JP2009244765A - カラオケ用マイクロホンの使用状況報知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 カラオケ装置で使用されるマイクロホンについて、メンテナンス時期を適切に報知する。
【解決手段】 固有の識別情報に基づいて各マイクロホン44を識別するマイクロホン識別手段32と、任意の楽曲が演奏された際にオン状態となっているマイクロホン44について、当該楽曲の歌唱区間に対応する演奏時間を当該マイクロホンの実使用時間として累積し、実使用時間データベース25dとして記憶させる使用時間累積手段27と、マイクロホン44の種別に応じて、報知すべき情報と、その報知時期とを実使用時間の所定値毎に対応付けて、報知情報データベース25cとして管理する報知情報管理手段26と、マイクロホン44毎に、累積した実使用時間が所定値の何れかに達した場合に、当該所定値に対応する情報を報知部(例えばサブモニタ47、LED発光部44a)にて報知する報知手段33と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カラオケ装置で使用されるマイクロホンについて、その使用状況に応じた情報を報知するためのシステムに関し、例えば、簡易清掃時期、充電時期、分解清掃時期、電池ユニット交換時期、廃棄時期等を報知することが可能なシステムに関するものである。
一般的に、カラオケ装置で使用される動電型のダイナミックマイクロホンにおいて、各種の部品(圧電変換部や電池)の寿命や、本体の汚れ具合は、その使用頻度に影響される。特に、カラオケ装置でマイクロホンを使用するのは歌唱を行っている場合が殆どであるため、歌唱時間がマイクロホンの寿命や汚れ具合に影響を与えるのは確かである。
カラオケナイト店やカラオケボックスで使用するマイクロホンについて考察すると、長期的には電池寿命によるトラブルの発生が考えられ、短期的には風防部やグリップ部が汚れて利用者に不快感を与えるというトラブルの発生が考えられる。そこで、カラオケ装置で使用するマイクロホンについて、電池が寿命を迎えたり、風防部やグリップ部が汚れたりする前に、消耗部品や電池の交換、風防部やグリップ部の清掃・消毒等を行うことが好ましい。
従来、マイクロホン等の電気機器を動作させるための電池残量を検知する方法が提案されている(特許文献1参照)。この特許文献1に記載された技術は、電池の使用開始時に、電池残量カウンタに対して電池の使用条件に基づく初期値を設定し、電池の使用中に、一定時間毎に電池残量カウンタを減算し、電池残量カウンタの残量値から電池残量を検知するようになっている。
特開2003−151645号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術は、電池の使用時間に基づいて電池残量を検知する技術であり、他の消耗部品の交換時期や、部品の清掃時期等を報知するものではない。また、上述したように、カラオケ装置では、その使用状況が一般的な電気機器とは異なり、歌唱時間がマイクロホンの寿命や汚れ具合に影響を与えるため、カラオケ装置に使用するマイクロホン独自の方法で、その使用状況に応じた情報を報知する方法を考える必要がある。このような状況の中、カラオケ装置で使用されるマイクロホンについて、メンテナンス時期を適切に報知するための技術の開発が望まれていた。
本発明のカラオケ用マイクロホンの使用状況報知システムは、上述した事情に鑑み提案されたもので、カラオケ装置で使用されるマイクロホンについて、簡易清掃時期、充電時期、分解清掃時期、電池ユニット交換時期、廃棄時期等のメンテナンス時期を適切に報知することを目的とするものである。
本発明は上述した事情に鑑み提案されたもので、カラオケ装置で使用されるマイクロホンについて、その使用状況に応じた情報を報知するためのシステムであって、マイクロホン識別手段と、使用時間累積手段と、報知情報管理手段と、報知手段と、を備えたことを特徴としている。
マイクロホン識別手段は、各マイクロホンに付与された固有の識別情報に基づいて各マイクロホンを識別するための手段である。使用時間累積手段は、任意の楽曲が演奏された際にオン状態となっているマイクロホンについて、当該楽曲の歌唱区間と非歌唱区間とを区別し、歌唱区間に対応する演奏時間を当該マイクロホンの実使用時間として累積し、実使用時間データベースとして記憶させるための手段である。報知情報管理手段は、マイクロホンの種別に応じて、報知すべき情報と、当該情報の報知時期とを実使用時間の所定値毎に対応付けて、報知情報データベースとして管理するための手段である。報知手段は、実使用時間データベース及び報知情報データベースを参照して、マイクロホン毎に、累積した実使用時間と実使用時間の所定値とを比較し、累積した実使用時間が実使用時間の所定値の何れかに達した場合に、当該実使用時間の所定値に対応する情報を報知部にて報知するための手段である。
ここで、マイクロホンの種別に応じて報知すべき情報とは、例えば、簡易清掃時期、充電時期、分解清掃時期、電池ユニット交換時期、廃棄時期等に関する情報のことである。また、報知部とは、例えば、マイクロホンに設けられたLED発光部、カラオケ装置に付帯した表示手段(メインモニタ、専用のサブモニタ)、カラオケリモコン装置の入出力用表示部(LCDモニタ)のことである。
このような構成からなるカラオケ用マイクロホンの使用状況報知システムでは、マイクロホンの種別に応じて、報知すべき情報と、情報の報知時期とを実使用時間の所定値毎に対応付けて、報知情報データベースとして管理する。また、楽曲が演奏される際に使用されているマイクロホンを識別情報に基づいて特定し、当該マイクロホンについて、当該楽曲の歌唱区間に対応する演奏時間を実使用時間として累積し、実使用時間データベースとして記憶させる。そして、報知手段により、累積した実使用時間と実使用時間の所定値とを比較し、累積した実使用時間が実使用時間の所定値の何れかに達すると、当該実使用時間の所定値に対応して、簡易清掃時期、充電時期、分解清掃時期、電池ユニット交換時期、廃棄時期等が到来した旨を報知部にて報知する。
本発明のカラオケ用マイクロホンの使用状況報知システムによれば、楽曲が演奏された際にオン状態となっているマイクロホンについて、楽曲の歌唱区間に対応する演奏時間を、当該マイクロホンが実際に使用されている実使用時間として累積し、実使用時間データベースとして記憶させる。そして、累積された実使用時間が所定値に達すると、報知部において実使用時間の所定値に対応する情報(例えば、簡易清掃時期、充電時期、分解清掃時期、電池ユニット交換時期、廃棄時期)を報知するようになっている。
したがって、カラオケ装置で使用されるマイクロホンについて、簡易清掃時期、充電時期、分解清掃時期、電池ユニット交換時期、廃棄時期等のメンテナンス時期を適切に報知することができる。
<システムの概要>
以下、図面を参照して本発明のカラオケ用マイクロホンの使用状況報知システムの実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態に係るカラオケ用マイクロホンの使用状況報知システムを適用するカラオケ装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係るカラオケ用マイクロホンの使用状況報知システムは、図1に示すように、カラオケ装置10で使用するマイクロホン44の使用状況を報知することにより、簡易清掃時期、充電時期、分解清掃時期、電池ユニット交換時期、廃棄時期等のメンテナンス時期を適切に報知するためのシステムであり、後に詳述するように、マイクロホン識別手段32、使用時間累積手段27、報知情報管理手段26、報知手段33を主要な構成要素としている。本実施形態において、各手段はカラオケ装置10に組み込まれている。
<カラオケ装置>
本発明の実施形態に係るカラオケ用マイクロホンの使用状況報知システムを適用するカラオケ装置10は、図1に示すように、カラオケ本体20、カラオケリモコン装置41、ミキシングアンプ42、スピーカ43、マイクロホン44、表示手段45を備えている。カラオケ本体20と表示手段45とは、有線方式又は無線方式により接続されている。
<マイクロホン>
本実施形態のマイクロホン44は、FM波を用いてマイクロホン送受信装置46との間で、音声信号等を送受信できるようになっている。また、マイクロホン44には、識別情報を記憶したICチップ44bが搭載されている。さらに、マイクロホン44との間で信号の送受信を行うマイクロホン送受信装置46は、ミキシングアンプ42及び入出力I/F(入出力インターフェイス)31に接続されている。
マイクロホン44から入力された歌唱音声は、マイクロホン送受信装置46を介してミキシングアンプ42に入力される。また、マイクロホン44からマイクロホン送受信装置46へ送信される信号には、ICチップ44bに記憶された識別情報が含まれており、マイクロホン44がオン状態となっている場合に、マイクロホン送受信装置46及び入出力I/F31を介して、マイクロホン識別手段32に識別情報が送信される。
さらに、マイクロホン44には、報知部として機能するLED発光部44aが設けられている。後に詳述するが、報知手段33による報知を行う際に、報知手段33からの報知信号が、入出力I/F31及びマイクロホン送受信装置46を介してマイクロホン44へ送信され、LED発光部44aが点滅する。
なお、本実施形態では、マイクロホン44をワイヤレスマイクとしたが、ワイヤードマイクを用いてもよい。また、図1に示す例では、1本のマイクロホン44が示されているが、一般的には、2本以上のマイクロホン44が使用される。
<カラオケリモコン装置>
カラオケリモコン装置41は、ユーザインタフェース機能を備えており、カラオケ本体20のローカル送受信手段28に対して有線方式又は無線方式によりデータの送受信を行うようになっており、データの送受信を行うための回路基板及びプログラムと、楽曲検索手段41aとして機能させるためのプログラムと、楽曲索引データベース41bと、一時記憶領域であるフラッシュメモリ(図示せず)とを備えている。ここで利用される無線方式としては、例えば近接無線通信技術であるirDAやbluetooth(登録商標)等を挙げることができる。また、ユーザインタフェース機能として、例えば液晶ディスプレイとタッチセンサとを積層した入出力用表示部(図示せず)を備えており、入出力用表示部に表示されるアイコンや文字列にタッチすることにより、楽曲の選択やデータの入力を行うようになっている。
<楽曲索引データベース>
楽曲検索手段41aが参照する楽曲索引データベース41bは、カラオケ装置10で演奏に供される楽曲についての属性情報を記述したデータベースであり、例えば、楽曲番号・曲名・歌手名・歌い出し部分の歌詞・流行時期・音楽ジャンル区分・デュエット曲か否かなど、種々の属性情報がこれに含まれている。なお、ネットワークカラオケシステムの場合には、カラオケ装置10がホスト装置と通信を行う際に、適宜なタイミングで楽曲索引データベース41bの内容が最新のものに更新される。
<カラオケ本体>
カラオケ本体20は、バス21、中央制御手段22、ROM23、RAM24、HDD25、報知情報管理手段26、使用時間累積手段27、ローカル送受信手段28、予約管理手段29、音楽曲出力手段30、入出力I/F31、マイクロホン識別手段32、報知手段33、再生制御手段34を備えている。また、本実施形態では、カラオケ本体20にサブモニタ47が組み込まれている。サブモニタ47は、デモンストレーション映像や各種の情報を表示するためのモニタであり、例えば液晶表示装置からなる。
<中央制御手段>
中央制御手段22は、カラオケ装置10を総合的に制御するための手段であり、例えばCPU及びその周辺機器により構成されており、CPU等がROM23等に記憶されたアプリケーションプログラムに従って動作することにより、制御機能を発揮することができるようになっている。
<ROM/RAM>
ROM23は、カラオケ装置10を構成する各機器を制御するためのアプリケーションプログラムデータや数値データを記憶するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。また、RAM24は、アプリケーションプログラムや種々のデータを一時的に読み込む一時記憶領域として機能する機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。なお、物理的な半導体メモリによりRAM24を構成するのではなく、ハードディスク記憶装置等を用いて仮想的なRAM24を構成してもよい。本実施形態では、RAM24に予約待ち行列24aが格納されている。
<HDD>
大容量記憶装置であるHDD25は、楽曲データベース(DB)25a、映像データベース(DB)25b、報知情報データベース(DB)25c、実使用時間データベース(DB)25dを格納するための手段である。なお、大容量記憶装置としては、HDD25の他に、データを書き替え可能なDVD等を用いることができる。
楽曲データベース25aは、演奏データ(MIDI(登録商標)データ)及び歌詞テロップデータが同期されて構成される楽曲データについて、楽曲IDと対応付けてそれぞれ格納したデータベースである。演奏データは各楽曲の演奏データをデジタル化したものであり、歌詞テロップデータは演奏データに同期された楽曲の歌詞文字データである。
映像データベース25bは、演奏される楽曲に対応した背景映像を、当該楽曲の楽曲IDに対応させた映像ファイルとして所定数格納したデータベースである。
報知情報データベース25c及び実使用時間データベース25dについては、後に詳述する。
<報知情報管理手段>
報知情報管理手段26は、マイクロホン44の種別に応じて、報知すべき情報と、当該情報の報知時期とを実使用時間の所定値毎に対応付けて、報知情報データベース25cとして管理するためのプログラムからなる。
図2は、報知情報データベースの構成を示す説明図である。報知情報データベース25cは、図2に示すように、情報の報知タイミングを示す所定基準値と、報知すべき情報とを対応付けて格納したデータベースであり、具体的には、簡易清掃時期、充電時期、分解清掃時期、電池ユニット交換時期、廃棄時期に対応する所定基準値が格納されている。報知手段33は、この報知情報データベース25c及び実使用時間データベース25dを参照することにより、累積された実使用時間と、情報の報知タイミングを示す所定基準値とを比較し、累積した実使用時間が実使用時間の所定値の何れかに達した場合に、該当する情報を報知部にて報知する。
なお、図2において、所定基準値の単位は、例えば時間であるが、日、分、秒等、時間に関連する他の単位を用いてもよい。
<マイクロホン識別手段>
マイクロホン識別手段32は、各マイクロホン44に付与された固有の識別情報に基づいて各マイクロホン44を識別するためのプログラムからなる。マイクロホン識別手段32は、マイクロホン44がオン状態となった場合に、マイクロホン44から識別情報を取得し、この識別情報に基づいてマイクロホン44を識別する。具体的には、識別情報は各マイクロホン44にそれぞれ付与されたマイクロホンIDからなる。また、ネットワーク接続されたマイクロホン44を用いる場合には、識別情報として、マイクロホン44に設定されたMACアドレス(Media Accsess Control address)を用いることもできる。
<使用時間累積手段>
使用時間累積手段27は、任意の楽曲が演奏された際にオン状態となっているマイクロホン44について、当該楽曲の歌唱区間と非歌唱区間とを区別し、歌唱区間に対応する演奏時間を当該マイクロホン44の実使用時間として累積し、実使用時間データベース25dとして記憶させるためのプログラムからなる。なお、マイクロホン44の実使用時間をただ単に累積管理してもよいが、報知すべき複数の情報毎に実使用時間を累積管理してもよい。
図3は実使用時間データベースの構成を示す説明図、図4は実使用時間の累積を説明するための説明図である。
図4に示す例では、任意の楽曲について、歌唱区間は(1)〜(9)であり、前奏区間、間奏区間、後奏区間は、非歌唱区間となっている。
そして、任意の楽曲が演奏された際に、歌唱区間(1)〜(3)において、マイクロホンA(ID/01)がオン状態となっており、マイクロホンB(ID/02)がオフ状態となっている。したがって、歌唱区間(1)〜(3)では、オン状態となっているマイクロホンA(ID/01)について、実使用時間が累積される。
また、歌唱区間(4)〜(6)において、マイクロホンA(ID/01)がオフ状態となっており、マイクロホンB(ID/02)がオン状態となっている。したがって、歌唱区間(4)〜(6)では、オン状態となっているマイクロホンB(ID/02)について、実使用時間が累積される。
また、歌唱区間(7)〜(9)において、マイクロホンA(ID/01)及びマイクロホンB(ID/02)の双方がオン状態となっている。したがって、歌唱区間(7)〜(9)では、オン状態となっているマイクロホンA(ID/01)及びマイクロホンB(ID/02)の双方について、実使用時間が累積される。
実使用時間の累積値は、図3に示すように、実使用時間データベース25dにおいてマイクロホン毎に格納される。
<報知手段>
報知手段33は、実使用時間データベース25d及び報知情報データベース25cを参照して、マイクロホン44毎に、累積した実使用時間と実使用時間の所定値とを比較し、累積した実使用時間が実使用時間の所定値の何れかに達した場合に、当該実使用時間の所定値に対応する情報を報知部にて報知するためのプログラムからなる。
本実施形態では、マイクロホン44に設けられたLED発光部44a及びカラオケ本体20に設けたサブモニタ47が報知部として機能する。また、カラオケリモコン装置41の入出力用表示部(図示せず)やマイクロホン44の充電台に設けたLED発光部等を報知部として機能させてもよい。
図5は、報知手段による報知例を示す説明図である。報知手段33による報知は、図5に示すように、カラオケ本体20に設けたサブモニタ47の表示画面に報知情報を表示することにより行われる。図5に示す例は、分解清掃を促す情報を報知したものである。
例えば、報知情報データベース25c(図2)及び実使用時間データベース25d(図3)を参照すると、マイクロホンB(ID/02)は、実使用時間が450.0時間であり、分解清掃を行うべき時期であるため、図5に示すように、カラオケ本体20に設けたサブモニタ47の表示画面に分解清掃を促す情報が報知される。この際、マイクロホンB(ID/02)に設けたLED発光部44aを点滅あるいは点灯させて、メンテナンス時期である旨を報知するようにしてもよい。
なお、簡易清掃と分解清掃のように、軽メンテナンスと重メンテナンスの時期が重なっている場合には、軽メンテナンスの内容を含む重メンテナンスのみについて報知を行えばよい。すなわち、図3に示す例において、マイクロホンB(ID/02)は、実使用時間が450.0時間であり、簡易清掃、充電、分解清掃の時期となっているが、重メンテナンスである分解清掃を行うと、軽メンテナンスである簡易清掃及び充電も行うことになるため、重メンテナンスである分解清掃のみを報知すればよい。
マイクロホンA(ID/01)についても、同様に報知が行われる。すなわち、報知情報データベース25c(図2)及び実使用時間データベース25d(図3)を参照すると、マイクロホンA(ID/01)は、実使用時間が330.0時間であり、簡易清掃及び充電を行うべき時期であるため、カラオケ本体20に設けたサブモニタ47の表示画面に簡易清掃及び充電を促す情報が報知される。この際、マイクロホンA(ID/01)に設けたLED発光部44aを点滅あるいは点灯させて、メンテナンス時期である旨を報知するようにしてもよい。
報知手段33による報知は、累積した実使用時間が実使用時間の所定値の何れかに達した場合に行われるが、この報知は、リセット処理が行われるまで継続される。この場合、リセット処理が行われるまで絶え間なく報知を行ってもよいし、予め定めた一定時間毎に報知を行ってもよい。リセット処理は、例えば、カラオケ本体20に設けたリセットボタン(図示せず)を操作することにより実行される。また、報知すべき複数の情報毎に実使用時間を累積管理している場合には、報知すべき情報毎に実使用時間の累積値をリセットしてもよい。
<送受信手段>
ローカル送受信手段28は、カラオケリモコン装置41との間でデータの送受信を行うための電子回路及びプログラムからなる。なお、カラオケ装置10をスタンドアロンで使用するのではなく、ネットワークを介して複数のカラオケ装置10(カラオケ演奏端末)とホスト装置とを接続して、ネットワークカラオケシステムを構築する場合には、ローカル送受信手段28の他に、通信ネットワークにおける通信方式の整合性を保つための電子回路及びプログラムからなるネットワーク送受信手段を備える。
<予約管理手段>
予約管理手段29は、利用者によりカラオケリモコン装置41における楽曲検索手段41aの機能を用いて選曲され、ローカル送受信手段28を介して送信された当該選曲者を識別するための利用者ID、及び選曲された楽曲IDを対応付けて予約待ち行列24aとしてRAM24に格納し、管理するためのプログラムである。なお、楽曲選択の表示や予約待ち行列24aの表示は、カラオケリモコン装置41の入出力用表示部、表示手段45、及びサブモニタ47の何れか一つ、あるいはこれらのすべてで行うことができる。
予約待ち行列24aは、例えば、楽曲が予約された順番に、楽曲ID、利用者ID等を関連付けて記憶したもので、予約待ち行列24aに記憶された順番で楽曲が演奏される。
<音楽曲出力手段>
音楽曲出力手段30は、楽曲IDに基づいて楽曲データベース25aから抽出された演奏データをデジタル再生すると共にアナログ変換してミキシングアンプ42に出力するための電子回路である。ミキシングアンプ42は、マイクロホン44から入力された歌唱者の歌唱音声信号と、音楽曲出力手段30から送出される演奏音声信号とをミキシングすると共に、アンプ機能により増幅してスピーカ43より出力させるための装置である。
<再生制御手段>
再生制御手段34は、カラオケ演奏中に、映像データベース25bから抽出した映像データ、及び楽曲データベース25aから抽出した楽曲データのうちの歌詞テロップデータ(歌詞文字データ)を当該楽曲の演奏データに同期させて表示手段45に出力するための電子回路である。さらに、再生制御手段34は、カラオケリモコン装置41を介した利用者からの操作指示による予約楽曲リストの表示等を表示手段45に表示させる機能や、サブモニタ47に映像を表示させる機能も有している。
<表示手段>
表示手段45は、カラオケ演奏時の映像、歌詞テロップ等を表示するための装置で、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等により構成される。なお、表示手段45を報知部としても機能させてもよい。
<報知情報データベース構築処理/情報報知処理>
次に、図6及び図7を参照して、本発明の実施形態に係るカラオケ用マイクロホンの使用状況報知システムにおいて、報知情報データベース25cを構築する処理と、情報を報知する処理とについて説明する。
図6は、報知情報データベース構築処理の手順を示すフローチャート、図7は、情報報知処理の手順を示すフローチャートである。
報知情報データベース構築処理では、図6に示すように、マイクロホン44の種別毎に、報知情報と所定基準値とを対応付けて、報知情報データベース25cを構築し、管理する(S1)。
情報報知処理では、図7に示すように、楽曲の演奏が開始したか否かを判断し(S11)、楽曲の演奏が開始すると、オン状態のマイクロホン44を特定する(S12)。続いて、特定されたマイクロホン44について、歌唱区間を実使用時間として累積し、実使用時間データベース25dに記憶する(S13)。そして、楽曲の演奏が終了するまでの間(S14)、マイクロホンの特定処理(S12)及び実使用時間の累積処理(S13)を繰り返して実行する。なお、S12及びS13の処理は、オン状態のマイクロホン44について実行する実使用時間の累積に関する処理である。楽曲が演奏されていない場合には、上述した各処理(S12及びS13)は行わない。
楽曲の演奏が終了すると、報知情報データベース25c及び実使用時間データベース25dを参照し、所定基準値と実使用時間とを比較する(S15)。そして、実使用時間が所定基準値以上であるか否かを判断し(S16)、実使用時間が所定基準値以上である場合には、所定基準値に対応する情報を報知部に報知する(S17)。一方、実使用時間が所定基準値未満である場合には、情報の報知タイミングではないので、情報の報知は行わない。
<他の実施形態>
本発明のカラオケ用マイクロホンの使用状況報知システム及びその周辺装置を構成する機器や手段は上述したものに限定されず、カラオケ用マイクロホンの使用状況報知システム及びカラオケ装置10の利用目的等に応じて、必要な機器や手段のみの構成としたり、適宜他の機器や手段を付加したりすることができる。また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。
また、カラオケ装置10を単独で使用するのではなく、インターネット回線等の通信ネットワークを介して、カラオケ装置10とホスト装置と接続し、ネットワークカラオケシステムを構築してもよい。
本発明の実施形態に係るカラオケ用マイクロホンの使用状況報知システムを適用するカラオケ装置の構成を示すブロック図。 報知情報データベースの構成を示す説明図。 実使用時間データベースの構成を示す説明図。 実使用時間の累積を説明するための説明図。 報知手段による報知例を示す説明図。 報知情報データベース構築処理の手順を示すフローチャート。 情報報知処理の手順を示すフローチャート。
符号の説明
10 カラオケ装置
20 カラオケ本体
21 バス
22 中央制御手段
23 ROM
24 RAM
24a 予約待ち行列
25 HDD
25a 楽曲データベース
25b 映像データベース
25c 報知情報データベース
25d 実使用時間データベース
26 報知情報管理手段
27 使用時間累積手段
28 ローカル送受信手段
29 予約管理手段
30 音楽曲出力手段
31 入出力I/F
32 マイクロホン識別手段
33 報知手段
34 再生制御手段
41 カラオケリモコン装置
41a 楽曲検索手段
41b 楽曲索引データベース
42 ミキシングアンプ
43 スピーカ
44 マイクロホン
44a LED発光部
44b ICチップ
45 表示手段
46 マイクロホン送受信装置
47 サブモニタ

Claims (1)

  1. カラオケ装置で使用されるマイクロホンについて、その使用状況に応じた情報を報知するためのシステムであって、
    マイクロホン識別手段と、使用時間累積手段と、報知情報管理手段と、報知手段と、を備え、
    前記マイクロホン識別手段は、各マイクロホンに付与された固有の識別情報に基づいて各マイクロホンを識別し、
    前記使用時間累積手段は、任意の楽曲が演奏された際にオン状態となっているマイクロホンについて、当該楽曲の歌唱区間と非歌唱区間とを区別し、歌唱区間に対応する演奏時間を当該マイクロホンの実使用時間として累積し、実使用時間データベースとして記憶させ、
    前記報知情報管理手段は、前記マイクロホンの種別に応じて、報知すべき情報と、当該情報の報知時期とを前記実使用時間の所定値毎に対応付けて、報知情報データベースとして管理し、
    前記報知手段は、前記実使用時間データベース及び前記報知情報データベースを参照して、マイクロホン毎に、前記累積した実使用時間と前記実使用時間の所定値とを比較し、前記累積した実使用時間が前記実使用時間の所定値の何れかに達した場合に、当該実使用時間の所定値に対応する情報を報知部にて報知する、
    ことを特徴とするカラオケ用マイクロホンの使用状況報知システム。
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