JPH0858930A - 在庫管理システム - Google Patents

在庫管理システム

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Publication number
JPH0858930A
JPH0858930A JP19554794A JP19554794A JPH0858930A JP H0858930 A JPH0858930 A JP H0858930A JP 19554794 A JP19554794 A JP 19554794A JP 19554794 A JP19554794 A JP 19554794A JP H0858930 A JPH0858930 A JP H0858930A
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JP
Japan
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work
completion
load
warehousing
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP19554794A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Tomita
哲也 冨田
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0858930A publication Critical patent/JPH0858930A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入出庫作業が完了又は中止した旨を示す完了信
号又は中止信号を手動で出力させることにより、在庫デ
ータを記憶させることを容易に行う。 【構成】このシステム1は、有軌道台車M、自動倉庫
2、入庫及び出庫コンベア3,4及び荷受台10等から
構成されている。これら荷役設備機器は制御コンピュー
タ13に接続され、制御コンピュータ13は在庫管理コ
ンピュータ14に接続されている。又、自動倉庫2の収
納部7及び出庫コンベア4には荷検出センサ7a,4a
が設けられ、入庫又は出庫作業が完了すると、作業完了
信号が制御コンピュータ13に出力される。すると、在
庫管理コンピュータ14の在庫データは作業完了後のデ
ータに書き換えられる。一方、異常等で入出庫作業が停
止し、手作業で作業を完了させた場合には、制御コンピ
ュータ13のキーボード13bに設けられた完了キー押
すことによって作業完了信号を出力できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は在庫管理システムに係
り、詳しくは自動倉庫の入出庫作業等による在庫管理を
行う在庫管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,図4に示す自動倉庫の搬送システ
ム51における在庫管理装置が提案されている。
【0003】この搬送システム51において、自動倉庫
の収納部に荷を入庫する場合には、荷は入出庫用のコン
ベア52から有軌道台車M上に載置され、有軌道台車M
は当該荷を荷受台53へ搬送する。そして、荷受台53
上の荷は、スタッカクレーン54によって自動倉庫の収
納部に収納される。又、収納部から出庫する場合には、
収納部の荷をスタッカクレーン54が取り出し、荷受台
53上に載置する。そして、荷受台53上の荷を有軌道
台車Mに受渡し、有軌道台車は荷を入出庫用のコンベア
52まで搬送し、当該荷をコンベア52上に載置する。
【0004】この場合、コンベア52及び有軌道台車M
は搬送台車制御盤55にて駆動制御され、荷受台53及
びスタッカクレーン54はクレーン制御盤56にて駆動
制御される。そして、これら各制御盤55,56は制御
コンピュータ57に接続され、制御コンピュータ57は
在庫管理コンピュータ58に接続されている。
【0005】このように構成された搬送システム51に
おいて、入庫又は出庫作業を行う場合には、在庫管理コ
ンピュータ58に入庫又は出庫すべき荷の品番等を示す
要求信号が出力される。在庫管理コンピュータ58は要
求信号に基づいて当該要求された荷を入庫又は出庫する
収納部のアドレス(位置)を判断して作業指示データを
作成し、その作業指示データを制御コンピュータ57に
出力する。制御コンピュータ57は作業指示データに基
づいて各機器に行わせる作業を指示する指令データを作
成し、当該指令データを搬送台車制御盤55及びクレー
ン制御盤56に出力する。そして、各制御盤55,56
は指令データに基づいて各機器を駆動制御し入庫又は出
庫作業を行う。
【0006】そして、要求された入庫又は出庫作業が完
了すると、制御盤55,56側から作業完了信号が制御
コンピュータ57に出力され、制御コンピュータ57は
在庫管理コンピュータ57に制御完了信号を出力する。
すると、在庫管理コンピュータ57は入出庫された収納
部の在庫データを入出庫作業後の状態のデータ書き換え
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
各制御盤55,56の電源が何らかの原因で落ち、指令
データが消去され、各制御盤55,56にて駆動制御さ
れる各機器が停止し、入庫又は出庫作業が途中で中断し
てしまう場合がある。この場合、通常、作業者が手作業
で荷を搬送して、当該入庫又は出庫作業を完了させる。
ところが、作業者が手作業で入庫又は出庫作業を完了さ
せた場合には、制御盤55,56からは作業完了信号が
出力されないため、在庫管理コンピュータ58では、在
庫データを作業完了後のデータに自動で書き換えること
ができないという問題がある。
【0008】このため、作業者は在庫管理コンピュータ
58の在庫データが記憶されているデータベースを操作
して、当該在庫データを作業完了後のデータに書き換え
る必要があり、その作業に時間と手間がかかるという問
題がある。
【0009】又、特開平4−280702号公報には、
ディスプレイ装置に、各機器の制御の状態を示すトラッ
キング・データの数を表示する技術が開示されている。
しかしながら、この技術においても異常等が発生し各設
備が停止し、荷を手作業で搬送し、作業を完了させた場
合には、在庫管理コンピュータは入庫又は出庫等の作業
の完了を認識できないという問題がある。
【0010】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は入出庫作業が完了又は中
止した旨を示す完了信号又は中止信号を手動で出力させ
ることにより、在庫データを正確に記憶させることが容
易に行える在庫管理システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、荷を入庫又は出庫する複数
の収納部を備えた倉庫と、入庫又は出庫作業の完了を検
出し、作業が完了した旨の完了信号を自動で出力する作
業完了検出手段と、前記収納部の荷の在庫データの管理
を行い、入庫又は出庫作業が完了した時に完了信号に基
づいて入庫又は出庫作業が行われた収納部の在庫データ
を入庫又は出庫完了後のデータに書き換える在庫管理手
段とを備えた在庫管理システムにおいて、入庫又は出庫
作業が未完にて終了した場合には、手動によって完了信
号及び中止信号を在庫管理手段に出力する入力手段を備
え、前記在庫管理手段は入力手段から中止信号が出力さ
れた場合には、入庫又は出庫作業前の在庫データを記憶
するようにしたことをその要旨とする。
【0012】請求項2記載の発明は、荷が入庫又は出庫
される複数の収納部を備えた枠組棚と、前記収納部に入
庫又は収納部から出庫される荷の荷役作業を行う荷役設
備機器と、入庫又は出庫作業の完了を検出し、その検出
時に作業が完了した旨の作業完了信号を出力する作業完
了検出手段と、入庫又は出庫作業時において当該作業の
異常を検出する異常検出手段と、前記荷役設備機器を駆
動制御するとともに、作業完了信号に基づいて入出庫作
業が完了したと判断して完了報告信号を出力し、又、異
常検出手段の検出結果に基づいて異常を判断する制御コ
ンピュータと、前記収納部の荷の在庫データの管理を行
い、完了報告信号が出力された時点で、入庫又は出庫作
業が完了したと判断して入庫又は出庫作業が行われた収
納部の在庫データを入庫又は出庫作業完了後のデータに
書き換える在庫管理コンピュータとを備えた在庫管理シ
ステムにおいて、入庫又は出庫作業時において異常が発
生した場合には、手動で作業完了信号及び作業中止信号
を出力する入力手段を制御コンピュータに接続し、制御
コンピュータは入力手段からの作業完了信号に基づいて
完了報告信号を出力し、作業中止信号に基づいて中止報
告信号を出力し、前記在庫管理コンピュータは中止報告
信号が出力された場合には、入庫又は出庫作業前の在庫
データを記憶するようにしたことをその要旨とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記異常検出手段は荷役設備機器に設けら
れた荷検出センサであることをその要旨とする。請求項
4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記荷
役設備機器は出庫された荷を載置する出庫用の荷受機器
を備え、入庫作業の完了を検出する作業完了検出手段を
収納部に設け、出庫作業の完了を検出する作業完了検出
手段は出庫用の荷受機器に設けたことをその要旨とす
る。
【0014】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、入庫又
は出庫作業が異常等によって未完で中断してしまった場
合には、作業者は例えば手作業で荷を搬送してその入庫
又は出庫作業を完了させるか、荷を元の位置に戻して当
該作業を中止させる。
【0015】作業者が手作業にて入庫又は出庫作業を完
了させた場合には、作業者は入力手段を操作して完了信
号を在庫管理手段に出力する。すると、在庫データは完
了信号に基づいて作業完了後のデータに書き換えられ
る。又、作業者が手作業にて入庫又は出庫作業を中止さ
せる作業をした場合には、作業者は入力手段を操作して
中止信号を在庫管理手段に出力する。すると、在庫デー
タは中止信号に基づいて入庫又は出庫作業がなかった状
態のまま保持される。
【0016】請求項2記載の発明によれば、荷の入庫又
は出庫作業は荷役設備機器の荷役作業によって行われ
る。この入庫又は出庫作業時に異常が発生すると、異常
検出手段が異常を検出し、その検出結果に基づいて制御
コンピュータが異常を判断し、例えば荷役設備機器を停
止させる。
【0017】この状態において、作業者が入庫又は出庫
作業を手作業で行い、当該入庫又は出庫作業を完了させ
ると、作業者は入力手段を操作して作業完了信号を制御
コンピュータに出力する。すると、制御コンピュータは
作業完了信号に基づいて入庫又は出庫作業が完了したと
判断して、完了報告信号を在庫管理コンピュータに出力
する。在庫管理コンピュータは、完了報告信号が出力さ
れると、その時点で入庫又は出庫出庫作業が完了したと
判断して、入庫又は出庫作業が行われた収納部の在庫デ
ータを入庫又は出庫作業完了後のデータに書き換える。
【0018】又、作業者が手作業にて入庫又は出庫作業
を中止させる作業をした場合には、作業者は入力手段を
操作して当該入力手段から作業中止信号を制御コンピュ
ータに出力する。すると、制御コンピュータは作業中止
信号に基づいて入庫又は出庫作業が中止されたと判断し
て、中止報告信号を在庫管理コンピュータに出力する。
在庫管理コンピュータは、中止報告信号が出力される
と、その時点で入庫又は出庫作業が中止されたと判断し
て、在庫データは入庫又は出庫作業がなかった状態のま
ま保持される。
【0019】請求項3記載の発明によれば、荷役設備機
器の荷検出センサが当該設備機器上の荷の状態を検出し
て異常を検出する。請求項4記載の発明によれば、入庫
作業の完了は収納部に設けられた作業完了検出手段が検
出し、出庫作業の完了は出庫用の荷受機器に設けられた
作業完了検出手段が検出する。
【0020】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に従って説明する。図1は、自動倉庫の搬送システ
ムを示している。
【0021】このシステム1は、有軌道台車M、自動倉
庫2、入庫コンベア3及び出庫コンベア4等から構成さ
れている。有軌道台車Mは予め定められた閉ループ状の
軌道V上を走行するようになっている。この有軌道台車
Mには荷を載置するとともに、移載作業を行うコンベア
からなる移載装置5が設けられている。この移載装置5
には当該移載装置5上の荷を検出する荷検出センサ5
a,5bが取着されている。荷検出センサ5a,5bは
フォトインタラプタ等の光センサからなる。荷検出セン
サ5aは移載装置5の矢印A方向(有軌道台車Mの走行
方向)に対して右端に設けられている。即ち、荷検出セ
ンサ5aは移載装置5の右端に荷があるか否かを検出す
る。荷検出センサ5bは移載装置5の左端に設けられ、
当該左端に荷があるか否かを検出する。
【0022】自動倉庫2は軌道Vの外側に設けられてい
る。自動倉庫2には、それぞれ左右一対の枠組棚6が設
けられている。各枠組棚6には荷を収納するための収納
部7が設けられている。各収納部7には当該収納部7の
位置を示すアドレスが設定されている。このアドレスは
左右いずれの枠組棚6に位置するかを示す棚データ、枠
組棚6の上下何段目に位置するかを示す段データ、枠組
棚6の長手方向におけるどの列に位置するかを示す列デ
ータの三データからなる。又、各収納部7にはそれぞれ
当該収納部7に荷があるか否かを検出する荷検出センサ
7aが設けられている。この荷検出センサ7aは荷が確
実に収納された時、荷を検出するように収納部7の荷を
収納する側とは反対側に設けられている。
【0023】又、自動倉庫2にはスタッカクレーン8が
設けられている。スタッカクレーン8には荷を載置する
ためのキャリッジ9が設けられている。キャリッジ9に
は当該キャリッジ9に荷があるか否かを検出する荷検出
センサ9aが設けられている。荷検出センサ9aはフォ
トインタラプタ等の光センサからなる。
【0024】自動倉庫2には、枠組棚6の軌道V側にコ
ンベアからなる入出庫用の荷受台10が設けられてい
る。この荷受台10には荷検出センサ10aが設けられ
ている。荷検出センサ10aはフォトインタラプタ等の
光センサからなる。尚、本実施例では、荷役設備機器と
して入庫コンベア3、出庫コンベア4、スタッカクレー
ン8、荷受台10及び有軌道台車M等が使用されてい
る。
【0025】又、この自動倉庫2には、スタッカクレー
ン8及び荷受台10等を駆動制御するクレーン制御盤1
1が設けられている。クレーン制御盤11には自動モー
ド及び手動モードを切替える切替えスイッチ11aが設
けられている。更に、クレーン制御盤11には手動モー
ド時にスタッカクレーン8及び荷受台10等を手動で駆
動するための手動ボタン11bが各スタッカクレーン8
及び荷受台10に対応して複数設けられている。そし
て、これらスタッカクレーン8及び荷受台10は当該荷
役設備機器に対応する手動ボタン11bが押されている
間だけ駆動される。
【0026】入庫コンベア3及び出庫コンベア4は軌道
Vの外側において前記自動倉庫2と対向する位置に設け
られている。入庫コンベア3及び出庫コンベア4にはそ
れぞれ荷検出センサ3a,4aが設けられている。
【0027】又、軌道Vの入庫及び出庫コンベア3,4
側には搬送台車制御盤12が設けられている。この搬送
台車制御盤12には自動モード及び手動モードを切替え
る切替えスイッチ12aが設けられている。更に、搬送
台車制御盤12には手動モード時に有軌道台車M、入庫
コンベア3及び出庫コンベア4を手動で駆動するための
手動ボタン12bが各有軌道台車M、入庫コンベア3及
び出庫コンベア4に対応して設けられている。そして、
これら有軌道台車M、入庫コンベア3及び出庫コンベア
4は当該荷役設備機器に対応する手動ボタン12bが押
されている間だけ駆動される。
【0028】更に、この搬送システム1には、制御コン
ピュータ13、在庫管理コンピュータ14、情報端末1
5が設けられている。これら制御コンピュータ13、在
庫管理コンピュータ14、情報端末15は管理事務室1
6内に設けられている。
【0029】入庫作業とは、入庫コンベア3に載置され
た荷を、自動倉庫2の所定のアドレスの収納部7に収納
する作業をいう。出庫作業とは、所定のアドレスの収納
部7から荷を、出庫コンベア4上に載置させる作業をい
う。
【0030】次に、搬送システムの電気的構成について
説明する。図2に示すように、複数の情報端末15が在
庫管理コンピュータ14に接続されている。在庫管理コ
ンピュータ14にはメモリ14aが設けられるととも
に、キーボード14bを備えている。在庫管理コンピュ
ータ14は制御コンピュータ13に接続されている。制
御コンピュータ13にはメモリ13aが設けられるとと
もに、キーボード13bを備えている。これら制御コン
ピュータ13、在庫管理コンピュータ14及び情報端末
15には各種データ等の情報を表示するディスプレイD
1,D2,D3が設けられている。
【0031】又、制御コンピュータ13には、クレーン
制御盤11及び搬送台車制御盤12が接続されている。
クレーン制御盤11には、クレーンコントローラ17が
設けられ、このクレーンコントローラ17が前記制御コ
ンピュータ13に接続されている。クレーンコントロー
ラ17には、メモリ17aが設けられるとともに、スタ
ッカクレーン8、荷受台10、荷検出センサ7a,9
a,10a、切替えスイッチ11a及び各手動ボタン1
1bが接続されている。
【0032】搬送台車制御盤12には、搬送台車コント
ローラ18が設けられ、この搬送台車コントローラ18
が前記制御コンピュータ13に接続されている。搬送台
車コントローラ18には、メモリ18aが設けられると
ともに、入庫コンベア3、荷検出センサ3a、出庫コン
ベア4、荷検出センサ4a、有軌道台車M、荷検出セン
サ5a,5b、切替えスイッチ12a及び各手動ボタン
12bが接続されている。
【0033】情報端末15は作業者のキーボードの操作
に基づいて入庫又は出庫すべき荷の品番及び数量等を示
す入庫又は出庫要求信号を在庫管理コンピュータ14に
出力する。
【0034】在庫管理コンピュータ14のメモリ14a
には、自動倉庫2の各収納部7に収納された荷の品番及
び数量等を示す在庫データが記憶されている。即ち、メ
モリ14aには、各収納部7のアドレスに対応して、そ
れぞれ在庫データが記憶されている。
【0035】在庫管理コンピュータ14は要求信号にて
要求された荷を、入庫又は出庫する収納部7のアドレス
を在庫データに基づいて判断する。そして、在庫管理コ
ンピュータ14は要求信号に基づいて収納部7のアドレ
スを示すアドレスデータ等を含む作業指示データを制御
コンピュータ13に出力する。このとき、在庫管理コン
ピュータ14は、要求信号に基づいて求めたアドレスの
収納部7は当該要求信号に基づく入庫又は出庫作業が完
了するまで当該収納部7における入庫又は出庫作業が継
続中であると判断する。そして、継続中である収納部7
が存在するときに、例えば他の要求信号が出力された場
合には、在庫管理コンピュータ14は継続状態にある収
納部7の在庫データを除く他の収納部7の在庫データの
中から当該要求信号に適するアドレスの収納部7を求
め、作業指示データを作成する。
【0036】在庫管理コンピュータ14は、制御コンピ
ュータ13から完了報告信号が出力されると、要求信号
に基づく入庫又は出庫作業が完了したと判断して、要求
信号に基づいて求めた収納部7の在庫データを作業が完
了した場合のデータに書き換える。
【0037】在庫管理コンピュータ14は、制御コンピ
ュータ13から中止報告信号が出力されると、要求した
荷は入庫又は出庫されなかったとして、要求したアドレ
スの収納部7の在庫データを書き換えることなく、要求
する前の在庫データのまま保持する。
【0038】制御コンピュータ13は在庫管理コンピュ
ータ14からの作業指示データに基づいて指令データを
作成し、クレーンコントローラ17及び搬送台車コント
ローラ18にそれぞれ出力する。この指令データとは荷
を入出庫するために各荷役設備機器をどのように駆動す
れば良いか、つまり、各荷役設備機器の駆動方法を示す
データである。即ち、入庫作業において、クレーンコン
トローラ17に出力される指令データは、有軌道台車M
から荷受台10に受け渡された荷を指定されたアドレス
の収納部7に収納させるために、荷受台10及びスタッ
カクレーン8を駆動させる駆動方法を示すデータであ
る。又、出庫作業において、クレーンコントローラ17
に出力される指令データは、指定されたアドレスの収納
部7から荷を取り出し、有軌道台車Mに荷を受け渡すた
めに、スタッカクレーン8及び荷受台10を駆動させる
駆動方法を示すデータである。一方、入庫作業におい
て、搬送台車コントローラ18に出力される指令データ
は、入庫コンベア3に載置された荷を荷受台10に受け
渡すために、入庫コンベア3及び有軌道台車Mを駆動さ
せる駆動方法を示すデータである。又、出庫作業におい
て、搬送台車コントローラ18に出力される指令データ
は、荷受台10から受け渡された荷を出庫コンベア4に
載置して出庫を完了させるために、有軌道台車M及び出
庫コンベア4を駆動させる駆動方法を示すデータであ
る。
【0039】制御コンピュータ13は各コントローラ1
7,18等から要求された入庫又は出庫作業が完了した
旨の作業完了信号が出力されると、完了報告信号を在庫
管理コンピュータ14に出力する。
【0040】又、制御コンピュータ13のキーボード1
3bには、完了キー13c及び中止キー13dが設けら
れている。そして、これら完了キー13c及び中止キー
13dは異常等が発生した時に選択される例えば作業修
正モード時において押され、完了キー13cを押すと、
制御コンピュータ13に作業完了信号が出力される。
又、中止キー13dを押すと、制御コンピュータ13に
作業中止信号が出力される。
【0041】クレーンコントローラ17は切替えスイッ
チ11aの自動モード時において、指令データに基づい
てスタッカクレーン8及び荷受台10を駆動制御する。
クレーンコントローラ17は荷検出センサ7aからの検
出信号に基づいて収納部7に荷があるか否かを判断す
る。そして、入庫作業時において指令データに示された
入庫を行うべき収納部7の荷検出センサ7aが荷を検出
すると、入庫作業が完了したとして、クレーンコントロ
ーラ17は制御コンピュータ13に作業完了信号を出力
する。クレーンコントローラ17は荷検出センサ9aか
らの検出信号に基づいてキャリッジ9上に荷があるか否
かを判断し、荷があると判断した場合には荷有り信号を
制御コンピュータ13に出力する。クレーンコントロー
ラ17は荷検出センサ10aからの検出信号に基づいて
荷受台10上に荷が確実に載置されたか否かを判断す
る。クレーンコントローラ17は荷が確実に載置された
と判断すると、載置信号を制御コンピュータ13に出力
する。
【0042】クレーンコントローラ17は切替えスイッ
チ11aの手動モード時において、手動ボタン11bか
らの信号に基づいてスタッカクレーン8及び荷受台10
を駆動する。
【0043】搬送台車コントローラ18は切替えスイッ
チ12aの自動モード時において、指令データに基づい
て入庫コンベア3、出庫コンベア4及び有軌道台車Mを
駆動制御する。搬送台車コントローラ18は荷検出セン
サ3a,4aからの検出信号に基づいて入庫コンベア3
又は出庫コンベア4に荷が確実に載置されたか否かを判
断する。搬送台車コントローラ18は出庫作業時におい
て、荷検出センサ4aから荷検出信号が出力されると、
即ち、出庫コンベア4上に荷があると判断すると、出庫
作業が完了したと判断して作業完了信号を制御コンピュ
ータ13に出力する。
【0044】搬送台車コントローラ18は荷検出センサ
5a,5bからの検出信号に基づいて移載装置5上の荷
の載置状態を判断する。即ち、荷検出センサ5a,5b
の両センサが荷を検出している時には、搬送台車コント
ローラ18は移載装置5上に荷が正常に載置されている
と判断する。両荷検出センサ5a,5bのいずれもが荷
を検出していないときには、移載装置5上に荷が載置さ
れていないと判断する。搬送台車コントローラ18は移
載装置5上に荷が載置された状態で少なくともいずれか
一方が荷を検出しなくなったときには、荷の載置状態が
異常であると判断する。
【0045】搬送台車コントローラ18は切替えスイッ
チ12aの手動モード時において、手動ボタン12bか
らの信号に基づいて入庫コンベア3、出庫コンベア4及
び有軌道台車Mを駆動する。
【0046】尚、本実施例において、請求項1の完了信
号は作業完了信号及び完了報告信号等の作業が完了した
旨を示す信号を意味し、中止信号は作業中止信号及び中
止報告信号等の作業が中止された旨を示す信号を意味す
る。
【0047】次に、この搬送システム1において発生す
る異常の一例について説明する。まず、各制御盤11,
12の電源がショート等によって落ちてしまい、再度電
源を投入した時、各制御盤11,12に記憶された指令
データが消去されてしまった場合である。この異常(以
下、「第1の異常」という。)は各制御盤11,12か
らの信号が全てカットされることから制御コンピュータ
13が異常と認識する。この場合、制御コンピュータ1
3は各制御盤11,12のブレーカ(図示せず)からの
信号に基づいて電源が落ちたことを判断する。従って、
このブレーカが異常検出手段となる。
【0048】次に、入庫又は出庫コンベア3,4、スタ
ッカクレーン8、荷受台10、有軌道台車Mから荷が作
業者にて抜き取られる異常の場合である。この異常(以
下、「第2の異常」という。)は、各荷検出センサ3
a,4a,5a,5b,7a,9a,10a等の検出結
果に基づいて制御コンピュータ13が異常と認識する。
この場合、各荷検出センサ3a,4a,5a,5b,7
a,9a,10aが異常検出手段となる。
【0049】更に、自動モードで作業指示データに基づ
いて入出庫作業中であるにも関わらず、作業者が切替え
スイッチ11a,12aを操作して手動モードとし、ス
タッカクレーン8、入庫又は出庫コンベア3,4、荷受
台10、有軌道台車M上の荷を手動で動かした場合であ
る。この異常(以下、「第3の異常」という。)は切替
えスイッチ11a,12aからの信号に基づいて制御コ
ンピュータ13が異常と認識する。この場合、切替えス
イッチ11a,12aが異常検出手段となる。
【0050】制御コンピュータ13はこれら異常が発生
したと判断すると、停止信号をクレーンコントローラ1
7、搬送台車コントローラ18に停止信号を出力し、各
コントローラ17,18は停止信号に基づいて各荷役設
備機器を停止させる。
【0051】これら異常が発生した場合には、作業者は
その入庫又は出庫作業を手作業で復帰する。例えば、作
業指示データが消去されてしまった場合には、手動ボタ
ン11b,12bを操作して、作業を完了させるか、元
の状態にする。作業を完了させるとは、入庫作業時にお
いては、入庫すべきアドレスの収納部7に作業中の荷を
収納することであり、出庫作業時においては、出庫コン
ベア上に作業中の荷を載置することをいう。元の状態に
するとは、入庫作業時においては、作業中の荷を入庫コ
ンベアまで戻すことであり、出庫作業時においては作業
中の荷を元の収納部7に戻すことをいう。
【0052】そして、作業者は異常が発生した入出庫作
業を完了させると、制御コンピュータ13のキーボード
13bに設けられた完了キー13cを押す。又、作業者
は異常が発生した入出庫作業を元の状態に復帰させ、そ
の入出庫作業を中止させるためにキーボード13bの中
止キー13dを押す。
【0053】完了キー13cが押されると、作業完了信
号が制御コンピュータ13に出力される。作業完了信号
が出力されると、制御コンピュータ13は完了処理を行
う。即ち、制御コンピュータ13はクレーンコントロー
ラ17及び搬送台車コントローラ18に復帰指示データ
を出力する。そして、クレーンコントローラ17及び搬
送台車コントローラ18は復帰指示データに基づいて各
荷役設備機器を駆動制御する。例えば、駆動されている
入庫又は出庫コンベア3,4は停止される。有軌道台車
Mは入庫コンベア3と対応する位置まで走行させ停止さ
れる。スタッカクレーン8は荷受台10と移載作業を行
うための位置に停止される。更に、制御コンピュータ1
3は在庫管理コンピュータ14に完了報告信号を出力す
る。
【0054】中止キー13dが押されると、作業中止信
号が制御コンピュータ13に出力される。作業中止信号
が出力されると、制御コンピュータ13は中止処理を行
う。即ち、即ち、制御コンピュータ13はクレーンコン
トローラ17及び搬送台車コントローラ18に復帰指示
データを出力し、完了処理と同様に各荷役設備機器を駆
動するとともに、在庫管理コンピュータ14に中止報告
信号を出力する。
【0055】次に、上記のように構成した搬送システム
の作用及び効果について図3に示すフロチャート等に従
って説明する。尚、フローチャト中の「S」は明細書中
のステップに対応するものとする。
【0056】この搬送システム1の入庫又は出庫作業時
において、上記に示すような何らかの異常が発生した場
合には、作業者は荷を手作業で搬送し、当該入出庫作業
を完了させるか、その作業を中止して作業前の元の状態
に復帰させる。
【0057】そして、作業者はステップ101にて、制
御コンピュータ13のキーボード13bを操作し、当該
制御コンピュータ13を作業修正モードにし、ディスプ
レイD1に作業修正画面を表示させる。
【0058】ステップ102にて作業者は手作業により
行った作業の完了又は元の状態への復帰に応じて、キー
ボード13bの完了キー13c又は中止キー13dを押
すことによって、作業完了又は作業中止信号を制御コン
ピュータ13に出力する。すると、ステップ103にて
制御コンピュータ13は作業が完了したか、中止したか
を判断する。即ち、制御コンピュータ13は作業完了信
号が出力されたときには、作業が完了したと判断し、作
業中止信号が出力されたときには、作業が中止されたと
判断する。
【0059】そして、ステップ103にて完了と判断し
たときは、ステップ104にて制御コンピュータ13は
完了処理を行う。又、ステップ103にて中止と判断し
たときには、ステップ105にて制御コンピュータ13
は中止処理を行う。
【0060】そして、ステップ106にてその結果を示
す信号を在庫管理コンピュータ14に出力する。即ち、
完了処理時において制御コンピュータ13は完了報告信
号を出力する。この中止処理時において制御コンピュー
タ13は中止報告信号を在庫管理コンピュータ14に出
力する。
【0061】このとき、在庫管理コンピュータ14は完
了報告信号が出力されると、在庫データを作業が完了し
た時に状態に書き換える。又、中止報告信号が出力され
ると、在庫データを書き換えることなく、入庫又は出庫
作業がなかった状態の元の在庫データを記憶させる。
【0062】従って、本実施例によれば、入庫又は出庫
作業が異常等の発生により、途中で中断したため、手作
業にて作業を完了させた場合には、キーボード13aの
完了キーを押すだけで在庫管理コンピュータ14の在庫
データを作業完了後のデータに容易に書き換えることが
できる。同様に、手作業にて作業を元の状態に戻した時
には、キーボード13bの中止キー13dを押すだけで
在庫管理コンピュータ14の在庫データを入庫又は出庫
作業前のデータに容易にすることができる。従って、作
業者は在庫管理コンピュータ14の在庫データが記憶さ
れている記憶領域を操作して、当該在庫データを作業完
了後のデータに書き換える必要がなく、迅速に在庫デー
タの処理を行うできる。
【0063】しかも、作業完了信号及び作業中止信号に
基づいて在庫データの書き換え等が行われることから、
容易且つ確実にデータの整合性を取ることができる。こ
のため、入庫又は出庫作業の確実性を向上させることが
できる。
【0064】又、入庫作業時には、各収納部7に設けら
れた荷検出センサ7aが荷を検出することによって容易
に入庫が完了したことを認識することができる。出庫作
業時には、出庫コンベア4に設けられた荷検出センサ4
aによって容易に出庫が完了したことを認識することが
できる。
【0065】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更し
て以下のように実施してもよい。 (1)上記実施例では、出庫作業時において荷が出庫コ
ンベア4上に載置され、荷検出センサ4aが荷を検出し
たとき、出庫作業が完了したとして搬送台車コントロー
ラ18は作業完了信号を制御コンピュータ13に出力し
た。これを、荷受台10の荷検出センサ10aが荷を検
出したとき、クレーンコントローラ17は制御コンピュ
ータ13に作業完了信号を出力してもよい。
【0066】この場合、自動倉庫2のみからなるシステ
ムに応用してもよい。即ち、入庫作業とは、荷受台10
上に載置された荷を、所定のアドレスの収納部7に収納
する作業をいう。出庫作業とは、所定のアドレスの収納
部7から荷を荷受台10上に載置させる作業をいう。
【0067】(2)上記実施例では、キーボード13a
から作業完了信号及び作業中止信号を出力した。これ
を、キーボード13aに代えて、押しボタン等から入力
されるよう構成してもよい。
【0068】(3)上記実施例では、制御コンピュータ
13を操作することによって、作業完了信号及び作業中
止信号を出力できるように構成した。これを、在庫管理
コンピュータ14のキーボード14bを操作することに
よって、完了報告信号及び中止報告信号を出力してもよ
い。
【0069】(4)上記実施例では、制御コンピュータ
13と在庫管理コントローラ14とがそれぞれ別々のコ
ンピュータで構成したが、一つのコンピュータで構成し
てもよい。
【0070】(5)上記実施例において、入庫又は出庫
作業の完了を検出する荷検出センサ7a,4aを直接制
御コンピュータ13に接続してもよい。 (6)上記実施例において、スタッカクレーン8の荷検
出センサ9aを入庫時の作業完了検出手段、有軌道台車
Mの荷検出センサ5a,5bを出庫時の作業完了検出手
段としてもよい。即ち、入庫時の収納部7とスタッカク
レーン8との移載作業時において、荷検出センサ9aが
荷を検出しなくなってから所定時間経過後、クレーンコ
ントローラ17は制御コンピュータ13に作業完了信号
を出力する。又、出庫時の有軌道台車Mと出庫コンベア
4との移載作業時において、有軌道台車Mの両荷検出セ
ンサ5a,5bが荷を検出しなくなってから所定時間
後、搬送台車コントローラ18は制御コンピュータ13
に作業完了信号を出力する。尚、これら所定時間とは、
確実に各移載作業を完了できるだけの時間である。
【0071】(7)上記実施例では、搬送システム1に
発生する異常として、第1〜第3の異常を例示した。こ
の搬送システム1における異常とは、有軌道台車M等の
各荷役設備機器が動作しなくなったため、自動での入庫
又は出庫作業を中断しなければならないものであって、
上記第1〜第3の異常に限定されるものではなく、例え
ば、有軌道台車M等の各荷役設備機器の電源が落ちてし
まった異常であってもよい。
【0072】(8)上記実施例において、入出庫時の作
業完了を荷検出センサ7a,4aに代わって、スタッカ
クレーン8の荷の載置動作に基づいて作業完了を検出し
てもよい。
【0073】尚、本明細書において使用した用語「倉
庫」を次のように定義する。「倉庫」とは、複数の収納
部を有し、各収納部毎に当該収納部の位置を示すデータ
(アドレス)が付された設備であって、上記実施例に示
す自動倉庫のみならず、単に棚を仕切ることによって形
成された荷収納用の設備をも含む意味である。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、異常等が発生して手作業で入出庫作業を完了
又は中止させた場合には、入力手段を操作して完了又は
中止信号を出力させることによって容易に当該手作業の
結果に適した正確な在庫データを記憶させることができ
る。請求項2記載の発明によれば、異常等が発生して手
作業で入出庫作業を完了又は中止させた場合には、入力
手段を操作して作業完了又は作業中止信号を出力させる
ことによって容易に当該手作業の結果に適した正確な在
庫データを記憶させることができる。請求項3記載の発
明によれば、荷検出センサによって荷役設備機器の荷の
載置状態を検出でき、その載置状態から容易に異常を検
出することができる。請求項4記載の発明によれば、入
庫作業の完了は収納部に荷が収納された時に、出庫作業
の完了は出庫用の荷受機器上に載置された時に判断され
るので、確実に荷の入庫及び出庫作業の完了を検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例において、搬送シ
ステムを示す概略構成図である。
【図2】一実施例において、搬送システムの電気ブロッ
ク図である。
【図3】一実施例において、搬送システムにおける作用
を示すフローチャートである。
【図4】従来例における搬送システムを示す概略構成図
である。
【符号の説明】
2…倉庫としての自動倉庫、3…荷役設備機器としての
入庫コンベア、3a…異常検出手段としての荷検出セン
サ、4…荷役設備機器及び荷受機器としての出庫コンベ
ア、4a,7a…作業完了検出手段及び異常検出手段と
しての荷検出センサ、5a,5b,9a,10a…異常
検出手段としての荷検出センサ、6…枠組棚、7…収納
部、8…荷役設備機器としてのスタッカクレーン、10
…荷役設備機器及び荷受機器としての荷受台、13…制
御コンピュータ、14…在庫管理手段としての在庫管理
コンピュータ、13b,14b…入力手段としてのキー
ボード、M…荷役設備機器としての有軌道台車。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷を入庫又は出庫する複数の収納部を備
    えた倉庫と、 入庫又は出庫作業の完了を検出し、作業が完了した旨の
    完了信号を自動で出力する作業完了検出手段と、 前記収納部の荷の在庫データの管理を行い、入庫又は出
    庫作業が完了した時に完了信号に基づいて入庫又は出庫
    作業が行われた収納部の在庫データを入庫又は出庫完了
    後のデータに書き換える在庫管理手段とを備えた在庫管
    理システムにおいて、 入庫又は出庫作業が未完にて終了した場合には、手動に
    よって完了信号及び中止信号を在庫管理手段に出力する
    入力手段を備え、 前記在庫管理手段は入力手段から中止信号が出力された
    場合には、入庫又は出庫作業前の在庫データを記憶する
    ようにした在庫管理システム。
  2. 【請求項2】 荷が入庫又は出庫される複数の収納部を
    備えた枠組棚と、 前記収納部に入庫又は収納部から出庫される荷の荷役作
    業を行う荷役設備機器と、 入庫又は出庫作業の完了を検出し、その検出時に当該作
    業が完了した旨の作業完了信号を出力する作業完了検出
    手段と、 入庫又は出庫作業時において当該作業の異常を検出する
    異常検出手段と、 前記荷役設備機器を駆動制御するとともに、作業完了信
    号に基づいて入出庫作業が完了したと判断して完了報告
    信号を出力し、又、異常検出手段の検出結果に基づいて
    異常を判断する制御コンピュータと、 前記収納部の荷の在庫データの管理を行い、完了報告信
    号が出力された時点で、入庫又は出庫作業が完了したと
    判断して入庫又は出庫作業が行われた収納部の在庫デー
    タを入庫又は出庫作業完了後のデータに書き換える在庫
    管理コンピュータとを備えた在庫管理システムにおい
    て、 入庫又は出庫作業時において異常が発生した場合には、
    手動で作業完了信号及び作業中止信号を出力する入力手
    段を制御コンピュータに接続し、制御コンピュータは入
    力手段からの作業完了信号に基づいて完了報告信号を出
    力し、作業中止信号に基づいて中止報告信号を出力し、
    前記在庫管理コンピュータは中止報告信号が出力された
    場合には、入庫又は出庫作業前の在庫データを記憶する
    ようにした在庫管理システム。
  3. 【請求項3】 前記異常検出手段は荷役設備機器に設け
    られた荷検出センサである請求項2記載の在庫管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記荷役設備機器は出庫された荷を載置
    する出庫用の荷受機器を備え、入庫作業の完了を検出す
    る作業完了検出手段を収納部に設け、出庫作業の完了を
    検出する作業完了検出手段は出庫用の荷受機器に設けた
    請求項2記載の在庫管理システム。
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