JP2003071949A - シート状材料の貼合わせ方法及びその装置 - Google Patents

シート状材料の貼合わせ方法及びその装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート状材料の先端が垂れ下がるのを防止して
切断精度のバラツキや切断ミスを有効に防止したシート
状材料の貼合わせ方法及びその装置を提供する。 【解決手段】貼合わせ装置は、一側面に離型シートsを
貼付けたシート状材料mの他側面を巻付けドラム7に巻
付けられた被貼合わせ部材nに圧着しながら貼付ける接
近離反可能な貼合わせ手段1と、巻付け開始時にシート
状材料mの先端下面側を支持させる先端押さえ手段2
と、シート状材料mの巻付け時に、離型シートsを順次
引き剥がして回収する回収手段3と、離型シートsを引
き剥がした圧着直後のシート状材料mの下面側を先端押
さえ手段2で支持しながら切断する切断手段4とで構成
され、先端押さえ手段2は、圧着ヘッド8の圧着面8a
下部に対して支持軸等の支点Oを中心に揺動する押さえ
部材12と、この押さえ部材12を揺動させるシリンダ
ー等の揺動手段13とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一側面に離型シ
ートを貼付けたシート状材料を離型シートを引き剥がし
ながら被貼合わせ部材に貼付けるシート状材料の貼合わ
せ方法及びその装置にかかわり、更に詳しくはシート状
材料の巻付け時に、シート状材料の先端が垂れ下がるの
を防止して精度の高い巻付けを行うことが出来るシート
状材料の貼合わせ方法及びその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、ラジアルタイヤのベルトプライ
等では、そのワイヤの切断端を保護するため、一般にエ
ッジングと称するエッジ処理が行われている。このエッ
ジ処理は、細幅の帯状の未加硫ゴムシートを搬送されて
くるベルトプライのエッジ部に貼り合わせるようにして
いる。
【0003】しかし、上記帯状の未加硫ゴムシートは、
巻取りロールに巻き取られて収容されているため、一側
面に密着防止のためのポリエチレンシート等の樹脂フィ
ルム、離型紙、布等の離型シートが貼付けられており、
そのため、ベルトプライに貼り合わせる際には、離型シ
ートを除去する必要がある。
【0004】従来、上記のような離型シート付きのシー
ト状材料を貼合わせる方法及び装置としては、例えば、
特開平7ー100930号公報に開示されている発明が
ある。これは、シート状材料を回転自在なロールに一旦
転写した後、ベルトプライ等の被貼合わせ部材に圧着し
ながら貼合わせるようにしている。ロールを回転させな
がらシート状材料の離型シートが貼付けてない他側面を
ロールに密着させた後、シート状材料を貼合わせる前
に、離型シートを除去するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】然しながら、上記の従来
の方法では、段取り変え等でシート状材料を切断する場
合、シート状材料が転写されたロールを一旦上昇させ、
その上昇させたロールと被貼合わせ部材との間に位置す
るシート状材料の部分を切断する構成になっている。
【0006】そのため、次の貼合わせ開始端となる切断
直後のシート状材料の先端部がロールから垂れ下がった
状態となり、その結果、次の貼合わせの際にシート状材
料の先端部を決まった位置に精度よく自動的に貼合わせ
ることが困難となり、先端精度のバラツキや、折れ曲が
り、更には圧着ミス等の問題があった。
【0007】従って、常に貼合わせを精度よく行おうと
すると、その先端部を人手を介して貼合わせざるを得
ず、完全に自動化する上で妨げとなっていた。
【0008】また、被貼合わせ部材に所定の長さのシー
ト状材料を巻付けた後に切断する場合にも、シート状材
料がカッター刃等の切断装置に押されて変形するため切
断出来なかったり、切断後のシート状材料の精度にバラ
ツキが発生していた。
【0009】この発明の目的は、シート状材料の先端を
被貼合わせ部材に巻付ける際に、シート状材料の先端が
垂れ下がるのを防止して、先端精度のバラツキ、折れ曲
がり、更には圧着ミスを有効に防止すると共に、切断精
度のバラツキや切断ミスを有効に防止したシート状材料
の貼合わせ方法及びその装置を提供することにある。
【0010】
【発明を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、この発明のシート状材料の貼合わせ方法
は、被貼合わせ部材にシート状材料を巻付ける際、シー
ト状材料の先端下面側を先端押さえ手段により支持しな
がら順次巻付け、所定の長さのシート状材料を被貼合わ
せ部材に巻付け完了後、離型シートが引き剥がされた圧
着直後のシート状材料を、前記先端押さえ手段でシート
状材料の下面を支持しながら切断手段により切断するこ
とを要旨とするものである。
【0011】このように、シート状材料の先端を被貼合
わせ部材に貼付ける際に、巻付け開始時にシート状材料
の先端が垂れ下がるのを防止して巻付けることが出来る
ので、シート状材料の先端精度のバラツキや、折れ曲が
り、あるいは圧着ミス等の不具合を確実に防止して先端
巻付けを行うことが出来、また切断時には、先端押さえ
手段でシート状材料の下面側を支持しながら切断手段に
より切断するので切断精度のバラツキや切断ミスを有効
に防止出来るのである。
【0012】また、この発明のシート状材料の貼合わせ
装置は、一側面に離型シートを貼付けたシート状材料の
他側面を成形ドラムに巻付けられた被貼合わせ部材に圧
着しながら貼付ける接近離反可能な貼合わせ手段と、こ
のシート状材料の巻付け開始時にシート状材料の先端下
面側を支持させる先端押さえ手段と、前記シート状材料
の巻付け時に、一側面に貼付けてある離型シートを順次
引き剥がして回収する回収手段と、前記離型シートを引
き剥がした圧着直後のシート状材料の下面側を前記先端
押さえ手段で支持しながら切断する切断手段とから成
り、前記先端押さえ手段は、前記貼合わせ手段の圧着面
下部に対して支点を中心に揺動する押さえ部材と、この
押さえ部材を揺動させる揺動手段とで構成したことを要
旨とするものである。
【0013】このように、離型シート付きのシート状材
料の先端を被貼合わせ部材に圧着しながら巻付ける際、
シート状材料の先端の垂れ下りを先端押さえ手段で防止
して巻付けるので、先端精度のバラツキや、折れ曲が
り、更には圧着ミスを有効に防止でき、またシート状材
料の巻付け完了後、離型シートが引き剥がされた圧着直
後のシート状材料を、前記先端押さえ手段で支持しなが
ら切断手段により切断するので、切断精度のバラツキや
切断ミスがなく、次の貼り合わせの際に、常にシート状
材料の先端部を決まった所定の位置に精度よく自動的に
貼り合わせることができるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づきこの発明
の実施の形態を説明する。
【0015】図1は、この発明のシート状材料の貼合わ
せ方法を実施するための貼合わせ装置の正面図、図2は
図1の正面図を示し、この貼合わせ装置は、一側面に離
型シートsを貼付けたシート状材料mの他側面を巻付け
ドラム7に巻付けられた被貼合わせ部材nに圧着しなが
ら貼付ける接近離反可能な貼合わせ手段1と、このシー
ト状材料mの巻付け開始時にシート状材料mの先端下面
側を支持させる先端押さえ手段2と、前記シート状材料
mの巻付け時に、一側面に貼付けてある離型シートsを
順次引き剥がして回収する回収手段3と、前記離型シー
トsを引き剥がした圧着直後のシート状材料mの下面側
を前記先端押さえ手段2で支持しながら切断する切断手
段4とで構成されている。
【0016】上記貼合わせ手段1は、図示しないフレー
ム上に水平に支持されたベースプレートB上にガイド付
きシリンダ5を設置し、このガイド付きシリンダ5上に
は、成型用の巻付けドラム7に巻き付けられ、該巻付け
ドラム7の回転により搬送移動する被貼合わせ部材nの
貼合わせ面n1に対して、ガイド付きシリンダ5の作動
により進退可能な貼合わせガイド部材6が設置されてい
る。
【0017】貼合わせガイド部材6の前進方向側上部に
は、シート状材料mを圧着するための圧着ヘッド8が設
けられ、貼合わせガイド部材6の進退により、被貼り合
わせ部材nの貼合わせ面n1に対して進退するようにな
っている。
【0018】圧着ヘッド8は、貼合わせ面n1と対面す
る側に配設された平面状の圧着面8aと、この圧着面8
aの被貼り合わせ部材nの搬送方向X側の一端(上端)
に設けられた鋭角状のエッジ部8bとを具備し、下端部
が水平に配設されたピボット軸9を介して貼合わせガイ
ド部材6に連結されている。
【0019】圧着ヘッド8の圧着面8aと反対側の側部
には、貼合わせガイド部材6に固定された旋回用シリン
ダ10の伸縮ロッド10aの先端が連結され、このシリ
ンダ10の伸縮作動により、圧着ヘッド8は、その圧着
面8aの一端側(上端側)が被貼合わせ部材nの貼合わ
せ面n1に対して接近離間する方向に、他端側(下端
側)のピボット軸9を中心にして矢印Yのように旋回で
きるように構成されている。
【0020】また、貼合わせガイド部材6には、貼合わ
せ手段1に搬入されてきたシート状材料mを圧着ヘッド
8の圧着面8aに導くための複数のガイドローラ11が
所定の間隔で搬入方向に沿って設けられている。
【0021】前記先端押さえ手段2は、前記貼合わせガ
イド部材6の圧着ヘッド8の圧着面8a下部に対して支
持軸等の支点Oを中心に揺動する押さえ部材12と、こ
の押さえ部材12を揺動させるシリンダー等の揺動手段
13とで構成され、この揺動手段13を伸縮作動させる
ことで、押さえ部材12と一体的に形成されたアーム1
4を介して押さえ部材12の先端を圧着ヘッド8の圧着
面8aに圧着させたり、離反させるように構成されてい
る。
【0022】また上記回収手段3は、圧着ヘッド8のエ
ッジ部8bを介して離型シートsを常に引張りながら引
き剥して回収するように構成され、図示しない離型シー
ト巻取りロールに離型シートsを巻き取るようになって
いる。
【0023】上記切断手段4は、貼合わせガイド部材6
上に立設された支持部材15上に設置され、貼合わせガ
イド6と共に進退するように構成されている。この切断
手段4は、支持部材15上に固設されたカッター用シリ
ンダ16を備え、このカッター用シリンダ16の斜め下
向きで、貼合わせ部材n側に向けて突出する伸縮ロッド
17の先端には、離型シートsを除去したシート状材料
m’を切断するための切断刃18を有している。
【0024】カッター用シリンダ16の作動により、切
断刃18は、被貼合わせ部材nの貼合わせ面n1に対し
て進退でき、伸縮ロッド17が前進位置まで伸長した際
に、圧着ヘッド8の圧着面8aの一端側で離型シートs
が引き剥がされた圧着直後のシート状材料m’を前記押
さえ部材12で支持しながら切断するようになってい
る。
【0025】20,21は、貼り合わせ手段1にシート
状材料mを搬入するための上下一対の搬入用ロール、2
2,23はシート状材料mから除去された離型シートs
を回収手段3の図示しない離型シート巻取りロールに搬
送するための上下一対の搬送用ロールで、搬入用ロール
20,21は、ベースプレートBの側部に固設されたサ
ブプレート24上に立設された支持フレーム25の下部
に、貼合わせ手段1の貼合わせガイド部材6に配設され
たガイドローラ11の搬入側で回転自在に設けられてい
る。
【0026】搬送用ロール22,23は、支持フレーム
25の上部に切断手段4後方側で設置され、上側のロー
ル22が回転自在に支持されているのに対して、下側の
大きい方のロール23が、サブプレート24上に立設さ
れた駆動モータ26により、歯車機構27、パウダクラ
ッチ28を介して回転駆動され、圧着部ヘッド8のエッ
ジ部8bを介して除去された離型シートsを常に一定ト
ルクで引張りながら剥がすようになっている。
【0027】29は圧着ヘッド8のエッジ部8bを介し
て引き剥された離型シートsを搬送用ロール22,23
にガイドするためのガイドロールであり、支持部材15
に回転自在に取付けられている。また、30は貼合わせ
ガイド部材6上に設置された離型シート検出用のセンサ
ーである。
【0028】上記のような貼合わせ装置を用いてシート
状材料mの貼合わせ方法を、図3(a)〜(f)を参照
しながら説明する。
【0029】先ず、図示しない巻き取りドラムに巻き取
られている離型シートsを一側面に有するシート状材料
mを引き出し、搬入用ロール20,21、ガイドローラ
11を介して、シート状材料mの離型シートsが貼付け
ていない他側面を被貼合わせ部材n側となるようにし
て、圧着ヘッド8の圧着面8aまで搬入する。
【0030】また、回収手段3の巻取りロールに先端を
取付けることができるように、予めシート状材料mより
も長めに作られている離型シートsを圧着ヘッド8のエ
ッジ部8bを介して、ガイドロール28、搬送用ロール
22,23を経て、回収手段3の巻取りロールに取付
け、シート状材料mの先端部が圧着面8aに当接する図
3(a)のようにセットする。この時、貼合わせガイド
部材6は後退位置にあり、また圧着ヘッド8はその圧着
面8aに位置するシート状材料mの先端がその自重によ
り垂れ下がらないように、先端押さえ手段2の押さえ部
材12により押さえて置く。
【0031】先端押さえ手段2の押さえ部材12は、上
述したように揺動手段13を伸長作動させることで、ア
ーム14を介して押さえ部材12の先端を圧着ヘッド8
の圧着面8aに押圧させて保持させるものである。
【0032】この状態で図3(b)に示すように、ガイ
ド付きシリンダ5の前進作動により、貼合わせガイド部
材6が前進位置まで移動し、巻付けドラム7上の被貼合
わせ部材nの貼合わせ面n1にシート状材料mの先端部
を圧着面8aを介して圧着させる。
【0033】次いで、巻付けドラム7の矢印X方向への
回転駆動と共に、旋回用シリンダ10が作動し、圧着ヘ
ッド8が貼合わせ面n1に対して近接する方向に旋回
し、圧着ヘッド8のエッジ部8bの先端が、離型シート
sの付いたシート状材料mを搬送される被貼合わせ部材
nの貼り合わせ面n1に押し付けて圧着し、シート状材
料mの先端は、先垂れすることなく貼合わせ面n1に対
して精度良く巻付けられる。
【0034】シート状材料mの先端が巻付けられた状態
で、前記圧着ヘッド8の圧着面8a側に押圧されていた
押さえ部材12を揺動手段13を介して後退させ、この
状態で巻付けドラム7の回転により、離型シートs付き
シート状材料mは、図3(c)に示すように、搬送され
る被貼り合わせ部材nに圧着されながら順次貼合わされ
る。
【0035】また回収手段3の巻取りロール、搬入用ロ
ール21の回転動作により、圧着ヘッド8のエッジ部8
bを介して、離型シートsがシート状材料mの圧着と同
時にシート状材料mから引き剥がされる。貼合わせ手段
1には、離型シート付きシート状材料mが順次搬入され
る。
【0036】巻取りドラム7が1回転し、図3(d)に
示すように、所定の1周分の長さ離型シートsを除去し
たシート状材料m’を貼り合わせると、前記後退してい
た押さえ部材12が揺動手段13により支点Oを中心に
圧着ヘッド8の圧着面8aに揺動してシート状材料mの
切断位置を下面側から押圧保持する。
【0037】この状態で、切断手段4のカッター用シリ
ンダ16が作動し、図3(e)に示すように、切断刃1
8を前進位置まで移動させて、圧着ヘッド8の圧着面8
aの一端側(上端側)でエッジ部8bの先端と対面する
圧着直後のシート状材料m’を押さえ部材12で支持し
た状態で切断刃18により精度良く切断する。
【0038】切断後、ガイド付きシリンダ5の後退動作
により、貼合わせガイド部材6が後退位置まで移動し、
図3(f)に示すように、圧着ヘッド8が圧着面8aに
当接する離型シートs付きのシート状材料mの新たな先
端部を、シート状材料m’を貼り合わせた被貼り合わせ
部材nから離間させる。
【0039】離間後、カッター用シリンダ16の作動に
より、圧着ヘッド8が貼合わせ面n1に対して離間する
方向に旋回し、圧着面8aを垂直状態にした圧着位置に
して、図3(a)に示す次の圧着開始待機位置に復帰す
る。上記動作を繰り返すことにより、順次新たな被貼り
合わせ部材に離型シートs付きのシート状材料nを自動
的に貼り合わせることができる。
【0040】この発明では、次の貼り合わせ開始端とな
る切断直後の離型シートsを有するシート状材料mの先
端部は、その離型シートsと共に圧着面8a及び押さえ
部材12に保持される。そのため、従来のように先端部
が垂れ下がった不安定な状態とならずに、安定した状態
で保持することができ、それによって、次の貼り合わせ
の際に、シート状材料mの先端部を決まった所定の位置
に常に精度よく自動的に貼り合わせることが可能とな
る。
【0041】また、離型シートsを圧着ヘッド8の鋭角
状のエッジ部8bを介してシート状材料mから引き剥が
すため、離型シートsの除去を確実に行うことができ
る。
【0042】この発明では、上記実施例において、より
保持精度を上げるために、離型シートsをバキューム等
により圧着面8aに保持するようにしてもよい。
【0043】また、上述した実施例では、巻付けドラム
7の回転により搬送される被貼り合わせ部材nに、圧着
ヘッド8のエッジ部8bを介してシート状材料mを押し
付けるようにしたが、それに代えて、圧着面8aを用い
て同じ作用を行わせるようにしてもよい。
【0044】なお離型シートsとしては、例えば、ポリ
エチレンシートを好ましく使用することができ、また、
圧着部14は、例えば、ナイロン等の樹脂から構成する
のがよい。
【0045】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成したの
で、シート状材料の先端を被貼合わせ部材に巻付ける際
に、シート状材料の先端が垂れ下がるのを防止して、先
端精度のバラツキ、折れ曲がり、更には圧着ミスを有効
に防止すると共に、切断精度のバラツキや切断ミスを有
効に防止でき、次の貼合わせを行う際に、シート状材料
の先端部を決まった位置に常に精度よく自動的に貼り合
わせることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のシート状材料の貼合わせ方法を実施
するための貼合わせ装置の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】(a)〜(f)は、シート状材料の貼合わせ方
法の工程説明図である。
【符号の説明】
1 貼合わせ手段 2 先端押さえ手
段 3 回収手段 4 切断手段 5 ガイド付きシリンダ 6 ガイド部材 7 巻付けドラム 8 圧着ヘッド 8a 圧着面 8b エッジ部 9 ピボット軸 10 旋回用シリン
ダ 10a 伸縮ロッド 11 ガイドロー
ラ 12 押さえ部材 13 揺動手段 14 アーム 15 支持部材 16 カッター用シリンダ 17 伸縮ロッド 18 切断刃 20,21 搬入用ロー
ル 22,23 搬送用ロール 24 サブプレー
ト 25 支持フレーム 26 駆動モータ 27 歯車機構 28 パウダクラ
ッチ 29 ガイドロール 30 離型シート
検出用のセンサー X 被貼り合わせ部材搬送方向 m 離型シート付
きシート状材料 n 被貼合わせ部材 n1 貼合わせ面 m’離型シートを除去したシート状材料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側面に離型シートを貼付けた帯状のシ
    ート状材料の他側面の先端を被貼合わせ部材に圧着しな
    がら順次貼付ける際、前記離型シートを順次シート状材
    料から引き剥がしながら貼付けるシート状材料の貼合わ
    せ方法において、 前記被貼合わせ部材にシート状材料の先端を巻付ける
    際、シート状材料の先端下面側を先端押さえ手段により
    支持しながら順次巻付け、所定の長さのシート状材料を
    被貼合わせ部材に巻付け完了後、離型シートが引き剥が
    された圧着直後のシート状材料を、前記先端押さえ手段
    でシート状材料の下面を支持しながら切断手段により切
    断するシート状材料の貼合わせ方法。
  2. 【請求項2】 一側面に離型シートを貼付けたシート状
    材料の他側面の先端を成形ドラムに巻付けられた被貼合
    わせ部材に圧着しながら貼付ける接近離反可能な貼合わ
    せ手段と、このシート状材料の巻付け開始時にシート状
    材料の先端下面側を支持させる先端押さえ手段と、前記
    シート状材料の巻付け時に、一側面に貼付けてある離型
    シートを順次引き剥がして回収する回収手段と、前記離
    型シートを引き剥がした圧着直後のシート状材料の下面
    側を前記先端押さえ手段で支持しながら切断する切断手
    段とから成り、前記先端押さえ手段は、前記貼合わせ手
    段の圧着面下部に対して支点を中心に揺動する押さえ部
    材と、この押さえ部材を揺動させる揺動手段とで構成し
    て成るシート状材料の貼合わせ装置。
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