JPWO2018151141A1 - 眼内レンズ用インジェクタ - Google Patents
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- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/14—Eye parts, e.g. lenses, corneal implants; Implanting instruments specially adapted therefor; Artificial eyes
- A61F2/16—Intraocular lenses
Abstract
Description
図1(a)は実施形態に係る眼内レンズ用インジェクタ1(以下、単に、インジェクタ1と記す場合がある)の全体構成を示す斜視図であり、(b)は眼内レンズ用インジェクタ1に設けられたレンズホルダ4の内部に保持される眼内レンズ7の斜視図である。図1に示されるように、インジェクタ1は、筒状の装置本体2と、先端チップ3と、眼内レンズ7を内部に保持するレンズホルダ4と、プランジャ5と、を備えている。先端チップ3は、装置本体2に接続されるノズル部32と、ノズル部32の前方側に設けられた放出部31とを有している。また、レンズホルダ4は、装置本体2に取り付け可能となっている。また、プランジャ5は、棒状であり、装置本体2に内挿される構成となっている。
ここで、眼内レンズ7は、レンズ部7aと、前方支持部7bと、後方支持部7cとを備えている。レンズ部7aは、眼内挿入後に水晶体として機能するレンズ部分である。前方支持部7b及び後方支持部7cは、レンズ部7a側面から曲線状に延び出るように形成され、眼内挿入後にレンズ部7aを眼内で支持する機能を有する。前方支持部7b及び後方支持部7cは、レンズ部7aの中心を対称中心とした点対称の位置関係となるように配置されている。これらレンズ部7a、前方支持部7b、及び後方支持部7cは、弾性を有する材質であり、変形可能に形成されている。
図2(a)は眼内レンズ用インジェクタ1に設けられたレンズホルダ4の要部を示す平面図であり、(b)はレンズホルダ4の要部を示す斜視図であり、(c)は(a)に示される断面GGに沿った断面図である。
図3は眼内レンズ用インジェクタ1に設けられた先端チップ3及びレンズホルダ4を示す平面図である。図4(a)は眼内レンズ用インジェクタ1に設けられた装置本体2の出口88によるプランジャ5の規制を説明するための平面断面図であり、(b)はプランジャ5の規制を説明するための斜視図である。
図5(a)はレンズホルダ4によるプランジャ5の規制を説明するための斜視図であり、(b)はプランジャ5の規制を説明するための断面図である。プランジャ5の左右方向及び下方向に沿ったブレ、ぐらつきを規制する規制溝81が、レンズホルダ4の底部41に前後方向に沿って形成される。レンズホルダ4の蓋部42に、プランジャ5の左右方向及び上方向に沿ったブレ、ぐらつきを規制する規制溝82が前後方向に沿って形成される。プランジャ5により押し出される眼内レンズ7は、底部41に形成されたお椀状の凹部84に載置されている。規制溝81は上記凹部に繋がるように形成される。
図6(a)はレンズホルダ4によるプランジャ5の他の規制を説明するための斜視図であり、(b)はプランジャ5の他の規制を説明するための断面図である。プランジャ5の左右方向及び下方向に沿ったブレ、ぐらつきを規制する規制溝83が、レンズホルダ4の底部41の先端チップ3側に前後方向に沿って形成される。
図7(a)は先端チップ3に形成された通路孔75の規制溝85によるプランジャ5の規制を説明するための平面断面図であり、(b)〜(f)は(a)にそれぞれ示される断面AAから断面EEに沿った断面図である。先端チップ3は、プランジャ5により押し出された眼内レンズ7を折り畳みつつ先端側から放出するために、先端側に近づくに従って狭まるように形成された通路孔75を有する。通路孔75の下側の内壁に、レンズホルダ4を通過したプランジャ5を規制する規制溝85が前後方向に形成される。規制溝85は図3に示される領域R4に配置される。これにより、プランジャ5の下方向及び左右方向に沿ったブレ、ぐらつきが規制される。
図8(a)は通路孔75の幅によるプランジャ5の規制を説明するための平面断面図であり、(b)は(a)に示される断面FFに沿った断面図であり、(c)は比較例に係る通路孔の幅による上記プランジャの規制を説明するための平面断面図である。通路孔75は、ノズル部32の先端側に近づくに従って、まず、左右方向の寸法が小さくなり、その後、上下方向の寸法が小さくなるように形成される。このため、ノズル部32の先端方向に向かって通路孔75を進行するプランジャ5の左右方向のブレ、ぐらつきが、プランジャ5が通路孔75に進入した後、速やかに規制される。
図9(a)はレンズホルダ4に設けられたガイド突起74を説明するための平面図であり、(b)は比較例に係るレンズホルダ94を説明するための平面図である。レンズホルダ4の蓋部42の先端チップ3側には、先端側に近づくに従って狭まる通路孔75の内壁により眼内レンズ7を谷折り態様に折り畳むためのガイド突起74が形成される。
図10は先端チップ3に設けられたストッパー突起71を説明するための先端チップ3の軸方向に沿った断面図である。プランジャ5により押し出された眼内レンズ7を折り畳みつつ先端側の放出部31から放出するために放出部31に近づくに従って狭まるように形成された通路孔75は、通路孔75の内壁により山折り態様に折り畳まれた眼内レンズ7の進行を阻止するストッパー突起71を有する。このストッパー突起71は、通路孔75の上側の内壁に前後方向に沿って形成される。ストッパー突起71は、通路孔75の入口と出口との間の中間地点から出口に渡って形成される。
図12(a)はプランジャ5の先端形状を示す平面図であり、(b)はプランジャ5の先端形状を示す側面図であり、(c)はプランジャ5の先端形状を示す他の斜視図である。プランジャ5の先端には、先端チップ3の通路孔75の先端側に近づくに従ってオーバーラップするように谷折り態様に折り畳まれた眼内レンズ7との接触を回避するための一対の切欠き部76が形成される。この一対の切欠き部76は、プランジャ5の先端の上側の左部及び右部を切り欠いており、中央部は残されている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る眼内レンズ用インジェクタは、筒状の本体の端面側に取り付けられて、眼内レンズを保持するレンズホルダと、前記レンズホルダに保持された眼内レンズに当接して前記眼内レンズを押し出すプランジャと、前記プランジャにより押し出された眼内レンズを折り畳みつつ先端側から放出するために前記先端側に近づくに従って狭まるように形成された通路孔を有する先端チップとを備え、前記通路孔が、前記先端側に近づくに従って狭まる通路孔の内壁により山折り態様に折り畳まれた前記眼内レンズの進行を阻止するストッパー突起を有する。
3 先端チップ
4 レンズホルダ
2 装置本体(本体)
5 プランジャ
7 眼内レンズ
41 底部(載置部)
41a 載置面
42 蓋部
71 ストッパー突起
72 緩斜面
73 段差面
74 ガイド突起
75 通路孔
76 切欠き部
Claims (6)
- 筒状の本体の端面側に取り付けられて、眼内レンズを保持するレンズホルダと、
前記レンズホルダに保持された眼内レンズに当接して前記眼内レンズを押し出すプランジャと、
前記プランジャにより押し出された眼内レンズを折り畳みつつ先端側から放出するために前記先端側に近づくに従って狭まるように形成された通路孔を有する先端チップとを備え、
前記通路孔が、前記先端側に近づくに従って狭まる通路孔の内壁により山折り態様に折り畳まれた前記眼内レンズの進行を阻止するストッパー突起を有することを特徴とする眼内レンズ用インジェクタ。 - 前記ストッパー突起は前記通路孔の軸方向に沿って形成され、
前記ストッパー突起が、前記軸方向に沿って形成されて前記内壁に対して緩やかに傾斜する緩斜面と、前記軸方向に沿って形成されて前記内壁に対して段差を構成する段差面とを有する請求項1に記載の眼内レンズ用インジェクタ。 - 前記先端側に近づくに従って狭まる通路孔の内壁により前記眼内レンズを谷折り態様に折り畳むために前記通路孔の前記レンズホルダ側に突出するガイド突起をさらに備える請求項1又は2に記載の眼内レンズ用インジェクタ。
- 前記先端チップの先端側に近づくに従ってオーバーラップするように折り畳まれた眼内レンズとの接触を回避するための切欠き部が前記プランジャの先端に形成される請求項1から3のいずれか一項に記載の眼内レンズ用インジェクタ。
- 前記レンズホルダが、前記眼内レンズを載置する載置部と、
前記載置部を覆うように設けられた蓋部とを有し、
前記ガイド突起が、前記蓋部に形成される請求項3に記載の眼内レンズ用インジェクタ。 - 前記レンズホルダが、前記眼内レンズを載置する載置面が形成された載置部を有し、
前記切欠き部が、前記プランジャの先端の前記載置面と反対側に形成される請求項4に記載の眼内レンズ用インジェクタ。
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