JP2006319615A - ワイヤレスマイクロホン装置 - Google Patents

ワイヤレスマイクロホン装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006319615A
JP2006319615A JP2005139686A JP2005139686A JP2006319615A JP 2006319615 A JP2006319615 A JP 2006319615A JP 2005139686 A JP2005139686 A JP 2005139686A JP 2005139686 A JP2005139686 A JP 2005139686A JP 2006319615 A JP2006319615 A JP 2006319615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless microphone
internal information
microphone device
audio signal
time constant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005139686A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4516888B2 (ja
Inventor
Mamiko Okimoto
真美子 沖本
Ryoji Abe
良二 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005139686A priority Critical patent/JP4516888B2/ja
Priority to PCT/JP2006/309322 priority patent/WO2006121044A1/ja
Publication of JP2006319615A publication Critical patent/JP2006319615A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4516888B2 publication Critical patent/JP4516888B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/02Casings; Cabinets ; Supports therefor; Mountings therein
    • H04R1/04Structural association of microphone with electric circuitry therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2420/00Details of connection covered by H04R, not provided for in its groups
    • H04R2420/07Applications of wireless loudspeakers or wireless microphones

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Transmitters (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】 バッテリー電力の無駄な消費を抑制し、消費電力を節減することのできる低消費電力のワイヤレスマイクロホン装置を提供する。
【解決手段】 ワイヤレスマイクロホン装置1は、所定の内部情報を表示する内部情報表示部3と、音声信号検出部6と、表示切替え部8とを備える。ワイヤレスマイクロホン装置1に入力された音声信号が音声信号検出部6により検出されると、表示切替え部8により内部情報表示部3が表示状態から非表示状態へ切り替えられ、消費電力が節減される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、低消費電力のワイヤレスマイクロホン装置に関するものである。
カラオケなどに使用されるワイヤレスマイクロホンは、持運びの利便性などのワイヤレス式の長所を生かすために、ワイヤレスマイクロホンの本体の内部に備えられたバッテリーを電源としている。ところが、バッテリーに蓄えられる電力量には限りがあるため、ワイヤレスマイクロホンの消費電力の節減を図る必要がある。
例えば、従来のワイヤレスマイクロホンは、本体の上下に配置された二つの赤外線通信部を有している。そして、これら二つの赤外線通信部のオン・オフを使用者のグリップ位置に応じて制御する。これにより、従来のワイヤレスマイクロホンでは、電池の消費電力を低減している(例えば特許文献1参照)。
ところで、従来、ワイヤレスマイクロホンの本体に内部情報表示部が設けられたものが使用されている。この内部情報表示部は、ワイヤレスマイクロホンの種々の内部情報(例えば周波数情報やバッテリー電圧情報など)を表示するものである。そして、ワイヤレスマイクロホンの消費電力量全体のうちで、この内部情報表示部の消費電力量が占める割合は比較的大きい場合が少なくない。
特開平11−215063号公報(第3−4頁、第1図)
しかしながら、従来のワイヤレスマイクロホンでは、内部情報表示部の表示のオン・オフを切替えることができない。したがって、使用者がワイヤレスマイクロホンを使用している間、使用者は内部情報表示部の表示を見ていないことが多いにもかかわらず、内部情報表示部には内部情報が表示されることになる。その結果、従来のワイヤレスマイクロホンでは、バッテリーの電力を無駄に消費してしまうことがあるという問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、バッテリー電力の無駄な消費を抑制し、消費電力を節減することのできる低消費電力のワイヤレスマイクロホン装置を提供することを目的とする。
本発明のワイヤレスマイクロホン装置は、所定の内部情報を表示する内部情報表示手段と、入力された音声信号を検出する音声信号検出手段と、前記音声信号検出手段により前記音声信号を検出した場合に前記内部情報表示手段を表示状態から非表示状態へ切り替える表示切替え手段とを備えた構成を有している。
この構成により、使用者がワイヤレスマイクロホン装置を使用している間は、ワイヤレスマイクロホン装置に入力された音声信号が音声信号検出手段によって検出される。そして、音声信号が検出されると、内部情報表示手段が表示状態から非表示状態へ切り替えられる。したがって、内部情報を使用者がほとんど見ていない場合に、あまり必要がないにもかかわらず内部情報表示手段が表示状態とされている時間が短くなり、バッテリーの電力の消費を低減できる。
また、本発明のワイヤレスマイクロホン装置では、前記音声信号検出手段は、前記音声信号を所定の時定数で積分処理する積分処理手段と、前記積分処理手段から出力される積分出力信号と所定の閾値とを比較して音声信号を検出したか否かの判別を行う検出判別手段とを備えた構成を有している。
この構成により、ワイヤレスマイクロホン装置に入力された音声信号を所定の時定数で積分処理し、その積分出力信号を所定の閾値と比較して音声信号の検出を行うことができる。この積分出力信号の波形は、音声信号の波形に比べて増減変化が少ない滑らかな波形になる。すなわち、音声信号の入力が短時間に激しく変動した場合であっても、積分出力信号の変動は比較的緩やかになる。したがって、積分出力信号を閾値と比較して音声信号を検出することにより、内部情報表示手段の表示状態と非表示状態の切替えが短時間に頻繁に行われるのを抑制する。これにより、内部情報表示手段の表示・非表示状態の頻繁な切替えによって生じるちらつきの発生を抑えることができる。
さらに、本発明のワイヤレスマイクロホン装置では、前記音声信号検出手段は、前記積分出力信号の増加減少傾向に応じて前記時定数の切替えを行う時定数切替え手段を備えた構成を有している。
この構成により、積分出力信号の増加減少傾向に応じた内部情報表示手段の表示・非表示状態の切替えが可能となる。例えば、積分出力信号が増加傾向にある場合には、減少傾向にある場合に比べて時定数を大きく設定する。これにより、使用者が話しを始めて音声入力が連続して安定に行われている場合には、使用者が話し始めてから少し時間が経過した後に積分出力信号が閾値を超える。したがって、使用者が話しを始めたときには、適度に時間が経過してから内部情報表示手段が表示状態から非表示状態に切り替えられる。一方、積分出力信号が減少傾向にある場合には、増加傾向にある場合に比べて時定数を小さく設定する。これにより、使用者が話しを中断して音声入力が途絶えた場合には、使用者が話しを中断した後すぐに積分出力信号が閾値よりも小さくなる。したがって、使用者が話を中断して内部情報の表示を見ようとしたときには、即座に内部情報表示手段が非表示状態から表示状態に切り替えられる。
さらに、本発明のワイヤレスマイクロホン装置では、バッテリー残量を検出するバッテリー残量検出手段を備え、前記時定数切替え手段は、さらに前記バッテリー残量検出手段により検出されたバッテリー残量に応じて前記時定数の切替えを行うように構成されている。
この構成により、バッテリーの残量を考慮した消費電力の節減が可能となる。例えば、バッテリー残量が少ない場合には、バッテリー残量が多い場合に比べて時定数を小さく設定する。これにより、バッテリーが残り少ない場合に消費電力をより効果的に節減することができる。
本発明は、ワイヤレスマイクロホン装置に入力された音声信号を検出する音声信号検出手段と、音声信号検出手段により音声信号を検出した場合に内部情報表示手段を表示状態から非表示状態へ切り替える表示切替え手段とを設けることにより、バッテリーの電力を無駄に消費する機会が低減して、消費電力を節減できるという効果を有するワイヤレスマイクロホン装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置について、図面を用いて説明する。本実施の形態では、カラオケや講演会場などで使用されるハンドヘルド型のワイヤレスマイクロホン装置の場合を例示して説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置1を図1および図2に示す。まず、図2はワイヤレスマイクロホン装置1の外観を示している。ワイヤレスマイクロホン装置1は筒型の筐体を有する。特に図示しないが、その筐体には、音声が入力されるマイクロホンと、マイクロホンに入力された音声を音声信号にアナログ・デジタル変換するAD変換機と、AD変換機によりデジタル変換された音声信号をワイヤレスマイク受信装置に送信する送信装置が備えられている。また、ワイヤレスマイクロホン装置1は、ワイヤレスマイク受信装置への送信周波数を設定変更するためのロータリースイッチと、設定変更された送信周波数情報を記憶するための記憶部と、電源のオン・オフを手動で切り替えるための電源スイッチなどを備えている。また、図2に示すように、ワイヤレスマイクロホン装置1の本体2の中央部には、内部情報表示部3の液晶表示画面4が設けられており、本体2の上部には、マイクロホンを内部に有するマイクヘッド5が設けられている。
つぎに、図1を用いて、本発明の要部であるワイヤレスマイクロホン装置1における内部情報表示機能に関連する構成について説明する。ワイヤレスマイクロホン装置1は、ワイヤレスマイクロホン装置1の種々の内部情報を表示する内部情報表示部3と、ワイヤレスマイクロホン装置1に入力された音声信号を検出する音声信号検出部6と、音声信号検出部6の検出結果に応じてバッテリー7から内部情報表示部3への電力供給のオン・オフを切り替える表示切替え部8とを有している。ここで、ワイヤレスマイクロホン装置1の種々の内部情報は、例えば、ワイヤレスマイク受信機への送信周波数情報や、バッテリー7の電圧情報などである。また、本実施の形態では、音声信号検出部6は、ワイヤレスマイクロホン装置1に入力された音声信号を所定の閾値レベルLsと比較して、音声信号のレベルが閾値レベルLsを超えた場合には、音声信号を検出したと判別するように構成されている。
以上のように構成されたワイヤレスマイクロホン装置1について、図3を用いてその動作を説明する。本発明の第1の実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置1を用いて使用者が話しなどをする場合、使用者はワイヤレスマイクロホン装置1の本体2を握り、マイクヘッド5に向けて発声する。このとき、本体2の中央部に設けられた内部情報表示部3の液晶表示画面4は、使用者の手Hによって覆われることになる。しかも、使用者はマイクヘッド5を自分の口に近づけて発声している。したがって、使用者がワイヤレスマイクロホン装置1を使用している間は、マイクヘッド5よりも下部に位置する液晶表示画面4を使用者が自分で見ることはほとんどない。そこで、このような場合には、下記のようにして内部情報表示部3の非表示状態への切替えが行われる。
すなわち、ワイヤレスマイクロホン装置1を用いて使用者が話しをする場合、マイクロホンから入力された音声はAD変換機によって音声信号に変換される。音声信号のレベルが閾値レベルLsを超えると、音声信号が音声信号検出部6によって検出される。音声信号検出部6によって音声信号が検出されると、音声信号検出部6から表示切替え部8にオフ信号が送られる。オフ信号を受けとった表示切替え部8は、バッテリー7から内部情報表示部3の液晶表示画面4への電力供給をオフにする。そして、バッテリー7からの電力供給が切断された液晶表示画面4は消灯する。このようにして内部情報表示部3は非表示状態となる。
一方、ワイヤレスマイクロホン装置1の不使用時の場合、例えば使用者が話しを中断して内部情報の確認をする場合、使用者はマイクヘッド5へ向けた発声を中断し、マイクヘッド5を自分の口から遠ざける。そして、内部情報表示部3の液晶表示画面4が使用者の手Hによって覆われていた場合には、使用者は覆っていた手Hを退けて液晶表示部を露出させ、液晶表示画面4を見ようとする。このような場合には、下記のようにして内部情報表示部3の表示状態への切替えが行われる。
この場合には、ワイヤレスマイクロホン装置1のマイクロホンには音声が入力されない。そのため、音声信号のレベルは閾値レベルLsよりも小さくなり、音声信号が音声信号検出部6によって検出されない。音声信号検出部6によって音声信号が検出されない場合には、音声信号検出部6から表示切替え部8にオン信号が送られる。オン信号を受けとった表示切替え部8は、バッテリー7から内部情報表示部3の液晶表示画面4への電力供給をオンにする。バッテリー7からの電力供給が行われた液晶表示画面4は点灯する。このようにして内部情報表示部3は表示状態となる。そして、使用者は液晶表示画面4を見て、ワイヤレスマイクロホン装置1の内部情報を確認することができる。
このような発明の第1の実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置1によれば、音声信号検出部6と表示切替え部8を設けることにより、使用者がワイヤレスマイクロホン装置1を使用している間は、ワイヤレスマイクロホン装置に入力された音声信号が音声信号検出部6によって検出される。そして、音声信号が検出されると、バッテリー7から内部情報表示部3の液晶表示画面4への電力供給がオンからオフへ切り替えられ、内部情報表示部3の液晶表示画面4が消灯する。
上記のように、使用者がワイヤレスマイクロホン装置1を使用している間は、使用者が液晶表示画面4をほとんど見ることがない。そのため、内部情報表示部3の液晶表示画面4を点灯させて表示状態とする必要はほとんどない。このような場合に、本実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置1では、あまり必要がないにもかかわらず内部情報表示部3が表示状態とされている時間を短縮することができ、バッテリー7の電力の無駄な消費を低減できる。これにより、ワイヤレスマイクロホン装置1の消費電力を節電することができ、バッテリー7の寿命が短くなるのを抑制することが可能となる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置1のブロック図を図4に示す。本実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置1は、前実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置1の音声信号検出部6に、積分処理機能と時定数切替え機能がさらに追加されたものである。ここでは、本実施の形態で追加された積分処理機能と時定数切替え機能を中心に説明することとし、前実施の形態と同様の構成については説明を省略する。
本実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置1の音声信号検出部6は、ワイヤレスマイクロホン装置1に入力された音声信号を所定の時定数τで積分処理する積分処理部9と、積分処理部9から出力される積分出力信号の出力レベルと所定の閾値レベルLsとを比較して音声信号を検出したか否かの判別を行う検出判別部10と、バッテリー7の残量を検出するバッテリー残量検出部11と、積分出力信号の出力レベルの増加傾向・減少傾向に応じて時定数τの切替えを行う時定数切替え部12とを備えている。この場合、時定数切替え部12は、バッテリー残量検出部11により検出されたバッテリー残量に応じても時定数τの切替えを行うように構成されている。
図5は、積分処理部9の説明図である。本実施の形態では、積分処理部9としてデジタルフィルターが使用され、例えば、図5に示すような一次のIIRフィルターが使用される。ここで、係数aおよびbは、a+b=1を満足するようにそれぞれ設定されており、積分処理部9は、所定の時定数τで収束するように構成されている。このように、積分処理部9は、積分処理部9に入力された音声信号を、増幅率1(=a+b)で積分処理して、積分出力信号として検出判別部10および時定数切替え部12へ出力するように構成されている(図4参照)。
検出判別部10は、積分出力信号の出力レベルが所定の閾値レベルLs以上の場合には、音声信号を検出したと判別し、積分出力信号の出力レベルが所定の閾値レベルLsより小さい場合には、音声信号を検出しなかったと判別するように構成されている(図7参照)。
時定数切替え部12には、積分処理部9の積分出力信号が入力される(図4参照)。時定数切替え部12は、積分出力信号の出力レベルが増加傾向にある場合には、時定数τを長く設定し、一方、積分出力信号の出力レベルが減少傾向にある場合には、時定数τを短く設定するように構成されている。より詳細には、時定数切替え部12は、積分出力信号が増加しているとき(積分出力信号の傾きが正のとき)、積分出力信号の出力レベルが増加傾向にあると判定する。また、時定数切替え部12は、積分出力信号が減少しているとき(積分出力信号の傾きが負のとき)、積分出力信号の出力レベルが減少傾向にあると判定する(図7参照)。
また、時定数切替え部12は、バッテリー残量検出部11により検出されたバッテリー残量が所定の値よりも多い場合には、時定数τを長く設定し、一方、バッテリー残量検出部11により検出されたバッテリー残量が所定の値以下の場合には、時定数τを短く設定するように構成されている。なお、なお、バッテリー残量検出部11には、例えば、図示されないバッテリーの電圧を入力され、電圧値に基づいてバッテリー残量が検出される。
例えば、本実施の形態では、図6に示すように、バッテリー残量が多い場合の時定数τ1は、積分出力信号の出力レベルが増加傾向にあるときには1000msに設定されており、積分出力信号の出力レベルが減少傾向にあるときには50msに設定されている。また、バッテリー残量が少ない場合の時定数τ2は、積分出力信号の出力レベルが増加傾向にあるときには100msに設定されており、積分出力信号の出力レベルが減少傾向にあるときには50msに設定されている。
以上のように構成されたワイヤレスマイクロホン装置1について、図7を用いてその動作を説明する。ここでは、本実施の形態で追加された積分処理機能と時定数切替え機能の動作を中心に説明し、前実施の形態と同様の動作については説明を省略する。
まず、バッテリー残量が多い場合における本実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置1の動作について説明する。ワイヤレスマイクロホン装置1を用いて使用者が話しをする場合、図7の一段目のグラフに示すような音声信号が、ワイヤレスマイクロホン装置1の音声信号検出部6に入力される。本実施の形態では、音声信号は、まず音声信号検出部6の積分処理部9に入力される。
つぎに、積分処理部9に入力された音声信号は、増幅率1(=a+b)で積分処理されて、積分出力信号として検出判別部10および時定数切替え部12へ出力される。この場合、バッテリー残量検出部11により検出されるバッテリー残量は所定の値よりも多いので、時定数切替え部12により時定数τが積分時間の長い時定数τ1に設定されている。そして、積分出力信号の出力レベルが増加傾向にある場合には、時定数切替え部12により時定数τ1は1000msに設定される。一方、積分出力信号の出力レベルが減少傾向にある場合には、時定数切替え部12により時定数τ1は50msに設定される。したがって、図7の二段目のグラフに示すように、積分出力信号の波形は、積分出力信号が増加傾向にある場合には緩やかな傾きの波形となり、積分出力信号が減少傾向にある場合には急な傾きの波形となる。また、このとき、積分出力信号の波形は、音声信号の波形よりも滑らかな波形になる。
このように積分処理された積分出力信号は検出判別部10に入力される。検出判別部10は、積分出力信号の出力レベルを所定の閾値レベルLsと比較する。積分出力信号の出力レベルが所定の閾値レベルLs以上である場合には、検出判別部10は音声信号を検出したと判別する。
そして、検出判別部10により音声信号を検出したと判別された場合には、検出判別部10から表示切替え部8にオフ信号が送られる。オフ信号を受けとった表示切替え部8は、バッテリー7から内部情報表示部3の液晶表示画面4への電力供給をオフにする。そして、バッテリー7からの電力供給が切断された液晶表示画面4は消灯する。このようにして内部情報表示部3は非表示状態となる(図7の三段目のグラフ参照)。
このとき、積分出力信号の出力レベルが増加傾向にあれば、時定数τ1の積分時間は1000msと長く設定される。その場合、積分出力信号の出力レベルは緩やかに増加し、使用者が話し始めてから少し時間が経過した後に、積分出力信号の出力レベルが閾値レベルLsを超える(図7参照)。すなわち、音声信号レベルが閾値レベルLsを超えたときから少し遅れて、積分出力信号の出力レベルが閾値レベルLsを超える。したがって、使用者が話しを始めたときには、しばらく時間が経過してから内部情報表示部3が非表示状態になる。
一方、積分出力信号の出力レベルが所定の閾値レベルLsより小さい場合には、検出判別部10は音声信号を検出しなかったと判別する。そして、検出判別部10により音声信号を検出しなかったと判別された場合、例えば使用者が話しを中断して内部情報の確認をする場合には、検出判別部10から表示切替え部8にオン信号が送られる。オン信号を受けとった表示切替え部8は、バッテリー7から内部情報表示部3の液晶表示画面4への電力供給をオンにする。バッテリー7からの電力供給が行われた液晶表示画面4は点灯する。このようにして内部情報表示部3は表示状態となる(図7の三段目のグラフ参照)。そして、使用者は液晶表示画面4を見て、ワイヤレスマイクロホン装置1の内部情報を確認することができる。
このとき、積分出力信号の出力レベルが減少傾向にあれば、時定数τ1の積分時間は50msと短く設定されている。その場合、積分出力信号の出力レベルは急激に減少し、使用者が話しを止めるとすぐに、積分出力信号の出力レベルが閾値レベルLsより低くなる(図7参照)。すなわち、音声信号レベルが閾値レベルLsより低くなるのとほぼ同時に、積分出力信号の出力レベルが閾値レベルLsより低くなる。したがって、使用者が話しを止めたときには、すぐに内部情報表示部3が表示状態になる。
次に、バッテリー残量が少ない場合における本実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置1の動作について説明する。この場合、バッテリー残量検出部11により検出されるバッテリー残量は所定の値よりも少ないので、時定数切替え部12により時定数τが積分時間の短い時定数τ2に切り替えられている。そして、積分出力信号の出力レベルが増加傾向にある場合には、時定数切替え部12により時定数τ2は100msに設定される。一方、積分出力信号の出力レベルが減少傾向にある場合には、時定数切替え部12により時定数τ2は50msに設定される。したがって、図7の四段目のグラフに示すように、積分出力信号の波形は、積分出力信号の出力レベルが減少傾向にある場合だけでなく、増加傾向にある場合にも急な傾きの波形となる。
そして、上記の場合と同様にして、検出判別部10により音声信号を検出したと判別された場合には、検出判別部10から表示切替え部8にオフ信号が送られる。オフ信号を受けとった表示切替え部8は、バッテリー7から内部情報表示部3の液晶表示画面4への電力供給をオフにする。そして、バッテリー7からの電力供給が切断された液晶表示画面4は消灯して、内部情報表示部3は非表示状態となる(図7の五段目のグラフ参照)。
このとき、積分出力信号の出力レベルが増加傾向にあっても、バッテリー残量の多い場合に比べると、時定数τ2の積分時間は100msと短く設定される。そのため、積分出力信号の出力レベルは急激に増加し、使用者が話し始めるとすぐに、積分出力信号の出力レベルが閾値レベルLsを超える(図7参照)。すなわち、音声信号レベルが閾値レベルLsを超えるのとほぼ同時に、積分出力信号の出力レベルが閾値レベルLsを超える。したがって、使用者が話しを始めたときにも、すぐに内部情報表示部3が非表示状態になる。
一方、検出判別部10により音声信号を検出しなかったと判別された場合、例えば使用者が話しを中断して内部情報の確認をする場合には、上記の場合と同様にして、検出判別部10から表示切替え部8にオン信号が送られる。オン信号を受けとった表示切替え部8は、バッテリー7から内部情報表示部3の液晶表示画面4への電力供給をオンにする。バッテリー7からの電力供給が行われた液晶表示画面4は点灯し、内部情報表示部3は表示状態となる(図7の五段目のグラフ参照)。そして、使用者は液晶表示画面4を見て、ワイヤレスマイクロホン装置1の内部情報を確認することができる。
このとき、積分出力信号の出力レベルが減少傾向にあれば、上記の場合と同様に、時定数τ2の積分時間が50msと短く設定されている。そのため、積分出力信号の出力レベルは急激に減少し、使用者が話しを止めるとすぐに、積分出力信号の出力レベルが閾値レベルLsより低くなる(図7参照)。すなわち、音声信号レベルが閾値レベルLsより低くなるのとほぼ同時に、積分出力信号の出力レベルが閾値レベルLsより低くなる。したがって、使用者が話しを止めたときには、すぐに内部情報表示部3が表示状態になる。
このような発明の第2の実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置1によれば、音声信号検出部6に、ワイヤレスマイクロホン装置1に入力された音声信号を所定の時定数τで積分処理する積分処理部9と、積分処理部9から出力される積分出力信号と所定の閾値とを比較して音声信号を検出したか否かの判別を行う検出判別部10とを設けることにより、ワイヤレスマイクロホン装置1に入力された音声信号を所定の時定数τ(τ1、τ2)で積分処理し、その積分出力信号を所定の閾値レベルLsと比較して音声信号の検出を行うことができる。
この積分出力信号の波形は、音声信号の波形に比べて増減変化が少ない滑らかな波形になる。すなわち、音声信号の入力が短時間に激しく変動した場合であっても、積分出力信号の出力レベルの変動は比較的緩やかになる。したがって、積分出力信号の出力レベルを閾値レベルLsと比較して音声信号を検出することにより、内部情報表示部3の表示状態と非表示状態の切替えが短時間に頻繁に行われるのを抑制する。これにより、内部情報表示部3の表示・非表示状態の頻繁な切替えによって生じるちらつきの発生を抑えることができる。
また、本発明の第2の実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置1では、積分出力信号の出力レベルの増加減少傾向に応じて時定数τの切替えを行う時定数切替え部を設けることにより、積分出力信号の出力レベルの増加減少傾向に応じた内部情報表示部3の液晶表示画面4の表示・非表示状態の切替えが可能となる。
積分出力信号の出力レベルが増加傾向にある場合には、減少傾向にある場合に比べて時定数τを大きく設定する。これにより、使用者が話しを始めて音声入力が連続して安定に行われている場合には、使用者が話し始めてから少し時間が経過した後に積分出力信号の出力レベルが閾値レベルLsを超える。したがって、使用者が話しを始めたときに、適度に時間が経過した後に内部情報表示手段が表示状態から非表示状態に自然に切り替わる。
一方、積分出力信号の出力レベルが減少傾向にある場合には、増加傾向にある場合に比べて時定数τを小さく設定する。これにより、使用者が話しを中断して音声入力が途絶えた場合には、使用者が話しを中断した後すぐに積分出力信号の出力レベルが閾値レベルLsよりも小さくなる。したがって、使用者が話を中断して内部情報の表示を見ようとしたときに、即座に内部情報表示手段が非表示状態から表示状態に切り替わり、使用者はすぐに内部情報の表示を見ることができる。
さらに、本発明の第2の実施の形態のワイヤレスマイクロホン装置1では、検出されたバッテリー残量に応じて時定数τ1とτ2の切替えを行うことにより、バッテリー7の残量を考慮した消費電力の節減が可能となる。バッテリー残量が多い場合には積分時間の長い時定数τ1を用いて音声信号の積分処理が行われ、バッテリー残量が少ない場合には積分時間の短い時定数τ2を用いて音声信号の積分処理が行われる。これにより、バッテリー残量が少ない場合には、使用者が話しを始めたときにも、すぐに内部情報表示部3が非表示状態にして、消費電力をより効果的に節減することができる。したがって、ワイヤレスマイクロホン装置1のバッテリー7を長持ちさせることができる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
例えば、以上の説明では、バッテリー残量に応じて時定数τを積分時間の長い時定数τ1と積分時間の短い時定数τ2の二段階で切り替える例について説明したが、その他、バッテリー残量に応じて時定数τを三段階以上の複数段で切り替えても同様に実施可能である。その場合には、バッテリーの残量にさらに細かく対応した消費電力の節減が可能となる。
また、以上の説明では、積分処理部をデジタルフィルター(IIRフィルター)で構成した例について説明したが、その他のアナログの積分器(例えばCR積分回路など)についても同様に実施可能である。
また、以上の説明では、内部情報表示部の表示状態・非表示状態を液晶表示画面の点灯・消灯により実現する例について説明したが、その他、内部情報表示部の非表示状態を液晶表示画面の微点灯(輝度が小さい点灯)により実現することも可能である。
以上のように、本発明にかかるワイヤレスマイクロホン装置は、バッテリーの電力を無駄に消費する機会が低減して、消費電力を節減できるという効果を有し、低消費電力のワイヤレスマイクロホン装置等として有用である。
本発明の第1の実施の形態におけるワイヤレスマイクロホン装置のブロック図 本発明の第1の実施の形態におけるワイヤレスマイクロホン装置の正面図 本発明の第1の実施の形態におけるワイヤレスマイクロホン装置(使用状態)の正面図 本発明の第2の実施の形態におけるワイヤレスマイクロホン装置のブロック図 本発明の第2の実施の形態における積分処理部(デジタルフィルター)の説明図 本発明の第2の実施の形態におけるバッテリー残量および積分出力信号の増加減少傾向に対する時定数の対応表 本発明の第2の実施の形態における音声信号および積分出力信号に対する内部情報表示部の表示状態・非表示状態の説明図
符号の説明
1 ワイヤレスマイクロホン装置
3 内部情報表示部
6 音声信号検出部
8 表示切替え部
9 積分処理部
10 検出判別部
11 バッテリー残量検出部
12 時定数切替え部
τ(τ1、τ2) 時定数
Ls 閾値レベル

Claims (4)

  1. 所定の内部情報を表示する内部情報表示手段と、
    入力された音声信号を検出する音声信号検出手段と、
    前記音声信号検出手段により前記音声信号を検出した場合に前記内部情報表示手段を表示状態から非表示状態へ切り替える表示切替え手段と、
    を備えたことを特徴とするワイヤレスマイクロホン装置。
  2. 前記音声信号検出手段は、
    前記音声信号を所定の時定数で積分処理する積分処理手段と、
    前記積分処理手段から出力される積分出力信号と所定の閾値とを比較して音声信号を検出したか否かの判別を行う検出判別手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスマイクロホン装置。
  3. 前記音声信号検出手段は、
    前記積分出力信号の増加減少傾向に応じて前記時定数の切替えを行う時定数切替え手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のワイヤレスマイクロホン装置。
  4. バッテリー残量を検出するバッテリー残量検出手段を備え、
    前記時定数切替え手段は、さらに前記バッテリー残量検出手段により検出されたバッテリー残量に応じて前記時定数の切替えを行うことを特徴とする請求項3に記載のワイヤレスマイクロホン装置。


JP2005139686A 2005-05-12 2005-05-12 ワイヤレスマイクロホン装置 Expired - Fee Related JP4516888B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005139686A JP4516888B2 (ja) 2005-05-12 2005-05-12 ワイヤレスマイクロホン装置
PCT/JP2006/309322 WO2006121044A1 (ja) 2005-05-12 2006-05-09 ワイヤレスマイクロホン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005139686A JP4516888B2 (ja) 2005-05-12 2005-05-12 ワイヤレスマイクロホン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006319615A true JP2006319615A (ja) 2006-11-24
JP4516888B2 JP4516888B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=37396552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005139686A Expired - Fee Related JP4516888B2 (ja) 2005-05-12 2005-05-12 ワイヤレスマイクロホン装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4516888B2 (ja)
WO (1) WO2006121044A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244765A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Daiichikosho Co Ltd カラオケ用マイクロホンの使用状況報知システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1115490A (ja) * 1997-06-23 1999-01-22 Hitachi Microcomput Syst Ltd マイクロフォン装置および音声認識システム
JP2003169388A (ja) * 2001-12-03 2003-06-13 Rekoode Onkyo:Kk マイクロフォンに取付けた操作用スイッチ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1115490A (ja) * 1997-06-23 1999-01-22 Hitachi Microcomput Syst Ltd マイクロフォン装置および音声認識システム
JP2003169388A (ja) * 2001-12-03 2003-06-13 Rekoode Onkyo:Kk マイクロフォンに取付けた操作用スイッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244765A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Daiichikosho Co Ltd カラオケ用マイクロホンの使用状況報知システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4516888B2 (ja) 2010-08-04
WO2006121044A1 (ja) 2006-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI439111B (zh) 切換行動裝置之通話模式之方法以及可自動切換通話模式之行動裝置
KR101354798B1 (ko) 휴대 단말기의 배터리 탈착 감지 장치 및 방법
US7894863B2 (en) Communication system, communication apparatus, and operation control method
MXPA06011372A (es) Sensor de protector de pantalla.
JP2003219024A (ja) 情報処理端末
JP2552979B2 (ja) 多重機能・単独導体のマイクロフォンーコントローラ
JP4516888B2 (ja) ワイヤレスマイクロホン装置
US20090225997A1 (en) Acoustic Echo Cancellation
JP2004096520A (ja) 音声認識リモコン
KR100871256B1 (ko) 휴대 단말기의 배터리 충/방전 제어 장치 및 방법
US9111438B2 (en) Apparatus, systems and methods for low power detection of messages from an audio accessory
US20070207833A1 (en) Bluetooth cordless phone
EP3112981B1 (en) Power supply control mechanism, electronic device including the same, hearing aid, and power supply control method
KR100399280B1 (ko) 이동통신단말기 핸즈프리장치의 잡음제거를 위한 캘리브레이션장치
EP2773087B1 (en) Apparatus, systems and methods for low power detection of messages from an audio accessory
JP4265749B2 (ja) 液晶リモコン付き電子装置
KR100312317B1 (ko) 이동통신 단말기의 마이크 전원공급장치 및 방법
US20070121917A1 (en) Method for automatically regulating volume of ringtone and communication device using the same
KR200172527Y1 (ko) 컴팩트 핸즈프리 장치
JP2003204491A (ja) ディスプレイ装置
JPH05344595A (ja) 音声信号処理装置
JP2001045146A (ja) 通信端末装置
JP3615112B2 (ja) 携帯電話
KR200252624Y1 (ko) 휴대폰의 이어마이크로폰과 음향기기의 리모콘에연결하여 동시 또는 각각 분리하여 사용할 수 있는 착탈분리형 만능 제어장치
KR100316177B1 (ko) 무선 핸즈프리 키트의 절전 제어 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20100517

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees