JP2003072330A - タイヤ監視システム - Google Patents
タイヤ監視システムInfo
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C23/00—Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
- B60C23/02—Signalling devices actuated by tyre pressure
- B60C23/04—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
- B60C23/0408—Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
無線送信された信号をキーレスエントリシステム用の受
信機を利用して受信するタイヤ監視システムを提供す
る。 【解決手段】 携帯機3から発信されたドア開閉制御情
報は受信装置20で受信され、ドアロック機構4が駆動
される。各タイヤ2に設けられたタイヤセンサユニット
10は、タイヤ空気圧及びタイヤ内温度を検出し、それ
らのデータ及び識別情報を無線送信する。タイヤセンサ
ユニット10から送信された信号は受信装置20で受信
され、表示装置30へ供給される。タイヤ異常判定部3
1は、空気圧が空気圧低下検出しきい値よりも低下し、
且つ、温度が温度上昇検出しきい値を越えた場合は、警
告灯32を点灯し、また、警報ブザー33を鳴動させ
て、タイヤ異常を報知する。
Description
れた無線式タイヤセンサから送信されるタイヤ空気圧等
のタイヤの状態に関する情報をキーレスエントリシステ
ム用の受信機を利用して受信し、タイヤのパンク等のタ
イヤ異常を報知するようにしたタイヤ監視システムに関
する。
イヤ圧(タイヤ空気圧)を検出して無線伝送するタイヤ
センサを各タイヤに取り付け、検出されたタイヤ圧に基
づいてパンクの有無を判定してパンクの発生を表示する
とともに、パンクしたタイヤで走行可能な距離を表示す
るようにしたタイヤ圧関連情報表示装置が記載されてい
る。
は、車両の旋回時や急制動時に車体に作用する横加速度
又は前後加速度により変化する分担荷重によるタイヤ圧
変動によるパンク誤検出を防止するために、加速度セン
サによって検出される加速度に応じて荷重移動量を予測
し、各タイヤの分担荷重を予測した荷重移動量により補
正し、補正した分担荷重に応じて各タイヤの標準タイヤ
圧を設定し、これを基準として各タイヤの検出空気圧を
比較し、タイヤ圧異常を検出するようにしたタイヤ圧異
常検出方法が記載されている。
は、消費電力の低減を図りつつ、タイヤ圧の異常が発生
した後のタイヤ圧の変化を受信装置側で検知できるよう
にしたタイヤ圧情報送受信装置が記載されている。この
タイヤ圧情報送受信装置は次のように構成されている。
即ち、送信装置はタイヤ圧の異常を検出するとタイヤ圧
異常信号を送信し、その後はタイヤ圧に所定値を越える
変化が生じた場合、及び、タイヤ圧が正常に復帰した場
合にのみ、それぞれタイヤ圧異常信号及びタイヤ圧正常
信号を送信する。更に送信装置は、タイヤ圧が正常であ
る場合は、一定時間間隔でタイヤ圧正常信号を送信す
る。受信装置は、タイヤ圧異常信号を受信した場合に第
1警告灯を点灯させるとともに、上記一定時間以上にわ
たって信号を受信しない場合に第2警告灯を点灯させ
る。
には、電力消費を抑制し、長時間にわたるタイヤ内圧の
監視を実現するようにしたタイヤ内圧監視装置が記載さ
れている。このタイヤ内圧監視装置は次のように構成さ
れている。即ち、タイヤ内圧が所定の圧力まで低下する
と、タイヤ内圧検出器が通電スイッチを閉成し、電源電
池からコード化情報発生部とテレメータ送信機に電力が
供給され、タイヤ破損危険信号が送信アンテナから発信
される。受信部は上記信号を受信し、タイヤがパンクす
るおそれのあることを警報機で報知する。
には、車両タイヤの内部にタイヤ圧センサを設けて、電
池をタイヤ外部に取り付け、車両タイヤの外部で直接電
池を着脱・交換できるようにした内蔵式タイヤ圧センサ
の電源装置が記載されている。
には、タイヤの空気圧の異常を検出して車体側に無線で
報知するタイヤ空気圧警報装置において、異常検出及び
異常報知のための電力消費量を必要最小限に抑えつつ、
空気圧の異常を速やかに報知できるようにしたタイヤ空
気圧警報装置が記載されている。このタイヤ空気圧警報
装置は次のように構成されている。即ち、タイヤ内に組
み込まれるタイヤ側警報装置は、振動センサがタイヤの
微少振動を検出した際に制御回路が動作する。制御回路
は、圧力センサ及び温度センサを駆動することによって
タイヤ内の空気圧及び温度を検出してその異常判定を行
ない、異常時には送信回路を駆動して異常内容を表わす
信号を車体側警報装置に送信させる。タイヤが振動しな
い駐・停車時には動作を停止するので電池の消耗を抑制
できる。
の異常を検出して警告等を発生するシステムでは、タイ
ヤ側にタイヤの空気圧やタイヤの温度などのタイヤの状
態を検知するセンサ及び検知したタイヤの状態に関する
情報を無線送信する送信機を設けるとともに、車体側に
受信機を備える必要がある。
クを遠隔制御することのできるキーレスエントリシステ
ムを備えた車両が普及している。このようなキーレスエ
ントリシステムを備えた車両にタイヤ監視システムを更
に装備した場合には、キーレスエントリシステム用の受
信機の他にタイヤ監視システム用の受信機をさらに取り
付ける必要があり、経済的でないとともに受信機の設置
スペースが必要となる。
も変換する。また、車両のタイヤは走行時に路面との摩
擦によって加熱される。この加熱によりタイヤ内の空気
は膨張し内圧は大幅に変動する。さらに、加熱は、定速
走行時、加速時、減速時、市街地走行時、高速走行時等
により異なる。このためタイヤの空気圧のみに基づいて
タイヤのパンクを検出するようにした従来のタイヤパン
ク検出の技術では、タイヤがパンクしていない状態でも
パンクであるとして検出してしまう虞れがある。
して警告等を発生するシステムでは、各タイヤに設けた
無線式タイヤセンサからタイヤ空気圧又はタイヤ異常情
報を送信する構成であるため、どのタイヤがパンクする
虞れがあるかを判断することができない。さらに、隣接
する他の車両のタイヤから送信された無線信号を受信し
てしまう虞れもある。
なされたもので、タイヤ側から無線送信されたタイヤ状
態に関する情報をキーレスエントリシステム用の受信機
で受信する構成とすることで、タイヤ監視システムを経
済的に実現することを目的とする。また、車両のどのタ
イヤが異常であるかを報知できるタイヤ監視システムを
提供することを目的とする。さらに、タイヤの空気圧と
タイヤ内温度とを検出し、空気圧が予め設定した値より
も低下し且つタイヤ内温度が予め設定した温度よりも上
昇している場合にタイヤに異常があるものと判定するこ
とで、タイヤパンク及びタイヤパンクの虞れのある異常
状態を的確に検出できるようにしたタイヤ監視システム
を提供することを目的とする。
め本発明に係るタイヤ監視システムは、車両の各タイヤ
にそれぞれ設けられタイヤの状態に関する情報を無線で
送信するタイヤセンサユニットと、車体側に設けられタ
イヤセンサユニットから送信されたタイヤの状態に関す
る情報を受信する受信装置と、受信装置で受信したタイ
ヤの状態に関する情報に基づいてタイヤの状態を表示す
る表示装置とからなるタイヤ監視システムであって、受
信装置は車両のキーレスエントリシステム用の受信機を
利用して構成され、タイヤセンサユニットはキーレスエ
ントリシステム用の受信機が受信可能な無線信号方式で
送信する構成としたことを特徴とする。
タイヤ状態に関する情報をキーレスエントリシステム用
の受信機で受信する構成とすることで、タイヤ監視シス
テムを経済的に実現することができる。
別する車両識別情報とタイヤを識別するタイヤ識別情報
とタイヤの状態に関する情報と送信する。これにより、
車体側では自車両のタイヤであること及びどのタイヤ
(右前輪,左後輪等)であるかを識別し、どのタイヤが
異常であるかを報知することができる。
気圧を検出する圧力センサとタイヤ内温度を検出する温
度センサとを備え、タイヤの状態に関する情報としてタ
イヤ空気圧及びタイヤ内温度に関する情報を無線送信
し、表示装置は、受信装置を介して受信したタイヤ空気
圧及びタイヤ内温度に関する情報に基づいて各タイヤ毎
に空気圧の異常及び温度の異常を表示するようにしても
よい。
信したタイヤ空気圧及びタイヤ内温度に関する情報に基
づいて、タイヤ空気圧が予め設定した値以下であり且つ
タイヤ内温度が予め設定した値以上である場合にそのタ
イヤが異常であることを表示するようにしてもよい。こ
れにより、誤報知をなくし、タイヤの異常を的確に報知
することができる。
気圧を検出する圧力センサとタイヤ内温度を検出する温
度センサとを備え、タイヤ空気圧が予め設定した値以下
であり且つタイヤ内温度が予め設定した値以上である場
合にタイヤ異常情報を送信するようにしてもよい。タイ
ヤ異常を検出した際にだけ無線送信を行なうので、タイ
ヤセンサユニットの消費電力を低減できる。
車両識別情報とタイヤを識別するタイヤ識別情報とを格
納する識別情報記憶部を備えるとともに、データ通信部
を介して識別情報記憶部に格納される車両識別情報及び
タイヤ識別情報を更新可能な構成としてもよい。これに
より、タイヤ交換時等に車両識別情報及びタイヤ識別情
報を設定することが可能となる。
図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るタイヤ監
視システムの全体ブロック構成図、図2はタイヤセンサ
ユニットのブロック構成図である。
は、車両の各タイヤ2(前右輪2a,前左輪2b,後右
輪2c,後左輪2d)内にそれぞれ取り付けられた各タ
イヤセンサユニット10(10a,10b,10c,1
0d)と、車両本体側に設けられた受信装置20と、同
じく車両本体側に設けられた表示装置30とからなり、
タイヤセンサユニット10はタイヤのホイールリム部に
取り付けられている。尚、図において符号3は携帯機
(キーレスエントリー信号送信機)、符号4はドアロッ
ク機構であり、携帯機3と受信装置20とドアロック機
構4とで車両のドアのロック/アンロックを遠隔制御す
るキーレスエントリーシステムを構成している。
テムの一例としてドアのロック/アンロックを遠隔制御
するものを示したが、ドアのロック/アンロック制御以
外に例えばトランクの開閉や電動式窓(パワーウィンド
ウ)の開閉等を遠隔制御できる構成であってもよい。
と、このアンテナ21で受信した高周波信号を増幅・復
調して各タイヤセンサユニット10や携帯機3から送信
されたデータを出力する受信部22と、受信部22から
出力された受信データを解読する解読部23とを備え
る。
報に基づいて受信データが自車両に対するものであるか
否かをまず判定し、自車両に対するものである場合には
受信データ中の信号種別識別情報に基づいて受信データ
が携帯機3から送信されたものかタイヤセンサユニット
10から送信されたものかを判別する。そして、解読部
23は、受信したデータがドアのロック/アンロック要
求データ等のキーレスエントリーシステム用のデータで
ある場合には、そのデータをドアロック機構4へ供給す
る。ドアロック機構4は、受信装置20から供給された
ドアのロック/アンロック要求データに基づいてドアの
ロック/アンロックを行なう。また、解読部23は、受
信したデータがタイヤセンサユニット10から送信され
たものである場合には、受信したデータを表示装置30
へ供給する。
に対するものである場合には、車両識別情報を除いた受
信データをドアロック機構4及び表示装置30へ供給す
る構成としてもよい。この場合、ドアロック機構4及び
表示装置30側でキーレスエントリーシステム用のデー
タであるかタイヤ監視システム用のデータであるかの判
断を行なう構成とする。
信部22とを備え、受信したデータをドアロック機構4
及び表示装置30へ供給する構成としてもよい。この場
合、ドアロック機構4及び表示装置30に解読部を設け
て、自車両に対するデータであるか否か、また、キーレ
スエントリーシステム用のデータであるかタイヤ監視シ
ステム用のデータであるかの判断を行なう構成とする。
この構成の場合、キーレスエントリーシステム用の車両
識別情報とタイヤ監視システム用の車両識別情報とを異
なるものにすることができる。
と、警告灯32と、警報ブザー33とを備える。表示装
置30の構成及び作用は後述する。
0は、空気圧センサ11と、温度センサ12と、送信制
御部13と、無線送信部14と、送信用のアンテナ15
と、電源となる電池16とからなる。送信制御部13
は、A/D変換部13aと、送信データ生成部13b
と、識別情報記憶部13cと、書込・読出制御部14d
と、シリアル通信部13eとを備える。符号13fはシ
リアルデータの入出力端子群である。
2の出力はA/D変換器13aへ供給され、このA/D
変換器13aによってデジタルデータ(空気圧データ、
温度データ)へ変換される。識別情報記憶部13cは不
揮発性メモリ等を用いて構成しており、この識別情報記
憶部13cに車両識別情報(車両ID)とタイヤ識別情
報(タイヤID)とが格納される。なお、書込指令と車
両識別情報(車両ID)とタイヤ識別情報(タイヤI
D)とをシリアル通信部13eを介して書込・読出制御
部13dへ供給することで、識別情報記憶部13cに格
納される車両識別情報(車両ID)及びタイヤ識別情報
(タイヤID)を更新することができる。また、センサ
データ読出指令をシリアル通信部13eを介して書込・
読出制御部13dへ供給することで、空気圧データ及び
温度データをシリアル通信部13eを介して外部に出力
させることができる。したがって、このセンサデータ読
出機能を利用することで、各センサ11,12及びA/
D変換器13aの動作をチェックすることができる。
時間間隔毎にA/D変換器13aのA/D変換動作を起
動させ、空気圧データ及び温度データを取得して、取得
したデータを一時記憶する。送信データ生成部13b
は、先に取得した空気圧データと今回取得した空気圧デ
ータとの空気圧差を求め、その差が予め設定した圧変化
許容値を越えている場合、及び、先に取得した温度デー
タと今回取得した温度データとの温度差を求め、その差
が予め設定した温度変化許容値を越えている場合には、
送信データを生成して無線送信部14へ供給する。
所定の搬送周波数の搬送波を所定の変調方式で変調した
信号を生成し、アンテナ15から無線送信する。ここ
で、搬送波の周波数及び変調方式は、携帯機(キーレス
エントリー信号送信機)3と同じである。言い換えれ
ば、キーレスエントリーシステムの無線信号の仕様とタ
イヤ監視システムの無線信号の仕様を共通にしている。
これにより、キーレスエントリーシステム用の受信装置
を利用して、タイヤに関する情報を受信できる。
とタイヤ識別情報(タイヤID)と空気圧データと温度
データとからなる。タイヤ識別情報(タイヤID)に
は、前右輪、前左輪、後右輪、後左輪を区別する情報が
含まれている。なお、タイヤ識別情報(タイヤID)に
タイヤの型式に関する情報等を含めるようにしてもよ
い。
データがプリアンブルデータ、フレーム同期データ、送
信すべきデータの順序である場合、送信データ生成部1
3bはそれと同じデータフォーマットの送信データを生
成する。さらに、送信データ生成部13bは、送信すべ
きデータ(車両識別情報とタイヤ識別情報と空気圧デー
タと温度データ)に対してCRCデータ等のエラーチェ
ックデータを生成して、生成したエラーチェックデータ
を付加するようにしてもよい。エラーチェックデータを
付加することで、受信装置側では受信信号のエラーの有
無をチェックしたり、エラーの訂正を行なうことができ
る。
信部14を介してデータの送信を行なった後に、ランダ
ムに設定した時間が経過した時点で同一の送信データを
再度送信し、2回目の送信からさらにランダムに設定し
た時間が経過した時点で3回目の送信を行なうようにし
てもよい。これにより、複数のタイヤセンサユニット1
0からの無線送信タイミングが一致し、受信装置側で正
常な受信ができなくなることを解消できる。
例を示す図である。携帯機3及びタイヤセンサユニット
10は全40ビットのデータを送信する。最初の16ビ
ットが車両識別情報(車両ID)、次の8ビットが信号
種別、最後の16ビットが制御情報またはタイヤ状態情
報である。信号種別によってキーレスエントリーシステ
ム用の信号であるかタイヤ監視システム用の信号である
かが区別される。さらに、タイヤ監視システム用の信号
である場合には、信号種別がタイヤ識別情報(タイヤI
D)となり、このタイヤ識別情報(タイヤID)によっ
て前右輪、前左輪、後右輪、後左輪が区別される。キー
レスエントリーシステム用の信号では、制御情報の上位
8ビットでドアロック制御情報を表わし、制御情報の下
位8ビットでドアアンロック制御情報を表わす。タイヤ
監視システム用の信号では、タイヤ状態情報の上位8ビ
ットがタイヤ空気圧データであり、タイヤ状態情報の下
位8ビットがタイヤ内温度データである。
判定部31は、受信装置20から供給されたタイヤ識別
情報(タイヤID)、空気圧データ及び温度データに基
づいてそのタイヤが異常であるか否かを判定し、タイヤ
異常を判定した場合には警告灯32を点灯するととも
に、警報ブザー33を鳴音させてタイヤ異常が検出され
たことを報知させる。なお、警告灯32は各タイヤ毎に
対応して表示器32a〜32dを設け、どのタイヤが異
常であるかを可視表示できるようにしている。
を示すグラフである。通常、タイヤ空気圧は2.0Kg
/cm2 前後であり、タイヤ内温度は50℃〜60℃で
ある。タイヤがパンクした場合、空気圧は1.2Kg/
cm2 〜0.8Kg/cm2に低下し、タイヤ内温度は
60℃〜70℃に上昇する。そこで本実施の形態では、
空気圧低下検出しきい値を1.2Kg/cm2 に、温度
上昇検出しきい値を60℃に設定している。
空気圧が上記空気圧低下検出しきい値以下であって且つ
タイヤ内温度が上記温度上昇検出しきい値以上となって
時点Aで警告灯32を点灯し、警報ブザー33を鳴動さ
せる。これにより運転者等にタイヤの異常を報知するこ
とができる。どのタイヤが異常であるかが表示器32a
〜32dによって表示されるので、点検・修理・交換等
が必要なタイヤが速やかに分かる。
表示器とタイヤ内温度上昇を示す表示器とを設け、タイ
ヤ異常判定部31は空気圧低下とタイヤ内温度上昇とを
それぞれ個別に判断して、空気圧低下とタイヤ内温度上
昇とをそれぞれ独立に表示するようにしてもよい。ま
た、警報ブザー33の代りに音声合成装置を備えて、例
えば「右前輪の空気圧が低下しています。」等の音声メ
ッセージによってタイヤの異常を報知するようにしても
よい。
10側から送信されたタイヤ空気圧及びタイヤ内温度に
係る情報を受信装置20で受信し、受信したタイヤ空気
圧及びタイヤ内温度に基づいて車両側でタイヤの異常を
判定する構成を示したが、タイヤセンサユニット10内
にタイヤ異常判定部を設け、タイヤ異常と判定された場
合にタイヤ異常検出情報を無線送信する構成としてもよ
い。このような構成にすれば、タイヤ異常が検出された
際にのみ無線送信がなされるのでタイヤセンサユニット
10の消費電力を大幅に低減できる。
監視システムは、タイヤセンサユニットから無線送信さ
れたタイヤ状態に関する情報をキーレスエントリシステ
ム用の受信機を利用して受信する構成とすることで、タ
イヤ監視システムを経済的に実現できる。
別する車両識別情報とタイヤを識別するタイヤ識別情報
とタイヤの状態に関する情報と送信するので、車体側で
は自車両のタイヤであること及びどのタイヤ(右前輪,
左後輪等)であるかを識別し、どのタイヤが異常である
かを報知することができる。
は、タイヤ空気圧とタイヤ内温度を検出し、タイヤ空気
圧が予め設定した値以下に低下し、且つタイヤ内温度が
予め設定した値以上に上昇した場合に、そのタイヤが異
常であると判定するようにしたので、誤報知を少なく
し、タイヤの異常を的確に報知することができる。
ク構成図
フ
3…携帯機(キーレスエントリー信号送信機)、4…ド
アロック機構、10(10a〜10d)…タイヤセンサ
ユニット、11…空気圧センサ、12…温度センサ、1
3…送信制御部、13a…A/D変換器、13b…送信
データ生成部、13c…識別情報記憶部、13d…書込
・読出制御部、13e…シリアル通信部、14…無線送
信部、15…送信用アンテナ、16…電池、20…受信
装置、21…受信用アンテナ、22…受信部、23…解
読部、30…表示装置、31…タイヤ異常判定部、32
…警告灯、33…警報ブザー。
Claims (7)
- 【請求項1】 車両のタイヤにそれぞれ設けられタイヤ
の状態に関する情報を無線で送信するタイヤセンサユニ
ットと、車体側に設けられ前記タイヤセンサユニットか
ら送信された前記タイヤの状態に関する情報を受信する
受信装置と、前記受信装置で受信した前記タイヤの状態
に関する情報に基づいて前記タイヤの状態を表示する表
示装置とからなるタイヤ監視システムであって、前記受
信装置は車両のキーレスエントリシステム用の受信機を
利用して構成され、前記タイヤセンサユニットは前記キ
ーレスエントリシステム用の受信機が受信可能な無線信
号方式で送信する構成としたことを特徴とするタイヤ監
視システム。 - 【請求項2】 車両のタイヤにそれぞれ設けられタイヤ
の状態に関する情報を無線で送信するタイヤセンサユニ
ットと、車体側に設けられ前記タイヤセンサユニットか
ら送信された前記タイヤの状態に関する情報を受信する
受信装置と、前記受信装置で受信した前記タイヤの状態
に関する情報に基づいて前記タイヤの状態を表示する表
示装置とからなるタイヤ監視システムであって、前記受
信装置は車両のキーレスエントリシステム用の受信機を
利用して構成され、前記タイヤセンサユニットは車両を
識別する車両識別情報とタイヤを識別するタイヤ識別情
報と前記タイヤの状態に関する情報とを前記キーレスエ
ントリシステム用の受信機が受信可能な無線信号方式で
送信する構成としたことを特徴とするタイヤ監視システ
ム。 - 【請求項3】 請求項2に記載のタイヤ監視システムに
おいて、前記表示装置は、前記受信装置で受信した前記
タイヤの状態に関する情報に基づいて各タイヤ毎にタイ
ヤ状態の異常を表示することを特徴とするタイヤ監視シ
ステム。 - 【請求項4】 請求項2に記載のタイヤ監視システムに
おいて、前記タイヤセンサユニットは、タイヤ空気圧を
検出する圧力センサとタイヤ内温度を検出する温度セン
サとを備え、前記タイヤの状態に関する情報として前記
タイヤ空気圧及び前記タイヤ内温度に関する情報を無線
送信し、前記表示装置は、前記受信装置を介して受信し
た前記タイヤ空気圧及び前記タイヤ内温度に関する情報
に基づいて各タイヤ毎に空気圧の異常及び温度の異常を
表示することを特徴とするタイヤ監視システム。 - 【請求項5】 請求項2に記載のタイヤ監視システムに
おいて、前記タイヤセンサユニットは、タイヤ空気圧を
検出する圧力センサとタイヤ内温度を検出する温度セン
サとを備え、前記タイヤの状態に関する情報として前記
タイヤ空気圧及び前記タイヤ内温度に関する情報を無線
送信し、前記表示装置は、前記受信装置を介して受信し
た前記タイヤ空気圧及び前記タイヤ内温度に関する情報
に基づいて、前記タイヤ空気圧が予め設定した値以下で
あり且つ前記タイヤ内温度が予め設定した値以上である
場合にそのタイヤが異常であることを表示することを特
徴とするタイヤ監視システム。 - 【請求項6】 請求項2に記載のタイヤ監視システムに
おいて、前記タイヤセンサユニットは、タイヤ空気圧を
検出する圧力センサとタイヤ内温度を検出する温度セン
サとを備え、前記タイヤ空気圧が予め設定した値以下で
あり且つ前記タイヤ内温度が予め設定した値以上である
場合にタイヤ異常情報を送信することを特徴とするタイ
ヤ監視システム。 - 【請求項7】 請求項2に記載のタイヤ監視システムに
おいて、前記タイヤセンサユニットは、車両を識別する
車両識別情報とタイヤを識別するタイヤ識別情報とを格
納する識別情報記憶部を備えるとともに、データ通信部
を介して前記識別情報記憶部に格納される前記車両識別
情報及び前記タイヤ識別情報を更新可能な構成としたこ
とを特徴とするタイヤ監視システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001269429A JP3938294B2 (ja) | 2001-09-05 | 2001-09-05 | タイヤ監視システム |
US10/298,687 US7019628B2 (en) | 2001-09-05 | 2002-11-19 | Tire monitoring and keyless entry system |
Applications Claiming Priority (2)
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JP2001269429A JP3938294B2 (ja) | 2001-09-05 | 2001-09-05 | タイヤ監視システム |
US10/298,687 US7019628B2 (en) | 2001-09-05 | 2002-11-19 | Tire monitoring and keyless entry system |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3938294B2 JP3938294B2 (ja) | 2007-06-27 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001269429A Expired - Fee Related JP3938294B2 (ja) | 2001-09-05 | 2001-09-05 | タイヤ監視システム |
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Country | Link |
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US (1) | US7019628B2 (ja) |
JP (1) | JP3938294B2 (ja) |
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