JP2003070829A - 眼内レンズの挿入器具 - Google Patents

眼内レンズの挿入器具

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JP2003070829A
JP2003070829A JP2001272433A JP2001272433A JP2003070829A JP 2003070829 A JP2003070829 A JP 2003070829A JP 2001272433 A JP2001272433 A JP 2001272433A JP 2001272433 A JP2001272433 A JP 2001272433A JP 2003070829 A JP2003070829 A JP 2003070829A
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rail
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cylinder
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Toshiichi Kikuchi
敏一 菊池
Kenichi Kobayashi
研一 小林
Eiken Yoshida
英謙 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】挿入器具の挿入筒内に折り畳まれた眼内レンズ
の軸方向移動時の姿勢を制御することで、眼内レンズの
挿入方向や挿入速度を安定的に維持できる挿入器具を提
供する。 【解決手段】変形可能な眼内レンズを小さい形状に変形
させて挿入筒を通して眼内に挿入する眼内レンズ挿入器
具において、前記挿入筒17の内面に、眼内レンズ案内
部24を設けた構成とし、さらに前記眼内レンズ案内部
24が前記眼内レンズ1の押出し方向と平行に延びるレ
ールまたは溝であること、加えて前記眼内レンズ案内部
24の当該レールは矩形状断面または非線対称な三角形
状断面に構成した。また、前記眼内レンズ案内部24
は、前記眼内レンズ1の押出し方向と平行に延びるレー
ルであって、当該レールの断面中心線が前記挿入筒中心
軸を通る平面上に位置しないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、白内障で水晶体
を摘出した後に、水晶体の代わりに挿入される変形可能
な眼内挿入用レンズや、視力補正のみを目的として眼内
に挿入される変形可能な視力補正用レンズ等の変形可能
な眼内挿入用レンズを眼内に挿入するための挿入器具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】1949年リドレイ(Ridley)が白
内障手術の際に白濁した水晶体の代わりに人工の水晶
体、即ち眼内挿入用レンズを初めて人眼に移植して以
来、白内障の治療として眼内挿入用レンズを移植するこ
とは広く行われてきた。特開昭58−146346号公
報に示されているように、眼球に作製した小さな切開創
を通して挿入可能な、少なくとも光学部が所定の記憶特
性を有する変形可能な弾性体等を用いた眼内挿入用レン
ズや、少なくとも光学部が所定の記憶特性を有する弾性
体等を用いて光学部を眼内で支える異種部材からなる支
持部を有する変形可能な眼内挿入用レンズが発明され
た。
【0003】本願出願人が特開平4一212350号等
において、変形可能な眼内挿入用レンズの光学部を圧縮
したり、巻いたり、折曲げたり、伸ばしたり、折畳んだ
りして変形させることで、変形前の大きな形状から小さ
な形状に変形させ、眼球に作製した小さな切開創を通し
て当該眼内レンズを眼内に移植する挿入器具の発明を開
示した。この挿入器具の発明によって、眼内挿入用レン
ズの移植手術も的確且つ簡素化した。即ち、図10に示
すように変形可能な眼内レンズ1として、所定の記憶特
性を有する変形可能な弾性体で形成した円形の光学部2
の外周部に、光学部2と異種の可撓性材料で形成した1
対の支持部3の基部3aを埋込み固着し、支持部3の線
状の突出部3bを湾曲させ、2つの支持部3を対称形に
配置したもの、図11の(a),および(a)のA−A
線断面である(b)に示すように、図10と同様な所定
の記憶特性を有する材料からなり、円形の光学部2の外
周部に2つの支持部4を相対向させて突出させた眼内レ
ンズ1も発明された。そして、図12は上記眼内レンズ
を小さな形状に2つに折畳んで変形させ、挿入筒に通し
て眼内に挿入するため挿入器具の外観図である。
【0004】図12は、従来の変形可能な眼内レンズ挿
入器具の一部切欠き全体斜視図で、図13は前記挿入器
具に使用される挿入筒の要部拡大斜視図、図14は挿入
筒の挿入先端部の要部拡大斜視図、図15は図14のB
−B線断面図、図16は前記挿入器具に使用される挿入
先端部の動作説明の要部拡大断面図である。図12にお
いて、11は器具本体であり、12は押出軸、13はお
ねじ筒、14は押出し機構である。18は包持部材で、
図13に拡大して示すようにヒンジ部15を有するレン
ズ設置部16を備え、レンズ設置部16の先端側に挿入
筒17を突出させた構成となっている。さらに前記挿入
筒の先端部17aの一側部に、挿入筒17の内外を連通
する状態で軸方向に沿ってスリット17bが形成されて
いる。また、前記レンズ設置部16は固定半割筒19と
可動半割筒20との下縁部をヒンジ部15によって連結
し、固定,可動半割筒19,20上には固定,可動押え
板21,22をそれぞれ突出させてある。以上のような
構成の従来例では、眼内レンズ1は包持部材18のレン
ズ設置部16に設置され、挿入器具本体に装填される時
には小さく折畳まれるようになっている。
【0005】眼内レンズ1を包持部材18のレンズ設置
部16に装填状態で、眼内レンズ挿入器具のおねじ筒1
3をまわすと押出軸12がネジ送りされ、眼内レンズを眼
内に挿入する工程が始まる。押出軸12の先端により徐
々に押出される眼内レンズ1は、挿入筒17の先端部1
7aに到達した時点で、挿入先端部17aの軸方向に沿
って形成したスリット17bが徐々に開くことで、挿入
筒17の基端側17cでは折畳まれている眼内レンズ1
の光学部2の応力を挿入先端部17aで徐々に開放しな
がら眼内レンズ1を開口端17dから眼内に挿入する。
また、スリット17bは眼内レンズ1の光学部2を挟み
込むように把持することによって、眼内への急激な飛出
しを防止すると共に、眼内レンズ1に加えられた応力の
みを開放し、スリット17bの上下の各切断面で眼内レ
ンズ1が表裏より把持されて挿入先端部17aに留めら
れる。加えて、眼内レンズ1の挿入速度を押出軸12の
前進速度と対応させるように制御できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の挿入器具の挿入筒は、図16に示すように、挿入筒内
で折畳まれて軸方向に押される眼内レンズの挿入筒中心
軸周りの回転を規制する構造を備えていなかったため、
一点仮想線で示すように眼内レンズ1が挿入筒17の内
部壁面の円周方向に回転することがあった。この結果、
前述の挿入筒先端に備えられたスリットと折畳まれた眼
内レンズの位置関係に変化が起こり、眼内レンズを挿入
筒先端部より所望の状態で突出させることができず、眼
内レンズの挿入方向や挿入速度を安定的に再現性よく制
御することが難しく、眼内レンズの移植手術には熟練を
要した。
【0007】本発明は、前述した問題を解決して、眼内
レンズの挿入筒中心軸周りの回転を規制することで、眼
内レンズの挿入方向や挿入速度を安定的に維持できる挿
入器具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、変形可能
な眼内レンズを小さい形状に変形させて挿入筒を通して
眼内に挿入する眼内レンズ挿入器具において、前記挿入
筒の内面に、眼内レンズ案内部を設けたことを特徴とす
る。
【0009】第2の発明は、前記眼内レンズ案内部が、
前記眼内レンズ押出し方向と平行に延びるレールまたは
溝であることを特徴とする。
【0010】第3の発明は、前記眼内レンズ案内部が、
前記眼内レンズ押出し方向と平行に延びるレールであっ
て、当該レールは矩形状断面または非線対称な三角形状
断面であることを特徴とする。
【0011】第4の発明は、前記眼内レンズ案内部は、
前記眼内レンズ押出し方向と平行に延びるレールであっ
て、当該レールの断面中心線が前記挿入筒中心軸を通る
平面上にないことを特徴とする。
【0012】第5の発明は、前記眼内レンズ案内部は、
前記眼内レンズ押出し方向と平行に延びる三角形状断面
のレールであって、当該レール断面の頂角の二等分線が
前記挿入筒中心軸を通る平面上にないことを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の眼内レンズの挿入
器具に係る第1実施形態について説明する。図1は、本
発明による眼内レンズの挿入器具本体の外観図である。
ほぼ筒状の器具本体11と、この器具本体11に嵌めた
押出軸12と、器具本体11の内周面に形成した雌ネジ
(図示せず)にネジ嵌合させた雄ネジ筒13がある押出
機構14と、ヒンジ部15を有するレンズ設置部16の
先端側に挿入筒17を突出させた包持部材18とを備え
ている。器具本体11の先端部上面には取付け溝11a
が軸方向に沿って形成され、この溝から前記包持部材18
が装填される。前記押出軸12は雄ネジ筒13と回動可
能に連結し、器具本体11に対し回動を拘束されるよう
に機構が構成されている。
【0014】図2は図1の挿入器具本体の先端部に装填
する包持部材の拡大斜視図である。前記包持部材18の
レンズ設置部16は、図2に示すように、挿入筒17の
末端に固定半割筒19を一体に設けると共に、固定半割
筒19と対向する可動半割筒20を挿入筒17の末端に
近接させて開閉可能に設け、固定半割筒19と可動半割
筒20との下縁部をヒンジ部15によって連結し、固
定,可動半割筒19,20上には固定,可動押え板2
1,22をそれぞれ突出させてある。
【0015】また、可動半割筒20、ヒンジ部15およ
び可動押え板22よって開閉機構を構成し、開閉機構を
閉じることで、可動押え板22が固定押え板21に当接
して、挿入筒17と同軸の筒状になる。前記レンズ設置
部16に設置した眼内レンズ1を設定して前記可動押え
板22を閉じることで、前記眼内レンズは折畳まれ小さ
く変形される。挿入筒17は、基端側17cでは可動半
割筒19,20が当接した筒状部の内径と等径であり、
先端部では先細形状の挿入先端部17aを有している。
なお、前述した構成は,前記従来例として示す特開平0
8−038542号公報に記載されたものとほぼ同構成
である。
【0016】図3は図2の包持部材先端に構成した挿入
先端部の拡大斜視図である。図4は図3のC−C線断面
図、図5は図3の挿入筒内での眼内レンズ変形状態を説
明するの動作説明図、図6は挿入筒先端部を眼内レンズ
が脱する時点の動作説明図を示している。前記第1実施
形態の挿入先端部にスリットを有する眼内レンズの挿入
器具は、特に、図3〜図5に示すように、前記挿入筒1
7の軸心と対応する上部内壁面17eに、押出し移動時
の折畳まれた眼内レンズ1に軸周りの回転を規制する為
の眼内レンズ押出し方向と平行に延びるレール状の案内
部24を構成している。前記案内部24は、断面形状が矩
形形状で前記挿入筒17と一体成形されている。この案
内部24は、前記挿入筒17の軸方向に延びて、基端側
17cより先端部17aまで連続している。また、眼内
レンズ1は前述の図10に示すように、光学部2が所定
の記憶特性を有する弾性体を用いた変形可能な眼内レン
ズで、所定の記憶特性を有する弾性体の支持部3を備え
たものである。
【0017】以上のように構成された第1実施形態の挿
入先端部17aにスリット17bを有する眼内レンズ1
の挿入器具は、眼内レンズ1を眼内へ挿入する際には、
まず包持部材18を器具本体11の取付け溝11aより
取外し、包持部材18の可動押え板22および可動半割
筒20を開き、眼内レンズ1の1対の支持部3を前方の
一側と後方の他側にそれぞれ位置させて光学部2をレン
ズ設置部16のヒンジ部15上方に適宜の隙間を設けて
設置し、可動押え板22および可動半割筒20を閉じて
固定押え板21および固定半割筒19に合わせ、半割筒
19,20内に光学部2を2つ折り状に折畳んで小さな
形状にし、前記包持部材18を器具本体11の取付溝1
1aに取付ける。
【0018】この保持状態で前記押出し機構14の雄ネ
ジ筒13を回転させることで、押出軸12の先端部23
によって眼内レンズ1の光学部2を切開創内に挿入した
挿入筒17の挿入先端部17aに送り込み、前記挿入先
端部17aのスリット17bを開放させながら眼内に向
けて徐々に送り出される。即ち、挿入先端部17aに眼
内レンズ1が到達する移動状態では、図5に示すように
眼内レンズ1の折畳まれた両端部が前記挿入筒17の内
壁面17eに形成した案内部24の両側面24a,24
bを挟むことで挿入筒の中心軸周りの回転が規制されつ
つ、前記押出軸12の先端部23により押出される。
【0019】なお、前記押出軸12の先端部23は挿入
筒17内部に突出した前記案内部24には接触しないよ
うに十分な逃げ部を有した形状を有している。そして、
前記挿入筒17内で中心軸周り回転を規制された状態で
押出される眼内レンズ1は、挿入先端部17aに形成し
たスリット17bの位置に達すると、前記案内部24の
側面24aに係止された眼内レンズ1の外周端部が弾性
復元力によりスリット17bより突出し、眼内レンズ1
の形状を復元しながら前記スリット17bと挿入先端部
17aの開口端17dより放出される。従って、眼内レ
ンズ1がスリット17bに挟持される時点では、形状を
原型に近い状態に復元可能となり、眼内レンズの挿入方
向や挿入速度を安定的に制御することが可能である。
【0020】図7,図8,図9は、本発明における案内
部24の第2,第3,第4実施例を示している。図7は
案内部24の形成位置を挿入筒17の内壁面17eの最
上部よりスリット17bの形成側に偏倚させて形成した
実施例である。つまり、矩形状案内部24の前記挿入筒
の中心軸に対し直交する縦断面の中心線が、前記挿入筒
の中心軸を含む平面状にない実施例を開示している。
【0021】この実施例では、図示のとおり挿入筒17
内の眼内レンズ1は一端を案内部24の一面に接している
ものの、他端は案内部24の他面によって挿入筒の周方向
に丸められる。これによって、眼内レンズ1の径方向の
圧縮力を開放し,眼内レンズ1の変形に無理がなくな
る。
【0022】また、図8は案内部24の形成位置を挿入
筒17の内壁面17e最上部よりスリット17bの形成
側に偏倚させると共に、前記挿入筒の軸心と対応する内
壁面17e上部に、眼内レンズ押出し方向に沿って前記
内壁面17eより突出する長手両側面24c,24dが
円周内壁面に対しそれぞれ鋭角および鈍角に形成された
断面三角形状、すなわち案内部24であるレールの断面
中心線が前記挿入筒中心軸を通る平面上になく、かつレ
ールは非線対称な三角形状断面に形成した実施例であ
る。これは、眼内レンズ1の丸め込みを前提として発明
された実施形態である。
【0023】図8の案内部24は、断面を非線対称な三
角形状にし、かつ案内部24であるレール断面の頂角の
二等分線が前記挿入筒中心を通る平面上にないように配
設したもので、案内部24の一側面24cで眼内レンズ
1の一端と接触して中心軸周りの回転を規制する。加え
て他面24dは、眼内レンズ1の丸め込みを円滑にする
ように適した角度となるように面を傾斜させている。こ
れによって、眼内レンズ1の径方向の圧縮力を開放し,
眼内レンズ1の変形に対してさらに無理がなくなり、大
口径の眼内レンズに対して有効である。
【0024】さらに、図9は前記案内部24を、前記挿
入筒17の軸心と対応する内壁面17e上部に軸方向に
沿って形成した凹み形状の溝24eとしたものである。
眼内レンズ1の復元力を利用して、挿入筒17の内側に
構成した溝24eに沿って眼内レンズ1が移動するため
挿入筒中心軸周りの回転を規制することができる。この
実施例は、特に肉厚の厚い眼内レンズに対して有効であ
る。
【0025】なお上記各実施例において、挿入筒17の
挿入先端部17aにスリット17bを形成した眼内レン
ズ1の挿入器具について説明したが、これに限定される
ことなく、前記特開平5−103803号,特開平7−
23990号公報に記載されたような挿入筒の挿入先端
部にスリット或いは切り欠きのない形状の通常の挿入先
端部を有する挿入筒に適用可能であることは勿論であ
る。
【0026】また、前記案内部24を挿入筒内壁面17
eに一体成形によって形成したものについて説明した
が、これに限定されることなく、突形状となる長尺の案
内部(図示せず)を別体構成で形成し、前記挿入筒内壁
面17eに溶着或いは接着によって固定するようにして
も良いことは勿論である。さらに、前記挿入筒内壁面1
7eに設けた案内部24は、単一長尺の直線状の突形状
としたが、軸方向に形成したレール状の2本など複数の
突形状とすることもできる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明は変形可能な眼内
レンズを眼内に挿入する眼内レンズの挿入器具におい
て、前記挿入筒の内面に眼内レンズ案内部を設けたこと
で、折畳まれた眼内レンズの挿入筒内部を通過する過程
での挿入筒中心周りの回転を規制することができ、安定
的した挿入操作を実現して熟練を要さない眼内レンズの
移植手術が可能になる。また、挿入筒内の眼内レンズ姿
勢が安定しているため、眼内レンズの挿入速度を安定的
に制御できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による眼内レンズの挿入器具の第1実施
形態を示す挿入器具本体の外観図。
【図2】図1の包持部材の拡大斜視図。
【図3】図1の挿入先端部の要部拡大斜視図。
【図4】図3のC−C線断面図。
【図5】図1の動作説明断面図。
【図6】図1の挿入先端部の動作説明要部拡大斜視図。
【図7】本発明の第2の実施例。
【図8】本発明の第3の実施例。
【図9】本発明の第4の実施例。
【図10】変形可能な眼内レンズの一例を示す平面図。
【図11】(a)は変形可能な眼内レンズの一例を示す
平面図、(b)はA−A線断面図。
【図12】従来の眼内レンズの挿入器具の外観図。
【図13】図12の包持部材の拡大斜視図。
【図14】図12の挿入先端部の要部拡大斜視図。
【図15】図14のB−B線断面図。
【図16】図12の動作説明断面図。
【符号の説明】
1 変形可能な眼内レンズ 2 光学部 3,4 支持部 11 器具本体 12 押出軸 13 おねじ筒 14 押出機構 15 ヒンジ部 16 レンズ設置部 17 挿入筒 17a 挿入先端部 17b スリット 17c 基端側 17d 開口端 17e 内壁面 18 包持部材 24 案内部 24a,24b,24c,24d 側面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変形可能な眼内レンズを小さい形状に変
    形させて挿入筒を通して眼内に挿入する眼内レンズ挿入
    器具において、前記挿入筒の内面に、眼内レンズ案内部
    を設けたことを特徴とする眼内レンズの挿入器具。
  2. 【請求項2】 前記眼内レンズ案内部は、前記眼内レン
    ズ押出し方向と平行に延びるレールであることを特徴と
    する請求項1記載の眼内レンズの挿入器具。
  3. 【請求項3】 前記眼内レンズ案内部は、前記眼内レン
    ズ押出し方向と平行に延びる溝であることを特徴とする
    請求項1記の眼内レンズの挿入器具。
  4. 【請求項4】 前記眼内レンズ案内部は、前記眼内レン
    ズ押出し方向と平行に延びるレールであって、当該レー
    ルは矩形状断面であることを特徴とする請求項1記載の
    眼内レンズの挿入器具。
  5. 【請求項5】 前記眼内レンズ案内部は、前記眼内レン
    ズ押出し方向と平行に延びるレールであって、当該レー
    ルは非線対称な三角形状断面であることを特徴とする請
    求項1記載の眼内レンズの挿入器具。
  6. 【請求項6】 前記眼内レンズ案内部は、前記眼内レン
    ズ押出し方向と平行に延びるレールであって、当該レー
    ルの断面中心線が前記挿入筒中心軸を通る平面上にない
    ことを特徴とする請求項4記載の眼内レンズの挿入器
    具。
  7. 【請求項7】 前記眼内レンズ案内部は、前記眼内レン
    ズ押出し方向と平行に延びる三角形状断面のレールであ
    って、当該レール断面の頂角の二等分線が前記挿入筒中
    心を通る平面上にないことを特徴とする請求項5記載の
    眼内レンズの挿入器具。
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