JP2003067471A - 車管理装置、車、検出装置、料金計算装置、認証用カード、及び予約管理装置 - Google Patents

車管理装置、車、検出装置、料金計算装置、認証用カード、及び予約管理装置

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JP2003067471A
JP2003067471A JP2001219327A JP2001219327A JP2003067471A JP 2003067471 A JP2003067471 A JP 2003067471A JP 2001219327 A JP2001219327 A JP 2001219327A JP 2001219327 A JP2001219327 A JP 2001219327A JP 2003067471 A JP2003067471 A JP 2003067471A
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car
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English (en)
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Fumiyoshi Aisaka
文義 逢坂
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カーシェアリングやレンタカーにおいて、共用
される車を有効に管理し、且つ利用者にとっても使い勝
手のよい管理態様を実現する。 【解決手段】車管理装置を、共用される車の利用許可者
に関する識別記号を記憶し、その利用許可者の識別記号
の入力を受け付けて、その受け付けた識別記号と記憶し
た識別記号とを比較して一定の関係があるか否かを判断
した上で、それらの間に一定の関係があると判断したと
きは車が使用可能になるように制御するように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーシェアリング
やレンタカー等に適用することができる車管理装置、
車、検出装置、料金計算装置、認証用カード、及び予約
管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、車の増加に伴う地球温暖化現象や
環境破壊、事故増加等の諸問題への配慮、または駐車場
費用の高騰などによる車の個人所有に係るコストへの配
慮から、複数の特定人で車を共有するというカーシェア
リングという車の利用態様が広まりつつある。またレン
タカーという車の利用態様も、同様の問題への解決方法
の一つとしてかねてから実施されているところである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなカーシェア
リングやレンタカーにおいては、上述の問題点を解消で
きることをはじめとして、その他にも車の台数を削減し
たり、個人での車の維持管理を不要としたり、公共交通
機関の利用が促進されるなどの様々なメリットが得られ
る。特に交通が過密状態にあり維持費用も高額である都
市部においては、カーシェアリングやレンタカーに対す
るニーズが大きいものと考えられている。
【0004】特にカーシェアリングでは、上述のように
特定の複数人で車を共有するため、車そのものの管理、
車の貸出時や返却時におけるキーの管理、利用者による
忘れ物の管理、利用者への課金等の料金の管理などをは
じめとする有用な管理システムが求められている。ま
た、レンタカーでは不特定の複数人に車が貸し出される
が、やはり同様の有用な管理システムの存在が肝要であ
る。
【0005】そこで本発明は、カーシェアリングやレン
タカーにおいて、共用される車を有効に管理し、且つ利
用者にとっても使い勝手のよい管理態様を実現すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の車管
理装置は、利用許可者に関する識別記号を記憶する許可
者記憶手段と、識別記号の入力を受け付ける入力手段
と、前記入力手段で読み取った識別記号と前記許可者記
憶手段に記憶した識別記号とを比較して一定の関係があ
るか否かを判断する比較判断手段と、前記比較判断手段
が前記入力手段で読み取った識別記号と前記許可者記憶
手段に記憶した識別記号に一定の関係があると判断した
ときは車が使用可能になるように制御する制御手段とを
有することを特徴とするものである。
【0007】ここで、「利用許可者」とは、所定の貸し
出される車を利用することに対して許可を受けている者
のことをいい、「利用許可者に関する識別記号」とは、
利用許可者である家族、グループ、会社または団体若し
くはこれらの代表などに与えられているIDやID及び
パスワード等を意味している。
【0008】また、入力手段では、前記識別記号が記憶
されているカードからその識別記号を読み取るようにし
てもよいし、利用者が自己の識別記号をキーボード入力
したものを読み取るようにするなど、入力の具体的態様
は問わない。
【0009】さらに、「一定の関係」には、例えば家族
や会社の代表者を利用許可者としている場合に、その代
表者と一定の関係を有する者(代表者が世帯主の場合に
はその家族、会社の代表者の場合には従業者等)が含ま
れ、前記比較判断手段及び制御手段においては、利用許
可者の識別記号のみならず、入力手段で受け付けた識別
番号が前記「一定の関係を有する者」に付与された識別
記号である場合にも、車を使用可能にするようにしてい
る。
【0010】また、「使用可能にする」ことには、使用
が許可された車の番号を表示したり、車のキーを収納し
ている箱等が開いたり、その箱からキーが出てきたり、
車を収容している車庫が開いたりするなどの種々の態様
が挙げられる。
【0011】このようなものであれば、例えばあるマン
ション内の住人で車を共有するカーシェアリングや、会
社内の従業員で社用車を共有する場合、不特定の顧客で
車を共用するレンタカーの場合などにおいて、その車の
利用許可を受けている者またはその者の関係者の個人認
証を行った上で車を使用可能となるようにしているた
め、それらの者への車の貸し出しを容易に行うことがで
きる。なお、このような構成の車管理装置は、いわゆる
乗用車に限らず、二輪車や作業車等の車両一般の管理に
適用することができる。
【0012】また、車自体で利用者の個人認証を行い、
認証された場合に車のドアのカギを開けるようにする態
様であっても、上記の車管理装置と同様に車の管理を容
易に行うことができる。そこで、既存の車に大きな変更
を加えることなく車自体で貸出の管理を行い得る好まし
い態様の車としては、識別記号が記憶されたカードのバ
ーコードを読み取るために車の外部、すなわち外側に備
え付けられた読取手段または車の外部の情報処理装置と
無線で通信する通信手段またはカード読み取り装置と、
使用許可にかかる識別記号を記憶する識別記号記憶手段
とを有し、前記読取手段または前記通信手段で取得した
識別記号と前記識別記号記憶手段に記憶した識別記号が
一致したときまたは他の条件を満たしたときに車の扉の
カギを開放するようにしたものが挙げられる。
【0013】一旦貸し出した車が返却される際には、車
に傷が付いている場合や車内に忘れ物がある場合があ
る。そのような場合にも前記車管理装置において、車に
新たな傷が付けられたか否か、若しくは忘れ物があるか
否かの状態を把握し得るようにするには、車を撮影した
映像データの入力を受け付け、その受け付けた映像デー
タを記憶するようにしたり、さらにその記憶した撮影結
果を過去の撮影結果と比較し比較結果を出力するように
するとよい。さらに、車の撮影に際しては、車の位置お
よび向きを計測し、その計測結果に基づいて撮影装置の
位置および方向を制御するようにすれば、撮影した画像
の比較処理が容易となり、計算時間が短く信頼性の高い
結果が得られるようになる。そのためには、例えば車に
発信器を少なくとも2個取り付けておき、その発信器の
位置を測定した上で、測定した発信地の位置から測定装
置であるカメラの位置と方向を決定し、その決定された
位置にカメラを配置して決められた方向で自動的に撮影
するようにする態様が考えられる。その他にも、所定の
車庫内等で車が停止した後に撮影を自動的に行い、撮影
結果をパターン認識して車の位置と方向を測定し、その
パターン認識による車の位置の測定結果からカメラの位
置を方向を決定した上で、その決定された位置にカメラ
を配置して決められた方向で自動的に撮影するようにす
る態様も考えられる。さらに、以上に説明した車の撮影
のタイミングは、車が所定の位置に止まった後、収納庫
が閉じられた後、車のカギを閉められた後か車のカギが
返却された後またはこれらの後一定時間後とすればよ
い。
【0014】特に、車内の忘れ物の有無を容易にチェッ
クすることができる検出装置として好ましいものには、
車の質量を計測する質量計測手段と、車の質量を記憶す
る質量記憶手段と、前記質量計測手段の計測結果と前記
質量記憶手段の記憶内容に基づいて、車の中の燃料の質
量か体積またはタンクかボンベ内の液面の高さか圧力を
表す情報若しくはこれらから求まる情報を用いて車の質
量の変化を検出する検出手段とを有するものが挙げられ
る。このように、使用による車の燃料の変化を除いた車
の質量変化によって、車内に忘れ物があるか否かを検出
することができるようになる。これと同様に、車の質量
変化によって忘れ物の有無を検出し得る他の検出装置の
態様としては、車の質量を計測する複数の質量計測手
段、または車の複数箇所の質量を計測できる質量計測手
段と、車の質量を記憶する質量記憶手段と、前記質量計
測手段の計測結果と前記質量記憶手段の記憶内容を用い
て車の質量の変化を検出する検出手段とを有するものが
挙げられる。
【0015】その他、車内を撮影した画像を車の使用前
後で比較することにより忘れ物の有無をチェックし得る
検出装置として好ましいものには、車の内部を撮影する
撮影手段と、撮影画像を記憶する撮影画像記憶手段と、
前記撮影手段の撮影結果と前記撮影画像記憶手段の記憶
内容から変化を検出する検出手段からなるものが挙げら
れる。
【0016】特にカーシェアリングにおいては、車を共
有している人に対して車の使用状況に応じた課金を行う
ことになる。そのために好適な料金計算装置としては、
共有の車の持ち出しか返却日時および借り出し者か費用
負担先を識別するための費用負担先識別子を記憶する貸
出状況記憶手段と、前記貸出状況記憶手段の内容から料
金を計算する計算手段とを有するものが挙げられる。こ
こで計算される料金には、料金そのものや、料金の負担
率等が含まれる。なお、車を借りだした者と費用を負担
する者とが一致しない場合には、上述のように借り出し
者の代わりに費用負担先を識別する費用負担先識別子を
記憶するようにすればよい。また、車を利用した者が利
用予定時間を超えて使用する場合もあり得ることから、
それに好適に対応するには、前記料金計算装置におい
て、車の貸し出し予定を記憶しておき、その記憶内容を
用いて料金を計算するようにするとよい。さらに、例え
ば休日などの車の利用を希望する者が多くなるときには
利用料を高く設定するなど、時間帯によって利用料を変
化させる場合も考えられるため、前記料金計算装置にお
いて、時間帯と単価を関連付けて記憶しておき、その記
憶内容を用いて料金を計算するようにすればよい。その
際、車の利用予約の状況によっても単価を変更するよう
な態様に対応するためには、料金計算装置において、記
憶された貸出予定の内容を用いて、時間帯別に関連付け
られた単価の記憶の内容を書き換えるようにすればよ
い。
【0017】その他、車の使用状態に応じた好適な課金
が行える料金計算装置としては、車から、車の使用によ
り変化するパラメータに関する情報、例えば燃料の量、
蓄電池に蓄電された電荷の量、燃料の種類、走行距離、
タイヤの摩耗度またはブレーキの摩耗度若しくはこれら
に関する情報を受信し、その受信した情報を用いて料金
を計算するようにしたものが挙げられる。このような料
金計算装置に対応する車としては、車の使用により変化
するパラメータ、例えば燃料の量、蓄電池に蓄電された
電荷の量、燃料の種類、走行距離、タイヤの摩耗度また
はブレーキの摩耗度若しくはこれらに関する情報を発信
するようにした車が挙げられる。
【0018】さらにその他にも、使用前後における車の
状態の変化として、例えばガソリンの量、バッテリの状
態、座席の汚れ具合、タイヤの減り具合、車体の汚れ具
合等を指標にして課金を行うようにした料金計算装置と
しては、車の状態に関する情報を入力して記憶し、さら
にその記憶内容を用いて料金を計算するようにしたもの
であってもよい。
【0019】前述の利用許可者に対する車の利用の可否
を決定する車管理装置及び車の両方に一枚で対応して、
車の管理や料金徴収等を良好に行うことができ、利用者
も使いやすい認証用カードとしては、車管理装置が読み
取ることが出来る情報と、車に設けた情報読み取り手段
が読み取ることが出来る情報の両方を記憶することが出
来る認証用カードが挙げられ、このような認証用カード
には、情報を記憶することができるバーコードと磁気ス
トライプの両方を設けておくと便利である。
【0020】また、上述の車の管理に伴って、車の予約
管理を好適に行うことができる予約管理装置としては、
車の希望予約情報を受け付ける受付手段と、予約情報を
記憶する予約情報記憶手段と、前記受付手段が受け付け
た希望予約情報と前記予約情報とを用いて情報処理する
情報処理手段と、前記情報処理手段の結果に基づいて予
約情報記憶手段の記憶内容変更または情報処理結果の全
部か一部の送信をする予約処理手段と、識別情報を受信
する受信手段と、前記受信手段により受信された識別情
報に基づいて予約情報記憶手段の内容を検索する検索手
段とを有し、前記検索手段の結果を用いて車の貸し出し
をするための装置を動作させるための情報を送信する機
能を有するものが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0022】この実施形態は、本発明をあるマンション
内の複数の住人(ユーザ)で所定台数の車を共有するカ
ーシェアリングシステムについて適用したものである。
図1は、同システム全体の機器構成図である。同図中、
Sは、このシステムを管理する管理センターに設置され
ているサーバコンピュータ(以下、「管理サーバ」と称
する)である。また、Pは、当該マンションの管理人室
等の公共スペースに設置されたパーソナルコンピュータ
(以下、「管理人室パソコン」と称する)であり、この
管理人室パソコンPには、共有される車(以下、「共用
車」)CARの鍵を保管する電子金庫Qや、マンション
の各室においてユーザが使用するパーソナルコンピュー
タ(以下、「端末」と称する)Uにマンション内LAN
を通じて接続されている。さらに管理人室パソコンP
は、PHSを用いたPIAFSやBluetooth等
の無線通信により、共用車CARを保管しているマンシ
ョン内駐車場に設置された画像撮影伝送装置Rや、共用
車CARの窓部(例えばガラス面部分に隣接する部位)
に取り付けられた車載ユーザ認証機Tに、無線アダプタ
ADPを介して双方向通信可能に接続されている。ま
た、前記画像撮影伝送装置Rには、駐車場内の共用車C
ARを撮影するためのカメラCAM(好ましくはデジタ
ルカメラやデジタルビデオカメラ)が通信可能に接続さ
れている。そして、これら管理サーバSと、管理人室パ
ソコンP及び端末Uは、ルータROU等を介して通信回
線(本実施形態ではインターネットNETであるが、そ
の他CATV等でもよい)に接続されており、双方向通
信可能な状態となっている。なお、マンション外の管理
センターを利用せず、マンション内のみで共用車CAR
を管理するカーシェアリングシステムを構築する場合に
は、例えば前記管理人室パソコンQに、前記管理サーバ
Sと同等の機能を持たせるようにしてもよいし、それ以
外にも管理サーバSの一部の機能を管理人室パソコンP
が奏するようにしてもよい。
【0023】本実施形態では、前提として、マンション
の管理組合等が前記管理センターが運営するカーシェア
リングシステムに入会金や年会費を支払うことにより加
入しており、当該マンションの住人のうち共用車CAR
を利用する契約をした者をユーザとして、それらユーザ
に個別の認証用カードCARDが発行されているものと
する。この認証用カードCARDは、例えば図2に示す
ように、表面(同図(a))にユーザの氏名とIDとが
記載されている他、バーコード部BCを設け、裏面(同
図(b))に磁気ストライプ部MSを設けたものであ
る。これらバーコード部BCと磁気ストライプ部MSに
は、共に共通の情報として、当該ユーザの氏名や所属マ
ンションに関する情報(マンション名やそのマンション
に割り当てられた識別情報)等の情報が、ユーザ毎の識
別記号であるIDに関連付けて記録されている。なお、
本実施形態では説明の簡単化のため、マンションの各世
帯単位を一ユーザとして各ユーザに一枚の認証用カード
CARDを発行しているものとするが(法人単位、契約
単位で認証用カードCARDを発行してもよい)、共用
車CARを利用する者が複数名いる世帯には同一世帯で
あることが認識できるようにした(一例として、ID番
号の一部分のみを異ならせるようにした)認証用カード
CARDを各個人毎に発行するようにしてもよい。ま
た、共用車CAR(車載ユーザ認証機Tを含む)や、画
像撮影伝送装置R(カメラCAMを含む)、管理人室パ
ソコンP、電子金庫Q等は、管理センターによりマンシ
ョンの管理組合にリース等の形式で提供されており、こ
れら各設備の保守点検は管理センターによって行われて
いるものとする。さらに、ユーザは共用車CARの使用
後に燃料をフルに補充して所定の駐車スペースへ返却す
ると決められているものとする。
【0024】本実施形態では、管理サーバSは、図3に
示すようにCPU101、内部メモリ102、HD等の
外部記憶装置103、キーボードやマウス等からなる入
力装置104、ディスプレイ等の表示装置105、モデ
ムやルータ等の通信インタフェース106等を有してお
り、その他にデータベース機能等のサーバコンピュータ
としての一般的な機能を備えたものである。また、管理
人室パソコンPや端末Uも同様に、図4に示すように、
CPU111、内部メモリ112、外部記憶装置11
3、入力装置114、表示装置115、通信インタフェ
ース116等を有する汎用コンピュータである。なお、
端末Uについては、パーソナルコンピュータに限らず、
携帯電話やPHS、PDA等の各種情報処理端末を適用
することもできる。
【0025】次に、管理サーバS、電子金庫Q、画像撮
影伝送装置R、車載ユーザ認証装置Tがそれぞれ有する
諸機能について図5に示す機能構成ブロック図を参照し
て説明する。以下に説明する各装置の機能は、記憶装置
103等に記憶させたプログラム等にしたがってCPU
101や周辺機器が作動することによって奏されるもの
である。特に電子金庫Q、画像撮影伝送装置R、車載ユ
ーザ認証装置Tについては、管理サーバSから必要に応
じてダウンロードなどされる情報に基づいて、プログラ
ムを書き換えられるようにしておくこともできる。な
お、本実施形態において管理人室パソコンPは、管理サ
ーバSと電子金庫Q、画像撮影伝送装置R及び車載ユー
ザ認証装置Tとの情報のやりとりについて主として中継
する機能を奏している。
【0026】まず、管理サーバSは大きく分類して、予
約管理装置としての機能(予約管理機能)、車管理装置
としての機能(車管理機能)、料金計算装置としての機
能(料金計算機能)、共用車CARのドア開閉制御機能
を発揮するものである。具体的に管理サーバSは、予約
管理機能は、予約受付手段11、予約情報記憶手段1
2、予約情報処理手段13、予約処理手段14、識別記
号受信手段15、検索手段16、車管理機能制御手段1
7等の諸手段が発揮する機能によって、ユーザによる共
用車CARの予約状況を管理するものである。また、車
管理機能は、許可者記憶手段21、入力手段22、比較
判断手段23、金庫制御手段24、計測手段31、カメ
ラ制御手段32、映像データ受付手段33、映像データ
記憶手段34、撮影結果比較手段35等の諸手段が奏す
る機能によって、ユーザによる共用車CARを利用する
際の管理を行い、また、共用車CARの使用後における
車体及び車内の状態(傷の有無、忘れ物の有無)の管理
を行うものである。料金計算機能は、貸出状況記憶手段
41、計算手段42が奏する機能によって、ユーザに課
金を行うための料金計算をするものである。また、ドア
開閉制御機能は、ドア制御手段51が発揮する機能によ
って、ユーザが共用車CARを利用する際及び利用後に
おけるドアの開閉を制御するものである。
【0027】また、電子金庫Qは、認証用カードCAR
Dの磁気ストライプ部MSに記憶された情報を読み取る
カードリーダ部Qa、その読み取った情報を抽出するカ
ード情報抽出部Qb、ユーザによるテンキー等からのパ
スワードの入力を受け付けるパスワード入力部Qc、当
該電子金庫Qの扉の開閉を制御する施・開錠制御部Q
d、管理人室パソコンPを介しての管理サーバSとの情
報通信を司る通信制御部Qe等を有している。
【0028】画像撮影伝送装置Rは、管理サーバSから
受信した実行命令に従ってカメラCAMの動作を制御す
る撮影制御部Ra、撮影した画像を処理する画像処理部
Rb、画像処理したデータを通信可能な形態に処理する
撮影データ処理部Rc、管理人室パソコンPを介しての
管理サーバSとの情報通信を司る通信制御部Rd、共用
車CARの位置を測定する位置測定部Re等を有してい
る。
【0029】車載ユーザ認証装置Tは、認証用カードC
ARDのバーコード部BCに記憶された情報を読み取る
バーコードリーダ部Ta、その読み取った情報を抽出す
るカード情報抽出部Tb、共用車CARのドアの開閉を
制御するドア開閉制御部Tc、、管理人室パソコンPを
介しての管理サーバSとの情報通信を司る通信制御部T
d等を有している。
【0030】ここで、管理サーバSの各手段について、
各機能毎に端末U、電子金庫Q、画像撮影伝送装置R、
車載ユーザ認証装置Tの機能等に関連付けて具体的に説
明する。
【0031】まず、予約管理機能において、予約受付手
段11は、ユーザの端末Uからのアクセスを受け付け
て、当該ユーザの共用車CARに関する希望予約情報を
受信するものである。ここで、受信した希望予約情報
は、例えば図6に示すように、ユーザID、所属マンシ
ョンID、希望予約日時(時間)、希望する共用車CA
Rがあればその番号(なければnull)等の情報から
なる。
【0032】予約情報記憶手段12は、ある時点におけ
る共用車CARの予約状況を示す情報を蓄積するもので
ある。ここで、予約情報は、例えば図7に示すように、
予約番号、ユーザID、予約時刻、予約共用車番号等の
情報が各マンション毎のテーブルに蓄積されている。
【0033】予約情報処理手段13は、前記予約受付手
段11で受信した希望予約情報に基づいて予約情報記憶
手段12に蓄積されている予約情報を検索し、希望予約
情報を予約情報として新規に入れてよいか否かを判断す
るものである。
【0034】予約処理手段14は、前記予約情報処理手
段13の判断結果に基づいて、予約情報記憶手段12の
記憶内容を更新するものである。具体的に、前記希望予
約情報を予約情報として新規に入れると判断された場合
には、その希望予約情報を以て新たに予約情報に加える
ことになる。それと同時に、予約が取れた旨を端末Uに
送信する。また、希望予約情報通りに予約を入れられな
かった場合には、その旨を端末Uに返信し、ユーザに対
して再度の希望予約情報の入力・送信を促すようにして
いる。
【0035】識別記号受信手段15は、希望予約情報通
りに予約が取れた旨の情報を端末Uに送信した場合、そ
の情報を確認したことを示す情報としてユーザが端末U
から送信した当該ユーザのユーザIDを受信するもので
ある。
【0036】検索手段16は、前記受信したユーザID
に基づいて予約情報記憶手段12の記憶内容である予約
情報を検索するものである。
【0037】車管理機能制御手段17は、前記検索手段
16による検索の結果、該当する予約情報を抽出し、そ
の予約情報を次に説明する車管理機能の許可者記憶手段
21に送るものである。
【0038】次に車管理機能において、許可者記憶手段
21は、前記車管理機能制御手段17から受け取った予
約情報を基に、予約すなわち共用車CARの利用につい
て許可された者のユーザIDをはじめとする利用許可者
情報を記憶するものである。ここで、利用許可者情報
は、例えば図8に示すように、予約番号、ユーザID、
貸出時刻、返却予定時刻、返却実績(未返却の場合はn
ull)、共用車番号等の情報から構成され、マンショ
ン毎のテーブルに記録されている。なお、この利用許可
者情報は随時更新されている。
【0039】入力手段22は、共用車CARの予約をし
たユーザの認証用カードCARDの磁気ストライプ部M
Sの記録内容が電子金庫Qのカードリーダ部Qaに読み
取られ、その情報のうちユーザIDがカード情報抽出部
Qbによって抽出され、さらにパスワード入力部Qcに
所定のパスワードが入力された場合、通信制御部Qeか
ら管理人室パソコンPを経て送信された前記ユーザID
及びパスワードを受信するものである。
【0040】比較判断手段23は、前記入力手段22で
受信し受け付けたユーザID及びパスワードと許可者記
憶手段21に記憶されている情報とを比較照合し、受け
付けたユーザIDが予約したユーザであるか否かを判断
するものである。この比較照合の際には、予約時刻を確
認するために所定のタイマから現在時刻を取得するよう
にしている。
【0041】金庫制御手段24は、前記比較判断手段2
3で予約したユーザが確認された場合、電子金庫Qの扉
を開ける旨の情報を管理人室パソコンPを介して電子金
庫Qの通信制御部Qeへ送信するものである。この通信
制御部Qeで受信された情報に基づいて施・開錠制御部
Qdが動作し、電子金庫Qの扉が自動的に開いて予約さ
れた共用車CARの鍵が取り出せる状態となる。なお、
一旦開けられた電子金庫Qの扉は、鍵の取り出し後に閉
められるとオートロック機能により自動的に施錠される
ようになっている。なお、この電子金庫Qは、共用車C
ARの貸出時と同様に返却時にも認証用カードCARD
による個人認証を経てその扉を開閉し、借り出された共
用車CARの鍵を返却させるようにも機能する。
【0042】計測手段31は、共用車CARが所定の駐
車位置に返却された後、その共用車CARのドアが施錠
され鍵が電子金庫Qに返却され、前記金庫制御手段24
によって電子金庫Qの扉が施錠された情報を受け取った
場合、画像撮影伝送装置Rの位置測定部Reを作動させ
て共用車CARの位置及び向きを測定させるものであ
る。そして、その測定結果に基づいて、カメラ制御手段
32によって共用車CARを測定するカメラCAMの位
置及び撮影方向を撮影制御部Raを介して制御するよう
にしている。
【0043】映像データ受付手段33は、撮影制御部R
aに制御されたカメラCAMにより撮影された共用車C
ARの映像が、画像処理部Rb及び撮影データ処理部R
cにより所定の処理が行われ、通信制御部Rdを介して
送信された場合、その映像データを受信するものであ
る。
【0044】映像データ記憶手段34は、前記映像デー
タ受付手段33で受信した映像データを記憶するもので
ある。
【0045】撮影結果比較手段35は、同一の共用車C
ARについて少なくとも前回撮影された映像データが蓄
積されている所定の映像データ蓄積部3Dにおける前回
の(すなわち使用前の)撮影データと、前記映像データ
記憶手段34で記憶した映像データとを比較するもので
ある。これは、使用により車体に傷が付けられたか否
か、車体の汚れ具合、あるいは車内に忘れ物がないか否
かを自動的に判断するために行われる。
【0046】料金計算機能における貸出状況記憶手段4
1は、前記利用許可者情報等に基づいて、共用車CAR
の貸出状況情報を記憶するものである。具体的にこの貸
出状況情報は、例えば図9に示すように、借り出し者で
あるユーザのユーザID、貸出日時及び返却日時(未貸
出、未返却の場合はnull)、共用車番号、費用負担
先に係る情報(本実施形態ではマンションの世帯単位で
認証用カードを発行しているため、ユーザIDと一致す
る)が記録されている。
【0047】計算手段42は、共用車CARが所定の駐
車位置に返却された後、その共用車CARのドアが施錠
され鍵が電子金庫Qに返却された場合、前記貸出状況に
基づいて所定の計算プログラムによって利用に係った費
用を計算するものである。計算された費用については、
例えば月一回の割合で集計し、端末Uに送信するように
してもよいし、所定の請求書を出力するようにしてもよ
い。
【0048】ここで、共用車CARが予定の返却日時を
過ぎてから返却されることがあり得ることから、例えば
図10に示すように、前記料金計算機能において貸出予
定記憶手段43を設けておき、予定の返却時刻を越えて
共用車がCARが返却されれば、過した時間分の料金が
割り増しとなるようにしてもよい。さらに、所定の日や
曜日によって異なる単価を設定した単価記憶手段44を
設けたり、予約状況を参照して単価を書き換えるように
して、それら単価に基づいて計算手段42にて料金の計
算を行うようにしてもよい。
【0049】ドア開閉制御機能におけるドア制御手段5
1は、鍵を入手したユーザの認証用カードCARDのバ
ーコード部BCからその記録内容が共用車CARの車載
ユーザ認証装置Tにおけるバーコードリーダ部Taによ
って読み取られ、その情報のうちユーザIDがカード情
報抽出部Tbによって抽出され、通信制御部Tdから管
理人室パソコンPを経て送信された場合、前記ユーザI
Dを受信し、そのユーザIDが正規の予約がなされたユ
ーザであるか否かの確認を行った上で、前記鍵によって
ドアの開錠を許可する情報を前記通信制御部Tdへ返信
するものである。この情報を受信した車載ユーザ認証装
置Tでは、ドア開閉制御部Tcによって前記鍵でドアの
開錠を待機するようにしている。また、共用車CARの
返却時においても、このドア制御手段51は、共用車C
ARのドアが鍵によって施錠され、且つその鍵が電子金
庫Qに正しく返却された旨の情報を受けた場合に、共用
車CARのドアを最終施錠する旨の情報を車載ユーザ認
証装置Tへ送信する機能も有している。
【0050】なお、車のドアを開けるときのユーザ認証
については、バーコードを車の窓に取り付けられたバー
コード読み取り装置でバーコードを読み取ることによっ
てユーザ認証をしてもよいし、車の外部にカード読み取
り機を取り付けておきカードの磁気ストライプを読み取
って認証しても良い。または、ユーザ識別情報を記憶し
たICカード・携帯電話・時計等の情報処理装置を無線
で読み取る装置を車に取り付けておき、ICカードをか
ざしたとき等にそのICカード等と無線で通信をしてユ
ーザ認証をするようにしても良い。
【0051】バーコードで認識する場合には、車の透明
部分に光を出して反射率を検出する装置を取り付ければ
よいので、装置の取り付けが容易であり、取り外したと
きに車に傷が残らないか小さいという効果がある。ま
た、カード読み取り機の場合は、認証カードの偽造がバ
ーコードよりも困難であるという効果がある。また、I
Cカード等で認識する場合には、装置の取り付けが容易
であり、取り外したときに車に傷が残らないか小さく、
カード等の偽造が困難であるという効果がある。
【0052】次に、本システムの利用方法の一例を、予
約段階、利用開始段階、利用終了段階の各段階に分け
て、図11〜図16に示す管理サーバSの動作を表すフ
ローチャート図を参照して説明する。
【0053】まず、予約段階について図11を用いて説
明する。管理サーバSは端末UからのインターネットN
ETを通じたアクセスを受け付けると、所定の予約ペー
ジを送信して端末Uのブラウザ等に表示させる(ステッ
プS1)。この表示された予約ページに基づいて、ユー
ザが端末Uに入力して送信した希望予約情報を受信する
と(ステップS2)、その希望予約情報に基づいて予め
蓄積されている予約情報を検索し(ステップS3)、希
望予約情報を新規に予約情報に加えてよいか否かを判断
する(ステップS3a)。希望予約情報通りに予約する
と判断した場合は、予約情報を更新し(ステップS
4)、希望通りに予約が取れた旨の情報を端末Uに送信
する(ステップS5)。なお、希望通りに予約が取れな
いと判断した場合は、その旨及び再度の予約ページの送
信が行うことになる。予約が取れた旨の情報を受信した
端末Uから、それを確認することを示すユーザIDを管
理サーバSが受信すると(ステップS6)、そのユーザ
IDに基づいて前記更新された予約情報を検索し(ステ
ップS7)、当該ユーザIDを含む予約情報があれば
(ステップS8;Y)その予約を確定し(ステップS
9)、さらに許可者記憶手段21へ予約情報を送る(ス
テップS10)。該当する予約情報がなかった場合は
(ステップS8;N)、正規のユーザからのアクセスで
はないと判断されて手続が終了する。
【0054】次に、利用開始段階について図12及び図
13を用いて説明する。共用車CARの予約を得たユー
ザが自分の認証用カードCARDを電子金庫Qのカード
リーダ部Qaに通しパスワード入力部Qcにパスワード
を入力すると、電子金庫Qは認証用カードCARDの磁
気ストライプの記録内容を読み取って抽出し、その情報
のうちユーザIDと前記入力されたパスワードを管理サ
ーバSへ送信する。これに対して管理サーバSがこれら
ユーザID及びパスワードを受信すると(図12,ステ
ップS11)、このユーザIDと記憶されている利用許
可者情報とを比較し、当該ユーザIDを含む利用許可者
情報があれば(ステップS12;Y)、所定のタイマか
ら現在時刻を取得する(ステップS13)。この現在時
刻が利用許可者情報に含まれる貸出時刻より後であれば
(ステップS14;Y)、電子金庫Qに対して扉を開け
る旨の情報を送信する(ステップS15)。この情報を
受信すると電子金庫Qの扉が開くので、ユーザは所定の
共用車CARの鍵を取り出すことができるようになる。
また、前記ステップS12において、受信したユーザI
Dに該当する利用許可者情報がない場合(N)には、正
規に予約したユーザではないと判断されることになり、
電子金庫Qの扉は開かず、管理サーバSの手続が終了す
る。また、前記ステップS14において、現在時刻が貸
出時刻よりも後である場合でも、利用許可者情報におけ
る該当共用車CARの返却実績がOKであれば(ステッ
プS14a)、すなわち予約された共用車CARが所定
の駐車スペースに返却されている状態にあれば、電子金
庫Qの扉を開ける旨の情報を送信するようにして、ユー
ザが共用車CARを利用できるようにしている。なお、
予約された共用車CARが駐車スペースに返却されてい
ない場合や、その共用車CARが不慮の事故や故障等が
原因で使用不能な状態になっている場合など、当該ユー
ザが予約した共用車CARを利用できない場合には、他
の共用車CARに空きがあれば利用できるようにフレキ
シブルに対応できるようにしてもよい。
【0055】そして、所定の鍵を取得したユーザが、所
定の共用車CARの車載ユーザ認証装置Tのバーコード
リーダ部Taに自分の認証用カードCARDのバーコー
ド部BCにおける記録内容を読み取らせると、車載ユー
ザ認証装置Tは読み取ったユーザIDを管理サーバSへ
送信する。管理サーバSは、このユーザIDを受信する
と(図13,ステップS21)、このユーザIDを利用
許可者情報等と照合して正規のユーザIDであるか否か
を確認した上で(ステップS22)、鍵で共用車CAR
のドアのロックを解除できる状態にする情報である開錠
待機情報を車載ユーザ認証装置Tへ送信する(ステップ
S23)。この状態となってはじめて、ユーザは鍵を用
いて共用車CARのドアを開けることができるようにな
る。そして、ユーザが実際に鍵でドアを開けると、その
旨の情報を車載ユーザ認証装置Tから管理サーバSが受
信し(ステップS24)、記録されている貸出状況情報
を更新する(ステップS25)。具体的には、貸出中の
共用車CARに対応するユーザID及び予約番号を有す
る貸出状況情報のうち、貸出日時を記録するとともに、
返却日時の欄をnullとする。
【0056】最後に、利用終了段階について、図14,
図15及び図16を用いて説明する。ユーザが共用車C
ARを所定の駐車スペースに返却し、その共用車CAR
のドアを鍵でロックすると、その旨の情報が車載ユーザ
認証装置Tから送信され、管理サーバSがこれを受信す
る(図14,ステップS31)。また、ユーザが共用車
CARの鍵を電子金庫Qに返却するために、認証用カー
ドCARDの磁気ストライプ部MSを電子金庫Qのカー
ドリーダ部Qaに読み取らせるとともに、パスワード入
力部Qcにパスワードを入力すると、これらユーザID
とパスワードが電子金庫Qから管理サーバSへ送信され
る。管理サーバSは、受信した(ステップS32)ユー
ザID等に基づいてユーザの本人認証を行い(ステップ
S33)、電子金庫Qの扉を開く旨の情報を電子金庫Q
へ送信する(ステップS34)。その情報に基づいて電
子金庫Qの扉が開き、鍵が返却された上で扉が閉じられ
ると、管理サーバSは、鍵が正常に返却された旨の情報
を電子金庫Qから受信し(ステップS35)、続いて、
共用車CARのドアを最終施錠する旨の情報を車載ユー
ザ認証装置Tへ送信する(ステップS36)。
【0057】引き続いて管理サーバSは、画像撮影伝送
装置Rに対して当該共用車CARの位置及び方向を計測
させるための情報を送信する(図15,ステップS4
1)。それに基づいて画像撮影伝送装置Rの位置測定部
Reが作動し共用車CARの位置と方向が計測される
と、管理サーバSはその計測結果を受信して(ステップ
S42)、受信した計測結果に基づいてカメラCAMの
位置と方法を制御した上で撮影を開始させる情報を画像
撮影伝送装置Rに送信する(ステップS43)。その結
果、カメラCAMによって共用車CARが撮影され画像
処理等が施された映像データを管理サーバSが受信し記
憶すると(ステップS44)、その記憶された映像デー
タと当該共用車CARについて蓄積されている前回の撮
影データとを比較して、車体の傷や汚れの有無、車内の
忘れ物の有無等を判断する(ステップS45)。ここ
で、車体に傷や汚れ、車内に忘れ物などがあると判断さ
れた場合には、管理サーバS及び対応するユーザの端末
Uへ通知を行うようにしてもよい。
【0058】また、管理サーバSは、鍵が正常に返却さ
れた旨の情報を電子金庫Qから受信した段階(前記ステ
ップS35)で、タイマから現在時刻を取得してその時
刻を貸出状況情報における返却日時の欄に記録する(ス
テップS51)。さらにこの貸出状況情報に基づいて、
所定の計算式等により利用料金を計算する(ステップS
52)。ここで、ユーザに対して例えば一月ごとに利用
料金を請求する場合などには、その期間の間、共用車C
ARの利用毎の利用料金を蓄積しておき、所定の時にそ
れら利用料金を集計して、所定の費用負担先に対する請
求書や利用明細書の発行、銀行口座等からの利用料金の
引き落とし等を行うようにすればよい。
【0059】なお、本発明は以上に説明した実施形態に
限られるものではない。例えば図17に示すように、管
理サーバSに共用車CARの車内における忘れ物チェッ
ク機能を設けるようにすることができる。この忘れ物チ
ェック機能は、駐車スペースに返却された共用車CAR
の質量を計測する質量計測手段61と、その計測結果を
記憶する質量記憶手段62と、記憶された質量と前回の
計測結果として記憶されている質量に基づいて、共用車
CARの質量変化を検出する検出手段63とを有してお
り、質量変化があれば、あるいは質量変化が所定量以上
であれば車内に忘れ物があると判断するようにしたもの
である。そして検出及び判断の際には、共用車CARの
中の燃料の質量か体積またはタンクかボンベ内の液面の
高さか圧力を表す情報に基づいて質量変化の補正を行う
ようにしてもよい。また、質量検出手段61を複数設け
るか、あるいは質量検出手段61を共用車CARの複数
箇所で質量を計測できるものとしてもよい。例えば複数
の質量検出手段61又は複数箇所で計測可能な質量検索
手段61によって、例えば共用車CARの各タイヤに掛
かる質量を測定する。そして、前回の測定結果に比べ
て、ガソリンタンクの近くのタイヤに掛かる質量が他の
タイヤに比べて変化しているときは、ガソリンの量が変
化したことによる共用車CARの質量の変化であること
が推定され、トランクの近くのタイヤに掛かる質量が他
のタイヤに比べて増加しているときはトランクの中に忘
れ物をしていることが推定されるのでユーザにトランク
内に忘れ物をしている可能性があることを知らせるよう
にすることができる。
【0060】また、複数箇所の質量計(測定装置)の測
定結果とガソリン等の量の両方の情報を用いればさらに
信頼性が高く、詳しい情報を得ることができる。ここ
で、例えば図18に示すように、質量検出手段61が4
つの質量計611、612、613、614で共用車C
ARの各タイヤW1,W2,W3,W4に掛かる質量を
計測し得るようにしており、燃料タンクFT内の燃料の
質量については別途計測できるようにしている場合につ
いて説明する。なお、この説明では忘れ物Xが1個であ
るということを前提としている。このような構成におい
て、燃料タンクFTの位置は各タイヤW1,W2,W
3,W4からそれぞれ(a,b,c,d)の距離にある
と示される。ここで、各質量計計611、612、61
3、614及び燃料の質量計の共用車CARの返却時及
び貸出時の測定結果が、図19に示すようにJ1,1、J
2,1、J3,1、J4,1、J5,1、J1,2、J2,2、J3,2、J
4,2、J5 ,2と与えられたとすると、図18に示した燃料
タンクFTの位置を考慮して、貸出後から返却後までの
共用車CARの質量の燃料と忘れ物による影響は、各タ
イヤW1,W2,W3,W4についてそれぞれ、(J
1,2−J1,1),(J2,2−J2 ,1),(J3,2−J3,1),
(J4,2−J4,1)となる。さらに、燃料の質量変化(J
5,2−J5,1)を差し引いて補正すると、補正後の各質量
計計611、612、613、614の測定結果は、 (J1,2-J1,1)-(J5,2-J5,1)x(bxd/(a+b)x
(c+d)) (J2,2-J2,1)-(J5,2-J5,1)x(axd/(a+b)x
(c+d)) (J3,2-J3,1)-(J5,2-J5,1)x(bxc/(a+b)x
(c+d)) (J4,2-J4,1)-(J5,2-J5,1)x(axc/(a+b)x
(c+d)) の各式で表される。
【0061】上記4式の計算で得られる値をそれぞれJ
1,3、J2,3、J3,3、J4,3とすると、この4つの値の合
計がプラスであれば、その値が忘れ物Xの重さであるこ
とが推定され、上記のように忘れ物Xが1個であるとい
う前提で、当該忘れ物Xの位置が推定できる。すなわ
ち、忘れ物Xの位置を各タイヤW1,W2,W3,W4
からの距離(a’,b’,c’,d’)で表すと、 a’=(J2,3-J4,3)/(J1,3+J2,3+J3,3+J4,3) b’=(J1,3-J3,3)/(J1,3+J2,3+J3,3+J4,3) c’=(J3,3-J4,3)/(J1,3+J2,3+J3,3+J4,3) d’=(J1,3-J2,3)/(J1,3+J2,3+J3,3+J4,3) という値が得られ、忘れ物Xの位置を特定できるように
なる。
【0062】その他、図20に示すように、車載ユーザ
認証装置Tに、共用車CARにおける燃料の量、蓄電池
に蓄電された電荷の量、燃料の種類、走行距離、タイヤ
の摩耗度またはブレーキの摩耗度若しくはこれらに関す
る情報等の使用により変化するパラメータに関する情報
を検出し管理サーバSへ送信するパラメータ変化量検出
手段Txを設ける一方、管理サーバSにはパラメータ変
化量受信手段43を設け、計算手段42によって前記受
信したパラメータの変化量に基づいて当該ユーザに対す
る課金すべき料金を計算するようにすることもできる。
【0063】また、以上の他にも、センタコンピュータ
Sに次のような予約管理機能を設けることによって、ユ
ーザに対する共用車CARの予約から貸出までを管理す
るようにすることができる。すなわち、ここで説明する
センタコンピュータSは、図21に示すように、前記実
施形態における予約管理機能とほぼ同様に、予約受付手
段11’、予約情報記憶手段12’、予約情報処理手段
13’、予約処理手段14’、識別記号受信手段1
5’、検索手段16’、金庫制御手段17’としての機
能を発揮するものである。なお、これらのうち予約受付
手段11’、予約情報記憶手段12’、予約情報処理手
段13’、予約処理手段14’については上記実施形態
と同様の機能を奏するものであるため簡単に説明する。
【0064】まず、予約受付手段11’は、ユーザの端
末Uからのアクセスを受け付けて、当該ユーザの共用車
CARに関する希望予約情報を受信するものであり、予
約情報記憶手段12’は、ある時点における共用車CA
Rの予約状況を示す情報を蓄積するものである。また、
予約情報処理手段13’は、前記受信した希望予約情報
に基づいて蓄積されている予約情報を検索し、希望予約
情報を予約情報として新規に入れてよいか否かを判断す
るものであり、予約処理手段14’は、予約情報処理手
段13’の判断結果に基づいて、予約情報記憶手段1
2’の記憶内容を更新するとともに、予約が取れた旨の
情報を端末Uに返信するものである。
【0065】さらに、識別記号受信手段15’は、予約
を取ったユーザが電子金庫Qに認証用カードCARを通
した場合、その電子金庫Qで読み取られ抽出された認証
用カードCARDに記録されているユーザIDを管理人
室パソコンPを介して当該電子金庫Qから受信するもの
である。
【0066】検索手段16’は、前記識別記号受信手段
15’で受信したユーザIDに基づいて前記予約情報記
憶手段12’を検索するものである。その検索の結果、
該当するユーザIDを含む予約情報が記録されている場
合に、電子金庫Qに対してその扉を開く旨の情報を送信
するのが金庫制御手段17’である。
【0067】このようなものであっても、共用車CAR
の予約管理から貸出までの手続を自動的且つ簡便に行う
ことができる。
【0068】その他、本発明を会社内における社用車の
共用システムに適用したり、レンタカーの管理システム
に適用するなど、種々応用することも可能であり、また
各部の具体的構成についても上記実施形態に限られず本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0069】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、複数人で車を共用するカーシェアリングやレンタカ
ーのシステムにおいて、車そのものの管理、車の貸出時
や返却時におけるキーの管理、利用者による忘れ物の管
理、利用者への課金等の料金の管理などをはじめとする
有用な管理システムを構築することができる。その結
果、カーシェアリングやレンタカーを利用する人口が増
加すれば、車の台数が減少することが見込まれ、交通渋
滞の緩和や環境問題の解決の一助とすることも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるシステムの概略的
な全体機器構成図
【図2】同実施形態における認証用カードを示す図
【図3】同実施形態の管理サーバにおける内部機器構成
【図4】同実施形態の管理人室パソコン及び端末におけ
る内部機器構成図
【図5】同実施形態のシステムにおける機能構成図
【図6】同実施形態における希望予約情報の一例を示す
【図7】同実施形態における予約情報の一例を示す図
【図8】同実施形態における利用許可者情報の一例を示
す図
【図9】同実施形態における利用状況情報の一例を示す
【図10】同実施形態における料金計算機能の変形例を
示す機能構成図
【図11】同実施形態における管理サーバの動作を示す
フローチャート
【図12】同実施形態における管理サーバの動作を示す
フローチャート
【図13】同実施形態における管理サーバの動作を示す
フローチャート
【図14】同実施形態における管理サーバの動作を示す
フローチャート
【図15】同実施形態における管理サーバの動作を示す
フローチャート
【図16】同実施形態における管理サーバの動作を示す
フローチャート
【図17】同実施形態における管理サーバの部分的な変
形例を示す機能構成図
【図18】同実施形態における質量計測手段の一例を示
す概略図
【図19】図18における質量計測手段による計測結果
のデータの一例を示す図
【図20】同実施形態におけるシステムの部分的な変形
例を示す機能構成図
【図21】同実施形態におけるシステムのさらに他の変
形例を示す機能構成図
【符号の説明】
11…(予約)受付手段 12…(予約情報)記憶手段、 13…(予約)情報処理手段 14…予約処理手段 15…(識別記号)受信手段 16…検索手段 17…(車管理機能)制御手段 21…許可者記憶手段 22…入力手段 23…比較判断手段 24…(金庫)制御手段 31…計測手段 32…(カメラ)制御手段 33…映像データ受付手段 34…映像データ記憶手段 35…撮影結果比較手段 41…貸出状況記憶手段 42…計算手段

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用許可者に関する識別記号を記憶する許
    可者記憶手段と、 識別記号の入力を受け付ける入力手段と、 前記入力手段で読み取った識別記号と前記許可者記憶手
    段に記憶した識別記号とを比較して一定の関係があるか
    否かを判断する比較判断手段と、 前記比較判断手段が前記入力手段で読み取った識別記号
    と前記許可者記憶手段に記憶した識別記号に一定の関係
    があると判断したときは車が使用可能になるように制御
    する制御手段とを有することを特徴とする車管理装置。
  2. 【請求項2】使用可能な車を撮影した映像データの入力
    を受け付ける映像データ受付手段と、 前記映像データ受付手段で受け付けた映像データを記憶
    する撮影結果記憶手段とを有することを特徴とする請求
    項1記載の車管理装置。
  3. 【請求項3】撮影結果を過去の撮影結果と比較し比較結
    果を出力する撮影結果比較手段を有することを特徴とす
    る請求項2記載の車管理装置。
  4. 【請求項4】車が所定の位置に止まった後、収納庫が閉
    じられた後、車のカギを閉められた後か車のカギが返却
    された後またはこれらの後一定時間後に車を撮影する撮
    影手段を有することを特徴とする請求項2または請求項
    3のいずれか記載の車管理装置。
  5. 【請求項5】車の位置および向きを計測する計測手段
    と、 前記計測手段の計測結果に基づいて撮影装置の位置およ
    び方向を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    請求項2から請求項4までのいずれか記載の車管理装
    置。
  6. 【請求項6】車の外部のカードのバーコードを読み取る
    読取手段または車の外部の情報処理装置と無線で通信す
    る通信手段またはカード読み取り装置と、 使用許可にかかる識別記号を記憶する識別記号記憶手段
    と、 前記読取手段または前記通信手段で取得した識別記号と
    前記識別記号記憶手段に記憶した識別記号が一致したと
    きまたは他の条件を満たしたときに車の扉のカギを開放
    することを特徴とする車。
  7. 【請求項7】車の質量を計測する質量計測手段と、 車の質量を記憶する質量記憶手段と、 前記質量計測手段の計測結果と前記質量記憶手段の記憶
    内容に基づいて、車の中の燃料の質量か体積またはタン
    クかボンベ内の液面の高さか圧力を表す情報若しくはこ
    れらから求まる情報を用いて車の質量の変化を検出する
    検出手段とを有することを特徴とする検出装置。
  8. 【請求項8】車の質量を計測する複数の質量計測手段、
    または車の複数箇所の質量を計測できる質量計測手段
    と、 車の質量を記憶する質量記憶手段と、 前記質量計測手段の計測結果と前記質量記憶手段の記憶
    内容を用いて車の質量の変化を検出する検出手段とを有
    することを特徴とする検出装置。
  9. 【請求項9】車の内部を撮影する撮影手段と、 撮影画像を記憶する撮影画像記憶手段と、 前記撮影手段の撮影結果と前記撮影画像記憶手段の記憶
    内容から変化を検出する検出手段からなる検出装置。
  10. 【請求項10】共有の車の持ち出しか返却日時および借
    り出し者か費用負担先を識別するための費用負担先識別
    子を記憶する貸出状況記憶手段と、 前記貸出状況記憶手段の内容から料金を計算する計算手
    段とを有する料金計算装置。
  11. 【請求項11】車の貸し出し予定を記憶した貸出予定記
    憶手段を有し、 計算手段において、前記貸出予定記憶手段の記憶内容を
    用いて料金を計算することを特徴とする請求項10記載
    の料金計算装置。
  12. 【請求項12】時間帯と単価を関連付けて記憶した単価
    記憶手段を有し、 前記計算手段において、前記単価記憶手段の記憶内容を
    用いて料金を計算することを特徴とする請求項11記載
    の料金計算装置。
  13. 【請求項13】貸出予定記憶手段の内容を用いて、単価
    記憶手段の内容を書き換えることを特徴とする請求項1
    2記載の料金計算装置。
  14. 【請求項14】車から、燃料の量、蓄電池に蓄電された
    電荷の量、燃料の種類、走行距離、タイヤの摩耗度また
    はブレーキの摩耗度若しくはこれらに関する情報を受信
    する受信手段と、 前記受信手段で受信した情報を用いて料金を計算する計
    算手段とを有することを特徴とする料金計算装置。
  15. 【請求項15】車から、その車の使用により変化するパ
    ラメータに関する情報を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した情報を用いて料金を計算する計
    算手段とを有することを特徴とする料金計算装置。
  16. 【請求項16】車の状態に関する情報を入力する入力手
    段と、 前記入力手段で入力した情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段の記憶内容を用いて料金を計算する計算手
    段からなる料金計算装置。
  17. 【請求項17】利用許可者に対する車の利用の可否を決
    定する車管理装置が読み取ることが出来る情報と、車が
    読み取ることが出来る情報の両方を記憶することが出来
    ることを特徴とする認証用カード。
  18. 【請求項18】バーコードと磁気ストライプの両方を有
    することを特徴とする請求項17記載の認証用カード。
  19. 【請求項19】車の希望予約情報を受け付ける受付手段
    と、 予約情報を記憶する予約情報記憶手段と、 前記受付手段が受け付けた希望予約情報と前記予約情報
    とを用いて情報処理する情報処理手段と、 前記情報処理手段の結果に基づいて予約情報記憶手段の
    記憶内容変更または情報処理結果の全部か一部の送信を
    する予約処理手段と、 識別情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された識別情報に基づいて予約
    情報記憶手段の内容を検索する検索手段とを有し、 前記検索手段の結果を用いて車の貸し出しをするための
    装置を動作させるための情報を送信する機能を有する予
    約管理装置。
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