JP2003072909A - メンテナンス管理システム - Google Patents

メンテナンス管理システム

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JP2003072909A
JP2003072909A JP2001271111A JP2001271111A JP2003072909A JP 2003072909 A JP2003072909 A JP 2003072909A JP 2001271111 A JP2001271111 A JP 2001271111A JP 2001271111 A JP2001271111 A JP 2001271111A JP 2003072909 A JP2003072909 A JP 2003072909A
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Yoshifumi Matsumoto
好史 松本
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可動装置のメンテナンス時期の到来を通知し、
メンテナンス時期を誤らせないようにする可動装置のメ
ンテナンス管理システムを提供する。 【解決手段】可動装置の各部におけるメンテナンス時期
に関するデータを記憶するメンテナンス時期記憶手段1
2と、各部のメンテナンス内容に関する文書データを記
憶するメンテナンス内容記憶手段11と、メンテナンス
内容記憶手段11から出力される文書データを表示する
表示手段15と、計時手段10と、計時手段10の出力
に基づいてメンテナンス時期記憶手段12に記憶された
メンテナンス時期の接近又は到来を判別すると共に、接
近又は到来したメンテナンス時期に対応する文書データ
を表示手段15に表示させる制御手段13とを備える構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動装置のメンテ
ナンス管理システムに関し、特に、メンテナンス時期を
文書で表示するメンテナンス管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】可動装置の一つとして自動倉庫について
その概略を説明する。自動倉庫の概要は図9に示すよう
な構成になっている。すなわち、個々の物品を収納する
収納枠2を多数備えた収納棚1が前後に配列され、当該
前後の収納棚の間をスタッカクレーン3が平行に走行す
るようになっている。また、上記スタッカクレーン3に
は収納出庫物を積載するキャリッジ4が上昇、下降をす
るようになっており、更に、このキャリッジ4には当該
キャリッジ4に対して延進して上記収納物を収納枠2に
収めるための、あるいはキャリッジ4に対して縮退し
て、収納枠2から上記収納物を出庫するためのフォーク
9が装着されている。またこのフォーク9は上記前後に
配置された収納棚1のいずれの側にも延進、縮退できる
ようになっており、一つのスタッカクレーン3が前後の
収納棚1の両方の入庫、出庫を受け持つことができるよ
うになっている。
【0003】上記スタッカクレーン3、キャリッジ4、
フォーク9の動作は図3に示す地上設定機17によって
制御されているのであるが、上記収納棚1に荷物を入出
庫する場合、操作者が当該地上設定機17の前に立ち、
当該地上設定機17の操作ボタン(図示せず)等を操作
して自動倉庫のステーション5からまたはステーション
5へ上記物品の入出庫を行う。
【0004】上記のように日々使用する自動倉庫では、
事故および故障を未然に防ぎ安全に運転を行うために定
期的に点検を行うことが欠かせない。当該定期点検の時
期は点検の内容によって一ヶ月毎、半年毎、あるいは一
年毎などと定められており、また、消耗部品、例えば、
モータのブラシ、ギヤオイル、電気装置のコンタクタな
どは運転中に故障とならないように、定期的に交換され
て自動倉庫の運転が行われている。また、上記消耗部品
の交換は定期点検時に行われるのが一般である。上記の
ように安全運転を行うのに欠かせない定期点検の時期の
認知は、自動倉庫の管理者とか自動倉庫を運転する操作
者の判断に委ねられている。すなわち、当該管理者ある
いは当該操作者が定期点検の時期が近づいていると判断
すると、取扱説明書等のメンテナンスマニュアルを参照
して点検時期を確認する。ここで、当該点検時期が期近
であれば、代理店あるいはサービス工場に連絡をとり、
定期点検の実施を依頼することになる。
【0005】また、可動装置の他のひとつの例であるフ
ォークリフトの場合についても、フォークリフトの管理
者、あるいは操作者が定期点検の時期が近づいていると
判断すると、上記したと同様の手順で、代理店あるいは
サービス工場に連絡をとり、定期点検の実施を依頼す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の定期点検の時期の認知が可動装置の管理者あるいは
操作者の判断に委ねられるという方法によれば、当該定
期点検の時期を見逃して定期点検の実施が遅れて、事故
に至らなくとも安全運転に支障をきたすということもあ
り、また、当該定期点検あるいは消耗部品の交換の時期
を確認すために、その都度、取扱説明書等のメンテナン
スマニュアルを参照するのは非常にわずらわしいことで
あるという問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の事情に基づいて提案
されたものであって、可動装置のメンテナンス時期の到
来を当該可動装置の管理者あるいは操作者に通知し、メ
ンテナンス時期を誤らせないようにする可動装置のメン
テナンス管理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、可動装置の各部におけるメンテナンス時
期に関するデータを記憶するメンテナンス時期記憶手段
と、各部のメンテナンス内容に関する文書データを記憶
するメンテナンス内容記憶手段と、該メンテナンス内容
記憶手段から出力される文書データを表示する表示手段
と、計時手段と、該計時手段の出力に基づいて上記メン
テナンス時期記憶手段に記憶されたメンテナンス時期の
接近又は到来を判別すると共に、接近又は到来したメン
テナンス時期に対応する上記文書データを上記表示手段
に表示させる制御手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0009】このように構成すれば、現在の日付を求め
て、可動装置のメンテナンス時期が近づいておれば、当
該日付に基づいてメンテナンス時期に対応するメンテナ
ンス文書を選択し表示画面に表示するので、当該表示画
面を見るだけで可動装置のメンテナンス時期の接近また
は到来が分かる。
【0010】また、本発明では、自動倉庫の各部におけ
るメンテナンス時期に関するデータを記憶するメンテナ
ンス時期記憶手段と、各部のメンテナンス内容に関する
文書データを記憶するメンテナンス内容記憶手段と、該
メンテナンス内容記憶手段から出力される文書データを
表示する表示手段と、計時手段と、該計時手段の出力に
基づいて上記メンテナンス時期記憶手段に記憶されたメ
ンテナンス時期の接近又は到来を判別すると共に、接近
又は到来したメンテナンス時期に対応する上記文書デー
タを上記表示手段に表示させる制御手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0011】このように構成すれば、現在の日付を求め
て、自動倉庫のメンテナンス時期が近づいておれば、当
該日付に基づいてメンテナンス時期に対応するメンテナ
ンス文書を選択し表示画面に表示するので、当該表示画
面を見るだけで自動倉庫のメンテナンス時期の接近また
は到来が分かる。
【0012】また、本発明では、前記制御手段により前
記表示手段に対して行われる文書データの表示は、前期
自動倉庫の電源投入の直後に行われることを特徴として
いる。
【0013】このように構成すれば、自動倉庫の電源投
入時にメンテナンス時期が到来又は接近しておればメン
テナンス文書が表示されのるでメンテナンス時期を逸す
ることがない。
【0014】また、本発明では、フォークリフトの各部
におけるメンテナンス時期に関するデータを記憶するメ
ンテナンス時期記憶手段と、各部のメンテナンス内容に
関する文書データを記憶するメンテナンス内容記憶手段
と、該メンテナンス内容記憶手段から出力される文書デ
ータを表示する表示手段と、計時手段と、該計時手段の
出力に基づいて上記メンテナンス時期記憶手段に記憶さ
れたメンテナンス時期の接近又は到来を判別すると共
に、接近又は到来したメンテナンス時期に対応する上記
文書データを上記表示手段に表示させる制御手段とを備
えたことを特徴としている。
【0015】このように構成すれば、現在の日付を求め
て、フォークリフトのメンテナンス時期が近づいておれ
ば、当該日付に基づいてメンテナンス時期に対応するメ
ンテナンス文書を選択し表示画面に表示するので、当該
表示画面を見るだけでフォークリフトのメンテナンス時
期の接近または到来が分かる。
【0016】また、本発明では、前記制御手段により前
記表示手段に対して行われる文書データの表示は、前期
フォークリフトの電源投入の直後に行われることを特徴
としている。このように構成すれば、フォークリフトの
電源投入時にメンテナンス時期が到来又は接近しておれ
ばメンテナンス文書が表示されのるでメンテナンス時期
を逸することがない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1ないし図3を参照しながら説明する。尚、以下の
実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発
明の技術的範囲を限定するものではない。
【0018】図1は自動倉庫に設けられている地上設定
機17の制御装置の主となる部分の制御ブロック図であ
り、図2はメンテナンス時期を通知する手順を示すフロ
ー図であり、図3は自動倉庫の地上設定機17を示す斜
視図である。
【0019】図3に示すように、本実施形態の自動倉庫
の地上設定機17には操作パネル20が設けられてお
り、また、当該操作パネル20には液晶表示装置などで
構成される表示手段15および、クリアボタン21が備
えられている。
【0020】一方、図1に示すように、自動倉庫の地上
設定機17は、時間を計数する計時手段10を備えてお
り、当該計時手段10の出力である累積時間を制御手段
13に入力する。当該制御手段13で上記累積時間をも
とに現在の日付を算出し、更に、当該制御手段13は後
で詳しく説明するメンテナンステーブル120を参照し
て、当該メンテナンステーブル120の次回点検または
交換時期の項目に記入されている日付と算出した上記日
付とを比較し、当該比較をした結果、メンテナンス時期
が近いものがあればメンテナンテーブル120のテーブ
ル番号を特定し、後で詳しく説明するが図6に示す、当
該番号に対応したメンテナンス時期の到来を知らせる文
書データであるメンテナンス文書をメンテナンス内容記
憶手段11より選択して、表示手段15の表示画面にポ
ップアップ画面として表示する。
【0021】また、図4はメンテナンス時期記憶手段1
2に記憶されている上記したメンテナンステーブル12
0を示している。当該メンテナンステーブル120の例
は12の点検項目より成り立っているが、当該点検項目
の数はあくまでも一つの例であってこの数に限定される
ものではない。更に、当該メンテナンステーブル120
は番号、点検項目、種目、間隔(月)、次回点検・交換時
期(年月日)、文書へのポインタの欄から成り立ってい
る。上記番号は点検項目に対応する番号であり、上記点
検項目の欄は、定期点検を必要とする自動倉庫の構成装
置と部品、および交換を必要とする自動倉庫に使用され
ている消耗部品を示すものである。例えば、各モータ
類、各チェーン類は定期点検対象であり、各モータブラ
シ類、各検出リミットスイッチ類は交換部品であること
が示されている。上記したことは、次の欄の上記種目で
点検であるのか、あるいは交換であるのかによって明示
されている。続いて、上記間隔の欄は次回の点検時期あ
るいは部品交換時期までの月数あるいは日数を示してい
る。次の次回点検・交換時期の欄は次回の点検時期また
は交換時期(年月日)を示しており、次の文章へのポイン
タは点検時期あるいは交換時期を示す後述するメンテナ
ンス文書が記憶されているメンテナンス内容記憶手段1
1へのポインタを示している。
【0022】また、図5に文書データであるメンテナン
ス文書がメンテナンス内容記憶手段11に格納されてい
る状態を示している。図5では2種類のメンテナンス文
書、すなわち、DCM100,およびDCM200から
なり、メンテナンス文書DCM100は図6に示すよう
な装置または部品の定期点検時期の到来を示す文書であ
り、メンテナンス文書DCM200は図7に示すような
消耗部品の交換時期を示す文書である。ここではメンテ
ナンス文書の種類を上記のように2種類としたが、これ
を上記自動倉庫の構成装置あるいは部品、または上記消
耗部品ごとに、それぞれ対応する複数のメンテナンス文
書、例えば、図4のメンテナンステーブル120の場
合、12個の部品がありこれらのそれぞれに対応する1
2種類のメンテナンス文書を用意してもよい。また、メ
ンテナンス文書としは、文字以外に図柄、例えば、消耗
部品を示すよな漫画絵などを含んでもよい。
【0023】次に、図2に従って上記構成を動作手順と
共に詳しく説明すると以下のようになる。
【0024】図2に示すように、操作者が自動倉庫の地
上設定機17の電源を投入する(S1)と、制御手段1
3では計時手段10により入力された時間から現在の日
付である年月日を算出する(S2)。続いて、制御手段
13はメンテナンステーブル120の次回点検・交換時
期の欄を検索し、当該欄に記入されている次回の点検ま
たは交換時期を示す日付と当該算出された日付と比較す
る。まず、上記メンテナンステーブル120の種目の欄
が点検と記入されている装置あるいは部品について当該
次回点検・交換時期の欄の日付を調べ、上記算出された
日付より一ヵ月後、あるいは一ヶ月以内に定期点検時期
が到来する当該装置または部品があれば、対応する当該
メンテナンステーブル120の番号を特定する。該当す
る装置または部品が2個あるいは複数個存在する場合、
例えば、最初の一つをその代表とする。上記の定期点検
時期である一ヵ月後、あるいは一ヵ月以内という期間は
上記自動倉庫のメーカー等によって定められるもので上
記期間に限定されるものではない(S3)。上記手順で
定期点検時期が到来していることが分かり、上記メンテ
ナンステーブル120の番号が特定されれば、当該番号
に対応した上記メンテナンステーブル120の文書への
ポインタの欄の値に基づき、メンテナンス内容記憶手段
11に格納されているメンテナンス文書のなかから当該
番号に対応するメンテナンス時期を知らせるメンテナン
ス文書を選択し、ポップアップ画面として図6に示すよ
うな表示画面を表示手段15に表示する(S4)。上記
手順S3で定期点検時期でなければ、続いて、制御手段
13はメンテナンステーブル120の種目の欄に交換と
記入されている消耗部品について、メンテナンステーブ
ル120の次回点検・交換時期の欄を検索し、当該欄に
記入されている次回の点検または交換時期を示す日付と
当該算出された日付と比較する。上記制御手段13で上
記算出された日付より100日後、あるいは100日以
内に部品交換を必要とする消耗部品があれば、対応する
当該メンテナンステーブル120の番号を特定する。該
当する装置または部品が2個あるいは複数個存在する場
合、例えば、最初の一つをその代表とする。上記の交換
時期である100日後、あるいは100日以内という期
間は上記自動倉庫のメーカー等によって定められるもの
で上記期間に限定されるものではない(S5)。上記手
順で部品交換時期が到来していることが分かり、上記メ
ンテナンステーブル120の番号が特定されれば、当該
番号に対応した上記メンテナンステーブル120の文書
へのポインタの欄の値に基づき、メンテナンス内容記憶
手段11に格納されているメンテナンス文書のなかから
当該番号に対応するメンテナンス時期を知らせるメンテ
ナンス文書を選択し、ポップアップ画面として図7に示
すような表示画面を表示手段15に表示する。また、図
7では部品名として、例えば、昇降モータブラシを指定
しているが、これは、上記メンテナンステーブル120
の上記番号から分かる消耗部品名を図7の表示画面に挿
入したものである(S6)。その後スターに戻って、上
記地上設定機17の電源を投入するごとに上記した手順
を繰り返す。
【0025】上記では、メンテナンス時期を知らせる上
記メンテナンス文書をポップアップ画面として表示した
が、当該画面を表示手段15の表示画面全面に、例え
ば、図7に示すよな表示画面を表示してよく、また、当
該表示方法によるのであれば、操作パネル20に設けら
れているクリアボタン21を押下することによって、次
の表示画面に切替えるようにしてもよい。
【0026】尚、電源投入ごとに表示される定期点検時
期あるいは部品交換時期を知らせるポップアップ画面
は、例えば、以下のようにして表示を抑えることができ
る。
【0027】ポップアップ画面により上記自動倉庫の操
作者が定期点検時期あるいは部品交換時期を認知して、
前もって定められているサービス工場等に連絡をしてメ
ンテナンスを依頼する。上記指定したサービス工場から
サービスマンが来社してメンテナンスを実施して、当該
作業が完了後に操作パネル20の操作ボタン(図示せず)
を操作して特定のIDコードを入力し、上記したメンテ
ナンステーブル120を更新する。当該操作によって、
上記メンテナンステーブル120の次回点検・交換時期
の欄の日付が次回に予定される定期点検時期あるいは部
品交換時期に更新され、次の日より電源を投入しても次
の定期点検時期あるいは部品交換時期が近づくまではメ
ンテナンスを知らせるポップアップ画面は表示されなく
なる。上記の日付の更新は、例えば、上記メンテナンス
テーブル120の次回点検・交換時期の欄の現在の日付
に上記メンテナンステーブル120の間隔の欄で定めら
れている日数あるいは月数を加算することで行われる。
【0028】上記では可動装置として自動倉庫の場合に
ついて説明を行ったが、可動装置をフォークリフトとし
た場合も、定期点検時期あるいは部品交換時期が到来す
ると上記と同様の手順でメンテナンス時期を知らせるポ
ップアップ画面を表示して定期点検時期あるいは部品交
換時期の報知を行いうる。
【0029】図9はリーチ型フォークリフトの概略を示
す図であり、図8は当該フォークリフトの運転席の操作
部18を示す。フォーリフトの操作者が運転席に立ち、
フォークリフトの運転に先立って、フォーリフトの電源
を入れると、定期点検時期あるいは部品交換時期が近づ
いておれば、上記フォークリフトの上記操作部18の表
示手段15に、図6、または図7に示すような定期点検
時期あるいは部品交換時期を知らせる表示画面がポップ
アップ画面として表される。また、上記した自動倉庫の
場合と同様に定期点検あるいは部品交換が実施されるま
では、電源投入ごとに上記ポップアップ画面が表示され
ることになる。上記では、メンテナンス時期を知らせる
上記メンテナンス文書をポップアップ画面として表示し
たが、当該画面を上記表示手段15の表示画面全面に、
例えば、図7に示すよな表示画面を表示してよく、ま
た、当該表示方法によるのであれば、操作部18に設け
られているクリアボタン21を押下することによって、
次の表示画面に切替えるようにしてもよい。
【0030】従って、上記した実施形態によれば、自動
倉庫あるいはフォークリフトなどの可動装置の定期点検
時期あるいは部品交換時期が近づくと、上記可動装置の
電源を投入するごとに定期点検時期あるいは部品交換時
期を知らせるメンテナンス文書をポップアップ画面とし
て表示されるので、上記可動装置の操作者は取扱説明書
等のメンテナンスマニュアルを見なくても正確な定期点
検時期あるいは部品交換時期を知ることができる。その
後、当該操作者は指定されているサービス工場等に定期
点検時期あるいは部品交換時が到来していることを連絡
してメンテナンス実施日を決定しておけばよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、自動倉
庫あるいはフォークリフトなどの可動装置の定期点検時
期あるいは部品交換時期が自動的に演算されて、当該時
期が近づくと、上記可動装置の電源を投入するごとに定
期点検時期あるいは部品交換時期を知らせるメンテナン
ス文書をポップアップ画面として表示されるので、上記
可動装置の操作者は取扱説明書等のメンテナンスマニュ
アルを見なくても正確な定期点検時期あるいは部品交換
時期を知ることができる。また、表示された上記ポップ
アップ画面は点検作業が終了するまで、電源投入ごとに
表示されるので、上記可動装置の点検時期の管理が容易
になり、点検時期を逸することがなくなり事故あるいは
故障の発生の予防に効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における地上設定機の制御
装置の主となる部分の制御ブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるメンテナンス時期
を通知する手順を示すフロー図である。
【図3】本発明の一実施形態における自動倉庫の地上設
定機を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるメンテナンステー
ブルの図である。
【図5】本発明の一実施形態におけるメモリーの格納状
態を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態における定期点検時期を知
らせるメンテナンス文書の図である。
【図7】本発明の一実施形態における部品交換時期を知
らせるメンテナンス文書の図である。
【図8】本発明の一実施形態におけるフォークリフトの
操作部の平面図である。
【図9】リーチ型フォークリフトの概略を示す斜視図で
ある。
【図10】自動倉庫の全体を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 収納棚 2 収納枠 3 スタッカクレーン 4 キャリッジ 9 フォーク 11 メンテナンス内容記憶手段 12 メンテナンス時期記憶手段 13 制御手段 15 表示手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動装置の各部におけるメンテナンス時期
    に関するデータを記憶するメンテナンス時期記憶手段
    と、各部のメンテナンス内容に関する文書データを記憶
    するメンテナンス内容記憶手段と、該メンテナンス内容
    記憶手段から出力される文書データを表示する表示手段
    と、計時手段と、該計時手段の出力に基づいて上記メン
    テナンス時期記憶手段に記憶されたメンテナンス時期の
    接近又は到来を判別すると共に、接近又は到来したメン
    テナンス時期に対応する上記文書データを上記表示手段
    に表示させる制御手段とを備えたことを特徴とするメン
    テナンス管理システム。
  2. 【請求項2】自動倉庫の各部におけるメンテナンス時期
    に関するデータを記憶するメンテナンス時期記憶手段
    と、各部のメンテナンス内容に関する文書データを記憶
    するメンテナンス内容記憶手段と、該メンテナンス内容
    記憶手段から出力される文書データを表示する表示手段
    と、計時手段と、該計時手段の出力に基づいて上記メン
    テナンス時期記憶手段に記憶されたメンテナンス時期の
    接近又は到来を判別すると共に、接近又は到来したメン
    テナンス時期に対応する上記文書データを上記表示手段
    に表示させる制御手段とを備えたことを特徴とするメン
    テナンス管理システム。
  3. 【請求項3】前記制御手段により前記表示手段に対して
    行われる文書データの表示は、前期自動倉庫の電源投入
    の直後に行われることを特徴とする請求項2に記載のメ
    ンテナンス管理システム。
  4. 【請求項4】フォークリフトの各部におけるメンテナン
    ス時期に関するデータを記憶するメンテナンス時期記憶
    手段と、各部のメンテナンス内容に関する文書データを
    記憶するメンテナンス内容記憶手段と、該メンテナンス
    内容記憶手段から出力される文書データを表示する表示
    手段と、計時手段と、該計時手段の出力に基づいて上記
    メンテナンス時期記憶手段に記憶されたメンテナンス時
    期の接近又は到来を判別すると共に、接近又は到来した
    メンテナンス時期に対応する上記文書データを上記表示
    手段に表示させる制御手段とを備えたことを特徴とする
    メンテナンス管理システム。
  5. 【請求項5】前記制御手段により前記表示手段に対して
    行われる文書データの表示は、前期フォークリフトの電
    源投入の直後に行われることを特徴とする請求項4に記
    載のメンテナンス管理システム。
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