JP2003072616A - 車両のウインカ構造 - Google Patents

車両のウインカ構造

Info

Publication number
JP2003072616A
JP2003072616A JP2001314564A JP2001314564A JP2003072616A JP 2003072616 A JP2003072616 A JP 2003072616A JP 2001314564 A JP2001314564 A JP 2001314564A JP 2001314564 A JP2001314564 A JP 2001314564A JP 2003072616 A JP2003072616 A JP 2003072616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
switch
handle
present
wheeled vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001314564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4580129B2 (ja
Inventor
Atsushi Morimoto
淳 森本
Tomokazu Sakamoto
友和 坂本
Seiichi Kurohori
誠一 黒堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001314564A priority Critical patent/JP4580129B2/ja
Priority to TW91116874A priority patent/TW546224B/zh
Priority to ES200201992A priority patent/ES2233134B1/es
Priority to IT000759A priority patent/ITTO20020759A1/it
Priority to CN 02151597 priority patent/CN1253340C/zh
Publication of JP2003072616A publication Critical patent/JP2003072616A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4580129B2 publication Critical patent/JP4580129B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 スイッチケース231の車体前方側にウ
インカ233,234を設けた。 【効果】 ハンドル周りをコンパクトにすることがで
き、また、スイッチケースにウインカを含めた電装品が
集中するために、電気配線を容易に行うことができ、生
産性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドル周りを小
型にし、しかも生産性を高めるのに好適な車両のウイン
カ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のウインカ構造としては、例えば、
実用新案登録第2598422号公報「ウインカーレン
ズの取付構造」に記載されたものが知られている。上記
公報の図3には、バーハンドル5にハンドルカバー4
(符号については同公報に記載されているものを使用し
た。以下同様。)を被せ、このハンドルカバー4にウイ
ンカーレンズ8を収納した自動二輪車が記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のハンドルカバー
4は、ハンドル周りに設けた他の部品をも覆うために大
型になりやすく、更にウインカーレンズ8を取付けれ
ば、ハンドル周りは更に大きくなる。また、ウインカー
レンズ8側への電気配線が、ハンドルカバー8外に設け
たスイッチ類への電気配線と別になれば、配線のための
工数が増え、生産性が低下する。
【0004】そこで、本発明の目的は、車両のウインカ
構造を改良することで、ハンドル周りを小型にし、しか
も生産性を高めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、ハンドルにスイッチケース及びウインカ
を備えた車両において、スイッチケースの車体前方側に
ウインカを設けたことを特徴とする。ウインカをスイッ
チケースに設けるので、ハンドル周りをコンパクトにす
ることができ、また、スイッチケースにウインカを含め
た電装品が集中するために、電気配線を容易に行うこと
ができ、生産性を高めることができる。
【0006】請求項2は、ウインカを、LEDで構成し
たことを特徴とする。ウインカをLEDで構成すること
で、スイッチケースを小型にすることができ、また、低
熱性であるために、スイッチケース内に配置した他の部
品への熱影響も問題なく、更に、高輝度であるために視
認性を向上させることができる。
【0007】請求項3は、ウインカを点滅させるスイッ
チをスイッチケースに設けるとともにジョグダイアルス
イッチにて構成したことを特徴とする。ジョグダイアル
スイッチで種々のスイッチを兼用することができ、スイ
ッチケースをコンパクトにすることができる。従って、
上記したウインカの形状や配置の自由度を増すことがで
きる。
【0008】請求項4は、LEDを、スイッチケースの
車体前方側に設けた前下がりの傾斜面に前方にあるレバ
ーよりも上方で階段状に配置したことを特徴とする。レ
バーに邪魔されることなく視認性が良好になり、また、
光量の確保も容易にできる。
【0009】請求項5は、ウインカーは3次曲面にて構
成されるベース部材に保持されるLEDがベース部材と
一体化される基板にその端子を結合し、その外方をウイ
ンカーレンズにて覆われて構成されることを特徴とす
る。ベース部材を用いて、3次元の曲面にLEDを配置
してLEDを安定的に且つ指向性を維持しながら保持で
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る折り畳み二輪車両の斜
視図であり、折り畳み二輪車両10(以下「二輪車両1
0」と記す。)は、一部を折り畳んで外形寸法を小さく
し、例えば四輪車両等に積載することができる折り畳み
式の車両である。
【0011】この二輪車両10では、前輪11及び後輪
12を矢印,の向きにそれぞれ移動、即ち折り畳
み、シート13を前方(矢印の向き)に移動させ、後
部に取付けたライセンスナンバープレート14(以下で
は単に「ナンバープレート14」と記す。)の幅B内に
入るように突出部分、例えば運転者の足載せとするフロ
アステップ15,16(奥側のフロアステップ16は不
図示)、ハンドル17,18及びバックミラー21,2
2をそれぞれ矢印〜の向きに折り畳み、更にハンド
ル17,18を支持するハンドルポスト23を車体後方
(矢印の向き)に折り畳むことができる。
【0012】ここで、24は後輪12に内蔵した後述す
る電動モータを低速で作動させて前後輪11,12を折
り畳む、又は前後輪11,12を折り畳んだ状態から元
の走行時の位置に戻す(この動作を以降は「前後輪1
1,12を広げる」と表現する。)ためにハンドル18
に設けたモータ作動スイッチであり、このモータ作動ス
イッチ24の図示せぬ可動部を「畳む」と記載した側へ
倒せば、前後輪11,12を折り畳むことができ、「広
げる」と記載した側へ倒せば、前後輪11,12を広げ
ることができる。
【0013】図2は本発明に係る二輪車両の側面図であ
り、二輪車両10は、車体フレーム25の前端にヘッド
パイプ26を取付け、このヘッドパイプ26にハンドル
軸27を回転可能に取付け、このハンドル軸27の上端
に上部アーム28を取付け、この上部アーム28にハン
ドルポスト部としてのハンドルポスト23を車体前後方
向にスイング可能に取付け、このハンドルポスト23の
上部に左右一対のハンドルバー部としてのハンドル1
7,18(奥側のハンドル18は図1参照)を上下スイ
ング可能に取付け、ハンドル17,18のそれぞれの先
端にそれぞれバックミラー21,22(奥側のバックミ
ラー22は不図示)を回転可能及びスイング可能に取付
け、ハンドル軸27の下端に下部アーム36を取付け、
この下部アーム36の後部に前輪支持部材としてのフロ
ントスイングアーム37をスイング可能に取付け、この
フロントスイングアーム37の端部に前輪11を回転可
能に取付け、この前輪11の上部をフロントフェンダ3
8で覆ったものである。ハンドルポスト23及びハンド
ル17,18は、請求項1に記載したハンドル手段を構
成する部材である。
【0014】また、二輪車両10は、車体フレーム25
の中間部にバッテリ41を取付け、車体フレーム25の
後部に後輪支持部材としてのリヤスイングアーム42を
スイング可能に取付け、このリヤスイングアーム42の
端部に後輪12を回転可能に取付け、この後輪12の上
部をリヤフェンダ43で覆い、車体フレーム25の後部
からシートポスト44を立ち上げ、このシートポスト4
4の上端にシートフレーム45及びシートレール46を
取付け、このシートレール46にシート13を車体前後
方向にスライド可能に取付け、このシート13の後部に
テールランプ47を取付け、このテールランプ47の下
部にブラケット48を介してナンバープレート14を取
付け、車体フレーム25の下部にスタンド51を上下ス
イング可能に取付け、車体フレーム25の側部下部にフ
ロアステップ15,16(奥側のフロアステップ16は
不図示)を上方へスイング可能に取付けたことを示す。
【0015】ここで、57はフロントスイングアーム3
7のためのフロントスイング軸、58はリヤスイングア
ーム42のためのリヤスイング軸、61はヘッドラン
プ、62はフロントカバー、63,64はサイドカバー
(奥側のサイドカバー64は不図示)、66はシートレ
ール46の下方に設けた小物収納用の収納部としての収
納ネット、67はコントロールユニットである。
【0016】後輪12は、ホイール68内にバッテリ4
1で駆動する後述の電動モータを内蔵したホイールイン
モータ式の車輪である。シート13は、図の位置から車
体後方へスライドさせることで収納ネット66の上方を
開口させ、収納ネット66内への小物等の収納を可能に
する。
【0017】以上に述べた二輪車両10の折り畳みの作
用を簡単に説明する。図3は本発明に係る二輪車両の折
り畳みを説明する作用図であり、図1に示した矢印〜
に対応させて順に説明する。 1)図2に示した状態で、まず前輪11のブレーキを掛
け、前輪11をロックさせた上で後輪12の電動モータ
を作動させる為のスイッチを投入する。即ち、後輪12
を走行時と同じ回転方向(正転方向である。)に回転さ
せ、これにより、図3において、後輪12が前輪11に
近づくために、前輪11側のフロントスイングアーム3
7及び後輪12側のリヤスイングアーム42は、それぞ
れフロントスイング軸57、リヤスイング軸58を中心
にして矢印,の向きにスイングする。前述のスイッ
チが投入されると、コントロールユニットは後述する手
順で、前後輪のロック機構を解除してからモータを駆動
させる。
【0018】2)の如く、ハンドル17,18(奥側
のハンドル18は不図示)を内側に折り畳み、バックミ
ラー21,22(奥側のバックミラー22は不図示)を
矢印のように折り畳み、ハンドルポスト23を矢印
のように車体後方へ倒し、ハンドル17,18及びバッ
クミラー21,22を前記開口部を通して車体内に収納
する。この際、収納ネット66とハンドル17,18は
干渉しないので、荷物を入れたままでも折り畳みが可能
である。
【0019】3)矢印のように、シート13を前方へ
移動させる。 4)ステップ15,16(奥側のステップ16は不図
示)を矢印のように上方へ跳ね上げる。
【0020】これで二輪車両10の折り畳みは完了であ
る。なお、折り畳み順は、上記したものに限らず、例え
ば、シート13を前方へ移動した後に、折り畳んだハン
ドル17,18と共にハンドルポスト23を後方へ倒し
てもよい。前輪11及び後輪12の折り畳みによって車
体の最低地上高が図2に示した走行時の最低地上高より
も高くなるため、スタンド51を図2に示した位置から
更に下方へスイングさせた位置に固定する。
【0021】図4は本発明に係る二輪車両を折り畳んだ
状態の側面図である。二輪車両10を折り畳んだ状態で
は、二輪車両10は、左右に偏平な略直方体形状とな
り、原付のナンバープレート170mmの巾と略同等の
巾になる。これによれば、四輪車両の構成部材、特に外
板の中に収納が容易となり、四輪車体の補強及び二輪車
両の搭載の両立が可能となる。
【0022】図5は本発明に係る二輪車両を四輪車両に
搭載した状態を示す斜視図であり、四輪車両70の車体
を構成するサイドボデー71に取付けたドア72内に二
輪車両10を収納した状態を示す。二輪車両10は、前
述したように、ナンバープレートの幅内に車幅が収まる
ように各部を折り畳んだものであるから、収納するスペ
ースの幅を小さくすることができ、ドア72を薄くする
ことができるから、四輪車両70の車室スペースを十分
に確保することができる。
【0023】四輪車両70は、車体構成部材としてのド
ア72及び車体構成部材としての側壁73,74に、内
部を透視可能な透明又は半透明な外パネル材としてのア
ウタパネル76,77,78を備えたものであるため、
四輪車両70に搭載した二輪車両10が外部から目視可
能になり、折り畳んだ二輪車両10を搭載していること
が一見してわかる四輪車両70が特徴のあるデザインと
なり、商品魅力を向上させることができる。また、本実
施の形態では、後側のタイヤを2輪としており、左右3
輪ずつの計6輪の車両であるが、一般的な呼び方として
四輪車両と呼ぶことにする。
【0024】上記した、四輪車両70は側壁74の下部
スペースSに車載用発電機301を配置したものであ
り、この車載用発電機301は、水冷4サイクルエンジ
ン一体型でスタータを内蔵した多極オルタネータであ
る。詳細は後述する。
【0025】図6は本発明に係る四輪車両に搭載した2
種の二輪車両を示す斜視図であり、四輪車両70の左側
のドア72内に二輪車両10を収納し、右側のドア79
内に折り畳み二輪車両80(以下単に「二輪車両80」
と記す。)を収納した状態を示す。二輪車両80につい
ては、後で詳述する。このように、四輪車両70には、
複数の二輪車両10,80をドア72,79、あるいは
他の車体構成部材に収納することができる。
【0026】図5に示した二輪車両の四輪車両に対する
積み降ろしの作用を図6〜図8で説明する。図7
(a),(b)は本発明に係る二輪車両の積み降ろしの
作用及びそのための構成を説明する作用図(前半)であ
り、二輪車両を降ろす場合を示す。(a)において、ま
ず、ドア72を開け、所定角度開いた位置でドアが動か
ないように図示せぬドア固定機構で固定する。ドア72
は、二輪車両10を水平にスライドさせるスライド装置
81及び二輪車両10を昇降させる昇降装置82を備え
る。
【0027】(b)において、スライド装置81のスラ
イドロックを外し、二輪車両10をスライド装置81に
よってドア72の内側から外側へ引出す。スライド装置
81は、ドア72の下部に設けたレール部材83と、こ
のレール部材83にスライド可能に取付けるとともに二
輪車両10を載せるスライド板84と、このスライド板
84の端部上部に脱着可能に取付けるとともに二輪車両
10の後部を押える押え部材85とからなる。
【0028】図8(a),(b)は本発明に係る二輪車
両の積み降ろしの作用及びそのための構成を説明する作
用図(後半)であり、二輪車両を降ろす場合を示す。
(a)において、ドア72に設けた昇降装置82を作動
させ、レール部材83を下降させることで、スライド板
84に載せた二輪車両10を下降させ、スライド板84
から押え部材85(図7(b)参照)を取外す。
【0029】昇降装置82は、レール部材83に取付け
たリンク86…(…は複数個を表わす。以下同様。)か
らなる平行リンク87と、この平行リンク87を駆動す
る駆動装置88と、平行リンク87へ作用する下方への
力を軽減するためにドア72の下端及びレール部材83
に渡したガススプリング91とからなる。なお、92
は、二輪車両10の前輪11を押えて前方へ移動しない
ようにスライド板84の前部に取付けたストッパ部材で
ある。
【0030】(b)において、二輪車両10のスタンド
(不図示)を上げ、二輪車両10をスライド板84から
下ろす。これで、四輪車両70から二輪車両10を降ろ
す作業が完了する。また、四輪車両70に二輪車両10
を積むには、以上説明したのとは逆に行えばよい。
【0031】このように、ドア72にスライド装置81
及び昇降装置82を設けたことで、四輪車両70に対す
る二輪車両10の積み降ろし作業を容易に且つ迅速に行
うことができる。
【0032】図9は本発明に係る四輪車両のドアに設け
た昇降装置を示す斜視図であり、昇降装置82の駆動装
置88は、動力源となる電動モータ88aと、この電動
モータ88aの出力軸に連結した第1ウォームギヤ88
bと、この第1ウォームギヤ88bに噛み合う第2ウォ
ームギヤ88cと、この第2ウォームギヤ88cに一体
的に取付けるとともにドア72内に両端を回転可能に取
付けた第1シャフト88dと、この第1シャフト88d
に取付けたドライブギヤ88eと、このドライブギヤ8
8eに噛み合う扇状のドリブンギヤ88fと、このドリ
ブンギヤ88fに取付けるとともにリンク86,86を
一体的に取付け、しかも両端をドア72内のフレーム8
8g,88gに回転可能に取付けた第2シャフト88h
と、前述の電動モータ88aの回転方向を切換える、即
ち、レール部材83の昇降を切換える昇降切換スイッチ
88j(四輪車両のメータパネルの近傍、又はドアの内
側などに設けられる。)とからなる。なお、88m,8
8nは可動接点、88p,88q,88rは固定接点、
88tはバッテリである。第1・第2ギヤをウォームギ
ヤとしたので、電動モータ88aに通電しなくても昇降
装置82の位置を保持することができる。
【0033】例えば、可動接点88mを固定接点88p
に接続し、可動接点88nを固定接点88qに接続した
ときにバッテリ88tから電動モータ88aへの通電に
よってレール部材83が下降するとすれば、可動接点8
8mを固定接点88qに接続し、可動接点88nを固定
接点88rに接続したときにバッテリ88tから電動モ
ータ88aへの通電によってレール部材83は上昇す
る。
【0034】図10(a),(b)は本発明に係る二輪
車両の積み降ろしの別の作用及びそのための構成を説明
する作用図(前半)であり、二輪車両を積む場合を示
す。(a)において、四輪車両のドア94を開け、この
ドア94内からレール部材95を外部に引出して、レー
ル部材95をドア94と地面とに掛け渡す。このよう
に、ドア94は、引出し可能で、二輪車両10の積み降
ろし時に地面とドア94とに掛け渡すことのできるレー
ル部材95を備える。
【0035】(b)において、台車96に二輪車両10
を載せ、この台車96を矢印のようにレール部材95に
沿わせて押上げる。台車96は、二輪車両10を載せる
載置部97と、二輪車両10の後輪12を押えるために
載置部97の後部に設けた後部ストッパ98と、載置部
97の後端側部から立ち上げた取っ手101と、レール
部材95上を転がるように載置部97の下面に設けた図
示せぬ複数のローラとからなる。
【0036】図11(a),(b)は本発明に係る二輪
車両の積み降ろしの別の作用及びそのための構成を説明
する作用図(後半)であり、二輪車両を積む場合を示
す。(a)において、台車96を取っ手101を掴んで
レール部材95上を押上げ、矢印のように台車96ごと
二輪車両10をドア94内に押入れる。
【0037】(b)は台車96に載せた二輪車両10を
ドア94内に収めた状態を示す。このとき、ドア94内
を台車96及び二輪車両10が移動しないように図示せ
ぬロック機構で固定する。これで、二輪車両10を四輪
車両70に積む作業が完了する。
【0038】図12は本発明に係る二輪車両のホイール
構造を示す分解斜視図であり、後輪12のホイール68
を示す。後輪12のホイール68は、リヤスイングアー
ム42側に設けた図示せぬ回転センサにより検出される
センサ用リング106と、複数の永久磁石107,10
8を磁性体リング111の内側に交互に並べた回転磁石
体112と、この回転磁石体112をホイール68内に
固定するための固定用リング113とを備え、リヤスイ
ングアーム42は、ステータ115を備える。
【0039】センサ用リング106は、ホイール68の
回転数を検出するためのものである。これらの回転磁石
体112及びステータ115は、電動モータ116を構
成する部材である。なお、117は後輪12の車軸であ
る。
【0040】図13は本発明に係る二輪車両のホイール
構造を示す断面図(分解図)であり、ホイール68は、
車軸117を受けるハブ部121と、このハブ部121
から径外方に広がるディスク部122と、このディスク
部122の外周に設けたリム部123とからなり、この
リム部123にタイヤ124を装着した部材である。デ
ィスク部122は、リヤスイングアーム42に面する側
にドラムブレーキ126を構成するドラム127を一体
成形した部分である。なお、128は耐摩耗性を高める
ためにドラム127の内側にインサート成形した鋳鉄製
ライナ、131は回転磁石体112を嵌めるためにリム
部123の内面に設けた磁石体嵌合部、132は固定用
リング113を嵌める環状溝、133…は回転磁石体1
12の位置決めを行うための位置決めピンである。
【0041】リヤスイングアーム42は、車軸117の
周囲に凸部135を設け、この凸部135にステータ1
15をボルト137…で取付け、また、凸部135でブ
レーキパネル(ドラムブレーキ126の構成品であ
る。)を兼ねる部材である。即ち、凸部135は、ドラ
ム127の鋳鉄製ライナ128の内周面に当てるブレー
キシュー(不図示)のスイング軸となるブレーキシュー
軸138,138(一方のブレーキシュー軸138は不
図示)と、ブレーキシューをドラム側に移動させるカム
141を一端に形成するとともに他端にブレーキ操作に
伴ってスイングするアーム部材142を一体的に取付け
たカム軸143とを取付けた部分である。
【0042】図14は本発明に係る二輪車両のホイール
構造を示す断面図であり、リヤスイングアーム42の凸
部135に車軸117、電動モータ116のステータ1
15、ドラムブレーキ126のブレーキシュー軸13
8,138(一方の符号138は不図示)及びカム軸1
43を取付け、車軸117にベアリング145,146
を介してホイール68を回転可能に取付け、このホイー
ル68のディスク部122にドラムブレーキ126のド
ラム127を一体成形するとともにセンサ用リング10
6をボルト147…で取付け、リム部123の内周面に
回転磁石体112を取付けた状態を示す。なお、148
はカラー、151,152はオイルシール、153はワ
ッシャ、154はナット、155はアーム部材142の
リターンスプリング、156はタイヤバルブである。
【0043】上記したホイール68は、ホイール68を
駆動する電動モータ116を内蔵するとともに、この電
動モータ116の径方向内側にホイール68を制動する
ドラムブレーキ126を配置したものであるから、電動
モータ116とドラムブレーキ126とを同心円状に配
置することができ、ホイール68の幅を小さくして小型
で且つコンパクトなホイール68とすることができる。
このようなホイール構造は、前輪11(図2参照)に採
用してもよい。
【0044】また、電動モータ116及びドラムブレー
キ126は、ホイール68のディスク部122の同じ側
に設けたものであるから、ホイール68への電動モータ
116及びドラムブレーキ126の組付性、電動モータ
116及びドラムブレーキ126のメンテナンス性を向
上させることができる。
【0045】更に、ホイール68を回転可能に支持する
後輪支持部材としてのリヤスイングアーム42は、ドラ
ムブレーキ126のブレーキパネルを兼ねるとともに電
動モータ126のステータ115を取付けたものである
から、ステータの取付部材、ブレーキパネルを特別に設
けるのに比べて部品数を減らすことができ、また、生産
時にリヤスイングアーム42にドラムブレーキ126の
部品(ブレーキシュー軸138、ブレーキシュー、カム
軸143、アーム部142等である。)やステータ11
5を小組みしておくことができ、また、別に、ホイール
68にセンサ用リング106、回転磁石体112を小組
みしておくことができ、小組みしておいたリヤスイング
アーム42に、小組みしておいたホイール68を取付け
るようにすれば、生産性を高めることができる。
【0046】また更に、ホイール68に回転磁石体11
2を備えることで、例えば、ステータをホイール側に備
えるのに比べて、本発明では、ステータ115に通電す
るためのスリップリング機構等が不要になり、構造が簡
単になる。また、回転磁石体112を、磁性体リング1
11と、この磁性体リング111に固定した永久磁石1
07…,108…とから構成したことで、予め永久磁石
107…,108…を固定した磁性体リング111をホ
イール68に取付けることができ、例えば、ホイールに
直接に永久磁石を取付けるよりも組付性を向上させるこ
とができる。
【0047】図15は本発明に係る二輪車両の前輪側の
要部斜視図であり、ハンドル軸27の下部に下部アーム
36を取付け、この下部アーム36にフロントスイング
軸57を介してフロントスイングアーム37を取付け、
このフロントスイングアーム37の上部に窓部158を
設け、この窓部158に挿入する突出片161を下部ア
ーム36の下面に設けたことを示す。なお、162,1
62はブレーキシュー軸138,138(一方の符号1
38は不図示)にそれぞれスイング可能に取付けたブレ
ーキシューである。
【0048】図16は本発明に係る二輪車両のフロント
スイングアームを説明する斜視図であり、フロントスイ
ングアーム37の上部に、フロントスイングアーム37
のスイングをロックするスイングアームロック機構16
4を設けたことを示す。スイングアームロック機構16
4は、アームロックピン165と、このアームロックピ
ン165の端部に連結したケーブル166とを備える。
【0049】図17(a),(b)は本発明に係るフロ
ントスイングアームのスイングアームロック機構を説明
する断面図であり、(a)は図16のa−a線断面図、
(b)は(a)のb矢視図である。(a)において、ス
イングアームロック機構164は、前述のアームロック
ピン165と、ケーブル166と、窓部158から挿入
するとともにアームロックピン165の先端が結合する
前述の突出片161と、アームロックピン165を先端
側に押出すスプリング167とからなる。なお、168
はケーブル166に移動可能に挿入したワイヤ、171
はワイヤ168の先端に取付けることでアームロックピ
ン165に連結させるためのワイヤ端部材である。
【0050】突出片161は、アームロックピン165
が貫通する貫通穴161aを設けたピン貫通部材161
bと、アームロックピン165の先端位置を規制するス
トッパ部材161cとを隙間を開けて二枚重ねにした部
材である。なお、161dはピン貫通部材161bの先
端に形成した湾曲部である。アームロックピン165
は、中間部に設けた鍔部165aと、先端部に形成した
テーパ部165bとを備える。
【0051】(b)において、173はアームロックピ
ン165の中間部に設けた検知片であり、174はアー
ムロックピン165が軸方向へ移動するのに伴う検知片
173の移動によりオンオフするロック検知スイッチで
ある。
【0052】ロック検知スイッチ174は、スイッチ本
体174aと、このスイッチ本体174aに出入りする
とともに内から外へスプリング(不図示)の弾性力で押
出したロッド174bと、このロッド174bの先端に
当てるようにしたローラ付きアーム174cとからな
り、ロッド174bを外から内へ押し込むことでオン、
内から外へ突出させることでオフになる。なお、174
dはローラ付きアーム174cのストッパとなるストッ
パピンである。
【0053】図に示したような突出片161の貫通穴1
61aにアームロックピン165が貫通した状態、即ち
ロック状態では、検知片173がローラ付きアーム17
4cを介してロッド174bを押し込むため、ロック検
知スイッチ174はオンになる。
【0054】図18は本発明に係る二輪車両の前部を示
す要部側面図であり、フロントスイングアーム37のス
イングアームロック解除機構176について説明する。
スイングアームロック解除機構176は、図17
(a),(b)に示した突出片161とアームロックピ
ン165との結合を解除することで、図18に示すフロ
ントスイングアーム37が下部アーム36に対して車体
後方へスイングすることができるようにするものであ
り、ケーブル166のワイヤ168の端部にワイヤ端部
材177を取付け、このワイヤ端部材177をソレノイ
ド式のアクチュエータ178に連結した状態を図に示
す。なお、181,182はアクチュエータ178に通
電するための導線、183はケーブル166の端部を取
付けるために車体側に設けた端部取付部材、184はフ
ロントスイングアーム37が最もスイングした(即ち、
折り畳みが完了した)ことを検知する前輪折り畳み検知
スイッチである。
【0055】図19は本発明に係る二輪車両の後部を示
す要部側面図であり、リヤスイングアーム42及び後輪
12を示したものである。二輪車両10の車体側には、
リヤスイング軸58の近傍に、リヤスイングアーム42
が最もスイングした(即ち、折り畳みが完了した)こと
を検知する後輪折り畳み検知スイッチ186を設けた。
なお、後輪12側についても、前輪11(図18参照)
側に設けたスイングアームロック機構164(図16参
照)及びスイングアームロック解除機構176(図18
参照)と同様の機構を備える。
【0056】以上に述べた前輪11及び後輪12の折り
畳みの作用を次に説明する。図20は本発明に係る二輪
車両の前後輪の折り畳み要領を説明するフロー図であ
る。ST××はステップ番号を示す。 ST01…ハンドルに設けた折り畳みスイッチ(ここで
は、モータ作動スイッチを、「畳む」側に倒して使用す
るという意味で、折り畳みスイッチとする。)がオンか
どうか判断する。折り畳みスイッチがオフである(N
O)場合は、再度ST01を実行する。折り畳みスイッ
チがオンである(YES)場合は、ST02に進む。
【0057】ST02…フロントブレーキレバーを握っ
て、フロントブレーキを作動させたかどうか判断する。
フロントブレーキを作動させていない(NO)場合は、
再度ST02を実行する。フロントブレーキを作動させ
た(YES)場合は、ST03に進む。
【0058】ST03…リヤブレーキレバーを握らず、
リヤブレーキを作動させていないかどうか判断する。リ
ヤブレーキを作動させた(NO)場合は、再度ST02
を実行する。リヤブレーキを作動させていない(YE
S)場合は、ST04に進む。
【0059】ST04…ソレノイドに通電してアクチュ
エータを作動させ、フロントスイングアーム及びリヤス
イングアームのロックを解除する。 ST05…フロントスイングアーム及びリヤスイングア
ームをロックするロックピンのロック検知スイッチがオ
フかどうか(即ち、フロントスイングアーム及びリヤス
イングアームがロックしていないかどうか)判断する。
ロック検知スイッチがオン(NO)の場合(即ち、ロッ
ク状態を検知した場合)は、再度ST05を実行する。
ロック検知スイッチがオフ(YES)の場合(即ち、ロ
ック解除を検知した場合)は、ST06に進む。
【0060】ST06…電動モータに通電し、後輪を正
転させて前後輪の折り畳みを開始する。 ST07…電動モータに通電を開始してからの経過時間
tが所定時間tstよりも小さいかどうか判断する。t
≧tstである(NO)場合は、ST09に進む。t<
tstである(YES)場合は、ST08に進む。
【0061】ST08…前後輪の折り畳み検知スイッチ
がオンかどうか、即ち、前後輪とも完全に折り畳まれた
かどうか判断する。前後輪の折り畳み検知スイッチがオ
フ(NO)の場合は、再度ST07を実行する。前後輪
の折り畳み検知スイッチがオン(YES)の場合は、S
T09に進む。 ST09…電動モータ及びソレノイドへの通電を停止す
る。
【0062】次に図10のフロー図に示した流れに沿っ
て前後輪の折り畳みの作用を説明する。まず、図1にお
いて、右側のハンドル18に設けたモータ作動スイッチ
24を「畳む」側へ倒す。
【0063】そして、右側のハンドル18に設けたフロ
ントブレーキレバー(不図示)を握ってフロントブレー
キを作動させるとともに後述するブレーキロックレバー
でフロントレバーをロックし、且つ左側のハンドル17
に設けたリヤブレーキレバー(不図示)を握らずにリヤ
ブレーキを作動させていなければ、フロントブレーキを
作動させたことをフロントブレーキ作動検知スイッチ
(不図示)で検知し、リヤブレーキを作動させていない
ことをリヤブレーキ作動検知スイッチ(不図示)で検知
して、制御装置(不図示)は、図18に示したソレノイ
ドに通電しアクチュエータ178を作動させる。
【0064】図21(a),(b)は本発明に係るスイ
ングアームロック解除機構の作用を説明する作用図であ
る。アクチュエータ178(図18参照)を作動させる
と、(a)において、アームロックピン165がワイヤ
168を介して引かれ、矢印の向きに移動するため、ア
ームロックピン165の先端が突出片161の貫通穴1
61aから外れ、フロントスイングアーム37のロック
が解除する。(b)において、アームロックピン165
が貫通穴161aから外れた時には、ロック検知スイッ
チ174のローラ付きアーム174cのローラは、検知
片173から外れるため、ロック検知スイッチ174は
オフになる。
【0065】図22(a),(b)は本発明に係る前後
輪の折り畳みの作用を説明する作用図である。(a)及
び(b)において、ロック検知スイッチ174(図21
(b)参照)がオフになると、制御装置は、電動モータ
116への通電を開始し、電動モータ116で後輪12
を低速駆動する。このときの、電動モータ116、即ち
後輪12の回転方向は正転方向(走行時の回転方向、即
ち矢印の方向)である。
【0066】これにより、後輪12は、車体前方(白抜
き矢印の向き(front)が車体前方である。)へ移
動する。この時、前輪11は制動状態にあり、車体前方
へ移動しないために、前輪11と後輪12との距離が縮
むことにより、車体に対してそれぞれロックが解除した
フロントスイングアーム37及びリヤスイングアーム4
2は各フロントスイング軸57、リヤスイング軸58を
中心にして傾き、次第に折り畳んだ状態になる。
【0067】そして、電動モータ116に通電を開始し
てから所定時間が経過するか、又は前輪折り畳み検知ス
イッチ184及び後輪折り畳み検知スイッチ186の両
方がオンになると、制御装置は、電動モータ116への
通電を停止する。以上で前後輪11,12の折り畳みが
完了する。
【0068】次に、折り畳んだ前輪11及び後輪12を
広げる作用を次に説明する。図23は本発明に係る二輪
車両の前後輪を広げる要領を説明するフロー図である。
ST××はステップ番号を示す。 ST11…ハンドルに設けた広がりスイッチ(ここで
は、モータ作動スイッチを、「広げる」側へ倒して使用
するという意味で、広がりスイッチとする。)がオンか
どうか判断する。広がりスイッチがオフである(NO)
場合は、再度ST11を実行する。広がりスイッチがオ
ンである(YES)場合は、ST12に進む。
【0069】ST12…フロントブレーキレバーを握っ
て、フロントブレーキを作動させたかどうか判断する。
フロントブレーキを作動させていない(NO)場合は、
再度ST12を実行する。フロントブレーキを作動させ
た(YES)場合は、ST13に進む。
【0070】ST13…リヤブレーキレバーを握らず、
リヤブレーキを作動させていないかどうか判断する。リ
ヤブレーキを作動させた(NO)場合は、再度ST12
を実行する。リヤブレーキを作動させていない(YE
S)場合は、ST14に進む。
【0071】ST14…フロントスイングアーム側及び
リヤスイングアーム側の各ロック検知スイッチがオフか
どうか判断する。ロック検知スイッチがオン(NO)の
場合は、再度ST14を実行する。ロック検知スイッチ
がオフ(YES)の場合は、ST15に進む。
【0072】ST15…電動モータに通電し、後輪を逆
転させて前後輪を広げ始める。 ST16…電動モータに通電を開始してからの経過時間
tが所定時間tstよりも小さいかどうか判断する。t
≧tstである(NO)場合は、再度ST16を実行す
る。t<tstである(YES)場合は、ST17に進
む。 ST17…電動モータへの通電を停止する。
【0073】上記したST14の状態を次図で説明す
る。図24(a),(b)は本発明に係るロック検知ス
イッチの状態を説明する作用図である。(a)におい
て、前後輪を折り畳んでいる状態では、突出片161
(図21(a)参照)が窓158の外にあるため、アー
ムロックピン165の先端位置を規制するものがなく、
アームロックピン165はスプリング167の弾性力に
よって最も図の左方に移動した状態にある。
【0074】(b)において、アームロックピン165
が最も左方に移動すると、ロック検知スイッチ174の
ローラが検知片173から外れるため、ロック検知スイ
ッチ174はオフになる。制御装置は、このオフ状態に
基づいて、図22(a),(b)において、電動モータ
116に通電を開始するので、前後輪11,12は広が
る。
【0075】次に、前後輪11,12の広がりが完了す
る直前の状態を説明する。図25(a),(b)は本発
明に係るスイングアームロック機構の作用を説明する作
用図である。(a)は、前後輪11,12(図22
(a),(b)参照)の広がりが進行し、突出片161
が矢印fのように窓158に進入して、突出片161の
湾曲部161dがアームロックピン165を矢印gの向
きに押し退けた状態を示す。
【0076】(b)は、(a)の状態から更に突出片1
61が窓158内に進入し、アームロックピン165の
先端が突出片161の貫通穴161aを貫通してストッ
パ部材161cに当たった状態、即ち、フロントスイン
グアーム37が下部アーム36に対してロックした状態
を示す。この状態になると、図24(b)に示したロッ
ク検知スイッチ174は、図17(b)に示したのと同
様にオンになり、このオン状態に基づいて図21のST
16の処理と合わせて電動モータ116(図22(b)
参照)への通電を停止する。
【0077】図26は本発明に係るスイングアームロッ
ク機構の別の実施の形態を示す断面図である。スイング
アームロック機構191は、フロントスイングアーム3
7に設けたピン穴192に挿入したアームロックピン1
93と、窓部158から挿入するとともにアームロック
ピン193の先端部と結合する突出片194と、アーム
ロックピン193を先端部側に押出すスプリング167
とからなる。アームロックピン193は、端部に手動で
引くための取っ手196を備える。
【0078】図27は本発明に係る二輪車両のシートの
断面図であり、一部を側面図で示した。シート13は、
車体前後方向にスライドすることができるスライド機構
201と、このスライド機構201によるシート13の
スライドを規制する保持機構としてのストッパ機構20
2とを付設したものである。
【0079】スライド機構201は、車体前後方向に延
ばした左右一対のシートレール46,46(片側のシー
トレール46は不図示)と、これらのシートレール4
6,46にローラ204…を介して移動可能に取付けた
ローラ支持部材205,206とからなる。ローラ支持
部材205,206はシート13の裏面に設けた底板2
07に取付けた部材である。
【0080】ストッパ機構202は、底板207に取付
けたベース部材208と、このベース部材208に設け
た支軸211と、この支軸211にスイング可能に取付
けたシート開閉レバーとしてのストッパ解除レバー21
2と、このストッパ解除レバー212に取付けたストッ
パ部材213と、このストッパ部材213の先端を挿入
するためにサイドカバー63,64(一方のサイドカバ
ー63は不図示)の上部にそれぞれ開けた前部挿入穴2
15、中間部挿入穴216及び後部挿入穴217(サイ
ドカバー63側の前部挿入穴215、中間部挿入穴21
6及び後部挿入穴217は不図示)とからなる。なお、
218はストッパ解除レバー212及びストッパ部材2
13を押し下げるためのねじりばねである。
【0081】図に示したシート位置、即ち、ストッパ部
材213の下端を中間部挿入穴216,216(奥側の
符号216は不図示)に挿入して、シート13の移動を
規制した位置が、通常走行時の位置である。
【0082】図28は本発明に係るシートに付設したス
ライド機構及びストッパ機構の断面図であり、シートフ
レーム45にブラケット222,222を介して断面視
略C字状のシートレール46,46を取付け、ローラ支
持部材205の両側にそれぞれローラ軸223を取付
け、これらのローラ軸223に、それぞれシートレール
46,46内に配置したローラ204…を取付けた状態
を示す。なお、224はシートフレーム45にブラケッ
ト222を取付けるビスである。
【0083】ストッパ部材213は、正面視コ字状の部
材であり、両側の鉛直部213a,213aの先端をサ
イドカバー63,64の図25に示した各前部挿入穴2
15、中間部挿入穴216又は後部挿入穴217に挿入
する。
【0084】以上に述べたシート13の作用を次に説明
する。図29は本発明に係る二輪車両のシートの作用を
説明する作用図である。まず、図27において、シート
13の前方からシート13の下方に手を差し入れ、スト
ッパ解除レバー212を上方にスイングさせる。これに
より、ストッパ部材213の下端が中間部挿入穴216
から外れるため、シート13のスライドが可能になる。
【0085】ストッパ解除レバー212を上方にスイン
グさせたまま、図29(a)のように、シート13を矢
印のように最前部まで移動させる。そして、ストッパ解
除レバー212を下ろして、ストッパ部材213の先端
を前部挿入穴215に挿入すれば、シート13をスライ
ドの最前部位置で固定することができる。このようなシ
ート13の最前部への移動は、二輪車両10(図2参
照)の折り畳み時に行う。
【0086】また、(b)において、ストッパ解除レバ
ー212を上方にスイングさせて、シート13を矢印の
ように最後部まで移動させ、ストッパ解除レバー212
を下ろして、ストッパ部材213の先端を後部挿入穴2
17に挿入すれば、シート13をスライドの最後部位置
で固定することができる。このようなシート13の最後
部への移動は、二輪車両10(図2参照)の収納部であ
る収納ネット66(図2参照)に小物等を収納したり収
納ネット66の中から小物等を取り出す時に行う。
【0087】図30は本発明に係る二輪車両のハンドル
周りの状態を示す斜視図であり、ハンドル17,18に
被せるハンドルカバーは省略した。ハンドル17,18
は、ハンドルポスト23に折り畳み可能に取付けたもの
であり、通常の走行時にはハンドル17,18が折り畳
まれないようにロックするとともに折り畳み時にはこの
ロックを解除するハンドル支持機構227で支持したも
のである。なお、228はフロントブレーキレバー、2
29はリヤブレーキレバーである。
【0088】図31は本発明に係る二輪車両のハンドル
の斜視図であり、ハンドル17,18は、それぞれスイ
ッチケース231,232を取付けた部材であり、これ
らのハンドルカバー231,232にそれぞれウインカ
233,234を設けたものである。
【0089】235はブレーキロックレバーであり、フ
ロントブレーキレバー228を握ったときに操作するこ
とでフロントブレーキレバー228がストロークした状
態を保持する(即ち、ロックすることである。)ことが
できる。このブレーキロックレバー235を再び操作す
ればフロントブレーキレバー228のロック状態を解除
することができる。
【0090】図32は図30の32矢視図であり、ハン
ドル17,18の各内側の端部に、それぞれ噛み合う歯
部17a…,18a…を形成した噛み合い部17b,1
8bを設けたことを示す。このように、歯部17a…,
18a…を噛み合わせることで、ハンドル17,18を
折り畳むときにそれぞれのハンドル17,18を同じ角
度で折り畳むことができ、また、折り畳んだハンドル1
7,18を広げるときに元の走行時の位置に精度良く復
帰させることができる。
【0091】また、図では、左右のハンドル17,18
の噛み合い部17b,18b間の上方に、ハンドル1
7,18の折り畳みをロックする、又はロック解除を行
うための部品の一つとしてのノブ236を配置したこと
を示す。なお、237は後で詳述するハンドルクランプ
レバーである。
【0092】図33は図32の33−33線断面図であ
り、ハンドルクランプレバー237に突出壁241,2
41及び突出壁242,242を形成し、突出壁24
1,241間に結合ピン243でナット部材244を連
結し、また、同様に、突出壁242,242間に結合ピ
ン246でナット部材247を連結し、これらのナット
部材244,247をハンドルポスト23に開けた貫通
穴248,248に車体前方(白抜き矢印(fron
t)の向きが車体前方である。)から貫通させ、貫通し
たナット部材244,247にハンドルポスト23の車
体後方からハンドル17,18の噛み合い部17b,1
8bの中央に開けたセンタ穴17c,18cを合わせ、
このセンタ穴17c,18cに皿ばね251,252を
介してセンタボルト253,254を挿入するとともに
ナット部材244,247にねじ込んだ状態を示す。
【0093】ここで、256,256はリング、25
7,257はワッシャ、258,258は止め輪、26
1,261はスペーサ、262,262はワッシャ、2
63,264はハンドル17,18の一部を収めるため
にハンドルポスト23に形成した凹部である。
【0094】凹部263,264は、図32に戻って、
輪郭が背面視で略T字状の部分であり、ハンドル17,
18は、噛み合い部17b,18bの裏面に、凹部26
3,264とほぼ同形状の輪郭の凸部17d,18d
(図33参照)を有し、この凸部17d,18dが凹部
263,264内に収まると、ハンドル17,18は回
転せず、折り畳むことができない。
【0095】図33において、ハンドル支持機構227
は、主に上記したハンドルクランプレバー237、結合
ピン243,246、ナット部材244,247、皿ば
ね251,252及びセンタボルト253,254、ワ
ッシャ262,262及びノブ236(図32参照)で
構成した組立体である。
【0096】図34は図32の34−34線断面図であ
り、ハンドルクランプレバー237は、突出壁241,
241(片側の突出壁241は不図示)の第1端部24
1a,241a(片側の符号241aは不図示)を、ワ
ッシャ262に皿ばね251の弾性力で押し当てるとと
もに第1端部241a,241aと結合ピン243の軸
心との距離をL1とした部材であり、突出壁241,2
41の第2端部241b,241b(片側の符号241
bは不図示)と結合ピン243の軸心との距離をL2と
したものである。ここで、L1>L2である。
【0097】また、図33に示したハンドルクランプレ
バー237の突出壁242,242についても同様に、
第1端部242a,242aを、ワッシャ262に皿ば
ね252の弾性力で押し当てるとともに第1端部242
a,242aと結合ピン246の軸心との距離をL1と
した部材であり、また、突出壁242,242の第2端
部(不図示)と結合ピン246の軸心との距離をL2と
したものである。
【0098】図35は図32の35−35線断面図であ
り、ノブ236の取付け状態を示す断面図である。ノブ
236は、ハンドルクランプレバー237に開けた貫通
穴237a及びハンドルポスト23に設けた切欠き部2
3aに通すとともに、先端のおねじ部236aにバー2
66を取付けるとともにワッシャ267を介してナット
268をねじ込んだ部材である。
【0099】バー266は、ハンドルポスト23に形成
した溝部23b,23c内に収めた部材である。なお、
271はバー266を溝部23b,23cの底に押し付
けておくためのスプリングである。
【0100】図36は本発明に係るハンドル要部及びノ
ブを示す斜視図であり、ノブ236に取付けたバー26
6をハンドルポスト23に設けた溝部23b,23c
(符号23bは不図示)に収めた状態を示す。ハンドル
ポスト23は、溝部23b,23cに隣接させて、段部
23d,23e(符号23eは不図示。後で詳述す
る。)を形成した部材である。
【0101】以上に述べたハンドル支持機構227の作
用を次に説明する。図37(a)〜(c)は本発明に係
るハンドル支持機構のノブの作用を説明する作用図であ
り、(a)は断面図、(b)及び(c)は(a)のA方
向からバー266及びハンドルポスト23を見た図であ
る。(a)において、ノブ236を押して、ハンドルポ
スト23の溝部23b,23cからバー266を浮せ
る。
【0102】(b)において、バー266が溝部23
b,23cから浮いたことで、ノブ236は回転可能に
なる。そこで、ノブ236を矢印の向きに回転させる。
各溝部23b,23cの矢印の向きには前述した段部2
3d,23eが存在するため、ノブ236をハンドルポ
スト23に干渉させずに回転させることができる。
【0103】(c)は、ノブ236を(b)の位置から
90°回転させた図であり、バー266はハンドルポス
ト23の切欠き部23aに沿う状態になって、ノブ23
6は、ハンドルクランプレバー237((a)参照)と
一体的にハンドルポスト23の切欠き部23aから抜け
るようになる、即ち、ノブ236によりハンドルポスト
23とハンドルクランプレバー237との結合が解除さ
れる。
【0104】図38(a),(b)は本発明に係るハン
ドル支持機構のハンドルクランプレバー及びその周辺部
品の作用を説明する作用図である。なお、以下の説明は
ハンドル17側の構成に基づいて説明するが、ハンドル
18側についても同様に作用する。図37(a)〜
(c)で、ノブ236を回して、ハンドルポスト23と
ハンドルクランプレバー237との結合を解除した後
に、図38(a)において、ハンドルクランプレバー2
37を結合ピン243を中心にして矢印の向きに跳ね上
げる。
【0105】図34に戻って、ハンドルクランプレバー
237の第1端部241aと結合ピン243の軸心との
距離L1は、第2端部241bと結合ピン243の軸心
との距離L2よりも大きいため、図38(a)におい
て、ハンドルクランプレバー237の跳ね上げによっ
て、第2端部241bとワッシャ262との間には距離
Cの隙間ができる。
【0106】距離Cの隙間ができることで、(b)にお
いて、ナット部材244及びセンタボルト253ととも
にハンドル17を矢印の方向に移動させることができ、
ハンドルポスト23の凹部263からハンドル17の凸
部17dを外すことができ、ハンドル17の回転規制が
なくなってハンドル17を折り畳むことができるように
なる。
【0107】図39は本発明に係るハンドルの折り畳み
状態を示す正面図であり、ハンドル17,18を最も大
きく折り畳んだ状態を示す。このように、ハンドル1
7,18を折り畳むことで、ハンドル17,18の最大
幅WH(この最大幅WHは、前述のナンバープレートの
幅よりも小さい。)を、折り畳む前のハンドル17,1
8の最大幅に対して非常に小さくすることができ、この
二輪車両を車載する場合の収納スペース、特に収納幅に
関しては格段に有利となる。
【0108】図40は本発明に係るバックミラーの折り
畳みを説明する説明図であり、ハンドル17,18の折
り畳みが完了した後に、ハンドル17,18の車幅方向
の幅(即ち、ハンドル17,18の間隔である。)とほ
ぼ同じになるようにバックミラー21,22を矢印の向
きに回転させる。ここでは、バックミラー21,22を
回転させた後は、バックミラー21,22の反射面が車
体側方を向く。このときのバックミラー21,22の最
大幅をWMとすると、最大幅WMは前述のナンバープレ
ートの幅よりも小さくしたものである。
【0109】図41は本発明に係る二輪車両のハンドル
ポストの折り畳み機構を説明する側面図(一部断面図)
であり、ハンドルポスト23は、上部アーム28に折り
畳み可能に取付けた部材であり、上部アーム28との連
結部の近傍に、上部アーム28との結合を解除して折り
畳むことができるハンドルポスト折り畳み機構274
と、メインスイッチ275とを備える。
【0110】図42は図41の42−42線断面図であ
り、ハンドルポスト折り畳み機構274は、ハンドルポ
スト23に設けたシリンダ部277と、このシリンダ部
277に移動可能に挿入したロックピン278と、この
ロックピン278の先端を挿入するために上部アーム2
8に設けた第1ロックピン挿入穴281と、ロックピン
278を第1ロックピン挿入穴281に押し付けるスプ
リング282と、ロックピン278の端部小径部283
(283aは鍔部である。)に端部286aを連結する
とともに支軸284にスイング可能に取付けたL字状ア
ーム286と、このL字状アーム286の他の端部28
6bに小径部287を連結したプッシュロッド288
と、このプッシュロッド288をガイドするガイド部2
91とからなる。
【0111】ここで、293はメインスイッチ275の
端部に取付けたアーム部であり、メインスイッチ275
に挿入したキー294(図41参照)を回したときに一
体的に回転する部材である。295はハンドルポスト2
3と上部アーム28とを連結する折り畳み軸としてのソ
ケットボルト、296はソケットボルト295の端部に
ねじ込んだナット、297(図41参照)はハンドルポ
スト23を折り畳んだときにロックピン278の先端を
挿入する第2ロックピン挿入穴である。
【0112】以上に述べたハンドルポスト折り畳み機構
274の作用を次に説明する。図43(a),(b)は
本発明に係るハンドル折り畳み機構の作用を説明する第
1作用図である。(a)において、まず、プッシュロッ
ド288を矢印の向きaに押す。これにより、プッシュ
ロッド288の先端に連結したL字状アーム286を支
軸284を中心に矢印bの向きにスイングさせ、L字状
アーム286の端部286aに連結したロックピン27
8を矢印cの向きに移動させる。この結果、ロックピン
278の先端が第1ロックピン挿入穴281から外れ、
上部アーム28に対してハンドルポスト23がスイング
可能になる。
【0113】(b)において、矢印の向きにハンドルポ
スト23を倒す、即ち、ハンドルポスト23を折り畳
む。このとき、プッシュロッド288はまだ押したまま
であり、ロックピン278の先端は、第2ロックピン挿
入穴297に臨む。
【0114】図44(a),(b)は本発明に係るハン
ドル折り畳み機構の作用を説明する第2作用図である。
(a)において、ハンドルポスト23を折り畳むときに
押していたプッシュロッド288から手を離すと、スプ
リング282の弾性力でロックピン278は矢印の向き
に移動し、ロックピン278の先端は第2ロックピン挿
入穴297内に突出する。これで、折り畳まれたハンド
ルポスト23がロック状態になり、上部アーム28に固
定した状態となる。
【0115】図43(a)では、メインスイッチ275
のアーム部293は下方に延びた状態にあったが、図4
4(b)において、メインスイッチ275にキー294
(図41参照)を挿入し、このキー294を回してアー
ム部293を矢印の向きに回転させてプッシュロッド2
88側に延ばせば、プッシュロッド288の先端にアー
ム部293の端部が近接することになり、プッシュロッ
ド288を押そうとしても押すことができなくなる。従
って、ロックピン278を第1ロックピン挿入穴297
から外すことができず、折り畳んだハンドルポスト23
を起こすことはできない。
【0116】この状態が図4の状態であり、ハンドルポ
スト23の端部がハンドル17,18の付け根部分とと
もにシート13の前部を覆うため、シート13をスライ
ドさせるためにシート13の前部に設けたストッパ解除
レバー212(図27参照)の操作ができなくなり、シ
ート13下の収納ネット66(図2参照)内を悪戯され
る心配がない。
【0117】図45は本発明に係る二輪車両のスタンド
を示す正面図(一部断面図)であり、スタンド51は、
左側のサブフレームの下部にボルト501で一体的に取
付けたベース部材502と、このベース部材502に対
して後述するスタンド本体504を所定位置で止めてお
くためにベース部材502に付設したラチェット機構5
03と、このラチェット機構503に連結したスタンド
本体504と、このスタンド本体504を収納する側に
引張る引張りばね505と、前述のラチェット機構50
3の結合を解除する解除機構506とからなる。
【0118】ラチェット機構503は、ベース部材50
2及び他の軸受部材(車体の反対側に設けたもの)に回
転可能に取付けたシャフト511と、このシャフト51
1の端部に設けたフランジ部512と、このフランジ部
512の径外方に設けた凹部513(ベース部材502
に設けた凹部である。)と、これらのフランジ部512
及び凹部513のそれぞれの間に介在させた爪部材51
4…(…は複数個を表す。以下同様。)とからなる。
【0119】解除機構506は、シャフト511のフラ
ンジ部512に隣接させたディスク状の解除プレート5
17と、この解除プレート517に一体的に取付けた解
除レバー518と、解除プレート517及びフランジ部
512をベース部材502とで挟み込むカバープレート
522とからなる。525はカバープレート522をベ
ース部材502にボルト501とともに取付けるボル
ト、526…はスプリング、527はスペーサ、52
8,529はダストシールである。
【0120】図46は本発明に係るスタンドの第1側面
図であり、スタンド本体504を通常使用する通常使用
位置、即ち、図2のように前後輪11,12を折り畳ま
ないときに使用する位置で固定した状態を示す。なお、
図では説明の都合上、カバープレート522は外してあ
る(以下、図47及び図48も同じ)。シャフト511
のフランジ部512は、爪部材514の一端を支持する
窪み部512a,512aをシャフト511に対向して
設けるとともに、外周部に前述のスプリング526…を
係合させたものである。スプリング526はフランジ部
512と解除プレート(図45参照)との間に介在させ
たものであり、解除レバー518のリターンスプリング
の役目をする。詳細は後述する。
【0121】ベース部材502の凹部513は、円形状
の部分であり、側壁513aに、爪部材514が結合す
る第1切欠き部535,535及び第2切欠き部53
6,536を形成したものである。図では、爪部材51
4,514の各先端が第1切欠き部535,535に結
合している。
【0122】図47は本発明に係るスタンドの第2側面
図であり、スタンド本体504を、前後輪11,12
(図4参照)を折り畳んだ折り畳み時使用位置(図4参
照)で固定した状態を示す。爪部材514,514はフ
ランジ部512、シャフト511及びスタンド本体50
4と一体的に回転する。図では、爪部材514,514
の各先端が第2切欠き部536,536に結合してい
る。
【0123】図48は本発明に係るスタンドの第3側面
図であり、スタンド本体504を、走行時に使用する走
行時使用位置、即ち収納位置で固定した状態を示す。ス
タンド51の収納時には、爪部材514,514の各先
端は第1・第2切欠き部535,536のどちらにも結
合していない。この時、スタンド51は引張りばね50
5の弾性力で車体フレーム25に固定した状態にある。
【0124】以上に述べたラチェット機構及び解除機構
の作用を次に説明する。図49は本発明に係るラチェッ
ト機構及び解除機構の作用を説明する側面図である。な
お、図は解除プレート517を取付けた状態にある。
(a)は、爪部材514,514が、凹部513の第1
切欠き部535,535に結合した状態であり、図47
に示したのと同じ状態である。
【0125】解除プレート517は、爪部材514,5
14を囲む開口部537,537を備え、これらの開口
部537,537に、爪部材514,514の外側面を
押すテーパ面538,538を設けた部材である。
【0126】ここで、541,541は、フランジ部5
12(図48参照)から手前側に突出する突出部、54
2,542は突出部541,541を挿入するために解
除プレート517に開けた挿入穴であり、これらの突出
部541と挿入穴542とでフランジ部512に対する
解除プレート517のストッパを構成する。
【0127】(a)の状態から矢印の向きに解除レバー
518を揺動させ、解除プレート517を一体的に回転
させると、(b)の状態になる。即ち、(b)におい
て、解除プレート517の開口部537,537に設け
たテーパ面538,538が、爪部材514,514の
外側面を径内方へ押すために第2切欠き部536,53
6から爪部材514,514の先端が外れる。この結
果、ラチェット機構503の結合を解除することにな
り、スタンド本体504を矢印のように収納位置側へ移
動させることができる。
【0128】図50は本発明に係る二輪車両のハンドル
の斜視図であり、ハンドル17,18に取付けたスイッ
チケース231,232の車体前方側にそれぞれウイン
カ233,234を設けたことを示す。(234につい
てはLEDが装着されていない状態を示す。
【0129】ウインカ233,234は、複数のLED
で構成したものであり、小型で、低熱性で、且つ高輝度
であるという特徴を有する。小型であるために、ウイン
カ233,234自体、ひいてはスイッチケース23
1,232をコンパクトに構成することができる。ま
た、低熱性であるために、スイッチケース231,23
2内に収納した他の電装品に対して熱の影響を与える心
配がない。更に、高輝度であるために、ウインカ23
3,234の前方からの視認性を高めることができる。
ウインカはブレーキレバーよりも上方のスイッチケース
の背面に配置去れ、233aのLED群は前方を指向し
て3段に設けられるので、前方から及び側方からの視認
を確保している。234も同様に配置される。
【0130】図51は図50の51−51線断面図であ
り、スイッチケース231内に、前下がりの湾曲したベ
ース部材の傾斜面561を設け、この傾斜面561に階
段状に穴部562…を開け、これらの穴部562…内に
それぞれLED563を挿入したことを示す。各LED
は基板564に端子が接続されのと共に基板564とベ
ース部材(561、562)は一体に接合されている。
ベース部材によりLEDが保持されているのでLEDが
振動に対して有利である。なお、565はレンズ、56
6は左右可倒式のウインカスイッチ、567はホーンス
イッチである。尚、ウインカーレンズ565はクリアレ
ンズにて構成され、LEDはアンバー(橙色)にて設定
される。
【0131】図52は本発明に係る二輪車両のウインカ
スイッチの別の実施の形態を示す斜視図であり、ウイン
カスイッチとしてジョグダイアルスイッチ571を採用
したことを示す。ここで、572はハンドル、573は
グリップ、574はリヤブレーキレバーである。
【0132】ジョグダイアルスイッチ571は、ウイン
カスイッチとしてだけではなく、ヘッドランプの走行ビ
ームとすれ違いビームとを切換えるディマースイッチ及
びホーンスイッチの機能も備える。スイッチ571の上
面にはスイッチの機能を表示する表示部568を備え、
上下HI/LOWはディマースイッチ左右のTURNは
ウインカースイッチを現わす。
【0133】このように二輪車両のハンドル572にジ
ョグダイアルスイッチ571を取付けると、種々のスイ
ッチを別々に取付けるよりもハンドル周りを小型に且つ
シンプルに構成構成することができる。華方LEDウイ
ンカーをあわせてハンドルスイッチケースを一層小型化
出来る。
【0134】図53は本発明に係るジョグダイアルスイ
ッチの正面図であり、ジョグダイアルスイッチ571
は、凹面とした操作部576を中央部に備える。57
7,578はウインカスイッチを構成する左操作ボタン
及び右操作ボタンであり、左操作ボタン577を押すと
左ウインカが点滅し、右操作ボタン578を押すと右ウ
インカが点滅する。
【0135】581,582はディマースイッチを構成
する上操作ボタン及び下操作ボタンであり、上操作ボタ
ン581を押すと走行ビームが点灯し、下操作ボタン5
82を押すとすれ違いビームが点灯する。583は操作
部576の中央に配置したホーンスイッチボタンであ
り、押せばホーンが鳴る。
【0136】以上説明したように、本発明は第1に、ハ
ンドル17,18にスイッチケース231,232及び
ウインカ233,234を備えた二輪車両10におい
て、スイッチケース231,232の車体前方側にウイ
ンカ233,234を設けたことを特徴とする。ウイン
カ233,234をスイッチケース231,232に設
けるので、ハンドル17,18周りをコンパクトにする
ことができ、また、スイッチケース231,232にウ
インカ233,234を含めた電装品が集中するため
に、電気配線を容易に行うことができ、生産性を高める
ことができる。
【0137】本発明は第2に、ウインカ233,234
を、LED563で構成したことを特徴とする。ウイン
カ233,234をLED563で構成することで、ス
イッチケース231,232を小型にすることができ、
また、低熱性であるために、スイッチケース231,2
32内に配置した他の部品への熱影響も問題なく、更
に、高輝度であるために視認性を向上させることができ
る。
【0138】本発明は第3に、ウインカ233,234
を点滅させるスイッチをスイッチケース231,232
に設けるとともにジョグダイアルスイッチ571にて構
成したことを特徴とする。ジョグダイアルスイッチ57
1で種々のスイッチを兼用することができ、スイッチケ
ース231,232をコンパクトにすることができる。
従って、上記したウインカ233,234の形状や配置
の自由度を増すことができる。
【0139】本発明は第4に、LED563を、スイッ
チケース231,232の車体前方側に設けた前下がり
の傾斜面561に階段状に配置したことを特徴とする視
認性が良好になり、また、光量を確保することができ
る。
【0140】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の車両のウインカ構造は、スイッチケー
スの車体前方側にウインカを設けたので、ハンドル周り
をコンパクトにすることができ、また、スイッチケース
にウインカを含めた電装品が集中するために、電気配線
を容易に行うことができ、生産性を高めることができ
る。
【0141】請求項2の車両のウインカ構造は、ウイン
カを、LEDで構成したので、スイッチケースを小型に
することができ、また、低熱性であるために、スイッチ
ケース内に配置した他の部品への熱影響も問題なく、更
に、高輝度であるために視認性を向上させることができ
る。
【0142】請求項3の車両のウインカ構造は、ウイン
カを点滅させるスイッチをスイッチケースに設けるとと
もにジョグダイアルスイッチにて構成したので、ジョグ
ダイアルスイッチで種々のスイッチを兼用することがで
き、スイッチケースをコンパクトにすることができる。
従って、上記したウインカの形状や配置の自由度を増す
ことができる。
【0143】請求項4の車両のウインカ構造は、LED
を、スイッチケースの車体前方側に設けた前下がりの傾
斜面に階段状に配置したので、視認性が良好になり、ま
た、光量を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折り畳み二輪車両の斜視図
【図2】本発明に係る二輪車両の側面図
【図3】本発明に係る二輪車両の折り畳みを説明する作
用図(前半)
【図4】本発明に係る二輪車両の折り畳みを説明する作
用図(後半)
【図5】本発明に係る二輪車両を四輪車両に搭載した状
態を示す斜視図
【図6】本発明に係る四輪車両に搭載した2種の二輪車
両を示す斜視図
【図7】本発明に係る二輪車両の積み降ろしの作用及び
そのための構成を説明する作用図(前半)
【図8】本発明に係る二輪車両の積み降ろしの作用及び
そのための構成を説明する作用図(後半)
【図9】本発明に係る四輪車両のドアに設けた昇降装置
を示す斜視図
【図10】本発明に係る二輪車両の積み降ろしの別の作
用及びそのための構成を説明する作用図(前半)
【図11】本発明に係る二輪車両の積み降ろしの別の作
用及びそのための構成を説明する作用図(後半)
【図12】本発明に係る二輪車両のホイール構造を示す
分解斜視図
【図13】本発明に係る二輪車両のホイール構造を示す
断面図(分解図)
【図14】本発明に係る二輪車両のホイール構造を示す
断面図
【図15】本発明に係る二輪車両の前輪側の要部斜視図
【図16】本発明に係る二輪車両のフロントスイングア
ームを説明する斜視図
【図17】本発明に係るフロントスイングアームのスイ
ングアームロック機構を説明する断面図
【図18】本発明に係る二輪車両の前部を示す要部側面
【図19】本発明に係る二輪車両の後部を示す要部側面
【図20】本発明に係る二輪車両の前後輪の折り畳み要
領を説明するフロー図
【図21】本発明に係るスイングアームロック解除機構
の作用を説明する作用図
【図22】本発明に係る前後輪の折り畳みの作用を説明
する作用図
【図23】本発明に係る二輪車両の前後輪を広げる要領
を説明するフロー図
【図24】本発明に係るロック検知スイッチの状態を説
明する作用図
【図25】本発明に係るスイングアームロック機構の作
用を説明する作用図
【図26】本発明に係るスイングアームロック機構の別
の実施の形態を示す断面図
【図27】本発明に係る二輪車両のシートの断面図
【図28】本発明に係るシートに付設したスライド機構
及びストッパ機構の断面図
【図29】本発明に係る二輪車両のシートの作用を説明
する作用図
【図30】本発明に係る二輪車両のハンドル周りの状態
を示す斜視図
【図31】本発明に係る二輪車両のハンドルの斜視図
【図32】図30の32矢視図
【図33】図32の33−33線断面図
【図34】図32の34−34線断面図
【図35】図32の35−35線断面図
【図36】本発明に係るハンドル要部及びノブを示す斜
視図
【図37】本発明に係るハンドル支持機構のノブの作用
を説明する作用図
【図38】本発明に係るハンドル支持機構のハンドルク
ランプレバー及びその周辺部品の作用を説明する作用図
【図39】本発明に係るハンドルの折り畳み状態を示す
正面図
【図40】本発明に係るバックミラーの折り畳みを説明
する説明図
【図41】本発明に係る二輪車両のハンドルポストの折
り畳み機構を説明する側面図(一部断面図)
【図42】図41の42−42線断面図
【図43】本発明に係るハンドル折り畳み機構の作用を
説明する第1作用図
【図44】本発明に係るハンドル折り畳み機構の作用を
説明する第2作用図
【図45】本発明に係る二輪車両のスタンドを示す正面
【図46】本発明に係るスタンドの第1側面図
【図47】図47は本発明に係るスタンドの第2側面図
【図48】本発明に係るスタンドの第3側面図
【図49】本発明に係るラチェット機構及び解除機構の
作用を説明する側面図
【図50】本発明に係る二輪車両のハンドルの斜視図
【図51】図50の51−51線断面図
【図52】本発明に係る二輪車両のウインカスイッチの
別の実施の形態を示す斜視図
【図53】本発明に係るジョグダイアルスイッチの正面
【符号の説明】
10…折り畳み二輪車両、17,18…ハンドル、23
1,232…スイッチケース、233,234…ウイン
カ、561…傾斜面、571…ジョグダイアルスイッ
チ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒堀 誠一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3K039 AA01 BA01 LA07 LC06 LD06 MD06 NA03 NA07 NA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルにスイッチケース及びウインカ
    を備えた車両において、前記スイッチケースの車体前方
    側に前記ウインカを設けたことを特徴とする車両のウイ
    ンカ構造。
  2. 【請求項2】 前記ウインカは、LEDで構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のウインカ構造。
  3. 【請求項3】 前記ウインカを点滅させるスイッチを前
    記スイッチケースに設けるとともにジョグダイアルスイ
    ッチにて構成したことを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の車両のウインカ構造。
  4. 【請求項4】 前記LEDは、前記スイッチケースの車
    体前方側に設けた前下がりの傾斜面であって、スイッチ
    ケース前方に設けられるレバー部材よりも上方位置に階
    段状に配置したものであることを特徴とする請求項1、
    請求項2又は請求項3記載の車両のウインカ構造。
  5. 【請求項5】 前記ウインカーは3次曲面にて構成され
    るベース部材に保持されるLEDがベース部材と一体化
    される基板にその端子を結合し、その外方をウインカー
    レンズにて覆われて構成されることを特徴とする請求項
    1〜請求項4記載の車両のウインカ構造。
JP2001314564A 2001-09-03 2001-09-04 車両のウインカ構造 Expired - Fee Related JP4580129B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001314564A JP4580129B2 (ja) 2001-09-04 2001-09-04 車両のウインカ構造
TW91116874A TW546224B (en) 2001-09-03 2002-07-29 LED lighting device for vehicles
ES200201992A ES2233134B1 (es) 2001-09-03 2002-08-29 Sistema de iluminacion de led para vehiculo.
IT000759A ITTO20020759A1 (it) 2001-09-03 2002-08-30 Sistema d'illuminazione a led per veicoli
CN 02151597 CN1253340C (zh) 2001-09-03 2002-08-30 车辆用发光二极管照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001314564A JP4580129B2 (ja) 2001-09-04 2001-09-04 車両のウインカ構造

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010027807A Division JP5079031B2 (ja) 2010-02-10 2010-02-10 二輪車両のウインカ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003072616A true JP2003072616A (ja) 2003-03-12
JP4580129B2 JP4580129B2 (ja) 2010-11-10

Family

ID=19132855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001314564A Expired - Fee Related JP4580129B2 (ja) 2001-09-03 2001-09-04 車両のウインカ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4580129B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2292499A1 (en) * 2008-07-02 2011-03-09 Honda Motor Co., Ltd. Handle switch for vehicle

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4030099Y1 (ja) * 1964-12-17 1965-10-21
JPS5311976U (ja) * 1976-07-14 1978-01-31
JPS5653934A (en) * 1979-10-08 1981-05-13 Yamaha Motor Co Ltd Illuminator for motor cycle
JPS5856975A (ja) * 1981-09-30 1983-04-04 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車用ハンドル
JPS58126275A (ja) * 1982-01-18 1983-07-27 ヤマハ発動機株式会社 バーハンドルを備えた車両のハンドルカバー装置
JPS606690U (ja) * 1983-06-22 1985-01-18 ナイルス部品株式会社 二輪車用方向指示器
JPH0378136U (ja) * 1989-12-01 1991-08-07
JPH10218059A (ja) * 1997-02-07 1998-08-18 Yamaha Motor Co Ltd スクータ型自動二輪車
JP2598422Y2 (ja) * 1993-10-19 1999-08-09 本田技研工業株式会社 ウインカーレンズの取付構造
JP2000198476A (ja) * 1998-12-31 2000-07-18 Eiji Tamaki 自転車用方向指示装置
JP2003072618A (ja) * 2001-09-03 2003-03-12 Honda Motor Co Ltd 車両用led灯火装置
JP2004530586A (ja) * 2001-02-15 2004-10-07 マッカリスター デザインズ インコーポレーテッド バックライト付きハンドルバー制御組立体

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4030099Y1 (ja) * 1964-12-17 1965-10-21
JPS5311976U (ja) * 1976-07-14 1978-01-31
JPS5653934A (en) * 1979-10-08 1981-05-13 Yamaha Motor Co Ltd Illuminator for motor cycle
JPS5856975A (ja) * 1981-09-30 1983-04-04 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車用ハンドル
JPS58126275A (ja) * 1982-01-18 1983-07-27 ヤマハ発動機株式会社 バーハンドルを備えた車両のハンドルカバー装置
JPS606690U (ja) * 1983-06-22 1985-01-18 ナイルス部品株式会社 二輪車用方向指示器
JPH0378136U (ja) * 1989-12-01 1991-08-07
JP2598422Y2 (ja) * 1993-10-19 1999-08-09 本田技研工業株式会社 ウインカーレンズの取付構造
JPH10218059A (ja) * 1997-02-07 1998-08-18 Yamaha Motor Co Ltd スクータ型自動二輪車
JP2000198476A (ja) * 1998-12-31 2000-07-18 Eiji Tamaki 自転車用方向指示装置
JP2004530586A (ja) * 2001-02-15 2004-10-07 マッカリスター デザインズ インコーポレーテッド バックライト付きハンドルバー制御組立体
JP2003072618A (ja) * 2001-09-03 2003-03-12 Honda Motor Co Ltd 車両用led灯火装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2292499A1 (en) * 2008-07-02 2011-03-09 Honda Motor Co., Ltd. Handle switch for vehicle
EP2292499A4 (en) * 2008-07-02 2012-06-06 Honda Motor Co Ltd MANUALLY SWITCH FOR VEHICLE
US8686305B2 (en) 2008-07-02 2014-04-01 Honda Motor Co., Ltd. Handle switch of vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP4580129B2 (ja) 2010-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003072652A (ja) 折り畳み二輪車両を四輪車両に搭載するための搭載構造
JP2003083370A (ja) ホイール構造
JP4381768B2 (ja) 自動二輪車の収納装置
JPH1045076A (ja) 脱着式バッテリボックスのロック機構
JP4176610B2 (ja) スクータ型車両
JP4119344B2 (ja) 自動二輪車
JP4243162B2 (ja) 軽車両
US6845835B2 (en) Seat holding structure for a two-wheel vehicle and two-wheel vehicle
JP2005112312A (ja) 自動二輪車
JP4730803B2 (ja) 二輪車搭載車両
JP2003072610A (ja) 折り畳み車両のスタンド構造
JP4176609B2 (ja) 軽車両
JP4514085B2 (ja) 電動二輪車
JP2003072616A (ja) 車両のウインカ構造
JP5079031B2 (ja) 二輪車両のウインカ構造
JP2003072653A (ja) 折り畳み二輪車両
JP4648599B2 (ja) 車両のハンドル保持構造
JP2003081169A (ja) 二輪車両の折り畳み方法
JP4532040B2 (ja) 二輪車のメータユニット
JP2003072618A (ja) 車両用led灯火装置
JP4145766B2 (ja) スクータ型車両
JP3900406B2 (ja) 鞍乗型車両における車体前部構造
JP4676109B2 (ja) 折畳み可能な車両
JP4129905B2 (ja) 鞍乗型車両における車両構成部品の収納構造
JP2003072651A (ja) 操舵装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100827

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140903

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees