと、データの処理回路、データを無線周波数で搬送するためのアンテナとを備え、樹脂製や紙製の容器に入れられたもの、全体を樹脂封止されたものや、樹脂や紙からなるシートに挟持したラベルなど、多様な形状に製作されたものである。RFIDタグの電源は、外部からデータの搬送波として利用する電磁波から必要な電力を取り出すか、RFIDタグに内蔵する電池に依存する。
カードやラベルの形状の場合、その表面には、文字や写真、絵柄などの目視情報、バーコードや二次元バーコード等の可視光、赤外線などにより読み取り可能な光学情報、MICR(Magnetic Ink Character Reader)文字や磁気ストライプ、磁気バーコードなどの磁気情報を設けてもよい。
なお、電磁波以外で商品に貼付された商品情報を読み取る場合は、それぞれの読み取り方式に該当する読取装置を設ける必要がある。
【0021】
ICカード2は、顧客の保有する顧客情報記録媒体であり、ICカード2内のICチップには、顧客を識別するための顧客識別情報が記憶されている。ICカード2は、接触型あるいは非接触型ICカードのどちらであってもよいが、本実施の形態においては、非接触型のICカードであるとする。
【0022】
商品情報表示端末3は、商品1を販売する店舗が保有し、商品1を陳列している棚、ショーケース、清算所、店舗の出口付近、あるいは、顧客が会計所へ商品1を運ぶためのカートなどに設置される。商品情報表示端末3は、商品識別読取手段31、顧客識別読取手段32、通信手段33、出力手段34及び入力手段35からなる。
商品識別読取手段31は、商品1が備える商品識別情報を読み取る機能を有し、具体的には、RFIDタグリーダーである。
顧客識別読取手段32は、顧客の保有する顧客情報記録媒体内に記録されている顧客識別情報を読み取る機能を有し、具体的には、ICカード2内のICチップが記憶しているデータを読み取るICカードリーダである。
通信手段33は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を備え、10Base−T/100Base−Tや無線LAN(Local Area Network)などを使用してLAN(Local Area Network)などのプライベートネットワークと接続され、店舗サーバ4と通信する機能を有する。
出力手段34は、CRT(cathode ray tube)やLCD(liquid crystal display)などのディスプレイに画像を表示する機能と、スピーカーに音声を出力する機能を有する。
入力手段35は、タッチパネル、キーあるいはボタンなどであり、顧客が入力した情報を取得するための機能を有する。
【0023】
店舗サーバ4は、店舗の例えば事務所内に設置されたサーバであり、TCP/IPを備え、専用線やブロードバンド回線によりインターネットなどの公衆網であるネットワークNと接続され、データセンタのセンタサーバ5と通信する機能を有する。また、10Base−T/100Base−Tなどを使用してLANなどのプライベートネットワークと接続され、店舗内に設置された複数の商品情報表示端末3と通信する機能を有する。そして、ネットワークNに配置されたセンタサーバ5とプライベートネットワークに配置された商品情報表示端末3との通信を仲介するゲートウェイサーバの機能を有する。
【0024】
センタサーバ5は、データセンタが保有するサーバであり、通信手段51及びデータ制御手段52からなる。
通信手段51は、TCP/IPを備え、専用線やブロードバンド回線によりネットワークNと接続され、複数の店舗が各々備える店舗サーバ4と通信する機能を有する。また、10Base−T/100Base−Tなどを使用してデータセンタ内のプライベートネットワークと接続され、データベース6と通信する機能を有する。
データ制御手段52は、通信手段51を介してデータベース6内のデータの読み出し、及び、書き込みを行う機能を有する。
【0025】
データベース6は、データセンタが保有するデータベースサーバであり、10Base−T/100Base−Tなどを使用してデータセンタ内のプライベートネットワークと接続され、センタサーバ5と通信する機能を有する。
データベース6は、以下のデータを記憶する。
【0026】
<顧客情報>
顧客情報は、顧客の商品選択に関する情報であり、以下の情報からなる。
・顧客識別情報:顧客を一意に識別するための情報である。
・個人情報:顧客の氏名、住所、性別、年齢などの情報である。
・ポイント:顧客に対して特典を提供するために使用する情報である。例えば、ポイントがある一定の数値以上になった場合に、割引サービスやプレゼント商品を顧客に提供するなどの用途に使用する。ポイントは、商品情報表示端末3へ商品1の読込みを行った、あるいは、商品情報表示端末3において表示されるアンケートに回答したなどのイベント毎に加算される。
・商品選択履歴情報:顧客が商品1を選択した履歴を示す。顧客が商品情報表示端末3へ読み込みを行った商品1の商品識別情報、商品1の読み込みを行った日時、商品1の読み込みを行った商品情報表示端末3の識別情報、及び、商品情報表示端末3を収容する店舗サーバ4の識別情報が含まれる。店舗サーバ4の識別情報は、店舗を識別するための情報として使用される。
【0027】
<商品情報>
商品情報は、商品1に関する情報であり、以下の情報からなる。
・商品識別情報:商品1の種別を一意に識別するための情報である。
・広告画面情報:商品情報表示端末3の出力手段34へ出力する画面情報であり、商品1の広告や商品説明が含まれている。なお、画面情報には、ディスプレイに表示される画像と、画像に付随した音声が含まれる。
・加算ポイント:商品1を選択した顧客のポイントに加算するポイント数を示す。
【0028】
<アンケート情報>
アンケート情報は、顧客又は商品1のアンケートに関する情報であり、以下の情報からなる。
・アンケート種別:商品1に関するアンケート(商品アンケート)であれば商品識別情報が設定される。商品に依存しないアンケート(顧客アンケート)であれば、顧客アンケートである旨を示す情報が設定される。
・アンケートスクリプト情報:商品情報表示端末3の出力手段34へ表示するアンケートの画面情報、及び、アンケートの回答に対応して次にどの画面情報を表示するかの情報からなる。
・アンケート回答情報:アンケートに回答した顧客の顧客識別情報、アンケートを行った商品情報表示端末3の識別情報、商品情報表示端末3を収容する店舗サーバ4の識別情報、アンケートを行った時刻、アンケートの回答として顧客が商品情報表示端末3の入力手段35に入力した入力情報、入力情報がどのアンケートの画面情報に対するものであるかを示す情報からなる。
・加算ポイント:アンケートに回答した顧客のポイントに加算するポイント数を示す。
【0029】
次に、同実施の形態による広告表示の動作について説明する。図2は、同実施の形態による広告表示の動作フローを示す図である。
まず、店舗で買い物をしている顧客は商品1を購入するために、あるいは、商品1に興味を持ったことにより、商品1を手に取り、商品情報表示端末3の商品識別読取手段31へタグ7が貼付されている商品1をかざすか、商品識別読取手段31の読取可能範囲内において商品1が陳列されている商品棚やショーケースから商品1を取り上げる。すると、商品情報表示端末3の商品識別読取手段31は、タグ7内の商品1の商品識別情報、すなわち、RFIDに記録された情報を読み取る。これと同時に、商品情報表示端末3の顧客識別読取手段32は、顧客が保持するICカード2内にあるICチップ(図示しない)に記憶されている顧客識別情報を読み取る(ステップS100)。
商品情報表示端末3の通信手段33は、商品識別読取手段31が読み取った商品識別情報及び顧客識別読取手段32が読み取った顧客識別情報を店舗サーバ4へ送信する(ステップS105)。店舗サーバ4は、商品情報表示端末3から受信した商品識別情報及び顧客識別情報、ならびに、商品情報表示端末3の識別情報、自身が内部に記憶している店舗サーバ4の識別情報をセンタサーバ5へ送信する(ステップS110)。商品情報表示端末3の識別情報は、例えば、店舗サーバ4が商品情報表示端末3のIPアドレスに対応して記憶しているか、あるいは、商品情報表示端末3が内部に記憶している自身の識別情報を店舗サーバ4に送信することで得られる。
【0030】
センタサーバ5の通信手段51は、ネットワークNを介して店舗サーバ4から商品識別情報、顧客識別情報、商品情報表示端末3の識別情報、及び、店舗サーバ4の識別情報を受信すると、データ制御手段52へ受け渡す。
データ制御手段52は、受け取った商品識別情報に対応する商品情報内の広告画面情報及び加算ポイントをデータベース6から読み出す。次に、データベース6に記憶され、受け取った顧客識別情報に対応する顧客情報内の商品選択履歴情報に、商品識別情報、商品情報表示端末3の識別情報、店舗サーバ4の識別情報、及び、現在時刻を書き込む。さらに、顧客情報内のポイントに読み出した加算ポイントで示されるポイント数を加算して、更新する(ステップS115)。続いて、データ制御手段52は、読み出した広告画面情報を通信手段51に受け渡し、通信手段51は、ネットワークNを介して店舗サーバ4へ広告画面情報を返送する(ステップS120)。
【0031】
店舗サーバ4は、広告画面情報を受信すると、商品情報表示端末3へ送信する(ステップS125)。商品情報表示端末3の出力手段34は、通信手段33から広告画面情報を受信すると、広告画面情報に含まれる画像をディスプレイに表示するとともに、音声をスピーカーから出力する(ステップS130)。顧客は、商品情報表示端末3の出力手段34から選択した商品に関する広告や説明を得ることができる。
【0032】
次に、同実施の形態による商品アンケートの動作について説明する。図3は、同実施の形態による商品アンケートの動作フローを示す図である。
図3におけるステップS200〜ステップS210は、図2におけるステップS100〜ステップ110と同様である。
【0033】
センタサーバ5の通信手段51は、ネットワークNを介して店舗サーバ4から商品識別情報、顧客識別情報、商品情報表示端末3の識別情報、及び、店舗サーバ4の識別情報を受信すると、データ制御手段52へ受け渡す。
データ制御手段52は、受け取った商品識別情報に対応するアンケート情報内のアンケートスクリプト情報及び加算ポイントをデータベース6から読み出し、内部に記憶する。さらに、顧客識別情報、商品情報表示端末3の識別情報、店舗サーバ4の識別情報、及び、現在時刻をアンケート情報内のアンケート回答情報に書き込む(ステップS215)。続いて、データ制御手段52は、読み出したアンケートスクリプト情報に従い、アンケートの画面情報を通信手段51に受け渡し、通信手段51は、ネットワークNを介して店舗サーバ4へアンケートの画面情報を返送する(ステップS220)。
【0034】
店舗サーバ4は、アンケートの画面情報を受信すると、商品情報表示端末3へ送信する(ステップS225)。商品情報表示端末3の出力手段34は、通信手段33からアンケートの画面情報を受信すると、アンケートの画面情報に含まれる画像をディスプレイに表示するとともに、音声をスピーカーから出力する(ステップS230)。顧客は、ディスプレイに表示されたアンケートに従って、商品情報表示端末3の入力手段35であるタッチパネルに触れることにより、アンケートの回答を入力する(ステップS235)。入力手段35は、顧客が入力した情報、すなわち、入力情報を認識すると通信手段33へ受け渡し、通信手段33は入力情報を店舗サーバ4へ送信する(ステップS240)。店舗サーバ4は、ネットワークNを介して、商品情報表示端末3から受信した入力情報をセンタサーバ5へ送信する(ステップS245)。
【0035】
センタサーバ5のデータ制御手段52は、通信手段51から入力情報を受信すると、ステップS220において送信したアンケートの画面情報を識別する情報と、受信した入力情報をデータベース6内のアンケート回答情報に書き込む。続いて、内部に記憶していたアンケートスクリプト情報を読み出し(ステップS250)、受信した入力情報を基に、さらに質問があるか否かを判断する(ステップS255)。さらに、質問があると判断した場合には、次のアンケートの画面情報を通信手段51に受け渡し、ステップS220〜ステップS255を繰り返す。
【0036】
ステップS255において、データ制御手段52が次の質問がないと判断した場合には、データベース6にアクセスし、顧客識別情報で識別される顧客情報内のポイントに、ステップS215において内部に記憶していた加算ポイントで示されるポイント数を加算して書き込む(ステップS260)。そして、アンケートスクリプト情報内に記憶されているアンケート終了の画面情報を通信手段51に受け渡し、通信手段51は、ネットワークNを介して店舗サーバ4へアンケート終了の画面情報を返送する(ステップS265)。
【0037】
店舗サーバ4は、アンケート終了の画面情報を受信すると、商品情報表示端末3へ送信する(ステップS270)。商品情報表示端末3の出力手段34は、通信手段33からアンケート終了の画面情報を受信すると、画像をディスプレイに表示するとともに、音声をスピーカーから出力する(ステップS275)。顧客は、商品情報表示端末3の出力手段34が出力する情報により、アンケートが終了したことを認識する。
【0038】
次に、同実施の形態による顧客アンケートの動作について説明する。顧客アンケートの動作は図3に示す商品アンケートの動作と同様である。ただし、商品情報表示端末3は、商品1の商品識別情報を読み取ることはせず、ICカード2の顧客識別情報のみを読み取って店舗サーバ4に送信する。従って、店舗サーバ4は、センタサーバ5に商品識別情報を送信しない。センタサーバ5は、顧客アンケート用のアンケート情報をデータベース6から読み出すことで、以降、図3のステップS215以下と同様の動作を行う。
【0039】
なお、データベース6内に蓄積されたデータは、様々なマーケティングのために使用される。例えば、顧客情報内の商品選択履歴情報から、顧客の嗜好を分析し、嗜好にあった商品に関するダイレクトメールを送るために使用したり、あるいは、アンケート情報内のアンケート回答情報から、性別、年代別の人気商品や顧客のニーズを分析するために使用することも可能である。
【0040】
なお、センタサーバ5は、店舗サーバ4を介さずに商品情報表示端末3と直接接続されてもよい。また、店舗内に、センタサーバ5及びデータベース6が設置されていてもよい。
また、商品識別情報は、商品1に直接印刷されるか、あるいは、商品1に取り付けられた値札などに印刷されたバーコードであってもよい。このとき、商品識別読取手段31は、バーコードリーダーである。また、商品識別読取手段31は、商品1に直接印刷されるか、あるいは、商品1に取り付けられた値札などに印刷された商品識別情報である文字を読み取るOCR(optical character reader)であってもよい。
また、顧客識別読取手段32は、顧客識別情報を読み取る手段であればICカードリーダーに限定するものではない。例えば、顧客情報記録媒体が携帯電話であった場合、顧客識別読取手段32は携帯電話が発信する電波を受信して信号内容を読み取る手段であり、顧客の保有する携帯電話から発信される携帯電話の識別情報を取得し、顧客識別情報として使用してもよい。
また、商品情報表示端末3にICカードのライタなどの書込手段を備えてもよい。例えば、センタサーバ5は顧客のポイントが加算されたときに店舗サーバ4を介してポイントを商品情報表示端末3に通知し、商品情報表示端末3はICカードライタにより、顧客のICカードにポイントを書き込んでもよい。
【0041】
なお、センタサーバ5は、広告表示あるいはアンケートのため、商品識別情報や顧客識別情報の読み込みを待ち受けているときに表示すべき画面情報を商品情報表示端末3に供給してもよい。
また、センタサーバ5は、顧客の性別、年齢などの個人情報により、異なる広告画面情報やアンケートの画面情報を送信してもよい。
また、選択した商品1に関する広告表示やアンケート以外に、商品検索などに応用することも可能である。すなわち、センタサーバ5は、顧客の所望する商品のキーワードを入力する画面情報を商品情報表示端末3へ送信し、商品情報表示端末3から顧客が入力したキーワードが設定された入力情報を受信する。そして、受信したキーワードにより、顧客の所望する商品に合致する商品の広告画面情報を選択して、商品情報表示端末3に返送してもよい。
また、センタサーバ5は、例えば、ポイントを多く加算したり、景品をプレゼントするなど特別な特典を顧客に与えるために、広告表示あるいはアンケートを行った顧客に対して予め決められた確率やアルゴリズムに従って抽選を行ってもよい。また、抽選に当選した場合には、商品情報表示端末3へ当選した旨の画面情報を送信してもよい。
また、顧客情報内のポイントに加算するポイントは、商品毎やアンケート毎ではなく、予め決められた一定のポイント数や、店舗毎に決められたポイント数であってもよい。
【0042】
なお、店舗で買い物をしている顧客が商品1を陳列棚や陳列ケースから取り出した時に自動的に商品1に備えられている商品識別情報を読み取れるような位置に商品情報表示端末3の商品識別読取手段31を設置し、顧客が商品1を取り出す度に商品識別情報をセンタサーバ5へ通知してもよい。このとき、サーバ5は顧客が手にとった商品1の個数をデータベース6に記憶する。
【0043】
なお、上述の商品情報表示端末3、店舗サーバ4、センタサーバ5及びデータベース6は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した商品情報表示端末3、店舗サーバ4、センタサーバ5及びデータベース6の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
【0044】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0045】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0046】
【発明の効果】
請求項1及び請求項5の発明によれば、センタサーバを備えるデータセンタは、人気のある商品の情報や、顧客が興味を持った商品の情報など、マーケティングに活用するための情報を収集することができる。よって、データセンタは、店舗や商品の製造メーカーなどに収集した情報から得たマーケティング情報を提供することが可能となる。さらに、顧客に対して興味を持った商品の広告を選択的に提供することができるため、広告の効果があがる。
また、商品情報表示端末を備える店舗は、センタサーバを備えるデータセンタから、商品に関する広告や説明を取得することが可能となり、店舗毎に膨大な商品のPOPを用意する煩雑さが解消されるとともに、顧客の購買意欲を高める効果がある。加えて、データセンタからマーケティング情報を享受することが可能となる。
また、顧客は、興味を持った商品に関する広告や説明を簡易に見ることができる。
【0047】
請求項2、請求項4及び請求項6の発明によれば、センタサーバを備えるデータセンタは、きめ細かな顧客のニーズを収集することが可能となる。よって、マーケティングに効果的な情報を収集することが可能となり、商品情報表示端末を備える店舗は、効果的なマーケティング情報を得ることが可能となる。
請求項3の発明によれば、広告を見た顧客や、アンケートに答えた顧客は様々な特典を得ることが可能になる。従って、センタサーバを備えるデータセンタは、より多くの広告を顧客に提供したり、より多くのアンケートを収集することが可能となる。また、商品情報表示端末を備える店舗は、集客力をあげることが可能となる。
【0048】
請求項7及び請求項11の発明によれば、店舗は、センタサーバを備えるデータセンタから、商品に関する広告や説明を取得することが可能となり、店舗毎に膨大な商品のPOPを用意する煩雑さが解消されるとともに、顧客の購買意欲を高める効果がある。また、顧客は、興味を持った商品に関する広告や説明を簡易に見ることができる。
請求項8及び請求項12の発明によれば、顧客の入力情報に応じて、適切な画面情報を表示することが可能となる。
請求項9及び請求項13の発明によれば、データセンタは、人気のある商品の情報や、顧客が興味を持った商品の情報など、マーケティングに活用するための情報を収集することができる。よって、データセンタは、店舗や商品の製造メーカーなどに収集した情報から得たマーケティング情報を提供することが可能となる。さらに、顧客に対して興味を持った商品の広告を選択的に提供することができるため、広告の効果があがる。
請求項10及び請求項14の発明によれば、データセンタは、きめ細かな顧客ニーズを収集することが可能となり、マーケティングに効果的な情報を収集することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態による商品情報配信システムの構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態による広告表示の動作フローを示す図である。
【図3】同実施の形態による商品アンケートの動作フローを示す図である。
【符号の説明】
1…商品
2…ICカード(顧客情報記録媒体)
3…商品情報表示端末
4…店舗サーバ
5…センタサーバ
6…データベース
7…タグ
31…商品識別読取手段
32…顧客識別読取手段
33、51…通信手段
34…出力手段
35…入力手段
52…データ制御手段
Claims (14)
- 顧客及び商品に関する情報を管理するセンタサーバと、前記センタサーバとネットワークにより接続され、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する商品情報表示端末とからなる商品情報配信システムであって、
前記商品情報表示端末は、
顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報を読み取る商品識別読取手段と、
顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報を読み取る顧客識別読取手段と、
前記商品識別読取手段が読み取った商品識別情報と前記顧客識別読取手段が読み取った顧客識別情報とを前記センタサーバへ送信する通信手段と、
前記センタサーバから受信した画面情報を出力する出力手段とを備え、
前記センタサーバは、
顧客の商品選択に関する情報からなる顧客情報と、画面情報とを記憶するデータベースと、
前記商品情報表示端末から商品識別情報及び顧客識別情報を受信し、前記データベースから該商品識別情報と該顧客識別情報との両方または一方に対応する画面情報を読み出して前記商品情報表示端末へ送信するとともに、該顧客識別情報に対応する前記データベース内の顧客情報に該商品識別情報を書き込むデータ制御手段とを備える、
ことを特徴とする商品情報配信システム。 - 前記商品情報表示端末は、さらに、前記出力手段が出力した画面情報に応じて顧客が入力した入力情報を得て、前記センタサーバへ通知する入力手段を備え、
前記データ制御手段は、前記商品情報表示端末から受信した入力情報を前記データベースに書き込む、
ことを特徴とする請求項1に記載の商品情報配信システム。 - 前記顧客情報は、さらに、顧客に対して特典を提供するために使用するポイントからなり、
前記データ制御手段は、商品識別情報により示される商品を選択した、あるいは、入力情報を入力した顧客の顧客識別情報に対応して前記データベースに記憶されている顧客情報内のポイントを加算する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の商品情報配信システム。 - 前記画面情報は、前記出力手段に商品の広告またはアンケートを出力するための情報であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかの項に記載の商品情報配信システム。
- 顧客及び商品に関する情報を管理するセンタサーバと、前記センタサーバとネットワークにより接続され、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する商品情報表示端末とからなる商品情報配信システムに用いられる商品情報配信方法であって、
前記商品情報表示端末が、
顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報とを読み取り、
読み取った前記商品識別情報及び前記顧客識別情報を前記センタサーバへ送信し、
前記センタサーバが、
前記商品情報表示端末から商品識別情報及び顧客識別情報を受信し、
顧客の商品選択に関する情報からなる顧客情報と、画面情報とを記憶するデータベースから、前記商品識別情報と前記顧客識別情報との両方または一方に対応する画面情報を読み出して前記商品情報表示端末へ送信し、
前記顧客識別情報に対応する前記データベース内の顧客情報に前記商品識別情報を書き込み、
前記商品情報表示端末が、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する、
ことを特徴とする商品情報配信方法。 - 前記商品情報表示端末が、出力した画面情報に応じて顧客が入力した入力情報を得て、前記センタサーバへ通知し、
前記センタサーバは、前記商品情報表示端末から受信した入力情報を前記データベースに書き込む、
ことを特徴とする請求項5に記載の商品情報配信方法。 - センタサーバとネットワークにより接続され、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する商品情報表示端末であって、
顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報を読み取る商品識別読取手段と、
顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報を読み取る顧客識別読取手段と、
前記商品識別読取手段が読み取った商品識別情報と前記顧客識別読取手段が読み取った顧客識別情報とを前記センタサーバへ送信する通信手段と、
前記センタサーバから受信した画面情報を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする商品情報表示端末。 - さらに、前記出力手段が出力した画面情報に応じて顧客が入力した入力情報を得て、前記センタサーバへ通知する入力手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の商品情報表示端末。
- 顧客及び商品に関する情報を管理し、ネットワークにより接続される商品情報表示端末へ画面情報を出力するセンタサーバであって、
顧客の商品選択に関する情報からなる顧客情報と、画面情報とを記憶するデータベースと、
前記商品情報表示端末から顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報とを受信し、前記データベースから該商品識別情報と該顧客識別情報との両方または一方に対応する画面情報を読み出して前記商品情報表示端末へ送信するとともに、該顧客識別情報に対応する前記データベース内の顧客情報に該商品識別情報を書き込むデータ制御手段と、
を備えることを特徴とするセンタサーバ。 - 前記データ制御手段は、前記商品情報表示端末から受信した顧客からの入力情報を前記データベースに書き込むことを特徴とする請求項9に記載のセンタサーバ。
- センタサーバとネットワークにより接続され、前記センタサーバから受信した画面情報を出力する商品情報表示端末に用いられる商品情報表示方法であって、
顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報とを読み取り、
読み取った前記商品識別情報及び前記顧客識別情報を前記センタサーバへ送信し、
前記センタサーバから受信した画面情報を出力する、
ことを特徴とする商品情報表示方法。 - 出力した画面情報に応じて顧客が入力した入力情報を得て、前記センタサーバへ通知することを特徴とする請求項11に記載の商品情報表示方法。
- 顧客及び商品に関する情報を管理し、ネットワークにより接続される商品情報表示端末へ画面情報を出力するセンタサーバに用いられる商品情報通知方法であって、
顧客の商品選択に関する情報からなる顧客情報と、画面情報とを記憶するデータベースを用意し、
顧客が選択した商品に備えられた商品識別情報と、顧客の保有する顧客情報記録媒体が記憶している顧客識別情報とを受信し、
前記データベースから前記商品識別情報と前記顧客識別情報との両方または一方に対応する画面情報を読み出して前記商品情報表示端末へ送信し、
前記顧客識別情報に対応する前記データベース内の顧客情報に前記商品識別情報を書き込む、
ことを特徴とする商品情報通知方法。 - 前記商品情報表示端末から受信した顧客からの入力情報を前記データベースに書き込むことを特徴とする請求項13に記載の商品情報通知方法。
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