JP2007526091A - 眼内レンズを保管、装填および送達するためのデバイスおよび方法 - Google Patents

眼内レンズを保管、装填および送達するためのデバイスおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007526091A
JP2007526091A JP2007501971A JP2007501971A JP2007526091A JP 2007526091 A JP2007526091 A JP 2007526091A JP 2007501971 A JP2007501971 A JP 2007501971A JP 2007501971 A JP2007501971 A JP 2007501971A JP 2007526091 A JP2007526091 A JP 2007526091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
opening
iol
intraocular lens
handpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007501971A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4749413B2 (ja
JP2007526091A5 (ja
Inventor
ロッド・ティ・ピーターソン
ロバート・ディ・オット
マーク・エス・コール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Johnson and Johnson Surgical Vision Inc
Original Assignee
Abbott Medical Optics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Abbott Medical Optics Inc filed Critical Abbott Medical Optics Inc
Publication of JP2007526091A publication Critical patent/JP2007526091A/ja
Publication of JP2007526091A5 publication Critical patent/JP2007526091A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4749413B2 publication Critical patent/JP4749413B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/14Eye parts, e.g. lenses, corneal implants; Implanting instruments specially adapted therefor; Artificial eyes
    • A61F2/16Intraocular lenses
    • A61F2/1662Instruments for inserting intraocular lenses into the eye
    • A61F2/1678Instruments for inserting intraocular lenses into the eye with a separate cartridge or other lens setting part for storage of a lens, e.g. preloadable for shipping
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/14Eye parts, e.g. lenses, corneal implants; Implanting instruments specially adapted therefor; Artificial eyes
    • A61F2/16Intraocular lenses
    • A61F2/1691Packages or dispensers for intraocular lenses

Abstract

対象となる眼球内に眼内レンズを送達するためのカートリッジ(22)は、遠位端部および近位端部を有する長手方向軸に沿って配設された本体部と、本体部の遠位端部に開口部を有する長手方向軸に沿って配設された先細ったルーメンとを有する。開口部と先細ったルーメンの少なくとも一部は、上側部分と下側部分とからなる。開口部の上側部分およびルーメンのそれぞれは、第1の幅を有し、かつほぼアーチ状の断面を有する。開口部の下側部分およびルーメンのそれぞれは、ほぼ水平方向に配設された断面を有し、かつ第1の幅より大きい第2の幅を有する。カートリッジは、包装システムを用いて、眼内レンズを装填することができる。先端部にサドルを含むプッシュロッド(164)を有する対応する挿入器(160)を用いて、眼内レンズを対象となる眼球内に配置することができる。眼内レンズは、好適には、挿入する際、サドルの上方に配置される。

Description

本発明は、一般に眼内レンズを取り扱うためのシステムおよび方法に関し、特に眼内レンズをカートリッジ内に保管し、装填し、眼内レンズを対象となる眼の中に送達するためのシステムおよび方法に関する。
年齢52歳〜64歳の米国人の少なくとも約42%、年齢65歳〜74歳の米国人の約73%の人が白内障に罹っていると推定されている。白内障は、眼球レンズの曇りであって、人の視力を弱め、処理せず放置すると失明させる。その結果、米国だけでも毎年およそ140万人の人々が白内障手術を受け、曇ったレンズを取り除き、眼内レンズインプラント(IOL)と置換する。
典型的なIOLは、眼球の網膜に向かって光の焦点を合わせる光学的本体部またはレンズ本体部を有する。さらにIOLは、眼房内の所望する位置にIOLを固定するための1つまたはそれ以上の固定部材またはハプティックを有する。IOLは、眼球の眼組織に設けた微小穿刺口を介して直接的に移植される。この微小穿刺口に適合するように、最新のIOLは、丸めたり、折り畳んだりするなどして、比較的に小さい外形形状に変形させて、眼球内で元の形状に復帰する用に設計されている。
IOLを眼内に挿入するための有用な技術は、IOLインジェクタまたはIOLカートリッジを用いることを含む。従来式のIOLカートリッジは、注入チューブに接続された装填チャンバを有する。装填チャンバは、通常、IOLを受容するための開閉可能な第1のルーメン(管腔)を有する。注入チューブは、眼球の穿刺口に挿入可能な小径の遠位先端部を有する。IOLは、装填チャンバから注入チューブを介して眼球内に送達することができる。
一般に、IOLは、バイアル容器、プラスティック製ブリスタ包装、またはIOLを殺菌した状態で維持するための他の容器などに包装して外科医に提供される。IOLは、包装から取り出され、患者の眼球内に挿入する前には、開いた装填チャンバの上に載置される。この包装により、IOLは取扱中、および手術現場までの搬送中において保護され、使用前においてIOLの殺菌状態が維持される。
IOLを包装から取り出し、装填チャンバに搬送する技術は、通常、一対のピンセットまたは同様のデバイスを用いて実現される。IOLが容器内で露出するように、包装のすべてのカバーを取り除く。挿入用ピンセットを用いて、IOLを包装から取り出した後、眼球内に挿入するために大きさが小さくなるようにIOLを畳み込む。択一的には、ピンセットを用いて、IOLを包装から物理的に取り出して、IOLをカートリッジの装填チャンバに載置する。IOLを畳み込むか、単にカートリッジ内に装填するかによらず、このステップは、巧妙な手作業および外科手術技術を要する。
この点において、包装からIOLを取り出し、IOLを手作業で畳み込み、そして/またはIOLを挿入デバイスまたはカートリッジに載置する際にさまざまな問題が発生し得る。例えば、IOLの取扱中に適正な注意が払われなければ、IOLを落とし、そして/または損傷することがある。加えて、IOLの畳み込みまたはカートリッジおよび挿入デバイスへの装填が不適切ならば、IOLに損傷を与えてしまうことがある。さらに、開梱および損点処理中、IOLが適正に取り扱われなかった場合、IOLの殺菌状態が損なわれ、IOLの廃棄を余儀なくされることがある。
IOLをカートリッジから対象となる眼球内へ送達する際に、他の問題が生じ得る。例えば、IOLは装填チャンバおよび/または注入チューブ内で丸め込まれるので、光学部品およびハプティック部品の向きを制御することが困難である。加えて、プッシュロッドの先端部がIOLに係合する際に問題が生じ、光学部品、ハプティック部品またはその両方に損傷を与えかねない。
上述の観点から、IOLの保管、搬送および送達を簡便にし、支援するためのシステムおよび方法に対する要請がある。
本発明は、関連する医者および/または支援スタッフの要請に応える、レンズ装填機能を有する眼内レンズ(IOL)の保管・挿入システムを実現するものである。
本発明は、眼内レンズを保管・搬送するデバイスを実現するものである。このデバイスは、眼内レンズと、開口部を有するトレイとを備え、眼内レンズは開口部の一部に収容され、開口部の別の一部は、レンズカートリッジを収容するように構成されている。このデバイスは、トレイと連通する装填メカニズムを有し、装填メカニズムにより、眼内レンズをデバイス内に制御性よく移動させることができる。
本発明は、眼内レンズを保管し、送達デバイスに用いられるレンズカートリッジ内に眼内レンズを搬送する方法を提供する。この方法は、眼内レンズおよびレンズカートリッジを包装デバイスのトレイ内に収容する包装デバイスを提供するステップを有し、包装デバイスは、トレイと連通する装填ツールを有する。この方法は、眼内レンズをレンズカートリッジ内に搬送・保管するために、装填ツールを遠位方向に移動させるステップを有する。最後に、この方法は、眼内レンズおよびレンズカートリッジを解放するために、装填ツールを近位方向に引き出すステップと、包装デバイスからレンズカートリッジを取り外すステップを有し、このときレンズカートリッジは眼内レンズを収容している。
本発明の1つの態様は、対象となる眼球内に眼内レンズを送達するためのカートリッジを含み、このカートリッジは、遠位端部および近位端部を有する長手方向軸に沿って配設された本体部を有する。カートリッジは、本体部の遠位端部に開口部を有する長手方向軸に沿って配設された先細ったルーメンを有する。開口部と先細ったルーメンの少なくとも一部は、上側部分と下側部分とからなる。開口部の上側部分およびルーメンのそれぞれは、第1の幅を有し、かつほぼアーチ状の断面を有する。開口部の下側部分およびルーメンのそれぞれは、ほぼ水平方向に配設された断面を有し、かつ第1の幅より大きい第2の幅を有する。
本発明のさらなる態様は、対象となる眼球内に眼内レンズを送達するための挿入システムを含み、この挿入システムは、カートリッジと、ハンドピースとを有する。カートリッジは、長手方向軸と、眼内レンズを受容するための装填チャンバを有する。またカートリッジは、遠位端部に開口部を有する長手方向軸に沿って配設された先細ったルーメンを有する。さらにカートリッジは、長手方向軸に沿って配設された開口部を含む底部表面を有する。ハンドピースは、先端部にサドルを含むプッシュロッドを有する。カートリッジの底部表面の開口部は、カートリッジをハンドピースの上方からハンドピース上に配置する際、先端部の少なくとも一部が通過できるように設けられている。
本発明のさらに別の態様によれば、眼内レンズを挿入する方法は、長手方向軸と、装填チャンバと、先細ったルーメンと、底部表面とを有するカートリッジを提供するステップを有する。装填チャンバは、ハプティックおよび光学本体部を有する眼内レンズを受容するように構成されている。先細ったルーメンは、遠位端部に開口部を有し、長手方向軸に沿って配設されている。底部表面は、長手方向軸に沿って配設された開口部を有する。この方法は、先端部にサドルを含むプッシュロッドを有するハンドピースを提供するステップを有する。この方法はさらに、カートリッジをハンドピースの上方に配置するステップと、ハンドピースの上方からカートリッジをハンドピース上に固定するステップとを有する。この方法は、カートリッジを固定する際、先端部の少なくとも一部が開口部を通過できるように先端部を配置するステップを有する。
本発明の実施形態は、添付図面とともに以下の詳細な説明を読むことにより、より十分に理解することができる。これらの実施形態は、説明するためだけのものであり、本発明の新規で非自明な態様を記述するものである。添付図面は、以下の25図面あるが、明細書中の同様の参照符号は、図面に図示された本発明に係るいくつかの実施形態を通じて、同一または対応する構成部品を示すものである。本発明の他の特徴および利点は、図面を参照する特定の実施形態に関する以下の説明により明らかなものとなる。
図1および図2を参照すると、本発明の実施形態に係るレンズ包装システム/レンズ装填システム10は、トレイ12、蓋14、カバー16、および装填ツール18を備える。トレイ12は、畳み込み可能なIOL20およびカートリッジ22を保持し、保管するように構成されている。この点において、IOL20およびカートリッジ22は、蓋14、カバー16、および装填ツール18を介してトレイ12内に保持される。IOL20およびカートリッジ22を固定することに加えて、トレイ12は、同様に、包装システム10を輸送し、保管する間、装填ツール18を固定するための固定具(図示せず)を有し、装填ツール18が偶発的に作動することを防止する。
包装システム10は、一般に、廃棄処分可能な1回使用部品または再利用可能な複数回使用部品として構成することができる。すなわち、さまざまな材料を用いて、包装システム10のトレイ12、蓋14、カバー16、および装填ツール18を形成することができる。これらの材料は、以下のものに限定されるわけではないが、プラスティック、金属(ステンレス鋼、アルミニウム、チタニウム)、セラミックス、およびこれらの複合材料であってもよい。単なる具体的な例として、限定する意図も示唆もなく、トレイ12をポリプロピレンで形成し、蓋14および装填ツール18をポリカーボネイトで形成する。
図1、図2、および図3を参照すると、包装システム10の1つの実施形態において、トレイ12は、遠位端部24、近位端部26、半楕円状の上側表面28、および側壁30を有する。トレイ12の遠位端部24は、丸く、または湾曲して形成され、半楕円状の上側表面28の湾曲部を形成する。トレイ12の近位端部26は、若干湾曲または丸くなっており、トレイ12の遠位端部24と同じ方向にアーチ状に湾曲している。一般に、トレイ12の近位端部26は、以下詳述するように、包装システム10の装填ツール18を収容するように構成されている。択一的には、他の実施形態においては(図示せず)、トレイ12の遠位端部24および近位端部26が対向する方向にアーチ状に湾曲している。さらに、特定の実施形態においては、トレイ12の遠位端部24および近位端部26は、正方形、長方形、三角形、四辺形、対称形状または非対称形状の一部を形成するように傾斜している。
図3に図示されているように、トレイ12の上側表面28は、平面的または平坦であって、これに形成された1つまたはそれ以上の窪みおよび/または開口部32,33,34を有する。これらの開口部32は、それぞれ上側表面28の一方の側部に配置され、包装システム10の蓋14および/または装填ツール18を位置合わせするための部材または支柱を案内する。最近位開口部33は、トレイの上側表面に設けた2つの丸い孔として形成される。これらの開口部または孔33は、以下詳述するように、蓋14の位置合わせピンを収容するように構成されている。
中央開口部34は、レンズ20と、レンズカートリッジ22または類似のレンズを保持し、そして/または畳み込むデバイスとを収容するように構成されている。図3に示す包装システム10の実施形態において、中央開口部34は、十字架形状に似た形状を有し、概略的にトレイの近位端部26から遠位端部24に向かって延びる、幅狭で細長い長手方向スロット38が交差する幅広の横断方向スロット36を有する。中央開口部34は、レンズカートリッジ22をさらに支持し、安定させるための多様な溝およびリッジを各スロット36,38内にさらに有する。こうして、システム10の保管中および/または使用前において、長手方向スロット38の幅狭の遠位領域が、横断方向スロット36と協働してカートリッジを収容する一方、中央開口部の長手方向スロット38の近位領域がIOL20を収容する。
中央開口部34に隣接して、2つの追加的な長手方向のサイドスロット40が形成されている。各サイドスロット40は、中央開口部34の幅広の横断的スロット36に位置合わせされて配置されている。一般に、サイドスロット40は、ほぼL字状形状を有し、トレイ12の側端部42付近で長手方向軸に沿って延びている。サイドスロット40は、以下詳述するように、カバー16のガイドポストを収容するように構成されている。
側壁44がトレイ12の上側表面28と一体に形成されている。側壁44は、上側表面28の周辺部に沿って延び、トレイ12の上側表面28の下方に中空キャビティを形成している。図3に図示されているように、開口部46がトレイの近位端部26に隣接して配置された側壁の一部に沿って延びている。とりわけ、開口部46は、第1部分48と第2部分50とを有し、開口部46の第1部分48は、トレイの側壁44の横断方向の近位領域に沿って延びている。開口部46の第2部分50は、第1部分48と連続した長手方向スロットを形成し、トレイ12の上側表面28に沿って遠位方向に延びている。特に、開口部46の第2部分50は、上側表面28の中央開口部34に合流している。一般に、開口部46は、以下詳述するように、包装システム10装填ツール18を収容するように構成されている。
図1、図2、および図4を参照すると、蓋14の外形形状は、トレイ12の外形形状とほぼ同一である。ただし、図4に図示されているように、蓋14の側壁52は、蓋の上側表面54の周辺全体に沿って延びておらず、むしろ蓋14の近位端部58に隣接したほぼ矩形形状のギャップまたは開口部56を有する。さらに、ギャップまたは開口部56を構成する側壁52の垂直端部60は、蓋14の近位端部58付近で開口部56と連続する少なくとも1つのノッチを有する。以下詳述するように、蓋の開口部56およびノッチ58は、トレイ12の長手方向スロット46と直接的に位置合わせされるが、IOL20をカートリッジ22内に装填する際に完全に移動させたとき、開口部56およびノッチ58は、一般に、装填ツール18を収容するように構成されている。
側壁44,52の差異に加えて、トレイ12および蓋14の上側表面28,54に設けられた開口部/窪みにも若干の相違点がある。特に、図4に示すように、蓋の上側表面54の近位端部は、トレイ12のような開口部または窪みを有さない。しかし、図2に示すように、蓋14の下面は、近位端部付近において、1つまたはそれ以上の位置合わせピン35を有する。先に説明したように、これらの位置合わせピン35は、トレイ12の最近位開口部33内に収まるように構成され、デバイス10のトレイ12上に蓋14を位置合わせし、固定することができる。
図1、図2、および図4を参照すると、中央窓部64、および窪みまたはタブ66が蓋14の上側表面に設けられ、通常、トレイ12の中央開口部34に位置合わせされている。カートリッジ22がトレイ12の中央開口部34内に収容されているとき、中央窓部64およびタブ66により、カートリッジ22の一部を露出させ、残りの部分を蓋14によりカバーし、固定することができる。すなわち蓋14は、システム/デバイス10を保管し、使用している間、カートリッジ22を包装システム10内に固定する機能を有する。
トレイ12と同様に、包装システム10の蓋14は、1つまたはそれ以上の長手方向のサイドスロット68を有する。サイドスロット68は、窪み/タブ66の一方の側方に配置され、カバー16のガイドポストを収容するように設計されている。蓋14のサイドスロット68とトレイ12のサイドスロット40との間の交差点、およびカバー16のガイドスポットについて十分に理解するためには、図1、図2、図5、図6、および図7を参照しながら、カバー16をまず説明することが有益である。
図5は、包装システム10で用いられているカバー16の実施形態を図示している。カバー16は、ほぼ平面的または平坦的な本体部70と、2つのガイドスポット72とを有する。カバー16の本体部70は、トレイ12および蓋14の上側表面28,54に類似する外形形状を有する上側表面78と下側表面(見えない)を有する。本体部70は、半楕円形状に構成されることが好ましく、丸いか、湾曲した遠位端部80と、比較的にまっすぐな、または直線的な近位端部82とを有する。図6および図7に図示されているように、カバー16の本体部70は、蓋14の上側表面の実質的な部分、特に、少なくとも中央窓部の一部と蓋14の窪みをカバーするような大きさを有している。
カバー16のガイドポストまたはガイド部材は、比較的に平面的または平坦であるが、カバーの下側表面の平面に直交する垂直平面に沿って延びている。各ガイドポスト72は、1/4円に似た形状に構成され、第1のまたは長手方向の直線的端部83と、第2のまたは垂直方向の直線的端部84と、湾曲端部86とを有する。各ガイドポスト72の第1の直線的端部83は、カバー16の下側表面に平行に延びる一方、第2の端部84は、好適には、近位端部82に隣接する第1の直線的端部から約90度傾いて配置されている。第1および第2の端部84が交差するところで、ガイドポスト72の一部にノッチ85が形成され、ノッチ85の周辺領域は、一種のネックまたはステム領域を形成する。ステム領域87は、以下詳述するように、トレイ12のL字状スロット40の狭小部分内に収まるように構成されている。ガイドポスト72の残りの丸い端部86は、ガイドポスト72の第1および第2の端部84に接続され、ほぼ1/4円形状を形成している。上述のように、ガイドポスト72のそれぞれは、トレイ12および蓋14の長手方向のサイドスロット40,68内に適合するような寸法を有する。ガイドポスト72は、トレイ12および蓋14の側壁にほぼ対応するカバー16の側壁に隣接して、互いにほぼ平行にかつ対称的に配置されている。
本発明の背景技術で上述したように、IOL20に損傷を与えず、殺菌状態を損なうことなく、ユーザがIOL20をカートリッジ22内に容易に搬送することを可能にする包装システム10に対する要請がある。このレンズ包装システム10は、これらの好ましくない特性を実質的に排除するので、IOLの殺菌状態を維持しながら、IOL20をカートリッジ22内に信頼性よく移動または搬送させる装填ツール18について説明することは有益である。この目的のため、図1、図2および図8を参照する。
図1、図2および図8は、装填ツールの1つの実施形態を示し、これは、半楕円形状スライド94と連通した楕円形状のハンドル92を有する。一般に、装填ツール18のハンドル92は、円形のプッシュ表面96と、表面96の周囲から延びる側壁98とを有する。側壁98は、追加的な構造支持部を有し、ハンドル92の寸法を大きくして、ユーザがシステムの装填ツール18を確実に制御しやすくすることを可能にする。図2および図8に示すように、半楕円形状のスライド94が側壁98を介して装填ツール18のハンドルに接続されている。
カバー16と同様、装填ツール18のスライド94は、トレイ12および蓋14の上側表面28,54に類似した形状の上側表面および下側表面を有する、ほぼ平面的または平坦な本体部100を備える。この点に関して、装填ツール18のスライド94は、半楕円形状を有する用に構成され、ほぼ丸くまたは湾曲した遠位端部102と、2つの側部104と、側壁98の一部の輪郭形状に合致する近位端部106とを有する。全体的に、スライド94は、側壁44の開口部46を貫通し、包装システム10のトレイ12内で適合するような寸法を有している。
図2、図6、および図8から分かるように、1つまたはそれ以上の窪み105が側端部104に沿って、かつ装填ツール18の平坦本体部100の近位端部に隣接して配置されている。これらの窪み105は、蓋のノッチ62を包囲または形成する蓋の側壁52の一部分または領域を迂回するように構成されている。とりわけ、保管中において、装填ツール18の窪み105は、蓋14のノッチ62の近位側であって、その外側に配置される。こうして保管中、蓋14をシステムまたはデバイス10から取り外すことができないように、装填ツール18の窪みが形成されていない、より広い領域がノッチ62内に収容される。ただし、装填ツールを作動させたとき、あるいは遠位方向に移動させたとき、窪み105がノッチ62と位置合わせさせて、蓋を取り除くことができる。
図2および図8を参照すると、スライド94の各側端部104は、1つまたはそれ以上のデタント(戻り止め)109を有し、このデタントはトレイ12のデタントスロット111と相互作用するように構成されている。スライド94の長手方向の長さに沿って延びる溝またはスロット108がデタント109に隣接して設けられている。溝108は、例えば図6に示すように、装填ツール18が完全に待避状態または非作動状態にあるとき、カバー16のガイドポスト72を収容するように構成されている。さらに溝108により、装填ツール108の側端部が内側に十分に移動することができ、デバイスの作動中、デタント109は、トレイ12のデタントスロット111から飛び出し、トレイ12の側壁の内側に沿って移動することができる。
この点に関して、デバイスが作動する前においては、装填ツール18のデタント109は、トレイ12のデタントスロット111内に収容されている。装填ツール18が遠位方向に移動して、デタント109がデタントスロット111から外れることにより、デバイスを意図的でなく作動させることを防ぐために、カバー16のガイドポスト72は、蓋14、トレイ12、および装填ツール18のスロット68,40,108内に収容され、とりわけデタント109およびデタントスロット111と位置合わせされている。こうして、ガイドポスト72は、装填ツール18の側端部が溝108に沿って内側に撓み、トレイ12のデタントスロット111から外れるから外れることを防止する。すなわち、カバー16のガイドポスト72は、部分的には、装填ツール18の水平遠位方向への移動を防止することにより、輸送中および保管中にシステム10を固定する機能を有する。
IOL支持部材110が、溝108より近位側であって、スライド94の長手方向の中心軸に近接して配置される。図8〜図11を参照すると、支持部材110の遠位端部112は、IOLの周辺部の一部に確実に接触し、IOLをカートリッジ22内に移動させるように形成された傾斜し、そして/または湾曲した前方端を有する。遠位端部112は、IOL20の第1のまたは後方のハプティック113aを確実に保持するために、支持部材110の上側表面に設けた溝をさらに有する。
ガイド部材114が支持部材110の遠位側に設けられている。図8、図9、および図11に図示されているように、ガイド部材114は、半可撓性(semi-flexible)でU字状のベース116と、楔状ホルダ118とを有する。U字状ベース116の分岐した端部は、近位端部106に向かって長手方向に延び、プッシュロッド18の本体部100と一体成形されている。楔状ホルダ118は、遠位端部に沿って、かつ平面的なU字状部材116に垂直に延びている。楔状ホルダ118は、ノッチまたは溝を有する上側表面120および傾斜した前方端121を有する。支持部材110と同様、ガイド部材114の溝を有する上側表面120は、第2のまたは前方のハプティック113bを確実に保持するように構成されている。こうして、送達または搬送処理中(以下詳述するが)、支持部材110およびガイド部材114は、IOL20をカートリッジ22内に移動させることを支援するだけでなく、とりわけIOL20の前方ハプティック113bがカートリッジ22内に正確に配置されるように、IOLの回転動作を制御することを支援する。
図9および図11を参照すると、ガイド部材114のU字状ベース116は、装填ツール18の本体部100に中央貫通孔または中央窓部122を形成している。デバイス10のユーザは、この窓部122により、IOLをカートリッジ22内に移動させる前において、IOL20の一部を取り扱うことが可能となる。こうして、IOL20が装填ツール18上に載置され、装填ツールの窓部122と直接的に位置合わせされたとき、包装システム10のユーザは、滑剤、粘弾性ゲル、または粘弾性手術デバイス(VSD、図示せず)を容易に供給することができる。
一般に、VSDは、眼球構造の形状を維持することを支援し、滑剤/コーティングとして、手術器具およびインプラントからの外傷を極力抑えることを支援するために眼球内に注入される。加えて、IOLを滑剤の形態として粘弾性剤を用いて、IOL20をカートリッジの内部を貫通させ、IOL挿入術を施術中、外科医の歯科医を遮る気泡がIOL20とともに眼球内に注入されることを防止しやすくする。
図12および図13は、対象となる眼球に眼内レンズを送達するためのカートリッジ22の1つの好適な実施形態を示す。カートリッジ22は、細長い管状本体部124と、2つの翼部126とを有し、翼部は、本体部の片側に長手方向に配置され、本体部124の外側側部の近位部分に沿って形成されている。細長い本体部124は、長手方向軸127に沿って配設され、遠位端部128、近位端部130、および本体部124の軸方向の長さに沿って延びる先細った長手方向のルーメン(管腔)132とを有する。ルーメン132は、IOL20を受容または装填するために本体部124の近位端部130に配置された装填チャンバ131と、対象となる眼球内にIOL20を送達するために本体部124の遠位端部128に配設された開口部133とを有する。ルーメン132またはカートリッジ22の内側形状は、カートリッジ22の長手方向軸の周りにほぼ対称的であって、挿入術中のハンドピース(図示せず)のロッド先端部を収容するような寸法を有する。
図14を参照すると、開口部133および開口部133付近のルーメン132の断面形状は、概略、上側部分132aと下側部分132bとを有する。断面における上側部分132aは、ほぼアーチ状またはドーム状であり、幅aを有する一方、断面における下側部分132bは、ほぼ水平方向に配置され、好適には幅aより大きい幅bを有する。下側部分132bの底部は、図14に示すように、ほぼ平坦であることが好ましいが、択一的には、例えば、開口部133で、または開口部付近で断面積が増大または減少するようなアーチ形状を有していてもよい。図25および図26に示すように、ルーメン132を用いてIOL20を送達する場合、IOL20の中心が上側部分132aに配置され、IOL20の端部が下側部分132bに実質的に配置される。
ルーメン132の内側表面は、実質的に本体部124の長手方向の長さに沿って延びる1つまたはそれ以上のリブ134を有する。三角形状のリブ134は、カートリッジ22の装填領域または近位端部130から放出領域または遠位端部128まで延びていてもよい。リブ134は、少なくとも部分的には、カートリッジ22内部の外側端部に向かって制御しながら、IOLの端部を畳み込み、あるいは圧縮する機能を有する。
カートリッジ22の1つの実施形態において、本体部124が対称であるので、単に噴霧装置を用いて、内側表面への均一で一様なコーティングを実現することができる。ルーメン132の遠位端部における断面積は、ルーメン132の近位端部における断面積と比較してより小さく、その結果、カートリッジは先細ったルーメン132を有する。ルーメン132が先細っていることにより、IOL20がカートリッジ32のルーメン132内を通過して、患者の眼球内に入るときに、IOL20を圧縮し、畳み込みやすくなる。
IOL20をガイドする手段を設けることに加えて、カートリッジ22の内側表面または内側端部は、IOL20の形状を収容するように構成されている。この特徴は、IOLをカートリッジ22内に搬送する際のさらなる制御を実現するだけでなく、空間をより有効に活用して、IOL20を圧縮し、カートリッジ22の遠位端部128に案内することができる。本発明の1つの実施形態において(図示せず)、カートリッジ22の内側端部は、例えば、AMO製のOptiEdge(登録商標)IOLの形状を模倣するように構成されている。IOLの形状20とカートリッジ22の内壁との間の摩擦力が小さければ、IOL20がカートリッジ22の遠位端部128へ押し出され、移動させられるとき、IOL20を変形させ、圧縮させるのに必要な力は小さくなる。
再び図10〜図13を参照すると、カートリッジ22の底部表面136の一部に開口部138が設けられ、デバイスの輸送・保管中、およびIOL20のカートリッジ22への装填中に、装填ツール18の楔状ホルダ118が開口部138を貫通し、IOL20の前方ハプティック113bを支持することを可能にする。この点に関して、IOL20をカートリッジ22内へ移動させるとき、開口部138は、カートリッジ22の遠位先端部に向かって前方方向へ前方ハプティック113bを案内する手段を提供する。カートリッジ22の開口部138は、挿入処理中、ハンドピースのロッド先端部の一部がIOL20に接触して、そして/またはカートリッジ22を通って、押し出すように構成されている。開口部138は、図13に示すように、本体部124の近位端部130において開口する細長いスロットの形態を有することが好ましい。択一的には、IOL20、カートリッジ22、装填ツール18または挿入器、IOL20を対象となる眼球内に送達するために用いられるプッシュロッドの特定のデザインに対する要請に依存して、開口部138は、他の形状、長さ、またはアスペクト比を有していてもよい。
図15に図示されているように、カートリッジ22の近位端部付近にある外側側部に沿って形成されたそれぞれの翼部126は、矩形形状の接続リブ142とフィンガグリップ144とを有する。1つの実施形態では、接続リブ142は、カートリッジ22の近位端部130の長手方向の長さに沿って延び、フィンガグリップ144をカートリッジ22の本体部124に接続する。矩形形状のフィンガグリップ144は、接続リブ142に対して垂直方向に設けられている。フィンガグリップ144は矩形形状を有するものとして図示されているが、カートリッジ22のフィンガグリップ144は、デバイス10のユーザがカートリッジ22を確実に握ることができるような、さまざまな形状、寸法、および質感を有するように構成することができる。フィンガグリップ144、接続リブ142、カートリッジ本体部124の一部は、ハンドピースの遠位端部に合致し、嵌合するように構成された外部スロットまたは外部溝146を形成する。
図16を参照すると、特定の実施形態において、装填ツール18およびカートリッジ22がトレイ12内に実装されている。好適には、IOL20は、装填ツール18のIOL支持部材110の上に載置され、装填チャンバ131内に装填するために配置されている。好適には、IOL20を保護し、そしてIOL20が装填チャンバ131内に時期尚早に装填されることを防ぐために、出荷または保管前に、蓋14およびカバー16がトレイ12の上に配置される。
カートリッジ22に装填する際、IOLに対する損傷を極力抑え、そして/または排除するために、粘弾性物質またはその他の物質をIOL20およびデバイス10のカートリッジ22の両方に塗布してもよい。上述したように、ユーザは、装填ツール18の窓部122を介して粘弾性物質をIOL20に容易に塗布することができる。同様にユーザは、カートリッジ22の開口部138を介して、粘弾性物質をカートリッジ22内に適用することができる。こうして粘弾性物質は、カートリッジ22およびIOL20の表面を滑らかにすることができる。IOL20がカートリッジ22内を搬送される際に、IOL20が破損することを緩和し、眼球に対する組織外傷が発生することを抑制する。
図17〜図19を参照すると、カートリッジ22の択一的な実施形態が図示されており、翼部126のフィンガグリップ144が取り外され、保持ハンドル150がカートリッジ22の近位端部130付近の上部外側表面に追加されている様子を示す。図20を参照すると、図17に示すカートリッジ22が装填ツール18およびIOL20とともにトレイ12内に実装された様子を示している。
特定の実施形態において、カートリッジ22をハンドピースとともに用いて、IOL20を対象となる眼球内に送達する。例えば、図21〜図24は、好適には、装填ツール18を用いてIOL20を長手方向のルーメン132内に装填した後、カートリッジ22を保持するように構成されたハンドピース140を図示している。
特定の実施形態において、眼内レンズ20を対象となる眼球内に送達するための挿入システム160は、カートリッジ22と挿入器161とを有する。挿入器161は、ハンドピース162と、先端部にサドル170を含むプッシュロッド164とを有する。図21および図23に図示されているように、サドル170とプッシュロッド164の他の残りの部分との間にレッジ(水平方向の出っ張り部)171が形成されるように、サドル170は、プッシュロッド164の残りの部分より小さい直径を有する。カートリッジ22の底部表面136にある開口部138は、カートリッジがハンドピース162の上方からその上に載置されたとき、先端部168の少なくとも一部が中に入り込むことができるように配設されている。特定の実施形態において、ハンドピース162は、プッシュロッド164の下方に設けられた隆起プラットフォーム172をさらに有し、隆起プラットフォーム172が開口部138内に適合するような寸法を有する。カートリッジ22がハンドピース162に固定される際、例えばカートリッジを確実に保持することを支援するため、プラットフォーム172は、開口部138内でしっかりと適合するように構成してもよい。ただし、開口部138とプラットフォーム172をしっかりと適合することは必須ではない。
特定の実施形態において、挿入システム160は、IOL20を保管し、そして/またはIOL20をカートリッジ22内に載置するためのレンズ包装システム/レンズ装填システム10の少なくとも一部分をさらに有する。例えば、システム160は、トレイ12および装填ツール18を有する。加えて、システム160は、例えば、IOL20を保護し、そしてIOL20が装填チャンバ131内に時期尚早に装填されることを防ぐために、蓋14およびカバー16を有する。保管および顧客やユーザへ出荷する前、IOL20は包装システム10の内部に配置されることが好ましい。択一的には、システム10の少なくとも一部分、例えばトレイ12および装填ツール18は、別部材として保管または輸送してもよい。そして施術者がハンドピースを用いてIOLを眼球内に装着させる直前に、包装システム10の一部分を用いて、IOL20をカートリッジ22の装填チャンバ133の内部に装填してもよい。
図21から分かるように、ハンドピース140の遠位端部は、わずかに湾曲した近位端および遠位端を有する2つのレールまたは側部エッジ148を有する。レール148は、カートリッジ22の溝146内に確実に適合するような寸法および形状を有し、レール148の遠位端は、近位端より大きい湾曲深度を有する。この点に関して、カートリッジ22をハンドピース140内に挿入するとき、最初に、カートリッジの溝146の遠位端がレール148の湾曲した遠位端の中を滑るように移動する。溝146の遠位端がレール148の遠位端に接すると、溝146の近位端が下方に押し込められ、好適にも、レール148の湾曲した近位端にぴったりと嵌合する(スナップ嵌合する)。溝146がレール148にぴったりと嵌合することにより、レンズ送達術の間、カートリッジ22をハンドピース内に確実に保持することができる。
包装システム10は、通常、IOL20およびレンズカートリッジ22をトレイ12内に事前に装填した状態で、エンドユーザまたは外科医に提供される。図16および図20は、エンドユーザに提供されたときの包装システムの実施形態を示し、デバイス10の内部にあるレンズ20およびカートリッジ22を明確に示すために、カバー16および蓋14を取り除いて図示してある。択一的には、包装システム10は、IOL20のみを有していてもよく、この場合ユーザがカートリッジ22をデバイス10に備え付けることができる。
使用前において、デバイス10のトレイ12は蓋14でカバーされ、装填ツール18はトレイ12の開口部46内に待避した、あるいは部分的に挿入された状態にある。さらに、システム10を不注意または意図せずに作動させることを防止するために、カバー16は、ガイド部材72およびスロット40,68,108を介して、蓋14、トレイ12、および装填ツール18に固定される。とりわけ、上述のとおり、カバー16がシステム10から取り外されるまで、カバー16のガイドポストまたは垂直部材72により、装填ツール18および支持部材110が遠位方向に移動することを防具ことができる。
デバイス/システム10の使用するとき、蓋14の上側表面54が露出するように、カバー16を取り外す。好適には、デバイス10のユーザが、使用前において、いずれの構成部品も破損していないことを確認するために、システム10、とりわけレンズカートリッジ22およびIOL20を検査できるように、蓋14は透明材料で構成される。カバー16を取り除くと、蓋14の中央窓部64が露出し、ひいてはレンズカートリッジ22の一部が露出する。デバイスを作動させる前に、開口部138および窓部122を介して、粘弾性流体がカートリッジ22および/またはIOL22に供給される。
ユーザは、デバイス10を作動させるためには、例えば親指および人差し指を用いて、単に、装填ツール18のハンドル92を掴み、装填ツール18を遠位方向に押し込む。装填ツール18を長手方向にスライド移動させることにより、支持部材110の遠位先端部がトレイ12の長手方向のスロットに沿ってIOL20を押し、カートリッジ22のルーメン132内に挿入することを可能にする。
装填ツール18をさらに移動させることにより、ガイド部材114のU字状ベースがカートリッジ本体部124外側表面に沿って移動することを可能にし、このとき楔状ホルダ118がカートリッジ2の開口部138を通って移動する。装填ツールが十分または完全に進行すると、ホルダ118および支持部材110により、IOL20がカートリッジ22内に配置される。
装填ツール18が十分に進行して、IOL20がカートリッジ22内に適正に配置された後、包装システム10の蓋14が取り除かれる。次に、装填ツール18を近位方向に引き出して装填ツール18から装填済みのカートリッジ22を解除した後、装填済みカートリッジ22を包装システムから取り外す。この点において、ユーザは、患者の眼球内にIOL20を送達するために、IOL20が装填されたカートリッジ22を挿入器161に容易に搬送することができる。
上記に関連して、包装システム10を用いて、IOL20を取り出し、IOL挿入システム160に搬送する作業を簡便にすることができる。とりわけ、包装デバイス10を用いると、ユーザは、ピンセットを用いる必要なく、IOL20をカートリッジ22内に簡単に装填することができる。IOLを眼球内に送達する際、カートリッジ22の構成により、ユーザは、IOL20を破損することなく、そして/またはIOLの殺菌状態を損なうことなく、IOL20を畳み込み、そして/または圧縮することができる。さらに、関連する処理方法により、開梱、畳み込み、搬送、そして/または装填処理中にIOL20を破損する可能性を最小限に抑え、そして/または排除することができる。さらにデバイス10およびその使用方法により、IOL20をカートリッジ内において(例えば位置および回転に関して)再現性よく、一貫した手法で装填することができる。
図24〜図27を参照すると、特定の実施形態において、IOL20を装填する方法は、カートリッジ22を用意するステップと、先端にサドルを含むプッシュロッド164をハンドピース140に設けるステップとを有する。この方法は、ハンドピース140の上方にカートリッジ22を配設するステップと、ハンドピース140の上方からカートリッジ22をハンドピース140上に固定するステップとをさらに有する。カートリッジ22を固定する際、この方法は、例えば図21および図24に図示するように、先端部168の少なくとも一部が開口部138を通過できるような開口部を配設するステップを含む。
この方法は、上述のように、装填ツール18を用いて、IOL20をカートリッジ22内に装填するステップをさらに有する。IOL20は、カートリッジ22をハンドピース162に固定する前に、カートリッジ22内に固定しておくことが好ましい。図24に示すように、ハプティック113a,113bのうちの少なくとも一方が少なくとも一部分においてブッシュロッドの少なくとも一部分の上方に載置されるように、IOL20が装填チャンバ内に装填されることが好ましい。また図24および図27に示すように、好適には、IOL20の光学本体部174の少なくとも一部分が先端部168のサドル170の上方に配設または被さるように、IOL20を装填チャンバ22内に装填する。
好適には、この方法は、IOL20の光学本体部174の端部をプッシュロッド164の先端部168にあるレッジ171に係合させることにより、IOL20をルーメン132に沿って、対象となる眼球内に少なくとも部分的に挿入するステップを有する。このように光学本体部の端部を係合させることにより、レッジ171を用いて、プッシュロッド164が光学本体部174内にあまりにも深く進入することを防止しやすくし、その結果、好適にも、プッシュロッド164が光学本体部174に損傷を与えることを防ぐことができる。レッジ171を用いて、光学本体部174の端部の周りのブッシュロッド164が与える力をより均一に分散させることができる。
最初に、図24および図25に示すように、IOL20を装填チャンバ131内において実質的に平坦に、かつ応力が加わらない状態で配置する。IOL20がルーメン132内の下流側へ移動するにつれて、図26に示すように、IOL20の中央部分がルーメン132の上側部分132bを充填するように、IOL20の光学本体部174が畳み込まれ、締め付けられる。これとは対照的に、IOL20の光学本体部174の端部は、ルーメンの下側部分132aの中に収容され、その結果、IOL20がルーメン132内の下流側へ移動し、対象となる眼球へ挿入される際、好適にも、IOL20の向きを一定に維持することができる。
本発明について特定の実施形態および用途に関して説明したが、クレーム発明の精神から逸脱することなく、あるいはクレーム発明の範囲を超えることなく、当業者ならば、この開示内容を考慮すれば、追加的な実施形態および変形例を想到することができよう。したがって、ここに開示された明細書および図面は、本発明の理解を促進させるための具体例として提供されたものであって、本発明の範囲を限定するように解釈すべきではない。
上記説明は、本発明に関連する技術分野の当業者が本発明を実施し、使用することができるように、本発明を実施する最良の態様、本発明を実現・使用する様式およびプロセスを完全で、明瞭で、簡潔で、かつ正確な用語で説明するものである。ただし本発明は、上述した構成の完全に均等な変形例および択一例に影響を受けやすい。したがって、本発明を開示された特定の実施形態に限定する意図はない。むしろ、本発明の主題を明確に指摘し、明瞭にクレームする以下の請求項で一般に表現される本発明の精神および範囲に含まれるすべての変形例および択一的構成をカバーすることを意図するものである。
本発明に係るレンズ包装システムの実施形態の分解斜視図である。 本発明に係るレンズ包装システムの実施形態の下側から見た分解斜視図である。 本発明に係るレンズ包装システムのトレイの実施形態の斜視図である。 本発明に係るレンズ包装システムの蓋の実施形態の斜視図である。 本発明に係るレンズ包装システムのカバーの実施形態の斜視図である。 本発明に係るレンズ包装システムの実施形態の下から見た斜視図である。 図6に示すレンズ包装システムの択一的な斜視図である。 本発明に係るレンズ包装システムの装填ツールの実施形態の斜視図である。 本発明に係る装填ツール内に装填されたIOLの斜視図である。 本発明に係る装填ツール内に装填されたIOLおよびカートリッジの斜視図である。 図10に示すレンズ包装システムの下から見た択一的な斜視図である。 本発明に係るカートリッジの実施形態の斜視図である。 本発明に係るカートリッジの実施形態の斜視図である。 本発明に係るカートリッジの翼部より遠位側の断面図である。 本発明に係るカートリッジの装填端部の近位端側の端面図である。 本発明に係るレンズ包装システムの択一的な実施形態を示し、レンズおよびカートリッジが事前に装填され、カバーおよび蓋が取り外されている。 本発明に係るカートリッジの択一的な実施形態を示す。 本発明に係るカートリッジの択一的な実施形態を示す。 本発明に係るカートリッジの択一的な実施形態を示す。 本発明に係るレンズ包装システムの実施形態を示し、レンズおよびカートリッジが事前に装填され、カバーおよび蓋が取り外されている。 本発明に係る挿入器を示す。 本発明に係る挿入システムを示す。 図22に示す挿入システムを示し、プッシュロッドがカートリッジから遠位方向に延びている。 図22に示す挿入システムを示し、IOLがプッシュロッドの先端部にあるサドル上に載置されている 本発明に係るカートリッジの実施形態を示し、IOLがその内部に配置されている。 本発明に係るカートリッジの実施形態を示し、IOLがカートリッジの遠位方向に向かって移動している。 図22に示す挿入システムを示し、IOLがカートリッジから遠位方向に延びている。
符号の説明
10 レンズ包装システム/レンズ装填システム、12 トレイ、14 蓋、16 カバー、18 装填ツール、20 眼内レンズ(IOL)、22 カートリッジ、24 遠位端部、26 近位端部、28 上側表面、30 側壁、32,33,34 開口部、38 長手方向スロット、36 横断方向スロット、40 サイドスロット、42 側端部、44 側壁、48 第1部分、50 第2部分、52 側壁、56 開口部、58 ノッチ、60 垂直端部、64 中央窓部、66 窪みまたはタブ、68 サイドスロット、70 本体部、72 ガイドスポット、78 上側表面、80 遠位端部、82 近位端部、83 長手方向の直線的端部、84 垂直方向の直線的端部、85 ノッチ、86 湾曲端部、87 ステム領域、92 ハンドル、94 スライド、96 プッシュ表面、98 側壁、100 本体部、102 遠位端部、104 側部、105 窪み、106 近位端部、108 溝、109 デタント(戻り止め)、111 デタントスロット、110 IOL支持部材、112 遠位端部、113a,113b ハプティック、114 ガイド部材、116 U字状ベース、118 楔状ホルダ、120 上側表面、121 前方端、122 中央窓部、124 管状本体部、126 翼部、127 長手方向軸、128 遠位端部、130 近位端部、132 ルーメン(管腔)、133 開口部、134 リブ、136 底部表面、138 開口部、140 ハンドピース、142 接続リブ、144 フィンガグリップ、146 溝、148 レール、150 保持ハンドル、160 挿入システム、161 挿入器、164 プッシュロッド、168 先端部、170 サドル、171 レッジ(水平方向の出っ張り部)、172 隆起プラットフォーム、174 光学本体部。

Claims (17)

  1. 対象となる眼球内に眼内レンズを送達するためのカートリッジであって、
    遠位端部および近位端部を有する長手方向軸に沿って配設された本体部と、
    本体部の遠位端部に開口部を有する長手方向軸に沿って配設された先細ったルーメンとを備え、
    開口部と先細ったルーメンの少なくとも一部は、上側部分と下側部分とからなり、
    それぞれの上側部分は、第1の幅を有し、かつほぼアーチ状の断面を有し、
    それぞれの下側部分は、ほぼ水平方向に配設された断面を有し、かつ第1の幅より大きい第2の幅を有することを特徴とするカートリッジ。
  2. 請求項1に記載のカートリッジであって、
    本体部の側部に長手方向に配設された翼部をさらに有することを特徴とするカートリッジ。
  3. 請求項1に記載のカートリッジであって、
    本体部は、長手方向軸に沿って配設された開口部を含む底部表面を有することを特徴とするカートリッジ。
  4. 請求項1に記載のカートリッジであって、
    開口部は、本体部の近位端部において開口する細長いスロットを有することを特徴とするカートリッジ。
  5. 請求項0に記載のカートリッジであって、
    開口部は、挿入器ハンドピースのプッシュロッド先端部を受容するために配設されたことを特徴とするカートリッジ。
  6. 対象となる眼球内に眼内レンズを送達するための挿入システムであって、
    長手方向軸と、眼内レンズを受容するための装填チャンバと、遠位端部に開口部を有する長手方向軸に沿って配設された先細ったルーメンと、長手方向軸に沿って配設された開口部を含む底部表面とを備えたカートリッジと、
    先端部にサドルを含むプッシュロッドを有するハンドピースとを備え、
    カートリッジをハンドピースの上方からハンドピース上に配置する際、先端部の少なくとも一部が通過できるように設けられた開口部が配設されることを特徴とするカートリッジ。
  7. 請求項0に記載の挿入システムであって、
    眼内レンズをカートリッジ内に配置するための包装システムをさらに有することを特徴とするカートリッジ。
  8. 請求項0に記載の挿入システムであって、
    包装システムは、トレイおよび装填ツールを有することを特徴とするカートリッジ。
  9. 請求項0に記載の挿入システムであって、
    包装システムは、蓋およびカバーを有することを特徴とするカートリッジ。
  10. 請求項0に記載の挿入システムであって、
    ハンドピースは、プッシュロッドの下方に配設された隆起したプラットフォームをさらに有することを特徴とするカートリッジ。
  11. 眼内レンズを挿入する方法であって、
    長手方向軸と、ハプティックおよび光学本体部を有する眼内レンズを受容する装填チャンバと、遠位端部に開口部を有する長手方向軸に沿って配設された先細ったルーメンと、
    長手方向軸に沿って配設された開口部を含む底部表面とを備えたカートリッジを提供するステップと、
    先端部にサドルを含むプッシュロッドを有するハンドピースを提供するステップと、
    カートリッジをハンドピースの上方に配置するステップと、
    ハンドピースの上方からカートリッジをハンドピース上に固定するステップと、
    カートリッジを固定する際、先端部の少なくとも一部が開口部を通過できるように先端部を配置するステップとを有することを特徴とする方法。
  12. 請求項0に記載の方法であって、
    眼内レンズをカートリッジ内に配設するステップを有することを特徴とする方法。
  13. 請求項0に記載の方法であって、
    眼内レンズをカートリッジ内に固定するステップは、カートリッジをハンドピース上に固定するステップを有することを特徴とする方法。
  14. 請求項0に記載の方法であって、
    ハプティックの少なくとも一部がプッシュロッドの少なくとも一部の上方に配置されるように、眼内レンズを装填チャンバ内に装填するステップをさらに有することを特徴とする方法。
  15. 請求項0に記載の方法であって、
    光学本体部の少なくとも一部が先端部のサドルの上方に配設されるように、眼内レンズを装填チャンバ内に装填するステップをさらに有することを特徴とする方法。
  16. 請求項0に記載の方法であって、
    先端部は、サドルの少なくとも一部の周りにレッジをさらに有することを特徴とする方法。
  17. 請求項0に記載の方法であって、
    少なくとも部分的には、光学本体部の端部を先端部のレッジに係合させることにより、眼内レンズをルーメンに沿って移動させ、対象となる眼球内に挿入するステップをさらに有することを特徴とする方法。
JP2007501971A 2004-03-02 2005-03-02 眼内レンズを保管、装填および送達するためのデバイスおよび方法 Expired - Fee Related JP4749413B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US54989904P 2004-03-02 2004-03-02
US60/549,899 2004-03-02
PCT/US2005/006892 WO2005084588A1 (en) 2004-03-02 2005-03-02 Devices and methods for storing, loading, and delivering an intraocular lens

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007526091A true JP2007526091A (ja) 2007-09-13
JP2007526091A5 JP2007526091A5 (ja) 2007-11-15
JP4749413B2 JP4749413B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=34919555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007501971A Expired - Fee Related JP4749413B2 (ja) 2004-03-02 2005-03-02 眼内レンズを保管、装填および送達するためのデバイスおよび方法

Country Status (6)

Country Link
EP (2) EP1720490B1 (ja)
JP (1) JP4749413B2 (ja)
AU (1) AU2005218601B2 (ja)
BR (1) BRPI0508316B8 (ja)
CA (1) CA2557967C (ja)
WO (1) WO2005084588A1 (ja)

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009148091A1 (ja) * 2008-06-05 2009-12-10 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入器具及びカートリッジ
WO2010064275A1 (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 株式会社メニコン 眼内レンズの挿入器具
JP2011078746A (ja) * 2009-08-18 2011-04-21 Carl Zeiss Meditec Sas 眼内レンズ用保持装置、眼内レンズ用梱包および運搬用手段、眼内レンズ用インジェクタ装置、ならびに眼内レンズの梱包方法および眼内レンズをインジェクタ装置に装着するための方法
JP2011518644A (ja) * 2008-04-28 2011-06-30 アボット・メディカル・オプティクス・インコーポレイテッド 後方装填型iol挿入カートリッジ
US8382769B2 (en) 2008-06-17 2013-02-26 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US8460311B2 (en) 2004-12-27 2013-06-11 Hoya Corporation Intraocular lens implanting device
US8470032B2 (en) 2008-09-04 2013-06-25 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US8475528B2 (en) 2007-05-30 2013-07-02 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US8523877B2 (en) 2005-02-24 2013-09-03 Hoya Corporation Intraocular lens inserting instrument
US8523941B2 (en) 2005-12-08 2013-09-03 Hoya Corporation Instrument for inserting intraocular lens
US8545512B2 (en) 2005-01-26 2013-10-01 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US8574239B2 (en) 2005-09-28 2013-11-05 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US8603103B2 (en) 2009-01-07 2013-12-10 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US8647382B2 (en) 2010-06-10 2014-02-11 Hoya Corporation Ocular implant insertion apparatus and methods
JP2014505521A (ja) * 2010-12-20 2014-03-06 ノバルティス アーゲー 眼内レンズ移送ケース
US8702795B2 (en) 2008-08-21 2014-04-22 Hoya Corporation Intraocular lens inserting device
US8747465B2 (en) 2007-05-30 2014-06-10 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
WO2014104271A1 (ja) * 2012-12-27 2014-07-03 参天製薬株式会社 眼内レンズ用インジェクタ
JP2014531287A (ja) * 2011-10-04 2014-11-27 ノバルティス アーゲー 眼内レンズ手術システム及び眼内レンズ手術方法
US9114006B2 (en) 2007-07-11 2015-08-25 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device and method for controlling movement of the intraocular lens
US9326847B2 (en) 2010-04-08 2016-05-03 Hoya Corporation Ocular implant insertion apparatus and methods
WO2018151141A1 (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 参天製薬株式会社 眼内レンズ用インジェクタ
KR20190046775A (ko) * 2016-07-07 2019-05-07 이올루션 게엠베하 안구내 렌즈를 이식하는 인젝터를 위한 카트리지
US10799339B2 (en) 2015-09-16 2020-10-13 Hoya Corporation Intraocular lens injector
US10849738B2 (en) 2015-09-16 2020-12-01 Hoya Corporation Intraocular lens injector
US11033382B2 (en) 2016-06-28 2021-06-15 Hoya Corporation Intraocular lens injector

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2833154B1 (fr) 2001-12-12 2004-11-19 Ioltechnologie Production Cassette et injecteur de lentille intraoculaire souple et procede d'injection de telles lentilles
US7217288B2 (en) 2002-12-12 2007-05-15 Powervision, Inc. Accommodating intraocular lens having peripherally actuated deflectable surface and method
US10835373B2 (en) 2002-12-12 2020-11-17 Alcon Inc. Accommodating intraocular lenses and methods of use
US8361145B2 (en) 2002-12-12 2013-01-29 Powervision, Inc. Accommodating intraocular lens system having circumferential haptic support and method
US8328869B2 (en) 2002-12-12 2012-12-11 Powervision, Inc. Accommodating intraocular lenses and methods of use
JP2006523130A (ja) 2003-03-06 2006-10-12 ジョン エイチ. シャダック, 適合性光学レンズおよび製造方法
US9872763B2 (en) 2004-10-22 2018-01-23 Powervision, Inc. Accommodating intraocular lenses
JP4520390B2 (ja) 2005-09-29 2010-08-04 株式会社ニデック 眼内レンズ挿入システム
JP4767671B2 (ja) * 2005-12-02 2011-09-07 株式会社ニデック 眼内レンズ挿入システム
JP4927473B2 (ja) * 2006-08-11 2012-05-09 興和株式会社 眼内レンズの挿入器具
US7879090B2 (en) 2006-12-13 2011-02-01 Bausch & Lomb Incorporated Intraocular lens injector apparatus and methods of use
JP5452235B2 (ja) 2007-02-21 2014-03-26 パワーヴィジョン・インコーポレーテッド 眼科用デバイスに適したポリマー材料及びその製造方法
WO2009015226A2 (en) 2007-07-23 2009-01-29 Powervision, Inc. Accommodating intraocular lenses and methods of use
US8668734B2 (en) 2010-07-09 2014-03-11 Powervision, Inc. Intraocular lens delivery devices and methods of use
CA2693906C (en) 2007-07-23 2015-10-06 Powervision, Inc. Post-implant lens power modification
US8968396B2 (en) 2007-07-23 2015-03-03 Powervision, Inc. Intraocular lens delivery systems and methods of use
US8314927B2 (en) 2007-07-23 2012-11-20 Powervision, Inc. Systems and methods for testing intraocular lenses
JP5426547B2 (ja) * 2007-07-23 2014-02-26 パワーヴィジョン・インコーポレーテッド レンズ送出システム
FR2935606B1 (fr) * 2008-09-11 2010-09-03 Patrick Meunier Systeme d'injection d'une lentille intraoculaire comprenant un injecteur avec une cartouche et un dispositif de chargement.
US10299913B2 (en) 2009-01-09 2019-05-28 Powervision, Inc. Accommodating intraocular lenses and methods of use
WO2011026068A2 (en) 2009-08-31 2011-03-03 Powervision, Inc. Lens capsule size estimation
JP2013520291A (ja) 2010-02-23 2013-06-06 パワーヴィジョン・インコーポレーテッド 遠近調節型眼内レンズのための液体
ES2875049T3 (es) 2011-03-24 2021-11-08 Alcon Inc Sistemas de carga de lentes intraoculares y métodos de uso
US10433949B2 (en) 2011-11-08 2019-10-08 Powervision, Inc. Accommodating intraocular lenses
EP3785668A1 (en) 2013-03-15 2021-03-03 Alcon Inc. Intraocular lens storage and loading devices and methods of use
WO2017079733A1 (en) 2015-11-06 2017-05-11 Powervision, Inc. Accommodating intraocular lenses and methods of manufacturing
WO2019130029A1 (en) * 2017-12-28 2019-07-04 Medicontour Medical Engineering Ltd. Lens case for intraocular lenses with haptics
US11660182B2 (en) 2019-10-04 2023-05-30 Alcon Inc. Adjustable intraocular lenses and methods of post-operatively adjusting intraocular lenses
CN115737269B (zh) * 2022-11-17 2023-07-21 齐齐哈尔建华医院有限责任公司 一种眼科器件植入器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001517976A (ja) * 1997-02-28 2001-10-09 スター・サージカル・カンパニー,インコーポレイテッド 変形可能な眼内レンズを移植するための変形可能なノズル先端を有する移植装置
WO2002074208A2 (en) * 2001-03-19 2002-09-26 Advanced Medical Optics, Inc. Iol insertion apparatus with iol engagement structure and method for using same
JP2002538859A (ja) * 1999-02-22 2002-11-19 ラボラトワール ドゥ コンタクトロジー アプリケ―エルセーアー 柔軟な素材で作られた眼内レンズを挿入するための装置
WO2005070341A1 (ja) * 2004-01-27 2005-08-04 Hoya Corporation 眼内レンズ挿入装置及びそのカートリッジ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6406481B2 (en) * 1992-09-30 2002-06-18 Starr Surgical Company, Inc. Method preloading a deformable intraocular lens into injecting apparatus for storage and/or shipment
FR2820633B1 (fr) * 2001-02-13 2003-08-15 Biotech Dispositif et procede d'injection de lentille intraoculaire
JP2002355268A (ja) * 2001-06-01 2002-12-10 Nidek Co Ltd 眼内レンズ挿入器具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001517976A (ja) * 1997-02-28 2001-10-09 スター・サージカル・カンパニー,インコーポレイテッド 変形可能な眼内レンズを移植するための変形可能なノズル先端を有する移植装置
JP2002538859A (ja) * 1999-02-22 2002-11-19 ラボラトワール ドゥ コンタクトロジー アプリケ―エルセーアー 柔軟な素材で作られた眼内レンズを挿入するための装置
WO2002074208A2 (en) * 2001-03-19 2002-09-26 Advanced Medical Optics, Inc. Iol insertion apparatus with iol engagement structure and method for using same
WO2005070341A1 (ja) * 2004-01-27 2005-08-04 Hoya Corporation 眼内レンズ挿入装置及びそのカートリッジ

Cited By (56)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8460311B2 (en) 2004-12-27 2013-06-11 Hoya Corporation Intraocular lens implanting device
US9220593B2 (en) 2005-01-26 2015-12-29 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US8545512B2 (en) 2005-01-26 2013-10-01 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US9364320B2 (en) 2005-02-24 2016-06-14 Hoya Corporation Intraocular lens inserting instrument
US8523877B2 (en) 2005-02-24 2013-09-03 Hoya Corporation Intraocular lens inserting instrument
US9114007B2 (en) 2005-09-28 2015-08-25 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US8574239B2 (en) 2005-09-28 2013-11-05 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US8968328B2 (en) 2005-12-08 2015-03-03 Hoya Corporation Instrument for inserting intraocular lens
US8523941B2 (en) 2005-12-08 2013-09-03 Hoya Corporation Instrument for inserting intraocular lens
US10390940B2 (en) 2007-05-30 2019-08-27 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US8747465B2 (en) 2007-05-30 2014-06-10 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US9289288B2 (en) 2007-05-30 2016-03-22 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US8535375B2 (en) 2007-05-30 2013-09-17 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US11938019B2 (en) 2007-05-30 2024-03-26 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US8475528B2 (en) 2007-05-30 2013-07-02 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US10405971B2 (en) 2007-05-30 2019-09-10 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US11617643B2 (en) 2007-05-30 2023-04-04 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US9907647B2 (en) 2007-07-11 2018-03-06 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device and method for controlling movement of the intraocular lens
US9114006B2 (en) 2007-07-11 2015-08-25 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device and method for controlling movement of the intraocular lens
JP2011518644A (ja) * 2008-04-28 2011-06-30 アボット・メディカル・オプティクス・インコーポレイテッド 後方装填型iol挿入カートリッジ
US9554894B2 (en) 2008-06-05 2017-01-31 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device and cartridge
JP2009291399A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Hoya Corp 眼内レンズ挿入器具及びカートリッジ
US10517717B2 (en) 2008-06-05 2019-12-31 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device and cartridge
WO2009148091A1 (ja) * 2008-06-05 2009-12-10 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入器具及びカートリッジ
US8382769B2 (en) 2008-06-17 2013-02-26 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US9186246B2 (en) 2008-06-17 2015-11-17 Hoya Corporation Intraocular lens insertion devices and methods
US8702795B2 (en) 2008-08-21 2014-04-22 Hoya Corporation Intraocular lens inserting device
US8470032B2 (en) 2008-09-04 2013-06-25 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
JP5415452B2 (ja) * 2008-12-01 2014-02-12 興和株式会社 眼内レンズの挿入器具
CN102231970A (zh) * 2008-12-01 2011-11-02 美你康株式会社 眼内透镜插入器具
US8740977B2 (en) 2008-12-01 2014-06-03 Kowa Company, Ltd. Intraocular lens insertion tool
WO2010064275A1 (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 株式会社メニコン 眼内レンズの挿入器具
US9877826B2 (en) 2009-01-07 2018-01-30 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US9655718B2 (en) 2009-01-07 2017-05-23 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US9901442B2 (en) 2009-01-07 2018-02-27 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
US8603103B2 (en) 2009-01-07 2013-12-10 Hoya Corporation Intraocular lens insertion device
JP2011078746A (ja) * 2009-08-18 2011-04-21 Carl Zeiss Meditec Sas 眼内レンズ用保持装置、眼内レンズ用梱包および運搬用手段、眼内レンズ用インジェクタ装置、ならびに眼内レンズの梱包方法および眼内レンズをインジェクタ装置に装着するための方法
US9326847B2 (en) 2010-04-08 2016-05-03 Hoya Corporation Ocular implant insertion apparatus and methods
US9572710B1 (en) 2010-06-10 2017-02-21 Hoya Corporation Ocular implant insertion apparatus and methods
US8647382B2 (en) 2010-06-10 2014-02-11 Hoya Corporation Ocular implant insertion apparatus and methods
US9980811B2 (en) 2010-06-10 2018-05-29 Hoya Corporation Ocular implant insertion apparatus and methods
US9314373B2 (en) 2010-06-10 2016-04-19 Hoya Corporation Ocular implant insertion apparatus and methods
US10039668B2 (en) 2010-06-10 2018-08-07 Hoya Corporation Ocular implant insertion apparatus and methods
JP2014505521A (ja) * 2010-12-20 2014-03-06 ノバルティス アーゲー 眼内レンズ移送ケース
JP2014531287A (ja) * 2011-10-04 2014-11-27 ノバルティス アーゲー 眼内レンズ手術システム及び眼内レンズ手術方法
US9987128B2 (en) 2012-12-27 2018-06-05 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. Intraocular lens injector
JP2014140711A (ja) * 2012-12-27 2014-08-07 Santen Pharmaceut Co Ltd 眼内レンズ用インジェクタ
WO2014104271A1 (ja) * 2012-12-27 2014-07-03 参天製薬株式会社 眼内レンズ用インジェクタ
US10799339B2 (en) 2015-09-16 2020-10-13 Hoya Corporation Intraocular lens injector
US10849738B2 (en) 2015-09-16 2020-12-01 Hoya Corporation Intraocular lens injector
US11033382B2 (en) 2016-06-28 2021-06-15 Hoya Corporation Intraocular lens injector
KR20190046775A (ko) * 2016-07-07 2019-05-07 이올루션 게엠베하 안구내 렌즈를 이식하는 인젝터를 위한 카트리지
KR102445286B1 (ko) 2016-07-07 2022-09-19 이올루션 게엠베하 안구내 렌즈를 이식하는 인젝터를 위한 카트리지
JPWO2018151141A1 (ja) * 2017-02-15 2019-12-12 参天製薬株式会社 眼内レンズ用インジェクタ
WO2018151141A1 (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 参天製薬株式会社 眼内レンズ用インジェクタ
JP7088852B2 (ja) 2017-02-15 2022-06-21 参天製薬株式会社 眼内レンズ用インジェクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4749413B2 (ja) 2011-08-17
CA2557967A1 (en) 2005-09-15
BRPI0508316B8 (pt) 2021-06-22
EP1720490B1 (en) 2019-07-31
EP1720490A1 (en) 2006-11-15
AU2005218601A1 (en) 2005-09-15
EP3552582A1 (en) 2019-10-16
AU2005218601B2 (en) 2012-01-19
CA2557967C (en) 2013-12-10
BRPI0508316A (pt) 2007-07-24
WO2005084588A1 (en) 2005-09-15
BRPI0508316B1 (pt) 2018-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4749413B2 (ja) 眼内レンズを保管、装填および送達するためのデバイスおよび方法
US7867240B2 (en) Devices and methods for storing, loading, and delivering an intraocular lens
US8475527B2 (en) Intraocular lens and cartridge packaging with lens-loading function
CA2592503C (en) Preloaded iol injector and method
EP1845899B1 (en) Method of preparing a preloaded iol injector
US20070050023A1 (en) Preloaded injector for intraocular lenses and methods of making and using
WO2005030097A1 (en) Preloaded iol injector and method of packaging
AU2012202321B2 (en) Devices and methods for storing, loading, and delivering an intraocular lens
AU2011203121B2 (en) Intraocular lens and cartridge packaging with lens-loading function

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070927

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101214

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110510

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4749413

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees