JP2010271902A - 車両共用システム - Google Patents

車両共用システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010271902A
JP2010271902A JP2009122979A JP2009122979A JP2010271902A JP 2010271902 A JP2010271902 A JP 2010271902A JP 2009122979 A JP2009122979 A JP 2009122979A JP 2009122979 A JP2009122979 A JP 2009122979A JP 2010271902 A JP2010271902 A JP 2010271902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
information
wireless
server
authentication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009122979A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyoshi Shirai
邦佳 白井
Satoshi Tanaka
聡 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2009122979A priority Critical patent/JP2010271902A/ja
Publication of JP2010271902A publication Critical patent/JP2010271902A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、ユーザーが短時間で認証を行うことが可能な車両共用システムを提供することを課題とする。
【解決手段】ユーザーがサーバ13に車両15の予約を行うと、予約情報はサーバ13から各無線ゲートウェイ14及び無線ブリッジ17に送信され、無線ゲートウェイ14及び無線ブリッジ17に登録される。ユーザーの認証を行うときは、車載器16が認証情報を取得すると、これを近くの無線ゲートウェイ14や無線ブリッジ17に送信する。無線ゲートウェイ14や無線ブリッジ17は、この認証情報と登録されている予約情報を比較して認証を行い、その結果を車載器16に返信する。車載器16は返信結果がユーザーを認証するものであれば解錠する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンタカーやカーシェアリング等車両を複数の使用者での共用を実現する車両共用システムに関する。
車両を持たない人が、使用したいときのみ車両を使用することが出来る車両共用サービスを提供するものとしてレンタカーやカーシェアリングが知られている。
特許文献1はカーシェアリングシステムについての開示がある。
この特許文献1のカーシェアリングシステムでは、複数の住宅の居住者によって車両を共用させるためのものである。このシステムでは、利用者はサーバに予約希望を登録して車両のキーIDを受け取り、また車両を利用している間、車両に搭載された車載装置とサーバが通信をやりとりする。これによってサーバは、車両の利用状況を把握する。
また特許文献2には、カーシェアリングやレンタカー等に適用することができるシステムについて開示がある。
この特許文献2のシステムでは、管理センターにユーザー端末と接続されているサーバ及び電子金庫を、管理人室にパソコンを、駐車場にカメラを、及び車両内にユーザー認証装置を備えている。そしてユーザー端末から予約情報受信するとサーバはこれを蓄積し、予約登録を行う。そして予約登録を行ったユーザーが電子金庫のカード読み取り機によって認証用カードを読み取らせると、電子金庫の鍵が解錠され車両のキーが取り出せる。
ユーザーが車両のキーを解除すると、これはサーバに通知されて、車両の利用状況の管理に用いられる。そしてユーザーが車両を使用し終えて、駐車場に車両を返してキーをロックすると、カメラによって車両が撮影されて車両の状態がチェックされる。
特開2008−117076号公報 特開2003−67471号公報
上記特許文献1では、車両に搭載した車載器とサーバとが通信を行う構成なので、広域無線通信網等広範囲に無線接続が可能な通信機能を車載器に搭載する必要がある。そしてこのような無線通信は、出力が大きいので多くの電力を消費し、また通信コストが高く、ランニングコストがかさむ。
さらに上記特許文献2では、その構成として車両の駐車場に端末などを設ける必要があり、システム構築に費用がかかる。
さらに特許文献1、特許文献2では、車載器もしくはステーション端末からインターネットを介してサーバに接続して認証情報を送り、サーバから応答される認証結果に基づいて車両の鍵を解錠したり、ユーザーに鍵を渡したりする構成である。よってユーザーが車両のある場所に到着して、認証のためにカードを読み取らせたり、認証情報を入力してから、認証が得られ、ドアが解錠されて車両に乗り込める状態となるまで時間がかかる。
そこで本発明は、比較的簡単な構成で、安価にシステムを構築でき、また、ユーザーが短時間で認証を行うことが可能な車両共用システムを提供する。
本発明による車両共用システムは、サーバ、車両に搭載される車載器、及び前記車載器と通信を行う無線ゲートウェイを備え、ユーザーが前記サーバに予約情報を登録して、車両の使用を予約する車両共用システムにおいて、前記車載器は、前記ユーザーの認証情報を取得する認証情報取得部と、前記認証情報を特小無線送信し、応答を受信する無線通信部と、前記応答が前記ユーザーが認証されたことを示すとき、前記車両のドアを解錠する認証制御部と、を備え、前記無線ゲートウェイは、前記車載器と特小無線通信を行う無線通信部と、前記サーバと接続する通信部と、前記サーバから受信した前記予約情報を登録する予約情報保持部と、前記認証情報を受信すると、前記予約情報保持部内の予約情報と比較し、当該比較の結果に基づいた前記応答を返信する認証制御部と、を備え、前記サーバは、前記ユーザーが前記予約情報を登録すると当該予約情報を前記無線ゲートウェイに送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で、車両共用システムを構築できる。
また通信コストが安価な車両共用システムを構築できる。
更には、広域無線通信網の無線通信が届かない不感地帯に車両を保管することが出来る。
またユーザーの認証時間が短い車両共用システムを実現することが出来る。
更には車両の保管位置をユーザーに通知することが出来る車両共用システムを実現できる。
本実施形態の車両共用システムの概念図である。 本実施形態の車両共用システムで用いられる無線ゲートウェイの構成例を示す図である。 本実施形態の車両共用システムで用いられる無線ブリッジの構成例を示す図である。 本実施形態の車両共用システムで用いられる車載器の構成例を示す図である。 本実施形態の車両共用システムでのユーザーが車両を予約する際のシーケンスを示す図である。 本実施形態の車両共用システムでのユーザーが予約した車両のところへ行き、利用を開始する際のシーケンスを示す図である。 本実施形態の車両共用システムでのユーザーが車両の利用を終了して返却する際のシーケンスを示す図である。 本実施形態の車両共用システムでの車両を利用しようとするユーザーに、予約した車両の位置を知らせる場合のシーケンスを示す図である。
以下に図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の車両共用システムの概念図である。
本実施形態の車両共用システム1では、各車両15−1〜15−nの駐車場に無線ゲートウェイ14を設ける。そして各車両15−1〜15−nに搭載された車載器16−1〜16−nと携帯電話網などの広域無線通信網11との通信をこの無線ゲートウェイ14を介して行う。
そしてこのとき、無線ゲートウェイ14と広域通信回線との通信は広域無線通信網11を用いるが、無線ゲートウェイ14と各車載器16−1との通信は、WLANやZigbeeのような特定小電力無線(以下、特小無線)を用いる。したがって車載器16−1〜16−nの無線通信部は、出力の小さいもので良く、車載器16−1〜16−nを安価で、低消費電力のものとして構成することが出来る。また広域無線通信網11との通信は、無線ゲートウェイ14を介して行われるので、通信コストを抑えることが出来る。
この本実施形態の車両共用システム1では、車両15−1〜15−nが、車載器16−1〜16−nが無線ブリッジ14と特小無線によって通信を行うことにより、インターネット12を介してサーバ13にアクセスすることが出来る。
また本実施形態の車両共用システム1では、広域無線通信網11からの電波が届かない不感地も車両15の駐車位置と出来るように、無線ブリッジ17を設けても良い。この無線ブリッジは、広域無線通信網11からの電波を受信できる位置に設置された無線ブリッジ17aと電波が届かない不感地に設置された無線ブリッジ17bからなり、両者は無線もしくは有線で通信接続されている。
この無線ブリッジ17を設けることにより、地下等の不感地に駐車されている車両15−nでも、車載器16−nが無線ブリッジ17bと特小無線によって通信を行うことにより、車載器16−nに対する通信は無線ブリッジ17aによってブリッジされて無線ゲートウェイ14と接続されるので、車載器16−nは無線ゲートウェイ14から広域無線通信網11及びインターネット12を介してサーバ13にアクセスすることが出来る。
次に本実施形態の車両共用システム1で用いられる無線ゲートウェイ14、無線ブリッジ17及び車載器16の構成について説明する。
図2は、本実施形態の車両共用システム1で用いられる無線ゲートウェイ14の構成例を示す図である。この無線ゲートウェイは、本実施形態の車両共用システム1で使用する車両15−1〜15−n近辺に設置される。
同図において、無線ゲートウェイ14は、広域無線通信部21、広域通信制御部22、無線通信部23、無線制御部24、データ制御部25、検索制御部26a、認証制御部27a及び予約情報保持部28aを備えている。
広域無線通信部21は、広域無線通信網11と無線接続を行うものである。広域通信制御部22は、広域無線通信部21を制御して広域無線通信網11とのデータのやりとりを行うものである。無線通信部23は、車載器16や無線ブリッジ17と特小無線接続を行うものである。無線制御部24は、無線通信部23を制御して特小無線通信を行うものである。データ制御部25は、広域通信と特小無線通信のデータプロトコルを変換する。またデータ制御部25は、車載器17もしくは無線ブリッジ16から予約者の認証情報を取得した場合、これを検索制御部26aに渡し、得られる検索結果を認証制御部27に通知し、認証制御部27aから応答される認証結果を予約者の認証情報を送ってきた車載器17もしくは無線ブリッジ16に返す。検索制御部26は、データ制御部25から認証情報を受け取るとその認証情報内のユーザーID、パスワード等の情報が一致する予約情報が予約情報保持部28aに格納されているかどうかを検索し、検索結果をデータ制御部25に通知する。認証制御部27aは、データ制御部25から通知された検索結果に基づいて認証情報の認証を行い、結果をデータ制御部25に通知する。予約情報保持部28aは、車両の使用の予約についての情報である予約情報を格納するメモリである。予約情報保持部28aには、複数の予約情報がユーザーID等の認証情報で検索しやすいようなデータ形式で記憶されている。
このように本実施形態の無線ゲートウェイ14は、検索制御部26a、認証制御部27a及び予約情報保持部28aを備え、また予約情報保持部28aに予約情報を記録しているので、サーバ13にアクセスすることなく認証を行うことが出来る。
次に無線ブリッジ17の構成について説明する。
図3は、本実施形態の車両共用システム1で用いられる無線ブリッジ17の構成例を示す図である。
同図の無線ブリッジ17は、第1無線通信部31、第1無線制御部32、第2無線通信部33、第2無線制御部34、データ制御部35、及び検索制御部26b、認証制御部27b及び予約情報保持部28bを備えている。なお検索制御部26b、認証制御部27b及び予約情報保持部28bは無線ゲートウェイ14の検索制御部26a、認証制御部27a及び予約情報保持部28aと基本的に同じものである。
第1無線通信部31は、無線ゲートウェイ14もしくは他の無線ブリッジ17と特小無線接続を行うものである。第1無線制御部32は、第1無線通信部31を制御して、無線ゲートウェイ14もしくは他の無線ブリッジ17と特小無線通信を行うものである。第2無線通信部33は、車載器16もしくは他の無線ブリッジ17と特小無線接続を行うものである。第2無線制御部33は、第2無線通信部33を制御して、車載器16もしくは他の無線ブリッジ17と特小無線通信を行うものである。
なお図3は、図1の無線ブリッジ17aと17bの両方を1つの図で表したもので、実際には、第1無線通信部31は無線ブリッジ17aに、第2無線通信部33は、無線ブリッジ17bに格納されており、無線ブリッジ17aと17bは、有線通信もしくは無線通信によって接続されている。
データ制御部35は、第1無線通信部31で受信したデータを第2無線通信部33から送信したり、逆に第2無線通信部33で受信したデータを第1無線通信部31から送信したりする。またデータ制御部は、第2無線通信部33によって、車載器から受信した認証情報に対して、無線ブリッジ17の場合と同様、検索制御部26b及び認証制御部27bを用いて認証を行い、結果を送信元の車載器16に第1無線通信部31を用いて無線送信する。
このように本実施形態の車両共用システム1で用いられる無線ブリッジ17は、データの中継を行うブリッジ機能の他に、車載器16から受信した認証情報に対する認証処理を行うことが出来る。またこの認証処理を行う際に、サーバ13にアクセする必要がないので、認証情報を受信すると直ちに認証処理を行い、結果を返すことが出来る。
次に車載器16の構成について説明する。
図4は、本実施形態の車両共用システム1で用いられる車載器16の構成例を示す図である。
同図の車載器16は、無線通信部41、無線制御部42、データ制御部43、認証情報取得部44、認証制御部45、車両情報取得部46及びドア制御部47を備えている。
無線通信部41は、無線ゲートウェイ14もしくは無線ブリッジ17と特小無線接続を行うものである。無線制御部42は、無線通信部41を制御して、無線ゲートウェイ14もしくは無線ブリッジ17との特小無線通信を行うものである。データ制御部43は、認証制御部からのデータに基づいて無線ゲートウェイ14もしくは無線ブリッジ17に送る認証情報を生成するものである。またデータ制御部43は、送信した認証情報に対する認証結果を認証制御部45に転送する。さらにデータ制御部43は、車両情報取得部46からの車両情報を無線通信部31に転送し、サーバ13に送る。認証情報取得部44は、不図示のカードリーダが会員カードから読み取ったユーザーID、パスワード等の情報を認証制御部45に転送するものである。認証制御部45は、認証情報取得部44から得たデータをデータ制御部43に転送するものである。また認証制御部45は、データ制御部43から得た認証結果がユーザーが認証されたことを示していれば、ドア制御部47にドアの解錠や施錠を指示する。車両情報取得部46は、車両15内に設けられた各種センサからの、例えば走行距離、燃料消費量、利用時間等のデータをデータ制御部43に転送するものである。ドア制御部47は認証制御部45からの指示に基づいて車両15のドアの施錠や解錠を行うものである。
このように本実施形態の車両共用システム1で用いられる車載器16は、無線通信として特小無線のみを行うので、無線通信にかかるコストを抑えることが出来る。
次に本実施形態の車両共用システム1を用いた車両の使用の手順について説明する。
図5は、ユーザーが車両を予約する際のシーケンスを示す図である。
同図において、車両の予約を行うユーザーは、まずPCや携帯端末からインターネット12を介してサーバ13にアクセスする。そして表示されるフォームにしたがって、自己の認証情報(ユーザーID、パスワード)、予約する日時や利用する車両の車種、利用する車両の駐車場(ステーション)等の予約情報を入力する。この予約情報は、サーバ13の予約情報データベースに登録される。
またこのときサーバ13は、この予約情報を各無線ゲートウェイ14に送信し、各無線ゲートウェイ14は、自己が通信可能な無線ブリッジ17にこの予約情報を送り、これを受けた無線ゲートウェイ14は、自己が通信可能な他の無線ブリッジ17にこの予約情報を送る。そして各無線ゲートウェイ14と無線ブリッジ17は、自己の予約情報保持部28にこの予約情報を登録する。なおこのとき、既に同じ予約情報が予約情報保持部28に登録されていた場合には、新規の予約情報の登録は行わないのは言うまでもない。
このように本実施形態本実施形態の車両共用システム1では、ユーザーが予約を行うと、予約情報が各無線ゲートウェイ14や無線ブリッジ17に登録される。
次に本実施形態の車両共用システム1において、ユーザーが予約をした車両を使用する際の動作を説明する。
図6は、ユーザーが予約した車両15のところへ行き、利用を開始する際のシーケンスを示す図である。
ユーザーは、予約した車両15のところへ行き、その車両15内にある車載器16に接続されているカード読み取り機に、自己が保持する会員カードに記憶されている認証情報を読み取らせ、認証情報を読み取ったカード読み取り機は、これを車載器16に送信する。そして車載器16は、この認証情報を近隣にある無線ゲートウェイ14や無線ブリッジ17に送信し、認証依頼を行う。
認証依頼を受けた無線ゲートウェイ14もしくは無線ブリッジ17は、検索制御部26によって、自己の予約情報保持部28に転送された認証情報に対応する予約情報があるかどうかを調べ、その結果に基づいて認証制御部45が認証処理を行い、結果を車載器16に返信する。
この認証処理の結果に基づいて車載器16は、車両15のドアの施錠や解錠等の処理を行い、ユーザーは車両15の利用を開始する。
このように本実施形態の車両共用システム1では、車両15を利用する際の認証処理をサーバ13にアクセスすること無く、車両15の近辺に設置されている無線ゲートウェイ14もしくは無線ブリッジ17によって行われるので、従来の方法に比して、認証に要する時間を短くすることが出来る。
次にユーザーが車両15の利用を終了する際の手順について説明する。
図7は、ユーザーが車両15の利用を終了して返却する際のシーケンスを示す図である。
同図において、ユーザーは車両15の利用を終了し、複数ある駐車位置のうちの1つに車両15を駐車する。なおこの駐車位置は、使用した車両15が最初に駐車してあった位置でなくても良い。
ユーザーが車両から降りた後に、車載器16に対して利用終了通知を送信すると、車載器16は、車両情報取得部46によって走行距離、燃料消費量、利用時間等の各種車両情報を取得すると共に、ドアの施錠を行う。そして車載器16は、この車両情報にユーザーIDパスワード等の認証情報及び車載器IDを加え、これを車両情報1として無線ブリッジ17や無線ゲートウェイ14に送信する。
車両情報1を受信した無線ブリッジ17は、車両情報1内のユーザーIDによって自己の予約情報保持部28内の該当する予約情報を検索し、これを予約情報保持部28から削除する。そして無線ブリッジ17は、予約情報1に自己のID(ブリッジID)を加えたものを予約情報2として他の無線ブリッジ17もしくは無線ゲートウェイ14に送信する。
車両情報1もしくは車両情報2を受信した無線ゲートウェイ14は、受信した車両情報1もしくは車両情報2内のユーザーIDによって自己の予約情報保持部28を検索し、対応する検索情報を予約情報保持部28から削除する。そして無線ゲートウェイ14は、受信した車両情報1もしくは車両情報2に自己のID(ゲートウェイID)を加えて車両情報3を生成し、これをサーバ13に送信する。
車両情報3を受信したサーバ13は、この車両情報3内の利用時間等から課金情報を求めて記憶する。また車両情報3内のブリッジIDやゲートウェイIDから駐車された車両15の位置を求め、これを自己の車両情報データベースに保持する。
このように、本実施形態の車両共用システム1では、使用し終えた車両15をどこに駐車しても最終的にサーバ13にその位置が登録されるので、ユーザーは自由に車両15を返却することが出来る。
また各車両15−1〜15−nの位置は、サーバ13に登録されているので、これを新規ユーザーに通知することも出来る。
図8は、車両15を利用しようとするユーザーに、予約した車両15の位置を知らせる場合のシーケンスを示す図である。
同図においてユーザーは、携帯電話等の携帯端末からインターネット12を介してサーバ13にアクセスし、認証情報と共に予約車両の位置通知依頼を送信する。これを受けてサーバ13は、認証情報から対応する予約情報を求め、この予約情報からユーザーが予約した車両15に搭載されている車載器16の車載器IDを抽出する。そしてこの車載器IDを用いて車両情報データベースを検索し、対応する車載情報から車載器ID、ゲートウェイID、及びブリッジIDを抽出する。そして抽出されたゲートウェイID及びブリッジIDによって位置情報データベースを検索して対応する無線ゲートウェイ14及び無線ブリッジ17の位置を求め、そしてそれらの位置から車両15の駐車位置を示す位置情報を生成する。そしてこの位置情報をユーザーの携帯端末に返すことにより、ユーザーに車両15の位置を通知する。
このように本実施形態の車両共用システム1では、ユーザーに予約した車両15の駐車位置を通知することが出来る。この機能は、駐車位置が複数に別れていたり、駐車場が広かったり、立体駐車場であった場合等に特に有効である。
以上のように本実施形態の車両共用システム1によれば簡単な構成で、安価にシステムを構築でき、またランニングコストを抑えたシステム構築を行うことが出来る。
また本実施形態の車両共用システム1では、ユーザーが認証を行う際、短時間で認証処理を実現することが出来る。
さらには車両の保管位置をユーザーに通知することが出来る車両共用システムを実現できる。
また無線ブリッジを設けることにより、広域無線通信網の電波が届かないところにも車両を保管することが出来る。
なお上記説明では、無線ゲートウェイ14とインターネット12を広域無線通信を用いて接続していたが、本実施形態はこのような構成に限定されるものではなく、特小無線を用いて接続したり、有線接続を行う構成としても良い。
1 車両共用システム
11 広域無線通信網
12 インターネット
13 サーバ
14 無線ゲートウェイ
15 車両
16 車載器
17 無線ブリッジ
21 広域無線通信部
22 広域通信制御部
23、41 無線通信部
24 無線通信制御部
25、35、43 データ制御部
26a、26b 検索制御部
27a、27b、45 認証制御部
28a、28b 予約情報保持部
31 第1無線通信部
32 第1無線制御部
33 第2無線通信部
34 第2無線制御部
44 認証情報取得部
46 車両情報取得部
47 ドア制御部

Claims (4)

  1. サーバ、車両に搭載される車載器、及び前記車載器と無線通信を行う無線ゲートウェイを備え、ユーザーが前記サーバに予約情報を登録して、車両の使用を予約する車両共用システムにおいて、
    前記車載器は、
    前記ユーザーの認証情報を取得する認証情報取得部と、
    前記認証情報を送信し、前記サーバからの応答を受信する特定小電力無線通信部と、
    前記応答が前記ユーザーが認証されたことを示すとき、前記車両のドアを解錠する認証制御部と、
    を備え、
    前記無線ゲートウェイは、
    前記車載器と無線通信を行う特定小電力無線通信部と、
    前記サーバと接続する広域無線通信部と、
    前記サーバから受信した前記予約情報を登録する予約情報保持部と、
    前記認証情報を受信すると、前記予約情報保持部内の予約情報と比較し、当該比較の結果に基づいた前記応答を返信する認証制御部と、
    を備え、
    前記サーバは、前記ユーザーが前記予約情報を登録すると当該予約情報を前記無線ゲートウェイに送信する無線送信部と
    を備えることを特徴とする車両共用システム。
  2. 前記車両共用システムは、無線ブリッジをさらに備え、
    前記無線ブリッジは、
    前記車載器、前記無線ゲートウェイもしくは他の前記無線ブリッジと無線通信を行う特定小電力無線通信部と、
    前記車載器から受信した前記認証情報を前記無線ゲートウェイを介して前記サーバに送信し、応答を当該車載器に返信するデータ制御部と、
    前記無線ゲートウェイを介して前記サーバから受信した前記予約情報を登録する予約情報保持部と、
    前記認証情報を受信すると、前記予約情報保持部内の予約情報と比較し、当該比較の結果に基づいた前記応答を返信する認証制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両共用システム。
  3. 前記車載器、及び前記無線ゲートウェイは、自己に付せられたIDを記憶するID記憶部を備え、前記車載器は前記ユーザーから利用終了の通知を受信すると、自己に付せられたIDを含む車両情報を特小無線送信し、前記車両情報を受信した前記無線ゲートウェイは、前記予約情報保持部内の当該車両情報に対応する前記予約情報を削除すると共に、当該車両情報に自己に付せられたIDを含めて前記サーバに送信し、前記サーバは、当該車両情報を受信すると、当該車両情報を登録することを特徴とする請求項1に記載の車両共用システム。
  4. 前記サーバは、前記ユーザーから予約した前記車両の位置の通知依頼を受信すると、登録されている前記車両情報を参照して、当該車両の位置を示す位置情報を求め、当該位置情報を前記ユーザーに返信することを特徴とする請求項3に記載の車両共用システム。
JP2009122979A 2009-05-21 2009-05-21 車両共用システム Pending JP2010271902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009122979A JP2010271902A (ja) 2009-05-21 2009-05-21 車両共用システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009122979A JP2010271902A (ja) 2009-05-21 2009-05-21 車両共用システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010271902A true JP2010271902A (ja) 2010-12-02

Family

ID=43419879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009122979A Pending JP2010271902A (ja) 2009-05-21 2009-05-21 車両共用システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010271902A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012102471A2 (ko) * 2011-01-26 2012-08-02 주식회사 씨에스 디바이스 관리 시스템에서 디바이스 관리 장치 및 방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0816900A (ja) * 1994-06-28 1996-01-19 Hitachi Inf Syst Ltd レンタカー貸出返却システム
JP2002288784A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Yamada Kensetsu Kk カーレンタルシステム
JP2003006787A (ja) * 2001-06-21 2003-01-10 Nissan Motor Co Ltd 車両共同利用システム
JP2003067471A (ja) * 2001-06-15 2003-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車管理装置、車、検出装置、料金計算装置、認証用カード、及び予約管理装置
JP2007183749A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Nec Infrontia Corp 自動車管理装置、車載器、携帯端末、カーシェアリング管理システム、方法、およびプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0816900A (ja) * 1994-06-28 1996-01-19 Hitachi Inf Syst Ltd レンタカー貸出返却システム
JP2002288784A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Yamada Kensetsu Kk カーレンタルシステム
JP2003067471A (ja) * 2001-06-15 2003-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車管理装置、車、検出装置、料金計算装置、認証用カード、及び予約管理装置
JP2003006787A (ja) * 2001-06-21 2003-01-10 Nissan Motor Co Ltd 車両共同利用システム
JP2007183749A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Nec Infrontia Corp 自動車管理装置、車載器、携帯端末、カーシェアリング管理システム、方法、およびプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012102471A2 (ko) * 2011-01-26 2012-08-02 주식회사 씨에스 디바이스 관리 시스템에서 디바이스 관리 장치 및 방법
WO2012102471A3 (ko) * 2011-01-26 2012-09-20 주식회사 씨에스 디바이스 관리 시스템에서 디바이스 관리 장치 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6782673B2 (ja) 車両アクセス制御システム、車両アクセス制御の方法、及び、テザリングキット
CN110009757B (zh) 信息处理装置、信息处理方法、图像获取方法和非暂时性计算机可读存储介质
US11449823B2 (en) Information processing system, information processing method, information processing program
CN104794640B (zh) 基于云服务器端的车辆管理方法及其云服务器
CN110027569B (zh) 停车辅助服务管理装置及其控制方法、用户终端控制方法和非暂时性计算机可读取存储介质
CN109698854B (zh) 钥匙信息管理装置、钥匙信息管理方法和存储钥匙信息管理程序的计算机可读介质
JP2008242555A (ja) 駐車場予約システム、駐車場予約方法、駐車場管理サーバ、及びプログラム
US10891815B2 (en) Key information management device, management method of key information, computer-readable non-transitory storage medium storing key information management program
JP2009127284A (ja) 車両用電子キーシステム、予約サーバ、車両共用システム、解錠方法
US20220318743A1 (en) Delivery assistance device, delivery assistance method, and non-transitory computer-readable computer medium storing delivery assistance program
JP5588327B2 (ja) シェアリング車両の認証システム
CN109934974B (zh) 递送辅助装置、递送辅助方法和记录介质
CN109801009A (zh) 递送辅助装置、递送辅助方法和存储递送辅助程序的非暂时性计算机可读存储介质
JP2015052223A (ja) 制御装置及び電子キーシステム
CN109840604B (zh) 信息处理装置、信息处理方法和存储信息处理程序的非暂时性存储介质
CN114140914A (zh) 递送辅助装置、递送辅助方法和计算机介质
CN110047304A (zh) 停车辅助服务管理装置、使用支持方法、管理方法和非暂时性计算机可读存储介质
JP2010039773A (ja) 位置教示機能使用者認証システム及び位置教示機能使用者認証方法
JP2010271902A (ja) 車両共用システム
JP6760209B2 (ja) カーシェアリングシステム
JP2008240398A (ja) 車両管理システムおよび車両管理方法
JP2004295804A (ja) 駐車場予約プログラム、駐車場予約方法および駐車場予約装置
KR102214989B1 (ko) 개인이동수단 위탁 및 대여반납 시스템
TWI620142B (zh) Transportation vehicle rental system and rental method thereof
JP2004092352A (ja) 物品保管ケースを有し持ち運び可能な電子錠本体を含む電子錠システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130604