JP2005199803A - 自動車のタイヤ盗難防止システム - Google Patents
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Abstract
【課題】タイヤの盗難を監視し、盗難に遭遇したときに警報を出す自動車のタイヤ盗難防止システムの提供。
【解決手段】タイヤを監視するBCM2が、ドア検知スイッチ8からの運転席ドアロック信号と、ドア検知スイッチ9から全ドアロック信号と、TPMS4からワイヤレスキー10のドアロック信号と、キーシリンダロックセンサ7からキーシリンダロック信号が入力されと、車体停止中のタイヤ空気圧及びタイヤ5を特定する信号の監視を開始し、複数個のタイヤ5の何れかの空気圧が規定値以下とされるとき若しくは複数個のタイヤ5の何れかの特定信号が入力されないときに、当該タイヤの盗難信号を警報制御装置であるIPDM3に出力し、IPDM3はタイヤ盗難信号により警報若しくは通報する。
【選択図】 図1
【解決手段】タイヤを監視するBCM2が、ドア検知スイッチ8からの運転席ドアロック信号と、ドア検知スイッチ9から全ドアロック信号と、TPMS4からワイヤレスキー10のドアロック信号と、キーシリンダロックセンサ7からキーシリンダロック信号が入力されと、車体停止中のタイヤ空気圧及びタイヤ5を特定する信号の監視を開始し、複数個のタイヤ5の何れかの空気圧が規定値以下とされるとき若しくは複数個のタイヤ5の何れかの特定信号が入力されないときに、当該タイヤの盗難信号を警報制御装置であるIPDM3に出力し、IPDM3はタイヤ盗難信号により警報若しくは通報する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車のタイヤ盗難防止システムに関する。
従来の自動車のタイヤ異常警報装置としては、タイヤの異常状態を検出して警報を出力するものが知られている(後述の特許文献1参照)。
この自動車のタイヤ異常警報装置は、操作キーから送信される解錠あるいは施錠の空中伝播信号を受信する受信装置によりなる遠隔操作装置を備え、その受信動作に応じてドアロック機構を駆動することにより解錠動作あるいは施錠動作を行うようにした自動車において、前記自動車のタイヤにそのタイヤの異常状態を検出して異常検出の空中伝播信号を送信する送信器を設け、前記受信装置を、前記送信器から送信された異常検出信号を受信すると、警報手段に警報動作を行わせることを特徴とする。
特開平6−247114公報
しかしながら、このような従来のタイヤ異常警報装置は、タイヤの空気圧低下を検知するセンサが送信するデータを受信してタイヤ異常を判断してタイヤ盗難アラームを出力するものであるため、タイヤ各部にナットの脱落を検知するセンサや、空気圧が低下したことを検知するセンサが必要であるので、システムが複雑になるという問題がある。
本発明の自動車のタイヤ盗難防止システムは、運転席側のドアがロックされていることを示す運転席ドアロック信号と、車体全体のドアがロックされていることを示すドアロック信号と、車体全体のドアを施錠又は解錠するワイヤレスキーのドアロック信号と、キーシリンダがロックされている状態を示すキーシリンダロック信号とに基づいて、個々のタイヤ空気圧を監視するタイヤ監視手段が車体停止中のタイヤ空気圧及びタイヤを特定する信号の監視を開始し、前記タイヤ監視手段は、複数個のタイヤの何れかが取り外されようとするとき若しくは取り外されたときに、当該タイヤの盗難信号を警報制御装置に出力し、該警報制御装置は前記タイヤ盗難信号により警報若しくは通報の少なくともいずれかを出力することを特徴とする。
本発明にかかる自動車のタイヤ盗難防止システムによれば、駐車中の自動車のタイヤ空気圧の異常が出力されるか、若しくは、タイヤを特定する信号がタイヤ監視手段に入力されないとき、タイヤ監視手段から警報制御手段にタイヤの盗難信号が出力され、警報制御手段が警報を発する。これによって、タイヤ並びに自動車の盗難を防止することができる。
以下、タイヤ並びに自動車の盗難を防止する自動車のタイヤ盗難防止システムの最良の形態を実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例にかかる自動車のタイヤ盗難防止システムを図面に基づいて説明する。
符号1は、自動車のタイヤ盗難防止システムの全体構成を示す。このタイヤ盗難防止システム1は、制御装置となるBCM(Body Control Module)2と、警報手段となるIPDM(Inteligent Power Device Module)3と、タイヤ空気圧監視手段となるTPMS(Tiye Pressure Management System)4と、タイヤ5に設けられたタイヤ空気圧センサ6と、図示しないハンドルのキーシリンダに設けられたキーシリンダロックセンサ7と、運転席のドアに設けられた運転席ドア検知スイッチ8と、車体の全ドアに設けられたドア検知スイッチ9とで構成される。
BCM2は、車体の様々な場所に設置されたセンサ類やスイッチ類からの信号が入力され、走行、停止、ドアの開閉その他の様々な制御を行うと共に、それらの状態をインストルメントパネルのインジケータ等に表示したり、状態に応じた各種動作を行うように制御する。タイヤ監視のために、BCM2には、少なくとも、IPDM3と、TPMS4と、運転席のドア検知スイッチ8と、車体の全ドアのドア検知スイッチ9とが接続されている。
IPDM3は、BCM2とCAN(Controller Area Network:ISO-11898,ISO-11519)の通信プロトコルによって通信可能に接続され、一例としてBCM2が車体盗難やタイヤ盗難と判断した場合に、CAN通信に基づいて警報アラームを発生したり、車体のヘッドランプを発光させたり、所定の電話やコンピュータに通報する等の動作を行う。
TPMS4は、BCM2と通信可能に接続されている。TPMS4と車体の全タイヤ5に設けられた各々のタイヤ空気圧センサ6とは、それぞれ電波を送受信する送受信器を備えており、電波信号により電気的に接続されている。TPMS4は、全部のタイヤ空気圧センサ6から、タイヤ空気圧信号を受信して、タイヤ特定データ及びタイヤ空気圧データ(TPMS信号)としてBCM2に送信する。
タイヤ空気圧センサ6は、一例として、歪みセンサとICチップとアンテナ等からなり、タイヤ5の空気注入口等に設置される。タイヤ5側のICチップはアンテナから誘導電力を受信すると、歪みセンサの計測値として表れるタイヤ空気圧を検出して、アンテナから再び計測した計測値を発信するようになっている。
タイヤホイールを支持する支持板若しくはフレーム側には、タイヤ空気圧センサ6と無線通信可能なアンテナとマイクロコンピュータユニットとを設置し、フレーム側のアンテナから誘導電波を出力し、タイヤ空気圧センサ6のアンテナでこの誘導電波を受信して起電力とし、ICチップを介して歪みセンサのデータを読み取り、タイヤ側のアンテナからフレーム側のアンテナにタイヤ空気圧データを送信する。フレーム側のマイクロコンピュータユニットは、このタイヤ空気圧データをTPMS4に送信し、TPMS4はBCM2に該当するタイヤの空気圧を送信し、BCM2はこのデータを適正値と比較する。
BCM2は、各タイヤ5のそれぞれのタイヤ5の有無を判断すると共に、各タイヤ5の空気圧データを状態に応じて定められた適正値と比較判断し、BCM2はタイヤ5の有無及び空気圧データの適否をインストルメントパネルのインジケータ等に表示する。
TPMS4は、又、遠隔操作システムのワイヤレスキー10のドアロック信号を受信可能とされており、ワイヤレスキー10のドアロック信号を受信して、BCM2に車体の全ドアが施錠されるロック状態になったり、全ドアが解錠されるアンロック状態になったことを送信する。
タイヤ監視において、BCM2は、キーシリンダロックセンサ7がキーシリンダロック信号を出力し、運転席のドア検知スイッチ8が運転席ドアの閉を検知し、ドア検知スイッチ9が車体の全ドアの閉を検知し、TPMS4が遠隔操作システムのワイヤレスキー10がドアロック信号を出力すると、車体の監視状態に入る。
BCM2は、タイヤ監視状態に入った場合には、TPMS4を介して周期的に全部のタイヤ5の空気圧データを読み取り、全部のタイヤ5の有無を判断すると共に、各タイヤ5の空気圧データが停止時の適正値にあるかどうかを判断する。
BCM2は、TPMS4を介してタイヤ5の空気圧データの読取を試み、一部のタイヤ5からの空気圧データが送られてこなかったことが複数回継続した場合には、空気圧データを送ってこないタイヤ5を特定する特定データ(タイヤID)に基づいて、当該タイヤが盗難にあったことをIPDM3に送信する。
又、タイヤ5を外すためにジャッキ等で車体が持ち上げられてタイヤ5にかかる空気圧が減少したときに、BCM2は、TPMS4からのタイヤ5の空気圧データが適正値から外れて下がったと判断し、当該タイヤが盗難に遭遇していることをIPDM3に送信する。
IPDM3は、車体のタイヤが盗難にあったことや盗難に遭遇している状態下にあることを、ホーンを鳴らして警報を出したり、ヘッドランプを点灯させて警告する。
IPDM3がトランシーバーや携帯電話あるいはその子機等を備えるときには、タイヤ盗難の警報や警告に加えて、トランシーバーや携帯電話あるいはその子機を用いて車体の所有者或いはユーザーのトランシーバーや携帯電話或いはコンピュータ等に伝えることも可能である。
この実施例の自動車のタイヤ盗難防止システムにおいては、タイヤを監視するタイヤ監視手段であるBCM2には、運転席側のドア検知スイッチ8からの運転席ドアロック信号と、ドア検知スイッチ9から車体全体のドアがロックされていることを示す全ドアロック信号と、TPMS4からワイヤレスキー10によるドアロック信号と、キーシリンダロックセンサ7からキーシリンダがロックされている状態を示すキーシリンダロック信号が入力される。
BCM2は、これらの信号が入力されると、車体停止中のタイヤ空気圧及びタイヤ5を特定する信号の監視を開始する。BCM2は、複数個のタイヤ5の何れかの空気圧が規定値以下とされるとき若しくは複数個のタイヤ5の何れかの特定信号が入力されないときに、当該タイヤの盗難信号を警報制御装置であるIPDM3に出力し、IPDM3はタイヤ盗難信号により警報若しくは通報の少なくともいずれかを出力する。
これによって、タイヤ5の盗難や車体の盗難等に遭遇した場合に、ホーンを鳴らして警報を出したり、ヘッドランプを点灯して警告したりすることができ、所有者やユーザーにこれらを通報したり、ハンドルロックの解除やサイドレバーロックの解除或いはバッテリーからの給電が禁止されるようにすることもできる。
本発明は自動車自身若しくはタイヤが盗難に遭遇した場合に警報若しくは通報を出して盗難防止を行うという利用可能性を有する。
1 自動車のタイヤ盗難防止システム
2 BCM(タイヤ監視手段)
3 IPDM(警報制御手段)
4 TPMS(タイヤ空気圧監視手段)
5 タイヤ
6 タイヤ空気圧センサ
7 キーシリンダロックセンサ
8 運転席ドアロックスイッチ
9 車体全ドアのドア検知スイッチ
2 BCM(タイヤ監視手段)
3 IPDM(警報制御手段)
4 TPMS(タイヤ空気圧監視手段)
5 タイヤ
6 タイヤ空気圧センサ
7 キーシリンダロックセンサ
8 運転席ドアロックスイッチ
9 車体全ドアのドア検知スイッチ
Claims (1)
- 運転席側のドアがロックされていることを示す運転席ドアロック信号と、車体全体のドアがロックされていることを示すドアロック信号と、車体全体のドアを施錠又は解錠するワイヤレスキーのドアロック信号と、キーシリンダがロックされている状態を示すキーシリンダロック信号とに基づいて、個々のタイヤ空気圧を監視するタイヤ監視手段が車体停止中のタイヤ空気圧及びタイヤを特定する信号の監視を開始し、前記タイヤ監視手段は、複数個のタイヤの何れかが取り外されようとするとき若しくは取り外されたときに、当該タイヤの盗難信号を警報制御装置に出力し、該警報制御装置は前記タイヤ盗難信号により警報若しくは通報の少なくともいずれかを出力することを特徴とする自動車のタイヤ盗難防止システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006873A JP2005199803A (ja) | 2004-01-14 | 2004-01-14 | 自動車のタイヤ盗難防止システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006873A JP2005199803A (ja) | 2004-01-14 | 2004-01-14 | 自動車のタイヤ盗難防止システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005199803A true JP2005199803A (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=34820714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004006873A Pending JP2005199803A (ja) | 2004-01-14 | 2004-01-14 | 自動車のタイヤ盗難防止システム |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2004
- 2004-01-14 JP JP2004006873A patent/JP2005199803A/ja active Pending
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