JP2003067675A - 適応加圧型4方向磁気カードリーダライタ - Google Patents

適応加圧型4方向磁気カードリーダライタ

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JP2003067675A
JP2003067675A JP2001253747A JP2001253747A JP2003067675A JP 2003067675 A JP2003067675 A JP 2003067675A JP 2001253747 A JP2001253747 A JP 2001253747A JP 2001253747 A JP2001253747 A JP 2001253747A JP 2003067675 A JP2003067675 A JP 2003067675A
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三男 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒体の挿入方向の前後、面の上下によらず読
み書きが出来、折り曲げ、シワ等の変形があってもエラ
ーの発生を防ぐ。 【解決手段】 媒体を搬送するための搬送面を構成する
搬送機構を駆動する搬送モータと、搬送面を挟んで磁極
面を上に向けた第1の磁気ヘッド及び磁極面を下に向け
た第2の磁気ヘッドを隣接して配置し、各々の磁気ヘッ
ドに媒体を圧接しながら回転可能なヘッドプレスローラ
を設け、ヘッドプレスローラの各々の回転軸を振子式ア
ームに取り付け、各アームに対して、ヘッドプレスロー
ラの圧接方向とは反対方向に回転させ開放するか、また
は、圧接方向に回転させて更に加圧するかの双方向に回
転させるアクチュエータと、媒体の走行位置を感知する
センサー及び磁気ヘッドからの信号を受けて、搬送モー
タの起動停止、駆動方向、及びアクチュエータの開放、
加圧を制御する制御装置からなる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、例えば無人駐車場に
おける自動発券機、自動精算機、鉄道、遊技場等で磁気
カードによる諸手続、精算等を行う磁気データ読み取
り、書き込み機械に用いる磁気カードリーダライタに関
するものである。 【0002】 【従来の技術】図37、38、39、40、41に磁気
カード(以下「媒体」と言うことがある)上のデータを
読み取り、又はデータ書き込みを行う従来の2方向磁気
カードリーダライタの構成を示す。図37は全体を中央
で破断して右側面から見た図、図38は全体を図37の
矢視A−Aから見た図、図39は同様に矢視B−Bから
見た図、図40は使用時に媒体の詰まりや折れ曲がり等
の異常時にサービス用に設けられた開閉機構を開いた状
態を示す図、図41は図40の矢視C−Cから開閉機構
を見た図である。 【0003】図37〜図41において、3700は媒体
である。媒体3700は機器を構成するものではないが
その機能を説明するために示してある。3701は媒体
搬送の動力源であるモーター、3702a,3702b
は媒体3700に磁気データを読み書きする磁気ヘッ
ド、3709は媒体3700の挿入口、3711,37
11は機構全体を保持するシャシフレーム、3715は
媒体3700が搬送される際の下側走行案内板、371
6,3717は同じく上側走行案内板右及び左、371
8は図40,41に示すサービス用開閉機構を保持する
シャシフレーム、3719,3720はシャシフレーム
3718に直立して搬送機構の上半分を構成するサブフ
レーム、3721はサービス用開閉機構の開放、固定を
行うラッチ、3722はシャシフレーム3718の一端
を回転閉開するためのヒンジ軸3769を固定する支持
具、 【0004】3730a,3730bは媒体3700の
磁気面を磁気ヘッド3702a,3702bに各々圧し
つけながら回動するヘッドプレスローラ、 【0005】3731はモータ3701の駆動力を出力
する歯付きプーリー、3732はタイミングベルト37
90で伝達されるモータ3701の駆動力を搬送機構に
受けるためのフランジ歯付きプーリー、3733a,3
733bは搬送ベルト3791の両端を回動しながら支
持するフランジ歯付きプーリー、3734はフランジ歯
付きプーリー3733a,3733bの中間にあって搬
送ベルト3791の走行面を水平に保つ歯付きプーリ
ー、3735,3736は搬送ベルト3791に適度の
張力を与えながら回動するプーリー、 【0006】3737a,3737b,3737cはサ
ービス用開閉機構側にある搬送ベルト3792を支持し
ながら回動する歯付きプーリー、 【0007】3750はプーリー3733aおよびフラ
ンジ歯付きプーリー3732を嵌挿してモータ駆動力を
伝達する回動軸、3751はフランジ歯付きプーリー3
733bにベアリング3771aを介して嵌挿する回動
軸、3752は歯付きプーリー3734にベアリング3
771bを介して嵌挿する支持軸、3753aはプーリ
ー3735にベアリング3771cを介して嵌挿する支
持軸、3753bはプーリー3736にベアリング37
72を介して嵌挿する支持軸、3754はヘッドプレス
ローラ3730a,3730bにベアリング3770を
介して嵌挿する支持軸、3755は歯付きプーリー37
37aにベアリング3771dを介して嵌挿する支持
軸、3756a,3756bは各々歯付きプーリー37
37b,3737cにベアリング3771e,3771
fを介して嵌挿する支持軸、3780a,3780bは
支持軸3754の両端にあってヘッドプレスローラ37
30a,3730bに所定の圧力を生ぜしめるスプリン
グ、3781a,3781bはラッチ3721に引留力
を与えるスプリング、 【0008】3790はモーター3701の出力を搬送
系に伝達するタイミングベルト、3791は媒体370
0を搬送する下側タイミングベルト、3792は同様の
上側タイミングベルト、3795a,3795b,37
95c,3795dは媒体3700の搬送位置を検出す
る光センサーである。 【0009】図37〜図41において、モータ3701
の駆動力は歯付きプーリー3731からタイミングベル
ト3790により搬送系駆動用フランジ歯付きプーリー
3732に伝達され、当該フランジ歯付きプーリー37
32に嵌挿された回動軸3750を経てその中央部に取
り付けられた搬送用フランジ歯付きプーリー3733a
を回動させる。 【0010】フランジ歯付きプーリー3733aには搬
送用タイミングベルト3791が噛み合っており、下側
タイミングベルト3791は搬送用フランジ歯付きプー
リー3733bおよび歯付きプーリー3734のプーリ
ー列に繋合され、かつプーリー3735および3736
により所定の張力を加えられて媒体3700の搬送面を
水平に保つように、又搬送面は磁気ヘッド3702a,
3702bの磁極面と面一になるように設定されてい
る。 【0011】更に、下側タイミングベルト3791の搬
送面に摩擦で従動するタイミングベルト3792が圧接
されている。上側タイミングベルト3792はフランジ
歯付きプーリー3737a,3737b,3737cか
らなるプーリー列に繋合され、所定の張力が与えられる
と共に各々の支持軸3755,3756a,3756b
に嵌挿されたベアリング3771により上側タイミング
ベルト3792は下側タイミングベルト3791の動き
に従動することができる。図37において、媒体370
0が下側タイミングベルト3791と上側タイミングベ
ルト3792の間に挿入されると、モーター3701の
駆動により、媒体3700は図中、右方向、左方向のど
ちらへも搬送することが出来る。 【0012】一方、磁気ヘッド3702a,3702b
の磁極面に対向して媒体圧接用のヘッドプレスローラ3
730a,3730bが所定の圧接力を生ぜしむるスプ
リング3780a,3780bで圧接されており、下側
タイミングベルト3791と上側タイミングベルト37
92によって搬送されてきた媒体3700がヘッドプレ
スローラ3730a,3730bおよび磁気ヘッド37
02a,3702bの間を通過すると、磁気ヘッド37
02a,3702bの磁極によりデータの読み書きが出
来る状態になる。 【0013】光センサー3795a,3795b,37
95c,3795dは媒体3700の搬送位置を検出す
るものであり、搬送制御に利用される。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】1.磁極面を上にした
磁気ヘッド3702a,3702bとそれに対向するヘ
ッドプレスローラ3730a,3730bが1組しか存
在しないため、媒体3700の磁気面を下にして挿入し
た場合だけしか読み書きが出来ない。媒体3700の前
後が逆転した場合は2ヶ所の磁気ヘッドがあるので、往
復どちらも読み書き出来るため、2方向といわれてい
る。しかし、媒体の表裏が逆転して磁気面が上に向くと
従来機では読み書きが出来なくなる欠点があった。 【0015】2.ヘッドプレスローラ3730a,37
30bはスプリング3780a,3780bで定常的に
所定の圧接力(例えば100gf)が与えられている
が、媒体3700が客の取扱中、折り曲げ等の変形を受
けた物が挿入されるとヘッドプレスローラ3730a,
3730bが浮き上がり、データにエラーが生じる欠点
があった。 【0016】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
であり、 1.客が媒体の磁気面を上、下どちらに向けても、ま
た、前後どちらに向けて挿入しても、すなわち4方向い
ずれの場合でもデータの読み書きが出来ること、 2.客が媒体を取り扱っている間に折り曲げ、シワ等の
変形を加えた媒体であっても、ある限度以内であればそ
の変形部を矯正して読み書きデータのエラーの発生を防
ぐこと、が出来る磁気カードリーダライタを得ることを
目的とする。 【0017】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る適応加圧型4方向磁気カードリーダライタ
は、媒体を搬送するための搬送面を構成する搬送機構を
駆動する搬送モータと、搬送面を挟んで磁極面を上に向
けた第1の磁気ヘッド及び磁極面を下に向けた第2の磁
気ヘッドを隣接して配置し、各々の磁気ヘッドに媒体を
圧接しながら回転可能なヘッドプレスローラを設け、前
記ヘッドプレスローラの各々の回転軸を振子式アームに
取り付け、前記各アームに対して、ヘッドプレスローラ
の圧接方向とは反対方向に回転させ開放するか、また
は、圧接方向に回転させて更に加圧するかの双方向に回
転させるアクチュエータと、媒体の走行位置を感知する
センサー及び磁気ヘッドからの信号を受けて、搬送モー
タの起動停止、駆動方向、及びアクチュエータの開放、
加圧を制御する制御装置からなることを特徴とするもの
である。 【0018】 【作用】本発明に係る適応加圧型4方向磁気カードリー
ダライタにおいて次のように作用する。 1.2方向の従来機と同様の外形寸法という制約の中
で、4方向読み書き機能を実現するために加えたもう一
組の磁気ヘッドとそれに組み合わされるヘッドプレスロ
ーラが隣り合わせにあるために、挿入された媒体磁気面
の上下によって担当する磁気ヘッドに対して担当しない
磁気ヘッドが媒体搬送時に負荷となる。特に媒体の端が
担当しない磁気ヘッドとそれに密着して予圧されている
ヘッドプレスローラの狭間に進入するときにショックが
生じて担当磁気ヘッドの読み書きデーに乱れを生じる。
磁気ヘッドの前後に設けたセンサー(例えば光りセンサ
ー)は媒体の位置を検知して、制御装置(CPU)の指
令により担当しない磁気ヘッド上のヘッドプレスローラ
をアクチュエータで開放して負荷を取り除く。 2.客の取扱中、折り曲げやシワ等の変形した媒体が挿
入されると規定の圧接力を与圧された(例えば100g
f)ヘッドプレスローラを媒体が押し上げて磁気ヘッド
に密着せず、読み書きデータにエラーが生じる。その場
合は、従来機と同様に、制御装置(CPU)がエラー信
号を受け取るとリトライ(再試行)を指令して媒体を挿
入口に一旦戻した後、再度、通常搬送を行ってデータの
読み書きを繰り返すようになっている。ヘッドプレスロ
ーラの圧接力が従前通りであると再びエラーを生じる場
合が多いが、本発明では、制御装置(CPU)がエラー
信号を受けた場合に限り、次のリトライ行程においてヘ
ッドプレスローラに結合した双方向アクチュエータに更
なる加圧指令を行い、ヘッドプレスローラの圧接力をそ
の時だけ平常より大きく(たとえば5倍の500gf)
増大させることにより、折り曲げ癖のついた媒体を磁気
ヘッドに強く圧接して正しいデータを取り出す作用をな
す。この制御によって、発生頻度の少ない変形媒体のた
めに強力な圧接力を常に加えておく必要がないので磁気
ヘッドの磨耗寿命を減ずることがない。 【0019】 【実施例】1.構成 図1、図2、図3、図4、図5、図6により一実施例に
ついて説明する。図1は全体を中央で破断して右側面か
ら見た図、図2は図1の矢視A−Aから見た下側機構を
示す図、図3は同様に矢視D−Dから見た上側機構を示
す図、図4は同様に矢視C−Cから見た下側機構底面前
半分を示す図、図5は同様に矢視B−Bから見た図、図
6は媒体の詰まりや異物を取り除いたり、また機構の清
掃等のサービスのために設けた開閉機構を示す。 【0020】図1〜図6において、0101は媒体搬送
の駆動源となる搬送モータ、0102a(図2参照),
0102bは媒体磁気面が下向きに挿入された場合にデ
ータを読み書きする第1磁気ヘッド、0103a(図3
参照),0103bは媒体面が上向きに挿入された場合
にデータを読み書きする第2磁気ヘッドであり、前記第
1磁気ヘッド0102a,0102bに対して搬送面の
流れ方向の上側または下側になるように隣接して配置さ
れる。 【0021】0104は、前記第1磁気ヘッド0102
a,0102bに媒体を圧接しながら回転するヘッドプ
レスローラ0130a(図3参照),0130bを開放
または加圧する駆動源となる双方向形第1アクチュエー
タであり、2個のヘッドプレスローラ130a,013
0bを1個のアクチュエータ0104で駆動する。 【0022】0105a(図4参照),0105bは、
第2磁気ヘッド0103a,0103bに媒体を圧接し
ながら回転するヘッドプレスローラ0130c(図4参
照),0130dを開放または加圧するため当該ヘッド
プレスローラ0130c,0130dのそれぞれに各1
個設けられ前述した開放または加圧の駆動源となる双方
向形第2アクチュエータ、 【0023】0111,0112は下側機構を保持する
シャシフレーム、0113,0114は上側機構を保持
するシャシフレーム、0115は下側機構にあって媒体
が搬送される際の下側走行案内板、0116(図2参
照),0117は同様の上側走行案内板右、上側走行案
内板左、0121a(図3参照),0121bはサービ
ス用に上側機構を開閉する際の開放、固定用ラッチ、 【0024】0123a(図3参照),0123bは、
前記第1アクチュエータ0104に連結することにより
当該第1アクチュエータ0104の駆動に伴い移動し
て、後述するように前記ヘッドプレスローラ0130
a,0130bの開放、加圧駆動をするためのヘッドプ
レスローラアーム、0124a(図4参照),0124
bは、前記第2アクチュエータ0105a,0105b
のそれぞれに連結することにより当該第2アクチュエー
タ0105a,0105bの駆動に伴い移動して、後述
するように前記ヘッドプレスローラ0130c,013
0dの開放、加圧駆動するためのヘッドプレスローラア
ーム、 【0025】0125aは、下側機構に属する下搬送ベ
ルト0191に所定の張りを与えながら回転するベルト
テンションプーリ0136aを後述するように上側方向
に回転する力を与えて支持するテンションアーム、01
25bは、上側機構に属する上搬送ベルト0192に所
定の張りを与えながら回転するベルトテンションプーリ
0136bを下方向に回転する力を与えて支持するテン
ションアーム、 【0026】0126は第1アクチュエータ0104を
保持して両側(図5)開放または加圧をシャシフレーム
0111,0112にネジ止め連結するアクチュエータ
シャシ、0127は、第1アクチュエータ0104の端
部に連結され、スライド移動することによりヘッドプレ
スローラアーム0123a,0123bに開放または加
圧力を加えるためのスライドプレートである。 【0027】0128aは振子式のヘッドセンタプレス
ローラアームであり、下側機構に属しているが、上側機
構に属すところのベルト中間支えプーリ0134bに対
向して下搬送ベルト0191の内側から圧接力を加えな
がら回転するヘッドセンターベルトプレスローラ013
9aをスイングするようにすなわち回転可能に支持す
る。0128bは振子式のヘッドセンタプレスローラア
ームであり、上側機構に属しているが、下側機構に属す
ところのベルト中間支えプーリ0134aに対向して上
搬送ベルト0192の内側から圧接力を加えながら回転
するヘッドセンターベルトプレスローラ0139bをス
イングするようにすなわち回転可能に支持する。 【0028】0129は搬送モータ0101を取り付け
てシャシフレーム0111に連結するモータシャシ、 【0029】0130a,0130b,0130c,0
130dは前述したヘッドプレスローラであり、第1磁
気ヘッド0102a,0102bと第2磁気ヘッド01
03a,0103bとの関連において、本願出願人が出
願した特願2001−041173の「磁気カード用ヘ
ッド圧接機構」に採用した自動調芯方式を適用し、磁気
ヘッドの媒体密着性を改良したものとなっている。 【0030】0131は搬送モータ0101の出力軸に
嵌挿されたモータ出力プーリ、0132は前記モータ出
力プーリ0131からモータ出力ベルト0190を介し
て伝達される駆動力を受けるための駆動力受けプーリ、
0133aは前記駆動力受けプーリ0132と同軸の駆
動元シャフト0150の端部に嵌挿され、下搬送ベルト
0191の一方の折り返し端に位置する駆動プーリ、0
133bは下搬送ベルト0191の他方の折り返し端を
保持し回転するプーリ、 【0031】0134aは下搬送ベルト中間支えプーリ
であり、従来機として説明した図37における歯付きプ
ーリー3734の取り付け位置とは異なり、図1及び図
5に示す如く、磁気ヘッド0102a,0102bの間
にあって、これに噛み合う下搬送ベルト0191の上面
が磁気ヘッド0120a,0120bの上面にある磁極
と正確に面一になるように取り付けてある。0134b
は上搬送ベルト中間支えプーリであり、磁気ヘッド01
03a,0103bの間にあって、これに噛み合う上搬
送ベルト0192の下面が磁気ヘッド0103a,01
03b上の磁極と正確に面一になるように取り付けてあ
る。 【0032】0136a,0136bは各々下搬送ベル
ト0191および上搬送ベルト0192に所定の張りを
持たせながら回転するベルトテンションプーリ、 【0033】0137aは、上搬送ベルト0192の一
方の折り返し端に位置しパワードライブギア0140a
と噛み合ったパワードライブギア0140bを経て伝達
される搬送モータ駆動力により上搬送ベルト0192を
走行させる上搬送ベルト駆動プーリ、0137bは上搬
送ベルト0192の他方の折り返し端を保持し回転する
プーリ、0138aは両側フランジ付きプーリであり、
前記駆動プーリ0133aとベルトテンションプーリ0
136aとの間に位置して、ベルトテンションプーリ0
136aが下搬送ベルト0191に張りを持たせるため
下搬送ベルト0191を上側方向に支持するのに抗して
下側に曲げて適切な張りを持たせると共に下搬送ベルト
0191の横方向ブレを規制する。0138bは前記駆
動プーリ0133bに隣接して配置され下搬送ベルト0
191を下側に曲げて張りを持たせると共に下搬送ベル
ト0191の横方向ブレを規制する両側フランジ付きプ
ーリ、0138cは前記上搬送ベルト駆動プーリ013
7aに隣接して配置され上搬送ベルト0192を上側に
曲げて張りを持たせると共に上搬送ベルト0192の横
方向ブレを規制する両側フランジ付きプーリ、0138
dは両側フランジ付きプーリであり、前記プーリ013
7bとベルトテンションプーリ0136bとの間に位置
して、ベルトテンションプーリ0136bが上搬送ベル
ト0192に張りを持たせるため上搬送ベルト0192
を下側方向に曲げるのに抗して上側に曲げて適切な張り
を持たせると共に上搬送ベルト0192の横方向ブレを
規制する。 【0034】0139a,0139bは前述したヘッド
センターベルトプレスローラであり、ヘッドセンターベ
ルトプレスローラ0139bについて説明すると図5に
示すように、下搬送ベルト中間支えプーリ0134aと
の間にある下搬送ベルト0191、上搬送ベルト019
2に圧接力を加えて、媒体に対して強い搬送力を提供し
ている。ヘッドセンターベルトプレスローラ0139a
についても、上搬送ベルト中間支えプーリ0134bと
の間にある下搬送ベルト0191、上搬送ベルト019
2に圧接力を加えて、媒体に対して強い搬送力を提供し
ている。 【0035】0140a,0140bは前述のようにパ
ワードライブギアであり、パワードライブギア0140
aは駆動力受けプーリ0132と同軸に設けられ、パワ
ードライブギア0140bは上搬送ベルト駆動プーリ0
137aと同軸に設けられる。両者の歯が噛み合って、
駆動プーリ0133aを介して下機構に伝達された搬送
モータ0101の駆動力を上機構に伝達して、上搬送ベ
ルト0192にも駆動力を伝達される。サービス時に、
上機構を開閉するときに、これら噛み合う部分が自由に
結合、分離できるという特徴を備える。 【0036】0150は前述したように駆動元シャフト
であり、駆動プーリ0132を端部に嵌挿してモータ出
力ベルト0190を介して搬送モータ0101の駆動力
を受け、搬送系の駆動プーリ0133aを中間部に嵌挿
して、下搬送ベルト0191に駆動力を伝達する。ま
た、パワードライブギア0140a,0140bを介し
て上側機構の駆動元シャフト0156にも駆動力が伝わ
り、その中間部に嵌挿した駆動プーリ0137を介して
上搬送ベルト0192に駆動力を伝達する。 【0037】0151は下搬送ベルト0191の他方の
折り返し端を保持し回転するプーリ0133bの支持シ
ャフト、0152aは下搬送ベルト中間支えプーリ01
34aを支持する支持シャフトであり、取り付け金具0
111aを介して0111に支持される。0152bは
上搬送ベルト中間支えプーリ0134bを支持する支持
シャフトであり、取り付け金具0113aを介して01
13に支持される。 【0038】0153a,0153bは各々ベルトテン
ションプーリ0136a,0136bを支持する支持シ
ャフトであり、各々テンションアーム0125a,01
25bに支持される。 【0039】0154a,0154b,0154c,0
154dは各々ヘッドプレスローラ0130a,013
0b,0130c,0130dの支持シャフトであり、
支持シャフト0154aはヘッドプレスローラアーム0
123aに、支持シャフト0154bはヘッドプレスロ
ーラアーム0123bに、支持シャフト0154cはヘ
ッドプレスローラアーム0124aに、支持シャフト0
154dはヘッドプレスローラアーム0124bに、各
々支持される。 【0040】0155は上搬送ベルト0192の他方の
折り返し端を保持し回転するプーリ0137bの支持シ
ャフトであり、シャシフレーム0113に支持される。 【0041】0156はパワードライブギア0140b
を端部にプーリ0137bを中間部に嵌挿して、上搬送
ベルト0192に駆動力を伝える支持シャフトであり、
シャシフレーム0113に支持される。 【0042】0157はサービス用上機構を開閉固定す
るためのラッチシャフト、 【0043】0158a,0158bは、各々プーリ0
138a,0138bの支持シャフトであり、シャシフ
レーム0111に支持され、0158c,0158d
は、各々プーリ0138c,0138dの支持シャフト
であり、シャシフレーム0113,0114に支持され
る。 【0044】0159a,0159bは各々ヘッドプレ
スローラアーム0123a,0123bをシャシフレー
ム0113,0114にスイングするようにすなわち回
動可能に支持する振子式のヘッドプレスローラアームシ
ャフト、0159c,0159dは各々ヘッドプレスロ
ーラアーム0124a,0124bをシャシフレーム0
111,0112にスイングするようにすなわち回動可
能に支持する振子式のヘッドプレスローラアームシャフ
ト、 【0045】0160aはテンションアーム0125a
をシャシフレーム0111にスイングするようにすなわ
ち回動可能に支持する振子式のテンションローラアーム
シャフト、0160bはテンションアーム0125bを
シャシフレーム0113にスイングするようにすなわち
回動可能に支持する振子式のテンションローラアームシ
ャフト、 【0046】0161a,0161bは第2アクチュエ
ータ0105a,0105b内のアマチュアに結合され
連動するアクチュエータシャフトであり、ヘッドプレス
ローラアーム0124a,0124bと所定の間隙を有
して結合され、所定の一方向への移動によりヘッドプレ
スローラアーム0124a,0124bを移動させ、ヘ
ッドプレスローラ0130c,0130dを第2磁気ヘ
ッド0103a,0103bへ加圧または開放させる。 【0047】0162aはヘッドセンタプレスローラア
ーム0128aをシャシフレーム0111にスイングす
るようにすなわち回動可能に支持する振子式のヘッドセ
ンタベルトプレスローラアームシャフト、0162bは
ヘッドセンタプレスローラアーム0128bをシャシフ
レーム0113にスイングするようにすなわち回動可能
に支持する振子式のヘッドセンタベルトプレスローラア
ームシャフト、 【0048】0163a,0163bは各々ヘッドセン
ターベルトプレスローラ0139a,0139bをヘッ
ドセンタプレスローラアーム128a,128bに回転
可能に支持するヘッドセンターベルトプレスローラシャ
フト、 【0049】0169は上側機構、下側機構の開閉中心
をなすヒンジであり、上側機構を構成するシャシフレー
ム0113と0114とに差し渡すと共に、下側機構を
構成するシャシフレーム0111と0112とに差し渡
して、上側機構と下側機構を結合する。 【0050】0180a,0180b,0180c,0
180dは、ヘッドプレスローラ0130a,0130
b,0130c,0130d各々に通常状態での圧接力
(例えば100gf)を与圧しておくためのヘッドプレ
スローラ与圧スプリングであり、ヘッドプレスローラア
ームシャフト0159a,0159b,0159c,0
159dを中心にスイングする振子式のヘッドプレスロ
ーラアーム0123a,0123b及び0124a,0
124bの各々とシャシフレーム0111,0112,
0113,0114の間に各々繋掛されている。 【0051】0181a,0181bは、上側機構開閉
時に操作するラッチ0121a,0121bの下部と上
側シャシフレーム0113,0114との間に各々繋掛
されているラッチスプリング、 【0052】0182a,0182bは、下側搬送ベル
ト0191及び上側搬送ベルト0192に各々所定の張
力を持たせるために、ベルトテンションプーリー013
6a,0136bに圧接力を生じさせるテンションロー
ラ加圧スプリングであり、各々テンションローラアーム
シャフト0160a,0160bに卷回され、一端をテ
ンションアーム0125a,0125bに、他端をシャ
シフレーム0113に直接またはこれに固定されている
固定物に接するようにして止める。 【0053】0183a(図2),0183b(図3)
は、ヘッドセンタベルトプレスローラアームシャフト1
62a,162bに卷回され、一端を例えば当該ヘッド
センタベルトプレスローラアームシャフト162a,1
62bに止め、他端をヘッドセンタプレスローラアーム
0128a,0128bに止めたヘッドセンターベルト
プレスローラ加圧スプリングであり、共に第1磁気ヘッ
ド0102a,0102b、第2磁気ヘッド0103
a,0103b至近の場所で下、上搬送ベルト019
1,0192を強力に圧接して各磁気ヘッド0102
a,0102b及び0103a,0103b前後の媒体
搬送を確実になさしめるために設けたヘッドセンターベ
ルトプレスローラ0139a,0139bに各々所定の
圧接力を与える。 【0054】0184a,0184b(図4参照),0
184c,0184dは、各々第2アクチュエータ01
05a,0105bのアクチュエータシャフト0161
a,0161bを中立位置に保持するバランススプリン
グ、0185a,0185bは、各々第2アクチュエー
タ0105a,0105bのアクチュエータシャフト0
161a,0161bの先端部に挿入されて、後述する
リライトモード時にヘッドプレスローラ0180c,0
180dの圧接力を増大させるために用いるヘッドプレ
ス加圧スプリング、 【0055】0186a,0186b(図3参照)は、
第1アクチュエータ0104のスライドプレート012
7を中立位置に保持するため第1アクチュエータ104
の前後のそれぞれに卷回されるバランススプリング、0
187a(図3参照),0187bは、スライドプレー
ト0127の両側部とヘッドプレスローラアーム012
3a,0123bとの間に所定の隙間をおいて繋挿され
て、後述のリトライモードにヘッドプレスローラ018
0a,0180bの圧接力を増大させるために用いるヘ
ッドプレス加圧スプリング、 【0056】0190は、搬送モータ0101の出力を
伝達するモータ出力ベルトである。0191は下搬送ベ
ルト、0192は上搬送ベルトであり、媒体を搬送する
ための搬送面を構成する搬送機構を形成する。0195
a,0195b,0195c,0195d,0195e
は、媒体搬送行程において、媒体の位置を検出する光セ
ンサーであり、図21の制御装置(CPU)に接続され
ている。 【0057】2.動作 従来型と同じ外形寸法の中に4方向の機能を集積したた
めに、新たに発生した問題を回避すること、および客が
媒体を取扱中に受ける変形に対しても信頼性の高い読み
書き機能を付与するために必要とされる4種類の作用に
ついて、より簡素に表現した図により、以下に説明す
る。 【0058】2.1 ヘッドプレスローラ上開放,下通
常モード(媒体磁気面が上の場合) 図7、図8、図9、図10にその動作状態を示す。この
モードは媒体が裏返し、すなわち磁気面が上に向いて挿
入された場合の状態である。図7においては、主要構成
部分に全て図1〜図5と同一符号を付したが、図8以降
はそのときの動作に関連ある部分のみ符号を付し、残り
を省略する場合がある。媒体0100が挿入口から挿入
されると第1センサ0195aが検知して搬送モータ0
101が媒体吸い込み方向に搬送ベルト0191,01
92を走行させる。媒体0100が、第2磁気ヘッド0
103a,0103bと定常圧接力(例えば100g
f)で与圧されたヘッドプレスローラ0130c,01
30dの間に進入すると、第2磁気ヘッド0103a,
0103bは媒体の磁気面が上にあることを判断する。
第2磁気ヘッド0103a,0103bはそのままデー
タの読み書きを始め、第4センサ0195dに達したと
ころで制御装置(CPU)に検出信号を送り、制御装置
(CPU)は上側ヘッドプレスローラ1030a,01
30bを開放するよう第1アクチュエータ0104の開
放用線輪Rに電流を流す。これにより、媒体0100は
近くにある第1磁気ヘッド0102a,0102bとヘ
ッドプレスローラ0130a,0103bの抵抗を受け
ることなく第2磁気ヘッド0103a,0103bでの
データ読み書きが継続できる。 【0059】図8は、図7における矢視D−Dから見た
図であり、第1アクチュエータ0104が線輪Rに付勢
された状態を示す。この時、スライドプレート0127
が図上右方向に移動し、ヘッドプレスローラアーム01
23a,0123bを図上右方向に押すことにより、ヘ
ッドプレスローラアーム0123a,0123bはヘッ
ドプレスローラアームシャフト0159a,0159b
を軸にしてヘッドプレスローラ0130a,0130b
を第1磁気ヘッド0102a,0102bより上方に引
き上げるように回動する。この時、バランススプリング
0186aは縮み、バランススプリング0186bは伸
長する。線輪Rの付勢が終われば、これらバランススプ
リング0186a,0186bの働きによりスライドプ
レート0127は中立位置に復帰するようになってい
る。 【0060】図9は、図7の矢視C−Cから見た図であ
り、第2アクチュエータ0105a,0105bとヘッ
ドプレスローラアーム0124a,0124bとの関係
位置を示すが、このモードの場合、この部分は作動せず
中立位置にある。この状態では、ヘッドプレスローラ与
圧スプリング0180c,0180dの力のみでヘッド
プレスローラ0130c,0130dが媒体を押す通常
状態にある。 【0061】図10は、このモードの図7における矢視
B−Bから見た図であり、第1磁気ヘッド0102a,
0102bとヘッドプレスローラ0130d,0130
bとの間に空隙(約1.5mm)が生じて媒体の走行に
抵抗を生じない。抵抗を生じた場合に生じる障害は図2
3、図24により後述する。なお、媒体0100の磁気
面が上に向き、かつ、前後が正しく挿入された場合は第
2磁気ヘッドの0103bが、逆に挿入された場合は搬
送方向が反転して第2磁気ヘッド0103aが担当す
る。この関係は、以後のモード全て同様であり、以後記
述を省略する。 【0062】2.2 ヘッドプレスローラ上通常、下開
放モード(媒体磁気面が下の場合) 図11、図12、図13、図14にその動作状態を示
す。このモードは媒体の磁気面が下に向いて挿入された
状態である。前モードと同じ過程後、媒体0100が第
2磁気ヘッド0103a,0103bと与圧されたヘッ
ドプレスローラ0130c,0130dの間に進入する
と第2磁気ヘッド0103a,0103bは媒体の磁気
面が磁極とは反対に向いていることを検知してその信号
を制御装置(CPU)に送る。制御装置(CPU)は第
2磁気ヘッド0103a,0103bが読み書きを担当
しないことを判断し、媒体を第1磁気ヘッド0102
a,0102bに送るように搬送の制御を続ける。媒体
0100が第4センサ0195dに達したところで第2
アクチュエータ0105a,0105bの開放用線輪R
に付勢電流を送り、アクチュエータシャフト0161
a,0161bを図11の左方向に引く。これにより、
ヘッドプレスローラアーム0124a,0124bは、
ヘッドプレスローラアームシャフト0159a,015
9bを軸にしてヘッドプレスローラ0130c,013
0dを第2磁気ヘッド0103a,0103bより下方
へ下げるように回動して第1ヘッド0102a,010
2bでのデータ読み書き行程中第2磁気ヘッド0103
a,0103bが抵抗を生じないよう作動する。 【0063】図12は、図11における矢視D−Dから
見た図であり、このモードの場合、第1アクチュエータ
0104は作動せず中立位置にある。この状態では、ヘ
ッドプレスローラ与圧スプリング0180a,0180
bの力のみでヘッドプレスローラ0130a,0130
bが媒体を押す通常状態にある。 【0064】図13は、図11における矢視C−Cから
見た図であり、第2アクチュエータ0105a,010
5bがアクチュエータシャフト0161a,0161b
を図の左方向に引き、ヘッドプレスローラアーム012
4a,0124bが同方向に引かれる状態を示す。 【0065】図14は、このモードの図11における矢
視B−Bから見た図であり、媒体0100が第1磁気ヘ
ッド0102a,0102bと各々対向するヘッドプレ
スローラ0130a,0130bの間に正しく水平に挟
まれている状態を示す。前モードにおける第2磁気ヘッ
ド0103a,0103b、ヘッドプレスローラ013
0c,0130dと媒体との関係もこれと同じである。 【0066】2.3 ヘッドプレスローラ上開放、下加
圧・モード(媒体磁気面が上の場合) 図15、図16、図17にその動作状態を示す。このモ
ードは媒体が客の取り扱い中に変形を受けた場合に有効
な作用をもたらすものであり、磁気面が上に向いて挿入
された場合に該当する。 【0067】図15において挿入口から磁気面を上にし
た媒体が挿入されてからの過程は前述の「2.1」項の
ヘッドプレスローラ上開放、下通常モードと同じであ
り、説明は省略する。 【0068】図16は、上記過程後の第1アクチュエー
タ0104及びその周辺の動作は図8の場合と同じであ
り、説明は省略する。 【0069】図15、図17は、客の取り扱いで変形を
うけた媒体が第2磁気ヘッド0103a,0103bに
おいてエラーを生じた場合、制御装置(CPU)は媒体
0100を再度挿入口に戻し、リトライを行う。そのリ
トライの工程に限り、ヘッドプレスローラ0130c,
0130dの圧接力を通常の数倍(例えば5倍の500
gf)に増大する動作を示す。 【0070】図15、図17において、第2アクチュエ
ータ0105a,0105bの加圧用線輪Pに付勢電流
が加わるとアクチュエータシャフト0161a,016
1bは図の右方向に強力に押され、その先端に挿入され
たヘッドプレス加圧スプリング0185a,0185b
がヘッドプレスローラアーム0124a,0124bを
押してヘッドプレスローラ与圧スプリング0180c,
0180dのヘッドプレス圧(例えば100gf)に更
に加圧(例えば500gf)する作用を行う。これによ
り客の取扱中、折り曲げやしわなどの変形を受けた媒体
では通常のヘッドプレス圧では読み書きに浮き上がり、
エラーを生じる場合でも強力なヘッドプレスローラ圧で
媒体が磁気ヘッドに押圧されてデータの読み書きが正し
く出来るようになる。 【0071】通常のヘッドプレスローラ圧を強くしてお
けば良いようなものであるが、それでは磁気ヘッドの磨
耗が激しく実用的でない。発生頻度が少ないリトライモ
ードの行程においてのみ、それに適応した加圧を行って
磁気ヘッドの寿命を保つのが、本発明の効用の一つであ
る。 【0072】2.4 ヘッドプレスローラ上加圧、下開
放モード(媒体磁気面が下の場合) 図18,図19,図20にその動作状態を示す。図19
は図18における矢視D−Dから見た図、図20は図1
8における矢視C−Cから見た図である。このモードは
「2.3」項の上開放、下加圧のモードの上下が反対に
なったもので、媒体の磁気面が下に向いて挿入された場
合に該当する。従って、詳細説明は省略する。 【0073】図18、図19において、制御装置(CP
U)の指令により第1アクチュエータ0104の加圧用
線輪Pに付勢電流が加わるとスライドプレート0127
が図の左方向に強く押される。スライドプレート012
7の両側部に繋合したヘッドプレス加圧スプリング01
87a,087bがヘッドプレスローラアーム0123
a,0123bを押して通常のヘッドプレス与圧スプリ
ング0180a,0180bのヘッドプレス圧に更に加
圧する作用を行う。これの効用についても「2.3」項
と同様である。 【0074】図20による動作は、「2.2」項で説明
した図13によるものと同様である。 【0075】3.媒体の状態、搬送位置と搬送制御、ア
クチュエータ制御 これまで本発明の効用を実現するために必要な機構の詳
細を説明してきたが、媒体の状態、搬送位置と搬送制
御、アクチュエータ制御について概念図と共に更に詳し
く述べる。 【0076】3.1 図21は、制御ブロック図を示
す。制御装置(CPU)に接続する10個の主要要素に
付記した符号は、図1以降の各図に付したものと同じも
のである。ROMはRead Only Memor
y,RAMはRandam Access Memor
yである。 【0077】3.2 図22は、本発明の機構を概念的
に表したものであり、機構中複数個同一部品が存在した
ために図1〜図20において各部を識別する「a,b,
c,d〜」などのサブ符号を省略してある。図22は媒
体が挿入されておらず待機状態にあることを示す。 【0078】3.3 図23,図24は、媒体挿入方向
が2方向のみの従来機と同じ限られた外形寸法の中に4
方向に対応する磁気ヘッドと媒体圧接用のヘッドプレス
ローラ2組を集積したために新たに派生する問題を説明
する図である。もし、ヘッドプレスローラー0130を
開放するという本発明が採用する制御をしないで、媒体
を搬送する場合には以下のような不都合が生じる。図2
3の媒体0100が第1磁気ヘッド0102でデータ読
み書きのため図において右方向に搬送されているとき、
媒体の左端が第2磁気ヘッド0103とそれに対向する
ヘッドプレスローラ0130に挟まれている状態から脱
出する瞬間に負荷の変動が生じてデータに揺らぎが生じ
てエラーの原因となる。また、媒体0100が図におい
て左方向に搬送されているときは、媒体の左端が第2磁
気ヘッド0103とヘッドプレスローラ0130が圧接
している狭間に突入する瞬間に負荷の変動が生じてデー
タに揺らぎが生じてエラーの原因となる。図24は、第
2の磁気ヘッド0103でデータ読み書きを行っている
場合に第1磁気ヘッド0102とヘッドプレスローラ0
130が圧接している狭間に媒体が突入する瞬間及び媒
体の搬送が反転してそこを脱出する瞬間にデータの揺ら
ぎが生じることを説明するものである。 【0079】3.4 ヘッドプレスローラ上開放,下通
常モード(媒体磁気面が上の場合) 前出「1.1」項のモードの制御過程を説明するもので
ある。 【0080】図25は磁気面が上に向いた媒体が挿入さ
れ、第1センサ0195aが制御装置(CPU)に検出
信号を送り、搬送モータ0101が回って搬送を始め、
媒体は更に進んで第2磁気ヘッド0103に達して、磁
気面が上に向いていることを検出し、この媒体に対し第
2磁気ヘッド0103が読み書きを担当することを判断
したところである。 【0081】図26は、第2磁気ヘッドで読み書きを続
行しながら媒体0100が第4センサ0195dに達
し、第4センサ0195dからの検出信号を制御装置
(CPU)が受けて、第1磁気ヘッド上のヘッドプレス
ローラ0130を開放するよう第1アクチュエータ01
04を付勢した状態を示す。 【0082】図27は、第1磁気ヘッド0102とそれ
に対向するヘッドプレスローラ0130の抵抗を受ける
ことなく第2磁気ヘッド0103でのデータ読み書きを
終わりまで続けられる状態を示す。 【0083】図28は、媒体が読み書きを終えて更に搬
送されて第5センサ0195eを通過したところで、第
1アクチュエータ0104の開放方向付勢を解除した状
態を示す。 【0084】以上の制御は、媒体の前後が逆に挿入され
て、搬送が出口から挿入口方向に行われる場合も同様に
処理される。 【0085】3.5 ヘッドプレスローラ上通常、下開
放モード(媒体磁気面が下の場合) 前出「1.2」項のモードの制御過程を説明するもので
ある。 【0086】図29は、磁気面が下に向いた媒体が挿入
され、「1.1」項と同様の過程で媒体0100が第2
磁気ヘッド0103に達して、磁気面が下に向いている
ことを検出し、この媒体は第1磁気ヘッド0102が担
当することを判断したところである。 【0087】図30は、第2磁気ヘッド0103がデー
タの読み書きをしないで媒体0100が第4センサ01
95dに達し、第4センサ0195dからの検出信号を
制御装置(CPU)が受けて第2磁気ヘッド0103上
に対向するヘッドプレスローラ0130を開放するよう
第2アクチュエータ0105を開放方向に付勢した状態
を示す。 【0088】図31は、媒体0100が第2磁気ヘッド
0103とそれに対向するヘッドプレスローラ0130
の抵抗を受けることなく第1磁気ヘッドでデータの読み
書きが行われている状態を示す。 【0089】図32は、媒体0100の左端が第4セン
サ0195dを通過したところで第2アクチュエータ0
105の開放方向付勢を解除した状態を示す。媒体の前
後が逆になった場合も「2.4」と同様である。 【0090】3.6 リトライ(再試行)モード (媒
体磁気面が下の場合にて代表する) 前出「2.3」項、「2.4」項に係わるモードである
が、上下が反転しているだけで類似のため、「2.4」
にて代表して説明する。 【0091】図33は、客が取扱中折り曲げの変形を加
えた媒体が挿入され、「3.5」と同様の過程を経て媒
体0100の折り曲げ部が第1磁気ヘッドに達して、ヘ
ッドプレスローラ0130が与圧スプリング0180だ
けの与圧力(例えば100gf)の場合、ヘッドプレス
ローラ0130を浮き上がらせて媒体の磁気面が第1磁
気ヘッドに密着せずデータの読み書きが不完全になる状
態を表す。 【0092】リトライモードではひとまず折れ曲がり媒
体を通常与圧のみの状態でエラーが発生したら、制御装
置(CPU)が、媒体を再度挿入口まで戻し、リトライ
(再試行)を指令する。図34は媒体がその位置に戻さ
れると共に第1アクチュエータ0104に加圧方向の付
勢をするよう指令を出し、第1磁気ヘッド0102に対
向するヘッドプレスローラの圧接力を増大(例えば5倍
の500g)した状態で媒体の到来を待つ状態を表す。 【0093】図35は、その強力な圧接力の下で変形を
受けた媒体が第1磁気ヘッド0102に強く押しつけら
れながらデータの読み書きを行っているところを表す。 【0094】図36は、その状態のもとでエラー無く読
み書きを終えた媒体0100が更に搬送されて第5セン
サ0195eを通過したところで制御装置(CPU)画
題2アクチュエータ0105の開放方向付勢及び第1ア
クチュエータ0104の加圧方向の付勢を解除して通常
状態に復帰した状態を表す。 【0095】客の取り扱いにおいて変形を受けない媒体
は、通常与圧力(例えば100gf)で通常エラーを生
じることはない。少ない頻度で生じる強い変形を受けた
媒体のエラーを改善するために定常与圧力を増大する方
法もあるが、磁気ヘッドの磨耗寿命が短くなるという欠
点があった。本発明による、必要な時だけ、ヘッドプレ
スローラの圧接力を増大させる適応制御を行うことによ
り、磁気ヘッドの磨耗を最小限にしながらエラーの発生
を防止するという特徴がある。 【0096】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、 1.媒体を前後いずれの方向に挿入してもデータの読み
書きが可能な2方向用従来機の外形寸法を大きくしない
で表裏前後いずれの方向に挿入しても信頼性の高いデー
タの読み書きが出来るカードリーダライタを提供するこ
とが出来る。 2.客が取扱中、折り曲げ、しわ付けなど変形を加えた
媒体でもデータの読み書きが可能である。そして、上記
の効果により、従来機と互換性のある4方向型磁気カー
ドリーダライタが実現し、また、市場実働状態でのサー
ビスコールが激減することが期待できる製品を提供する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施例に係り全体を中央で破断し
て右側面から見た図である。 【図2】 図1の矢視A−Aから見た下側機構を示す図
である。 【図3】 図1の矢視D−Dから見た上側機構を示す図
である。 【図4】 図1の矢視C−Cから見た下側機構底面前半
分を示す図である。 【図5】 図1の矢視B−Bから見た図である。 【図6】 図1の開閉機構が開いた状態を示す図であ
る。 【図7】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッドプ
レスローラ上開放、下通常モードに関する。 【図8】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッドプ
レスローラ上開放、下通常モードに関する。 【図9】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッドプ
レスローラ上開放、下通常モードに関する。 【図10】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッド
プレスローラ上開放、下通常モードに関する。 【図11】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッド
プレスローラ上通常、下開放モードに関する。 【図12】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッド
プレスローラ上通常、下開放モードに関する。 【図13】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッド
プレスローラ上通常、下開放モードに関する。 【図14】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッド
プレスローラ上通常、下開放モードに関する。 【図15】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッド
プレスローラ上開放、下加圧モードに関する。 【図16】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッド
プレスローラ上開放、下加圧モードに関する。 【図17】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッド
プレスローラ上開放、下加圧モードに関する。 【図18】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッド
プレスローラ上加圧、下開放モードに関する。 【図19】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッド
プレスローラ上加圧、下開放モードに関する。 【図20】 本発明の動作を説明する図であり、ヘッド
プレスローラ上加圧、下開放モードに関する。 【図21】 本発明に係る制御ブロック図の一例を示
す。 【図22】 本発明の機構を概念的に表した図である。 【図23】 本発明による制御をしない場合に生じる問
題を説明するための図である。 【図24】 本発明による制御をしない場合に生じる問
題を説明するための図である。 【図25】 ヘッドプレスローラ上開放,下通常モード
と媒体の関係を説明する図である。 【図26】 ヘッドプレスローラ上開放,下通常モード
と媒体の関係を説明する図である。 【図27】 ヘッドプレスローラ上開放,下通常モード
と媒体の関係を説明する図である。 【図28】 ヘッドプレスローラ上開放,下通常モード
と媒体の関係を説明する図である。 【図29】 ヘッドプレスローラ上通常、下開放モード
と媒体の関係を説明する図である。 【図30】 ヘッドプレスローラ上通常、下開放モード
と媒体の関係を説明する図である。 【図31】 ヘッドプレスローラ上通常、下開放モード
と媒体の関係を説明する図である。 【図32】 ヘッドプレスローラ上通常、下開放モード
と媒体の関係を説明する図である。 【図33】 リトライ(再試行)モードであり、変形を
受けた媒体でのデータ読み書き過程を説明する図であ
る。 【図34】 リトライ(再試行)モードであり、変形を
受けた媒体でのデータ読み書き過程を説明する図であ
る。 【図35】 リトライ(再試行)モードであり、変形を
受けた媒体でのデータ読み書き過程を説明する図であ
る。 【図36】 リトライ(再試行)モードであり、変形を
受けた媒体でのデータ読み書き過程を説明する図であ
る。 【図37】 2方向の従来機の機構を説明する図であ
る。 【図38】 2方向の従来機の機構を説明する図であ
る。 【図39】 2方向の従来機の機構を説明する図であ
る。 【図40】 2方向の従来機の機構を説明する図であ
る。 【図41】 2方向の従来機の機構を説明する図であ
る。 【符号の説明】 0101…搬送モータ、0102a,0102b…第1
磁気ヘッド、0103a,0103b…第2磁気ヘッ
ド、0104…第1アクチュエータ、0105a,01
05b…第2アクチュエータ、0115…下側走行案内
板、0116,0117…上側走行案内板右、上側走行
案内板左、0121a,0121b…開放、固定用ラッ
チ、0123a,0123b…ヘッドプレスローラアー
ム、0124a,0124b…ヘッドプレスローラアー
ム、0125a,0125b…テンションアーム、01
26…アクチュエータシャシ、0127…スライドプレ
ート、0128a,0128b…ヘッドセンタプレスロ
ーラアーム、0129…モータシャシ、0130a,0
130b,0130c,0130d…ヘッドプレスロー
ラ、0131…モータ出力プーリ、0132…駆動力受
けプーリ、0133a…駆動プーリ、0133b…プー
リ、0134a…下搬送ベルト中間支えプーリ、013
4b…上搬送ベルト中間支えプーリ、0136a,01
36b…ベルトテンションプーリ、0137a…上搬送
ベルト駆動プーリ、0137b…プーリ、0138a…
両側フランジ付きプーリ、0138b…両側フランジ付
きプーリ、0138c…両側フランジ付きプーリ、01
38d…両側フランジ付きプーリ、0139a…ヘッド
センターベルトプレスローラ、0140a,0140b
…パワードライブギア、0150…駆動元シャフト、0
151…支持シャフト、0152a,0152b…支持
シャフト、0153a,0153b…支持シャフト、0
154a,0154b,0154c,0154d…支持
シャフト、0155…支持シャフト、0156…支持シ
ャフト、0157…ラッチシャフト、0158a,01
58b,0158c,0158d…支持シャフト、01
59a,0159b,0159c,0159d…ヘッド
プレスローラアームシャフト、0160a,0160b
…テンションローラアームシャフト、0161a,01
61b…アクチュエータシャフト、0162a,016
2b…ヘッドセンタベルトプレスローラアームシャフ
ト、0163a,0163b…ヘッドセンターベルトプ
レスローラシャフト、0169…ヒンジ、0180a,
0180b,0180c,0180d…ヘッドプレスロ
ーラ与圧スプリング、0181a,0181b…ラッチ
スプリング、0184a,0184b,0184c,0
184d…バランススプリング、0185a,0185
b…ヘッドプレス加圧スプリング、0186a,018
6b…バランススプリング、0187a,0187b…
ヘッドプレス加圧スプリング、0190…モータ出力ベ
ルト、0191…下搬送ベルト、0192…上搬送ベル
ト、0195a,0195b,0195c,0195
d,0195e…光センサー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 修 神奈川県鎌倉市上町屋345番地 株式会社 青菱コミュニティ内 Fターム(参考) 5B058 CA31 5B072 AA02 CC27 DD05 5D091 AA11 FF20 JJ21

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 媒体を搬送するための搬送面を構成する
    搬送機構を駆動する搬送モータと、搬送面を挟んで磁極
    面を上に向けた第1の磁気ヘッド及び磁極面を下に向け
    た第2の磁気ヘッドを隣接して配置し、各々の磁気ヘッ
    ドに媒体を圧接しながら回転可能なヘッドプレスローラ
    を設け、前記ヘッドプレスローラの各々の回転軸を振子
    式アームに取り付け、前記各アームに対して、ヘッドプ
    レスローラの圧接方向とは反対方向に回転させ開放する
    か、または、圧接方向に回転させて更に加圧するかの双
    方向に回転させるアクチュエータと、媒体の走行位置を
    感知するセンサー及び磁気ヘッドからの信号を受けて、
    搬送モータの起動停止、駆動方向、及びアクチュエータ
    の開放、加圧を制御する制御装置からなることを特徴と
    する適応加圧型4方向磁気カードリーダライタ。
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