JP3283185B2 - ライナー貼付装置 - Google Patents

ライナー貼付装置

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JP3283185B2
JP3283185B2 JP16824296A JP16824296A JP3283185B2 JP 3283185 B2 JP3283185 B2 JP 3283185B2 JP 16824296 A JP16824296 A JP 16824296A JP 16824296 A JP16824296 A JP 16824296A JP 3283185 B2 JP3283185 B2 JP 3283185B2
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伸幸 菊地
末次 樋口
勝一 高橋
和明 鑓水
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤのサイドウ
ォール等のゴム製帯状体の外周面にゴミが付着するのを
防止するためのライナーを、リールに巻設されたゴム製
帯状体の巻設体の外周面に貼り付けるライナー貼付装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤ製造工程におけるサイドウォール
製造ラインでは、製造したサイドウォールを巻取った
後、このサイドウォールの巻設体の外周面に、ゴミ付着
防止用のライナーを貼付していた。また、サイドウォー
ルの外周面に、該サイドウォール用のデータが表示され
た表示片を貼付していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、ライナーの貼付も表示片の貼付も作業者の手作業で
あり、作業性に劣ると共に、作業者にとっては重労働で
あった。つまり、通常作業者は押し出し機側で作業をし
ており、巻き取りが完了するごとに、一定量の距離(例
えば、30m位)を走って、ライナー貼付作業及びチケッ
ト貼付作業を行う必要があり、しかも、これらの作業を
頻繁(例えば、4分に1回程度)に行う必要があったか
らである。そこで、本発明は、無人化を図って作業性に
優れたライナー貼付装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るライナー貼付装置は、ゴム製帯状体
と付着防止用帯状体の重ね合わせ体を回転自在な左右一
対のリールに巻設して形成した左右2列のゴム製帯状体
巻設体に、ゴミ付着防止用のライナーを貼り付けるライ
ナー貼付装置であって、ライナーを吸着する吸着部材
と、該ライナーを回転しているゴム製帯状体巻設体の外
周面に押圧する押圧部材と、該吸着部材と該押圧部材と
をゴム製帯状体巻設体近傍に搬送して押圧部材によるラ
イナー押圧を可能とする搬送手段と、駆動ローラとこれ
を受ける補助ローラとで上記ライナーを挾持状として該
ライナーを搬送するライナー搬送手段と、貼り付けられ
るライナーを切断する切断手段と、上記ゴム製帯状体用
のデータが表示された表示片を吸着する表示片用吸着部
材と該表示片用吸着部材を左右2枚のライナーに対応し
て該ライナーの表て面近傍まで搬送する2段に伸びるシ
リンダを備えた搬送機と該表示片用吸着部材にて吸着さ
れた表示片をライナーの表て面に押し付ける押圧機とを
有する表示片貼付手段と、を備えたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】下、実施の形態を示す図面に基
づいて本発明を詳説する。
【0006】図1と図2と図3は本発明に係るライナー
貼付装置の全体簡略図を示し、このライナー貼付装置
は、製造したサイドウォール等のゴム製帯状体1をゴム
製帯状体巻取機74(図4参照)にて巻取った後、このゴ
ム製帯状体巻設体2の外周面に、ゴミ付着防止用のライ
ナー3を貼付するための装置であって、ライナー3を吸
着する吸着部材4と、ライナー3を押圧する押圧部材5
と、該吸着部材4と押圧部材5を上記巻設体2近傍に搬
送する搬送手段6と、貼り付けられるライナー3を切断
する切断手段7と、を備える。
【0007】ところで、ゴム製帯状体1は、胴部8a
(図4参照)と鍔部8bとを備えたリール8の該胴部8
aに巻設されて巻設体2(実際は、図6に示すように、
このゴム製帯状体1と付着防止用帯状体73とを重ね合わ
せ、この重ね合わせ体72がこのリール8に巻き取られる
ことによって巻設体2が形成される。)とされ、ゴム製
帯状体巻取機74の駆動ローラ9,9上にリール8が載置
され、該駆動ローラ9,9の駆動にて所定方向に回転す
る。また、ライナー3及び付着防止用帯状体73は、例え
ば、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート等から
なり、ライナー3はシャフト10に巻設されて、巻設体11
が形成される。
【0008】しかして、ライナー3のシャフト10は、基
台12に設けられ、この基台12には、揺動基板13が枢着さ
れ、この揺動基板13に上述の吸着部材4と押圧部材5が
付設されている。即ち、基台12の上面に水平方向の枢支
軸14が配置され、揺動基板13の下面に設けられた垂下片
15が、この枢支軸14に枢支されている。従って、この揺
動基板13は枢支軸14を中心に矢印A,Bの如く揺動す
る。
【0009】また、この揺動基板13は、シリンダ16に
て、揺動可能となっている。即ち、シリンダ16は、その
本体16aの基端部が基台12の上面にピン17を介して枢着
され、そのピストンロッド16bの先端部が揺動基板13の
下面にピン17を介して枢着され、図3の状態からピスト
ンロッド16bが延びれば、揺動基板13は枢支軸14を中心
に矢印A方向に揺動し、逆に、ピストンロッド16bが引
っ込められれば、揺動基板13は枢支軸14を中心に矢印B
方向に揺動する。
【0010】上述の吸着部材4と押圧部材5は、保持板
18に保持され、この保持板18がシリンダ19にて矢印C,
D方向に往復動する。シリンダ19は、その本体19aの基
端部が基台12の上面に立設された保持片20にピン21を介
して枢支され、そのピストンロッド19bの先端が保持板
18に連結されている。また、基台12の上面には、保持板
18から突設されたガイドロッド22,22をスライド自在に
保持する保持ブロック23,23が立設されている。
【0011】従って、シリンダ19のピストンロッド19b
が伸びれば、保持板18(延いては吸着部材4と押圧部材
5)がリール8,8に接近し、逆にピストンロッド19b
が引っ込められれば、リール8,8から離間する。この
保持板18の往復動の際には、上述のガイドロッド22,22
にてその往復動が案内される。即ち、このシリンダ19、
ガイドロッド22,22、及び、保持板18等にて搬送手段6
が構成される。
【0012】しかして、吸着部材4は、吸着パット25
と、この吸着パット25を上記シリンダ19のピストンロッ
ド19bの軸心方向と直交する方向に往復動させるシリン
ダ26と、を備え、図外の真空装置にて吸着パット25内が
真空引きされる。即ち、シリンダ26は、その本体26aが
保持板18の一面(シリンダ19と反対側の面)に固定さ
れ、そのピストンロッド26bの先端が吸着パット25に固
定され、シリンダ26のピストンロッド26bの伸縮にて吸
着パット25が、ライナー3に対して接近・離間する。
【0013】また、押圧部材5は、押圧ロール27と、押
圧ロール27を上記シリンダ19のピストンロッド19bの軸
心方向と直交する方向に往復動させるシリンダ28と、を
備える。即ち、シリンダ28は、その本体28aが保持板18
の他面(シリンダ19側の面)に固定され、そのピストン
ロッド28bの先端に押圧ロール27が回転自在に取付けら
れ、シリンダ28のピストンロッド28bの伸縮にて押圧ロ
ール27が、ライナー3に対して接近・離間する。
【0014】しかして、揺動基板13の後端縁には、ライ
ナー3をガイドする一対のガイドローラ30,30が、回転
自在に付設され、このガイドローラ30,30を介して、ラ
イナー3が揺動基板13上に案内される。また、揺動基板
13には、ライナー搬送手段29が設けられる。ライナー搬
送手段29は、揺動基板13の上面側に設けられる駆動ロー
ラ31と、揺動基板13の下面側に設けられる補助ローラ32
とを備える。ここで、駆動ローラ31とは、主軸を回転さ
せることによって、外周壁(この外周壁の外周面はゴム
等の滑りにくい材質からなっている。)が回転するもの
であって、この回転駆動にて、補助ローラ32とこの駆動
ローラ31とで挾持状とされたライナー3を矢印E方向へ
送ることができる。なお、揺動基板13には、補助ローラ
32の一部が挿入状となるスリット部38(図7と図8参
照)が設けられている。
【0015】ところで、補助ローラ32は、図2に示すよ
うに、駆動ローラ31に対して接近・離間自在とされる。
即ち、補助ローラ32が正面視略L字状の揺動アーム33に
保持され、この揺動アーム33が、揺動基板13の下面に垂
下された支持片34にピン35aを介して揺動可能に枢支さ
れるものであって、具体的には、揺動アーム33の長片33
aに補助ローラ32が回転自在に枢着され、揺動アーム33
の短片33bにシリンダ36のピストンロッド36bの先端部
がピン35bを介して枢着されている。また、シリンダ36
は、その本体36aの基端部が、揺動基板13の下面に垂下
された支持片37に枢着されている。
【0016】従って、図2に示す実線の状態ではシリン
ダ36のピストンロッド36bが伸びた状態とされ、この状
態では、補助ローラ32が上昇状態にあり、ライナー3を
この補助ローラ32と駆動ローラ31とで挾持状としてい
る。また、この状態からシリンダ36のピストンロッド36
bを引っ込めれば、揺動アーム33が矢印F方向に揺動
し、これにより、補助ローラ32が仮想線のように駆動ロ
ーラ31から離間する。
【0017】また、ライナー3の巻設体11の近傍には、
ブレーキ用のローラ40を備えた張力付加手段39が設けら
れている。即ち、ローラ40は、基端が軸42に固定された
アーム41の先端部に支持され、この軸42が、シリンダ43
のピストンロッド43bの先端に枢結された連結片44に連
結される。また、シリンダ43の本体43aの基端部が基台
12の固定板45に枢着されている。従って、図3に示す実
線の状態ではシリンダ43のピストンロッド43bが伸びた
状態とされ、この状態では、ローラ40がライナー3の巻
設体11に接触せず、この状態からシリンダ43のピストン
ロッド43bが引っ込められれば、連結片44が軸42の軸心
を中心に矢印Hの如く揺動し、これにより、アーム41が
軸42の軸心を中心に矢印Iの如く揺動してローラ40がラ
イナー3の巻設体11に当接する。
【0018】しかして、切断手段7は、揺動基板13に付
設されるシリンダ50と、該シリンダ50のピストンロッド
50bに取付片49を介して取付けられたカッタ51と、ライ
ナー3を押さえる押え部材52と、を備える。また、カッ
タ51は、図5に示すように、その刃部51aが略Vの字状
とされ、シリンダ50のピストンロッド50bが伸びること
によって、カッタ51の刃部51aが揺動基板13の貫通孔か
ら該揺動基板13の下面側に突出する状態となって、揺動
基板13のライナー3が切断される。押え部材52は、揺動
基板13の前後端に設けられたシリンダ53(図1参照)に
よって上下動する。
【0019】ところで、このライナー貼付装置には、図
1と図4と図9と図10に示すように、表示片貼付手段55
を備えている。表示片貼付手段55とは、ゴム製帯状体1
用のデータ(例えば、製造日、使用期限、長さ等)が表
示された表示片56(この表示片56には印刷機57にてデー
タが印刷される)をライナー3に貼付するためのもので
あって、表示片56を吸着する表示片用吸着部材58と、該
表示片用吸着部材58をライナー3の表て面近傍まで搬送
する搬送機59と、該表示片56をライナー3の表て面に押
し付けるための押圧機60と、を備える。なお、印刷機57
は、基台54に載置され、印刷機57にて印刷された表示片
56は、印刷機57の周囲壁の一部に設けられた開口部68か
ら排出され、開口部68の下端縁から突設された受け片69
に表示片56が載置される。
【0020】表示片用吸着部材58は、吸着パット61を備
え、この吸着パット61には図外の真空引装置が連結さ
れ、この真空引装置にて吸着パット61内が真空引きされ
る。また、吸着パット61のロッド62は、鉛直方向に沿っ
て配設されるシリンダ63(このシリンダ63に押圧機60を
構成する。)のピストンロッド63bに連結され、このピ
ストンロッド63bの伸縮によって吸着パット61は上下動
する。このシリンダ63の本体63aは、印刷機57上に配置
されたシリンダ64のピストンロッド64aに取付けられて
いる。なお、シリンダ64のピストンロッド64aとシリン
ダ63の本体63aとを連結する連結片65には、ガイドロッ
ド66が連結されている。
【0021】従って、図1に示す状態からシリンダ63の
ピストンロッド63bが伸びれば、吸着パット61が下降
し、図9に示すように、表示片56に接触する。この際、
吸着パット61を真空引きすれば、吸着パット61に表示片
56が吸引され、この状態で、シリンダ64のピストンロッ
ド64bを伸ばせば、図10に示すように、表示片56を揺動
基板13上のライナー3上に移動させることができ、この
状態からシリンダ63のピストンロッド63bをさらに伸ば
せば、表示片56をライナー3に押し付けることができ、
この際、真空引きを解除すれば、表示片56は該ライナー
3に貼付することができる。この場合、シリンダ64のピ
ストンロッド64bは2段に伸び、2枚のライナー3,3
に対応することができる。即ち、シリンダ64等にて搬送
機59が構成される。
【0022】ところで、リール8にゴム製帯状体1を巻
設するためのゴム製帯状体巻取機74は、図4に示すよう
に、リール8が左右に一対づつ配置される上記駆動シャ
フト9…を有する移動台70を備え、この移動台70は、図
示省略の駆動装置にてガイドレール71,71に沿った矢印
M,N方向の往復が可能とされている。そして、これに
対応して、本ライナー貼付装置は、搬送手段6と切断手
段7等とを備えた本体部75と、印刷機57と表示片貼付手
段55とを備える副体部76と、が夫々一対設けられてい
る。なお、ゴム製帯状体巻取機74には、リール8の回転
数等を検出するための検出手段77(図1参照)が設けら
れている。
【0023】従って、図4の実線で示すように、左側の
ハ,ニのリール8,8に巻設されたゴム製帯状体1の巻
設体2,2の外周面に左側の本体部75と副体部76とでラ
イナー3,3を貼付している間に、右側のイ,ロのリー
ル8,8にゴム製帯状体1を巻き取らせることができ、
また、移動台70を矢印M方向に移動させれば、右側の
イ,ロのリール8,8の巻設体2,2の外周面に、右側
の本体部75と副体部76とでライナー3,3を貼付するこ
とができる。つまり、ゴム製帯状体巻取機74が矢印M,
Nの如くトラバースすることができ、ゴム製帯状体巻取
機74にてリール8に巻き取られ形成された巻設体2に、
順次ライナー3を貼付することができると共に、表示片
56をライナーに貼付することができる。
【0024】次に、上述の如く構成されたライナー貼付
装置を使用してゴム製帯状体1の巻設体2,2の外周面
にライナー3,3を貼付する方法を説明する。まず、図
7の(イ)に示すように、吸着部材4の吸着パット25を
下降させて、この吸着パット25でライナー3を吸着す
る。(従って、この際、吸着パット25でライナー3を吸
着することができる位置までライナー3を引き出してお
く必要がある。また、ライナー3がずり落ちないように
するために、補助ローラ32を上昇させて、この補助ロー
ラ32と駆動ローラ31とで該ライナー3を挾持状としてお
くと共に、ブレーキ力を付加するために、張力付加手段
39のローラ40をライナー3の巻設体11に押圧させてお
く。)その後、図7の(ロ)に示すように、吸着パット
25を上昇させると共に、揺動基板13を枢支軸14を中心に
矢印Aの如く揺動させる。
【0025】その後、シリンダ19のピストンロッド19a
を伸ばして、吸着部材4と押圧部材5を保持している保
持板18を、ゴム製帯状体1の巻設体2に接近させ、図7
の(ハ)に示すように吸着部材4と押圧部材5とを巻設
体2に接近させる。この際、ピストンロッド19aの伸び
るのと同時に駆動ローラ31を回転させる。つまり、ピス
トンロッド19aの伸びと駆動ローラ31の回転とを同調さ
せる。これは、吸着部材4の吸着パット25の引っ張り力
を補助するためであって、ライナー3が僅かに弛むぐら
いにピストンロッド19aのスペードを調整するのが好ま
しい。
【0026】次に、図7の(ニ)に示すように、揺動基
板13を枢支軸14を中心に矢印B方向に揺動させて、吸着
部材4の吸着パット25と押圧部材5の押圧ロール27を下
降させ、これによって、ライナー3の一部を巻設体2の
外周面に圧接させる。そして、図8の(イ)に示すよう
に、吸着パット25のみを上昇させた後、リール8を回転
させ、所定量回転すれば、図8の(ロ)に示すように、
押圧ロール27と揺動基板13を上昇させ、その後、ライナ
ー3が切断位置に達すれば、リール8の回転を停止させ
る。この場合、上述の検出手段77にて、ライナー3の長
さ検出や、押圧ロール27及びシリンダ16の動作のタイミ
ングを取ることができる。
【0027】その後は、切断手段7にてライナー3を切
断する。つまり、押え部材52が下降してライナー3を押
さえ、この状態で、カッタ51が下降してライナー3を切
断する。次に、図8の(ハ)に示すように、押圧ロール
27と揺動基板13が下降してカット後のライナー3を押圧
ロール27で押さえながらリール8を所定量だけ回転させ
れば、ライナー3を巻設体2の外周面の全周に貼付させ
ることができ、その後、この装置は、図1に示すよう
に、シリンダ19のピストンロッド19aが引っ込んだ状態
に戻って、次のライナー貼付準備を行うことになる。従
って、各リール8の巻設体2の外周面に順次ライナー3
を貼付してゆくことができる。
【0028】また、各ライナー3,3には、印刷機57で
データが印刷された表示片56が、表示片貼付手段55にて
貼付される。即ち、図9に示すように、表示片貼付手段
55の吸着パット61を下降させて、表示片56を吸着し、吸
着した状態の吸着パット61を図10に示すように、一方の
ライナー3(つまり、印刷機57に近い方のライナー3)
上に移動させ、この状態からさらに吸着パット61を下降
させて、この一方のライナー3の上面に表示片56を押し
付け、これによって、表示片56をこのライナー3の上面
に貼付する。その後は、真空引きを解除して、吸着パッ
ト61を、上昇させると共に印刷機57側に戻し、再び、次
の表示片56をこの吸着パット61にて吸着し、吸着した状
態の吸着パット61を図10の仮想線で示すように、他方の
ライナー3(つまり、印刷機57に遠い方のライナー3)
上に移動させ、この状態からさらに吸着パット61を下降
させて、この他方のライナー3の上面に表示片56を押し
付けて貼付して、吸着パット61を図1の実線で示す状態
に戻す。従って、2枚のライナー3,3の上面に夫々表
示片56,56が貼付される。なお、逆に、他方のライナー
3に表示片56を貼付した後、一方のライナー3に表示片
56を貼付するようにするも自由である。
【0029】しかして、この装置は、ライナー3をゴム
製帯状体1の巻設体2の外周面に自動的に貼付すること
ができると共に、各ライナー3,3にゴム製帯状体1の
種々のデータが表示された表示片56を自動的に貼付する
ことができる。しかも、この実施の形態では、上述の如
く、一対のリール8,8の巻設体2,2にライナー3,
3を貼着している間に、他の一対のリール8,8にゴム
製帯状体1,1を巻設することができ、作業性に優れる
利点がある。なお、この実施の形態では、一度に2個の
巻設体2,2にライナー3を貼付するものであるが、勿
論、1個であっても、逆に3個以上であってもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。 請求項記載のライ
ナー貼付装置によれば、)ライナー3の供給(搬送)を
確実に行うことができ、ライナー貼付作業が安定する。
さらに、貼付されるライナー3に、該ライナー3の種々
のデータが入力された表示片56を自動的に貼付すること
ができる。つまり、手作業で行っていた表示片の貼付作
業も自動化することができ、より作業者の負担が軽減さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るライナー貼付装置の斜視図であ
る。
【図2】要部正面図である。
【図3】要部正面図である。
【図4】簡略平面図である。
【図5】カッタの側面図である。
【図6】ゴム製帯状体の巻設体の簡略図である。
【図7】貼付方法の説明図である。
【図8】貼付方法の説明図である。
【図9】表示片貼付手段の簡略図である。
【図10】表示片貼付手段の簡略図である。
【符号の説明】
1 ゴム製帯状体 2 ゴム製帯状体巻設体 3 ライナー 4 吸着部材 5 押圧部材 6 搬送手段 7 切断手段 8 リール 11 巻設体 29 ライナー搬送手段 31 駆動ローラ 32 補助ローラ 39 張力付加手段 55 表示片貼付手段 56 表示片 58 表示片用吸着部材 59 搬送機 60 押圧機 72 重ね合わせ体 73 付着防止用帯状体
フロントページの続き (72)発明者 鑓水 和明 福島県白河市大字久田野字前田63 市営 住宅5−102号 (56)参考文献 特開 平5−310236(JP,A) 特開 平5−57817(JP,A) 特開 昭54−76390(JP,A) 実開 昭52−62263(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 30/30 - 30/72 B65H 23/18 - 23/198

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム製帯状体1と付着防止用帯状体73の
    重ね合わせ体72を回転自在な左右一対のリール8,8
    巻設して形成した左右2列のゴム製帯状体巻設体2,2
    に、ゴミ付着防止用のライナー3を貼り付けるライナー
    貼付装置であって、ライナー3を吸着する吸着部材4
    と、該ライナー3を回転しているゴム製帯状体巻設体2
    の外周面に押圧する押圧部材5と、該吸着部材4と該押
    圧部材5とをゴム製帯状体巻設体2近傍に搬送して押圧
    部材5によるライナー押圧を可能とする搬送手段6と、
    駆動ローラ31とこれを受ける補助ローラ32とで上記ライ
    ナー3を挾持状として該ライナー3を搬送するライナー
    搬送手段29と、貼り付けられるライナー3を切断する切
    断手段7と、上記ゴム製帯状体1用のデータが表示され
    た表示片56を吸着する表示片用吸着部材58と該表示片用
    吸着部材58を左右2枚のライナー3,3に対応して該ラ
    イナー3,3の表て面近傍まで搬送する2段に伸びるシ
    リンダ64を備えた搬送機59と該表示片用吸着部材58にて
    吸着された表示片56をライナー3の表て面に押し付ける
    押圧機60とを有する表示片貼付手段55と、を備えたこと
    を特徴とするライナー貼付装置。
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